JPH11167676A - 注文データ管理システム - Google Patents

注文データ管理システム

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JPH11167676A
JPH11167676A JP24366898A JP24366898A JPH11167676A JP H11167676 A JPH11167676 A JP H11167676A JP 24366898 A JP24366898 A JP 24366898A JP 24366898 A JP24366898 A JP 24366898A JP H11167676 A JPH11167676 A JP H11167676A
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JP
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wireless
control device
terminal
order
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JP24366898A
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Koichi Sano
貢一 佐野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers

Abstract

(57)【要約】 【課題】無線携帯端末によりオーダ情報の無線送信と同
時に各種の照会情報を迅速かつ大量に受信可能にし、ま
た、各店員が連絡し合うことも可能にする。 【解決手段】売上情報を記憶部に保管し管理するPOS
端末41と、売上情報及びメニュー情報などの情報を保
管するシステム制御装置42と、オーダ情報を表示し、
かつオーダ完了を入力する表示/入力装置43と、オー
ダ情報を印刷する印刷装置44と、オーダ情報を入力し
て無線送信する無線携帯端末45と、この無線携帯端末
と全二重の無線リンクを用いて無線通信する無線基地局
46と、POS端末及びシステム制御装置と接続すると
ともに無線基地局と接続した通信制御装置48とを備
え、無線携帯端末は、システム制御装置に保管している
売上情報及びメニュー情報などを受信して表示する照会
手段と、他の無線携帯端末との間で音声等で通信する連
絡手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客のオーダ情報
を無線携帯端末を使用して入力し、これによりオーダを
エントリして作業者に知らせ、かつ、POS(Point of
Sales)端末にて売上情報を管理する注文データ管理シ
ステムに関し、特に、飲食店などで使用する注文データ
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の注文データ管理システムは、図1
0に示すように、レストラン部1に売上情報を管理、保
管するPOS端末2、店員が顧客からオーダをエントリ
し無線通信する無線携帯端末3、この無線携帯端末3と
無線通信を行う無線基地局4、この無線基地局4を制御
するとともに前記POS端末と通信を行うシステム制御
装置5を設けるとともに厨房6にオーダ内容を表示する
表示装置7、オーダ内容を印刷する印刷装置8及びオー
ダの完成情報などを入力する入力装置9を設け、店員が
無線携帯端末3を携帯して顧客からのオーダ情報をエン
トリすると、無線携帯端末3から無線基地局4を経由し
てシステム制御装置5にオーダ情報が知らされ、システ
ム制御装置5は受信したオーダ情報を厨房6の表示装置
7や印刷装置8に送信するとともにPOS端末2に知ら
せるようになっている。厨房6では表示あるいは印刷に
より顧客のオーダ情報を把握して調理を行い、完成する
と入力装置9からの完成情報の入力により店員に知らさ
れ、店員は調理した商品を該当する顧客のテーブルに配
膳する。そして、顧客は食事を終了するとレストラン部
1の出入口近くに配置したPOS端末で精算処理してか
ら外に出るという一連の作業を行うシステムであった。
【0003】また、特開昭63−211063号公報に
記載されたものは、図11に示すように、接客係が携帯
する端末装置11に入力機能と表示機能を持たせ、処理
装置12との間を通信インターフェース13を介して例
えば無線により双方向結合して端末装置11と処理装置
12との間のデータ転送を迅速に行い、かつ、処理装置
12に販売管理情報テーブル14を設け、接客係が必要
な販売管理情報を迅速に入手できるようにしている。ま
た、処理装置12は厨房に設置した出力装置15にオー
ダ情報を出力して知らせるようになっている。さらに、
処理装置12はキャッシュレジスタ16にオーダ情報な
どを送信して顧客の支払い処理に待機させるようにして
いる。
【0004】また、特開平1−306963号公報に記
載されたものは、図12に示すように、無線携帯端末2
1及びコントローラ22にそれぞれ無線送受信部23,
24を設け、無線携帯端末21とコントローラ22との
間の無線送信を双方向にすることで品切れ情報や付加情
報を無線携帯端末21の表示部25に表示するようにな
っている。
【0005】さらに、特開平3−110669号公報に
記載されたものは、図13に示すように、店舗コントロ
ーラ31に電子レジスタ32、送受信機33、カラーデ
ィスプレイ34及び伝票プリンタ35をそれぞれ接続す
るとともに携帯用無線式端末機36を設け、この無線式
端末機36を双方向通信にすることで接客係が調理状況
やメニューの出来上がり状況を厨房に行くことなく端末
機36で把握できるようにしている。また、調理状況、
出来上がり情報、品切れ情報、ナイフ・フォーク類の数
などのサービス情報、食事後のアフタメニュー情報を端
末機36で照会できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来例では、無線基地局と無線携帯端末との間の無線通
信に、例えば、電波産業会(Association of Radio Ind
ustries and Businesses、以下、ARIBと称する。)
の「特定小電力無線局400MHz 帯データ伝送用無線
設備標準規格(規格番号RCR STD17A)」に準
拠したような、伝送速度4,800bps程度の半二重
の無線を使用していたため、伝送速度が遅く、大量のデ
ータを送受信すると通信時間が長くなるという問題があ
った。
【0007】また、伝送速度が遅いため、無線携帯端末
が情報の照会機能を持っていてもデータ量の少ない情報
に用途が制限されていた。さらに、半二重の無線を使用
していたため、無線携帯端末から無線基地局へオーダの
送信と無線基地局から無線携帯端末への照会機能による
情報の送信を同時に行うことができず、無線伝送に要す
る処理時間が長くなるという問題があった。加えて、無
線基地局は同時に複数の無線携帯端末に対して無線通信
することができなかった。さらにまた、無線携帯端末の
送受信データとして、オーダ情報や照会情報に限られて
いたため、呼び出しなど店員間の連絡は放送や口頭で行
うことになり、店内の雰囲気が悪くなるなどの問題があ
った。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、無線携帯
端末と無線基地局の間で全二重の無線リンクを使用する
ことで、無線携帯端末はオーダ情報の無線送信と同時に
空きテーブル情報などの各種の照会情報を迅速に短時間
でしかも大量に受信でき、また、例えば、店舗内で各店
員がこの無線携帯端末を使用して連絡し合うことがで
き、店内の雰囲気を損なうこと無く迅速に業務を遂行で
きる注文データ管理システムを提供する。
【0009】また、請求項2記載の発明は、無線携帯端
末と無線基地局の間で時分割複信方式を使用した全二重
の無線リンクを使用することで、無線携帯端末はオーダ
情報の無線送信と同時に空きテーブル情報などの各種の
照会情報を迅速に短時間でしかも大量に受信でき、ま
た、例えば、店舗内で各店員がこの無線携帯端末を使用
して連絡し合うことができ、店内の雰囲気を損なうこと
無く迅速に業務を遂行でき、さらに、無線基地局が複数
の無線携帯端末との間で同時に無線通信ができて通信効
率を向上できる注文データ管理システムを提供する。
【0010】また、請求項3記載の発明は、無線携帯端
末と無線基地局の間で全二重の無線リンクを使用するこ
とで、無線携帯端末はオーダ情報の無線送信と同時に空
きテーブル情報などの各種の照会情報を迅速に短時間で
しかも大量に受信できるとともにメニュー情報の変更が
あっても迅速に対処できる注文データ管理システムを提
供する。
【0011】また、請求項4記載の発明は、無線携帯端
末と無線基地局の間で時分割複信方式を使用した全二重
の無線リンクを使用することで、無線携帯端末はオーダ
情報の無線送信と同時に空きテーブル情報などの各種の
照会情報を迅速に短時間でしかも大量に受信できるとと
もにメニュー情報の変更があっても迅速に対処でき、さ
らに、無線基地局が複数の無線携帯端末との間で同時に
無線通信ができて通信効率を向上できる注文データ管理
システムを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
売上情報を記憶部に保管し管理するPOS端末と、この
POS端末に内蔵又は別体に設け、売上情報及びメニュ
ー情報などの情報を保管するシステム制御装置と、作業
者にオーダ情報を通知するオーダ情報通知手段と、オー
ダ情報を入力し、無線送信する1又は複数の無線携帯端
末と、この無線携帯端末と全二重の無線リンクを用いて
無線通信する1又は複数の無線基地局と、POS端末及
びシステム制御装置と接続するとともに無線基地局と接
続した通信制御装置とを備え、無線携帯端末は、POS
端末又はシステム制御装置に保管している売上情報及び
メニュー情報などの各種情報を無線通信して表示する照
会手段と、他の無線携帯端末、POS端末或いはシステ
ム制御装置との間で音声、文字又は画像を通信する連絡
手段を設けたものである。
【0013】請求項2記載の発明は、売上情報を記憶部
に保管し管理するPOS端末と、このPOS端末に内蔵
又は別体に設け、売上情報及びメニュー情報などの情報
を保管するシステム制御装置と、作業者にオーダ情報を
通知するオーダ情報通知手段と、オーダ情報を入力し、
無線送信する1又は複数の無線携帯端末と、この無線携
帯端末と時分割複信方式を使用した全二重の無線リンク
を用いて無線通信する1又は複数の無線基地局と、PO
S端末及びシステム制御装置と接続するとともに無線基
地局と接続した通信制御装置とを備え、無線携帯端末
は、POS端末又はシステム制御装置に保管している売
上情報及びメニュー情報などの各種情報を無線通信して
表示する照会手段と、他の無線携帯端末、POS端末或
いはシステム制御装置との間で音声、文字又は画像を通
信する連絡手段を設けたものである。
【0014】請求項3記載の発明は、売上情報を記憶部
に保管し管理するPOS端末と、このPOS端末に内蔵
又は別体に設け、売上情報及びメニュー情報などの情報
を保管するシステム制御装置と、作業者にオーダ情報を
通知するオーダ情報通知手段と、オーダ情報を入力し、
無線送信する1又は複数の無線携帯端末と、この無線携
帯端末と全二重の無線リンクを用いて無線通信する1又
は複数の無線基地局と、POS端末及びシステム制御装
置と接続するとともに無線基地局と接続した通信制御装
置とを備え、無線携帯端末は、POS端末又はシステム
制御装置に保管している売上情報及びメニュー情報など
の各種情報を無線通信して表示する照会手段及び記憶部
を設け、オーダ情報の入力時にシステム制御装置から無
線基地局を経由してメニューデータを受信して記憶部に
格納し、この記憶部に格納したメニューデータに基づい
てオーダ情報を入力するものである。
【0015】請求項4記載の発明は、売上情報を記憶部
に保管し管理するPOS端末と、このPOS端末に内蔵
又は別体に設け、売上情報及びメニュー情報などの情報
を保管するシステム制御装置と、作業者にオーダ情報を
通知するオーダ情報通知手段と、オーダ情報を入力し、
無線送信する1又は複数の無線携帯端末と、この無線携
帯端末と時分割複信方式を使用した全二重の無線リンク
を用いて無線通信する1又は複数の無線基地局と、PO
S端末及びシステム制御装置と接続するとともに無線基
地局と接続した通信制御装置とを備え、無線携帯端末
は、POS端末又はシステム制御装置に保管している売
上情報及びメニュー情報などの各種情報を無線通信して
表示する照会手段及び記憶部を設け、オーダ情報の入力
時にシステム制御装置から無線基地局を経由してメニュ
ーデータを受信して記憶部に格納し、この記憶部に格納
したメニューデータに基づいてオーダ情報を入力するも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。なお、この実施の形態では、ARIBの
「第二世代コードレス電話システム標準規格(規格番号
RCR−STD28)」(英語版PERSONAL HANDY PHONE
SYSTEM RCR STANDARD)に準拠した無線方式と、PHS
(Personal Handy-phone System )インターネットアク
セスフォーラムの「PHS Internet Access Forum Standa
rd(PIAFS) 仕様書」に準拠した伝送制御手順を用いた場
合について述べる。
【0017】図1はシステム全体の構成を示すブロック
図で、飲食店の店舗A内には、精算部であるチェックア
ウトカウンタに配置した売上情報を記憶部に保管し管理
するPOS(Point of Sales)端末41、このPOS端
末41とは別体に設けた売上情報、オーダ情報及びメニ
ュー情報などの情報を保管するとともにシステム全体を
制御するシステム制御装置42、厨房に配置したオーダ
情報を表示する表示装置とオーダ情報の完成や削除など
の入力を行う入力装置を一体化した表示/入力装置4
3、同じく厨房に配置したオーダ情報を印刷する印刷装
置44、オーダ情報を入力し、無線送信する複数の無線
携帯端末45、この各無線携帯端末45と全二重の無線
リンクを用いて無線通信する複数の無線基地局46、前
記POS端末41、システム制御装置42、表示/入力
装置43及び印刷装置44とLAN47により接続する
とともに前記各無線基地局46と接続した通信制御装置
48をそれぞれ設けている。
【0018】前記通信制御装置48は、また、アナログ
回線、デジタル回線あるいは専用線などの通信回線49
により、ISDN(Integrated Services Digital Netw
ork)網、PSTN(Public Switched Telephone Netwo
rk )網或いはPHS網などの公衆網/専用線50と接
続し、この公衆網/専用線50に接続している店舗外の
パーソナルコンピュータ51やPHS事業者の無線基地
局52を介して無線携帯端末53と通信できるようにな
っている。
【0019】前記システム制御装置42は、通常のパー
ソナルコンピュータと同様な機器で、装置間の通信の制
御を行うようになっている。前記印刷装置44は、オー
ダ品を作成のための印刷や顧客への請求書の印刷などを
行うようになっている。前記表示/入力装置43は、タ
ッチパネル方式の表示、入力機能を持った装置で、現在
のオーダ状況を表示するとともにオーダ品の完成や削除
の入力を行うようになっている。前記表示/入力装置4
3並びに印刷装置44は、作業者にオーダ情報を通知す
るオーダ情報通知手段を構成するものである。
【0020】前記POS端末41は、売上情報を管理、
保管するとともにこの売上情報に基づいて顧客の支払い
業務に対処するようになっている。前記通信制御装置4
8は、前記無線基地局46を制御して前記無線携帯端末
45と通信を行うとともに、前記システム制御装置4
2、POS端末41、印刷装置44、表示/入力装置4
3との通信、並びに通信回線49を介しての店舗外の機
器との通信を制御するようになっている。
【0021】前記無線携帯端末45は、店員が携帯し、
顧客のオーダ情報を入力してそれを前記無線基地局46
に無線送信するオーダエントリ機能と、前記無線基地局
46及び通信制御装置48を介して前記システム制御装
置42にコマンドを送信して現在の全オーダ情報、メニ
ュー情報、売上データなどを照会する照会機能と、別の
無線携帯端末45、システム制御装置42、POS端末
41との間で音声、画像、メッセージの送受信を行う連
絡機能を備えている。
【0022】PHS事業者と契約している無線携帯端末
53は、事業者の無線基地局52と無線接続し、通信制
御装置48を介して前記無線携帯端末45と同様の照会
機能、連絡機能を実行できるようになっている。前記パ
ーソナルコンピュータ51はモデム等の通信手段を備
え、公衆網/専用線50と接続し、通信制御装置48を
介して前記無線携帯端末45と同様の照会機能、連絡機
能を実行できるようになっている。
【0023】なお、ここでは印刷装置44は1台である
が、店員用と顧客用の2台備えてもよい。また、表示/
入力装置43は表示装置と入力装置との別体の装置であ
ってもよい。また、システム制御装置42はPOS端末
41に内蔵してもよい。さらに、印刷装置44及び表示
/入力装置43をLAN47を介してシステム制御装置
42に接続せずに、直接システム制御装置42に接続し
てもよい。
【0024】図2は前記無線携帯端末45,53の構成
を示すブロック図で、この無線携帯端末45,53は、
この端末全体を制御する制御部61、RCR−STD2
8に準拠した無線部62、この無線部62に接続したア
ンテナ63、通話時などに音声を入力する音声入力部6
4、通話先からの音声を出力する音声出力部65、液晶
方式などのディスプレイ66、ペン或いはタッチパネル
方式の入力部67及び電池等の電源部68により構成し
ている。なお、この他、赤外線方式による外部との通信
部を備えてもよい。
【0025】前記制御部61は、前記無線携帯端末45
が店舗内の無線通信を行うための無線通信プロトコルと
ともに前記無線携帯端末53がPHS事業者の無線基地
局52と接続するための無線通信プロトコルの両方を持
ち、同一の端末で店内と店外に対応することができるよ
うになっている。
【0026】図3は前記無線基地局46の構成を示すブ
ロック図で、この無線基地局46は、この基地局全体を
制御する制御部71、店舗内において無線携帯端末45
と無線通信する無線部72、この無線部72に接続した
アンテナ73、前記通信制御装置48と有線接続した有
線接続部74、LED等で通信状態などを表示する表示
部75及び電池或いはACアダプタなどで構成される電
源部76により構成している。前記無線部72はRCR
−STD28に準拠している。前記制御部71は、店舗
内の無線通信を行うための無線通信プロトコルに対応し
ている。前記制御部71は内部にメモリを備え、無線通
信可能な無線携帯端末を予め登録している。
【0027】図4は前記通信制御装置48の構成を示す
ブロック図で、この通信制御装置48は、装置全体を制
御する装置全体制御部81、前記無線基地局46と接続
するための無線基地局制御部82、前記POS端末41
やシステム制御装置42とLAN接続するためのLAN
制御部83及び前記通信回線49と接続するための通信
回線制御部84により構成している。
【0028】前記無線基地局制御部82は、複数の無線
基地局46を制御し、前記無線携帯端末45が無線通信
する場合、受信電界強度の高い通信状態のよい無線基地
局46を選択して通信を行う機能を備えている。前記通
信回線制御部84は、前記通信回線49として、例え
ば、デジタル回線を使用している場合には、デジタル回
線上の3チャネルが時分割混在している信号を分離し、
前記装置全体制御部81が扱えるデータ形態に変換する
機能及びその逆の変換機能を備えている。前記装置全体
制御部81は、内部にメモリを備え、前記無線基地局4
6で無線通信可能な無線携帯端末を予め登録している。
【0029】図5は前記システム制御装置42の構成を
示すブロック図で、このシステム制御装置42は、基本
的にパーソナルコンピュータ或いはワークステーション
と同一のハード構成を備え、CPU(中央処理装置)、
ROM(リード・オンリー・メモリ)、RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)等からなる制御部91、ハード
ディスク、フロッピディスク、メモリカード等からな
り、データを保存する記憶部92、CRTディスプレイ
等の表示部93、キーボードやマウスなどの入力部94
及び前記LAN47に接続したLAN接続部95により
構成している。前記記憶部92には、基本的動作を行う
プログラムの他、無線通信可能な無線携帯端末、メニュ
ー情報、現在までのオーダ情報、テーブル情報、売上情
報、従業員情報等の店舗運営に必要な情報の全て或いは
一部が保管されている。そして、これらの情報は随時更
新、追加されるようになっている。
【0030】図6は前記表示/入力装置43の表示例を
示す図で、1行目にはテーブル番号が表示され、2行目
には人数が表示され、3行目以降にはオーダ内容が表示
される。そして、人数が0の場合はテーブルが空いてい
ることを示し、1以上の場合は顧客がいることを示して
いる。3行目以降のオーダ内容は、無線携帯端末45に
よりオーダが送信されるとそのオーダの文字表示が行わ
れ、厨房にて注文品が完了するとオーダ文字が枠aで囲
まれ、配膳されると白抜き文字表示bに変化するように
なっている。そして、POS端末41にて顧客の精算が
完了すると人数が0になり、オーダ内容が消去されるよ
うになっている。
【0031】次に、前記システム制御装置42にメニュ
ー情報が保管され、前記無線携帯端末45にはメニュー
情報が設定されていない場合のこの注文データ管理シス
テムの一連の動作について述べる。図8に示すように、
S1にて顧客の入店があると、S2にて無線携帯端末4
5を所持している店員が顧客をテーブルに案内する。そ
して、S3にて店員は無線携帯端末45にテーブル番号
と人数を入力する。この入力した情報は無線送信により
無線基地局46、通信制御装置48を介してシステム制
御装置42に送られる。システム制御装置42は、S4
にてオーダ情報を更新し、S5にて表示/入力装置43
の表示内容を更新する。S6にて店員は顧客にメニュー
を渡し、これにより顧客はメニューを考える。
【0032】しばらくして、店員はS7にて顧客のオー
ダを取りに行き、無線携帯端末45でオーダを選択する
と、S8にてシステム制御装置42から無線携帯端末4
5にメニュー情報が送信される。店員はS9にて送信さ
れたメニューに従って顧客からのオーダを入力する。こ
のオーダ情報は無線送信により無線基地局46、通信制
御装置48を介してシステム制御装置42に送られる。
システム制御装置42は、S10にてオーダ情報を更新
し、S11にて表示/入力装置43の表示内容を更新す
る。さらに、S12にて印刷装置44によりオーダ情報
を印刷する。
【0033】S13にて厨房内の店員は表示/入力装置
43の表示或いは印刷装置44の印刷内容を見てオーダ
品の作成を開始する。そして、オーダ品が完成すると、
S14にて表示/入力装置43にオーダ品の完成を入力
する。このオーダ品の完成情報はシステム制御装置42
に送られ、システム制御装置42はS15にてオーダ情
報を更新し、S16にて表示/入力装置43の表示内容
を更新し、かつ、S17にて該当する無線携帯端末45
にオーダ品の完了を通知する。
【0034】店員はオーダ品の完了を確認すると、S1
8にて厨房にオーダ品を取りに行き該当する顧客に配膳
するとともに印刷装置44により印刷した請求書を手渡
す。配膳が完了すると店員は、S19にて無線携帯端末
45に配膳の完了を入力する。この情報はシステム制御
装置42に無線送信される。システム制御装置42は、
S20にてオーダ情報を更新し、S21にて表示/入力
装置43の表示内容を更新する。
【0035】そして、S22にて顧客は食事を終了する
と、請求書を持ってPOS端末41の所へ行き、店員に
請求書を手渡す。店員は、S23にて請求書番号をPO
S端末41に入力する。これにより、POS端末41は
オーダ品と金額を表示し、顧客からの支払いを受けて精
算処理を行う。そして、精算が終了すると、S24にて
POS端末41からシステム制御装置42に精算したオ
ーダ品情報が送信され、システム制御装置42は、S2
5にてオーダ情報を更新し、S26にて表示/入力装置
43の表示内容を更新する。
【0036】以上が注文データ管理システムの一連の動
作であるが、システム制御装置42による最終のオーダ
情報の更新及び表示の更新についてはPOS端末41に
よる精算処理の終了の他、店員がテーブルを片付け、こ
の片付けが終了した後に店員が無線携帯端末45から片
付けの終了情報を入力することで行うようにしてもよ
い。また、ここでは顧客が来店して店員がオーダを取る
ときに無線携帯端末45でのオーダ選択によりシステム
制御装置42から無線携帯端末45にメニュー情報を送
信する構成としてが、必ずしもこれに限定するものでは
なく、予めシステム制御装置42から無線携帯端末45
にメニュー情報を送信し、無線携帯端末45はこのメニ
ュー情報を内部メモリに保管して使用し、変更するメニ
ューが生じたときのみ変更情報をシステム制御装置42
から受信して内部メモリの内容を部分的に変更するよう
にしてもよい。
【0037】図7は無線携帯端末45のディスプレイ6
6の画面例を示す図で、通常のメイン画面では図7の
(a) に示すようにオーダ機能、照会機能、連絡機能の3
機能を表示している。このメイン画面において「オー
ダ」を選択すると、オーダ画面に切替わり、「テーブル
案内」、「オーダ入力」、「配膳」、「片付け」の4メ
ニューを表示する。
【0038】ここで例えば、「テーブル案内」を選択す
ると、テーブル番号と人数を入力する画面に切替わり、
この状態でテーブル番号と人数を入力するとテーブル番
号と人数の情報が自動的に無線送信される。また、「オ
ーダ入力」を選択すると、図7の(b) に示すように、
「あ、か、さ、…わ」の文字を表示し、この状態でメニ
ューの該当する文字を選択するとメニューが表示され
る。そして、メニューを選択するとライスかパンかなど
の表示が現れ、次第に詳細なオーダを選択する画面に切
替わるようになっている。
【0039】また、「配膳」を選択するとテーブル番号
の入力状態となり、この状態でテーブル番号を入力する
と、テーブルのオーダ情報がシステム制御装置42から
送信されるので、これを受信して表示する。この状態で
店員が配膳したオーダ品を選択すると、そのオーダ品に
ついて配膳が完了したことがシステム制御装置42に無
線送信される。さらに、「片付け」を選択するとテーブ
ル番号の入力状態となり、この状態でテーブル番号を入
力することになる。
【0040】また、メイン画面において「照会」を選択
すると、図7の(c) に示す照会画面に切替わり、「現残
全オーダ」、「現空テーブル」、「現顧客入店順」、
「請求書番号照会」、「現テーブル番号照会」、「ラス
トテーブル番号照会」の6メニューを表示する。
【0041】ここで「現残全オーダ」を選択すると、現
在表示/入力装置43に表示されている情報の全てがシ
ステム制御装置42から通信制御装置48及び無線基地
局46を介して送信されるので、これを受信して表示す
る。また、「現空テーブル」を選択すると、現在空いて
いるテーブルの情報がシステム制御装置42から通信制
御装置48及び無線基地局46を介して送信されるの
で、これを受信して表示する。これにより、店員は現在
どのテーブルが空いているかを即座に知ることができ
る。
【0042】また、「現顧客入店順」を選択すると、入
店順に入店時間とテーブル番号及び人数がシステム制御
装置42から通信制御装置48及び無線基地局46を介
して送信されるので、これを受信して表示する。従っ
て、入店時間や配膳状況等から次にどのテーブルが空き
そうか予想できる。
【0043】また、「請求書番号照会」を選択すると、
請求書に対応したオーダ情報がシステム制御装置42か
ら通信制御装置48及び無線基地局46を介して送信さ
れるので、これを受信して表示する。この表示は、例え
ば、精算を終了した後に顧客から問い合わせがあった場
合などに使用する。
【0044】また、「現テーブル番号照会」を選択する
とテーブル番号の入力状態となり、この状態でテーブル
番号を入力すると、現テーブル番号のオーダ情報がシス
テム制御装置42から送信されるので、これを受信して
表示する。また、「ラストテーブル番号照会」を選択す
るとテーブル番号の入力状態となり、この状態でテーブ
ル番号を入力すると、そのテーブル番号の顧客の前の顧
客のオーダ情報や入店時間、出店時間がシステム制御装
置42から送信されるので、これを受信して表示する。
【0045】また、メイン画面において「連絡」を選択
すると連絡画面に切替わり、図7の(d) に示すように、
「店長」、「店員A」、「店員B」、「番号入力」の相
手先と、「音声」、「画像」、「メッセージ」の連絡方
法を入力する画面に切替わる。そして、相手先と連絡方
法を選択することでそれに従った画面に切替わる。例え
ば、店員Bが相手先に「店長」を選択し、連絡方法に
「音声」を選択して入力すると、無線携帯端末45は、
「店長」が所持する無線携帯端末の電話番号と音声を示
す設定を行い、RCR−STD28の手順に従って発信
し、無線基地局46を介して「店長」が所持する無線携
帯端末と接続する。これにより、店員Bと店長が音声に
より連絡を行うことができる。なお、その他の相手先と
の接続や連絡方法の選択に関しても同様の操作で行うこ
とができる。
【0046】また、無線携帯端末45で顧客がテーブル
についたことをシステム制御装置42に連絡するととも
に、顧客がテーブルについてからオーダをとりにいくま
での時間とオーダをとってから配膳するまでの時間又は
配膳してから精算が終了するまでの時間に第1或いは第
2の設定時間を設け、各設定時間を越えた場合には、シ
ステム制御装置42は無線携帯端末45と表示/入力装
置43に設定時間超過を自動的に連絡する。これによ
り、店員が作業を忘れても知らせることができるので、
店員の業務の正確性の向上や効率化を図ることができ、
また、顧客に対しても例えば配膳の遅れなどを適切に説
明でき顧客に不快感を与えることなくきめの細かいサー
ビスができる。
【0047】なお、RCR−STD28の無線仕様につ
いては、1.9GHz帯の周波数を使用した第2世代コ
ードレス電話規格であり、TDMA−TDD(Time Div
ision Multiple Access Time Division Duplex:時分割
複信)により、1キャリアで32kbps全二重リンク
を4チャネル構成するものである。また、連絡機能の音
声以外は受信側では自動応答が選択されており、通話中
には自動的に再発信が行われるようになっている。ま
た、連絡機能以外の情報通信は、みなし音声、PIAF
S(PHS Internet Access Forum Standard)規格などで
行う。
【0048】図9は無線通信方式を説明するための図
で、この方式はRCR−STD28に記載されているよ
うに、時分割複信方式で、1周波数の生の伝送速度は3
84kbpsであるが、これを時分割で8スロットに分
割し、うち4つを上り、残りの4つを下りとしている。
1スロット240ビットのデータのうち、ユーザデータ
は160ビットであり、1スロットにおいて5ms中に
160ビットのユーザデータを送信できるため、1周波
において32kbps全二重4チャネルを構成できる。
【0049】従って、同時に複数の無線携帯端末45が
無線基地局46に対して、32kbps全二重通信がで
きることになり、データの伝送量が増加しても電波の衝
突及び送信待ち等は低減できる。仮に、通信チャネルが
全てふさがっている場合でも、接客係などの無線携帯端
末使用者はこれを意識せずに入力動作を完了させればよ
く、あとは無線携帯端末45が通信チャネルの空きを検
出すると自動的にオーダ情報をシステム制御装置42に
無線送信することでオーダ業務が完了する。
【0050】また、無線携帯端末45は、制御部61内
に記憶部を有し、顧客のオーダ入力を開始する毎に、シ
ステム制御装置42から最新のメニュー情報を無線通信
により受信して記憶部に保存し、オーダの入力を行い、
完了すると、記憶部のメニュー情報が消去される。従っ
て、1日のうちの時間帯によるメニューの変更、或いは
季節、その他の要因によるメニューの変更が発生して
も、オーダ入力の都度、常に最新のメニュー情報を入手
してオーダ入力を行うので、メニュー変更に対する業務
が効率化できる。
【0051】また、オーダ業務の完了後はメニュー情報
が消去されるので、無線携帯端末45の記憶部を有効に
使用することができ、無線携帯端末45の小型化及び低
消費電力化、並びに低価格化を図ることができる。さら
に、オーダ入力の開始時にメニュー情報を受取って顧客
に対する一連のオーダ入力を行うので、同じ顧客のオー
ダを入力している途中でたとえシステム制御装置42の
メニュー情報の変更があっても無線携帯端末45におい
てはメニュー情報の変更は行われず、不都合は生じな
い。従って、店員はメニュー変更を意識せずに無線携帯
端末を操作することができる。
【0052】また、無線携帯端末45は、無線基地局4
6に対して全二重の無線リンクを用いて無線通信するの
で、例えば、無線携帯端末45ではオーダを取る前に照
会データを無線基地局46を介してシステム制御装置4
2に要求し、その直後に顧客のオーダを取って無線基地
局46を介してシステム制御装置42にオーダデータを
送信するのと同時に、照会要求に対する照会データを無
線受信することができる。
【0053】従って、オーダ無線送信機能に支障を来す
ことなく照会機能を実行できる照会手段を有することが
可能になり、従来に比べて大量の情報を照会することが
できるとともに無線伝送に要する処理時間を短縮するこ
とができる。また、照会手段を使用することにより、無
線携帯端末を所持した店員は、従来では無線受信に制限
があった自分にとって必要な、空きテーブル情報や残オ
ーダ情報などの情報を、制限なく無線受信することがで
き、店員の業務効率を向上できるとともに店員が顧客に
対して一層きめの細かいサービスを行うことができる。
また、店舗内において各店員が無線携帯端末を使用して
連絡し合うことも可能になり、店内の雰囲気を損なうこ
となく迅速に業務を遂行することができる。
【0054】また、店舗のオーナや店長などが店外に外
出しているときでも無線携帯端末を使用して事業者の無
線基地局52を介して店内の店員の無線携帯端末と連絡
を取ることができるので、外出先から店舗の売上状況や
オーダ状況を容易に知ることができ、外部からの店舗管
理が可能になる。
【0055】さらに、時分割複信方式を使用することで
無線基地局46は全二重のチャネルを複数有するので、
この無線基地局46は、複数の無線携帯端末と同時に無
線通信することが可能になる。従って、無線携帯端末の
数が増加したり、各端末の無線送信量が増加して無線使
用率が増加しても電波の衝突や送信待ちが多発すること
はない。
【0056】なお、この実施の形態では、飲食店におけ
る注文データ管理システムを例として述べたが必ずしも
これに限定するものではなく、例えば、小売店や倉庫な
どで顧客あるいは発注者の注文情報を無線携帯端末を使
用して入力し、これにより、注文情報を商品や部品の保
管している、例えば倉庫などの場所にいる作業者に知ら
せ、かつ、POS端末にて顧客あるいは発注者の精算処
理を行う注文データ管理システムにも適用できるもので
ある。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、無線携帯
端末と無線基地局の間で全二重の無線リンクを使用する
ことで、無線携帯端末はオーダ情報の無線送信と同時に
空きテーブル情報などの各種の照会情報を迅速に短時間
でしかも大量に受信でき、また、例えば、店舗内で各店
員がこの無線携帯端末を使用して連絡し合うことがで
き、店内の雰囲気を損なうこと無く迅速に業務を遂行で
きる。
【0058】また、請求項2記載の発明によれば、無線
携帯端末と無線基地局の間で時分割複信方式を使用した
全二重の無線リンクを使用することで、無線携帯端末は
オーダ情報の無線送信と同時に空きテーブル情報などの
各種の照会情報を迅速に短時間でしかも大量に受信で
き、また、例えば、店舗内で各店員がこの無線携帯端末
を使用して連絡し合うことができ、店内の雰囲気を損な
うこと無く迅速に業務を遂行でき、さらに、無線基地局
が複数の無線携帯端末との間で同時に無線通信ができて
通信効率を向上できる。
【0059】また、請求項3記載の発明によれば、無線
携帯端末と無線基地局の間で全二重の無線リンクを使用
することで、無線携帯端末はオーダ情報の無線送信と同
時に空きテーブル情報などの各種の照会情報を迅速に短
時間でしかも大量に受信できるとともにメニュー情報の
変更があっても迅速に対処できる。
【0060】また、請求項4記載の発明によれば、無線
携帯端末と無線基地局の間で時分割複信方式を使用した
全二重の無線リンクを使用することで、無線携帯端末は
オーダ情報の無線送信と同時に空きテーブル情報などの
各種の照会情報を迅速に短時間でしかも大量に受信でき
るとともにメニュー情報の変更があっても迅速に対処で
き、さらに、無線基地局が複数の無線携帯端末との間で
同時に無線通信ができて通信効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、システム全体
の構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における無線携帯端末の構成を示
すブロック図。
【図3】同実施の形態における無線基地局の構成を示す
ブロック図。
【図4】同実施の形態における通信制御装置の構成を示
すブロック図。
【図5】同実施の形態におけるシステム制御装置の構成
を示すブロック図。
【図6】同実施の形態における表示/入力装置の表示例
を示す図。
【図7】同実施の形態における無線携帯端末のディスプ
レイの画面例を示す図。
【図8】同実施の形態における注文データ管理システム
の一連の動作を説明するための流れ図。
【図9】同実施の形態における無線通信方式を説明する
ための図。
【図10】従来例を示すブロック図。
【図11】他の従来例を示すブロック図。
【図12】他の従来例を示すブロック図。
【図13】他の従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
41…POS端末 42…システム制御装置 43…表示/入力装置 44…印刷装置 45…無線携帯端末 46…無線基地局 48…通信制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売上情報を記憶部に保管し管理するPO
    S端末と、このPOS端末に内蔵又は別体に設け、売上
    情報及びメニュー情報などの情報を保管するシステム制
    御装置と、作業者にオーダ情報を通知するオーダ情報通
    知手段と、オーダ情報を入力し、無線送信する1又は複
    数の無線携帯端末と、この無線携帯端末と全二重の無線
    リンクを用いて無線通信する1又は複数の無線基地局
    と、前記POS端末及びシステム制御装置と接続すると
    ともに前記無線基地局と接続した通信制御装置とを備
    え、 前記無線携帯端末は、前記POS端末又はシステム制御
    装置に保管している売上情報及びメニュー情報などの各
    種情報を無線通信して表示する照会手段と、他の無線携
    帯端末、前記POS端末或いは前記システム制御装置と
    の間で音声、文字又は画像を通信する連絡手段を設けた
    ことを特徴とする注文データ管理システム。
  2. 【請求項2】 売上情報を記憶部に保管し管理するPO
    S端末と、このPOS端末に内蔵又は別体に設け、売上
    情報及びメニュー情報などの情報を保管するシステム制
    御装置と、作業者にオーダ情報を通知するオーダ情報通
    知手段と、オーダ情報を入力し、無線送信する1又は複
    数の無線携帯端末と、この無線携帯端末と時分割複信方
    式を使用した全二重の無線リンクを用いて無線通信する
    1又は複数の無線基地局と、前記POS端末及びシステ
    ム制御装置と接続するとともに前記無線基地局と接続し
    た通信制御装置とを備え、 前記無線携帯端末は、前記POS端末又はシステム制御
    装置に保管している売上情報及びメニュー情報などの各
    種情報を無線通信して表示する照会手段と、他の無線携
    帯端末、前記POS端末或いは前記システム制御装置と
    の間で音声、文字又は画像を通信する連絡手段を設けた
    ことを特徴とする注文データ管理システム。
  3. 【請求項3】 売上情報を記憶部に保管し管理するPO
    S端末と、このPOS端末に内蔵又は別体に設け、売上
    情報及びメニュー情報などの情報を保管するシステム制
    御装置と、作業者にオーダ情報を通知するオーダ情報通
    知手段と、オーダ情報を入力し、無線送信する1又は複
    数の無線携帯端末と、この無線携帯端末と全二重の無線
    リンクを用いて無線通信する1又は複数の無線基地局
    と、前記POS端末及びシステム制御装置と接続すると
    ともに前記無線基地局と接続した通信制御装置とを備
    え、 前記無線携帯端末は、前記POS端末又はシステム制御
    装置に保管している売上情報及びメニュー情報などの各
    種情報を無線通信して表示する照会手段及び記憶部を設
    け、オーダ情報の入力時に前記システム制御装置から前
    記無線基地局を経由してメニューデータを受信して前記
    記憶部に格納し、この記憶部に格納したメニューデータ
    に基づいてオーダ情報を入力することを特徴とする注文
    データ管理システム。
  4. 【請求項4】 売上情報を記憶部に保管し管理するPO
    S端末と、このPOS端末に内蔵又は別体に設け、売上
    情報及びメニュー情報などの情報を保管するシステム制
    御装置と、作業者にオーダ情報を通知するオーダ情報通
    知手段と、オーダ情報を入力し、無線送信する1又は複
    数の無線携帯端末と、この無線携帯端末と時分割複信方
    式を使用した全二重の無線リンクを用いて無線通信する
    1又は複数の無線基地局と、前記POS端末及びシステ
    ム制御装置と接続するとともに前記無線基地局と接続し
    た通信制御装置とを備え、 前記無線携帯端末は、前記POS端末又はシステム制御
    装置に保管している売上情報及びメニュー情報などの各
    種情報を無線通信して表示する照会手段及び記憶部を設
    け、オーダ情報の入力時に前記システム制御装置から前
    記無線基地局を経由してメニューデータを受信して前記
    記憶部に格納し、この記憶部に格納したメニューデータ
    に基づいてオーダ情報を入力することを特徴とする注文
    データ管理システム。
JP24366898A 1997-09-30 1998-08-28 注文データ管理システム Pending JPH11167676A (ja)

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TW087116194A TW504627B (en) 1997-09-30 1998-09-29 Order data management system
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