JP2001022853A - 飲食物のオーダー処理装置及びその処理方法 - Google Patents

飲食物のオーダー処理装置及びその処理方法

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JP2001022853A
JP2001022853A JP19646999A JP19646999A JP2001022853A JP 2001022853 A JP2001022853 A JP 2001022853A JP 19646999 A JP19646999 A JP 19646999A JP 19646999 A JP19646999 A JP 19646999A JP 2001022853 A JP2001022853 A JP 2001022853A
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Kenji Masuda
賢次 増田
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TAKACHIHO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TAKACHIHO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 お客と店側のコミュニケーションがとれ、お
客にとっても使い勝手がよく、安価に構成でき、かつ、
人件費が削減でき、信頼性も高いこと。 【解決手段】 客テーブル装置部21〜2n、配膳台装
置部30、レジスター装置部40、厨房用装置部50、
それらの装置とデータの授受及びそれらの装置に関する
処理を行う中央処理装置部10を備え、この中央処理装
置部10は、客テーブル装置部21〜2nに関する処理
として、タッチパネル部203b上の画面を順次切り替
え、タッチパネル部203bのタッチによる注文品名、
注文数量の入力及び注文伝票の作成を可能にし、配膳台
装置部30及び厨房用装置部50に関する処理として、
客テーブル装置部21〜2nからの注文伝票に基き注文
項目を画面表示し、レジスター装置部40に関する処理
として、指定された客テーブル番号の注文伝票に基く合
計金額等を画面表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店、レストラ
ン等のお客が飲食を行う店における業務の効率化または
お客の便宜をはかる飲食物のオーダー処理装置及び飲食
物のオーダー処理方法に関するものであり、他に倉庫の
配達指示管理等に使用できる。
【0002】
【従来の技術】飲食店、レストラン等においては、一般
に、 (1) お客が来ると、店員はお客から注文を聴き、注
文内容を伝票に記入してお客に渡すと共に、注文内容を
厨房に連絡する。食事が終わると、お客は伝票をレジス
ターに持って行く。 (2) 会計においては、お客から渡された伝票に基き
金銭登録機を操作して消費税等が加算された合計請求金
額を算出し、結果をお客に伝え、お客から代金を受け取
り、必要に応じて精算書または領収書を発行しお客に渡
す。という流れのオーダー処理が行われている。
【0003】このようなオーダー処理を機械化し効率化
する目的のオーダー処理装置が、例えば、特開平7―1
05287号公報に示されている。
【0004】このオーダー処理装置は、タッチパネル部
と画像制御処理装置部とを有する複数の客席装置部、タ
ッチパネル部と画像制御処理装置部とを有する複数の厨
房装置部、表示器とキーボードとを有する給仕用装置
部、及びこれらの各装置部と情報の授受が可能なデータ
集計部から構成され、データ集計部にはモデムが設けら
れており外部と情報の交信が可能に構成されている。ま
た、特開平10−49759号公報に示されている装置
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平7―10528
7号公報に掲載の技術は、各装置部の仕様及び装置の外
側から見た仕様が開示されているが、詳細な構成につい
ては言及されておらず、レジスターとの連動等について
は触れられていない。また、夫々の装置部とデータ集計
部との接続は装置部別に専用の接続線を用いているので
接続線の本数が多く煩雑となる。
【0006】また、特開平10−49759号公報に示
されている技術は、この装置の端末入力装置部が、押し
ボタンスイッチを注文品の選択用に使用しているので、
商品一覧表が半固定であり柔軟性に乏しく、給仕の便宜
が十分に考慮されていない。このように、この種の装置
の公知文献としては、会計担当の店員と配膳担当の店員
の便宜が同時に図られたものはなく、また、使い勝手の
よい表示画面の変遷等を含めた動作の詳細を開示したも
のはなかった。
【0007】そこで、この発明は、お客と店側のコミュ
ニケーションがとれ、お客にとっても使い勝手がよく、
安価に構成でき、かつ、人件費が削減でき、信頼性の高
い飲食物のオーダー処理装置及び飲食物のオーダー処理
方法を得ることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる飲食物
のオーダー処理装置は、タッチパネル部を有する所定数
の客テーブル装置部と、前記タッチパネル部を有する厨
房用装置部と、それらの装置部とのデータの授受を行い
ながら、前記装置部のデータ処理を行う中央処理装置部
とを備えた飲食物のオーダー処理装置において、前記中
央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する処理と
して、前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示
させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定され
ることにより、この注文品の注文品名を所定のメモリ内
の注文伝票に転記すると共に、注文伝票の内容を画面表
示し、所定の操作が行われることにより注文伝票による
注文内容が確定されたものと認知し、前記厨房用装置部
に関する処理として、前記客テーブル装置部からの確定
された注文伝票に基き注文品名が所定数記載された受注
リストを前記厨房用装置部に表示するものである。
【0009】請求項2にかかる飲食物のオーダー処理装
置は、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装置
部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置部と、タ
ッチパネル部を有する配膳台装置部と、夫々の装置部と
データの授受を行い、夫々の装置部のデータ処理を行う
中央処理装置部とを備えた飲食物のオーダー処理装置に
おいて、前記中央処理装置部は、客テーブル装置部に関
する処理として、前記客テーブル装置部の前記タッチパ
ネル部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品が
タッチ指定されることにより、この注文品の注文品名を
所定のメモリ内の注文伝票に転記すると共に、注文伝票
の内容を画面表示させ、所定の操作が行われることによ
り注文伝票による注文内容が確定されたものと認知し、
前記厨房用装置部に関する処理として、前記客テーブル
装置部からの確定された注文伝票に基き所定数の注文品
名が記載された受注リストを前記厨房用装置部に表示
し、前記配膳台装置部に関する処理として、前記客テー
ブル装置部からの確定された注文伝票に基き注文品名と
客テーブルを特定する符号・記号とを有する注文項目が
所定数記載された受注リストを前記配膳台装置部の前記
タッチパネル部上に表示させ、所定のタッチ指定に基き
オーダー処理の進捗状況を更新するものである。
【0010】請求項3にかかる飲食物のオーダー処理装
置は、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装置
部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置部と、前
記タッチパネルを有する配膳台装置部と、精算用の機能
を有するレジスター装置部と、夫々の装置部とデータの
授受を行い、夫々の装置部のデータ処理を行う中央処理
装置部とを備えた飲食物のオーダー処理装置であって、
前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
処理として、前記客テーブル装置部の前記タッチパネル
部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッ
チ指定されることにより、この注文品の注文品名を所定
のメモリ内の注文伝票に転記するという処理を行うと共
に、注文伝票の内容を画面表示し、所定の操作が行われ
ることにより注文伝票による注文内容が確定されたもの
と認知し、前記厨房用装置部に関する処理として、前記
客テーブル装置部からの注文伝票に基き注文品名が所定
数記載された受注リストを厨房用装置部に表示し、前記
配膳台装置部に関する処理として、前記客テーブル装置
部からの注文伝票に基き注文品名と客テーブルを特定す
る符号・記号とを有する注文項目が所定数記載された受
注リストを配膳台装置部のタッチパネル部上に表示さ
せ、所定のタッチ指定に基きオーダー処理の進捗状況を
更新し、前記レジスター装置部に関する処理として、指
定された客テーブルの確定された注文伝票に基く注文品
名と単価と合計金額とを表示させるようにしたものであ
る。
【0011】請求項4にかかる飲食物のオーダー処理装
置は、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装置
部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置部と、精
算用の機能を有するレジスター装置部と、夫々の装置部
とデータの授受を行い、夫々の装置部のデータ処理を行
う中央処理装置部とを備えた飲食物のオーダー処理装置
において、前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置
部に関する処理として、前記客テーブル装置部の前記タ
ッチパネル部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注
文品がタッチ指定されることにより、この注文品の注文
品名を所定のメモリ内の注文伝票に転記するという処理
を所定回数行うと共に、注文伝票の内容を画面表示さ
せ、所定の操作が行われることにより注文伝票による注
文内容が確定されたものと認知し、前記厨房用装置部に
関する処理として、前記客テーブル装置部からの確定さ
れた注文伝票に基き所定数の注文品名が記載された受注
リストを厨房用装置部に表示し、前記レジスター装置部
に関する処理として、指定された客テーブルの確定され
た注文伝票に基く注文品名と単価と合計金額とを表示さ
せるようにしたものである。
【0012】請求項5にかかる飲食物のオーダー処理装
置の前記配膳台装置部または厨房用装置部に表示する受
注リストには、注文品のオーダー処理の進捗状況を表示
し、前記配膳台装置部の前記タッチパネル部に所定のタ
ッチ操作が行われることにより進捗状況を更新するもの
である。
【0013】請求項6にかかる飲食物のオーダー処理装
置の厨房用装置部は、所定の入力部を有すると共に、前
記配膳台装置部または厨房用装置部に表示する受注リス
トに注文品のオーダー処理の進捗状況を表示し、入力部
に所定の操作が行われることにより進捗状況を更新する
ものである。
【0014】請求項7にかかる飲食物のオーダー処理装
置は、前記客テーブル装置部における商品一覧表の表示
は、所定数の商品一覧表名を表示する画面を前記客テー
ブル装置部のタッチパネル部上に表示させ、この画面上
で何れかの商品一覧表名がタッチ指定されることにより
行うようにするものである。
【0015】請求項8にかかる飲食物のオーダー処理装
置は、前記客テーブル装置部に表示されている商品一覧
表上で何れかの注文品がタッチ指定された後に、前記客
テーブル装置部に表示されている数値入力用キーを適宜
用いて注文数量がタッチ入力されることにより、注文品
の注文数量も所定のメモリ内の注文伝票に転記するもの
である。
【0016】請求項9にかかる飲食物のオーダー処理装
置は、前記客テーブル装置部に表示する注文伝票には、
注文品名と共に、その進捗状況を表示するものである。
【0017】請求項10にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記厨房用装置部に表示する受注リストに、注
文品の注文数量も表示するものである。
【0018】請求項11にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記厨房用装置部または配膳台装置部に表示す
る受注リストは、受注順に記載された受注リストとする
ものである。
【0019】請求項12にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記配膳台装置部と前記厨房用装置部は、前記タ
ッチパネル部とは別に前記タッチパネル部の表示面積よ
りも大きい表示面積の表示部を有し、前記タッチパネル
部に表示する内容またはその一部を表示部に表示するも
のである。
【0020】請求項13にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記配膳台装置部に表示する受注リストには、注
文品の注文数量を記載しているものである。
【0021】請求項14にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記レジスター装置部に関する処理として、前記
レジスター装置部における所定の操作により、精算書ま
たは領収書の印刷を行うか否かの選択を可能にするもの
である。
【0022】請求項15にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記レジスター装置部は、夫々の客テーブルを示
す所定数のキーを備えるか、または数値入力用キーを備
えるか、または文字入力キーを備え、客テーブルの指定
は、これらのキーの何れかの操作により行われるもので
ある。
【0023】請求項16にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記レジスター装置部は、タッチパネル部を有
し、客テーブルの指定は、前記タッチパネル部上に、夫
々の客テーブルを示す所定数のキーが表示された画面、
数値入力用キーが表示された画面、または文字入力キー
が表示された画面を表示させ、これらのキーの何れかの
操作により行い、指定された客テーブルの確定された注
文伝票に基き注文品名と単価と合計金額とを前記タッチ
パネル部上に表示させるものである。
【0024】請求項17にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記レジスター装置部は、指定された客テーブル
の注文伝票に基き注文品の注文数量も表示させるもので
ある。
【0025】請求項18にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装
置部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置部と、
前記タッチパネル部を有する配膳台装置部と、精算用の
機能を有するレジスター装置部と、夫々の装置部とデー
タの授受を行いながら、夫々の装置部のデータ処理を行
う中央処理装置部を備えた飲食物のオーダー処理装置で
あって、前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部
に関する処理として、所定数の商品一覧表名を表示する
画面を前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示
させ、この画面上で何れかの商品一覧表名がタッチ指定
されることにより、その商品一覧表を表示させ、この商
品一覧表上で注文品がタッチ指定され、数値入力用キー
を適宜用いて注文数量がタッチ入力され、所定のキーが
タッチされることにより、注文品名及び注文数量を所定
のメモリ内の注文伝票へ転記する転記処理を行うという
一連の処理を所定回数行うと共に、注文伝票の内容を画
面表示させ、所定の操作が行われることにより注文伝票
による注文内容が確定されたものと認知し、配膳台装置
部に関する処理として、客テーブル装置部からの確定さ
れた注文伝票に基き注文品名と注文数量と客テーブルを
特定する符号・記号と進捗状況とを有する注文項目が所
定数記載された受注リストを前記配膳台装置のタッチパ
ネル部上に表示させ、所定のタッチ指定に基きオーダー
処理の進捗状況を更新し、前記厨房用装置部に関する処
理として、受注リストのうち所定数の注文品名と注文数
量とを表示し、前記レジスター装置部に関する処理とし
て、指定された客テーブルの確定された注文伝票に基く
注文品名と注文数量と単価と合計金額とを表示させるも
のである。
【0026】請求項19にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記中央処理装置部は、客テーブル装置部に関す
る処理として、所定数の商品一覧表名を表示する画面を
客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示させ、この
画面上で何れかの商品一覧表名がタッチ指定されること
により、その商品一覧表を表示させ、この商品一覧表上
で注文品がタッチ指定されることにより、数値入力用キ
ーを表示する画面を表示させ、この数値入力用キーを適
宜用いて注文数量がタッチ入力され、所定のキーがタッ
チされることにより、注文品名及びその注文数量を所定
のメモリ内の注文伝票へ転記し所定数の商品一覧表名を
表示する画面に戻すという一連の処理を所定回数行い、
所定数の商品一覧表名を表示する画面で、所定の操作が
行われることにより注文伝票の内容を表示する画面に切
り替え、この画面に表示されている所定のキーがタッチ
されることにより注文伝票による注文内容が確定された
ものと認知するようにしたものである。
【0027】請求項20にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、注文伝票の内容を表示している前記客テーブル
装置部の画面に、所定数の商品一覧表名を表示する画面
に戻させて注文伝票の内容追加を可能にし、また、注文
伝票の内容を表示している画面上での何れかの注文項目
がタッチ指定された後に、タッチ指定された注文項目を
注文伝票から消去自在とするものである。
【0028】請求項21にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記配膳台装置部または厨房用装置部に注文項
目を受注順に表示するものである。
【0029】請求項22にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記客テーブル装置部からの注文伝票に基き注
文品名と注文数量と客テーブルを特定する符号・記号と
オーダー処理の進捗状況とを有する注文項目を所定数表
示する前記配膳台装置部における画面を、選択的に調理
物を表示する画面と飲物を表示する画面とに分けて表示
させ、調理物を表示している画面で、所定のキーがタッ
チ指定されることにより、飲物を表示する画面に切り替
えさせ、この画面で所定のキーがタッチ指定されること
により、調理物を表示する画面に切り替えさせ、両画面
のうちの何れの画面でも注文項目がタッチ指定され、所
定のキーがタッチ指定されることにより、タッチ指定さ
れた注文項目のオーダー処理の進捗状況を更新するもの
である。
【0030】請求項23にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記レジスター装置部に関する処理として、指
定された客テーブルの注文伝票に基き注文品名と注文数
量と単価と合計金額とを表示させる画面で、オーダー処
理の進捗状況も画面表示させ、所定のキーがタッチされ
ることにより、進捗状況が配膳未完了になっている注文
項目を注文伝票から削除可能とするものである。
【0031】請求項24にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記配膳台装置部に所定の画面の表示をしてい
るとき、この画面上の所定のキーがタッチされることに
より、客テーブルを示す所定数のキーを表示する画面に
切り替え、何れかの客テーブルがタッチ指定されること
により、指定された客テーブルの注文伝票の内容を画面
表示させ、配膳台装置部からの操作による注文伝票の作
成または訂正または一旦確定された注文伝票の訂正を可
能にしたものである。
【0032】請求項25にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記配膳台装置部に所定の画面を表示させてい
るとき、画面上の所定のキーがタッチされることによ
り、消費税率、商品別の単価の設定ができるものであ
る。
【0033】請求項26にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、レジスター装置部に所定の画面を表示させてい
るとき、画面上の所定のキーがタッチされることによ
り、消費税率、商品別の単価の設定ができるものであ
る。
【0034】請求項27にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、所定の画面を表示させているとき、消費税率、
商品別の単価の設定ができるものである。
【0035】請求項28にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、更に、販売可能残数の有無の設定が可能であ
り、販売可能残数なしと設定された場合は、その商品を
削除した商品一覧表を客テーブル装置部に表示させる
か、または、客テーブル装置部にその旨を表示するもの
である。
【0036】請求項29にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、更に、仕込み数量の設定が可能であり、仕込み
数量から配膳した数量を逐次減算することにより、現在
の販売可能数量を把握し、販売可能数量が零または少量
になっている場合はその商品を削除した商品一覧表を前
記客テーブル装置部に表示させるか、または、前記客テ
ーブル装置部にその旨を表示するものである。
【0037】請求項30にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、更に、現在の販売可能数量が注文数量より少な
い場合は、有効数量ではないとして、入力された注文数
量を無効表示するものである。
【0038】請求項31にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、更に、処理に時間がかかる場合、この処理の実
行中である旨を画面表示するものである。
【0039】請求項32にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、更に、前記レジスター装置部はタッチパネル部
を有し、前記レジスター装置部における客テーブルの指
定は、客テーブルを示す所定数のキーが表示された画面
を表示させ、何れかの客テーブルがタッチ指定されるこ
とにより行うものである。
【0040】請求項33にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、前記レジスター装置部に関する処理として、前
記レジスター装置部における所定の操作により、精算書
または領収書の印刷を行うか否かの選択を可能にしたも
のである。
【0041】請求項34にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、注文伝票による注文内容が確定されたと認知す
るのは、タッチパネル部に表示されている所定のキーが
タッチされることによるものである。
【0042】請求項35にかかる飲食物のオーダー処理
装置の前記配膳台装置部は、所定のタッチ指定に基きオ
ーダー処理の進捗状況を更新したとき、同時に受注リス
トから配膳済の表示に変更するものである。
【0043】請求項36にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、少なくとも所定数の客テーブル装置部、厨房用
装置部、配膳台装置部に分散させたものである。
【0044】請求項37にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、所定数の客テーブル装置部、厨房用装置部、配
膳台装置部、レジスター装置部に分散させたものであ
る。
【0045】請求項38にかかる飲食物のオーダー処理
装置は、所定のシーケンスプログラムを繰り返し実行す
るプログラマブルコントローラとしたものである。
【0046】請求項39にかかる飲食物のオーダー処理
方法は、所定数の客テーブル装置部及び厨房用装置部と
データの授受を行い、夫々の装置部に関する処理を行う
中央処理装置部が、客テーブル装置部に関する処理とし
て、前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示さ
せた商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定される
ことにより、この注文品の注文品名を所定のメモリ内の
注文伝票に転記するという処理を所定回数行うと共に、
注文伝票の内容を画面表示させ、所定のキーがタッチさ
れることにより注文伝票による注文内容が確定されたも
のと認知し、前記厨房用装置部に関する処理として、前
記客テーブル装置部からの確定された注文伝票に基き所
定数の注文品名が記載された受注リストを前記厨房用装
置部に表示させるものである。
【0047】請求項40にかかる飲食物のオーダー処理
方法は、所定数の客テーブル装置部、配膳台装置部及び
レジスター装置部とデータの授受を行い、夫々の装置部
に関する処理を行う中央処理装置部は、客テーブル装置
部に関する処理として、所定数の商品一覧表名を表示す
る画面を客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示さ
せ、この画面上で何れかの商品一覧表名をタッチ指定す
ることにより、その商品一覧表を表示し、この商品一覧
表上で注文品をタッチ指定し、数値入力用キーを適宜用
いて注文数量がタッチ入力され、所定のキーがタッチさ
れることにより、注文品名及び注文数量を所定のメモリ
内の注文伝票へ転記する一連の処理を行うと共に、注文
伝票の内容を画面表示し、所定のキーがタッチされるこ
とにより注文伝票による注文内容が確定されたものと認
知し、前記配膳台装置部に関する処理として、前記客テ
ーブル装置部からの確定された注文伝票に基き注文品名
と注文数量と客テーブルを特定する符号・記号とオーダ
ー処理の進捗状況とを有する注文項目が所定数記載され
た受注リストを画面表示し、所定のタッチ指定に基き、
進捗状況の内容を更新し、前記厨房用装置部に関する処
理として、受注リストのうち所定数の注文品名と注文数
量とを表示し、前記レジスター装置部に関する処理とし
て、指定された客テーブルの確定された注文伝票に基く
注文品名と注文数量と単価と合計金額とを表示するもの
である。
【0048】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態1によ
る飲食物のオーダー処理装置を示すブロック構成図であ
る。
【0049】図に示されるように、この飲食物のオーダ
ー処理装置は、中央処理装置部10、客テーブル装置部
21〜2n、各1台ずつの配膳台装置部30、レジスタ
ー装置部40、厨房用装置部50から構成され、これら
の装置部の間は、出力信号線60、入力信号線70によ
り接続されている。なお、本実施の形態ではケープルを
前提としたものであるが、本発明を実施する場合の出力
信号線60、入力信号線70は、無線、例えば、電波、
光の使用が可能である。特に、電波の場合には、PHS
を内線電話モードで使用することができる。
【0050】103は各装置部に関する処理を並列的に
行う処理プログラムが格納されるエリアやワークエリア
等を有するメモリ、例えば、RAMである。102はこ
の処理プログラムの各命令の動作を具現するマイクロプ
ログラム等の固定情報が格納されているROM、101
はROM102を参照して処理プログラムを実行するC
PU、104は各装置部、即ち、客テーブル装置部21
〜2n、各1台ずつの配膳台装置部30、レジスター装
置部40、厨房用装置部50と交信を行う送信制御を行
う送受信部である。105は電話回線等を利用して遠隔
地にある本社等と交信を行うための外部伝送制御部であ
り、図示しないMODEM及び通信制御部を有してい
る。
【0051】中央処理装置部10は、CPU101、R
OM102、RAM103、送受信部104、及び外部
伝送制御部105から構成され、夫々の間はバス接続さ
れている。
【0052】客テーブル装置部21は、送受信部20
1、表示制御部202、タッチパネル付液晶表示装置部
203、及びタッチパネル部信号制御部204から構成
され、タッチパネル付液晶表示装置部203は、液晶表
示装置部203a及びタッチパネル部203bから構成
されている。客テーブル装置部22、・・・、客テーブ
ル装置部2n、配膳台装置部30、レジスター装置部4
0、厨房用装置部50も基本的には、客テーブル装置部
21と同一に構成されている。
【0053】なお、厨房用装置部50は、配膳で全てを
制御する等、入力機能を持たない構成の場合は、タッチ
パネル部203b、及びタッチパネル部信号制御部20
4を備えていないものでよく、更に、この場合において
液晶表示装置部203aに代わりにブラウン管等の大型
の表示装置を用い、タッチパネル部信号制御部204は
その表示装置に適合したものを用いるようにしてもよ
い。
【0054】中央処理装置部10の送受信部104は、
配膳台装置部30、レジスター装置部40、厨房用装置
部50及び客テーブル装置部21〜客テーブル装置部2
nの各装置部に設けられている送受信部とデータの授受
を繰り返すと共に、CPU101は、送受信部104の
受信データを参照しながら各装置部毎に順次その処理の
一部を行うと共に、送信すべき演算結果が発生するとこ
れを送受信部104に書き込むという動作を繰り返して
おり、各装置部は、送受信部201により受信された中
央処理装置部10からのデータに基き、表示制御部20
2が映像信号を作成し、これを液晶表示装置部203a
に送り画面表示させると共に、タッチパネル信号制御部
204が夫々のタッチキーのオン・オフ状態を送受信部
201の所定のメモリエリアに書き込むという動作を繰
り返している。
【0055】即ち、中央処理装置部10は、配膳台装置
部30、レジスター装置部40、厨房用装置部50、及
び客テーブル装置部21〜客テーブル装置部2nの夫々
と、送受信部104を介してデータの授受を行いなが
ら、夫々の装置部に関する処理を時分割で行っており、
各装置部は夫々の送受信部を介して中央処理装置部10
とデータの授受を行っている。
【0056】出力信号線60、入力信号線70は、夫々
ツイストペア線であり、出力信号線60は、装置部別に
設けられている出力データのエリアを有するパケットを
単位として中央処理装置部10から各装置部に情報を伝
え、入力信号線70は、装置部からの入力データエリア
を有するパケットを単位として各装置部から中央処理装
置部10に情報を伝える。
【0057】中央処理装置部10は外部伝送制御部10
5により電話回線を介して、売上データや管理データを
本社等に送付することができる。
【0058】なお、中央処理装置部10は、所定の入力
装置(図示せず)を装着することができるように構成さ
れており、この装置を介して後述する商品一覧表名のリ
スト及び商品一覧表を入力し、RAM103に格納する
ことができる。
【0059】
【0060】次に、中央処理装置部10が、処理プログ
ラムを介して、夫々の装置部に関する処理をどのように
行うかについて説明する。
【0061】図2は図1の中央処理装置部による客テー
ブル装置部に関する処理を示すフローチャートである。
図3は図1の中央処理装置部による配膳台装置部に関す
る処理を示すフローチャート、図4は同じく中央処理装
置部によるレジスター装置部に関する処理を示すフロー
チャート、図5は同じく中央処理装置部による代行処理
に関する処理を示すフローチャート、図6は同じく中央
処理装置部による代行処理に関する処理を示すフローチ
ャート、図7は同じく中央処理装置部による基本設定に
関する処理を示すフローチャートである。
【0062】また、図8は図2のステップS204にお
いてタッチパネル部に表示される初期画面を示す図、図
9は図2のステップS205においてタッチパネル部に
表示される種別選択(商品一覧表名の選択)画面を示す
図、図10は図2のステップS207においてタッチパ
ネル部に表示される商品選択(商品名の選択)画面を示
す図、図11は図2のステップS209においてタッチ
パネル部に表示される数量入力(注文数の入力)画面を
示す図、図12は図2のステップS213においてタッ
チパネル部に表示される注文伝票(注文伝票の表示)画
面を示す図、図13は図3のステップS303において
タッチパネル部に表示される調理受付け(調理物受注リ
ストの表示)画面を示す図、図14は図3のステップS
306においてタッチパネル部に表示される飲物受付け
(飲物受注リストの表示)画面を示す図、図15は図4
のステップS403においてタッチパネル部に表示され
るテーブル選択(客テーブルの選択用)画面を示す図、
図16は図4のステップS404においてタッチパネル
部に表示される伝票明細(選択された客テーブルからの
受注リストを表示する)画面を示す図、図17は図4の
ステップS405においてタッチパネル部に表示される
画面(現在処理中である旨を表示する画面)を示す図、
図18は図4のステップS409においてタッチパネル
部に表示される画面(現在処理中である旨を表示する画
面)を示す図、図19は図4のステップS411におい
てタッチパネル部に表示される画面(現在処理中である
旨を表示する画面)を示す図、図20は図5のステップ
S501においてタッチパネル部に表示されるテーブル
選択(客テーブルの選択用)画面を示す図、図21は図
5のステップS502においてタッチパネル部に表示さ
れる注文伝票(注文伝票の表示)画面を示す図、図22
は図6のステップS511においてタッチパネル部に表
示される種別選択(商品一覧表名の選択)画面を示す
図、図23は図6のステップS513においてタッチパ
ネル部に表示される商品選択(商品名の選択)画面を示
す図、図24は図6のステップS515においてタッチ
パネル部に表示される数量入力(注文数の入力)画面を
示す図、図25は図7のステップS601においてタッ
チパネル部に表示される基本設定(基本設定グループ名
の選択)画面を示す図、図26は図7のステップS60
2においてタッチパネル部に表示される種別選択(商品
一覧表名の選択)画面を示す図、図27は図7のステッ
プS603においてタッチパネル部に表示される商品選
択(商品名の選択)画面を示す図、図28は図7のステ
ップS604においてタッチパネル部に表示される商品
設定(選択された商品の単価等を設定する)画面を示す
図、図29は図7のステップS605においてタッチパ
ネル部に表示される基本設定(その他の基本設定を行
う)画面を示す図、図30は図7のステップS606に
おいてタッチパネル部に表示される初期化内容(初期化
の内容を表示する)画面を示す図、図31は図2のステ
ップS220において客テーブルから「呼び出し」の操
作が行われた場合に配膳台装置部等に表示される画面を
示す図である。
【0063】1.客テーブル装置部に関する動作 客テーブル装置部21〜2nに関する動作について図2
のフローチャートにより説明する。
【0064】装置全体に電源が投入されると、図2のス
テップS201からの処理が開始される。このステップ
S201においては装置の動作確認中である旨を画面表
示し(図8)、ステップS202において装置の異常の
有無や装置番号の確認等を行い、ステップS203に進
む。
【0065】ステップS203においては、メモリ内の
注文伝票に何らかの情報が書きこまれているか否かを判
定し、何らかの情報が書き込まれていればステップS2
13に進み、情報が全く書き込まれていなければステッ
プS204に進む。
【0066】ステップS204においては、「御注文」
のタッチキーを画面表示させ(図8)、ステップS20
41に進む。ステップS2041において「御注文」の
タッチキーがタッチされると、ステップS205に進
む。
【0067】ステップS205においては、商品一覧表
名のリストを画面表示し(図9)、ステップS2051
に進む。ステップS2051において、リスト上の何れ
かの商品一覧表名を指定する画面タッチが行われると、
ステップS2051からステップS206に進む。ステ
ップS2051において、画面上の「選択終了」のタッ
チキーがタッチされると、今回の注文における注文内容
の入力が完了しているものとしてステップS203に戻
る。ステップ203では注文伝票に何らかの記載がある
のでステップS213に進む。
【0068】ステップS206においては、ステップS
2051において有効な商品一覧表名が指定されたか否
かを判定し、有効な商品一覧表名が選択されていなけれ
ばステップS205に戻り、有効な商品一覧表名が選択
されていればステップS207に進む。
【0069】ステップS207においては、選択された
商品一覧表名の商品一覧表を画面表示し(図10)、ス
テップS2071に進む。ステップS2071において
は、画面上で何れかの商品がタッチ指定されるとステッ
プS208に進む。ステップS2071において「種別
選択へ戻る」のタッチキーがタッチされると商品一覧表
名のリストを画面表示するステップS205に戻る。
【0070】ステップS208では、ステップS207
1において、有効な商品が指定されたか否かを判定し、
有効な商品が選択されていればステップS209に進
み、有効な商品が選択されていなければステップS20
7に戻る。
【0071】ステップS209においては、注文数を入
力する画面を表示し(図11)、ステップS2091に
進む。
【0072】ステップS2091においては画面上の数
値入力用タッチキーにより注文数量が入力された後に
「伝票記入」のタッチキーがタッチされるとステップS
210に進む。ステップS2091において「商品選択
に戻る」のタッチキーがタッチされるとステップS20
7に戻る。
【0073】ステップS210では、ステップS209
1において有効な注文数量が入力されたか否かを判定
し、有効な注文数量が入力されていればステップS21
1に進む。ステップS210において有効な注文数量が
入力されていなければステップS209に戻る。
【0074】ステップS211においては、処理中であ
ることを画面表示し、ステップS212に進む。
【0075】ステップS212においては、ステップS
207で選択された商品名と、ステップS209で入力
された注文数量を注文伝票に転記すると共に、消費税込
みの合計金額を算出し、ステップS218に進む。ステ
ップS218において注文伝票にまだ余白があれば、商
品一覧表名のリスト画面を表示するステップS205に
移る。
【0076】余白がない場合は、注文伝票のメモリエリ
アを増やし、ステップS219に進み、処理中である旨
を表示すると共に、ステップS213における注文伝票
の表示画面をスクロールさせるように設定した後に、ス
テップS203を経由してステップS213に戻るよう
にする。
【0077】ステップS205において、例えば、今回
の注文における注文内容の入力が終了したため、「選択
終了」のタッチキーがタッチされると、前述のようにス
テップS203に戻り、ステップS203からステップ
213に進む。
【0078】ステップS213においては、作成された
注文伝票における夫々の注文品名、注文数量、及び消費
税込みの合計金額を画面表示し(図12)、ステップS
2131に進む。この画面には、「御注文」、「取消
し」、「追加注文」、及び「呼び出し」の各タッチキー
も表示されている。
【0079】ステップS2131において、取消したい
注文品名がタッチ指定された後に「取消し」のタッチキ
ーがタッチされると、ステップS216に進む。ステッ
プS216では処理中である旨を画面表示しステップS
217に進む。ステップS217では、その注文品名及
びその注文数量を注文伝票から削除すると共に、消費税
込みの合計金額を算出し、ステップS203を経由して
ステップS213に戻る。
【0080】ステップS2131において、「御注文」
のタッチキーがタッチされると、ステップS214に進
む。ステップS214では処理中である旨のメッセージ
を表示しステップS215に進む。ステップS215で
は注文伝票に記載されている内容が確定したものとして
認識し、ステップS2131における「御注文」タッチ
キーが初めてタッチされた場合は注文伝票の内容の全て
について、調理物であれば調理物受注リストに、飲物で
あれば飲物受注リストに転記する。すでに一度「御注
文」タッチキーがタッチされている場合は、前回の「御
注文」タッチキーのタッチ時における注文伝票と違うと
ころを調理物受注リストまたは飲物受注リストに転記す
る。調理物であるか飲物であるかは後述する基本設定に
おける図7のステップS6041において設定された配
膳区分を参照して判別する。ステップS215からはス
テップS203を経由してステップS213に戻る。
【0081】なお、ステップS215においては、調理
物受注リストと飲物受注リストに分けずに、1つの受注
リストに転送しておき、配膳台装置部30等において表
示するときに必要に応じて区分けするようにしてもよ
い。
【0082】ステップS2131において、「追加注
文」のタッチキーがタッチされるとステップS218に
進む。
【0083】ステップS218からは、前述の場合と同
様に、注文伝票にまだ余白があれば、商品一覧表名のリ
スト画面を表示するステップS205に移行し、注文伝
票に追加注文分を記入し、追加注文の記入が全て完了
し、ステップS2051において「選択終了」のタッチ
キーがタッチされるとステップS203に戻り、ステッ
プS203から注文伝票を画面表示するステップS21
3に進み、更にステップS2131に進む。ステップS
2131において「御注文」のタッチキーがタッチされ
ることにより、注文伝票が確定したものと認識し、ステ
ップS203を経由してステップS2131に戻る。
【0084】ステップS218において、余白がない場
合は、前述の場合と同様に、注文伝票のメモリエリアを
増やし、ステップS219に進み、処理中である旨を表
示すると共に、ステップS213における注文伝票の表
示画面をスクロールさせるように設定した後に、ステッ
プS203を経由してステップS213に戻るようにす
る。
【0085】ステップS2131において、「呼び出
し」のタッチキーがタッチされると、ステップS220
に進む。ステップS220においては、店員を呼ぶメッ
セージを中央処理装置部10が取り込み、「呼び出し」
のタッチキーの部分を反転表示等に変え、ステップS2
03を経由してステップS213に戻る。
【0086】なお、中央処理装置部10は、後述する配
膳台に関する動作の中で、配膳台装置部30に設けられ
ているブザーを鳴らすと共に、配膳台装置部30のタッ
チパネル部に全ての客テーブルを画面表示し(図3
1)、呼び出し発信元の客テーブルに相当するところを
例えばブリンクまたは反転表示させる。このブリンクま
たは反転表示されたところがタッチされることにより、
ブザー音を停止させると共に、客テーブル装置部におけ
る「呼び出し」タッチキーの部分のブリンクまたは反転
表示を通常表示に戻し、更に「前の作業に戻る」のタッ
チキーがタッチされることにより、元の画面に戻す。
【0087】以上の動作から分かるように、一度、ステ
ップS2051において「選択終了」のタッチキーがタ
ッチされた後は、注文品の入力中等の場合以外は、ステ
ップS2131でタッチキーのタッチ待ちの状態で一時
停止しており注文伝票が表示されているので、注文しよ
うとしている注文品の合計金額や、すでに注文した注文
品の合計金額等が客席で容易にわかり、お客は安心して
注文することができる。
【0088】また、お客は追加注文等のために声を出し
て店員を呼ぶ等の必要がなく、欲しいものを容易に注文
でき快適に飲食できる。
【0089】なお、ステップS2131における表示画
面は1分程度で、注文伝票等が表示されていない画面、
または別のイラスト等を表示する画面に変え、これらの
画面に表示されている所定のタッチキーがタッチされる
ことにより元の画面に戻すようにすれば、注文伝票等が
不必要に長時間表示されるのを防止することができる。
【0090】2.配膳台装置部に関する動作 次に、配膳台装置部30に関する動作について図3のフ
ローチャートにより説明する。装置全体に電源が投入さ
れると、図3のステップS301から処理が開始され
る。このステップS301では装置の動作確認中である
旨を画面表示し、ステップS302に進む。ステップS
302において装置の異常の有無や装置番号の確認等を
行い、ステップS303に進む。
【0091】ステップS303においては、全ての客テ
ーブル装置部からの注文伝票における注文品名と注文数
量と客テーブル番号と進捗状況とからなる注文項目のう
ち調理品のみをまとめ、調理物受注リストとして画面表
示させ(図13)、ステップS3031に進む。この
際、注文項目は受注順に表示するとよい。
【0092】ステップS3031において、この調理品
受注リストのうち今回配膳する受注項目がタッチ指定さ
れ、「配膳完了」のタッチキーがタッチされると、ステ
ップS304に進む。ステップS304では現在処理中
であることを表示し、ステップS305に進む。ステッ
プS305では、注文伝票において、ステップS303
1でタッチ指定された注文項目の進捗状況を更新すると
共に、調理品受注リストにおいて、この注文項目を抹消
しステップS303に戻る。
【0093】ステップS303においては、調理物受注
リストと「配膳完了」のタッチキーの他に、「飲物画面
へ」のタッチキーと、「基本設定」のタッチキーと、
「代行処理」のタッチキーとが表示されている。
【0094】ステップS3031において「飲物画面
へ」のタッチキーがタッチされると、ステップS306
に進み、上述のステップS303における場合(調理物
の場合)と同様に、飲物受注リスト(図14)を画面表
示しステップS3061に進む。ステップS3061に
おいては調理物の場合と同様に、今回配膳する注文項目
がタッチ指定され、「配膳完了」のタッチキーがタッチ
されると、ステップS307に進み現在処理中であるこ
とを表示し、更にステップS308に進む。ステップS
308では、注文伝票において、ステップS3061で
タッチ指定された注文項目の進捗状況を更新すると共
に、飲物受注リストにおいて、この注文項目を抹消しス
テップS306に戻る。
【0095】ステップS3061においては、飲物受注
リストと「配膳完了」のタッチキーの他に、「調理物画
面へ」のタッチキーと、「基本設定」のタッチキーと、
「代行処理」のタッチキーとが表示されており、「調理
物画面へ」のタッチキーがタッチされると、ステップS
303に移行する。
【0096】この実施の形態によれば、調理物受注リス
トと飲物受注リストとに分けるようにしているが、一緒
にまとめるようにしてもよい。この場合は、飲物を優先
的に先に配膳するためには、給仕は受注リストの中から
飲物を探す必要がある。
【0097】3.厨房用装置部に関する動作 厨房用装置部50により表示される表示内容は、上述の
配膳台装置部30において表示される調理物受注リスト
と同様であり、中央処理装置部10は、厨房用装置部5
0に関する動作としてステップS301〜ステップS3
03と同様の動作を行う。
【0098】4.レジスター装置部に関する動作 次に、レジスター装置部40に関する動作について図4
のフローチャートにより説明する。装置全体に電源が投
入されると、図4のステップS401から処理が開始さ
れる。このステップS401においては、装置の動作確
認中である旨を画面表示し、ステップS402に進む。
ステップS402では、装置の異常の有無や装置番号の
確認等を行い、ステップS403に進む。
【0099】ステップS403においては、全ての客テ
ーブル番号がタッチキー表示された画面を表示(図1
5)し、ステップS4031に進む。なお、この画面に
は「呼び出し」のタッチキーも表示されている。この
「呼び出し」のタッチキーがタッチされると、店員を呼
ぶメッセージを中央処理装置部10が取り込み、ステッ
プS403に戻る。なお、このメッセージにより配膳台
装置部30に設けられているブザーを鳴らす等の動作を
行うがその詳細は前述の通りである。
【0100】ステップS4031において、例えば、精
算のためレジスターにお客が来たのでレジスター担当の
店員により、そのお客のテーブル番号のタッチキーがタ
ッチされると、ステップS404に進む。ステップS4
04においては、指定された客テーブル番号の注文伝票
が画面表示され(図16)、ステップS4041に進
む。
【0101】ステップS4041において、精算書また
は領収書の印刷が必要か否かにより、精算書を印刷する
かしないかの設定の切り替えを行いたいと店員が判断
し、ステップS4041で、「伝票印字停止」のタッチ
キーがタッチされると、ステップS414に進む。ステ
ップS414においては、現在、精算書の印刷を行う印
字設定になっているか否かを判定し、印字設定になって
いればステップS415に進み、ステップS415で印
字停止設定にし、ステップS404に戻る。ステップS
414において、印字停止設定になっていればステップ
S416に進み、ステップS416で印字設定にし、ス
テップS404に戻る。
【0102】ステップS4041において、精算書また
は領収書が不要の場合は、この画面上で店員が配膳未完
了がないことを確認すると共に、印字停止状態に設定さ
れていることを確認したら、店員は画面に表示されてい
る「精算」のタッチキーをタッチし、この画面上に表示
されている合計金額をお客に伝えて代金を受取ればよ
い。「精算」のタッチキーがタッチされることによりス
テップS405に進み、処理中を示す画面を表示し(図
17)、ステップS406に進む。
【0103】ステップS406において、精算書の印字
を行わない設定(印字停止設定)が前もってなされてい
るか否かを判定し、この場合は印字停止設定がなされて
いるのでステップS408に進む。ステップS408で
は、この客テーブル番号の注文伝票の内容を別のメモリ
エリアに格納し、注文伝票の内容をクリアしステップS
404に戻る。この別のメモリエリアに格納された内容
は、種々の目的で必要になる場合に備えて1週間程度の
間保持しておく。外部伝送制御部105により電話回線
を介して本社等に送付する売上データや管理データはこ
のメモリエリアの内容をもとに作成される。
【0104】なお、ステップS406において、前もっ
て印字停止設定がなされていないと判定された場合はス
テップS407に進む。ステップS407では、精算書
を印刷出力しステップS408に進む。
【0105】ステップS4041において、「完了」の
タッチキーがタッチされると、客テーブル番号の選択を
行うステップS403に戻る。
【0106】ステップS404においては、図16に示
すように、選択された客テーブル番号の注文伝票、「精
算」のタッチキー、「完了」のタッチキー、「伝票印字
停止」のタッチキーの他に、「未出し削除」のタッチキ
ーと「満杯処理」のタッチキーとを画面表示している。
【0107】例えば、配膳未完了のものがあることが、
画面上でレジスター担当の店員により確認されたり、お
客の申し出により分かり、お客や厨房等に確認した結
果、削除してよいとレジスター担当の店員が判断し、ス
テップS4041において「未出し削除」のタッチキー
がタッチされると、ステップS409に進む。ステップ
S409では処理中であることを画面表示し(図1
8)、ステップS410に進む。ステップS410で
は、注文伝票から配膳未完了品を削除し、ステップS4
04に戻る。
【0108】例えば、注文伝票に沢山の注文品が記載さ
れており、一枚の精算書または領収書に記入しきれない
とレジスター担当の店員が判断し、ステップS4041
において「満杯処理」のタッチキーがタッチされると、
ステップS411に進み、処理中であることを画面表示
して(図19)、ステップS412に進む。ステップS
412においては、そのお客からの注文品のうち、一枚
の精算書または領収書に記入できる範囲の注文品につい
て印字し、ステップS413に進む。ステップS413
において、印字済みの注文品の累計金額をメモリ内の所
定のワークエリアに格納すると共に、印字未完了の注文
品が所定の印字エリアに格納されるように例えば注文伝
票内において注文品の格納順序を変え、ステップS40
4に戻る。この累計金額は、「精算」のタッチキーがタ
ッチされたときに印刷される精算書または領収書に記載
される。
【0109】5.代行処理に関する動作 客テーブル装置部の操作を希望しない旨の連絡をお客か
ら受けた場合は、店員は配膳台装置部30によりお客の
操作の代行を行う。
【0110】次に、この代行に関する動作について、図
5のフローチャートにより説明する。配膳台装置部30
において、調理物の受注リストが表示されるステップS
3031、または、飲物の受注リストが表示されるステ
ップS3061において「代行処理」のタッチキーがタ
ッチされると、図5のステップS501に移行する。ス
テップS501では、全ての客テーブル番号がタッチキ
ー表示された画面を表示し(図20)、ステップS50
11に進む。
【0111】ステップS5011において、代行を依頼
したお客のテーブル番号のタッチキーがタッチされる
と、ステップS502に進み、そのテーブル番号の注文
伝票の内容を画面表示し(図21)、ステップS502
1に進む。
【0112】例えば、お客がすでに注文伝票に注文内容
を入力済みであり、注文伝票の内容と、お客の注文した
い内容とが一致しており、このまま発注してよいと店員
が判断し、ステップS5021において「御注文」のタ
ッチキーがタッチされると、ステップS503に進む。
ステップS503では、現在処理中である旨を表示し、
ステップS504に進む。ステップS504では注文伝
票の内容が確定したものと認知し、ステップS5021
における「御注文」タッチキーが初めてタッチされた場
合は注文伝票の内容の全てについて、調理物であれば調
理物受注リストに、飲物であれば飲物受注リストに転記
する。すでに一度「御注文」タッチキーがタッチされて
いる場合は、前回の「御注文」タッチキーのタッチ時に
おける注文伝票と違うところを調理物受注リストまたは
飲物受注リストに転記する。調理物であるか飲物である
かは後述する基本設定における図7のステップS604
1において設定された配膳区分を参照して判別する。ス
テップS504からはステップS502に戻る。
【0113】なお、ステップS504においては、調理
物受注リストと飲物受注リストに分けずに、1つの受注
リストに転送しておき、配膳台装置部30等において表
示するときに必要に応じて区分けするようにしてもよ
い。
【0114】例えば、注文伝票中に注文を取消したいも
のがあり、ステップS502において取消したい注文項
目がタッチ指定され、ステップS5021において「取
消し」のタッチキーがタッチされると、ステップS50
5に進む。ステップS505では、処理中である旨を画
面表示し、ステップS506に進む。ステップS506
では、その注文項目を注文伝票から削除すると共に、消
費税込みの合計金額を算出し、ステップS502に戻
る。
【0115】例えば、注文伝票はすでに確定済み(すで
に「ご注文」のタッチキーがタッチされている状態)で
あるが、注文を取消したいものがあり、ステップS50
21において、その注文項目がタッチ指定され、「強制
取消し」のタッチキーがタッチされると、ステップS5
07に進む。ステップS507では、処理中である旨を
画面表示し、ステップS508に進む。ステップS50
8では、すでに確定された注文伝票からその注文項目を
強制削除すると共に、消費税込みの合計金額を算出し、
ステップS502に戻る。
【0116】例えば、注文伝票に注文品を記入、また
は、追加したいため、ステップ5021において「追加
注文」のタッチキーがタッチされると、ステップS50
9に進む。ステップS509では、注文伝票の注文品の
記入欄に余白があるか否かを判定し、まだ余白があれ
ば、商品一覧表名のリスト画面(図22)を表示するス
テップS511に移る。
【0117】余白がない場合は、注文伝票のメモリエリ
アを増やし、ステップS510に進み、処理中である旨
を表示すると共に、ステップS502における注文伝票
の表示画面をスクロールさせるように設定した後に、ス
テップS502に戻るようにする。
【0118】ステップS509において、余白があると
判定されステップS511に進んだ場合、ステップS5
11からステップS518までの動作は、客テーブル装
置部に関する動作のフローチャート(図2)のステップ
S205からステップS212と同様であり、ステップ
S518からはステップS509に移行する。
【0119】即ち、商品一覧表名のリストを画面表示す
るステップS511からステップS5111に進み、ス
テップS5111において、リスト上の何れかの商品一
覧表名を指定する画面タッチを行うと、ステップS51
1からステップS512に進む。また、ステップS51
11において「選択終了」のタッチキーがタッチされる
と、今回の注文における注文内容の入力が完了したもの
としてステップS502に戻る。
【0120】ステップS512においては、ステップS
5111で有効な商品一覧表名が指定されたか否かを判
定し、有効な商品一覧表名が選択されていなければステ
ップS511に戻り、有効な商品一覧表名が選択されて
いればステップS513に進む。
【0121】ステップS513においては、選択された
商品一覧表名の商品一覧表を画面表示し(図23)、ス
テップS5131に進む。ステップS5131におい
て、何れかの商品がタッチ指定されるとステップS51
4に進む。ステップS5131において「種別選択へ戻
る」のタッチキーがタッチされると商品一覧表名のリス
トを画面表示するステップS511に戻る。
【0122】ステップS514では、ステップS513
1において有効な商品が指定されたか否かを判定し、有
効な商品が指定されていなければステップS513に戻
り、有効な商品が指定されていればステップS515に
進む。
【0123】ステップS515においては、注文数を入
力する画面を表示し(図24)、ステップS5151に
進む。ステップS5151においては、画面上の数値入
力用タッチキーにより注文数量が入力され、「伝票記
入」のタッチキーがタッチされるとステップS516に
進む。ステップS5151において「商品選択に戻る」
のタッチキーがタッチされると、商品一覧表を表示する
ステップS513に戻る。
【0124】ステップS516では、ステップS515
1において有効な注文数量が入力されたか否かを判定
し、有効な注文数量が入力されていればステップS51
7に進み、有効な注文数量が入力されていなければ再び
ステップS515に戻る。
【0125】ステップS517では、処理中であること
を画面表示し、ステップS518に進む。ステップS5
18では、ステップS5131で選択された商品名と、
ステップS5151で入力された注文数量を注文伝票に
転記すると共に、消費税込みの合計金額を算出し、ステ
ップS509に移行する。
【0126】ステップS509では、注文伝票にまだ余
白があれば、商品一覧表名のリスト画面を表示するステ
ップS511に移る。
【0127】余白がない場合は、注文伝票のメモリエリ
アを増やし、ステップS510に進み、処理中である旨
を表示すると共に、ステップS502における注文伝票
の表示画面をスクロールさせるように設定した後に、ス
テップS502に戻るようにする。
【0128】ステップS5021において、例えば、店
員が今回の代行処理を終了させたいと考え「終了」のタ
ッチキーがタッチされると、ステップS501に戻りス
テップS5011に進む。ステップS5011で「代行
終了」のタッチキーがタッチされると、配膳台装置部3
0に関する動作のフローを示す図3のステップS303
に移行する。
【0129】上述の場合は、代行処理を配膳台装置部3
0を介して行っているが、これに限らず別の装置部を用
意し、この装置部を介して代行処理を行うようにしても
よい。即ち、代行処理のタッチキーのタッチにより図3
のステップS303から図5のステップS501に進む
ようにせずに、この装置部に関する動作として、起動時
に図3におけるステップS301からステップS302
までの動作と同様の準備処理を行ってから、図5のステ
ップS501に進み、図5に示す処理を行うようにして
もよい。この場合は、ステップS5011において「代
行終了」のタッチキーを表示しないようにする。
【0130】6.基本設定に関する動作 次に、基本設定に関する動作ついて図7のフローチャー
トにより説明する。商品一覧表に載せる商品、当日の商
品の仕込み数量、売切れ、単価、消費税率等の設定や、
全客テーブルの注文伝票、受注リスト等の内容内容の一
括消去を行いたい場合には配膳台装置部30を介して行
う。
【0131】配膳台装置部30に関する動作のフローを
示す図3のステップS3031、または、ステップS3
061において、「基本設定」のタッチキーがタッチさ
れると、図7のステップS601に移行する。ステップ
S601においては、「基本設定」のタッチキー、「価
格設定」のタッチキー、「初期化」のタッチキー、及び
「配膳処理」のタッチキーが画面表示し(図25)、ス
テップS6011に進む。
【0132】ステップS6011において「価格設定」
のタッチキーがタッチされると、ステップS602に進
む。ステップS602では、商品一覧表名のリストを画
面表示し(図26)、ステップS6021に進む。ステ
ップS6021において、リスト上の何れかの商品一覧
表名がタッチ指定されると、ステップS603で選択さ
れた商品一覧表を表示し(図27)、ステップS603
1に進む。
【0133】ステップS6021において「設定終了」
のタッチキーがタッチされると、価格設定が終了したも
のとしてステップS601に戻る。
【0134】ステップS6031において、何れかの商
品が画面上でタッチ指定されるとステップS604に進
む。ステップS6031において「種別選択へ」のタッ
チキーがタッチされるとステップS602に戻る。
【0135】ステップS604では、図28に示される
ように、指定された商品名と、その商品が記載されてい
る商品一覧表名の他に、取り扱い区分のタッチキーとし
て、その商品を販売しないことを示すタッチキーと、そ
の商品が販売可能であることを示すタッチキーと、その
商品が売り切れであることを示すタッチキーとを表示す
ると共に、配膳区分として調理を示すタッチキーと飲物
を示すタッチキーとを表示し、更に、仕込み数量の記入
欄と、単価の記入欄と、0から9までの数字タッチキー
及びEnterタッチキーからなる数値入力用のタッチ
キーと、「設定完了」のタッチキーと、「商品選択へ」
のタッチキーとを画面表示し、ステップS6041に進
む。
【0136】ステップS6041において、取り扱い区
分のタッチキーの何れかがタッチされ、数値入力用のタ
ッチキーのタッチ操作により仕込み数量が入力され、配
膳区分のタッチキーの何れかがタッチされ、数値入力用
のタッチキーのタッチ操作により商品の単価が入力さ
れ、「設定完了」のタッチキーがタッチされると、タッ
チ指定された内容、仕込み数量、及び単価を確定情報と
して中央処理装置部10内の所定のメモリに格納し、ス
テップS602に戻る。
【0137】ステップS6041において、「商品選択
へ」のタッチキーがタッチされるとステップS603に
戻る。
【0138】
【0139】ステップS6011において、「基本設
定」のタッチキーがタッチされると、ステップS605
に進み、消費税率の記入欄、消費税等の単位を記入する
欄の他に、消費税等の端数処理方法の設定用として、切
り捨てのタッチキー及び四捨五入のタッチキーを表示す
ると共に、呼び出しにおけるブザーのモード設定用に、
ブザー出力なしのタッチキーと、ブザー出力の持続時間
の記入欄を表示し、更に、0から9までの数字タッチキ
ー及びEnterタッチキーからなる数値入力用のタッ
チキーを画面表示する(図29)。
【0140】ステップS6051において、消費税率及
び単位が数値入力用のタッチキーのタッチ操作により入
力され、端数処理方法を設定する何れかのタッチキーが
タッチされ、ブザーのモード設定用のタッチキーがタッ
チされ、数値入力用のタッチキーのタッチ操作によりブ
ザー出力の持続時間が入力され、「設定完了」のタッチ
キーがタッチされると、ステップS601に戻る。
【0141】ステップS6011において、「初期化」
のタッチキーがタッチされると、ステップS606に進
む。ステップS606においては、図30に示すよう
に、これから初期化処理(全客テーブルの注文伝票の消
去、調理用注文テーブルの消去、飲物用注文テーブルの
消去、集計処理部の初期化等)を行う旨のメッセージを
表示し、ステップS6061に進む。ステップS606
1において、「確認」のタッチキーがタッチされると、
ステップS607でこれらの初期化が行われステップS
601に戻る。ステップS6061において「基本設
定」のタッチキーがタッチされると初期化を行わずにス
テップS601に戻る。
【0142】ステップS6011において、「配膳処
理」のタッチキーがタッチされると、配膳台装置部30
に関する動作のフローを示す図3のステップS303に
移行する。
【0143】上述の場合は、基本設定を配膳台装置部3
0を介して行っているが、これに限らずレジスター装置
部40を介して代行処理を行うようにしてもよい。即
ち、基本設定のタッチキーのタッチにより図3のステッ
プS3031から図7のステップS601に進むように
せずに、図4のステップ4031において、客席選択の
タッチキー、「呼び出し」のタッチキーの他に「基本設
定」のタッチキーを表示させるようにし、この「基本設
定」のタッチキーがタッチされることにより、図4のス
テップS4031から図7のステップS601に進むよ
うにしてもよい。この場合は、ステップS6011にお
いて「配膳処理」のタッチキーを表示せずに、「レジス
ター処理」のタッチキーを表示し、このタッチキーがタ
ッチされることにより図4のステップS403に戻るよ
うにする。
【0144】また、別の装置部を用意し、この装置部を
介して基本設定を行うようにしてもよい。即ち、この装
置部に関する動作として、起動時に図4におけるステッ
プS401からステップS402までの動作と同様の準
備処理を行ってから、図7のステップS601に進み、
図7に示す処理を行うようにしてもよい。この場合は、
ステップS601における画面において「配膳処理」の
タッチキーを表示しないようにする。
【0145】また、図7に示す基本設定の処理を配膳台
装置部30等の1台の装置部を介して行うのでなく、配
膳台装置部30、レジスター装置部40、及び別装置部
のうちの所定数の装置部が分担して行うようにしてもよ
い。
【0146】7.その他の動作 この装置においては、上述のように、処理に時間がかか
る場合には、その処理の実行中である旨を画面表示する
ようにしている。これにより、操作者は安心して操作で
き、誤操作の防止にも役立つ。
【0147】ある商品が売り切れになった場合は、前述
のステップS6041において、商品が売り切れ(販売
可能数量が零の状態)であることを示すタッチキーをタ
ッチすることにより、その商品を削除した商品一覧表を
客テーブル装置部に表示させるか、または、客テーブル
装置部にその旨を表示することも可能である。また、図
2のステップS208において、有効な商品ではないと
判定するようにしてもよい。
【0148】また、当日の仕込み数量を設定することが
できるので、仕込み数量から配膳した数量を逐次減算す
ることにより、現在の販売可能数量を把握し、販売可能
数量が零または少量になっている場合は、その商品を削
除した商品一覧表を客テーブル装置部に表示させるか、
または、客テーブル装置部にその旨を表示することも可
能である。また、図2のステップS208において、有
効な商品ではないと判定するようにしてもよい。
【0149】また、その中の全ての商品が用意されてい
ない商品一覧表、または、その中の全ての商品が売り切
れの商品一覧表が図2のステップS2051で選択され
た場合は、ステップS206において有効種別ではない
と判定するようにしてもよい。
【0150】また、この仕込み数量分だけの材料が準備
されていことが後で分かった場合等においては仕込み数
量を適宜修正することも可能である。
【0151】また、現在の販売可能数量が注文数量より
少ない場合は、図2のステップS210において、有効
数量ではないとして、入力された注文数量を無効にして
ステップS209に戻すことも可能である。
【0152】8.その他1 中央処理装置部10は、外部伝送制御部105を介し
て、1日の売上における商品別の売上数量、商品別の売
上金額、総売上金額等の売上データや、注文の受付けか
ら配膳までに要した時間等の管理データを本社等に送付
することができるようにしてもよい。
【0153】また、タッチキーのタッチにより処理の分
岐指定を行うものとして説明したが、これに限らずマウ
ス等により指定できるようにしてもよい。
【0154】そして、特定のタッチキーについては、タ
ッチキーではなく、押しボタンスイッチによるようにし
てもよい。例えば、ステップS2131において、「ご
注文」のタッチキーは表示せず、別途設けた押しボタン
スイッチを押すことによりステップS214に進むよう
にしてもよい。この押しボタンスイッチはステップS2
131にある時以外は無効にしておくようにする。これ
により、「ご注文」のタッチキーのような重要なタッチ
キーが安易にタッチされるのを防止できる。
【0155】更に、ステップS2091またはステップ
S5151において、数量を入力しないで「伝票記入」
のタッチキーがタッチされた場合は、自動的に数量=1
と認識するようにしてもよい。
【0156】また、ステップS4041において、「精
算」のタッチキーがタッチされた後、お客から受け取っ
た金額を入力するステップと、おつりを算出し算出結果
を表示するステップとを経由してからステップS405
に移行するようにしてもよい。この場合は店員はおつり
の計算をする必要がなく、精算書または領収書に受け取
った金額、及びおつりの印字することも可能になる。
【0157】加えて、タッチ入力待ちの状態で画面表示
している時間が1分以上経過すると、初期画面に戻すよ
うにしてもよい。これにより、例えば、前のお客が操作
の途中で放置したままにしても、自動的に初期画面を表
示させることができる。
【0158】また、厨房用装置部50においては、入力
機能がないものとして説明したが、進捗状況を入力でき
るものであってもよく、このようにした場合は厨房にお
ける進捗状況も入力でき、客テーブルにおいて、調理着
手済みか、調理未着手か等が分かるようにすることも可
能である。
【0159】そして、基本設定、及び代行処理は、配膳
台装置部30を介して行っているが、これに限らず、別
に専用の装置部を用意するようにしてもよい。ただし、
このように構成するとコストアップする。
【0160】9.その他2 以上の説明においては、本発明における飲食物のオーダ
ー処理装置は、中央処理装置部10、客テーブル装置部
21〜2n、配膳台装置部30、レジスター装置部4
0、及び厨房用装置部50から構成されるものとした
が、これに限らず、客テーブル装置部21〜2n、及び
厨房用装置部50から構成されるようにしてもよい。
【0161】この場合は、配膳の進捗状況の明確化や、
レジスターの処理の便宜を図ることができないが、大声
等により店員を呼ぶのを好まないお客や、聾唖者の便宜
が図れ、注文内容を聞くために店員が客テーブルのとこ
ろに行かなくてもよく、店の省力化ができる。また、厨
房用装置部50が入力機能を持つようにすれば、調理担
当の店員により進捗状況を入力することが可能になる。
【0162】客テーブル装置部21〜2n、厨房用装置
部50、及び配膳台装置部30から構成されるようにし
てもよい。この場合は、配膳担当の店員により配膳の進
捗状況が明確化される。配膳台装置部30に代行処理や
基本設定の機能を持たせることも可能になる。
【0163】また、客テーブル装置部21〜2n、厨房
用装置部50、及びレジスター装置部40から構成され
るようにしてもよい。この場合は、更に配膳の進捗状況
が明確化されないが、レジスターの処理の便宜が図れ
る。
【0164】そして、客テーブル装置部21〜2n、厨
房用装置部50、配膳台装置部30、及びレジスター装
置部40から構成されるようにしてもよい。この場合
は、配膳の進捗状況が明確化されると共に、レジスター
処理の便宜が図れる。
【0165】更に、客テーブル装置部21〜2nにおい
ては、商品の種類が少ない場合は、商品一覧表名リスト
を表示せず、はじめから商品一覧表を表示してもよい。
【0166】また、客テーブル装置部21〜2nにおい
ては、同じ商品を複数注文するときは、同じ商品を複数
回注文するようにし、数量の入力は行わないようにして
もよい。この場合は、内部で数量を計算し1つの注文項
目にまとめるようにしてもよい。
【0167】加えて、客テーブル装置部21〜2nにお
いては、進捗状況も表示するようにしてもよい。
【0168】中央処理装置部10と客テーブル装置部2
1〜2n等の装置部との間における信号の授受は、出力
信号線60及び入力信号線70によらず、双方に送受信
部を設け電波による交信を行うようにしてもよく、ケー
ブル配線の工事やこのための費用の発生や、ケーブルの
配線による美観の阻害等を防止できる。
【0169】また、光通信によるようにすれば、例え
ば、客テーブル数が多い場合や、客テーブル装置部の画
面に絵や写真を表示するため等の目的で、多量のデータ
の高速授受が必要な場合にも対応できる。
【0170】厨房用装置部50においては、調理物の受
注リストを表示するだけでもよく、その内容が受注順に
表示されるようにすれば、受注順に調理を行うことが容
易化される。
【0171】厨房用装置部50または配膳台装置部30
においては、数量が入力されない客テーブル装置部を用
いている場合は、内部で数量を計算し1つの注文項目に
まとめて表示するようにしてもよい。また、調理済みま
たは配膳済みのものは画面から削除するようにすれば、
スクロール操作等の手間を削減できると共に、分かりや
すくなる。
【0172】配膳台装置部30に表示される調理物また
は飲物の受注リストにおいて、内容が受注順に表示され
るようにすれば、受注順に配膳を行うことが容易化され
る。
【0173】レジスター装置部40における客テーブル
の指定はステップS403において表示される図15の
画面により行っているが、これに限らず、0〜9の数字
入力用タッチキーを有する数値入力用タッチキー、また
は、カタカナ等の文字入力タッチキーを表示し、これに
より指定するようにしてもよく、また、タッチキーでは
なく、例えば機械的な接点を有するキーによるようにし
てもよい。
【0174】レジスター装置部40においては、数量が
入力されない客テーブル装置部を用いている場合は、内
部で数量を計算し1つの注文項目にまとめて表示するよ
うにしてもよい。
【0175】10.その他3 以上の説明においては、処理プログラムにより、1つの
処理装置に関する処理を1つのタスクとする複数のタス
クを並列的に処理するマルチタスク処理等の通常の時分
割処理を行うものとして説明したが、これに限らず、プ
ログラマブルコントローラを用い、シーケンスプログラ
ムを実行することにより実現してもよい。このように構
成することにより、装置を一層安価に構成できる。市販
品のプログラマブルコントローラを用いることにより更
に安価に構成できる。
【0176】この場合は、中央処理装置部10としてプ
ログラマブルコントローラを用い、RAM103に格納
されているシーケンスプログラムが繰り返しスキャン実
行される。このシーケンスプログラムには、タッチキー
がタッチされることによりフローチャート上で現在のタ
ッチ待ち状態から次のタッチ待ち状態になるまでの処理
を行う部分プログラムが、図2〜図7の全てのフローチ
ャートに記載されている全てのタッチキーについて順次
記述されている。部分プログラムは、その部分プログラ
ムに記述されている所定の接点(入力とも呼ばれる)が
オンしない限り、スキャンはされるがフローチャート上
に記述されている処理を行わない。この接点は対応する
タッチキーを示している。即ち、部分プログラムは、対
応するタッチキーがタッチされていなければ、スキャン
はされるがフローチャート上に記述されている処理を行
わない。
【0177】各装置部の送受信部201は、その装置部
で使用される全てのタッチキー毎にオンオフ情報を格納
するメモリエリアを有しており、タッチ待ちの状態にお
いて、表示されているタッチキーの何れかがタッチされ
ると、タッチパネル信号制御部204はそのタッチキー
に対応するエリアに1を格納する。このメモリエリアの
内容は極めて短い周期で定期的にプログラマブルコント
ローラの送受信部104に送られるので、プログラマブ
ルコントローラはそのタッチキーがタッチされたことを
ただちに認知することができ、シーケンスプログラムに
おける接点の状態に反映される。
【0178】シーケンスプログラムの実行周期は短いの
で、何れかの装置部において、タッチキーがタッチされ
ると、フローチャート上で次のタッチ待ち状態になるま
での処理をきわめて短時間で行い、次のタッチ待ち状態
に移行する。このような動作により、各装置部に関する
動作を並列的に実行することができる。
【0179】なお、各フローチャートにおいて、ステッ
プS201及びステップS202等のスタート直後の準
備動作は電源投入直後に1回行われるようにプログラム
されている。
【0180】11.実施の形態のまとめ 上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装置は、タッチ
パネル部203bを有する所定数の客テーブル装置部2
1〜2nと、タッチパネル部203bを有する厨房用装
置部50と、タッチパネル部203bを有する配膳台装
置部30と、精算用の機能を有するレジスター装置部4
0と、前記客テーブル装置部21〜2n及び厨房用装置
部50及び配膳台装置部30及びレジスター装置部40
とデータの授受を行い、前記客テーブル装置部21〜2
n及び厨房用装置部50及び配膳台装置部30及びレジ
スター装置部40のデータ処理を行う中央処理装置部1
0とを具備するものである。
【0181】しかし、本発明を実施する場合には、厨房
と配膳が区別できない程度の個所、厨房と配膳を1〜2
人で行う場合、または一方を省略して廉価にする場合に
おいては、レジスター装置部40を省略して通常の精算
方法を採用し、タッチパネル部203bを有する厨房用
装置部50と、タッチパネル部203bを有する配膳台
装置部30とをまとめて、厨房用装置部50または配膳
台装置部30の一方のみとすることができる。レジスタ
ー装置部40の省略とは、市販のレジスターでその機能
を持つために省略する場合も含むものである。
【0182】即ち、タッチパネル部203bを有する所
定数の客テーブル装置部21〜2n、タッチパネル部2
03bを有する厨房用装置部50、それらの装置部とデ
ータの授受を行い、それらの装置部のデータ処理を行う
中央処理装置部10を備えた飲食物のオーダー処理装置
において、中央処理装置部10は、客テーブル装置部2
1〜2nに関する処理として、客テーブル装置部21〜
2nのタッチパネル部203b上に表示した商品一覧表
上で何れかの注文品がタッチ指定されることにより、こ
の注文品の注文品名を所定のメモリ内の注文伝票に転記
すると共に、注文伝票の内容を画面表示し、所定の操作
が行われることにより注文伝票による注文内容が確定さ
れたと認知し、また、厨房用装置部50に関する処理と
して、客テーブル装置部21〜2nからの確定された注
文伝票に基き注文品名が所定数記載された受注リストを
厨房用装置部50に表示させる発明とすることができ、
この発明によれば、大声で店員を呼ぶことを好まないお
客や、聾唖者の便宜が図れる効果がある。また、注文内
容を聞くために店員が各客テーブルのところに行かなく
てもよく、店員の省力化ができることになる。
【0183】本発明を実施する場合には、上記実施の形
態の飲食物のオーダー処理装置から、レジスター装置部
40のみを省略して通常の精算方法を採用することがで
きる。
【0184】即ち、タッチパネル部203bを有する所
定数の客テーブル装置部21〜2n、前記タッチパネル
部203bを有する厨房用装置部50、前記タッチパネ
ル部203bを有する配膳台装置部30、それらの装置
部とデータの授受を行い、それらの装置部のデータ処理
を行う中央処理装置部10を備えた飲食物のオーダー処
理装置において、上記中央処理装置部10は、上記客テ
ーブル装置部21〜2nに関する処理として、上記客テ
ーブル装置部21〜2nのタッチパネル部203b上に
表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定
されると、この注文品の注文品名を所定のメモリ内の注
文伝票に転記すると共に、注文伝票の内容を画面表示さ
せ、所定の操作が行われることにより注文伝票による注
文内容が確定されたと認知し、上記厨房用装置部50に
関する処理として、客テーブル装置部21〜2nからの
確定された注文伝票に基き所定数の注文品名が記載され
た受注リストを上記厨房用装置部50に表示し、また、
上記配膳台装置部30に関する処理として、上記客テー
ブル装置部21〜2nからの確定された注文伝票に基き
注文品名と客テーブルを特定する符号・記号とを有する
注文項目が所定数記載された受注リストを上記配膳台装
置部30のタッチパネル部203b上に表示し、所定の
タッチ指定に基き進捗状況を更新するようにした発明と
することができ、この発明によれば、大声で店員を呼ぶ
ことを好まないお客や、聾唖者の便宜が図れる効果があ
る。注文内容を聞くために店員が客テーブルのところに
行かなくてもよく、店員の省力化ができるともに、受注
リストから配膳先がわかり店員の便宜が図れることとな
る。
【0185】なお、ここで、客テーブルを特定する符号
・記号とは、数字、文字、特定のシンボル、図形等を含
むものとする。
【0186】上記実施の形態のように、タッチパネル部
203bを有する所定数の客テーブル装置部21〜2n
と、タッチパネル部203bを有する厨房用装置部50
と、タッチパネル部203bを有する配膳台装置部30
と、精算用の機能を有するレジスター装置部40と、前
記客テーブル装置部21〜2n及び厨房用装置部50及
び配膳台装置部30及びレジスター装置部40とデータ
の授受を行い、前記客テーブル装置部21〜2n及び厨
房用装置部50及び配膳台装置部30及びレジスター装
置部40のデータ処理を行う中央処理装置部10とを具
備している。当該中央処理装置部10は、上記客テーブ
ル装置部21〜2nに関する処理として、上記客テーブ
ル装置部21〜2nのタッチパネル部203b上に表示
させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定され
ることにより、この注文品の注文品名を所定のメモリ内
の注文伝票に転記すると共に、注文伝票の内容を画面表
示し、所定の操作が行われることにより注文伝票による
注文内容が確定されたと認知し、また、厨房用装置部5
0に関する処理として、客テーブル装置部21〜2nか
らの確定された注文伝票に基き所定数の注文品名が記載
された受注リストを厨房用装置部50に表示させ、配膳
台装置部30に関する処理として、客テーブル装置部2
1〜2nからの確定された注文伝票に基き注文品名と客
テーブルを特定する符号・記号とを有する注文項目が所
定数記載された受注リストを上記配膳台装置部30のタ
ッチパネル部203b上に表示させ、所定のタッチ指定
に基きオーダー処理の進捗状況を更新し、そして、上記
レジスター装置部40に関する処理として、指定された
客テーブルの確定された注文伝票に基く注文品名と単価
と合計金額とを表示させる発明とすることができ、この
発明によれば、大声で店員を呼ぶことを好まないお客
や、聾唖者の便宜が図れる。また、注文内容を聞くため
に店員が客テーブルのところに行かなくてもよく、店員
の省力化ができるともに、受注リストから配膳先がわか
り店員の便宜を図ることができ、更にレジスターにおけ
るデータ入力作業を軽減またはなくせることになる。
【0187】上記実施の形態のうち、厨房と配膳が区別
できない程度の個所、厨房と配膳を1〜2人で行う場
合、または一方を省略して廉価にする場合においては、
タッチパネル部203bを有する所定数の客テーブル装
置部21〜2nと、タッチパネル部203bを有する厨
房用装置部50と、精算用の機能を有するレジスター装
置部40と、前記装置部とデータの授受を行い、前記装
置部のデータ処理を行う中央処理装置部10とを具備す
る構成とすることができる。
【0188】即ち、タッチパネル部203bを有する所
定数の客テーブル装置部21〜2n、タッチパネル部2
03bを有する厨房用装置部50、精算用の機能を有す
るレジスター装置部40、それらの装置部とデータの授
受を行い、それらの装置部のデータ処理を行う中央処理
装置部10を備えた飲食物のオーダー処理装置におい
て、上記中央処理装置部10は、上記客テーブル装置部
21〜2nに関する処理として、上記客テーブル装置部
21〜2nのタッチパネル部203b上に表示させた商
品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定されることに
より、この注文品の注文品名を所定のメモリ内の注文伝
票に転記すると共に、注文伝票の内容を画面表示させ、
所定の操作が行われることにより注文伝票による注文内
容が確定されたものと認知し、また、上記厨房用装置部
50に関する処理として、上記客テーブル装置部21〜
2nからの確定された注文伝票に基き所定数の注文品名
が記載された受注リストを上記厨房用装置部50に表示
させ、上記レジスター装置部40に関する処理として、
指定された客テーブルの確定された注文伝票に基く注文
品名と単価と合計金額とを表示させる発明とすることが
でき、この発明によれば、大声で店員を呼ぶことを好ま
ないお客や、聾唖者の便宜が図れる効果がある。また、
注文内容を聞くために店員が客テーブルのところに行か
なくてもよく、店の省力化ができるともに、会計におけ
るデータ入力作業を軽減またはなくせることになる。
【0189】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、配膳台装置部30または厨房用装置部50に表示
する受注リストには注文品のオーダー処理の進捗状況も
表示し、配膳台装置部30のタッチパネル部203bに
所定のタッチ操作が行われることにより進捗状況を更新
するようにしたので、受注リストからそれぞれの注文品
の配膳が完了しているものか否かの状況が一目で確認で
き、調理人及び配膳係の便宜が得られる。特に、本発明
を実施する場合には、掲載を削除したり、着色を変更し
たりしてそれを表示することができる。
【0190】
【0191】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、厨房用装置部50は所定の入力部を有するととも
に、配膳台装置部30または厨房用装置部50に表示す
る受注リストには注文品のオーダー処理の進捗状況を表
示し、入力部に所定の操作が行われることにより進捗状
況を更新できるようにしたので、厨房担当の店員が調理
の進行に合致させて進捗状況を入力できる。また、配膳
関係者が注文品のオーダー処理の進捗状況を訂正する等
の入力も可能になる。
【0192】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、客テーブル装置部21〜2nにおける商品一覧表
の表示を、所定数の商品一覧表名を表示する画面を客テ
ーブル装置部21〜2nのタッチパネル部203b上に
表示させ、この画面上でいずれかの商品一覧表名がタッ
チ指定されることにより行うようにしたので、商品の種
類が多数ある場合にも対応できる。このとき、画像を同
時に表示させることもできる。
【0193】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、客テーブル装置部21〜2nに表示されている商
品一覧表上で、何れかの注文品がタッチ指定された後
に、客テーブル装置部21〜2nに表示されている0〜
9までの数字入力キーを有する数値入力用キーを適宜用
いて注文数量がタッチ入力されることにより、注文品の
注文数量も所定のRAM103等のメモリ内の注文伝票
に転記するようにしたので、注文伝票に同じ注文品は1
つの項目として記載され注文伝票が見やすくなり、同じ
注文品が多数ある場合に入力が容易になる。
【0194】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、客テーブル装置部21〜2nに表示する注文伝票
に、注文品名とともにそのオーダー処理の進捗状況を表
示するものでは、注文品のオーダー処理の進捗状況をお
客が容易に知ることができ、お客がオーダー処理が他人
よりも遅いからといって腹を立てることがなくなる。
【0195】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、厨房用装置部50に表示する受注リストとして、
注文品の注文数量も表示するようにしたので、同じ注文
品は1つの項目として記載され、受注リストが見やすく
なり小さい画面でも表示できる。勿論、本発明を実施す
る場合には、同じ注文品であっても時経列に並べてもよ
い。
【0196】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、厨房用装置部50または配膳台装置部30に表示
する受注リストを、受注順に記載された受注リストであ
るようにしたので、受注順の処理を容易化する。勿論、
本発明を実施する場合には、オーダー処理の効率からし
て受注品目のグループ別とすることができる。
【0197】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、配膳台装置部30をタッチパネル部203bとは
別に所定の表示部を有し、タッチパネル部203bに表
示する内容またはその一部を表示部に表示するようにす
ることもできる。この表示部を大きなものにすれば、店
員が遠くから確認でき、しかも、店員が遠くで作業をし
ながらも表示内容を理解できる。
【0198】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、配膳台装置部30に表示する受注リストには、注
文品の注文数量も記載されているようにしたのであるか
ら、同じ注文品は1つの項目として記載され、受注リス
トが見やすくなり小さい画面でも表示できる。勿論、本
発明を実施する場合には、同じ注文品であっても時経列
に並べてもよい。
【0199】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40に関する処理として、精算
書または領収書の印刷を行うか否かの選択を可能にする
ようにしたので、お客の要求に応じて精算書または領収
書を印刷できる。勿論、市販のレジスターによって領収
書を発行してもよいし、明細のみをレジスター装置部4
0で発行してもよい。
【0200】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40として、それぞれの客テー
ブルを示す所定数のキーを備えるか、または0〜9まで
の数字入力キーを有する数値入力用キーを備えるか、ま
たは文字入力キーを備え、客テーブルの指定は、これら
のキーのいずれかの操作により行われるようにしたの
で、客テーブルの指定が容易にできる。
【0201】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40がタッチパネル部203b
を有し、客テーブルの指定はタッチパネル部203b上
に、それぞれの客テーブルを示す所定数のキーが表示さ
れた画面、または0〜9までの数字入力キーを有する数
値入力用キーが表示された画面、または文字入力キーが
表示された画面を表示させ、これらのキーのいずれかの
操作により行い、指定された客テーブルの確定された注
文伝票にもとづき注文品名と単価と合計金額とをタッチ
パネル部203b上に表示させるようにしたので、客テ
ーブルの指定と、注文品名と単価と合計金額の表示と
が、1台のタッチパネル部203b上で可能になり、操
作が容易にできる。
【0202】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40が指定された客テーブルの
注文伝票に基き注文品の注文数量も表示するので、注文
品名と単価と合計金額の表示とが見やすくなり小さい画
面でも表示できる。勿論、これは確認行為であるので、
本発明を実施する場合には、印字出力のみとすることも
できる
【0203】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、タッチパネル部203bを有する所定数の客テー
ブル装置部21〜2n、タッチパネル部203bを有す
る厨房用装置部50、タッチパネル部203bを有する
配膳台装置部30、精算用の機能を有するレジスター装
置部40、それぞれの装置部とデータの授受を行いなが
ら、それぞれの装置部のデータ処理を行う中央処理装置
部10を備えた飲食物のオーダー処理装置であって、中
央処理装置部10は、客テーブル装置部21〜2nに関
する処理として、所定数の商品一覧表名を表示する画面
を客テーブル装置部21〜2nのタッチパネル部203
b上に表示させ、この画面上でいずれかの商品一覧表名
がタッチ指定されることにより、その商品一覧表を表示
させ、この商品一覧表上で注文品がタッチ指定され、0
〜9までの数字入力キーを有する数値入力用キーを適宜
用いて注文数量がタッチ入力され、所定のキーがタッチ
されることにより、注文品名及び注文数量を所定のメモ
リ内の注文伝票へ転記する転記処理を行う、という一連
の処理を所定回数行うとともに注文伝票の内容を画面表
示させ、所定の操作が行われることにより注文伝票によ
る注文内容が確定されたものと認知し、配膳台装置部3
0に関する処理として、すべての客テーブル装置部21
〜2nからの確定された注文伝票にもとづき注文品名と
注文数量と客テーブルを特定するシンボルと進捗状況と
を有する注文項目が所定数記載された受注リストを配膳
台装置のタッチパネル部203b上に表示させ、所定の
タッチ指定にもとづき進捗状況を更新し、厨房用装置部
50に関する処理として、受注リストのうち所定数の注
文品名と注文数量とを表示させ、レジスター装置部40
に関する処理として、指定された客テーブルの確定され
た注文伝票にもとづく注文品名と注文数量と単価と合計
金額とを表示させる発明とすることができ、この発明に
よれば、大声などにより店員を呼ぶのを好まないお客
や、聾唖者の便宜が図れる。また、注文内容を聞くため
に店員が客テーブルのところに行かなくてもよく、お店
の省力化ができる。また、厨房、配膳、及びレジの業務
の便宜を同時に図ることができるとともに、使い勝手が
よく信頼性が高く安価なものとして構成できる。
【0204】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10が、客テーブル装置部21〜
2nに関する処理として、所定数の商品一覧表名を表示
する画面を客テーブル装置部21〜2nのタッチパネル
部203b上に表示させ、この画面上でいずれかの商品
一覧表名がタッチ指定されることにより、その商品一覧
表を表示させ、この商品一覧表上で注文品がタッチ指定
されることにより、0〜9までの数字キーを有する数値
入力用キーを表示する画面を表示させ、この数値入力用
キーを適宜用いて注文数量がタッチ入力され、所定のキ
ーがタッチされることにより、注文品名及びその注文数
量を所定のメモリ内の注文伝票へ転記し所定数の商品一
覧表名を表示する画面に戻すという一連の処理を所定回
数行い、所定数の商品一覧表名を表示する画面で、所定
のキーがタッチされることにより注文伝票の内容を表示
する画面に切り替え、所定の操作が行われることにより
注文伝票による注文内容が確定されたものと認知するよ
うにしたので、数値入力用キーと商品一覧表と注文伝票
とに分けて画面表示されるため、小さなタッチパネル部
203bを使用することができ装置を小型で安価なもの
にすることができるとともに、中央処理装置部10と客
テーブル装置部21〜2n間の1回のデータ転送量が少
なくなるのため、操作者の待ち時間を短縮できる。
【0205】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10が、注文伝票の内容を表示し
ている客テーブル装置部21〜2nの画面に、所定の2
つのキーをさらに表示させ、そのうちの一方のキーがタ
ッチされることにより所定数の商品一覧表名を表示する
画面に戻させて注文伝票の内容追加を可能にし、注文伝
票の内容を表示している画面上での何れかの注文項目が
タッチ指定された後に、他方のキーがタッチされること
により、タッチ指定された注文項目を注文伝票から消去
自在としたので、注文伝票を見ながら注文品を適宜追加
したり、抹消したりできる。
【0206】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、配膳台装置部30または厨房用装置部50に注文
項目を受注順に表示させるようにしたので、受注順の処
理が店員により容易に確認でき、配膳の順序との間のタ
イミングのずれを認識し、是正することができる。勿
論、本発明を実施する場合には、オーダー処理の効率か
らして注文項目をグループ別とすることができる。
【0207】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10が、客テーブル装置部21〜
2nからの注文伝票に基き注文品名と注文数量と客テー
ブルを特定するシンボルとオーダー処理の進捗状況とを
有する注文項目を所定数表示する配膳台装置部30にお
ける画面を、選択的に調理物を表示する画面と飲物を表
示する画面とに分けて表示させ、調理物を表示している
画面で、所定のキーがタッチされることにより、飲物を
表示する画面に切り替え、この画面で所定のキーがタッ
チされることにより、調理物を表示する画面に切り替
え、両画面のうちの何れの画面でも注文項目がタッチ指
定され、所定のキーがタッチされることにより、タッチ
された注文項目の進捗状況を更新するようにしたので、
調理を必要とする調理物と調理を必要としない飲物とに
分けて一覧表示でき、飲物の優先的配膳などが店員によ
り容易にできる。
【0208】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10が、レジスター装置部40に
関する処理として、指定された客テーブルの注文伝票に
もとづき注文品名と注文数量と単価と合計金額とを表示
させる画面で、オーダー処理の進捗状況も画面表示さ
せ、所定のキーがタッチされることにより、オーダー処
理の進捗状況が配膳未完了になっている注文項目を注文
伝票から削除するようにしたので、注文伝票から配膳未
完了品を削除する処理が容易にでき、配膳未完了品につ
いて、お客と店との間にトラブルが発生しない。
【0209】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、配膳台装置部30に所定の画面の表示をしている
とき、この画面上の所定のキーがタッチされることによ
り、客テーブルを示す所定数のキーを表示する画面に切
り替え、何れかの客テーブルがタッチ指定されることに
より、指定された客テーブルの注文伝票の内容を画面表
示させ、配膳台装置部30からの操作による注文伝票の
作成または訂正または一旦確定された注文伝票の訂正を
可能にしたので、お客が客テーブル装置部21〜2nを
操作できない場合に、客テーブル装置部21〜2nや別
の装置部を用いることなく、店員により容易に操作の代
行を行うことができる。勿論、本発明を実施する場合に
は、客テーブル装置部21〜2nを用いてもよい。
【0210】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、客テーブルを示す所定数のキーを画面表示させ、
この画面上で何れかの客テーブルがタッチ指定されるこ
とにより、その客テーブルの注文伝票の内容を画面表示
させ、装置部からの操作による客テーブルの注文伝票の
作成または訂正または一旦確定された注文伝票の訂正を
可能にし、店員により容易に操作の代行を行うことがで
きるものである。
【0211】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10が配膳台装置部30に所定の
画面を表示させているとき、画面上の所定のキーがタッ
チされることにより、消費税率、商品別の単価の設定が
できるようにしたので、別の装置部を設けなくても、こ
れらの設定を容易に行うことができる。勿論、消費税
率、商品別の単価の設定は、営業開始前に設定するもの
であるから、客テーブル装置部21〜2n、厨房用装置
部50、配膳台装置部30、レジスター装置部40の何
れでも設定することができる。
【0212】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40に所定の画面を表示させて
いるとき、画面上の所定のキーがタッチされることによ
り、消費税率、商品別の単価の設定ができるようにした
ので、別の装置部を設けなくても、これらの設定を容易
に行うことができる。
【0213】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10がその装置部に関する処理を
行う所定の装置部を別に設け、この装置部のタッチパネ
ル部203bに中央処理装置部10が所定の画面を表示
させているとき、所定のキーがタッチされることによ
り、消費税率、商品別の単価の設定ができるようにした
ので、コストアップするが配膳台装置部30の使用が輻
湊するのを防止できる。
【0214】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、更に、販売可能残数の有無の設定が可能であり、
販売可能残数なしと設定された場合は、その商品を削除
した商品一覧表を客テーブル装置部21〜2nに表示さ
せるか、または、客テーブル装置部21〜2nにその旨
を表示することができるようにしたので、売り切れの発
生によるオーダー処理効率の低下を防止できる。
【0215】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、更に、仕込み数量の設定が可能であり、仕込み数
量から配膳した数量を逐次減算することにより、現在の
販売可能数量を把握し、販売可能数量が零または少量に
なっている場合、その商品を削除した商品一覧表を客テ
ーブル装置部21〜2nに表示させるか、または、客テ
ーブル装置部21〜2nにその旨を表示することができ
るようにしたので、販売可能数量が零または少量になっ
ている場合におけるオーダー処理効率の低下を防止でき
る。
【0216】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、現在の販売可能数量が注文数量より少ない場合、
有効数量ではないとして、入力された注文数量を無効に
できるようにしたので、販売可能数量が零または少量に
なっている場合におけるオーダー処理効率の低下を容易
に防止できる。
【0217】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、処理に時間がかかる場合に、この処理の実行中で
ある旨を画面表示するようにしたので、装置の動作状況
が分かり、操作者が安心して装置を使用できる。
【0218】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40がタッチパネル部203b
を有し、レジスター装置部40における客テーブルの指
定は、それぞれの客テーブルを示す所定数のキーが表示
された画面を表示させ、何れかの客テーブルがタッチ指
定されることにより行うようにしたので、使い勝手のよ
い装置が得られる。
【0219】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、レジスター装置部40における所定の操作によ
り、精算書または領収書の印刷を行うか否かの選択を可
能にするようにしたので、お客の要求に応じて精算書ま
たは領収書を印刷できる。
【0220】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、注文伝票による注文内容が確定されたものと中央
処理装置部10が認知するのは、タッチパネル部203
bに表示されている所定のキーがタッチされるようにし
たので、注文内容の確定用に別のスイッチを設けなくて
もよく装置を安価に構成できる。
【0221】
【0222】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、配膳台装置部30で所定のタッチ指定にもとづき
進捗状況を更新したとき、同時に受注リストからタッチ
指定された注文品を削除するようにしたので、画面のス
クロール操作等の手間を削減できるとともに、見やすく
なる。
【0223】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置の上記中央処理装置部10は、本発明を実施する場
合、所定数の上記客テーブル装置部21〜2n、上記厨
房用装置部50、上記配膳台装置部30、レジスター装
置部40に分散させることができる。このとき、各装置
部を均一なものとし、各処理を分散できるから、装置が
廉価になる。
【0224】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置の上記中央処理装置部10は、本発明を実施する場
合、少なくとも所定数の上記客テーブル装置部21〜2
n、上記厨房用装置部50、上記配膳台装置部30に分
散させることができる。このとき、各装置部を均一なも
のとし、各処理を分散できるから、装置が廉価になる。
【0225】上記実施の形態の飲食物のオーダー処理装
置は、中央処理装置部10は所定のシーケンスプログラ
ムを繰り返し実行するプログラマブルコントローラであ
るようにしたので、装置を一層安価に構成できる。
【0226】上記実施の形態では、本発明を飲食物のオ
ーダー処理装置として説明した。しかし、本発明は飲食
物のオーダー処理方法として捕えることもできる。
【0227】即ち、所定数の客テーブル装置部21〜2
n及び厨房用装置部50とデータの授受を行い、前記客
テーブル装置部21〜2n及び厨房用装置部50に関す
るオーダー処理を行う中央処理装置部10は、上記客テ
ーブル装置部21〜2nに関する処理として、上記客テ
ーブル装置部21〜2nのタッチパネル部203b上に
表示した商品一覧表上で何れかの注文品が指定されるこ
とにより、この注文品の注文品名を所定のメモリ内の注
文伝票に転記すると共に、上記注文伝票の内容を画面表
示し、所定の操作が行われることにより上記注文伝票に
よる注文内容が確定されたものとして認知し、上記厨房
用装置部50に関する処理として、上記客テーブル装置
部21〜2nからの確定された上記注文伝票に基き所定
数の注文品名が記載された受注リストを上記厨房用装置
部50に表示する飲食物のオーダー処理方法の発明とす
ることができる。
【0228】したがって、この発明によれば、大声で店
員を呼ぶことを好まないお客や、聾唖者の便宜が図れる
効果がある。また、注文内容を聞くために店員が各客テ
ーブルのところに行かなくてもよく、店の省力化ができ
る。
【0229】また、所定数の客テーブル装置部21〜2
n、配膳台装置部30、レジスター装置部40とデータ
の授受を行いながら、前記客テーブル装置部21〜2
n、配膳台装置部30、レジスター装置部40に関する
オーダー処理を行う中央処理装置部10は、上記客テー
ブル装置部21〜2nに関する処理として、所定数の商
品一覧表を表示する画面を上記客テーブル装置部21〜
2nのタッチパネル部203b上に表示し、この画面上
で何れかの商品名がタッチ指定されると、その商品名を
表示し、この商品一覧表上で注文品がタッチ指定され、
数値入力用キーを適宜用いて注文数量が入力され、所定
のキーがタッチされることにより、注文品名及び注文数
量を所定のメモリ内の注文伝票へ転記する転記処理を行
う一連の処理を行うと共に、上記注文伝票の内容を画面
表示させ、所定の操作が行われることにより上記注文伝
票による注文内容が確定されたものと認知し、上記配膳
台装置部30に関する処理として、上記客テーブル装置
部21〜2nからの確定された上記注文伝票に基き注文
品名と注文数量と客テーブルを特定する符号・記号とオ
ーダー処理の進捗状況とを有する注文項目が所定数記載
された受注リストを画面表示し、所定のタッチ指定に基
き、進捗状況の内容を更新し、上記厨房用装置部50に
関する処理として、上記受注リストのうち所定数の注文
品名と注文数量とを表示し、上記レジスター装置部40
に関する処理として、タッチ指定された客テーブルの確
定された上記注文伝票に基づく注文品名と注文数量と単
価と合計金額とを表示する飲食物のオーダー処理方法の
発明とすることができる。
【0230】したがって、この発明によれば、大声で店
員を呼ぶことを好まないお客や、聾唖者の便宜が図れる
効果がある。また、注文内容を聞くために店員が客テー
ブルのところに行かなくてもよく、店の省力化ができる
ともに、会計におけるデータ入力作業を軽減またはなく
せる。
【0231】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の飲食
物のオーダー処理装置によれば、タッチパネル部を有す
る所定数の客テーブル装置部、前記タッチパネル部を有
する厨房用装置部、それらの装置部とデータの授受を行
い、それらの装置部のデータ処理を行う中央処理装置部
を備えた飲食物のオーダー処理装置において、前記中央
処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する処理とし
て、前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示し
た商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定されるこ
とにより、この注文品の注文品名を所定のメモリ内の注
文伝票に転記すると共に、注文伝票の内容を画面表示
し、所定の操作が行われることにより注文伝票による注
文内容が確定されたと認知し、また、前記厨房用装置部
に関する処理として、客テーブル装置部からの確定され
た注文伝票に基き注文品名が所定数記載された受注リス
トを前記厨房用装置部に表示させるようにしたので、大
声で店員を呼ぶことを好まないお客や、聾唖者の便宜が
図れる効果がある。また、注文内容を聞くために店員が
各客テーブルのところに行かなくてもよく、店員の省力
化ができる効果がある。
【0232】請求項2の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装置
部、前記タッチパネル部を有する厨房用装置部、前記タ
ッチパネル部を有する配膳台装置部、それらの装置部と
データの授受を行い、それらの装置部のデータ処理を行
う中央処理装置部を備えた飲食物のオーダー処理装置に
おいて、前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部
に関する処理として、前記客テーブル装置部のタッチパ
ネル部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品が
タッチ指定されると、この注文品の注文品名を所定のメ
モリ内の注文伝票に転記すると共に、注文伝票の内容を
画面表示させ、所定の操作が行われることにより注文伝
票による注文内容が確定されたと認知し、前記厨房用装
置部に関する処理として、客テーブル装置部からの確定
された注文伝票に基き所定数の注文品名が記載された受
注リストを前記厨房用装置部に表示し、また、前記配膳
台装置部に関する処理として、前記客テーブル装置部か
らの確定された注文伝票に基き注文品名と客テーブルを
特定する符号・記号とを有する注文項目が所定数記載さ
れた受注リストを前記配膳台装置部のタッチパネル部上
に表示し、所定のタッチ指定に基き進捗状況を更新する
ようにしたので、大声で店員を呼ぶことを好まないお客
や、聾唖者の便宜が図れる効果がある。注文内容を聞く
ために店員が客テーブルのところに行かなくてもよく、
店員の省力化ができるともに、受注リストから配膳先が
わかり店員の便宜が図れる効果がある。
【0233】請求項3の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装置
部、前記タッチパネル部を有する厨房用装置部、前記タ
ッチパネル部を有する配膳台装置部、精算用の機能を有
するレジスター装置部、それらの装置部とデータの授受
を行い、それらの装置部のデータ処理を行う中央処理装
置部を備えた飲食物のオーダー処理装置であって、前記
中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する処理
として、前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表
示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定さ
れることにより、この注文品の注文品名を所定のメモリ
内の注文伝票に転記すると共に、注文伝票の内容を画面
表示し、所定の操作が行われることにより注文伝票によ
る注文内容が確定されたと認知し、また、厨房用装置部
に関する処理として、客テーブル装置部からの確定され
た注文伝票に基き所定数の注文品名が記載された受注リ
ストを厨房用装置部に表示させ、配膳台装置部に関する
処理として、客テーブル装置部からの確定された注文伝
票に基き注文品名と客テーブルを特定する符号・記号と
を有する注文項目が所定数記載された受注リストを前記
配膳台装置部のタッチパネル部上に表示させ、所定のタ
ッチ指定に基きオーダー処理の進捗状況を更新し、そし
て、前記レジスター装置部に関する処理として、指定さ
れた客テーブルの確定された注文伝票に基く注文品名と
単価と合計金額とを表示させるようにしたので、大声で
店員を呼ぶことを好まないお客や、聾唖者の便宜が図れ
る効果がある。また、注文内容を聞くために店員が客テ
ーブルのところに行かなくてもよく、店員の省力化がで
きるともに、受注リストから配膳先がわかり店員の便宜
を図ることができ、更にレジスターにおけるデータ入力
作業を軽減またはなくせる効果がある。
【0234】請求項4の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装置
部、タッチパネル部を有する厨房用装置部、精算用の機
能を有するレジスター装置部、それらの装置部とデータ
の授受を行い、それらの装置部のデータ処理を行う中央
処理装置部を備えた飲食物のオーダー処理装置におい
て、前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関
する処理として、前記客テーブル装置部のタッチパネル
部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッ
チ指定されることにより、この注文品の注文品名を所定
のメモリ内の注文伝票に転記すると共に、注文伝票の内
容を画面表示させ、所定の操作が行われることにより注
文伝票による注文内容が確定されたものと認知し、ま
た、前記厨房用装置部に関する処理として、前記客テー
ブル装置部からの確定された注文伝票に基き所定数の注
文品名が記載された受注リストを前記厨房用装置部に表
示させ、前記レジスター装置部に関する処理として、指
定された客テーブルの確定された注文伝票に基く注文品
名と単価と合計金額とを表示させるようにしたので、大
声で店員を呼ぶことを好まないお客や、聾唖者の便宜が
図れる効果がある。また、注文内容を聞くために店員が
客テーブルのところに行かなくてもよく、店の省力化が
できるともに、会計におけるデータ入力作業を軽減また
はなくせる効果がある。
【0235】請求項5の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、前記配膳台装置部または厨房用装置部に表示する
受注リストには注文品のオーダー処理の進捗状況も表示
し、前記配膳台装置部のタッチパネル部に所定のタッチ
操作が行われることにより進捗状況を更新するようにし
たので、請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の効
果に加えて、受注リストからそれらの注文品の配膳が完
了しているものか否か等の進捗状況がわかり、店員の便
宜が得られる効果がある。
【0236】請求項6の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、前記厨房用装置部は所定の入力部を有すると共
に、前記配膳台装置部または厨房用装置部に表示する受
注リストには注文品のオーダー処理の進捗状況を表示
し、入力部に所定の操作が行われることにより進捗状況
を更新するようにしたので、請求項1乃至請求項5の何
れか1つに記載の効果に加えて、厨房担当の店員が進捗
状況を入力できる効果がある。また、厨房関係の進捗状
況の入力も可能になる効果がある。
【0237】請求項7の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、前記客テーブル装置部における商品一覧表の表示
を、所定数の商品一覧表名を表示する画面を前記客テー
ブル装置部のタッチパネル部上に表示させ、この画面上
で何れかの商品一覧表名がタッチ指定されるようにした
ので、請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の効果
に加えて、商品の種類が多数ある場合にも対応できる効
果がある。
【0238】請求項8の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、前記客テーブル装置部に表示されている商品一覧
表上で何れかの注文品がタッチ指定された後に、前記客
テーブル装置部に表示されている数値入力用キーを適宜
用いて注文数量が入力されることにより、注文品の注文
数量も所定のメモリ内の注文伝票に転記するようにした
ので、請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の効果
に加えて、注文伝票に同じ注文品は1つの項目として記
載され注文伝票が見やすくなり、同じ注文品が多数ある
場合に入力が容易になる効果がある。
【0239】請求項9の飲食物のオーダー処理装置によ
れば、前記客テーブル装置部に表示する注文伝票には、
注文品名と共に、そのオーダー処理の進捗状況を表示す
るようにしたので、請求項1乃至請求項7の何れか1つ
に記載の効果に加えて、注文品の進捗状況をお客が容易
に知ることができる効果がある。
【0240】
【0241】請求項10の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記厨房用装置部に表示する受注リストには、
注文品の注文数量も表示するようにしたので、請求項1
乃至請求項9の何れか1つに記載の効果に加えて、同じ
注文品は1つの項目として記載され、受注リストが見や
すくなり小さい画面でも表示できる効果がある。
【0242】請求項11の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記厨房用装置部または配膳台装置部に表示す
る受注リストは、受注順に記載された受注リストである
ようにしたので、請求項1乃至請求項10の何れか1つ
に記載の効果に加えて、受注順の処理を容易化する効果
がある。
【0243】請求項12の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記配膳台装置部は、タッチパネル部とは別に
所定の表示部を有し、タッチパネル部に表示する内容ま
たはその一部を表示部に表示するようにしたので、請求
項1乃至請求項11の何れか1つに記載の効果に加え
て、表示部が大きいから、店員が遠くからでも、かつ、
他の作業をしながらでも表示内容を理解できる効果があ
る。
【0244】請求項13の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記配膳台装置部に表示する受注リストには、
注文品の注文数量も記載されているので、請求項2、請
求項3、請求項5乃至請求項12の何れか1つに記載の
効果に加えて、同じ注文品は1つの項目として記載さ
れ、受注リストが見やすくなり小さい画面でも表示でき
る効果がある。
【0245】請求項14の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記レジスター装置部に関する処理として、精
算書または領収書の印刷を行うか否かの選択を可能にす
るようにしたので、請求項3乃至請求項13の何れか1
つに記載の効果に加えて、同じ注文品は1つの項目とし
て記載され、お客の要求に応じて精算書または領収書を
印刷できる効果がある。
【0246】
【0247】請求項15の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記レジスター装置部は、それらの客テーブル
を示す所定数のキーを備えるか、数値入力用キーを備え
るか、または文字入力キーを備え、客テーブルの指定
は、これらのキーの何れかの操作により行われるので、
請求項3乃至請求項14の何れか1つに記載の効果に加
えて、客テーブルの指定が容易にできる効果がある。
【0248】請求項16の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記レジスター装置部はタッチパネル部を有
し、客テーブルの指定はタッチパネル部上に、それらの
客テーブルを示す所定数のキーが表示された画面、数値
入力用キーが表示された画面、または文字入力キーが表
示された画面を表示し、これらのキーの何れかの操作に
より行い、指定された客テーブルの確定された注文伝票
に基き注文品名と単価と合計金額とを前記タッチパネル
部上に表示させるようにしたので、請求項3乃至請求項
15の何れか1つに記載の効果に加えて、客テーブルの
指定と、注文品名と単価と合計金額の表示とが、1台の
タッチパネル部上で可能になり、操作が容易にできる効
果がある。
【0249】請求項17の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記レジスター装置部は、指定された客テーブ
ルの注文伝票に基き注文品の注文数量も表示するので、
請求項3乃至請求項16の何れか1つに記載の効果に加
えて、注文品名と単価と合計金額の表示とが見やすくな
り、譬え、小さい画面でも表示できる効果がある。
【0250】請求項18の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、タッチパネル部を有する所定数の客テーブル装
置部、タッチパネル部を有する厨房用装置部、タッチパ
ネル部を有する配膳台装置部、精算用の機能を有するレ
ジスター装置部、及びそれらの装置部とデータの授受を
行い、それらの装置部のデータ処理を行う中央処理装置
部を備えた飲食物のオーダー処理装置であって、前記中
央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する処理と
して、所定数の商品一覧表名を表示する画面を前記客テ
ーブル装置部のタッチパネル部上に表示させ、この画面
上で何れかの商品一覧表名がタッチ指定されることによ
り、その商品一覧表を表示させ、この商品一覧表上で注
文品がタッチ指定され、数値入力用キーを適宜用いて注
文数量が入力され、所定のキーがタッチされることによ
り、注文品名及び注文数量を所定のメモリ内の注文伝票
へ転記するという一連の処理を行うと共に、注文伝票の
内容を画面表示し、所定の操作が行われることにより注
文伝票による注文内容が確定されたと認知し、また、前
記配膳台装置部に関する処理として、前記客テーブル装
置部からの確定された注文伝票に基き注文品名と注文数
量と客テーブルを特定する符号・記号と進捗状況とを有
する注文項目が所定数記載された受注リストを前記配膳
台装置のタッチパネル部上に表示させ、所定のタッチ指
定に基きオーダー処理の進捗状況を更新し、また、前記
厨房用装置部に関する処理として、受注リストのうち所
定数の注文品名と注文数量とを表示し、前記レジスター
装置部に関する処理として、指定された客テーブルの確
定された注文伝票に基く注文品名と注文数量と単価と合
計金額とを表示するので、大声で店員を呼ぶことを好ま
ないお客や、聾唖者の便宜が図れる効果がある。また、
注文内容を聞くために店員が客テーブルのところに行か
なくてもよく、店の省力化ができる効果がある。また、
厨房、配膳、及び会計の業務の便宜を同時に図ることが
できると共に、使い勝手がよく信頼性が高く安価なもの
として構成できる効果がある。
【0251】請求項19の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部
に関する処理として、所定数の商品一覧表名を表示する
画面を前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示
させ、この画面上で何れかの商品一覧表名がタッチ指定
されることにより、その商品一覧表を表示させ、この商
品一覧表上で注文品がタッチ指定されることにより、数
値入力用キーを表示する画面を表示させ、この数値入力
用キーを適宜用いて注文数量が入力され、所定のキーが
タッチされることにより、注文品名及びその注文数量を
所定のメモリ内の注文伝票へ転記し、所定数の商品一覧
表名を表示する画面に戻すという一連の処理を所定回数
行い、所定数の商品一覧表名を表示する画面で、所定の
キーがタッチされることにより注文伝票の内容を表示す
る画面に切り替え、所定の操作が行われることにより注
文伝票による注文内容が確定されたものと認知するの
で、請求項18の効果に加えて、数値入力用キーと商品
一覧表と注文伝票とに分けて画面表示され、小さなタッ
チパネル部を使用することができ装置を小型で安価なも
のにすることができると共に、前記中央処理装置部と客
テーブル装置部間の1回のデータ転送量が少なくなるた
め、操作者の待ち時間を短縮できる効果がある。
【0252】請求項20の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、注文伝票の内容を表示
している前記客テーブル装置部の画面に、注文伝票の内
容追加を可能とし、また、注文伝票の内容を表示してい
る画面上で何れかの注文項目がタッチ指定された後に、
タッチ指定された注文項目を注文伝票から消去自在とし
たもので、請求項1乃至請求項19の何れか1つに記載
の効果に加えて、注文伝票を見ながら注文品を適宜追
加、抹消できる効果がある。
【0253】請求項21の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、配膳台装置部または厨
房用装置部に注文項目を受注順に表示させるようにした
ので、請求項1乃至請求項20の何れか1つに記載の効
果に加えて、受注順の処理が店員により容易に行える効
果がある。
【0254】請求項22の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、客テーブル装置部から
の注文伝票に基き注文品名と注文数量と客テーブルを特
定する符号・記号と進捗状況とを有する注文項目を所定
数表示する配膳台装置部における画面を、選択的に調理
物を表示する画面と飲物を表示する画面とに分けて表示
させ、調理物を表示している画面で、所定のタッチキー
がタッチされることにより、飲物を表示する画面に切り
替えさせ、この画面で所定のタッチキーがタッチされる
ことにより、調理物を表示する画面に切り替えさせ、両
画面のうちの何れの画面でも注文項目がタッチ指定さ
れ、所定のタッチキーがタッチされることにより、タッ
チされた注文項目の進捗状況を更新するようにしたの
で、請求項1乃至請求項21の何れか1つに記載の効果
に加えて、調理を必要とする調理物と調理を必要としな
い飲物とに分けて一覧表示できるので、飲物の優先的配
膳等が店員により容易にできる効果がある。
【0255】請求項23の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、前記レジスター装置部
に関する処理として、指定された客テーブルの注文伝票
に基き注文品名と注文数量と単価と合計金額とを表示さ
せる画面で、進捗状況も画面表示させ、所定のキーがタ
ッチされることにより、オーダー処理の進捗状況が配膳
未完了になっている注文項目を注文伝票から削除するよ
うにしたので、請求項1乃至請求項22の何れか1つに
記載の効果に加えて、注文伝票から配膳未完了品を削除
する処理が容易にできる効果がある。
【0256】請求項24の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、前記配膳台装置部に所
定の画面の表示をしているとき、この画面上の所定のキ
ーがタッチされることにより、客テーブルを示す所定数
のキーを表示する画面に切り替えさせ、何れかの客テー
ブルがタッチ指定されることにより、指定された客テー
ブルの注文伝票の内容を画面表示させ、前記配膳台装置
部からの操作による注文伝票の作成または訂正または一
旦確定された注文伝票の訂正を可能にしたので、請求項
1乃至請求項23の何れか1つに記載の効果に加えて、
お客が前記客テーブル装置部を操作できない場合に、前
記客テーブル装置部や別の装置部を用いることなく、店
員により容易に操作の代行を行うことができる効果があ
る。
【0257】請求項25の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、前記配膳台装置部に所
定の画面を表示させているとき、消費税率、商品別の単
価の設定を可能とするものであるから、請求項1乃至請
求項24の何れか1つに記載の効果に加えて、別の装置
部を設けなくても、これらの設定を容易に行うことがで
きる効果がある。
【0258】請求項25の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部が、前記配膳台装置部に所
定の画面を表示させているとき、画面上の所定のキーが
タッチされることにより、消費税率、商品別の単価の設
定ができるようにしたので、請求項1乃至請求項24の
何れか1つに記載の効果に加えて、別の装置部を設けな
くても、これらの設定を容易に行うことができる効果が
ある。
【0259】請求項26の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部が、前記レジスター装置部
に所定の画面を表示させているとき、画面上の所定の前
記タッチキーがタッチされることにより、消費税率、商
品別の単価の設定ができるようにしたので、請求項3乃
至請求項25の何れか1つに記載の効果に加えて、別の
装置部を設けなくても、これらの設定を容易に行うこと
ができる効果がある。
【0260】請求項27の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部が所定の画面を表示してい
るとき、所定のキーがタッチされると、消費税率、商品
別の単価の設定ができるようにしたので、請求項1乃至
請求項24の何れか1つに記載の効果に加えて、コスト
アップするが配膳台装置部の使用が輻湊するのを防止で
きる効果がある。
【0261】請求項28の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、更に、販売可能残数の有無の設定が可能であ
り、販売可能残数なしと設定された場合、その商品を削
除した商品一覧表を客テーブル装置部に表示させるか、
または、客テーブル装置部にその旨を表示することがで
きるようにしたので、請求項1乃至請求項27の何れか
1つに記載の効果に加えて、売り切れの発生によるオー
ダー処理効率の低下を防止できる効果がある。
【0262】請求項29の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、更に、仕込み数量の設定が可能であり、仕込み
数量から配膳した数量を逐次減算することにより、現在
の販売可能数量を把握し、販売可能数量が零または少量
になっている場合、その商品を削除した商品一覧表を前
記客テーブル装置部に表示させるか、または、前記客テ
ーブル装置部にその旨を表示できるので、請求項1乃至
請求項28の何れか1つに記載の効果に加えて、販売可
能数量が零または少量になっている場合におけるオーダ
ー処理効率の低下を防止できる効果がある。
【0263】請求項30の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、現在の販売可能数量が注文数量より少ない場合
は、有効数量ではないとして、入力された注文数量を無
効表示することができるものであるから、請求項1乃至
請求項29の何れか1つに記載の効果に加えて、販売可
能数量が零または少量になっている場合におけるオーダ
ー処理効率の低下を容易に防止できる効果がある。
【0264】請求項31の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、処理に時間がかかる場合に、この処理の実行中
である旨を画面表示するものであるから、請求項1乃至
請求項30の何れか1つに記載の効果に加えて、装置の
動作状況が分かり、操作者が安心して装置を使用できる
効果がある。
【0265】請求項32の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記レジスター装置部はタッチパネル部を有
し、前記レジスター装置部における客テーブルの指定
は、それらの客テーブルを示す所定数のタッチキーが表
示された画面を表示させ、何れかの客テーブルがタッチ
指定されることにより行うようにしたので、請求項1乃
至請求項31の何れか1つに記載の効果に加えて、使い
勝手のよい装置が得られる効果がある。
【0266】請求項33の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、前記レジスター装置部
に関する処理として、前記レジスター装置部における所
定の操作により、精算書または領収書の印刷を行うか否
かの選択を可能にしたものであるから、請求項1乃至請
求項32の何れか1つに記載の効果に加えて、お客の要
求に応じて精算書または領収書を印刷できる効果があ
る。
【0267】請求項34の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、注文伝票による注文内容が確定されたものと中
央処理装置部が認知するのは、タッチパネル部に表示さ
れている所定のキーがタッチされるものであるから、請
求項1乃至請求項33の何れか1つに記載の効果に加え
て、注文内容の確定用に別のスイッチを設けなくてもよ
く装置を安価に構成できる効果がある。
【0268】請求項35の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記配膳台装置部で所定のタッチ指定に基きオ
ーダー処理の進捗状況を更新したとき、同時に受注リス
トから配膳済の表示に変更するので、請求項1乃至請求
項34の何れか1つに記載の効果に加えて、画面のスク
ロール操作等の手間を削減できると共に、見やすくなる
効果がある。
【0269】請求項36の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、所定数の前記客テーブ
ル装置部、前記厨房用装置部、前記配膳台装置部、レジ
スター装置部に分散させたものであるから、請求項1乃
至請求項35の何れか1つに記載の効果に加えて、各装
置部を均一なものとし、各処理を分散できるから、装置
が廉価になる。
【0270】請求項37の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は、少なくとも所定数の前
記客テーブル装置部、前記厨房用装置部、前記配膳台装
置部に分散させたものであるから、請求項1乃至請求項
36の何れか1つに記載の効果に加えて、各装置部を均
一なものとし、各処理を分散できるから、装置が廉価に
なる。
【0271】請求項38の飲食物のオーダー処理装置に
よれば、前記中央処理装置部は所定のシーケンスプログ
ラムを繰り返し実行するプログラマブルコントローラで
あるので、請求項1乃至請求項36の何れか1つに記載
の効果に加えて、装置を一層安価に構成できる効果があ
る。
【0272】請求項39にかかる飲食物のオーダー処理
方法は、所定数の客テーブル装置部及び厨房用装置部と
データの授受を行い、前記客テーブル装置部及び厨房用
装置部に関するオーダー処理を行う中央処理装置部は、
前記客テーブル装置部に関する処理として、前記客テー
ブル装置部のタッチパネル部上に表示した商品一覧表上
で何れかの注文品が指定されることにより、この注文品
の注文品名を所定のメモリ内の注文伝票に転記すると共
に、前記注文伝票の内容を画面表示し、所定の操作が行
われることにより前記注文伝票による注文内容が確定さ
れたものとして認知し、前記厨房用装置部に関する処理
として、前記客テーブル装置部からの確定された前記注
文伝票に基き所定数の注文品名が記載された受注リスト
を前記厨房用装置部に表示させるものである。
【0273】したがって、大声で店員を呼ぶことを好ま
ないお客や、聾唖者の便宜が図れる効果がある。また、
注文内容を聞くために店員が各客テーブルのところに行
かなくてもよく、店の省力化ができる効果がある。
【0274】請求項40にかかる飲食物のオーダー処理
方法は、所定数の客テーブル装置部、配膳台装置部、レ
ジスター装置部とデータの授受を行いながら、前記客テ
ーブル装置部、配膳台装置部、レジスター装置部に関す
るオーダー処理を行う中央処理装置部は、前記客テーブ
ル装置部に関する処理として、所定数の商品一覧表を表
示する画面を前記客テーブル装置部のタッチパネル部上
に表示し、この画面上で何れかの商品名がタッチ指定さ
れると、その商品名を表示し、この商品一覧表上で注文
品がタッチ指定され、数値入力用キーを適宜用いて注文
数量が入力され、所定のキーがタッチされることによ
り、注文品名及び注文数量を所定のメモリ内の注文伝票
へ転記する転記処理を行う一連の処理を行うと共に、前
記注文伝票の内容を画面表示させ、所定の操作が行われ
ることにより前記注文伝票による注文内容が確定された
ものと認知し、前記配膳台装置部に関する処理として、
前記客テーブル装置部からの確定された前記注文伝票に
基き注文品名と注文数量と客テーブルを特定する符号・
記号とオーダー処理の進捗状況とを有する注文項目が所
定数記載された受注リストを画面表示し、所定のタッチ
指定に基き、進捗状況の内容を更新し、前記厨房用装置
部に関する処理として、前記受注リストのうち所定数の
注文品名と注文数量とを表示し、前記レジスター装置部
に関する処理として、タッチ指定された客テーブルの確
定された前記注文伝票に基づく注文品名と注文数量と単
価と合計金額とを表示するものである。
【0275】したがって、大声で店員を呼ぶことを好ま
ないお客や、聾唖者の便宜が図れる効果がある。また、
注文内容を聞くために店員が客テーブルのところに行か
なくてもよく、店の省力化ができるともに、会計におけ
るデータ入力作業を軽減またはなくせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による飲食物のオーダー処理装
置のブロック構成図である。
【図2】 図2は図1の中央処理装置部による客テーブ
ル装置部に関する処理を示すフローチャートである。
【図3】 図3は図1の中央処理装置部による配膳台装
置部に関する処理を示すフローチャートである。
【図4】 図4は図1の中央処理装置部によるレジスタ
ー装置部に関する処理を示すフローチャートである。
【図5】 図5は図1の中央処理装置部による代行処理
に関する処理を示すフローチャートである。
【図6】 図6は図1の中央処理装置部による代行処理
に関する処理を示すフローチャートである。
【図7】 図7は図1の中央処理装置部による基本設定
に関する処理を示すフローチャートである。
【図8】 図8は図2のステップS204においてタッ
チパネル部に表示される初期画面を示す図である。
【図9】 図9は図2のステップS205においてタッ
チパネル部に表示される種別選択(商品一覧表名の選
択)画面を示す図である。
【図10】 図10は図2のステップS207において
タッチパネル部に表示される商品選択(商品名の選択)
画面を示す図である。
【図11】 図11は図2のステップS209において
タッチパネル部に表示される数値入力(注文数の入力)
画面を示す図である。
【図12】 図12は図2のステップS213において
タッチパネル部に表示される注文伝票(注文伝票の表
示)画面を示す図である。
【図13】 図13は図3のステップS303において
タッチパネル部に表示される調理受付け(調理物受注リ
ストの表示)画面を示す図である。
【図14】 図14は図3のステップS306において
タッチパネル部に表示される飲物受付け(飲物受注リス
トの表示)画面を示す図である。
【図15】 図15は図4のステップS403において
タッチパネル部に表示されるテーブル選択(客テーブル
の選択用)画面を示す図である。
【図16】 図16は図4のステップS404において
タッチパネル部に表示される伝票明細(選択された客テ
ーブルからの受注リストを表示する)画面を示す図であ
る。
【図17】 図17は図4のステップS405において
タッチパネル部に表示される画面(現在処理中である旨
を表示する画面)を示す図である。
【図18】 図18は図4のステップS409において
タッチパネル部に表示される画面(現在処理中である旨
を表示する画面)を示す図である。
【図19】 図19は図4のステップS411において
タッチパネル部に表示される画面(現在処理中である旨
を表示する画面)を示す図である
【図20】 図20は図5のステップS501において
タッチパネル部に表示されるテーブル選択(客テーブル
の選択用)画面を示す図である。
【図21】 図21は図5のステップS502において
タッチパネル部に表示される注文伝票(注文伝票の表
示)画面を示す図である。
【図22】 図22は図6のステップS511において
タッチパネル部に表示される種別選択(商品一覧表名の
選択)画面を示す図である。
【図23】 図23は図6のステップS513において
タッチパネル部に表示される商品選択(商品名の選択)
画面を示す図である。
【図24】 図24は図6のステップS515において
タッチパネル部に表示される数値入力(注文数の入力)
画面を示す図である。
【図25】 図25は図7のステップS601において
タッチパネル部に表示される基本設定(基本設定グルー
プ名の選択)画面を示す図である。
【図26】 図26は図7のステップS602において
タッチパネル部に表示される種別選択(商品一覧表名の
選択)画面を示す図である。
【図27】 図27は図7のステップS603において
タッチパネル部に表示される商品選択(商品名の選択)
画面を示す図である。
【図28】 図28は図7のステップS604において
タッチパネル部に表示される商品設定(選択された商品
の単価等を設定する)画面を示す図である。
【図29】 図29は図7のステップS605において
タッチパネル部に表示される基本設定(その他の基本設
定を行う)画面を示す図である。
【図30】 図30は図7のステップS606において
タッチパネル部に表示される初期化内容(初期化の内容
を表示する)画面を示す図である。
【図31】 図31は図2のステップS220において
客テーブルから「呼び出し」の操作が行われた場合に配
膳台装置部等に表示される画面を示す図である。
【符号の説明】
10 中央処理装置部 21〜2n 客テーブル装置部 30 配膳台装置部 40 レジスター装置部 50 厨房用装置部 60 出力信号線 70 入力信号線 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104,201 送受信部 105 外部伝送制御部 202 表示制御部 203 タッチパネル付液晶表示装置部 203a 液晶表示装置部 203b タッチパネル部 204 タッチパネル信号制御部

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネル部を有する所定数の客テー
    ブル装置部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置
    部と、前記客テーブル装置部及び厨房用装置部とデータ
    の授受を行い、前記客テーブル装置部及び厨房用装置部
    のデータ処理を行う中央処理装置部とを備えた飲食物の
    オーダー処理装置において、 前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
    処理として、前記客テーブル装置部の前記タッチパネル
    部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッ
    チ指定されることにより、この注文品の注文品名を所定
    のメモリ内の注文伝票に転記すると共に、前記注文伝票
    の内容を画面表示させ、所定の操作が行われたとき、前
    記注文伝票による注文内容が確定されたものと認知し、 前記厨房用装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き所定数の注
    文品名が記載された受注リストを前記厨房用装置部に表
    示することを特徴とする飲食物のオーダー処理装置。
  2. 【請求項2】 タッチパネル部を有する所定数の客テー
    ブル装置部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置
    部と、前記タッチパネル部を有する配膳台装置部と、前
    記客テーブル装置部及び厨房用装置部及び配膳台装置部
    とデータの授受を行い前記客テーブル装置部及び厨房用
    装置部及び配膳台装置部のデータ処理を行う中央処理装
    置部を備えた飲食物のオーダー処理装置において、 前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
    処理として、前記客テーブル装置部の前記タッチパネル
    部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッ
    チ指定されたことにより、この注文品の注文品名を所定
    のメモリ内の注文伝票に転記すると共に、前記注文伝票
    の内容を画面表示し、所定の操作が行われたとき、前記
    注文伝票による注文内容が確定されたものと認知し、 前記厨房用装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き所定数の注
    文品名が記載された受注リストを前記厨房用装置部に表
    示し、 前記配膳台装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き注文品名と
    客テーブルを特定する符号・記号とを有する注文項目が
    所定数記載された受注リストを、前記配膳台装置部のタ
    ッチパネル部上に表示させ、所定のタッチ指定に基きオ
    ーダー処理の進捗状況を更新することを特徴とする飲食
    物のオーダー処理装置。
  3. 【請求項3】 タッチパネル部を有する所定数の客テー
    ブル装置部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置
    部と、前記タッチパネル部を有する配膳台装置部と、精
    算用の機能を有するレジスター装置部と、前記客テーブ
    ル装置部及び厨房用装置部及び配膳台装置部及びレジス
    ター装置部とデータの授受を行い、前記客テーブル装置
    部及び厨房用装置部及び配膳台装置部及びレジスター装
    置部のデータ処理を行う中央処理装置部とを備えた飲食
    物のオーダー処理装置において、 前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
    処理として、前記客テーブル装置部の前記タッチパネル
    部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッ
    チ指定されることにより、この注文品の注文品名を所定
    のメモリ内の注文伝票に転記すると共に、前記注文伝票
    の内容を画面表示し、所定の操作が行われることにより
    前記注文伝票による注文内容が確定されたものと認知
    し、 前記厨房用装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き所定数の注
    文品名が記載された受注リストを前記厨房用装置部に表
    示し、 前記配膳台装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き注文品名と
    客テーブルを特定する符号・記号とを有する注文項目が
    所定数記載された受注リストを前記配膳台装置部の前記
    タッチパネル部上に表示し、所定のタッチ指定に基きオ
    ーダー処理の進捗状況を更新し、 前記レジスター装置部に関する処理として、タッチ指定
    された前記客テーブルの確定された前記注文伝票に基づ
    く注文品名と単価と合計金額とを表示することを特徴と
    する飲食物のオーダー処理装置。
  4. 【請求項4】 タッチパネル部を有する所定数の客テー
    ブル装置部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装置
    部と、精算用の機能を有するレジスター装置部と、前記
    客テーブル装置部及び厨房用装置部及びレジスター装置
    部とデータの授受を行い、前記客テーブル装置部及び厨
    房用装置部及びレジスター装置部のデータ処理を行う中
    央処理装置部を備えた飲食物のオーダー処理装置におい
    て、 前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
    処理として、前記客テーブル装置部の前記タッチパネル
    部上に表示させた商品一覧表上で何れかの注文品がタッ
    チ指定されることにより、この注文品の注文品名を所定
    のメモリ内の注文伝票に転記すると共に、前記注文伝票
    の内容を画面表示させ、所定の操作が行われることによ
    り前記注文伝票による注文内容が確定されたものと認知
    し、 前記厨房用装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き所定数の注
    文品名が記載された受注リストを前記厨房用装置部に表
    示し、 前記レジスター装置部に関する処理として、タッチ指定
    された客テーブルの確定された前記注文伝票に基く注文
    品名と単価と合計金額とを表示させることを特徴とする
    飲食物のオーダー処理装置。
  5. 【請求項5】 前記配膳台装置部または厨房用装置部に
    表示する受注リストには、注文品の注文状況を表示し、
    前記配膳台装置部のタッチパネル部に所定のタッチ操作
    が行われることによりオーダー処理の進捗状況を更新す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つ
    に記載の飲食物のオーダー処理装置。
  6. 【請求項6】 前記厨房用装置部は、所定の入力部を有
    すると共に、前記配膳台装置部または前記厨房用装置部
    に表示する受注リストには注文品の注文状況を表示し、
    前記入力部に所定の操作が行われることによりオーダー
    処理の進捗状況を更新することを特徴とする請求項1乃
    至請求項5の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記客テーブル装置部における商品一覧
    表の表示は、所定数の商品一覧表名を表示する画面を前
    記客テーブル装置部の前記タッチパネル部上に表示さ
    せ、この画面上で何れかの商品一覧表名がタッチ指定さ
    れることにより行うことを特徴とする請求項1乃至請求
    項6の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  8. 【請求項8】 前記客テーブル装置部に表示されている
    商品一覧表上で何れかの注文品がタッチ指定された後
    に、前記客テーブル装置部に表示されている数字入力キ
    ーを有する数値入力用キーを適宜用いて注文数量がタッ
    チ入力されたことにより、注文品の注文数量も所定のメ
    モリ内の注文伝票に転記することを特徴とする請求項1
    乃至請求項7の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記客テーブル装置部に表示する注文伝
    票には、注文品名と共に、そのオーダー処理の進捗状況
    を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何
    れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  10. 【請求項10】 前記厨房用装置部に表示する受注リス
    トには、注文品の注文数量を表示することを特徴とする
    請求項1乃至請求項9の何れか1つに記載の飲食物のオ
    ーダー処理装置。
  11. 【請求項11】 前記厨房用装置部または配膳台装置部
    に表示する受注リストは、受注順に記載されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1つに記
    載の飲食物のオーダー処理装置。
  12. 【請求項12】 前記厨房用装置部と配膳台装置部は、
    その1以上を前記タッチパネル部とは別に前記タッチパ
    ネル部の表示面積よりも大きい表示面積の表示部を有
    し、前記タッチパネル部に表示する内容またはその一部
    を表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至請求
    項11の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記配膳台装置部に表示する受注リス
    トには、注文品の注文数量を記載されていることを特徴
    とする請求項2、請求項3、請求項5乃至請求項12の
    何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  14. 【請求項14】 前記レジスター装置部に関する処理と
    して、前記レジスター装置部における所定の操作によ
    り、精算書または領収書の印刷を行うか否かの選択を可
    能にすることを特徴とする請求項3乃至請求項13の何
    れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  15. 【請求項15】 前記レジスター装置部は、前記客テー
    ブルを示す所定数の専用キーまたは数値入力用キーまた
    は文字入力キーを備え、前記客テーブルのタッチ指定
    は、これらのキーの何れかの操作により行うことを特徴
    とする請求項3乃至請求項14の何れか1つに記載の飲
    食物のオーダー処理装置。
  16. 【請求項16】 前記レジスター装置部は、前記タッチ
    パネル部を有し、前記客テーブルのタッチ指定は、前記
    タッチパネル部上に前記客テーブルを示す所定数の専用
    キーまたは数値入力用キーが表示された画面または文字
    入力キーが表示された画面を表示し、これらのキーの何
    れかの操作により行い、タッチ指定された前記客テーブ
    ルの確定された注文伝票に基き注文品名と単価と合計金
    額とをタッチパネル部上に表示させることを特徴とする
    請求項3乃至請求項15の何れか1つに記載の飲食物の
    オーダー処理装置。
  17. 【請求項17】 前記レジスター装置部は、タッチ指定
    された前記客テーブルの確定された注文伝票に基き、注
    文品の注文数量を表示させることを特徴とする請求項3
    乃至請求項16の何れか1つに記載の飲食物のオーダー
    処理装置。
  18. 【請求項18】 タッチパネル部を有する所定数の客テ
    ーブル装置部と、前記タッチパネル部を有する厨房用装
    置部と、前記タッチパネル部を有する配膳台装置部と、
    精算用の機能を有するレジスター装置部と、前記客テー
    ブル装置部及び厨房用装置部及び配膳台装置部及びレジ
    スター装置部とデータの授受を行い、前記客テーブル装
    置部及び厨房用装置部及び配膳台装置部及びレジスター
    装置部のデータ処理を行う中央処理装置部を備えた飲食
    物のオーダー処理装置において、 前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
    処理として、所定数の商品一覧表名を表示する画面を前
    記客テーブル装置部の前記タッチパネル部上に表示さ
    せ、この画面上で何れかの商品一覧表名がタッチ指定さ
    れることにより、その商品一覧表を表示させ、この商品
    一覧表上で注文品がタッチ指定され、数値入力用キーを
    適宜用いて注文数量が入力され、所定の入力により、注
    文品名及び注文数量を所定のメモリ内の注文伝票へ転記
    する一連の処理を行うと共に、前記注文伝票の内容を画
    面表示し、所定の操作が行われることにより前記注文伝
    票による注文内容が確定されたものと認知し、 前記配膳台装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き注文品名と
    注文数量と客テーブルを特定する符号・記号とを有する
    注文項目が、所定数記載された受注リストを前記配膳台
    装置部の前記タッチパネル部上に表示させ、所定のタッ
    チ指定に基きオーダー処理の進捗状況を更新し、 前記厨房用装置部に関する処理として、前記受注リスト
    のうち所定数の注文品名とその注文数量とを表示し、 前記レジスター装置部に関する処理として、タッチ指定
    された前記客テーブルの確定された前記注文伝票に基く
    注文品名と注文数量と単価と合計金額とを表示させるこ
    とを特徴とする飲食物のオーダー処理装置。
  19. 【請求項19】 前記中央処理装置部は、前記客テーブ
    ル装置部に関する処理として、所定数の商品一覧表名を
    表示する画面を前記客テーブル装置部の前記タッチパネ
    ル部上に表示させ、この画面上で何れかの商品一覧表名
    がタッチ指定されることにより、その商品一覧表を表示
    させ、この商品一覧表上で注文品がタッチ指定されるこ
    とにより、数値入力用キーを表示する画面を表示させ、
    この数値入力用キーを適宜用いて注文数量が入力され、
    所定のキーがタッチされることにより、注文品名及びそ
    の注文数量を所定のメモリ内の注文伝票へ転記し、所定
    数の商品一覧表名を表示する画面に戻すという一連の処
    理を行い、所定数の商品一覧表名を表示する画面で、所
    定のキーがタッチされることにより前記注文伝票の内容
    を表示する画面に切り替え、所定の操作が行われること
    により注文伝票による注文内容が確定されたものと認知
    することを特徴とする請求項18に記載の飲食物のオー
    ダー処理装置。
  20. 【請求項20】 前記中央処理装置部は、注文伝票の内
    容を表示している前記客テーブル装置部の画面に、前記
    注文伝票の内容追加を自在とし、また、前記注文伝票の
    内容を表示している画面上での何れかの注文項目がタッ
    チ指定された後に、タッチ指定された注文項目を前記注
    文伝票から消去自在とすることを特徴とする請求項1乃
    至請求項19の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処
    理装置。
  21. 【請求項21】 前記中央処理装置部は、前記配膳台装
    置部または厨房用装置部に注文項目を受注順に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項20の何れか1つ
    に記載の飲食物のオーダー処理装置。
  22. 【請求項22】 前記中央処理装置部は、前記客テーブ
    ル装置部からの注文伝票に基き注文品名と注文数量と前
    記客テーブルを特定する符号・記号とオーダー処理の進
    捗状況とを表示する注文項目を所定数表示する前記配膳
    台装置部における画面を、選択的に調理物を表示する画
    面と飲物を表示する画面とに分けて表示し、調理物を表
    示している画面で所定のキーがタッチされると、飲物を
    表示する画面に切り替え、この画面で所定のキーがタッ
    チされると、調理物を表示する画面に切り替え、両画面
    のうちの何れの画面でも注文項目がタッチ指定され、所
    定のキーがタッチされることにより、タッチされた注文
    項目のオーダー処理の進捗状況を更新することを特徴と
    する請求項1乃至請求項21の何れか1つに記載の飲食
    物のオーダー処理装置。
  23. 【請求項23】 前記中央処理装置部は、前記レジスタ
    ー装置部に関する処理として、タッチ指定された前記客
    テーブルの注文伝票に基き注文品名と注文数量と単価と
    合計金額とを表示させる画面で、オーダー処理の進捗状
    況も画面表示させ、所定のキーがタッチされることによ
    り、オーダー処理の進捗状況が配膳未完了になっている
    注文項目を前記注文伝票から削除することを特徴とする
    請求項1乃至請求項22の何れか1つに記載の飲食物の
    オーダー処理装置。
  24. 【請求項24】 前記中央処理装置部は、前記配膳台装
    置部に所定画面を表示しているとき、この画面上の所定
    のキーがタッチされることにより、前記客テーブルを示
    す画面に切り替え、何れかの前記客テーブルがタッチ指
    定されることにより、タッチ指定された前記客テーブル
    の注文伝票の内容を画面表示し、前記配膳台装置部から
    の操作による前記注文伝票の作成または訂正または一旦
    確定された前記注文伝票の訂正を自在にすることを特徴
    とする請求項1乃至請求項23の何れか1つに記載の飲
    食物のオーダー処理装置。
  25. 【請求項25】 前記中央処理装置部は、前記配膳台装
    置部に所定の画面を表示しているとき、消費税率、商品
    別の単価の設定を可能とすることを特徴とする請求項1
    乃至請求項24の何れか1つに記載の飲食物のオーダー
    処理装置。
  26. 【請求項26】 前記中央処理装置部は、前記レジスタ
    ー装置部に所定の画面を表示しているとき、消費税率、
    商品別の単価の設定を可能とすることを特徴とする請求
    項3乃至請求項25の何れか1つに記載の飲食物のオー
    ダー処理装置。
  27. 【請求項27】 前記中央処理装置部は、所定の画面を
    表示しているとき、消費税率、商品別の単価の設定を可
    能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項24の何
    れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  28. 【請求項28】 更に、前記中央処理装置部は、販売可
    能残数の有無の設定が可能であり、販売可能残数なしと
    設定された場合、その商品を削除した商品一覧を前記客
    テーブル装置部に表示させるか、または、前記客テーブ
    ル装置部にその旨を表示することを特徴とする請求項1
    乃至請求項27の何れか1つに記載の飲食物のオーダー
    処理装置。
  29. 【請求項29】 更に、前記中央処理装置部は、仕込み
    数量の設定が可能であり、仕込み数量から配膳した数量
    を逐次減算することにより、現在の販売可能数量を把握
    し、販売可能数量が所定の量以下になっているとき、そ
    の商品を削除した商品一覧を客テーブル装置部に表示さ
    せるか、または、前記客テーブル装置部にその旨を表示
    可能にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項28の
    何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  30. 【請求項30】 更に、前記中央処理装置部は、現在の
    販売可能数量が注文数量より少ない場合は、有効数量で
    はないとして、入力された注文数量に対して無効表示す
    ることを特徴とする請求項1または請求項29に記載の
    飲食物のオーダー処理装置。
  31. 【請求項31】 更に、前記中央処理装置部は、オーダ
    ー処理に時間がかかる場合、前記オーダー処理の実行中
    である旨を画面表示することを特徴とする請求項1乃至
    請求項30の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理
    装置。
  32. 【請求項32】 前記レジスター装置部における前記客
    テーブルのタッチ指定は、何れかの前記客テーブルをタ
    ッチ指定することにより行うことを特徴とする請求項3
    乃至請求項31の何れか1つに記載の飲食物のオーダー
    処理装置。
  33. 【請求項33】 前記中央処理装置部は、前記レジスタ
    ー装置部に関する処理として、前記レジスター装置部に
    おける所定の操作により、精算書または領収書の印刷を
    実行するか否かの選択を可能にしたことを特徴とする請
    求項3乃至請求項32の何れか1つに記載の飲食物のオ
    ーダー処理装置。
  34. 【請求項34】 前記中央処理装置部が認知する注文伝
    票による注文内容は、タッチパネル部に表示されている
    所定のキーがタッチされることによることを特徴とする
    請求項1乃至請求項33の何れか1つに記載の飲食物の
    オーダー処理装置。
  35. 【請求項35】 前記配膳台装置部は、所定のタッチ指
    定に基きオーダー処理の進捗状況を更新したとき、同時
    に受注リストから配膳済の表示に変更することを特徴と
    する請求項2乃至請求項34の何れか1つに記載の飲食
    物のオーダー処理装置。
  36. 【請求項36】 前記中央処理装置部は、少なくとも所
    定数の客テーブル装置部、厨房用装置部、配膳台装置部
    に分散させたことを特徴とする請求項1乃至請求項35
    の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  37. 【請求項37】 前記中央処理装置部は、所定数の客テ
    ーブル装置部、厨房用装置部、配膳台装置部、レジスタ
    ー装置部に分散させたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項36の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装
    置。
  38. 【請求項38】 前記中央処理装置部は、所定のシーケ
    ンスプログラムを繰り返し実行するプログラマブルコン
    トローラであることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    6の何れか1つに記載の飲食物のオーダー処理装置。
  39. 【請求項39】 所定数の客テーブル装置部及び厨房用
    装置部とデータの授受を行い、前記客テーブル装置部及
    び厨房用装置部に関するオーダー処理を中央処理装置部
    で行う飲食物のオーダー処理方法において、前記中央処
    理装置部は、前記客テーブル装置部に関する処理とし
    て、前記客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示し
    た商品一覧表上で何れかの注文品が指定されることによ
    り、この注文品の注文品名を所定のメモリ内の注文伝票
    に転記すると共に、前記注文伝票の内容を画面表示し、
    所定の操作が行われることにより前記注文伝票による注
    文内容が確定されたものとして認知し、前記厨房用装置
    部に関する処理として、前記客テーブル装置部からの確
    定された前記注文伝票に基き所定数の注文品名が記載さ
    れた受注リストを前記厨房用装置部に表示させることを
    特徴とする飲食物のオーダー処理方法。
  40. 【請求項40】 所定数の客テーブル装置部、配膳台装
    置部、レジスター装置部とデータの授受を行いながら、
    前記客テーブル装置部、配膳台装置部、レジスター装置
    部に関するオーダー処理を中央処理装置部が行う飲食物
    のオーダー処理方法において、 前記中央処理装置部は、前記客テーブル装置部に関する
    処理として、所定数の商品一覧表を表示する画面を前記
    客テーブル装置部のタッチパネル部上に表示し、この画
    面上で何れかの商品名がタッチ指定されると、その商品
    名を表示し、この商品一覧表上で注文品がタッチ指定さ
    れ、数値入力用キーを適宜用いて注文数量が入力され、
    所定のキーがタッチされることにより、注文品名及び注
    文数量を所定のメモリ内の注文伝票へ転記する転記処理
    を行う一連の処理を行うと共に、前記注文伝票の内容を
    画面表示させ、所定の操作が行われることにより前記注
    文伝票による注文内容が確定されたものと認知し、 前記配膳台装置部に関する処理として、前記客テーブル
    装置部からの確定された前記注文伝票に基き注文品名と
    注文数量と客テーブルを特定する符号・記号とオーダー
    処理の進捗状況とを有する注文項目が所定数記載された
    受注リストを画面表示し、所定のタッチ指定に基き、進
    捗状況の内容を更新し、 前記厨房用装置部に関する処理として、前記受注リスト
    のうち所定数の注文品名と注文数量とを表示し、 前記レジスター装置部に関する処理として、タッチ指定
    された前記客テーブルの確定された前記注文伝票に基づ
    く注文品名と注文数量と単価と合計金額とを表示するこ
    とを特徴とする飲食物のオーダー処理方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109121A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Fujitsu Frontech Ltd 売買取引処理装置及びその方法
JP2005527017A (ja) * 2002-02-06 2005-09-08 ハーンブラッド コンラッド 飲食業界において端末と携帯機を用いることによる顧客本位の注文、支払いシステム
JP2005309577A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Ishida Co Ltd 商品清算装置
JP2007128297A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nec Infrontia Corp 注文データ印字方法及びそのシステム
JP2019067463A (ja) * 2019-02-05 2019-04-25 株式会社寺岡精工 オーダリングシステム及びそのオーダリング方法とプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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