JPH11167064A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH11167064A
JPH11167064A JP9334165A JP33416597A JPH11167064A JP H11167064 A JPH11167064 A JP H11167064A JP 9334165 A JP9334165 A JP 9334165A JP 33416597 A JP33416597 A JP 33416597A JP H11167064 A JPH11167064 A JP H11167064A
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JP
Japan
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condenser lens
light
lens
condenser
light source
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JP9334165A
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Hiroshi Horiuchi
洋 堀内
Hiroshi Shimada
宏 島田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の利用効率を向上する。 【解決手段】 ランプ1、リフレクタ2からなる光源部
と、この光源部からの光を所定の方向に屈折させるコン
デンサレンズ3、4を備え、コンデンサレンズ4の入射
面及び/または出射面の形状を、前記光源部から出力さ
れた光の、前記コンデンサレンズに対する取り込み角
と、透過原稿が配置される原稿台に対する照射面積が所
定の関係r(θ)となる非球面で構成する。また、コン
デンサレンズ4のかわりに可変焦点とされているフレネ
ルレンズシートを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオーバーヘ
ッドプロジェクター装置などの映像拡大投影装置の光源
に用いられる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から例えば学校の教室や大きな講演
会場などで、透明なシートに文字や図表などを記入した
透過原稿の背面から光を照射して、その透過光とされる
画像をスクリーンに拡大して投写することができるオー
バーヘッドプロジェクタ(OHP)装置が知られてい
る。
【0003】図11はオーバーヘッドプロジェクタ装置
の照明光学系の構成例を示した図である。オーバーヘッ
ドプロジェクタ装置40の本体部41内には、照明光学
系としてランプ42、リフレクタ43、コンデンサレン
ズ44、例えば一対のフレネルレンズシートが対向して
隣接している集光部45など等の光学素子が配置されて
いる。さらに集光部45の上方部、すなわち本体部41
の上面部とされる位置には透過原稿とされる例えばOH
Pシートを配置することができるようにされている原稿
台46が形成されている。
【0004】ランプ42は例えばハロゲンランプやメタ
ルハライドランプなどで構成され、例えば球面として形
成されているリフレクタ43の球心位置に配置されてい
る。これによりランプ42から出力され、原稿台46と
は反対方向に発散する光束を反射して、原稿台46に戻
すことが可能とされ、ランプ42から出力される光束の
有効利用を図っている。ランプ42から出力されるか、
またはリフレクタ43で反射された光束は平凸レンズと
して構成され耐熱性に優れたコンデンサレンズ44によ
って集光され、所定の発散角を以て集光部45に入射す
る。
【0005】集光部45を構成する入射側のフレネルレ
ンズシートは、コンデンサレンズ44により所定の発散
角で入射した光を平行光にして出射する。そして、この
平行光を入射した出射側のフレネルレンズシートは原稿
台46に配置されるOHPシート(図示せず)を透過し
て、さらにその上方に配置されている投写部を構成する
投写レンズ47に集光するようにされている。OHPシ
ートを透過した光は投写レンズ47で拡大されて、さら
に、投写レンズ47の上方に配置されいる折り返しミラ
ー48によってその光束がほぼ水平となるように反射さ
れて例えば壁などに掛けられているスクリーン49に拡
大投写される。
【0006】図12に前記照明光学系を拡大して示す。
この照明光学系の光学的な効率を考えると、ランプ42
を等方指向性を持つ点光源と仮定して、ランプ42の中
心からコンデンサレンズ44の最外周に入射する光線の
光軸に対する角度、すなわちコンデンサレンズ44の取
り込み角をθとするとランプ42の中心から見たコンデ
ンサレンズ44の入射面(簡単のために円形と考える)
の立体角ωは、
【数2】 で与えられる。一方、点光源の全周の立体角は4πであ
るから、コンデンサレンズ44の入射面が点光源から光
束を取り込む割合、すなわち光束の取り込み率ξは(数
3)で表わすことができる。
【数3】
【0007】なお、従来のオーバーヘッドプロジェクタ
装置では、ランプ42とリフレクタ43を組み合わせて
おり、図11に示した原稿台46と反対方向に発散する
光束はリフレクタ43で反射されてコンデンサレンズ4
4に入射するので、照明光学系の光学的な効率は原理上
取り込み率ξの約2倍程度のとすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のオー
バーヘッドプロジェクタ装置では、取り込み角θは例え
ば53〜65°程度であり、取り込み率ξは20〜30
%程度とされている。しかしランプ42をフレクタ43
との組み合わせで用いることを考慮すると、実際には取
り込み角θを最大で例えば約90°とすることが可能と
され、取り込み率ξも50%程度とすることができる。
しかし、光の有効利用を考慮して取り込み角θを90°
に近づけるにしたがって、集光部45を構成するフレネ
ルレンズシート、及び原稿台46の中央部分で光束密度
が高く、また周辺部では低くなるいわゆるホットスポッ
ト現象が生じるようになり、良好な画像を得ることがで
きないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決するために、照明光学系から出力される光を
原稿台に配置されている透過原稿に照射することによ
り、前記透過原稿の画像を投写することができる映像拡
大投影装置の照明装置において、前記照明光学系は、光
源部と、前記光源部からの光を所定の方向に屈折させる
コンデンサレンズと、前記コンデンサレンズを介した光
を投写レンズに対して集光する一対のフレネルレンズシ
ートによって構成される集光手段を備え、前記コンデン
サレンズの入射面及び/または出射面の形状を、前記光
源部から出力された光の、前記コンデンサレンズに対す
る取り込み角と、前記原稿台に対する照射面積が下記
(数4)において所定の関係r(θ)となる非球面で構
成する。
【数4】 但し、 θmax=コンデンサレンズの最大取り込み角 Rmax=照射面積の最大半径
【0010】また、前記照明光学系は、前記光源部に隣
接して配置され、レンズ面が球面形状とされているコン
デンサレンズと、前記コンデンサレンズの前方に、前記
光源部から出力された光の取り込み角と、前記原稿台に
対する照射面積が上記(数4)において所定の関係r
(θ)となるフレネル面を有するフレネルレンズシート
で構成する。
【0011】本発明によれば、ランプから出射される光
の取り込み角を大きくして光学的な効率を向上するとと
もに、なおかつ、均一な光束密度で透過原稿を照射する
ことができるようになる。
【0012】
【本発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的
な実施例について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。まず、図10にしたがい本発明における照明光学系
を構成する際の概要を説明する。光源(ランプ)の配置
位置をPとした場合、光源の光軸との傾きがθ〜θ+d
θの間に出射される光束dΦは(数5)で示すことがで
きる。
【数5】
【0013】また、光軸に垂直な照射面に投影される円
環様の面積dsは(数6)で示すことができる。
【数6】 したがって、半径がR〜R+dRの円環へ照射される光
束密度Ψは(数7)で示すことができる。
【数7】
【0014】(数7)における光束密度Ψが傾きθに関
わらず一定である、すなわち均一な照明が行なわれてい
る場合、
【数8】 である。ただしKは比例定数(一定)である。さらにこ
の両辺を積分して(数9)を得る。
【数9】
【0015】さらに、この場合の境界条件として、例え
ば θ0 =0deg(光軸と平行) θmax=最大取り込み角deg R0 =0mm(光軸と一致) Rmax=照射面最大半径mm とすると(数10)となる。
【数10】 (数10)が成り立つようにコンデンサレンズを設計す
ることで、照射面、すなわちオーバーヘッドプロジェク
タ装置における原稿台の中心部分からなる照射面最大半
径Rmaxの円内を均一に照明することができるように
なる。
【0016】後述するように、例えば取り込み角θma
xを例えば約75°とする場合は、コンデンサレンズに
後述する高次多項式によって導かれる非球面を採用する
ことによって(数10)が成り立つようになる。なお、
(数10)としては最大取り込み角と照射面最大半径の
関係を示しているが、非球面形状は例えばランプとコン
デンサレンズのレンズ面の距離や、投写レンズの配置位
置など各種光学素子との関連で設定することも可能であ
る。
【0017】次に、本発明の第一の実施の形態を説明す
る。図1は本実施の形態のオーバーヘッドプロジェクタ
装置の照明装置の一例を説明する摸式図である。この図
に示す照明装置としては、ランプ1、球面リフレクタ2
の前方に、2枚のコンデンサレンズ3、4を配置してい
る。ランプ1の外径を例えばφ11mm、コンデンサレ
ンズ3の入射面、出射面をともに球面、コンデンサレン
ズ3の前方に近接して配置されるコンデンサレンズ4の
入射面を球面、出射面を(数10)によって算出された
所定の係数値(非球面係数)を用いて高次多項式によっ
て得られる非球面として構成されている。
【0018】この高次多項式としては、例えば(数1
1)に示すようになる。
【数11】 なお、(数11)において、 Z : 光軸から高さhでの該当面のサグ c : 基準球面の曲率 k : 円錐係数 aj: 非球面係数(4次、6次・・〜18次、20次
係数) h : h2 =x2 +y2 である。
【0019】また、この場合、コンデンサレンズ3の最
大取り込み角78度、照射面最大半径199mm、コン
デンサレンズ4の出射面から透過原稿が配置される原稿
台5、すなわち画像が形成される位置までの投写距離1
45mmとなるように構成される。この場合のコンデン
サレンズ4に関する光学諸元の一例を図2に示す。但
し、図2において、面番号0はランプ1、面番号1、は
コンデンサレンズ3の入射面、面番号2はコンデンサレ
ンズ3の出射面、面番号3はコンデンサレンズ4の入射
面、面番号4はコンデンサレンズ4の出射面を示してい
る。
【0020】ところで、図1に示す構成例ではコンデン
サレンズ4は、その出射面の有効直径が100mmを越
える大口径のレンズとなってしまう。したがって、(数
10)に示したように、取り込み角の広いコンデンサレ
ンズを設計すると球面収差が大きくなる。これによっ
て、出射角θの光線が集光部のフレネルレンズシートに
入射する角度Uと入射光の高さhとの関係が出射角θに
関して一定にならず、入射高さに関して異なった焦点を
持つため、いわゆる可変焦点のフレネルレンズシートが
必要になる。つまり、(数10)が成立する光線は、こ
の図には示していない集光部における入射側のフレネル
レンズシートから見ると、入射光の高さhに応じて焦点
距離を変える必要が生じてくる。
【0021】以下、この場合のフレネルレンズシートの
焦点距離について図3、図4にしたがって説明する。一
般にオーバーヘッドプロジェクタ装置において集光部6
は一対のフレネルレンズシートで構成されており、ラン
プ側に配置される入射側のフレネルレンズシート6aは
照明系からの光線をその光軸に平行な光線に偏向して、
出射側のフレネルレンズシート6bに入射させている。
そしてフレネルレンズシート6bから出射した光線は、
その焦点距離に入射瞳が配置されるようにされている投
写レンズ7に入射する。ここでフレネルレンズシート6
aに必要な焦点距離は、例えば図3に示されている、照
明光学系からその光軸に対して角度Uで高さhの点に入
射する光線を例に挙げると、フレネルレンズシート6a
の入射面から観てその光線が光軸と交わる点zは(数1
2)として示すことができる。
【数12】
【0022】すなわち、フレネルレンズシート6aの光
軸上における点zの位置から、角度Uとされる光線がフ
レネルレンズシート6aの高さhの点に到達して、フレ
ネルレンズシート6aの作用により光軸に平行な光線に
偏向される。したがって、フレネルレンズシート6aの
焦点距離fはf=zとすることができる。この場合、
(数12)を用いて入射高さhと必要な焦点距離(f=
z)の関係を図5に示す。
【0023】図5は横軸方向に入射光線の高さh、縦軸
方向にフレネルレンズシート6aに必要な焦点距離を示
している。この図に示されている表により、フレネルレ
ンズシート6aの焦点距離fは入射光線の高さhに応じ
て設定する必要があることが判る。すなわち、入射光線
の高さhが高くなるほど、フレネルレンズシート6aで
は長い焦点距離が必要になる。この場合のフレネルレン
ズシート6aの光学諸元の一例を図6に示す。このよう
にフレネルレンズシート6aの焦点距離fを光線高さh
に応じて可変して設定することは、フレネルレンズシー
ト6aに形成されているフレネル面の傾斜角を変えるこ
とにより容易に実現できる。
【0024】ところで、ランプとして例えば約575W
の高電力のメタルハライドランプを採用した場合、ラン
プの温度条件を安定に保つために、発光球の外側をφ2
8mmの透明ガラス管で被った2重構造をとるような構
成となる。この場合に、図1に示したように、例えば2
枚または2枚以上のコンデンサレンズを組み合わせた構
成を採ると、2枚目以降のレンズはその半径を比較的大
きく構成する必要があるので、ガラス材の入手や加工が
極めて困難になってしまう。そこで、例えば1枚のコン
デンサレンズをフレネルレンズシートに置き換えて構成
することにより、(数10)が成り立つコンデンサレン
ズを設計することができる。
【0025】以下、図7にしたがい、本発明の第二の実
施の形態としてコンデンサレンズに代えて可変焦点のフ
レネルレンズシートを用いる場合の例を説明する。この
図に示す照明装置としては、ランプ11、球面リフレク
タ12の前方に、コンデンサレンズ13を配置し、さら
にその前方に熱遮断用の平板ガラス14を介してフレネ
ルレンズシート15が配置されている。フレネルレンズ
シート15はランプ11に対向する面が平面となるよう
に配置されている。
【0026】ランプ11は例えば2重管構造で外径がφ
28mmの円筒形状で構成されている。コンデンサレン
ズ13は、入射面、出射面とも球面により構成されてい
る。また、フレネルレンズシート15は入射面が平面と
され、例えば出射面には図8に示されているように、
(数10)によって求められる所定の係数値(フレネル
面係数)に基づいて、所定の高次多項式によって得られ
る傾斜θを有した傾斜部(フレネル面)15a、15a
・・・・が形成されている。この高次多項式としては、
例えば(数13)に示すようになる。
【数13】 但し、(数13)において、 θ : フレネル面の傾斜角度 mj: フレネル面係数(j=0,1〜9) h : h2 =x2 +y2 である。なお、上記フレネル面係数は(数10)によっ
て最大取り込み角と照射面最大半径の関係によって設定
されるが、この他にも例えばコンデンサレンズ13から
フレネルレンズシート15までの距離や、フレネルレン
ズシート15から原稿台までの距離など、各種光学素子
との関連で設定することも可能である。
【0027】平板ガラス14とフレネルレンズシート1
5との間は冷却効果の向上を図るために、冷却風が通る
ように例えば5mm程度の間隔とされる通風路16を開
けている。
【0028】図7に示す例では、最大取り込み角75
度、照射最大半径189mmで設計している。この時、
フレネルレンズシート15の最大有効半径は110mm
必要となるが、フレネルの成型サイズとしては充分実用
化できる範囲にある。この場合の平板ガラスを含めたフ
レネルレンズシート15の光学諸元の一例を図9に示
す。但し、図9において、面番号0はランプ11、面番
号1はコンデンサレンズ13の入射面、面番号2はコン
デンサレンズ13の出射面、面番号3は平板ガラス14
の入射面、面番号4は平板ガラス14の出射面、面番号
5はフレネルレンズシート15の入射面、面番号6はフ
レネルレンズシート15の出射面を示している。さら
に、この場合も、フレネルレンズシート15の前方には
図3に示した場合と同様に集光部6(フレネルレンズシ
ート6a、6b)が配置されるが、図4、図5で説明し
た場合と同様にフレネルレンズシート6aの入射面に対
する入射光の高さhと焦点距離を対応させるようにす
る。
【0029】なお、上記第一の実施の形態では2枚のコ
ンデンサレンズ、また第二の実施の形態では1枚のコン
デンサレンズと1枚のフレネルレンズシートというよう
に、複数の光学素子の組み合わせによる構成を例に挙げ
て説明したが、例えば1個のコンデンサレンズで構成す
ることも可能である。さらに、(数10)による非球面
や傾斜面として構成される面としては、本発明の照明装
置が適用されるオーバーヘッドプロジェクタ装置などの
構成に応じて設定することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、ランプ
から出射される光の取り込み角を大きくして光学的な効
率を向上するとともに、なおかつ、均一な光束密度で原
稿台を照射することができるようになる。これにより、
原稿台に配置されている透過原稿を効率良く照明するこ
とができるので、本発明の照明装置をオーバーヘッドプ
ロジェクタ装置などに適用することにより、ホットスポ
ット現象を抑制して輝度むらのない良好な画像を形成す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の照明装置の構成を
説明する図である。
【図2】第一の実施の形態のコンデンサレンズの光学諸
元の一例を示す図である。
【図3】集光部を構成するフレネルレンズシートの原理
を説明する図である。
【図4】集光部の入射側フレネルレンズシートの焦点距
離を説明する図である。
【図5】図4に示す入射側フレネルレンズシートにおけ
る光線の入射位置と焦点距離の関係を説明する図であ
る。
【図6】図4に示すフレネルレンズシートの光学諸元の
一例を示す図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態の照明装置の構成を
説明する図である。
【図8】第二の実施の形態におけるフレネルレンズシー
トの傾斜角度を説明する図である。
【図9】第二の実施の形態のフレネルレンズシートの光
学諸元の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の照明光学系を構成する
際の概要を説明する図である。
【図11】従来のオーバーヘッドプロジェクタ装置の構
成例を説明する図である。
【図12】図11に示すオーバーヘッドプロジェクタ装
置の照明光学系について説明する図である。
【符号の説明】
1,11 ランプ、2,12 リフレクタ、3,4,1
3 コンデンサレンズ、5 投写レンズ、6 集光部、
6a,6b,14 平板ガラス、15 フレネルレンズ
シート、16 通風路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光学系から出力される光を原稿台に
    配置されている透過原稿に照射することにより、前記透
    過原稿の画像を投写することができる映像拡大投影装置
    の照明装置において、 前記照明光学系は、 光源部と、 前記光源部からの光を所定の方向に屈折させるコンデン
    サレンズと、 前記コンデンサレンズを介した光を投写レンズに対して
    集光する一対のフレネルレンズシートによって構成され
    る集光手段と、 を備え、前記コンデンサレンズの入射面及び/または出
    射面の形状を、前記光源部から出力された光の、前記コ
    ンデンサレンズに対する取り込み角と、前記原稿台に対
    する照射面積が下記(数1)において所定の関係r
    (θ)となる非球面で構成したことを特徴とする照明装
    置。 【数1】 但し、 θmax=コンデンサレンズの最大取り込み角 Rmax=照射面積の最大半径
  2. 【請求項2】 前記照明光学系において少なくとも2枚
    のコンデンサレンズを配置し、これらのコンデンサレン
    ズのレンズ面のうち一面以上を前記非球面で構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記照明光学系は、 前記光源部に隣接して配置され、レンズ面が球面形状と
    されているコンデンサレンズと、 前記コンデンサレンズの前方に、前記光源部から出力さ
    れた光の取り込み角と、前記原稿台に対する照射面積が
    上記(数1)において所定の関係r(θ)となるフレネ
    ル面を有するフレネルレンズシートで構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサレンズと前記フレネルレ
    ンズシートの間に前記コンデンサレンズに近接して平板
    ガラスを配置し、前記平板ガラスと前記フレネルレンズ
    シートの間に通風路を設けたことを特徴とする請求項3
    に記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記平板ガラスに紫外線または赤外線の
    透過を低下させる多層膜コートを施したことを特徴とす
    る請求項4に記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記集光手段を形成する一対のフレネル
    レンズシートのうち、入射側のフレネルレンズシートの
    焦点距離は前記光源部の光軸からの距離に応じて変化す
    るように設定されていることを特徴とする請求項1に記
    載の照明装置。
JP9334165A 1997-12-04 1997-12-04 照明装置 Withdrawn JPH11167064A (ja)

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