JPH1116650A - ピギーバックコネクタ - Google Patents
ピギーバックコネクタInfo
- Publication number
- JPH1116650A JPH1116650A JP16980997A JP16980997A JPH1116650A JP H1116650 A JPH1116650 A JP H1116650A JP 16980997 A JP16980997 A JP 16980997A JP 16980997 A JP16980997 A JP 16980997A JP H1116650 A JPH1116650 A JP H1116650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piggyback
- connector
- guide
- plug
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 挿抜時にピギーバック基板に歪みを与えるこ
となく、ピンを曲げたり、誤挿入を起こす怖れのないピ
ギーバックコネクタを得る。 【解決手段】 ピギーバック基板３のプラグ４部には、
プラグ４の取り付け面に挿入ガイド５、反対の面にコネ
クタガイド６を、ピギーバック基板３を貫通する孔を通
してネジ７で固定する。プラグ４をレセプタクル２に挿
入する際には、挿入ガイド５の挿入部がテーパを持って
いるので、容易に位置だしを行うことができる。また、
ピギーバック基板３を取り外す際は、コネクタガイド６
を引っ張ることでピギーバック基板３に、応力、歪みを
かけることなく取り外すことができる。
となく、ピンを曲げたり、誤挿入を起こす怖れのないピ
ギーバックコネクタを得る。 【解決手段】 ピギーバック基板３のプラグ４部には、
プラグ４の取り付け面に挿入ガイド５、反対の面にコネ
クタガイド６を、ピギーバック基板３を貫通する孔を通
してネジ７で固定する。プラグ４をレセプタクル２に挿
入する際には、挿入ガイド５の挿入部がテーパを持って
いるので、容易に位置だしを行うことができる。また、
ピギーバック基板３を取り外す際は、コネクタガイド６
を引っ張ることでピギーバック基板３に、応力、歪みを
かけることなく取り外すことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はピギーバックコネク
タに関し、特にプリント基板上に小さな基板をピギーバ
ックする際に使用するピギーバックコネクタに関する。
タに関し、特にプリント基板上に小さな基板をピギーバ
ックする際に使用するピギーバックコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】比較的大きなプリント基板上に、比較的
小型のプリント基板を取り付けて、全体としての電子回
路の実装効率を高めようとすることはよくある。この場
合、比較的大きなプリント基板上に、取り付ける比較的
小型のプリント基板をピギーバック基板と称し、このよ
うにプリント基板上に、小型のプリント基板を搭載する
ことをピギーバック（Piggy-back）と称する。
小型のプリント基板を取り付けて、全体としての電子回
路の実装効率を高めようとすることはよくある。この場
合、比較的大きなプリント基板上に、取り付ける比較的
小型のプリント基板をピギーバック基板と称し、このよ
うにプリント基板上に、小型のプリント基板を搭載する
ことをピギーバック（Piggy-back）と称する。
【０００３】従来は例えば図４に示すように、プリント
基板１とピギーバック基板３は、一対のコネクタ（プラ
グ及びレセプタクル）２，４の嵌合により、電気的に接
続される。特に、ピギーバック基板３がごく小さいとき
は、コネクタ２，４のピンの圧着力だけで、ピギーバッ
ク基板３を機械的にも保持固定することもある。ピギー
バック基板３がやや大きいときには、適当な保持金具
（図示せず）を用いて機械的にプリント基板１に取り付
ける。
基板１とピギーバック基板３は、一対のコネクタ（プラ
グ及びレセプタクル）２，４の嵌合により、電気的に接
続される。特に、ピギーバック基板３がごく小さいとき
は、コネクタ２，４のピンの圧着力だけで、ピギーバッ
ク基板３を機械的にも保持固定することもある。ピギー
バック基板３がやや大きいときには、適当な保持金具
（図示せず）を用いて機械的にプリント基板１に取り付
ける。
【０００４】プリント基板にケーブルを接続するとき
は、例えば実開平４−１８９９１号公報に記載されてい
る提案がある。この提案は図５に示すように、プリント
基板１に取り付けられたレセプタクル２に、ケーブルプ
ラグ１２を介してケーブル１３を接続する場合、ケーブ
ル１３は一般に動かされる性質を持ち、このままでは思
いがけない外力がレセプタクル２にかかる怖れがある。
は、例えば実開平４−１８９９１号公報に記載されてい
る提案がある。この提案は図５に示すように、プリント
基板１に取り付けられたレセプタクル２に、ケーブルプ
ラグ１２を介してケーブル１３を接続する場合、ケーブ
ル１３は一般に動かされる性質を持ち、このままでは思
いがけない外力がレセプタクル２にかかる怖れがある。
【０００５】従って、図５に示す実開平４−１８９９１
号公報記載の提案の場合、プリント基板１を金具１０に
固定し、レセプタクル２とケーブルプラグ１２との間に
コネクタ連結アダプタ１１を設け、これを金具１０に固
定する。また、ケーブルプラグ１２（の外装部）を金具
１０に直接固定することもある。このようにすると、レ
セプタクル２部には外力がかかることがない。
号公報記載の提案の場合、プリント基板１を金具１０に
固定し、レセプタクル２とケーブルプラグ１２との間に
コネクタ連結アダプタ１１を設け、これを金具１０に固
定する。また、ケーブルプラグ１２（の外装部）を金具
１０に直接固定することもある。このようにすると、レ
セプタクル２部には外力がかかることがない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ピギーバック基板のコ
ネクタ部には、ケーブルを接続する場合のような外力が
かかる可能性が少ないので、図４に示すようにコネクタ
２，４は保護金具なしで、裸で取り付けられてきた。こ
の場合、ピギーバック基板３を外そうとすると、ピギー
バック基板３の適当な辺部を手でもって持ち上げること
になるので、ピギーバック基板３が歪み、例えば表面実
装された部品が破壊される怖れがあった。
ネクタ部には、ケーブルを接続する場合のような外力が
かかる可能性が少ないので、図４に示すようにコネクタ
２，４は保護金具なしで、裸で取り付けられてきた。こ
の場合、ピギーバック基板３を外そうとすると、ピギー
バック基板３の適当な辺部を手でもって持ち上げること
になるので、ピギーバック基板３が歪み、例えば表面実
装された部品が破壊される怖れがあった。
【０００７】また、コネクタ挿抜のガイドがコネクタの
ピンだけであるので、誤ってピンを曲げてしまう怖れが
あった。さらに、挿入の際、ピギーバック基板３に視界
を妨げられて、例えば１ピッチずれた形の誤挿入を起こ
す怖れもある。
ピンだけであるので、誤ってピンを曲げてしまう怖れが
あった。さらに、挿入の際、ピギーバック基板３に視界
を妨げられて、例えば１ピッチずれた形の誤挿入を起こ
す怖れもある。
【０００８】本発明の目的は、挿抜時にピギーバック基
板に歪みを与えることなく、ピンを曲げたり、誤挿入を
起こす怖れのないピギーバックコネクタを提供すること
である。
板に歪みを与えることなく、ピンを曲げたり、誤挿入を
起こす怖れのないピギーバックコネクタを提供すること
である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によるピギーバッ
クコネクタは、プリント基板上にピギーバック基板を搭
載する場合に前記プリント基板側にレセプタクルを前記
ピギーバック基板側にプラグを取り付けて両者を接続す
るピギーバックコネクタであって、前記ピギーバック基
板の前記プラグ取り付け部に前記プラグの取り付け面と
同じ面に設けた前記プリント基板の前記レセプタクルに
嵌合位置決めを行う挿入ガイドと、前記ピギーバック基
板の前記挿入ガイドとは逆の面に前記ピギーバック基板
を脱着するコネクタガイドとを設けたことを特徴とす
る。
クコネクタは、プリント基板上にピギーバック基板を搭
載する場合に前記プリント基板側にレセプタクルを前記
ピギーバック基板側にプラグを取り付けて両者を接続す
るピギーバックコネクタであって、前記ピギーバック基
板の前記プラグ取り付け部に前記プラグの取り付け面と
同じ面に設けた前記プリント基板の前記レセプタクルに
嵌合位置決めを行う挿入ガイドと、前記ピギーバック基
板の前記挿入ガイドとは逆の面に前記ピギーバック基板
を脱着するコネクタガイドとを設けたことを特徴とす
る。
【００１０】また、前記挿入ガイドは内面が前記レセプ
タクルの周囲を取り巻く形状に形成され、前記内面に、
テーパを持った挿入部と、前記レセプタクルに嵌合する
ガイド部とを有することを特徴とする。
タクルの周囲を取り巻く形状に形成され、前記内面に、
テーパを持った挿入部と、前記レセプタクルに嵌合する
ガイド部とを有することを特徴とする。
【００１１】さらに、前記挿入ガイドと前記コネクタガ
イドとを前記ピギーバック基板に設けた孔を通してネジ
止め固定することを特徴とする。
イドとを前記ピギーバック基板に設けた孔を通してネジ
止め固定することを特徴とする。
【００１２】本発明の作用は次の通りである。
【００１３】レセプタクルの外形に合わせた挿入ガイド
とコネクタガイドを、ピギーバック基板のプラグ取り付
け部の表裏両面に設け、ピンの曲がりあるいは誤挿入を
防止し、脱着の際にコネクタガイドを引くことにより、
ピギーバック基板の歪み発生を防止する。
とコネクタガイドを、ピギーバック基板のプラグ取り付
け部の表裏両面に設け、ピンの曲がりあるいは誤挿入を
防止し、脱着の際にコネクタガイドを引くことにより、
ピギーバック基板の歪み発生を防止する。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１５】図１は本発明によるピギーバックコネクタ
の実施例の構成を示す分解図であり、図４〜５と同等部
分は同一符号にて示している。
の実施例の構成を示す分解図であり、図４〜５と同等部
分は同一符号にて示している。
【００１６】図１において、ピギーバック基板３の本発
明によるピギーバックコネクタのプラグ４部には、プラ
グ４の取り付け面に挿入ガイド５、反対の面にコネクタ
ガイド６を、ピギーバック基板３を貫通する孔を通して
ネジ７で固定する。
明によるピギーバックコネクタのプラグ４部には、プラ
グ４の取り付け面に挿入ガイド５、反対の面にコネクタ
ガイド６を、ピギーバック基板３を貫通する孔を通して
ネジ７で固定する。
【００１７】図２に挿入ガイド５の断面詳細図を示す。
図２において、挿入ガイド５の内面には、レセプタクル
２とプラグ４との嵌合のための位置だしを行う挿入部５
−１と、挿抜の際のガタつきを防止し、レセプタクル２
を保護するガイド部５−２を有する。挿入部５−１の開
口周縁部には、テーパが設けられている。
図２において、挿入ガイド５の内面には、レセプタクル
２とプラグ４との嵌合のための位置だしを行う挿入部５
−１と、挿抜の際のガタつきを防止し、レセプタクル２
を保護するガイド部５−２を有する。挿入部５−１の開
口周縁部には、テーパが設けられている。
【００１８】本発明の実施例の動作は、図３に示すよう
に、プラグ４をレセプタクル２に挿入する際には、挿入
ガイド５の挿入部５−１がテーパを持っているので、容
易に位置だしを行うことができる。また、ピギーバック
基板３を取り外す際は、コネクタガイド６を引っ張るこ
とでピギーバック基板３に、応力、歪みをかけることな
く取り外すことができる。
に、プラグ４をレセプタクル２に挿入する際には、挿入
ガイド５の挿入部５−１がテーパを持っているので、容
易に位置だしを行うことができる。また、ピギーバック
基板３を取り外す際は、コネクタガイド６を引っ張るこ
とでピギーバック基板３に、応力、歪みをかけることな
く取り外すことができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プラグ部
に挿入ガイド及びコネクタガイドを設けることにより、
プラグとレセプタクルの嵌合位置だしを容易に行うこと
ができ、ピンの曲がりや誤挿入を防止できる効果があ
り、また、ピギーバック基板を取り外す際は、コネクタ
ガイドを引っ張ることでピギーバック基板に、応力、歪
みをかけることなく取り外すことができる効果もある。
に挿入ガイド及びコネクタガイドを設けることにより、
プラグとレセプタクルの嵌合位置だしを容易に行うこと
ができ、ピンの曲がりや誤挿入を防止できる効果があ
り、また、ピギーバック基板を取り外す際は、コネクタ
ガイドを引っ張ることでピギーバック基板に、応力、歪
みをかけることなく取り外すことができる効果もある。
【図１】本発明の実施例の分解図である。
【図２】挿入ガイドの詳細の説明断面図である。
【図３】ピギーバック基板の着脱説明図である。
【図４】従来のピギーバック基板の接続の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図５】従来のプリント基板にケーブルを接続する場合
の一例の外観図である。
の一例の外観図である。
１ プリント基板 ２ レセプタクル ３ ピギーバック基板 ４ プラグ ５ 挿入ガイド ６ コネクタガイド ７ ネジ
Claims (3)
- 【請求項１】 プリント基板上にピギーバック基板を搭
載する場合に前記プリント基板側にレセプタクルを前記
ピギーバック基板側にプラグを取り付けて両者を接続す
るピギーバックコネクタであって、前記ピギーバック基
板の前記プラグ取り付け部に前記プラグの取り付け面と
同じ面に設けた前記プリント基板の前記レセプタクルに
嵌合位置決めを行う挿入ガイドと、前記ピギーバック基
板の前記挿入ガイドとは逆の面に前記ピギーバック基板
を脱着するコネクタガイドとを設けたことを特徴とする
ピギーバックコネクタ。 - 【請求項２】 前記挿入ガイドは内面が前記レセプタク
ルの周囲を取り巻く形状に形成され、前記内面に、テー
パを持った挿入部と、前記レセプタクルに嵌合するガイ
ド部とを有することを特徴とする請求項１記載のピギー
バックコネクタ。 - 【請求項３】 前記挿入ガイドと前記コネクタガイドと
を前記ピギーバック基板に設けた孔を通してネジ止め固
定することを特徴とする請求項１あるいは２記載のピギ
ーバックコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16980997A JPH1116650A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | ピギーバックコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16980997A JPH1116650A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | ピギーバックコネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1116650A true JPH1116650A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15893307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16980997A Withdrawn JPH1116650A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | ピギーバックコネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1116650A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002271060A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Hitachi Telecom Technol Ltd | プリント回路板の実装構造 |
| JP2008171805A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子装置 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP16980997A patent/JPH1116650A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002271060A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Hitachi Telecom Technol Ltd | プリント回路板の実装構造 |
| JP4511067B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2010-07-28 | 株式会社日立製作所 | プリント回路板の実装構造 |
| JP2008171805A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |