JPH0869826A - 回路基板接地装置及びその組立方法 - Google Patents

回路基板接地装置及びその組立方法

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JPH0869826A
JPH0869826A JP20498694A JP20498694A JPH0869826A JP H0869826 A JPH0869826 A JP H0869826A JP 20498694 A JP20498694 A JP 20498694A JP 20498694 A JP20498694 A JP 20498694A JP H0869826 A JPH0869826 A JP H0869826A
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Mitsuo Wakamatsu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板接地装置の組立工程を簡略化する。 【構成】 本発明による回路基板接地装置は、回路基板
2の貫通孔18に対して接地端子10の突出部15の先
端部15aが離間するように接地端子10の脚部13、
14と平面部12との間に折曲部20が設けられてい
る。回路基板2の半田ディップ後、接地端子10の折曲
部20を矢印方向に折り曲げて接地端子10の突出部1
5を回路基板2の貫通孔18に挿通させると共に接地端
子10の平面部12を回路基板2に重ねて配置し、貫通
孔18を通して突出部15の先端部15aを金属製の筐
体6の接地結合部6aに当接させる。この回路基板接地
装置では、回路基板2の半田ディップ前において接地端
子10の突出部15が回路基板2の貫通孔18に対して
離間して配置されるので、半田ディップの際に不要な半
田が接地端子10の突出部15に付着せず、マスキング
テープ等の貼付及び剥離作業を省略して組立工程を簡略
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板の半田ディッ
プ時に使用するマスキングテープ等のマスキング部材を
不要にして組立工程の簡略化を図った回路基板接地装置
及びその組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公昭63−30126号公報
(登録新案第1765407号)には、回路基板を損傷
させることなく確実に接地することができる回路基板接
地装置が開示されている。即ち、この回路基板接地装置
は図11及び図12に示すように、接地すべき配線導体
3と脚部挿入孔16、17と貫通孔18とを有する回路
基板2と、ネジ孔9及び接地結合部6aを有する接地導
体としての金属製の筐体6と、配線導体3及び筐体6を
電気的に接続する接地端子10と、回路基板2と筐体6
と接地端子10とを締め付け固定するネジ5とを備えて
いる。接地端子10は、回路基板2に重ねて配置される
平面部12と、平面部12の両端から延出して形成され
かつ半田4により配線導体3に電気的に接続されるL字
形の脚部13、14と、平面部12に穿設された貫通孔
11と、貫通孔11の近傍に設けられかつ回路基板2の
厚さ以上の突出長で平面部12の下方に突出する円筒状
の突出部15とを有する。突出部15は回路基板2の貫
通孔18を通して筐体6に当接されており、ネジ5は接
地端子10の平面部12の貫通孔11と回路基板2の貫
通孔18とを通して筐体6の接地接合部6aのネジ孔9
に螺合されている。また、接地端子10の脚部13、1
4は回路基板2の脚部挿入孔16、17を通して下面か
ら突出する長さに形成されている。図9において、5a
はネジ5の頭、7はバネ座金、8は平座金を示す。上記
の回路基板接地装置では、接地端子10の貫通孔11の
近傍に回路基板2の厚さ以上の突出長を有する突出部1
5が設けられ、突出部15が筐体6に当接するので、ネ
ジ5による締め付けの力が回路基板2に直接作用しな
い。したがって、ネジ5の締め過ぎによる回路基板2の
損傷を防止できると共に、接地端子10から筐体6まで
の電気的接続を確実にして回路基板2の配線導体3を確
実に接地できる利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の回路
基板接地装置では、回路基板2の半田ディップ前に接地
端子10のL字形の脚部13、14及び突出部15の各
々を回路基板2の脚部挿入孔16、17及び貫通孔18
にそれぞれ挿入するため、半田ディップの際に不要な半
田が突出部15に付着して接地端子10の貫通孔11が
半田により塞がれる欠点があった。このため、従来で
は、例えば図13に示すように回路基板2の半田ディッ
プ面において突出部15が突出している部分に耐熱樹脂
製のマスキングテープ19を貼り付けることにより、突
出部15への不要な半田の付着を防止していた。しかし
ながら、この場合は耐熱樹脂製のマスキングテープ19
が必要であり、またマスキングテープ19の貼付及び剥
離作業により組立工程が煩雑となり、作業工数が増加す
る欠点がある。
【0004】そこで、本発明ではマスキングテープ等の
マスキング部材を不要にして組立工程を簡略化できる回
路基板接地装置及びその組立方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による回路基板接
地装置は、接地すべき配線導体及び貫通孔又は切欠きを
有する回路基板と、ネジ孔を有する接地導体と、前記配
線導体及び前記接地導体を電気的に接続する接地端子
と、前記回路基板と前記接地導体と前記接地端子とを締
め付け固定するネジとを備えている。前記接地端子は、
前記回路基板に重ねて配置される平面部と、該平面部の
端部から延出して形成されかつ半田により前記配線導体
に電気的に接続される脚部と、前記平面部に形成された
貫通孔又は切欠きと、該貫通孔又は切欠きの周囲に前記
平面部の一方の主面から突出して形成されかつ前記回路
基板の厚さ以上の突出長を有する突出部とを有する。前
記ネジは、前記接地端子の貫通孔又は切欠きと前記回路
基板の貫通孔又は切欠きとを通して前記接地導体の前記
ネジ孔に螺合される。この回路基板接地装置では、前記
回路基板の貫通孔又は切欠きに対して前記接地端子の前
記突出部の先端部が離間するように前記接地端子の前記
脚部と前記平面部との間に折曲部が設けられ、前記回路
基板の半田ディップ後、前記折曲部を折り曲げて前記接
地端子の前記突出部を前記回路基板の前記貫通孔又は切
欠きに挿通させると共に前記接地端子の前記平面部を前
記回路基板に重ねて配置することにより、前記突出部の
先端部が前記回路基板の前記貫通孔又は切欠きを通して
前記接地導体に当接される。図示の実施例では、前記接
地端子の前記突出部の前記先端部に複数の接触突起が形
成され、前記接地端子の前記脚部の先端部に抜け止め突
起が設けられ、前記接地端子の前記折曲部に溝が設けら
れ、前記回路基板は前記接地端子の前記脚部を挿入する
脚部挿入孔を有する。
【0006】また、本発明による回路基板接地装置の組
立方法は、上記の回路基板接地装置を構成する接地端子
と該接地端子の脚部を挿入する脚部挿入孔及び前記接地
端子の突出部を挿入する貫通孔又は切欠き及び前記接地
端子を介して接地導体に接地される配線導体を有する回
路基板とを用意する工程と、前記接地端子の前記脚部を
前記回路基板の前記脚部挿入孔に挿入し前記接地端子の
前記突出部の先端部を前記回路基板の前記貫通孔又は切
欠きに対して離間して配置する工程と、前記回路基板を
半田ディップすることにより前記接地端子の前記脚部を
前記回路基板に固着すると共に前記接地端子の前記脚部
と前記回路基板の前記配線導体とを半田で電気的に接続
する工程と、前記接地端子の折曲部を折り曲げて前記接
地端子の前記突出部を前記回路基板の前記貫通孔又は切
欠きに挿通させると共に前記接地端子の平面部を前記回
路基板に重ねて配置することにより前記回路基板の前記
貫通孔又は切欠きを通して前記突出部の先端部を前記接
地導体に当接させる工程と、前記接地端子の貫通孔又は
切欠き及び前記回路基板の貫通孔又は切欠きを通して前
記接地導体のネジ孔にネジを螺合させ前記接地端子と前
記回路基板と前記接地導体とを締め付け固定することに
より前記接地端子と前記接地導体とを電気的に接続する
工程とを含む。
【0007】
【作用】回路基板の半田ディップ前において、接地端子
の突出部の先端部が回路基板の貫通孔又は切欠きに対し
て離間して配置されるので、半田ディップの際に不要な
半田が接地端子の突出部に付着しない。このため、接地
端子の貫通孔又は切欠きが半田により塞がれることがな
い。したがって、マスキングテープ等のマスキング部材
が不要となるから、マスキング部材の貼付及び剥離作業
を省略して組立工程を簡略化できる。また、回路基板の
半田ディップ後に接地端子の折曲部を折り曲げて接地端
子の突出部を回路基板の貫通孔又は切欠きに挿通させる
と共に接地端子の平面部を回路基板に重ねて配置するこ
とにより、前記突出部の先端部が回路基板の貫通孔又は
切欠きを通して接地導体に当接される。このため、ネジ
による締め付け固定の際に回路基板を損傷することがな
く、接地端子と接地導体との電気的接続を確実にして回
路基板の配線導体の接地を確実に行うことができる。
【0008】更に、接地端子の突出部の先端部に複数の
接触突起を形成した場合は、接地端子の突出部先端と接
地導体との接触面積が小さくなり、単位面積当たりの接
触圧力が増加するので、ネジの緩みを防止できかつ接地
端子と接地導体との電気的接続をより確実に行うことが
できる。また、脚部の先端部に抜け止め突起を設けた場
合は、半田ディップ時における接地端子の脚部の浮き上
がりを防止できる。また、接地端子の折曲部に溝を設け
た場合は、接地端子の折曲部を容易に折り曲げることが
できかつ折曲部の折り曲げの際に生ずる回路基板の貫通
孔の中心と接地端子の貫通孔の中心とのずれを少なくで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による回路基板接地装置の実施
例を図1〜図5に基づいて説明する。これらの図面では
図11又は図12に示す箇所と実質的に同一の部分には
同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施例の回
路基板接地装置で使用する接地端子10は、図1及び図
2に示すように、回路基板2の貫通孔18から接地端子
10の円筒状突出部15の先端部15aが離間する角度
θで接地端子10の平面部12が2本の脚部13、14
の水平部分13a、14aに対して傾斜するように形成さ
れた折曲部20が各脚部13、14と平面部12との間
に設けられている。接地端子10の2本の脚部13、1
4は共に平面部12の一端から延出してL字形に形成さ
れ、各脚部13、14の先端部13b、14bには三角形
状の抜け止め突起21、22が設けられている。折曲部
20には、図2に示すように溝23がプレス加工により
形成されている。また、接地端子10の突出部15の先
端部15aには、図3に示すように3つの接触突起24
が形成されている。3つの接触突起24は、例えば次の
ようにして形成できる。即ち、図4に示すように金属平
板25に三角形状の孔26を形成した後、丸形ダイス2
8の開口部28a上に三角形状の孔26を配置し、ウレ
タン29で金属平板25を押圧して丸形ダイス28に密
着させる。その後、三角形状の孔26に丸形ポンチ27
の先端部27aを挿入し、丸形ポンチ27を矢印方向に
徐々に押圧して行く。これにより、丸形ポンチ27のテ
ーパ部27bから徐々に絞り加工が行われ、中段部27c
まで丸形ポンチ27を押圧して行くことにより、接地端
子10の突出部15と一体に3つの接触突起24が形成
される。その他の構成は、図11の回路基板接地装置と
略同一であるので説明は省略する。
【0010】本実施例の回路基板接地装置の組立方法は
以下の通りである。まず、上記の構成の接地端子10を
回路基板2に装着する際には、図5に示すように2本の
脚部13、14を挿入するための2つの脚部挿入孔1
6、17と、突出部15を挿入するための貫通孔18と
を有する回路基板2を用意し、この回路基板2に接地端
子10を図1(A)に示すように装着する。このとき、2
本の脚部13、14の先端部13b、14bに形成された
抜け止め突起21、22が2つの脚部挿入孔16、17
に各々係止されるので、各脚部13、14の浮き上がり
を防止できる。接地端子10を装着後、回路基板2を半
田ディップすることにより、接地端子10の脚部13、
14と回路基板2の接地すべき配線導体3とを半田4で
電気的に接続する。このとき、図1(A)に示すように接
地端子10の平面部12が2本の脚部13、14の水平
部分13a、14aに対して角度θで傾斜しているので、
接地端子10の突出部15の先端部15aが回路基板2
の貫通孔18から離間して配置される。そのため、半田
ディップの際に不要な半田が接地端子10の突出部15
の先端部15aに付着せず、接地端子10の貫通孔11
が半田により塞がれることがない。
【0011】次に、接地端子10を金属製の筐体6に接
地結合する際には、接地端子10の折曲部20を矢印方
向に折り曲げて接地端子10の突出部15を回路基板2
の貫通孔18に挿通させかつ接地端子10の平面部12
を回路基板2に重ねて配置することにより、突出部15
の先端部15aの3つの接触突起24を筐体6の接地接
合部6aに当接させる。その後、接地端子10の平面部
12の上に平座金8及びバネ座金7を配置すると共にネ
ジ5を挿入し、筐体6の接地接合部6aのネジ孔9にネ
ジ5を螺合させて締め付け固定する。これにより、図1
(B)に示すように接地端子10と筐体6とが電気的に接
続される。この際、接地端子10の3つの接触突起24
は回路基板2の下面よりも突出して筐体6の接地結合部
6aに当接しているので、ネジ5を強く締めても筐体6
が回路基板2の下面に当たることがなく、回路基板2に
締め付け力が殆ど加わらない。このため、ネジ5の締め
過ぎにより回路基板2が割れる恐れはない。また、接地
端子10の3つの接触突起24と筐体6の接地結合部6
aとの接触面積が小さく、単位面積当たりの接触圧力が
増加するので、ネジ5の緩みを防止できかつ接地端子1
0と筐体6との電気的接続をより確実に行うことができ
る。
【0012】上記のように、本実施例では、回路基板2
の半田ディップ前において接地端子10の円筒状突出部
15の先端部15aが回路基板2の貫通孔18に対して
離間して配置されるので、半田ディップの際に不要な半
田が接地端子10の突出部15に付着しない。このた
め、図13に示すように突出部15が突出している部分
に耐熱樹脂製のマスキングテープ19を貼り付ける必要
がなく、マスキングテープ等のマスキング部材が不要と
なる。したがって、マスキング部材の貼付及び剥離作業
を省略して組立工程を簡略化できる。また、回路基板2
の半田ディップ後に接地端子10の折曲部20を折り曲
げて接地端子10の突出部15を回路基板2の貫通孔1
8に挿通させると共に突出部15の先端部15aの3つ
の接触突起24を筐体6の接地結合部6aに当接させ
る。このため、ネジ5による締め付け固定の際に回路基
板2を損傷することがなく、ネジ5の緩み防止と共に接
地端子10と筐体6との電気的接続をより確実にして回
路基板2の配線導体3の接地をより確実に行うことがで
きる。また、接地端子10の2本の脚部13、14の抜
け止め突起21、22が回路基板2の2つの脚部挿入孔
16、17に各々係止されるので、回路基板2の半田デ
ィップ時において各脚部13、14の浮き上がりを防止
できる。また、接地端子10の折曲部20に溝23を設
けたので、回路基板2の半田ディップ後において接地端
子10の折曲部20を容易に折り曲げることができると
共に、折曲部20の折り曲げ時に生ずる回路基板2の貫
通孔18の中心と接地端子10の貫通孔11の中心との
ずれを少なくできる。
【0013】本発明の実施態様は上記の実施例に限定さ
れず、種々の変更が可能である。例えば、上記の実施例
では接地端子10の平面部12の一端に2本のL字形脚
部13、14を形成した例を示したが、L字形脚部は図
6に示すように1本でもよく、また3本以上でもよい。
また、上記の実施例では接地端子10の各脚部13、1
4の先端部13b、14bに三角形状の抜け止め突起2
1、22を形成した例を示したが、図7に示すように、
各脚部13、14の先端部13b、14bをフォーミング
加工することにより抜け止め突起29、30を形成して
もよい。また、上記の実施例ではプレス加工により接地
端子10の折曲部20に溝23を形成した例を示した
が、図8に示すように折曲部20に溝31を切るだけで
もよい。なお、接地端子10の材質を形状記憶合金等に
した場合は折曲部20の溝を省略することができる。ま
た、接続端子10の貫通孔11及び回路基板2の貫通孔
18は、それぞれ図9及び図10に示すようにU字形状
の切欠き32及び33としてもよい。また、接地端子1
0の円筒状突出部15の複数の接触突起24は3個以上
でもよい。更に、図5に示す回路基板2の脚部挿入孔1
6、17は丸穴でもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、回路基板の半田ディッ
プの際に不要な半田が接地端子の突出部に付着しないの
で、マスキングテープ等のマスキング部材が不要であ
り、マスキング部材の貼付及び剥離作業を省略して組立
工程を簡略化できる。したがって、電子機器等の組み立
ての際の作業工数を削減することが可能となる。また、
接地端子の突出部の先端部に複数の接触突起を形成する
ことにより、単位面積当たりの接触圧力を増加させるこ
とができるので、ネジの緩みを防止できかつ接地端子と
接地導体との電気的接続をより確実に行うことができ
る。このため、回路基板の接地すべき配線導体をより確
実に接地することが可能となる。更に、接地端子の折曲
部に溝を設けることにより、回路基板の半田ディップ後
において接地端子の折曲部を容易に折り曲げることがで
きると共に、折曲部の折り曲げの際に生ずる回路基板の
貫通孔の中心と接地端子の貫通孔の中心とのずれを少な
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による回路基板接地装置の実施例を示
す一部切欠正面図
【図2】 図1の接地端子を示す斜視図
【図3】 図2の突出部の3つの突起を示す拡大正面図
【図4】 図2の突出部及び3つの突起の形成工程を示
す図
【図5】 図1の回路基板の一部を示す平面図
【図6】 本発明の第1の変更実施例を示す斜視図
【図7】 本発明の第2の変更実施例を示す一部斜視図
【図8】 本発明の第3の変更実施例を示す一部斜視図
【図9】 本発明の第4の変更実施例の接地端子を示す
斜視図
【図10】 本発明の第4の変更実施例の回路基板を示
す一部平面図
【図11】 従来の回路基板接地装置を示す一部切欠正
面図
【図12】 図11の接地端子を示す斜視図
【図13】 図11の回路基板の半田ディップ前におけ
る接地端子の突出部近傍の状態を示す一部切欠正面図
【符号の説明】
2...回路基板、3...配線導体、4...半田、
5...ネジ、6...筐体(接地導体)、9...ネ
ジ孔、10...接地端子、11,18...貫通孔、
12...平面部、13,14...脚部、15...
突出部、15a...先端部、16,17...脚部挿
入孔、20...折曲部、21,22...抜け止め突
起、23...溝、24...接触突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地すべき配線導体及び貫通孔又は切欠
    きを有する回路基板と、ネジ孔を有する接地導体と、前
    記配線導体及び前記接地導体を電気的に接続する接地端
    子と、前記回路基板と前記接地導体と前記接地端子とを
    締め付け固定するネジとを備え、 前記接地端子は、前記回路基板に重ねて配置される平面
    部と、該平面部の端部から延出して形成されかつ半田に
    より前記配線導体に電気的に接続される脚部と、前記平
    面部に形成された貫通孔又は切欠きと、該貫通孔又は切
    欠きの周囲に前記平面部の一方の主面から突出して形成
    されかつ前記回路基板の厚さ以上の突出長を有する突出
    部とを有し、 前記ネジは、前記接地端子の貫通孔又は切欠きと前記回
    路基板の貫通孔又は切欠きとを通して前記接地導体の前
    記ネジ孔に螺合される回路基板接地装置において、 前記回路基板の貫通孔又は切欠きに対して前記接地端子
    の前記突出部の先端部が離間するように前記接地端子の
    前記脚部と前記平面部との間に折曲部が設けられ、 前記回路基板の半田ディップ後、前記折曲部を折り曲げ
    て前記接地端子の前記突出部を前記回路基板の前記貫通
    孔又は切欠きに挿通させると共に前記接地端子の前記平
    面部を前記回路基板に重ねて配置することにより、前記
    突出部の先端部が前記回路基板の前記貫通孔又は切欠き
    を通して前記接地導体に当接されることを特徴とする回
    路基板接地装置。
  2. 【請求項2】 前記接地端子の前記突出部の前記先端部
    に複数の接触突起が形成された「請求項1」に記載の回
    路基板接地装置。
  3. 【請求項3】 前記接地端子の前記脚部の先端部に抜け
    止め突起が設けられた「請求項1」又は「請求項2」に
    記載の回路基板接地装置。
  4. 【請求項4】 前記接地端子の前記折曲部に溝が設けら
    れた「請求項1」〜「請求項3」のいずれかに記載の回
    路基板接地装置。
  5. 【請求項5】 前記回路基板は前記接地端子の前記脚部
    を挿入する脚部挿入孔を有する「請求項1」〜「請求項
    4」のいずれかに記載の回路基板接地装置。
  6. 【請求項6】 「請求項1」に記載の回路基板接地装置
    を構成する接地端子と、該接地端子の脚部を挿入する脚
    部挿入孔及び前記接地端子の突出部を挿入する貫通孔又
    は切欠き及び前記接地端子を介して接地導体に接地され
    る配線導体を有する回路基板とを用意する工程と、 前記接地端子の前記脚部を前記回路基板の前記脚部挿入
    孔に挿入し、前記接地端子の前記突出部の先端部を前記
    回路基板の前記貫通孔又は切欠きに対して離間して配置
    する工程と、 前記回路基板を半田ディップすることにより、前記接地
    端子の前記脚部を前記回路基板に固着すると共に前記接
    地端子の前記脚部と前記回路基板の前記配線導体とを半
    田で電気的に接続する工程と、 前記接地端子の折曲部を折り曲げて前記接地端子の前記
    突出部を前記回路基板の前記貫通孔又は切欠きに挿通さ
    せると共に前記接地端子の平面部を前記回路基板に重ね
    て配置することにより、前記回路基板の前記貫通孔又は
    切欠きを通して前記突出部の先端部を前記接地導体に当
    接させる工程と、 前記接地端子の貫通孔又は切欠き及び前記回路基板の貫
    通孔又は切欠きを通して前記接地導体のネジ孔にネジを
    螺合させ前記接地端子と前記回路基板と前記接地導体と
    を締め付け固定することにより、前記接地端子と前記接
    地導体とを電気的に接続する工程と、を含むことを特徴
    とする回路基板接地装置の組立方法。
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