JPH11165913A - 給紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
給紙搬送装置および画像形成装置Info
- Publication number
- JPH11165913A JPH11165913A JP9334112A JP33411297A JPH11165913A JP H11165913 A JPH11165913 A JP H11165913A JP 9334112 A JP9334112 A JP 9334112A JP 33411297 A JP33411297 A JP 33411297A JP H11165913 A JPH11165913 A JP H11165913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- sheet
- roller
- conveying
- skew
- Prior art date
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 斜行の大きさに関わらず、高精度高品質の斜
行補正の可能な給紙搬送装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 シート材を供給する給紙ローラと、前記
給紙ローラにより供給されたシート材を搬送する搬送ロ
ーラと、を有する給紙搬送装置において、シート材の斜
行量の情報を発信する斜行量情報発信手段により、発信
された斜行量に応じて、前記給紙ローラによって送られ
たシート材の先端が、前記搬送ローラのニップに当接し
た後で、前記搬送ローラが正転を開始するまでの間の前
記給紙ローラによるシート材の送り量を調整することに
より、前記給紙ローラに搬送されるシート材に生じるル
ープ量を変化させる制御手段を有する給紙搬送装置。
行補正の可能な給紙搬送装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 シート材を供給する給紙ローラと、前記
給紙ローラにより供給されたシート材を搬送する搬送ロ
ーラと、を有する給紙搬送装置において、シート材の斜
行量の情報を発信する斜行量情報発信手段により、発信
された斜行量に応じて、前記給紙ローラによって送られ
たシート材の先端が、前記搬送ローラのニップに当接し
た後で、前記搬送ローラが正転を開始するまでの間の前
記給紙ローラによるシート材の送り量を調整することに
より、前記給紙ローラに搬送されるシート材に生じるル
ープ量を変化させる制御手段を有する給紙搬送装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンター
等の画像形成装置及びスキャナー等の画像読取装置の給
紙搬送装置に関する。なお、本明細書では、給紙部に積
載されているシート材を1枚ずつ搬送路に給紙を行う装
置のことを給紙搬送装置と称している。
等の画像形成装置及びスキャナー等の画像読取装置の給
紙搬送装置に関する。なお、本明細書では、給紙部に積
載されているシート材を1枚ずつ搬送路に給紙を行う装
置のことを給紙搬送装置と称している。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、画像読取装置において、
用紙の斜行は、必要な情報を記録できなかったり読取れ
なかったりするため、致命的な欠陥である。そこで、従
来より用紙を給紙ローラと分離部材とにより1枚給紙す
るごとに搬送ローラに用紙の先端を突き当て、用紙のた
わみを利用して搬送ローラのニップ部で先端をそろえる
斜行補正機能の備わった給紙搬送装置が発明されてい
る。
用紙の斜行は、必要な情報を記録できなかったり読取れ
なかったりするため、致命的な欠陥である。そこで、従
来より用紙を給紙ローラと分離部材とにより1枚給紙す
るごとに搬送ローラに用紙の先端を突き当て、用紙のた
わみを利用して搬送ローラのニップ部で先端をそろえる
斜行補正機能の備わった給紙搬送装置が発明されてい
る。
【0003】図13にしたがって上記給紙搬送装置につ
いて詳しく説明する。図13は給紙搬送装置の1例であ
るファクシミリの画像読取装置の断面図である。
いて詳しく説明する。図13は給紙搬送装置の1例であ
るファクシミリの画像読取装置の断面図である。
【0004】シート材搬送の流れに沿って説明すると、
1枚または複数枚のシート材103は、ユーザにより図
示されないトレイに沿って、分離ローラ104と、分離
ローラ104に対向する位置に配置され図示しない付勢
手段によりシート材分離ローラ104に対して付勢力を
受けた分離片105、とからなる分離部106に到達す
る位置まで挿入される。挿入されたシート材103は、
図示しない読取駆動系により回転する分離ローラ104
と分離片105と挟まれることにより、1枚づつ分離さ
れる。分離されたシート材103は、分離ローラ104
より搬送され、模式的に示した用紙端検知手段116に
よりシート材103の先端が検知される。
1枚または複数枚のシート材103は、ユーザにより図
示されないトレイに沿って、分離ローラ104と、分離
ローラ104に対向する位置に配置され図示しない付勢
手段によりシート材分離ローラ104に対して付勢力を
受けた分離片105、とからなる分離部106に到達す
る位置まで挿入される。挿入されたシート材103は、
図示しない読取駆動系により回転する分離ローラ104
と分離片105と挟まれることにより、1枚づつ分離さ
れる。分離されたシート材103は、分離ローラ104
より搬送され、模式的に示した用紙端検知手段116に
よりシート材103の先端が検知される。
【0005】さらにシート材103は、分離ローラ10
4により搬送され完全密着型イメージセンサ108に対
向する位置に配設された搬送ローラ109とからなる画
像情報読取部110に到達する。ここで、完全密着型イ
メージセンサ108は付勢手段111より搬送ローラ1
09を押圧する方向に付勢力を受けている。画像情報読
取部110に到達したシート材の先端は、搬送ローラ1
09が停止しているため、搬送ローラ109と密着型イ
メージセンサ108からなるニップ部113に突き当た
る。さらに搬送ローラ停止状態で分離ローラのみを数ス
テップ回転させることで、分離ローラ104と搬送ロー
ラ109の間でシート材にたわみが生じる。このたわみ
によって斜行して挿入された場合でもシート材先端全域
が搬送ローラ109と密着型イメージセンサ108から
なるニップ部113に突き当たり、この状態で搬送ロー
ラ109を回転させることで斜行が補正される。
4により搬送され完全密着型イメージセンサ108に対
向する位置に配設された搬送ローラ109とからなる画
像情報読取部110に到達する。ここで、完全密着型イ
メージセンサ108は付勢手段111より搬送ローラ1
09を押圧する方向に付勢力を受けている。画像情報読
取部110に到達したシート材の先端は、搬送ローラ1
09が停止しているため、搬送ローラ109と密着型イ
メージセンサ108からなるニップ部113に突き当た
る。さらに搬送ローラ停止状態で分離ローラのみを数ス
テップ回転させることで、分離ローラ104と搬送ロー
ラ109の間でシート材にたわみが生じる。このたわみ
によって斜行して挿入された場合でもシート材先端全域
が搬送ローラ109と密着型イメージセンサ108から
なるニップ部113に突き当たり、この状態で搬送ロー
ラ109を回転させることで斜行が補正される。
【0006】上記従来例の斜行補正機構はの原理は以下
の通りである、シート材先端が搬送ローラに対して斜行
して搬送されてきた場合、搬送ローラが回転しており斜
行補正機構がない場合はそのまま斜行して搬送ローラに
搬送されるが、搬送ローラが停止している場合は紙幅方
向の一方の角が先に搬送ローラ109と密着型イメージ
センサ108からなるニップ部113に突き当たりあた
り、さらに分離ローラ104で搬送すると斜行した分だ
け送れてもう一方の角が突き当たり、最後にシート材先
端全域がニップ部に突き当たる。この状態で搬送ローラ
104を回転させることでシート材103の斜行を補正
して搬送している。
の通りである、シート材先端が搬送ローラに対して斜行
して搬送されてきた場合、搬送ローラが回転しており斜
行補正機構がない場合はそのまま斜行して搬送ローラに
搬送されるが、搬送ローラが停止している場合は紙幅方
向の一方の角が先に搬送ローラ109と密着型イメージ
センサ108からなるニップ部113に突き当たりあた
り、さらに分離ローラ104で搬送すると斜行した分だ
け送れてもう一方の角が突き当たり、最後にシート材先
端全域がニップ部に突き当たる。この状態で搬送ローラ
104を回転させることでシート材103の斜行を補正
して搬送している。
【0007】つまり、シート材搬送中において分離ロー
ラ回転と搬送ローラ停止の状態を作ることで用紙の斜行
を補正している。この時、最初に角がニップ部に突き当
たった時点から更に搬送された分は、用紙のたわみとし
て分離ローラと搬送ローラの間で吸収される。斜行補正
後、搬送ローラにてシート材を搬送し画像を読取る。
ラ回転と搬送ローラ停止の状態を作ることで用紙の斜行
を補正している。この時、最初に角がニップ部に突き当
たった時点から更に搬送された分は、用紙のたわみとし
て分離ローラと搬送ローラの間で吸収される。斜行補正
後、搬送ローラにてシート材を搬送し画像を読取る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では斜行の大きなものも斜行の小さなものも同様に
分離ローラと搬送ローラの回転するタイミングを一定量
ずらして斜行を補正しているため以下のよう欠点があっ
た。斜行の大きな場合は、シート材先端全域がニップ部
に突き当たる前に搬送ローラが回転してしまい、斜行が
完全に補正できないという欠点があった。また、上記欠
点を解決するために分離ローラと搬送ローラの回転する
タイミングのずらし量を大きくすると、ほとんどシート
材が斜行していない場合には、シート材のたわみが大き
くなるため、シート材を傷つけたり、最悪は破損させて
しまったりという欠点があった。
来例では斜行の大きなものも斜行の小さなものも同様に
分離ローラと搬送ローラの回転するタイミングを一定量
ずらして斜行を補正しているため以下のよう欠点があっ
た。斜行の大きな場合は、シート材先端全域がニップ部
に突き当たる前に搬送ローラが回転してしまい、斜行が
完全に補正できないという欠点があった。また、上記欠
点を解決するために分離ローラと搬送ローラの回転する
タイミングのずらし量を大きくすると、ほとんどシート
材が斜行していない場合には、シート材のたわみが大き
くなるため、シート材を傷つけたり、最悪は破損させて
しまったりという欠点があった。
【0009】本出願に係る第1の発明の目的は、斜行の
大きさに関わらず、高精度高品質の斜行補正機構を備え
た給紙搬送装置を提供することである。
大きさに関わらず、高精度高品質の斜行補正機構を備え
た給紙搬送装置を提供することである。
【0010】本出願に係る第2の発明の目的は、本出願
に係る第1の発明の目的に加えて、斜行補正機構の構成
を低コストにすることである。
に係る第1の発明の目的に加えて、斜行補正機構の構成
を低コストにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本出願に係る第1の発明は、用紙を積載収納す
る用紙収納部と、この用紙収納部より用紙を1枚づつ所
定の処理部へ供給する給紙ローラを備える給紙部と、こ
の給紙部からの用紙を搬送する搬送ローラを備える搬送
部と、前記給送ローラと搬送ローラとの間にあって紙幅
方向に複数配設された用紙端検出手段とを有する給紙搬
送装置であって、給紙ローラを正転、搬送ローラを停止
または逆転させることで、前記搬送部に配置された搬送
ローラのニップに用紙先端を突き当てて斜行を補正する
斜行補正機能において、少なくとも2つの前記用紙端検
出手段により用紙の斜行量を測定し、その斜行量により
搬送ローラの停止または逆転する時間を変化させ、斜行
補正力を変化させることを特徴とする。上記構成によれ
ば、用紙の斜行量の大小に関わらず、高精度高品質の斜
行補正機構を提供することができる。
るため、本出願に係る第1の発明は、用紙を積載収納す
る用紙収納部と、この用紙収納部より用紙を1枚づつ所
定の処理部へ供給する給紙ローラを備える給紙部と、こ
の給紙部からの用紙を搬送する搬送ローラを備える搬送
部と、前記給送ローラと搬送ローラとの間にあって紙幅
方向に複数配設された用紙端検出手段とを有する給紙搬
送装置であって、給紙ローラを正転、搬送ローラを停止
または逆転させることで、前記搬送部に配置された搬送
ローラのニップに用紙先端を突き当てて斜行を補正する
斜行補正機能において、少なくとも2つの前記用紙端検
出手段により用紙の斜行量を測定し、その斜行量により
搬送ローラの停止または逆転する時間を変化させ、斜行
補正力を変化させることを特徴とする。上記構成によれ
ば、用紙の斜行量の大小に関わらず、高精度高品質の斜
行補正機構を提供することができる。
【0012】上記第2の目的を達成するため、本出願に
係る第2の発明は、前記用紙端検出手段と用紙サイズ検
出手段を兼ねることを特徴とする。上記構成によれば、
高精度高品質の斜行補正機構を低コストで供給すること
ができる。
係る第2の発明は、前記用紙端検出手段と用紙サイズ検
出手段を兼ねることを特徴とする。上記構成によれば、
高精度高品質の斜行補正機構を低コストで供給すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕 (1)概要 図1に本発明の実施例である給紙搬送装置を搭載したフ
ァクシミリの読取装置の概略断面図を示す。
ァクシミリの読取装置の概略断面図を示す。
【0014】読取装置におけるシート材搬送の流れは以
下のようになる。装置のシート材挿入口1より水平に対
して30°〜40°傾きを持ったシート材挿入経路2に
シート材束3が挿入されると模式的に示した用紙有無検
知センサー21より装置の制御部へ信号が送られ、装置
はシート材有りの状態であることを認識する。さらにシ
ート材束3は給紙ローラとしてのシート材分離ローラ4
とシート材搬送路に対してシート材分離ローラ4に対向
する位置に配置され、バネ等の付勢手段によりシート材
分離ローラ4を押圧する方向に付勢力を受けたシート材
分離片5よりなるシート材分離部6に到達する位置まで
挿入される。
下のようになる。装置のシート材挿入口1より水平に対
して30°〜40°傾きを持ったシート材挿入経路2に
シート材束3が挿入されると模式的に示した用紙有無検
知センサー21より装置の制御部へ信号が送られ、装置
はシート材有りの状態であることを認識する。さらにシ
ート材束3は給紙ローラとしてのシート材分離ローラ4
とシート材搬送路に対してシート材分離ローラ4に対向
する位置に配置され、バネ等の付勢手段によりシート材
分離ローラ4を押圧する方向に付勢力を受けたシート材
分離片5よりなるシート材分離部6に到達する位置まで
挿入される。
【0015】ここで図示されていない操作部上のスター
トキーを押下することにより、図示されていない読取駆
動系が作動しシート材分離ローラ4がシート材束3を搬
送する方向へ回転する。シート材束3は回転するシート
材分離ローラ4と付勢力によりシート材分離ローラ4に
押圧されたシート材分離片5に挟まれることにより、一
枚ずつ分離される。分離されたシート材7は回転するシ
ート材分離ローラ4により搬送され、模式的に示した用
紙端検知センサーによりシート材先端が検知される。
トキーを押下することにより、図示されていない読取駆
動系が作動しシート材分離ローラ4がシート材束3を搬
送する方向へ回転する。シート材束3は回転するシート
材分離ローラ4と付勢力によりシート材分離ローラ4に
押圧されたシート材分離片5に挟まれることにより、一
枚ずつ分離される。分離されたシート材7は回転するシ
ート材分離ローラ4により搬送され、模式的に示した用
紙端検知センサーによりシート材先端が検知される。
【0016】ここで、用紙端検知センサは図12に示す
ように紙幅方向に3つ並んでおり、それぞれの位置関係
は次のようになっている。本実施例の読取給紙搬送装置
は葉書サイズからB4サイズまで搬送できるようになっ
ており、シート材搬送路の中心41を基準にそれぞれセ
ットできるようになってる。第1の用紙端検知センサ4
2は葉書幅(105mm)43の内側にあり、第2の用
紙端検知センサ44はA4幅(210mm)45と葉書
幅の間にあり、第3の用紙端検知センサ46はB4幅
(257mm)47とA4幅の間に配設されている。前
記センサ42、44、46により葉書、A4、B4の3
種類の用紙サイズを検出するようになってる。
ように紙幅方向に3つ並んでおり、それぞれの位置関係
は次のようになっている。本実施例の読取給紙搬送装置
は葉書サイズからB4サイズまで搬送できるようになっ
ており、シート材搬送路の中心41を基準にそれぞれセ
ットできるようになってる。第1の用紙端検知センサ4
2は葉書幅(105mm)43の内側にあり、第2の用
紙端検知センサ44はA4幅(210mm)45と葉書
幅の間にあり、第3の用紙端検知センサ46はB4幅
(257mm)47とA4幅の間に配設されている。前
記センサ42、44、46により葉書、A4、B4の3
種類の用紙サイズを検出するようになってる。
【0017】さらにシート材7は回転するシート材分離
ローラ4により搬送され、完全密着型イメージセンサ8
とシート材搬送路に対して完全密着型イメージセンサ8
に対向する位置に配置された搬送ローラ9よりなる画情
報読取部10に到達する。
ローラ4により搬送され、完全密着型イメージセンサ8
とシート材搬送路に対して完全密着型イメージセンサ8
に対向する位置に配置された搬送ローラ9よりなる画情
報読取部10に到達する。
【0018】完全密着型イメージセンサ8は付勢手段1
1により搬送ローラ9を押圧する方向に付勢力を受けて
いる。画情報読取部10に到達したシート材7は完全密
着型イメージセンサ8により画情報を読み取られつつ、
シート材7を搬送する方向に回転する搬送ローラ9によ
り搬送される。シート材7は模式的に示された用紙端検
知センサーによりシート材後端が検知され、搬送ローラ
9によりシート材排出口12より機外に排出される。
1により搬送ローラ9を押圧する方向に付勢力を受けて
いる。画情報読取部10に到達したシート材7は完全密
着型イメージセンサ8により画情報を読み取られつつ、
シート材7を搬送する方向に回転する搬送ローラ9によ
り搬送される。シート材7は模式的に示された用紙端検
知センサーによりシート材後端が検知され、搬送ローラ
9によりシート材排出口12より機外に排出される。
【0019】(2)斜行補正動作 本実施例はシート材分離ローラと搬送ローラの2本のロ
ーラでシート材を搬送するものであり、シート材分離ロ
ーラを回転、搬送ローラを停止させる動作をシート材搬
送中に設けることで、搬送ローラと密着型イメージセン
サからなるニップ部にシート材先端を突き当てることに
より、挿入時に斜めに挿入されたシート材の斜行量を補
正する構成になっている。上記の斜行補正動作を行うた
めに、駆動源であるモータの正逆転と、シート材分離ロ
ーラと搬送ローラの2本のローラの回転および停止を組
み合わせたモードが少なくとも3種ある。
ーラでシート材を搬送するものであり、シート材分離ロ
ーラを回転、搬送ローラを停止させる動作をシート材搬
送中に設けることで、搬送ローラと密着型イメージセン
サからなるニップ部にシート材先端を突き当てることに
より、挿入時に斜めに挿入されたシート材の斜行量を補
正する構成になっている。上記の斜行補正動作を行うた
めに、駆動源であるモータの正逆転と、シート材分離ロ
ーラと搬送ローラの2本のローラの回転および停止を組
み合わせたモードが少なくとも3種ある。
【0020】 モータ:正転 シート材分離ローラ:回転 搬送ローラ:停止 モータ:正転 シート材分離ローラ:回転 搬送ローラ:回転 モータ:逆転 シート材分離ローラ:停止 搬送ローラ:停止 (正転:シート材を搬送する回転方向 逆転:シート材を搬送する方 向と逆の回転方向)
【0021】図2に本発明の実施例である読取装置の読
取駆動機構の概略図を示す。図2において、4はシート
材分離ローラ、9は搬送ローラ、23は駆動源であると
ころの正逆回転可能であるステッピングモータ、24は
ステッピングモータの出力ギヤである。25は、図示さ
れていないスタッドにより回動自在に軸支されておりス
テッピングモータ出力ギヤ24に常時歯合している変速
ギヤ(1)、26、27は図示されていないスタッドに
より回動自在に軸支されている伝達ギヤ(1)、
(2)、28は図示されていないスタッドにより回動自
在に軸支されている変速ギヤ(2)である。
取駆動機構の概略図を示す。図2において、4はシート
材分離ローラ、9は搬送ローラ、23は駆動源であると
ころの正逆回転可能であるステッピングモータ、24は
ステッピングモータの出力ギヤである。25は、図示さ
れていないスタッドにより回動自在に軸支されておりス
テッピングモータ出力ギヤ24に常時歯合している変速
ギヤ(1)、26、27は図示されていないスタッドに
より回動自在に軸支されている伝達ギヤ(1)、
(2)、28は図示されていないスタッドにより回動自
在に軸支されている変速ギヤ(2)である。
【0022】29は搬送ローラ出力ギアであり、搬送ロ
ーラ9の軸に対して回動自在になっており、変速ギヤ
(1)25に常時歯合している。30は搬送ローラ出力
部材であり搬送ローラ9と一体的に回動する構成となっ
ている。搬送ローラ出力ギヤ29は搬送ローラ軸方向に
一部突起部29aを持ち、また搬送ローラ出力部材30
は搬送ローラ周方向に一部突起部30aを持っている。
搬送ローラ出力ギヤ29が回転するときに搬送ローラ出
力ギヤ29の突起部29aと搬送ローラ出力部材30の
突起部30aが離れている場合と接触している場合があ
り、両者が離れている場合には搬送ローラ出力ギヤ29
の駆動力は搬送ローラ出力部材30に伝達されずすなわ
ち搬送ローラ9は回転しないが、両者が接触している場
合には搬送ローラ出力ギヤ29の駆動力は搬送ローラ出
力部材30に伝達されすなわち搬送ローラ9は回転する
という構成になっている。すなわち搬送ローラ出力ギヤ
29がある回転方向に回転するとき、搬送ローラ出力ギ
ヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力部材30の突起
部30aと離れている間は搬送ローラ9は回転せず、搬
送ローラ出力ギヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力
部材30の突起部30aに当たって初めて搬送ローラ9
は回転するという構成になっている。このような駆動力
を遅れて伝達する遅延機構を、以後メカタイマー機構と
呼ぶ。
ーラ9の軸に対して回動自在になっており、変速ギヤ
(1)25に常時歯合している。30は搬送ローラ出力
部材であり搬送ローラ9と一体的に回動する構成となっ
ている。搬送ローラ出力ギヤ29は搬送ローラ軸方向に
一部突起部29aを持ち、また搬送ローラ出力部材30
は搬送ローラ周方向に一部突起部30aを持っている。
搬送ローラ出力ギヤ29が回転するときに搬送ローラ出
力ギヤ29の突起部29aと搬送ローラ出力部材30の
突起部30aが離れている場合と接触している場合があ
り、両者が離れている場合には搬送ローラ出力ギヤ29
の駆動力は搬送ローラ出力部材30に伝達されずすなわ
ち搬送ローラ9は回転しないが、両者が接触している場
合には搬送ローラ出力ギヤ29の駆動力は搬送ローラ出
力部材30に伝達されすなわち搬送ローラ9は回転する
という構成になっている。すなわち搬送ローラ出力ギヤ
29がある回転方向に回転するとき、搬送ローラ出力ギ
ヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力部材30の突起
部30aと離れている間は搬送ローラ9は回転せず、搬
送ローラ出力ギヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力
部材30の突起部30aに当たって初めて搬送ローラ9
は回転するという構成になっている。このような駆動力
を遅れて伝達する遅延機構を、以後メカタイマー機構と
呼ぶ。
【0023】31はシート材分離ローラ出力ギヤであ
り、変速ギヤ(2)28に常時歯合している。シート材
分離ローラ出力ギヤ31にはクラッチ機構32が内蔵さ
れており、ステッピングモータ23が正転(後述)する
ときにはシート材分離ローラ軸33に駆動力を伝達する
が、ステッピングモータ23が逆転(後述)するときに
はシート材分離ローラ軸33に駆動力を伝達しない構成
となっている。またシート材分離ローラ4はシート材分
離ローラ軸33に対して回動自在になっている。34は
シート材分離ローラ出力部材でありシート材分離ローラ
軸33と一体的に回動する構成となっており、シート材
分離ローラ4とシート材分離ローラ出力部材34の間に
は前述と同様のメカタイマー機構が働くような構成にな
っている。
り、変速ギヤ(2)28に常時歯合している。シート材
分離ローラ出力ギヤ31にはクラッチ機構32が内蔵さ
れており、ステッピングモータ23が正転(後述)する
ときにはシート材分離ローラ軸33に駆動力を伝達する
が、ステッピングモータ23が逆転(後述)するときに
はシート材分離ローラ軸33に駆動力を伝達しない構成
となっている。またシート材分離ローラ4はシート材分
離ローラ軸33に対して回動自在になっている。34は
シート材分離ローラ出力部材でありシート材分離ローラ
軸33と一体的に回動する構成となっており、シート材
分離ローラ4とシート材分離ローラ出力部材34の間に
は前述と同様のメカタイマー機構が働くような構成にな
っている。
【0024】図2において、矢印Cの方向から見て、ス
テッピングモータギヤ24が時計方向Aに回転すると搬
送ローラ出力ギヤ29は時計方向に回転する。よって搬
送ローラ9はシート材を搬送する方向に回転する。また
シート材分離ローラ出力ギヤ31は反時計方向に回転す
る。よってクラッチ機構32により駆動力はシート材分
離ローラ軸33に伝達され、シート材分離ローラ4はシ
ート材を搬送する方向に回転する。
テッピングモータギヤ24が時計方向Aに回転すると搬
送ローラ出力ギヤ29は時計方向に回転する。よって搬
送ローラ9はシート材を搬送する方向に回転する。また
シート材分離ローラ出力ギヤ31は反時計方向に回転す
る。よってクラッチ機構32により駆動力はシート材分
離ローラ軸33に伝達され、シート材分離ローラ4はシ
ート材を搬送する方向に回転する。
【0025】上記の読取駆動系の回転方向を以後「正転
方向」と呼ぶ。またステッピングモータギヤ24が時計
方向Bに回転するときの各ギヤ及びローラの動きを以後
「逆転方向」と呼ぶ。
方向」と呼ぶ。またステッピングモータギヤ24が時計
方向Bに回転するときの各ギヤ及びローラの動きを以後
「逆転方向」と呼ぶ。
【0026】ステッピングモータが逆転すると、シート
材分離ローラ出力ギヤ31は時計方向に回転する。よっ
てクラッチ機構32により駆動力はシート材分離ローラ
軸33に伝達されず、シート材分離ローラ4は回転しな
い。一方搬送ローラ出力ギヤ29は反時計方向に回転
し、搬送ローラ出力ギヤ29の突起部29aが搬送ロー
ラ出力部材30の突起部30aと離れている間は搬送ロ
ーラ9は回転せず、搬送ローラ出力ギヤ29の突起部2
9aが搬送ローラ出力部材30の突起部30aに当たる
と搬送ローラ9は逆転する。
材分離ローラ出力ギヤ31は時計方向に回転する。よっ
てクラッチ機構32により駆動力はシート材分離ローラ
軸33に伝達されず、シート材分離ローラ4は回転しな
い。一方搬送ローラ出力ギヤ29は反時計方向に回転
し、搬送ローラ出力ギヤ29の突起部29aが搬送ロー
ラ出力部材30の突起部30aと離れている間は搬送ロ
ーラ9は回転せず、搬送ローラ出力ギヤ29の突起部2
9aが搬送ローラ出力部材30の突起部30aに当たる
と搬送ローラ9は逆転する。
【0027】次に図3から図8に一連の読取動作を述べ
る。図3においてシート材束3がシート材分離部6に到
達する位置まで挿入され図示されていない操作部上のス
タートキーを押下すると、ステッピングモータは正転す
る。搬送ローラ出力ギヤ29の突起部29aと搬送ロー
ラ出力部材30の突起部30aが離れているときには搬
送ローラは回転しないが(図9(a))、搬送ローラ出
力ギヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力部材30の
突起部30aに突き当たると搬送ローラ9はシート材搬
送方向に回転する(図9(b))。一方ステッピングモ
ータの正転によりシート材分離ローラ出力部材34の突
起部34aとシート材分離ローラ4の突起部4aが離れ
ているときにはシート材分離ローラ4は回転しないが
(図9(a))、シート材分離ローラ出力部材34の突
起部34aがシート材分離ローラ4の突起部4aに突き
当たるとシート材分離ローラ4はシート材搬送方向に回
転し(図9(b))、シート材束3よりシート材7を分
離し搬送する。図示されていない用紙端検知センサによ
りシート材7の先端が検知されてからあるステップ数ス
テッピングモータが回転したところでステッピングモー
タは正転を停止する。ステッピングモータが正転を停止
したとき図4に示すように、シート材7の先端が搬送ロ
ーラ9に突き当たっていない状態になっていることを満
足するようステップ数を調整してある。
る。図3においてシート材束3がシート材分離部6に到
達する位置まで挿入され図示されていない操作部上のス
タートキーを押下すると、ステッピングモータは正転す
る。搬送ローラ出力ギヤ29の突起部29aと搬送ロー
ラ出力部材30の突起部30aが離れているときには搬
送ローラは回転しないが(図9(a))、搬送ローラ出
力ギヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力部材30の
突起部30aに突き当たると搬送ローラ9はシート材搬
送方向に回転する(図9(b))。一方ステッピングモ
ータの正転によりシート材分離ローラ出力部材34の突
起部34aとシート材分離ローラ4の突起部4aが離れ
ているときにはシート材分離ローラ4は回転しないが
(図9(a))、シート材分離ローラ出力部材34の突
起部34aがシート材分離ローラ4の突起部4aに突き
当たるとシート材分離ローラ4はシート材搬送方向に回
転し(図9(b))、シート材束3よりシート材7を分
離し搬送する。図示されていない用紙端検知センサによ
りシート材7の先端が検知されてからあるステップ数ス
テッピングモータが回転したところでステッピングモー
タは正転を停止する。ステッピングモータが正転を停止
したとき図4に示すように、シート材7の先端が搬送ロ
ーラ9に突き当たっていない状態になっていることを満
足するようステップ数を調整してある。
【0028】次にステッピングモータは逆転する。クラ
ッチ機構32の働きによりシート材分離ローラ4には駆
動力は伝わらず、よって回転しない。搬送ローラ9はメ
カタイマー機構が働きしばらくは回転しない(図9
(c))。ステッピングモータの逆転はあるステップ数
回転したところで停止する。搬送ローラ出力ギヤ29の
突起部29aが搬送ローラ出力部材30の突起部30a
に突き当たり搬送ローラ9が逆転を開始する前にステッ
ピングモータの逆転が停止するよう、搬送ローラ出力ギ
ヤ29の突起部29aと搬送ローラ出力部材30の突起
部30aとの間のメカタイマー機構を調整してある(図
9(d))。
ッチ機構32の働きによりシート材分離ローラ4には駆
動力は伝わらず、よって回転しない。搬送ローラ9はメ
カタイマー機構が働きしばらくは回転しない(図9
(c))。ステッピングモータの逆転はあるステップ数
回転したところで停止する。搬送ローラ出力ギヤ29の
突起部29aが搬送ローラ出力部材30の突起部30a
に突き当たり搬送ローラ9が逆転を開始する前にステッ
ピングモータの逆転が停止するよう、搬送ローラ出力ギ
ヤ29の突起部29aと搬送ローラ出力部材30の突起
部30aとの間のメカタイマー機構を調整してある(図
9(d))。
【0029】次にステッピングモータは正転する。ステ
ッピングモータの正転によりシート材分離ローラ4も正
転し、シート材7を搬送する。一方搬送ローラ9はメカ
タイマー機構が働きしばらくは回転しない(図10
(a))。よって図5に示すようにシート材7の先端は
停止している搬送ローラ9に突き当たりさらにシート材
分離ローラ4の正転により、シート材7の紙の腰が比較
的弱い場合には図5に示すように搬送ローラ9の付近で
シート材7はループを生じ、シート材7の紙の腰が比較
的強い場合にはシート材分離部6のところでシート材7
とシート材分離ローラ4との間ですべりが生じる。
ッピングモータの正転によりシート材分離ローラ4も正
転し、シート材7を搬送する。一方搬送ローラ9はメカ
タイマー機構が働きしばらくは回転しない(図10
(a))。よって図5に示すようにシート材7の先端は
停止している搬送ローラ9に突き当たりさらにシート材
分離ローラ4の正転により、シート材7の紙の腰が比較
的弱い場合には図5に示すように搬送ローラ9の付近で
シート材7はループを生じ、シート材7の紙の腰が比較
的強い場合にはシート材分離部6のところでシート材7
とシート材分離ローラ4との間ですべりが生じる。
【0030】ここでシート材7が斜めに挿入されたと
き、まずシート材7の左右どちらかの先端(例えば左側
の先端とする)が搬送ローラ9に突き当たる。搬送ロー
ラ9は停止しているため左側の先端はそれ以上進まな
い。さらにシート材分離ローラ4は正転するのでシート
材7の先端でまだ搬送ローラ9に突き当たってない部分
のみシート材搬送方向下流に進む。結局シート材7の先
端全域が停止した搬送ローラ9に突き当たることになり
斜行の補正が行われる。
き、まずシート材7の左右どちらかの先端(例えば左側
の先端とする)が搬送ローラ9に突き当たる。搬送ロー
ラ9は停止しているため左側の先端はそれ以上進まな
い。さらにシート材分離ローラ4は正転するのでシート
材7の先端でまだ搬送ローラ9に突き当たってない部分
のみシート材搬送方向下流に進む。結局シート材7の先
端全域が停止した搬送ローラ9に突き当たることになり
斜行の補正が行われる。
【0031】ここで、メカタイマー機構が働いてる時
間、つまり搬送ローラが停止している時間はシート材の
斜行量によって変化するようになっている。例えば、斜
行量の大きな場合は搬送ローラの停止している時間を長
くし、確実にシート材先端全域が搬送ローラに突き当た
るようにしている。また、斜行量の小さな場合は搬送ロ
ーラの停止している時間を短くし、極力無駄なたわみを
作らなくするようになっている。
間、つまり搬送ローラが停止している時間はシート材の
斜行量によって変化するようになっている。例えば、斜
行量の大きな場合は搬送ローラの停止している時間を長
くし、確実にシート材先端全域が搬送ローラに突き当た
るようにしている。また、斜行量の小さな場合は搬送ロ
ーラの停止している時間を短くし、極力無駄なたわみを
作らなくするようになっている。
【0032】斜行量の検出は前記用紙端検知手段および
制御手段等からなる斜行量検知手段にて行い、例えばA
4のシート材の場合、第1の用紙端検知手段と第2の用
紙端検知手段それぞれがONになる時間の差を測定し、
次にその測定値よりシート材の斜行量を制御手段によっ
て計算し斜行量の情報を発信する。すなわち、これらは
斜行量の情報を発信する斜行量情報発信手段を構成す
る。搬送スピードより斜行したシート材幅の一端が搬送
ローラに突き当たってから、他方の端が突き当たるまで
の時間を算出し、A4シート材の幅方向全域が搬送ロー
ラに突き当たる時間を確保するように、搬送ローラの回
転つまりメカタイマー機構を調整することによってシー
ト材の先端が搬送ローラのニップに当接した後で、前記
搬送ローラが正転を開始するまでの間のシート材分離ロ
ーラ4によるシート材の送り量を調整している。こうし
て斜行量に応じたループ量で斜行矯正が行われる。
制御手段等からなる斜行量検知手段にて行い、例えばA
4のシート材の場合、第1の用紙端検知手段と第2の用
紙端検知手段それぞれがONになる時間の差を測定し、
次にその測定値よりシート材の斜行量を制御手段によっ
て計算し斜行量の情報を発信する。すなわち、これらは
斜行量の情報を発信する斜行量情報発信手段を構成す
る。搬送スピードより斜行したシート材幅の一端が搬送
ローラに突き当たってから、他方の端が突き当たるまで
の時間を算出し、A4シート材の幅方向全域が搬送ロー
ラに突き当たる時間を確保するように、搬送ローラの回
転つまりメカタイマー機構を調整することによってシー
ト材の先端が搬送ローラのニップに当接した後で、前記
搬送ローラが正転を開始するまでの間のシート材分離ロ
ーラ4によるシート材の送り量を調整している。こうし
て斜行量に応じたループ量で斜行矯正が行われる。
【0033】また、葉書の場合は幅も狭く大きな斜行に
はならないため、斜行量を検出せず搬送ローラの停止し
ている時間は固定値となっている。
はならないため、斜行量を検出せず搬送ローラの停止し
ている時間は固定値となっている。
【0034】ある一定のステップ数だけステッピングモ
ータが回転しメカタイマー機構が終了し、搬送ローラ出
力ギヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力部材30の
突起部30aに突き当たると搬送ローラ9は正転する
(図10(b))。さらに一定ステップ数だけステッピ
ングモータが回転し画情報読み取りを開始する。ここで
シート材7は搬送ローラ9が正転し始めたときに初めて
噛み込まれる。よってシート材7の頭出しがいつも一定
となる。しかも モータ:正転 シート材分離ローラ:回転 搬送ローラ:停止 というモードから モータ:正転 シート材分離ローラ:回転 搬送ローラ:回転 というモードへの移行時、モータの回転方向が正逆で切
り替わるのではなく、モータが連続的に正転、すなわち
シート材搬送ローラ4が連続的に回転して、シート材7
に対して搬送方向への力が加わり続けている状態でモー
ドが移行するため、モードの移行時にシート材搬送ロー
ラ4の回転が一時的に停止して、シート材7に対して搬
送方向への力が加わらなくなりシート材先端がばらつく
ことがない。よって高精度高品質のシート材頭出しが可
能となる。
ータが回転しメカタイマー機構が終了し、搬送ローラ出
力ギヤ29の突起部29aが搬送ローラ出力部材30の
突起部30aに突き当たると搬送ローラ9は正転する
(図10(b))。さらに一定ステップ数だけステッピ
ングモータが回転し画情報読み取りを開始する。ここで
シート材7は搬送ローラ9が正転し始めたときに初めて
噛み込まれる。よってシート材7の頭出しがいつも一定
となる。しかも モータ:正転 シート材分離ローラ:回転 搬送ローラ:停止 というモードから モータ:正転 シート材分離ローラ:回転 搬送ローラ:回転 というモードへの移行時、モータの回転方向が正逆で切
り替わるのではなく、モータが連続的に正転、すなわち
シート材搬送ローラ4が連続的に回転して、シート材7
に対して搬送方向への力が加わり続けている状態でモー
ドが移行するため、モードの移行時にシート材搬送ロー
ラ4の回転が一時的に停止して、シート材7に対して搬
送方向への力が加わらなくなりシート材先端がばらつく
ことがない。よって高精度高品質のシート材頭出しが可
能となる。
【0035】またシート材7の挿入時の斜行が補正され
るためシート材7の噛み込み時、搬送ローラ9による搬
送力はシート材7の幅方向全域にわたって加えられる。
よってシート材分離片5とシート材7の摩擦による抵抗
力との間に偶力は発生せず、よってシート材7のスキュ
ーの防止を行うものである。
るためシート材7の噛み込み時、搬送ローラ9による搬
送力はシート材7の幅方向全域にわたって加えられる。
よってシート材分離片5とシート材7の摩擦による抵抗
力との間に偶力は発生せず、よってシート材7のスキュ
ーの防止を行うものである。
【0036】さらにステッピングモータは正転し、搬送
ローラ9とシート材分離ローラ4は回転を続けてシート
材7を搬送する(図10(c))。図6に示すように、
完全密着型イメージセンサ8は画情報読取部10におい
てシート材7の画情報を読み取る。ここで搬送ローラ9
のシート材搬送速度はシート材分離ローラ4のシート材
搬送速度よりも速くなるように読取駆動系が構成されて
いる。また搬送ローラ9のシート材搬送力はシート材分
離ローラのシート材引き抜き力よりも強くなるように完
全密着型イメージセンサ8とシート材分離片5に加わる
付勢力が調整されている。よってシート材7の搬送速度
は搬送ローラ9の搬送速度により決定するという構成に
なっている。このため図8に示すようにシート材7がシ
ート材分離ローラ4と搬送ローラ9の両方にわたって搬
送されているとき、シート材分離部6からみるとシート
材7は搬送ローラ9によってシート材搬送方向下流側に
引っ張られているということになる。よってシート材分
離ローラ軸33よりもシート材分離ローラ4のほうが速
く回転し、シート材分離ローラ4はシート材分離ローラ
出力部材34から離れていき、メカタイマー機構が働く
ことになる(図10(c))。
ローラ9とシート材分離ローラ4は回転を続けてシート
材7を搬送する(図10(c))。図6に示すように、
完全密着型イメージセンサ8は画情報読取部10におい
てシート材7の画情報を読み取る。ここで搬送ローラ9
のシート材搬送速度はシート材分離ローラ4のシート材
搬送速度よりも速くなるように読取駆動系が構成されて
いる。また搬送ローラ9のシート材搬送力はシート材分
離ローラのシート材引き抜き力よりも強くなるように完
全密着型イメージセンサ8とシート材分離片5に加わる
付勢力が調整されている。よってシート材7の搬送速度
は搬送ローラ9の搬送速度により決定するという構成に
なっている。このため図8に示すようにシート材7がシ
ート材分離ローラ4と搬送ローラ9の両方にわたって搬
送されているとき、シート材分離部6からみるとシート
材7は搬送ローラ9によってシート材搬送方向下流側に
引っ張られているということになる。よってシート材分
離ローラ軸33よりもシート材分離ローラ4のほうが速
く回転し、シート材分離ローラ4はシート材分離ローラ
出力部材34から離れていき、メカタイマー機構が働く
ことになる(図10(c))。
【0037】さらにステッピングモータは正転を続け、
図7に示すようにシート材7の後端がシート材分離部6
を通過するとシート材分離部6は搬送ローラ9から引っ
張り力を受けなくなる。ここでシート材分離ローラ4に
はメカタイマー機構が働いているため、しばらくの間シ
ート材7は搬送ローラ9によって搬送されるがシート材
分離ローラ4は回転しない(図11(a))。シート材
分離ローラ出力部材34の突起部34aがシート材分離
ローラの突起部4aに突き当たるとシート材分離ローラ
4が回転し始めるが(図11(b))、このときシート
材7はある量だけ搬送されており、2枚目のシート材7
との紙間距離を確実に取り、用紙端検知センサで確実に
紙間を検知できるよう構成されている。なお図7におい
て、シート材7の後端を用紙端検知センサが検知する
と、そこから一定のステップ数だけステッピングモータ
が回転したところで画情報の読取が停止する。さらにス
テッピングモータは正転し画情報の読取を終了したシー
ト材7は機外に排出される。
図7に示すようにシート材7の後端がシート材分離部6
を通過するとシート材分離部6は搬送ローラ9から引っ
張り力を受けなくなる。ここでシート材分離ローラ4に
はメカタイマー機構が働いているため、しばらくの間シ
ート材7は搬送ローラ9によって搬送されるがシート材
分離ローラ4は回転しない(図11(a))。シート材
分離ローラ出力部材34の突起部34aがシート材分離
ローラの突起部4aに突き当たるとシート材分離ローラ
4が回転し始めるが(図11(b))、このときシート
材7はある量だけ搬送されており、2枚目のシート材7
との紙間距離を確実に取り、用紙端検知センサで確実に
紙間を検知できるよう構成されている。なお図7におい
て、シート材7の後端を用紙端検知センサが検知する
と、そこから一定のステップ数だけステッピングモータ
が回転したところで画情報の読取が停止する。さらにス
テッピングモータは正転し画情報の読取を終了したシー
ト材7は機外に排出される。
【0038】さらにステッピングモータは正転し、2枚
目のシート材がシート材分離ローラ4によって搬送され
る。2枚目のシート材は図4に示すように1枚目のシー
ト材7と同様に搬送ローラの少し手前で停止する。ここ
で2枚目のシート材が停止位置に到達したとき、1枚目
のシート材は確実に機外に排出されるようシート材分離
ローラ出力部材34の突起部34aとシート材分離ロー
ラの突起部4aとの間のメカタイマー機構は調整されて
いる。
目のシート材がシート材分離ローラ4によって搬送され
る。2枚目のシート材は図4に示すように1枚目のシー
ト材7と同様に搬送ローラの少し手前で停止する。ここ
で2枚目のシート材が停止位置に到達したとき、1枚目
のシート材は確実に機外に排出されるようシート材分離
ローラ出力部材34の突起部34aとシート材分離ロー
ラの突起部4aとの間のメカタイマー機構は調整されて
いる。
【0039】以後図3から図7に示す動きを繰り返しシ
ート材束3を1枚ずつ分離し、画情報を読み取ってい
く。
ート材束3を1枚ずつ分離し、画情報を読み取ってい
く。
【0040】その後図8に示すように図示されていない
シート材有無検知センサでシート材無しの状態であるこ
とを検知し、シート材7の後端を図示されていない用紙
端検知センサが検知すると、そこから一定のステップ数
だけステッピングモータが回転したところで画情報の読
取が停止し、さらにステッピングモータは正転し画情報
の読取を終了したシート材7は機外に排出される。ここ
でステッピングモータの回転が停止し一連の画情報読取
動作が終了し、待機状態となる。
シート材有無検知センサでシート材無しの状態であるこ
とを検知し、シート材7の後端を図示されていない用紙
端検知センサが検知すると、そこから一定のステップ数
だけステッピングモータが回転したところで画情報の読
取が停止し、さらにステッピングモータは正転し画情報
の読取を終了したシート材7は機外に排出される。ここ
でステッピングモータの回転が停止し一連の画情報読取
動作が終了し、待機状態となる。
【0041】前項の実施例に示したステッピングモータ
の回転方向により動力伝達の有無を切り替えるクラッチ
機構としては、バネクラッチやニードルクラッチまたは
揺動ギヤ列機構その他のクラッチ機構が考えられる。
の回転方向により動力伝達の有無を切り替えるクラッチ
機構としては、バネクラッチやニードルクラッチまたは
揺動ギヤ列機構その他のクラッチ機構が考えられる。
【0042】本実施例では、本発明の斜行補正機構を画
像読取装置の給紙搬送装置に使っているが、画像記録装
置の給紙搬送装置に使っても同様の効果が得られる。
像読取装置の給紙搬送装置に使っているが、画像記録装
置の給紙搬送装置に使っても同様の効果が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように本発明により、給
紙部から搬送されたシート材の斜行量を測定し、その斜
行量に応じて搬送ローラを停止または逆転している時間
設定を変えることで、斜行補正能力を変化させて斜行を
補正する斜行補正機構を有する給紙搬送装置において給
紙部から給紙されたシート材が搬送部で斜行している場
合、その斜行量に応じて斜行補正を行う為、斜行の大き
さに関わらず、高精度高品質の画像処理や画像読み込み
を可能にする。
紙部から搬送されたシート材の斜行量を測定し、その斜
行量に応じて搬送ローラを停止または逆転している時間
設定を変えることで、斜行補正能力を変化させて斜行を
補正する斜行補正機構を有する給紙搬送装置において給
紙部から給紙されたシート材が搬送部で斜行している場
合、その斜行量に応じて斜行補正を行う為、斜行の大き
さに関わらず、高精度高品質の画像処理や画像読み込み
を可能にする。
【0044】また、シート材が斜行していない場合に
も、シート材のたわみを最小限に抑えるため、シート材
を傷つけたり、破損することを防止している。
も、シート材のたわみを最小限に抑えるため、シート材
を傷つけたり、破損することを防止している。
【0045】次に、用紙端検知手段を他の検知手段と兼
ねることにより斜行補正機構の構成を低コストに抑える
ことができる。
ねることにより斜行補正機構の構成を低コストに抑える
ことができる。
【図1】本発明の実施例であるシート材読取装置を搭載
したファクシミリ装置の概略断面図。
したファクシミリ装置の概略断面図。
【図2】本発明の実施例であるシート材読取装置の読取
駆動機構の概略図。
駆動機構の概略図。
【図3】本発明の実施例であるシート材読取装置の一連
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
【図4】本発明の実施例であるシート材読取装置の一連
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
【図5】本発明の実施例であるシート材読取装置の一連
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
【図6】本発明の実施例であるシート材読取装置の一連
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
【図7】本発明の実施例であるシート材読取装置の一連
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
【図8】本発明の実施例であるシート材読取装置の一連
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
の読取動作における読取機構の動きを説明するための概
略断面図である。
【図9】上記図3、図4のときの駆動機構の動作説明。
【図10】上記図5、図6のときの駆動機構の動作説
明。
明。
【図11】上記図7、図8のときの駆動機構の動作説
明。
明。
【図12】本発明の実施例であるシート材読取装置の用
紙端検知センサの位置関係を示した図。
紙端検知センサの位置関係を示した図。
【図13】従来の斜行補正機構を備えた読取給紙搬送機
構の概略図。
構の概略図。
4 シート材分離ローラ 4a シート材分離ローラの突起部 5 シート材分離片 6 シート材分離部 8 完全密着型イメージセンサ 9 搬送ローラ 29 搬送ローラ出力ギヤ 29a 搬送ローラ出力ギヤの突起部 30 搬送ローラ出力部材 30a 搬送ローラ出力部材の突起部 31 シート材分離ローラ出力ギヤ 32 クラッチ機構 34 シート材分離ローラ出力部材 34a シート材分離ローラ出力部材の突起部
Claims (16)
- 【請求項1】 シート材を供給する給紙ローラと、前記
給紙ローラにより供給されたシート材を搬送する搬送ロ
ーラと、を有する給紙搬送装置において、シート材の斜
行量の情報を発信する斜行量情報発信手段により、発信
された斜行量に応じて、前記給紙ローラによって送られ
たシート材の先端が、前記搬送ローラのニップに当接し
た後で、前記搬送ローラが正転を開始するまでの間の前
記給紙ローラによるシート材の送り量を調整することに
より、前記給紙ローラに搬送されるシート材に生じるル
ープ量を変化させる制御手段を有する給紙搬送装置。 - 【請求項2】 前記斜行量情報発信手段は、前記給紙ロ
ーラと搬送ローラとの間に配設し、シート材のサイズを
判別するために紙幅方向に複数配列されたセンサー有す
る用紙端検出手段を有することを特徴とする請求項1記
載の給紙搬送装置。 - 【請求項3】 前記用紙端検出手段は紙幅方向に複数配
列されたセンサーを有しており、前記センサの少なくと
も1つが、搬送部に搬送するシート材のサイズを検知す
るサイズ検出手段およびシート材の後端を検知する後端
検出手段を兼ねることを特徴とする請求項1記載の給紙
搬送装置。 - 【請求項4】 前記用紙端検出手段は、各シートサイズ
毎にシートの側端部に対応する位置に配置された複数の
センサーを有し、前記斜行量情報発信手段は通過するシ
ートのサイズに対応する、センサとそのサイズより小さ
いサイズのシートに対応するセンサを用いて斜行量を測
定することを特徴とする請求項3記載の給紙搬送装置。 - 【請求項5】 斜行量によりローラを正逆転する時間を
変化させる為に、駆動源からの駆動力をローラに所定時
間遅れて伝達する遅延機構を有することを特徴とする請
求項1記載の給紙搬送装置。 - 【請求項6】 前記遅延機構は、駆動源からの駆動力に
より回転しているギア部材に、搬送ローラ部の出力伝達
部材が接触を開始した時点から前記搬送ローラ部が回転
を開始することを特徴とした請求項5記載の給紙搬送装
置。 - 【請求項7】 前記遅延機構が作用している場合、前記
給紙ローラの回転によりシート材の給紙実行時には前記
搬送ローラは回転を停止しているが、シート材を前記搬
送ローラで斜行補正を実行後、搬送ローラの駆動を開始
させることを特徴とする請求項5記載の給紙搬送装置。 - 【請求項8】 n枚目のシート材と、(n+1)枚目の
シート材の間の距離を必要最小限の長さに設定すること
で、前記用紙端検知センサーがシート材の斜行量を確実
に測定でき、かつ処理速度の向上が可能な構成とするこ
とを特徴とする請求項1記載の給紙搬送装置。 - 【請求項9】 シート材を供給する給紙ローラと、前記
給紙ローラにより供給されたシート材を搬送する搬送ロ
ーラと、前記搬送手段によって搬送されるシート材に画
像を形成する画像形成手段と、を有する画像形成装置に
おいて、シート材の斜行量の情報を発信する斜行量情報
発信手段により、発信された斜行量に応じて、前記給紙
ローラによって送られたシート材の先端が、前記搬送ロ
ーラのニップに当接した後で、前記搬送ローラが正転を
開始するまでの間の前記給紙ローラによるシート材の送
り量を調整することにより、前記給紙ローラに搬送され
るシート材に生じるループ量を変化させる制御手段を有
する画像形成装置。 - 【請求項10】 前記斜行量情報発信手段は、前記給紙
ローラ部と搬送ローラとの間に配設し、シート材のサイ
ズを判別するために紙幅方向に複数配列されたセンサー
を有する用紙端検出手段と、使用者が処理を施すシート
材のサイズを選択する手段とにより構成されることを特
徴とする請求項9記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記用紙端検出手段は紙幅方向に複数
配列されたセンサーを有しており、前記センサの少なく
とも1つが、搬送部に搬送するシート材のサイズを検知
するサイズ検出手段およびシート材の後端を検知する後
端検出手段を兼ねることを特徴とする請求項9記載の画
像形成装置。 - 【請求項12】 前記用紙端検出手段は、各シートサイ
ズ毎にシートの側端部に対応する位置に配置された複数
のセンサーを有し、前記斜行量情報発信手段は、通過す
るシートのサイズに対応するセンサとそのサイズより小
さいサイズに対応するセンサを用いて斜行量を測定する
ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 斜行量によりローラを正逆転する時間
を変化させる為に、駆動源からの駆動力をローラに所定
時間遅れて伝達する遅延機構を有することを特徴とする
請求項9記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記遅延機構は、駆動源からの駆動力
により回転しているギア部材に、搬送ローラ部の出力伝
達部材が接触を開始した時点から前記搬送ローラ部が回
転を開始することを特徴とした請求項13記載の画像形
成装置。 - 【請求項15】 前記遅延機構が作用している場合、前
記給紙ローラの回転によりシート材の給紙実行時には前
記搬送ローラは回転を停止しているが、シート材を前記
搬送ローラで斜行補正を実行後、搬送ローラの駆動を開
始させることを特徴とする請求項13記載の画像形成装
置。 - 【請求項16】 n枚目のシート材と、(n+1)枚目
のシート材の間の距離を必要最小限の長さに設定するこ
とで、前記用紙端検知センサーがシート材の斜行量を確
実に測定でき、かつ処理速度の向上が可能な構成とする
ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334112A JPH11165913A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 給紙搬送装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334112A JPH11165913A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 給紙搬送装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11165913A true JPH11165913A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18273668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9334112A Withdrawn JPH11165913A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 給紙搬送装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11165913A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043421A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | キヤノン電子株式会社 | シート処理装置 |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP9334112A patent/JPH11165913A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043421A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | キヤノン電子株式会社 | シート処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |