JPH11165390A - オレフィン系複合樹脂積層シート - Google Patents

オレフィン系複合樹脂積層シート

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JPH11165390A
JPH11165390A JP9349940A JP34994097A JPH11165390A JP H11165390 A JPH11165390 A JP H11165390A JP 9349940 A JP9349940 A JP 9349940A JP 34994097 A JP34994097 A JP 34994097A JP H11165390 A JPH11165390 A JP H11165390A
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olefin
composite resin
sheet
laminated sheet
weight
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Yoshinobu Nagaoka
義信 長岡
Akihiko Egashira
明彦 江頭
Toshimitsu Hasegawa
利光 長谷川
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NIPPON POLYCHEM KK
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    • B32B27/32Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyolefins
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱成形法による二次成形時のドローダウン性
が改良され、二次成形品の生産性が向上し、かつ剛性及
び耐熱性に優れた二次成形品を生産できる熱成形用シー
ト材に好適なオレフィン系複合樹脂積層シートの提供。 【解決手段】 表面層と中間層からなるオレフィン系複
合樹脂積層シートであって、表面層のメルトフローレー
トが20g/10分以下、密度が1.00〜1.90g
/cm3のオレフィン系複合樹脂材料と、下記材料組成
物を中間層としたことを特徴とするオレフィン系複合樹
脂積層シート。 (1)メルトフローレートが20g/10分以下、密度
が1.00〜1.90g/cm3のオレフィン系複合樹
脂材料100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレ
ンを0.01〜10重量部配合したオレフィン系複合樹
脂組成物。 (2)メルトフローレートが0.3〜20g/10分、
密度が0.890g/cm3以上のオレフィン系樹脂1
00重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンを0.
01〜10重量部配合したオレフィン系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱成形性や剛性に
優れたオレフィン系複合樹脂積層シートに関し、特に、
食品包装材分野に用いられる容器や蓋を熱成形により製
造する場合に用いるシート材用複合樹脂積層シートに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、オレフィン系樹脂シートは、耐熱
性、耐油性等に優れることから、これらを二次成形(真
空成形、圧空成形等)に供することによって各種容器、
カップ、トレー等の成形品を製造するための熱成形用シ
ート材に用いられている。しかしながら、シート材を真
空成形等の熱成形法で容器等の二次成形品に加工する
際、オレフィン系樹脂シートは他の樹脂(ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル樹脂等)と比較してその溶融特性が
シャープなことから、予熱時の加熱によるドローダウン
(垂れ下がり)が大きく、二次成形品にシワや偏肉、或
いは穴が発生しやすいという欠点があった。
【0003】このオレフィン系樹脂シートの熱成形時の
垂れ下がりを改良する技術として、ポリプロピレン樹脂
にポリエチレン樹脂をブレンドする一般的方法(特開昭
52−136247号公報、同55−108433号公
報、特公昭63−30951号公報)、ビスマレイミド
を添加する方法(特開平3−52493号公報)、ポリ
プロピレンに無機フィラーと無水マレイン酸変性ポリオ
レフィン、或いはシラン変性ポリオレフィン等を配合し
てなる組成物を用いる方法(特開昭51−69553号
公報、同52−15542号公報)、ポリオレフィンに
繊維状ポリテトラフルオロエチレンを添加する方法(特
開平8−165358号公報)等が知られている。
【0004】しかし、近年は、原料ポリオレフィンの3
0〜50重量%程度をリサイクル材が占めるなど、原料
中のリサイクル材の割合が増加する傾向にあり、このた
めシート幅が900mm以上程度に広くなるとドローダ
ウンが著しく大きくなる場合がある。しかも、衛生面や
ハンドリング性を考慮して改良される嵌合容器等の嵌合
品の製造においては、所定の製品形状を高精度で得る必
要があるために、従来の加熱時間より2倍以上長く加熱
されることから、ドローダウンが更に大きくなる傾向に
ある。
【0005】このような状況下においては、上述したよ
うなポリエチレンを単純にブレンドする方法やビスマレ
イミドを添加する方法、あるいは無機充填剤と変性ポリ
オレフィンを混合する方法では、ドローダウン性の改良
が十分とは言えず、広幅シートへの適用には限界があ
り、繊維状ポリテトラフルオロエチレンをポリオレフィ
ンに添加したものは、透明性はあるものの、剛性や耐熱
性、あるいは収縮性が劣るため、内容量の大きい容器や
定寸法容器等の製造に限界があった。また、ポリテトラ
フルオロエチレンをポリオレフィンに添加した混合樹脂
をTダイを装着した押出機から押し出すと、両サイド側
への流れ性が悪く、シートに偏肉が発生し、要望のシー
ト幅を得るのが困難であった。特に近年、冷凍食品や電
子レンジ加熱食品の増加に伴い、残留歪みの少ない真空
成形品の嵌合容器や深絞り容器が広く普及している。よ
って、容器生産の現場からは、真空成形等の二次成形の
生産性を向上させるため、1m以上の広幅のシート材を
開発することが強く望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱成形法に
よる二次成形時のドローダウン性が改良され、二次成形
品の生産性が向上し、かつ剛性及び耐熱性に優れた二次
成形品を生産できる熱成形用シート材を提供することを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、特定の複合樹脂材料にポリテトラフルオロエ
チレンを配合した樹脂組成物を用いて複合樹脂積層シー
トとすることにより上記課題を解決できることを見出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明のオレフィン
系複合樹脂積層シートは、表面層と中間層からなるオレ
フィン系複合樹脂積層シートであって、表面層のメルト
フローレートが20g/10分以下、密度が1.00〜
1.90g/cm3のオレフィン系複合樹脂材料と、下
記材料組成物のいずれかを中間層としたオレフィン系複
合樹脂積層シートである。 (1)メルトフローレートが20g/10分以下、密度
が1.00〜1.90g/cm3のオレフィン系複合樹
脂材料100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレ
ンを0.01〜10重量部配合したオレフィン系複合樹
脂組成物。 (2)メルトフローレートが0.3〜20g/10分、
密度が0.890g/cm3以上のオレフィン系樹脂1
00重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンを0.
01〜10重量部配合したオレフィン系樹脂組成物。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオレフィン系複合
樹脂積層シートを具体的に説明する。本発明の積層シー
トは、下記オレフィン系複合樹脂材料から構成される表
面層と、下記オレフィン系複合樹脂組成物やオレフィン
系樹脂組成物等から構成される中間層からなるオレフィ
ン系複合樹脂積層シートである。
【0009】(1)オレフィン系複合樹脂材料(表面
層) 本発明のオレフィン系複合樹脂材料は、下記オレフィン
系樹脂材料と無機フィラーとからなる。本発明のオレフ
ィン系樹脂材料は、エチレン系樹脂やプロピレン系樹脂
等のオレフィン系樹脂であれば特に限定されないが、好
ましくはプロピレン成分の構成単位を主体とするプロピ
レン系樹脂又は該プロピレン系樹脂を主成分とする樹脂
混合物であり、中間層を構成するオレフィン系樹脂組成
物のオレフィン系樹脂と同様のオレフィン系樹脂からな
る。
【0010】ここでプロピレン系樹脂としては、プロ
ピレン単独重合体、又はプロピレン含量が97重量%
以上のプロピレンと、炭素数2〜20、好ましくは2〜
12、より好ましくは2〜8のプロピレン以外のα−オ
レフィンとのランダム又はブロック共重合体が挙げられ
る。前記α−オレフィンとしては、エチレン、ブテン−
1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテ
ン−1等が例示できる。また、プロピレン系樹脂を主体
とする樹脂混合物としては、前記ととの混合物、
又は前記〜のいずれかと、エチレン系樹脂(エチ
レンの単独重合体、もしくはエチレンと炭素数3〜2
0、好ましくは3〜12、より好ましくは3〜8のα−
オレフィンとの共重合体であってエチレン含量が50重
量%以上のもの)との混合物、が挙げられる。前記エチ
レン系樹脂の混合割合は、樹脂混合物全体に対し、好ま
しくは40重量%以下である。
【0011】前記プロピレン系樹脂は、JIS−K72
10(230℃−2.16kg荷重)に準拠して測定さ
れたメルトフローレート(以下、MFRと略記する)
が、好ましくは0.3〜20g/10分、より好ましく
は0.3〜10g/10分である。0.3g/10分未
満ではシート成形時に高樹脂圧力を要するためシート成
形が困難となり、MFRが20g/10分を超えるとシ
ート成形時にサージングが発生し、ドローダウン改良効
果が少ない。前記プロピレン系樹脂のJIS−K711
2(23℃)に準拠して測定された密度は特に限定され
ないが、好ましくは0.89g/cm3以上であり、更
に好ましくは0.89〜0.920g/cm3の範囲が
剛性や衝撃性等の点で好ましい。
【0012】前記エチレン系樹脂は、触媒としてチーグ
ラー系の化合物やメタロセン系化合物等の存在下に、高
圧イオン重合、気相重合、溶液重合法により製造される
ものが好ましい。また、MFR(JIS−K7210、
条件4に準拠して測定された値)が、好ましくは10g
/10分以下、より好ましくは0.5〜10g/10
分、更に好ましくは1.0〜5.0g/10分のものが
良好である。このMFRが上記範囲以外のものはいずれ
も溶融粘度が高すぎるか低すぎるため、プロピレン系樹
脂との相溶性が悪くなったり、流動性バランスを阻害し
たりして積層シートにサージング、或いは表面荒れを発
生させて容器賦型不良を生じる場合がある。本発明の表
面層用のオレフィン系樹脂材料としては、プロピレン単
独重合体、又はプロピレン単独重合体とエチレン含量7
0重量%以上のエチレン・α−オレフィン共重合体との
樹脂混合物を用いるのが剛性や耐熱性、耐衝撃性等の点
で特に好ましい。
【0013】無機フィラーとしては、例えば炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレー、マイカ、酸
化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、チタンホワ
イト、カーボンブラック、水酸化アルミニウム、酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、シリカ等の非繊維状
無機粉体が好適である。無機粉体の粒径は特に限定され
ないが、好ましくは0.1〜50μmである。これらの
無機フィラーは単独または、2種以上を混合して用いる
ことができる。これらの中でも特に粒径が20μm以下
のタルクが効果的である。
【0014】オレフィン系複合樹脂材料中のオレフィン
系樹脂と無機フィラーとの配合比率は、好ましくはオレ
フィン系樹脂:無機フィラー(重量%)=20〜80:
80〜20、より好ましくは40〜80:60〜20、
特に好ましくは50〜70:50〜30である。無機フ
ィラーが80重量%を超えオレフィン系樹脂が20重量
%未満となると、樹脂材料中の無機フィラーの分散性が
低下し、かつ成形時の押出性や容器等の二次成形品の賦
型性、耐寒性、耐衝撃性が劣る傾向にある。一方、オレ
フィン系樹脂が80重量%を超え無機フィラー量が20
重量%未満となると、容器等の二次成形品の剛性や耐熱
性が劣る傾向にあるため、二次成形品の大きさに限界が
生じたり、補強構造の複雑な設計を要することから金型
費が高くなったり、形状付与等による容器生産性が劣る
等の問題が生じる場合がある。
【0015】前記オレフィン系樹脂と無機フィラーは、
例えば、ゲレーションミキサー、スーパーミキサー等で
混合し、更に押出機やニーダー、カレンダーロール等の
単独或いは2機併用の混合機等で溶融分散させながら混
練しペレット化することにより、オレフィン系複合樹脂
材料とすることができる。
【0016】上記オレフィン系複合樹脂材料は、JIS
−K7210(230℃−2.16kg荷重)に準拠し
て測定されたMFRが20g/10分以下、特に好まし
くは10g/10分以下である。MFRが前記範囲を超
えるとシート成形性や容器成形性が不良となる。MFR
の下限については、特に限定されないが、好ましくは
0.01g/10分以上である。MFR測定時に実質上
流動性のないものであっても成形機によりシートに成形
されるものであればよく、実際には限界がないといえる
が、0.01g/10分未満では押出量の低下やモータ
ー負荷が大きくなり生産性が低下する傾向にある。前記
オレフィン系複合樹脂材料のJIS−K7112(23
℃)に準拠して測定された密度は、1.00〜1.90
g/cm3である。密度が上記範囲を超えるとオレフィ
ン系複合樹脂材料の流動性が低下し、しかも高樹脂圧力
等の点で好ましくない。また、上記範囲未満では、二次
成形品の剛性や耐熱不足等の点で好ましくない。
【0017】(2)オレフィン系複合樹脂組成物又はオ
レフィン系樹脂組成物(中間層) 本発明のオレフィン系複合樹脂組成物又はオレフィン系
樹脂組成物は、前記オレフィン系複合樹脂材料又はオレ
フィン系樹脂材料にポリテトラフルオロエチレンを添加
したものである。本発明に用いるポリテトラフルオロエ
チレンは、粉体状、繊維状のいずれでもよい。また、そ
の分子量及び粒径、繊維長等には特に制限がなく、市販
のもののいずれを使用してもよい。また、乳化重合等に
よって得られた高分子量のポリテトラフルオロエチレン
の乳化分散体を凝集させて得られるパウダーを用いるこ
ともできる。
【0018】本発明のオレフィン系複合樹脂組成物又は
オレフィン系樹脂組成物中のポリテトラフルオロエチレ
ンの含有量は、前記オレフィン系複合樹脂材料又はオレ
フィン系樹脂材料100重量部に対し0.01〜10重
量部、好ましくは0.03〜5重量部の範囲であり、特
に好ましくは0.05〜3重量部の範囲である。0.0
1重量部未満では、オレフィン系複合樹脂組成物又はオ
レフィン系樹脂組成物の剛性や加工時のドローダウン性
改良が困難となり、10重量部を超えると成形シートに
サージングが発生したり、容器成形時の溶融弾性が高く
なりすぎて真空や圧空等による成形品の賦型性が劣る。
【0019】本発明のオレフィン系複合樹脂組成物又は
オレフィン系樹脂組成物を調製する方法としては、オ
レフィン系複合樹脂材料又はオレフィン系樹脂材料にポ
リテトラフルオロエチレンを直接添加、混合する方法、
あらかじめ前記オレフィン系樹脂材料とポリテトラフ
ルオロエチレンとで高濃度のマスターバッチを作り、マ
スターバッチをオレフィン系複合樹脂又はオレフィン系
樹脂に添加、混合する方法、原料となる前記オレフィ
ン系樹脂材料及び無機フィラーとともにスーパーミキサ
ー等の撹拌機で混合する方法、等が挙げられる。
【0020】ここで、添加混合する方法は通常用いられ
る方法であればよく、例えばスーパーミキサー、ゲレー
ションミキサー等が用いられる。また、これらの方法に
おいて添加、混合されたものは、次いで押出機やニーダ
ー、或いはカレンダーロール等の単独或いは2機併用の
混合機等で溶融分散させながら混合することにより、シ
ート成形材料としてのオレフィン系(複合)樹脂組成物
とすることができるまた、本発明のオレフィン系(複
合)樹脂組成物には、上述した配合成分以外の成分であ
って成形材料に一般に配合されるもの、例えば酸化防止
剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、分散剤、核剤、
着色剤、腐食防止剤、発泡剤等を目的に応じて適時加え
たり、塗布してもよい。
【0021】(3)オレフィン系複合樹脂積層シートの
層構成 本発明の積層シートの層構成は、前記オレフィン系複合
樹脂材料の表面層と前記オレフィン系複合樹脂組成物又
はオレフィン系樹脂組成物の中間層とを含むものであれ
ば特に制限はなく、例えば表面層/中間層/表面層、ス
キン層/表面層/中間層/表面層/スキン層、スキン層
/表面層/中間層/基材層等の層構成が挙げられる。表
面層や中間層は一層のみならず、他の層を挟んで複数層
含めることもでき、例えば、前記表面層や中間層の他に
接着層、ガスバリヤ層、発泡層、リサイクル層、耐衝撃
性や目ヤニ防止付与層など、目的に応じて適宜必要な機
能を有する層を中間層や表面層に積層させることができ
る。スキン層としては、必要に応じて通常のポリプロピ
レン等を用いることができる。
【0022】本発明の積層シートの厚みは特に制限され
ず、使用目的等に応じた厚みを調整すればよいが、通常
0.10〜3.0mm、特に一般の食品用容器では0.
15〜2.0mmが好ましい。また、前記積層シートの
厚み構成は、特に制限はないが、積層シートの全体厚み
に対して表面層の厚み比が3%以上あれば、シート成形
時の偏肉不良が改良され、5%以上で積層シートのドロ
ーダウン性が更に改良でき、しかも剛性の優れた二次成
形品が得られる。好ましい厚み比は、表面層/中間層が
3〜90/97〜10、更に好ましくは5〜70/95
〜30である。
【0023】(4)オレフィン系複合樹脂積層シートの
積層方法 本発明の積層シートの製造法は特に制限されず、例えば
鏡面ロールを用いるポリシング法、エアーナイフ法(ロ
ール圧延含)あるいは、金属鏡面ベルト法(シングルや
ツインベルト含む)や急冷後に金属鏡面ベルトで圧着化
するTダイ法、インフレーション法、カレンダーロール
法等の単層法や共押出法にて製造される。また、オレフ
ィン系複合樹脂積層シートにおいては、単層法で得たシ
ートに表面層を融着したり、接着剤で貼り合わすラミネ
ート法等にても製造できる。これらのうち共押出法が生
産性や層構成を簡便に調整できることから良好である。
【0024】本発明のオレフィン系複合樹脂積層シート
は、熱成形用のシート材として好適に用いられる。ここ
でいう熱成形とは、一般に、プラスチックシートを加熱
軟化して所望の型に押しあて、型と材料の隙間にある空
気を排除し大気圧により型に密着させて成形する真空成
形、及び大気圧以上の圧縮空気か、あるいは真空を併用
して成形する圧空成形等の総称である。このような熱成
形による二次成形法としては、具体的には、間接加熱成
形法(真空成形法、圧空成形法、固相圧空成形法)、固
相プレス成形、スタンピング成形、或いは前記成形法の
組み合せ等による容器成形法であれば特に限定されな
い。これにより得られる二次成形品としては、食品包装
分野等に用いられる各種容器、容器蓋等が挙げられる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて具体的に説明
する。なお、試験方法、評価方法については、以下の方
法を用いた。 (1)MFR:JIS−K7210(230℃−2.1
6kg荷重)に準拠して測定した。 (2)密度:JIS−K7112(23℃)に準拠して
測定した。 (3)シートの成形性:シートの外観や偏肉性から下記
基準で判断した。 ○:シートの偏肉や界面荒れが無く、きれいに成形でき
る。 △:シートの偏肉で光沢ムラが発生し、リップ調整でも
規定幅シート成形が困難。 ×:シートに界面荒れが発生し、良好なシートが得られ
ない。 (4)曲げ弾性:JIS−K7203に準拠して測定し
た。 (5)デュポン衝撃強度:ASTM−D2794に準拠
して測定した。
【0026】(6)垂れ評価:複合樹脂積層シートを、
中央に30cm角の穴を有する2枚の鉄枠(33mm×
33mm×2mm)の間に挟み、断熱箱の中に水平にセ
ットした。次に鉄枠にサンドイッチされた複合樹脂積層
シートを均一に加熱出来るように450℃に加熱された
上下ヒーター(上下ヒーターは、設置されたシート面か
ら15cm離れたところから積層シートを加熱)をシー
ト上下面にスライドさせて設置した。鉄枠内のシート
は、加熱によって一旦、下面ヒーター方向に垂れ下が
り、その後、シートの厚み方向に均一に昇温が進むと、
複合シートは再び水平となり、更なる上下面ヒーターの
加熱により、複合シートは自重で垂れ下がりが進行す
る。このような複合樹脂積層シートの垂れ挙動を、下面
ヒーターの下に設置したレーザー光線を該複合樹脂積層
シート面にあてて観察し、その垂れ量を1秒間隔で測定
しながら、加熱開始時から35秒間複合樹脂積層シート
を加熱したときの垂れ量及び垂れ勾配(1秒間に垂れる
量)とその時の表面温度を測定した。
【0027】(7)容器成形時のドローダウン性:得ら
れた積層シートを、浅野研究所製の真空成形機(名称:
FLS 415)のヒーター温度:設定350℃(下ヒ
ーター)〜530℃(上ヒーター)にて5.0秒間加熱
したときの該溶融積層シートのドローダウン量をスケー
ルで測定し、その値を垂れ量としてドローダウン性の評
価の指標とした。
【0028】(8)容器の賦型性:35個の容器外観を
目視で観察し、その評価結果を下記基準で○〜×と判断
した。 ○:35個の容器とも賦型性が良好であり、容器に偏肉
が見られない。 △:35個の一部容器にシワが残存したり、容器に偏肉
がある。 ×:容器にシワが多発したり、穴が発生したりして容器
の偏肉が激しい。
【0029】(9)耐寒性:真空成形で得られた容器に
250gのお米を充填し、ストレッチフィルム(ユカラ
ップ)でラップ、シールした。この充填容器を−20℃
の雰囲気中で24時間放置後、1mの高さから10回底
面落下させ、外観変化を下記基準で○〜×と判断した。 ○:容器にクラックや割れが無く、丈夫で変化が見られ
ない。 △:4〜9回の落下により容器の一部にクラックや割れ
が発生した。 ×:1〜3回の落下で容器にクラックや割れが発生し
た。
【0030】(10)耐熱性:真空成形で得られた容器
を、室内雰囲気温度が130℃に設定されたオーブン
(コマツ機械製、パーヘクトオーブン)に10分間加熱
放置後、オーブンから容器を取り出して容器の収縮率を
測定し、その値を下記基準で○〜×と判断した。 ○:容器の寸法変化が0〜3%以内であり、外観の変化
が見られない。 △:容器の寸法変化が3〜5%以内であり、外観が少し
変形している。 ×:容器の寸法変化が5%以上であり、容器の変形が大
きい。
【0031】また、実施例及び比較例で用いたオレフィ
ン系複合樹脂材料のプロピレン系樹脂及びエチレン系樹
脂は以下の通りである。 ・HPP−1:MFR 0.5g/10分、密度 0.
905g/cm3、融点171℃(日本ポリケム(株)
製 ノバテックPP EA9〈商品名〉) ・HPP−2:MFR 2.4g/10分、密度 0.
908g/cm3、融点172℃(日本ポリケム(株)
製 ノバテックPP FY6C〈商品名〉) ・BPP−1:MFR 0.5g/10分、密度 0.
905g/cm3、融点168℃(日本ポリケム(株)
製 ノバテックPP EC9〈商品名〉) ・BPP−2:MFR 1.4g/10分、密度 0.
905g/cm3、融点167℃(日本ポリケム(株)
製 ノバテックPP EC7〈商品名〉) ・LPE−1:MFR 0.3g/10分、密度 0.
923g/cm3、融点111℃(日本ポリケム(株)
製 ノバテックLD LF122〈商品名〉) ・LLPE−1:MFR 2.0g/10分、密度
0.920g/cm3、融点125℃(日本ポリケム
(株)製 ノバテックLL SF240〈商品名〉) ・ゴム:MFR 3.6g/10分、密度 0.890
g/cm3(三井石油化学(株)製 タフマーA−40
85〈商品名〉) ・HPE−1:MFR 0.3g/10分、密度 0.
953g/cm3、融点134℃(日本ポリケム(株)
製 ノバテックHD HB331R〈商品名〉) ・HPE−1:MFR 0.05g/10分、密度
0.947g/cm3、融点133℃(日本ポリケム
(株)製 ノバテックHD HB214R〈商品名〉)
【0032】実施例1 プロピレンブロック共重合体(BPP−1)60重量%
とエチレン重合体(HPE−1)10重量%とタルク
(富士タルク社製 粒径10μ)30重量%を、温度1
70℃のゲレーションミキサーで溶融分散させ、該溶融
分散された混合物を口径60mmφの単軸押出機で温度
230℃で押し出し、MFRが0.8g/10分、密度
が1.14g/cm3の複合ペレットを造粒した。
【0033】次に前記複合ペレットを口径40mmφの
押出機から、一方、前記複合ペレット100重量部に、
ポリテトラフルオロエチレン(旭硝子(株)製:フルオ
ンファインパウダー)を2.5重量部を加えたものを他
の口径40mmφの押出機からそれぞれ押し出し、2種
3層構成のフィードブロックを装着した共押出機のTダ
イから、樹脂温度240℃、幅400mmのシート状に
溶融押し出しして、オレフィン系複合樹脂材料/オレフ
ィン系複合樹脂組成物/オレフィン系複合樹脂材料の3
層構成の溶融積層シートとした。
【0034】ついで、得られた前記溶融積層シートをポ
リシング法の冷却ロール(ロール温度:上50℃、中8
0℃、下50℃)に導いて冷却固化し、厚みが0.5m
m、幅350mmのオレフィン系複合樹脂材料/オレフ
ィン系複合樹脂組成物/オレフィン系複合樹脂材料(3
0/440/30μm)の2種3層のオレフィン系複合
樹脂積層シートを作製した。このようにして得られた各
シートについて、その評価結果を表1にシート物性とし
て示す。35秒間の加熱によって、複合樹脂積層シート
の垂れ量及び垂れ勾配が少ない程、ドローダウン性の優
れたシートということができる。
【0035】実施例2〜6、比較例1〜7 ポリテトラフルオロエチレンの濃度、オレフィン系複合
樹脂材料のオレフィン系樹脂の種類、タルク濃度などを
表1に記載したように変えてオレフィン系複合樹脂材料
や組成物を得た他は、実施例1と同様に複合樹脂積層シ
ートを作製した。このようにして得られた各シートの物
性を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】実施例7 プロピレンブロック共重合体(BPP−1)60重量%
とエチレン重合体(HPE−1)10重量%とタルク3
0重量%(富士タルク社製 粒径10μ)を、温度17
0℃のゲレーションミキサーで溶融分散させ、該溶融分
散された混合物を口径60mmφの単軸押出機で温度2
30℃で押し出し、MFRが0.8g/10分、密度が
1.14g/cm3の複合ペレットを造粒した。
【0038】次に前記複合ペレットを口径40mmφの
押出機から、一方、前記複合樹脂100重量部に、ポリ
テトラフルオロエチレン(旭硝子(株)製:フルオンフ
ァインパウダー)を1.0重量部を加えたものを口径9
0mmφの押出機からそれぞれ押し出し、2種3層構成
のフィードブロックを装着した共押出機のTダイから、
樹脂温度240℃、幅1100mmのシート状に溶融押
し出しして、オレフィン系複合樹脂材料/オレフィン系
複合樹脂組成物/オレフィン系複合樹脂材料の3層構成
の溶融積層シートとした。
【0039】ついで、得られた溶融積層シートをポリシ
ング法の冷却ロール(ロール温度:上60℃、中80
℃、下60℃)に導いて冷却固化し、厚みが0.5m
m、幅1040mmのオレフィン系複合樹脂材料/オレ
フィン系複合樹脂組成物/オレフィン系複合樹脂材料
(50/400/50μ)の2種3層のオレフィン系複
合樹脂積層シートを作製した。得られた積層シートを、
浅野研究所製の真空成形機(名称:FLS 415)の
ヒーター温度:設定350(下ヒーター)〜530℃
(上ヒーター)、サイクル:5.0秒で加熱成型し、
縦:18cm、横:25cm、深さ:3cmの容器(3
5ヶ採り)を得た。得られた複合樹脂積層シート及び容
器について、垂れ量(ドローダウン性)、真空成形機に
よる容器賦型性、耐寒性、及び耐熱性を評価した。その
結果を表2に示す。
【0040】実施例8〜10、比較例8〜10 ポリテトラフルオロエチレンやタルクの濃度、オレフィ
ン系複合樹脂材料の組成、層厚み、再生材の使用の有無
を表2に記載したように変えた他は実施例7と同様にし
て複合樹脂積層シート及び真空成形容器を得た。得られ
た各複合樹脂積層シート及び容器について、垂れ量(ド
ローダウン性)、真空成形機による容器賦型性、耐寒
性、及び耐熱性を評価した。その結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明の複合樹脂積層シートは、オレフ
ィン系複合樹脂材料を表面層に、オレフィン系複合樹脂
組成物又はオレフィン系樹脂組成物を中間層にした複合
樹脂積層シートとすることにより、ドローダウン性が著
しく改良されているため、原料中にリサイクル材を増量
しても、熱成形法の二次成形から得られる容器などの偏
肉が極小に抑えられる。また、シートの幅を広くしても
ドローダウンが著しく大きくならないため、広幅のシー
トを用いて熱成形することができ、熱成形による二次成
形品の生産性が向上する。しかも、得られる二次成形品
は、高剛性で耐寒性や耐熱性において優れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面層と中間層からなるオレフィン系複
    合樹脂積層シートであって、表面層のメルトフローレー
    トが20g/10分以下、密度が1.00〜1.90g
    /cm3のオレフィン系複合樹脂材料と、下記材料組成
    物のいずれかを中間層としたことを特徴とするオレフィ
    ン系複合樹脂積層シート。 (1)メルトフローレートが20g/10分以下、密度
    が1.00〜1.90g/cm3のオレフィン系複合樹
    脂材料100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレ
    ンを0.01〜10重量部配合したオレフィン系複合樹
    脂組成物。 (2)メルトフローレートが0.3〜20g/10分、
    密度が0.890g/cm3以上のオレフィン系樹脂1
    00重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンを0.
    01〜10重量部配合したオレフィン系樹脂組成物。
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