JPH11165250A - ワイヤソー - Google Patents

ワイヤソー

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JPH11165250A
JPH11165250A JP9337312A JP33731297A JPH11165250A JP H11165250 A JPH11165250 A JP H11165250A JP 9337312 A JP9337312 A JP 9337312A JP 33731297 A JP33731297 A JP 33731297A JP H11165250 A JPH11165250 A JP H11165250A
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JP
Japan
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work
ingot
wire
opening
wire saw
Prior art date
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JP9337312A
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English (en)
Inventor
Shiyouzou Katamachi
省三 片町
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0046Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of devices for feeding, conveying or clamping work

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数台のワイヤソーを並設した場合において、
インゴットの交換作業を狭いスペースでも効率良く行う
ことができるワイヤソーを提供する。 【解決手段】本発明は、ワイヤソー10の溝付きローラ
18が設置された加工室17を覆うカバー34の上面
に、インゴット30の搬入搬出用の開口部36を形成
し、この開口部36を介してインゴット30の交換作業
をカバー34の上方から行うようにした。したがって、
本発明によれば、ワイヤソー10、10の設置間隔を狭
くしても、隣接するワイヤソー10、10でインゴット
30の交換作業を同時に行うことができる。よって、ワ
イヤソー10、10の設置間隔が狭くても、インゴット
30の交換作業を効率良く行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤソーに係り、
特にシリコン、ガラス、セラミック等の脆性材料(ワー
ク)を多数のウェーハに切断するワイヤソーに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンインゴットをウェーハに切断す
るワイヤソーは、ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛け
て溝付ローラ間にワイヤ列を形成し、その走行するワイ
ヤ列に前記インゴットを押し付けることにより、一度の
切断動作で多数枚のウェーハに切断することができる。
このようなワイヤソーは、溝付ローラが設置された加工
室を覆うカバーの側面にインゴットの搬入搬出用の開口
部が形成されており、また、この開口部を開閉する蓋が
前記カバーに設けられている。
【0003】図6は、前記従来のワイヤソーA〜Fを工
場1内に縦2列、横3列に設置した状態を示す平面図で
ある。同図のように設置すると、図上二点鎖線Gで囲ま
れたスペースを利用してNo.1のワイヤソーAとN
o.4のワイヤソーDのインゴット交換作業が行われ、
二点鎖線Hで囲まれたスペースで、No.2のワイヤソ
ーBとNo.5のワイヤソーEのインゴット交換作業が
行われる。そして、二点鎖線Iで囲まれたスペースで、
No.3のワイヤソーCとNo.6のワイヤソーFのイ
ンゴット交換作業が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤソーは、インゴットの搬入搬出用開口部がカバー
の側面に形成されているため、例えばNo.1のワイヤ
ソーAでインゴット交換作業を行っている場合には、N
o.4のワイヤソー4ではインゴット交換作業を行うこ
とができず、効率が悪いという欠点がある。
【0005】このような不具合は、交換作業用スペース
G〜Iを広くすれば解消できるが、前記スペースG〜I
を広くするためには、工場1の敷地を広くしなければな
らないという欠点がある。本発明はこのような事情に鑑
みてなされたもので、ワイヤソーを複数台並設した場合
においてワーク交換作業を狭いスペースでも効率良く行
うことができるワイヤソーを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛けて
ワイヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させることにより
走行する前記ワイヤ列にワークを押し付けて多数のウェ
ーハに切断するワイヤソーにおいて、前記複数の溝付ロ
ーラが設置された加工室を覆うカバーの上面にワーク搬
入搬出用の開口部を形成すると共に、該開口部を開閉す
る蓋を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明によれば、加工室を覆
うカバーの上面にワーク搬入搬出用の開口部を形成した
ので、ワークの交換作業をカバーの上方から行うことが
できる。したがって、本発明によれば、ワイヤソーの設
置間隔を狭くしても、隣接するワイヤソーでワークの交
換作業を同時に行うことができるので、ワーク交換作業
を狭いスペースでも効率良く行うことができる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、カバーの開
口部から搬入されてきたワークは、まず、そのワークブ
ロックがワークフィードテーブルの載置部に載置され、
その後に、ワークブロックがクランプ手段によって載置
部との間で挟持されることにより、ワークフィードテー
ブルに固定される。固定されたワークは、ワークフィー
ドテーブルの送り移動によってワイヤ列に押し付けられ
て多数枚のウェーハに切断される。このように、ワーク
フィードテーブルに載置部とクランプ手段とを設けれ
ば、ワークをワークフィードテーブルに容易に固定する
ことができる。なお、クランプ手段による挟持を解除し
た後、ワークの搬入動作と逆の動作を行えば、切断後の
ワークをワイヤソーから搬出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るワイヤソーの実施の形態について詳説する。図1
は、本発明の実施の形態に係るワイヤソーの一部破断部
を含む全体構造図である。同図に示すワイヤソー10
は、本体11内にワイヤリール12が設置されている。
このワイヤリール12には、所定長さのワイヤ14が巻
回されており、このワイヤ14は、ガイドローラ16、
16、…で形成されるワイヤ走行路を通って加工室17
に導かれ、ここで3本の溝付きローラ18、18、18
に巻き掛けられることにより、上部2つの溝付ローラ1
8、18間に水平なワイヤ列20が形成される。ワイヤ
列20を形成したワイヤ14は、前記加工室17を挟ん
で左右対称に形成されている他方側のワイヤ走行路を通
って図示しないワイヤリールに巻き取られる。
【0010】前記加工室17の両側に形成されるワイヤ
走行路には、それぞれワイヤ案内装置22、及びダンサ
ローラ24等が配設されており(一方側のみ図示)、前
記ワイヤ案内装置22によってワイヤ14は、ワイヤリ
ール12から一定ピッチでガイドされて送り出される。
また、送り出されたワイヤ14は、走行中に前記ダンサ
ローラ24によって一定の張力が付与され、これによっ
て、ワイヤ列20を形成する各ワイヤ14に切断抵抗に
対抗する張力が付与される。
【0011】前記一対のワイヤリール12及び3本のう
ち1本の溝付ローラ18には、それぞれモータ(図示せ
ず)が連結されており、前記ワイヤ14は、これらのモ
ータを駆動することにより、前記ワイヤリール12間を
高速走行する。前記溝付ローラ18の上方には、該ワイ
ヤ列20に対して垂直に昇降移動するワークフィードテ
ーブル28が設置され、インゴット30は、ワークフィ
ードテーブル28に固定されている。このワークフィー
ドテーブル28については後述する。
【0012】以上のように構成されたワイヤソー10に
おいて、インゴット30は次のように切断される。ま
ず、インゴット30をワークフィードテーブル28に固
定した後、ワークフィードテーブル28をワイヤ列20
に向けて送り移動させる。そして、そのインゴット30
を高速走行するワイヤ列20に押し当てる。この際、前
記ワイヤ列20には、スラリタンク32から図示しない
ノズルを介してスラリが供給され、インゴット30は、
このスラリ中に含有する砥粒のラッピング作用で多数枚
のウェーハに切断される。
【0013】ところで図2に示すように、前記ワイヤソ
ー10の加工室17を覆うカバー34の上面35には、
開口部36が形成されている。この開口部36は、外部
から加工室17へインゴット30を搬入することがで
き、且つ、加工室17から外部にインゴット30を搬出
することができる大きさに形成されている。また、前記
開口部36には、開口部36を開閉する蓋38が設けら
れている。この蓋38は、開口部36の縁部に形成され
たレール40、40に沿ってスライド移動自在に設けら
れると共に、本体11上に搭載されたシリンダ装置42
のロッド44の先端にピンジョイント46を介して連結
されている。前記シリンダ装置42は、蓋38を開閉す
る方向に設けられている。したがって、前記開口部36
は、シリンダ装置42のロッド46を伸長することによ
って蓋38で閉じられ、ロッド46を収縮させることに
よって開放される。
【0014】図3は、インゴット30の搬入搬出装置5
0の実施例を示す斜視図である。同図に示す搬入搬出装
置50は、レール52と搬送ヘッド装置54とから構成
される。前記レール52は、工場等の建屋の天井面に沿
って配設されると共に、並設された複数台のワイヤソー
10、10…(図3では2台のワイヤソー10、10の
み図示)の上方で、且つ前記開口部36に対向する位置
に配設されている。このレール52に、前記搬送ヘッド
装置54がスライド移動自在に設けられている。
【0015】搬送ヘッド装置54は、レール52にスラ
イド移動自在に係合されたスライダ56を有し、このス
ライダ56には走行用モータ58が設けられている。し
たがって、走行用モータ58を駆動すると、スライダ5
6がレール52に沿って走行するので、搬送ヘッド装置
54をY方向の所望の位置に移動させることができる。
【0016】前記スライダ56には、インゴットクラン
プ機構とインゴット送り機構とが搭載されている。前記
インゴットクランプ機構は、一対のクランプアーム6
0、60とクランプ用モータ62とから構成される。ク
ランプアーム60、60は、ベースプレート64に図3
上でY方向にスライド移動自在に支持され、前記クラン
プ用モータ62からの駆動力が伝達されることにより、
互いに近づく方向、または互いに離れる方向に移動され
る。また、クランプアーム60、60の下部には、イン
ゴット30のワークブロック31の端部を挟み込む凹部
61、61が形成される。したがって、クランプアーム
60、60をクランプ用モータ62で互いに近づく方向
に駆動し、クランプアーム60、60の凹部61、61
でワークブロック31の端部を挟持することにより、イ
ンゴット30を搬入搬出装置50に保持させることがで
きる。また、クランプアーム60、60をクランプ用モ
ータ62で互いに離れる方向に駆動すれば、インゴット
30の保持を解除することができる。
【0017】インゴット送り機構は、Z軸ガイド66と
送り用モータ68とから構成される。前記Z軸ガイド6
6は、スライダ56に立設された架台70に固定されて
おり、このZ軸ガイド66に前記ベースプレート64が
Z軸方向に上下移動自在に係合されている。前記送り用
モータ68の図示しない出力軸には、ねじ棒72に連結
されている。このねじ棒72には、前記ベースプレート
64のナット部65が螺合されている。したがって、送
り用モータ68を正転逆転駆動することにより、インゴ
ット30をベースプレート64を介して上下移動させる
ことができる。なお、符号74はフレキシブルケーブル
であり、このフレキシブルケーブル74を介して電源装
置(図示せず)から搬入搬出装置50に電力が供給され
る。
【0018】図4は、ワークフィードテーブル28にイ
ンゴット30をセットする状態を示す説明図であり、図
5はワークフィードテーブル28にインゴット30を固
定する状態を示す説明図である。図4に示すインゴット
30は、同図上では図示していないが、図3に示した搬
入搬出装置50のクランプアーム60、60で挟持され
た状態を示している。インゴット30は、送り用モータ
68による下降移動によって、カバー34の上部開口部
36から加工室17に搬入されたのち、図4のワークフ
ィードテーブル28に載置される。前記ワークフィード
テーブル28は、その表面にインゴット30を通過させ
るための矩形状の開口部29が形成されている。また、
前記開口部29の両短辺側には凹部(載置部)29A、
29Bが形成される。この凹部29Aにワークブロック
31の短辺側右端部31Aが載置され、もう一方側の凹
部29Bにワークブロック31の短辺側左端部31Bが
載置される。これによって、インゴット30がワークフ
ィードテーブル28にセットされる。なお、符号33は
スライスベースであり、このスライスベース33を介し
てインゴット30がワークブロック31に取り付けられ
ている。また、前記ワークフィードテーブル28のナッ
ト部28Aには、ねじ送り装置76のねじ棒78が螺合
されている。また、ワークフィードテーブル28は、図
5に示すZ軸ガイド82に上下移動自在に支持されてい
る。したがって、ねじ送り装置76のモータ80を正転
逆転駆動することにより、ワークフィードテーブル28
をZ軸ガイド82に沿って上下移動させることができ
る。
【0019】一方、図5に示すように、ワークフィード
テーブル28上にはインゴット30のクランプ機構84
が設けられている。なお、前記クランプ機構84は、図
1、図4上において説明の都合上省略している。クラン
プ機構84は、クランプアーム86とシリンダ装置88
とを主な構成としている。前記クランプアーム86は、
その下端部がシリンダ装置88のロッド90の先端にピ
ン92を介して回動自在に支持され、前記下端部からや
や上方位置が、ワークフィードテーブル28上に立設さ
れた架台94にピン96を介して回動自在に支持されて
いる。前記シリンダ装置88は、その上部が前記架台9
4にピン98を介して回動自在に支持されている。
【0020】したがって、シリンダ装置88のロッド9
0を図5上実線で示すように収縮すると、クランプアー
ム86がピン96を中心に図上二点鎖線で示す位置から
時計回り方向に回動する。これにより、クランプアーム
86の押さえ部87とワークフィードテーブル28の凹
部29A、29B(図4参照)との間で、ワークブロッ
ク31A、31Bがクランプされて、インゴット30が
ワークフィードテーブル28に固定される。なお、シリ
ンダ装置88のロッド90を伸長すれば、クランプアー
ム86がクランプ位置から退避するので、インゴット3
0の固定を解除することができる。
【0021】次に、前記の如く構成されたインゴット3
0の搬入搬出装置50とクランプ機構84の作用につい
て説明する。まず、図3に示すように、インゴット30
が搬入搬出装置50のクランプアーム60、60で挟持
された状態で、所定のワイヤソー10の上方まで搬送さ
れると、そのワイヤソー10のシリンダ装置42が駆動
されて蓋38が開かれ、開口部36が露出する。
【0022】次に、搬入搬出装置50の送りモータ68
を正転駆動してインゴット30を下降移動させ、そし
て、ワイヤソー10の開口部36を介して加工室17ま
で搬入し、ワークフィードテーブル28にセットする。
即ち、インゴット30がワークフィードテーブル28に
十分に近づいた位置で、クランプアーム60、60をク
ランプ用モータ62で互いに離れる方向に駆動し、ワー
クフィードテーブル28の凹部29Aにワークブロック
31の短辺側右端部31Aを載置し、凹部29Bにワー
クブロック31の短辺側左端部31Bを載置する。これ
により、ワークフィードテーブル28に対するインゴッ
ト30のセットが終了する。なお、このインゴット30
のセット時において、クランプ機構84のクランプアー
ム86は、インゴット30に衝突しないように、インゴ
ット30の搬入経路から退避した位置(図5上で二点鎖
線で示す位置)に位置されている。
【0023】インゴット30のセットが終了すると、搬
入搬出装置50の送りモータ68を逆転駆動してクラン
プアーム60、60を上昇させる。そして、クランプア
ーム60、60が開口部36を通過して図3に示した元
の位置に復帰したところで、送りモータ68を停止す
る。その後、ワイヤソー10のシリンダ装置42を駆動
して、開口部36を蓋38で閉じる。
【0024】また、クランプアーム60、60が開口部
36を通過すると、クランプ機構84が駆動される。即
ち、シリンダ装置88のロッド90が図5上実線で示す
ように収縮し、クランプアーム86がピン96を中心に
図上二点鎖線で示す位置から時計回り方向に回動し、ク
ランプアーム86の押さえ部87とワークフィードテー
ブル28の凹部29A、29B(図4参照)との間で、
ワークブロック31A、31Bをクランプする。これに
よって、インゴット30がワークフィードテーブル28
に固定される。以上が、搬入搬出装置50によるインゴ
ット30の搬入動作、及びクランプ機構84によるイン
ゴット30の固定動作である。
【0025】インゴット30が固定されると、ワークフ
ィードテーブル28をねじ送り装置76で下降移動さ
せ、インゴット30をワイヤ列20に押し付けてウェー
ハに切断する。インゴット30がウェーハに切断される
と、ワークフィードテーブル28を図5に示したインゴ
ットセット位置まで復帰移動させる。そして、搬入搬出
装置50とクランプ機構84とを、先の搬入動作とは逆
の動作を行わせて、ウェーハをワイヤソー10から搬出
する。以上で、1本のインゴット30の処理が終了す
る。また、前記搬入搬出装置50を1本のレール52に
複数台設けておけば、隣接するワイヤソー10、10に
おいてインゴット30の交換作業を同時に行うことがで
きる。
【0026】以上説明したように、本実施の形態のワイ
ヤソー10によれば、加工室17を覆うカバー34の上
面35にワーク搬入搬出用の開口部36を形成したの
で、インゴット30の交換作業をカバー34の上方から
行うことができる。したがって、ワイヤソー10、10
の設置間隔を狭くしても、隣接するワイヤソー10、1
0でインゴット30の交換作業を同時に行うことができ
るので、インゴット交換作業を狭いスペースでも効率良
く行うことができる。
【0027】また、前記ワイヤソー10によれば、ワー
クフィードテーブル28にインゴット30の支持用凹部
29A、29Bとクランプ機構84とを設けたので、イ
ンゴット30をワークフィードテーブル28に自動で固
定することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワイ
ヤソーによれば、加工室を覆うカバーの上面にワーク搬
入搬出用の開口部を形成したので、ワークの交換作業を
カバーの上方から行うことができる。したがって、本発
明によれば、ワイヤソーの設置間隔を狭くしても、隣接
するワイヤソーでワークの交換を同時に行うことができ
るので、ワーク交換作業を狭いスペースでも効率良く行
うことができる。
【0029】また、本発明によれば、ワークフィードテ
ーブルにワークのワークブロックを載置する載置部とク
ランプ手段とを設けたので、ワークをワークフィードテ
ーブルに容易に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のワイヤソーの透視図
【図2】図1のワイヤソーの上方からインゴットを搬入
する説明図
【図3】インゴットの搬入搬出装置の斜視図
【図4】ワークフィードテーブルの斜視図
【図5】ワークフィードテーブルを含むクランプ装置の
側面図
【図6】6台のワイヤソーが2列に並設された状態を示
す平面図
【符号の説明】
10…ワイヤソー 14…ワイヤ 18…溝付ローラ 28…ワークフィードテーブル 30…インゴット 31…ワークブロック 34…カバー 36…開口部 50…搬入搬出装置 54…搬送ヘッド装置 84…クランプ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛けてワ
    イヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させることにより走
    行する前記ワイヤ列にワークを押し付けて多数のウェー
    ハに切断するワイヤソーにおいて、 前記複数の溝付ローラが設置された加工室を覆うカバー
    の上面にワーク搬入搬出用の開口部を形成すると共に、
    該開口部を開閉する蓋を設けたことを特徴とするワイヤ
    ソー。
  2. 【請求項2】前記加工室には、前記ワークを前記ワイヤ
    列に向けて送り移動するワークフィードテーブルが設け
    られ、該ワークフィードテーブルには、前記開口部から
    搬入されてきた前記ワークのワークブロックが載置され
    る載置部と、該載置部に載置された前記ワークブロック
    を載置部との間で挟持するクランプ手段とが設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のワイヤソー。
JP9337312A 1997-12-08 1997-12-08 ワイヤソー Pending JPH11165250A (ja)

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