JPH11164155A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH11164155A
JPH11164155A JP9327840A JP32784097A JPH11164155A JP H11164155 A JPH11164155 A JP H11164155A JP 9327840 A JP9327840 A JP 9327840A JP 32784097 A JP32784097 A JP 32784097A JP H11164155 A JPH11164155 A JP H11164155A
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JP9327840A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Yoshikawa
弘康 吉川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親展通信機能を備えた通信端末装置におい
て、特定の発信人からの受信画像データの画像を選択的
に表示又は印字する。 【解決手段】 受信画像データを発信人情報と対応付け
て画像メモリ8に格納するファクシミリ装置20などの
通信端末装置において、主制御部1は、上記受信画像デ
ータのうち所望の発信人からの受信画像データを操作部
5を用いて操作者により選択し、選択された受信画像デ
ータの画像を表示部4に表示し又は画像記録部3で印字
する。また、発信人毎のパスワードを格納するRAM7
内の発信人情報テーブル7bをさらに備え、主制御部1
は、入力されたパスワードと、発信人情報テーブル7b
に格納された対応する発信人のパスワードとが一致した
とき、操作者によって選択された受信画像データの画像
を表示部4に表示し又は画像記録部3で印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信画像データを
発信人情報と対応付けて画像記憶手段に格納する、例え
ば親展受信機能を備えたファクシミリ装置などの通信端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置として、親展
通信機能を備えたものが知られている。このようなファ
クシミリ装置では、画像メモリに、親展通信で受信され
た受信画像データを格納するための領域として、複数の
メールボックスが番号を割り付けられた状態で設けられ
ている。そして、相手先のファクシミリ装置から親展用
の画像データが送信されてきたとき、その親展用の画像
データが画像メモリの所定番号の親展ボックスに格納さ
れ、その後、メールボックス番号の指定及び暗証番号の
入力に基づき、指定された番号のメールボックスに格納
されている画像データが印字出力される。
【0003】この親展通信の制御には、ファクシミリ制
御手順信号における非標準信号として設定されたNS
F、NSC信号等が用いられる。そして、これらNS
F、NSC信号等が送受信のファクシミリ装置間でやり
とりされることによって、画像データが親展通信用のも
のであることや、メールボックス番号及び暗証番号が認
識されて送受信のファクシミリ装置間における親展通信
が達成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、親展通
信機能を備えた従来のファクシミリ装置においては、メ
ールボックスに格納されたすべての画像データの画像が
印字されたので、特定の発信人からの画像を急いで印字
したい場合、他の画像も印字されるので不都合であっ
た。
【0005】本発明の目的は以上の問題点を解決し、親
展通信機能を備えた通信端末装置において、特定の発信
人からの受信画像データの画像を選択的に表示又は印字
することができる通信端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の通信端末装置は、受信画像データを発信人情報と対
応付けて画像記憶手段に格納する通信端末装置におい
て、上記受信画像データのうち所望の発信人からの受信
画像データを選択する選択手段と、上記選択手段によっ
て選択された受信画像データの画像を表示又は印字する
画像出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の通信端末装置は、請
求項1記載の通信端末装置において、発信人毎のパスワ
ードを格納する情報記憶手段をさらに備え、上記画像出
力手段は、入力されたパスワードと、上記情報記憶手段
に格納された対応する発信人のパスワードとが一致した
とき、上記選択手段によって選択された受信画像データ
の画像を表示又は印字することを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3記載の通信端末装置は、
請求項1又は2記載の通信端末装置において、上記画像
記憶手段に格納された各画像データ毎に発信人情報と対
応付けて一覧表の形式で表示する表示手段をさらに備
え、上記選択手段は、上記表示手段によって表示された
一覧表を参照して1つ又は複数の画像データを選択する
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0010】図1は、本発明に係る実施形態であるファ
クシミリ装置20の構成を示すブロック図である。この
実施形態のファクシミリ装置20は、親展通信機能を備
え、画像メモリ8内のメールボックス8aに格納された
受信画像データから特定の発信人からの受信画像データ
の画像のみを特定して表示又は印字することを特徴とし
ている。
【0011】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、親展通信機能を備えている。主制御部1は具体的
にはCPUで構成されており、バス13を介して以下の
ハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほ
か、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画
像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読
み取り、白黒2値に変換したドット画像データを出力す
る。画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装置であ
り、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により
受信した画像データ又はメールボックスの内容の情報を
ハードコピーとして印字する。表示部4は、液晶表示装
置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であ
り、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示した
り、送信すべき画像の画像データ、及び受信した画像デ
ータの表示を行う。
【0012】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。操作部5は、親展送
信設定スイッチ5a及び印字処理スイッチ5bを備え
る。画像データの送信時に、親展送信設定スイッチ5a
をオンしかつパスワードを入力することにより、親展送
信することができる。すなわち、親展通信は、送信側の
ファクシミリ装置で設定され、ファクシミリ通信が「親
展通信である」ことが非標準のNSS信号を用いて、受
信側のファクシミリ装置に伝送されて受信される。ま
た、印字処理スイッチ5bをオンすることにより、図9
のプリント処理が実行され、種々の入力の後に、メール
ボックスの所定の番号の内容の情報が、図5のごとく、
後述するように印字される。なお、上述の表示部4をタ
ッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種
キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよ
い。
【0013】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、図6のメールボックス登録処理、図7
の発信人登録処理、図8のファクシミリ受信処理、及び
図9の印字処理のプログラムを含む。RAM7は、SR
AM又はフラッシュメモリ等で構成され、主制御部1の
ワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時
に発生する一時的なデータを記憶するほか、それぞれ詳
細後述するメールボックス情報テーブル7a、発信人情
報テーブル7b及び受信管理テーブル7cを格納してい
る。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した
場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断され
た場合にも各テーブル7a,7b,7cの内容が失われ
ない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべ
き画像データ又は受信した画像データを記憶する。ここ
で、画像メモリ8は、親展通信で受信された画像データ
を記憶するためのメールボックス8aを備え、メールボ
ックス8aでは、各発信人毎に区分されかつ各発信人の
中で各受信ファイル毎に区分されて親展通信で受信され
た画像データが格納される。なお、RAM7及び画像メ
モリ8をハードディスクメモリで構成してもよい。
【0014】ファックスモデム10は、NCU11を介
して公衆電話回線Lに接続され、通常のファクシミリ通
信用のファックスモデムの機能を有するモデムであり、
ファックスモデム10はファクシミリ通信のために必要
な下記の信号(これらの信号は、G3方式のファクシミ
リ通信装置で標準化された信号又は非標準で使用可能な
信号である。)を送信し又は受信して検出する回路を備
える。 (1)CNG信号(コーリングトーン)、(2)CED
信号(被呼端末識別信号)、(3)DIS信号(デジタ
ル識別信号)、(4)CSI信号(被呼端末識別信
号)、(5)NSF信号(非標準機能識別信号)、
(6)CIG信号(発呼端末識別信号)、(7)NSC
信号(非標準機能命令信号)、(8)DCS信号(デジ
タル命令信号)、(9)TSI信号(送信端末識別信
号)、(10)NSS信号(非標準機能設定信号)、
(11)TCF信号(トレーニングチェック)など。
【0015】NCU(ネットワーク制御回路:Network
Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの閉結
及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハ
ードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム
10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11
は、ダイヤルイン処理回路11aを備える。ダイヤルイ
ン処理回路11aは、公衆電話回線Lを介して電話交換
機(図示せず。)から送信されてくる16Hzの呼び出
しベル信号を検出して、次いで、上記電話交換機から送
信されてくるダイヤルイン番号の情報を含むDTMF信
号を受信した後、DTMF信号からダイヤルイン番号を
復号化して主制御部1に出力することにより、ダイヤル
インによる着信と、そのダイヤルイン番号とが主制御部
1に通知される。これに応答して、主制御部1は後述す
るように、メールボックス情報テーブル7aを参照し
て、ダイヤルイン番号に対応するメールボックス番号を
判別する。なお、NCU11を所定のターミナルアダプ
タ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Un
it)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0016】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、親展通信機能を有している。ファク
シミリ通信機能において、画像読取部2により読み取ら
れたドット画像データはファクシミリ通信の規格で定め
られているMH,MR,MMR等の符号化方式に従って
ソフトウェアにより符号化された後相手先のファクシミ
リ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装
置から受信した符号化データもソフトウェアにより画像
データに復号化されて画像記録部3からハードコピーと
して出力される。なお、画像メモリ8は画像データを必
要に応じて記憶し、また逆に記憶している画像データを
必要に応じて出力する。
【0017】図2は、図1のメールボックス情報テーブ
ル7aの一例を示す図である。メールボックス情報テー
ブル7aは、上述のようにRAM7の適宜の領域に設定
されており、図2に示すように、各メールボックス毎
に、メールボックス番号、ダイヤルイン番号、メールボ
ックス名称、及び暗証番号が登録されている。ここで、
1つのメールボックスは、1つのダイヤルイン番号に対
応付けられており、相手先からの送信される1つのダイ
ヤルイン番号に応じて、例えば会社内の1つの部署(図
2の例では、1つの課)に対応する1つのメールボック
スが特定される。本実施形態では、1つのメールボック
スに対して1つの暗証番号が設定されており、当該暗証
番号を知り得る部署(図2の例では、1つの課)の者だ
けがそのメールボックスの画像データの画像を取り出せ
るようになっている。
【0018】図3は、図1の発信人情報テーブル7bの
一例を示す図である。発信人情報テーブル7bは、上述
のようにRAM7の適宜の領域に設定されており、図2
に示すように、各発信人毎に、発信人の電話番号及びパ
スワードが登録されている。ここで、図3の3段目の例
では、発信人名称は−(ブランク)となっており、TS
I信号に含まれる電話番号のみで発信人が特定される。
これは、発信人名称は非標準のNSS信号から検出して
いるために、非標準機能が送受信のファクシミリ装置で
一致しない場合に生じる。本実施形態では、1つの発信
人に対して1つのパスワードが設定されており、当該パ
スワードを知り得る発信人の担当者のみがそのメールボ
ックスの画像データの画像を取り出せるようになってい
る。従って、親展通信の受信画像データに関するセキュ
リティーを確保でき、確実に秘密を守れる。
【0019】図4は、図1の受信管理テーブル7cの一
例を示す図である。受信管理テーブル7cは、上述のよ
うにRAM7の適宜の領域に設定されており、図4に示
すように、各受信されたすべての受信ファイルについ
て、受信ファイル毎に、メールボックス番号、NSS信
号から検出された発信人名称、TSI信号から検出され
た電話番号、主制御部1に内蔵するタイマーが示した時
刻データから検出された受信時刻、受信画像データの枚
数、及び、親展通信の受信画像データであるか否かを示
すパスワードの要否が登録されている。ここで、1つの
ファクシミリ受信で1つの受信ファイルが作成されて、
1枚又は複数枚の画像データが1つの受信ファイルとし
て画像メモリ8に格納される。
【0020】図5は、図1のメールボックス番号1の内
容の表示例を示す図である。図5の内容は、RAM7内
の受信管理テーブル7cのうちメールボックス番号が1
の場合のみを表示したものであり、後述のステップS3
4の表示処理に対応する。
【0021】図6は、図1の主制御部1によって実行さ
れるメールボックス登録処理を示すフローチャートであ
る。図6のメールボックス登録処理は、メールボックス
情報テーブル7aのデータを操作部5のキーボードを用
いて入力して、RAM7内のメールボックス情報テーブ
ル7aに格納する処理である。図6において、まず、ス
テップS1でメールボックス番号を入力して格納し、ス
テップS2で対応するダイヤルイン番号を入力して格納
する。次いで、ステップS3で対応するメールボックス
名称を入力して格納し、ステップS4で対応する暗証番
号を入力して格納して、当該メールボックス登録処理を
終了する。従って、1つのメールボックス毎に、図6の
処理が実行される。
【0022】図7は、図1の主制御部1によって実行さ
れる発信人登録処理を示すフローチャートである。図7
の発信人登録処理は、発信人情報テーブル7bのデータ
を操作部5のキーボードを用いて入力して、RAM7内
の発信人情報テーブル7bに格納する処理である。図7
において、まず、ステップS11で発信人の電話番号を
入力して格納し、ステップS12で、対応する発信人名
称を入力して格納する。次いで、ステップS13で対応
するパスワードを入力して格納して、当該発信人登録処
理を終了する。従って、1つの発信人毎に、図7の処理
が実行される。
【0023】図8は、図1の主制御部1によって実行さ
れるファクシミリ受信処理を示すフローチャートであ
る。図8において、まず、ステップS21で親展通信で
受信されたか否かが判断され、親展通信で受信されてい
ないときは(NO)ステップS29で受信された画像デ
ータの画像を印字して当該ファクシミリ受信処理を終了
する。一方、ステップS21で親展通信で受信されたと
きは(YES)ステップS22で電話交換機から公衆電
話回線Lを介して送信されてくる呼び出しベル信号の後
のDTMF信号を検出し、その信号に含まれるダイヤル
イン番号を復号化し、復号化されたダイヤルイン番号に
基づいて、メールボックス情報テーブル7aを参照して
メールボックス番号を判別する。次いで、ステップS2
3でCSI信号から相手先の電話番号を検出し、ステッ
プS24でNSS信号から発信人名称を検出し、ステッ
プS25で主制御部1に内蔵するタイマーから現在時刻
を検出して受信時刻とし、ステップS26でステップS
22乃至S25で検出されたデータを受信管理テーブル
7cに格納する。さらに、ステップS27で画像データ
を受信して画像メモリ8内の対応するメールボックス8
aの領域に格納し、ステップS28で受信枚数を受信管
理テーブル7cに格納して、当該ファクシミリ受信処理
を終了する。
【0024】図8のステップS23では、TSI信号か
ら相手先の電話番号を検出しているが、本発明はこれに
限らず、CIG信号から相手先の電話番号を検出しても
よい。また、例えばNTTなどの第一種電気通信事業者
によって提供される公衆電話網(PSTN)又はサービ
ス統合デジタル網(ISDN)などの公衆網において提
供される発信電話番号通知サービス(PSTNのとき)
又は発信者番号通知サービス(ISDNのとき)などに
より通知される発信電話番号又は発信者番号により相手
先の電話番号等を検出してもよい。さらに、例えばダイ
ヤルイン番号に対応したメールボックス8aに格納する
ように予め設定されているときは、ステップS21の判
断は不要であって、受信された画像データをメールボッ
クス8aに格納するように構成してもよい。またさら
に、ITU−T.30で勧告された、SUB(サブアド
レス)信号とPWD(パスワード)信号とを使用し、こ
のSUB信号に特定の番号を挿入し、送信側のファクシ
ミリ装置から受信側のファクシミリ装置に所定の手順で
送出することにより、受信側のファクシミリ装置におい
て、サブアドレス番号に対応するメールボックス番号の
メールボックス8aに、受信された画像データを格納す
るように構成してもよい。
【0025】図9は、図1の主制御部1によって実行さ
れる印字処理を示すフローチャートであり、印字処理ス
イッチ5bをオンすることにより実行を開始する。当該
印字処理において、「印字」するときは、印字のための
画像データを画像記録部3に出力することにより印字
し、「表示」するときは、表示のためのデータを表示部
4に出力して表示する。
【0026】図9において、まず、ステップS31でメ
ールボックス番号を選択し、ステップS32で対応する
メールボックスの暗証番号を入力する。そして、ステッ
プS33で入力された暗証番号がメールボックス情報テ
ーブル7aに格納された対応するメールボックス番号の
暗証番号と一致するか否かが判断され、一致していると
きはステップS34に進む一方、一致していないときは
当該印字処理を終了する。ステップS34では、例えば
図5に示すように、対応するメールボックスの内容の情
報を一覧表の形式で表示する。そして、この一覧表から
種々の分類で表示又は印字される。
【0027】次いで、ステップS35では、「全て印字
するか又は表示するか? Yes/No?」が表示部4
に表示されて、操作者に対して質問される。ステップS
35でNoのときは、ステップS36で印字又は表示し
たい受信ファイルを、操作部5を用いて選択する。操作
部5の当該選択においては、例えば、カーソルを所望の
受信ファイルのところに動かして実行キーを押下し、又
は、受信ファイルのシリアル番号を入力し、もしくは、
タッチパネルで所望の受信ファイルのところをタッチす
ることにより選択する。次いで、ステップS37で選択
された受信ファイルについてパスワード入力が要である
か否かが判断され、要(YES)のときはステップS3
8でパスワードを入力してステップS39に進む。ここ
で、受信ファイルについてパスワード入力が要であるか
否かは、送信側で親展通信で送信したか否かに依存して
いる。一方、ステップS37でパスワード入力が不要
(NO)のときはそのままステップS40に進む。ステ
ップS39では、入力されたパスワードと、発信人情報
テーブル7bに格納された当該発信人のパスワードと一
致するか否かが判断され、一致しているときはステップ
S40に進む一方、一致していないときは当該印字処理
を終了する。
【0028】ステップS40で「該当発信人についての
全ての受信ファイルについて印字又は表示を行うか否か
?」が表示部4に表示されて、操作者に対して質問され
る。ステップS40でYesのときは、ステップS41
でメールボックス8a内の該当発信人の受信ファイルの
画像データの画像をすべて印字し又は表示して当該印字
処理を終了する。ステップS40でNoのときはステッ
プS42で操作者により操作部5を用いて選択された受
信ファイルの画像データの画像を印字し又は表示して当
該印字処理を終了する。
【0029】ステップS35でYesのときは、ステッ
プS51でパスワード入力に必要な発信人名称を表示部
4に表示し、ステップS52でパスワードを操作部5を
用いて入力し、ステップS53で入力されたパスワード
と、発信人情報テーブル7bに格納された該当発信人の
パスワードとが一致するか否かが判断され、一致してい
るときは(YES)ステップS54に進む一方、一致し
ていないときは(NO)ステップS55に進む。ステッ
プS54では、メールボックス8a内のすべての受信フ
ァイルの画像データの画像を印字し又は表示して当該印
字処理を終了する。一方、ステップS55では、メール
ボックス8a内のパスワード不要の受信ファイルのみの
画像データの画像を印字又は表示して当該印字処理を終
了する。
【0030】以上の実施形態のファクシミリ装置20の
親展通信では、送信側でパスワードを入力しているが、
本発明はこれに限らず、送信側で入力せず、受信側の発
信人情報テーブル7bに格納されたパスワードで親展受
信できるように構成してもよい。
【0031】以上説明したように、本発明に係る実施形
態によれば、受信画像データを発信人情報と対応付けて
画像メモリ8に格納するファクシミリ装置20におい
て、主制御部1は、上記受信画像データのうち所望の発
信人からの受信画像データを操作部5を用いて操作者に
より選択し(ステップS35,S36,S40)、選択
された受信画像データの画像を表示部4に表示し又は画
像記録部3で印字する(ステップS41,S42,S5
4,S55)。従って、特定の所望の受信画像データを
選択して、その画像を選択的に印字又は表示することが
できるので、急ぐ場合に他の受信画像データの画像の印
字により待たされることがない。
【0032】また、発信人毎のパスワード(本実施形態
では、メールボックス毎の暗証番号と区別するためにパ
スワードと呼んでいるが、暗証番号と呼んでもよい。)
を格納するRAM7内の発信人情報テーブル7bをさら
に備え、主制御部1は、入力されたパスワードと、上記
発信人情報テーブル7bに格納された対応する発信人の
パスワードとが一致したとき(ステップS39又はS5
3でYES)、操作者によって選択された受信画像デー
タの画像を表示部4に表示し又は画像記録部3で印字す
る(ステップS41,S42,S54,S55)。従っ
て、発信人毎にパスワードを設けるので、当該パスワー
ドを知り得る発信人の担当者のみがそのメールボックス
の画像データの画像を取り出せるようになっているの
で、親展通信の受信画像データに関するセキュリティー
を確保でき、確実に秘密を守れる。
【0033】さらに、画像メモリ8に格納された各画像
データ毎に発信人情報と対応付けて例えば図5に示すよ
うに一覧表の形式で、受信日時や枚数などの受信管理情
報ともに、表示部4に表示し(ステップS34)、表示
された一覧表を参照して1つ又は複数の画像データを選
択する(ステップS36,S40)。従って、見たい特
定の相手先の画像データを、上記一覧表を参照して、受
信日時や枚数などの受信管理情報で判断することによ
り、容易に選択できる。
【0034】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば画像データ通信装置な
どを含む通信端末装置に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の通信端末装置によれば、受信画像データを発信
人情報と対応付けて画像記憶手段に格納する通信端末装
置において、上記受信画像データのうち所望の発信人か
らの受信画像データを選択する選択手段と、上記選択手
段によって選択された受信画像データの画像を表示又は
印字する画像出力手段とを備える。従って、特定の所望
の受信画像データを選択して、その画像を選択的に印字
又は表示することができるので、急ぐ場合に他の受信画
像データの画像の印字により待たされることがない。
【0036】また、請求項2記載の通信端末装置によれ
ば、請求項1記載の通信端末装置において、発信人毎の
パスワードを格納する情報記憶手段をさらに備え、上記
画像出力手段は、入力されたパスワードと、上記情報記
憶手段に格納された対応する発信人のパスワードとが一
致したとき、上記選択手段によって選択された受信画像
データの画像を表示又は印字する。従って、発信人毎に
パスワードを設けるので、当該パスワードを知り得る発
信人の担当者のみがそのメールボックスの画像データの
画像を取り出せるようになっているので、親展通信の受
信画像データに関するセキュリティーを確保でき、確実
に秘密を守れる。
【0037】さらに、請求項3記載の通信端末装置によ
れば、請求項1又は2記載の通信端末装置において、上
記画像記憶手段に格納された各画像データ毎に発信人情
報と対応付けて一覧表の形式で表示する表示手段をさら
に備え、上記選択手段は、上記表示手段によって表示さ
れた一覧表を参照して1つ又は複数の画像データを選択
する。従って、見たい特定の相手先の画像データを、一
覧表を参照して、容易に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態であるファクシミリ装
置20の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のメールボックス情報テーブル7aの一
例を示す図である。
【図3】 図1の発信人情報テーブル7bの一例を示す
図である。
【図4】 図1の受信管理テーブル7cの一例を示す図
である。
【図5】 図1のメールボックス番号1の内容の情報の
表示例を示す図である。
【図6】 図1の主制御部1によって実行されるメール
ボックス登録処理を示すフローチャートである。
【図7】 図1の主制御部1によって実行される発信人
登録処理を示すフローチャートである。
【図8】 図1の主制御部1によって実行されるファク
シミリ受信処理を示すフローチャートである。
【図9】 図1の主制御部1によって実行される印字処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 3…画像記録部、 4…表示部、 5…操作部、 5a…親展送信設定スイッチ、 5b…印字処理スイッチ、 6…ROM、 7…RAM、 7a…メールボックス情報テーブル、 7b…発信人情報テーブル、 7c…受信管理テーブル、 8…画像メモリ、 8a…メールボックス、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 20…ファクシミリ装置、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画像データを発信人情報と対応付け
    て画像記憶手段に格納する通信端末装置において、上記
    受信画像データのうち所望の発信人からの受信画像デー
    タを選択する選択手段と、上記選択手段によって選択さ
    れた受信画像データの画像を表示又は印字する画像出力
    手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 発信人毎のパスワードを格納する情報記
    憶手段をさらに備え、上記画像出力手段は、入力された
    パスワードと、上記情報記憶手段に格納された対応する
    発信人のパスワードとが一致したとき、上記選択手段に
    よって選択された受信画像データの画像を表示又は印字
    することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記画像記憶手段に格納された各画像デ
    ータ毎に発信人情報と対応付けて一覧表の形式で表示す
    る表示手段をさらに備え、上記選択手段は、上記表示手
    段によって表示された一覧表を参照して1つ又は複数の
    画像データを選択することを特徴とする請求項1又は2
    記載の通信端末装置。
JP9327840A 1997-11-28 1997-11-28 通信端末装置 Pending JPH11164155A (ja)

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