JPH11289463A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH11289463A JPH11289463A JP10107174A JP10717498A JPH11289463A JP H11289463 A JPH11289463 A JP H11289463A JP 10107174 A JP10107174 A JP 10107174A JP 10717498 A JP10717498 A JP 10717498A JP H11289463 A JPH11289463 A JP H11289463A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信側装置の親展受信機能の種別によらず、
単一の親展送信操作で確実な親展送信を行うことができ
るファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 親展送信操作入力手段により送信操作入
力がなされると、受信側装置に発呼し、所定の伝送制御
手順に基づく制御信号のやりとりにより当該受信側装置
から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親展受
信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により入力
された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制御信
号により当該受信側装置に通知するか、または、所定の
制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側装置
に通知することを特徴とする。
単一の親展送信操作で確実な親展送信を行うことができ
るファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 親展送信操作入力手段により送信操作入
力がなされると、受信側装置に発呼し、所定の伝送制御
手順に基づく制御信号のやりとりにより当該受信側装置
から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親展受
信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により入力
された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制御信
号により当該受信側装置に通知するか、または、所定の
制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側装置
に通知することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に、所定の伝送制御手順に基づいた制御信号
のやりとりにより受信側装置にファクシミリメッセージ
を送信する際に、前記所定の伝送制御手順において標準
の親展IDを親展ID通知用の標準の制御信号により受
信側装置に通知する標準親展送信機能、及び、前記所定
の伝送制御手順において非標準の親展IDを所定の制御
信号により受信側装置に通知する非標準パーソナル親展
送信機能を少なくとも備えたファクシミリ装置、及び、
所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりによ
り受信側装置にファクシミリメッセージを送信する際
に、前記所定の伝送制御手順において標準の親展IDを
親展ID通知用の標準の制御信号により受信側装置に通
知する標準親展送信機能、及び、前記所定の伝送制御手
順において非標準の通常親展送信である旨を示す特定の
親展IDを所定の制御信号により受信側装置に通知する
非標準通常親展送信機能を少なくとも備えたファクシミ
リ装置に関する。
に関し、特に、所定の伝送制御手順に基づいた制御信号
のやりとりにより受信側装置にファクシミリメッセージ
を送信する際に、前記所定の伝送制御手順において標準
の親展IDを親展ID通知用の標準の制御信号により受
信側装置に通知する標準親展送信機能、及び、前記所定
の伝送制御手順において非標準の親展IDを所定の制御
信号により受信側装置に通知する非標準パーソナル親展
送信機能を少なくとも備えたファクシミリ装置、及び、
所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりによ
り受信側装置にファクシミリメッセージを送信する際
に、前記所定の伝送制御手順において標準の親展IDを
親展ID通知用の標準の制御信号により受信側装置に通
知する標準親展送信機能、及び、前記所定の伝送制御手
順において非標準の通常親展送信である旨を示す特定の
親展IDを所定の制御信号により受信側装置に通知する
非標準通常親展送信機能を少なくとも備えたファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術)ファクシミリ装置は、画情
報をファクシミリメッセージとして受信すると、無条件
にプロッタにより記録紙に記録して出力して、遅滞なく
ユーザが参照できるようにするのが通常の動作である。 【0003】しかし、その場合、受信側のファクシミリ
装置を使用する複数のユーザが、自分宛の受信文書のみ
ならず他人宛の受信文書を見ることができる。一方、送
信側のファクシミリ装置のユーザが、受信側のファクシ
ミリ装置の複数のユーザのうちの特定のユーザを指定し
て、その特定のユーザにしか見られたくない文書をファ
クシミリ送信する、いわゆる親展送信を行いたいという
要請がある。
報をファクシミリメッセージとして受信すると、無条件
にプロッタにより記録紙に記録して出力して、遅滞なく
ユーザが参照できるようにするのが通常の動作である。 【0003】しかし、その場合、受信側のファクシミリ
装置を使用する複数のユーザが、自分宛の受信文書のみ
ならず他人宛の受信文書を見ることができる。一方、送
信側のファクシミリ装置のユーザが、受信側のファクシ
ミリ装置の複数のユーザのうちの特定のユーザを指定し
て、その特定のユーザにしか見られたくない文書をファ
クシミリ送信する、いわゆる親展送信を行いたいという
要請がある。
【0004】しかし、従来の所定の伝送制御手順に基づ
いた制御信号のやりとりによりファクシミリメッセージ
の送受信を行うファクシミリ装置、例えばITU−T勧
告T.30の規定に従うG(グループ)3のファクシミ
リ装置においては、親展送信を行うための制御信号が規
定されていなかったために、標準では親展送信を行うこ
とができなかった。
いた制御信号のやりとりによりファクシミリメッセージ
の送受信を行うファクシミリ装置、例えばITU−T勧
告T.30の規定に従うG(グループ)3のファクシミ
リ装置においては、親展送信を行うための制御信号が規
定されていなかったために、標準では親展送信を行うこ
とができなかった。
【0005】そのため、従来は、G3のファクシミリ装
置で親展送信/受信を実現するために、同一メーカの装
置間において、非標準機能識別信号NSFにより親展受
信機能があることを受信側装置が送信側装置に通知し、
その通知を受けて送信側装置が非標準機能設定信号NS
Sにより親展送信である旨を受信側装置に通知してから
ファクシミリメッセージを送信し、受信側装置は、受信
したファクシミリメッセージを無条件にプロッタにより
記録紙に記録するのではなく、メモリに蓄積しておき、
後に、所定の操作により、予め受信側装置において登録
しておいた親展IDと同一の番号が入力されたときに初
めて親展受信したファクシミリメッセージをメモリから
読み出してプロッタにより記録紙に記録する、通常親展
送信/受信機能を非標準で備えるものがあった。
置で親展送信/受信を実現するために、同一メーカの装
置間において、非標準機能識別信号NSFにより親展受
信機能があることを受信側装置が送信側装置に通知し、
その通知を受けて送信側装置が非標準機能設定信号NS
Sにより親展送信である旨を受信側装置に通知してから
ファクシミリメッセージを送信し、受信側装置は、受信
したファクシミリメッセージを無条件にプロッタにより
記録紙に記録するのではなく、メモリに蓄積しておき、
後に、所定の操作により、予め受信側装置において登録
しておいた親展IDと同一の番号が入力されたときに初
めて親展受信したファクシミリメッセージをメモリから
読み出してプロッタにより記録紙に記録する、通常親展
送信/受信機能を非標準で備えるものがあった。
【0006】それにより、送信側装置から親展送信した
ファクシミリメッセージは、受信側装置において予め登
録された親展IDを知っているユーザのみがとりだすこ
とができる。
ファクシミリメッセージは、受信側装置において予め登
録された親展IDを知っているユーザのみがとりだすこ
とができる。
【0007】また、従来は、G3のファクシミリ装置で
親展送信/受信を実現するために、同一メーカの装置間
において、非標準機能識別信号NSFにより親展受信機
能があることを受信側装置が送信側装置に通知し、その
通知を受けて送信側装置が非標準機能設定信号NSSに
より親展IDを受信側装置に通知してからファクシミリ
メッセージを送信し、受信側装置は、受信したファクシ
ミリメッセージを無条件にプロッタにより記録紙に記録
するのではなく、メモリに蓄積しておき、後に、所定の
操作により、送信側装置から通知された親展IDと同一
の番号が入力されたときに初めて該当するファクシミリ
メッセージをメモリから読み出してプロッタにより記録
紙に記録する、いわゆるパーソナル親展送信/受信機能
を非標準で備えるものがあった。
親展送信/受信を実現するために、同一メーカの装置間
において、非標準機能識別信号NSFにより親展受信機
能があることを受信側装置が送信側装置に通知し、その
通知を受けて送信側装置が非標準機能設定信号NSSに
より親展IDを受信側装置に通知してからファクシミリ
メッセージを送信し、受信側装置は、受信したファクシ
ミリメッセージを無条件にプロッタにより記録紙に記録
するのではなく、メモリに蓄積しておき、後に、所定の
操作により、送信側装置から通知された親展IDと同一
の番号が入力されたときに初めて該当するファクシミリ
メッセージをメモリから読み出してプロッタにより記録
紙に記録する、いわゆるパーソナル親展送信/受信機能
を非標準で備えるものがあった。
【0008】それにより、送信側装置から親展送信した
ファクシミリメッセージは、受信側装置において、送信
側装置のユーザから教えられた親展IDを知っているユ
ーザのみがとりだすことができる。
ファクシミリメッセージは、受信側装置において、送信
側装置のユーザから教えられた親展IDを知っているユ
ーザのみがとりだすことができる。
【0009】このように、従来のG3のファクシミリ装
置においては、非標準の手順を各メーカが独自に取り決
めることで、親展送信/受信機能を実現していた。
置においては、非標準の手順を各メーカが独自に取り決
めることで、親展送信/受信機能を実現していた。
【0010】一方、近年、ITU−T勧告T.30にお
いて、サブアドレス信号SUB、パスワード信号PWD
等の新たな制御信号が追加され、送信側装置がファクシ
ミリメッセージの送信の際にサブアドレス信号SUBや
パスワード信号PWDにより親展IDを受信側装置に送
信し、受信側装置が、受信したファクシミリメッセージ
をサブアドレス信号SUBやパスワード信号PWDによ
り受信した親展IDと併せてメモリ蓄積しておいて、後
に親展受信したファクシミリメッセージに対応する親展
IDと同一の番号が入力されたときに初めて該当するフ
ァクシミリメッセージをメモリから読み出してプロッタ
により記録紙に記録する、標準の親展送信/受信機能が
実現可能となった。
いて、サブアドレス信号SUB、パスワード信号PWD
等の新たな制御信号が追加され、送信側装置がファクシ
ミリメッセージの送信の際にサブアドレス信号SUBや
パスワード信号PWDにより親展IDを受信側装置に送
信し、受信側装置が、受信したファクシミリメッセージ
をサブアドレス信号SUBやパスワード信号PWDによ
り受信した親展IDと併せてメモリ蓄積しておいて、後
に親展受信したファクシミリメッセージに対応する親展
IDと同一の番号が入力されたときに初めて該当するフ
ァクシミリメッセージをメモリから読み出してプロッタ
により記録紙に記録する、標準の親展送信/受信機能が
実現可能となった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した、非標準の通
常親展送信機能、非標準のパーソナル親展送信機能、標
準の親展送信機能の各親展送信機能の実現のためには、
各親展送信機能に対応した、親展送信操作を行わなけれ
ばならない。それは、受信側装置となり得る多数のファ
クシミリ装置は、非標準の通常親展受信機能、非標準の
パーソナル親展受信機能、また/及び、標準の親展受信
機能に対応している送信側装置と同一メーカのものであ
ったり、標準の親展受信機能は少なくとも備えている、
送信側装置とは別メーカのものであったりして、単一の
親展送信機能では対応できず、これからファクシミリメ
ッセージを送信しようする受信側装置が備える親展受信
機能に親展送信機能を適合させる必要があるためであ
る。
常親展送信機能、非標準のパーソナル親展送信機能、標
準の親展送信機能の各親展送信機能の実現のためには、
各親展送信機能に対応した、親展送信操作を行わなけれ
ばならない。それは、受信側装置となり得る多数のファ
クシミリ装置は、非標準の通常親展受信機能、非標準の
パーソナル親展受信機能、また/及び、標準の親展受信
機能に対応している送信側装置と同一メーカのものであ
ったり、標準の親展受信機能は少なくとも備えている、
送信側装置とは別メーカのものであったりして、単一の
親展送信機能では対応できず、これからファクシミリメ
ッセージを送信しようする受信側装置が備える親展受信
機能に親展送信機能を適合させる必要があるためであ
る。
【0012】具体的には、送信側装置において、ユーザ
が、送信側装置と同一メーカの受信側装置に対して、メ
ーカ独自の非標準の通常親展送信を行うめには、通常親
展送信のモードを所定の操作により起動して、受信側装
置の宛先番号を指定して、ファクシミリ送信を開始させ
る必要がある。また、ユーザが、送信側装置と同一メー
カの受信側装置に対して、メーカ独自の非標準のパーソ
ナル親展送信を行うめには、パーソナル親展送信のモー
ドを所定の操作により起動して、受信側装置の宛先番号
を指定すると共に、パーソナル親展IDを入力して、フ
ァクシミリ送信を開始させる必要がある。また、ユーザ
が、受信側装置に対して、メーカを問わない標準の親展
送信を行うめには、標準親展送信のモードを所定の操作
により起動して、受信側装置の宛先番号を指定すると共
に、親展IDとなるサブアドレスやパスワードを入力し
て、ファクシミリ送信を開始させる必要がある。
が、送信側装置と同一メーカの受信側装置に対して、メ
ーカ独自の非標準の通常親展送信を行うめには、通常親
展送信のモードを所定の操作により起動して、受信側装
置の宛先番号を指定して、ファクシミリ送信を開始させ
る必要がある。また、ユーザが、送信側装置と同一メー
カの受信側装置に対して、メーカ独自の非標準のパーソ
ナル親展送信を行うめには、パーソナル親展送信のモー
ドを所定の操作により起動して、受信側装置の宛先番号
を指定すると共に、パーソナル親展IDを入力して、フ
ァクシミリ送信を開始させる必要がある。また、ユーザ
が、受信側装置に対して、メーカを問わない標準の親展
送信を行うめには、標準親展送信のモードを所定の操作
により起動して、受信側装置の宛先番号を指定すると共
に、親展IDとなるサブアドレスやパスワードを入力し
て、ファクシミリ送信を開始させる必要がある。
【0013】このように、送信側装置において正常な親
展送信を行うためには、これからファクシミリメッセー
ジを送信しようとする受信側装置が備える非標準/標準
親展受信機能を正確に認識して、受信側装置が実際に備
えているの親展受信機能に適合する親展送信機能に対応
する親展送信操作を選択して行わなければならない。
展送信を行うためには、これからファクシミリメッセー
ジを送信しようとする受信側装置が備える非標準/標準
親展受信機能を正確に認識して、受信側装置が実際に備
えているの親展受信機能に適合する親展送信機能に対応
する親展送信操作を選択して行わなければならない。
【0014】逆にいえば、これからファクシミリメッセ
ージを送信しようとする受信側装置が備える非標準/標
準親展受信機能を正確に認識していないと、親展送信を
行うことができず、また、正確に認識していたつもりで
も、実際には間違っていて、受信側装置から所定の「親
展機能あり」の通知がなく、親展送信が失敗に終わって
しまうことになる。
ージを送信しようとする受信側装置が備える非標準/標
準親展受信機能を正確に認識していないと、親展送信を
行うことができず、また、正確に認識していたつもりで
も、実際には間違っていて、受信側装置から所定の「親
展機能あり」の通知がなく、親展送信が失敗に終わって
しまうことになる。
【0015】つまり、従来のファクシミリ装置において
親展送信を行う場合、受信側装置が備える標準/非標準
の親展受信機能に適合する親展送信機能に対応する親展
送信操作を意識的に選択して行う必要があるために、親
展送信操作が煩雑になってしまい、また、受信側装置が
備える親展受信機能に適合しない親展送信機能に対応す
る親展送信操作を誤って選択してしまい、親展送信が失
敗してしまうことがあるという問題点があった。
親展送信を行う場合、受信側装置が備える標準/非標準
の親展受信機能に適合する親展送信機能に対応する親展
送信操作を意識的に選択して行う必要があるために、親
展送信操作が煩雑になってしまい、また、受信側装置が
備える親展受信機能に適合しない親展送信機能に対応す
る親展送信操作を誤って選択してしまい、親展送信が失
敗してしまうことがあるという問題点があった。
【0016】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、受信側装置の親展受信機能の種別によらず、単一
の親展送信操作で確実な親展送信を行うことができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
あり、受信側装置の親展受信機能の種別によらず、単一
の親展送信操作で確実な親展送信を行うことができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、所定の伝送制
御手順に基づいた制御信号のやりとりにより受信側装置
にファクシミリメッセージを送信する際に、前記所定の
伝送制御手順において標準の親展IDを親展ID通知用
の標準の制御信号により受信側装置に通知する標準親展
送信機能、及び、前記所定の伝送制御手順において非標
準の親展IDを所定の制御信号により受信側装置に通知
する非標準パーソナル親展送信機能を少なくとも備えた
ファクシミリ装置において、前記非標準パーソナル親展
送信機能に対応した親展IDの入力を伴う送信操作を受
け入れる親展送信操作入力手段と、その親展送信操作入
力手段により送信操作入力がなされると、受信側装置に
発呼し、前記所定の伝送制御手順に基づく制御信号のや
りとりにより当該受信側装置から通知される当該受信側
装置の標準・非標準の親展受信機能に応じて、前記親展
送信操作入力手段により入力された親展IDを、前記親
展ID通知用の標準の制御信号により当該受信側装置に
通知するか、または、所定の制御信号により非標準の親
展IDとして当該受信側装置に通知する親展送信制御手
段とを備えたことを特徴とする。
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、所定の伝送制
御手順に基づいた制御信号のやりとりにより受信側装置
にファクシミリメッセージを送信する際に、前記所定の
伝送制御手順において標準の親展IDを親展ID通知用
の標準の制御信号により受信側装置に通知する標準親展
送信機能、及び、前記所定の伝送制御手順において非標
準の親展IDを所定の制御信号により受信側装置に通知
する非標準パーソナル親展送信機能を少なくとも備えた
ファクシミリ装置において、前記非標準パーソナル親展
送信機能に対応した親展IDの入力を伴う送信操作を受
け入れる親展送信操作入力手段と、その親展送信操作入
力手段により送信操作入力がなされると、受信側装置に
発呼し、前記所定の伝送制御手順に基づく制御信号のや
りとりにより当該受信側装置から通知される当該受信側
装置の標準・非標準の親展受信機能に応じて、前記親展
送信操作入力手段により入力された親展IDを、前記親
展ID通知用の標準の制御信号により当該受信側装置に
通知するか、または、所定の制御信号により非標準の親
展IDとして当該受信側装置に通知する親展送信制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項2記載のファクシミリ装置は、所定
の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりにより受
信側装置にファクシミリメッセージを送信する際に、前
記所定の伝送制御手順において標準の親展IDを親展I
D通知用の標準の制御信号により受信側装置に通知する
標準親展送信機能、及び、前記所定の伝送制御手順にお
いて非標準の通常親展送信である旨を示す特定の親展I
Dを所定の制御信号により受信側装置に通知する非標準
通常親展送信機能を少なくとも備えたファクシミリ装置
において、前記非標準通常親展送信機能に対応した通信
親展送信を指定する入力を伴う送信操作を受け入れる親
展送信操作入力手段と、その親展送信操作入力手段によ
り送信操作入力がなされると、受信側装置に発呼し、前
記所定の伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりによ
り当該受信側装置から通知される当該受信側装置の標準
・非標準の親展受信機能に応じて、前記親展送信操作入
力手段により通信親展送信が指定されたことを示す前記
特定の親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制御信
号により当該受信側装置に通知するか、または、所定の
制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側装置
に通知する親展送信制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりにより受
信側装置にファクシミリメッセージを送信する際に、前
記所定の伝送制御手順において標準の親展IDを親展I
D通知用の標準の制御信号により受信側装置に通知する
標準親展送信機能、及び、前記所定の伝送制御手順にお
いて非標準の通常親展送信である旨を示す特定の親展I
Dを所定の制御信号により受信側装置に通知する非標準
通常親展送信機能を少なくとも備えたファクシミリ装置
において、前記非標準通常親展送信機能に対応した通信
親展送信を指定する入力を伴う送信操作を受け入れる親
展送信操作入力手段と、その親展送信操作入力手段によ
り送信操作入力がなされると、受信側装置に発呼し、前
記所定の伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりによ
り当該受信側装置から通知される当該受信側装置の標準
・非標準の親展受信機能に応じて、前記親展送信操作入
力手段により通信親展送信が指定されたことを示す前記
特定の親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制御信
号により当該受信側装置に通知するか、または、所定の
制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側装置
に通知する親展送信制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】請求項3記載のファクシミリ装置は、所定
の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりにより受
信側装置にファクシミリメッセージを送信する際に、前
記所定の伝送制御手順において標準の親展IDを親展I
D通知用の標準の制御信号により受信側装置に通知する
標準親展送信機能、及び、前記所定の伝送制御手順にお
いて非標準の親展IDを所定の制御信号により受信側装
置に通知する非標準パーソナル親展送信機能を少なくと
も備えたファクシミリ装置において、前記標準親展送信
機能に対応した親展IDの入力を伴う送信操作を受け入
れる親展送信操作入力手段と、その親展送信操作入力手
段により送信操作入力がなされると、受信側装置に発呼
し、前記所定の伝送制御手順に基づく制御信号のやりと
りにより当該受信側装置から通知される当該受信側装置
の標準・非標準の親展受信機能に応じて、前記親展送信
操作入力手段により入力された親展IDを、前記親展I
D通知用の標準の制御信号により当該受信側装置に通知
するか、または、所定の制御信号により非標準の親展I
Dとして当該受信側装置に通知する親展送信制御手段と
を備えたことを特徴とする。
の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりにより受
信側装置にファクシミリメッセージを送信する際に、前
記所定の伝送制御手順において標準の親展IDを親展I
D通知用の標準の制御信号により受信側装置に通知する
標準親展送信機能、及び、前記所定の伝送制御手順にお
いて非標準の親展IDを所定の制御信号により受信側装
置に通知する非標準パーソナル親展送信機能を少なくと
も備えたファクシミリ装置において、前記標準親展送信
機能に対応した親展IDの入力を伴う送信操作を受け入
れる親展送信操作入力手段と、その親展送信操作入力手
段により送信操作入力がなされると、受信側装置に発呼
し、前記所定の伝送制御手順に基づく制御信号のやりと
りにより当該受信側装置から通知される当該受信側装置
の標準・非標準の親展受信機能に応じて、前記親展送信
操作入力手段により入力された親展IDを、前記親展I
D通知用の標準の制御信号により当該受信側装置に通知
するか、または、所定の制御信号により非標準の親展I
Dとして当該受信側装置に通知する親展送信制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。
【0022】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、画像メモリ7、符号化復号化部8、操作表示
部9、モデム10、網制御部11、及び、システムバス
12により構成されている。
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、画像メモリ7、符号化復号化部8、操作表示
部9、モデム10、網制御部11、及び、システムバス
12により構成されている。
【0023】システム制御部2は、ROM3書き込まれ
た制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として
使用しながら、装置各部を制御するものである。
た制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として
使用しながら、装置各部を制御するものである。
【0024】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、R
OM3には、各文字コードにフォントデータを対応付け
たフォントテーブル3aが記憶されていて、システム制
御部2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォン
トテーブル3aを参照する。
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、R
OM3には、各文字コードにフォントデータを対応付け
たフォントテーブル3aが記憶されていて、システム制
御部2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォン
トテーブル3aを参照する。
【0025】RAM4は、前述したようにシステム制御
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。なお、RAM4は、図示しないバックアップ
用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時
にも記憶内容は保持される。
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。なお、RAM4は、図示しないバックアップ
用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時
にも記憶内容は保持される。
【0026】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0027】画像メモリ7は、スキャナ5で読み取った
画情報を、メモリ送信するために一時的にファイルとし
て蓄積したり、受信した画情報を、プロッタ6により記
録するまでファイルとして一時的に蓄積したりするため
のものである。
画情報を、メモリ送信するために一時的にファイルとし
て蓄積したり、受信した画情報を、プロッタ6により記
録するまでファイルとして一時的に蓄積したりするため
のものである。
【0028】符号化復号化部8は、送信画像データを、
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符
号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の
復号化方式で復号伸長するものである。
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符
号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の
復号化方式で復号伸長するものである。
【0029】操作表示部9は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される
一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するも
のである。
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される
一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するも
のである。
【0030】図2に、本実施の形態と直接関係する部分
以外は、図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したりする際の番号入力のために
用いられるものである。[Yes]キー9b及び[N
o]キー9cは、ユーザに決定または取消の各種選択を
させるためのキーである。[ストップ]キー9dは、各
種動作の強制的な停止を指示するためのものである。
[スタート]キー9eは、ファクシミリ送信動作の開始
や、コピー動作の開始を指示するためのものである。
[ファンクション]キー9fは、ワンタッチダイヤルの
登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユーザパラメータ
の設定機能や、ファクシミリ装置1の標準的なファクシ
ミリ装置としての機能以外の、時刻指定送信、部門コー
ド指定送信、親展送信等の拡張的な機能を呼び出すため
のもので、この[ファンクション]キー9fを押下し
て、テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入力
することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。
以外は、図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したりする際の番号入力のために
用いられるものである。[Yes]キー9b及び[N
o]キー9cは、ユーザに決定または取消の各種選択を
させるためのキーである。[ストップ]キー9dは、各
種動作の強制的な停止を指示するためのものである。
[スタート]キー9eは、ファクシミリ送信動作の開始
や、コピー動作の開始を指示するためのものである。
[ファンクション]キー9fは、ワンタッチダイヤルの
登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユーザパラメータ
の設定機能や、ファクシミリ装置1の標準的なファクシ
ミリ装置としての機能以外の、時刻指定送信、部門コー
ド指定送信、親展送信等の拡張的な機能を呼び出すため
のもので、この[ファンクション]キー9fを押下し
て、テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入力
することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。
【0031】カーソルキー群9gは、[下矢印]キー9
gd、[左矢印]キー9gl、[右矢印]キー9gr、
及び、[上矢印]キー9guにより構成されている。
[下矢印]キー9gd及び[上矢印]キー9guは、各
キーの押下に応じて、表示器9hの表示内容を変更した
り、表示内容を上下にスクロールしたりするものであ
る。また、[左矢印]キー9gl及び[右矢印]キー9
grは、各キーの押下に応じて、表示器8hに表示され
た項目や機能等を選択するものである。表示器9hは、
ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセー
ジを表示するものである。
gd、[左矢印]キー9gl、[右矢印]キー9gr、
及び、[上矢印]キー9guにより構成されている。
[下矢印]キー9gd及び[上矢印]キー9guは、各
キーの押下に応じて、表示器9hの表示内容を変更した
り、表示内容を上下にスクロールしたりするものであ
る。また、[左矢印]キー9gl及び[右矢印]キー9
grは、各キーの押下に応じて、表示器8hに表示され
た項目や機能等を選択するものである。表示器9hは、
ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセー
ジを表示するものである。
【0032】図1に戻って、モデム10は、G3ファク
シミリモデムであり、網制御部11を介して公衆網に送
信するデータを変調する一方、網制御部11を介して公
衆網から受信した信号を復調するものである。また、モ
デム10は、入力されたダイヤル番号に対応してDTM
F信号の送出も行う。網制御部11は、公衆網に接続さ
れて、回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反
転の検出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートー
ン(話し中)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等
の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うも
のである。システムバス12は、上記各部がデータをや
り取りするための信号ラインである。
シミリモデムであり、網制御部11を介して公衆網に送
信するデータを変調する一方、網制御部11を介して公
衆網から受信した信号を復調するものである。また、モ
デム10は、入力されたダイヤル番号に対応してDTM
F信号の送出も行う。網制御部11は、公衆網に接続さ
れて、回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反
転の検出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートー
ン(話し中)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等
の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うも
のである。システムバス12は、上記各部がデータをや
り取りするための信号ラインである。
【0033】ここで、本発明に係る送信処理手順を説明
する前に、従来の、親展送信を含む送信処理手順を、フ
ァクシミリ装置1において行う場合について、図3を参
照して説明する。
する前に、従来の、親展送信を含む送信処理手順を、フ
ァクシミリ装置1において行う場合について、図3を参
照して説明する。
【0034】同図において、システム制御部2は、スキ
ャナ5に原稿がセットされるかを監視し(判断101の
Noループ)、原稿がセットされると(判断101のY
es)、[ファンクション]キー9fの押下と、テンキ
ー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作により、
通常/パーソナル親展送信のモードが起動されるか、
[ファンクション]キー9fの押下と、テンキー9aに
よる番号「18」の入力の組合せ操作により、SUB親
展送信のモードが起動されるか、または、テンキー9a
による送信宛先番号の直接入力や、図示しないワンタッ
チダイヤルキー、短縮キーによるワンタッチダイヤルま
たは短縮ダイヤルによる指定入力により、送信宛先が指
定されるかを監視する(判断102のNo、判断103
のNo、判断104のNoループ)。
ャナ5に原稿がセットされるかを監視し(判断101の
Noループ)、原稿がセットされると(判断101のY
es)、[ファンクション]キー9fの押下と、テンキ
ー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作により、
通常/パーソナル親展送信のモードが起動されるか、
[ファンクション]キー9fの押下と、テンキー9aに
よる番号「18」の入力の組合せ操作により、SUB親
展送信のモードが起動されるか、または、テンキー9a
による送信宛先番号の直接入力や、図示しないワンタッ
チダイヤルキー、短縮キーによるワンタッチダイヤルま
たは短縮ダイヤルによる指定入力により、送信宛先が指
定されるかを監視する(判断102のNo、判断103
のNo、判断104のNoループ)。
【0035】そして、宛先の指定入力があった場合は
(判断104のYes)、送信宛先のみを指定する通常
の送信モードが起動されたことになるため、送信開始を
指示する[スタート]キー9eが押下されるのを監視し
(判断105のNoループ)、[スタート]キー9eが
押下されると(判断105のYes)、判断104で指
定された宛先に発呼し(処理106)、回線が接続され
た受信側装置との間でG3ファクシミリプロトコルに基
づいた制御信号をやりとりしつつファクシミリメッセー
ジを送信する通常送信処理を行う(処理107)。
(判断104のYes)、送信宛先のみを指定する通常
の送信モードが起動されたことになるため、送信開始を
指示する[スタート]キー9eが押下されるのを監視し
(判断105のNoループ)、[スタート]キー9eが
押下されると(判断105のYes)、判断104で指
定された宛先に発呼し(処理106)、回線が接続され
た受信側装置との間でG3ファクシミリプロトコルに基
づいた制御信号をやりとりしつつファクシミリメッセー
ジを送信する通常送信処理を行う(処理107)。
【0036】[ファンクション]キー9fの押下と、テ
ンキー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作によ
り、通常/パーソナル親展送信のモードが起動された場
合は(判断102のYes)、通常/パーソナル親展送
信操作手順を行い(処理108)、指定された宛先に発
呼し(処理109)、回線が接続された受信側装置との
間で通常/パーソナル親展送信処理を行う(処理11
0)。
ンキー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作によ
り、通常/パーソナル親展送信のモードが起動された場
合は(判断102のYes)、通常/パーソナル親展送
信操作手順を行い(処理108)、指定された宛先に発
呼し(処理109)、回線が接続された受信側装置との
間で通常/パーソナル親展送信処理を行う(処理11
0)。
【0037】[ファンクション]キー9fの押下と、テ
ンキー9aによる番号「18」の入力の組合せ操作によ
り、SUB親展送信のモードが起動された場合は(判断
103のYes)、SUB親展送信操作手順を行い(処
理111)、指定された宛先に発呼し(処理112)、
回線が接続された受信側装置との間でSUB親展送信処
理を行う(処理113)。
ンキー9aによる番号「18」の入力の組合せ操作によ
り、SUB親展送信のモードが起動された場合は(判断
103のYes)、SUB親展送信操作手順を行い(処
理111)、指定された宛先に発呼し(処理112)、
回線が接続された受信側装置との間でSUB親展送信処
理を行う(処理113)。
【0038】処理108の通常/パーソナル親展送信操
作手順は、ファクシミリメッセージの送信の際にG3フ
ァクシミリプロトコルにおいて非標準の通常親展送信で
ある旨を通知し、その通知を受けた通常親展受信機能を
備えた受信側装置が、受信したファクシミリメッセージ
をいったんメモリに蓄積して、後に、予め登録された所
定の番号(例えば、1234)が入力されたときに初め
てプロッタ6で記録出力する通常親展送信機能、及び、
ファクシミリメッセージの送信の際にG3ファクシミリ
プロトコルにおいて非標準のパーソナル親展送信のため
の親展IDを通知し、その通知を受けた受信側装置が、
受信したファクシミリメッセージをいったんメモリに蓄
積して、後に、送信側装置から通知された親展IDと同
一の番号が入力されたときに、初めてメモリに蓄積して
いた該当するファクシミリメッセージをプロッタ6で記
録出力するパーソナル親展送信機能を起動するためのも
のである。
作手順は、ファクシミリメッセージの送信の際にG3フ
ァクシミリプロトコルにおいて非標準の通常親展送信で
ある旨を通知し、その通知を受けた通常親展受信機能を
備えた受信側装置が、受信したファクシミリメッセージ
をいったんメモリに蓄積して、後に、予め登録された所
定の番号(例えば、1234)が入力されたときに初め
てプロッタ6で記録出力する通常親展送信機能、及び、
ファクシミリメッセージの送信の際にG3ファクシミリ
プロトコルにおいて非標準のパーソナル親展送信のため
の親展IDを通知し、その通知を受けた受信側装置が、
受信したファクシミリメッセージをいったんメモリに蓄
積して、後に、送信側装置から通知された親展IDと同
一の番号が入力されたときに、初めてメモリに蓄積して
いた該当するファクシミリメッセージをプロッタ6で記
録出力するパーソナル親展送信機能を起動するためのも
のである。
【0039】処理108の通常/パーソナル親展送信操
作手順の具体的な処理手順について、図4及び図5を参
照して説明する。
作手順の具体的な処理手順について、図4及び図5を参
照して説明する。
【0040】図4において、システム制御部2は、先
ず、表示器9hに、図6に示す表示D1を表示すること
で、現在親展送信モード(非標準)である旨を示すと共
に、送信宛先となる受信側装置のファックス番号の指定
を促し、また、[下矢印]キー9gdを押下すること
で、付加機能を呼び出せることを示す(処理201)。
ず、表示器9hに、図6に示す表示D1を表示すること
で、現在親展送信モード(非標準)である旨を示すと共
に、送信宛先となる受信側装置のファックス番号の指定
を促し、また、[下矢印]キー9gdを押下すること
で、付加機能を呼び出せることを示す(処理201)。
【0041】そして、宛先の指定がテンキー9a等によ
りなされるか、または、[下矢印]キー9gdが押下さ
れるかを監視する(判断202のNo、判断203のN
oループ)。
りなされるか、または、[下矢印]キー9gdが押下さ
れるかを監視する(判断202のNo、判断203のN
oループ)。
【0042】そして、宛先が指定された場合は(判断2
02のYes)、次に[スタート]キー9eが押下され
るかを監視し(判断204のNoループ)、押下される
と(判断204のYes)、非標準の通常親展送信操作
が完了する。
02のYes)、次に[スタート]キー9eが押下され
るかを監視し(判断204のNoループ)、押下される
と(判断204のYes)、非標準の通常親展送信操作
が完了する。
【0043】[下矢印]キー9gdが押下された場合は
(判断203のYes)、更に、表示器9hに、図6に
示す表示D2を表示することで、番号「04」を入力す
めば、親展IDの入力モードになる旨を示す(処理20
5)。
(判断203のYes)、更に、表示器9hに、図6に
示す表示D2を表示することで、番号「04」を入力す
めば、親展IDの入力モードになる旨を示す(処理20
5)。
【0044】そして、番号「04」の入力があるか、ま
たは、その他の番号が入力されるかを監視し(判断20
6のNo、判断207のNoループ)、その他の番号が
入力された場合は、入力された各番号に対応した本実施
の形態とは関係しない処理を行うが(処理208)、番
号「04」が入力された場合は、図5に移って、表示器
9hに、図6に示すように表示D3を表示することで、
パーソナル親展IDの入力モードである旨を示すと共
に、パーソナル親展IDの入力を促す(処理209)。
たは、その他の番号が入力されるかを監視し(判断20
6のNo、判断207のNoループ)、その他の番号が
入力された場合は、入力された各番号に対応した本実施
の形態とは関係しない処理を行うが(処理208)、番
号「04」が入力された場合は、図5に移って、表示器
9hに、図6に示すように表示D3を表示することで、
パーソナル親展IDの入力モードである旨を示すと共
に、パーソナル親展IDの入力を促す(処理209)。
【0045】パーソナル親展IDのテンキー9aによる
入力が開始されると表示器9hに図6に示す表示D4を
表示しつつパーソナル親展IDの入力処理を、[Ye
s]キー9bが押下されるまで継続し(処理210、判
断211のNoループ)、[Yes]キー9bが押下さ
れて4桁のパーソナル親展IDが確定すると、表示器9
hに、図6に示す表示D1を表示することで、送信宛先
となる受信側装置のファックス番号の指定を促す(処理
212)。
入力が開始されると表示器9hに図6に示す表示D4を
表示しつつパーソナル親展IDの入力処理を、[Ye
s]キー9bが押下されるまで継続し(処理210、判
断211のNoループ)、[Yes]キー9bが押下さ
れて4桁のパーソナル親展IDが確定すると、表示器9
hに、図6に示す表示D1を表示することで、送信宛先
となる受信側装置のファックス番号の指定を促す(処理
212)。
【0046】そして、宛先の指定がテンキー9a等によ
りなされるかを監視する(判断213のNoループ)、
宛先が指定されると(判断213のYes)、次に[ス
タート]キー9eが押下されるかを監視し(判断214
のNoループ)、押下されると(判断214のYe
s)、非標準のパーソナル親展送信操作が完了する。
りなされるかを監視する(判断213のNoループ)、
宛先が指定されると(判断213のYes)、次に[ス
タート]キー9eが押下されるかを監視し(判断214
のNoループ)、押下されると(判断214のYe
s)、非標準のパーソナル親展送信操作が完了する。
【0047】このようにして、処理108の通常/パー
ソナル親展送信操作手順が完了すると、通常親展送信ま
たはパーソナル親展送信が起動されることになる。な
お、本実施の形態では、通常親展送信操作手順と、パー
ソナル親展送信操作手順とを通常/パーソナル親展送信
操作手順に統合して、非標準の親展送信操作の操作性を
高めているが、通常親展送信操作手順及びパーソナル親
展送信操作手順のそれぞれを独立させて、各手順に個別
のファンクション番号を対応つけることで、[ファンク
ション]キー9fの押下操作と、ファンクション番号の
入力操作の組合せ操作で、個別に呼び出せるようにして
もよい。
ソナル親展送信操作手順が完了すると、通常親展送信ま
たはパーソナル親展送信が起動されることになる。な
お、本実施の形態では、通常親展送信操作手順と、パー
ソナル親展送信操作手順とを通常/パーソナル親展送信
操作手順に統合して、非標準の親展送信操作の操作性を
高めているが、通常親展送信操作手順及びパーソナル親
展送信操作手順のそれぞれを独立させて、各手順に個別
のファンクション番号を対応つけることで、[ファンク
ション]キー9fの押下操作と、ファンクション番号の
入力操作の組合せ操作で、個別に呼び出せるようにして
もよい。
【0048】処理108が行われて、通常親展送信また
はパーソナル親展親展送信が起動されると、システム制
御部2は、処理109において、判断202または判断
213で指定された公衆網上の送信宛先に発呼し、処理
110で通常/パーソナル親展送信処理を行う。
はパーソナル親展親展送信が起動されると、システム制
御部2は、処理109において、判断202または判断
213で指定された公衆網上の送信宛先に発呼し、処理
110で通常/パーソナル親展送信処理を行う。
【0049】ここで、処理110の、通常/パーソナル
親展送信処理の具体的な通信シーケンスにいて、図7を
参照して説明する。
親展送信処理の具体的な通信シーケンスにいて、図7を
参照して説明する。
【0050】同図に示す通信シーケンスは、共通シーケ
ンスScと、その共通シーケンスScから条件に応じて
分岐する、個別シーケンスS1、S2、及び、S3によ
り構成されている。
ンスScと、その共通シーケンスScから条件に応じて
分岐する、個別シーケンスS1、S2、及び、S3によ
り構成されている。
【0051】また、同図に示す通信シーケンスにおい
て、送信側は、少なくとも非標準の通常/パーソナル親
展送信機能を備えたファクシミリ装置1であり、受信側
は、送信側と同一メーカの装置で、非標準の通常/パー
ソナル親展受信機能を備えたものであるか、または、他
メーカの装置で、非標準の通常/パーソナル親展受信機
能を備えていないものである。ただし、送信側で非標準
の通常/パーソナル親展送信操作手順が行われるのは、
受信側が通常/パーソナル親展受信機能を備えていると
分かっている場合であるため、受信側装置が、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能を備えていないものとな
るのは、受信側装置が他メーカのものであるのに送信側
ユーザの勘違いにより非標準の通常/パーソナル親展送
信操作手順が行われたか、または、受信側装置が同一メ
ーカのものであっても、受信用メモリが満杯であるよう
な場合である。
て、送信側は、少なくとも非標準の通常/パーソナル親
展送信機能を備えたファクシミリ装置1であり、受信側
は、送信側と同一メーカの装置で、非標準の通常/パー
ソナル親展受信機能を備えたものであるか、または、他
メーカの装置で、非標準の通常/パーソナル親展受信機
能を備えていないものである。ただし、送信側で非標準
の通常/パーソナル親展送信操作手順が行われるのは、
受信側が通常/パーソナル親展受信機能を備えていると
分かっている場合であるため、受信側装置が、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能を備えていないものとな
るのは、受信側装置が他メーカのものであるのに送信側
ユーザの勘違いにより非標準の通常/パーソナル親展送
信操作手順が行われたか、または、受信側装置が同一メ
ーカのものであっても、受信用メモリが満杯であるよう
な場合である。
【0052】さて、同図に示す通信シーケンスにおい
て、送信側から受信側に発呼して回線が接続されると、
共通シーケンスScにおいて、受信側が送信側に被呼局
識別信号CEDを送出すると共に、非標準機能識別信号
NSF及びディジタル識別信号DISを送出する。その
際に、受信側が送信側と同一メーカのもので非標準の通
常/パーソナル親展受信機能を備えていれば、非標準機
能識別信号NSFの情報フィールドの所定のビットを立
てることで、その旨が送信側に通知され、受信側が他メ
ーカのもので、非標準の通常/パーソナル親展受信機能
を備えていなければ、備えている旨は当然通知されな
い。
て、送信側から受信側に発呼して回線が接続されると、
共通シーケンスScにおいて、受信側が送信側に被呼局
識別信号CEDを送出すると共に、非標準機能識別信号
NSF及びディジタル識別信号DISを送出する。その
際に、受信側が送信側と同一メーカのもので非標準の通
常/パーソナル親展受信機能を備えていれば、非標準機
能識別信号NSFの情報フィールドの所定のビットを立
てることで、その旨が送信側に通知され、受信側が他メ
ーカのもので、非標準の通常/パーソナル親展受信機能
を備えていなければ、備えている旨は当然通知されな
い。
【0053】そこで、送信側は、非標準機能識別信号N
SFにより、受信側が非標準の通常/パーソナル親展受
信機能を備えていないと通知された場合は、個別シーケ
ンスS3に移行し、切断命令信号DCNを受信側に送出
して、強制的に呼を切断して、送信側ユーザが親展送信
したいと望むファクシミリ文書が親展受信機能のないフ
ァクシミリ装置に送信されてしまうのを防ぐ。
SFにより、受信側が非標準の通常/パーソナル親展受
信機能を備えていないと通知された場合は、個別シーケ
ンスS3に移行し、切断命令信号DCNを受信側に送出
して、強制的に呼を切断して、送信側ユーザが親展送信
したいと望むファクシミリ文書が親展受信機能のないフ
ァクシミリ装置に送信されてしまうのを防ぐ。
【0054】また、処理110の通常/パーソナル親展
送信処理が、判断204がYesとなることにより、通
常親展送信操作により起動された場合は、個別シーケン
スS1に移行し、非標準機能設定信号NSSの情報フィ
ールドに、通常親展送信である旨を示す特別な固定値の
親展ID(本実施の形態では「0000」であるとす
る)を入れて、受信側に通知する。そして、その通知を
うけた受信側から受信準備確認信号CFRを受信する
と、送信側は非標準機能設定信号NSSを再度送出し
て、通信パラメータを設定し、設定したモデム速度でト
レーニングチェック信号TCFを送出し、受信側から受
信準備確認信号CFRを受信すると、プロッタ6にセッ
トされた原稿を読み取って得た画情報をファクシミリメ
ッセージとして送信する。以後の手順は、通常のファク
シミリ送信処理と同様である。受信側装置では、受信し
たファクシミリメッセージは、そのまま記録出力しない
で、通常親展受信したファクシミリメッセージとして、
後に所定の登録番号が入力されるまで、メモリに蓄積さ
れる。
送信処理が、判断204がYesとなることにより、通
常親展送信操作により起動された場合は、個別シーケン
スS1に移行し、非標準機能設定信号NSSの情報フィ
ールドに、通常親展送信である旨を示す特別な固定値の
親展ID(本実施の形態では「0000」であるとす
る)を入れて、受信側に通知する。そして、その通知を
うけた受信側から受信準備確認信号CFRを受信する
と、送信側は非標準機能設定信号NSSを再度送出し
て、通信パラメータを設定し、設定したモデム速度でト
レーニングチェック信号TCFを送出し、受信側から受
信準備確認信号CFRを受信すると、プロッタ6にセッ
トされた原稿を読み取って得た画情報をファクシミリメ
ッセージとして送信する。以後の手順は、通常のファク
シミリ送信処理と同様である。受信側装置では、受信し
たファクシミリメッセージは、そのまま記録出力しない
で、通常親展受信したファクシミリメッセージとして、
後に所定の登録番号が入力されるまで、メモリに蓄積さ
れる。
【0055】また、処理110の通常/パーソナル親展
送信処理が、判断214がYesとなることにより、パ
ーソナル親展送信操作により起動された場合は、個別シ
ーケンスS2に移行し、非標準機能設定信号NSSの情
報フィールドに、処理210で入力されたパーソナル親
展IDを入れて受信側に通知する。そして、その通知を
うけた受信側から受信準備確認信号CFRを受信する
と、送信側は非標準機能設定信号NSSを再度送出し
て、通信パラメータ設定し、設定したモデム速度でトレ
ーニングチェック信号TCFを送出し、受信側から受信
準備確認信号CFRを受信すると、プロッタ6にセット
された原稿を読み取って得た画情報をファクシミリメッ
セージとして送信する。以後の手順は、通常のファクシ
ミリ送信処理と同様である。
送信処理が、判断214がYesとなることにより、パ
ーソナル親展送信操作により起動された場合は、個別シ
ーケンスS2に移行し、非標準機能設定信号NSSの情
報フィールドに、処理210で入力されたパーソナル親
展IDを入れて受信側に通知する。そして、その通知を
うけた受信側から受信準備確認信号CFRを受信する
と、送信側は非標準機能設定信号NSSを再度送出し
て、通信パラメータ設定し、設定したモデム速度でトレ
ーニングチェック信号TCFを送出し、受信側から受信
準備確認信号CFRを受信すると、プロッタ6にセット
された原稿を読み取って得た画情報をファクシミリメッ
セージとして送信する。以後の手順は、通常のファクシ
ミリ送信処理と同様である。
【0056】受信側装置では、受信したファクシミリメ
ッセージは、そのまま記録出力しないで、パーソナル親
展受信したファクシミリメッセージとして、後に、送信
側から通知されたパーソナル親展IDと同一の番号が入
力されるまで、送信側から通知されたパーソナル親展I
Dと対応つけてメモリに蓄積される。
ッセージは、そのまま記録出力しないで、パーソナル親
展受信したファクシミリメッセージとして、後に、送信
側から通知されたパーソナル親展IDと同一の番号が入
力されるまで、送信側から通知されたパーソナル親展I
Dと対応つけてメモリに蓄積される。
【0057】このように、従来は、非標準の通常/パー
ソナル親展受信機能を備えた受信側装置に対して親展送
信を行うためには、送信側装置のユーザは、受信側の親
展機能に適合する非標準の通常/パーソナル親展送信操
作手順を意識的に選択して実行する必要があった。
ソナル親展受信機能を備えた受信側装置に対して親展送
信を行うためには、送信側装置のユーザは、受信側の親
展機能に適合する非標準の通常/パーソナル親展送信操
作手順を意識的に選択して実行する必要があった。
【0058】次に、処理111のSUB親展送信操作手
順は、ファクシミリメッセージの送信の際にG3ファク
シミリプロトコルにおいて標準の親展送信のための親展
IDをサブアドレス信号SUBにより通知し、その通知
を受けた受信側装置が、受信したファクシミリメッセー
ジをいったんメモリに蓄積して、後に、送信側装置から
サブアドレス信号SUBにより通知された親展IDと同
一の番号が入力されたときに、初めてメモリに蓄積して
いた該当するファクシミリメッセージをプロッタ6で記
録出力するSUB親展送信機能を起動するためのもので
ある。
順は、ファクシミリメッセージの送信の際にG3ファク
シミリプロトコルにおいて標準の親展送信のための親展
IDをサブアドレス信号SUBにより通知し、その通知
を受けた受信側装置が、受信したファクシミリメッセー
ジをいったんメモリに蓄積して、後に、送信側装置から
サブアドレス信号SUBにより通知された親展IDと同
一の番号が入力されたときに、初めてメモリに蓄積して
いた該当するファクシミリメッセージをプロッタ6で記
録出力するSUB親展送信機能を起動するためのもので
ある。
【0059】処理111のSUB親展送信操作手順の具
体的な処理手順について、図8を参照して説明する。
体的な処理手順について、図8を参照して説明する。
【0060】図8において、システム制御部2は、先
ず、表示器9hに、図9に示す表示D10を表示するこ
とで、現在SUB親展送信モード(標準)である旨を示
すと共に、送信宛先となる受信側装置のファックス番号
の指定を促す(処理301)。
ず、表示器9hに、図9に示す表示D10を表示するこ
とで、現在SUB親展送信モード(標準)である旨を示
すと共に、送信宛先となる受信側装置のファックス番号
の指定を促す(処理301)。
【0061】そして、[Yes]キー9bが押下される
まで、宛先の入力処理を行い(処理302、判断303
のNoループ)、[Yes]キー9bが押下された場合
は(判断303のYes)、表示器9hに、図9に示す
ように表示D11を表示することで、SUB親展IDの
入力モードである旨を示すと共に、SUB親展IDの入
力を促す(処理304)。
まで、宛先の入力処理を行い(処理302、判断303
のNoループ)、[Yes]キー9bが押下された場合
は(判断303のYes)、表示器9hに、図9に示す
ように表示D11を表示することで、SUB親展IDの
入力モードである旨を示すと共に、SUB親展IDの入
力を促す(処理304)。
【0062】SUB親展IDのテンキー9aによる入力
が開始されると、SUB親展IDの入力処理を、[Ye
s]キー9bが押下されるまで継続し(処理305、判
断306のNoループ)、[Yes]キー9bが押下さ
れて20桁以内のSUB親展IDが確定すると、次に
[スタート]キー9eが押下されるかを監視し(判断3
07のNoループ)、押下されると(判断307のYe
s)、標準のSUB親展送信操作が完了する。
が開始されると、SUB親展IDの入力処理を、[Ye
s]キー9bが押下されるまで継続し(処理305、判
断306のNoループ)、[Yes]キー9bが押下さ
れて20桁以内のSUB親展IDが確定すると、次に
[スタート]キー9eが押下されるかを監視し(判断3
07のNoループ)、押下されると(判断307のYe
s)、標準のSUB親展送信操作が完了する。
【0063】なお、標準のSUB親展送信操作として
は、図8に示した処理手順のみならず、SUB親展ID
を、送信宛先のファックス番号を拡張するサブアドレス
として取り扱う手順により実現することもできる。具体
的には、宛先ファックス番号を指定した後に、所定の操
作によりダイヤルオプションのモードを起動して、引き
続きサブアドレスの番号を入力することで、「宛先ファ
ックス番号」+「サブアドレス」により、受信側装置に
おいて受信メッセージを蓄積するボックス番号を指定す
るような形態によっても、SUB親展送信操作を行うこ
とができる。
は、図8に示した処理手順のみならず、SUB親展ID
を、送信宛先のファックス番号を拡張するサブアドレス
として取り扱う手順により実現することもできる。具体
的には、宛先ファックス番号を指定した後に、所定の操
作によりダイヤルオプションのモードを起動して、引き
続きサブアドレスの番号を入力することで、「宛先ファ
ックス番号」+「サブアドレス」により、受信側装置に
おいて受信メッセージを蓄積するボックス番号を指定す
るような形態によっても、SUB親展送信操作を行うこ
とができる。
【0064】このようにして、処理111のSUB親展
送信操作手順が完了すると、SUB親展送信処理が起動
されることになる。
送信操作手順が完了すると、SUB親展送信処理が起動
されることになる。
【0065】処理111が行われて、SUB親展送信が
起動されると、システム制御部2は、処理112におい
て、処理302で入力された公衆網上の送信宛先に発呼
し、処理113でSUB親展送信処理を行う。
起動されると、システム制御部2は、処理112におい
て、処理302で入力された公衆網上の送信宛先に発呼
し、処理113でSUB親展送信処理を行う。
【0066】ここで、処理113の、SUB親展送信処
理の具体的な通信シーケンスにいて、図10を参照して
説明する。
理の具体的な通信シーケンスにいて、図10を参照して
説明する。
【0067】同図に示す通信シーケンスは、図7に示し
たものと同様な共通シーケンスScと、その共通シーケ
ンスScから条件に応じて分岐する、個別シーケンスS
4、S5、及び、S3により構成されている。
たものと同様な共通シーケンスScと、その共通シーケ
ンスScから条件に応じて分岐する、個別シーケンスS
4、S5、及び、S3により構成されている。
【0068】また、同図に示す通信シーケンスにおい
て、送信側は、少なくとも標準のSUB親展送信機能を
備えたファクシミリ装置1であり、受信側は、標準のS
UB親展受信機能を備えたものであるか、または、備え
ていないものである。ただし、送信側で標準のSUB親
展送信操作手順が行われるのは、受信側がSUB親展受
信機能を備えていると分かっている場合であるため、受
信側装置が、標準のSUB親展受信機能を備えていない
ものとなるのは、受信側装置がSUB親展受信機能を備
えていないものであるのに送信側ユーザの勘違いにより
SUB親展送信操作手順が行われたか、または、受信側
装置がSUB親展受信機能を備えているものであって
も、受信用メモリが満杯であるような場合である。
て、送信側は、少なくとも標準のSUB親展送信機能を
備えたファクシミリ装置1であり、受信側は、標準のS
UB親展受信機能を備えたものであるか、または、備え
ていないものである。ただし、送信側で標準のSUB親
展送信操作手順が行われるのは、受信側がSUB親展受
信機能を備えていると分かっている場合であるため、受
信側装置が、標準のSUB親展受信機能を備えていない
ものとなるのは、受信側装置がSUB親展受信機能を備
えていないものであるのに送信側ユーザの勘違いにより
SUB親展送信操作手順が行われたか、または、受信側
装置がSUB親展受信機能を備えているものであって
も、受信用メモリが満杯であるような場合である。
【0069】さて、同図に示す通信シーケンスにおい
て、送信側から受信側に発呼して回線が接続されると、
共通シーケンスScにおいて、受信側が送信側に被呼局
識別信号CEDを送出すると共に、非標準機能識別信号
NSF及びディジタル識別信号DISを送出する。その
際に、受信側が送信側と同一メーカのもので非標準のS
UB親展受信機能を備えていれば、非標準機能識別信号
NSFの情報フィールドの所定のビットを立てること
で、その旨が送信側に通知され、また、受信側が、標準
のSUB親展受信機能を備えていれば、ディジタル識別
信号DISの情報フィールドの所定のビットを立てるこ
とで、その旨が送信側に通知される。
て、送信側から受信側に発呼して回線が接続されると、
共通シーケンスScにおいて、受信側が送信側に被呼局
識別信号CEDを送出すると共に、非標準機能識別信号
NSF及びディジタル識別信号DISを送出する。その
際に、受信側が送信側と同一メーカのもので非標準のS
UB親展受信機能を備えていれば、非標準機能識別信号
NSFの情報フィールドの所定のビットを立てること
で、その旨が送信側に通知され、また、受信側が、標準
のSUB親展受信機能を備えていれば、ディジタル識別
信号DISの情報フィールドの所定のビットを立てるこ
とで、その旨が送信側に通知される。
【0070】なお、非標準のSUB親展受信機能とは、
親展IDをG3ファクシミリプロトコルにおける標準の
制御信号であるサブアドレス信号SUBにより送受信す
るが、その他の通信手順は必ずしもG3ファクシミリプ
ロトコルに適合しないが、プロトコル短縮した効率的な
ファクシミリ通信を行えるものを用いるような親展受信
機能である。
親展IDをG3ファクシミリプロトコルにおける標準の
制御信号であるサブアドレス信号SUBにより送受信す
るが、その他の通信手順は必ずしもG3ファクシミリプ
ロトコルに適合しないが、プロトコル短縮した効率的な
ファクシミリ通信を行えるものを用いるような親展受信
機能である。
【0071】これにより、送信側が標準のSUB親展送
信を行った場合でも、受信側が送信側と同一メーカのも
のであれば、サブアドレス信号SUBにより親展IDを
送信してくる送信側のSUB親展送信機能に適合しつつ
効率的なファクシミリ通信を行える。
信を行った場合でも、受信側が送信側と同一メーカのも
のであれば、サブアドレス信号SUBにより親展IDを
送信してくる送信側のSUB親展送信機能に適合しつつ
効率的なファクシミリ通信を行える。
【0072】そこで、送信側は、非標準機能識別信号N
SFにより、受信側が非標準のSUB親展受信機能を備
えていないと通知され、かつ、ディジタル識別信号DI
Sにより、受信側が標準のSUB親展受信機能を備えて
いないと通知された場合は、図7に示したものと同様の
個別シーケンスS3に移行し、切断命令信号DCNを受
信側に送出して、強制的に呼を切断して、送信側ユーザ
が親展送信したいと望むファクシミリ文書が親展受信機
能のないファクシミリ装置に送信されてしまうのを防
ぐ。
SFにより、受信側が非標準のSUB親展受信機能を備
えていないと通知され、かつ、ディジタル識別信号DI
Sにより、受信側が標準のSUB親展受信機能を備えて
いないと通知された場合は、図7に示したものと同様の
個別シーケンスS3に移行し、切断命令信号DCNを受
信側に送出して、強制的に呼を切断して、送信側ユーザ
が親展送信したいと望むファクシミリ文書が親展受信機
能のないファクシミリ装置に送信されてしまうのを防
ぐ。
【0073】また、ディジタル識別信号DISにより標
準のSUB親展受信機能がある旨が受信側から通知され
た場合は個別シーケンスS4に移行し、サブアドレス信
号SUBを送出する。なお、そのサブアドレス信号SU
Bの情報フィールドには、処理305で親展IDとして
入力されたサブアドレスが入れられて、受信側に通知さ
れる。そして、受信側がディジタル識別信号DISによ
り標準のSUB親展受信機能がある旨を通知してきた、
標準的なG3ファクシミリであることに対応して、ディ
ジタル送信命令信号DCSにより、標準の通信パラメー
タを設定し、設定したモデム速度でトレーニングチェッ
ク信号TCFを送出し、受信側から受信準備確認信号C
FRを受信すると、プロッタ6にセットされた原稿を読
み取って得た画情報をファクシミリメッセージとして送
信する。以後の手順は、通常のファクシミリ送信処理と
同様である。
準のSUB親展受信機能がある旨が受信側から通知され
た場合は個別シーケンスS4に移行し、サブアドレス信
号SUBを送出する。なお、そのサブアドレス信号SU
Bの情報フィールドには、処理305で親展IDとして
入力されたサブアドレスが入れられて、受信側に通知さ
れる。そして、受信側がディジタル識別信号DISによ
り標準のSUB親展受信機能がある旨を通知してきた、
標準的なG3ファクシミリであることに対応して、ディ
ジタル送信命令信号DCSにより、標準の通信パラメー
タを設定し、設定したモデム速度でトレーニングチェッ
ク信号TCFを送出し、受信側から受信準備確認信号C
FRを受信すると、プロッタ6にセットされた原稿を読
み取って得た画情報をファクシミリメッセージとして送
信する。以後の手順は、通常のファクシミリ送信処理と
同様である。
【0074】また、非標準機能識別信号NSFにより非
標準のSUB親展受信機能がある旨が受信側から通知さ
れた場合は、ディジタル識別信号DISにより標準のS
UB親展受信機能がある旨が受信側から通知された場合
でも、優先的に個別シーケンスS5に移行し、サブアド
レス信号SUBを送出する。なお、そのサブアドレス信
号SUBの情報フィールドには、処理305で親展ID
として入力されたサブアドレスが入れられて、受信側に
通知される。そして、受信側が非標準機能識別信号NS
Fにより非標準のSUB親展受信機能がある旨を通知し
てきた、同一メーカのファクシミリ装置であることに対
応して、非標準機能設定信号NSSにより、非標準の通
信パラメータを設定し、設定したモデム速度でトレーニ
ングチェック信号TCFを送出し、受信側から受信準備
確認信号CFRを受信すると、プロッタ6にセットされ
た原稿を読み取って得た画情報をファクシミリメッセー
ジとして送信する。以後の手順は、通常のファクシミリ
送信処理と同様である。
標準のSUB親展受信機能がある旨が受信側から通知さ
れた場合は、ディジタル識別信号DISにより標準のS
UB親展受信機能がある旨が受信側から通知された場合
でも、優先的に個別シーケンスS5に移行し、サブアド
レス信号SUBを送出する。なお、そのサブアドレス信
号SUBの情報フィールドには、処理305で親展ID
として入力されたサブアドレスが入れられて、受信側に
通知される。そして、受信側が非標準機能識別信号NS
Fにより非標準のSUB親展受信機能がある旨を通知し
てきた、同一メーカのファクシミリ装置であることに対
応して、非標準機能設定信号NSSにより、非標準の通
信パラメータを設定し、設定したモデム速度でトレーニ
ングチェック信号TCFを送出し、受信側から受信準備
確認信号CFRを受信すると、プロッタ6にセットされ
た原稿を読み取って得た画情報をファクシミリメッセー
ジとして送信する。以後の手順は、通常のファクシミリ
送信処理と同様である。
【0075】このように、従来は、SUB親展受信機能
を備えた受信側装置に対して親展送信を行うためには、
送信側装置のユーザは、受信側の親展機能に適合するS
UB親展送信操作手順を意識的に選択して実行する必要
があった。
を備えた受信側装置に対して親展送信を行うためには、
送信側装置のユーザは、受信側の親展機能に適合するS
UB親展送信操作手順を意識的に選択して実行する必要
があった。
【0076】なお、以上の説明では、図7に示した通常
/パーソナル親展送信処理の具体的な通信シーケンス
と、図10に示したSUB親展送信処理の具体的な通信
シーケンスとを分けて説明したが、実際は、共通シーケ
ンスScにより、受信側が、通常/パーソナル親展受信
機能を備えているか否か、非標準SUB親展受信機能を
備えているか否か、及び、標準のSUB親展受信機能を
備えているか否かが通知され、送信側は、通知された受
信側の親展受信機能と、送信側における非標準の親展送
信操作が通常親展送信操作またはパーソナル親展親展送
信のいずれであったかの別とに応じて、個別シーケンス
S1ないしS5を行う。
/パーソナル親展送信処理の具体的な通信シーケンス
と、図10に示したSUB親展送信処理の具体的な通信
シーケンスとを分けて説明したが、実際は、共通シーケ
ンスScにより、受信側が、通常/パーソナル親展受信
機能を備えているか否か、非標準SUB親展受信機能を
備えているか否か、及び、標準のSUB親展受信機能を
備えているか否かが通知され、送信側は、通知された受
信側の親展受信機能と、送信側における非標準の親展送
信操作が通常親展送信操作またはパーソナル親展親展送
信のいずれであったかの別とに応じて、個別シーケンス
S1ないしS5を行う。
【0077】次に、本発明の実施の形態に係るファクシ
ミリ装置1における送信処理手順について、第1実施形
態、及び、第2実施形態に分けて説明する。
ミリ装置1における送信処理手順について、第1実施形
態、及び、第2実施形態に分けて説明する。
【0078】先ず第1実施形態に係る送信処理手順につ
して、図11を参照して説明する。
して、図11を参照して説明する。
【0079】同図において、システム制御部2は、スキ
ャナ5に原稿がセットされるかを監視し(判断401の
Noループ)、原稿がセットされると(判断401のY
es)、[ファンクション]キー9fの押下と、テンキ
ー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作により、
通常/パーソナル親展送信のモードが起動されるか、ま
たは、テンキー9aによる送信宛先番号の直接入力や、
図示しないワンタッチダイヤルキー、短縮キーによるワ
ンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルによる指定入力に
より、送信宛先が指定されるかを監視する(判断402
のNo、判断403のNoループ)。
ャナ5に原稿がセットされるかを監視し(判断401の
Noループ)、原稿がセットされると(判断401のY
es)、[ファンクション]キー9fの押下と、テンキ
ー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作により、
通常/パーソナル親展送信のモードが起動されるか、ま
たは、テンキー9aによる送信宛先番号の直接入力や、
図示しないワンタッチダイヤルキー、短縮キーによるワ
ンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルによる指定入力に
より、送信宛先が指定されるかを監視する(判断402
のNo、判断403のNoループ)。
【0080】そして、宛先の指定入力があった場合は
(判断403のYes)、送信宛先のみを指定する通常
の送信モードが起動されたことになるため、送信開始を
指示する[スタート]キー9eが押下されるのを監視し
(判断404のNoループ)、[スタート]キー9eが
押下されると(判断404のYes)、判断403で指
定された宛先に発呼し(処理405)、回線が接続され
た受信側装置との間でG3ファクシミリプロトコルに基
づいた制御信号をやりとりしつつファクシミリメッセー
ジを送信する通常送信処理を行う(処理406)。
(判断403のYes)、送信宛先のみを指定する通常
の送信モードが起動されたことになるため、送信開始を
指示する[スタート]キー9eが押下されるのを監視し
(判断404のNoループ)、[スタート]キー9eが
押下されると(判断404のYes)、判断403で指
定された宛先に発呼し(処理405)、回線が接続され
た受信側装置との間でG3ファクシミリプロトコルに基
づいた制御信号をやりとりしつつファクシミリメッセー
ジを送信する通常送信処理を行う(処理406)。
【0081】[ファンクション]キー9fの押下と、テ
ンキー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作によ
り、通常/パーソナル親展送信のモードが起動された場
合は(判断402のYes)、通常/パーソナル親展送
信操作手順を行い(処理407)、指定された宛先に発
呼し(処理408)、回線が接続された受信側装置との
間で通常/パーソナル親展送信処理を行う(処理40
9)。
ンキー9aによる番号「12」の入力の組合せ操作によ
り、通常/パーソナル親展送信のモードが起動された場
合は(判断402のYes)、通常/パーソナル親展送
信操作手順を行い(処理407)、指定された宛先に発
呼し(処理408)、回線が接続された受信側装置との
間で通常/パーソナル親展送信処理を行う(処理40
9)。
【0082】処理407の通常/パーソナル親展送信操
作手順は、既に説明した、図4及び図5に示した手順と
同様である。ただし、処理209で表示器9hに表示す
る表示D3としては、図6に示したものに替えて、図1
2に示す表示D3aを適用し、パーソナル親展IDの入
力可能桁数を、サブアドレス信号SUBにより送信可能
な最大桁数である20桁に拡張する。それに合わせて、
処理210で表示する表示D4としても、図6に示した
ものに替えて、図12に示す表示D4aを適用する。
作手順は、既に説明した、図4及び図5に示した手順と
同様である。ただし、処理209で表示器9hに表示す
る表示D3としては、図6に示したものに替えて、図1
2に示す表示D3aを適用し、パーソナル親展IDの入
力可能桁数を、サブアドレス信号SUBにより送信可能
な最大桁数である20桁に拡張する。それに合わせて、
処理210で表示する表示D4としても、図6に示した
ものに替えて、図12に示す表示D4aを適用する。
【0083】そして、判断204のYesにより、通常
親展送信が起動されるか、または、判断214のYes
によりパーソナル親展送信処理が起動されると、処理4
08で、判断202または判断213で指定された公衆
網上の送信宛先に発呼し、処理409の通常/パーソナ
ル親展送信処理を行う。
親展送信が起動されるか、または、判断214のYes
によりパーソナル親展送信処理が起動されると、処理4
08で、判断202または判断213で指定された公衆
網上の送信宛先に発呼し、処理409の通常/パーソナ
ル親展送信処理を行う。
【0084】処理409の通常/パーソナル親展送信処
理の具体的な処理手順について、図13を参照して説明
する。
理の具体的な処理手順について、図13を参照して説明
する。
【0085】同図において、システム制御部2は、先
ず、図7及び図10に示した共通シーケンスScを実行
し、受信側が被呼局識別信号CED、非標準機能識別信
号NSF、及び、ディジタル識別信号DISを受信する
(処理501)。このとき、非標準機能識別信号NS
F、及び、ディジタル識別信号DISにより、受信側
が、通常/パーソナル親展受信機能を備えているか否
か、非標準SUB親展受信機能を備えているか否か、及
び、標準のSUB親展受信機能を備えているか否かが通
知される。
ず、図7及び図10に示した共通シーケンスScを実行
し、受信側が被呼局識別信号CED、非標準機能識別信
号NSF、及び、ディジタル識別信号DISを受信する
(処理501)。このとき、非標準機能識別信号NS
F、及び、ディジタル識別信号DISにより、受信側
が、通常/パーソナル親展受信機能を備えているか否
か、非標準SUB親展受信機能を備えているか否か、及
び、標準のSUB親展受信機能を備えているか否かが通
知される。
【0086】そして、判断214のYesによりパーソ
ナル親展送信処理が起動されたのか否か(判断204の
Yesにより、通常親展送信が起動されたのか)を判断
し、パーソナル親展送信処理が起動された場合には(判
断502のYes)、図14に示すパーソナル親展操作
対応シーケンス選択テーブルを選択し、通常親展送信処
理が起動された場合には(判断502のNo)、図15
に示す、通常親展送信操作対応シーケンス選択テーブル
を選択する(処理504)。
ナル親展送信処理が起動されたのか否か(判断204の
Yesにより、通常親展送信が起動されたのか)を判断
し、パーソナル親展送信処理が起動された場合には(判
断502のYes)、図14に示すパーソナル親展操作
対応シーケンス選択テーブルを選択し、通常親展送信処
理が起動された場合には(判断502のNo)、図15
に示す、通常親展送信操作対応シーケンス選択テーブル
を選択する(処理504)。
【0087】そして、処理501により受信側から通知
された親展受信機能を処理503または処理504で選
択されたテーブルと照合し(処理505)、対応する個
別シーケンスを実行する(処理506)。
された親展受信機能を処理503または処理504で選
択されたテーブルと照合し(処理505)、対応する個
別シーケンスを実行する(処理506)。
【0088】ここで、判断502がYesで、図14の
パーソナル親展操作対応シーケンス選択テーブルが選択
された場合の処理505及び処理506について説明す
る。
パーソナル親展操作対応シーケンス選択テーブルが選択
された場合の処理505及び処理506について説明す
る。
【0089】図14に示すパーソナル親展操作対応シー
ケンス選択テーブルは、ROM3に予め記憶されている
もので、パーソナル親展送信操作がなされた場合におけ
る、受信側親展機能の組合せと、その組合せに対応して
選択され実行される個別シーケンスとの対応を示してい
る。なお、受信側親展機能の項目の「〇」印が当該親展
機能を受信側が備えていることを示し、「×」印が当該
親展機能を受信側が備えていないことを示している。
ケンス選択テーブルは、ROM3に予め記憶されている
もので、パーソナル親展送信操作がなされた場合におけ
る、受信側親展機能の組合せと、その組合せに対応して
選択され実行される個別シーケンスとの対応を示してい
る。なお、受信側親展機能の項目の「〇」印が当該親展
機能を受信側が備えていることを示し、「×」印が当該
親展機能を受信側が備えていないことを示している。
【0090】次に、処理501における受信側からの通
知により、受信側から通知された各親展受信機能の有無
の組み合わせと、選択される個別シーケンスとの対応に
ついて説明する。なお、以下の説明では、「非標準のS
UB親展受信機能有り、標準のSUB親展受信機能有
り、非標準の通常/パーソナル親展受信機能無し」の組
合せを「〇、〇、×」と示し、「非標準のSUB親展受
信機能無し、標準のSUB親展受信機能無し、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能有り」の組合せを「×、
×、〇」と示すように、簡略表記して説明する。
知により、受信側から通知された各親展受信機能の有無
の組み合わせと、選択される個別シーケンスとの対応に
ついて説明する。なお、以下の説明では、「非標準のS
UB親展受信機能有り、標準のSUB親展受信機能有
り、非標準の通常/パーソナル親展受信機能無し」の組
合せを「〇、〇、×」と示し、「非標準のSUB親展受
信機能無し、標準のSUB親展受信機能無し、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能有り」の組合せを「×、
×、〇」と示すように、簡略表記して説明する。
【0091】先ず、親展受信機能が、「〇、〇、〇」で
ある場合は、非標準のSUB親展送信を優先させて、図
10の個別シーケンスS5を選択して実行する。「〇、
〇、×」である場合は、非標準のSUB親展送信を優先
させて、図10の個別シーケンスS5を選択して実行す
る。「〇、×、〇」である場合は、非標準のSUB親展
送信を優先させて、図10の個別シーケンスS5を選択
して実行する。「〇、×、×」である場合は、非標準の
SUB親展送信を選択するしかないため、図10の個別
シーケンスS5を選択して実行する。「×、〇、〇」で
ある場合は、標準のSUB親展送信または非標準のパー
ソナル親展送信のいずれでも選択可能であるため、図1
0の個別シーケンスS4または、図7の個別シーケンス
S2のいずれかを選択して実行する。「×、〇、×」で
ある場合は、標準のSUB親展送信を選択するしかない
ため、図10の個別シーケンスS4を選択して実行す
る。「×、×、〇」である場合は、非標準のパーソナル
親展送信を選択するしかないため、図7の個別シーケン
スS2を選択して実行する。「×、×、×」である場合
は、選択できる親展送信機能がないため、図7の個別シ
ーケンスS3を選択して実行する。
ある場合は、非標準のSUB親展送信を優先させて、図
10の個別シーケンスS5を選択して実行する。「〇、
〇、×」である場合は、非標準のSUB親展送信を優先
させて、図10の個別シーケンスS5を選択して実行す
る。「〇、×、〇」である場合は、非標準のSUB親展
送信を優先させて、図10の個別シーケンスS5を選択
して実行する。「〇、×、×」である場合は、非標準の
SUB親展送信を選択するしかないため、図10の個別
シーケンスS5を選択して実行する。「×、〇、〇」で
ある場合は、標準のSUB親展送信または非標準のパー
ソナル親展送信のいずれでも選択可能であるため、図1
0の個別シーケンスS4または、図7の個別シーケンス
S2のいずれかを選択して実行する。「×、〇、×」で
ある場合は、標準のSUB親展送信を選択するしかない
ため、図10の個別シーケンスS4を選択して実行す
る。「×、×、〇」である場合は、非標準のパーソナル
親展送信を選択するしかないため、図7の個別シーケン
スS2を選択して実行する。「×、×、×」である場合
は、選択できる親展送信機能がないため、図7の個別シ
ーケンスS3を選択して実行する。
【0092】このように、送信側において、従来は、パ
ーソナル親展送信機能のための操作手順であったパーソ
ナル親展送信操作手順により親展送信を起動した場合で
も、受信側の親展受信機能に応じた最適な親展送信機能
が選択されて実行されるため、ユーザは、パーソナル親
展送信操作手順のみを知っていれば、ファクシミリ装置
における多様な親展機能のそれぞれの対応する煩雑な操
作手順を行うことなく、簡単な操作で親展送信を行うこ
とができる。
ーソナル親展送信機能のための操作手順であったパーソ
ナル親展送信操作手順により親展送信を起動した場合で
も、受信側の親展受信機能に応じた最適な親展送信機能
が選択されて実行されるため、ユーザは、パーソナル親
展送信操作手順のみを知っていれば、ファクシミリ装置
における多様な親展機能のそれぞれの対応する煩雑な操
作手順を行うことなく、簡単な操作で親展送信を行うこ
とができる。
【0093】次に、判断502がNoで、図15の通常
親展操作対応シーケンス選択テーブルが選択された場合
の処理505及び処理506について説明する。
親展操作対応シーケンス選択テーブルが選択された場合
の処理505及び処理506について説明する。
【0094】図15に示す通常親展操作対応シーケンス
選択テーブルは、ROM3に予め記憶されているもの
で、通常親展送信操作がなされた場合における、受信側
親展機能の組合せと、その組合せに対応して選択され実
行される個別シーケンスとの対応を示している。なお、
受信側親展機能の項目の「〇」印が当該親展機能を受信
側が備えていることを示し、「×」印が当該親展機能を
受信側が備えていないことを示している。
選択テーブルは、ROM3に予め記憶されているもの
で、通常親展送信操作がなされた場合における、受信側
親展機能の組合せと、その組合せに対応して選択され実
行される個別シーケンスとの対応を示している。なお、
受信側親展機能の項目の「〇」印が当該親展機能を受信
側が備えていることを示し、「×」印が当該親展機能を
受信側が備えていないことを示している。
【0095】次に、処理501における受信側からの通
知により、受信側から通知された各親展受信機能の有無
の組み合わせと、選択される個別シーケンスとの対応に
ついて説明する。なお、以下の説明では、「非標準のS
UB親展受信機能有り、標準のSUB親展受信機能有
り、非標準の通常/パーソナル親展受信機能無し」の組
合せを「〇、〇、×」と示し、「非標準のSUB親展受
信機能無し、標準のSUB親展受信機能無し、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能有り」の組合せを「×、
×、〇」と示すように、簡略表記して説明する。
知により、受信側から通知された各親展受信機能の有無
の組み合わせと、選択される個別シーケンスとの対応に
ついて説明する。なお、以下の説明では、「非標準のS
UB親展受信機能有り、標準のSUB親展受信機能有
り、非標準の通常/パーソナル親展受信機能無し」の組
合せを「〇、〇、×」と示し、「非標準のSUB親展受
信機能無し、標準のSUB親展受信機能無し、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能有り」の組合せを「×、
×、〇」と示すように、簡略表記して説明する。
【0096】先ず、親展受信機能が、「〇、〇、〇」で
ある場合は、非標準のSUB親展送信、または、非標準
の通常親展送信のいずれも選択可能であるため、図10
の個別シーケンスS5または図7の個別シーケンスS1
のいずれかを選択して実行する。ただし、個別シーケン
スS5の場合には、サブアドレス信号SUBの情報フィ
ールドに、通常親展であることを示す特別な固定値の親
展ID(前述したように、本実施形態では「0000」
を入れて受信側に送信する。以下も同様である。「〇、
〇、×」である場合は、非標準のSUB親展送信を優先
させて、図10の個別シーケンスS5を選択して実行す
る。「〇、×、〇」である場合は、非標準のSUB親展
送信、または、非標準の通常親展送信のいずれも選択可
能であるため、図10の個別シーケンスS5または図7
の個別シーケンスS1のいずれかを選択して実行する。
「〇、×、×」である場合は、非標準のSUB親展送信
を選択するしかないため、図10の個別シーケンスS5
を選択して実行する。「×、〇、〇」である場合は、標
準のSUB親展送信または非標準の通常親展送信のいず
れでも選択可能であるため、図10の個別シーケンスS
4または、図7の個別シーケンスS1のいずれかを選択
して実行する。「×、〇、×」である場合は、標準のS
UB親展送信を選択するしかないため、図10の個別シ
ーケンスS4を選択して実行する。「×、×、〇」であ
る場合は、非標準の通常親展送信を選択するしかないた
め、図7の個別シーケンスS1を選択して実行する。
「×、×、×」である場合は、選択できる親展送信機能
がないため、図7の個別シーケンスS3を選択して実行
する。
ある場合は、非標準のSUB親展送信、または、非標準
の通常親展送信のいずれも選択可能であるため、図10
の個別シーケンスS5または図7の個別シーケンスS1
のいずれかを選択して実行する。ただし、個別シーケン
スS5の場合には、サブアドレス信号SUBの情報フィ
ールドに、通常親展であることを示す特別な固定値の親
展ID(前述したように、本実施形態では「0000」
を入れて受信側に送信する。以下も同様である。「〇、
〇、×」である場合は、非標準のSUB親展送信を優先
させて、図10の個別シーケンスS5を選択して実行す
る。「〇、×、〇」である場合は、非標準のSUB親展
送信、または、非標準の通常親展送信のいずれも選択可
能であるため、図10の個別シーケンスS5または図7
の個別シーケンスS1のいずれかを選択して実行する。
「〇、×、×」である場合は、非標準のSUB親展送信
を選択するしかないため、図10の個別シーケンスS5
を選択して実行する。「×、〇、〇」である場合は、標
準のSUB親展送信または非標準の通常親展送信のいず
れでも選択可能であるため、図10の個別シーケンスS
4または、図7の個別シーケンスS1のいずれかを選択
して実行する。「×、〇、×」である場合は、標準のS
UB親展送信を選択するしかないため、図10の個別シ
ーケンスS4を選択して実行する。「×、×、〇」であ
る場合は、非標準の通常親展送信を選択するしかないた
め、図7の個別シーケンスS1を選択して実行する。
「×、×、×」である場合は、選択できる親展送信機能
がないため、図7の個別シーケンスS3を選択して実行
する。
【0097】このように、送信側において、従来は、通
常親展送信機能のための操作手順であった通常親展送信
操作手順により親展送信を起動した場合でも、受信側の
親展受信機能に応じた最適な親展送信機能が選択されて
実行されるため、ユーザは、通常親展送信操作手順のみ
を知っていれば、ファクシミリ装置における多様な親展
機能のそれぞれの対応する煩雑な操作手順を行うことな
く、簡単な操作で親展送信を行うことができる。
常親展送信機能のための操作手順であった通常親展送信
操作手順により親展送信を起動した場合でも、受信側の
親展受信機能に応じた最適な親展送信機能が選択されて
実行されるため、ユーザは、通常親展送信操作手順のみ
を知っていれば、ファクシミリ装置における多様な親展
機能のそれぞれの対応する煩雑な操作手順を行うことな
く、簡単な操作で親展送信を行うことができる。
【0098】次に第2実施形態に係る送信処理手順につ
いて、図16を参照して説明する。
いて、図16を参照して説明する。
【0099】同図において、システム制御部2は、スキ
ャナ5に原稿がセットされるかを監視し(判断601の
Noループ)、原稿がセットされると(判断601のY
es)、[ファンクション]キー9fの押下と、テンキ
ー9aによる番号「18」の入力の組合せ操作により、
SUB親展送信のモードが起動されるか、または、テン
キー9aによる送信宛先番号の直接入力や、図示しない
ワンタッチダイヤルキー、短縮キーによるワンタッチダ
イヤルまたは短縮ダイヤルによる指定入力により、送信
宛先が指定されるかを監視する(判断602のNo、判
断603のNoループ)。
ャナ5に原稿がセットされるかを監視し(判断601の
Noループ)、原稿がセットされると(判断601のY
es)、[ファンクション]キー9fの押下と、テンキ
ー9aによる番号「18」の入力の組合せ操作により、
SUB親展送信のモードが起動されるか、または、テン
キー9aによる送信宛先番号の直接入力や、図示しない
ワンタッチダイヤルキー、短縮キーによるワンタッチダ
イヤルまたは短縮ダイヤルによる指定入力により、送信
宛先が指定されるかを監視する(判断602のNo、判
断603のNoループ)。
【0100】そして、宛先の指定入力があった場合は
(判断603のYes)、送信宛先のみを指定する通常
の送信モードが起動されたことになるため、送信開始を
指示する[スタート]キー9eが押下されるのを監視し
(判断604のNoループ)、[スタート]キー9eが
押下されると(判断604のYes)、判断603で指
定された宛先に発呼し(処理605)、回線が接続され
た受信側装置との間でG3ファクシミリプロトコルに基
づいた制御信号をやりとりしつつファクシミリメッセー
ジを送信する通常送信処理を行う(処理606)。
(判断603のYes)、送信宛先のみを指定する通常
の送信モードが起動されたことになるため、送信開始を
指示する[スタート]キー9eが押下されるのを監視し
(判断604のNoループ)、[スタート]キー9eが
押下されると(判断604のYes)、判断603で指
定された宛先に発呼し(処理605)、回線が接続され
た受信側装置との間でG3ファクシミリプロトコルに基
づいた制御信号をやりとりしつつファクシミリメッセー
ジを送信する通常送信処理を行う(処理606)。
【0101】[ファンクション]キー9fの押下と、テ
ンキー9aによる番号「18」の入力の組合せ操作によ
り、SUB親展送信のモードが起動された場合は(判断
602のYes)、SUB親展送信操作手順を行い(処
理607)、指定された宛先に発呼し(処理608)、
回線が接続された受信側装置との間でSUB親展送信処
理を行う(処理609)。
ンキー9aによる番号「18」の入力の組合せ操作によ
り、SUB親展送信のモードが起動された場合は(判断
602のYes)、SUB親展送信操作手順を行い(処
理607)、指定された宛先に発呼し(処理608)、
回線が接続された受信側装置との間でSUB親展送信処
理を行う(処理609)。
【0102】処理607のSUB親展送信操作手順は、
既に説明した、図8に示した手順と同様である。
既に説明した、図8に示した手順と同様である。
【0103】そして、判断307のYesにより、SU
B親展送信が起動されると、処理608で、処理302
で入力された公衆網上の送信宛先に発呼し、処理609
のSUB親展送信処理を行う。
B親展送信が起動されると、処理608で、処理302
で入力された公衆網上の送信宛先に発呼し、処理609
のSUB親展送信処理を行う。
【0104】処理609のSUB親展送信処理の具体的
な処理手順について、図17を参照して説明する。
な処理手順について、図17を参照して説明する。
【0105】同図において、システム制御部2は、先
ず、図7及び図10に示した共通シーケンスScを実行
し、受信側が被呼局識別信号CED、非標準機能識別信
号NSF、及び、ディジタル識別信号DISを受信する
(処理701)。このとき、非標準機能識別信号NS
F、及び、ディジタル識別信号DISにより、受信側
が、通常/パーソナル親展受信機能を備えているか否
か、非標準SUB親展受信機能を備えているか否か、及
び、標準のSUB親展受信機能を備えているか否かが通
知される。
ず、図7及び図10に示した共通シーケンスScを実行
し、受信側が被呼局識別信号CED、非標準機能識別信
号NSF、及び、ディジタル識別信号DISを受信する
(処理701)。このとき、非標準機能識別信号NS
F、及び、ディジタル識別信号DISにより、受信側
が、通常/パーソナル親展受信機能を備えているか否
か、非標準SUB親展受信機能を備えているか否か、及
び、標準のSUB親展受信機能を備えているか否かが通
知される。
【0106】そして、処理701により受信側から通知
された親展受信機能を図18のSUB親展操作対応シー
ケンス選択テーブルと照合し(処理702)、対応する
個別シーケンスを実行する(処理703)。
された親展受信機能を図18のSUB親展操作対応シー
ケンス選択テーブルと照合し(処理702)、対応する
個別シーケンスを実行する(処理703)。
【0107】ここで、処理702及び処理703につい
て説明する。
て説明する。
【0108】図18に示すSUB親展操作対応シーケン
ス選択テーブルは、ROM3に予め記憶されているもの
で、SUB親展送信操作がなされた場合における、受信
側親展機能の組合せと、その組合せに対応して選択され
実行される個別シーケンスとの対応を示している。な
お、受信側親展機能の項目の「〇」印が当該親展機能を
受信側が備えていることを示し、「×」印が当該親展機
能を受信側が備えていないことを示している。
ス選択テーブルは、ROM3に予め記憶されているもの
で、SUB親展送信操作がなされた場合における、受信
側親展機能の組合せと、その組合せに対応して選択され
実行される個別シーケンスとの対応を示している。な
お、受信側親展機能の項目の「〇」印が当該親展機能を
受信側が備えていることを示し、「×」印が当該親展機
能を受信側が備えていないことを示している。
【0109】次に、処理701における受信側からの通
知により、受信側から通知された各親展受信機能の有無
の組み合わせと、選択される個別シーケンスとの対応に
ついて説明する。なお、以下の説明では、「非標準のS
UB親展受信機能有り、標準のSUB親展受信機能有
り、非標準の通常/パーソナル親展受信機能無し」の組
合せを「〇、〇、×」と示し、「非標準のSUB親展受
信機能無し、標準のSUB親展受信機能無し、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能有り」の組合せを「×、
×、〇」と示すように、簡略表記して説明する。
知により、受信側から通知された各親展受信機能の有無
の組み合わせと、選択される個別シーケンスとの対応に
ついて説明する。なお、以下の説明では、「非標準のS
UB親展受信機能有り、標準のSUB親展受信機能有
り、非標準の通常/パーソナル親展受信機能無し」の組
合せを「〇、〇、×」と示し、「非標準のSUB親展受
信機能無し、標準のSUB親展受信機能無し、非標準の
通常/パーソナル親展受信機能有り」の組合せを「×、
×、〇」と示すように、簡略表記して説明する。
【0110】先ず、親展受信機能が、「〇、〇、〇」で
ある場合は、非標準のSUB親展送信を優先させて、図
10の個別シーケンスS5を選択して実行する。「〇、
〇、×」である場合は、非標準のSUB親展送信を優先
させて、図10の個別シーケンスS5を選択して実行す
る。「〇、×、〇」である場合は、非標準のSUB親展
送信を優先させて、図10の個別シーケンスS5を選択
して実行する。「〇、×、×」である場合は、非標準の
SUB親展送信を選択するしかないため、図10の個別
シーケンスS5を選択して実行する。「×、〇、〇」で
ある場合は、標準のSUB親展送信または非標準のパー
ソナル親展送信のいずれでも選択可能であるため、図1
0の個別シーケンスS4または、図7の個別シーケンス
S2のいずれかを選択して実行する。「×、〇、×」で
ある場合は、標準のSUB親展送信を選択するしかない
ため、図10の個別シーケンスS4を選択して実行す
る。「×、×、〇」である場合は、非標準のパーソナル
親展送信を選択するしかないため、図7の個別シーケン
スS2を選択して実行する。「×、×、×」である場合
は、選択できる親展送信機能がないため、図7の個別シ
ーケンスS3を選択して実行する。
ある場合は、非標準のSUB親展送信を優先させて、図
10の個別シーケンスS5を選択して実行する。「〇、
〇、×」である場合は、非標準のSUB親展送信を優先
させて、図10の個別シーケンスS5を選択して実行す
る。「〇、×、〇」である場合は、非標準のSUB親展
送信を優先させて、図10の個別シーケンスS5を選択
して実行する。「〇、×、×」である場合は、非標準の
SUB親展送信を選択するしかないため、図10の個別
シーケンスS5を選択して実行する。「×、〇、〇」で
ある場合は、標準のSUB親展送信または非標準のパー
ソナル親展送信のいずれでも選択可能であるため、図1
0の個別シーケンスS4または、図7の個別シーケンス
S2のいずれかを選択して実行する。「×、〇、×」で
ある場合は、標準のSUB親展送信を選択するしかない
ため、図10の個別シーケンスS4を選択して実行す
る。「×、×、〇」である場合は、非標準のパーソナル
親展送信を選択するしかないため、図7の個別シーケン
スS2を選択して実行する。「×、×、×」である場合
は、選択できる親展送信機能がないため、図7の個別シ
ーケンスS3を選択して実行する。
【0111】このように、送信側において、従来は、S
UB親展送信機能のための操作手順であったSUB親展
送信操作手順により親展送信を起動した場合でも、受信
側の親展受信機能に応じた最適な親展送信機能が選択さ
れて実行されるため、ユーザは、SUB親展送信操作手
順のみを知っていれば、ファクシミリ装置における多様
な親展機能のそれぞれの対応する煩雑な操作手順を行う
ことなく、簡単な操作で親展送信を行うことができる。
UB親展送信機能のための操作手順であったSUB親展
送信操作手順により親展送信を起動した場合でも、受信
側の親展受信機能に応じた最適な親展送信機能が選択さ
れて実行されるため、ユーザは、SUB親展送信操作手
順のみを知っていれば、ファクシミリ装置における多様
な親展機能のそれぞれの対応する煩雑な操作手順を行う
ことなく、簡単な操作で親展送信を行うことができる。
【0112】なお、以上説明した実施の形態において
は、サブアドレス信号SUBにより親展IDを通知する
親展送信機能を、標準の親展送信機能として、本発明を
適用したが、本発明は、それに限らず、パスワード信号
PWDにより親展IDを通知する親展送信機能を、標準
の親展送信機能として適用することも可能である。ま
た、非標準の通常/パーソナル親展送信操作手順や、標
準のSUB親展送信操作手順の具体的な操作手順によ
り、本発明は限定されるものではない。
は、サブアドレス信号SUBにより親展IDを通知する
親展送信機能を、標準の親展送信機能として、本発明を
適用したが、本発明は、それに限らず、パスワード信号
PWDにより親展IDを通知する親展送信機能を、標準
の親展送信機能として適用することも可能である。ま
た、非標準の通常/パーソナル親展送信操作手順や、標
準のSUB親展送信操作手順の具体的な操作手順によ
り、本発明は限定されるものではない。
【0113】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記所定
の伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより受信
側装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の
親展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段によ
り入力された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の
制御信号により当該受信側装置に通知するか、または、
所定の制御信号により非標準の親展IDとして当該受信
側装置に通知するため、前記親展送信操作入力手段によ
る単一の親展送信操作により入力された親展IDは、当
該受信側装置が、送信側装置としての本発明に係るファ
クシミリ装置の標準親展送信機能に対応する標準親展受
信機能を備えていれば、前記標準親展送信機能により通
知され、当該受信側装置が、送信側装置としての本発明
に係るファクシミリ装置の非標準パーソナル親展送信機
能に対応する非標準パーソナル親展受信機能を備えてい
れば、前記非標準パーソナル親展送信機能により通知さ
れる。したがって、受信側装置の親展受信機能の種別に
よらず、前記非標準パーソナル親展送信機能に対応した
単一の親展送信操作で確実な親展送信を行うことが可能
となる効果が得られる。
の伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより受信
側装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の
親展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段によ
り入力された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の
制御信号により当該受信側装置に通知するか、または、
所定の制御信号により非標準の親展IDとして当該受信
側装置に通知するため、前記親展送信操作入力手段によ
る単一の親展送信操作により入力された親展IDは、当
該受信側装置が、送信側装置としての本発明に係るファ
クシミリ装置の標準親展送信機能に対応する標準親展受
信機能を備えていれば、前記標準親展送信機能により通
知され、当該受信側装置が、送信側装置としての本発明
に係るファクシミリ装置の非標準パーソナル親展送信機
能に対応する非標準パーソナル親展受信機能を備えてい
れば、前記非標準パーソナル親展送信機能により通知さ
れる。したがって、受信側装置の親展受信機能の種別に
よらず、前記非標準パーソナル親展送信機能に対応した
単一の親展送信操作で確実な親展送信を行うことが可能
となる効果が得られる。
【0114】請求項2に係る発明によれば、前記所定の
伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより受信側
装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親
展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により
通信親展送信が指定されたことを示す前記特定の親展I
Dを、前記親展ID通知用の標準の制御信号により当該
受信側装置に通知するか、または、所定の制御信号によ
り非標準の親展IDとして当該受信側装置に通知するた
め、前記親展送信操作入力手段による単一の親展送信操
作により入力された、通信親展送信が指定されたことを
示す前記特定の親展IDは、当該受信側装置が、送信側
装置としての本発明に係るファクシミリ装置の標準親展
送信機能に対応する標準親展受信機能を備えていれば、
前記標準親展送信機能により通知され、当該受信側装置
が、送信側装置としての本発明に係るファクシミリ装置
の非標準通常親展送信機能に対応する非標準通常親展受
信機能を備えていれば、前記非標準通常親展送信機能に
より通知される。したがって、受信側装置の親展受信機
能の種別によらず、前記非標準通常親展送信機能に対応
した単一の親展送信操作で確実な親展送信を行うことが
可能となる効果が得られる。
伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより受信側
装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親
展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により
通信親展送信が指定されたことを示す前記特定の親展I
Dを、前記親展ID通知用の標準の制御信号により当該
受信側装置に通知するか、または、所定の制御信号によ
り非標準の親展IDとして当該受信側装置に通知するた
め、前記親展送信操作入力手段による単一の親展送信操
作により入力された、通信親展送信が指定されたことを
示す前記特定の親展IDは、当該受信側装置が、送信側
装置としての本発明に係るファクシミリ装置の標準親展
送信機能に対応する標準親展受信機能を備えていれば、
前記標準親展送信機能により通知され、当該受信側装置
が、送信側装置としての本発明に係るファクシミリ装置
の非標準通常親展送信機能に対応する非標準通常親展受
信機能を備えていれば、前記非標準通常親展送信機能に
より通知される。したがって、受信側装置の親展受信機
能の種別によらず、前記非標準通常親展送信機能に対応
した単一の親展送信操作で確実な親展送信を行うことが
可能となる効果が得られる。
【0115】請求項3に係る発明によれば、前記所定の
伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより受信側
装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親
展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により
入力された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制
御信号により当該受信側装置に通知するか、または、所
定の制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側
装置に通知するため、前記親展送信操作入力手段による
単一の親展送信操作により入力された親展IDは、当該
受信側装置が、送信側装置としての本発明に係るファク
シミリ装置の標準親展送信機能に対応する標準親展受信
機能を備えていれば、前記標準親展送信機能により通知
され、当該受信側装置が、送信側装置としての本発明に
係るファクシミリ装置の非標準パーソナル親展送信機能
に対応する非標準パーソナル親展受信機能を備えていれ
ば、前記非標準パーソナル親展機能により通知される。
したがって、受信側装置の親展受信機能の種別によら
ず、前記標準親展送信機能に対応した単一の親展送信操
作で確実な親展送信を行うことが可能となる効果が得ら
れる。
伝送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより受信側
装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親
展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により
入力された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制
御信号により当該受信側装置に通知するか、または、所
定の制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側
装置に通知するため、前記親展送信操作入力手段による
単一の親展送信操作により入力された親展IDは、当該
受信側装置が、送信側装置としての本発明に係るファク
シミリ装置の標準親展送信機能に対応する標準親展受信
機能を備えていれば、前記標準親展送信機能により通知
され、当該受信側装置が、送信側装置としての本発明に
係るファクシミリ装置の非標準パーソナル親展送信機能
に対応する非標準パーソナル親展受信機能を備えていれ
ば、前記非標準パーソナル親展機能により通知される。
したがって、受信側装置の親展受信機能の種別によら
ず、前記標準親展送信機能に対応した単一の親展送信操
作で確実な親展送信を行うことが可能となる効果が得ら
れる。
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の、本実施の形態と直接関係する部分以外は
図示を省略した配置構成例を示す図である。
操作表示部の、本実施の形態と直接関係する部分以外は
図示を省略した配置構成例を示す図である。
【図3】従来のファクシミリ装置における送信処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】通常/パーソナル親展送信操作手順の具体的な
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図5】図4と共に通常/パーソナル親展送信操作手順
の具体的な手順を示すフローチャートである。
の具体的な手順を示すフローチャートである。
【図6】図4及び図5に示す通常/パーソナル親展送信
操作手順における表示器への表示例を示す図である。
操作手順における表示器への表示例を示す図である。
【図7】通常/パーソナル親展送信処理の具体的な通信
シーケンスを示す図である。
シーケンスを示す図である。
【図8】SUB親展送信操作手順の具体的な手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】図8に示すSUB親展送信操作手順における表
示器への表示例を示す図である。
示器への表示例を示す図である。
【図10】SUB親展送信処理の具体的な通信シーケン
スを示す図である。
スを示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における第1実施例に係る送信処理手順を示すフローチ
ャートである。
における第1実施例に係る送信処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】第1実施形態において行われる図4及び図5
に示す通常/パーソナル親展送信操作手順における表示
器への表示例を示す図である。
に示す通常/パーソナル親展送信操作手順における表示
器への表示例を示す図である。
【図13】第1実施形態に係る通常/パーソナル親展送
信処理手順を示すフローチャートである。
信処理手順を示すフローチャートである。
【図14】パーソナル親展操作対応シーケンス選択テー
ブルを示す図である。
ブルを示す図である。
【図15】通常親展操作対応シーケンス選択テーブルを
示す図である。
示す図である。
【図16】本実施の形態に係るファクシミリ装置におけ
る第2実施形態に係る送信処理手順を示す図である。
る第2実施形態に係る送信処理手順を示す図である。
【図17】第2実施形態に係るSUB親展送信処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図18】SUB親展操作対応シーケンス選択テーブル
を示す図である。
を示す図である。
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 3a フォントテーブル 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 画像メモリ 8 符号化復号化部 9 操作表示部 9a テンキー 9b [Yes]キー 9c [No]キー 9d [ストップ]キー 9e [スタート]キー 9f [ファンクション]キー 9g カーソルキー群 9gd [下矢印]キー 9gl [左矢印]キー 9gr [右矢印]キー 9gu [上矢印]キー 9h 表示器 10 モデム 11 網制御部 12 システムバス
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の伝送制御手順に基づいた制御信号
のやりとりにより受信側装置にファクシミリメッセージ
を送信する際に、前記所定の伝送制御手順において標準
の親展IDを親展ID通知用の標準の制御信号により受
信側装置に通知する標準親展送信機能、及び、前記所定
の伝送制御手順において非標準の親展IDを所定の制御
信号により受信側装置に通知する非標準パーソナル親展
送信機能を少なくとも備えたファクシミリ装置におい
て、 前記非標準パーソナル親展送信機能に対応した親展ID
の入力を伴う送信操作を受け入れる親展送信操作入力手
段と、その親展送信操作入力手段により送信操作入力が
なされると、受信側装置に発呼し、前記所定の伝送制御
手順に基づく制御信号のやりとりにより当該受信側装置
から通知される当該受信側装置の標準・非標準の親展受
信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段により入力
された親展IDを、前記親展ID通知用の標準の制御信
号により当該受信側装置に通知するか、または、所定の
制御信号により非標準の親展IDとして当該受信側装置
に通知する親展送信制御手段とを備えたことを特徴とす
るファクシミリ装置。 - 【請求項2】 所定の伝送制御手順に基づいた制御信号
のやりとりにより受信側装置にファクシミリメッセージ
を送信する際に、前記所定の伝送制御手順において標準
の親展IDを親展ID通知用の標準の制御信号により受
信側装置に通知する標準親展送信機能、及び、前記所定
の伝送制御手順において非標準の通常親展送信である旨
を示す特定の親展IDを所定の制御信号により受信側装
置に通知する非標準通常親展送信機能を少なくとも備え
たファクシミリ装置において、 前記非標準通常親展送信機能に対応した通信親展送信を
指定する入力を伴う送信操作を受け入れる親展送信操作
入力手段と、その親展送信操作入力手段により送信操作
入力がなされると、受信側装置に発呼し、前記所定の伝
送制御手順に基づく制御信号のやりとりにより当該受信
側装置から通知される当該受信側装置の標準・非標準の
親展受信機能に応じて、前記親展送信操作入力手段によ
り通信親展送信が指定されたことを示す前記特定の親展
IDを、前記親展ID通知用の標準の制御信号により当
該受信側装置に通知するか、または、所定の制御信号に
より非標準の親展IDとして当該受信側装置に通知する
親展送信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシ
ミリ装置。 - 【請求項3】 所定の伝送制御手順に基づいた制御信号
のやりとりにより受信側装置にファクシミリメッセージ
を送信する際に、前記所定の伝送制御手順において標準
の親展IDを親展ID通知用の標準の制御信号により受
信側装置に通知する標準親展送信機能、及び、前記所定
の伝送制御手順において非標準の親展IDを所定の制御
信号により受信側装置に通知する非標準パーソナル親展
送信機能を少なくとも備えたファクシミリ装置におい
て、 前記標準親展送信機能に対応した親展IDの入力を伴う
送信操作を受け入れる親展送信操作入力手段と、その親
展送信操作入力手段により送信操作入力がなされると、
受信側装置に発呼し、前記所定の伝送制御手順に基づく
制御信号のやりとりにより当該受信側装置から通知され
る当該受信側装置の標準・非標準の親展受信機能に応じ
て、前記親展送信操作入力手段により入力された親展I
Dを、前記親展ID通知用の標準の制御信号により当該
受信側装置に通知するか、または、所定の制御信号によ
り非標準の親展IDとして当該受信側装置に通知する親
展送信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミ
リ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107174A JPH11289463A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107174A JPH11289463A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289463A true JPH11289463A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14452361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10107174A Pending JPH11289463A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11289463A (ja) |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP10107174A patent/JPH11289463A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |