JP2002044399A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002044399A
JP2002044399A JP2000228894A JP2000228894A JP2002044399A JP 2002044399 A JP2002044399 A JP 2002044399A JP 2000228894 A JP2000228894 A JP 2000228894A JP 2000228894 A JP2000228894 A JP 2000228894A JP 2002044399 A JP2002044399 A JP 2002044399A
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JP2000228894A
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Osamu Kimoto
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来例に比較して経済的に回覧用画像データ
を回覧できる。 【解決手段】 回覧元機の主制御部1は、図2に示すよ
うに、回覧依頼元機のファクシミリ装置20Eから回覧
用画像データを受信してメモリボックス8aに記憶し
(図6のステップS29)、上記受信して記憶された回
覧用画像データの回覧要約情報である回覧要約通知レポ
ートの画像データを生成し(図7のステップS41)、
要約送信設定モードが設定されているとき(図8のステ
ップS56でYES)、生成された回覧要約通知レポー
トの画像データを、メモリボックス登録テーブル7aに
予め登録された回覧宛先等の宛先情報1に基づいた所定
の回覧宛先に送信する(ステップS59)ことにより回
覧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ITU−
T勧告で規定されたファクシミリ手順信号(以下、Fコ
ードという。)を用いて掲示板機能、親展機能、中継同
報配信機能、回覧機能などを含む各種機能(以下、Fコ
ード機能という。)を実行する通信端末装置に関し、特
に、回覧機能を有する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ITU−T勧告で規定された、サ
ブアドレス信号(SUB)、選択ポーリング信号(SE
P)、パスワード信号(PWD)などのFコードを用い
て掲示板機能、親展機能、中継同報配信機能などを含む
各種のFコード機能を実行するファクシミリ装置が実用
化されており、これにより、従来、非標準のファクシミ
リ信号を用いて上記の機能を実現していたファクシミリ
装置に比較して各メーカーのファクシミリ装置間での上
記の機能を実行でき、ファクシミリ装置の互換性を向上
させることができる。
【0003】上記のFコード機能の実行のために、ファ
クシミリ装置の画像メモリに、選択ポーリング送信又は
選択ポーリング受信するための掲示板用、親展用、及び
中継同報配信用の画像データを格納するための領域とし
て、複数のメモリボックスが番号を割り付けられた状態
で設けられる。
【0004】選択ポーリングの掲示板機能では、相手先
のファクシミリ装置から、例えば、選択ポーリング用の
画像データが送信されてきたとき、その画像データが画
像メモリの所定番号のメモリボックスに格納され、その
後、当該ファクシミリ装置において、ボックス番号の指
定及びパスワードの入力に基づき、指定された番号のメ
モリボックスに格納されている画像データが印字出力さ
れる。また、例えば、相手先のファクシミリ装置から、
選択ポーリング用のボックス番号の指定及びパスワード
のデータが送信されてきたときに、そのパスワードの認
証に基づき、対応するメモリボックスの格納された画像
データが相手先のファクシミリ装置に送信される。
【0005】また、親展機能においては、相手先のファ
クシミリ装置から親展用の画像データが送信されてきた
とき、その親展用画像データが上記画像メモリの所定番
号のメモリボックスに格納され、その後、当該ファクシ
ミリ装置において、ボックス番号の指定及びパスワード
の入力に基づき、指定された番号のメモリボックスに格
納されている画像データが印字出力される。
【0006】さらに、中継同報配信機能においては、中
継依頼元の相手先のファクシミリ装置から中継同報配信
用の画像データが送信されてきたとき、その中継同報配
信用画像データが上記画像メモリの所定番号のメモリボ
ックスに格納され、その後、当該ファクシミリ装置から
予め登録された複数の中継同報配信先のファクシミリ装
置に順次送信される。
【0007】またさらに、回覧機能においては、回覧元
のファクシミリ装置から回覧用画像データが、順次所定
の回覧順序で、所定の回覧グループ内の各ファクシミリ
装置を介して転送されて回覧される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
回覧機能を利用したときに、回覧用原稿画像の枚数が多
い場合など、必ずしも回覧グループの全部のファクシミ
リ装置で必要な情報でない場合もあり、このような回覧
用画像データを回覧した場合、記録紙が無駄になるとい
う問題点があった。
【0009】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来例に比較して経済的に、回覧用画像データを回覧でき
るファクシミリ装置などの通信端末装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末装
置は、回覧用画像データを記憶する記憶手段と、上記記
憶された回覧用画像データの回覧要約情報を生成して回
覧宛先に送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】また、上記通信端末装置において、上記回
覧要約情報は、好ましくは、上記回覧用画像データを上
記記憶手段から読み出すための情報を含むことを特徴と
する。
【0012】さらに、上記通信端末装置において、上記
回覧要約情報は、好ましくは、上記回覧用画像データの
種別を示す回覧種別情報を含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0014】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、Fコードを用いた回覧機能等を有するファク
シミリ装置20の構成を示すブロック図である。
【0015】この実施形態のファクシミリ装置において
は、ボックス番号毎に画像データを記憶する画像メモリ
8を備え、図2に示すように、サブアドレス信号(SU
B)又は選択ポーリング信号(SEP)の情報と、それ
に対応してFコード機能のうちの1個又は2個の処理機
能の種類をRAM7内のメモリボックス登録テーブル7
aに、メモリボックス8aのボックス番号毎に記憶し、
相手先のファクシミリ装置からのFコードを用いたFコ
ード機能の指示信号に応答して、メモリボックス登録テ
ーブル7aに記憶された1個又は2個の処理機能を実行
することを特徴としている。ここで、2個の処理機能
は、例えば、掲示板と回覧との組み合わせである。
【0016】図2は、実施形態で用いるファクシミリ回
覧システムの構成を示すブロック図である。図2におい
て、回覧グループは、ファクシミリ装置20A乃至20
Gを含み、例えば、回覧グループ内の1つのファクシミ
リ装置20Eが回覧依頼元機となり、手順1の回覧登録
で、回覧用画像データを回覧元機であるファクシミリ装
置20Aに送信してメモリボックス8aに「掲示板及び
回覧」を指定して格納する。次いで、回覧元機のファク
シミリ装置20Aは、手順2で、登録された回覧用画像
データ又は回覧要約情報を含む回覧要約通知レポート
を、当該回覧グループの所定のファクシミリ装置20A
乃至20Gの順序で回覧機により転送して回覧する。
【0017】この実施形態に係るファクシミリ装置20
は、回覧依頼元機、回覧元機又は回覧機で動作可能な装
置であって、回覧用画像データを記憶するメモリボック
ス8aを含む画像メモリ8を備え、回覧元機の主制御部
1は、メモリボックス8aに記憶された画像データをメ
モリボックス登録テーブル7aに予め登録された回覧宛
先等の宛先情報1に基づいた所定の回覧宛先に送信する
ことにより回覧する。また、回覧元機の主制御部1は、
図2に示すように、他のファクシミリ装置20である、
例えば回覧依頼元機のファクシミリ装置20Eから回覧
用画像データを受信してメモリボックス8aに記憶し
(図6のステップS29)、上記受信して記憶された回
覧用画像データを、メモリボックス登録テーブル7aに
予め登録された回覧宛先等の宛先情報1に基づいた所定
の回覧宛先に送信する(図8のステップS57)ことに
より回覧することを特徴としている。
【0018】さらに、回覧元機の主制御部1は、メモリ
ボックス8aに記憶された画像データの回覧要約情報で
ある回覧要約通知レポートの画像データを生成し(図7
のステップS41)、要約送信設定モードが設定されて
いるとき(図8のステップS56でYES)、生成され
た回覧要約通知レポートの画像データをメモリボックス
登録テーブル7aに予め登録された回覧宛先等の宛先情
報1に基づいた所定の回覧宛先に送信する(ステップS
59)ことにより回覧する。また、回覧元機の主制御部
1は、図2に示すように、他のファクシミリ装置20で
ある、例えば回覧依頼元機のファクシミリ装置20Eか
ら回覧用画像データを受信してメモリボックス8aに記
憶し(図6のステップS29)、上記受信して記憶され
た回覧用画像データの回覧要約情報である回覧要約通知
レポートの画像データを生成し(図7のステップS4
1)、要約送信設定モードが設定されているとき(図8
のステップS56でYES)、生成された回覧要約通知
レポートの画像データを、メモリボックス登録テーブル
7aに予め登録された回覧宛先等の宛先情報1に基づい
た所定の回覧宛先に送信する(ステップS59)ことに
より回覧することを特徴としている。
【0019】ここで、回覧要約情報である回覧要約通知
レポートは、回覧用画像データの種別を示す回覧種別情
報を含み、当該回覧種別情報は、回覧依頼元機のファク
シミリ装置20から指定されて(図5のステップS2)
受信される(図6のステップS23でYES)ことを特
徴としている。
【0020】また、回覧依頼元機のファクシミリ装置2
0の主制御部1は、図1に示すように、回覧用画像を読
み取り画像データに変換する画像読取部2と,上記変換
された画像データを記憶する画像メモリ8と、上記記憶
された画像データを所定の回覧元機のファクシミリ装置
20に送信する(図5のステップS11)ことを特徴と
している。
【0021】この実施形態に係る回覧元機のファクシミ
リ装置20の主制御部1は、画像メモリ8のメモリボッ
クス8aに記憶された回覧用画像データの回覧要約情報
である回覧要約通知レポートの画像データを生成して
(図7のステップS41)回覧宛先に送信する(図8の
ステップS59)ことを特徴としている。ここで、上記
回覧要約通知レポートは、上記回覧用画像データを上記
記憶手段から読み出すための情報であるボックス番号を
含む。また、上記回覧要約通知レポートは、例えば、図
3に示すように、上記回覧用画像データの種別を示す回
覧種別情報を含む。本実施形態では、回覧種別情報とし
ては、以下を用いている。 (a)0:お知らせ、 (b)1:緊急、 (c)2:会合予定、 (d)3:カタログ。
【0022】図3は、図2のファクシミリ回覧システム
で生成されて回覧される回覧要約通知レポートの一例を
示す図である。図3から明らかなように、回覧要約通知
レポートには、ボックス番号と、登録日時と、枚数と、
回覧種別と、回覧依頼元の電話番号と、回覧元電話番号
とが記載されている。
【0023】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、Fコードを用いた回覧機能等を備えている。主制
御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13
を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれ
らを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能
を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキ
ャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメ
ージデータを出力する。画像記録部3は電子写真方式等
のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファ
クシミリ通信により受信したイメージデータをハードコ
ピーとしてプリントアウトして記録する。表示部4は、
液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表
示装置であり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を
表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受
信したイメージデータの表示を行う。
【0024】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。また、操作部5は、
回覧開始を操作確認させる装置設定モードにおいて用い
る回覧指示キーと回覧中止キー(図7参照。)とを含
む。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とするこ
とにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部
を代用するように構成してもよい。
【0025】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図5の回覧依頼元回覧送信
処理、並びに、図6乃至図8の回覧元機の回覧元着信及
び回覧処理のプログラムを含む。RAM7は、SRAM
又はフラッシュメモリ等で構成され、主制御部1のワー
キングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発
生する一時的なデータを記憶するとともに、例えば、図
4の形式を有するメモリボックス登録テーブル7aを備
える。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用し
た場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断さ
れた場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモ
リ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデー
タ又は受信したイメージデータを記憶し、ここで、Fコ
ード機能用画像データを格納するためにボックス番号毎
に区分されたメモリボックス8aを備える。なお、RA
M7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成し
てもよい。
【0026】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイ
ヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じ
てファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。
ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダ
プタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service
Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0027】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、ITU−T勧告で規定されたFコー
ドを用いて掲示板機能、親展機能、中継同報配信機能、
回覧機能を含むFコード機能を有している。ファクシミ
リ通信機能において、画像読取部2により読み取られた
ドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定め
られているMH,MR,MMR等の符号化方式に従って
ソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシ
ミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ
装置から受信した符号化データもソフトウェアによりイ
メージデータに復号化されて画像記録部3からハードコ
ピーとして出力される。なお、画像メモリ8はイメージ
データを必要に応じて記憶し、また逆に記憶しているイ
メージデータを必要に応じて出力する。
【0028】図4は、図1のRAM7内のメモリボック
ス登録テーブル7aの一例を示す図である。図4から明
らかなように、メモリボックス8aのボックス番号毎
に、サブアドレス(SUB)又は選択ポーリング(SE
P)の情報、パスワード(PWD)、Fコード機能の掲
示板機能、親展機能、中継同報配信機能、回覧機能のう
ちどの処理機能が指定されたかを示すデータ(すなわ
ち、処理機能の種類を示すデータ;ここで、1は指定、
0は未指定である。)、次の宛先などの回覧宛先用の宛
先情報1と、回覧元の電話番号を示す宛先情報2とが記
憶されている。この図2の例では、ボックス番号3に対
して、掲示板機能と回覧機能の2つの処理機能が指定さ
れており、図2を参照して説明したような手順1及び2
での処理が実行される。
【0029】図5は、回覧依頼元機である図1のファク
シミリ装置20の主制御部1によって実行される回覧依
頼元回覧送信処理を示すフローチャートである。
【0030】図5において、まず、ステップS1におい
て要約回覧指定モードか否かが判断され、YESのとき
はステップS2に進む一方、NOのときはステップS3
に進む。ステップS2において以下の回覧種別を表示部
4に表示し、以下から選択して選択番号を操作部5を入
力してステップS4に進む。 0:おしらせ、 1:緊急、 2:会合予定、 3:カタログ。
【0031】一方、ステップS3において回覧種別とし
て全文(選択番号9)を設定してステップS4に進む。
ステップS4では、回覧依頼元機のメモリボックス登録
テーブル7aのボックス番号を操作部5を用いて入力
し、ステップS5において、メモリボックス登録テーブ
ル7a内のボックス番号に対応した宛先情報2に基づい
て回覧元機のファクシミリ装置20にダイヤルする。そ
して、ステップS6においてSUB信号能力付きのDI
S信号を受信し、ステップS7において上記入力された
ボックス番号をSUB信号に格納し、ステップS8にお
いてSID信号に回覧種別番号を格納する。次いで、ス
テップS9においてSUB信号、SID信号、DCS信
号、トレーニング信号及びTCF信号を送出し、ステッ
プS10においてCFR信号を検出する。ステップS1
1では、回覧用原稿画像情報を1頁分読取り画像データ
に変換して画像メモリ8に格納した後送信し、ステップ
S12において次ページの原稿画像があるか否かが判断
され、YESのときはステップS11に戻り、上記の処
理を繰り返す。一方、ステップS12でNOであるとき
は、ステップS13においてEOP信号を送信し、MC
F信号を検出し、ステップS14においてDCN信号を
送出した後、ステップS15において回線開放して当該
回覧依頼元回覧送信処理を終了する。
【0032】図6乃至図8は、回覧元機である図1のフ
ァクシミリ装置20の主制御部1によって実行される回
覧元着信及び回覧処理を示すフローチャートである。
【0033】図6において、まず、ステップS21にお
いて着呼したか否かが判断され、着呼するまでステップ
S21の処理を繰り返し、YESとなったとき、ステッ
プS22においてDIS信号を送出し、ステップS23
においてSUB信号及びSID信号を受信したか否かが
判断される。YESのときはステップS24に進む一
方、NOのときはステップS25に進む。ステップS2
4においてSUB信号のボックス番号はメモリボックス
登録テーブル7aで登録済みか否かが判断され、YES
のときはステップS27に進む一方、NOのときはステ
ップS25に進む。ステップS25では、相手先のファ
クシミリ装置から画像データを通常受信して画像記録部
3を用いてプリントした後、ステップS26において回
線開放し当該回覧元着信及び回覧処理を終了する。
【0034】ステップS27においてDCS信号及びT
CF信号を受信し、ステップS28においてCFR信号
を送出する。次いで、ステップS29において画像デー
タを受信して画像メモリ8に格納した後、ステップS3
0においてMCF信号を送出し、ステップS31におい
てDCN信号を検出し、ステップS32において回線開
放してステップS33に進む。ステップS33では、受
信されたボックス番号の指定種別は否かが判断され、掲
示板であれば、ステップS34において掲示板受信の旨
を表示部4に表示して画像データを画像記録部3を用い
てプリントして当該回覧元着信及び回覧処理を終了す
る。また、ステップS33で親展であれば、ステップS
35において親展受信通知を画像記録部3を用いてプリ
ントして当該回覧元着信及び回覧処理を終了する。さら
に、ステップS33で回覧であれば、図7のステップS
41に進む。
【0035】図7のステップS41においては、例えば
図3に示すような回覧要約通知レポートの画像データを
生成し、ステップS42において回覧要約通知レポート
の画像を表示部4に表示し、ステップS43において原
稿内容を確認する設定モードか否かが判断される。ステ
ップS43でYESであれば、ステップS44において
受信された画像データの画像を表示部4に表示して画像
記録部3を用いてプリントしてステップS45に進む。
一方、ステップS43でNOであれば、そのままステッ
プS45に進む。
【0036】ステップS45において回覧開始を操作確
認させる装置設定モードか否かが判断され、YESのと
きはステップS46に進む一方、NOのときは図8のス
テップS51に進む。ステップS46において回覧指示
がオンされたか否かが判断され、YESのときは図8の
ステップS51に進む一方、NOのときはステップS4
7に進む。また、ステップS47において回覧中止キー
がオンされたか否かが判断され、YESのときは当該処
理を終了するが、NOのときはステップS46に戻る。
ステップS44からステップS47までの処理では、回
覧元機において、回覧用画像データの画像を一旦表示し
印字して、回覧指示キー又は回覧中止キーの操作に基づ
いて、回覧送信の可否を制御することができるので、回
覧元機において回覧物の回覧の可否を確認判断して指示
できる。
【0037】図8のステップS51においてメモリボッ
クス登録テーブル7a内のボックス番号に対応した宛先
情報1に基づいて、次の宛先の電話番号をダイヤルし、
次いで、ステップS52においてDIS信号を検出し、
ステップS53においてSUB信号に回覧用ボックス番
号を格納し、ステップS54においてSUB信号、DC
S信号、トレーニング信号及びTCF信号を送出する。
これに応答して、ステップS55においてCFR信号を
検出し、ステップS56において要約送信設定モードか
否かが判断される。ステップS56でNOであるとき、
回覧用画像データを要約せずにそのまま送信する通常の
回覧送信と判断して、ステップS57において画像メモ
リ8内のすべての受信された画像データを送出してステ
ップS61に進む。一方、ステップS56でYESであ
るときは、ステップS58において要約送信モード又は
画像一部分送信モードか否かが判断され、要約送信モー
ドであるときは、ステップS59において上記生成され
た回覧要約通知レポートの画像データを送出しステップ
S61に進む。一方、ステップS58で画像一部分送信
モードであるときは、ステップS60において予め設定
された設定条件に基づいて、回覧用画像データを縮小し
た縮小画像の画像データ又は1頁のみの画像データを送
信しステップS61に進む。さらに、ステップS61に
おいてEOP信号を送出し、ステップS62において回
線開放して当該処理を終了する。
【0038】なお、回覧要約通知レポートを受信したフ
ァクシミリ装置20において、回覧用画像データの全文
を見たいときは、回覧元機のファクシミリ装置20のメ
モリボックス8aの掲示板にアクセスしてポーリング受
信した後、表示又は印字すればよい。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、回覧元機の主制御部1は、図2に示すように、他の
ファクシミリ装置20である、例えば回覧依頼元機のフ
ァクシミリ装置20Eから回覧用画像データを受信して
メモリボックス8aに記憶し(図6のステップS2
9)、上記受信して記憶された回覧用画像データを、メ
モリボックス登録テーブル7aに予め登録された回覧宛
先等の宛先情報1に基づいた所定の回覧宛先に送信する
(図8のステップS57)ことにより回覧する。従っ
て、回覧元機以外の他のファクシミリ装置20からの回
覧用画像データを回覧でき、回覧の使い勝手を向上させ
ることができる。また、回覧元機では、回覧用画像デー
タを受信して画像メモリ8内のメモリボックス8aに格
納するだけなので、回覧用画像データを画像読取部2を
用いて読み取る必要がない。
【0040】さらに、回覧元機の主制御部1は、図2に
示すように、他のファクシミリ装置20である、例えば
回覧依頼元機のファクシミリ装置20Eから回覧用画像
データを受信してメモリボックス8aに記憶し(図6の
ステップS29)、上記受信して記憶された回覧用画像
データの回覧要約情報である回覧要約通知レポートの画
像データを生成し(図7のステップS41)、要約送信
設定モードが設定されているとき(図8のステップS5
6でYES)、生成された回覧要約通知レポートの画像
データを、メモリボックス登録テーブル7aに予め登録
された回覧宛先等の宛先情報1に基づいた所定の回覧宛
先に送信する(ステップS59)。従って、回覧送信に
おいて、回覧グループ内の各ファクシミリ装置20にお
いて、大量の画像が回覧されることが無く、回覧要約情
報を見て画像データの全文を印字するか否かを選択でき
るので、各ファクシミリ装置20の記録紙を無駄遣いし
ない。また、回覧要約情報のみ回覧されるので、回覧に
係る通信時間を短縮してスピーディーに回覧でき、通信
料金も節約することができる。それ故、従来例に比較し
て経済的に回覧送信することができる。
【0041】また、回覧要約情報である回覧要約通知レ
ポートは、回覧用画像データの種別を示す回覧種別情報
を含み、当該回覧種別情報は、回覧依頼元機のファクシ
ミリ装置20から指定されて(図5のステップS2)受
信される(図6のステップS23でYES)。従って、
回覧用画像データの内容により回覧依頼元から指定され
るので回覧元で指定する必要がない。それ故、回覧元機
での操作性を向上させることができる。
【0042】また、回覧依頼元機のファクシミリ装置2
0の主制御部1は、図1に示すように、回覧用画像を読
み取り画像データに変換する画像読取部2と,上記変換
された画像データを記憶する画像メモリ8と、上記記憶
された画像データを所定の回覧元機のファクシミリ装置
20に送信する(図5のステップS11)。従って、回
覧元機以外の他のファクシミリ装置20から回覧元機に
回覧用画像データを送信することにより、回覧グループ
内で回覧でき、回覧の使い勝手を向上させることができ
る。また、回覧元機では、回覧用画像データを受信して
画像メモリ8内のメモリボックス8aに格納するだけな
ので、回覧用画像データを画像読取部2を用いて読み取
る必要がない。
【0043】この実施形態に係る回覧元機のファクシミ
リ装置20の主制御部1は、画像メモリ8のメモリボッ
クス8aに記憶された回覧用画像データの回覧要約情報
である回覧要約通知レポートの画像データを生成して
(図7のステップS41)回覧宛先に送信する(図8の
ステップS59)。従って、回覧送信において、回覧グ
ループ内の各ファクシミリ装置20において、大量の画
像が回覧されることが無く、回覧要約情報を見て画像デ
ータの全文を印字するか否かを選択できるので、各ファ
クシミリ装置20の記録紙を無駄遣いしない。また、回
覧要約情報のみ回覧されるので、回覧に係る通信時間を
短縮してスピーディーに回覧でき、通信料金も節約する
ことができる。それ故、従来例に比較して経済的に回覧
送信することができる。
【0044】ここで、上記回覧要約通知レポートは、上
記回覧用画像データを上記記憶手段から読み出すための
情報であるボックス番号を含む。従って、必要に応じて
回覧要約情報である回覧要約通知レポートに記載された
ボックス番号に基づいて回覧元機のファクシミリ装置2
0から回覧用画像データを取り出してポーリング受信で
きる。
【0045】また、上記回覧要約通知レポートは、図3
に示すように、上記回覧用画像データの種別を示す回覧
種別情報を含む。従って、回覧要約情報である回覧要約
通知レポートに記載された回覧種別情報に基づいて回覧
用画像データの内容がある程度把握することができ、選
別して受信することができ、操作者の使い勝手を向上さ
せることができる。
【0046】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装
置などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0047】以上の実施形態においては、回覧依頼元機
は、図2に示すように、回覧グループ内のファクシミリ
装置20A乃至20Gのうちの1つ(例えば、20E)
であるが、本発明はこれに限らず、回覧グループ以外の
ファクシミリ装置20Hであってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る通信端
末装置によれば、回覧用画像データを記憶する記憶手段
と、上記記憶された回覧用画像データの回覧要約情報を
生成して回覧宛先に送信する送信手段とを備える。従っ
て、回覧送信において、回覧グループ内の各通信端末装
置において、大量の画像が回覧されることが無く、回覧
要約情報を見て画像データの全文を印字するか否かを選
択できるので、各通信端末装置の記録紙を無駄遣いしな
い。また、回覧要約情報のみ回覧されるので、回覧に係
る通信時間を短縮してスピーディーに回覧でき、通信料
金も節約することができる。それ故、従来例に比較して
経済的に回覧送信することができる。
【0049】また、上記通信端末装置において、上記回
覧要約情報は、好ましくは、上記回覧用画像データを上
記記憶手段から読み出すための情報を含む。従って、必
要に応じて回覧要約情報に記載されたボックス番号に基
づいて回覧元機の通信端末装置から回覧用画像データを
取り出してポーリング受信できる。
【0050】さらに、上記通信端末装置において、上記
回覧要約情報は、好ましくは、上記回覧用画像データの
種別を示す回覧種別情報を含む。従って、回覧要約情報
に記載された回覧種別情報に基づいて回覧用画像データ
の内容がある程度把握することができ、選別して受信す
ることができ、操作者の使い勝手を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、Fコードを用
いた回覧機能等を有するファクシミリ装置20の構成を
示すブロック図である。
【図2】 実施形態又は変形例で用いるファクシミリ回
覧システムの構成を示すブロック図である。
【図3】 図2のファクシミリ回覧システムで生成され
て回覧される回覧要約通知レポートの一例を示す図であ
る。
【図4】 図1のRAM7内のメモリボックス登録テー
ブル7aの一例を示す図である。
【図5】 回覧依頼元機である図1のファクシミリ装置
20の主制御部1によって実行される回覧依頼元回覧送
信処理を示すフローチャートである。
【図6】 回覧元機である図1のファクシミリ装置20
の主制御部1によって実行される回覧元着信及び回覧処
理の第1の部分を示すフローチャートである。
【図7】 回覧元機である図1のファクシミリ装置20
の主制御部1によって実行される回覧元着信及び回覧処
理の第2の部分を示すフローチャートである。
【図8】 回覧元機である図1のファクシミリ装置20
の主制御部1によって実行される回覧元着信及び回覧処
理の第3の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…画像読取部、 3…画像記録部、 4…表示部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…メモリボックス登録テーブル、 8…画像メモリ、 8a…メモリボックス、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20,20A乃至20H…ファクシミリ装置、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回覧用画像データを記憶する記憶手段
    と、上記記憶された回覧用画像データの回覧要約情報を
    生成して回覧宛先に送信する送信手段とを備えたことを
    特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記回覧要約情報は、上記回覧用画像デ
    ータを上記記憶手段から読み出すための情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記回覧要約情報は、上記回覧用画像デ
    ータの種別を示す回覧種別情報を含むことを特徴とする
    請求項1又は2記載の通信端末装置。
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