JP2000151961A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000151961A
JP2000151961A JP32027198A JP32027198A JP2000151961A JP 2000151961 A JP2000151961 A JP 2000151961A JP 32027198 A JP32027198 A JP 32027198A JP 32027198 A JP32027198 A JP 32027198A JP 2000151961 A JP2000151961 A JP 2000151961A
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Hidenori Hirao
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリボックスを有する通信端末装置におい
てFコードの情報を予め登録せずに、Fコード機能の処
理を実行することができる通信端末装置を提供する。 【解決手段】 相手先のファクシミリ装置からのFコー
ドを用いたFコード機能の指示信号を受信したときに、
Fコード内のサブアドレス(SUB)とパスワード(P
WD)が一致するメモリボックスがあるか否かをメモリ
ボックス登録テーブル7aで検索して未登録であるとき
(ステップS19,S20でNO)に、メモリボックス
を自動的に生成し、上記Fコードと、相手先のファクシ
ミリ装置の識別情報である相手先の電話番号をメモリボ
ックス登録テーブル7aに登録するとともに、受信した
画像データを自動生成したメモリボックスに格納する
(ステップS57又はS62)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ITU−T勧告で
規定されたファクシミリ手順信号(以下、Fコードとい
う。)を用いて掲示板機能、親展機能、中継同報配信機
能などを含む各種機能(以下、Fコード機能という。)
を実行するファクシミリ装置などの通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ITU−T勧告で規定された、サ
ブアドレス信号(SUB)、選択ポーリング信号(SE
P)、パスワード信号(PWD)などのFコードを用い
て掲示板機能、親展機能、中継同報配信機能などを含む
各種のFコード機能を実行するファクシミリ装置が実用
化されており、これにより、従来、非標準のファクシミ
リ信号を用いて上記の機能を実現していたファクシミリ
装置に比較して各メーカーのファクシミリ装置間での上
記の機能を実行でき、ファクシミリ装置の互換性を向上
させることができる。
【0003】上記のFコード機能の実行のために、ファ
クシミリ装置の画像メモリに、選択ポーリング送信又は
選択ポーリング受信するための掲示板用、親展用、及び
中継同報配信用の画像データを格納するための領域とし
て、複数のメモリボックスが番号を割り付けられた状態
で設けられる。
【0004】選択ポーリングの掲示板機能では、相手先
のファクシミリ装置から、例えば、選択ポーリング用の
画像データが送信されてきたとき、その画像データが画
像メモリの所定番号のメモリボックスに格納され、その
後、当該ファクシミリ装置において、メモリボックス番
号の指定及びパスワードの入力に基づき、指定された番
号のメモリボックスに格納されている画像データが印字
出力される。また、例えば、相手先のファクシミリ装置
から、選択ポーリング用のメモリボックス番号の指定及
びパスワードのデータが送信されてきたときに、そのパ
スワードの認証に基づき、対応するメモリボックスの格
納された画像データが相手先のファクシミリ装置に送信
される。
【0005】また、親展機能においては、相手先のファ
クシミリ装置から親展用の画像データが送信されてきた
とき、その親展用画像データが上記画像メモリの所定番
号のメモリボックスに格納され、その後、当該ファクシ
ミリ装置において、メモリボックス番号の指定及びパス
ワードの入力に基づき、指定された番号のメモリボック
スに格納されている画像データが印字出力される。
【0006】さらに、中継同報配信機能においては、中
継依頼元の相手先のファクシミリ装置から中継同報配信
用の画像データが送信されてきたとき、その中継同報配
信用画像データが上記画像メモリの所定番号のメモリボ
ックスに格納され、その後、当該ファクシミリ装置から
予め登録された複数の中継同報配信先のファクシミリ装
置に順次送信される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
ボックスを有するファクシミリ装置に対して別のファク
シミリ装置からFコード機能を実行するとき、メモリボ
ックスを有するファクシミリ装置においてサブアドレス
(SUB)又は選択ポーリング(SEP)の情報及びパ
スワード(PWD)を予め登録しておかないと、Fコー
ド機能の通信を行うことができないという問題点があっ
た。
【0008】本発明の目的は以上の問題点を解決し、メ
モリボックスを有するファクシミリ装置などの通信端末
装置においてサブアドレス(SUB)又は選択ポーリン
グ(SEP)の情報及びパスワード(PWD)を予め登
録せずに、Fコード機能の処理を実行することができる
通信端末装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の通信端末装置は、サブアドレス信号又は選択ポーリ
ング信号の情報を記憶する第1の記憶手段と、記憶され
た上記情報に対応して画像データを記憶するメモリボッ
クスを備えた第2の記憶手段と、受信した上記情報が記
憶されていないとき第1の記憶手段に記憶しかつ受信し
た画像データを、対応する第2の記憶手段のメモリボッ
クスに記憶する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の通信端末装置は、請
求項1記載の通信端末装置において、制御手段は、受信
したパスワードと、受信した相手先の通信端末装置の識
別情報のうちの少なくとも一方をさらに第1の記憶手段
に記憶することを特徴とする。
【0011】さらに、請求項3記載の通信端末装置は、
請求項1又は2記載の通信端末装置において、制御手段
は、受信した上記情報が記憶されていないとき、相手先
が予め登録された相手先の場合のみ、受信した上記情報
を第1の記憶手段に記憶しかつ受信した相手先の通信端
末装置の識別情報を第1の記憶手段に記憶することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0013】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、メモリボックスの自動生成機能を有するファ
クシミリ装置20の構成を示すブロック図である。この
実施形態のファクシミリ装置20は、メモリボックス番
号毎に画像データを記憶する画像メモリ8を備え、図2
に示すように、サブアドレス信号(SUB)又は選択ポ
ーリング信号(SEP)の情報と、それに対応してFコ
ード機能の処理機能の種類をRAM7内のメモリボック
ス登録テーブル7aに、メモリボックス8aのメモリボ
ックス番号毎に記憶し、相手先のファクシミリ装置から
のFコードを用いたFコード機能の指示信号に応答し
て、メモリボックス登録テーブル7aに記憶された処理
機能を実行する。ここで、相手先のファクシミリ装置か
らのFコードを用いたFコード機能の指示信号を受信し
たときに、Fコード内のサブアドレス(SUB)とパス
ワード(PWD)が一致するメモリボックスがあるか否
かをメモリボックス登録テーブル7aで検索し、未登録
であるときに、メモリボックスを自動的に生成し、上記
Fコードと、相手先のファクシミリ装置の識別情報であ
る相手先の電話番号をメモリボックス登録テーブル7a
に登録するとともに、受信した画像データを自動生成し
たメモリボックスに格納することを特徴としている。
【0014】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、メモリボックスの自動生成機能を備えている。主
制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス1
3を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそ
れらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機
能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したス
キャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイ
メージデータを出力する。画像記録部3は電子写真方式
等のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からフ
ァクシミリ通信により受信したイメージデータをハード
コピーとしてプリントアウトして記録する。表示部4
は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等
の表示装置であり、当該ファクシミリ装置20の動作状
態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及
び受信したイメージデータの表示を行う。
【0015】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0016】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図4乃至図8の着信処理の
プログラムを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシ
ュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリア
として使用されてプログラムの実行時に発生する一時的
なデータを記憶するとともに、例えば、図2の形式を有
するメモリボックス登録テーブル7aと、例えば、図3
の形式を有しメモリボックスを自動的に登録することが
許可された相手先の電話番号が予め格納された認証テー
ブル7bとを備える。なお、RAM7としてフラッシュ
メモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のため
に電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われ
ない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべ
きイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶
し、ここで、Fコード機能用画像データを格納するため
にメモリボックス番号毎に区分されたメモリボックス8
aを備える。なお、RAM7及び画像メモリ8をハード
ディスクメモリで構成してもよい。
【0017】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイ
ヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じ
てファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。
ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダ
プタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service
Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0018】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、メモリボックスの自動生成機能を有
している。ファクシミリ通信機能において、画像読取部
2により読み取られたドットイメージデータはファクシ
ミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等
の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された
後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に
相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データも
ソフトウェアによりイメージデータに復号化されて画像
記録部3からハードコピーとして出力される。なお、画
像メモリ8はイメージデータを必要に応じて記憶し、ま
た逆に記憶しているイメージデータを必要に応じて出力
する。
【0019】図2は、図1のRAM7内のメモリボック
ス登録テーブル7aの一例を示す図である。図2から明
らかなように、メモリボックス8aのメモリボックス番
号毎に、相手先の電話番号又は名称、サブアドレス(S
UB)又は選択ポーリング(SEP)の情報、パスワー
ド(PWD)、Fコード機能の掲示板機能、親展機能、
中継同報配信機能のうちどの処理機能の種類、画像メモ
リ8内のメモリボックス8aにおけるメモリの開始アド
レス(当該開始アドレスは、主制御部1により自動的に
付与されて管理される。)が記憶される。ここで、当該
メモリボックス登録テーブル7a内の相手先の電話番号
又は名称の欄では、以下の入手可能な優先順位で以下の
情報が格納される。 <優先順位1>発信者情報通知サービスで受信した相手
先の名称。 <優先順位2>発信者情報通知サービスで受信した相手
先の電話番号。 <優先順位3>NSS信号内の相手先の名称。 <優先順位4>TSI信号内の電話番号。
【0020】図3は、図1のRAM7内の認証テーブル
7bの一例を示す図である。図3から明らかなように、
メモリボックスが未登録であるときに、メモリボックス
を自動生成してもよい相手先の電話番号が予め登録され
て格納される。
【0021】図4乃至図8は、図1のファクシミリ装置
の主制御部1によって実行される着信処理を示すフロー
チャートである。図4において、まず、ステップS1に
おいて16Hzの着信信号を検出したか否かが判断さ
れ、YESとなるまでステップS1の処理を繰り返し、
YESのときに、ステップS2において16Hzの着信
信号はメーク率が50%か否かが判断され、すなわち発
信者情報通知サービスによる受信であるか否かが判断さ
れる。ステップS2でYESのときはステップS3に進
む一方、NOのときはステップS7に進む。ステップS
3において交換機との間で直流ループを形成して1次応
答信号を送信し、ステップS4において発信電話番号情
報を検出したか否かが判断される。ステップS4でYE
SのときはステップS5に進む一方、NOであるときは
ステップS7に進む。ステップS5において発信電話番
号情報をRAM7内の一時メモリ(図示せず。)に格納
し、ステップS6において直流ループを断として受信完
了信号を送信した後、ステップS7において呼出信号を
検出したか否かが判断され、ステップS8においてオフ
フックしたか否かが判断される。ステップS7及びS8
ではYESとなるまでその処理が繰り返され、ともにY
ESのときは、ステップS9において交換機との間で直
流ループを形成して2次応答信号を送信して図5のステ
ップS11に進む。
【0022】図5のステップS11においてDCS信号
を検出したか否かが判断され、次いで、ステップS12
においてDTC信号を検出したか否かが判断される。ス
テップS11及びS12でともにNOであるときは、ス
テップS13においてDCN信号を送信した後、ステッ
プS14において回線開放して当該着信処理を終了す
る。また、ステップS11でYESのときはステップS
15に進み、ステップS12でYESのときは図6のス
テップS21に進む。
【0023】ステップS15においてNSS,TSI,
SUB,PWD信号を受信してRAM7内の一時メモリ
に格納し、ステップS16においてSUB信号を検出し
たか否かが判断される。ステップS16でNOであると
きは、ステップS17において相手先のファクシミリ装
置から画像データを受信する通常のファクシミリ通信処
理を実行した後、ステップS18において回線開放して
当該着信処理を終了する。一方、ステップS16でYE
Sのときは、ステップS19でメモリボックス登録テー
ブル7aにおいてサブアドレス(SUB)とパスワード
(PWD)が一致するメモリボックスがあるか否かを検
索し、メモリボックスがあるとき(ステップS20でY
ES)は図7のステップS31に進む一方、メモリボッ
クスがないとき(ステップS20でNO)は図8のステ
ップS51に進む。
【0024】図6のステップS21においてNSS,S
IG,SEP,PWD信号を受信してRAM7内の一時
メモリに格納し、ステップS22においてSUB信号を
検出したか否かが判断され、NOであるときは、ステッ
プS23において相手先のファクシミリ装置からのイン
デックス番号に対応する画像データを送信する所定のポ
ーリング送信処理を実行した後、ステップS29で回線
開放し、当該着信処理を終了する。一方、ステップS2
2でYESのときは、ステップS24においてメモリボ
ックス登録テーブル7aにおいて選択ポーリング(SE
P)の情報とパスワード(PWD)が一致するメモリボ
ックスがあるか否かを検索し、ステップS25において
メモリボックスがあるか否かが判断され、次いで、ステ
ップS26においてメモリボックスの機能は掲示板か否
かが判断される。ここで、ステップS25又はS26で
NOであるときは、ステップS27でDCN信号を送信
した後、ステップS29で回線開放して当該着信処理を
終了する。一方、ステップS25及びS26でともにY
ESであるときは、ステップS28において当該メモリ
ボックスに格納された画像データを相手先のファクシミ
リ装置に送信する掲示板原稿の画像データ送信処理を実
行した後、ステップS29において回線開放して当該着
信処理を終了する。
【0025】図7のステップS31においてメモリボッ
クスの機能は掲示板か否かが判断され、次いで、ステッ
プS32においてメモリボックスの機能は親展か否かが
判断され、さらに、ステップS33においてメモリボッ
クスの機能は中継同報配信か否かが判断される。ここ
で、ステップS31、S32及びS33でともにNOで
あるときは、ステップS34においてDCN信号を送信
した後、ステップS39で回線開放して当該着信処理を
終了する。一方、ステップS31でYESのときは、ス
テップS35において画像データを受信し、ステップS
36において受信した画像データを対応するメモリボッ
クスに掲示板画像データとして格納した後、ステップS
37において同時印字モードが設定されているか否かが
判断される。ここで、ステップS37でYESのときの
み、ステップS38において受信した画像データを印字
した後、ステップS39において回線開放し、当該着信
処理を終了する。また、ステップS32でYESのとき
は、ステップS40において画像データを受信し、ステ
ップS41において受信した画像データを対応するメモ
リボックスに親展画像データとして格納した後、ステッ
プS39において回線開放し、当該着信処理を終了す
る。さらに、ステップS33でYESのときは、ステッ
プS42において画像データを受信し、ステップS43
において回線開放した後、ステップS44において受信
した画像データを予め登録されている各中継配信先に送
信して当該着信処理を終了する。
【0026】図8のステップS51において操作部5の
設定によりメモリボックス自動生成モードが予め設定さ
れているか否かが判断され、ステップS52において、
RAM7内の一時メモリに格納された発信者番号情報又
は受信したTSI信号内の相手先の電話番号は、認証テ
ーブルに登録されている相手先か否かが判断される。こ
こで、ステップS51又はS52でNOであるときは、
メモリボックスを自動生成しない又はできないので、ス
テップS53でDCN信号を送信し、ステップS60で
回線開放して当該着信処理を終了する。一方、ステップ
S51及びS52でともにYESのときは、ステップS
54においてメモリボックス機能は掲示板か否かが判断
され、次いで、ステップS55においてメモリボックス
機能は親展か否かが判断される。ステップS54及びS
55でともにNOであるときは、ステップS53でDC
N信号を送信し、ステップS60で回線開放して当該着
信処理を終了する。一方、ステップS54でYESのと
きは、ステップS56に進み、また、ステップS55で
YESのときは、ステップS61に進む。
【0027】図8のステップS56では、画像データを
受信し、ステップS57において掲示板のメモリボック
スを画像メモリ8に自動生成して、受信した画像データ
を掲示板原稿として当該メモリボックスに格納する。こ
こで、自動生成したメモリボックスに対応した、相手先
の電話番号又は名称、サブアドレス(SUB)、パスワ
ード(PWD)、処理機能、及び画像メモリ8内の開始
アドレスをメモリボックス登録テーブル7aに登録す
る。次いで、ステップS58において当該メモリボック
スに格納した画像データを画像記録部3を用いて印字し
た後、ステップS59において掲示板のメモリボックス
を自動生成した旨のレポートを画像記録部3を用いて印
字し、ステップS60において回線開放して当該着信処
理を終了する。
【0028】図8のステップS61では、画像データを
受信し、ステップS62において親展のメモリボックス
を画像メモリ8に自動生成して、受信した画像データを
親展受信原稿として当該メモリボックスに格納する。こ
こで、ここで、自動生成したメモリボックスに対応し
た、相手先の電話番号又は名称、サブアドレス(SU
B)、パスワード(PWD)、処理機能、及び画像メモ
リ8内の開始アドレスをメモリボックス登録テーブル7
aに登録する。次いで、ステップS63において親展の
メモリボックスを自動生成した旨のレポートを画像記録
部3を用いて印字した後、ステップS60において回線
開放して当該着信処理を終了する。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、相手先のファクシミリ装置からのFコードを用いた
Fコード機能の指示信号を受信したときに、Fコード内
のサブアドレス(SUB)とパスワード(PWD)が一
致するメモリボックスがあるか否かをメモリボックス登
録テーブル7aで検索して未登録であるとき(ステップ
S19,S20でNO)に、メモリボックスを自動的に
生成し、上記Fコードと、相手先のファクシミリ装置の
識別情報である相手先の電話番号をメモリボックス登録
テーブル7aに登録するとともに、受信した画像データ
を自動生成したメモリボックスに格納する(ステップS
57又はS62)。従って、メモリボックスを有するフ
ァクシミリ装置20において、メモリボックスの登録処
理の手間を省くことができ、操作性を向上させることが
できる。
【0030】また、図8のステップS52では、RAM
7内の一時メモリに格納された発信者番号情報又は受信
したTSI信号内の相手先の電話番号は、認証テーブル
7bに登録されている相手先か否かが判断されて、登録
されているときのみ、メモリボックスを自動生成するの
で、メモリボックスの登録が許可された相手先のみが登
録でき、メモリボックスの生成のセキュリティを向上さ
せることができる。これにより、例えば、見知らぬ者が
勝手にメモリボックスを自動生成することを防止するこ
とができる。
【0031】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えばデータ通信装置などを
含む通信端末装置に適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の通信端末装置によれば、サブアドレス信号又は
選択ポーリング信号の情報を記憶する第1の記憶手段
と、記憶された上記情報に対応して画像データを記憶す
るメモリボックスを備えた第2の記憶手段と、受信した
上記情報が記憶されていないとき第1の記憶手段に記憶
しかつ受信した画像データを、対応する第2の記憶手段
のメモリボックスに記憶する制御手段とを備える。従っ
て、メモリボックスを有するファクシミリ装置などの通
信端末装置において、メモリボックスの登録処理の手間
を省くことができ、操作性を向上させることができる。
【0033】また、請求項2記載の通信端末装置によれ
ば、請求項1記載の通信端末装置において、制御手段
は、受信したパスワードと、受信した相手先の通信端末
装置の識別情報のうちの少なくとも一方をさらに第1の
記憶手段に記憶する。従って、メモリボックスを有する
ファクシミリ装置などの通信端末装置において、受信し
たパスワードや受信した相手先の通信端末装置の識別情
報を登録する手間を省くことができ、操作性を向上させ
ることができる。
【0034】さらに、請求項3記載の通信端末装置によ
れば、請求項1又は2記載の通信端末装置において、制
御手段は、受信した上記情報が記憶されていないとき、
相手先が予め登録された相手先の場合のみ、受信した上
記情報を第1の記憶手段に記憶しかつ受信した相手先の
通信端末装置の識別情報を第1の記憶手段に記憶する。
従って、相手先が登録されているときのみ、メモリボッ
クスを自動生成するので、メモリボックスの登録が許可
された相手先のみが登録でき、メモリボックスの生成の
セキュリティを向上させることができる。これにより、
例えば、見知らぬ者が勝手にメモリボックスを自動生成
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、メモリボック
スの自動生成機能を有するファクシミリ装置20の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1のRAM7内のメモリボックス登録テー
ブル7aの一例を示す図である。
【図3】 図1のRAM7内の認証テーブル7bの一例
を示す図である。
【図4】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第1の部分を示すフローチャー
トである。
【図5】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第2の部分を示すフローチャー
トである。
【図6】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第3の部分を示すフローチャー
トである。
【図7】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第4の部分を示すフローチャー
トである。
【図8】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第5の部分を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…主制御部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…メモリボックス登録テーブル、 7b…認証テーブル、 8…画像メモリ、 8a…メモリボックス、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20…ファクシミリ装置、 L…公衆電話回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C073 AA04 BA06 BB01 CD02 CD05 CD23 CE10 5C075 AA02 AB02 BB07 BB11 CA90 CD07 CD22 DD04 EE02 EE06 5K030 GA15 HA07 HB04 JT05 KA05 KA06 LB12 LD19 MD10 5K101 KK01 NN21 PP03 RR17 RR28 9A001 CC06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブアドレス信号又は選択ポーリング信
    号の情報を記憶する第1の記憶手段と、記憶された上記
    情報に対応して画像データを記憶するメモリボックスを
    備えた第2の記憶手段と、受信した上記情報が記憶され
    ていないとき第1の記憶手段に記憶しかつ受信した画像
    データを、対応する第2の記憶手段のメモリボックスに
    記憶する制御手段とを備えたことを特徴とする通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、受信したパスワードと、受
    信した相手先の通信端末装置の識別情報のうちの少なく
    とも一方をさらに第1の記憶手段に記憶することを特徴
    とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、受信した上記情報が記憶さ
    れていないとき、相手先が予め登録された相手先の場合
    のみ、受信した上記情報を第1の記憶手段に記憶しかつ
    受信した相手先の通信端末装置の識別情報を第1の記憶
    手段に記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の
    通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107237A1 (ja) * 2002-06-13 2003-12-24 株式会社エイティング 電子作品の受発注方法およびその管理サーバー
US7042595B2 (en) * 2001-11-16 2006-05-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication terminal apparatus
JP2006270454A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 情報通信装置

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