JPH11163178A - イントレーハンドラーの位置決め装置 - Google Patents

イントレーハンドラーの位置決め装置

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JPH11163178A
JPH11163178A JP33184697A JP33184697A JPH11163178A JP H11163178 A JPH11163178 A JP H11163178A JP 33184697 A JP33184697 A JP 33184697A JP 33184697 A JP33184697 A JP 33184697A JP H11163178 A JPH11163178 A JP H11163178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
shafts
claw
pulleys
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33184697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Iwasaki
時男 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP33184697A priority Critical patent/JPH11163178A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のイントレーハンドラーの位置決め装置
は、各ピンを各エアシリンダで駆動させていたため、構
成が複雑で、形状の小型化が難しく、コストダウンが困
難であった。 【解決手段】 本発明によるイントレーハンドラーの位
置決め装置は、テーブル(9)に設けた複数の爪軸(21)を
ロータリーアクチュエータ(24)とプーリ(22,25)とベル
ト(23)によって同時回転させてトレー(30)の位置決め及
び保持を行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イントレーハンド
ラーの位置決め装置に関し、特に、爪軸をロータリーア
クチュエータで同時に回転させてトレーの位置決めを行
うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICをトレーに入れたままマーキ
ングするイントレーハンドラーにおいて、マーキングす
る位置の精度を上げるために、エアシリンダでピンを押
してトレイの位置決めをしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたため、次のような課題が存在していた。す
なわち、複数のピン毎にエアシリンダを設けるため、コ
ストアップ及び形状の小型化が困難となっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、各爪軸をロータリーアクチ
ュエータで同時に回転させてトレイの位置決めを行うイ
ントレーハンドラーの位置決め装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるイントレー
ハンドラーの位置決め装置は、テーブル上に、多数の電
子部品を収容したトレーを位置決め載置し、前記テーブ
ルを傾動させて前記各電子部品を前記トレー内で整列さ
せるようにしたイントレーハンドラーにおいて、前記テ
ーブルには回転自在な複数の爪軸が設けられ、前記各爪
軸はロータリーアクチュエータとベルトとプーリを介し
て同時回転されて前記トレーを位置決め保持する構成で
あり、また、前記爪軸は、上部にテーパを有する凹部を
有し、前記凹部により前記トレーの周縁を位置決めする
構成であり、さらに、前記テーブル上の前記爪軸の近傍
位置には、円錐状をなす円錐ピンが設けられ、前記トレ
ーの位置決め案内を前記円錐ピンにて行う構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるイ
ントレーハンドラーの位置決め装置の好適な実施の形態
について説明する。図1において符号1で示されるもの
は基台であり、この基台1上には支柱2が垂直に設けら
れ、この支柱2の上部にはこの支柱2を貫通する状態で
支軸3が設けられている。この支軸3の両端には軸受4
が設けられ、この支軸3の上方に設けられた円板状の保
持体5の下部はこの各軸受4を介して支軸3に対して傾
動自在(約30度から50度)に設けられている。この
保持体5の下部には図2で示される扇形の有限角ギヤ6
が一体に形成され、前記基台1上に設けられたサーボモ
ータ等からなる駆動モータ7の駆動ギヤ8が前記有限角
ギヤ6と噛合することによって前記保持体5の傾動が行
われる構成である。前記支軸3と軸受4により軸支部4
0を構成している。また、この有限角ギヤ6は図3で示
されるように、圧縮ばね50により駆動ギヤ8側に付勢
されて噛合されている。
【0007】前記保持体5上には長方形をなすテーブル
9が丸孔9aを保持体5の丸突起5aに相対回転自在に
嵌合されており、この保持体5及びテーブル9には、図
1、図4、図5、図8で示されるように、円状に配列さ
れた複数の取付孔5b,9bが設けられていると共に、
各孔5b,9bを軸方向に貫通する状態で各々固定ボル
ト10が挿入螺合されている。従って、この各固定ボル
ト10によって保持体5とテーブル9は一体状に形成さ
れ、有限角ギヤ8もこのテーブル9の下部に一体状に形
成されることになる。
【0008】前記保持体5とテーブル9とは、互いに相
対回転自在であるため、この固定ボルト10を除去して
任意の相対回転角度位置として再びこの固定ボルト10
で固定することにより、例えば、0度の場合には図5で
示すようにテーブル9の傾動軸心11がテーブルの長手
方向の両端を横切る位置になり、この両端が傾動するこ
とになる。また、図8で示すように、保持体5とテーブ
ル9の相対回転角度を30度とした場合には、テーブル
9の対角線とほぼ等しい状態に傾動軸心11が位置し、
この状態でテーブル9を傾動させると、ほぼ対角線を中
心として往復傾動する。
【0009】前記テーブル9の角部には、軸受20を介
して爪形状をなす爪軸21が回転自在に設けられてお
り、この各爪軸21の下部に設けられたプーリ22には
ベルト23が張設されている。前記テーブル9の裏側に
はステー23Aを介して複数のロータリーアクチュエー
タ24が取付けられ、この各ロータリーアクチュエータ
24の軸のプーリ25は前記ベルト23と連動して構成
され、各ロータリーアクチュエータ24の作動によっ
て、各プーリ22,25とベルト23を介して爪軸21
を図5及び図8で示すように、実線と点線で示す位置に
90度回転させることができ、実線の位置でトレー30
を解放し、点線の位置でトレー30を位置決め・チャッ
キングすることができるように構成されている。すなわ
ち、図7のAからBで示すように各爪軸21と円錐ピン
31によりトレー30が位置決め保持される。
【0010】前記爪軸21は、図示されているように上
部にテーパ21aを有する切欠状の凹部21bを有して
おり、このテーパ21aによってトレー30をテーブル
9の表面側に案内し、凹部21bにて位置決めしてい
る。また、テーブル9の角部に設けられた前記爪軸21
の近傍位置には、ほぼ円錐状をなす円錐ピン31が設け
られ、前記トレー30の周縁は、位置決め動作の際に、
この円錐ピン31の円柱面に沿って位置決めされる。
【0011】前記駆動モータ7は、図示しないモータド
ライバによってその回転が制御されるように構成されて
おり、例えば、一定振幅、一定周期の正弦波からなる信
号すなわち位置指令信号からなる振動信号が駆動信号に
重畳されるように、前記モータドライバのCPUの動作
プログラム中で制御されている。従って、駆動モータ7
のロータは、この振動信号によって微少な往復動作を伴
いつつ回転するため、テーブル9は微少振動しつつ傾動
することになる。
【0012】次に、動作について述べる。まず、図示し
ないマニピュレータ等の搬送手段で搬送された皿状のト
レー30(内部に電子部品であるICが多数収容されて
いる)が、テーブル9上の実線で示す位置の各爪軸21
の内側位置に載置される。この状態で、各ロータリーア
クチュエータ24を作動させて、各プーリ22、25及
びベルト23を介して各爪軸21を点線の位置に回動さ
せると、トレー30はテーブル9上の所定位置に位置決
め固定される。
【0013】次に、駆動モータ7を前述のモータドライ
バによって振動信号を重畳させた周知の駆動信号を用い
てプログラム制御しつつ作動させると、テーブル9は微
振動を伴いつつ前述の0度(図5)又は30度(図8)
の傾動軸芯11の状態で傾動するため、トレー30内の
電子部品は何れかの側に整列させられる。この傾動動作
を数回反覆した後に、水平位置で停止することによっ
て、整列された電子部品を有するトレー30が水平状態
で保たれ、内部の各電子部品が整列される。この状態
で、位置整列された各電子部品に対して図示しないレー
ザによってマーキングが行われる。
【0014】
【発明の効果】本発明によるイントレーハンドラーの位
置決め装置は、以上のように構成されているため、次の
ような効果を得ることができる。すなわち、テーブルに
設けた各爪軸をロータリーアクチュエータ、プーリ、ベ
ルトを介して同時に回転させ、各爪軸によってトレーを
簡単にかつ確実に位置決め保持することができ、全体形
状の小型化及びコストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイントレーハンドラーの位置決め
装置を示す断面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】図2の拡大詳細図である。
【図4】図1の裏面図である。
【図5】図1の支柱に対するテーブルの回転角度0度の
場合の平面図である。
【図6】図5のトレーがテーブル上に位置決めされた要
部を示す平面図である。
【図7】トレーの位置決めを示す説明図である。
【図8】図1の支柱に対するテーブルの回転角度30度
の場合の平面図である。
【図9】図1の爪軸を示す拡大図である。
【符号の説明】
5 保持体 6 有限角ギヤ 9 テーブル 7 駆動モータ 21 爪軸 22,25 プーリ 23 ベルト 24 ロータリーアクチュエータ 30 トレー 21a テーパ 21b 凹部 40 軸支部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル(9)上に、多数の電子部品を収
    容したトレー(30)を位置決め載置し、前記テーブル(9)
    を傾動させて前記各電子部品を前記トレー(30)内で整列
    させるようにしたイントレーハンドラーにおいて、前記
    テーブル(9)には回転自在な複数の爪軸(21)が設けら
    れ、前記各爪軸(21)はロータリーアクチュエータ(24)と
    ベルト(23)とプーリ(22,25)を介して同時回転されて前
    記トレー(30)を位置決め保持することを特徴とするイン
    トレーハンドラーの位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記爪軸(21)は、上部にテーパ(21a)を
    有する凹部(21b)を有し、前記凹部(21b)により前記トレ
    ー(30)の周縁を位置決めすることを特徴とする請求項1
    記載のイントレーハンドラーの位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブル(9)上の前記爪軸(21)の近
    傍位置には、円錐状をなす円錐ピン(31)が設けられ、前
    記トレー(30)の位置決め案内を前記円錐ピン(31)にて行
    うことを特徴とする請求項1又は2記載のイントレーハ
    ンドラーの位置決め装置。
JP33184697A 1997-12-02 1997-12-02 イントレーハンドラーの位置決め装置 Pending JPH11163178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33184697A JPH11163178A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 イントレーハンドラーの位置決め装置

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JP33184697A JPH11163178A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 イントレーハンドラーの位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11163178A true JPH11163178A (ja) 1999-06-18

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ID=18248319

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33184697A Pending JPH11163178A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 イントレーハンドラーの位置決め装置

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JP (1) JPH11163178A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038905A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Showa Shinku Co Ltd 封止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038905A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Showa Shinku Co Ltd 封止装置

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