JPH11162815A - 処理液塗布装置 - Google Patents

処理液塗布装置

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JPH11162815A
JPH11162815A JP32734097A JP32734097A JPH11162815A JP H11162815 A JPH11162815 A JP H11162815A JP 32734097 A JP32734097 A JP 32734097A JP 32734097 A JP32734097 A JP 32734097A JP H11162815 A JPH11162815 A JP H11162815A
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distance
treatment liquid
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Koji Kizaki
幸治 木▲崎▼
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに厚みの異なる複数種類の基板に対して
適切に処理液を塗布できるようにする。 【解決手段】 ステージ12に、基板Wを真空吸着する
テーブル14と、テーブル14の上方を移動しながら処
理液を基板表面に供給するスリットノズルとを設けてス
リットコータ10を構成した。ノズルとしては、板厚の
異なる二種類の基板にそれぞれ対応する2つのノズル2
0A,20Bを設けた。各ノズル20A,20Bは、対
象となる基板がテーブル14に載置された状態で、共
に、基板表面に適切に処理液を供給することができる所
定の間隔を保つように、テーブル14に対する高さ位置
を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示器用基板等のフラットパネルディスプレイ用基板、
フォトマスク用ガラス基板等の基板の表面にレジスト等
の処理液を塗布する処理液塗布装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、上記のような装置として、図
6(a)に示すように、テーブル上に載置された基板W
の表面に沿ってスリット状の液吐出口を有するノズルN
を移動させながら、このノズルNから基板表面にレジス
ト等の処理液Rを供給しながら塗布するようにしたスリ
ットコータが知られている。
【0003】この装置では、ノズルNと基板Wとの間隔
を所定の間隔に保ちつつノズルNを基板表面に沿って移
動させ、その最中に、ノズルNから基板表面に処理液R
を供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような装置にお
いては、複数種類の基板の処理に対してスリットコータ
を共通化できる方が便利である。ところが、この種のス
リットコータでは、テーブルとノズルとの間隔を所定厚
みの基板に対応して固定的に設定しているのが一般的で
あり、上記基板と異なる厚みを有する基板に対して処理
液を塗布しようとすると、基板とノズルとの間隔が変化
し、基板表面に均一に処理液を塗布することが難しくな
るという問題がある。
【0005】すなわち、上記のスリットコータでは、通
常、基板WとノズルNとの間隔を所定の間隔、つまり、
処理液を適切に塗布することができるように、処理液R
の性状等を考慮して設定された所定の間隔に保ち、図6
(a)に示すように、処理液Rを帯状に垂下させながら
基板表面に塗布するのであるが、例えば、より板厚の薄
い基板Wに対して処理液を塗布しようとすると、ノズル
Nと基板Wとの間隔が上記所定の間隔よりも広くなり、
図6(b)に示すように、垂下する帯状の処理液Rが途
切れて基板表面に処理液Rが斑に塗布されるような場合
がある。
【0006】また、スリットコータに限らず、例えば、
テーブル上に保持した基板の表面に処理液を塗布した
後、テーブルを回転させて処理液を基板面上に拡張す
る、いわゆるスピンコータにおいても、回転に伴いより
均一に処理液が拡張されるように、スリット状の吐出口
を有したノズルを用いて基板表面に処理液を塗布するこ
とが行われており、上記スリットコータと同様の問題が
生じている。
【0007】つまり、スピンコータにおいても、処理液
塗布時のテーブルとノズルとの間隔を所定厚みの基板に
対応して固定的に設定するのが一般的であるため、上記
基板と異なる厚みを有する基板に対して処理液を塗布し
ようとすると、基板とノズルとの間隔が変化し、例えば
処理液が基板表面に斑な状態に塗布されて処理液が均一
に拡張されにくくなる場合がある。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、互いに厚みの異なる複数種類の基板に
対して適切に処理液を塗布することができる処理液塗布
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スリット状の液吐出口を備えたノズルに
より、基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供
給するように構成された処理液塗布装置において、上記
ノズルとして、第1の基板の表面に処理液を供給する第
1のノズルと、第1の基板と厚みの異なる第2の基板の
表面に処理液を供給する第2のノズルとを設けるととも
に、上記基板保持部に保持された第1の基板と上記第1
のノズルとの間隔を所定の間隔に保ちつつ、第1のノズ
ルを第1の基板の表面に沿って相対的に移動させる第1
のノズル移動手段と、上記基板保持部に保持された第2
の基板と上記第2のノズルとの間隔を上記所定の間隔に
保ちつつ、第2のノズルを第2の基板の表面に沿って相
対的に移動させる第2のノズル移動手段とを備えたもの
である(請求項1)。
【0010】この装置によれば、対象が第1の基板であ
るときには、第1のノズルを作動させることにより、基
板とノズルとの間を所定の間隔、すなわち、処理液の途
切れ等を伴うことなく適切に処理液を塗布することがで
きる間隔に保つことができる。一方、対象が第2の基板
であるときには第2のノズルを作動させることにより、
基板とノズルとの間を上記所定の間隔に保つことができ
る。つまり、基板に応じて第1又は第2のノズルを選択
的に作動させることで、いずれの基板に対しても、基板
とノズルとの間隔を所定の間隔に保つことができる。そ
のため、厚みの異なる基板に対して適切に処理液を塗布
することが可能となる。
【0011】この装置において、塗布対象となる基板の
厚みに関する情報を入力する手段と、その入力情報に基
づき、対象基板に対応するノズルを選択的に作動させる
べく上記ノズル移動手段を制御する制御手段とを設ける
ようにしたり(請求項2)、あるいは、塗布対象となる
基板の厚みを測定する測定手段と、その測定結果に基づ
き、対象基板に対応するノズルを選択的に作動させるべ
く上記ノズル移動手段を制御する制御手段とを設けるよ
うにすれば(請求項3)、基板に対応したノズルを自動
的に作動させることが可能となる。
【0012】また、上記課題を解決するために、本発明
は、スリット状の液吐出口を備えたノズルを有し、基板
保持部に保持された基板表面との間に所定の間隔を保っ
た状態で上記ノズルを基板表面に沿って移動させながら
上記ノズルから基板表面に処理液を供給するように構成
された処理液塗布装置において、上記基板保持部と上記
ノズルとの間隔を可変とする間隔可変手段を設けたもの
である(請求項4)。
【0013】この装置によれば、対象基板の厚みに応じ
てノズルと基板との間隔を調節することができる。その
ため、上記間隔を対象基板の厚みに応じて上記所定の間
隔に調節することにより、厚みの異なる複数種類の基板
に対して適切に処理液を塗布することが可能となる。
【0014】この装置において、塗布対象となる基板の
厚みに関する情報を入力する手段と、その入力情報に基
づき、対象基板とノズルとの間隔を上記所定の間隔とす
るように上記間隔可変手段を制御する制御手段とを設け
たり(請求項5)、あるいは、塗布対象となる基板の厚
みを測定する測定手段と、その測定結果に基づき、対象
基板とノズルとの間隔を上記所定の間隔とするように上
記間隔可変手段を制御する制御手段とを設けるようにす
れば(請求項6)、対象基板とノズルとの間隔を自動的
に上記所定の間隔に調節することが可能となる。
【0015】特に、上記請求項1〜6のいずれかに記載
の構成を、処理液供給後に上記基板保持部と基板とを一
体に回転させて処理液を基板面上で拡張するような装置
に適用するようにすれば(請求項7)、基板の回転に伴
い処理液を基板面上でより均一に拡張することが可能と
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る処理液
塗布装置であるスリットコータを概略的に示している。
この図に示すように、スリットコータ10は、基台とな
るステージ12を有している。ステージ12の上部中央
には、テーブル14が一体に設けられており、このステ
ージ12の上面に矩形の基板Wが載置されるようになっ
ている。
【0017】上記テーブル14は、基板Wより若干大き
く形成されており、その表面には、真空ポンプに通じる
吸引孔16が多数形成されている。これにより、テーブ
ル12に載置された基板Wをその下面から真空吸着して
保持するようになっている。
【0018】また、上記テーブル12の上方には、基板
Wの表面にレジスト等の処理液を供給するための2つの
ノズル20A,20B(第1及び第2のノズル)がそれ
ぞれ前後方向(図中白抜き矢印で示す方向)に移動可能
に支持されている。
【0019】すなわち、上記ステージ12には、前後方
向に延びる一対のレール13と、サーボモータ22A,
22Bによりそれぞれ回転駆動されるボールねじ軸24
A,24Bとが取付けられている。また、ステージ12
の下方に、幅方向(上記前後方向と水平面上で直交する
方向)に延びて両端部が立ち上がる前後一対のコ字型の
フレーム26A,26Bが設けられ、これらフレーム2
6A,26Bの両端部が上記レール13にそれぞれ装着
されているとともに、これら両端部の間にそれぞれ上記
ノズル20A,20Bが支持されている。そして、フレ
ーム26A,26Bに設けられたナット部分(図示せ
ず)にそれぞれボールねじ軸24A,24Bが螺合して
いる。これにより上記サーボモータ22Aの作動による
ボールねじ軸24Aの回転に伴い上記ノズル20Aがフ
レーム26Aと一体にレール13に沿って上記テーブル
14の上方を前後方向に移動し、また、上記サーボモー
タ22Bの作動によるボールねじ軸24Bの回転に伴い
上記ノズル20Bがフレーム26Bと一体に上記テーブ
ル14の上方を前後方向に移動するようになっている。
すなわち、上記サーボモータ22A、ボールねじ軸24
A及びフレーム26A等により本願の第1のノズル移動
手段が構成され、上記サーボモータ22B、ボールねじ
軸24B及びフレーム26B等により本願の第2のノズ
ル移動手段が構成されている。
【0020】各ノズル20A,20Bは、下端部に幅方
向に延びるスリット状の液吐出口21を有したいわゆる
スリットノズルで、それぞれ液供給管30A,30Bを
介して図外の処理液貯留用のタンクに接続されている。
そして、各液供給管30A,30Bに介設された電磁弁
等かなる開閉弁32A,32Bの開操作に応じて、上記
液吐出口21から帯状に処理液を吐出するようになって
いる。なお、処理液の吐出は、大気圧を超える一定圧力
の気体が上記タンク内に供給されており、開閉弁32
A,32Bの開弁に応じて、この気体圧により処理液を
液吐出口21から押し出すことにより行われるようにな
っている。
【0021】ノズル20A,20Bは、基本的には同一
の構成を有しているが、板厚の異なる二種類の基板Wに
対応すべく、図2(a)に示すように、テーブル14に
対するノズル20A,20Bの間隔La,間隔Lbがそ
れぞれ異なる寸法に設定されている。具体的には、図2
(b)に示すように、ノズル20Aは、テーブル14に
基板W1(第1の基板)がセットされたときに、基板W1
に対して所定の間隔L、つまり、基板表面に適切に処理
液を供給することができる間隔を保ち、ノズル20B
は、上記基板W1よりも板厚の薄い基板W2(第2の基
板)がテーブル14にセットされたときに、基板W2
対して上記所定の間隔Lを保つようにそれぞれテーブル
14との間隔が設定されている。これにより対象が、基
板W1の場合にはノズル20Aを作動させ、また、対象
が基板W2の場合にはノズル20Bを作動させること
で、厚みの異なる基板W1,W2を対象としながらも、ノ
ズルとの間隔を共に所定の間隔Lに保つことができるよ
うになっている。
【0022】なお、以下の説明では、基板W1と基板W2
を区別することなく基板Wと呼び、必要に応じて基板W
1と基板W2を使いわけることにする。
【0023】上記ステージ12上において、上記テーブ
ル14の前後両側には、上記ノズル20A,20Bの退
避位置が設けられており、テーブル14への基板Wの搬
入および搬出の際には、この位置にノズル20A,20
Bがそれぞれセットされるようになっている。各退避位
置には、乾燥防止溶剤を溜めた溶剤ポット34が設けら
れており、ノズル20A,20Bが退避位置にセットさ
れると、液吐出口21が乾燥防止溶剤の雰囲気中に配設
され、これにより液吐出口21における処理液の乾燥が
防止されるようになっている。
【0024】ところで、上記スリットコータ10は、マ
イクロコンピュータを構成要素とするコントローラ40
を有しており、上記サーボモータ22A,22B、開閉
弁32A,32B等、ノズル20A,20Bを作動させ
るための機器は全てこのコントローラに電気的に接続さ
れている。また、上記コントローラ40には、入力手段
42が接続されており、この入力手段42により、スリ
ットコータ10の動作条件や、処理対象となる基板に関
する各種情報がコントローラ40に入力されるようにな
っている。
【0025】そして、基板Wの処理の際には、上記入力
手段42を介して入力された情報に基づいて上記サーボ
モータ22A,22B等がコントローラ40に統括的に
制御され、これにより以下のようにして処理液の塗布動
作が行われる。
【0026】まず、対象となる基板Wがテーブル14に
載置されるまでは、各ノズル20A,20Bはそれぞれ
退避位置にセットされており、また、開閉弁32A,3
2Bは共に全閉されている。
【0027】そして、図外の搬送手段により基板Wがテ
ーブル14に載置されて吸着保持されると、予め入力手
段42を介して入力されている基板の情報に基づいて処
理に供するノズルが選択され、その選択されたノズルに
より基板Wに処理液が供給される。例えば、対象となる
基板Wが上記基板W1である場合には、上記ノズル20
Aが選択され、このノズル20Aにより基板W1に処理
液が供給される。
【0028】具体的には、ノズル20Aが基板W1の一
端側から他端側に向かって一定の速度で移動させられ、
この移動中にノズル20Aから基板表面に処理液が供給
されることにより基板W1に処理液が塗布される。
【0029】ノズル20Aが基板W1の他端側に到達す
ると、処理液の供給が停止されるとともに、サーボモー
タ22Aが反転駆動されてノズル20Aがもとの退避位
置にに向かって移動させられる。そして、ノズル20A
が退避位置にリセットされると、図外の搬送手段により
基板Wがピックアップされて次工程へと搬出され、これ
により当該基板W1への処理液の塗布動作が終了する。
【0030】なお、対象となる基板Wが基板W1より板
厚の薄い上記基板W2である場合には、他方のノズル2
0Bが選択され、上記ノズル20Aと同様に、このノズ
ル20Bにより基板W2に対して処理液が供給されるこ
ととなる。
【0031】このように、上記スリットコータ10によ
れば、厚みの異なる二種類の基板W1,W2にそれぞれ対
応するノズル20A,20Bを設け、基板W1に対して
はノズル20Aを、基板W2に対してはノズル20Bを
それぞれ用いることにより、いずれの基板W1,W2の処
理の際にも、基板とノズルとの間を上記所定の間隔Lに
保つことができるようにしたので、厚みの異なる基板に
処理液を塗布するようにしながらも、従来のこの種の装
置のように処理液の途切れ等を伴うことがなく、いずれ
の基板に対しても適切に処理液を塗布することができ
る。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態について
図3,図4を用いて説明する。同図は、本発明に係る処
理液塗布装置であるスピンコータを概略的に示してい
る。これらの図に示すように、スピンコータ50は、基
板Wを保持するテーブル52と、テーブル52の周囲を
覆う処理液飛散防止用のカップ54と、レジスト等の処
理液を基板Wの表面に供給するノズル56とを備えてい
る。
【0033】上記ノズル56は、一軸方向に延びるスリ
ット状の液吐出口56aを有したスリットノズルで、上
記カップ上方の一定の高さ位置において上記一軸方向と
水平面上で直交する方向に移動可能に支持されている。
【0034】すなわち、上記カップ54の側部には互い
平行に延びる一対のレール(図示せず)とサーボモータ
60の作動により回転するボールねじ軸62とが配設さ
れ、上記レールに支持部材64がスライド自在に装着さ
れてこの支持部材64に上ノズル56が取付けられると
ともに、支持部材64に設けられたナット部分に上記ボ
ールねじ軸62が螺合している。そして、上記サーボモ
ータ60の作動によるボールねじ軸62の回転に伴い、
ノズル56が支持部材64と一体にカップ外方の退避位
置(同図に示す位置)と、カップ54を挟んで退避位置
と反対側の位置とにわたって上記カップ54の上方を移
動するようになっている。
【0035】上記ノズル56は、液供給管66を介して
図外の処理液貯留用のタンクに接続されており、液供給
管66に介設された電磁弁等からなる開閉弁68の開操
作に応じて、上記液吐出口56aから処理液を吐出する
ようになっている。
【0036】なお、図示を省略するが、ノズル56の退
避位置には、乾燥防止溶剤を溜めた溶剤ポットが配設さ
れており、ノズル56が退避位置にあるときには、液吐
出口56aが乾燥防止溶剤の雰囲気中に配置されてい
る。これによりノズル56の液吐出口56aにおける処
理液の乾燥が防止されるようになっている。
【0037】上記テーブル52は、基板Wより若干大き
く形成されており、その表面には、真空ポンプに通じる
吸引孔(図示せず)が多数形成されて基板Wをその下面
から真空吸着するようになっている。また、上記テーブ
ル52は、回転及び昇降が可能となっており、これら回
転及び昇降のための機構がカップ54の下方に配設され
ている。
【0038】具体的に説明すると、上記テーブル52に
は、その下面に鉛直に伸びる軸体70が接続され、この
軸体70がカップ54の下面に固定されたホルダー72
に回転、かつ昇降可能に支持されるとともに、このホル
ダー72がスピンコータ50のフレーム51に固定され
ている。上記軸体70には、軸方向へのスライドが可能
で、かつ相対的な回転が阻止されるようにプーリ73が
スプライン結合され、さらにこのプーリ73が上記ホル
ダー72の下端部に回転可能に連結されている。そし
て、このプーリ73と、回転駆動用のモータ(図示せ
ず)の出力軸に装着されたプーリとの間にタイミングベ
ルト74が装着されている。
【0039】また、上記フレーム51には、上記軸体7
0と平行に伸びるガイド軸76が設けられ、このガイド
軸76に可動フレーム78がスライド自在に装着される
とともに、上記軸体70の下端が可動フレーム78に設
けられたホルダー80に回転自在に支持されている。そ
して、この可動フレーム78にエアシリンダ82が取付
けられ、このエアシリンダ82のロッド82aが上記ガ
イド軸76の上端支持部近傍で上記フレーム51に接続
されている。
【0040】つまり、上記回転駆動用のモータが作動す
ると、その回転力がタイミングベルト74及びプーリ7
3を介して軸体70に伝達され、これによりテーブル5
2が回転駆動されるようになっている。また、図外の切
換弁の操作によりエアシリンダ82へのエアの給排が切
換えられると、これに応じて軸体70が可動フレーム7
8と一体にガイド軸76に沿って昇降し、これによりテ
ーブル52が昇降させられるようになっている。そし
て、上記エアシリンダ82のロッド突出駆動状態で、図
4の実線に示すように、テーブル52をカップ54内の
所定の回転駆動位置に配置する一方、エアシリンダ82
のロッド引込み駆動状態で、同図の二点鎖線に示すよう
に、テーブル52をカップの上方で、かつ上記ノズル5
6の若干下方の液供給位置に配置するようになってい
る。
【0041】また、上記のテーブル52の昇降機構に
は、上記テーブル52の液供給位置を高位値と低位置の
二段階に切換えるための機構が組み込まれている。
【0042】具体的には、上記エアシリンダ82の本体
部分に、ショックアブソーバを組み込んだ当接片84が
取付けられる一方、テーブル52が液供給位置に達した
ときに、上記当接片84が当接する被当接部86が上記
フレーム51に設けられている。被当接部86には、図
5に示すように、高さの異なる2つの当り面88a,8
8bを備えた被当接部材88が設けられており、これが
水平方向のガイド90にスライド自在に装着されるとと
もに、フレーム51に固定されたエアシリンダ92のロ
ッド92aに接続されている。
【0043】そして、図外の切換弁の操作によるエアシ
リンダ92へのエアの給排切換えに応じて被当接部材8
8がガイド90に沿って進退させられ、上記エアシリン
ダ92のロッド引込み駆動状態で、同図の実線に示すよ
うに、一方側の当り面88aが当接片84に対向する一
方、ロッド突出駆動状態で、他方側の当り面88bが当
接片84に対向するようになっている。
【0044】つまり、テーブル52の上昇時に、上記の
ように高さの異なる二つの当り面88a,88bに対し
て選択的に当接片84を当接させることにより、テーブ
ル52の液供給位置が高低二段階に切換えられるように
なっている。具体的には、当接片84が当り面88aに
当接する低位置と、当接片84が当り面88bに当接す
る高位置とに液供給位置が切換えられるようになってい
る。
【0045】ここで、上記高低の各液供給位置は、それ
ぞれ厚みの異なる二種類の基板Wがテーブル52に載置
された場合に、ノズル56とこれら基板Wとが所定の間
隔L、すなわち処理液を適切に供給することができる間
隔に保たれるようにそれぞれ設定されている。具体的に
は、テーブル52が上記低位置に保持された状態では、
二種類の基板Wのうち厚みの厚い方の基板Wとノズル5
6との間に上記間隔Lが保たれ、また、テーブル52が
上記高位値に保持された状態では、厚みの薄い方の基板
Wとノズル56との間に上記間隔Lが保たれるように高
低の各液供給位置が設定されている。
【0046】ところで、上記スピンコータ50は、マイ
クロコンピュータを構成要素とするコントローラ94を
有しており、上記サーボモータ60、開閉弁68及び上
記エアシリンダ82、92等、ノズル56やテーブル5
2を作動させるための機器は全てこのコントローラ94
に接続されている。また、上記コントローラ94には、
入力手段96が接続されており、この入力手段96によ
りスピンコータ50の動作条件や、処理対象となる基板
に関する各種情報がコントローラ94に入力されるよう
になっている。
【0047】そして、基板Wの処理の際には、上記入力
手段96を介して入力された情報に基づいて上記サーボ
モータ60等がコントローラ94に統括的に制御される
ことにより、以下のようにして処理液の塗布動作が行わ
れる。
【0048】まず、対象となる基板がテーブル52に載
置されるまでは、ノズル56は退避位置にセットされお
り、また、開閉弁68は全閉されている。また、テーブ
ル52は、カップ54内の回転駆動位置にセットされて
いる。
【0049】図外の搬送手段により基板Wがテーブル5
2に載置されて吸着保持されると、ノズル56がカップ
外方の退避位置からカップ54を挟んだ反対側の位置に
向かって移動させられる。また、予め入力手段96を介
して入力されている情報に基づき、高位値又は低位置の
いずれか一方の液供給位置が選択されてテーブル52が
該位置にセットされる。例えば、対象となる基板Wが、
板厚の厚い基板Wである場合には、テーブル52が低位
値にセットされる。
【0050】具体的には、エアシリンダ92の作動によ
り当り面88aが当接片84に対向するように被当接部
材88がセットされ(図5の二点鎖線に示す状態)、そ
の後、エアシリンダ82の作動によりテーブル52が上
昇させられる。これにより当接片84が当り面88aに
当接して、テーブル52が低位置側の液供給位置にセッ
トされる。
【0051】そして、ノズル56がカップ54の反対側
の位置に到達するとともにテーブル52が液供給位置に
セットされると、モータ60が反転駆動されてノズル5
6が退避位置に向かって一定の速度で移動させられる。
そして、この移動中にノズル56から基板表面に処理液
が供給されることにより基板Wに処理液が塗布されるこ
ととなる。
【0052】そして、ノズル56が基板Wの端部に到達
すると処理液の供給が停止され、さらにノズル56が退
避位置にリセットされると、テーブル52がカップ54
内の回転駆動位置にリセットされるとともに、図外の蓋
体がカップ54にセットされ、基板Wがテーブル52と
一体に所定時間だけ回転駆動される。これにより処理液
が遠心力で基板表面に拡張されることとなる。
【0053】テーブル52が停止されると、上記蓋体が
取り外され、図外の搬送手段により基板Wがピックアッ
プされて次工程へと搬出される。これにより当該基板W
への処理液の塗布動作が終了する。
【0054】なお、上記のような動作において、対象と
なる基板Wが板厚の薄い基板Wである場合には、テーブ
ル52の液供給位置が高位値にセットされ、この状態で
基板Wに対して処理液が供給されることとなる。
【0055】以上説明のように、上記スピンコータ50
では、厚みの異なる二種類の基板Wに対応してテーブル
52の液供給位置を二段階に切換えるようにし、これに
より、いずれの基板Wに対しても上記所定の間隔Lを保
ち得るようにしたので、厚みの異なる二種類の基板Wに
対して一台のスピンコータ50で適切に処理液を塗布す
ることができる。
【0056】なお、上記スピンコータ50では、厚みの
異なる二種類の基板Wに対応すべく、テーブル52の液
供給位置を二段階に切換えるようにしているが、上記被
当接部材88に高さの異なるより多くの当り面を形成し
たり、あるいは当り面を傾斜面から構成することによ
り、厚みの異なるより多種類の基板Wに対応できるよう
にしてもよい。
【0057】また、上記スピンコータ50では、エアシ
リンダを用いてテーブル52の昇降機構を構成している
が、例えば、ボールねじ機構を用いた昇降機構を構成す
るようにしてもよい。この構成によれば、上記のような
被当接部材88を設けることなく、テーブル52の処理
液供給位置を無段階に変化させることができるので、厚
みの異なるより多種類の基板Wに対応することができる
という利点がある。
【0058】さらに、上記スピンコータ50では、ノズ
ル56に対してテーブル52を昇降させるようにしてい
るが、逆に、テーブル52に対してノズル56を昇降さ
せることにより、基板Wとノズル56の間隔を上記間隔
Lに保つように構成してもよい。この場合、テーブル5
2の液供給位置はカップ上方の一定の高さ位置とすれば
よい。
【0059】ところで、上記第1の実施の形態に係るス
リットコータ10及び第2の実施の形態に係るスピンコ
ータ50は、本発明に係る処理液塗布装置の一部の例で
あってその具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。
【0060】例えば、スリットコータでは、上記スリッ
トコータ10のように基板Wに対して高さの異なる2つ
のノズルを設ける代わりに、単一のノズルを設け、この
ノズルとテーブルとを相対的に昇降させることにより、
基板Wとノズルとの間隔を調節し得るように構成しても
よい。
【0061】また、スピンコータでは、上記スピンコー
タ50のように基板Wとテーブル52とを相対的に昇降
させる代わりに、テーブルの液供給位置を一定高さ位置
とし、この位置に対して高さの異なる2つのノズルを設
けるように構成してもよい。
【0062】さらに、上記スリットコータ10では、基
板に関する情報を予め入力手段42、96を介して入力
するようにしているが、例えば、テーブル上に載置され
た基板Wの厚みを測定する装置を設け、この装置の測定
結果に基づいてノズル20A,20Bを選択的に作動さ
せるようにしてもよい。同様に、スピンコータ50にお
いても、上記測定装置を設け、その測定結果に基づい
て、テーブル52の処理液供給位置を選定するようにし
てもよい。
【0063】また、上記スリットコータ10,スピンコ
ータ50では、いずれも基板Wを固定的に保持し、ノズ
ル20A,20B、あるいはノズル56を移動させなが
ら処理液を塗布するようにしているが、勿論、ノズルを
固定的に設けて基板Wを移動させながら処理液を塗布す
るようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ノズル
により基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供
給するように構成された処理液塗布装置において、第1
の基板に対応する第1のノズルと、第1の基板と厚みの
異なる第2の基板に対応する第2のノズルとを設けると
ともに、基板保持部に保持された第1の基板と上記第1
のノズルとの間隔を所定の間隔に保ちつつ、第1のノズ
ルを第1の基板の表面に沿って相対的に移動させる第1
のノズル移動手段と、上記基板保持部に保持された第2
の基板と上記第2のノズルとの間隔を上記所定の間隔に
保ちつつ、第2のノズルを第2の基板の表面に沿って相
対的に移動させる第2のノズル移動手段とを備えたの
で、第1又は第2のノズルを選択的に作動させることに
より、厚みの異なる第1又は第2のいずれの基板に対し
ても基板とノズルの間隔を上記所定の間隔に保つことが
できる。そのため、厚みの異なる基板に対して適切に処
理液を塗布することが可能となる。
【0065】特に、この装置において、塗布対象となる
基板の厚みに関する情報を入力する手段と、その入力情
報に基づき、対象基板に対して上記所定の間隔を保持し
得るノズルを選択的に作動させるように上記ノズル移動
手段を制御する制御手段とを設けるようにしたり、ある
いは、塗布対象となる基板の厚みを測定する測定手段
と、その測定結果に基づき、対象基板に対して上記所定
の間隔を保持し得るノズルを選択的に作動させるように
上記ノズル移動手段を制御する制御手段とを設けるよう
にすれば、最適なノズルを自動的に作動させることがで
きる。
【0066】また、本発明は、ノズルと基板表面とを所
定の間隔に保った状態で、ノズルを基板に対して移動さ
せながら処理液を基板表面に供給するようにした処理液
塗布装置において、上記基板保持部と上記ノズルとの間
隔を可変とする間隔可変手段を設けたので、対象基板の
厚みに応じてノズルと基板との間隔を上記所定の間隔に
調節することにより、厚みの異なる複数種類の基板に対
して適切に処理液を塗布することができる。
【0067】特に、この装置において、塗布対象となる
基板の厚みに関する情報を入力する手段と、その入力情
報に基づき、対象基板とノズルとの間隔を上記所定の間
隔とするように間隔可変手段を制御する制御手段とが設
けたり、あるいは、塗布対象となる基板の厚みを測定す
る測定手段と、その測定結果に基づき、対象基板とノズ
ルとの間隔を上記所定の間隔とするように間隔可変手段
を制御する制御手段とを設けるようにすれば、基板表面
とノズルとの間隔を自動的に上記所定の間隔に調節する
ことができる。
【0068】また、上記の各構成を、処理液供給後に上
記基板保持部と基板とを一体に回転させて処理液を基板
面上で拡張するような装置に適用するようにすれば、基
板の回転に伴い処理液を基板面上でより均一に拡張する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理塗布装置の第1の実施の形態
であるスリットコータを示す斜視概略図である。
【図2】ノズルの構成を説明する模式図である。
【図3】本発明に係る処理塗布装置の第2の実施の形態
であるスピンコータを示す斜視概略図である。
【図4】テーブルを回転及び昇降させるための機構を説
明するスピンコータの側面概略図である。
【図5】テーブルの高さ切換えの機構を示す図4におけ
るA矢視図である。
【図6】(a),(b)は、基板の処理液の供給状態を
示す斜視概略図で、(a)はノズルと基板の間隔が適正
間隔の場合、(b)はノズルと基板の間隔が適正間隔に
対して広い場合の例を示す図である。
【符号の説明】
10 スリットコータ 12 ステージ 14 テーブル 16 吸引孔 20A,20B ノズル 21 液吐出口 22A,22B サーボモータ 24A,24B ボールねじ軸 26A,26B フレーム 30A,30B 液供給管 32A,32B 開閉弁 34 溶剤ポット 40 コントローラ 42 入力手段 W 基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリット状の液吐出口を備えたノズルに
    より、基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供
    給するように構成された処理液塗布装置において、上記
    ノズルとして、第1の基板の表面に処理液を供給する第
    1のノズルと、第1の基板と厚みの異なる第2の基板の
    表面に処理液を供給する第2のノズルとを設けるととも
    に、上記基板保持部に保持された第1の基板と上記第1
    のノズルとの間隔を所定の間隔に保ちつつ、第1のノズ
    ルを第1の基板の表面に沿って相対的に移動させる第1
    のノズル移動手段と、上記基板保持部に保持された第2
    の基板と上記第2のノズルとの間隔を上記所定の間隔に
    保ちつつ、第2のノズルを第2の基板の表面に沿って相
    対的に移動させる第2のノズル移動手段とを備えたこと
    を特徴とする処理液塗布装置。
  2. 【請求項2】 塗布対象となる基板の厚みに関する情報
    を入力する手段と、その入力情報に基づき、対象基板に
    対応するノズルを選択的に作動させるべく上記各ノズル
    移動手段を制御する制御手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の処理液塗布装置。
  3. 【請求項3】 塗布対象となる基板の厚みを測定する測
    定手段と、その測定結果に基づき、対象基板に対応する
    ノズルを選択的に作動させるべく上記各ノズル移動手段
    を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の処理液塗布装置。
  4. 【請求項4】 スリット状の液吐出口を備えたノズルを
    有し、基板保持部に保持された基板表面との間に所定の
    間隔を保った状態で上記ノズルを基板表面に沿って移動
    させながら上記ノズルから基板表面に処理液を供給する
    ように構成された処理液塗布装置において、上記基板保
    持部と上記ノズルとの間隔を可変とする間隔可変手段を
    設けたことを特徴とする処理液塗布装置。
  5. 【請求項5】 塗布対象となる基板の厚みに関する情報
    を入力する手段と、その入力情報に基づき、対象基板と
    ノズルとの間隔を上記所定の間隔とするように上記間隔
    可変手段を制御する制御手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項4記載の処理液塗布装置。
  6. 【請求項6】 塗布対象となる基板の厚みを測定する測
    定手段と、その測定結果に基づき、対象基板とノズルと
    の間隔を上記所定の間隔とするように上記間隔可変手段
    を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項
    4記載の処理液塗布装置。
  7. 【請求項7】 上記処理液塗布装置は、処理液供給後に
    上記基板保持部と基板とを一体に回転させて処理液を基
    板面上で拡張するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の処理液塗布装置。
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