JP2760189B2 - チップ部品の電極形成装置 - Google Patents

チップ部品の電極形成装置

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JP2760189B2
JP2760189B2 JP3321333A JP32133391A JP2760189B2 JP 2760189 B2 JP2760189 B2 JP 2760189B2 JP 3321333 A JP3321333 A JP 3321333A JP 32133391 A JP32133391 A JP 32133391A JP 2760189 B2 JP2760189 B2 JP 2760189B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G13/00Apparatus specially adapted for manufacturing capacitors; Processes specially adapted for manufacturing capacitors not provided for in groups H01G4/00 - H01G11/00
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components
    • H05K13/028Simultaneously loading a plurality of loose objects, e.g. by means of vibrations, pressure differences, magnetic fields

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチップコンデンサやチッ
プ抵抗のようなチップ部品の端部に外部電極を形成する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のチップ部品の端部に電極を
同時に塗布するため、チップ部品を弾性的に保持する保
持プレートが用いられている(特公昭62−20685
号公報)。この保持プレートは、硬質基板の中心部に形
成された薄肉な平板部に多数の貫通穴を形成するととも
に、平板部で形成される凹部にゴム状弾性体を埋設し、
かつ弾性体の貫通穴部分に貫通した保持穴を形成したも
のである。このような保持プレートを用いてチップ部品
の端部に外部電極を形成するには、保持穴にチップ部品
をその一部が上向きに突出するように保持させ、保持プ
レートをコンベア上に載置して搬送しながら、電極ペー
ストが塗布されたロールの下を通過させる。これによ
り、チップ部品の突出部に電極ペーストが塗布され、続
いて保持プレートをコンベアで加熱手段の下方へ搬送す
ることによって、電極ペーストを加熱乾燥する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置の
場合、チップ部品の上端部に電極ペーストを塗布し、チ
ップ部品を上向きにしたまま加熱手段へ搬送するため、
加熱手段へ到達するまでの間に電極ペーストがチップ部
品の側面側へ垂れる。そのため、チップ部品の側面の電
極幅が不均一になるばかりか、最悪の場合には両端の外
部電極が短絡する恐れがあった。例えば長さが1.6m
mのチップ部品の場合、両端の電極幅を0.15mm程
度に制御しなればならない。また、乾燥前の電極塗布面
を上向きにして搬送すると、塵や埃などが電極ペースト
に付着しやすく、一旦付着した塵や埃は除去できない。
そこで、本発明の目的は、チップ部品の側面の電極幅が
均一でかつ電極ペーストに塵や埃が付着しにくくし、品
質の安定したチップ部品を製造できるチップ部品の電極
形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、保持プレートに保持されたチップ部品の
突出部に外部電極を形成する装置において、ディップ機
と、乾燥炉と、ディップ機から乾燥炉へ保持プレートを
搬送する第1のコンベアと、乾燥炉から保管部へ保持プ
レートを搬送する第2のコンベアとを備え、ディップ機
は水平な底面上に薄膜状に電極ペーストが塗布されたデ
ィップ槽と、ディップ槽の上方に配置され、保持プレー
トをチップ部品が下側に突出するように水平保持して昇
降し、チップ部品の突出部に電極ペーストを付着させる
チャック部とを有し、第1のコンベアはチップ部品の電
極付着面を下向きにした状態で保持プレートを乾燥炉へ
水平に搬送し、上記乾燥炉は、水平な軸を中心にして回
転自在で、かつ複数枚の保持プレートを放射状に支持し
て間欠的に回転する回転体と、回転体に支持された保持
プレートに保持されたチップ部品の電極付着面を加熱乾
燥させる手段と、保持プレートをチップ部品を下向きに
保持した状態で一枚ずつ第1のコンベアから回転体に取
り入れる手段と、乾燥後の保持プレートを一枚ずつ回転
体から第2のコンベアへ取り出す手段とを備え、内部を
搬送しながら保持プレートに保持されたチップ部品の電
極付着面を連続的に加熱乾燥させ、上記第1のコンベア
と第2のコンベアは互いに平行にかつ乾燥炉の片側に配
置されていることを特徴とする。
【0006】まず保持プレートの保持穴にチップ部品を
その一部が下方に突出するように保持し、この保持プレ
ートをディップ機にセットする。ディップ機はチャック
部で保持プレートを水平に把持する。チャック部の下方
にはディップ槽が設置されており、ディップ槽の上面に
は薄膜状に電極ペーストが塗布されている。チャック部
を降下させ、保持プレートの下面側に突出するチップ部
品の突出部をディップ槽の上面に当てる。チャック部を
上昇させると、チップ部品には電極ペーストが一定厚み
で付着する。チャック部で保持された保持プレートを
1のコンベアに移載し、乾燥炉へ搬送する。乾燥炉では
保持プレートの電極塗布面を下向きにして回転体に取り
入れ、その間回転体は停止するので、保持プレートが誤
って回転体から脱落することがない。回転体を回転させ
る間に連続的に加熱乾燥させるので、バッチ処理のよう
に待ち時間が長くなく、能率的に乾燥処理を行うことが
できる。乾燥が終了した保持プレートが出口部に対応す
ると、取出手段によって外部へ取り出される。このよう
に、チップ部品は電極塗布から乾燥炉に導入されるまで
の間、電極付着面を下向きにして搬送されるので、電極
ペーストがチップ部品の側面側へ垂れず、側面の電極幅
が不均一になることがない。また、電極付着面が下向き
であるため、塵や埃が電極ペーストに付着しにくい。
【0007】本発明では乾燥炉として回転式の炉を用い
ているので、設置スペースを小さくできるとともに、第
1のコンベアと第2のコンベアは互いに平行にかつ乾燥
炉の片側に配置されているので、電極塗布が終了した保
持プレートは第1コンベアによって乾燥炉へ運ばれた
後、第2コンベアによって引き返すことになり、コンベ
アの設置スペースも小さくて済む。その結果、電極塗布
装置を全体として小型化できる。
【0008】なお、本発明のコンベアとしては、ボール
ネジに螺合するナット部材に搬送テーブルを取り付け、
この搬送テーブルに保持プレートを載置して搬送する形
式や、一対の搬送ベルトに保持プレートの両側部を載置
して搬送する形式など、如何なる形式でもよい。
【0009】
【実施例】図1はチップ部品の製造装置の全体図であ
り、振込機1と、挿入・移替えプレス機2と、取出プレ
ス機3と、本発明にかかる電極形成装置4とで構成され
ている。振込機1は、チップ部品Bを保持プレートA
(図2参照)の保持穴a1 の上面に当接させるものであ
り、保持プレートAの上方に保持穴a1 と対応した貫通
穴を有するガイドプレート(図示せず)を載置した状態
にセットする。そして、ガイドプレートの上に多数のチ
ップ部品をランダムに載置し、振動を加えながら下方か
ら真空吸引を行うことによってガイドプレートの貫通穴
にチップ部品を1個ずつ収納する動作を行う。この振込
機1の一例が特公昭62−20685号公報に開示され
ている。
【0010】挿入・移替えプレス機2は、振込機1によ
って貫通穴にチップ部品Bを収容したガイドプレートと
保持プレートAとを重ねた状態でセットし、プレスピン
によってチップ部品を貫通穴から保持穴a1 へ押し込む
動作を行う。この時、チップ部品Bは一部が保持穴a1
の上方に突出した状態に保持される。チップ部品Bの突
出部に電極形成装置4によって電極を形成した後、再び
挿入・移替えプレス機2によって上記の保持プレートA
から別の保持プレートAへチップ部品Bを移し替える。
この挿入・移替えプレス機2の動作は例えば特開昭60
−109204号公報に記載されている。その後、チッ
プ部品Bの他端部に電極形成装置4によって電極を形成
した後、挿入・移替えプレス機2と同様な構造を有する
取出プレス機3を用いて保持プレートAからチップ部品
Bを取り出し、一連の工程を終了する。
【0011】保持プレートAの振込機1から挿入・移替
えプレス機2への運搬、挿入・移替えプレス機2から電
極形成装置4への運搬、電極形成装置4から挿入・移替
えプレス機2への運搬、さらに電極形成装置4から取出
プレス機3への運搬は、手作業で行ってもよいしロボッ
トを使用してもよい。さらに、これら装置の間にコンベ
ア等の搬送手段を設けてもよい。
【0012】電極形成装置4は、挿入・移替えプレス機
2で挿入または移替えの終了した複数の保持プレートA
をチップ部品突出面を下向きにして保管するローダ5
と、ローダ5から保持プレートAを一枚ずつ搬入し、所
定のディップ処理を行うディップ機6と、ディップ処理
の終了した保持プレートAを一枚ずつ搬出するコンベア
7と、保持プレートAに保持されたチップ部品Bの電極
付着面に所定の加熱・乾燥処理を行う乾燥炉8と、コン
ベア7から乾燥炉8へ保持プレートAを受け渡す可逆駆
動可能な取入・取出用コンベア9と、乾燥済の保持プレ
ートAを取入・取出用コンベア9から別のコンベア10
へ移載する移載用コンベア11と、コンベア10上を搬
送された保持プレートAを一旦保管する2個のアンロー
ダ12とを備えている。
【0013】ローダ5は、図3のように複数枚の保持プ
レートAを上下に平行にかつ昇降自在に支持する一対の
棚枠13と、棚枠13の間に水平方向に配置されたコン
ベア14とを備えている。なお、各保持プレートAには
図2のように多数のチップ部品Bが一部を下方に突出さ
せた状態で保持されている。棚枠13を1段ずつ降下さ
せると、保持プレートAが一枚ずつ順にコンベア14上
に載置される。コンベア14は保持プレートAを図3の
紙面と垂直な方向にあるディップ機6へ搬送する。
【0014】ディップ機6は、図4のようにディップ機
本体20上に支柱21を介して固定されたディップヘッ
ド駆動部22と、搬入用コンベア23と、搬出用コンベ
ア24と、ディップ槽25と、ブレード部26で構成さ
れている。ディップヘッド駆動部22には、保持プレー
トAの両側部をチャックするチャック部27が昇降軸2
8によって昇降自在に支持されている。また、搬入用コ
ンベア23および搬出用コンベア24は保持プレートA
を図4の右方へ搬送するだけでなく、これらコンベア2
3,24の上部が図4の二点鎖線で示すように互いに近
接する位置まで前進可能である。近接位置まで前進させ
た後、保持プレートAを両方のコンベア23,24に跨
がった位置まで搬送する。ここでチャック部27を降下
させると、コンベア23,24の近接位置はチャック部
27の直下にあるので、保持プレートAを容易にチャッ
クできる。その後、コンベア23,24は実線の位置ま
で後退し、チャック部27が保持プレートAをチャック
したままディップ槽25まで降下し、所定のディップ処
理を行う。なお、保持プレートAをチャック部27でチ
ャックするに際し、保持プレートAの短辺側側面に溝a
2 (図2参照)を形成し、この溝にチャック部27の先
端部を挿入するようにすれば、ディップ処理時にチャッ
ク部27が邪魔にならず、均一な電極付着が実現でき
る。
【0015】ディップ槽25はその底面が水平な凹型容
器状に形成されており、ディップ槽25を跨ぐようにブ
レード部26が図4紙面に垂直な方向に移動自在であ
る。ブレード部26の下縁部はディップ槽25の底面と
微小な隙間を介して保持されており、ブレード部26の
移動によって余分な電極ペーストが掻き取られ、ディッ
プ槽25の底面には電極ペーストが薄膜状に塗布され
る。チップ部品はディップ槽25の底面に押し当てられ
るので、塗布されたペーストの厚みはそのままチップ部
品の電極幅となる。この時、保持プレートAに保持され
たチップ部品Bの保持穴a1 からの突出長にバラツキが
あっても、この突出部を電極ペーストの塗布されたディ
ップ槽25の底面に押し当てて電極を塗布することによ
り、一定の突出長に補正され、均一な厚みの電極幅を得
ることができる。ディップ処理を終了すればチャック部
27がコンベア23,24の位置より上方まで上昇し、
ここで再びコンベア23,24が近接位置まで前進し、
チャック部27は保持プレートAを両方のコンベア2
3,24に跨がった状態に載置する。そして、コンベア
23,24を同一速度で駆動することにより、保持プレ
ートAを後続のコンベア7へ搬送する。
【0016】コンベア7上の保持プレートAは電極塗布
面を下向きに保持したまま図1の矢印方向に搬送され、
取入・取出用コンベア9を経て乾燥炉8の直前へ移動す
る。乾燥炉8の直前には一対の取入・取出用アーム3
0,31が設けられている。これらアーム30,31は
コンベア9と平行な軸32に沿って一体に往復移動する
とともに、軸32を中心として上方へ揺動可能である。
そして、通常時はアーム30,31は上方へ揺動した位
置にあり、コンベア9によって搬送される保持プレート
Aとの干渉を防止している。保持プレートAが乾燥炉8
の直前まで搬送されると、アーム30,31は上方へ揺
動した位置のまま後退し、ここでアーム30,31はコ
ンベア9上に沿った位置まで揺動する。この時、保持プ
レートAがアーム30,31の間で挟まれる恰好とな
る。そして、軸32を前方に移動させると、保持プレー
トAは取入用アーム30によって後面が押され、乾燥炉
8の出入口40へ挿入される。この時、保持プレートA
に不要な振動がかからないようにするため、取入用アー
ム30のストロークと同期してコンベア9を駆動させる
のが望ましい。
【0017】乾燥炉8は、図5に示すように表裏方向に
貫通した出入口40と、水平な軸41を中心にして回転
自在な回転体42と、回転体42を一定ピッチで間欠回
転させるモータ43と、炉内に配置された複数のヒータ
44と、各ヒータ44の熱を対流させるファン45と、
炉内部を複数の加熱ゾーンに仕切る仕切板46とを備え
ている。回転体42は放射状の複数の羽根板47を有し
ており、各羽根板47には一対の内向きの挿入溝47a
が形成されている。取入用アーム30によって出入口4
0に押し込まれた保持プレートAは、出入口40に対応
した羽根板47の挿入溝47aに水平状態のまま挿入さ
れる。なお、溝47aに挿入された保持プレートAの下
面(電極塗布面)は開放しているので、チップ部品が羽
根板47と接触することがなく、かつ通気性もよい。
【0018】上記のように羽根板47に保持された保持
プレートAは、360°回転することにより5つの加熱
ゾーンを通過し、その間にチップ部品に付着した電極ペ
ーストが乾燥する。乾燥処理の終了した保持プレートA
が出入口40に対応すると、出入口40の裏側に待機し
ている取出用アーム31が図1左方へ移動し、保持プレ
ートAを取入・取出用コンベア9上へ押し出す。このコ
ンベア9は可逆駆動可能であるから、取出用アーム31
のストロークと同期してコンベア9を図1左方へ駆動さ
せるのが望ましい。コンベア9上に乗り移った保持プレ
ートAはディップ機6方向へ逆搬送され、移載用コンベ
ア11の下方位置で停止する。移載用コンベア11はハ
ンド50によって保持プレートAを掴み、別のコンベア
10へ移載する。移載用コンベア11としては公知の一
軸ユニットを使用でき、また、ハンド50には保持プレ
ートAの両側部を把持する公知のチャック機構を用いる
ことができる。なお、この場合も、保持プレートAの側
面に溝a2を形成しておけば、保持プレートAのチャッ
クが確実に行える。なお、乾燥済の保持プレートAが移
載用コンベア11によって取入・取出用コンベア9から
持ち上げられた後、乾燥前の保持プレートAがコンベア
7から取入・取出用コンベア9へと搬送され、取入用ア
ーム30によって乾燥炉8へと挿入される。乾燥炉8は
乾燥済の保持プレートAが取り出された後、乾燥前の保
持プレートAが取り入れられるまでの間、回転を停止し
ている。
【0019】コンベア10へ移載された保持プレートA
は矢印方向へ搬送され、アンローダ12に順次収納され
る。アンローダ12はローダ5と全く同様な構造であ
り、ローダ5と逆の動作、つまりコンベア10から保持
プレートAを1枚受け取ると1段ずつ上昇する動作を行
う。全ての棚枠に保持プレートAを収容すると、自動的
に停止する。
【0020】本発明の乾燥炉は、実施例のように360
°回転する間に電極ペーストを乾燥させ、入口と出口を
共通としたものに限らない。図6は別の乾燥炉60を備
えた電極形成装置を示し、乾燥炉60の入口61と出口
62とを180°対称位置に設け、180°回転する間
に電極ペーストを乾燥させるようにしたものである。そ
して、入口61と出口62にはそれぞれ取入用アーム6
3と取出用アーム64とを設けてある。なお、乾燥炉6
0の内部構造は、下部に配置したヒータ44およびファ
ン45を除いて図5と同様である。この場合には図5に
示された乾燥炉に比べて炉の下半分を有効利用できない
欠点はあるが、電極塗布面を下向きにして取り入れられ
た保持プレートAが、出口62からは上向きにして取り
出されるので、電極の仕上がりを容易に確認できる。ま
た、取入・取出用コンベア9や移載用コンベア11を省
略できるため、装置を簡素化できるとともに、保持プレ
ートAの逆搬送や移載が不要となるので、そのための時
間を短縮できる。
【0021】なお、図1および図6の乾燥炉は入口と出
口を表側に設けてある、換言すれば乾燥炉の片側にコン
ベアを配置してあるので、電極形成装置4全体の設置ス
ペースを小さくできる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、チップ部品に電極ペーストを塗布してから乾燥
までの間、下向きにして搬送するので、ペーストのダレ
が生じない。そのため、電極幅が均一なチップ部品を得
ることができる。しかも、搬送中電極塗布面が下向きで
あるため、ペースト上に塵や埃が付着しにくい。また、
ディップ処理後に保持プレートを反転させずそのままの
姿勢で乾燥炉まで搬送すればよいので、作業性が改善さ
れるとともに、保持プレートに不都合な振動を与えずに
済み、チップ部品に傾きや脱落が生じない。さらに、乾
燥炉として回転式の炉を用いているので、設置スペース
を小さくできるとともに、第1のコンベアと第2のコン
ベアは互いに平行にかつ乾燥炉の片側に配置されている
ので、コンベアの設置スペースも小さくて済む。したが
、電極塗布装置を全体として小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電極形成装置の概略平面図であ
る。
【図2】本発明で使用される保持プレートの一例の断面
図である。
【図3】ローダの側面図である。
【図4】ディップ機の正面図である。
【図5】図1のV−V線拡大断面図である。
【図6】電極形成装置の他の実施例の概略平面図であ
る。
【符号の説明】
4 電極形成装置 5 ローダ 6 ディップ機 7,9,10 コンベア 8 乾燥炉 11 移載用コンベア 12 アンローダ 25 ディップ槽 27 チャック部 30 取入用アーム 31 取出用アーム 42 回転体 44 ヒータ A 保持プレート a1 保持穴 B チップ部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 澄 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 柏木 伸昭 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 木本 隆 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 実開 昭60−78134(JP,U) 実開 昭61−190126(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01G 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持プレートに保持されたチップ部品の突
    出部に外部電極を形成する装置において、 ディップ機と、乾燥炉と、ディップ機から乾燥炉へ保持
    プレートを搬送する第1のコンベアと、乾燥炉から保管
    部へ保持プレートを搬送する第2のコンベアとを備え、 ディップ機は水平な底面上に薄膜状に電極ペーストが塗
    布されたディップ槽と、ディップ槽の上方に配置され、
    保持プレートをチップ部品が下側に突出するように水平
    保持して昇降し、チップ部品の突出部に電極ペーストを
    付着させるチャック部とを有し、第1の コンベアはチップ部品の電極付着面を下向きにし
    た状態で保持プレートを乾燥炉へ水平に搬送し、 上記乾燥炉は、複数枚の保持プレートを支持して間欠的
    に回転する回転体と、回転体に支持された保持プレート
    に保持されたチップ部品の電極付着面を加熱乾燥させる
    手段と、保持プレートをチップ部品を下向きに保持した
    状態で一枚ずつ第1のコンベアから回転体に取り入れる
    手段と、乾燥後の保持プレートを一枚ずつ回転体から第
    2のコンベアへ取り出す手段とを備え、内部を搬送しな
    がら保持プレートに保持されたチップ部品の電極付着面
    を連続的に加熱乾燥させ 上記第1のコンベアと第2のコンベアは互いに平行にか
    つ乾燥炉の片側に配置されている ことを特徴とするチッ
    プ部品の電極形成装置。
JP3321333A 1991-11-08 1991-11-08 チップ部品の電極形成装置 Expired - Lifetime JP2760189B2 (ja)

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