JP3049981B2 - チップ部品の電極形成システム - Google Patents
チップ部品の電極形成システムInfo
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Description
プ抵抗のようなチップ部品の端部に外部電極を効率良く
形成するシステムに関するものである。
成する際、特開昭60−109204号公報に示される
ように保持プレートと呼ばれる治具が用いられている。
この保持プレートは、硬質基板の中心部に形成された薄
肉な平板部に多数の貫通穴を形成するとともに、平板部
で形成される凹部にゴム状弾性体を埋設し、かつ弾性体
の貫通穴部分に貫通した保持穴を形成したものである。
部に外部電極を形成するには、次のような手順で行う。
まず保持プレートにチップ部品を挿入するため、保持プ
レートの保持穴と対応する位置にチップ部品よりもやや
大きい貫通穴を有するガイドプレートを保持プレートの
上に重ねて両者を一緒にセットし、それぞれの保持穴と
貫通穴の位置を合わせる。そして、振動,吸引等によっ
てチップ部品をガイドプレートの貫通穴に振り込んだ
後、上方からプレスピンを貫通穴に挿入し、チップ部品
を保持穴の上端部に押し込む。次に、保持プレートの保
持穴に保持されたチップ部品の端部に電極を塗布するた
め、チップ部品が突出している保持プレートの面が下側
になるように反転させ、チップ部品の突出部を銀等の電
極ペーストが塗布された塗布板上に押し当てることによ
り、電極塗布を行う。電極塗布後、保持プレートを乾燥
炉へ運び、加熱乾燥する。その後、空の保持プレートの
上に枠状のスペーサを載置し、このスペーサの上に加熱
乾燥が済んだ保持プレートを載置する。そして、プレス
ピンによって上方から保持プレートに保持されたチップ
部品を下側の空の保持プレートの保持穴に移し替える。
そして、チップ部品が突出している保持プレートの面が
下側になるように反転させた後、上記と同様にして電極
塗布を行う。電極塗布後、乾燥炉へ運んで加熱乾燥させ
る。このようにして両端に電極が形成されたチップ部品
を保持プレートから取り出すため、保持プレートの上方
からプレスピンを保持穴に挿入し、チップ部品を下方へ
押し出すことによって、電極形成工程を終了する。な
お、上記の方法では、プレスピンによってチップ部品を
保持プレートの保持穴の上端部に押し込む場合について
述べたが、この他に、チップ部品を突き上げて保持穴の
下端部に押し込む方法もある(特公平3−74503号
公報参照)。
の振り込み、移し替え、取り出しなどの各作業におい
て、各種プレートやスペーサ等の治具をその組み合わせ
を変えながら各装置にセットしたり、取り外しを行わな
ければならないが、従来の電極形成工程ではこれを手作
業で行っているため、生産性が非常に悪かった。また、
移替プレス、電極塗布および乾燥の各作業の終了の度に
1枚ずつ保持プレートを次の工程へ搬送していたので
は、搬送距離および搬送時間が増大するので、各作業の
終了した保持プレートが所定枚数になるまで保管してお
き、これをまとめて次の工程へ搬送する方法も行われて
いるが、この方法では各作業ごとに保持プレートの保管
場所が必要になるとともに、1システム当たりの保持プ
レートの必要枚数が非常に多くなり、コスト高になると
いう問題がある。そこで、本発明の目的は、チップ部品
の振込から取出までの全工程を自動化して生産性を向上
させることができるチップ部品の電極形成システムを提
供することにある。また、他の目的は、設備を小型化
し、かつ1システム当たりの保持プレートの必要枚数を
少なくできるチップ部品の電極形成システムを提供する
ことにある。
め、本発明の電極形成システムは、チップ部品をガイド
プレートの貫通穴に振り込む振込装置と、多数のプレス
ピンを備え、ガイドプレートの貫通穴に収納されたチッ
プ部品を保持プレートの保持穴に移し替える作業、およ
び保持プレートに保持されたチップ部品を別の保持プレ
ートへ移し替える作業を行う移替プレス装置と、底面上
に薄膜状に電極ペーストを塗布したディップ槽を備え、
保持プレートをチップ部品が下側に突出するように水平
保持し、チップ部品の突出部をディップ槽の底面に押し
つけることによりチップ部品の端部に電極ペーストを付
着させるディップ装置と、電極ペーストを塗布したチッ
プ部品を保持した保持プレートが搬入され、電極ペース
トを加熱乾燥させる乾燥炉と、多数のプレスピンを備
え、両端に電極が形成されたチップ部品を保持プレート
から取り出す取出プレス装置と、保持プレートを移替プ
レス装置からディップ装置へ、ディップ装置から乾燥炉
へ、乾燥炉から保持プレート待機部へそれぞれ搬送する
ためのコンベア手段と、一方の保持プレートから他方の
保持プレートへチップ部品を移し替える際に、両プレー
トの間に挟持されるスペーサを保管するスペーサ保管部
と、所定枚数の保持プレートを保管する保持プレート保
管部と、振込装置と移替プレス装置と取出プレス装置と
保持プレート待機部とスペーサ保管部と保持プレート保
管部とを一定領域内に近接配置し、保持プレート、ガイ
ドプレートまたはスペーサをハンドリングして各部の間
を所定の順序で移載する移載装置とを備えたものであ
る。
て移替を行う方式を例にして作用を説明する。まずガイ
ドプレートを振込装置にセットし、このガイドプレート
の貫通穴にチップ部品を振り込む。ガイドプレートの貫
通穴にチップ部品を振り込んだ後、ガイドプレート上に
保持プレートをセットし、両プレートを合わせて移替プ
レス装置にセットする。このセットは移載装置で行う。
移替プレス装置はガイドプレートに振り込まれたチップ
部品をプレスピンで突き上げて保持プレートの保持穴に
押し込む。チップ部品を保持プレートに移し替えた後、
ガイドプレートは移替プレス装置のセット位置に戻し、
さらに振込装置の返却位置へ戻す。一方、チップ部品を
移し替えた保持プレートをコンベア手段でディップ装置
へ搬送し、ディップ装置は保持プレートの下面側に突出
したチップ部品を電極ペーストに押しつけて電極塗布を
行う。つぎに、電極塗布を行った保持プレートを水平姿
勢のままでコンベア手段によって乾燥炉へ運ぶ。乾燥炉
ではチップ部品に塗布された電極ペーストを、炉内を移
動させながら連続的に加熱乾燥させる。乾燥炉から出た
保持プレートはコンベア手段によって保持プレート待機
部へ運ばれる。この待機部で保持プレートの上には枠状
のスペーサが載置され、さらにその上に空の保持プレー
トが載置され、これら3枚のプレートが一体に移替プレ
ス装置へ移載される。スペーサをスペーサ保管部から保
持プレート待機部へ移載する作業、空の保持プレートを
保持プレート保管部から保持プレート待機部へ移載する
作業、および3枚のプレートを移替プレス装置へ移載す
る作業は移載装置が行う。移替プレス装置では下からプ
レスピンを突き上げ、下側の保持プレートから上側の保
持プレートへチップ部品を移し替える。そして、再び保
持プレートをディップ装置へ搬送し、電極塗布を行った
後、乾燥炉で乾燥させる。乾燥炉から出た保持プレート
はコンベア手段によって待機部へ運ばれる。こうして両
端部に電極が形成されたチップ部品を保持した保持プレ
ートは、移載装置によって取出プレス装置へ移載され、
ここでチップ部品が保持プレートから取り出される。
同一配列ピッチの上向きのプレスピンを備えている場合
には、ガイドプレートに上面側に大穴部を下面側に小穴
部を有する貫通穴を形成し、大穴部にチップ部品を収納
するとともに、小穴部にプレスピンを挿通するようにす
るのが望ましい。この場合には、振込装置に保持プレー
トをセットせずにガイドプレートのみをセットすればよ
いので、振込工程が簡素化されるとともに、プレスピン
を押し上げてチップ部品をガイドプレートから保持プレ
ートへ挿入した際、チップ部品は保持プレートの下面側
に保持されるので、電極塗布までの間に保持プレートを
反転させる必要がなく、処理工程が簡素化される。
を要するので、乾燥炉として複数の保持プレートを順次
搬入して連続的に乾燥させるものが望ましい。これによ
り、バッチ処理のように待ち時間が長くなく、能率的に
乾燥処理を行うことができる。乾燥炉として、複数枚の
保持プレートを一定角度おきに放射状に支持し、水平軸
を支点として上記角度ごとに間欠回転する回転体を備
え、入口部と出口部とを180度対称位置に設ければ、
乾燥炉内部の移動機構が極めて簡単になるとともに、下
面側にチップ部品を保持した保持プレートを入口部に挿
入すれば、出口部からは保持プレートの上面側にチップ
部品が突出した状態で出てくるので、電極形成状況を容
易に判別でき、かつ次の保持プレートへの移し替えに際
して保持プレートを反転させる必要がない。
ートを次の工程へ所定の順序で移載するので、各処理工
程の後に多数の保持プレートを保管しておくための装置
を設ける必要がなく、1システム当たりの保持プレート
の必要枚数を少なくできる。移載装置は、互いに近接配
置された振込装置,移替プレス装置,取出プレス装置,
保持プレート待機部,スペーサ保管部,保持プレート保
管部の間を動くだけであるから、動作範囲が狭くて済
み、時間の無駄が少ない。しかも、移載装置は、1つの
処理を行っている間に他の装置の間で治具を移載し、休
止時間が存在しないように常に動作させることができる
ので、作業効率が格段に向上する。なお、移載装置とし
て一定範囲で旋回する移載ロボットを使用すれば、各装
置における治具のセット位置のずれが少なくて済み、か
つ動作時間も短縮できるので望ましい。
ールネジに螺合するナット部材に搬送テーブルを取り付
け、この搬送テーブルに保持プレートを載置して搬送す
る形式や、搬送テーブルを空圧または液圧シリンダによ
って搬送する形式、さらには一対の搬送ベルトに保持プ
レートの両側部を載置して搬送する形式など、如何なる
形式でもよい。
図であり、振込装置1、移替プレス装置2、ディップ装
置3、乾燥炉4、保持プレート待機部5、反転コンベア
6、スペーサ保管部7、保持プレート保管部8、取出プ
レス装置9、移載ロボット10および第1〜第4コンベ
ア11〜14で構成されている。これら各装置の動きは
図示しないコントローラによって統合的に制御される。
なお、この実施例で使用される保持プレートA,ガイド
プレートBの構造は特公平3−74503号公報に示さ
れたものと同様であり、スペーサDは特開昭60−10
9204号公報に示されたものと同様である。即ち、図
4に示すように、保持プレートAはチップ部品Cを弾性
保持する多数の保持穴a1 を有しており、ガイドプレー
トBは保持穴a1 に対応する貫通穴b1 を有している。
貫通穴b1 は、上面側にチップ部品C1個を収容し得る
大きさの大穴部b2 を有し、下面側にチップ部品Cより
小さい小穴部b3 を有する。また、スペーサDは図6に
示すように保持プレートAの保持穴a1 の配列部よりや
や大きな開口d1 を有する枠形に形成されている。本実
施例では保持プレートAは1ロット分(例えば25
枚)、ガイドプレートBは2枚、スペーサDは1枚使用
している。
トBの貫通穴b1 に充填するための装置であり、ガイド
プレートBの返却位置1aと振込位置1bとを有する。
図2に示すように返却位置1aには載置台20が設けら
れ、この載置台20上に載置されたガイドプレートBを
振込位置1bへプッシャ21によって押し出すことがで
きる。振込位置1bには、載置台20と同一高さでプッ
シャ21によって押し出されたガイドプレートBを載置
する振込テーブル22と、テーブル22に対して開閉自
在でかつ一端側にチップボックス24を有する蓋体23
とが設けられている。振込テーブル22にはバイブレー
タ,揺動装置,吸引装置など(図示せず)が設けられ、
振込テーブル22に対して蓋体23を閉鎖した後、テー
ブル22に振動や吸引を与えることにより、ガイドプレ
ートBの貫通穴b1 にチップ部品Cを1個ずつ充填す
る。
とプレス位置2bとディップ工程への取出位置2cの3
部分で構成されている。移替プレス装置2は、ガイドプ
レートBの貫通穴b1 に充填されたチップ部品Cを保持
プレートAの保持穴a1 に移し替える作業、および保持
プレートAに保持されたチップ部品Cを別の保持プレー
トA’へ移し替える作業を行うものであり、図3に示す
ように、枠状のテーブル30がガイドレール31によっ
て前後方向(図3の左右方向)に移動自在に支持されて
いる。テーブル30の下面側には支軸32を介して枠状
の支持枠33が上下動自在に支持されており、支軸32
に挿通されたスプリング34によって支持枠33は常時
上方、つまりテーブル30の下面に接する方向に付勢さ
れている。支持枠33の中央には保持プレートAの外形
よりやや小さく、後述するピンヘッド35よりやや大き
い開口部33aが形成されている。保持プレートAおよ
びガイドプレートBは支持枠33上の所定位置に正確に
位置決めされる。ピンヘッド35はプレス位置2bに水
平に固定されている。ピンヘッド35は、図4に示すよ
うに上向きに支持された鍔付のプレスピン36と、プレ
スピン36の下面を支持する受圧板37と、受圧板37
の上面に固定されプレスピン36を抜け止めするピンプ
レート38と、プレスピン36の上端部を案内するスト
リッパープレート39と、ストリッパープレート39を
支持するガイド軸40と、ストリッパープレート39を
上方へ付勢するスプリング41とを備えている。上記プ
レスピン36は、保持プレートAの保持穴a1 と同一配
列ピッチに配列されている。ピンヘッド35の上方には
上下に昇降するバッキングプレート42が配置されてい
る。
明する。まず、テーブル30を治具セット位置2aへ移
動させると、移載ロボット10によってガイドプレート
Bと保持プレートAとが支持枠33上に重ねてセットさ
れる。そして、テーブル30をプレス位置2bまで移動
させると、図4に示すように保持プレートAおよびガイ
ドプレートBの上方にバッキングプレート42が対応
し、下方にプレスピン36が対応した状態となる。ここ
で、バッキングプレート42を降下させると、保持プレ
ートAの上面にまずバッキングプレート42が当たり、
保持プレートAとガイドプレートBとを支持枠33と一
体に降下させる。やがて、ガイドプレートBの下面がス
トリッパープレート39の上面に圧接すると、プレスピ
ン36がガイドプレートBの小穴部b3 を介して大穴部
b2 に進入し、チップ部品Cを保持プレートAの保持穴
a1 へと押し込む(図5参照)。その後、バッキングプ
レート42を上昇させると、スプリング34,41の反
発力により支持枠33,プレートA,Bおよびストリッ
パープレート39が一体的に上昇し、やがてプレスピン
36がガイドプレートBから引き抜かれた後、ストリッ
パープレート39がガイドプレートBから離れ、さらに
支持枠33がテーブル30に接触した後は、バッキング
プレート42も保持プレートAから離れて図4の状態と
なる。その後、テーブル30は取出位置2cへ移動す
る。
が設けられ、保持プレートAおよびガイドプレートBの
内、上側の保持プレートAのみをチャックして持ち上げ
る。なお、保持プレートAをチャックするに際し、保持
プレートAの短辺側側面に溝a2 (図4参照)を形成し
ておき、この溝a2 にチャック装置の先端部を挿入する
ようにすれば、確実なチャックが可能となる。支持枠3
3上に残されたガイドプレートBは治具セット位置2a
へと返送される。ガイドプレートBがセット位置へと返
送された後、チャック装置45は降下し、下方に設けた
第1コンベア11上に保持プレートAを載せる。第1コ
ンベア11は保持プレートAを次工程であるディップ装
置3へ運ぶ。
保持プレートAへチップ部品Cを移し替える場合につい
て説明したが、移替プレス装置2はこの他に、図6,図
7に示すように保持プレートAから別の保持プレート
A’へチップ部品Cを移し替える場合にも用いられる。
ここで、図6はテーブル30をプレス位置2bへ移動さ
せた状態、図7はプレス状態を示す。この場合、チップ
部品Cを保持した保持プレートAの上に枠状のスペーサ
Dと別の保持プレートA’が重ねて載置されるが、スペ
ーサDはスペーサ保管部7から、保持プレートA’は保
持プレート保管部8からそれぞれ移載ロボット10によ
って運ばれる。
を介して固定されたディップヘッド部51と、ディップ
ヘッド部51の下方に水平に載置されたディップ槽52
と、ブレード部53で構成されている。ディップヘッド
部51には、保持プレートAの両側部をチャックするチ
ャック部54が昇降軸55によって昇降自在に支持され
ている。また、第1コンベア11は保持プレートAをデ
ィップ装置3方向へ搬送するための搬送ベルト56を備
えるとともに、コンベア11自体が移替プレス装置2の
取出位置2cとチャック部54の直下との間をスライド
できるようにガイドレール57によって支持されてい
る。図8に二点鎖線で示すようにコンベア11がチャッ
ク部54の直下にスライドした時点で、チャック部54
を降下させれば、保持プレートAを容易にチャックでき
る。その後、コンベア11は移替プレス装置2の取出位
置2cへ後退し、チャック部54が保持プレートAをチ
ャックしたままディップ槽52まで降下し、所定のディ
ップ処理を行う。なお、保持プレートAをチャック部5
4でチャックする際にも、保持プレートAに設けた溝a
2 を利用すれば、ディップ処理時にチャック部54が邪
魔にならず、均一な電極付着が可能となる。
器状に形成されており、ブレード部53がディップ槽5
2に対して図8紙面に垂直な方向に移動自在である。ブ
レード部53の下縁部はディップ槽52の底面と微小な
隙間を介して保持されており、ブレード部53の移動に
よって余分な電極ペーストが掻き取られ、ディップ槽5
2の底面には電極ペーストが薄膜状に塗布される。チッ
プ部品Cはディップ槽52の底面に押し当てられるの
で、塗布されたペーストの厚みはそのままチップ部品の
電極幅となる。この時、保持プレートAに保持されたチ
ップ部品Cの保持穴a1 からの突出長にバラツキがあっ
ても、この突出部を電極ペーストの塗布されたディップ
槽52の底面に押し当てて電極を塗布することにより、
一定の突出長に補正され、均一な厚みの電極幅を得るこ
とができる。なお、ディップ時の動作については特開昭
60−109204号公報や特公平3−74503号公
報などに記載の通りである。
Aをチャックしたチャック部54が上昇し、ここで第2
コンベア12がチャック部54の直下まで水平にスライ
ドする。第2コンベア12も第1コンベア11と同様
に、保持プレートAを乾燥炉4方向へ搬送するための搬
送ベルト58を備えるとともに、コンベア12自体が水
平にスライドできるようにガイドレール59によって支
持されている。チャック部54が保持プレートAを第2
コンベア12上に載置すると、コンベア12が乾燥炉4
方向へスライドすると同時に、コンベア12上の保持プ
レートAを乾燥炉4方向へ搬送する。コンベア12上の
保持プレートAは電極塗布面を下向きに保持したまま乾
燥炉4へ運ばれる。
ア12の一部を受け入れた入口部60と、入口部60と
180度対称な位置に形成され、第3コンベア13の一
部を受け入れた出口部61と、一定ピッチで間欠回転さ
れる水平な駆動軸62と、駆動軸62に固定された回転
体63と、炉内の上部に配置された複数のヒータ64
と、炉内部を複数の加熱ゾーンに仕切る仕切板65とを
備えている。入口部60には取入用アーム66が、出口
部61には取出様アーム67がそれぞれ設けられてお
り、これらアーム66,67はコンベア12,13と平
行な軸68,69に沿って一体に往復移動するととも
に、軸68,69を中心として上下に回動可能である。
通常時はアーム66,67は上方へ回動した位置にあ
り、コンベア12,13によって搬入,搬出される保持
プレートAとの干渉を防止している。保持プレートAが
入口部60に搬入されると、取入用アーム66は上方へ
回動した位置のまま後退し、保持プレートAの後端面よ
り後方へ移動した時点でコンベア12上に沿った位置ま
で回動する。そして、軸68を前方に移動させると、保
持プレートAは取入用アーム66によって後面が押さ
れ、回転体63に挿入される。この時、保持プレートA
に不要な振動がかからないようにするため、取入用アー
ム66のストロークと同期してコンベア12を駆動させ
るのが望ましい。
を有しており、各羽根板63aには一対の内向きの挿入
溝63bが形成されている。取入用アーム66によって
入口部60に押し込まれた保持プレートAは、入口部6
0に対応した羽根板63aの挿入溝63bに水平姿勢の
まま挿入される。なお、溝63bに挿入された保持プレ
ートAの下面(電極塗布面)は開放しているので、チッ
プ部品Cが羽根板63と接触することがなく、かつ通気
性もよい。
持プレートAは、回転体63が羽根板63a間の角度ず
つ回転する度に一旦停止する、所謂タクト運動を行う。
回転体63が180°回転することにより3つの加熱ゾ
ーンを通過し、その間にチップ部品Cに付着した電極ペ
ーストが乾燥する。乾燥処理の終了した保持プレートA
が出口部61に対応すると、出口部61の内側に待機し
ている取出用アーム67が保持プレートAの前端面を押
して回転体63から第3コンベア13へと押し出す。第
3コンベア13へ乗り移った保持プレートAには、その
上面側にチップ部品Cの電極面が露出しており、この姿
勢のまま次のラック部70へ搬送される。
は、図10に示すように水平姿勢のまま昇降する昇降コ
ンベア71が設けられており、保持プレートAが昇降コ
ンベア71上に乗り移った後、降下してラック部70の
各棚に保持プレートAを順次収納する。収納された保持
プレートAは上段から順番に第4コンベア14へ送り出
され、保持プレート待機部5へと搬送される。ラック部
70の収納枚数は1ロット分(例えば25枚)に相当し
ており、チップ部品Cの片面に電極の塗布・乾燥を行っ
た後、ラック部70で1ロット分のプレスが終了するま
で、コンベア上での収納許容枚数を越えた保持プレート
Aを保管しておく。第4コンベア14では保持プレート
Aは電極塗布面を上向きにして搬送されるので、ここで
電極の仕上がり具合を容易にチェックできる。
示すように反転コンベア6が設けられている。この反転
コンベア6は、両端に電極形成を終了したチップ部品C
を上向きに保持した保持プレートAをそのまま待機部5
へ送り出すと、この保持プレートAからチップ部品Cを
取り出す際に保持プレートAを反転させなければならな
いため、事前に保持プレートAを反転させるためであ
る。なお、反転コンベア6は片面の電極形成終了時には
そのまま保持プレートAを通過させる。反転コンベア6
を通過した保持プレートAは待機部5に設けられたスト
ッパ72に当たって停止する。
は図11に示すように隣接して設けられている。各保管
部7,8はそれぞれ高さの異なる設置台7a,8aを有
しており、設置台7aには1枚のスペーサDが載置さ
れ、設置台8a上には1ロット分(例えば25枚)の保
持プレートAが積み重ねられている。
持されたチップ部品Cを取り出す作業を行うものであ
り、セット位置9aとプレス位置9bとの2部分で構成
されている。取出プレス装置9は図12に示すように、
セット位置9aとプレス位置9bとの間にはガイドレー
ル80が設けられ、このガイドレール80上に枠状の可
動テーブル81がスライド自在に支持されている。可動
テーブル81上にチップ部品Cを下向きに保持した保持
プレートAを載置した後、可動テーブル81をプレス位
置9bへスライドさせる。プレス位置9bの上部には昇
降可能なピンヘッド82が支持されており、下部にはシ
ュータ83と収納ボックス84とが設置されている。保
持プレートAを載置した可動テーブル81をプレス位置
9bへスライドさせた後、ピンヘッド82を降下させる
と、ピンヘッド82の下面に下向きに設けたプレスピン
82aが保持穴a1 に挿入され、チップ部品Cをシュー
タ83を経て収納ボックス84へ落下させる。したがっ
て、収納ボックス84には電極形成を終了したチップ部
品Cが蓄えられる。
1b、移替プレス装置2のセット位置2a、保持プレー
ト待機部5、スペーサ保管部7、保持プレート保管部8
および取出プレス装置9のセット位置9aの各位置は、
図1のように一定半径の領域内に近接配置されており、
この領域の中心部に移載ロボット10が配置されてい
る。この移載ロボット10は、真空吸引部とチャック爪
とを有するマニピュレータを備えており、このマニピュ
レータは図1の斜線部の範囲内を移動自在である。真空
吸引部はスペーサDをハンドリングする際に使用され、
チャック爪は保持プレートAおよびガイドプレートBを
ハンドリングする際に使用される。この場合も、保持プ
レートAおよびガイドプレートBの両側辺にチャック爪
が係合する溝a2 を形成しておくのが望ましい。
作を説明する。まず、チップ部品Cの片面に電極を形成
するため、振込〜移替プレス〜ディップ〜乾燥に到る処
理について図13に従って説明する。なお、この処理で
は、ガイドプレートBとして2枚のプレートを使用す
る。まず、振込を完了した1枚目のガイドプレートBの
上へ保持プレートAを1枚載せる(ステップS1 )。こ
の保持プレートAは保持プレート保管部8から移載ロボ
ット10によって振込位置1bへ運ばれたものである。
次に、ガイドプレートBと保持プレートAとを同時に移
載ロボット10でハンドリングし、移替プレス装置2の
セット位置2aへ運ぶ(ステップS2 )。1枚目のガイ
ドプレートBと保持プレートAとをセット位置2aに運
んだ後、返却位置1aで待機している2枚目のガイドプ
レートBがプッシャ21によって振込位置1bへ移動し
(ステップS3 )、ここで振込装置1が振込を行う(ス
テップS4 )。一方、セット位置2aへ運ばれた1枚目
のガイドプレートBと保持プレートAに対して、移替プ
レス装置2は図4,図5に示すプレスを行う(ステップ
S5 )。その間移載ロボット10はセット位置2aで待
機している。プレス処理が終了した後、上側の保持プレ
ートAはチャック装置45によって第1コンベア11へ
移され、空になった1枚目のガイドプレートBのみがセ
ット位置2aに戻され、ここで移載ロボット10はガイ
ドプレートBをハンドリングし、振込装置1の返却位置
1aへ運ぶ(ステップS6 )。その後、ステップS3 以
下の動作を順次行う。このように2枚のガイドプレート
Bを使って、ステップS1 〜S6 の動作を、保持プレー
ト保管部8に保持プレート1枚だけが残るまで、つまり
約1ロット分の保持プレートAが終了するまで繰り返し
実行する。このように2枚のガイドプレートBを循環さ
せることにより、振込処理とプレス処理とを並行して行
うことが可能となり、効率良く処理を行うことができ
る。なお、保持プレートAは最後の1枚を残して終了す
る場合だけでなく、途中で終了してもよいことは勿論で
ある。
ップ部品Cを下向きに保持した保持プレートAは第1コ
ンベア11でディップ装置3へ運ばれる(ステップ
S7 )。そして、ここでチップ部品Cの突出面に電極ペ
ーストが塗布される(ステップS8 )。電極塗布を終了
した後、保持プレートAを第2コンベア12で乾燥炉4
へ運び(ステップS9 )、乾燥処理を行う(ステップS
10)。乾燥した保持プレートAは第3コンベア13,第
4コンベア14,反転コンベア6を経て待機部5へ搬送
される(ステップS11)。なお、このとき反転コンベア
6では保持プレートAを反転させない。コンベア上に収
納しきれなくなった保持プレートAはラック部70で保
管される。
するため、移替プレス〜ディップ〜乾燥に到る処理を図
14に従って説明する。1ロット分のプレスが終了し、
かつ先頭の保持プレートAが待機部5へ到達すると、移
載ロボット10がスペーサ保管部7からスペーサDをハ
ンドリングして保持プレートA上に載置し(ステップS
12)、さらに保持プレート保管部8から保持プレート
A’をハンドリングしてスペーサD上に載置する(ステ
ップS13)。このように3枚重ねた保持プレートA,
A’とスペーサDとを移載ロボット10が一体にハンド
リングし、移替プレス装置2のセット位置2aへ運ぶ
(ステップS14)。その後、移替プレス装置2は図6,
図7に示すプレス処理を行う(ステップS15)。その
間、移載ロボット10はセット位置2aで待機してい
る。プレス処理が終了した後、上側の保持プレートA’
はチャック装置45によって第1コンベア11へ移さ
れ、スペーサDと空の保持プレートAとがセット位置2
aに戻される。ここで移載ロボット10は上側のスペー
サDをハンドリングして待機部5で待機している次の保
持プレートA上に重ね(ステップS16)、さらに下側の
空の保持プレートAをハンドリングしてスペーサDの上
に重ねる(ステップS17)。その後、ステップS12〜ス
テップS17を繰り返す。このようにチップ部品Cの移し
替えに際し保持プレートAを循環させることにより、保
持プレートAの枚数は必要最小限で済む。
チップ部品Cを下向きに保持した保持プレートAはステ
ップS7 〜ステップS11と同様の処理を経て、待機部5
へ到達する。ラック部70では両面に電極が形成された
チップ部品Cを上向きに保持した保持プレートAが保管
される。1ロット分のプレスが終了すれば、先頭の保持
プレートAが待機部5へ到達した時点で移替プレス動作
に入る。この時、保持プレートAはディップ装置3〜待
機部5との間で1ロット分存在する。
Cを保持プレートAから取り出す処理を、図15に従っ
て説明する。まず、チップ部品Cを上向きに保持した姿
勢のまま保持プレートAを取出プレス装置9へ運ぶと、
チップ部品Cを取り出すことが出来ない。そこで、保持
プレートAが待機部5へ到達する前に反転コンベア6上
で停止させ(ステップS18)、ここで保持プレートAを
180°反転させる(ステップS19)。つまり、保持プ
レートAの下面側にチップ部品Cが突出するようにす
る。その後、待機部5へ搬送する(ステップS20)。
ロボット10によってハンドリングされ、取出プレス装
置9のセット位置9aへ運ばれ、可動テーブル81上に
載置される(ステップS21)。保持プレートAを載置し
た可動テーブル81は取出位置9bへスライドし、ここ
で取出プレスを行う(ステップS22)。即ち、ピンヘッ
ド82が降下し、保持穴a1 に保持されたチップ部品C
を下方へ突き出し、シュータ83を経て収納ボックス8
4へ排出する。取出が終了した保持プレートAは可動テ
ーブル81に載ったままセット位置9aに戻り、ここで
移載ロボット10でハンドリングされて保持プレート保
管部8へ返却される(ステップS23)。以後、同様の動
作を1ロット分の保持プレートAが終了するまで繰り返
す。
の電極形成処理が1ロット分終了した後、チップ部品の
反対面の電極形成処理を1ロット分行い、その後、チッ
プ部品の取出を1ロット分行っていたが、チップ部品の
振込〜乾燥(ステップS1 〜ステップS11)の処理は、
チップ部品の取出処理(ステップS18〜ステップS23)
と干渉しないので、振込〜乾燥処理と取出処理とを並行
して行ってもよい。即ち、ガイドプレートBから保持プ
レートAへの移替プレスの最中(ステップS4)、移載
ロボット10は待機状態になるが、この待ち時間を利用
して空の保持プレートAを取出プレス装置9から保管部
8へ返却し(ステップS23)、かつ両面塗布済みの保持
プレートAを待機部5から取出プレス装置9へ移送する
処理(ステップS21)を行ってもよい。これによると、
時間の無駄がなくなり、作業効率が更に向上する。ま
た、ラック部70および保管部8の保持プレートAの保
管容量を増やせば、より多くの保持プレートAを処理で
きることは勿論である。
らプレスを行う例について述べたが、これに限らず、上
からプレスを行うようにしてもよいことは勿論である。
移載装置は一定位置で旋回するスカラロボットに限ら
ず、レール上を走行する方式のロボットでもよいさら
に、乾燥炉は180度回転型に限らず、360度回転型
でもよい。この場合には、出入り口が同一方向となる
よれば、振込〜移替プレス〜電極塗布〜乾燥〜移替プレ
ス〜電極塗布〜乾燥〜取出の全ての工程を、人手を介さ
ずに自動化できるので、生産性を格段に向上させること
ができる。また、ガイドプレートから保持プレートへの
移替プレス、および保持プレートから別の保持プレート
への移替プレスを同一装置で行うようにしたので、シス
テムの小型化と低コスト化を実現できる。振込,移替プ
レス,取出プレス等の治具の取入,取出位置、および治
具の保管位置を1台の移載装置の作業範囲内に配置した
ので、煩雑な治具の取替えや治具の移動が効率よく行え
る。さらに、移替プレス〜電極塗布〜乾燥までの処理を
コンベアで連続的に搬送しながら行うようにしたので、
保持プレートの保管場所が少なくて済み、かつ保持プレ
ートが必要枚数も少なくできる。
である。
る。
図である。
る。
斜視図である。
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】チップ部品の端部に外部電極を形成するシ
ステムにおいて、 チップ部品をガイドプレートの貫通穴に振り込む振込装
置と、 多数のプレスピンを備え、ガイドプレートの貫通穴に収
納されたチップ部品を保持プレートの保持穴に移し替え
る作業、および保持プレートに保持されたチップ部品を
別の保持プレートへ移し替える作業を行う移替プレス装
置と、 底面上に薄膜状に電極ペーストを塗布したディップ槽を
備え、保持プレートをチップ部品が下側に突出するよう
に水平保持し、チップ部品の突出部をディップ槽の底面
に押しつけることによりチップ部品の端部に電極ペース
トを付着させるディップ装置と、 電極ペーストを塗布したチップ部品を保持した保持プレ
ートが搬入され、電極ペーストを加熱乾燥させる乾燥炉
と、 多数のプレスピンを備え、両端に電極が形成されたチッ
プ部品を保持プレートから取り出す取出プレス装置と、 保持プレートを移替プレス装置からディップ装置へ、デ
ィップ装置から乾燥炉へ、乾燥炉から保持プレート待機
部へそれぞれ搬送するためのコンベア手段と、 一方の保持プレートから他方の保持プレートへチップ部
品を移し替える際に、両プレートの間に挟持されるスペ
ーサを保管するスペーサ保管部と、 所定枚数の保持プレートを保管する保持プレート保管部
と、 振込装置と移替プレス装置と取出プレス装置と保持プレ
ート待機部とスペーサ保管部と保持プレート保管部とを
一定領域内に近接配置し、保持プレート、ガイドプレー
トまたはスペーサをハンドリングして各部の間を所定の
順序で移載する移載装置とを備えたことを特徴とするチ
ップ部品の電極形成システム。 - 【請求項2】請求項1に記載の電極形成システムにおい
て、 上記移替プレス装置は、保持プレートの保持穴と同一配
列ピッチの上向きのプレスピンを備え、このプレスピン
をガイドプレートの貫通穴または保持プレートの保持穴
に下方から挿入することにより、チップ部品を突き上げ
るようにしたことを特徴とするチップ部品の電極形成シ
ステム。 - 【請求項3】請求項1に記載の電極形成システムにおい
て、 上記乾燥炉は、複数枚の保持プレートを一定角度おきに
放射状に支持し、水平軸を支点として上記角度ごとに間
欠回転する回転体と、保持プレートに保持されたチップ
部品の電極付着面を加熱乾燥させる加熱装置と、保持プ
レートを一枚ずつ水平姿勢で回転体に取り入れる入口部
と、入口部の180度対称位置に設けられ、保持プレー
トを取入時と180度反転した状態で一枚ずつ回転体か
ら取り出す出口部とを備え、チップ部品を保持した保持
プレートを順次搬入し、かつ炉内を移動させながら電極
ペーストを連続的に加熱乾燥させることを特徴とするチ
ップ部品の電極形成システム。 - 【請求項4】請求項1に記載の電極形成システムにおい
て、 上記移載装置は移載ロボットであり、この移載ロボット
は一定半径の領域内に近接配置された上記振込装置と移
替プレス装置と取出プレス装置と保持プレート待機部と
スペーサ保管部と保持プレート保管部との中心部に配置
されていることを特徴とするチップ部品の電極形成シス
テム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4350563A JP3049981B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | チップ部品の電極形成システム |
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