JPS61254403A

JPS61254403A - 包装物の貯留装置

Info

Publication number: JPS61254403A
Application number: JP9707885A
Authority: JP
Inventors: Satoru Imura; 覚井村
Original assignee: SAIKA GIJUTSU KENKYUSHO
Current assignee: SAIKA GIJUTSU KENKYUSHO
Priority date: 1985-05-07
Filing date: 1985-05-07
Publication date: 1986-11-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、精穀工場などの各種の工場に於いて、袋詰
穀物などのような包装された製品を積み出し前に一時的
に、種類分けした状態で貯留しておくための装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、例えば精米工場では、精白して袋詰した製品は倉
庫などに単に積み上げて貯留されている。

そして、この積み上げ作業や、払い出しに際しての積み
出し作業はほとんど人手によって行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、従来の人手による貯留方式では、非常に能率
が悪く、コストが嵩む欠点がある。また、昨今では消費
者の要求が多様化し、例えば、精米工場では、包装の種
類を、その内容量や包装形状、包装材のデザイン、米の
銘柄や混米の比率などによって幾通りも用意しなければ
ならない。この結果、製品の種類が著しく増加し、この
多種類に及ぶ包装製品を種類ごとに分けて貯留し、まだ
要求に応じて包装製品を払い出す作業を人手によって行
うことは、はとんど不可能になりつつある。

本発明はこのような点に鑑み、多種類の包装物を種類分
けして貯留でき、また、要求に応じて、要求された種類
の包装物をその数量の多少にかかわらず、簡単に取出す
ことができ、且つ、全ての作業を自動的に能率よく行う
ことができる包装物の貯留装置を提供せんとするにある
。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明の包装物の貯留装置の技術的手段は、複数並べて
設置された貯留室と、各貯留室内に昇降移動自在に設け
られた棚と、各貯留室の棚に包装物を送シ込むことがで
きる搬入装置と、各貯留室の棚から収容包装物を受取っ
て送シ出すことができる搬出装置とからなることにある
。

〔作用〕

本発明の貯留装置では、搬入装置によって送られて来た
包装物を貯留室の棚に移して貯留する。

棚を昇降移動させることによって全ての棚に１個づつ包
装物を貯留する。貯留されている包装物の取出しは、棚
を移動させて、棚の上の包装物を搬出装置に移す。どの
貯留室の棚にでも包装物を送り込むことができ、貯留室
ごとに種類分けして包装物を貯留でき、また、どの貯留
室の棚からでも自由に包装物を取出すことができる。

〔実施例〕

本発明の貯留装置を図面の実施例について説明する。（
１）は貯留室で、全体形状は縦長であシ、この貯留室（
１）は複数室、横列に並べて設置されている。各貯留室
（１）内には昇降移動自在な多数の棚（２）が設けられ
ている。棚（２）の支持構造は第２図に示されていて、
各欄（２）はチェーン（３）に等間隔で取付けられてお
り、チェーン（３）をスプロヶッ）　（４）　Ｋよって
循環移動させることによって、棚（２）を上下に自由に
移動させることができる。（５）は搬入用コンベアで、
貯留室（１）の前面に設けられている。（６ンは押込装
置で、コンベア（５）によって運ばれてきた包装物四が
所定の棚（２）の位置に来た時に、包装動向をコンベア
（５）上から棚（２）に押込むためのものである。この
押込装置（６）は各貯留室（１）ごとに設けられている
。（７）は搬出用コンベアで、貯留室（１）の下方に設
けられている。棚（２）を降下させると、下端のスプロ
ケット（４）の位置で一棚（２）が旋回するが、この旋
回の初期に生ずる棚（２）の傾斜によって棚（２）上に
載置されていた包装物置は滑り落ちて搬送コンベア（７
）上に移行するようになる。次に、前記貯留装置の使用
方法について説明する。貯留せんとする包装物置を搬入
用コンベア（５）に載せて、所定の貯留室（１）の前ま
で運搬する。包装動向が丁度、該当貯留室（１）の位置
に来ると、この状態をセンサーが検知し、押込装置（６
）が作動して、押入用アームが突出し、包装物置をコン
ベア（５）上から棚（２）へと押し込む。なお、通常、
コンベア（５）は連続運転させておく。棚（２）上への
包装物（〜が完了すると、スプロケット（４）を回転駆
動させて、棚（２）を一段階上昇させ、空の棚（２）を
受取位置にセットする。このようにして、コンベア（５
）によって、送られてくる包装動向を次々と貯留室（１
）の棚（２）に積み込む。種類の異なる包装動向が送ら
れてきた時には、別の押込装置（６）を作動させ、その
種類に該当する貯留室（１）の棚（２）に包装動向を積
み込む。従って、包装動向の搬入状態、例えば、種類や
個数などにかかわりなく、貯留室（１）への積込みを全
て自動的に能率よく行うことができる。貯留されている
包装物（勾を取出す場合には、スプロケット（４）を回
転駆動させて、棚（２）を降下させる。棚（２）は下端
のスプロケットの位置で傾動旋回するので、棚（２）が
傾斜した時、棚（２）上に載置された包装物四は滑り落
ちて搬出用コンベア（７）上に移動し、コンベア（７）
によって送り出される。従って、所望の棚（２）を降下
させることによって、希望する種類の包装動向を必要個
数だけ自由に、且つ、自動的に取出すことができる。

なお、本発明に於いて、棚（２）の支持及び移動手段、
搬入及び搬出装置の種類、押込装置の構造、更には棚か
らの包装物の取出方式などは前記実施例のものに限定さ
れることなく、自由に採択可能である。

〔発明の効果〕

本発明の包装物の貯留装置では、複数の貯留室が設けら
れているので、各貯留室に種類分けして包装物を貯留で
き、また、どの貯留室からでも自由に包装物を取出すこ
とができ、いわゆる選択貯留と選択取出が可能である。

また、本発明では、包装物の搬入、搬出とも全て自動的
に行えるから、従来の人手による方式に比べて能率がよ
く、多品種、少量出し入れの貯留に適し、業界の要望に
応えることができる。更に、本発明装置では、棚を用い
た積み込み方式であるから、小さなスペースでの効率の
よい貯留が可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の貯留装置の実施例を示し、第１図は装置
全体の概要を示す正面図、第２図はその側面図である。（１）・・・貯留室、（２）・・・棚、（３）・・・チ
ェーン、（４）・−・スグロケツ）　、（５）・・・搬
入装置、（６）・・・押込装置、（７）・・・搬出装置
。

Claims

【特許請求の範囲】１、複数並べて設置された貯留室と、各貯留室内に昇降
移動自在に設けられた棚と、各貯留室の棚に包装物を送
り込むことができる搬入装置と、各貯留室の棚から収容
包装物を受取つて送り出すことができる搬出装置とから
なる包装物の貯留装置。２、搬入装置が貯留室の前面に設けられていて、搬入装
置によつて送られてきた包装物を押込装置によつて、貯
留室の棚に移動させるようになつている前記特許請求の
範囲第１項記載の包装物の貯留装置。３、搬出装置が各貯留室の下方に設けられていて、棚を
降下させることにより、棚が傾斜して、棚の上の包装物
が搬出装置に移動するようになつている前記特許請求の
範囲第１項記載の包装物の貯留装置。４、棚がチェーンに等間隔で取付けられていて、チェー
ンを循環移動させることによつて、棚が昇降移動するよ
うになつている前記特許請求の範囲第１項記載の包装物
の貯留装置。