JPH04235805A - 自動集品装置 - Google Patents

自動集品装置

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Publication number
JPH04235805A
JPH04235805A JP3001766A JP176691A JPH04235805A JP H04235805 A JPH04235805 A JP H04235805A JP 3001766 A JP3001766 A JP 3001766A JP 176691 A JP176691 A JP 176691A JP H04235805 A JPH04235805 A JP H04235805A
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JP
Japan
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article
collection device
conveyor
automatic
articles
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Application number
JP3001766A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Sawada
澤田 治彦
Eizo Nakagawa
中川 栄蔵
Takamichi Nakamura
中村 雄有
Takeshi Michikawa
道川 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品,雑貨,医薬品な
どの集配センタなどを対象とした物流システムの中で、
注文別に物品の選品,集品を自動的に行う自動集品装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記した食品の集配センタなどでは、顧
客からの注文内容に応じて物品の保管場所から必要な品
種,数量の物品を選品,集品して取り揃えるピッキング
作業が行われている。この場合に、注文先数,物品の品
種が多く、個々の注文数が少ない場合のピッキング作業
は、一般には品種別の貯品棚に一人ずつピッカー(作業
員)が付き、集品コンベヤで搬送されて来た集品容器の
中に貯品棚から取出した物品を注文数量だけ入れるとい
った人手作業に頼っているのが現状である。また、かか
る人手によるピッキング作業を効率的に行うために、各
貯品棚にはコンピュータの支援のもとで注文数量などを
表示させるピック表示器を備えたピッキングシステムも
ある。
【0003】また、一方では大規模な自動倉庫などのピ
ッキングシステム向けとして、前記のピッキング作業を
フローラック,あるいはロボットなどのピッキングマシ
ンにより自動的に行うシステムも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した人
手作業に頼るピッキングシステムでは、多くの作業員を
必要とするほか、作業効率も低い。また、現在市場に展
開しているフローラック,ロボットなどのピッキングマ
シンは、物品の取扱単位がケース(段ボールケース)で
、かつ荷姿も一定なものには対応できるが、個別の注文
数量がピース単位で、しかも個々の物品が例えば袋包装
の食品(ラーメン),瓶容器などの不定形物品を取り扱
う食品,雑貨,医薬品などの比較的小規模な配送センタ
でのピッキング作業には対応できない。なお、ピッキン
グロボットではハンドの工夫で各種物品をピース単位で
取り扱うことも可能であるが、ピッキング作業に時間が
かかり能率的でない。
【0005】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、省人力化,ピッキング作業の効率向上化を狙い
に、物品の形状に制約されることなく、物品をピース単
位でピッキングできるようにした小規模な配送センタ向
きに好適な自動集品装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、集品容器を搬送する集品コンベヤに沿っ
て品目別に物品供給機を配備し、集品容器の搬送途上で
出庫指令に基づき指定された物品供給機から所定数量の
物品を払出して集品容器に集品する自動集品装置におい
て、前記の物品供給機を、各段ごとに物品を払出単位で
一列に並べて収納する上下多段の貯品棚を備えた垂直コ
ンベヤ式ストッカと、該ストッカから棚単位で移載され
た物品をコンベヤの搬出端に向け送出する水平コンベヤ
とからなり、物品供給機から出庫した物品を一時貯留機
能付き物品投入手段に受容し、ここから搬送途上の集品
容器へ一括投入するよう構成するものとする。
【0007】ここで、前記構成における物品供給機は、
垂直コンベヤ式ストッカの貯品棚,および水平コンベヤ
の搬送帯を櫛形構造とし、かつ前記貯品棚の櫛歯が搬送
帯の櫛歯の間を擦り抜けるように両者を連係させて物品
をストッカの貯品棚からから水平コンベヤに一括移載す
るように構成することができる。
【0008】また、前記の垂直コンベヤ式ストッカをコ
ンパクトに構成するために、一定方向に周回する垂直チ
ェーンコンベヤの周域に各段の貯品棚を定ピッチおきに
並べて片持ち式に吊り下げ支持し、かつ物品搬送域には
貯品棚を水平姿勢に保持するガイドを備えた構成とする
のがよい。
【0009】また、前記の水平コンベヤについては、物
品の在庫切れを防ぐために、垂直コンベヤ式ストッカの
貯品棚より移載された物品を搭載する移載領域と、その
前方に連なるバッファ領域を備えるのがよく、そして物
品の出庫,在庫管理に必要な信号を得るために、水平コ
ンベヤの搬出端には物品の出庫数をカウントする出庫セ
ンサを、移載領域にはコンベヤ上に移載した物品の有無
を検知する在庫センサを備えるものとする。
【0010】さらに、集品コンベヤ上を移動する集品容
器に対して物品投入を確実に行うために、物品投入手段
の設置位置に対応して集品容器の到達,通過を検知する
集品容器センサを備えるのがよい。
【0011】一方、前記した物品供給機の物品投入手段
としては、底部の出口側に開閉ゲート機構を備えたホッ
パ、あるいは先端に開閉ゲート渡航を備えたシュートが
採用できる。そして、ホッパについては、ホッパ内に受
容された物品の有無を検知する物品センサを備えるのが
よく、また出庫物品の損傷,変形を防ぐために、ホッパ
のゲート板の上面に物品の落下衝撃を緩和するクッショ
ン材を貼り付けことができる。
【0012】また、ピッキング作業設備の省スペース化
,ラック内への物品補充の簡便化を図るために、外箱上
部に物品補給口を備えた高さの異なる2基の物品供給機
を前後列に重ねて一体化し、かつ後列機の物品補給口を
前列機の上端よりも高い位置に設けたツイン形として構
成とすることができ、さらにレイアウトの面で集品コン
ベヤを挟んでその両側に物品供給機を対称配備するのが
好ましい。
【0013】
【作用】上記の構成において、集品コンベヤは物品の品
種別に並べた物品供給機の間を縫って敷設されており、
集品容器は集品コンベヤに載って各物品供給機の設置位
置で停止するように例えばタクト送りされるか、あるい
は定速度で連続送りされる。一方、各物品供給機には出
庫管理用コンピュータから集品容器別に出庫指令が与え
られ、集品容器が到達する以前に必要な数量の物品をピ
ース単位に切出してホッパ,あるいはシュートの物品投
入手段に放出し、ここに一時的に貯留して待機させる。 そして、集品容器が所定の位置に移動して来ると、物品
投入手段のゲートが開いて受容していた物品を一括して
集品容器内に投入する。以下、このようなピッキング作
業を品種別の各物品供給機について集品容器が到達する
ごと行い、集品容器が集品コンベヤの終点まで移送され
る間に注文内容に対応した品種,数量の物品が選品,集
品される。なお、集品容器は集品後に配送先別に仕分し
た上で出荷される。
【0014】一方、前記した物品供給機の垂直コンベヤ
式ストッカには、各貯品棚ごとに物品が払出単位(例え
ばピース単位)で一列に並べて収納されており、物品は
ストッカの操作により各貯品棚から一括して水平コンベ
ヤに移載された後、水平コンベヤの上を移動してその先
端から後段の物品投入手段に向けて出庫される。ここで
、ストッカの貯品棚,および水平コンベヤの搬送帯を櫛
形構造とした構成とし、かつ貯品棚の櫛歯が水平コンベ
ヤの櫛歯の間を擦り抜けるように両者を連係させること
により、貯品棚に収納した物品が不定形であっても配列
,姿勢を乱すことなく水平コンベヤにそのまま移載され
る。また、ストッカから水平コンベヤに移載された物品
は出庫の進行に合わせてその移載領域から前方のバッフ
ァ領域に移動し、そして水平コンベヤの移載領域に物品
が無くなれば、ストッカの次の段の貯品棚が下降して物
品を水平コンベヤに補給する。これにより、水平コンベ
ヤの移載領域が空となった状態でもバッファ領域には常
に物品が残っているので、いつでも出庫指令にも対応で
きる。なお、水平コンベヤから出庫する物品数量,およ
び前記した移載領域の物品有無は出庫センサ,在庫セン
サで検知され、その信号をコンピュータに送って水平コ
ンベヤ,ストッカを制御する。
【0015】また、物品投入手段としてのホッパ,シュ
ートは水平コンベヤから出庫された物品を一時的に貯留
し、集品容器が所定位置に到達したところでそのゲート
機構を開放して受容保持していた物品を一括して集品容
器に投入する。この場合にゲート機構の開放,復帰は集
品容器センサ,物品センサの検知信号を基にして行われ
る。
【0016】一方、2基の物品供給機を前後列に重ねて
一体化したツイン形構造では物品供給機の据付スペース
が少なくて済み、また後列機の高さ寸法を前列機より高
くし、かつ各機の外箱上部に向きを揃えて物品補給口を
設けた構成により、前後列機に対して物品を同じ作業位
置から同時に補充できる。さらに、集品コンベヤを挟ん
でその両側に物品供給機を対称配備してレイアウトする
ことにより、物品投入手段としてのホッパの共用が可能
となるほか、ピッキング作業場の省スペース化も図れる
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図1において、1は集品コンベヤ、2は集品
コンベヤ1に搭載して搬送される集品容器、3が集品コ
ンベヤ1の側方に配備した物品供給機、4が物品投入手
段としてのホッパである。また、前記の物品供給機3は
、垂直コンベヤ式ストッカ5と、水平コンベヤ6とを組
合わせて構成されている。
【0018】ここで、垂直コンベヤ式ストッカ5は、上
下のスプロケットの間にチェーンを張架して駆動モータ
7により矢印方向に巡回駆動される垂直チェーンコンベ
ヤ8と、該垂直チェーンコンベヤ8の周域に定ピッチお
きに並べて上下多数段の貯品棚9を取付けた構成であり
、かつ貯品棚9は櫛形構造としてチェーンのピンに片持
ち式に支持されている。
【0019】一方、水平コンベヤ6は、水平に並ぶスプ
ロケットの間に張架して駆動モータ10で矢印の定方向
に巡回駆動されるチェーンの周域に搬送帯11を取付け
た構成であり、かつ搬送帯11は前記した貯品棚9と同
様に櫛片構造としてチェーンに片持ち式に支持されてい
る。また、ストッカ5と水平コンベヤ6は、貯品棚9の
櫛歯9aが搬送帯11の櫛歯11aの間を擦り抜けて移
動できるように組合わせて連係配備されている。さらに
、水平コンベヤ6は、ストッカ5の貯品棚9の長手寸法
に対応した移載領域6aと、その前方に延在したバッフ
ァ領域6bを持った長さ寸法に定めてある。なお、12
は水平コンベヤ5の物品搬出端の側方に設けて物品出庫
数をカウントする出庫センサ、13は前記した在庫領域
6aの側方に設けて水平コンベヤ上の物品有無を確認す
る在庫センサである。
【0020】また、前記のホッパ4は、水平コンベヤ6
の搬出端に位置を合わせて集品コンベヤ1の上方に配備
されており、水平コンベヤ6から出庫された集品を受容
して一時的に貯留するために、ホッパ4の底部出口には
詳細を後述するように開閉ゲート機構14を備えている
。なお、15はホッパ4に受容した物品の有無を検知す
る物品センサ、16はホッパ4の位置に移動して来た集
品容器2を検知する集品容器センサである。
【0021】次に、図1で述べた物品供給機3の具体的
な組立構成を図2,図3に示す。図において17は外箱
であり、前記した垂直コンベヤ式ストッカ5,水平コン
ベヤ6が筐体17に組み込まれている。また、図中で1
7aは筐体17の上部側面に設けた物品補給扉、18は
ストッカ5の在庫切れ警告灯であり、さらに在庫センサ
13として広範囲をカバーして物品有無を検知できるよ
うにエリアセンサを用いている。なお、生鮮食品,冷凍
食品などのように保冷を要する物品に対しては、前記の
外箱17を冷蔵ケースとして庫内を冷却することにより
、貯蔵物品を保冷することができる。
【0022】図4は垂直コンベヤ式ラストッカ5の機構
を表した図であり、貯品棚9はその基部に設けた支持ア
ーム9aを介して垂直チェーンコンベヤ8のチェーン8
aにピン結合してピンを中心に揺動自在に吊り下げ支持
されている。また、貯品棚9の下降移動領域となる垂直
チェーンコンベヤ8の表側(図面の右側)には、貯品棚
9を水平姿勢に保持するガイド19を備えている。かか
る構成により、垂直チェーンコンベヤ8の裏側(図面の
左側)に並ぶ貯品棚9は図示のように垂下姿勢に畳まれ
ており、ここでチェーンを矢印方向に巡回すると、チェ
ーンコンベヤ8の頂部で裏側から表側に周回して来た貯
品棚9はピンを中心自重により反転し、ガイド19に支
えられて水平姿勢に保持される。そして、物品20は水
平姿勢に保持された貯品棚9の上に払出単位(ピース単
位)で一列に並べて収納される。かかる構成により、特
にチェーンコンベヤ8の裏側では貯品棚9が垂下姿勢に
畳まれているので占有スペースが少なくて済み、コンパ
クトに構成できる。
【0023】図5は先記したホッパ4の詳細構造図であ
り、ホッパ4は架台21に取付けて集品コンベヤ1の真
上に配備されている。また、ホッパ4の底部出口には、
エアシリンダ22,リンク機構23を介して矢印方向に
開閉するゲート扉24を備えて図1で述べた開閉ゲート
機構14を構成している。なお、上方からホッパ内に落
下して来る物品の衝撃を緩和して物品の破損,変形を防
ぐために、ゲート扉24の上面にはクッション材25が
貼り付けてあり、さらにホッパ本体の外壁面には防振材
26を貼り付けて防音を図るようにしている。
【0024】また、図6は配送センタにおける自動集品
装置の制御系統図を示すものであり、配送センタ全体の
システム管理は上位のホストコンピュータで行い、ホス
トコンピュータからの情報を基にパーソナルコンピュー
タに支援されて物品供給機などの現場機器を運転制御し
、顧客別の注文に対する物品のピッキング作業を自動的
に進めるようにしている。
【0025】次に、前記構成の自動集品装置によるピッ
キング作業を述べる。まず、物品は品種別に物品供給機
3の垂直コンベヤ式ストッカ5の貯品棚9に払出単位で
一列に並べて収納されている。なお、物品は貯品棚9に
搭載できれば形状は特に制限がなく、箱包装,袋入り包
装,瓶ものでも差支えない。そして、この状態で垂直チ
ェーンコンベヤ8を回転操作して貯品棚9を1ピッチ分
だけ下降させると、物品を搭載した貯品棚9が水平コン
ベヤ6の位置に達し、図1で述べたように貯品棚9の櫛
歯9aが水平コンベヤ6の搬送帯11の櫛歯11aの間
を擦り抜けると、物品は貯品棚から搬送帯11に一括し
て移載される。
【0026】この状態で集品容器2を集品コンベヤ1に
搭載してタクト送りし、同時に物品供給機3に出庫指令
を与えると、集品コンベヤ1のタクト動作に同期して集
品容器2が到達する前に水平コンベヤ6が始動し、その
搬送帯11の上に一列に並んで搭載されている物品を前
方に送り、その先端から物品を払出単位で1個ずつ払い
出してホッパ4へ搬出する。同時に物品の出庫数は出庫
センサ12でカウントされ、物品の出庫数が所定の数量
に達すると、水平コンベヤ6は搬送帯11の櫛歯がラッ
ク5の貯品棚9の櫛歯と干渉しない位置で停止する。一
方、この時点ではホッパ4の開閉ゲート機構14はゲー
ト扉24が閉じており、物品供給機3から出庫した物品
をホッパ内に一時的に貯留して待機する。そして、指定
された集品容器2が集品コンベヤ1に載ってホッパ4の
位置に到達すると、集品容器センサ16の検出信号を基
にゲート扉24が開放し、いままでホッパ4内に保持さ
れていた物品が一括して集品容器2に投入される。また
、ホッパ4が空になれば、物品センサ15の信号でゲー
ト扉24が閉じて再び待機状態に復帰するとともに、そ
の信号を上位のコンピュータに送って1回分のピッキン
グが終了する。
【0027】一方、前記の集品動作の繰り返しにより、
水平コンベヤ6の移載領域6aに載っていた物品が全て
バッファ領域6bに移行して移載領域6aが空になると
、在庫センサ13の検知信号を基に垂直コンベヤ式スト
ッカ5が動作し、次段の貯品棚9に収納されている物品
を水平コンベヤ6に移載する。この場合にストッカ5の
貯品棚9が空であると在庫センサ13は物品を検出しな
いので、その際にはストッカ5の在庫切れと判断して図
2で述べた在庫切れ警告灯18を点灯させる。そして、
保守員は警告灯18を点灯を見て物品をストッカ5に補
充する。なお、物品の補充作業は、図3に示した外箱1
7の補充扉17aを開放して貯品棚9を1ピッチずつ送
りながら順に貯品棚9に物品を搭載して行う。
【0028】次に、本発明の応用実施例を図7に示す。 この実施例は、物品投入手段として、図1のホッパ4に
代えて物品供給機3の物品搬出端と集品コンベヤ1との
間にシュート27を設置し、かつ集品コンベヤ1を一定
速度で連続走行させながら集品を行うようにしたもので
あり、シュート27の先端には物品を一時貯留させるた
めに回動式扉としての開閉ゲート機構28を装備してい
る。また、集品コンベヤ1には集品容器2の到達を検出
するセンサ16と並べて集品容器2の通過を検出するセ
ンサ29を備えている。
【0029】かかる構成で、出庫指令により物品供給機
3から搬出した物品はシュート27に一時的に貯留され
る。そして集品容器2の到達をセンサ16が検出すると
、開閉ゲート機構27が開放してシュート27に貯留さ
れていた物品はシュートの斜面を滑動して集品容器2に
投入される。また、集品容器2が通過したことをセンサ
29が検出すると、この信号で開閉ゲート機構28が閉
じて再び待機状態に戻る。なお、集品コンベヤ1をタク
ト走行させる方式では、物品供給機をコンベヤ1のタク
トピッチに合わせてレイアウトする必要があるが、コン
ベヤ1を連続走行させながら集品を行う方式では、物品
供給機3の設置位置に規制がなく自由なレイアウトが可
能となる。しかも、物品投入手段としてシュート27を
用いることにより、物品供給機3が集品コンベヤ1から
多少離れた位置に設置されても支障なく物品を集品容器
2に投入できる。
【0030】次に、図8にツイン形構造の物品供給機の
実施例を示す。この実施例は2基の物品供給機3Aと3
Bを前後列に組合わせて一体構成としたものであり、後
列の物品供給機3Aは前列の物品供給機3Bよりも背が
高く、かつ後列機に対応する物品補充扉17aは前列機
側の物品補充扉と同じ向きで前列機の上端よりも高い位
置に設けてある。かかる構成により、保守員は同じ位置
から前後列の物品供給機3A,3Bに物品を供給できる
ので物品補充作業が簡便に行えるほか、2基の物品供給
基を重ね合わせて一体化したのでコンパクトな構成とな
り、その分だけ所要スペースが少なくて済み、限られた
ピッキング作業場のスペースを有効に活用できる。
【0031】また、図9,図10は、図8に示したツイ
ン形物品供給機3にホッパ4を組合わせてレイアウトの
集品装置の実施例を示すものであり、この実施例では集
品コンベヤ1を挟んでその両側に物品供給機3が対称的
に配置されている。かかる据付け配置によれば、1基の
ホッパに4基分のの物品供給機を対応させることができ
て省スペース化が図れほか、物品供給機が集中配備され
ているので物品補充作業の能率を高めることができる。 また、物品投入手段としてシュートを採用した場合でも
同様なレイアウトで実施することもできるが、この場合
には各機ごとにシュートを取付ける必要がある。なお、
図示例の物品供給機3としては、図1で述べたように垂
直コンベヤ式ラックの貯品棚,水平コンベヤの搬送帯が
櫛形構造であるものに限られることはなく、平板形の貯
品棚を備えた垂直コンベヤ式ラックと、ベルト式の水平
コンベヤを組合わせた物品供給機を採用して実施するこ
ともできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の自動集品装置は以上説明したよ
うに構成されているので、物品の形状に制約されること
なく、必要な物品を品種別の各物品供給機から自動的に
選品して払出単位で自動的に出庫し、搬送途上の集品容
器に集品することができる。したがって、食品,雑貨,
医薬品などを扱う比較的小規模な配送センタを対象に、
従来のピッキングマシンでは対応できずに専ら人手作業
に頼って行っていた多品種,小出荷数量のピッキング作
業を自動化して作業能率の大幅な向上,並びに省人力化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自動集品装置の全体構成
【図2】図1における物品供給機の組立構成図
【図3】
図2の矢視P−P断面図
【図4】図1における垂直コンベヤ式ストッカの機構図
【図5】図1におけるホッパの構成断面図
【図6】自動
集品装置の制御系統図
【図7】図1と異なる実施例の自動集品装置の全体構成
【図8】ツイン形物品供給機の構成図
【図9】複数基の物品供給機を組合わせた据付配置の平
面図
【図10】図9の側面図
【符号の説明】
1    集品コンベヤ 2    集品容器 3    物品供給機 4    ホッパ 5    垂直コンベヤ式ストッカ 6    水平コンベヤ 6a  移載領域 6b  バッファ領域 8    垂直チェーンコンベヤ 9    貯品棚 9a  櫛歯 11    搬送帯 11a  櫛歯 12    出庫センサ 13    在庫センサ 14    開閉ゲート機構 15    物品センサ 16    集品容器センサ 17    外箱 17a  物品補充扉 20    物品 24    ゲート扉 25    クッション材 27    シュート 28    開閉ゲート機構

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集品容器を搬送する集品コンベヤに沿って
    品目別に物品供給機を配備し、集品容器の搬送途上で出
    庫指令に基づき指定された物品供給機から所定数量の物
    品を払出して集品容器に集品する自動集品装置であって
    、前記物品供給機が、各段ごとに物品を払出単位で一列
    に並べて収納する上下多段の貯品棚を備えた垂直コンベ
    ヤ式ストッカと、該ストッカから棚単位で移載された物
    品をコンベヤの搬出端に向け送出する水平コンベヤとか
    らなり、物品供給機から出庫した物品を一時貯留機能付
    き物品投入手段に受容し、ここから搬送途上の集品容器
    へ一括投入することを特徴とする自動集品装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動集品装置において、
    垂直コンベヤ式ラックの貯品棚, および水平コンベヤ
    の搬送帯が櫛形構造であり、かつ前記貯品棚の櫛歯が搬
    送帯の櫛歯の間を擦り抜けるように両者を連係させて物
    品をストッカの貯品棚からから水平コンベヤに一括移載
    することを特徴とする自動集品装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の自動集品装置において、
    垂直コンベヤ式ストッカは、一定方向に周回する垂直チ
    ェーンコンベヤの周域に各段の貯品棚を定ピッチおきに
    並べて片持ち式に吊り下げ支持し、かつ物品搬送域には
    貯品棚を水平姿勢に保持するガイドを備えてなることを
    特徴とする自動集品装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の自動集品装置において、
    水平コンベヤが垂直コンベヤ式ストッカの貯品棚より移
    載された物品を搭載する移載領域とその前方に連なるバ
    ッファ領域を備えていることを特徴とする自動集品装置
  5. 【請求項5】請求項4に記載の自動集品装置において、
    水平コンベヤに対し、その搬出端に物品の出庫数をカウ
    ントする出庫センサを、移載領域にはコンベヤ上に移載
    した物品の有無を検知する在庫センサを備えたことを特
    徴とする自動集品装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の自動集品装置において、
    物品投入手段の設置位置に対応して集品容器の到達,通
    過を検知する集品容器センサを備えたことを特徴とする
    自動集品装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の自動集品装置において、
    物品投入手段が底部の出口側に開閉ゲート機構を備えた
    ホッパであることを特徴とする自動集品装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の自動集品装置において、
    ホッパにはホッパ内に受容された物品の有無を検知する
    物品センサを備えていることを特徴とする自動集品装置
  9. 【請求項9】請求項7に記載の自動集品装置において、
    ホッパのゲート板の上面に物品の落下衝撃を緩和するク
    ッション材が貼り付けてあることを特徴とする自動集品
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の自動集品装置において
    、物品投入手段が先端に開閉ゲート機構を備えたシュー
    トであることを特徴とする自動集品装置。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の自動集品装置において
    、外箱上部に物品補給口を備えた高さの異なる2基の物
    品供給機を前後列に重ねて一体化し、かつ後列機の物品
    補給口を前列機の上端よりも高い位置に設けたことを特
    徴とする自動集品装置。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の自動集品装置において
    、集品コンベヤを挟んでその両側に物品供給機を対称配
    備したことを特徴とする自動集品装置。
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