JPH11162424A - パック電池 - Google Patents

パック電池

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JPH11162424A
JPH11162424A JP9328506A JP32850697A JPH11162424A JP H11162424 A JPH11162424 A JP H11162424A JP 9328506 A JP9328506 A JP 9328506A JP 32850697 A JP32850697 A JP 32850697A JP H11162424 A JPH11162424 A JP H11162424A
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vibrator
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printed circuit
printed
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JP9328506A
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Koji Watabe
厚司 渡部
Takuya Matsuda
卓也 松田
Ayasuke Kubo
綾輔 久保
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイブレータを簡単で能率よくケースの定位
置に装着する。プリント基板のチップ部品の衝撃を緩和
して、ケースを効率よく振動させる。 【解決手段】 パック電池は、ケース1と、このケース
1に内蔵される電池セル2とプリント基板3とバイブレ
ータ4とを備える。ケース1は、別々に成形された第1
ケース1Aと第2ケース1Bが互いに連結されて、内部
に収納スペースを設けている。電池セル2とプリント基
板3は、電気的に接続されて、ケース1内の収納スペー
スに配設されている。バイブレータ4は、プリント基板
3から分離して、ケース1内の収納スペースに配設さ
れ、リード線17を介してプリント基板3に連結されて
いる。また、バイブレータ4は、第1ケース1Aと第2
ケース1Bの開閉方向に突出している凸部16と、この
凸部16を嵌入する凹部6とからなる嵌着構造でケース
1の定位置に装置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイブレータを内
蔵しているパック電池に関する。
【0002】
【従来の技術】バイブレータを振動させて、電話がかか
ってきたことを知らせる携帯電話は、便利に使用でき
る。このことを実現するために、バイブレータは、電気
機器またはパック電池に内蔵される。バイブレータをパ
ック電池に内蔵する電気機器は、バイブレータの振動
で、電気機器に内蔵される電子部品等が激しく振動され
るのを少なくできる。また、電気機器をコンパクトに設
計できると共に、バイブレータを使用しない使用者は、
バイブレータのないパック電池を装着することもでき
る。
【0003】パック電池に内蔵されるバイブレータは、
ケース内のプリント基板に固定される。バイブレータ
は、端子をプリント基板に半田付けして固定され、ある
いは、プリント基板に接着して固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バイブレータをプリン
ト基板に固定するパック電池は、バイブレータでプリン
ト基板が激しく振動される。プリント基板の振動は、固
定しているチップ部品に悪い影響を与える。また、チッ
プ部品の連結部分に衝撃を与えて、接触不良や欠落させ
る弊害がある。さらに、バイブレータをプリント基板に
接着する方法は、接着材を塗布してバイブレータを固定
するので、作業性が悪く、また接着材の溶媒が気化して
作業環境を悪くする欠点もある。さらに、バイブレータ
が、プリント基板を介してケースを振動させるので、効
率よくケースを振動させることが難しく、また、プリン
ト基板とバイブレータとの遊び、あるいは、プリント基
板とケースとの間に遊びができると、不快な騒音が発生
する欠点もあった。
【0005】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、バイ
ブレータを簡単で能率よくケースの定位置に装着できる
と共に、プリント基板のチップ部品の衝撃を緩和して、
ケースを効率よく振動できるバイブレータを内蔵するパ
ック電池を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパック電池は、
ケース1と、このケース1に内蔵される電池セル2と、
プリント基板3とバイブレータ4とを備える。ケース1
は、別々に成形された第1ケース1Aと第2ケース1B
とを備える。第1ケース1Aと第2ケース1Bは互いに
連結されて、内部に収納スペースを設けている。電池セ
ル2は、ケース1内の収納スペースの定位置に装着され
ている。プリント基板3は、電池セル2に電気的に接続
されて、ケース1内の収納スペースに配設されている。
バイブレータ4は、プリント基板3から分離されて、ケ
ース1の収納スペースに配設される。さらに、バイブレ
ータ4は、可撓性のリード線17を介してプリント基板
3に連結されている。また、バイブレータ4は、第1ケ
ース1Aと第2ケース1Bの開閉方向に突出している凸
部16と、この凸部16を嵌入する凹部6とからなる嵌
着構造でケース1の定位置に装置されている。
【0007】本発明の請求項2のパック電池は、バイブ
レータ4とケース1の内面との間に、クッション材19
を挟着している。クッション材19は、ケース1の収納
スペースに装着されるバイブレータ4を弾性的に押圧し
て、ケース1の定位置に装着する。
【0008】本発明の請求項3のパック電池は、プリン
ト基板3に貫通孔9を設けている。ケース1は、プリン
ト基板3の貫通孔9に挿入されるボス8を設けている。
このボス8が熱溶着されて、プリント基板3をケース1
に装着している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するも
のであって、本発明はパック電池を下記のものに特定し
ない。
【0010】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0011】図1ないし図3に示すパック電池は、ケー
ス1に、電池セル2と、プリント基板3と、バイブレー
タ4を内蔵している。
【0012】ケース1は、プラスチックで別々に成形さ
れた第1ケース1Aと第2ケース1Bとからなり、第1
ケース1Aを第2ケース1Bに連結して内部に収納スペ
ースを設けている。図において下方に位置する第1ケー
ス1Aは、バイブレータ4を装着する嵌着構造として凹
部6を成形している。凹部6は、ケースの内面に突出す
る支柱5を一体成形して設け、この支柱5を筒状に成形
して、支柱5の内側に設けられる。凹部6のある支柱5
は、バイブレータ4の複数カ所をケース1に連結するた
めに、ケース1の内面に複数個、図の第1ケース1A
は、2個設けている。
【0013】凹部6のある支柱5の周囲には、バイブレ
ータ4の載台となるリブ7を一体成形している。リブ7
は、支柱5の周囲に、複数列を一体成形して設けてい
る。ケース1に一体成形されたリブ7は、ケース1を補
強すると共に、バイブレータ4の振動を有効にケース1
に伝達する特長がある。
【0014】さらに、第1ケース1Aの内面に突出し
て、プリント基板3を固定するためのボス8を一体成形
している。ボス8は、プリント基板3に設けられた貫通
孔9に挿入され、加熱溶着されて、プリント基板3を第
1ケース1Aに固定する。ボス8は、プリント基板3の
貫通孔9から突出する長さに成形される。プリント基板
3から突出するボス8は、加熱されたロッドに押圧さ
れ、押し潰されて、プリント基板3を溶着する。ボス8
を加熱溶着できるように、ケース1は熱可塑性のプラス
チックで成形される。この構造のケース1は、プリント
基板3を簡単に、しかも正確な位置に固定できる特長が
ある。ボス8の周囲にも、プリント基板3を載せる載台
となるリブ20を一体成形して設けている。ただ、プリ
ント基板は、接着等の方法でケースに固定することもで
きる。
【0015】第2ケース1Bは、プリント基板3に固定
される外部接続端子10を、ケース1の外部に表出させ
るために、端面に開口窓11を設けている。第1ケース
1Aに電池セル2とプリント基板3とバイブレータ4と
を装着した後、第2ケース1Bを第1ケース1Aに熱溶
着、あるいは、接着等の方法で連結して、ケース1内の
収納スペースを閉塞する。
【0016】電池セル2は、2本の円筒電池を平行に並
べて、ケース1の収納スペースに装着している。図の電
池セル2は、円筒電池であるが、本発明のパック電池
は、角型の電池セルを内蔵することもできる。電池セル
2は、充填して繰り返し使用できるように、リチウムイ
オン二次電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−
カドミウム電池等の二次電池が使用される。電池セル2
は、リード板(図示せず)を介して直列に連結されて、
プリント基板3に連結される。
【0017】図のパック電池は、2枚のプリント基板3
を内蔵している。第1のプリント基板3Aは、ケース1
の端部に装着され、もう一方の第2のプリント基板3B
は、第1ケース1Aの内面に装着される。端部に配設さ
れる第1のプリント基板3Aは、外部接続端子10を固
定している。さらに、第1のプリント基板3Aは、リー
ド板を介して電池セル2に連結され、電池セル2と一体
となってケース1の収納スペースに収納される。第1ケ
ース1Aの内面に装着される第2のプリント基板3B
は、バイブレータ4を連結するためのコネクター12を
固定している。さらに、第2のプリント基板3Bは、第
1ケース1Aのボス8を挿入する貫通孔9を開口してい
る。第1のプリント基板3Aと、第2のプリント基板3
Bとは、図示しないが、可撓性のリード線を介して連結
される。
【0018】バイブレータ4は、プリント基板3には固
定されない。バイブレータ4は、プリント基板3から分
離されてケース1に装着される。バイブレータ4は、回
転軸に偏心カム13を固定しているモーター14と、こ
のモーター14を装着しているカバー15とからなる。
このバイブレータ4は、モーター14が回転されると、
偏心カム13で振動される。カバー15は、金属板を溝
形に折曲したもので、内側にモーター14を弾性的に挟
着して保持している。カバー15は、第1ケース1Aの
凹部6に嵌着構造で装着するための凸部16を有する。
凸部16は、カバー15の底面の両端に下方に突出する
ように設けられている。カバー15の凸部16が、第1
ケース1Aの支柱5に設けた凹部6に嵌入されて、バイ
ブレータ4は第1ケース1Aの定位置に装着される。
【0019】図に示すパック電池は、バイブレータ4に
凸部16を、ケース1に凹部6を設けた嵌着構造で、バ
イブレータ4をケース1の定位置に装着している。た
だ、本発明は、バイブレータの嵌着構造を以上の構造に
特定しない。たとえば、図示しないが、ケースに凸部
を、バイブレータに凸部を嵌入する凹部を設けた嵌着構
造で、バイブレータをケースに装着することもできる。
さらに、図のパック電池は、ふたつの凸部16を凹部6
に嵌着して、バイブレータ4をケース1に装着してい
る。この構造は、バイブレータ4をケース1の定位置に
決められた姿勢で正確に装着できる特長がある。ただ、
バイブレータは、3つ以上の凸部と凹部とからなる嵌着
構造で、ケースに装着することもできる。さらに、ひと
つの凸部と凹部とからなる嵌着構造を介してケースに装
着することもできる。ひとつの凸部と凹部とからなる嵌
着構造は、凸部を凹部に回転できない構造で嵌着して、
バイブレータを決められた姿勢でケースに装着できる。
【0020】バイブレータ4は可撓性のリード線17と
コネクター18を介して第2のプリント基板3Bに連結
される。バイブレータ4は、第2のプリント基板3Bか
らリード線17を介して電力が供給されて振動される。
【0021】さらに、図のバイブレータ4は、上面にク
ッション材19を付着している。クッション材19は、
第2ケース1Bの内面に接触して、バイブレータ4を弾
性的に押圧する厚さである。この構造のパック電池は、
騒音を少なくしてケース1を効率よく振動できる特長が
ある。ケース1を閉塞した状態で、クッション材19
が、バイブレータ4を弾性的に押しつけて、バイブレー
タ4とケース1との間に無駄な隙間ができないからであ
る。クッション材19は、軟質ないし半硬質のプラスチ
ック発泡体、あるいは、天然または合成のゴム状弾性体
である。クッション材19は、バイブレータ4に接着し
てケース1内に装着される。バイブレータ4に接着され
たクッション材19は、ケース1に内蔵されて、確実に
バイブレータ4を押圧する。ただ、クッション材は、ケ
ースの内面に接着することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明のパック電池は、バイブレータを
簡単に能率よくケースの定位置に装着できるにもかかわ
らず、プリント基板のチップ部品の衝撃を緩和して、ケ
ースを効率よく振動できる特長がある。それは、本発明
のパック電池が、バイブレータを、プリント基板から分
離してケース内の収納スペースに配設しているからであ
る。このように、プリント基板から分離して配設される
バイブレータは、プリント基板を激しく振動することが
ない。このため、プリント基板に固定されるチップ部品
やその連結部分に衝撃を与えることがなく、接触不良や
欠落等の弊害を有効に阻止できる特長がある。しかも、
本発明のパック電池は、ケースの開閉方向に突出してい
る凸部と、この凸部を嵌入する凹部とからなる嵌着構造
で、バイブレータをケースの定位置に装置しているの
で、ケースの正確な位置に、確実にバイブレータを固定
できる特長もある。
【0023】さらに、本発明の請求項2のパック電池
は、バイブレータとケースの内面との間に、クッション
材を挟着しているので、クッション材でバイブレータを
弾性的に押圧して、ケースの定位置に装着できる。この
構造のパック電池は、バイブレータとケースとの間の無
駄な隙間をなくして、騒音を少なくできると共に、ケー
スを効率よく振動できる特長がある。
【0024】さらに、本発明の請求項3のパック電池
は、簡単かつ容易に、しかもケースの正確な位置にプリ
ント基板を固定できる特長がある。それは、本発明のパ
ック電池が、プリント基板に貫通孔を設けると共に、ケ
ースにはプリント基板の貫通孔に挿入されるボスを設
け、このボスを熱溶着して、プリント基板をケースに装
着しているからである。このように、プリント基板を簡
単にケースに装着できるパック電池は、生産能率を向上
して、安価に多量生産できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるパック電池の斜視図
【図2】図1に示すパック電池の内部構造を示す斜視図
【図3】図1に示すパック電池の分解斜視図
【符号の説明】
1…ケース 1A…第1ケース
1B…第2ケース 2…電池セル 3…プリント基板 3A…第1のプリント基板 3B…第2のプリント基板 4…バイブレータ 5…支柱 6…凹部 7…リブ 8…ボス 9…貫通孔 10…外部接続端子 11…開口窓 12…コネクター 13…偏心カム 14…モーター 15…カバー 16…凸部 17…リード線 18…コネクター 19…クッション材 20…リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別々に成形された第1ケース(1A)と第2
    ケース(1B)とを備え、第1ケース(1A)と第2ケース(1B)
    が連結されて内部に収納スペースを設けているケース
    (1)と、このケース(1)の収納スペースの定位置に内蔵さ
    れる電池セル(2)と、電池セル(2)に電気的に接続されて
    ケース(1)内の収納スペースに配設されているプリント
    基板(3)と、このプリント基板(3)に接続されてなるバイ
    ブレータ(4)とを備えており、 バイブレータ(4)が、プリント基板(3)から分離されて、
    ケース(1)の収納スペースに配設されると共に、可撓性
    のリード線(17)を介してプリント基板(3)に連結されて
    おり、さらに、第1ケース(1A)と第2ケース(1B)の開閉
    方向に突出している凸部(16)と、この凸部(16)を嵌入す
    る凹部(6)とからなる嵌着構造でケース(1)の定位置に装
    着されてなるパック電池。
  2. 【請求項2】 バイブレータ(4)とケース(1)の内面との
    間に、クッション材(19)が挟着されており、このクッシ
    ョン材(19)を介してバイブレータ(4)がケース(1)に弾性
    的に押圧される状態で収納されている請求項1に記載さ
    れるパック電池。
  3. 【請求項3】 プリント基板(3)が貫通孔(9)を有すると
    共に、この貫通孔(9)に挿入されるボス(8)がケース(1)
    に設けられており、このボス(8)を熱溶着してプリント
    基板(3)がケース(1)に装着されてなる請求項1に記載さ
    れるパック電池。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100268A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Gs-Melcotec Co Ltd 電池パック
JP2005045364A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Kyocera Corp 携帯端末装置
CN1305142C (zh) * 2002-03-05 2007-03-14 索尼株式会社 二次电池容纳壳
JP2008166208A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Sanyo Electric Co Ltd パック電池

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