JPH11161038A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11161038A
JPH11161038A JP34433497A JP34433497A JPH11161038A JP H11161038 A JPH11161038 A JP H11161038A JP 34433497 A JP34433497 A JP 34433497A JP 34433497 A JP34433497 A JP 34433497A JP H11161038 A JPH11161038 A JP H11161038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer belt
image forming
forming apparatus
transfer
belt device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34433497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hoashi
滋 帆足
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP34433497A priority Critical patent/JPH11161038A/ja
Publication of JPH11161038A publication Critical patent/JPH11161038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写手段が転写ベルト装置8である画像形成
装置において、転写ベルト装置の画像形成装置の脱着、
交換に際してはドライバー等の工具は必要とせず、ビス
を誤って画像形成装置本体の内部に落としてしまうよう
なことや、画像形成装置本体内部がトナーの飛散等によ
って汚れている場合にユーザー又はサービスマンの手や
衣服を汚してしまうようなこともなく、一般ユーザーで
も特別な作業無しに、スムースに作業ができるようにす
る。 【解決手段】 転写ベルト装置8の画像形成装置本体に
対する位置決めとなる駆動ローラ軸受111が2方取り
形状であり、且つ該駆動ローラ軸受を受ける画像形成装
置本体側の受け部115が、該受け部の上方は前記駆動
ローラ軸受の2方取り部aとかん合する大きさの溝形状
115Aであり、該受け部の下方は前記駆動ローラ軸受
の軸受外径がかん合できる大きさの穴形状115Bであ
る事。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写方式の画像形
成装置、すなわち、適宜の作像プロセス手段にて可転写
画像を形成担持させた像担持体との間に記録材を挟持し
搬送して像担持体側の可転写画像を記録材側に転写させ
る転写手段を有する、プリンタ、複写機、ファクシミ
リ、印刷機等の画像形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、前記転写手段が、駆動ロー
ラを含む少なくとも2部材間に懸回張設され、駆動ロー
ラが駆動されることで回転され、像担持体との間に転写
ニップ部を形成する転写ベルトを有する転写ベルト装置
である画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】転写手段として上記のような転写ベルト
装置を用いた画像形成装置は公知である。そのような従
来の画像形成装置において、転写ベルト装置は画像形成
装置本体内の所定の配設位置にビス止めやスナップフィ
ット等の固着手段を用いて強固に固定・位置決めされて
おり、該転写ベルト装置を画像形成装置本体に対して容
易に脱着、交換できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の転写ベ
ルト装置内の転写ベルトは画像形成装置本体よりも寿命
の短い交換部品であるにもかかわらず、上述のように、
転写ベルト装置は画像形成装置本体にビス止めやスナッ
プフィットを用いて強固に固定・位置決めされていて、
ユーザーが容易に転写ベルト装置の脱着を行えるもので
はなかった。
【0005】また、サービスマンが転写ベルト装置の脱
着交換を行う際にも、画像形成装置内部の奥深くまで、
ドライバーを差し込む必要性があったので、視界が悪
く、またビスを誤って画像形成装置本体の内部に落とし
てしまう危険性があった。
【0006】さらに、画像形成装置本体内部がトナーの
飛散等によって汚れている場合には、ユーザー又はサー
ビスマンの手や衣服を汚してしまう可能性があった。
【0007】本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされ
たもので、一般ユーザーでも特別な作業無しに、スムー
スに転写ベルト装置を画像形成装置本体から脱着できる
ようにする事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0009】(1)像担持体との間に記録材を挟持し搬
送して像担持体側の可転写画像を記録材側に転写させる
転写手段を有する画像形成装置において、前記転写手段
は、駆動ローラを含む少なくとも2部材間に懸回張設さ
れ、駆動ローラが駆動されることで回転駆動され、像担
持体との間に転写ニップ部を形成する転写ベルトを有す
る転写ベルト装置であり、該転写ベルト装置は画像形成
装置本体に対して倒し回動、起こし回動自由に支持させ
てあり、該支持部は転写ベルト装置の倒し回動姿勢時は
該転写ベルト装置を画像形成装置本体に対して係止して
位置決め保持し、転写ベルト装置の起こし回動姿勢時は
該転写ベルト装置を画像形成装置本体に対して係止せず
引き上げて画像形成装置本体からの取り外しを許容する
構造である事を特徴とする画像形成装置。
【0010】(2)像担持体との間に記録材を挟持し搬
送して像担持体側の可転写画像を記録材側に転写させる
転写手段を有する画像形成装置において、前記転写手段
は、駆動ローラを含む少なくとも2部材間に懸回張設さ
れ、駆動ローラが駆動されることで回転され、像担持体
との間に転写ニップ部を形成する転写ベルトを有する転
写ベルト装置であり、該転写ベルト装置の画像形成装置
本体に対する位置決めとなる駆動ローラ軸受が2方取り
形状であり、且つ、該駆動ローラ軸受を受ける画像形成
装置本体側の受け部が、該受け部の上方は前記駆動ロー
ラ軸受の2方取り部とかん合する大きさの溝形状であ
り、該受け部の下方は前記駆動ローラ軸受の軸受外径が
かん合できる大きさの穴形状である事を特徴とする画像
形成装置。
【0011】(3)前記転写ベルト装置の装置フレーム
の上面一端部または上面両端部に、支持部或は駆動ロー
ラ軸受を中心に前記転写ベルト装置を起こし回動可能と
する取っ手を設けた事を特徴とする(1)又は(2)に
記載の画像形成装置。
【0012】(4)前記転写ベルト装置の装置フレーム
の下面中央部に、前記転写ベルト装置を画像形成装置本
体から引き上げるための取っ手を設けた事を特徴とする
(1)ないし(3)の何れか1つに記載の画像形成装
置。
【0013】(5)前記転写ベルト装置の支持部側或は
駆動ローラ側とは反対端の受け部が板バネ等の弾性部材
によって支持されており、且つ、画像形成装置本体側の
受け部はカム形状になっていて、画像形成装置本体側に
設置されたカム軸を中心に回転可能に支持されている事
を特徴とする(1)ないし(4)の何れか1つに記載の
画像形成装置。
【0014】(6)前記取っ手部は前記転写ベルト装置
の装置フレームとは異なる色で構成されていること事を
特徴とする(3)又は(4)に記載の画像形成装置。
【0015】(7)前記転写ベルト装置の駆動ローラ軸
受または該軸受の近傍と、該駆動ローラ軸受がかん合す
る前記画像形成装置本体側の受け部または該受け部入口
近傍に、相互対応の目印が設けられている事を特徴とす
る(2)ないし(6)の何れか1つに記載の画像形成装
置。
【0016】(8)前記転写ベルト装置にバイアスを供
給する接点を、該転写ベルト装置の揺動中心である駆動
ローラ近傍に設置した事を特徴とする(2)ないし
(7)の何れか1つに記載の画像形成装置。
【0017】(9)前記像担持体は、第1の像担持体か
ら可転写画像の転写を受けて記録材に仲介する第2の像
担持体としての中間転写体である事を特徴とする(1)
ないし(8)の何れか1つに記載の画像形成装置。
【0018】〈作 用〉即ち、転写ベルト装置は画像形
成装置本体に対して倒し回動、起こし回動自由に軸受け
させてあり、該軸受部は転写ベルト装置の倒し回動姿勢
時は該転写ベルト装置を画像形成装置本体に対して係止
して位置決めし、転写ベルト装置の起こし回動姿勢時は
該転写ベルト装置を画像形成装置本体に対して係止せず
引き上げて画像形成装置本体からの取り外しを許容する
構造であることで、転写ベルト装置を画像形成装置本体
に装着する際は、転写ベルト装置を起こし姿勢にしてこ
の転写ベルト装置側と画像形成装置本体側の相互軸受部
を対応合致させて転写ベルト装置を倒し回動させるだけ
で転写ベルト装置の画像形成装置本体に対する装着作業
を完了する事ができる。
【0019】また転写ベルト装置を取り外す場合には、
転写ベルト装置を軸受部を中心に起こし回動させ、この
ときには転写ベルト装置側と画像形成装置本体側との相
互軸受部の相互係合が外れているから、この起こした転
写ベルト装置を上方に引き上げるだけで転写ベルト装置
を画像形成装置本体から外す作業を完了する事ができ
る。
【0020】より具体的には、転写ベルト装置の画像形
成装置本体に対する位置決めとなる駆動ローラ軸受が2
方取り形状であり、且つ、該駆動ローラ軸受を受ける画
像形成装置本体側の受け部が、該受け部の上方は前記駆
動ローラ軸受の2方取り部とかん合する大きさの溝形状
であり、該受け部の下方は前記駆動ローラ軸受の軸受外
径がかん合できる大きさの穴形状であるので、転写ベル
ト装置を画像形成装置本体に装着する際は、転写ベルト
装置を起こし姿勢にして該転写ベルト装置側の駆動ロー
ラ軸受の2方取り部が画像形成装置本体側の該駆動ロー
ラ軸受受け部とかん合(嵌合)する方向に挿入して突き
当て、その後転写ベルト装置を駆動ローラ軸を中心に倒
し回動させるだけで転写ベルト装置の画像形成装置本体
に対する装着作業を完了する事ができる。
【0021】また転写ベルト装置を取り外す場合には、
まず転写ベルト装置を駆動ローラ軸を中心に起こし回動
させ、その後に上方に引き上げるだけで駆動ローラ軸受
が画像形成装置本体側の該駆動ローラ軸受受け部から外
れることで転写ベルト装置を画像形成装置本体から外す
作業を完了する事ができる。
【0022】上記の転写ベルト装置の画像形成装置の脱
着、交換に際してはドライバー等の工具は必要とせず、
ビスを誤って画像形成装置本体の内部に落としてしまう
ようなことや、画像形成装置本体内部がトナーの飛散等
によって汚れている場合にユーザー又はサービスマンの
手や衣服を汚してしまうようなこともなく、一般ユーザ
ーでも特別な作業無しに、スムースに作業ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】〈第1の実施例〉 (1)画像形成装置の全体的概略構成 図1は本実施例の画像形成装置の概略構成図である。図
2はその部分拡大図である。
【0024】本実施例の画像形成装置は、転写式電子写
真プロセス利用、中間転写体使用の、カラーレーザープ
リンタである。
【0025】1は第1の像担持体としての回転ドラム型
の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)であり、
矢印の反時計方向に所定の周速度(プロセススピード)
をもって回転駆動される。
【0026】2は帯電手段であり、本例では接触帯電ロ
ーラである。回転感光ドラム1面はこの帯電ローラ2に
より所定の極性・電位に均一帯電処理される。
【0027】3は露光手段としてのレーザースキャナー
であり、このスキャナー3により上記の帯電処理後の回
転感光ドラム1面に目的の画像情報に対応したレーザー
ビーム走査露光がなされて、該露光に対応した静電潜像
が形成される。
【0028】レーザースキャナー3は、レーザーダイオ
ード(不図示)、ポリゴンミラー3a、結像レンズ3
b、反射ミラー3c等からなり、画像信号(時系列電気
デジタル画素信号)がレーザーダイオードに送られる
と、このレーザーダイオードは画像信号に対応する画像
光(変調レーザービーム)をポリゴンミラー3aへ照射
する。このポリゴンミラー3aで反射した画像光が結像
レンズ3b及び反射ミラー3cを介して回転感光ドラム
1の帯電処理面を選択的に露光し、その結果、回転感光
ドラム1面に静電潜像が形成される。
【0029】4は第1の現像装置であり、本例ではブラ
ックトナーを収容させた黒現像装置である。
【0030】5は第2の現像装置であり、本例ではイエ
ロートナーを収容させたイエロー現像器5Yと、マゼン
タトナーを収容させたマゼンタ現像器5Mと、シアント
ナーを収容させたシアン現像器5Cとの3器のカラート
ナー現像器を搭載させた回転移動型のカラー現像装置で
ある。切り換え信号に基づいて回転駆動制御されて必要
な現像器が感光ドラム1に対して現像作用可能な所定の
対向位置に回転移動されて位置決めされる。
【0031】回転感光ドラム1面の静電潜像は、上記の
第1の現像装置4、あるいは第2の現像装置5の3つの
現像器5Y・5M・5Cのどれかでトナー画像として本
例では反転現像処理される。
【0032】6は第2の像担持体としての回転ドラム型
の中間転写体(以下、中間転写ドラムと記す)である。
この中間転写ドラム6は感光ドラム1に対して所定の押
圧力をもって圧接していて、感光ドラム1の回転に順方
向である時計方向に、感光ドラム1の回転周速度と同じ
周速で回転駆動される。
【0033】この中間転写ドラム6と感光ドラム1との
圧接部が一次転写ニップ部T1であり、中間転写ドラム
6にはトナーと逆極性の転写バイアスが印加されて回転
感光ドラム1の面に形成された上記のトナー画像が一次
転写ニップ部T1において回転中間転写ドラム6の面に
順次に一次転写される。
【0034】7は感光ドラム1のクリーニング装置であ
り、一次転写後の回転感光ドラム1面に残留の転写残り
トナーを除去して感光ドラム面を清浄面化する。クリー
ニングされた回転感光ドラム1面は繰り返して作像に供
される。
【0035】8は中間転写ドラム6の下側に配設した転
写手段としての転写ベルト装置(転写ユニット)であ
る。この転写ベルト装置8については次の(2)項で詳
述するが、中間転写ドラム6に対して接離移動制御さ
れ、中間転写ドラム6に対して所定の押圧力をもって圧
接されることで中間転写ドラム6との間に二次転写ニッ
プ部T2を形成する。
【0036】この二次転写ニップ部T2に給紙部から所
定の制御タイミングにて記録材(転写材)Pが給送され
ることで、該二次転写ニップ部T2を記録材Pが挟持搬
送されて中間転写ドラム1面側のトナー画像が記録材の
面に順次に二次転写される。
【0037】二次転写ニップ部T2を通過してトナー画
像の転写を受けた記録材は転写ベルト装置8の回転ベル
トで回転中間転写ドラム6面から分離されるとともに、
定着装置10に搬送・導入され、トナー画像の定着処理
を受ける。
【0038】9は回転中間ドラム6の面に対して接離移
動制御される帯電ローラであり、記録材に対するトナー
画像の二次転写後の中間転写ドラム6面に接触して残留
トナーの極性を正規の帯電極性とは逆極性に反転させる
役目をする。極性を反転された中間転写ドラム6面上の
二次転写残トナーは一次転写ニップ部T1に持ち運ばれ
て回転感光ドラム1の面に静電的に吸着して移行するこ
とで中間転写ドラム6の面がクリーニングされる。また
回転感光ドラム1面側に移行したトナーはクリーニング
装置7で感光ドラム1面から除去される。
【0039】定着装置10を出た記録材はフラッパ11
・12の切り換え制御により、予めの指定にしたがっ
て、第1のシートパス13からフェースダウントレイ1
4に、或は第2のシートパス15からフェースアップト
レイ16に、或は第3のシートパス17から再循環シー
トパス機構18に送られる。再循環シートパス機構18
は多重画像形成モード時或は両面画像形成モード時に一
回目或は片面画像形成済みの記録紙を反転させずに或は
反転させて再度二次転写ニップ部T2に給送する機構で
ある。
【0040】20はプリンタ内の下部に装着した給紙カ
セットであり、記録材Pを積載収納させてある。この給
紙カセット20からの給紙が選択されているときには、
給紙スタート信号に基づいて給紙ローラ21が回転駆動
されてカセット20内の記録材が繰り出され、給送ロー
ラ22と分離ローラ(リタードローラ)23、シートガ
イド24、反転ローラ25、レジストローラ26、転写
前ガイド27の経路にて、二次転写ニップ部T2に対し
て所定の制御タイミングで給送される。
【0041】28は手差し給紙台である。この手差し給
紙台28からの給紙がが選択されているときには、給紙
スタート信号に基づいて給紙ローラ29が回転駆動され
て給紙台28上の記録材Pが給紙ローラ29と分離部材
との協動で1枚分離給送され、レジストローラ26、転
写前ガイド27の経路にて、二次転写ニップ部T2に対
して所定の制御タイミングで給送される。
【0042】フルカラー画像の形成は本例装置の場合は
次のような装置動作で実行される。
【0043】.回転感光ドラム1の帯電→イエロー成
分像についての露光・潜像形成→イエロー現像器5Yに
よる現像→イエロートナー画像の中間転写ドラム6面へ
の一次転写→感光ドラム面のクリーニング。
【0044】.回転感光ドラム1の帯電→マゼンタ成
分像についての露光・潜像形成→マゼンタ現像器5Mに
よる現像→マゼンタトナー画像の中間転写ドラム6面へ
の一次転写(先に一次転写されているイエロートナー画
像への重畳転写)→感光ドラム面のクリーニング。
【0045】.回転感光ドラム1の帯電→シアン成分
像についての露光・潜像形成→シアン現像器5Cによる
現像→シアントナー画像の中間転写ドラム6面への一次
転写(先に一次転写されているイエロートナー画像・マ
ゼンタトナー画像への重畳転写)→感光ドラム面のクリ
ーニング。
【0046】.回転感光ドラム1の帯電→ブラック成
分像についての露光・潜像形成→黒現像装置4による現
像→ブラックトナー画像の中間転写ドラム6面への一次
転写(先に一次転写されているイエロートナー画像・マ
ゼンタトナー画像・シアントナー画像への重畳転写)→
感光ドラム面のクリーニング。
【0047】上記〜の順次の装置動作により、回転
中間転写ドラム6の面にはイエロートナー画像・マゼン
タトナー画像・シアントナー画像・ブラックトナー画像
の重畳により目的のフルカラー画像に対応したフルカラ
ートナー画像が合成形成される。
【0048】ここで、上記〜の装置動作の間は、転
写ベルト装置8及び帯電ローラ9は回転中間転写ドラム
6の面から非接触に離された位置に保持されており、回
転中間転写ドラム6面に対する上記の一次転写トナー画
像が崩されることはない。
【0049】そして、最後のブラックトナー画像の回転
中間転写ドラム6面への一次転写が開始されて回転中間
転写ドラム6面に合成形成されたフルカラートナー画像
の先端部が二次転写部T2に到達する所定の制御タイミ
ングにて、転写ベルト装置8が回転中間転写ドラム6に
対して接触移動制御されて所定の押圧力をもって圧接さ
れることで中間転写ドラム6との間に二次転写ニップ部
T2を形成するとともに、転写ベルトの回転駆動、転写
バイアスの印加もなされる。
【0050】また転写ベルト装置8の回転中間転写ドラ
ム6に対する圧接で二次転写ニップ部T2が形成され、
その二次転写ニップ部T2に回転中間転写ドラム6面に
合成形成されたフルカラートナー画像の先端部が到達し
たとき、記録材Pの先端部も丁度二次転写ニップ部T2
に到達する制御タイミングにて記録材Pがレジストロー
ラ26により二次転写ニップ部T2に給送される。
【0051】これにより、該二次転写ニップ部T2を記
録材が挟持搬送されて中間転写ドラム6面側に合成形成
のフルカラートナー画像が記録材の面に一括して順次に
二次転写される。二次転写ニップ部T2を通過してフル
カラートナー画像の転写を受けた記録材は転写ベルト装
置8の回転ベルトで回転中間転写ドラム6面から分離さ
れるとともに、定着装置10に搬送・導入され、トナー
画像の定着処理を受ける。
【0052】転写ベルト装置8は、記録材Pの後端部が
二次転写ニップ部T2を通過した後の所定の制御タイミ
ング時点で、回転中間転写ドラム6の面から非接触に離
された位置に切り換え保持される。
【0053】また帯電ローラ9が所定の制御タイミング
にて二次転写後の回転中間転写ドラム6の面に接触移動
制御されて所定の押圧力をもって圧接され、また該帯電
ローラ9に所定のバイアスが印加されることで、記録材
に対するトナー画像の二次転写後の中間転写ドラム6面
の残留トナーの極性が正規の帯電極性とは逆極性に反転
される。これにより、前述したように、極性を反転され
た中間転写ドラム6面上の二次転写残トナーは一次転写
ニップ部T1に持ち運ばれて回転感光ドラム1の面に静
電的に吸着して移行することで中間転写ドラム6の面が
クリーニングされる。また回転感光ドラム1面側に移行
したトナーはクリーニング装置7で回転感光ドラム1面
から除去される。
【0054】この帯電ローラ9は所定の制御タイミング
時点で回転中間転写ドラム6の面から非接触に離された
位置に切り換え保持される。
【0055】また黒現像装置である第1の現像装置4だ
けを作動させてモノクロ画像を出力させることもでき
る。
【0056】第1の現像装置4及び第2の現像装置5は
プリンタ本体に対して個別に着脱可能に構成されてい
る。
【0057】感光ドラム1・帯電ローラ2・クリーニン
グ装置7もこれらを一括してプリンタ本体に対して着脱
可能なプロセスカートリッジとして構成してある。
【0058】中間転写ドラム6もプリンタ本体に対して
着脱可能なユニットとして構成してある。より具体的に
は、中間転写ドラム6はホルダ6a(図2)に両端軸部
を保持させてある。このホルダ6aは画像形成装置本体
側のガイド部材に係合して該ガイド部材に沿ってプリン
タ本体の内外に着脱移動自由である。6bはホルダ6a
に具備させた取っ手部であり、この取っ手部6bを握っ
てホルダ6aすなわち中間転写ドラム6のプリンタ本体
に対する着脱移動操作がなされる。
【0059】転写ベルト装置8もプリンタ本体から容易
・スムーズに脱着交換できる転写ユニットとして構成し
てある。
【0060】(2)転写ベルト装置8 図3の(a)・(b)・(c)・(d)・(e)は転写
ベルト装置8の正面図・平面図・背面図・右側面図・一
部切欠き左側面図である。
【0061】転写ベルト装置8は、基本的には、上面側
を開放した扁平箱型の装置フレーム(転写フレーム)1
03内にその前側と奥側に互いに並行に転写ローラ10
2と駆動ローラ101を回転自由に軸受け保持させてあ
り、この両ローラ101・102間に転写ベルト100
を懸回張設させたものである。本例では装置フレーム1
03の前側に転写前ガイド27を取り付けて保持させて
ある。
【0062】111は駆動ローラ101の両端軸部を軸
受け保持させた軸受であり、装置フレーム103の左右
の側壁にそれぞれ固定して設けてある。
【0063】108は駆動ローラ101の一方の軸端に
固着させた駆動ギアである。
【0064】そして上記の左右の駆動ローラ軸受111
をそれぞれ図4のようにプリンタ本体側の左右の不動の
受け部115に回転自由に掛合保持させてある。即ち転
写ベルト装置8は、駆動ローラ軸受111とプリンタ本
体側の受け部115の掛合でプリンタ本体に対する位置
決めがなされ、かつ駆動ローラ軸受111を中心に回動
自由である。
【0065】また転写ローラ102の両端部側に対応す
る装置フレーム下面部分には加圧バネ104を介して加
圧コマ107を配設してある。
【0066】プリンタ本体側には上記の加圧コマ107
を受ける加圧カム(偏心カム)105を配設してある。
106はこの加圧カム105を固着させたカム軸であ
り、このカム軸106が不図示の電磁クラッチで回転制
御されることで加圧カム105が回転制御される。
【0067】駆動ローラ101の前記の駆動ギア108
はプリンタ本体側の不図示の駆動系のギアと噛み合って
回転駆動力を受ける。これにより駆動ローラ101が回
転駆動されて該駆動ローラ101と転写ローラ102と
の間に懸回張設した転写ベルト100が駆動ローラ10
1との摩擦力で、中間転写ドラム6の回転に順方向の反
時計方向に、かつ中間転写ドラム6の回転周速度と同じ
周速で回転駆動される。転写ローラ102は従動回転す
る。
【0068】図4の(a)は転写ベルト装置8が回転中
間転写ドラム6の面から非接触に離された位置に保持さ
れている状態時を示している。この状態時は加圧カム1
05がその小径部が転写ベルト装置8の加圧コマ107
に対応した回転角姿勢で回転を停止されていて、転写ベ
ルト装置8が駆動ローラ軸受け111を中心に自重で下
がり回動することで、回転中間転写ドラム6の下面から
非接触に離れた位置に保持される。
【0069】回転中間転写ドラム6面に合成形成された
フルカラートナー画像の先端部が二次転写部に到達する
所定の制御タイミング時点にて、不図示の電磁クラッチ
がオンしてカム軸106が回転駆動され、加圧カム10
5の大径部が転写ベルト装置8の加圧コマ107に対応
して、転写ベルト装置8が駆動ローラ軸受111を中心
に持ち上げ回動される。カム軸106の回転駆動は加圧
カム105の頂部(最大径部)が加圧コマ107に対応
した回転角姿勢となった時点で停止される。これにより
転写ローラ102が転写ベルト100を介して回転中間
転写ドラム6の下面に所定の転写圧、本実施例では総圧
約4Kgで圧接して転写ベルト100と中間転写ドラム
6との間に二次転写ニップ部T2が形成される。図4の
(b)と図2はこのように転写ベルト装置8が回転中間
転写ドラム6の下面に圧接して二次転写ニップ部T2が
形成されている状態時を示している。
【0070】また上記の転写ベルト装置8の持ち上げ回
動とともに、所定の制御タイミングにて転写ベルト10
0に所定の転写バイアスが印加される。本例において転
写バイアスを供給する接点はプリンタ本体側より転写ロ
ーラ102・駆動ローラ101にそれぞれ板バネ等の弾
性部材を電極として当接させることで構成している。
【0071】転写ベルト装置8が加圧カム105の回転
で持ち上げ回動されて転写ベルト100及び転写ローラ
102が中間転写体6の下面に当接した瞬間には加圧バ
ネ104はまだ殆ど圧縮されていないので、中間転写体
6には転写ベルト100及び転写ローラ102の当接シ
ョックは殆ど無い。
【0072】したがって、露光・現像工程を継続してい
るプリンタの、中間転写ドラム6への転写ベルト装置8
の当接ショックによる振動や位置ズレ等の悪影響がない
ので、中間転写ドラム6上にはピッチムラの無い4色の
各トナー画像がズレること無く正確に合成されるので、
解像度が高く、色再現性も高い合成フルカラートナー画
像が形成される。
【0073】加圧カム105が更に回転し、その頂部が
加圧コマ107に対応した回転角姿勢となって加圧カム
105の回転が停止されるまでに、加圧バネ104も徐
々に圧縮され、最終的には前述の設定圧4Kgで転写ロ
ーラ102が転写ベルト100を介して回転中間転写ド
ラム6の下面に圧接して二次転写ニップ部T2が形成さ
れる。
【0074】この転写ベルト装置8の中間転写ドラム6
に対する当接動作が終了すると、レジストローラ26に
よって所定の制御タイミングで搬送された記録材Pが二
次転写ニップ部T2を挟持搬送され、転写バイアスによ
り中間転写ドラム6側の4色フルカラートナー画像が記
録材P面に転写されていく。
【0075】二次転写ニップ部T2でトナー画像の転写
を受けた記録材Pは静電容量の大きい転写ベルト100
によって中間転写ドラム6面から分離され、回転する転
写ベルト100に吸着して搬送される。このときの転写
バイアスは定電流制御で+10μAである。
【0076】転写ベルト100に吸着して搬送された記
録材Pは転写ベルト100の下流で曲率分離され、定着
装置10へ導入されていく。
【0077】二次転写ニップ部T2を記録材Pの後端部
が通過した後の所定の制御タイミング時点で加圧カム1
05が回転駆動されて、転写ベルト装置8は図4の
(a)のように再び回転中間転写ドラム6の面から非接
触に離された位置に戻される。
【0078】駆動ローラ101の軸受111は単なる円
柱形状ではなく、図5の(a)のように2方取り形状と
してあり、且つ装置フレーム103の側壁に対して駆動
ローラ101を支持する部分のみならず、その外側にも
2方取り部aを設けてある。またこの時、図5の(b)
のように2方取り部aは転写ベルト装置8に対して上下
方向になるよう装置フレーム103の側壁にかん合して
ある。
【0079】また、プリンタ本体側の受け部115は図
5の(b)のようにその上方115Aが、転写ベルト装
置8側の駆動ローラ101の軸受111の2方取り部a
とかん合する大きさの溝形状とし、受け部下方115B
は同軸受111の外径とかん合できる大きさの穴形状と
してある。
【0080】このため、図5の(b)・(c)に示すと
おり、転写ベルト装置8をプリンタ本体に装着する場合
には、転写ベルト装置8を駆動ローラ101側を下にし
て倒立させた状態(縦起こし状態)にして駆動ローラ1
01の軸受111の2方取り部aをプリンタ本体側の受
け部115の上方溝形状部115Aに平行になる様に対
応合致させてかん合させ、下方穴形状部115Bに突き
当たるまで挿入し(図5の(b)→(c))、次いで転
写ベルト装置8を駆動ローラ101の軸受111を中心
に略90度倒し込み回転(図5の(c)の2点鎖線示)
させるだけで装着動作を完了できる。
【0081】転写ベルト装置8の倒し込みにより駆動ロ
ーラ101の軸受111も回動して2方取り部aが受け
部115の上方溝形状部115Aからずれて非対応とな
るので、軸受111の受け部115からの抜け外れが阻
止され、転写ベルト装置8は駆動ローラ101の軸受1
11と受け部115とでプリンタ本体に対して係止され
位置決めされるとともに、軸受111を中心に上下揺動
自由である。
【0082】また、転写ベルト装置8をプリンタ本体か
ら取り外す場合は上記とは逆の手順で倒し込み状態の転
写ベルト装置8(図5の(c)の2点鎖線示)を駆動ロ
ーラ101の軸受111を中心に縦起こす(図5の
(c)の実線示)。そうすると軸受111も回動して2
方取り部aが受け部115の上方溝形状部115Aに対
応・合致した状態になり、受け部115は軸受111の
引き上げ方向には該軸受111を係止しない。したがっ
て転写ベルト装置8を縦起こしたら該転写ベルト装置8
を引き上げるだけで駆動ローラ101の軸受111がプ
リンタ本体側の受け部115の上方溝形状部115Aか
ら抜け外れて転写ベルト装置8のプリンタ本体から取り
外し動作を完了できる。
【0083】上記の転写ベルト装置8のプリンタ本体に
対する脱着・交換の作業は少なくとも中間転写ドラム6
のユニットをプリンタ本体内から取り外して転写ベルト
装置8の上方に作業空間を作って行なわれる。
【0084】また上記の転写ベルト装置8のプリンタ本
体に対する脱着・交換の作業をより行ない易くするため
に、図3に示す様に、転写ベルト装置8の装置フレーム
103には一側端側もしくは両側端側に転写ベルト装置
8の脱着の際に略90度縦起こし易い様に取っ手112
が設けてあり、且つユーザーが認識し易い様に装置フレ
ーム103とは別の色から構成されている。
【0085】また、転写ベルト装置8の下面(背面)に
は該転写ベルト装置を略90度縦起こした後、該転写ベ
ルト装置8を引き上げ易い様に取っ手113が設けてあ
り、且つ装置フレーム103とは異なる、取っ手112
と同じ色から構成されている。
【0086】また、装置フレーム103下面側の駆動ロ
ーラ軸受111の近傍には、この軸受111がプリンタ
本体側の受け部115とかん合する事を示す矢印114
がシール部材または刻印等によって記載されており、こ
れと同じ矢印114がプリンタ本体側の受け部115近
傍にも同様の手段によって記載されている。このため転
写ベルト装置8をプリンタ本体に装着する際に、ユーザ
ーが両者側の相互かん合部111・115を容易に認識
することができる。
【0087】以上のような構成を取ることにより、一般
ユーザーでも特別な作業無しに、スムーズに転写ベルト
装置8を画像形成装置本体から脱着・交換できる。
【0088】〈第2の実施例〉転写ベルト装置8は、中
間転写ドラム6に対し平行に軸受けさせて中間転写ドラ
ム6の下面部に接触させて配設してある。
【0089】転写ベルト100は転写ローラ102(抵
抗104 Ω以下)と駆動ローラ101とによって支持さ
れ、転写ローラ102には転写バイアス源によって所望
の転写バイアスが印加される。
【0090】転写ローラ102はSUS等の芯金と導電
性ウレタンゴム等の表層(抵抗104 Ω〜107 Ω)で
構成される。
【0091】転写ベルト100としては、基層が熱硬化
性ウレタンエラストマーで、表層がフッ化ビニリデンゴ
ムからなる2層構成で、厚みt=0.3mmで全体抵抗
は1010Ωである。転写ベルト100を転写ローラ10
2と駆動ローラ101に架けた時の伸張度は約5%であ
る。
【0092】本実施例では転写ローラ102に対して転
写バイアスを供給する接点110を転写ベルト装置8の
揺動中心である駆動ローラ101近傍に配置し、図3の
(e)に示すが如く接点アース板110を装置フレーム
103内に構成する事によって転写ローラ軸受けにアー
ス板の弾性力により接触している。
【0093】この様な構成をとることにより、転写ベル
ト装置8の中間転写ドラム6に対する当接離間動作に伴
う揺動運動によっても接点同士の擦れや接触不良を引き
起こす危険性がないため、揺動運動によって移動距離の
大きい転写ローラ側に接点を設置した場合よりも安定し
たバイアス供給が実現できる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、転
写手段が転写ベルト装置である画像形成装置において、
転写ベルト装置の画像形成装置の脱着、交換に際しては
ドライバー等の工具は必要とせず、ビスを誤って画像形
成装置本体の内部に落としてしまうようなことや、画像
形成装置本体内部がトナーの飛散等によって汚れている
場合にユーザー又はサービスマンの手や衣服を汚してし
まうようなこともなく、一般ユーザーでも特別な作業無
しに、スムースに作業ができる。
【0095】また、転写ローラにバイアスを供給する接
点を転写ベルト装置の揺動中心である転写ベルト駆動ロ
ーラ近傍に設置することによって、転写ベルト装置の像
担持体に対する当接離間動作に伴う揺動運動によっても
接点同士の擦れや接触不良を引き起こす危険性がないた
め、揺動運動によって移動距離の大きい転写ローラ側に
接点を設置した場合よりも安定したバイアス供給が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の概略構成図
【図2】 その部分的拡大図
【図3】 (a)乃至(e)はそれぞれ転写ベルト装置
の正面図・平面図・背面図・右側面図・一部切欠き左側
面図
【図4】 (a)は転写ベルト装置が中間転写ドラムか
ら非接触に離間している状態時の図、(b)は転写ベル
ト装置が中間転写ドラムに当接している状態時の図
【図5】 (a)は2方取り形状の駆動ローラ軸受けの
斜視図、(b)と(c)は転写ベルト装置のプリンタ本
体に対する脱着・交換作業の要領説明図
【符号の説明】
1 第1の像担持体(感光ドラム) 6 第2の像担持体(中間転写ドラム) 8 転写ベルト装置 100 転写ベルト 101 駆動ローラ 102 転写ローラ 103 装置フレーム 104 加圧バネ 105 加圧カム 106 加圧カム軸 107 加圧コマ 110 接点アース板 111 駆動ローラ軸受 112・113 取っ手 114 矢印マーク 115 プリンタ本体側の受け部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体との間に記録材を挟持し搬送し
    て像担持体側の可転写画像を記録材側に転写させる転写
    手段を有する画像形成装置において、 前記転写手段は、駆動ローラを含む少なくとも2部材間
    に懸回張設され、駆動ローラが駆動されることで回転駆
    動され、像担持体との間に転写ニップ部を形成する転写
    ベルトを有する転写ベルト装置であり、 該転写ベルト装置は画像形成装置本体に対して倒し回
    動、起こし回動自由に支持させてあり、該支持部は転写
    ベルト装置の倒し回動姿勢時は該転写ベルト装置を画像
    形成装置本体に対して係止して位置決め保持し、転写ベ
    ルト装置の起こし回動姿勢時は該転写ベルト装置を画像
    形成装置本体に対して係止せず引き上げて画像形成装置
    本体からの取り外しを許容する構造である事を特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体との間に記録材を挟持し搬送し
    て像担持体側の可転写画像を記録材側に転写させる転写
    手段を有する画像形成装置において、 前記転写手段は、駆動ローラを含む少なくとも2部材間
    に懸回張設され、駆動ローラが駆動されることで回転さ
    れ、像担持体との間に転写ニップ部を形成する転写ベル
    トを有する転写ベルト装置であり、 該転写ベルト装置の画像形成装置本体に対する位置決め
    となる駆動ローラ軸受が2方取り形状であり、且つ、該
    駆動ローラ軸受を受ける画像形成装置本体側の受け部
    が、該受け部の上方は前記駆動ローラ軸受の2方取り部
    とかん合する大きさの溝形状であり、該受け部の下方は
    前記駆動ローラ軸受の軸受外径がかん合できる大きさの
    穴形状である事を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写ベルト装置の装置フレームの上
    面一端部または上面両端部に、支持部或は駆動ローラ軸
    受を中心に前記転写ベルト装置を起こし回動可能とする
    取っ手を設けた事を特徴とする請求項1又は2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写ベルト装置の装置フレームの下
    面中央部に、前記転写ベルト装置を画像形成装置本体か
    ら引き上げるための取っ手を設けた事を特徴とする請求
    項1ないし3の何れか1つに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写ベルト装置の支持部側或は駆動
    ローラ側とは反対端の受け部が板バネ等の弾性部材によ
    って支持されており、且つ、画像形成装置本体側の受け
    部はカム形状になっていて、画像形成装置本体側に設置
    されたカム軸を中心に回転可能に支持されている事を特
    徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記取っ手部は前記転写ベルト装置の装
    置フレームとは異なる色で構成されていること事を特徴
    とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写ベルト装置の駆動ローラ軸受ま
    たは該軸受の近傍と、該駆動ローラ軸受がかん合する前
    記画像形成装置本体側の受け部または該受け部入口近傍
    に、相互対応の目印が設けられている事を特徴とする請
    求項2ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写ベルト装置にバイアスを供給す
    る接点を、該転写ベルト装置の揺動中心である駆動ロー
    ラ近傍に設置した事を特徴とする請求項2ないし7の何
    れか1つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記像担持体は、第1の像担持体から可
    転写画像の転写を受けて記録材に仲介する第2の像担持
    体としての中間転写体である事を特徴とする請求項1な
    いし8の何れか1つに記載の画像形成装置。
JP34433497A 1997-11-28 1997-11-28 画像形成装置 Pending JPH11161038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34433497A JPH11161038A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34433497A JPH11161038A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11161038A true JPH11161038A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18368446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34433497A Pending JPH11161038A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11161038A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039337B2 (en) 2003-02-21 2006-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7543810B2 (en) 2005-09-27 2009-06-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Feeder for objects to be conveyed, and image recording device having same
JP2014232329A (ja) * 2014-07-31 2014-12-11 株式会社リコー 画像形成装置
US11067941B2 (en) 2019-09-24 2021-07-20 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus including a roller support unit and a contact portion

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039337B2 (en) 2003-02-21 2006-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7543810B2 (en) 2005-09-27 2009-06-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Feeder for objects to be conveyed, and image recording device having same
JP2014232329A (ja) * 2014-07-31 2014-12-11 株式会社リコー 画像形成装置
US11067941B2 (en) 2019-09-24 2021-07-20 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus including a roller support unit and a contact portion

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8090296B2 (en) Coupling mechanism for a process portion of an image forming apparatus
US7596341B2 (en) Image forming apparatus with vertically arranged process units
JP4667106B2 (ja) 画像形成装置
JP2001075374A (ja) 画像形成装置
JP2018072610A (ja) 画像形成装置
JP2002189401A (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP4587189B1 (ja) カラー電子写真画像形成装置
US7616915B2 (en) Image forming apparatus having a force-converting mechanism to detach a rotary body
JP4521301B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH11161038A (ja) 画像形成装置
JP2008096770A (ja) 画像形成装置
JPH0367272A (ja) カラー画像形成装置
JP4043722B2 (ja) 画像形成装置
JP3053814B1 (ja) 画像形成装置
JPH07199678A (ja) 画像形成装置
JP2002293454A (ja) 画像形成装置
JP2795578B2 (ja) 電子写真装置
JP2006162996A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2524651Y2 (ja) カラー画像形成装置
JP3651578B2 (ja) 画像形成装置
JP2003207977A (ja) 多色画像形成装置
JPH06266225A (ja) 画像形成装置
JP2000039773A (ja) 画像形成装置
JP2802782B2 (ja) カラー画像形成装置
KR100395551B1 (ko) 화상형성 장치