JP2000039773A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000039773A
JP2000039773A JP10221134A JP22113498A JP2000039773A JP 2000039773 A JP2000039773 A JP 2000039773A JP 10221134 A JP10221134 A JP 10221134A JP 22113498 A JP22113498 A JP 22113498A JP 2000039773 A JP2000039773 A JP 2000039773A
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Hiroyuki Goto
浩行 後藤
Takeshi Motohashi
武 本橋
Hideyuki Takemoto
英行 竹本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、現像動作中の多色現像装
置を固定可能とした画像形成装置を提供する。 【解決手段】 回転軸6Pに複数の現像器6Y,6C,
6Mが周設され、回転により像担持体に対向する現像位
置に特定の現像器を移動させる多色現像装置6と、該多
色現像装置6のスラスト方向へ駆動伝達部材36を移動
し連結させ、現像位置の現像器を駆動する現像駆動手段
9と、を有する画像形成装置において、上記多色現像装
置6が、上記スラスト方向に移動可能に支持され、上記
駆動伝達部材36の連結後にスラスト方向へ押されて移
動し、制動部材46に圧接される構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置に関し、特に、複
数の現像器を有し、特定の現像器を像担持体の現像位置
に移動可能な多色現像装置を備えたカラー画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置は、色分解光を
露光して像担持体上に形成された各静電潜像を各々の色
分解光の補色のトナーで現像し、顕像化された複数のト
ナー像を同一の転写紙上に重ね合わせて転写するフルカ
ラー画像形成装置が良く知られている。
【0003】また、異なる色で再現すべき画像を別々に
像担持体上に露光して異なる色の現像剤で現像し、顕像
化された複数のトナー像を同一の転写紙に重ね合わせて
転写する多色画像形成装置も知られている。
【0004】これらの画像形成装置では、複数の現像器
を順次用いて現像を行う必要があるが、各現像器を各々
独立に構成して像担持体の周辺に並設すると装置が大型
化してしまう。
【0005】このため、上記画像形成装置には、複数の
現像器を一体的に構成した現像装置(以下、「多色現像
装置」と称する)が搭載される。例えば、複数の現像器
を回転軸の周りに等間隔に保持し、駆動装置により各現
像器をその回転軸を中心にして回転させる回転型の多色
現像装置が開発されている。このような多色現像装置で
は、その回転により任意の現像器を像担持体に対向する
現像可能位置(以下「現像位置」と称する)に順次移動
させ、像担持体上の色分解静電潜像を、その色分解光に
対応する色のトナーで現像することができる。
【0006】上記多色現像装置において、現像位置に移
動された現像器による現像動作は、現像剤のトナー搬送
部材(現像ローラ等)を回転させ像担持体上に現像剤を
付着させることにより行われる。この現像動作に必要な
現像器への駆動伝達は、多色現像装置に並設された駆動
手段の駆動ギヤと、現像器の側面側、すなわち各搬送部
材の一端部に付設された現像ギヤとを噛み合わせること
により行われる。この場合、個々の現像器に現像ギヤを
付設し、駆動手段側には各現像ギヤに対応するように複
数の駆動ギアを設けた構成とすれば、構造が複雑となる
ばかりか、装置が大型化してしまう。
【0007】そこで、上記多色現像装置における各現像
器への駆動伝達において、現像位置に移動された現像器
に対してのみ、その現像動作に必要な駆動力を与える駆
動伝達機構を備えた装置が公知となっている。例えば、
実開昭52−110442号公報に記載されるように、
駆動手段側の摺動ギヤ(駆動ギヤ)を固定カム板により
現像器側へ移動可能に設けて、現像位置に移動された現
像器の現像ギヤに上記摺動ギヤを連結させる画像形成装
置が提供されている。この場合、多色現像装置に並設さ
れる駆動手段は、その摺動ギアの回転軸が、現像器側の
搬送部材の回転軸方向(以下「スラスト方向」と称す
る)と平行になるよう設置されており、多色現像装置の
有する複数の現像器に対して、現像器が現像位置へ移動
される度に上記摺動ギヤをスラスト方向に進退させてそ
の現像器に駆動を与えることが可能となっている。
【0008】また、例えば、特開昭58−172600
号公報に記載されるように、駆動手段の駆動ギヤは所定
の位置に固定しておき、現像器が現像位置へ移動する動
作によりその現像ギヤを上記駆動ギヤに噛み合わせるこ
とができる画像形成装置なども提供されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
画像形成装置の駆動伝達機構を採用しても、現像ローラ
の駆動トルク、及び現像剤と像担持体との接触負荷の変
動等の影響により、多色現像装置自体が回転してしま
い、現像器が正規の現像位置を外れて画像に不具合を生
じることがある。
【0010】このような不具合を解消するためには、現
像動作中の多色現像装置を固定可能な固定手段を設置す
ればよいのであるが、上記駆動手段とは別個に現像装置
の固定手段を設けるのでは、そのスペースが必要とな
り、また、コストアップなどの問題も生じることとな
る。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記駆動手段に
よる駆動伝達のための連結動作に伴って多色現像装置を
固定できる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置は、各色分解光の露光により各色分解
静電潜像が形成される像担持体と、同一の回転軸の周り
に設けられた複数の現像器のうち、上記各色分解静電潜
像に応じた色のトナーを収容する現像器を上記像担持体
に対向する現像位置に移動させる多色現像装置と、その
スラスト方向に移動可能に設けられた駆動伝達部材を上
記現像位置の現像器に連結させて駆動伝達を行う現像駆
動手段と、を有する画像形成装置において、上記多色現
像装置が、そのスラスト方向に移動可能に支持され、上
記駆動伝達部材の連結により移動されるものであり、上
記多色現像装置の移動により該多色現像装置と圧接され
る制動部材が設けられたことを特徴としている。また、
上記多色現像装置が、上記駆動伝達部材との連結解除時
に上記制動部材から離れるように付勢されているとよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1は、本実施例の画像形成装置の
全体構成図である。この図1において、符号1は、ベル
ト状の感光体からなる像担持体で、ローラ2,3により
支持され、矢印a方向に回転駆動される。この感光体1
の周りには、帯電装置4、回転型の多色現像装置6、ブ
ラックトナーを有する現像器7Bk、中間転写体8、感
光体クリーニングユニット15、除電ランプ21などが
配設されている。また、感光体1は、その回転時に帯電
装置4によりその表面を一様に所定の極性に帯電され
る。
【0014】感光体1に静電潜像の書き込みを行う走査
光学装置5は、図示しないレーザー光源、ポリゴンミラ
ー5a、ポリゴンミラー5aを回転させるモータ5b、
fθレンズ5c、ミラー5f等の光学部品で構成されて
おり、帯電している感光体1の表面へ色別にレーザー光
Lを照射して書込情報に対応した色分解静電潜像を形成
する。
【0015】多色現像装置は、その回転軸6pの周りに
3つの現像器6C,6M,6Yが設置されており、図示
しない駆動装置により回転される。3つの現像器6C,
6M,6Yは、それぞれシアントナーを有する現像器6
C、マゼンダトナーを有する現像器6M、イエロートナ
ーを有する現像器6Yとなっている。ブラックトナーを
有する現像器7Bkは、多色現像装置とは別の箇所で、
感光体1に対向する所定位置に固定されており、後部に
接触するカム7aにより感光体1と接触・離反可能とな
っている。
【0016】上記多色現像装置6は、その駆動装置によ
り所定の角度で回転し、感光体1に対向する現像位置に
各現像器6C,6M,6Yを順次移動させ、各色分解静
電潜像を所定のトナーで現像するものである。なお、図
1の多色現像装置は、現像器6Yを現像位置にセットし
た状態にある。
【0017】ベルト状の中間転写体8は、ローラ11,
12により回転可能に支持されており、矢印b方向に回
転駆動される。この中間転写体8は、感光体1と接触し
た状態において同一の周速で回転し、その接触部分に対
向するバイアス手段13により感光体1上のトナー像を
転写される。4色フルカラー画像の形成においては、各
色分解静電潜像ごとに各現像器7Bk,6Y,6M,6
Cにより現像された感光体1上のトナー像を、中間転写
体8上の同位置に順次重ね合わせるように転写した後、
この4色重ねの転写画像を用紙17S上へ一括転写させ
る。この一括転写は、転写ローラ14により行われる。
【0018】用紙17Sは、給紙カセット17に納めら
れており、給紙ローラ18の回転により給送され、搬送
ローラ対19を経てレジストローラ対20方向へ搬送さ
れる。画像形成が行われる時期に、レジストローラ対2
0前に用紙17Sが待機しており、そのレジストローラ
20対は、転写ローラ14へ到達しつつある中間転写体
8上の転写画像が用紙17S上の定められた位置に転写
されるように、所定のタイミングをとって回転駆動され
る。こうして中間転写体8と転写ローラ14の間に送り
込まれてトナー像が転写された用紙17Sは、定着ロー
ラ対50でトナーを溶融定着された後、排紙ローラ対5
1により排紙スタック部52上に画像面を下向きにして
スタックされる。
【0019】上記感光体1から中間転写体8への転写の
後、感光体1上に残留するトナーは、感光体クリーニン
グユニット15のクリーニングブレード15Aで掻き取
られる。また、中間転写体8から用紙17Sへの転写の
後、中間転写体8上に残留するトナーは、クリーニング
装置16のクリーニングブレード16Aで掻き取られ
る。感光体1に当接しているクリーニングブレード15
Aは、常に感光体1に接しておりクリーニング動作を続
けるが、中間転写体8に対するクリーニングブレード1
6Aは、図示しない接離機構により中間転写体8のベル
ト面から接離可能であり、この接離機構は、そのクリー
ニングブレード16Aを上記転写画像の一括転写後にベ
ルト面へ接触させるようなタイミングで駆動制御され
る。なお、上記感光体1のクリーニング工程の後、除電
ランプ21が、感光体1上の正規の残留電位を正規の値
に戻し、次の作像工程へ移行する。
【0020】つぎに、本実施例の多色現像装置6、及び
この多色現像装置6への駆動伝達機構について説明す
る。上記したように、本実施例の多色現像装置6は、そ
の回転により現像位置に任意の現像器6Y,6M,6C
を移動させる回転型の現像装置である。また、この多色
現像装置6には、現像位置の現像器に駆動を与えるため
の現像駆動手段が並設されている。
【0021】図2、図3は、多色現像装置6及び上記現
像駆動手段9の断面構成を示し、その駆動伝達機構を説
明する図である。これらの図において図2は連結前の状
態、図3は連結後の状態を示している。多色現像装置6
は、本体側板40aに固定されたブラケット40cによ
り回転軸6Pの一端部を、本体側板40bにより回転軸
6Pの他端部を、それぞれ回転可能に、かつそのスラス
ト方向へスライド可能に支持されている。この多色現像
装置6のスライド可能な範囲tは、現像駆動手段9側
(図中左側)では本体側板40aのブラケット40cに
より規制され、また、その反対側(図中右側)では本体
側板40b及び制動部材46により規制されている。こ
の制動部材46は、本体側板40bに固設されたもので
ある。この制動部材46と、多色現像装置6の一端面部
(図中右側)とが圧接すると、その摩擦で多色現像装置
6が固定可能となる。
【0022】図2に示すように、多色現像装置6は、ス
プリング48からなる付勢手段により、現像駆動手段9
側のブラケット40cに接するように位置し、この状態
で回転可能となる。この多色現像装置6は、その一側端
側に現像ギア大39を有し、この現像ギア大39と噛み
合っている駆動ギヤ小47を図示しない駆動手段で駆動
され回転される。
【0023】また、図2及び図3では、多色現像装置6
に搭載された3つの現像器6C,6M,6Yのうち、現
像位置にある現像器6Yの一部のみを図示し、他の部分
は省略している。これらの図に示すように、現像器6Y
には、現像ローラ30、この現像ローラ30へトナーを
供給する供給ローラ31、及びトナー搬送スクリュ32
が現像側板38により回転可能に支持されている。
【0024】現像器6Yの現像動作に必要な駆動力は、
その供給ローラ31の一端部に与えられる。このため、
供給ローラ31の一端部には、カップリングギヤ34が
一体的に取り付けられている。このカップリングギヤ3
4の胴部周面には、ギヤ部分が形成されている。このギ
ヤ部分は、現像ローラ30の支軸に取り付けられたギヤ
33と噛み合っており、また同時に、トナー搬送スクリ
ュ32に取り付けられたギヤ35と噛み合っている。こ
うして、供給ローラ31の回転駆動により、現像ローラ
30及びトナー搬送スクリュ32も回転され所定の現像
動作が可能となる。
【0025】現像駆動手段9は、多色現像装置6のスラ
スト方向に並設されており、駆動伝達部材36、アイド
ラギヤ41、ソレノイド44、図示しない駆動モータな
どにより構成されている。図4は、上記駆動伝達部材3
6の周辺の拡大図である。駆動伝達部材36は、ジョイ
ント軸36aと、ジョイント駆動ギヤ36bと、ボスジ
ョイント36cと、ジョイント浮動板36dと、カップ
リング36eと、からなるものである。
【0026】ジョイント軸36aは、供給ローラ31と
ほぼ同軸線上に位置するもので、本体側板40aで回転
可能かつ軸方向にスライド可能に支持されている。上記
ジョイント軸36aには、その後端側(図中左側)にジ
ョイント駆動ギヤ36bが軸止され、その先端側にボス
ジョイント36cが軸止されている。このボスジョイン
ト36cの先端面には、ジョイント浮動板36dを挟ん
でカップリング36eが設けられている。カップリング
36eの先端面には、回転中心で対称な1対の凸部36
fが形成されており、この各凸部36fの先端の外側に
はテーパーが形成されている。一方、供給ローラ31の
カップリングギヤ34は、先端部に凹状の窪みを有し、
この凹状部内に爪34aが設けられている。
【0027】図5は、図4のカップリングギヤ34側か
ら見た駆動伝達部材36の正面図である。ボスジョイン
ト36c、ジョイント浮動板36d、及びカップリング
36eは、次に説明するようなオルダム継手を構成して
いる。円板状のジョイント浮動板36dは、その周縁部
に90゜間隔で切り込み部を成形したものである。図5
に示すように、ボスジョイント36cと、ジョイント浮
動板36dとは、左右の切り込み部の2箇所をビスで遊
嵌され、ボスジョイント36cに対して、ジョイント浮
動板36dが左右方向へ滑るようになっている。また、
このジョイント浮動板36dと、カップリング36eと
は、上下の切り込み部の2箇所をビスで遊嵌され、ジョ
イント浮動板36dに対して、カップリング36eが上
下方向に滑るようになっている。
【0028】ジョイント駆動ギア36bには、アイドラ
ギヤ41が噛み合っている。ジョイント駆動ギヤ36b
の後面には、ソレノイド44により支点43aで回動す
るL字状のアーム43が当接している。また、ジョイン
ト駆動ギヤ36bの前面には、本体側板40aとの間に
スプリング45が設けられている。
【0029】画像形成の動作が開始されると、アイドラ
ギヤ41によりジョイント駆動ギア36bが回転駆動さ
れる。駆動伝達部材36は、その連結動作前はカップリ
ング36eを空転させながら図4の実線位置に待機して
いる。ソレノイド44に通電が行われるとアーム43の
一端部が引かれ、アーム43がその支点43aで時計方
向へ回動する。そして、アーム43の他端部がジョイン
ト駆動ギヤ36bの後面を押すことにより、駆動伝達部
材36が、カップリングギヤ34の方へ押し出される。
【0030】そして、駆動伝達部材36が図4の鎖線位
置に移動すると、そのカップリング36eと、カップリ
ングギヤ34とが係合する。具体的には、カップリング
36eの凸部36fが、カップリングギヤ34の凹状部
内の爪34aを引っ掛かけて、カップリングギヤ34へ
駆動が伝達される。この係合時にカップリング36eの
回転中心と、カップリングギヤ34の回転中心とが多少
ずれていても、カップリング36eは、その凸部36f
のテーパー形状、及び上記オルダム継手により、カップ
リングギヤ34と確実に係合することができる。
【0031】上記係合の後、次に多色現像装置6の固定
が行われる。図2及び図3に示すように、カップリング
ギヤ34と係合した駆動伝達部材36は、さらにソレノ
イド44の駆動により押されて、多色現像装置6の全体
がそのスラスト方向へ移動する。そして、そのスライド
可能範囲tだけ移動したところで、多色現像装置6の端
面部(図中右端側)が、制動部材46に押し当てられ
る。
【0032】こうして多色現像装置6は、本体側板40
bに固設された制動部材46と圧接して固定された状態
となり、この固定状態で、供給ローラ30、現像ローラ
30、及びトナー搬送スクリュ32が回転して所定の現
像動作が行われる。
【0033】所定の現像動作が終了すると、ソレノイド
44の通電が遮断され、アーム43の先端がジョイント
駆動ギヤ36bの後面から離れるように動くとスプリン
グ45が伸び、駆動伝達部材36が、図3中の矢印B方
向に移動する。この駆動伝達部材36の後退と同時に、
多色現像装置6が、その回転軸6Pをスプリング48に
より押されて、図2の元の位置に戻され、ここで、カッ
プリング36eと、カップリングギヤ34との係合が解
除される。
【0034】なお、上記の実施例では、多色現像装置6
の全体をスライドさせる構成であるが、このような構成
に限らず、多色現像装置6の一部分を制動部材46へ圧
接させる構成としても同様の効果が得られる。例えば各
現像器6C,6M,6Yを多色現像装置6内にスライド
可能に支持して、現像位置の現像器6Yのみを駆動伝達
部材36によりスライドさせる構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、多色現像装置が、そのスラスト方向に移動可能
に支持され、駆動伝達部材の連結により移動されるもの
であり、該多色現像装置の移動により該多色現像装置と
圧接される制動部材が設けられた構成なので、新たな固
定手段を設けることなく現像動作中の多色現像装置を固
定可能であり、現像動作の負荷の変動等により生じる画
像の不具合を防止できる。
【0036】また、上記多色現像装置が、上記駆動伝達
部材の連結解除時に上記制動部材から離れるように付勢
された構成であれば、多色現像装置の回転時に余分な負
荷を与えず、その回転動作を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置の全体構成を示す断面
図である。
【図2】図1の画像形成装置における多色現像装置及び
現像駆動手段の断面図で、連結していない状態の図であ
る。
【図3】多色現像装置に現像駆動手段が連結した状態の
断面図である。
【図4】図2の駆動伝達部材の周辺の構成図である。
【図5】図4の駆動伝達部材の正面図である。
【符号の説明】
1 像担持体 6 多色現像装置 6Y,6C,6M 複数の現像器 6P 回転軸 9 現像駆動手段 36 駆動伝達部材 46 制動部材 48 付勢手段(スプリング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 BB24 BB33 2H071 CA01 CA07 CA09 DA08 DA26 EA18 2H077 AC02 AC04 AD06 BA01 BA10 GA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色分解光の露光により各色分解静電潜
    像が形成される像担持体と、同一の回転軸の周りに設け
    られた複数の現像器のうち、上記各色分解静電潜像に応
    じた色のトナーを収容する現像器を上記像担持体に対向
    する現像位置に移動させる多色現像装置と、そのスラス
    ト方向に移動可能に設けられた駆動伝達部材を上記現像
    位置の現像器に連結させて駆動伝達を行う現像駆動手段
    と、を有する画像形成装置において、 上記多色現像装置が、そのスラスト方向に移動可能に支
    持され、上記駆動伝達部材の連結により移動されるもの
    であり、上記多色現像装置の移動により該多色現像装置
    と圧接される制動部材が設けられたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記多色現像装置が、上記駆動伝達部材
    との連結解除時に上記制動部材から離れるように付勢さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011273A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Kyocera Mita Corp トナー回収装置
JP2011017783A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Fuji Xerox Co Ltd 回転体回転装置、現像装置及び画像形成装置

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