JP3053814B1 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3053814B1
JP3053814B1 JP11241266A JP24126699A JP3053814B1 JP 3053814 B1 JP3053814 B1 JP 3053814B1 JP 11241266 A JP11241266 A JP 11241266A JP 24126699 A JP24126699 A JP 24126699A JP 3053814 B1 JP3053814 B1 JP 3053814B1
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 簡易な構成により転写フィルムに対して
除電ローラおよび転写ローラを離接させること。 【解決手段】 転写ローラ110で転写フィルム106
に形成された画像を記録紙に転写した後、クリーニング
ローラ209で転写フィルム106上の残留トナーを除
去する前に、除電ローラ216で残留トナーを転写フィ
ルム106から浮き上がらせる画像形成装置において、
転写ローラ離接カム212を回転させることにより転写
ローラ110及び除電ローラ216を同時に転写フィル
ム106から離接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、転写フィルムを用いて記録紙上に画像を転写
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置において、電子写真
方式によるカラー記録が行われている。この種のカラー
記録においては、4色の画像を重ねるために転写フィル
ムを用いている。即ち、4色の画像を順番に転写フィル
ムの同一位置に転写することによって、転写フィルム上
にカラー画像を形成する。そして、このカラー画像を更
に記録紙に転写する。記録紙にカラー画像の転写が終了
すると、転写フィルムに残留したトナーのクリーニング
を行う。
【0003】転写フィルムに残留したトナーのクリーニ
ングには、例えば、クリーニングローラを用いて行う技
術が知られている。すなわち、クリーニングローラにプ
ラスの電荷を帯電させて転写フィルムに接触させること
により、転写フィルムに残留したマイナスの電荷のトナ
ーを吸引してクリーニングを行うものである。
【0004】このような画像形成装置においては、上述
のクリーニングローラと記録紙にカラー画像を転写する
転写ローラとの間に除電ローラが配置される場合が多
い。除電ローラは、記録紙にカラー画像を転写した後に
転写フィルムに残留したトナーの極性を整える。これに
より、クリーニングローラのクリーニング性能を向上さ
せている。
【0005】これらのクリーニングローラ、除電ローラ
および転写ローラは、通常、転写フィルムにカラー画像
を形成する間は、そのカラー画像を乱さぬために転写フ
ィルムから離間するように制御される。また、記録紙に
カラー画像を転写した後は、記録紙への転写および転写
フィルムのクリーニングを行うために転写フィルムに接
触するように制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、除電ローラおよび転写ローラ
の離接機構がそれぞれ別々に設けられている。このた
め、装置の大型化や機構の複雑化を招くという問題があ
る。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、簡易な構成により転写フィルムに対して除電ロ
ーラおよび転写ローラを離接させることができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、転写手段で転
写媒体に形成された画像を記録紙に転写した後、クリー
ニング手段で転写媒体上の残留トナーを除去する前に、
除電手段で残留トナーを転写媒体から浮き上がらせる画
像形成装置において、離接カムを回転させることにより
転写手段及び除電手段を同時に転写媒体から離接させる
ようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る画像形
成装置は、画像が形成される転写媒体と、前記画像を記
録紙に転写する転写手段と、前記転写手段が転写した後
に前記転写媒体の残留トナーを除去するクリーニング手
段と、前記転写手段が転写した後、前記クリーニング手
段が除去する前に前記残留トナーを浮き上がらせる除電
手段と、前記転写手段及び前記除電手段を回転すること
により前記転写媒体から同時に離接させる離接カムと、
前記離接カムの回転を制御する制御手段と、を具備する
構成を採る。
【0010】この構成によれば、制御手段の制御に基づ
いて離接カムが回転し転写手段及び除電手段を転写媒体
から離接させる。このため、離接カムの回転を制御する
という簡単な制御で転写手段及び除電手段を転写媒体か
ら同時に離接させることができる。また、転写手段及び
除電手段を転写媒体から離接させる機構を別途設ける必
要がないため、装置本体の構成を簡易化することができ
る。
【0011】本発明の第2の態様に係る画像形成装置
は、第1の態様において、前記離接カムの回転に連動し
て前記転写手段及び前記除電手段と同時に前記クリーニ
ング手段を前記転写媒体から離接させる構成を採る。
【0012】この構成によれば、クリーニング手段が離
接カムの回転に連動して、転写手段及び除電手段と同時
に転写媒体から離接する。このため、離接カムの回転を
制御するという簡単な制御で転写手段及び除電手段と同
時にクリーニング手段を転写媒体から離接させることが
できる。また、クリーニング手段を転写媒体から離接さ
せる機構を別途設ける必要がないため、装置本体の構成
を簡易化することができる。
【0013】本発明の第3の態様に係る画像形成装置
は、第1又は第2の態様において、前記転写媒体に形成
される画像は、複数色の画像を重ねて形成されるカラー
画像である構成を採る。
【0014】この構成によれば、カラー画像を形成する
画像形成装置において、請求項1又は請求項2記載の画
像形成装置による効果を得ることができる。
【0015】本発明の第4の態様に係る画像形成装置
は、第1から第3の態様において、前記除電手段及び前
記クリーニング手段が回転可能なローラであり、前記転
写媒体を回転させるための駆動源の駆動力を前記2つの
ローラの回転軸に伝達する伝達機構を具備する構成を採
る。
【0016】この構成によれば、除電手段及びクリーニ
ング手段として機能するローラが転写媒体の回転に連動
して回転する。このため、除電手段及びクリーニング手
段として機能するローラを回転させる機構を別途設ける
必要がない。したがって、装置本体の構成を簡易化する
ことができる。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態に係る画像
形成装置の構成を示す概略断面図である。図1に示すよ
うに、本画像形成装置100は、給紙カセット101が
底部に設置されている。記録紙束102から最上面の記
録紙がピックアップローラ103によって、給紙カセッ
ト101から取り出される。給紙カセット101から取
り出された記録紙は、レジストローラ104へ渡され
る。レジストローラ104の先には、転写ユニット10
5が設置されている。
【0019】転写ユニット105は、4色の画像が重ね
られる転写フィルム106と転写フィルム106に残留
したトナーのクリーニングユニット107とを有し、そ
れらがカバー108で覆われている。転写フィルム10
6は、半導電性を有する素材で構成されている。転写フ
ィルム106が後述するプロセスユニットおよび記録紙
と接触する部分は、カバー108が開口している。これ
により、転写フィルム106が感光体および記録紙に直
接接触する。転写フィルム106は、3本の転写フィル
ム搬送ローラ109によって支持され、図示しない駆動
モータにより矢印A方向に周回動する。転写フィルム1
06が記録紙に接触する部分に配置された転写フィルム
搬送ローラ109に転写ローラ110が対向して設置さ
れている。転写ローラ110は、転写フィルム106に
重ねられたカラー画像を記録紙に転写する。3本の転写
フィルム搬送ローラ109の内側には、残留トナーボッ
クス111が格納されている。残留トナーボックス11
1は、クリーニングユニット107とパイプを介して接
続されている。クリーニングユニット107が転写フィ
ルム106から除去した残留トナーがパイプを通って残
留トナーボックス111に収納されるようになってい
る。このような、転写ユニット105が本記録装置10
0に着脱自在に設けられている。したがって、残留トナ
ーボックス111が残留トナーで一杯になった場合、転
写ユニット105ごと交換することができる。これによ
り、残留トナーが漏れて本画像形成装置100の内部等
が汚れてしまうことを防止することができる。
【0020】転写ユニット105の上方、所定位置に
は、検知センサ112が設置されている。検知センサ1
12は、発光素子と受光素子とから構成される。検知セ
ンサ112は、転写ユニット105のカバー108に設
けられた開口部を介して、転写フィルム106に設けら
れたレジストマークに発光する。そして、検知センサ1
12は、そのレジストマークから反射光を受光してレジ
ストマークを検知する。
【0021】プロセスユニット113が転写ユニット1
05に隣接して設置されている。プロセスユニット11
3は、4色のプロセスカートリッジ114を備える。レ
ーザ駆動装置、ポリゴンミラー等で構成されるLSU1
15によって、カートリッジ毎に設けられた感光体11
6に静電潜像が形成される。イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のプロセスカートリッジ114によ
って形成されるカラー画像が転写フィルム106の同一
位置に重ねられる。転写ローラ110が転写フィルム1
06に重ねられた画像を記録紙に転写する。このとき、
転写フィルム106と記録紙の先端との位置調整はレジ
ストローラ104によって行われる。
【0022】カラー画像が転写された記録紙は、転写ユ
ニット105から定着ユニット117へ搬送される。定
着ユニット117は、定着ローラ118および加圧ロー
ラ119と、定着ローラ118に残留したトナーの剥離
性を高めるオイルを塗布するオイル塗布ローラ120と
を備えている。定着ローラ118が記録紙の記録面に熱
を加え、加圧ローラ119が記録紙を定着ローラ118
との間で押圧することにより、記録紙に画像が定着す
る。定着ユニット117の出口に排出ローラ121が設
けられている。
【0023】図2に、上述した転写ユニット105の拡
大断面図を示す。図2(a)は、図1と反対側の側面
(以下、「右側面」という)から転写ユニット105を
示したものであり、図2(b)は、図1と同様の側面
(以下、「左側面」という)から転写ユニット105を
示したものである。図2(a)、(b)において、転写
フィルム搬送ローラ109が上下に2つ配置された方の
面を転写ユニット105の前面とし、その反対側の面を
転写ユニット105の後面とする。以下、図2(a)、
(b)を用いて、転写ユニット105の具体的な構成に
ついて説明する。まず、転写ユニット105の右側面か
ら説明する。
【0024】図2(a)に示すように、転写ユニット1
05の前面側に配置された転写フィルム搬送ローラ10
9のうち、上側に配置された転写フィルム搬送ローラ1
09Aの軸の端部にベルト駆動ギヤ201が取り付けら
れている。このベルト駆動ギヤ201に噛合する位置に
本体駆動ギヤ202が配置されている。本体駆動ギヤ2
02は、本画像形成装置100の本体側に設けられてい
る。本体駆動ギヤ202は、転写フィルム106を移動
するための駆動力を転写ユニット105に加える。
【0025】ベルト駆動ギヤ201より転写ユニット1
05の内側にタイミングプーリA203がベルト駆動ギ
ヤ201と一体に設けられている。このタイミングプー
リA203にループ状のタイミングベルト204の一端
が掛けられている。タイミングベルト204の他端は、
クリーニングユニット107の内側に配置された支点軸
205の端部に取り付けられたタイミングプーリB20
6に掛けられている。タイミングプーリA203とタイ
ミングプーリB206との略中央にテンションローラ2
07が配置されている。このテンションローラ207
は、転写ユニット105の筐体に回転可能に取り付けら
れている。このテンションローラ207の上側からタイ
ミングベルト204が掛けられている。テンションロー
ラ207は、タイミングベルト204の回転に連動して
回転すると共にタイミングベルト204が弛むのを防止
している。
【0026】タイミングプーリB206が端部に取り付
けられた支点軸205は、クリーニングユニット107
の筐体を構成するクリーニングフレーム208に回転可
能に軸支されている。また、支点軸205は、クリーニ
ングフレーム208の外側で転写ユニット105の筐体
に揺動可能に軸支されている。これにより、クリーニン
グユニット107は、支点軸205を支点として、転写
ユニット105に対して揺動可能な構成となっている。
クリーニングフレーム208は、図示しないバネによっ
て、後述するクリーニングローラ209を転写フィルム
106に押圧する方向に付勢されている。
【0027】クリーニングユニット107の内側におい
て、支点軸205よりわずかに転写ユニット105の前
面側にクリーニングローラ209が配置されている。ク
リーニングローラ209は、クリーニングフレーム20
8に回転可能に軸支されている。
【0028】クリーニングローラ209には、直流電源
が接続されている。クリーニングローラには、この直流
電源によってトナーと逆極の正極性の電圧が印加されて
いる。このため、転写フィルム106に接触した場合、
クリーニングローラ209は、転写フィルム106上に
残留したマイナスの電荷のトナーを吸引する。これによ
り、転写フィルム106上の残留トナーが除去される。
【0029】また、転写フィルム106を挟んでクリー
ニングローラ209に対向する位置に可動ブラシ231
が配置されている。可動ブラシ232は、電気的に接地
している。可動ブラシ232は、クリーニングローラ2
09が転写フィルム106に接触した場合に、クリーニ
ングローラ209の対向電極として機能する。これによ
り、クリーニングローラ209のクリーニング性能を向
上させている。
【0030】クリーニングフレーム208の端部にクリ
ーニング離接レバー210が設けられている。クリーニ
ング離接レバー210は、上方に突出する形状に設けら
れている。転写ユニット105のカバー108のうち、
このクリーニング離接レバー210に対応する位置に開
口部が設けられている。クリーニング離接レバー210
の上端部は、この開口部を介してカバー108から突出
している。
【0031】カバー108から突出したクリーニング離
接レバー210の上端部近傍であって、転写ユニット1
05の前面側に本体カムピンM211が設けられてい
る。本体カムピンM211は、本画像形成装置100本
体に設けられている。本体カムピンM211は、同じく
本画像形成装置100本体に設けられた、図示しない駆
動機構により矢印A、B方向に所定位置まで移動する。
この本体カムピンMの移動に連動して、クリーニング離
接レバー210も同一方向に移動する。これに従って、
クリーニングユニット107は、支点軸205を支点と
して、矢印C、D方向に所定位置まで揺動する。
【0032】図2(a)では、本体カムピンM211が
矢印A方向に所定位置まで移動し、クリーニングローラ
209が転写フィルム106から離間した場合について
示している。
【0033】一方、図2(a)に示すように、転写ユニ
ット105の後面側に配置された転写フィルム搬送ロー
ラ109Bの軸の端部に転写ローラ離接カム212が取
り付けられている。この転写ローラ離接カム212は、
転写フィルム搬送ローラ109Bの軸に固定されず、転
写フィルム搬送ローラ109Bから独立して移動する。
【0034】また、転写フィルム搬送ローラ109Bに
対向する位置に転写ローラ110が配置されている。転
写ローラ110は、本画像形成装置100本体におい
て、矢印E、F方向に移動可能に設けられている。転写
ローラ110は、図示しないバネによって転写フィルム
106に接触する方向に付勢されている。
【0035】図2(a)に示すように、転写ローラ離接
カム212は、略円形の側面形状を有している。そし
て、その略円形の側面形状の周面のうち、所定位置に突
出部212Aおよび212Bが形成されている。また、
その周面の一部にギヤ212Cが形成されている。
【0036】転写ローラ離接カム212の側面のうち、
転写ユニット105の後面側に本体カムピンN213が
設けられている。本体カムピンN213は、本画像形成
装置100本体に設けられた、図示しない駆動機構によ
り矢印G、H方向に所定位置まで移動する。転写ローラ
離接カム212は、この本体カムピンN213と連動し
て矢印G、H方向に所定位置まで回転する。
【0037】転写ローラ離接カム212に形成された突
出部212Aは、転写ローラ離接カム212が矢印H方
向に所定位置まで回転すると、転写ユニット105の後
面側に突出する一方、転写ローラ離接カム212が矢印
G方向に所定位置まで回転すると、転写ユニット105
から突出しない形状に設けられている。したがって、転
写ローラ離接カム212が矢印H方向に所定位置まで回
転すると、突出部212Aが転写ローラ110の周面に
当接する。これにより、転写ローラ110は、矢印E方
向に押され、転写フィルム106から離間する。
【0038】図2(a)では、転写ローラ離接カム21
2に設けられた突出部212Aによって、転写ローラ1
10が転写フィルム106から離間した場合について示
している。
【0039】また、転写ローラ離接カム212の上方
に、除電ローラ離接カム214が配置されている。除電
ローラ離接カム214の一端は、支点軸215を介して
転写ユニット105の筐体に取り付けられている。これ
により、除電ローラ離接カム214の他端は、支点軸2
15を支点として、図中矢印I、J方向に所定位置まで
揺動可能な構成となっている。
【0040】除電ローラ離接カム214の他端に、除電
ローラ216の軸217が回転可能に軸支されている。
除電ローラ216は、電気的に接地されている。除電ロ
ーラ216は、可動ブラシ231と同様に、後述する固
定ブラシの対向電極として機能する。
【0041】また、転写フィルム106を挟んで除電ロ
ーラ216に対向する位置に固定ブラシ232が配置さ
れている。この固定ブラシ232には、直流電源が接続
されている。固定ブラシ232には、この直流電源によ
ってトナーと逆極の正極性の電圧が印加されている。こ
れにより、除電ローラ216が転写フィルム106に接
触した場合、転写フィルム106上の残留トナー、特
に、中性または遊極トナーの極性を逆極性に整えてい
る。
【0042】除電ローラ離接カム214の他端には、下
方に突出する突出部214Aが設けられている。除電ロ
ーラ離接カム214は、図示しないバネによって除電ロ
ーラ216を転写フィルム106に押圧する方向に付勢
されている。これにより、突出部214Aは、転写ロー
ラ離接カム212の周面に押圧される。そして、突出部
214Aは、転写ローラ離接カム212の周面の形状に
沿って移動する。
【0043】転写ローラ離接カム212に形成された突
出部212Bは、転写ローラ離接カム212が矢印H方
向に所定位置まで回転すると、除電ローラ離接カム21
4に形成された突出部214Aを上方に移動させる一
方、転写ローラ離接カム212が矢印G方向に所定位置
まで回転すると、除電ローラ離接カム214に形成され
た突出部214Aを下方に移動させる形状に設けられて
いる。したがって、転写ローラ離接カム212が矢印H
方向に所定位置まで回転すると、除電ローラ離接カム2
14に設けられた突出部214Aが上方に移動する。こ
れにより、除電ローラ216も矢印I方向に移動し、転
写フィルム106から離間する。
【0044】このように、転写ローラ離接カム212が
回転することにより、転写ローラ110および除電ロー
ラ216を転写フィルム10から離間するような形状に
転写ローラ離接カム212が設けられているので、本体
カムピンN213を移動するといった簡単な制御によっ
て、転写ローラ110および除電ローラ216を転写フ
ィルム10から同時に離間することができる。
【0045】図2(a)では、転写ローラ離接カム21
2に形成された突出部212Bによって、除電ローラ離
接カム214に形成された突出部214Aが上方に移動
し、除電ローラ216が転写フィルム106から離間し
た場合について示している。
【0046】また、転写ローラ離接カム212に形成さ
れたギヤ212Cに噛合する位置に連結ギヤ218が配
置されている。連結ギヤ218は、支点軸219を介し
て、転写ユニット105の筐体に回転可能に取り付けら
れている。連結ギヤ218は、支点軸219に固定され
ている。このため、連結ギヤ218は、支点軸219と
一緒に回転する。転写ローラ離接カム212が矢印H方
向に所定位置まで回転すると、連結ギヤ218は、矢印
L方向に所定位置まで回転する。
【0047】図2(a)では、転写ローラ離接カム21
2が矢印H方向に所定位置まで回転し、連結ギヤ218
が矢印L方向に所定位置まで回転した場合について示し
ている。
【0048】次に、図2(b)を用いて、転写ユニット
105の左側面について説明する。
【0049】図2(b)に示すように、クリーニングユ
ニット107の内側に配置された支点軸205の端部に
クリーナギヤA220が取り付けられている。クリーナ
ギヤA220は、支点軸205に固定されている。この
ため、クリーナギヤA220は、支点軸205と一緒に
回転する。
【0050】このクリーナギヤA220の上方であっ
て、かつ、このクリーナギヤA220に噛合する位置に
クリーナギヤB221が配置されている。このクリーナ
ギヤB221は、クリーニングフレーム208に回転可
能に取り付けられている。
【0051】このクリーナギヤB221に噛合する位置
にクリーニングローラ209の軸の端部に取り付けられ
たクリーナギヤC222が配置されている。クリーナギ
ヤC222は、クリーニングローラ209の軸に固定さ
れている。このため、クリーニングローラ209は、ク
リーナギヤC222と一緒に回転する。
【0052】これにより、クリーナギヤA220に加え
られた駆動力は、クリーナギヤB221を介してクリー
ナギヤC222に伝達される。したがって、図2(a)
に示した本体駆動ギヤ202の駆動力がベルト駆動ギヤ
201、タイミングベルト204、支点軸205および
クリーナギヤA220等のクリーナギヤを介して、クリ
ーニングローラ209に伝達される。
【0053】このように、クリーニングフレーム208
の支点軸205に対して常に同一の位置関係を有するク
リーナギヤB221およびクリーナギヤC222を介し
て、支点軸205に加えられた駆動力がクリーニングロ
ーラ209に伝達される。このため、クリーニングフレ
ーム208の位置に関わらず、クリーニングローラ20
9は、回転することができる。
【0054】一方、クリーナギヤA220の下方であっ
て、かつ、このクリーナギヤA220に噛合する位置に
クリーナギヤD223が配置されている。このクリーナ
ギヤD223は、転写ユニット105の筐体に回転可能
に取り付けられている。
【0055】このクリーナギヤD223に噛合する位置
に支点軸215の端部に取り付けられたクリーナギヤE
224が配置されている。クリーナギヤE224は、支
点軸215に回転可能に取り付けられている。
【0056】このクリーナギヤE224に噛合する位置
にクリーナギヤF225が配置され、このクリーナギヤ
F225に噛合する位置にクリーナギヤG226が配置
されている。このクリーナギヤG225に噛合する位置
に除電ローラ216の軸217の端部に取り付けられた
クリーナギヤH227が配置されている。クリーナギヤ
H227は、除電ローラ216の軸217に固定されて
いる。このため、除電ローラ216は、クリーナギヤH
227と一緒に回転する。
【0057】これにより、クリーナギヤA220に加え
られた駆動力がクリーナギヤD223〜クリーナギヤG
226を介してクリーナギヤH227に伝達される。し
たがって、図2(a)に示した本体駆動ギヤ202の駆
動力がベルト駆動ギヤ201、タイミングベルト20
4、支点軸205およびクリーナギヤA220等のクリ
ーナギヤを介して、除電ローラ216に伝達される。
【0058】クリーナギヤF225およびクリーナギヤ
G226は、図2(a)に示した除電ローラ離接カム2
14と同一の形状を有する除電ローラ離接カム228に
それぞれ回転可能に取り付けられている。また、クリー
ナギヤH227が取り付けられた軸217は、除電ロー
ラ離接カム228に回転可能に軸支されている。このた
め、除電ローラ離接カム228が移動した場合、クリー
ナギヤF225〜クリーナギヤH227は、この除電ロ
ーラ離接カム228と一緒に移動する。
【0059】このように、除電ローラ離接カム228の
支点軸215に対して常に同一に位置関係を有するクリ
ーナギヤF225〜クリーナギヤH227を介して、支
点軸215に加えられた駆動力が除電ローラ216に伝
達される。このため、除電ローラ離接カム228の位置
に関わらず、除電ローラ216は、回転することができ
る。
【0060】除電ローラ離接カム228の下方には、図
2(a)に示した転写ローラ離接カム212および連結
ギヤ218と同一形状を有する転写ローラ離接カム22
9および連結ギヤ230が配置されている。
【0061】連結ギヤ230は、転写ローラ離接カム2
12のギヤ212Cに対する連結ギヤ218と同一の位
置関係で、転写ローラ離接カム229のギヤ229Cに
噛合している。連結ギヤ230は、連結ギヤ218と同
様に、支点軸219を介して、転写ユニット105の筐
体に回転可能に取り付けられている。連結ギヤ230
は、支点軸219に固定されている。したがって、連結
ギヤ218が回転すると、連結ギヤ230も同一位置ま
で回転する。
【0062】連結ギヤ230は、転写ローラ離接カム2
12のギヤ212Cに対する連結ギヤ218と同一の位
置関係で、転写ローラ離接カム229のギヤ229Cに
噛合しているので、連結ギヤ230が回転すると、転写
ローラ離接カム229も転写ローラ離接カム212と同
一位置まで回転する。
【0063】また、転写ローラ離接カム229は、転写
ローラ離接カム212に形成された突出部212Aおよ
び突出部212Bと同一の形状を有する突出部229A
および突出部229Bを有している。このため、転写ロ
ーラ離接カム229が矢印H方向に所定位置まで回転す
ると、突出部229Aは、転写ローラ110を矢印E方
向に押し、転写フィルム106から離間させる。そし
て、突出部229Bは、除電ローラ離接カム228の突
出部228Aを上方に移動させることによって、除電ロ
ーラ216を転写フィルム106から離間させる。
【0064】図2(b)では、図2(a)に示したよう
に、転写ローラ離接カム212が矢印H方向に所定位置
まで回転した場合に対応して、転写ローラ離接カム22
9が矢印H方向に所定位置まで回転している場合につい
て示している。したがって、転写ローラ110および除
電ローラ216が転写フィルム106から離間してい
る。
【0065】次に、上記構成を有する画像形成装置の動
作について説明する。
【0066】まず、オペレータから画像形成の指示が与
えられると、プロセスユニット113が回転し、イエロ
ー用のプロセスカートリッジ114内の感光体116が
静電画像の形成位置まで移動する。この状態で、この感
光体116上にLSU115によって静電画像が形成さ
れる。感光体116上に形成された静電画像は、転写フ
ィルム106の所定位置に転写される。
【0067】転写フィルム106にイエローの画像が転
写されると、プロセスユニット113が90度回転し、
マゼンタ用のプロセスカートリッジ114内の感光体1
16が静電画像の形成位置まで移動する。そして、上述
のイエローの場合と同様の動作によって、マゼンタの画
像がイエローの画像と同一位置に重ねられる。同様に、
シアンおよびブラックの画像を転写フィルム106の同
一位置に重ねることによって、転写フィルム106にカ
ラー画像が形成される。
【0068】ここで、転写フィルム106にカラー画像
が形成されるまでの転写ユニット105の動作について
説明する。
【0069】イエローからシアンの画像が転写フィルム
106に転写されるまで、転写ユニット105は、図2
(a)、(b)に示したように、転写ローラ110、ク
リーニングローラ209、除電ローラ216が転写フィ
ルム106から離間した状態となっている。
【0070】すなわち、本画像形成装置100本体に設
けられた駆動機構が本体カムピンMを矢印A方向に所定
位置まで移動させている。これに連動して、クリーニン
グフレーム208が支点軸205を支点として矢印C方
向に所定位置まで移動している状態になっている。ま
た、本画像形成装置100本体に設けられた駆動機構が
本体カムピンN213を矢印H方向に所定位置まで移動
させている。これに連動して、転写ローラ離接カム21
2が矢印H方向に所定位置まで回転している状態になっ
ている。
【0071】このように、転写ローラ110、クリーニ
ングローラ209および除電ローラ216が転写フィル
ム106から離間した状態になっているので、転写フィ
ルム106上に形成された画像が乱されることはない。
【0072】そして、ブラックの画像を転写フィルム1
06に形成するタイミングで、転写ユニット105は、
図3(a)、(b)に示す状態となる。
【0073】すなわち、本画像形成装置100に設けら
れた駆動機構が本体カムピンMを矢印B方向に所定位置
まで移動させる。これに連動して、クリーニングフレー
ム208が支点軸205を支点として矢印D方向に所定
位置まで移動する。これにより、クリーニングローラ2
09が転写フィルム106に接触する。
【0074】これと同時に、本画像形成装置100に設
けられた駆動機構が本体カムピンN213を矢印G方向
に所定位置まで移動させる。これに連動して、転写ロー
ラ離接カム212が矢印G方向に所定位置まで回転す
る。
【0075】転写ローラ離接カム212が矢印G方向に
所定位置まで回転することにより、、転写ローラ110
は、転写ローラ離接カム212(229)に形成された
突出部212A(229A)の規制から解放される。こ
のため、転写ローラ110は、矢印F方向に所定位置ま
で移動する。これにより、転写ローラ110が転写フィ
ルム106に接触する。
【0076】また、転写ローラ離接カム212が矢印G
方向に所定位置まで回転することにより、除電ローラ離
接カム214は、転写ローラ離接カム212(229)
に形成された突出部212B(229B)の規制から解
放される。このため、除電ローラ離接カム214は、矢
印J方向に所定位置まで移動する。これに連動して、除
電ローラ216も矢印J方向に所定位置まで移動する。
これにより、除電ローラ216が転写フィルム106に
接触する。
【0077】このように、転写ローラ離接カム212が
回転することにより、転写ローラ110および除電ロー
ラ216を転写フィルム106から接触するような形状
に転写ローラ離接カム212が設けられているので、本
体カムピンN213を移動するといった簡単な制御によ
って、転写ローラ110および除電ローラ216を転写
フィルム106に同時に接触させることができる。
【0078】この状態で、ブラックの画像が転写フィル
ム106に転写される。これにより、転写フィルム10
6にカラー画像が形成される。転写フィルム106に形
成されたカラー画像は、記録紙に対する転写位置まで移
動する。そして、転写ローラ110は、このカラー画像
を記録紙に転写する。
【0079】記録紙に転写されなかった残留トナーは、
除電ローラ216の下方を通過し、クリーニングローラ
209まで移動する。除電ローラ216の下方を通過す
るときに、転写フィルム106上の残留トナーは、極性
を逆極性に整えられる。そして、クリーニングローラ2
09は、この残留トナーをクリーニングする。
【0080】具体的にいうと、転写ローラ110によっ
て記録紙に転写されずに転写フィルム106に残留した
トナーの一部は、これまでとは逆の極性の正極に帯電し
てしまう場合がある。これは、転写ローラ110が記録
紙にカラー画像を転写する場合に転写ローラ110に
は、正極性の電圧が印加されているためである。
【0081】一方、クリーニングローラ209には、上
述したように、正極性(+230V)の電圧が印加され
ている。このため、転写フィルム106上の正極に帯電
した残留トナーは、クリーニングローラ209と電気的
に反発する。したがって、この残留トナーは、クリーニ
ングローラ209によって、クリーニングすることがで
きない。
【0082】除電ローラ216と固定ブラシ232との
間を通過することによって、正極に帯電したトナーが順
極性に戻される。これにより、クリーニングローラ20
9が残留トナーを吸着することができるようになるの
で、クリーニングローラ209が残留したトナーをクリ
ーニングする。
【0083】このとき、クリーニングローラ209およ
び除電ローラ216は、上述したように、本体駆動ギヤ
202から加えられた、転写フィルム106を移動させ
るための駆動力を利用して回転している。
【0084】すなわち、本画像形成装置100は、本体
駆動ギヤ202を矢印A方向に回転させて、転写フィル
ム106を移動している。本体駆動ギヤ202が矢印A
方向に回転すると、図3(a)に示すように、これに連
動して、ベルト駆動ギヤ201が矢印B方向に回転す
る。これにより、タイミングベルト204が矢印C方向
に回転する。これに連動して、支点軸205が矢印D方
向に回転する。
【0085】支点軸が矢印D方向に回転すると、図3
(b)に示すように、クリーナギヤA220も矢印D方
向に回転する。クリーナギヤA220が矢印D方向に回
転すると、クリーナギヤB221を介して、クリーナギ
ヤC222がE方向に回転する。これにより、クリーニ
ングローラ209も矢印E方向に回転する。このように
して、転写フィルム106を移動するための駆動力を利
用して、クリーニングローラ209が回転している。
【0086】一方、クリーナギヤA220が矢印D方向
に回転すると、これに連動して、クリーナギヤD223
が矢印F方向に回転する。クリーナギヤD223が矢印
F方向に回転すると、これに連動して、クリーナギヤE
224が矢印G方向に回転する。クリーナギヤE224
が矢印G方向に回転すると、クリーナギヤF225およ
びクリーナギヤG226を介して、クリーナギヤH22
7が矢印H方向に回転する。これにより、除電ローラ2
16も矢印H方向に回転する。このようにして、転写フ
ィルム106を移動するための駆動力を利用して、除電
ローラ216が回転している。
【0087】このように、本画像形成装置100は、転
写フィルム106を移動するための駆動力を利用して、
クリーニングローラ209および除電ローラ216を回
転させている。このため、クリーニングローラ209お
よび除電ローラ216を回転させるための駆動機構を別
途設ける必要がなくなると共に、装置本体をコンパクト
な構成で実現することができる。
【0088】このように、本実施の形態によれば、転写
ローラ離接カム212が所定位置まで回転した場合に、
転写ローラ110および除電ローラ216を転写フィル
ム106に対して離間または接触させる形状に転写ロー
ラ離接カム212を設けているので、本体カムピンN2
13を移動させるといった簡単な制御によって、転写ロ
ーラ110および除電ローラ216同時に転写フィルム
106に対して、離間または接触させることができる。
【0089】また、本実施の形態によれば、転写フィル
ム106を移動するための駆動力を利用して、クリーニ
ングローラ209および除電ローラ216を回転させて
いる。このため、クリーニングローラ209および除電
ローラ216を回転させるための駆動機構を別途設ける
必要がなくなると共に、装置本体をコンパクトな構成で
実現することができる。
【0090】なお、本実施の形態では、転写フィルム1
06に対するクリーニングローラ209の離接動作を本
体カムピンM211により制御し、転写フィルム106
に対する転写ローラ110および除電ローラ216の離
接動作を本体カムピンN213により制御している。し
かし、このように別々に制御するのではなく、2つの本
体カムピンを連動させる機構を設けることにより、1つ
の制御機構で同時にクリーニングローラ209、転写ロ
ーラ110および除電ローラ216の転写フィルム10
6に対する離接動作を制御するようにしてもよい。この
ように変更した場合には、装置本体をよりコンパクトな
構成で実現することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ローラ離接カムが回転した場合に転写ローラおよび
除電ローラを同時に離接させるような形状に転写ローラ
離接カムを設けたので、簡易な構成により転写フィルム
に対して除電ローラおよび転写ローラを離接させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構
成を示す概略断面図
【図2】(a)上記実施の形態に係る画像形成装置の転
写ユニットにおいて、転写ローラ等が転写フィルムから
離間した場合の右側面の拡大断面図 (b)上記実施の形態に係る画像形成装置の転写ユニッ
トにおいて、転写ローラ等が転写フィルムから離間した
場合の左側面の拡大断面図
【図3】(a)上記実施の形態に係る画像形成装置の転
写ユニットにおいて、転写ローラ等が転写フィルムに接
触した場合の右側面の拡大断面図 (b)上記実施の形態に係る画像形成装置の転写ユニッ
トにおいて、転写ローラ等が転写フィルムに接触した場
合の左側面の拡大断面図
【符号の説明】
100 画像形成装置 105 転写ユニット 106 転写フィルム 107 クリーニングユニット 109 転写フィルム搬送ローラ 110 転写ローラ 205 支点軸 208 クリーニングフレーム 209 クリーニングローラ 210 クリーニング離接レバー 211 本体カムピンM 212 転写ローラ離接カム 213 本体カムピンN 214 除電ローラ離接カム 215 支点軸 216 除電ローラ 218 連結ギヤ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−293478(JP,A) 特開 平3−107180(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/01 114

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成される転写媒体と、前記画像
    を記録紙に転写する転写手段と、前記転写手段が転写し
    た後に前記転写媒体の残留トナーを除去するクリーニン
    グ手段と、前記転写手段が転写した後、前記クリーニン
    グ手段が除去する前に前記残留トナーを浮き上がらせる
    除電手段と、前記転写手段及び前記除電手段を回転する
    ことにより前記転写媒体から同時に離接させる離接カム
    と、前記離接カムの回転を制御する制御手段と、を具備
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記離接カムの回転に連動して前記転写
    手段及び前記除電手段と同時に前記クリーニング手段を
    前記転写媒体から離接させることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写媒体に形成される画像は、複数
    色の画像を重ねて形成されるカラー画像であることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記除電手段及び前記クリーニング手段
    が回転可能なローラであり、前記転写媒体を回転させる
    ための駆動源の駆動力を前記2つのローラの回転軸に伝
    達する伝達機構を具備することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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