JPH11160851A - 版下作成用ネットワークシステム、印章作成方法および名刺作成方法 - Google Patents

版下作成用ネットワークシステム、印章作成方法および名刺作成方法

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JPH11160851A
JPH11160851A JP32827997A JP32827997A JPH11160851A JP H11160851 A JPH11160851 A JP H11160851A JP 32827997 A JP32827997 A JP 32827997A JP 32827997 A JP32827997 A JP 32827997A JP H11160851 A JPH11160851 A JP H11160851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印章や名刺などの、版下を作成して該版下に
基づいて製作される製品を、低価格で提供することがで
き、さらに依頼の時から納品するまでの期間を短縮す
る。 【解決手段】 本発明に係る版下作成用ネットワークシ
ステムは、版下を作成するための版下データを作成して
伝送する版下作成用システム1と、上記版下作成用シス
テム1から伝送される版下データに基づいて版下を出力
する版下出力用システム3と、上記版下作成用システ1
ムと上記版下出力用システム3とを接続するネットワー
ク2とを備えたネットワークシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、版下を作成するた
めの版下データを作成して伝送する版下作成用システム
と、上記版下作成用システムから伝送される版下データ
に基づいて版下を出力する版下出力用システムと、上記
版下作成用システムと上記版下出力用システムとを接続
するネットワークとを備えたネットワークシステムに関
する。
【0002】また、本発明は、上記ネットワークを適用
した印章作成方法および名刺作成方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来において、例えば印章等のような、
版下を作成し、この版下に基づいて製作される製品を注
文する場合、図3に示すように、製作依頼者が任意の用
紙等に所望する印章のイメージとなる原稿、すなわち版
下原稿を作成し(ステップS101)、製作業者に持ち
込む。このとき、このイメージを具体化するために念入
りな打合せ等が行われる。以下、印章を製作するための
工程を例にして説明する。
【0004】製作業者では、上記版下原稿および打合せ
内容に基づいて、文字の種類やレイアウトを検討し、写
真植字等を行って、印章の直接的な版下を作成する(ス
テップS102)。続いて、この版下を出力する(ステ
ップS103)。さらに、この出力された版下に誤字脱
字等がないかを校正する(ステップS104)。
【0005】次に、校正終了後の版下により、上記印章
のイメージを表すことができるか、仮刷り等を行って文
字の種類やレイアウト等のバランスが適当であるかを確
認、判別し(ステップS105)、この判別結果がN
O、すなわち版下から得られる印章が依頼者の所望する
印章ではないと判別されたときはステップS102に戻
って、ステップS102〜S104までの工程を繰り返
す。また、この判別結果がYES、すなわち版下から得
られる印章が依頼者が所望する印章であると判別された
ときはステップS106に進む。なお、通常はこの確認
が、製作業者側のみで行われるが、必要に応じて製作依
頼者も参加して行われる。
【0006】続いて、依頼者が所望する印章が得られる
と判断された版下を用いて、実際に印章を製作して(ス
テップS106)、該依頼者へ納品する(ステップS1
07)。通常は、少なくともステップS102〜S10
6の工程が製作業者が行う工程(ステップS110)と
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ような従来の方法にしたがって、印章を製作する際に、
ステップS110の中でも特に依頼を受けてから版下を
作成し、出力するまでの工程(ステップS102、S1
03)が最も時間と手間がかかるとともに、内容により
版下作成期間も異なる。したがって、納期を短縮するこ
とが困難であるばかりではなく、依頼を受けた時点で納
品時期を決定することが困難であった。
【0008】また、依頼して製作される印章は、既製の
印章のように大量生産するものではない。したがって、
折角手間暇かけて版下を作成しても、この版下はその場
限りのものが多い。
【0009】このため、少しでも版下作成までの工程を
早く済ませるために、中には外部の業者に依頼する場合
もあった。その結果、印章の値段が上昇することになっ
てしまう。通常、印章製作の依頼を受けるときに費用の
見積もりをとるのだが、出来上がった印章が、当初見積
もった予算よりも高くなってしまうことがあった。
【0010】さらに、実際に、依頼者が作成し、持ち込
んだ版下原稿をそのまま使用できる場合が極めて少な
く、および依頼者の持つイメージ通りのものを版下に起
こすことが困難であるため、一旦版下作成した後の該版
下の校正および確認(ステップS104、S105)に
手間が掛かっていた。
【0011】そこで、依頼者に版下を作成させて、この
版下を持ち込ませて注文を受けることが望ましい。しか
し、版下作成は、作業に携わる人の技能に頼ることが多
い。したがって、文字の種類やレイアウト等に知識のな
い依頼者が版下を作成することを期待することは困難で
ある。さらに、版下作成を依頼者に課すと気軽に印章の
製作を依頼することができなくなってしまう虞があっ
た。
【0012】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、印章や名刺などの、版下を作成して
該版下に基づいて製作される製品を、低価格で提供する
ことができ、さらに依頼の時から納品するまでの期間を
短縮することが可能な版下作成用ネットワークシステム
を提供することを目的としている。
【0013】また、本発明はこのような版下作成用ネッ
トワークシステムを用いて得られた版下を使用する印章
作成方法および名刺作成方法を提供することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る版下作成用
ネットワークシステムは、上述の問題を解決するため
に、版下を作成するための版下データを作成して伝送す
る版下作成用システムと、上記版下作成用システムから
伝送される版下データに基づいて版下を出力する版下出
力用システムと、上記版下作成用システムと上記版下出
力用システムとを接続するネットワークとを備えたネッ
トワークシステムであって、上記版下作成用システム
は、上記版下データを入力するとともに該版下作成用シ
ステムの操作入力を行うための第一の入力手段と、該版
下データに基づいて版下イメージを表示する表示手段
と、上記版下データを上記ネットワークに伝送する送信
手段と、上記第一の入力手段からの入力に応じて版下デ
ータを作成し、または該版下作成用システム全体の動作
を制御する第一の制御手段とを有し、上記版下出力用シ
ステムは、該版下出力用システムの操作入力を行うため
の第二の入力手段と、上記版下作成用システムの送信手
段から上記ネットワークを介して伝送される版下データ
を受信する受信手段と、上記受信手段にて受信した版下
データを出力する出力手段と、上記第二の入力手段から
の入力に応じて該版下出力用システム全体の動作を制御
する第二の制御手段とを有することを特徴としている。
【0015】また、上記版下データは、上記版下出力用
システムから上記ネットワークを介して送られる指示に
従って作成されることが好ましい。また、上記版下出力
用システムは、上記受信手段にて受信した版下データに
基づいて版下イメージを表示する表示手段を有すること
が好ましい。
【0016】また、上記ネットワークは、上記版下作成
用システムおよび上記版下出力用システムの双方から接
続可能なデータベースを有し、上記データベースは、上
記版下作成用システムから伝送される版下データを一旦
取り込んで、上記版下出力用システムからのアクセス指
示に基づいて該版下データを該版下出力用システムに伝
送することが好ましい。
【0017】また、上記データベースは、上記版下作成
用システムからのアクセス可能な範囲を制限するデータ
構造を有することが好ましい。また、上記版下データ
は、少なくとも該版下に基づいて製作される製品の全体
イメージからなるデータと、該製品にて用いられる文字
の種類からなるデータとからなることが好ましい。
【0018】本発明に係る印章作成方法は、上述の版下
作成用ネットワークシステムにおいて作成された版下に
基づいて印章を作成することを特徴としている。本発明
に係る名刺作成方法は、上述の版下作成用ネットワーク
システムにおいて作成された版下に基づいて名刺を作成
することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る版下作成用ネ
ットワークシステム、印章作成方法および名刺作成方法
の具体的態様を、図面を参照しながら説明する。
【0020】上記版下作成用ネットワークシステムは、
図1に示すように、版下を作成するための版下データを
作成して伝送する版下作成用システム1と、上記版下作
成用システム1から伝送される版下データに基づいて版
下を出力する版下出力用システム3と、上記版下作成用
システ1ムと上記版下出力用システム3とを接続するネ
ットワーク2とを備えたネットワークシステムである。
【0021】版下作成用システム1は、上記版下データ
を入力するとともに該版下作成用システム1の操作入力
を行うための第一の入力手段である第1入力部11と、
該版下データに基づいて版下イメージを表示する表示部
12と、上記版下データを上記ネットワークに伝送する
送信手段13と、第1入力部11からの入力に応じて版
下データを作成し、または該版下作成用システム1全体
の動作を制御する第一の制御手段である第1コンピュー
タ13とを有する。
【0022】ネットワーク2は、版下作成用システム1
および版下出力用システム3の双方から伝送回線21、
22を介して接続可能なデータベース23を有する。版
下出力用システム3は、該版下出力用システム31の操
作入力を行うための第二の入力手段である第2入力部3
1と、上記版下作成用システム1の送信手段13から上
記ネットワーク2を介して伝送される版下データを受信
する受信手段33と、上記受信手段33にて受信した版
下データに基づいて版下イメージを表示する表示手段3
2と、該版下データを出力する出力手段35と、第2入
力部31からの入力に応じて該版下出力用システム3全
体の動作を制御する第二の制御手段である第2コンピュ
ータ34とを有する。
【0023】なお、上記版下作成用ネットワークシステ
ムでは、版下に基づいて製作される製品の依頼者が、版
下作成用システム1を操作して版下を製作し、一方製作
依頼を受ける製作業者が、版下出力用システム3を操作
して作成された版下を出力して、この版下に基づいて製
品を製作する。
【0024】版下作成用システム1において、第1入力
部11は、例えばキーボード、マウス型入力装置等から
構成され、創作依頼者が該システムを操作するために入
力を行うものである。また、後述する版下出力用システ
ム3から送られる版下作成用プログラムにしたがって、
版下を作成する際の入力も行われる。さらに、後述する
ように、作成した版下データをネットワーク2に送る際
に必要なデータを入力するためにも用いられる。
【0025】第1コンピュータ14は、第1入力部11
からの入力に応じて、後述するように版下データを作成
し、表示部12、版下作成側ネットワークインタフェイ
ス13に該版下データを送る。また、第1入力部11か
らの入力に応じて、表示部12および版下作成側ネット
ワークインタフェイス13の動作をオン/オフ制御す
る。
【0026】版下作成側ネットワークインタフェイス1
3は、ネットワーク2、すなわち伝送回線21を介して
データベース23に接続し、該データベース23に対し
てデータを送受信する部分である。送信するデータとし
ては、第1コンピュータ14から送られる版下データが
挙げられる。受信するデータとしては、後述するよう
に、版下出力用システム3からネットワーク2を介して
送られるデータ、例えば版下作成用プログラムが挙げら
れる。
【0027】表示部12は、第1入力部11からの入力
に応じて、例えばシステムの動作状態、第1コンピュー
タ14から送られる編集中の版下データに基づいて編集
中の版下イメージ等を表示する。
【0028】版下出力用システム3において、第2入力
部31は、上記第1入力部11と同様にキーボード、マ
ウス型入力装置等から構成され、製作業者が該システム
を操作するために入力を行うものである。また、後述す
るデータベース23にアクセスするための入力も行う。
【0029】第2コンピュータ34は、第2入力部31
からの入力に応じて、表示部32および版下出力側ネッ
トワークインタフェイス33の動作をオン/オフ制御す
る。また、版下出力側ネットワークインタフェイス33
を介して取り込んだ版下データを、第2入力部31から
の入力に応じて表示部32、出力手段35に送る。ま
た、版下作成用システム1に版下作成用プログラムを送
る。
【0030】表示部32は、第2入力部31からの入力
に応じて、第2コンピュータ34から送られる版下デー
タに基づいて版下イメージを表示する。出力手段35
は、第2コンピュータ34から送られる版下データに基
づいて版下を出力する。
【0031】ネットワーク2において、データベース2
3は、版下作成用システム1の版下作成側ネットワーク
インタフェイス13から伝送される版下データを一旦取
り込む。このとき、第1入力部11によりアドレス指定
されたところに蓄積される。また、版下出力用システム
3からのアクセス指示に応じて、取り込んだ版下データ
を版下出力用システム3の版下出力側ネットワークイン
タフェイス33へ伝送する。
【0032】なお、データベース23は、版下作成用シ
ステム1および版下出力用システム3の双方からアクセ
ス可能であるが、下記のような版下作成用システム1か
らのアクセス可能な範囲を制限するようなデータ構造を
有している。
【0033】これは、例えば版下作成用システム1から
の版下データを受ける際に、例えば依頼者の連絡先、納
品先住所等の依頼者を特定できる個別データも要求し
て、個別データを載せた版下データを組取り込み、この
際に後述の依頼番号等の認証データを出すようにする。
そこで、依頼者がデータベース23にアクセスするには
認証データの入力を義務付けるとともに、認証データに
対応する版下データのみにアクセスできるように設定さ
れている。
【0034】このようにすることで、依頼者が、一旦依
頼したものを再度見直すことができるとともに、他の依
頼者のデータにアクセスすることを禁止することが可能
になる。
【0035】また、版下出力用システムからは、アクセ
ス可能な範囲に制限はなく、依頼者全員の版下データを
見ることができ、また必要に応じて版下データの文字部
分のデータ、例えば氏名、住所、合計費用等を用いて依
頼者表を作成することが可能である。
【0036】上記版下作成用ネットワークシステムの動
作を、図2を用いて説明する。なお、ここでは例えば製
作依頼する製品として印章、例えばゴム印の例を挙げ、
このゴム印の製作を依頼する場合について説明する。
【0037】ステップS1では、依頼者が版下作成用シ
ステムを起動し、以下の版下作成用プログラムにしたが
って、版下を作成する。ここで、上記版下作成用プログ
ラムについて説明する。
【0038】このプログラムは、版下出力用システム3
から伝送され、データベース23に蓄積されているもの
である。版下作成用システム1から、このプログラムに
アクセスすることが可能であって、版下作成用システム
1の第1入力部11からの入力に応じて版下作成用ネッ
トワークシステムを介して第1コンピュータ14に取り
込まれる。さらに、依頼者は、表示部12でこのプログ
ラムを表示させて、各プログラムの指示にしたがって、
第1入力部11の操作を行いながら版下イメージを作成
する。このときのデータ処理は、第1コンピュータ14
で行われる。
【0039】また、このプログラムは、製作依頼する製
品の全体イメージを選択させる第1プログラム、この製
品にて用いられる文字の種類を選択させる第2プログラ
ム、個別データを入力させる第3プログラム、第1〜第
3プログラムによる指示にしたがって作成した版下デー
タをデータベース23に送るか否かを選択させる第4プ
ログラム等からなる。
【0040】第1プログラムでは、ゴム印の完成イメー
ジのサンプルおよび設定された各サンプルの基本料金の
データを有しており、依頼者に選択させる。なお、任意
の完成イメージの作成も可能であり、その旨の入力があ
った場合、イメージ作成画面を呼び出して、この画面上
で依頼者は第1入力部11を用いてイメージ作成するよ
うに指示される。
【0041】第2プログラムでは、ゴム印に用いる文字
の種類、いわゆるフォントのサンプルを表示して、この
フォントの指定を依頼者に行わせる。ここでは、フォン
トの種類と、フォントの大きさ(ポイント数等)とを指
定させる。上記と同様、任意のフォント、例えばいわゆ
る外字などを用いることも可能であり、その旨の入力が
あると、この場合もイメージ作成画面が呼び出され、こ
の画面上で依頼者は第1入力部11を用いてイメージ作
成するように指示される。なお、ここでも、文字数、フ
ォントの種類、大きさに基づいて費用が設定されてお
り、サンプルを表示するときに費用も表示させる。
【0042】第3プログラムでは、個別データ、すなわ
ち上記の依頼者を特定できるデータおよびゴム印に載せ
る住所および氏名等を入力するための画面を表示し、依
頼者はこの画面上の指示にしたがって、第1入力部11
を用いて入力する。
【0043】第1〜第3プログラムを終了すると、確認
の画面が表示され、そのとき合計費用も表示させる。こ
の例においては、これらのデータ、すなわち製作依頼す
る製品の全体イメージからなるデータ、この製品内で用
いられる文字数、文字の種類および文字の大きさからな
るデータ、上記個別データおよび該製品の製作費用に係
るデータが、版下データとなる。依頼者は、この版下デ
ータを見て依頼するか否かの検討を行うことができる。
【0044】次に、図2に戻り、作成した版下データに
基づいてゴム印製作を依頼する場合、ステップS2に進
む。ここでは、依頼者の第1入力部11による入力にし
たがって上記第4プログラムが呼び出される。ここで
は、この版下データを出力する旨のコマンド入力を行う
よう指示する。
【0045】このコマンド入力があると、依頼者に依頼
番号付与するために、第1コンピュータはこのコマンド
入力があった旨のデータを版下作成側ネットワークイン
タフェイス13、伝送回線21を介してデータベース2
3に送る。一方、データベース23は、このデータが送
られると、版下データのための記録領域を確保し、この
記録領域のアドレスと関連する依頼番号を伝送回線2
1、版下作成側ネットワークインタフェイス13を介し
て第1コンピュータ14に送る。
【0046】この依頼番号が付与されると、第1コンピ
ュータ14は、版下データを版下作成側ネットワークイ
ンタフェイス13に送る。版下データは、ここで伝送回
線21にて伝送可能なデータに変換され、データベース
23に送られ、ステップS3に進む。
【0047】ステップS3では、データベース23が、
版下データを予め確保しておいた記録領域に格納し、蓄
積してステップS4に進む。ステップS4では、製作業
者が、第2入力部31を用いてゴム印製作依頼の有無を
問う旨の入力を行う。この入力があると、第2コンピュ
ータ34はデータベース23にアクセスする旨の指示を
出力する。この指示があると、データベース23は、所
定の記録領域に版下データが格納されているか否かを知
らせる旨の出力を行う。
【0048】版下データが格納されている旨の出力があ
ると、その旨を表示部32に表示させる等して製作業者
に知らせる。ここで、製作業者は、例えば全部の版下デ
ータに関する上記の依頼者表を表示させたり、特定の版
下データに関する依頼者表を表示させたり、指定した版
下データを表示させる等、版下データの取り込みまたは
表示に関するコマンド入力を、第2入力部31を用いて
行う。
【0049】このコマンド入力があると、第2コンピュ
ータ34は、版下データを指定し、この指定された版下
データを要求する旨のデータをデータベース23に送
る。一方、データベース23は、このデータが送られる
と、該当する版下データを伝送回線22、版下出力側ネ
ットワークインタフェイス33を介して第2コンピュー
タ34に伝送する。
【0050】このように、ネットワーク2上にデータベ
ース23を設けることは、版下出力用システムにおいて
多くの版下データを一度に扱う必要がなくなるため、該
システムの第2コンピュータ34の負担を低減すること
ができ、また、汎用のコンピュータシステムを用いるこ
とが可能になるため好ましい。
【0051】但し、データベース23をネットワーク2
上に設けなくも、版下出力用システム内にデータベース
23を設けても本発明の効果を得ることができる。ステ
ップS5では、第2コンピュータ34が伝送された版下
データを出力手段35に送り、出力手段はこの版下デー
タに基づいて版下を出力する。また、第2コンピュータ
34は、第2入力部31からの入力に応じて、表示部3
2にこの版下データを送り、表示部32にて表示させる
ことができる。このようにして、版下を出力する前に、
製作業者側でも版下イメージの確認を行うことができ、
例えば依頼者側で看過された誤字脱字の有無を確認でき
る。
【0052】ステップS6では、出力された版下を用い
て、ゴム印を製作して、ステップS7に進んで、完成し
たゴム印を、個別データの納品先住所宛に郵送するなど
して納品する。
【0053】なお、ステップS1、S2を、版下作成用
システム1で行う、すなわち依頼者が行う工程(ステッ
プS11)とし、ステップS4、S5を、版下出力用シ
ステムで行う、すなわち製作業者が行う工程(ステップ
S12)としている。
【0054】以上のように構成することで、版下作成を
依頼者に行わせることが可能になる。また、これによ
り、納期、費用が不確定となる版下作成から校正までを
行う工程の削減が可能であり、依頼者が版下データを伝
送する前に表示された費用を超える虞がない上に、依頼
時に正確な納期を設定することが可能である。
【0055】また、依頼者に、上記版下作成用プログラ
ムにて誘導しながら版下作成を行わせることで、版下作
成に係る特別な知識や特別なコンピュータの知識等がな
くても容易に版下作成を行うことができる。さらに、依
頼者自身が版下を作成するため、依頼者が所望する通り
の製品が得られる。
【0056】なお、本発明に係る版下作成用ネットワー
クシステムは、以上のような具体例に限定されることは
なく、本願の範囲を逸脱しない範囲において、種々の変
更が可能であることは言うまでもない。
【0057】例えば、ここでは、版下作成用ネットワー
クシステムを用いる具体例として、印章(ゴム印)の作
成方法を挙げたが、これに限定されることはなく、他の
版下を用いて製作する製品、例えば名刺や表札等の作成
方法に適用しても、本願の効果を得ることができる。
【0058】また、本願のネットワークシステムは、版
下作成専用のコンピュータおよび専用の閉鎖的なネット
ワークシステムを用いても実現可能であるが、既存の汎
用コンピュータおよび開放的な汎用ネットワークシステ
ムを用いても実現することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、印章、名刺などの製品
の版下作成を製品製作の依頼者に行わせることが可能に
なる。また、これにより、納期、費用が不確定となる製
作業者側での版下作成から校正までを行う工程の削減が
可能であり、製品を低価格で、依頼から納品までの期間
を短縮することが可能である。さらに、費用面では依頼
者が製作依頼した製品の版下データを伝送する前に表示
された費用を超える虞がない上に、依頼時に正確な納期
を設定することが可能である。
【0060】また、依頼者に、上記版下作成用プログラ
ムにて誘導しながら版下作成を行わせることで、版下作
成に係る特別な知識や特別なコンピュータの知識等がな
くても容易に版下作成を行うことができる。
【0061】また、版下出力用システムに、表示手段を
設けることで、版下出力用システムにて取り込んだ版下
データに基づいて版下を出力する前に、製作業者側でも
版下イメージの確認を行うことができるため、製作業者
は依頼者側で看過された誤字脱字の有無の確認を行うこ
とができる。
【0062】また、ネットワーク上にデータベースを設
けることで、一度に多くの版下データが版下出力用シス
テムに伝送されることがないため、版下出力用システム
においてこれら版下データを一度に扱う必要がない上
に、特別な大容量のデータベースを設ける必要がなく、
版下出力用システムとして汎用コンピュータの使用が可
能となる。
【0063】また、上記データベース内のデータ構造
を、版下作成用システムからのアクセス可能な範囲を制
限するようにすることで、依頼者が、一旦依頼したもの
を再度見直すことができるとともに、他の依頼者のデー
タにアクセスすることを禁止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の版下作成用ネットワークシス
テムの一具体的態様を示す模式図である。
【図2】図2は、上記版下作成用ネットワークシステム
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図3は、従来の版下作成の工程を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 版下作成用システム 2 ネットワーク 3 版下出力用システム 11 第1入力部 12 表示部 13 版下作成側ネットワークインタフェイス 14 第1コンピュータ 23 データベース 31 第2入力部 32 表示部 33 版下出力側ネットワークインタフェイス 34 第2コンピュータ 35 出力手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版下を作成するための版下データを作成
    して伝送する版下作成用システムと、 上記版下作成用システムから伝送される版下データに基
    づいて版下を出力する版下出力用システムと、 上記版下作成用システムと上記版下出力用システムとを
    接続するネットワークとを備えたネットワークシステム
    であって、 上記版下作成用システムは、上記版下データを入力する
    とともに該版下作成用システムの操作入力を行うための
    第一の入力手段と、該版下データに基づいて版下イメー
    ジを表示する表示手段と、上記版下データを上記ネット
    ワークに伝送する送信手段と、上記第一の入力手段から
    の入力に応じて版下データを作成し、または該版下作成
    用システム全体の動作を制御する第一の制御手段とを有
    し、 上記版下出力用システムは、該版下出力用システムの操
    作入力を行うための第二の入力手段と、上記版下作成用
    システムの送信手段から上記ネットワークを介して伝送
    される版下データを受信する受信手段と、上記受信手段
    にて受信した版下データを出力する出力手段と、上記第
    二の入力手段からの入力に応じて該版下出力用システム
    全体の動作を制御する第二の制御手段とを有することを
    特徴とする版下作成用ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 上記版下データは、上記版下出力用シス
    テムから上記ネットワークを介して送られる指示に従っ
    て作成されることを特徴とする請求項1に記載の版下作
    成用ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 上記版下出力用システムは、上記受信手
    段にて受信した版下データに基づいて版下イメージを表
    示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記
    載の版下作成用ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記ネットワークは、上記版下作成用シ
    ステムおよび上記版下出力用システムの双方から接続可
    能なデータベースを有し、 上記データベースは、上記版下作成用システムから伝送
    される版下データを一旦取り込んで、上記版下出力用シ
    ステムからのアクセス指示に基づいて該版下データを該
    版下出力用システムに伝送することを特徴とする請求項
    1に記載の版下作成用ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記データベースは、上記版下作成用シ
    ステムからのアクセス可能な範囲を制限するデータ構造
    を有することを特徴とする請求項4に記載の版下作成用
    ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記版下データは、少なくとも該版下に
    基づいて製作される製品の全体イメージからなるデータ
    と、該製品にて用いられる文字の種類からなるデータと
    からなることを特徴とする請求項1に記載の版下作成用
    ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の版
    下作成用ネットワークシステムにおいて作成された版下
    に基づいて印章を作成することを特徴とする印章作成方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載の版
    下作成用ネットワークシステムにおいて作成された版下
    に基づいて名刺を作成することを特徴とする名刺作成方
    法。
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