JPH11159083A - 軒樋吊り具 - Google Patents
軒樋吊り具Info
- Publication number
- JPH11159083A JPH11159083A JP32400897A JP32400897A JPH11159083A JP H11159083 A JPH11159083 A JP H11159083A JP 32400897 A JP32400897 A JP 32400897A JP 32400897 A JP32400897 A JP 32400897A JP H11159083 A JPH11159083 A JP H11159083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- installing
- support arm
- eaves gutter
- support
- resin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付部と支持腕部との境界部分を合成樹脂の
みで形成したものは、比較的剛性に乏しく、また細かな
傷から割れたりしやすく、また取付部と支持腕部との境
界部分を金属のみで形成したものは、錆びのために強度
が低下したり、汚れたり、ひいては建物を汚したりする
という問題があった。 【解決手段】 被取付面１に取付けられる取付部２と、
軒樋３を支持する支持腕部４とを備え、前記取付部２と
支持腕部４とが樹脂材料で形成された軒樋吊り具におい
て、少なくとも前記取付部２から支持腕部４にわたるよ
うに金属芯５をインサートしたことを特徴とする軒樋吊
り具。
みで形成したものは、比較的剛性に乏しく、また細かな
傷から割れたりしやすく、また取付部と支持腕部との境
界部分を金属のみで形成したものは、錆びのために強度
が低下したり、汚れたり、ひいては建物を汚したりする
という問題があった。 【解決手段】 被取付面１に取付けられる取付部２と、
軒樋３を支持する支持腕部４とを備え、前記取付部２と
支持腕部４とが樹脂材料で形成された軒樋吊り具におい
て、少なくとも前記取付部２から支持腕部４にわたるよ
うに金属芯５をインサートしたことを特徴とする軒樋吊
り具。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は軒樋吊り具に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、錆びたりするおそれがなく、形状
や色彩を設計する際に比較的自由度の高い合成樹脂を部
分的あるいは全体的に使用して形成された軒樋吊り具が
提案されている。
や色彩を設計する際に比較的自由度の高い合成樹脂を部
分的あるいは全体的に使用して形成された軒樋吊り具が
提案されている。
【０００３】例えば、図３に斜視図を示すように、被取
付面に取付けられる取付部２と、軒樋を支持する支持腕
部４とを有し、これらの部分を含め合成樹脂を全体的に
使用したものがあった。（たとえば、実公平５−３２５
７３号参照）
付面に取付けられる取付部２と、軒樋を支持する支持腕
部４とを有し、これらの部分を含め合成樹脂を全体的に
使用したものがあった。（たとえば、実公平５−３２５
７３号参照）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の軒樋吊り具は、建屋の被取付面への取付けと軒樋を
支持するために、もっとも大きな応力が作用する前記取
付部２と支持腕部４との境界部分を合成樹脂のみで形成
しているので、比較的剛性に乏しく、また細かな傷から
割れたりしやすいという欠点を補うため、肉厚を大きく
したり、形状を工夫しなければならず、それでも完全な
折損による急激な支持力低下の危険は残るという問題が
あった。
来の軒樋吊り具は、建屋の被取付面への取付けと軒樋を
支持するために、もっとも大きな応力が作用する前記取
付部２と支持腕部４との境界部分を合成樹脂のみで形成
しているので、比較的剛性に乏しく、また細かな傷から
割れたりしやすいという欠点を補うため、肉厚を大きく
したり、形状を工夫しなければならず、それでも完全な
折損による急激な支持力低下の危険は残るという問題が
あった。
【０００５】そして、取付部と支持腕部との境界部分を
金属のみで形成したものもあるが、これは錆びのために
強度が低下したり、汚れたり、ひいては建物を汚したり
するという問題があった。
金属のみで形成したものもあるが、これは錆びのために
強度が低下したり、汚れたり、ひいては建物を汚したり
するという問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決した軒樋吊り具を提供しようというものであり、その
要旨は、被取付面に取付けられる取付部と、軒樋を支持
する支持腕部とを備え、前記取付部と支持腕部とが樹脂
材料で形成された軒樋吊り具において、少なくとも前記
取付部から支持腕部にわたるように金属芯をインサート
したことを特徴とする軒樋吊り具にある。
決した軒樋吊り具を提供しようというものであり、その
要旨は、被取付面に取付けられる取付部と、軒樋を支持
する支持腕部とを備え、前記取付部と支持腕部とが樹脂
材料で形成された軒樋吊り具において、少なくとも前記
取付部から支持腕部にわたるように金属芯をインサート
したことを特徴とする軒樋吊り具にある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき説明
する。
する。
【０００８】図１は本発明の軒樋吊り具の一例を示す斜
視図、図２は図１の使用状態を示すII−II断面図、図３
は従来の軒樋吊り具の一例を示す斜視図である。
視図、図２は図１の使用状態を示すII−II断面図、図３
は従来の軒樋吊り具の一例を示す斜視図である。
【０００９】本発明は図１〜２に示すように、被取付面
１に取付けられる取付部２と、軒樋３を支持する支持腕
部４とを備え、前記取付部２と支持腕部４とが樹脂材料
で形成された軒樋吊り具において、少なくとも前記取付
部２から支持腕部４にわたるように金属芯５をインサー
トしたことを特徴とする軒樋吊り具である。
１に取付けられる取付部２と、軒樋３を支持する支持腕
部４とを備え、前記取付部２と支持腕部４とが樹脂材料
で形成された軒樋吊り具において、少なくとも前記取付
部２から支持腕部４にわたるように金属芯５をインサー
トしたことを特徴とする軒樋吊り具である。
【００１０】もっとも大きな応力が作用する前記取付部
と支持腕部との境界部分を取付部２から支持腕部４にわ
たるように金属芯５をインサートしたことにより、金属
芯５による補強効果が発揮されて十分な剛性を保つこと
ができるばかりではなく、大風力による樹脂材料部分の
折損が生じても金属芯の粘りにより、ある程度の支持力
を保って樋の飛散を防止することができる。
と支持腕部との境界部分を取付部２から支持腕部４にわ
たるように金属芯５をインサートしたことにより、金属
芯５による補強効果が発揮されて十分な剛性を保つこと
ができるばかりではなく、大風力による樹脂材料部分の
折損が生じても金属芯の粘りにより、ある程度の支持力
を保って樋の飛散を防止することができる。
【００１１】しかも金属芯５はインサートされており、
樹脂材料で覆われているから風雨から遮られて錆びにく
く、強度が低下したり、汚れたり、ひいては建物を汚し
たりする恐れがない。
樹脂材料で覆われているから風雨から遮られて錆びにく
く、強度が低下したり、汚れたり、ひいては建物を汚し
たりする恐れがない。
【００１２】図２に示すように、被取付面１は建屋の鼻
隠しや柱などであり、被取付板１１を釘１２で打ち付け
てあっても良い。
隠しや柱などであり、被取付板１１を釘１２で打ち付け
てあっても良い。
【００１３】軒樋吊り具の取付部２はほぼ垂直な板状を
呈し、その上下端が前記被取付板１１に嵌合することに
より、被取付面１に取付けられるようになっている。
呈し、その上下端が前記被取付板１１に嵌合することに
より、被取付面１に取付けられるようになっている。
【００１４】軒樋３は例えば前耳部３１と後ろ耳部３２
とにより軒樋吊り具に吊り下げられるように取付けられ
るものである。
とにより軒樋吊り具に吊り下げられるように取付けられ
るものである。
【００１５】支持腕部４は取付部２の上端から屋外側に
延出成形されており、その屋外端に前支持部４１が設け
られ、下方建屋側に後支持部４２が設けられ、それぞれ
に軒樋３の前耳部３１と後ろ耳部３２とが吊り下げられ
ている。
延出成形されており、その屋外端に前支持部４１が設け
られ、下方建屋側に後支持部４２が設けられ、それぞれ
に軒樋３の前耳部３１と後ろ耳部３２とが吊り下げられ
ている。
【００１６】これらの取付部２と支持腕部４とは、ポリ
塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン、ＡＢＳなど
の樹脂材料から形成されている。
塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン、ＡＢＳなど
の樹脂材料から形成されている。
【００１７】そして、少なくとも前記取付部２から支持
腕部４にわたるように鉄板、鋼板、ステンレス鋼などか
らなる金属芯５をインサートしてある。金属芯５の長さ
を、本例のように支持腕部４の途中までとすれば、もっ
とも大きな応力が作用する前記取付部２と支持腕部４と
の境界部分の剛性を高めるとともに、支持腕部４の屋外
側の樹脂材料のみからなる部分は適当な柔軟性を有する
ので、軒樋を吊り下げる作業のときに変形して逃げを作
るので、施工しやすいという効果がある。
腕部４にわたるように鉄板、鋼板、ステンレス鋼などか
らなる金属芯５をインサートしてある。金属芯５の長さ
を、本例のように支持腕部４の途中までとすれば、もっ
とも大きな応力が作用する前記取付部２と支持腕部４と
の境界部分の剛性を高めるとともに、支持腕部４の屋外
側の樹脂材料のみからなる部分は適当な柔軟性を有する
ので、軒樋を吊り下げる作業のときに変形して逃げを作
るので、施工しやすいという効果がある。
【００１８】本発明の軒樋吊り具を製造するためには、
例えば所望の軒樋吊り具形状の型面を有する射出成形用
型内に、あらかじめ金属芯をセットした状態で、溶融し
た樹脂材料を射出成形することにより得られる。
例えば所望の軒樋吊り具形状の型面を有する射出成形用
型内に、あらかじめ金属芯をセットした状態で、溶融し
た樹脂材料を射出成形することにより得られる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は軒樋吊り具に関し、被取付面に
取付けられる取付部と、軒樋を支持する支持腕部とを備
え、前記取付部と支持腕部とが樹脂材料で形成された軒
樋吊り具において、少なくとも前記取付部から支持腕部
にわたるように金属芯をインサートしたことを特徴とす
るので、金属芯による補強効果が発揮されて十分な剛性
を保つことができるばかりではなく、大風力による樹脂
材料部分の折損が生じても金属芯の粘りにより、ある程
度の支持力を保って樋の飛散を防止することができ、し
かも金属芯５はインサートされており、樹脂材料で覆わ
れているから風雨から遮られて錆びにくく、強度が低下
したり、汚れたり、ひいては建物を汚したりする恐れが
ないという効果がある。
取付けられる取付部と、軒樋を支持する支持腕部とを備
え、前記取付部と支持腕部とが樹脂材料で形成された軒
樋吊り具において、少なくとも前記取付部から支持腕部
にわたるように金属芯をインサートしたことを特徴とす
るので、金属芯による補強効果が発揮されて十分な剛性
を保つことができるばかりではなく、大風力による樹脂
材料部分の折損が生じても金属芯の粘りにより、ある程
度の支持力を保って樋の飛散を防止することができ、し
かも金属芯５はインサートされており、樹脂材料で覆わ
れているから風雨から遮られて錆びにくく、強度が低下
したり、汚れたり、ひいては建物を汚したりする恐れが
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の軒樋吊り具の一例を示す斜視図
【図２】図１において接続した状態のII−II断面図
【図３】従来の軒樋吊り具の一例を示す斜視図
１ 被取付面 ２ 取付部 ３ 軒樋 ４ 支持腕部 ５ 金属芯
Claims (1)
- 【請求項１】 被取付面に取付けられる取付部と、軒樋
を支持する支持腕部とを備え、前記取付部と支持腕部と
が樹脂材料で形成された軒樋吊り具において、少なくと
も前記取付部から支持腕部にわたるように金属芯をイン
サートしたことを特徴とする軒樋吊り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32400897A JPH11159083A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 軒樋吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32400897A JPH11159083A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 軒樋吊り具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11159083A true JPH11159083A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18161107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32400897A Pending JPH11159083A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 軒樋吊り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11159083A (ja) |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP32400897A patent/JPH11159083A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050425 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050509 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |