JPH11155647A - 背面板の取付装置 - Google Patents

背面板の取付装置

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JPH11155647A
JPH11155647A JP34423697A JP34423697A JPH11155647A JP H11155647 A JPH11155647 A JP H11155647A JP 34423697 A JP34423697 A JP 34423697A JP 34423697 A JP34423697 A JP 34423697A JP H11155647 A JPH11155647 A JP H11155647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
locking pin
desk
back plate
locking
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34423697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Oba
吉晴 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP34423697A priority Critical patent/JPH11155647A/ja
Publication of JPH11155647A publication Critical patent/JPH11155647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背面板を取り外しても机内部の見栄えがよ
く、また安全な背面板の取り付け装置を提供すること。 【解決手段】 係止ピン12の一端部が横架材8(6)
の一部に覆われるため、背面板9を取り外しても係止ピ
ン12が机の内部所定箇所に露出されることがなく、見
栄えが向上するばかりか、配線やメンテナンス作業時に
おいて邪魔になることがなく、安全である。また、背面
板9の係止片15は切欠部11を介して係止ピン12に
対して容易に係脱することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机の背面板を机の
背面に着脱自在に支持する背面板の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば内部後方にコンピュータや
電源用の配線等を収納できる配線空間を有するような机
等にあっては、配線作業やメンテナンス作業を机外部か
ら容易に行えるように、机に対して背面板を着脱自在に
設けることがある。
【0003】このように机背面に背面板を着脱自在に設
ける方法としては、例えば図6に示されるように、木製
の机の側面板01の内側面01aに、頭部が一部突出す
るようにビス02を螺入しておくとともに、前記ビス0
2の突出部に係合可能な係止溝03を有する係止片04
を背面板05に固着しておき、ビス02の上方より係止
片04を係止溝03を介して引っかけることで背面板0
5を取り付け可能とし、上方に持ち上げることで背面板
05を取り外し可能に設けるといった方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法にあっては、ビス02の頭部が側板01の内側
面01aから突出しているため見栄えが悪いばかりか、
机内部に種々の機器等を組み込む際や、配線・メンテナ
ンス作業時等においてビス02の突出部が邪魔になると
いった問題があった。
【0005】また、ビス02が木製の側板01に螺入さ
れている場合、背面板05の着脱が繰り返し行われる
と、背面板05からの負荷によりビス02がゆるんだ
り、側板01から外れてしまうこと等があった。
【0006】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、背面板を取り外しても机内部の見栄えがよ
く、また安全な背面板の取り付け装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の背面板の取付装置は、机の天板の下方を支
持する左右両側板の内側面に、前記机の天板下方背面を
覆う背面板に取り付けられた係止片と係合する係止ピン
が設けられ、前記係止片と前記係止ピンとの係合で、前
記机に背面板を着脱自在に取り付けられるようにした背
面板の取付装置であって、机の天板下方後部位置の前記
左右側板間に横架材を架設するとともに、前記横架材の
左右側端面の後部に少なくとも後側が開口する切欠部を
形成して、前記係止ピンの一端を前記側板に、また他端
を横架材に埋設し、前記切欠部を介してその係止ピンの
一部を露出させ、この露出された係止ピンに、背面板の
係止片を係合出来るようになっていることを特徴として
いる。この特徴によれば、係止ピンの一端部が横架材の
一部に覆われるため、背面板を取り外しても係止ピンが
机の内部所定箇所に露出されることがなく、見栄えが向
上するばかりか、配線やメンテナンス作業時において邪
魔になることがなく、安全である。また、背面板の係止
片は切欠部を介して係止ピンに対して容易に係脱するこ
とが出来る。
【0008】本発明の背面板の取付装置は、前記横架材
に、前記係止ピンの少なくとも先端部が嵌入可能な所定
深さを有する差込孔を設け、前記係止ピンを埋設するよ
うになっていることが好ましい。このようにすること
で、背面板の着脱、すなわち係止片と係止ピンとの係合
が繰り返し行われても、係止ピンの先端が、横架材に形
成された差込孔に嵌入されて支持されるため、側板へ埋
設された係止ピンが係脱により加わる負荷により緩んで
も容易に逸脱することがなく、背面板が確実に支持され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、まず図1には本発明の適用される木
製の机1を後方から視た斜視図が示されており、2は天
板、3は天板2を支持する側板を示している。4は、天
板2の下方左右両側板3、3間の空間を前後に仕切るよ
うに設けられる仕切り板であり、所定箇所には前後の空
間を連通する開口部5が形成されている。また、この仕
切り板4の後側の空間の下部には、底板6が設けられて
いる。
【0010】仕切り板4の後側の空間の上部には、図
1、図2に示されるように仕切り板4の後面よりやや後
方位置に垂直板7が設けられるとともに、前端が垂直板
7の後面下部に当接し、かつ左右両端面が左右側板3の
内側面3aとそれぞれ当接する水平板8が設けられてお
り、これら垂直板7、水平板8と、後述する机1の背面
に取り付けられる背面板9とにより机1にて使用される
コンピュータ等のコード類の配線収納空間が構成される
ようになっている。
【0011】水平板8の左右端面8a、及び底板6の左
右端面6a(図5参照)の前方所定位置には、図2に示
されるように側板3の内側面に形成された差込孔11内
に嵌入可能なダボ10が突設されている。また、水平板
8及び底板6の左右端面8a、6aの後部側からは切欠
部11が形成されており、水平板8及び底板6の左右端
面8a、6aが側板3の内側面3aに当接された時に、
少なくともこの切欠部11の切欠面11aと側板3の内
側面3aとの間に空間部Sが形成されるようになってい
る。
【0012】また、切欠部11の切欠面11a所定箇所
には、背面板9を支持するための所定長さの係止ピン1
2嵌入用の差込孔13が、さらに側板3内側面3aにお
ける前記差込孔13の対向位置に係止ピン12嵌入用の
差込孔14がそれぞれ形成されている。
【0013】そして水平板8の差込孔13に予めダボ1
2を嵌入しておき、ダボ10及び係止ピン12がそれぞ
れ差込孔11、14内に嵌入されるように左右端面8
a、6aを側板3の内側面3aに当接させることにより
(図4参照)、水平板8及び底板6を左右側板3、3間
に取り付けられるようになっている。この時、図4に示
されるように、切欠部11により形成される空間部Sに
は、両端がそれぞれ差込孔13、14に嵌入された係止
ピン12の左右方向略中央位置が露出される。
【0014】なお、差込孔13、14の深さ及び係止ピ
ン12の長さは所定寸法に形成されており、このように
水平板8及び底板6が左右側板3、3間に取り付けられ
た状態において係止ピン12が左右方向に移動されて
も、少なくとも係止ピン12の一端がいずれかの差込孔
から逸脱されることがないように、係止ピン12の端部
がそれぞれの差込孔13、14の底部13a、14aに
当接規制されるようになっている。
【0015】背面板9の前面四隅には、ビス16の挿通
孔(図示略)を有する取付片15aと、取付片15aよ
り前方に屈曲形成され、係止ピン12に係合可能な係止
溝15cを有する突出片15bとからなる係止片15
が、取付片15aを介してビス16により取り付けられ
ている。
【0016】このように配線収納空間が構成される机1
の背面に背面板9を取付ける場合、図3及び図4に示さ
れるように、背面板9の前面左右側の上下に取付けられ
た係止片15の係止溝15cを、水平板8の切欠部11
により形成された空間部Sに露出された係止ピン12、
及び底板6の切欠部11により形成された空間部Sに露
出された係止ピン12にそれぞれ上方から係合させるこ
とにより、机1の背面に取り付けることが出来るように
なっている。この時係止片15の突出片15aは切欠き
部11が形成されていることにより、底板6及び水平板
8の端部等に干渉されることなく、図4、図5に示され
るように空間部S内にスムーズに収納される。
【0017】また、取外す場合は背面板9を上方に持上
げれば、係止溝15cと係止ピン12との係合がはずれ
るので、背面板9を簡単に取外すことが出来る。よっ
て、机1の後部の配線収納空間内の配線作業やメンテナ
ンス等を外部より容易に行える。
【0018】このように、背面板9を取外しても係止ピ
ン12の端部が側板3の内側面より突出されるようなこ
とがないので、見栄えが向上するばかりか、配線やメン
テナンス作業時において引っ掛かる等の邪魔になること
がなく、安全である。
【0019】さらに、係止ピン12の両端は少なくとも
側板3の差込孔14内と水平板8及び底板6の差込孔1
3内とにそれぞれ嵌入されているため、背面板9の着
脱、すなわち係止片15の係脱が繰返し行なわれること
により、いずれか一方の端部の差込孔13(14)内へ
の嵌入状態が緩んだとしても、係止ピン12が容易に抜
け落ちることがない。
【0020】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0021】例えば、本実施例において水平板8及び底
板6の左右端後部が、差込孔13に係止ピン12が嵌入
されることにより支持される構造になっていたが、特に
係止ピン12により水平板8及び底板6の後部が完全に
支持されていなくてもよく、係止ピン12の一端が、こ
の係止ピンの径よりも大径の差込孔、あるいは凹部内等
に埋設されているだけでもよい。
【0022】さらに、切欠部11の切欠形状、深さ等は
任意であり、種々に変形可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0024】(a)請求項1の発明によれば、係止ピン
の一端部が横架材の一部に覆われるため、背面板を取り
外しても係止ピンが机の内部所定箇所に露出されること
がなく、見栄えが向上するばかりか、配線やメンテナン
ス作業時において邪魔になることがなく、安全である。
また、背面板の係止片は切欠部を介して係止ピンに対し
て容易に係脱することが出来る。
【0025】(b)請求項2の発明によれば、背面板の
着脱、すなわち係止片と係止ピンとの係合が繰り返し行
われても、係止ピンの先端が、横架材に形成された差込
孔に嵌入されて支持されるため、側板へ埋設された係止
ピンが係脱により加わる負荷により緩んでも容易に逸脱
することがなく、背面板が確実に支持される。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される机の使用状態を示す後方斜
視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】背面板の取付状況を示す要部斜視図である。
【図4】同じく背面板の取付状況を示す一部破断平面図
である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】従来の背面板の取付状況を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 机 2 天板 3 側板 3a 内側面 4 仕切り板 5 開口部 6 底板(横架材) 6a 側端面 7 垂直板 8 水平板(横架材) 8a 側端面 9 背面板 10、14 差込孔 11 切欠部 11a 切欠面 12 係止ピン 13 差込孔 13a、14a 底部 15 係止片 15a 取付片 15b 突出片 15c 係止溝 16 ビス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の天板の下方を支持する左右両側板の
    内側面に、前記机の天板下方背面を覆う背面板に取り付
    けられた係止片と係合する係止ピンが設けられ、前記係
    止片と前記係止ピンとの係合で、前記机に背面板を着脱
    自在に取り付けられるようにした背面板の取付装置であ
    って、 机の天板下方後部位置の前記左右側板間に横架材を架設
    するとともに、前記横架材の左右側端面の後部に少なく
    とも後側が開口する切欠部を形成して、前記係止ピンの
    一端を前記側板に、また他端を横架材に埋設し、前記切
    欠部を介してその係止ピンの一部を露出させ、この露出
    された係止ピンに、背面板の係止片を係合出来るように
    なっていることを特徴とする背面板の取付装置。
  2. 【請求項2】 前記横架材に、前記係止ピンの少なくと
    も先端部が嵌入可能な所定深さを有する差込孔を設け、
    前記係止ピンを埋設するようになっている請求項1に記
    載の背面板の取付装置。
JP34423697A 1997-11-28 1997-11-28 背面板の取付装置 Withdrawn JPH11155647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34423697A JPH11155647A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 背面板の取付装置

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JP34423697A JPH11155647A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 背面板の取付装置

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JPH11155647A true JPH11155647A (ja) 1999-06-15

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ID=18367688

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34423697A Withdrawn JPH11155647A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 背面板の取付装置

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JP (1) JPH11155647A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178574A (ja) * 2009-05-18 2009-08-13 Itoki Corp

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201