JPH0526786Y2 - - Google Patents

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JPH0526786Y2
JPH0526786Y2 JP1987169732U JP16973287U JPH0526786Y2 JP H0526786 Y2 JPH0526786 Y2 JP H0526786Y2 JP 1987169732 U JP1987169732 U JP 1987169732U JP 16973287 U JP16973287 U JP 16973287U JP H0526786 Y2 JPH0526786 Y2 JP H0526786Y2
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locking pin
connecting member
locking
wall
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 <本考案の産業上の利用分野> 本考案は、機器本体が連結部材を介して壁面に
取付けられる壁面取付型電子機器に関する。
<従来技術> 例えば、列車内あるいは飛行機内に設置される
公衆電話機や小型の自動販売機等の電子機器で
は、その設置場所の多様性に対処するため、ま
た、機器本体に対するメンテナンスを容易するた
めに、予め壁面に取付け固定された連結部材に対
して、機器本体の着脱ができるように形成されて
いる。
また、この種の電子機器では、いたずら等によ
つて機器の使用が不能になることをできるだけ避
ける意味で、コード類が外部から見えないように
する必要がある。
したがつて、この種の機器本体の取付け作業
は、機器本体と連結部材(あるいは、連結部材を
挿通される壁面側からの電源ライン)との配線処
理(コネクタ接続)等を予め行ない、これらの接
続部を覆うようにして、機器本体を連結部材に取
付けるようにしている。
<本考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上記のような電子機器では、接
続のためのコード類は、通常配線処理に必要な最
少限の長さしか有していないため、機器本体の取
付け、あるいは取りはずし作業の際に、その作業
者は、重量のある機器本体を、壁面に取付け固定
された連結部材の近傍で支持したまま、配線処理
を行なわなければならず、作業が非常に煩雑とな
り、また、機器本体を落下させたりする危険があ
つた。
このため、2人の作業者によつてこの作業を行
なう場合もあつたが、作業コストが高くなるとい
う問題があつた。
本考案は、上記のような問題を解決した電子機
器を提供することを目的としている。
<上記問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するために、本考案の壁面取
付型電子機器では、 壁面に背面部を固定される連結部材と、機器本
体とを有し、前記連結部材の前面部に前記機器本
体の背面部が係着される壁面取付型電子機器にお
いて、 前記連結部材の前面部または前記機器本体の背
面部のいずれか一方の係着面には、先端部が軸部
より大に形成された係止ピンが上下の所定位置に
突設され、 その他方の係着面には、前記係止ピンの先端部
を受入れる受入れ部と、前記係止ピンに対して逆
止的に係合し、該係止ピンの軸部の水平方向およ
び鉛直方向への移動を規制する固定部と、前記係
止ピンに対して逆止的に係合し、該係止ピンの軸
部の水平方向の移動をガイドするスライド部とが
連続して形成される係止溝が、前記係止ピンに対
応した位置に設けられ、 前記連結部材に対して前記機器本体を支持状態
で水平方向に移動可能にしたことを特徴としてい
る。
<作用> このようにしたため、本考案の壁面取付型電子
機器では、各係止ピンの先端を支持溝の受入れ部
に挿入し、係止ピンの軸部を固定部に係合させれ
ば、機器本体は連結部材に対して所定位置に固定
された状態となり、係止ピンの軸部を支持溝のス
ライド部へ移動すれば、機器本体は、連結部材に
支持された状態で水平移動可能となる。
<本考案の一実施例> (第1〜2図) 以下、本考案を適用した壁面取付型電子機器の
一実施例として、列車等に設置する公衆電話機の
カード処理装置について説明する。
第1図は、本考案を適用したカード処理装置2
0の外観を示す斜視図、第2図は、第1図のカー
ド処理装置20を分解してその要部を示す斜視図
である。
図において、21は、このカード処理装置20
の主要部が収納された機器本体(以下、単に本体
と記す)であり、ほぼ正方形の箱状に形成されて
いる。この本体21の右側面部21aにはテレホ
ンカードを挿入するためのカード挿入口22が設
けられ、前面部21bの中央右側には、カードの
残度数を表示する表示部23が設けられている。
本体21の背面部21cには、第2図に示すよ
うに、ほぼ正方形状に配置された4本の係止ピン
24が突設されている。この係止ピン24の先端
部24aは、その軸部24bより径の大きい円板
状に形成されている。
また、背面部21cの中央上下には、断面がク
ランク状に屈曲形成された係止板25がそれぞれ
取付けられている。この係止板25の下方に延設
された平板部25aは、背面部21cに対して所
定間隔でほぼ平行に形成されている。
なお、この背面部21cの右下からは、本体2
1の制御のためのフラツトケーブル26が引出さ
れている。
30は、予め壁面に取付固定され、本体21お
よび後述する電源部50の取付が可能に形成され
た連結部材である。
連結部材30は、前面側が開口され、その幅が
本体21の幅とほぼ同一で、奥行の浅い箱状に形
成されており、その背面板31の上部両隅および
中央部には、この連結部材30を壁面に取付け固
定するための取付部として、円形の取付穴32が
形成されている。
この背面板31の前面側上半部には、ほぼ矩形
平板状に形成された支持体33が、背面板31に
対して僅かに隙間をもつように取付けられてい
る。
この支持体33の四隅には、本体21の背面部
21cに突設されている係止ピン24と同一間隔
で支持溝34が設けられている。
この支持溝34は、係止ピン24を受入れるた
めに、その先端部24aより僅かに大径に形成さ
れた受入れ部34aと、係止ピン24の軸部24
bより僅かに大径で、先端部24aより小径に形
成され、受入れた係止ピン24の先端部24aの
抜けを防ぐとともに、その軸部24bの水平方向
および下方への移動を規制する固定部34bと、
固定部34bと同様に係止ピン24の先端部24
aの抜けを防ぐ径で、軸部24bを右方向に水平
にガイドするスライド部34cとが、横T字状に
連続するように形成されている。
支持体33の中央の上下には、断面がほぼクラ
ンク状に屈曲形成された支持板35がそれぞれ取
付けられている。この支持板35の上方に延設さ
れた平板部35aは、その上端部で支持体33表
面に接するように傾斜しており、支持体33表面
から離間する方向に対して弾性力を有している。
連結部材30の上面部36中央には、錠前装置
37が設けられている。この錠前装置37は、支
持体33の上方に配置され、L字状に屈曲形成さ
れた押え板38を、鍵の操作によつて背面板31
側から支持体33の前方側へ回動させる。
連結部材30の下半部は、ほぼ中空状に形成さ
れており、電源部50を取付けるためのネジ穴3
9,40,41と、背面側からこの機器の電源線
を取込むための逆U字状の引込み穴42が設けら
れている。
なお、連結部材30の左側部に設けられた長穴
は、公衆電話機(図示せず)からの配線を取込む
ための引込み穴43である。
電源部50は、本体21とほぼ同一の幅と奥行
を有し、その内部には本体21を駆動するための
電源および公衆電話機(図示せず)とのインター
フエイス等が収納されており、その左側部は、取
りはずし可能なカバー50aによつて形成されて
いる。
このカバー50aの取りはずしによつて開口さ
れる内側部には、連結部材30の引込み穴42,
43からの配線、および本体21からのフラツト
ケーブル26を接続(コネクタ接続)するための
プリント基板55が立設されている。
このプリント基板55には、これらの接続を行
なうためのコネクタ(図示せず)と電源用コネク
タ56が配線されている。
なお、第2図中51,52,53は、この電源
部50(カバー50aを含む)を連結部材30に
取付けるためのネジ止め部である(ネジ穴41に
対するネジ止め部は図示せず)。
<上記実施例の取付方法> (第3〜7図) 次に上記実施例のカード処理装置20を壁面6
0に取付ける場合について説明する。
第3図に示すように、壁面60には、連結部材
30の取付穴32と同間隔にネジ穴61が設けら
れているものとする。
ここで、連結部材30の取付穴32と壁面60
のネジ穴61とを一致させるように、連結部材3
0を壁面60に密着させ、ボルト65を前面側か
ら取付穴32を挿通させネジ穴61に締付ける。
これによつて連結部材30は壁面60に対して
固定される。なお、この固定の際、壁面60側か
らの電源コード70を引込み穴42より引込んで
おく。
次に電源部50(カバー50aを除く)をネジ
止め部52,53(図示しないネジ止め部を含
む)を介して連結部材30のネジ穴40,41に
取付け固定した後、電源部50のプリント基板5
5の電源用コネクタ56と電源コード70とをコ
ネクタ接続する。
次に第4図に示すように、本体21の係止ピン
24の先端部24aが支持体33の支持溝34の
受入れ部34aに挿通するように、本体21を連
結部材30に当接させる。
この状態から、本体21を下方に僅かに下げ、
右側へ押すと、係止板25の平板部25aが連結
部材30の支持体33表面と支持板35との間に
はさまれた状態で、第5図に示すように、係止ピ
ン24の軸部24bが支持溝34のスライド部3
4cの先端部に係合する。
このとき、支持体33の背面側に位置した係止
ピン24の先端部24aは、支持溝34のスライ
ド部34cの径より大きいため、本体21の前方
への移動は規制される。
したがつて、本体21は、第6図に示すように
連結部材30の右側方へスライドした位置で支持
されることになり、電源部50のプリント基板5
5の上方が開口される。
次に、本体21からのフラツトケーブル26と
連結部材30の引込み穴43を介して取込まれた
公衆電話機からのケーブル(図示せず)とを電源
部50のプリント基板55にコネクタ接続した
後、カバー50aをこの電源部50の左側部に取
付ける。
これによつて、配線処理が終了し、本体21を
左側へ押してスライドさせると、係止ピン24の
軸部24bが支持溝34の固定部34cに係合し
て、本体21が僅かに下がり、電源部50の上面
および連結部材30の前面は、本体21によつて
覆われることになる。
次に、鍵80によつて連結部材30の錠前装置
37を施錠操作すると、第7図に示すように、押
え板38が回動して、本体21の上側の係止板2
5の上部に当接する。
これによつて、本体21の上方への移動が規制
されることになり、本体21は、連結部材30に
固定されたことになる。
本体21を取りはずす場合には、鍵80によつ
て錠前装置37を開錠操作して、押え板38を連
結部材30の背面板31側に戻す。この操作によ
つて、本体21の上方への移動が可能となり、本
体21を上方に僅かに引き上げ、右側へ押してス
ライドさせた後、電源部50のカバー50aを取
りはずし、フラケツトケーブル26をプリント基
板55より取りはずすことによつて、本体21を
取りはずすことができる。
<本考案の他の実施例> なお、上記実施例では、電子機器として公衆電
話機のカード処理装置に本考案を適用していた
が、他の電子機器、例えば通信装置等にも同様に
適用することができる。
また、上記実施例では、電源部50が本体21
に対して分離された構造を有していたが、本考案
は、本体と電源部とが一体化されている機器につ
いても同様に適用できることは勿論である。
また、本体および連結部材の形状、支持、取付
方法についても、上記実施例に限定されることは
なく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の応
用変形が可能である。
<本考案の効果> 本考案の壁面取付型電子機器は、上記説明のよ
うに構成されているため、一人の作業者による機
器本体の配線処理を含めた取付け、取りはずし作
業が容易かつ安全に行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、一実施例を分解してその要部を示す斜視
図である。第3図は、一実施例の壁面に対する取
付け動作を示す斜視図、第4図は、一実施例の取
付け動作を示す概略側面図、第5図は、一実施例
の取付け動作を示す要部の概略図、第6図は、一
実施例の取付け動作を示す斜視図である。第7図
は、一実施例の取付け動作を示す要部の概略側面
図である。 20……カード処理装置、21……機器本体、
24……係止ピン、24a……先端部、25……
係止板、30……連結部材、32……取付穴、3
3……支持体、34……支持溝、34a……受入
れ部、34b……固定部、34c……スライド
部、35……支持板、50……電源部、60……
壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁面に背面部を固定される連結部材と、機器本
    体とを有し、前記連結部材の前面部に前記機器本
    体の背面部が係着される壁面取付型電子機器にお
    いて、 前記連結部材の前面部または前記機器本体の背
    面部のいずれか一方の係着面には、先端部が軸部
    より大に形成された係止ピンが上下の所定位置に
    突設され、 その他方の係着面には、前記係止ピンの先端部
    を受入れる受入れ部と、前記係止ピンに対して逆
    止的に係合し、該係止ピンの軸部の水平方向およ
    び鉛直方向への移動を規制する固定部と、前記係
    止ピンに対して逆止的に係合し、該係止ピンの軸
    部の水平方向の移動をガイドするスライド部とが
    連続して形成される係止溝が、前記係止ピンに対
    応した位置に設けられ、 前記連結部材に対して前記機器本体を支持状態
    で水平方向に移動可能にしたことを特徴とする壁
    面取付型電子機器。
JP1987169732U 1987-11-06 1987-11-06 Expired - Lifetime JPH0526786Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59197195A (ja) * 1983-04-23 1984-11-08 日本電信電話株式会社 筐体の取付構造

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JPS59197195A (ja) * 1983-04-23 1984-11-08 日本電信電話株式会社 筐体の取付構造

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