JP2588913Y2 - コンセントボックス取付け装置 - Google Patents

コンセントボックス取付け装置

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JP2588913Y2
JP2588913Y2 JP1993019555U JP1955593U JP2588913Y2 JP 2588913 Y2 JP2588913 Y2 JP 2588913Y2 JP 1993019555 U JP1993019555 U JP 1993019555U JP 1955593 U JP1955593 U JP 1955593U JP 2588913 Y2 JP2588913 Y2 JP 2588913Y2
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、デスクの天板や室内の
壁面又は柱等の適所に、給電用のコンセントボックスを
取り付ける装置に関し、特に、コンセントボックスを容
易に着脱できるようにした取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンセントボツクスは、通常、ボ
ルト等により取付けられることが多いが、より簡易に取
付けるために、たとえば図11及び図12に示すような
手段が用いられている。
【0003】図11の取付け装置は、コンセントボック
ス(101)の上下面に、ボルト(103)により板バネ(102)を
着し、取付板(104)に透設した角孔(105)に前方から
ンセントボックス(101)を挿入し板バネ(102)の先端を
取付板(104)の裏面に当接させて圧着することにより、
コンセントボックス(101)を固定するものである。
【0004】図12の取付け装置は、図11における板
バネ(102)に代えて、プラスチック製のコンセントボッ
クス(106)の上下面に、係止片(107)を一体に成型して形
成したもので、図11と同様に、コンセントボックス(1
06)を取付板(104)の角孔(105)に挿入して、係止片(107)
により固定するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図11及び図12の取
付け装置は、取付ける場合には、コンセントボックスを
取付板(104)の角孔(105)に単に圧入するだけでよく、簡
であるが、取外す場合には、取付板(104)の裏面に対
する板バネ(102)あるいは係止片(107)の係合を解除しな
ければならない。
【0006】この解除の操作は、取付板(104)の表面側
からは行うことができないので、取外す際には、取付板
(104)自体を装着部から取外す必要があり、手数がかか
【0007】特に、昨今、設置位置を手軽に移動できる
ラップトップコンピュータ普及などの理由により、事
務所の各所に多数の電源コンセントを設置する必要が
生じている。
【0008】事務所のレイアウトを変更した場合にも対
処できるように、最初から充分な数の電源コンセントを
設置すると、電源コンセントの数が増加して不経済であ
るので、通常は、必要最小限の個数しか設置されないこ
とが多い。
【0009】このよう事務所で、電源コンセントの
設置数を上回る電気器具を使用する必要が生じると、1
つの電源コンセントからの電線を、たとえばテーブルタ
ップ等により分岐してタコ足配線とされるので、
険を招くおそれがあり、また事務所の美観を損なう
ととになる。
【0010】この不都合を改善するためには、個々のデ
スクの天板にコンセントボックスを装着し、デスクに付
設した配線ダクト内に配置した電線により、コンセント
ボツクスに給電するようにした、いわゆるシステムデス
クを使用することが有効である。
【0011】しかし、システムデスクの場合も、デス
クの占有使用者の作業内容によっては、電源コンセント
を必要としないことがあり、逆に、既設のコンセントの
口数では不足する場合には、コンセントボックスを取外
したり、あるいは増設する必要が生じる。
【0012】この場合に、コンセントボックスをボルト
で取付けてあると、着脱に手数がかかるため、工具等を
必要とせずに、簡単かつ迅速に着脱することができるこ
とが望ましい。
【0013】本考案は、この要望に応じたコンセントボ
ックスの取付け装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、次のとおりに構成されている。
【0015】(1)ほぼ直方体に形成されたコンセント
ボックスの本体の両側面における、取付部の取付孔の縁
端に当接する位置に、左右1対の支持突条を設け、各支
持突条の下方に、本体の両側面より突出するように水平
方向に摺動可能とした係止片と、各係止片と連係され
て、本体の両側面に対称的に出没させられる操作部材と
を設け、各支持突条と、本体の側面より突出した係止片
とにより、取付孔の縁端部を挟持するようにし、さら
に、1対のカム溝を、操作部材の中心線から外方へ上向
きに傾斜する方向に設けて、操作部材が下降したとき、
1対の係止部材が外向きに移動して、各係止片を本体の
両側面に突出させ、操作部材が上昇したとき、各係止片
を本体内に引き込ませるようにする。
【0016】(2)上記(1)項において、操作部材に、
左右対称に傾斜する1対のカム溝を形成し、外側面に係
止片を備える左右1対の係止部材に、それぞれカム溝の
一方に係合するカムフオロワを設け、操作部材を昇降さ
せることにより、左右1対の係止部材を対称的に水平方
向に移動させて、左右1対の係止片を、本体の両側面に
出没させるようにし、さらに、操作部材と本体の上壁内
面との間に装着したスプリングにより、操作部材を下方
に付勢するとともに、操作部材に、本体の外面に突出す
る操作レバーを付設し、操作レバーを引き上げることに
より、操作部材を上昇させるようにする。
【0017】
【作用】操作部材の操作により、1対の係止片を本体の
両側面より突出させ、本体の両側面上部に形成した支持
部との間に、取付孔の縁部を挟持させることにより、コ
ンセントボックスを安定して取付けることができる。
【0018】操作部材に左右対称に傾斜した1対のカム
溝を設け、各カム溝に係合するカムフォロワを備える左
右1対の係止部材に、それぞれ係止片を突設することに
より、操作部材を昇降させることにより、係止部材が左
右対称に移動して、それぞれの係止片を、本体の側面に
出没させることができる。
【0019】
【実施例】図1は、本考案の第1実施例の取付け装置を
備えるコンセントボックス外観斜視図である。
【0020】コンセントボックスの本体(11)は、長方形
の中空の箱状をなし、その上面に配線プラグが差し込
まれるコンセント(12)を複数設けてある。各コンセント
(12)は、電源コード(13)に接続されている。
【0021】ソケット(12)を設けた上面の左右両側縁に
沿ってガイド溝(14)を設け、前後1対のスライドカバー
(15b)(15a)を、A矢印で示す前後方向に摺動可能に装着
してある。コンセント(12)を使用する場合には、後方の
スライドカバー(15a)本体(11)の端部側移動さ
せ、使用しない場合には、前方のスライドカバー(15b)
を、コンセント(12)を覆う位置移動させる。
【0022】本体(11)の両側面の上部に、長手方向をな
す左右1対の支持突条(16)及び(17)を形成してある。
支持突条(16)及び(17)の外は、下方に屈曲させてあ
る。
【0023】本体(11)の内部の前後両端に、それぞれ取
付け装置を構成する操作部材(18)及び左右1対の係止部
材(22)(22)を装着してある。
【0024】操作部材(18)には、本体(11)の前後端面に
設けた縦長の透孔(19)を通して、前方及び後方へ突出す
る操作レバー(20)を突設してある。また、操作部材(18)
の上面と本体(11)頂壁の下面との間にスプリング(21)
を装着して、操作部材(18)を下方に付勢してある。
【0025】図2は、前方の操作部材(18)及び係止部材
(22)を後上方から見た分解斜視図である。後方の操作部
材(18)及び係止部材(22)は、前後対称である。
【0026】操作部材(18)の上面には、スプリング(21)
の受軸(23)を突設してある。
【0027】操作部材(18)の後面には、上部カム(24)及
び左右1対の下部カム(26)を突設してある。
【0028】上部カム(24)の下面の両端に、それぞれ内
方に向かって45度の角度で下傾するカム面(25)を形成
してある。
【0029】左右1対の下部カム(26)の上面には、それ
ぞれ内方に向かって45度の角度で下傾するカム面(27)
を形成してある。
【0030】左右対称形をなす1対の係止部材(22)は、
操作部材(18)の上部カム(24)のカム面(25)に摺接する
側の傾斜面(28)と、下部カム(26)のカム面(27)に摺接す
下側の傾斜面(29)と、上下の傾斜面(28)(29)の内端
士を連結する垂直面(30)とからなる内側下方へ傾斜する
カムフォロワを備えている。
【0031】カムフォロワの外は、上部ガイド(31)
及び下部ガイド(32)を連設し、その外方に外側方を向く
係止片(33)を突設してある。
【0032】図3は、操作部材(18)と左右1対の係止部
材(22)とで構成された取付け装置を、本体(11)に組み込
んだコンセントボックスを、デスク(1)に装着した状態
を示す断面図である。
【0033】デスク(1)の 天板の縁に
した角筒状の配線ダクト(3)の上面及び後面を覆う
ダクトカバー(2)の上面には、コンセントボックスが装
着される取付孔を設けてあり、取付孔の前後の対向面に
は、本体(11)の両側面における支持突条(16)(17)が係合
しうるフック(4)(5)を形成してある。
【0034】配線ダクト(3)内には、コンセントボック
スの電源コード(13)(図1参照)やその他のコード類を配
設することができる。
【0035】取付け装置は、1対の係止部材(22)(22)
カムフォロワを、操作部材(18)における上下のカム面(2
5)(27)の間に挿入し、上下のガイド(31)(32)を本体(1
1)に形成した前後方向のガイド孔に摺接させて装着して
ある。
【0036】図3は、操作部材(18)がスプリング(21)の
付勢力により下降している状態を示す。操作部材(18)が
下降すると、1対の係止部材(22)のカムフオロワは、
作部材(18)の上下のカム面(25)(27)に沿って外方へ摺動
する。
【0037】ガイド(31)(32)が本体(11)のガイド孔に摺
接しているため、係止部材(22)の上下方向の移動は阻止
され、1対の係止部材(22)は、外方に向かって水平に左
右対称に移動して、係止片(33)本体(11)の外より
突出する。
【0038】このとき、ダクトカバー(2)のフック(4)
(5)の下縁に、突出した係止片(33)の上面が摺接または
近接し、本体(11)に形成した支持突条(16)(17)と突出し
た係止片(33)とによって、フック(4)(5)を挟持するよ
うにしてある。
【0039】したがって、コンセントボックスは、ダク
トカバー(2)に設けた取付孔に、確実に固定して装着さ
れる。
【0040】コンセントボックスを外すには、本体(11)
の端面より突出している操作レバー(20)を引き上げて、
操作部材(18)をスプリング(21)に抗して上昇させる。
【0041】操作部材(18)が上昇すると、上下のカム面
(25)(27)の間に挾まれている左右1対の係止部材(22)
は、カム面(25)(27)の傾斜に沿って、対称的に内方へ移
動し係止片(33)本体(11)の中に引き込められる。
【0042】図4は、操作部材(18)の上昇により、左右
の係止部材(22)(22)が、カムフォロワの内端の垂直面(3
0)が互いに当接する位置まで移動した状態を示す断面図
である。このとき、左右の係止片(33)は、本体(11)の側
面と同一面、もしくはそれよりやや引込み位置となるよ
うに、係止部材(22)の形状寸法を設定してある。
【0043】図4の状態では、左右の係止片(33)(33)
ダクトカバー(2)のフック(4)(5)の下縁から離間して
るため、本体(11)を上方へ移動させて、コンセントボ
ックスをダクトカバー(2)の取付孔に着脱することが
きる。
【0044】すなわち、この第1実施例の取付け装置
は、コンセントボックスの本体(11)の前後両端面より
出している操作レバー(20)を、持ち上げるだけの簡単な
操作により、係止片(33)を本体(11)の中に引き込めて、
取付孔に着脱することができる。
【0045】また、取付けに際して、本体(11)をダクト
カバー(2)の取付孔に挿入して、左右の支持突条(16)(1
7)をダクトカバー(2)のフック(4)(5)に係合させ、操
作レバー(20)を解放すれば、操作部材(18)スプリング
(21)により下降して、1対の係止部材(22)(22)を外方へ
移動させ、各係止片(33)突出して、フック(4)(5)の
下縁に係合し、コンセントボックスを確実に固定するこ
とができる。
【0046】このように、ドライバー等の工具を必要と
せずに、きわめて簡易に着脱することができる。
【0047】図及び図は、本考案の第実施例であ
コンセントボツクスの斜視図で、図は着脱時
は取付け時の状態を示し、図及び図は、それぞれ要
部の断面図である。
【0048】第実施例のコンセントボックスは、図
及び図に示すように、デスク天板(1)とダクトカバー
(2)とで形成される取付孔に装着されている。ただし、
第1実施例のように、取付孔をダクトカバー(2)又は天
板(1)に設けてあってもよい。
【0049】第実施例におけるコンセントボックスの
本体(60)は、上部本体(61)及び下部本体(62)により、直
方体の箱状に形成され上面に複数組のソケット(63)を
設けてあり、かつ上面の両側第1実施例と同様
スライドカバー(64)用のガイド溝(51)と支持突条(65)(6
6)を設けてある。
【0050】本体(60)の前後両端付近の内部に、それぞ
図7、図8に示すように、取付け装置を構成する操作
部材(67)及び左右1対の係止部材(68)(68)が収容されて
いる。
【0051】図は、操作部材(67)及び係止部材(68)を
示す分解斜視図、図10は、本体(60)に操作部材(67)と
係止部材(68)とを組み込んだ状態を示す一部破断斜視図
である。
【0052】操作部材(67)は、ほぼ直方体状をなす操作
レバー(69)の両側に設けたガイド板(70)を、本体(60)内
に設けたガイド溝に係合して、垂直方向に摺動可能に支
承されている。
【0053】上部本体(61)の前後端面には、操作レバー
(69)上下摺動可能に嵌設したガイド溝(71)(図参照)
を設けてある。
【0054】操作レバー(69)の内面には、上部カム(7
1)及び左右1対の下部カム(72)(72)を、本体(60)の内方
に向けて突設してある。
【0055】上部カム(71)の下面両端には、それぞれ4
5度の角度で内向きに下傾するカム面(73)を形成してあ
る。
【0056】左右1対の下部カム(72)の上面には、それ
ぞれ45度の角度で内向きに下傾するカム面(74)を形成
してある。
【0057】上部カム(71)の上面にバネ受け孔(82)を設
上部本体(61)の下面と上部カム(71)の間にス
プリング(83)を装着して、操作部材(67)を下向きに付勢
してある。
【0058】左右1対の対称形をなす係止部材(68)は、
第1実施例のものと同様であり、操作部材(67)の上部カ
ム(71)のカム面(73)に摺接する傾斜面(75)と、下部カム
(72)のカム面(74)に摺接する傾斜面(76)と、2つの傾斜
面(75)(76)の内端面同士を連結する垂直面(77)とで形成
したカムフォロワを備えている。
【0059】カムフォロワの外方には、上部ガイド(7
8)及び下部ガイド(79)を形成し、その外側方に係止片(8
0)を突設してある。
【0060】図及び図は、操作部材(67)と1対の係
止部材(68)とで構成される取付け装置を、本体(60)に組
み込んだコンセントボックスを、デスク天板(1)及びダ
クトカバー(2)で形成した取付孔に装着した状態を示す
断面図である。
【0061】取付け装置は、左右1対の係止部材(68)の
カムフォロワを、操作部材(67)における上下のカム面(7
3)(74)との間に挿入し、上下のガイド(78)(79)を、上部
本体(61)及び下部本体(62)の接合部に水平方向に形成し
たガイド孔に摺接させて装着してある。
【0062】図は、操作部材(67)がスプリング(83)の
付勢力により下降した状態を示し、図は、操作部材(6
7)を操作レバー(69)により上昇させた状態を示す。
【0063】操作部材(67)が下降した図の位置では、
1対の係止部材(68)は、それぞれのカムフォロワが上下
のカム面(73)(74)に沿って摺動するため、外向きに対称
的に移動して、1対の係止片(80)が、デスク天板(1)と
ダクトカバー(2)とで形成した取付孔の縁端に形成した
フック(4)(5)の下縁に摺接もしくは近接する位置
出する。
【0064】したがって、フック(4)(5)は、係止片(8
0)とその上方に設けた係合部(65)(66)とに挟持され、コ
ンセントボックスは、確実に固定されて取付けられる。
【0065】コンセントボックスを外すには、上部本体
(61)の端面より露出している操作レバー(69)を引き上げ
て、操作部材(67)をスプリング(83)に抗して上昇させる
と、1対の係止部材(68)のカムフォロワは操作部材のカ
ム面(73)(74)の沿って摺動し、各係止片(80)が対称的に
内方へ移動して、図11に示すように、本体(60)内に引
き込められる。
【0066】操作レバー(69)引き上げる際の便宜のた
めに、その外面に多数の水平方向の滑り止め溝(81)を刻
設して、滑り止めとしておくことが望ましい。
【0067】左右1対の係止片(80)が本体(60)内に引き
込んだ図の状態では、取付孔のフック(4)(5)の下縁
が係止片(80)との係合から解除されるので、コンセント
ボックスを取付孔の上方へ外すことが可能になる。
【0068】この第実施例においても、ドライバー等
の工具を使用することなく、簡単にコンセントボックス
を着脱することができ、コンセントボックスの増設や、
既設のコンセントボックスの撤去を、きわめて簡易に迅
速に行うことができる。
【0069】また、コンセントボックスを取付けた状態
で、スライドカバー(64)を操作レバー(69)の上面を覆う
位置に設置しておけば、操作レバー(69)を引き上げるこ
とができなくなるので、不用意に操作レバー(69)を動か
して、コンセントボックスの装着状態が不安定になる
を都合を防止することができる。
【0070】なお、上述各実施例は、デスクの天板やダ
クトカバーに設けた取付孔にコンセントボックスを取付
ける場合として説明したが、本考案の取付け装置は、デ
スクへの取付けに限られるものではなく、壁面あるいは
床面等にコンセントボックスを取付ける場合にも、適用
できることは云うまでもない。
【0071】
【考案の効果】(a) コンセントボックスを、デスクや
壁面等に設けた取付孔に着脱する際に、ドライバー等の
工具を必要とせずに、簡単に取付けたり取外したりする
ことができる。
【0072】(b) コンセントボックスの本体に形成し
た支持部と、本体の両側面に突出させた係止片とによ
り、取付孔の縁端部を挟持して、コンセントボツクスを
確実かつ安定に取付けることができる。
【0073】(c) 事務所のレイアウトや、デスクの使
用者の作業内容等の変更に応じて、コンセントボックス
の増設や撤去を、手軽に行うことができ、変更にともな
う作業の停滞を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の取付け装置を備えるコン
セントボックスの一部破断外観斜視図である。
【図2】第1実施例の操作部材及び係止部材を示す分解
斜視図である。
【図3】第1実施例の取付け装置の装着時の縦断面図で
ある。
【図4】第1実施例の装置の着脱時の断面図である。
【図5】本考案の第2実施例の取付け装置を備えるコン
セントボックスの着脱時の外観斜視図である。
【図6】同コンセントボックスの装着時の外観斜視図で
ある。
【図7】第2実施例の取付け装置の装着時の断面図であ
る。
【図8】第2実施例の着脱時の断面図である。
【図9】第2実施例の操作部材及び係止部材を示す分解
斜視図である。
【図10】第2実施例の取付け装置を組み込んだコンセ
ントボックスの一部破断斜視図である。
【図11】従来のコンセントボックスの取付け手段の一
例を示す斜視図である。
【図12】従来のコンセントボックスの取付け手段の他
の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)デスク天板 (2)ダクトカバー (3)配線ダクト (4)(5)フック (11)本体 (12)ソケット (13)電源コード (14)ガイド溝 (15a)(15b)スライドカバー (16)(17)支持突条 (18)操作部材 (19)透孔 (20)操作レバー (21)スプリング (22)係止部材 (23)バネ受け軸 (24)上部カム (25)カム面 (26)下部カム (27)カム面 (28)(29)カムフォロワの傾斜面 (30)垂直面 (31)(32)ガイド (33)係止片(51)(52)ガイド溝 (60)本体 (61)上部本体 (62)下部本体 (63)ソケット (64)スライドカバー (65)(66)支持突条 (67)操作部材 (68)係止部材 (69)操作レバー (70)ガイド板 (71)上部カム (72)下部カム (73)(74)カム面 (75)(76)カムフォロワの傾斜面 (77)端面 (78)(79)ガイド (80)係止片 (81)滑り止め溝 (82)バネ受け孔 (83)スプリング (101)コンセントボックス (102)板バネ (103)ボルト (104)取付板 (105)取付孔 (106)コンセントボツクス (107)係止片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直方体に形成されたコンセントボッ
    クスの本体の両側面における、取付部の取付孔の縁端に
    当接する位置に、左右1対の支持突条を設け、支持突条の下方に、本体の両側面より突出するように
    水平方向に摺動可能とした係止片と、各係止片と連係さ
    れて、本体の両側面に対称的に出没させられる操作部材
    とを設け、各支持突条と、本体の側面より突出した係止
    片とにより、取付孔の縁端部を挟持するようにし、 さらに、1対のカム溝を、操作部材の中心線から外方へ
    上向きに傾斜する方向に設けて、操作部材が下降したと
    き、1対の係止部材が外向きに移動して、各係止片を本
    体の両側面に突出させ、操作部材が上昇したとき、各係
    止片を本体内に引き込ませるように したコンセントボッ
    クス取付け装置。
  2. 【請求項2】 操作部材に左右対称に傾斜する1対の
    カム溝を形成し、外側面に係止片を備える左右1対の係
    止部材に、それぞれカム溝の一方に係合するカムフオロ
    を設け、操作部材を昇降させることにより、左右1対
    の係止部材を対称的に水平方向に移動させて、左右1対
    の係止片を、本体の両側面に出没させるようにし、 さらに、操作部材と本体の上壁内面との間に装着したス
    プリングにより、操作部材を下方に付勢するとともに、
    操作部材に、本体の外面に突出する操作レバーを付設
    し、操作レバーを引き上げることにより、操作部材を上
    昇させるようにした請求項(1)記載のコンセントボック
    ス取付け装置。
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