JP3427588B2 - モジュラジャック及びモジュラジャック付き床配線装置 - Google Patents

モジュラジャック及びモジュラジャック付き床配線装置

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JP3427588B2
JP3427588B2 JP24812295A JP24812295A JP3427588B2 JP 3427588 B2 JP3427588 B2 JP 3427588B2 JP 24812295 A JP24812295 A JP 24812295A JP 24812295 A JP24812295 A JP 24812295A JP 3427588 B2 JP3427588 B2 JP 3427588B2
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wiring
plan
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R25/00Coupling parts adapted for simultaneous co-operation with two or more identical counterparts, e.g. for distributing energy to two or more circuits
    • H01R25/003Coupling parts adapted for simultaneous co-operation with two or more identical counterparts, e.g. for distributing energy to two or more circuits the coupling part being secured only to wires or cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モジュラプラグ
が挿入される器体内にプラグ挿入口を備えたジャック本
体が納装されたPDS用モジュラジャックに関し、さら
にこのモジュラジャックを用いて床配線を行なう床配線
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、PSD(統合情報配線システ
ム)などに用いられるモジュラジャックでは、1つのモ
ジュラプラグを接続するために1つのケース(器体)を
必要とするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モジュラジ
ャックは、電話用ばかりでなく、例えばISDN用の機
器やLANに接続する端末装置などにも用いられてお
り、1箇所で複数個のモジュラプラグを接続することが
必要となる場合もある。しかしながら、従来のモジュラ
ジャックでは、1つのモジュラプラグを接続するために
1つのケースを必要としていたから、配線回数が少な
く、しかも複数個のモジュラプラグを接続するには必要
とするモジュラプラグの数だけケースを必要とし、施工
に手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、上記点に鑑みてなされたもの
で、1つの器体で複数回線の接続を可能とし、配線回数
を少なくして、多所の配線を簡単に行なうと共に、しか
も複数のモジュラプラグを1箇所で接続することが必要
な場合の取付け施工が容易であり、省施工化を図ること
ができ、さらに器体の取付施工面への取付けを簡易に且
つ繰り返して使用でき、そのうえ1つの張力止め部材に
て異なる種類のケーブルの張力止め作用が得られるモジ
ュラジャックを提供することを課題とし、他の課題とす
るところは、モジュラジャックを露出取付け形と床下配
線の両方に対応可能とし、さらに器体を配線溝の交差部
分に嵌め込むだけで容易に位置決めでき、一層の省施工
化を図ることができるモジュラジャック付き床配線装置
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係るモジュラジャックは、外部電
線13に接続される圧接端子21とモジュラプラグ10
が挿入されるプラグ挿入口11とを備えた複数のジャッ
ク本体20を、略十字状に交差した床用の配線溝71の
交差部分71aに収納できるように平面視十字状に形成
された器体1内部に収納し、該平面視十字状の器体1の
四方の外側壁のうちの三方の外側壁に各ジャック本体2
0のプラグ挿入口11を露出させるための開口窓8をそ
れぞれ形成することにより、各開口窓8を介して上記複
数のジャック本体20の各プラグ挿入口11を異なる方
向に露出させ、残りの一方の外側壁に各ジャック本体2
0に外部電線13を導入するための電線挿入口14を設
けて成ることを特徴としている。このように構成するこ
とで、1つの器体1で複数回線の接続が可能となり、配
線回数が少なくなるのに伴い、多所の配線を省施工で行
なうことができ、複数のモジュラプラグ10を1箇所で
接続することが必要な場合の取付け施工が容易となる。
【0006】また、プラグ挿入口11の露出方向が三方
向であることを特徴としており、これにより、最大三方
向にモジュラジャック2を配置できるので、1つの器体
1で3回線以上の接続が可能となる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の器体1
の後面にマグネット51を着脱自在に係止する係止部5
2を設けたことを特徴としており、これにより、例えば
両面テープを用いてマグネット51を固着する場合と比
較して器体1に対するマグネット51の取付けがワンタ
ッチとなり、マグネット51の着脱が簡易となり、その
うえ両面テープと違って再使用も可能となる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1記載のジャッ
ク本体20の圧接端子21と器体1の外部電線13が導
入される電線導入口14との間に、外部電線13にかか
る張力を除去するための張力止め部材17を配設し、該
張力止め部材17を電線導入口14に近接する位置又は
離間する位置のいずれか一方に固定可能としたことを特
徴としており、このように構成することで、外部電線1
3に器体1の外部から作用する張力が器体1内に導入さ
れた外部電線13の端部に及ぶのを張力止め部材17に
て阻止でき、しかも張力止め部材17の固定位置を異な
らせることで、例えば4対用ケーブルと25対ケーブル
の両方に対応可能となる。
【0009】また請求項4の発明に係るモジュラジャッ
ク付き床配線装置は、外部電線13に接続される圧接端
子21とモジュラプラグ10が挿入されるプラグ挿入口
11とを備えた複数のジャック本体20を平面視十字状
に形成された器体1内部に収納し、該平面視十字状の器
体1を略十字状に交差した床用の配線溝71の交差部分
71aに配設可能とすると共に、該平面視十字状の器体
1の四方の外側壁のうちの三方の外側壁に各ジャック本
体20のプラグ挿入口11を露出させるための開口窓8
をそれぞれ形成することにより、各開口窓8を介して上
記複数のジャック本体20の各プラグ挿入口11を異な
る方向に露出させ、残りの一方の外側壁に各ジャック本
体20に外部電線13を導入するための電線挿入口14
を設けて成ることを特徴としており、このように構成す
ることで、モジュラジャック2の器体1を配線溝71内
に配設することによってモジュラジャック2は露出取付
けと床下配線の両方に対応でき、配線方法に幅を持たせ
ることができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項4記載の器体1
の外側壁に形成される複数の開口窓8を配線溝71の交
差部分71aから放射状の直線部分71bに向けて夫々
露出させて成ることを特徴としており、このように器体
1の外郭形状が配線溝71の交差部分71aに収納でき
る十字形状となっているので、器体1を配線溝71の交
差部分71aに嵌め込むだけで容易に位置決めでき、床
下配線の施工スピードを早めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。
【0012】器体1は、図1に示すように、平面視十字
状に形成されており、壁面等の施工面に後面を当接させ
た形で取着されると共に前面側にモジュラジャック2が
装着されるボディ3と、ボディ3及びモジュラジャック
2の前面側を覆う形でボディ3に着脱自在に結合される
カバー4とにより構成される。ボディ3の前面の4隅に
は組立突片5が突出され、組立突片5の外側面には係合
孔6が夫々形成される。カバー4の内周面のうち組立突
片5に対向する部位には組立爪(図示せず)が突設さ
れ、係合孔6に組立爪が係合することによってボディ3
に対してカバー4が着脱自在に結合されるようになって
いる。
【0013】上記平面視十字状をしたボディ3の四方の
外側壁のうち、三方の外側壁にジャック本体20のプラ
グ挿入口11を露出させるための開口窓8が夫々設けら
れ、残りの一方の外側壁には外部電線13をボディ3内
部に導入する電線導入口14が設けられている。開口窓
8が設けられる三方の外側壁には、夫々、ボディ3の下
縁より突出する枠片7が設けられており、本実施形態で
は各枠片7に2個1組の開口窓8が開口している。尚図
1中の12はボディ3の底面を貫通する取付孔である。
【0014】一方、カバー4は、ボディ3と同じ平面視
十字状に形成されており、モジュラジャック2が装着さ
れた状態のボディ3の前面側を覆うものである。カバー
4の周壁のうち、前記ボディ3の枠片7に対応するカバ
ー4の下壁には、枠片7の外周縁に一致する形状の切欠
部18(図1)が形成されている。
【0015】前記器体1内には、前記各開口窓8の内側
に嵌合凹部9が夫々形成されている。本実施形態では、
2個1組、計6個の嵌合凹部9が形成され、各嵌合凹部
9に6回線モジュラジャック2が収納される。各モジュ
ラジャック2を嵌合凹部9に嵌合させた状態ではモジュ
ラジャック2にモジュラプラグ(図示せず)を挿入する
後述のプラグ挿入口11が開口窓8に略一致するように
なっている。ところで、モジュラジャック2をボディ3
の嵌合凹部9に嵌合させただけでは、モジュラジャック
2はボディ3に対して浮き上がったり或いは前方へ移動
したりするのが可能であるから、このようなモジュラジ
ャック2の動きを規制するために、嵌合凹部9の周部の
複数箇所に係止爪27(図1)を突設させてあり、一
方、ジャック本体20の側面には切欠28を形成してあ
り、この切欠28に上記係止爪27を係止させること
で、ジャック本体20がボディ3から浮き上がったり、
ボディ3内で移動したり、或いはボディ3から外れたり
するのを防止できるものである。
【0016】上記モジュラジャック2は、合成樹脂のよ
うな絶縁材料によって形成されたジャック本体20を備
え、ジャック本体20の一面にはモジュラプラグが挿入
されるプラグ挿入口11が開口し、ジャック本体20の
他面には外部電線13に接続される多数の圧接端子21
が露出している。またジャック本体20のプラグ挿入口
11の内部に、ばね材料より成る互いに独立した複数極
(例えば8極)のコンタクトばね22が配設されてお
り、このコンタクトばね22は各圧接端子21と電気的
に接続されている。
【0017】またジャック本体20において、圧接端子
21が露出する部位には、電線止め24が嵌着される。
この電線止め24は、ジャック本体20の両側面に沿っ
て配置される一対の脚片25が、圧接端子21が露出す
るジャック本体20の前面に沿って配置される蓋片26
を介して連結された略コ字状に形成され、脚片25の一
部をジャック本体20に凹凸嵌合させてジャック本体2
0に保持される。またジャック本体20に電線止め24
を装着した状態では、外部電線13(図3(b),
(c))を電線止め24で押さえることができ、外部電
線13の抜け止め防止が図られている。
【0018】つまり、圧接端子21は、被覆電線(外部
電線13)を圧入したときに絶縁被覆を破って絶縁被覆
の内部導体を端子片に電気的に接続する圧接スリット5
0(図1)を備えた形状に形成されている。また圧接端
子21は、モジュラジャック2をボディ3の嵌合凹部9
に嵌合させた状態でジャック本体20の前面に露出して
例えば左右2列に並ぶように配置されると共に、圧接ス
リット50とジャック本体20の前面側に臨んで開放さ
れている。さらにボディ3のカバー4との間に形成され
ている電線導入口14を通して器体1内部に導入される
外部電線13は、ジャック本体20の両側面から圧接端
子21に導入され、該圧接端子21に電気的に接続され
るものである。
【0019】さらに、ボディ3の電線導入口14とジャ
ック本体20の圧接端子21との間には、図3(a)に
示すように、両側にボス15aが突設され、更にこのボ
ス15aの後方の両側に別のボス15bが突設されてお
り、これらボス15a,15bの一方に螺合するねじ1
6によって板金により形成した張力止め部材17の両端
部がボディ3に固定されている。この張力止め部材17
は外部電線13にかかる張力を除去するために用いられ
るものであり、前後のボス15a,15bのいずれか一
方に固定されることで、張力止め部材17を電線導入口
14に対して近接する位置又は離間する位置のいずれか
を選択して固定できるようになっている。さらにボディ
3の前側のボス15a,15a間には上方に向けて凹状
に突出する電線受け23aが形成されると共に、後側の
ボス15b,15b間には上下方向において凹凸を繰り
返す電線受け23bが形成されている。
【0020】しかして、平面視十字状に形成したボディ
3の四方の外側壁のうち、三方の外側壁に2個1組の開
口窓8を夫々形成し、計6個の開口窓8の内側に夫々嵌
合凹部9を設けたから、最大6個までジャック本体20
を納装できると共に、各開口窓8を介してプラグ挿入口
11の露出方向を三方向に向けることができる。従っ
て、モジュラジャック2を電話用だけでなく、ISDN
用の機器やLANに接続する端末装置などにも用いる場
合において、1箇所で複数個のモジュラプラグを接続す
ることが必要となる場合が生じても、三方向に露出した
開口窓8から夫々モジュラプラグを挿入してプラグ挿入
口11に接続するだけで、1つの器体で最大6回線の接
続が可能となり、多所の配線が省施工で行なえると共
に、器体1の数は1つで済み、配線回数が少なくなるの
で、複数のモジュラプラグを1箇所で接続することが必
要な場合の取付け施工が容易となる。さらに外部電線1
3が接続される圧接端子21をジャック本体20に設け
たことによって、結線作業が容易になると共に、別途の
電線接続用の端子を設けることなくコンタクトばね22
と外部電線13との電気的接続が可能となるので、端子
の不要分だけ部品点数を削減できるという利点もある。
【0021】また、外部電線13が、例えば図3(b)
に示す25対用のケーブル(撚り線)13aの場合に
は、張力止め部材17を前側のボス15aに固定するこ
とで、25対用のケーブル13aを張力止め部材17と
上記凹状の電線受け23aとの間で挟持でき、しかも張
力止め部材17は電線導入口14に近い位置に固定され
ているので、その分だけ張力止め部材17と圧接端子2
1との距離が長く伸びて、圧接端子21と接続されるケ
ーブル13aの端部に張力がかかり難くなり、25対用
のケーブル13aに張力が作用しても圧接端子21との
接続状態に影響を与えるのを防止できるようになる。
【0022】一方、外部電線13が、例えば図3(c)
に示す4対用のケーブル13bの場合には、張力止め部
材17を後側のボス15bに固定することで、4対用の
ケーブル13bを6本まとめて張力止め部材17にて保
持する際に、各ケーブル13bを横一列に並べてまとめ
て張力止め部材17と上記凹凸面状の電線受け23bと
の間で挟持することが可能となり、しかも、張力止め部
材17は電線導入口14から離間しているので、複数の
ケーブル13bが団子状になることがなく、そのうえ下
側の電線受け23bは凹凸面状に形成されているので、
4対用のケーブル13bに張力が作用しても圧接端子2
1との接続状態に影響を与えることが防止できる。この
結果、張力止め部材17は4対用のケーブル13bと2
5対用のケーブル13aの両方に対応可能となり、いず
れの場合も、張力止め部材17によってボディ3に対す
る外部電線13の固定強度が高く、仮に外部電線13に
張力が作用しても、張力を除去して外部電線13とジャ
ック本体20の圧接端子21との電気的接続状態を安定
させることができるので、省施工でありながら大規模L
ANに展開できるという利点がある。尚ケーブルの種類
は4対用、25対用に限られず、その他の種類のケーブ
ルについても適用可能であるのはいうまでもない。
【0023】次に、上記開口窓8を開閉する機構につい
て説明する。
【0024】ボディ3の三方に形成した枠片7とジャッ
ク本体20の電線導入口14が設けられた一面との間に
は、図1、図4に示すように、開口窓8を開閉する内蓋
体30と外蓋体31とが保持されている。内蓋体30と
外蓋体31とは前後方向(図4の上下方)に移動し、前
後方向における少なくとも一部が重複するように互いに
略平行に配置される。内蓋体30の前端縁には開口窓8
を通して外部に露出する操作片32が突設される。また
図4(a)に示すように、内蓋体30の後端縁の外側面
には掛合突起40が突設されると共に、外蓋体31の前
端縁の内側面には上記掛合突起40と係合可能な掛合突
起33が突設されている。さらに外蓋体31の内側面の
左右両側部には内蓋体30の左右両側縁を案内する案内
リブ34が突設されると共に、外蓋体31の前端位置で
案内リブ34の前端縁に当接する突起(図示せず)が枠
片7(図1)に形成されている。また内蓋体30の前端
部の左右にはばね受け片35が突設され、ボディ3の後
面に固着される裏カバー41と各ばね受け片35との間
にコイルスプリングよりなるばね体42(図1)が挟持
されることによって内蓋体30が前方に付勢されてい
る。
【0025】そして、内蓋体30及び外蓋体31に外力
が作用していない状態では、ばね体42のばね力によっ
て内蓋体30が前方(図4の上方)に移動して操作片3
2が開口窓8の前端縁に当接した位置に保たれる。この
とき外蓋体31は内蓋体30と掛合突起33,40が互
いに係止されることによって、案内リブ34を枠片7の
突起に当接させる位置まで前方に移動するから、内蓋体
30と外蓋体31とによって開口窓8の前半部と後半部
とを夫々閉塞することができるのである。
【0026】一方、開口窓8を開放するには、操作片3
2に対してばね体42のばね力に抗して後方(図4の下
方)に移動する向きの力を作用させる。内蓋体30の操
作片32が外蓋体31の前端縁に当接する位置まで後退
すると、外蓋体31は操作片32に押されて後方に移動
し、結果的に外蓋体31を内蓋体30とともに開くこと
ができるのである。この状態では内蓋体30は外蓋体3
1と重複しているから、開口窓8の略半分の寸法で内蓋
体30及び外蓋体31をボディ3の中に収納することが
できるのであって、結果的に施工面からのボディ3の突
出寸法を比較的小さくすることができる。従って、プラ
グ挿入口11にモジュラプラグを挿入すれば開口窓8は
開放状態に保たれるが、モジュラプラグをプラグ挿入口
11から引き抜けば、ばね体42のばね力によって内蓋
体30及び外蓋体31は開口窓8を自動的に閉塞する。
【0027】このように開口窓8を開放する際には、操
作片32に対して内蓋体30を後方に移動させるように
外力を加えるという簡単な操作によって、内蓋体30と
外蓋体31とを後方に移動させて開口窓8を開放するこ
とができる。従って、必要な開口窓8のみを開放してモ
ジュラプラグとの接続を行なえるので、外部電線13を
通さない開口窓8は閉じておくことができ、外部電線1
3の数の選択及び導入方向の選択の自由度を大きくとる
ことができ、結果として、三方向の配線以外に、二方
向、或いは一方向のみの配線も可能となり、状況に応じ
て自由に選択することができる。さらに、内蓋体30と
外蓋体31とは少なくとも一部が重複するように互いに
略平行に配設されているから、開口窓8の開放時には内
蓋体30と外蓋体31とを重ねた状態で収納することが
でき、内蓋体30と外蓋体31との収納スペースを比較
的小さくでき、結果として施工面からの器体の突出寸法
を小さくでき、そのうえモジュラプラグが挿入されてい
ないときに開口窓8を閉じておくことによって、ほこり
がコンタクトばね22に付着したり、塩害によって腐食
したりするのを防止できるという利点もある。
【0028】次に、器体1を露出取付け形として使用す
る場合の一実施形態を説明する。図2、図5に示すよう
に、ボディ3の底面には取付孔50が開口しており、取
付孔50を囲む周壁3aの内面側にはマグネット51を
着脱自在に係止する係止突起52Bが設けられており、
一方、マグネット51の側面には該係止突起52bに着
脱自在に係止される係止爪52aが突設されており、こ
の係止爪52bと係止突起52aとで係止部52が構成
されて。従って、ボディ3の後面から取付孔50にマグ
ネット51を挿入して係止爪52bを係止突起52aに
係止させることで、マグネット51をボディ3の後面に
ワンタッチで係止することができる。尚、図5(a)
中、60はボディ3の底面前面に立設してカバー4の内
面に当接するスペーサであり、カバー4との接触面積を
大きくとるために平面視十字状に形成してある。
【0029】ちなみに、スチール机上にISDN用の機
器やLANに接続する端末装置などを設置している場合
は、モジュラジャックを該スチール机に対して簡単に固
定できるようにしたい。そこで従来では、モジュラジャ
ックの器体1の後面に両面テープ(図示せず)を用いて
マグネット51を固着し、このマグネット51をスチー
ル机に磁気吸引させることで、器体1をワンタッチで取
付け可能とすることが行なわれている。しかしながら、
両面テープを用いた場合、一度マグネット51を剥がし
てしまうと再使用できないという問題がある。これに対
して本実施形態のようにボディ3の後面にマグネット5
1を着脱自在に係止する係止部52を設けたことによっ
て、ボディ3の後面にマグネット51をワンタッチで取
付けることができ、従って、金属部分65(図5
(a))に容易に器体1を取付けることができる。また
マグネット51は係止部52に係脱自在であるが故に器
体1からマグネット51を着脱するのが簡易となり、そ
のうえ両面テープと違って再使用ができるという利点も
ある。
【0030】次に、上記モジュラジャック2を床下配線
に使用する場合の実施形態の一例を図7に示す。この実
施形態では、平面視十字状に形成した6回線モジュラジ
ャック2の器体1を床ブロック70の縦横に交差する床
用の配線溝71の交差部分71aに配設して、器体1の
三方の外側壁に設けた開口窓8(図1参照)を配線溝7
1の直線部分71bに向けて夫々露出させてある。床ブ
ロック70は、例えば縦横各3列、計9ブロックに分割
され、四隅のブロックに4枚の天板付き単位体72が配
設されており、また中央の十字型ブロックには表面側に
上方に開口した配線溝71を有する溝付き単位体73が
配設されている。この溝付き単位体73は、配線溝71
の交差部分71aを形成する1枚のクロスブロック73
aと、配線溝71の直線部分71bを形成する4枚のス
トレートブロック73bとから成る。そして、上記床ブ
ロック70を縦横格子状に複数ブロック並べて床パネル
が構成される。
【0031】しかして、配線溝71に電力線、情報線等
を配線するにあたっては、外部電線13を器体1の一方
向に露出した電線導入口14(図1参照)に導入して器
体1内の6個のジャック本体20の圧接端子21に夫々
接続し、配線溝71の交差部分71aに上記器体1を収
納して、器体1を位置決めする。そして、ジャック本体
20のプラグ挿入口11(図1参照)に接続ケーブル8
0のモジュラプラグ10を接続することにより、床下配
線において6回線モジュラジャック2を使用できる。従
って、モジュラジャック2は図5(a)の実施形態で示
したような露出取付け形以外に、床下配線にも対応可能
となり、結果として配線方法に幅を持たせることができ
る。しかも、器体1の外郭形状は配線溝71の交差部分
71aに収納できる十字形状となっているので、器体1
を配線溝71の交差部分71aに嵌め込むだけで容易に
しかも確実に位置決めでき、施工スピードを早めること
ができるものである。なお、床下配線の場合、マグネッ
ト51(図5)は省略可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るモジュラジャックでは、外部電線に接続される圧接
端子とモジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口とを備
えた複数のジャック本体を、略十字状に交差した床用の
配線溝の交差部分に収納できるように平面視十字状に形
成された器体内部に収納し、該平面視十字状の器体の四
方の外側壁のうちの三方の外側壁に各ジャック本体のプ
ラグ挿入口を露出させるための開口窓をそれぞれ形成す
ることにより、各開口窓を介して上記複数のジャック本
体の各プラグ挿入口を異なる方向に露出させ、残りの一
方の外側壁に各ジャック本体に外部電線を導入するため
の電線挿入口を設けたから、1つの器体で複数回線の接
続が可能となり、配線回数が少なくなるので、多所の配
線が簡単に行なえると共に、複数のモジュラプラグを1
箇所で接続することが必要な場合の取付け施工が容易と
なり、省施工化を図ることができる。つまり、平面視十
字状に形成した器体の四方の外側壁のうち、三方の外側
壁に開口窓を夫々形成したから各開口窓を介してプラグ
挿入口の露出方向を三方向に向けることができる。従っ
て、モジュラジャックを電話用だけでなく、ISDN用
の機器やLANに接続する端末装置などにも用いる場合
において、1箇所で複数個のモジュラプラグを接続する
ことが必要となる場合が生じても、三方向に露出した開
口窓から夫々モジュラプラグを挿入してプラグ挿入口に
接続するだけで、多所の配線が省施工で行なえると共
に、器体の数は1つで済み、配線回数が少なくなるの
で、複数のモジュラプラグを1箇所で接続することが必
要な場合の取付け施工が容易となる。さらに残りの一方
の外側壁に外部電線が接続される電線挿入口を設けたこ
とによって、結線作業が容易になると共に、別途の電線
接続用の端子を設けることなく外部電線との電気的接続
が可能となるので、端子の不要分だけ部品点数を削減で
きるという利点もある。
【0033】また、プラグ挿入口の露出方向が三方向で
あるから、請求項1記載の効果に加えて、最大三方向に
モジュラジャックを配置することで、1つの器体で3回
線以上の接続が可能となる。
【0034】請求項2の発明では、請求項1記載の器体
の後面にマグネットを着脱自在に係止する係止部を設け
たから、請求項1記載の効果に加えて、例えばスチール
製の机上にISDN用の機器やLANに接続する端末装
置などを設置している場合は、モジュラジャックをマグ
ネットを利用してスチール製の机に対して簡単に固定で
きると共に、このマグネットを器体の両面に設けた係止
部に着脱自在に係止させることにより、両面テープを用
いてマグネットを固着する場合と比較してマグネットの
取付けがワンタッチとなり、マグネットの着脱が簡易と
なり、さらに両面テープと違って再使用できるという効
果もある。
【0035】請求項3の発明では、請求項1記載のジャ
ック本体の圧接端子と器体の外部電線が導入される電線
導入口との間に、外部電線にかかる張力を除去するため
の張力止め部材を配設し、該張力止め部材を電線導入口
に近接する位置又は離間する位置のいずれか一方に固定
可能としたから、請求項1記載の効果に加えて、外部電
線に器体の外部から作用する張力が器体内に導入された
外部電線の端部に及ぶのを張力止め部材にて阻止でき、
しかも張力止め部材の固定位置を異ならせることで、例
えば4対用ケーブルと25対ケーブルの両方に対応可能
となり、省施工でありながら大規模LANに展開できる
ものである。
【0036】また請求項4の発明に係るモジュラジャッ
ク付き床配線装置では、外部電線に接続される圧接端子
とモジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口とを備えた
複数のジャック本体を平面視十字状に形成された器体内
部に収納し、該平面視十字状の器体を略十字状に交差し
床用の配線溝の交差部分に配設可能とすると共に、該
平面視十字状の器体の四方の外側壁のうちの三方の外側
壁に各ジャック本体のプラグ挿入口を露出させるための
開口窓をそれぞれ形成することにより、各開口窓を介し
て上記複数のジャック本体の各プラグ挿入口を異なる方
向に露出させ、残りの一方の外側壁に各ジャック本体に
外部電線を導入するための電線挿入口を設けたから、モ
ジュラジャックの器体を配線溝内に配設することによっ
てモジュラジャックは露出取付け形と床下配線の両方に
対応可能となり、配線方法に幅を持たせることができ
る。
【0037】請求項5の発明では、請求項4記載の器体
の外側壁に形成される複数の開口窓を配線溝の交差部分
から直線部分に向けて夫々露出させたから、請求項4
載の効果に加えて、器体の外郭形状が配線溝の交差部分
に収納できる十字形状となっているので、器体を配線溝
の交差部分に嵌め込むだけで容易に位置決めでき、床下
配線の省施工化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同上のボディの平面図である。
【図3】(a)はモジュラジャックの取付け状態を説明
する平面図、(b)(c)は張力止め部材の固定状態の
態様を説明する要部平面図である。
【図4】同上の内蓋体と外蓋体とを示し、図6のA−A
線に沿う断面図である。
【図5】(a)は同上の器体の後面のマグネットの取付
け状態を示す側面断面図、(b)はマグネット付近の下
面図である。
【図6】(a)は同上のモジュラジャックを取付けたボ
ディの平面図、(b)はボディの正面図である。
【図7】同上のモジュラジャックを床下配線に用いた状
態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 8 開口窓 10 モジュラプラグ 11 プラグ挿入口 13 外部電線 14 電線導入口 17 張力止め部材 20 ジャック本体 21 圧接端子 51 マグネット 52 係止部 71 配線溝 71a交差部分 71b直線部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01R 24/00 H01R 23/02 A (72)発明者 川尻 泰三 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−290828(JP,A) 特開 平7−123571(JP,A) 特開 平3−55357(JP,A) 実開 昭62−58946(JP,U) 実開 平6−68341(JP,U) 実開 平8−629(JP,U) 実開 平4−64926(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/38 H01R 4/24 H01R 9/03 H01R 13/33 H01R 13/46 H01R 24/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電線に接続される圧接端子とモジュ
    ラプラグが挿入されるプラグ挿入口とを備えた複数のジ
    ャック本体を、略十字状に交差した床用の配線溝の交差
    部分に収納できるように平面視十字状に形成された器体
    内部に収納し、該平面視十字状の器体の四方の外側壁の
    うちの三方の外側壁に各ジャック本体のプラグ挿入口を
    露出させるための開口窓をそれぞれ形成することによ
    り、各開口窓を介して上記複数のジャック本体の各プラ
    グ挿入口を異なる方向に露出させ、残りの一方の外側壁
    に各ジャック本体に外部電線を導入するための電線挿入
    口を設けて成ることを特徴とするモジュラジャック。
  2. 【請求項2】 器体の後面にマグネットを着脱自在に係
    止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    モジュラジャック。
  3. 【請求項3】 ジャック本体の圧接端子と器体の外部電
    線が導入される電線導入口との間に、外部電線にかかる
    張力を除去するための張力止め部材を配設し、該張力止
    め部材を電線導入口に近接する位置又は離間する位置の
    いずれか一方に固定可能として成ることを特徴とする請
    求項1記載のモジュラジャック。
  4. 【請求項4】 外部電線に接続される圧接端子とモジュ
    ラプラグが挿入されるプラグ挿入口とを備えた複数のジ
    ャック本体を平面視十字状に形成された器体内部に収納
    し、該平面視十字状の器体を略十字状に交差した床用の
    配線溝の交差部分に配設可能とすると共に、該平面視十
    字状の器体の四方の外側壁のうちの三方の外側壁に各ジ
    ャック本体のプラグ挿入口を露出させるための開口窓を
    それぞれ形成することにより、各開口窓を介して上記複
    数のジャック本体の各プラグ挿入口を異なる方向に露出
    させ、残りの一方の外側壁に各ジャック本体に外部電線
    を導入するための電線挿入口を設けて成ることを特徴と
    するモジュラジャック付き床配線装置。
  5. 【請求項5】 器体の外側壁に形成される複数の開口窓
    を配線溝の直線部分に向けて夫々露出させて成ることを
    特徴とする請求項4記載のモジュラジャック付き床配線
    装置。
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