JP4853138B2 - モジュラジャック - Google Patents

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Description

本発明は、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口を備えたジャック本体を収納し、床下等に設置されるモジュラジャックに関するものである。
従来より、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口を一面に備えたジャック本体を複数収納し、床下等に設置されるモジュラジャックがあった(例えば特許文献1参照)。このモジュラジャックは、前面側が開口し平面視十字状に形成されたボディと、ボディの前面側を覆うように着脱自在に結合されるカバーとを備えている。
ボディは、四方の外側壁のうち三方の外側壁に、ジャック本体のプラグ挿入口を露出させるための開口窓がそれぞれ設けられており、残りの一方の外側壁に、例えば4対8芯の外部電線を複数本束ねて外皮で被覆したケーブルをボディ内部に導入するケーブル導入口が設けられている。また各開口窓の内側にはジャック本体を嵌着させるための嵌合凹部がそれぞれ設けられており、ジャック本体のプラグ挿入口を開口窓側に向けた状態でジャック本体を嵌合凹部に嵌着させている。さらにケーブル導入口の内側には、ケーブルを固定しケーブルにかかる張力を除去するための張力止め部材が設けられている。尚、ジャック本体の他面には多数の圧接端子が露出しており、ケーブル導入口から導入されたケーブル内の各外部電線の芯線がそれぞれ接続されている。
特開平9−93766号公報(第3頁−第4頁、及び、第1図−第3図)
上述のモジュラジャックでは、張力止め部材の位置を変えることにより、ケーブルの外皮位置又はケーブル内の外部電線が露出する位置の何れかで固定することができる。ケーブルの外皮位置で固定した場合は、ケーブル導入口から露出するのは外皮で覆われた部位なので外観を損なうことはないが、個々の外部電線に対する拘束力が弱いので張力が加わった時、外部電線を通じて圧接端子に張力が伝達され、電気的接続が不安定になる虞れがある。またケーブルの外皮位置で張力止め部材を固定することにより、外皮の厚み分ボディの厚みが厚くなってしまう。一方、外部電線が露出する位置で固定した場合は、個々の外部電線に対する拘束力が強いので張力が加わった時でも、外部電線を通じて圧接端子に張力が伝達されるのを防止することができ、電気的接続を維持することができる。また外部電線が露出する位置で張力止め部材を固定することにより、ケーブルの外皮位置で固定する場合に比べ、外皮の厚み分ボディの厚みを薄くすることができる。しかしこの場合、ケーブルの外皮の剥き代によってはケーブル導入口から外部電線が露出する場合があり、外観が悪くなる虞れがあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、外部電線に加わる張力を除去して電気的接続を維持することができ、且つ外観を向上させたモジュラジャックを提供することにある。
請求項1の発明は、外部電線に接続される端子部とモジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口とを有する複数のジャック本体と、複数のジャック本体が同一平面上に配設される器体とを備え、器体は、各プラグ挿入口を外部に露出させるための複数の開口部と、複数の外部電線を外皮で束ねたケーブルをジャック本体が配設される平面と平行な方向から器体内部に導入するためのケーブル導入口と、ケーブル導入口の近傍に設けられ、外部電線にかかる張力を除去するための張力止め部材を外部電線の露出部位で固定する固定部と、ケーブル導入口と固定部との間に設けられ、ケーブルの外皮端面を当接させて位置決めを行う位置決め手段とを具備し、位置決め手段は、ケーブル導入口から導入されたケーブルの外皮部分が載置される載置面に連続する形で内側ほど高くなるように傾斜する傾斜面からなり、傾斜面に連続する形で外部電線が当接する当接面が設けられており、当接面と載置面との間にはケーブルの外皮の厚みと略同寸法の段差が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、器体は、一面が開口したボディと、ボディの開口部に被着されるカバーとで構成され、ジャック本体が配設される平面と平行に、且つケーブルの導入方向と平行な方向にカバーをスライドさせることにより、ボディとカバーとを係止させる係合手段ボディ及びカバーに設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、ケーブル導入口が開口する器体の部位に、ケーブルの導入方向と垂直な方向にスライド自在に配置され、ケーブル導入口の大きさを調整するための導入口カバー設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ケーブルをケーブル導入口から器体内部に導入し、器体に設けた位置決め手段にケーブルの外皮端面を当接させて固定することにより、ケーブル導入口からはケーブルの外皮で覆われた部位のみが露出するので、複数の外部電線がばらばらに露出する場合に比べて外観がよくなるという効果がある。また張力止め部材を外部電線が露出する部位で固定しているので、ケーブルの外皮の上から固定する場合に比べて、個々の外部電線をより強い拘束力で拘束することができる。従ってケーブルに張力が作用した場合でも、張力が外部電線を通じて端子部に伝わるのを抑え、外部電線と端子部との電気的接続を維持することができるという効果がある。さらに張力止め部材を外部電線が露出する部位で固定することにより、器体の厚みを少なくともケーブルの外皮の厚み分だけ薄くすることができるという効果がある。
請求項2の発明によれば、ボディ及びカバーにそれぞれ係合手段を設け、ジャック本体が配設される平面と平行に、且つケーブルの導入方向と平行な方向にカバーをスライドさせることによりボディに係止させているので、カバーをボディに容易に脱着することができるという効果がある。またジャック本体が配設される平面と平行に、且つケーブルの導入方向と平行な方向にカバーをスライドさせてボディに係止させているので、ケーブルの導入方向に直交する方向の力がケーブルに加えられた場合でも、カバーが外れにくいという効果がある。
請求項3の発明によれば、ケーブル導入口において、ケーブルの導入方向と垂直な方向に導入口カバーをスライド自在に配置しているので、使用するケーブルの外径に応じて導入口の大きさを容易に調整することができるという効果がある。また導入口カバーを用いることによりケーブル導入後のケーブル導入口の隙間を小さくすることができるので、外観がよくなるという効果がある。
以下に本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。本発明に係るモジュラジャックは通常、後面を床面等の施工面に当接させた状態で用いられる。尚、以下の説明では特に断りがない場合、図3に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図3の正面を前面という。従って図10の下側が後側になる。
本発明に係るモジュラジャックは、略直方体状に形成された複数のジャック本体2(図1(a)では6個)と、図2に示すように平面視十字状に形成され内部にジャック本体2が収納される器体1とを備えている。さらに器体1は、図3に示すように平面視十字状に形成され内部にジャック本体2が収納されるボディ3と、図9に示すように平面視十字状に形成されジャック本体2の前面側を覆うようにボディ3の前面に被着されるカバー4とで構成されている。
ジャック本体2は、合成樹脂のような絶縁材料によって形成されており、ジャック本体2の一面(図1(a)において後述するシャッタブロック10側の面)にはモジュラプラグ(図示せず)が挿入されるプラグ挿入口2aが開口している。また図3においてジャック本体2の前面側には外部電線24bが接続する多数(例えば8個)の圧接端子を具備する端子部2bが設けられている。さらにジャック本体2のプラグ挿入口2aの内部に、ばね材料よりなる互いに独立した複数極(例えば8極)のコンタクトばね(図示せず)が配設されており、コンタクトばねは各圧接端子と電気的に接続されている。
またジャック本体2には、図3に示すように、端子部2bを覆うように前面側から電線止め11が嵌着される。そしてジャック本体2に電線止め11を嵌着させた状態では、外部電線24bを電線止め11で押さえることができ、外部電線24bの抜け防止を図っている。
ボディ3は、図5に示すように、前面側が開口した箱形状に形成されており、一方の側壁3aを除く三方の側壁3d、3g、3jには、開口窓10dを有するシャッタブロック10がそれぞれ2個ずつ並設されている。残りの一方の側壁3aには、それぞれジャック本体2に接続される複数の外部電線24bを外皮24aで被覆したケーブル24をボディ3内部に導入するためのケーブル導入口13が設けられている。各ジャック本体2は、プラグ挿入口2aをシャッタブロック10側に向けた状態で適宜の取付手段によってボディ3に取着される。尚、本実施形態では、すべてのジャック本体2が同一平面(ボディ3の底面)上に取着されており、器体1の高さを低く抑えることができる。
ここでシャッタブロック10は、図1に示すように外側面の中央にプラグ挿入口2aと連通する矩形の開口窓10dを有する本体10aと、開口窓10dを開閉自在に閉塞する2枚の扉体10b、10cとを備えている。シャッタブロック10の扉体10b、10cは、前後方向(図1(a)では上下方向)に移動自在であり、前方(図1(a)では上側)へ弾性付勢された状態で本体10aに保持されて開口窓10dを開閉自在に閉塞している。一方、扉体10cに対して本体10aと反対側に配置された扉体10bの前端縁には開口窓10dを通して外部に露出する操作片10eが突設されており、操作片10eに対して後方(図1(a)では下側)に移動する向きの力を加えることにより、2枚の扉体10b、10cが後方(図1(a)では下側)に移動して開口窓10dを開き、開口窓10dを通してプラグ挿入口2aが露出するようになっている。尚、このようにして開口窓10dを開閉する構造は従来周知であり、詳細な説明は省略する。
またボディ3においてケーブル導入口13の内側近傍には、ケーブル導入口13を間にして両側に前後方向(図1(b)では上下方向)にスライド溝17が形成されており、図1(b)に示す台形板状に形成された導入口カバー16をスライド溝17に沿って前後方向(図1(b)では上下方向)にスライド自在に挿通させることにより、ケーブル導入口13の開口部分の大きさを調整することができる。ここにケーブル24は、4対8芯のものや2対4芯のものなどがあり、種類によって外径が異なる。例えば図10(a)のようにケーブル24の外径が大きい場合には、ケーブル24とケーブル導入口13との間に形成される隙間は小さく、外観を損なうことはないが、図10(b)のようにケーブル24の外径が小さい場合には、ケーブル24とケーブル導入口13との間で形成される隙間が大きくなり、外観が悪くなってしまう。そこで図10(c)のように導入口カバー16を用いると、ケーブル24とケーブル導入口13との間に形成される隙間を小さくすることができ、外観をよくすることができる。
さらにボディ3の裏面側には、図8に示すように、各ジャック本体2に対応する部位に、ジャック本体2を取り外すためのヒンジ部26がそれぞれ設けられており、このヒンジ部26を前面側(図8の右側方向)に押すだけで、ジャック本体2を取り外すことができる。またボディ3の裏面の略中央には、マグネット29及びマグネット29の3面を囲って取着されるコ字状のヨーク30を収納する横長の収納凹部27が設けられており、収納凹部27の長手方向一端側には、収納されたマグネット29及びヨーク30を着脱自在に係止する係止突起28が設けられている。一方マグネット29側には、係止突起28に対応する部位に係止爪(図示せず)が設けられており、この係止爪を係止突起28に係止させることで、マグネット29をワンタッチで固定することができる。またマグネット29を取り外す場合には、マイナスドライバー等を用いることで簡単に取り外すことができる。
尚、図3に示すように、ボディ3の中央寄り四隅には、壁板等の造営材に固定するための固定ねじ(図示せず)を挿通する挿通孔9が設けられている。また略中央にはカバー4の裏面と当接するスペーサ32が前面側に向かって突設されており、カバー4をボディ3の前面に被着した際にカバー4との接触面積を大きく取るために平面視十字状に形成されている。
一方、カバー4は、図2に示すように、平面視十字状の平板状に形成されており、ジャック本体2の前面側を覆うようにボディ3の前面に被着されている。またカバー4の前面側には、各ジャック本体2に対応する部位に、プラグ挿入口2aの接続先の系統を識別するためのカラーチップ(図示せず)が取り付けられる取付凹部23がそれぞれ設けられている。
ここで、器体1を施工面に取り付ける方法については、2種類の方法が用意されている。木質壁等の施工面に対しては、ボディ3の中央寄り四隅に設けられた挿通孔9を通して木ねじを施工面に螺合させればよい。一方、施工面が金属製である場合(例えば、事務机などに取り付ける場合)には、マグネット29を介して施工面に磁着させればよい。
次に、ケーブル導入口13から導入されたケーブル24をボディ3に固定する構造について説明する。ボディ3においてケーブル導入口13の内側には、導入したケーブル24を外皮24aの部位で載置する載置面33が形成されており、この載置面33に連続して内側ほど高くなるように傾斜する傾斜面からなるケーブル位置決め部14が設けられている(図2(b)参照)。さらにケーブル位置決め部14に連続して外部電線24bが当接する当接面8が載置面33と平行に設けられており、この当接面8と載置面33との間にはケーブル24の外皮24aの厚みと略同寸法の段差が設けられている。尚、ケーブル24を導入した際には、この段差により外部電線24bを当接面8に沿って水平に引き込むことができる。
さらに図3に示すように、当接面8を間にして両側には、外部電線24bにかかる張力を除去するための張力止め部材(例えば樹脂製の結束バンド25)を外部電線24bの露出部位で固定するための一対の固定孔15が設けられている。また各固定孔15のさらに内側には、一対のL字状のケーブル仮保持部12が前面側(図1(b)では上側)に向かって突設されており、各ケーブル仮保持部12の先端側は他方のケーブル仮保持部12に向かって突出している。
ここで、ケーブル導入口13から導入されたケーブル24をボディ3に固定する方法について説明する。まず両ケーブル仮保持部12、12で形成される開口に、先端の外皮が剥かれた外部電線24bを挿通し、ケーブル24を仮保持させる。次にケーブル24の外皮24aの端面をケーブル位置決め部14に当接させる。ここでケーブル24の外皮24aの端面を当接させる位置は、ケーブル位置決め部14の傾斜面であればどの位置であってもよい。そして結束バンド25の一端側を両固定孔15,15に挿通し、当接面8において外部電線24bを結束固定することにより、ケーブル24がボディ3に固定される(図4参照)。
このように外部電線24bをケーブル仮保持部12に仮保持させることにより、ケーブル24の位置決めを容易に行うことができる。さらに外部電線24bがばらばらに広がることなく一定のまとまりとして保持することができ、外部電線24bを容易に結束固定することができる。またケーブル24をボディ3の内部に導入するとともに、ケーブル24の外皮24aの端面をケーブル位置決め部14に当接させているので、ケーブル導入口13から露出するのはケーブル24の外皮24aで覆われた部位であり、複数の外部電線24bがばらばらに露出する場合に比べて外観がよくなる。さらに結束バンド25を外部電線24bが露出する部位で固定しているので、ケーブル24の外皮24aの上から固定する場合に比べて、個々の外部電線24bをより強い拘束力で拘束することができる。従ってケーブル24に張力が加わった場合でも、張力が外部電線24bを通じて端子部2bに伝わるのを抑え、外部電線24bと端子部2bとの電気的接続を維持することができる。また結束バンド25を外部電線24bが露出する部位で固定することにより、外皮24bの上から固定する場合に比べて、器体1の厚みを少なくともケーブル24の外皮24aの厚み分だけ薄くすることができる。
ここで、ボディ3とカバー4との結合構造について説明する。上側(図5では下側)の側壁3aの両端寄り及び側壁3c、3kの略中央には、前面側(図5では上側)に向かって突出部5が形成されており、各突出部5には上側(図5では下側)が開口する係合凹部5aがそれぞれ設けられている。また側壁3c、3kと対向する側壁3e、3iの略中央には、上側(図5では下側)に向かって突出する係合片7がそれぞれ設けられている。さらに側壁3e、3iにそれぞれ連設された側壁3f、3hの内側近傍には、ケーブル24の導入方向に延設されたレール部6が設けられており、レール部6は前面側(図5では上側)に突出する主片6aと、主片6aの前端縁から側壁3f、3hに向けて突出する係合突片6bとで形成されている。
一方、カバー4の裏面側には、図6に示すように、ボディ3の各係合凹部5aに対応する部位に下側(図6では上側)に向かって突出する係合片18がそれぞれ設けられており、ボディ3の各係合片7に対応する部位には後面側(図6では前面側)に向かって突出部20が形成されており、各突出部20には上側(図6では下側)に向かって係合溝20aがそれぞれ設けられている。さらにボディ3の各レール部6に対応する部位には、内側に向かって突出する係合片19aと、係合片19aの一端側から前面側(図6では後面側)に向かって突出する当接片19bとで形成された係止部19がそれぞれ設けられている。
またカバー4の裏面側には、ボディ3に設けたケーブル導入口13に対応する部位に、カバー4をボディ3に被着した際に導入口カバー16が配置される台形状の窪み21が設けられている。さらに窪み21の内側には、窪み21の端面と連設されカバー4をボディ3に沿ってスライドさせる際に、導入口カバー16が浮き上がるのを押さえながらスライドさせるための一対のリブ22が内側に向かって延設されている。
そして図8に示すように、カバー4をボディ3よりも少しケーブル24の露出側(図8の上方)に配置した状態でボディ3の前面に被せ、カバー4をボディ3の底面(ジャック本体2の取付面)と平行且つ下方(ケーブル24の導入方向と平行な方向)にスライド移動させると、ボディ3とカバー4とが結合する。この時、カバー4の各係合片18はボディ3の係合凹部5aにそれぞれ挿入され、係止される。またカバー4の各係合溝20aには、ボディ3の係合片7がそれぞれ挿入され、係止される。さらにカバー4をボディ3の前面に沿ってスライド移動させる動作に伴って、ボディ3の側壁3f、3hの前端縁とレール部6の係合突片6bとの隙間を係止部19の係合片19aが移動するとともに当接片19bが係合突片6bの端面に当接し、係止部19がレール部6に係止される。またカバー4をボディ3から取り外すには、カバー4を上側にスライド移動させることにより、係合凹部5aと係合片18との係合、係合溝20aと係合片7との係合及びレール部6と係止部19との係合がそれぞれ解除され、カバー4をボディ3から取り外すことができる。
従ってカバー4は、ボディ3に対してスライド移動させるだけで容易に着脱することができる。またボディ3とカバー4とを結合させる際に、ボディ3の底面(ジャック本体2の取付面)と平行且つケーブル24の導入方向と平行な方向にカバー4をスライド移動させるので、ケーブル24の導入方向に直交する方向の力がケーブル24に加わった場合でも、カバー4が外れにくい。
ここで、導入口カバー16を使用した場合には、カバー4をボディ3に沿ってスライド移動させる際に、導入口カバー16は上面をカバー4の裏面のリブ22に当接させた状態でスライド移動しており、カバー4とボディ3との結合が完了すると、導入口カバー16はカバー4の窪み21に配置される。
尚、本実施形態において、ボディ3の形状を平面視十字状に形成した場合について説明したが、ボディ3の形状については本実施形態に限定されるものではなく、使用目的、使用箇所等に応じて適宜設計すればよい。また本実施形態において、ボディ3に取着するジャック本体2を6個とした場合を例に説明したが、ジャック本体2の個数は本実施形態に限定されるものではなく、使用目的、使用箇所、ボディ3の形状等に応じて適宜変更してもよい。さらに本実施形態では、外部電線24bにかかる張力を除去する張力止め部材として結束バンド25を用いて説明したが、張力止め部材は本実施形態に限定されるものではなく、外部電線24bにかかる張力を除去できるものであればよい。
(a)は本実施形態のモジュラジャックのボディに導入口カバーを取り付けた状態の斜視図である。(b)は同上の要部詳細斜視図である。 (a)は同上の平面図である。(b)は同上のA−A断面図である。 同上のボディの平面図である。 同上のボディにケーブルを配線した状態の平面図である。 同上のボディから導入口カバーを外した状態の斜視図である。 同上のカバーの斜視図である。 同上のボディにケーブルを配線した状態の斜視図である。 同上の分解斜視図である。 (a)は同上の他の分解斜視図である。(b)は同上の他の要部詳細斜視図である。 (a)は同上にケーブルを導入した状態の平面図である。(b)は同上に他のケーブルを導入した状態の平面図である。(c)は同上に導入口カバーを取り付けた状態の平面図である。
符号の説明
1 器体
2 ジャック本体
3 ボディ(器体)
4 カバー(器体)
10 シャッタブロック
10d 開口窓(開口部)
13 ケーブル導入口
14 ケーブル位置決め部(位置決め手段)
15 固定孔(固定部)
24 ケーブル
24a 外皮
24b 外部電線
25 結束バンド(張力止め部材)

Claims (3)

  1. 外部電線に接続される端子部とモジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口とを有する複数のジャック本体と、前記複数のジャック本体が同一平面上に配設される器体とを備え、
    前記器体は、前記各プラグ挿入口を外部に露出させるための複数の開口部と、
    複数の外部電線を外皮で束ねたケーブルを前記ジャック本体が配設される平面と平行な方向から前記器体内部に導入するためのケーブル導入口と、
    前記ケーブル導入口の近傍に設けられ、外部電線にかかる張力を除去するための張力止め部材を外部電線の露出部位で固定する固定部と、
    前記ケーブル導入口と前記固定部との間に設けられ、ケーブルの外皮端面を当接させて位置決めを行う位置決め手段とを具備し、
    前記位置決め手段は、前記ケーブル導入口から導入されたケーブルの外皮部分が載置される載置面に連続する形で内側ほど高くなるように傾斜する傾斜面からなり、前記傾斜面に連続する形で外部電線が当接する当接面が設けられており、前記当接面と前記載置面との間にはケーブルの外皮の厚みと略同寸法の段差が設けられていることを特徴とするモジュラジャック。
  2. 前記器体は、一面が開口したボディと、前記ボディの開口部に被着されるカバーとで構成され、
    前記ジャック本体が配設される平面と平行に、且つケーブルの導入方向と平行な方向に前記カバーをスライドさせることにより、前記ボディと前記カバーとを係止させる係合手段が前記ボディ及び前記カバーに設けられていることを特徴とする請求項1記載のモジュラジャック。
  3. 前記ケーブル導入口が開口する前記器体の部位に、ケーブルの導入方向と垂直な方向にスライド自在に配置され、前記ケーブル導入口の大きさを調整するための導入口カバーが設けられていることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のモジュラジャック。
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