JPS6210644Y2 - - Google Patents
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- JPS6210644Y2 JPS6210644Y2 JP1979076526U JP7652679U JPS6210644Y2 JP S6210644 Y2 JPS6210644 Y2 JP S6210644Y2 JP 1979076526 U JP1979076526 U JP 1979076526U JP 7652679 U JP7652679 U JP 7652679U JP S6210644 Y2 JPS6210644 Y2 JP S6210644Y2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、本器に対し挿抜自在な引出し型計器
に使用して好適な計器配線装置に関する。
に使用して好適な計器配線装置に関する。
各種のプロセスブラントにおいては、その構成
機器、装置等の大型化からこれに使用される種々
の測定制御用の計器をそれぞれユニツト化し、こ
れを引出し型計器として本器に対し挿抜自在に構
成したものが知られている。そして、これらの引
出し型計器はその使用に際して本器内に挿入さ
れ、一方故障あるいは保守、点検時には本器から
抜出されて修理、交換等を行なつているが、この
場合に両者間にはその駆動源あるいは測定、制御
信号等の送出用として配線が施こされているもの
で、この引出し型計器の挿抜時にこれを接続ある
いは切断しなければならないものである。したが
つて、このような引出し型計器においては、通常
両方からの配線をその接合部でコネクタ接続する
ことが行なわれ、これによりその配線の接続ある
いは切断を容易に行なえるように構成されてい
る。
機器、装置等の大型化からこれに使用される種々
の測定制御用の計器をそれぞれユニツト化し、こ
れを引出し型計器として本器に対し挿抜自在に構
成したものが知られている。そして、これらの引
出し型計器はその使用に際して本器内に挿入さ
れ、一方故障あるいは保守、点検時には本器から
抜出されて修理、交換等を行なつているが、この
場合に両者間にはその駆動源あるいは測定、制御
信号等の送出用として配線が施こされているもの
で、この引出し型計器の挿抜時にこれを接続ある
いは切断しなければならないものである。したが
つて、このような引出し型計器においては、通常
両方からの配線をその接合部でコネクタ接続する
ことが行なわれ、これによりその配線の接続ある
いは切断を容易に行なえるように構成されてい
る。
ところで、このような引出し型計器に用いられ
るコネクタ接続構造として、従来は、第1図a,
b,cに示される方法が取られているが、このよ
うなものではコネクタの着脱操作が面倒なもので
あり、またその接続時においてはコネクタ間に接
触不良等を生じ易いものであつた。すなわち、第
1図aに示す場合には、本器1の収容室1aから
コネクタ2を取り出して引出し型計器3側のコネ
クタ4に差し込んだりあるいは取り外したりして
いるが、この着脱操作時には計器3を作業者が片
手で抱えたりしなければならないもので、その作
業が面倒であり、またその作業時に計器3を落し
て破損してしまう危険性があつた。このため、第
1図bに示すように、計器3の下側に突出部3a
を設け、これによりコネクタの着脱操作時に計器
3を本器1側に引掛けてその危険性を防ぐことも
考えられるが、この場合には計器3の後側に手を
差し入れてコネクタ2,4の着脱を行なわなけれ
ばならず、作業者にとつてはコネクタ2,4が見
え難くく、その作業が面倒であつた。そして、こ
のような方法では、コネクタ2を引き抜く際に計
器3自体が持ち上げられることがあり、作業し難
いものであつた。さらに、第1図cに示すよう
に、計器3の側方にコネクタ4を設けて作業し易
いようにしたものもあるが、この場合にはコネク
タ2,4の着脱操作を計器3の側方で行なわなけ
ればならず、たとえばこの計器3の側方に別の計
器等が配置されている場合にはその作業がやり難
くく、コネクタの着脱を確実に行なうことが難い
ものであつた。また、上術した第1図a,b,c
の場合には、本器1からコネクタ2をケーブル5
と共に単に引き出して接続する構造であり、この
ために接続時にコネクタ2にケーブル5からの力
が直接加わり、コネクタ2,4が外れて接触不良
等を生じる場合があり、信頼性に欠けるものであ
つた。
るコネクタ接続構造として、従来は、第1図a,
b,cに示される方法が取られているが、このよ
うなものではコネクタの着脱操作が面倒なもので
あり、またその接続時においてはコネクタ間に接
触不良等を生じ易いものであつた。すなわち、第
1図aに示す場合には、本器1の収容室1aから
コネクタ2を取り出して引出し型計器3側のコネ
クタ4に差し込んだりあるいは取り外したりして
いるが、この着脱操作時には計器3を作業者が片
手で抱えたりしなければならないもので、その作
業が面倒であり、またその作業時に計器3を落し
て破損してしまう危険性があつた。このため、第
1図bに示すように、計器3の下側に突出部3a
を設け、これによりコネクタの着脱操作時に計器
3を本器1側に引掛けてその危険性を防ぐことも
考えられるが、この場合には計器3の後側に手を
差し入れてコネクタ2,4の着脱を行なわなけれ
ばならず、作業者にとつてはコネクタ2,4が見
え難くく、その作業が面倒であつた。そして、こ
のような方法では、コネクタ2を引き抜く際に計
器3自体が持ち上げられることがあり、作業し難
いものであつた。さらに、第1図cに示すよう
に、計器3の側方にコネクタ4を設けて作業し易
いようにしたものもあるが、この場合にはコネク
タ2,4の着脱操作を計器3の側方で行なわなけ
ればならず、たとえばこの計器3の側方に別の計
器等が配置されている場合にはその作業がやり難
くく、コネクタの着脱を確実に行なうことが難い
ものであつた。また、上術した第1図a,b,c
の場合には、本器1からコネクタ2をケーブル5
と共に単に引き出して接続する構造であり、この
ために接続時にコネクタ2にケーブル5からの力
が直接加わり、コネクタ2,4が外れて接触不良
等を生じる場合があり、信頼性に欠けるものであ
つた。
本考案はこのような点に鑑み、引出し型計器の
後部壁面に沿つて上方から操作してその所定個所
に掛止させるようにしたコネクタ接続用の操作ブ
ラケツトを用い、この操作ブラケツトを計器の上
方から簡単に上、下動させることにより、この操
作ブラケツトの下端側に設けられた本器側のコネ
クタとこれに対向配置された計器側のコネクタと
を簡単かつ確実に着脱させることができるように
した計器配線装置を提供するものである。
後部壁面に沿つて上方から操作してその所定個所
に掛止させるようにしたコネクタ接続用の操作ブ
ラケツトを用い、この操作ブラケツトを計器の上
方から簡単に上、下動させることにより、この操
作ブラケツトの下端側に設けられた本器側のコネ
クタとこれに対向配置された計器側のコネクタと
を簡単かつ確実に着脱させることができるように
した計器配線装置を提供するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図ないし第5図は本考案に係る計器配線装
置の一実施例を示すものであり、これらの図にお
いて、符号10で示すものは、引出し型計器11
を収容する前面側に開口されている収容室10a
を備えた被側定装置などの本器で、この本器10
内からは計器接続用ケーブル12を結線した一方
の接続側コネクタ13が引出されている。そし
て、このコネクタ13に対応する計器11側の固
定側コネクタ14は計器11の後側、すなわち本
器差し込み側に形成されている後部壁面15の下
側に配置されている。すなわち、この引出し型計
器11はその本体部16の上、下面に上部枠体1
7および下部枠体18を有し、これらの上部、下
部枠体17,18はそれぞれ計器11の後方、す
なわち本器10側に延長されている。そして、下
部枠体18側に沿つて本体部16からわずかに突
出されているマザーボートプリント板19上に前
記コネクタ14が取付固定されている。この場
合、上部、下部枠体17,18は一定間隔おいて
対向配置され、計器11を本器10の収容室10
aに挿抜する際のガイド面を構成し、これにより
計器11が本器10内に差込み収容され、あるい
は抜出される。また、上部枠体17の一側部は後
部壁面15に対応する位置まで切欠されており、
この切欠部17aにより後述する計器接続用の操
作ブラケツト20を後部壁面15に沿つて上下方
向に摺動操作できるように構成している。なお、
引出し型計器11の本体部16内には前記マザー
ボードプリント板19およびその他の計器構成部
材が適宜配設されているものとする。
置の一実施例を示すものであり、これらの図にお
いて、符号10で示すものは、引出し型計器11
を収容する前面側に開口されている収容室10a
を備えた被側定装置などの本器で、この本器10
内からは計器接続用ケーブル12を結線した一方
の接続側コネクタ13が引出されている。そし
て、このコネクタ13に対応する計器11側の固
定側コネクタ14は計器11の後側、すなわち本
器差し込み側に形成されている後部壁面15の下
側に配置されている。すなわち、この引出し型計
器11はその本体部16の上、下面に上部枠体1
7および下部枠体18を有し、これらの上部、下
部枠体17,18はそれぞれ計器11の後方、す
なわち本器10側に延長されている。そして、下
部枠体18側に沿つて本体部16からわずかに突
出されているマザーボートプリント板19上に前
記コネクタ14が取付固定されている。この場
合、上部、下部枠体17,18は一定間隔おいて
対向配置され、計器11を本器10の収容室10
aに挿抜する際のガイド面を構成し、これにより
計器11が本器10内に差込み収容され、あるい
は抜出される。また、上部枠体17の一側部は後
部壁面15に対応する位置まで切欠されており、
この切欠部17aにより後述する計器接続用の操
作ブラケツト20を後部壁面15に沿つて上下方
向に摺動操作できるように構成している。なお、
引出し型計器11の本体部16内には前記マザー
ボードプリント板19およびその他の計器構成部
材が適宜配設されているものとする。
さて、本考案によれば、符号20で示す計器接
続用の操作ブラケツト20に特徴を有するもので
あつて、この操作ブラケツト20を、上述した上
部枠体17の切欠部17aを利用してその上方か
ら後部壁面15に沿つて上下方向に摺動操作する
ことによりコネクタ13,14の着脱を簡単かつ
確実に行なえるようにしたものである。すなわ
ち、操作ブラケツト20は全体が平板状であつ
て、計器11の後部壁面15と略等しい幅を有
し、かつその上縁の一部には、第4図および第5
図に示すように、コネクタ13,14を嵌め合し
た際に上部型枠17の切欠部17aに臨み、この
上側面と同一面上に位置するごとく延長された操
作レバー部21が形成されている。そして、この
操作レバー部21の上端部は本器10側に折曲さ
れ、この折曲片21aにより操作ブラケツト20
を、第3図および第4図に示すように、計器11
の上部において簡単に片手で摺動操作させ得るよ
うになつている。また、操作ブラケツト20の中
央部分には、第2図および第5図に示すように、
計器11側に打ち抜き形成されているクランプ部
22が設けられ、このクランプ部22の先端が下
方に折曲されて係止爪22aを構成している。こ
のクランプ部22はその係止爪22aを前記計器
11の後部壁面15にあけられた係止孔23の下
部周縁に掛止させることにより操作ブラケツト2
0を後部壁面15に係合保持させるためのもので
あつて、その掛止時に前記コネクタ13,14が
嵌め合わされ、かつその操作レバー部21の折曲
片21aが計器11の上側面と同一面上に位置す
るごとくそれぞれ位置決め設定されている。ま
た、操作ブラケツト20の下端側には、第2図な
いし第5図に示すように、コネクタ取付片24が
本器10側に折曲形成され、ねじ等により本器1
0側のコネクタ13が固定されている。なお、2
5は操作ブラケツト20の下部に延設された位置
決め用の係止片で、この係止片25は前記計器1
1の後部壁面15とコネクタ14との間に形成さ
れる間〓に差し込まれて前記クランプ部22と協
動してこの操作ブラケツト20を後部壁面15上
に重ね合わせるためのものである。また、26は
操作ブラケツト20の上側に設けられたケーブル
固定用の取付片で、ケーブル12に加わる引張力
を直接コネクタ13に対して与えないように配慮
されている。
続用の操作ブラケツト20に特徴を有するもので
あつて、この操作ブラケツト20を、上述した上
部枠体17の切欠部17aを利用してその上方か
ら後部壁面15に沿つて上下方向に摺動操作する
ことによりコネクタ13,14の着脱を簡単かつ
確実に行なえるようにしたものである。すなわ
ち、操作ブラケツト20は全体が平板状であつ
て、計器11の後部壁面15と略等しい幅を有
し、かつその上縁の一部には、第4図および第5
図に示すように、コネクタ13,14を嵌め合し
た際に上部型枠17の切欠部17aに臨み、この
上側面と同一面上に位置するごとく延長された操
作レバー部21が形成されている。そして、この
操作レバー部21の上端部は本器10側に折曲さ
れ、この折曲片21aにより操作ブラケツト20
を、第3図および第4図に示すように、計器11
の上部において簡単に片手で摺動操作させ得るよ
うになつている。また、操作ブラケツト20の中
央部分には、第2図および第5図に示すように、
計器11側に打ち抜き形成されているクランプ部
22が設けられ、このクランプ部22の先端が下
方に折曲されて係止爪22aを構成している。こ
のクランプ部22はその係止爪22aを前記計器
11の後部壁面15にあけられた係止孔23の下
部周縁に掛止させることにより操作ブラケツト2
0を後部壁面15に係合保持させるためのもので
あつて、その掛止時に前記コネクタ13,14が
嵌め合わされ、かつその操作レバー部21の折曲
片21aが計器11の上側面と同一面上に位置す
るごとくそれぞれ位置決め設定されている。ま
た、操作ブラケツト20の下端側には、第2図な
いし第5図に示すように、コネクタ取付片24が
本器10側に折曲形成され、ねじ等により本器1
0側のコネクタ13が固定されている。なお、2
5は操作ブラケツト20の下部に延設された位置
決め用の係止片で、この係止片25は前記計器1
1の後部壁面15とコネクタ14との間に形成さ
れる間〓に差し込まれて前記クランプ部22と協
動してこの操作ブラケツト20を後部壁面15上
に重ね合わせるためのものである。また、26は
操作ブラケツト20の上側に設けられたケーブル
固定用の取付片で、ケーブル12に加わる引張力
を直接コネクタ13に対して与えないように配慮
されている。
また、前記引出し型計器11の下部枠体18の
延長部18a内側には、第2図および第5図に示
すように、この計器11を本器10に挿抜する際
に一時的に保持させるためのラツチ部27が設け
られている。このラツチ部27は、一端を溶接な
どにより固着された板ばね27aと、この板ばね
27aの自由端側に突設された係止突起27b
と、板ばね27aの中央部に突設された係合解除
用のプツシヤ27cとからなり、係止突起27b
およびプツシヤ27cは下部枠体18にあけられ
た貫通孔18b,18cを介して外方に突出され
ており、一方前記本器10の先端部下側面には、
第5図に示すように、前記係止突起27bが係止
される係止孔10bが突設されている。したがつ
て、本器10内に計器11を挿入あるいは抜出す
る際に、上述したラツチ部27の係止突起27b
を係止孔10bに係止させることにより、計器1
0はその先端部のみを本器10内に一時的に保持
させた状態を維持し、これによりコネクタ13,
14の着脱操作を簡単に行なえるように構成され
ている。なお、上述したラツチ部27の係止突起
27bと本器10の係止孔10bとの係合を解除
する場合には、プツシヤ27cを計器10の内側
に押し込むことにより簡単に行なうことができ
る。
延長部18a内側には、第2図および第5図に示
すように、この計器11を本器10に挿抜する際
に一時的に保持させるためのラツチ部27が設け
られている。このラツチ部27は、一端を溶接な
どにより固着された板ばね27aと、この板ばね
27aの自由端側に突設された係止突起27b
と、板ばね27aの中央部に突設された係合解除
用のプツシヤ27cとからなり、係止突起27b
およびプツシヤ27cは下部枠体18にあけられ
た貫通孔18b,18cを介して外方に突出され
ており、一方前記本器10の先端部下側面には、
第5図に示すように、前記係止突起27bが係止
される係止孔10bが突設されている。したがつ
て、本器10内に計器11を挿入あるいは抜出す
る際に、上述したラツチ部27の係止突起27b
を係止孔10bに係止させることにより、計器1
0はその先端部のみを本器10内に一時的に保持
させた状態を維持し、これによりコネクタ13,
14の着脱操作を簡単に行なえるように構成され
ている。なお、上述したラツチ部27の係止突起
27bと本器10の係止孔10bとの係合を解除
する場合には、プツシヤ27cを計器10の内側
に押し込むことにより簡単に行なうことができ
る。
したがつて、上述したように構成されている計
器配線装置では、引出し型計器11を本器10に
挿抜する際のコネクタ13,14の着脱作業を次
のようにして簡単かつ確実に行なうことができ
る。すなわち、引出し型計器11を本器10内に
挿入する場合には、本器10からケーブル12に
併なつて引出されるコネクタ13を備えた操作ブ
ラケツト20の操作レバー部21を手に持つて計
器11側のコネクタ14上に略対向するように位
置合せし、さらに計器11の先端部を本器側に挿
入し、前記ラツチ部27を用いて一時的に保持さ
せる(第3図参照)。そして、前記操作ブラケツ
ト20の操作レバー部21をその上方から押圧し
て後部壁面15に沿つて摺動させ、さらにそのク
ランプ部22を後部壁面15の係合孔23に掛止
させて操作ブラケツト20を後部壁面15に重ね
合わせ、これによりコネクタ13,14を接続さ
せる(第4図参照)。そして、この状態で、計器
11を本器10内にさらに挿入すれば、各コネク
タ13,14が確実に接続された状態で収容保持
される。なお、この引出し型計器11の挿入時に
おいては、ラツチ部27の係止突起27bはそれ
自身の傾斜面により本器10の係止孔10aから
外れるため、その挿入動作が簡単に行なえる。ま
た、操作ブラケツト20の折曲片21aは前述し
たように正確なコネクタ13,14の接続が得ら
れた場合にのみ、その上部枠体17と同一面上に
配置されるため、コネクタの接続状態を外部から
確認することができるものであり、たとえば折曲
片21aが突出している場合には計器11を本器
10内に収容することができない。そして、この
ような場合には折曲片21aをさらに押圧してコ
ネクタ13,14を確実に接続すればよいもの
で、この折曲片21aにコネクタ接続の確認機能
を持せて常にコネクタ13,14の良好な接続を
期待することができるという利点がある。
器配線装置では、引出し型計器11を本器10に
挿抜する際のコネクタ13,14の着脱作業を次
のようにして簡単かつ確実に行なうことができ
る。すなわち、引出し型計器11を本器10内に
挿入する場合には、本器10からケーブル12に
併なつて引出されるコネクタ13を備えた操作ブ
ラケツト20の操作レバー部21を手に持つて計
器11側のコネクタ14上に略対向するように位
置合せし、さらに計器11の先端部を本器側に挿
入し、前記ラツチ部27を用いて一時的に保持さ
せる(第3図参照)。そして、前記操作ブラケツ
ト20の操作レバー部21をその上方から押圧し
て後部壁面15に沿つて摺動させ、さらにそのク
ランプ部22を後部壁面15の係合孔23に掛止
させて操作ブラケツト20を後部壁面15に重ね
合わせ、これによりコネクタ13,14を接続さ
せる(第4図参照)。そして、この状態で、計器
11を本器10内にさらに挿入すれば、各コネク
タ13,14が確実に接続された状態で収容保持
される。なお、この引出し型計器11の挿入時に
おいては、ラツチ部27の係止突起27bはそれ
自身の傾斜面により本器10の係止孔10aから
外れるため、その挿入動作が簡単に行なえる。ま
た、操作ブラケツト20の折曲片21aは前述し
たように正確なコネクタ13,14の接続が得ら
れた場合にのみ、その上部枠体17と同一面上に
配置されるため、コネクタの接続状態を外部から
確認することができるものであり、たとえば折曲
片21aが突出している場合には計器11を本器
10内に収容することができない。そして、この
ような場合には折曲片21aをさらに押圧してコ
ネクタ13,14を確実に接続すればよいもの
で、この折曲片21aにコネクタ接続の確認機能
を持せて常にコネクタ13,14の良好な接続を
期待することができるという利点がある。
また引出し型計器11を本器12から抜出す場
合には、上述したと同様に、計器11の先端部を
ラツチ部27で本器12に保持させ、その状態で
前記操作ブラケツト20の折曲片21aを引き上
げ、これによりコネクタ13,14を離脱させた
後、計器11をさらに取り出せばよいものであ
る。なお、このときには、前記ラツチ部27のプ
ツシヤ27cを押圧して係止突起27bの係合を
解除する必要がある。
合には、上述したと同様に、計器11の先端部を
ラツチ部27で本器12に保持させ、その状態で
前記操作ブラケツト20の折曲片21aを引き上
げ、これによりコネクタ13,14を離脱させた
後、計器11をさらに取り出せばよいものであ
る。なお、このときには、前記ラツチ部27のプ
ツシヤ27cを押圧して係止突起27bの係合を
解除する必要がある。
したがつて、上述したような計器配線装置によ
れば、引出し型計器11の挿抜時に、操作ブラケ
ツト20の操作レバー部21を計器11の上方で
作業者が片手で上下動させるという簡単な操作に
よつて本器10と計器11とのコネクタ13,1
4を確実に着脱させることができ、従来のように
計器11の後方に手を差し込れて操作するといつ
た面倒さがなく、その安全性を図れるとともに、
両側に他の計器等が並んでいたとしてもこれらが
邪魔になるといつた不具合がない。また、引出し
型計器11をラツチ部27を用いて本器10に一
時的に保持させるように構成することにより、コ
ネクタ13,14を着脱する際に計器11を抱え
たりする必要がなく、これにより計器11を落し
て破損等を生じる危険性を完全に解消することが
できる。また、本器10側のコネクタ13に結線
されているケーブル12の一部を操作ブラケツト
20に取付片26で固定し、かつこの操作ブラケ
ツト20をクランプ部22によつて計器11の後
部壁面15に確実に保持させているため、コネク
タ13にケーブル12からの引張力が加わること
なく、常に安定した接続状態を期待し得るもので
ある。
れば、引出し型計器11の挿抜時に、操作ブラケ
ツト20の操作レバー部21を計器11の上方で
作業者が片手で上下動させるという簡単な操作に
よつて本器10と計器11とのコネクタ13,1
4を確実に着脱させることができ、従来のように
計器11の後方に手を差し込れて操作するといつ
た面倒さがなく、その安全性を図れるとともに、
両側に他の計器等が並んでいたとしてもこれらが
邪魔になるといつた不具合がない。また、引出し
型計器11をラツチ部27を用いて本器10に一
時的に保持させるように構成することにより、コ
ネクタ13,14を着脱する際に計器11を抱え
たりする必要がなく、これにより計器11を落し
て破損等を生じる危険性を完全に解消することが
できる。また、本器10側のコネクタ13に結線
されているケーブル12の一部を操作ブラケツト
20に取付片26で固定し、かつこの操作ブラケ
ツト20をクランプ部22によつて計器11の後
部壁面15に確実に保持させているため、コネク
タ13にケーブル12からの引張力が加わること
なく、常に安定した接続状態を期待し得るもので
ある。
なお、前述した実施例では、引出し型計器11
の先端部にラツチ部27を設けて本器10側に一
時的に保持させ得るように構成した場合を説明し
たが、本考案はこれに限定されるものではなく、
たとえば本器10に対し引出し型計器11を挿抜
する際に、同時に操作レバー20を上下動させる
ようにすれば、その操作を一挙に行なえるもの
で、上述したラツチ部27を必ずしも必要とされ
ることはない。
の先端部にラツチ部27を設けて本器10側に一
時的に保持させ得るように構成した場合を説明し
たが、本考案はこれに限定されるものではなく、
たとえば本器10に対し引出し型計器11を挿抜
する際に、同時に操作レバー20を上下動させる
ようにすれば、その操作を一挙に行なえるもの
で、上述したラツチ部27を必ずしも必要とされ
ることはない。
以上説明したように、本考案に係る計器配線装
置によれば、引出し型計器の後部壁面に沿つてそ
の上方から摺動操作することによりその所定個所
に掛止される操作ブラケツトを用い、これにより
本器と引出し型計器との両コネクタを着脱させる
ように構成したので、簡単な構造により、本器に
対し引出し型計器を挿抜する際のコネクタの着脱
作業を簡単かつ確実に行なえ、その作業性を良好
なものとすることができ、また操作ブラケツトの
高さを本器側の収容室との関係で形成すること
で、コネクタ接続時に接触不良等の不都合を生じ
るといつたことがなく、その実用上の効果が大で
ある。
置によれば、引出し型計器の後部壁面に沿つてそ
の上方から摺動操作することによりその所定個所
に掛止される操作ブラケツトを用い、これにより
本器と引出し型計器との両コネクタを着脱させる
ように構成したので、簡単な構造により、本器に
対し引出し型計器を挿抜する際のコネクタの着脱
作業を簡単かつ確実に行なえ、その作業性を良好
なものとすることができ、また操作ブラケツトの
高さを本器側の収容室との関係で形成すること
で、コネクタ接続時に接触不良等の不都合を生じ
るといつたことがなく、その実用上の効果が大で
ある。
第1図a,b,cは従来例を説明するための斜
視図、第2図は本考案に係る計器配線装置の一実
施例を説明する分解斜視図、第3図ないし第5図
はコネクタの着脱状態を説明する斜視図および断
面図である。 10……本器、11……引出し型計器、12…
…ケーブル、13,14……コネクタ、15……
後部壁面、17,18……枠体、20……操作ブ
ラケツト、21……操作レバー部、22……クラ
ンプ部、27……ラツチ部。
視図、第2図は本考案に係る計器配線装置の一実
施例を説明する分解斜視図、第3図ないし第5図
はコネクタの着脱状態を説明する斜視図および断
面図である。 10……本器、11……引出し型計器、12…
…ケーブル、13,14……コネクタ、15……
後部壁面、17,18……枠体、20……操作ブ
ラケツト、21……操作レバー部、22……クラ
ンプ部、27……ラツチ部。
Claims (1)
- 収容室10aを前面側に開口させている本器1
0と、この本器収容室10a内から前後方向に挿
抜される引出型計器11と、前記収容室10a内
部から導出され前記計器11後部に接続可能に設
けられた計器接続用ケーブル12と、前記計器1
1後部に接続方向を上向きに取付けられた固定側
コネクタ14と、前記ケーブル12の導出端に結
線され前記固定側コネクタ14に対向して設けら
れた接続側コネクタ13と、前記計器11の後部
壁面15に沿つて上下方向に摺動操作されその所
定個所で掛脱可能に設けられるとともに前記接続
側コネクタ13が固着されたコネクタ接続用の操
作ブラケツト20とを備え、前記操作ブラケツト
20の高さは、コネクタ接続時において前記収容
室10aの天井壁の高さに略一致するように構成
されていることを特徴とする計器配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979076526U JPS6210644Y2 (ja) | 1979-06-07 | 1979-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979076526U JPS6210644Y2 (ja) | 1979-06-07 | 1979-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55177610U JPS55177610U (ja) | 1980-12-19 |
JPS6210644Y2 true JPS6210644Y2 (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=29310025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979076526U Expired JPS6210644Y2 (ja) | 1979-06-07 | 1979-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6210644Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-07 JP JP1979076526U patent/JPS6210644Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55177610U (ja) | 1980-12-19 |
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