JP3307846B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3307846B2
JP3307846B2 JP01125597A JP1125597A JP3307846B2 JP 3307846 B2 JP3307846 B2 JP 3307846B2 JP 01125597 A JP01125597 A JP 01125597A JP 1125597 A JP1125597 A JP 1125597A JP 3307846 B2 JP3307846 B2 JP 3307846B2
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    • G02B6/389Dismountable connectors, i.e. comprising plugs characterised by the method of fastening connecting plugs and sockets, e.g. screw- or nut-lock, snap-in, bayonet type
    • G02B6/3893Push-pull type, e.g. snap-in, push-on

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに係わ
り、特に、プラグイン構造に使用されるコネクタにおい
て、コネクタエレメントの嵌合ロック機構によってプラ
グイン構造が達成されるようなコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタは、部材を接続するために使用
される。例えば、プラグ側とジャック側の各々に相補形
状のコネクタを対にして設けて、これらプラグ側とジャ
ック側のコネクタを結合させることによって、光ファイ
バや電気的部材間の接続を可能ならしめることができ
る。このような従来コネクタとして、例えば、本願出願
人による特開平5−45539号に開示されているもの
がある。このコネクタは、光ファイバを接続するための
光コネクタである。各プラグ側およびジャック側のコネ
クタは、それぞれ、基板に接続されており、いずれか一
方若しくは両方の基板を移動させることによってコネク
タ同士を接続することができるようにされている。光フ
ァイバは、プラグ側とジャック側の各コネクタの内部
に、数本の光ファイバが横一列に並ぶようにして配列さ
れている。各光ファイバは、外皮によって覆われてお
り、その先端部にフェルールや整列スリーブ等を取り付
けて光コネクタエレメントとして形成されている。ジャ
ック側コネクタの光コネクタエレメントとプラグ側コネ
クタの光コネクタエレメントは、相補形状を成してお
り、プラグ側とジャック側のコネクタが接続されたとき
に、それらの先端部が係合し得るようにされている。即
ち、プラグ側コネクタの光コネクタエレメントは、先端
部が多少細くされ、その細くされた先端部の中心から光
ファイバの一部が更に突出するようにされている。一
方、ジャック側コネクタの光コネクタエレメントは、プ
ラグ側コネクタの光コネクタエレメントの多少細くされ
た部分が嵌合されるようにその先端部分に窪みを持たせ
た形状とされており、また、その窪みの中心に、プラグ
側の光ファイバの一部を受け入れることができるように
されている。これらの光コネクタエレメントは、互いに
嵌合し得るだけで、その各々についてロック機構が設け
られているわけではない。即ち、これらの光コネクタエ
レメントは、光コネクタエレメントの各々についてロッ
ク機構を有したプラグイン構造とはされていない。ロッ
クを可能ならしめるため、ここでは、複数本の光コネク
タエレメントを固定するコネクタの本体側に、コネクタ
間の接続を維持するためのロック機構が設けられてい
る。光コネクタエレメントは、このコネクタ本体に設け
られたロック機構を介して、その接続状態を維持され
る。その他の形態として、この従来例には、コネクタエ
レメントにも、また、コネクタの本体側にもロック機構
を設けずに、コネクタの本体側にガイド部材を設けてそ
れを嵌合させるだけのもの(嵌合ロックではない)も開
示されている。
【0003】他の従来の光コネクタとして、プラグ側の
コネクタがジャック側のコネクタに必要以上に押し込ま
れることを許容する構造とされているものがある。この
光コネクタは、プラグ側のコネクタが必要以上にジャッ
ク側のコネクタに押し込まれたときに、更に言えば、各
側のコネクタに設けられた光コネクタエレメント同士が
完全に接続されているにも係わらずに、プラグ側のコネ
クタがジャック側のコネクタに押し込まれたときに、プ
ラグ側のコネクタに設けられた遊びの部分のより深い位
置に、ジャック側のコネクタを受け入れることができる
ようにされている。これを可能ならしめるため、プラグ
側のコネクタには、該コネクタの最外殻を形成する外部
ハウジング部に加えて、更に、その内部に内部ハウジン
グ部が設けられている。内部ハウジング部は、外部ハウ
ジング部内部である程度自由にスライド移動できるよう
にされている。光コネクタエレメントはこの内部ハウジ
ングに完全に固定するようにして設けられている。通常
の状態下では、内部ハウジング部は外部ハウジング部と
ロックされているため、内部ハウジング部は外部ハウジ
ング部の比較的前部においてしかスライド移動を行うこ
とができない。しかしながら、このロックが解除される
と、内部ハウジング部は、外部ハウジング部のより後方
の位置までスライド移動することができる。ロックは、
ジャック側コネクタによって、プラグ側コネクタの内部
ハウジング部と外部ハウジング部との係合を解除するこ
とによって解除され得る。この解除は、プラグ側のコネ
クタが必要以上にジャック側のコネクタに押し込まれた
ときに、ジャック側のコネクタの一部によって行われ
る。係合を解除されると、内部ハウジングは、外部ハウ
ジング部の内部のより深い位置まで挿入され得る。この
結果、プラグ側のコネクタがジャック側のコネクタに必
要以上に押し込まれることが許容される。一旦押し込ま
れた内部ハウジング部は、ジャック側のコネクタとプラ
グ側のコネクタを互いに引き離すように移動させた際
に、ジャック側のコネクタに設けられた引上げ部材によ
って容易に元の位置まで引き戻される。プラグ側のコネ
クタの内部ハウジング部には、この引上げ部材と嵌着自
在に係合し得る引掛け部が設けられている。これらの引
上げ部材と、引掛け部材は、ジャック側のコネクタとプ
ラグ側のコネクタが結合されたときに、即ち、各コネク
タの光コネクタエレメント同士が接続されたときに、嵌
合され、内部ハウジングを引き戻す際に使用される。更
に、これら引上げ部材と引掛け部材は、プラグ側のコネ
クタとジャック側のコネクタを結合させるためのロック
機構としても機能する。この従来コネクタもまた、上の
従来例と同様、各光コネクタエレメントについてロック
機構は設けられておらず、コネクタの本体側にロック機
構を設けた構造とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光コネクタのように、コネクタの本体側にのみ相手コネ
クタとのロック機構が設けられ、個々の光コネクタエレ
メントに相手光コネクタエレメントとのロック機構が設
けられていない場合、換言すれば、光コネクタエレメン
トと相手光エレメントとの嵌合ロック機構によってプラ
グイン構造が達成されていない場合には、光コネクタエ
レメントをコネクタ本体に結合し、コネクタ本体に設け
られたロック機構を相手コネクタにロックするため、光
コネクタエレメント同士の接続に2ヶ所以上の結合部が
必要となり、若しくは、光コネクタエレメント間の接
続、解除作業が煩雑となり、また、結合部が多いほど相
手光コネクタとの接続において不安定要素が増えること
になり、接続のための信頼性が得られない場合がある。
また、このようにコネクタの本体側にのみロック機構が
設けられている場合には、複数本の光コネクタエレメン
トの中の1本のみを交換したい場合でも、光コネクタエ
レメントのロック機構を解除するためにそのコネクタに
取り付けられた全てのコネクタエレメントの接続を解除
しなければならなず、作業が煩雑であり、また、交換す
べき光コネクタエレメント以外についても接続を解除す
る必要が生じてしまう。
【0005】本発明は、上記従来技術の持つ問題点を解
決するためになされたものであり、各光コネクタエレメ
ントにロック機構を設けることにより、各光コネクタエ
レメントについてプラグイン構造を形成する。この場
合、コネクタの本体側には、光コネクタエレメントに設
けられたロック機構と協動する部材を設けるだけで、そ
れ自体にロック機構は設けない。また、本発明は、特に
プラグ側のコネクタにおいて、コネクタエレメントとし
て形成された光コネクタエレメントがコネクタの内部で
多少の自由度を持って移動できるようにすることによ
り、プラグコネクタとジャックコネクタの接続時に、そ
れらの間で多少のずれが生じても、各コネクタの光コネ
クタエレメント同士を安定して接続することができるコ
ネクタを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、互いに結合され得るプラグコネクタとジ
ャックコネクタとを備えたコネクタにおいて、前記プラ
グコネクタは、被接続部材を結合するプラグコネクタエ
レメントと、該プラグコネクタエレメントに取り付けら
れた内部ハウジングと、前記プラグコネクタエレメント
をスライド移動可能に収納し得る外部ハウジングとを備
え、前記ジャックコネクタは、被接続部材を結合するジ
ャックコネクタエレメントと、一端から前記ジャックコ
ネクタエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックし得て
且つ基板に取り付けられるアダプタハウジングとを備
え、前記アダプタハウジングの他端は、前記プラグコネ
クタと前記基板に組付けられた前記ジャックコネクタと
が互いに結合されるときに、前記プラグコネクタの前記
プラグコネクタエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロッ
クすると共に前記プラグコネクタエレメントと前記ジャ
ックコネクタエレメントとの接続を行うものであり、前
記ジャックコネクタは、前記アダプタハウジングに設け
られるハウジングを更に備え、前記プラグコネクタの前
記外部ハウジングと前記内部ハウジングは互いに係合さ
れているが、前記プラグコネクタが前記ジャックコネク
タに所定量以上に押し付けられたときは、前記ジャック
コネクタの前記ハウジングによって前記係合が解除さ
れ、前記プラグコネクタエレメントは前記外部ハウジン
グ内部でスライド移動することができるようにされてい
ることを特徴としている。また、本発明は、互いに結合
され得るプラグコネクタとジャックコネクタとを備えた
コネクタにおいて、前記プラグコネクタは、被接続部材
を結合するプラグコネクタエレメントと、該プラグコネ
クタエレメントに取り付けられた内部ハウジングと、前
記プラグコネクタエレメントをスライド移動可能に収納
し得る外部ハウジングとを備え、前記ジャックコネクタ
は、被接続部材を結合するジャックコネクタエレメント
と、一端から前記ジャックコネクタエレメントを受けて
着脱自在に嵌合ロックし得て且つ基板に取り付けられる
アダプタハウジングとを備え、前記アダプタハウジング
の他端は、前記プラグコネクタと前記基板に組付けられ
た前記ジャックコネクタとが互いに結合されるときに、
前記プラグコネクタの前記プラグコネクタエレメントを
受けて着脱自在に嵌合ロックすると共に前記プラグコネ
クタエレメントと前記ジャックコネクタエレメントとの
接続を行うものであり、前記プラグコネクタエレメント
および前記ジャックコネクタエレメントは、それぞれ、
コネクタエレメント本体と、該コネクタエレメント本体
にスライド移動可能な状態で取り付けられたスライダを
備えており、前記スライダが前記コネクタエレメント本
体に対してスライド移動されたときに、前記コネクタエ
レメント本体に設けられた前記アダプタハウジングとの
係合部を移動させて、前記コネクタエレメントと前記ア
ダプタハウジングとの係合を解除することができるよう
にされていることを特徴としている。更に、本発明は、
ジャックコネクタと互いに結合され得るプラグコネクタ
において、前記プラグコネクタは、被接続部材を結合す
るプラグコネクタエレメントと、該プラグコネクタエレ
メントに取り付けられた内部ハウジングと、前記プラグ
コネクタエレメントをスライド移動可能に収納し得る外
部ハウジングとを備え、前記ジャックコネクタは、被接
続部材を結合するジャックコネクタエレメントと、一端
から前記ジャックコネクタエレメントを受けて着脱自在
に嵌合ロックし得て且つ基板に取り付けられるアダプタ
ハウジングとを備え、前記アダプタハウジングの他端
は、前記プラグコネクタと前記基板に組付けられた前記
ジャックコネクタとが互いに結合されるときに、前記プ
ラグコネクタの前記プラグコネクタエレメントを受けて
着脱自在に嵌合ロックすると共に前記プラグコネクタエ
レメントと前記ジャックコネクタエレメントとの接続を
行うものであり、前記ジャックコネクタは、前記アダプ
タハウジングに設けられるハウジングを更に備え、前記
プラグコネクタの前記外部ハウジングと前記内部ハウジ
ングは互いに係合されているが、前記プラグコネクタが
前記ジャックコネクタに所定量以上に押し付けられたと
きは、前記ジャックコネクタの前記ハウジングによって
前記係合が解除され、前記プラグコネクタエレメントは
前記外部ハウジング内部でスライド移動することができ
るようにされていることを特徴としている。更にまた、
本発明は、ジャックコネクタと互いに結合され得るプラ
グコネクタにおいて、前記プラグコネクタは、被接続部
材を結合するプラグコネクタエレメントと、該プラグコ
ネクタエレメントに取り付けられた内部ハウジングと、
前記プラグコネクタエレメントをスライド移動可能に収
納し得る外部ハウジングとを備え、前記ジャックコネク
タは、被接続部材を結合するジャックコネクタエレメン
トと、一端から前記ジャックコネクタエレメントを受け
て着脱自在に嵌合ロックし得て且つ基板に取り付けられ
るアダプタハウジングとを備え、前記アダプタハウジン
グの他端は、前記プラグコネクタと前記基板に組付けら
れた前記ジャックコネクタとが互いに結合されるとき
に、前記プラグコネクタの前記プラグコネクタエレメン
トを受けて着脱自在に嵌合ロックすると共に前記プラグ
コネクタエレメントと前記ジャックコネクタエレメント
との接続を行うものであり、前記プラグコネクタエレメ
ントおよび前記ジャックコネクタエレメントは、それぞ
れ、コネクタエレメント本体と、該コネクタエレメント
本体にスライド移動可能な状態で取り付けられたスライ
ダを備えており、前記スライダが前記コネクタエレメン
ト本体に対してスライド移動されたときに、前記コネク
タエレメント本体に設けられた前記アダプタハウジング
との係合部を移動させて、前記コネクタエレメントと前
記アダプタハウジングとの係合を解除することができる
ようにされていることを特徴としている。
【0007】
【0008】
【0009】また、本発明において、プラグコネクタエ
レメントとジャックコネクタエレメントは、コネクタエ
レメント本体と、該コネクタエレメント本体にスライド
移動可能な状態で取り付けられたスライダから形成され
ており、スライダがコネクタエレメント本体に対してス
ライド移動されたときに、コネクタエレメント本体に設
けられたアダプタハウジングとの係合部を移動させて、
コネクタエレメントとアダプタハウジングとの係合を解
除することができることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例による
コネクタエレメント100の分解斜視図を示している。
図に示されるように、コネクタエレメント100は、ホ
ルダ120、フレーム140、および、スライダ160
の3つの主要部品から構成されている。更に、後述する
ように、コネクタエレメント100は、これらの主要部
品の他、光ファイバを固定するための幾つかの部品をも
有している。このコネクタエレメントの組立は、ホルダ
120を、フレーム140の後端部に固定し、更に、フ
レーム140の後端部とホルダ120の前端部を覆うよ
うにして、スライダ160をフレーム140の前方から
取り付けることによって行われる。尚、スライダ160
は、この取り付け後においても、フレーム140やホル
ダ120に対して、前後方向に多少スライド移動するこ
とができる。
【0011】本発明では、このようなコネクタエレメン
ト100が、コネクタのプラグ側およびジャック側のそ
れぞれに設けられている。ここで、両者を区別するた
め、プラグ側のコネクタエレメントをプラグコネクタエ
レメント、ジャック側のコネクタエレメントをジャック
コネクタエレメントと呼ぶことにする。但し、プラグコ
ネクタエレメントとジャックコネクタエレメントは、そ
れらの大きさ、構造について、互いに異なるところはな
く、また、その機能も全く同様である。従って、特に区
別する必要がない限り、両者を合わせて単にコネクタエ
レメントと呼ぶこともある。図2の左上、図4の右下
に、プラグコネクタエレメント100とジャックコネク
タエレメント100Aがそれぞれ組み立てられた状態で
示されている。図2から明らかなように、プラグコネク
タエレメント100は、プラグコネクタ1に組み入れら
れた状態で設けられるのに対して、図4に示したジャッ
クコネクタエレメント100Aは、ジャックコネクタ3
に組み入れられるのではなく、単に、着脱可能な状態で
設けられている点で両者は相違している。
【0012】図2は、本発明の一実施例によるプラグコ
ネクタの分解斜視図を示したものである。この図に示さ
れるように、本発明のプラグコネクタ1は、上述のプラ
グコネクタエレメント100に加えて、更に、内部ハウ
ジング200、外部ハウジング300、バックハウジン
グ400、および、固定金具20やセムスネジ30等の
接続部材を備えている。このプラグコネクタ1の組立
は、以下の手順で行うことができる。先ず、内部ハウジ
ング200が、コネクタエレメント100の後部を外部
から覆うようにして係止固定して取り付けられる。内部
ハウジング200が固定されたコネクタエレメント10
0は、更に、外部ハウジング300の内部に組み入れら
れる。このとき、コネクタエレメント100の前端部と
後端部は、多少、外部ハウジング300から突出された
状態とされるが、内部ハウジング200は、外部ハウジ
ング300の内部にほぼ完全に収容される。但し、内部
ハウジング200は、外部ハウジング300に収容され
た後も、その外部ハウジング300の内部で、組み入れ
方向において自由にスライド移動することが可能であ
る。最後に、バックハウジング400によって、外部ハ
ウジング300の後部が閉じられる。外部ハウジング3
00とバックハウジング400は、固定金具20とセム
スネジ30によって固定される。
【0013】図3は、図2のジャックコネクタを組立て
た後、これを基板に固定したときの状態を示す平面図で
ある。ここで図3のa)は、組立後のプラグコネクタの
正面図、b)は、その上面図、c)は、その前面図をそ
れぞれ示す。尚、図3のa)およびb)を参照するにあ
たって以下の点に注意すべきである。即ち、図3のa)
およびb)では、それらの図中に示した一点鎖線による
横軸中心線を境いに、中心線の上側と下側とで図法が異
なっている。図3のa)において、該図中の横軸中心線
の上側は、c)中に二点鎖線で示した縦軸中心線におけ
る断面を示すものであり、一方、その下側は、表面図を
示すものである。同様に、図3のb)において、該図中
の横軸中心線の上側は、c)中に一点鎖線で示された横
軸中心線における断面を示すものであり、一方、その下
側は、単に表面図を示すものである。この図3は、各部
材間の接続関係を詳細に示している。
【0014】以下に、これら図1〜図3を参照して、各
部材の働き及びそれらの間の接続関係を詳細に説明す
る。図1によく示されたコネクタエレメント100のホ
ルダ120は、光ファイバが最初に通される部材であ
る。このホルダには、外被で覆うことによって数本を1
まとめにされた光ファイバが通される。ホルダ120の
内部には、貫通穴122が形成されており、この貫通穴
122に光ファイバを通すことによって、それをコネク
タエレメント100のフレーム140へと導いている。
ホルダ120は、その前端部に設けられた開口部124
によって、フレーム140後端部の方形突出部142を
覆うようにして、フレーム140に固定して取り付けら
れる。このため、ホルダ120の上下各面の両側側部の
各々に、フレーム140との固定を可能ならしめる4つ
の突起126が設けられている。尚、光ファイバの多少
の変位を許容することができるよう、ホルダ120は合
成樹脂のような可撓性部材で形成される。
【0015】また、図1によく示されたコネクタエレメ
ント100のフレーム140は、ホルダ120ととも
に、コネクタエレメントの本体を形成する部分である。
ホルダ120によって導かれた光ファイバは、このフレ
ーム140の内部に設けられた貫通穴144に通され
る。ホルダ120は、フレーム後部の方形突出部142
に取り付けられる。フレーム後部の上下各面の両側側部
に、ホルダの突起126に対応して開口146が設けら
れている。ホルダ120は、フレーム後部の方形突起部
142を覆うようにして、且つ、方形突起部142の外
側に設けられた4本の支柱148のそれぞれの内側にお
いて、フレーム140に固定される。ホルダ120とフ
レーム140の嵌合時に、フレームの開口146とホル
ダの突起126が各位置で係合し、この結果、ホルダ1
20はフレーム140に完全に固定される。ホルダがフ
レームに取り付けられたとき、ホルダとフレームの各貫
通穴122、144が互いに連通される。光ファイバ
は、この連通穴を通じて、フレーム140の前端部へと
導かれる。
【0016】フレーム140の上下各面には、また、ス
ライダ160との接続を可能ならしめる凹部141が設
けられている。この凹部141は、図3のa)によく示
されるように、スライダ160に設けられたスライド式
係合突起部164と係合され得る。更に、フレーム14
0の両側部には、フレーム140の前端部からその後方
に向かって延びる弾性アーム部材143が形成されてい
る。弾性アーム部材143は、自身の変位作用によっ
て、フレーム140の内側および外側方向に多少変位す
ることができる。この弾性アーム部材143の端部に
は、第1の側面係合突起部145が、また、そのほぼ中
央部には、第2の側面係合突起部147が設けられてい
る。第1の側面係合突起部145は、図3のb)によく
示されるように、スライダ160に設けられた第1の側
面開口部162にスライド移動可能に係止される部分で
あり、一方、第2の側面係合突起部147は、コネクタ
エレメント100がジャックコネクタのPAアダプタハ
ウジング700(図4および図5参照)に嵌合された際
に、PAアダプタハウジング700の両側側部に設けた
4つの係合開口部701、703の各々と係合する部分
である。尚、後述するように、第2の側縁係合突起部1
47は、スライダ160のスライド移動に協動する第1
の側面係合突起部145、および、弾性アーム部材14
3の働きにより、PAアダプタハウジングの係合開口部
701、703から解除され得る。
【0017】光ファイバ(図示されていない)は、この
フレーム140に固定される。各コネクタエレメント1
00が、数本の光ファイバを受け入れることができるよ
うにされている。図3のa)およびb)によく示される
ように、光ファイバの先端には、これら数本の光ファイ
バを1まとめにして固定するためのフェルール40が取
り付けられる。更に、このフェルール40を所定位置に
維持するため、フレーム140の内部にストッパ15
1、スプリング153、および、スペーサ155の3つ
の部品が設けられている。ストッパ151はスプリング
153の一端が移動しないようにするために設けられる
ものであり、フレーム内部の後端部に固定して設けられ
る。一方、スプリング153は、ストッパ151とスペ
ーサ155の間に設けられて、ストッパ151の反対端
においてスペーサ155を外部に押し出す役割を果た
す。スペーサ155は、光ファイバの先端に取り付けら
れたフェルール40と接触しており、スプリング153
の働きによってこのフェルール40を外部に押し出して
いる。これらの部材の働きによって、フェルール40
は、各コネクタエレメントにおいて、安定的にその外部
に突出された状態とされる。
【0018】図1によく示されるように、プラグコネク
タエレメント100のスライダ160は、方形の筒状に
形成されている。その筒の内部に、フレーム140およ
びホルダ120を受け入れることができる。スライダ1
60がフレーム140およびホルダ120に対して所定
位置に取り付けられたとき、スライダ160は、フレー
ム140の後端部とホルダ120の前端部のみをその内
部に収容する。更に言えば、スライダ160が所定位置
に取り付けられたときでも、図2や図4によく示されて
いるように、フレーム140の前端部とホルダ120の
後端部はスライダ160から突出された状態とされる。
また、スライダ160は、フレーム140とホルダ12
0に対して取り付けられたときでも、それらと完全には
固定されず、ホルダ120からフレーム140の側に向
かう方向に多少スライド移動することができるようにさ
れている。
【0019】図3のa)によく示されているように、ス
ライダ160をフレーム140に取り付けるため、スラ
イダ160の上下各面に設けられた係合開口部166
(図1参照)の前端に、内方向に延びるスライド式係合
突起部164が設けられている。尚、この係合開口部1
66(図1参照)自体は、後述するように、内部ハウジ
ング200との係合に使用される部分である。スライダ
160が、フレーム140前方から挿入され、ある程度
挿入が進んだときに、スライド式係合突起部164は、
フレームの上下各面に設けられた凹部141(図1にも
よく示されている)と係合される。これにより、フレー
ム140とスライダ160との係合が可能にされる。こ
のように、フレームの凹部141を、スライド式係合突
起部164より大きめに形成することによって、スライ
ダ160がフレーム140に対してより前後方向に多少
慴接移動することが可能とされている。尚、スライダ1
60の上下いずれかの面の両側側部には、テーパー16
5(図2参照)も設けられており、これらのテーパー1
65の向きによって、内部ハウジング200に挿入され
る際のプラグコネクタエレメント100の向きを決定す
ることができる。
【0020】図1及び図3のb)によく示されるよう
に、スライダ160両側側部の前後各側には、第1の側
面開口部162と第2の側面開口部168が設けられて
いる。第1の側面開口部162は、フレーム140の弾
性アーム部材143に設けられた第1の側面係合突起部
145をスライド移動可能に係止する部分であり、第2
の側面開口部168は、内部ハウジング200との係合
に使用される部分である。スライダ160が、フレーム
140の前方から挿入され、ある程度挿入が進んだとき
に、スライダ160の第1の側面開口部162に、フレ
ームの第1の側面係合突起部145がパチンと嵌まる。
尚、この第1の側面開口部162は、スライダ160が
フレーム140に対してその前後方向に多少慴接移動す
ることができるように、第1の側面係合突起部145よ
りも大きめに形成されている。スライダ160がフレー
ム140の後方に慴接移動されたとき、換言すれば、ス
ライダ160に対してフレーム140が前方に慴接移動
されたとき、フレームの第1の側面係合突起部145
は、スライダ160の第1の側面開口部162の最も前
方に位置づけらる。更に、フレーム140が前方に移動
された場合、第1の側面係合突起部145は、この第1
の側面係合突起部145を支持する弾性アーム部材14
3の変位によって、フレーム140のより内方向に多少
変位され得る。この変位がよりスムーズに行われるよう
に、第1の側面係合突起部145には、その前方から後
方に向かって多少外部に傾斜した傾斜面が、また、これ
に対応して、第1の側面開口部162の内側前方には、
これと相補形状をなす傾斜面が形成されている。このと
き、このような第1の側面係合突起部145の変位に伴
って、弾性アーム部材143の中央付近に設けられた第
2の側面係合突起部147もまた、フレームの内方に変
移され得る。このような、第1の側面係合突起部145
の変位に伴う第2の側面係合突起部147のフレーム内
方向への変位は、後述するように、コネクタエレメント
とジャックコネクタ3のPAアダプタハウジング700
(図4および図5参照)との係合を解除するのに役立
つ。尚、図3は、フレームの第1の側面係合突起部14
5が、スライダ160の第1の側面開口部162の最も
前方に位置づけられたとき、更に言えば、第2の側面係
合突起部147がフレーム内方へ変位される前の状態を
示している。
【0021】図2や図3のa)、b)によく示されるよ
うに、内部ハウジング200は、コネクタエレメント1
00のスライダ160に係合により固定して設けられ
る。内部ハウジング200とプラグコネクタエレメント
100のスライダ160は、完全に係合固定され、動作
時にその位置がずれたり移動することはない。内部ハウ
ジング200は、スライダ160を受け入れるように方
形の筒状に形成されている。筒状開口211(図2参
照)の内部にプラグコネクタエレメント100のスライ
ダ160の全体を貫通させることができる。内部ハウジ
ング200は、コネクタエレメント100の前部から取
り付けられる。特に図3のa)によく示されるように、
内部ハウジング200の上下各面の前端中央には、支持
部材201の先端に支持された内面係合突起部205
と、弾性変位部材203の先端に支持された外面係合突
起部207が設けられている。外面係合突起部207は
外方向に突起を有し、内面係合突起部205は内方向に
突起を有する。これら外面係合突起部207と内面係合
突起部205は、それら各々を支持する支持部材201
と弾性変位部材203を通じてその後部で互いに連結さ
れている。外面係合突起部207は、弾性変位部材20
3の働きによって変位可能にされる。この外面係合突起
部207の変位作用は、後述するように、外部ハウジン
グ300との係合およびその解除のために有効である。
一方、内面係合突起部205は、内部ハウジング200
を、コネクタエレメント100のスライダ160に固定
するために使用される。内部ハウジング200の筒状開
口211(図2参照)にコネクタエレメント100が挿
入され、その挿入がある程度進んだとき、内部ハウジン
グ200の内面係合突起部205は、スライダ160の
係合開口部166(図2参照)にパチンと嵌まる。内面
係合突起部205を支持する支持部材201はあまり変
位しないため、多少の力を加えても、内面係合突起部2
05が係合開口部166から外れてしまうことはない。
【0022】また、図2や図3のb)によく示されるよ
うに、内部ハウジング200は、スライダ160の側面
側においても固定される。内部ハウジング200は、そ
の各側面部に、側面弾性部材213によってその端部に
支持された引掛け部材215を有している。この引掛け
部材215には、更に、内方向に延びる突起部材217
が設けられている。内部ハウジング200の筒状開口2
11にコネクタエレメント100が挿入され、その挿入
がある程度進んだとき、引掛け部材215の突起部材2
17は、コネクタエレメントのスライダ160の第2の
側面開口部168にパチンと嵌まる。この嵌合によっ
て、側面側における内部ハウジング200とスライダ1
60との係合が完了される。尚、内部ハウジングの上下
各面には、その後方部で解放状態とされた縦長の凹部2
19が設けられている。この縦長凹部219には、後述
するように、ジャックコネクタ3のPAハウジング80
0のT字部803に設けられた突起805(図4参照)
が係合され得る。
【0023】図2や図3によく示されているように、外
部ハウジング300は、内部ハウジング200が取り付
けられたコネクタエレメント100のほぼ全体を外部か
ら覆う部分である。この外部ハウジング300がプラグ
コネクタ100の最外殻を形成している。内部ハウジン
グ200、及び、コネクタエレメント100は、外部ハ
ウジング300の挿通部321(図2参照)に外部ハウ
ジング300の後部から挿通され得る。外部ハウジング
300の、内部ハウジング200の挿通方向における長
さは、内部ハウジング200の挿通方向における長さよ
りも大きくされているため、内部ハウジング200、ひ
いてはコネクタエレメント100は、外部ハウジング3
00の内部で自由にスライド移動することができる。更
に、外部ハウジング300の挿通部321(図2参照)
の大きさは、内部ハウジング200の大きさより多少大
きめとされていてもよく、その場合、内部ハウジング2
00が外部ハウジング300に受け入れられた後も、内
部ハウジング200はその内部で多少遊動することがで
きる。この結果、コネクタエレメント100の先端部
が、ジャックコネクタ3のPAアダプタハウジング70
0(図4参照)に接続される際、プラグコネクタ1とジ
ャックコネクタ3の間の多少のずれが許容される。尚、
図3によく示されるように、外部ハウジング300の内
部に内部ハウジング200のほぼ全体、従って、コネク
タエレメント100のスライダ160の全体が受け入れ
られたときでも、コネクタエレメント100のフレーム
140の前端部とホルダ120の後端部は、外部ハウジ
ング300の前側および後側の開口から突出した状態と
される。
【0024】図3のa)によく示されるように、外部ハ
ウジング300の上下各面の内側の比較的前方に、下方
向に延びる中央係合突起部材301が設けられている。
この中央係合突起部材301は、内部ハウジング200
の外面係合突起部207の位置に対応して、外部ハウジ
ング300前側のほぼ中央に配置されている。内部ハウ
ジング200が外部ハウジング300の挿通部321へ
挿入され、更に、その内部で外部ハウジング300の前
方向に向かって所定距離だけスライド移動されたとき
に、中央係合突起部材301は、内部ハウジング200
の外面係合突起部207と衝突する。コネクタエレメン
ト100が更に前方に移動されると、内部ハウジングの
外面係合突起部207は、中央係合突起部材301によ
って下方向に変位される。内部ハウジングの外面係合突
起部207が外部ハウジングの中央係合突起部材301
をちょうど乗り越えたときに、外面係合突起部207は
弾性変位部材203の働きによって上方向にパチンと戻
る。図3は、内部ハウジングの外面係合突起部207が
外部ハウジングの中央係合突起部材301をちょうど乗
り越えて係合されたときの状態を示している。このと
き、内部ハウジング200は、その全体がほぼ完全に外
部ハウジング300によって収容された状態とされる。
外面係合突起部207と中央係合突起部材301との係
合は、後述するジャックコネクタ3(図4参照)の作用
によって解除することができる。通常の状態でこの係合
が解除されることはない。外面係合突起部207と中央
係合突起部301が係合されている限り、プラグコネク
タエレメント100は、外部ハウジング300の内部に
おいて、図3のa)やb)に示された位置よりも後方に
移動されることはない。但し、プラグコネクタエレメン
ト100は、外面係合突起部207と中央係合突起部3
01が係合状態にある間も、所定の距離区間において、
外部ハウジングの前方へ自由にスライド移動することが
できる。前方におけるプラグコネクタエレメント100
のスライド移動は、内部ハウジング200の上下各面の
前端部221(図2参照)が、外部ハウジング300の
前側の上下各面に設けられた枠組303(図2参照)と
衝突するまで可能とされる。この衝突によって、コネク
タエレメント100が外部ハウジング300の前部から
抜けることが防止されている。尚、コネクタエレメント
100が、外部ハウジング300の内部において最も前
方に位置付けられたとき、更に言えば、内部ハウジング
200の前端部221(図2参照)が外部ハウジング3
00の枠組303(図2参照)と衝突したときでも、内
部ハウジング200は実質的に外部ハウジング300か
ら突出されることはなく、内部ハウジング200の外面
係合突起部207の先端と側面弾性部材213(図2参
照)の端部のみが、外部ハウジング300から多少突出
されるだけである。
【0025】図2によく示されているように、外部ハウ
ジング300の上下各面には、その前方に向かって切り
欠け開口部305が左右に1つずつ設けられている。こ
れらの切り欠け開口部305は枠組303によって閉じ
られている。切り欠け開口部305は、内部ハウジング
200の縦長凹部219を露出するために設けられてい
る。また、切り欠け開口部305を閉じる枠組の303
両側端部には、前方向に傾斜された突起傾斜部307も
設けられている。これらの突起傾斜部307は、ジャッ
クコネクタ3のPAハウジング800に設けられた引上
延長部801のT字部803(図4参照)が、外部ハウ
ジング300の枠組303を乗り越えて、T字部803
が内部ハウジングとの係合を解除するために設けられた
ものである。これらの突起傾斜部307は、その中央位
置で切り欠け状態とされ、引上延長部801のT字部8
03に設けた突起805(図4参照)が通過できるよう
にされている。図2や、図3のa)、b)に示されるよ
うに、外部ハウジング300の後部は、基板70に設け
られた貫通孔を通じて通され、基板70を挟み込むよう
にしてバックハウジング400によって閉じられる。バ
ックハウジング400は、外部ハウジング300の後端
部に、固定金具20とセムスネジ30によって固定され
る。固定金具20は、外部ハウジング300の前側から
後側に向かって、外部ハウジングの上下両側側部に設け
られた4つの貫通穴311及び基板70に設けられた貫
通孔を通じて通される。固定金具20は、これらの貫通
穴を通じて、バックハウジング400の取り付け位置ま
で突出する。外部ハウジング300の貫通穴311に対
応してバックハウジング400の上下両側則部にも4つ
の貫通穴401が設けられている。これらの貫通穴40
1に、セムスネジ30が通されて、これらのセムスネジ
30は、各対応位置において、バックハウジング400
の貫通穴401及び基板70に設けられた貫通孔を通じ
た固定金具20にそれぞれねじ込まれて固定される。基
板70に設けられた貫通穴の大きさは、外部ハウジング
後部の突出部325やその両側端部に設けられた4つの
貫通穴311間の幅の大きさより、多少大きめとされて
いるため、プラグコネクタが基板70に取り付けられた
後も、プラグコネクタは、その内部で多少遊動すること
ができる。この結果、プラグコネクタ1が、ジャックコ
ネクタ3に接続される際、プラグコネクタ1とジャック
コネクタ3の多少のずれが許容される。また、図2によ
く示されているように、バックハウジング400には、
開口403も設けられており、バックハウジングの取り
付け時に、プラグコネクタエレメント100のホルダの
後端部が、この開口403から多少突出することができ
るようにされている。この開口403は、内部ハウジン
グ200よりは小さくされているため、内部ハウジング
200が、開口403から抜け落ちてしまうことはない
が、プラグコネクタエレメント100よりは大きくされ
ているため、プラグコネクタエレメント100の故障時
等に、プラグコネクタエレメント100と内部ハウジン
グ200の係合を治工具で解除することによって、内部
ハウジング200は取り出すことなく、プラグコネクタ
エレメント100だけを、開口403を通じて容易に取
り出すことが可能である。尚、この開口403は、コネ
クタエレメント100が外部ハウジング300の内部で
スライド移動することができるのにも十分な大きさとさ
れている。
【0026】図4は、本発明の一実施例によるジャック
コネクタ3の分解斜視図を示している。このジャックコ
ネクタ3の先端部は、図2に示したプラグコネクタ1の
先端部と相補形状を成している。ジャックコネクタ3
は、PAアダプタハウジング700とPAハウジング8
00を備える。組立時に、PAハウジング800は、P
Aアダプタハウジング700にその前方から取り付けら
れる。PAハウジング800は、PAアダプタハウジン
グ700と別体に限らず、一体に成形していても良い。
図5は、図4のジャックコネクタを組立てた後、これを
基板に固定したときの状態を示した平面図である。ここ
で図5のa)は、組立後のジャックコネクタの正面図、
b)は、その上面図、c)は、その前面図をそれぞれ示
している。尚、図5のa)およびb)を参照するにあた
っては、図3と同様の点に注意すべきである。即ち、図
5のa)およびb)では、それらの図中に示した一点鎖
線による横軸中心線を境いに、該中心線の上側と下側と
で図法が異なっている。図5のa)において、該図中の
横軸中心線の上側は、c)中に二点鎖線で示された縦軸
中心線における断面を示すものであり、一方、その下側
は、表面図を示すものである。同様に、図5のb)にお
いて、該図中の横軸中心線の上側は、c)中に一点鎖線
で示された横軸中心線における断面を示すものであり、
一方、その下側は、表面図を示すものである。この図5
によって、PAアダプタハウジング700とPAハウジ
ング800の間の接続関係が明らかとされている。
【0027】図4や図5に示されたPAアダプタハウジ
ング700は、プラグコネクタエレメント100(図2
参照)とジャックコネクタエレメント100A(図4参
照)のそれぞれの前端部を受け入れることができる。前
述したように、各プラグおよびジャックコネクタエレメ
ント100、100Aによって導かれた光ファイバは、
このPAアダプタハウジング700の内部で接続され得
る。図4によく示されるように、PAアダプタハウジン
グ700には、これらのコネクタエレメント100、1
00Aを受け入れるための貫通穴705が設けられてい
る。貫通穴705の対向するそれぞれの側から、各コネ
クタエレメント100、100Aを受け入れることがで
きる。貫通穴705にコネクタエレメント100、10
0Aを受け入れる際のコネクタエレメントの向きは、プ
ラグ側とジャック側の間で互いに逆向きとされる。例え
ば、図2に示されたジャックコネクタエレメント100
が、その下部にテーパー(図示されていない)を有する
向きでPAアダプタハウジングの貫通穴705に挿入さ
れる場合には、図4に示されたジャックコネクタエレメ
ント100Aは、その上部にテーパー161を有する向
きでPAアダプタハウジング700の貫通穴705に挿
入される。尚、これらの向きは、図2、図4に示された
コネクタエレメント100、100Aの向きにちょうど
対応している。尚、PAアダプタハウジング700内の
ジャックコネクタエレメント100Aを受け入れる位置
には、ジャックコネクタエレメント100Aを受け入れ
るための貫通穴を設ける代わりに、光デバイス部品を実
装するための基板を形成しておくこともできる。この基
板上には、様々な光デバイス部品を実装することができ
る。従って、このような基板を形成したPAアダプタハ
ウジング700においては、PAアダプタハウジング7
00の一方の側にのみ設けられた貫通穴にプラグコネク
タエレメントを受入れることによって、該プラグコネク
タエレメント100を、ジャックコネクタエレメント1
00Aではなく、基板上の様々な光デバイス部品に、直
接的に接続させることが可能である。
【0028】図4や図5のa)、b)によく示されてい
るように、PAアダプタハウジング700とコネクタエ
レメント100、100Aを係合させるため、PAアダ
プタハウジング700の側部に係合開口部701、70
3が設けられている。これらの係合開口部701、70
3は、各コネクタエレメント100、100Aのフレー
ムに設けられた第2の側面係合突起部147(図1若し
くは図3のb)参照)、147A(図4参照)に対応し
て、PAアダプタハウジング前後の両側側部に4つ設け
られている。前側2つの係合開口部701は、プラグコ
ネクタエレメント100(図2参照)との係合に使用さ
れ、後側2つの係合開口部703は、ジャックコネクタ
エレメント100A(図4参照)との係合に使用され
る。コネクタエレメント100、100Aの前端部が挿
入されたとき、これらの係合開口部701、703は、
各コネクタエレメント100、100Aのフレームに設
けられた第2の側面係合突起部147(図1若しくは図
3のb)参照)、147A(図4参照)と、PAアダプ
タハウジング700の内側で係合し得る。図1および図
3のb)を参照して、上に説明したように、第2の側面
係合突起部147、147Aは、コネクタエレメントの
フレーム140がスライダ160に対して前方に慴接移
動されたときに、フレーム140の第1の側面係合突起
部145、145Aの動きに伴って内方に向かって変位
し、この変位によってのみ、PAアダプタハウジング7
00の係合開口部701、703から解除され得る。更
に言えば、コネクタエレメント100、100Aのフレ
ーム140やホルダ120(図1参照)が後方に引っ張
られたとしても、それらがスライダ160に対して前方
に移動されない限り、コネクタエレメント100、10
0AとPAアダプタハウジング700との係合が解除さ
れることはない。
【0029】図5によく示されているように、PAハウ
ジング800は、PAアダプタハウジング700の一方
の前端部に固定して取り付けられる。このため、PAハ
ウジング800の後部は、PAアダプタハウジング70
0の前端部に対応した形状とされている。PAアダプタ
ハウジング700は、PAハウジング800の後部から
挿入され、PAハウジング800の開口部の枠807
(図4参照)からPAアダプタハウジング700の前端
部が多少突出する位置で固定される。特に図4によく示
されるように、PAハウジング800の上下各面の前端
部のほぼ中央に、中央係合突起部811が設けられてい
る。中央係合突起部811は、プラグコネクタにおける
内部ハウジングの外面係合突起部207と外部ハウジン
グの中央係合突起部材301(図3のa)参照)との係
合を解除するために使用される部分である。この中央係
合突起部811は、内部ハウジング200の外面係合突
起部207の形状と相補形状をなすよう上部に傾斜面を
有している。
【0030】再び図4を参照して、この中央係合突起部
811の上下各面における左右いずれか一方の側に、上
下面で対向するようにして、引上延長部801が1つづ
つ設けられている。これらの引上げ延長部801は、上
下各面における左右いずれの側に設けられていてもよ
く、また、両側に設けられていてもよい。これらの引上
延長部801は、プラグコネクタにおける内部ハウジン
グ200の外面係合突起部207と外部ハウジング30
0の中央係合突起部材301(図3のa)参照)との係
合が解除された後に、これらの係合を再び行わせるため
の補助部材として使用される。ただし、プラグコネクタ
とジャックコネクタをロックさせる機能までは有してい
ないため、プラグコネクタとジャックコネクタの接続に
おいては、必須ではない。引上延長部801は上下方向
に弾性変位可能とされており、この弾性変位作用によっ
て、該引上延長部801の先端に設けられたT字部80
3を上下に変位させることができる。T字部803は、
この変位作用によって、プラグコネクタとジャックコネ
クタが結合される際に、プラグコネクタの外部ハウジン
グ300の切り欠け開口部305前方に設けられた突起
傾斜部307(図2参照)を乗り越えることができる。
T字部803が突起傾斜部307(図2参照)を乗り越
える際、このT字部803の中央に設けられた突起80
5が通過できるよう、突起傾斜部307(図2参照)の
中央は切り欠け状態とされている。この突起部805の
両側は、平面部813として形成されており、従って、
T字部803が突起傾斜部307(図2参照)を乗り越
える際、T字部803は、平面部813においてのみ突
起傾斜部307(図2参照)と接触する。T字部803
の突起805は、突起傾斜部307(図2参照)を乗り
越えた後に、外部ハウジング300の切り欠け開口部3
05(図2参照)を介して、内部ハウジング200の縦
長凹部219(図2参照)と係合される。
【0031】図6は、図2や図3に示されたプラグコネ
クタ1と、図4や図5に示されたジャックコネクタ3の
間の嵌合時の状態を示している。ここで図6のa)は、
嵌合時のコネクタの正面図、また、図6のb)は、その
上面図を示している。この図6は、プラグコネクタ1と
ジャックコネクタ3が嵌合された後であって、内部ハウ
ジングの外面係合突起部207と外部ハウジングの中央
係合突起部材301の係合が解除される前の状態を示し
たものである。プラグコネクタ1は、プラグコネクタエ
レメントのフレーム140の前端部を、ジャックコネク
タ3のPAアダプタハウジング700に嵌合することに
よって互いに係合される。上述したように、プラグコネ
クタエレメントのフレーム140の前端部が、PAアダ
プタハウジング700の貫通穴705(図4参照)に挿
入され、ある程度進むと、プラグコネクタエレメント1
00のフレーム140の第2の側面係合突起部147が
PAアダプタハウジング700の係合開口部701にパ
チンと嵌まる。これにより、プラグコネクタ1とジャッ
クコネクタ3の係合が完了される。このとき、図6の
b)に示されているように、PAハウジング800の引
上延長部801もまた、プラグコネクタ1の内部ハウジ
ング200(図2参照)と係合した状態にある。尚、図
6のb)においては、引上延長部801は図面の反対側
に現れるため、これを点線で示している。引上延長部8
01のT字部803の突起805(図4若しくは図5参
照)は、外部ハウジング300の切り欠け開口部305
(図2参照)を介して内部ハウジング200の縦長凹部
219(図2参照)と係合されている。
【0032】内部ハウジング200の外面係合突起部2
07と外部ハウジング300の中央係合突起部材301
の係合(図3のa)参照)は、プラグコネクタエレメン
トがPAアダプタハウジングに嵌合されていない通常の
状態では、解除されることはない。図6は、この解除前
の状態を示している。図6のa)によく示されるよう
に、この状態下では、内部ハウジングの外面係合突起部
207と外部ハウジングの中央係合突起部301はそれ
ら各部材の傾斜面の後ろ側で互いに突き合わせた状態で
保持されている。しかしながら、プラグコネクタ1が必
要以上にジャックコネクタ3に押し込まれると、ジャッ
クコネクタ3の中央係合突起部811によって、内部ハ
ウジングの外面係合突起部207は下方向に変位され、
更に押し込まれると、内部ハウジング200の外面係合
突起部207は、外部ハウジング300の中央係合突起
部材301を完全に乗り越えることになり、この結果、
内部ハウジングの外面係合突起部207と外部ハウジン
グの中央係合突起部301の間の係合は解除される。係
合が解除された直後の状態は、図7によく示されてい
る。
【0033】内部ハウジングの外面係合突起部207と
外部ハウジングの中央係合突起部301の間の係合が解
除された後も、プラグコネクタはジャックコネクタに多
少押し込まれるが、ある程度押し込まれたところで、内
部ハウジング200と、バックハウジング400が衝突
し、この結果、それ以上の押し込みは不可能とされる。
このように、内部ハウジングの外面係合突起部207と
外部ハウジングの中央係合突起部301の間の係合が解
除された後であっても、コネクタエレメントのフレーム
140先端部とジャックコネクタ3のPAアダプタハウ
ジング700との嵌合ロックは解除されていないため、
ジャックコネクタ3とプラグコネクタエレメント100
の間の位置関係は維持されたままである。つまり、係合
解除の前後において、ジャックコネクタ3とプラグコネ
クタエレメント100は、外部ハウジング300に関し
て、その外部ハウジングの後方へ一体的に移動されるだ
けである。
【0034】内部ハウジングの外面係合突起部207と
外部ハウジングの中央係合突起部材301の係合を再び
回復させるには、プラグコネクタ1をジャクコネクタ3
から引き離すように移動させてやるだけでよい。プラグ
コネクタエレメントのフレーム140は、プラグコネク
タ3のPAアダプタハウジング700に嵌合ロックされ
たままであるため、この移動に伴って、ジャックコネク
タ3と、フレーム140、ひいてはホルダ120は、一
体的に、外部ハウジング300の前方へと引き上げられ
る。プラグコネクタ1が、プラグコネクタエレメント1
00とジャックコネクタエレメント100Aの係合を維
持した状態でジャックコネクタ3からある程度引き離さ
れたとき、内部ハウジング200の外面係合突起部20
7は、外部ハウジング300の中央係合突起部材301
を再び乗り越えて、図6に示されるような解除前の元の
位置まで引き戻される。PAハウジング800に設けた
引上延長部801(図4によく示されている)は、この
引上げ作業を補助する役割を果たす。図6のb)、図7
のb)によく示されるように、引上延長部801のT字
部803に設けられた突起805(図4によく示されて
いる)は、この引上げ作業の間中も、内部ハウジング2
00の縦長凹部219(図2によく示されている)と係
合されたままであり、従って、引上延長部801は、こ
れらの係合を通じて、内部ハウジング200、ひいては
プラグコネクタエレメント100を引き上げることがで
きる。但し、この引上延長部801は、この引上げ作業
を補助するだけで、この引上げは、実質的には、コネク
タエレメント100とPAアダプタハウジング700の
間の係合を通じて達成される。
【0035】プラグコネクタエレメント100が引き上
げられた後、更にプラグコネクタ1とジャックコネクタ
3とを引き離すように移動させることによって、ジャッ
クコネクタのPAハウジング800のT字部803は外
部ハウジングの突起傾斜部307(図2によく示されて
いる)を乗り越えて内部ハウジング200の縦長凹部2
19との係合が解除される。更に、プラグコネクタとジ
ャックコネクタを引き離すように移動させることによっ
て、プラグコネクタ1とジャックコネクタ3の係合は解
除され得る。プラグコネクタ1がジャックコネクタ3か
ら引き離されるように移動されると、この移動に伴っ
て、プラグコネクタエレメント100は、外部ハウジン
グ300の内部において、その外部ハウジングのより前
方位置に移動される。プラグコネクタエレメント100
(内部ハウジング200)が、外部ハウジング300内
部において最も先端部に位置付けられた後、更に、プラ
グコネクタ1がジャックコネクタ3から引き離されるよ
うに移動されると、ジャックコネクタ3のPAアダプタ
ハウジング700と嵌合されたプラグコネクタエレメン
ト100のフレーム140(図6のb)参照)の先端部
のみが、スライダ160を残したまま引っ張られること
になる。この結果、図6のb)によく示されるように、
フレーム140の第2の側面係合突起部147は、第1
の側面係合突起部145とスライダ160の間の作用を
通じて、フレーム140の内方に変移され、ジャックコ
ネクタ3のPAアダプタハウジング700の係合開口部
701との係合を解除される。
【0036】図8は、本発明のコネクタの嵌合時におけ
る実際の使用状態を示している。この図は、図6のb)
や図7のb)に相応する図である。ここでは、ジャック
コネクタ3のPAアダプタハウジング700に、プラグ
コネクタエレメント100のみならず、ジャックコネク
タエレメント100Aも嵌合ロックさせた状態を示して
おり、また、各コネクタエレメント100、100A
に、光ファイバが固定された状態で示している。図によ
く示されるように、光ファイバを導くフェルール40
が、各コネクタエレメントの先端部から突出され、PA
アダプタハウジング700の内部で互いに接続されてい
るのがよく分かる。また、この図に示されるように、プ
ラグコネクタ1は、外部ハウジング300とバックハウ
ジング400の間に垂直に立てられた基板70(図示さ
れていない)を挟み込むようにして固定され、一方、ジ
ャックコネクタ3は、その前部では、互いに重ねられた
PAアダプタハウジング700の螺子穴711(図4参
照)とPAハウジング800の螺子穴821(図4参
照)の両者に螺子を貫通させて、また、その後部では、
PAアダプタハウジング700の螺子穴711(図4参
照)だけに螺子を貫通させて、これらの螺子を水平に配
置された基板80にねじ込むことによって固定されてい
る。プラグコネクタを基板70に固定する際は、コネク
タと基板を完全に固定するのではなく、コネクタと基板
の間に多少の遊びを持たせている。このような遊びを設
けることにより、プラグコネクタとジャックコネクタが
結合時に多少ずれたとしても、それらの間の結合をスム
ーズに行うことが可能とされている。
【0037】ジャックコネクタが固定された基板80は
レール(図示されていない)上に配置される。このレー
ル上で、基板80を基板70に向かってスライド移動さ
せることによって、プラグコネクタ1とジャックコネク
タ3を容易に結合させることができる。これらの基板7
0と基板80のそれぞれに、複数のコネクタを設けるこ
とによって、多数の光ファイバを一度に安定的に接続す
ることもできる。コネクタエレメントは個々にジャック
コネクタと嵌合ロックされるため、このように複数のコ
ネクタ対を接続させる場合でも、各光ファイバを完全に
嵌合ロックさせることができる。尚、本発明のコネクタ
は光コネクタに限定されるものではなく、電気的接続や
他の接続のためにも使用できるのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】コネクタエレメント毎にロック機構を設
けることにより、コネクタエレメント毎にプラグイン接
続を達成することができる。また、プラグコネクタとジ
ャックコネクタの間に多少のずれが生じている場合であ
っても、プラグコネクタのコネクタエレメントの遊動に
より、コネクタ間の接続を安定的に行うことが可能にさ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコネクタエレメントの
分解斜視図。
【図2】本発明の一実施例によるプラグコネクタの分解
斜視図。
【図3】組立後のプラグコネクタを基板に固定した状態
で示した平面図。
【図4】本発明の一実施例によるジャックコネクタの分
解斜視図。
【図5】組立後のジャックコネクタを基板に固定した状
態で示した平面図。
【図6】内部ハウジングと外部ハウジングの係合が解除
される前のプラグコネクタとジャックコネクタの嵌合時
の状態を示す平面図。
【図7】内部ハウジングと外部ハウジングの係合が解除
された後のプラグコネクタとジャックコネクタの嵌合時
の状態を示す平面図。
【図8】コネクタの実際の使用状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 プラグコネクタ 3 ジャックコネクタ 100 プラグコネクタエレメント 100A ジャックコネクタエレメント 120 ホルダ 140 フレーム 143 弾性アーム部材 145 第1の側面係合突起部 147 第2の側面係合突起部 160 スライダ 162 第1の側面開口部 168 第2の側面開口部 200 内部ハウジング 211 筒状開口 219 縦長凹部 300 外部ハウジング 301 中央係合突起部材 305 切り欠け開口部 307 突起傾斜部 321 挿通部 400 バックハウジング 700 PAアダプタハウジング 701 係合開口部 703 係合開口部 800 PAハウジング 801 引上延長部 803 T字部 805 突起
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−119233(JP,A) 特開 平9−311245(JP,A) 特開 昭60−205511(JP,A) 特開 昭63−121808(JP,A) 米国特許4611887(US,A) 米国特許5042891(US,A) 米国特許5082344(US,A) 米国特許5506922(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合され得るプラグコネクタとジ
    ャックコネクタとを備えたコネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、被接続部材を結合するプラグコ
    ネクタエレメントと、該プラグコネクタエレメントに取
    り付けられた内部ハウジングと、前記プラグコネクタエ
    レメントをスライド移動可能に収納し得る外部ハウジン
    グとを備え、 前記ジャックコネクタは、被接続部材を結合するジャッ
    クコネクタエレメントと、一端から前記ジャックコネク
    タエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックし得て且つ
    基板に取り付けられるアダプタハウジングとを備え、 前記アダプタハウジングの他端は、前記プラグコネクタ
    と前記基板に組付けられた前記ジャックコネクタとが互
    いに結合されるときに、前記プラグコネクタの前記プラ
    グコネクタエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックす
    ると共に前記プラグコネクタエレメントと前記ジャック
    コネクタエレメントとの接続を行うものであり、 前記ジャックコネクタは、前記アダプタハウジングに設
    けられるハウジングを更に備え、前記プラグコネクタの
    前記外部ハウジングと前記内部ハウジングは互いに係合
    されているが、前記プラグコネクタが前記ジャックコネ
    クタに所定量以上に押し付けられたときは、前記ジャッ
    クコネクタの前記ハウジングによって前記係合が解除さ
    れ、前記プラグコネクタエレメントは前記外部ハウジン
    グ内部でスライド移動することができるようにされてい
    ることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 互いに結合され得るプラグコネクタとジ
    ャックコネクタとを備えたコネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、被接続部材を結合するプラグコ
    ネクタエレメントと、該プラグコネクタエレメントに取
    り付けられた内部ハウジングと、前記プラグコネクタエ
    レメントをスライド移動可能に収納し得る外部ハウジン
    グとを備え、 前記ジャックコネクタは、被接続部材を結合するジャッ
    クコネクタエレメントと、一端から前記ジャックコネク
    タエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックし得て且つ
    基板に取り付けられるアダプタハウジングとを備え、 前記アダプタハウジングの他端は、前記プラグコネクタ
    と前記基板に組付けられた前記ジャックコネクタとが互
    いに結合されるときに、前記プラグコネクタの前記プラ
    グコネクタエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックす
    ると共に前記プラグコネクタエレメントと前記ジャック
    コネクタエレメントとの接続を行うものであり、 前記プラグコネクタエレメントおよび前記ジャックコネ
    クタエレメントは、それぞれ、コネクタエレメント本体
    と、該コネクタエレメント本体にスライド移動可能な状
    態で取り付けられたスライダを備えており、前記スライ
    ダが前記コネクタエレメント本体に対してスライド移動
    されたときに、前記コネクタエレメント本体に設けられ
    た前記アダプタハウジングとの係合部を移動させて、前
    記コネクタエレメントと前記アダプタハウジングとの係
    合を解除することができるようにされていることを特徴
    とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 ジャックコネクタと互いに結合され得る
    プラグコネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、被接続部材を結合するプラグコ
    ネクタエレメントと、該プラグコネクタエレメントに取
    り付けられた内部ハウジングと、前記プラグコネクタエ
    レメントをスライド移動可能に収納し得る外部ハウジン
    グとを備え、 前記ジャックコネクタは、被接続部材を結合するジャッ
    クコネクタエレメントと、一端から前記ジャックコネク
    タエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックし得て且つ
    基板に取り付けられるアダプタハウジングとを備え、 前記アダプタハウジングの他端は、前記プラグコネクタ
    と前記基板に組付けられた前記ジャックコネクタとが互
    いに結合されるときに、前記プラグコネクタの前記プラ
    グコネクタエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックす
    ると共に前記プラグコネクタエレメントと前記ジャック
    コネクタエレメントとの接続を行うものであり、 前記ジャックコネクタは、前記アダプタハウジングに設
    けられるハウジングを更に備え、前記プラグコネクタの
    前記外部ハウジングと前記内部ハウジングは互いに係合
    されているが、前記プラグコネクタが前記ジャックコネ
    クタに所定量以上に押し付けられたときは、前記ジャッ
    クコネクタの前記ハウジングによって前記係合が解除さ
    れ、前記プラグコネクタエレメントは前記外部ハウジン
    グ内部でスライド移動することができるようにされてい
    ることを特徴とするプラグコネクタ
  4. 【請求項4】 ジャックコネクタと互いに結合され得る
    プラグコネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、被接続部材を結合するプラグコ
    ネクタエレメントと、該プラグコネクタエレメントに取
    り付けられた内部ハウジングと、前記プラグコネクタエ
    レメントをスライド移動可能に収納し得る外部ハウジン
    グとを備え、 前記ジャックコネクタは、被接続部材を結合するジャッ
    クコネクタエレメントと、一端から前記ジャックコネク
    タエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックし得て且つ
    基板に取り付けられるアダプタハウジングとを備え、 前記アダプタハウジングの他端は、前記プラグコネクタ
    と前記基板に組付けられた前記ジャックコネクタとが互
    いに結合されるときに、前記プラグコネクタの前記プラ
    グコネクタエレメントを受けて着脱自在に嵌合ロックす
    ると共に前記プラグコネクタエレメントと前記ジャック
    コネクタエレメントとの接続を行うものであり、 前記プラグコネクタエレメントおよび前記ジャックコネ
    クタエレメントは、それぞれ、コネクタエレメント本体
    と、該コネクタエレメント本体にスライド移動可能な状
    態で取り付けられたスライダを備えており、前記スライ
    ダが前記コネクタエレメント本体に対してスライド移動
    されたときに、前記コネクタエレメント本体に設けられ
    た前記アダプタハウジングとの係合部を移動させて、前
    記コネクタエレメントと前記アダプタハウジングとの係
    合を解除することができるようにされていることを特徴
    とするプラグコネクタ
  5. 【請求項5】 前記ジャックコネクタの前記ハウジング
    は、更に、引上げ部材を有し、前記引上げ部材は、前記
    プラグコネクタと前記ジャックコネクタが結合されたと
    きに前記プラグコネクタの前記内部ハウジングと係合さ
    れ、前記ジャックコネクタと前記プラグコネクタが引き
    離されるときに、前記コネクタエレメントを前記係合を
    解除する前の位置まで戻すことを補助する請求項1に記
    載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記プラグコネクタエレメントおよび前
    記ジャックコネクタエレメントは、それぞれ、コネクタ
    エレメント本体と、該コネクタエレメント本体にスライ
    ド移動可能な状態で取り付けられたスライダを備えてお
    り、前記スライダが前記コネクタエレメント本体に対し
    てスライド移動されたときに、前記コネクタエレメント
    本体に設けられた前記アダプタハウジングとの係合部を
    移動させて、前記コネクタエレメントと前記アダプタハ
    ウジングとの係合を解除することができるようにされて
    いる請求項1に記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記ジャックコネクタの前記ハウジング
    は、更に、引上げ部材を有し、前記引上げ部材は、前記
    プラグコネクタと前記ジャックコネクタが結合されたと
    きに前記プラグコネクタの前記内部ハウジングと係合さ
    れ、前記ジャックコネクタと前記プラグコネクタが引き
    離されるときに、前記コネクタエレメントを前記係合を
    解除する前の位置まで戻すことを補助する請求項3に記
    載のプラグコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記プラグコネクタエレメントおよび前
    記ジャックコネクタエレメントは、それぞれ、コネクタ
    エレメント本体と、該コネクタエレメント本体にスライ
    ド移動可能な状態で取り付けられたスライダを備えてお
    り、前記スライダが前記コネクタエレメント本体に対し
    てスライド移動されたときに、前記コネクタエレメント
    本体に設けられた前記アダプタハウジングとの係合部を
    移動させて、前記コネクタエレメントと前記アダプタハ
    ウジングとの係合を解除することができるようにされて
    いる請求項3又は7に記載のプラグコネクタ
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