JPH11155160A - ボタン電話装置及びその着信先設定方法 - Google Patents

ボタン電話装置及びその着信先設定方法

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JPH11155160A
JPH11155160A JP31995597A JP31995597A JPH11155160A JP H11155160 A JPH11155160 A JP H11155160A JP 31995597 A JP31995597 A JP 31995597A JP 31995597 A JP31995597 A JP 31995597A JP H11155160 A JPH11155160 A JP H11155160A
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JP
Japan
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telephone
destination
call
outside line
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JP31995597A
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Inventor
Yasuhiro Ito
康博 伊藤
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発信者番号に対応する個別着信先をシステムの
運用中に電話機から容易に変更できるようにする。 【解決手段】外線着信時、電話会社からの発信者番号情
報を主装置10のモデム信号受信部13で受け、これを
中央制御部11で受けて記憶部112を参照し該当する
電話機20−1に着信を行う。着信先が指定されていな
い場合や、着信先が応答しない場合、呼は別の電話機2
0−2に転送される。ここで、応答した電話機20−2
が、次も該当発信者からの着信への応答を希望する場
合、通話中の機能ボタン22の押下または、通話終了後
に特番をダイヤルキーパッド23から入力することで、
個別着信指定先として記憶部112に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボタン電話装置及び
その着信先設定方法に関し、特にシステムの運用中に発
信者番号に対応する個別着信先を電話機から変更可能と
するボタン電話装置と、その設定方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボタン電話装置における発信者番
号を利用した個別着信では、着信先(電話機)は予め番
号対応テーブル上で固定され、指定された電話機が呼び
出しに応答しない場合は、その電話機が鳴り続けるか、
不応答転送機能等により他の電話機に転送されるか、コ
ールピックアップ等の機能により他電話機にて応答され
る(特開平3−285440号公報、特開平2−519
60号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のボタン
電話装置では、次回、該当発信者から着信が入り、発信
者が前回応答した電話機への着信を希望しても、まず予
め指定されている電話機に着信し、次の段階で不応答転
送または、コールピックアップを行わなければ前回応答
した電話機にはつながらない。これは、個別着信先の指
定変更が、番号対応テーブルに対する専用のデータ設定
手段を使わなければ容易に変更できないためである。
【0004】本発明の目的は、発信者番号に対応する個
別着信先をシステムの運用中に当該電話機から容易に変
更可能とし、利用者(発信者及び着信者双方)へのサー
ビス向上を図ることができるボタン電話装置及びその着
信先設定方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のボタン電話装置
は、外線に接続された主装置と、この主装置に接続され
た複数の電話機とから成り、前記主装置に、着信呼の発
信者番号と着信先の前記電話機との対応情報を記憶する
記憶手段と、前記外線からの着信呼の発信者番号を検出
する手段と、検出した発信者番号により前記記憶手段を
参照し対応する前記電話機に対する呼び出しを行い応答
状態に応じて該当電話機あるいは他の電話機と前記外線
との接続を行う手段と、前記電話機からの制御情報に応
じて前記記憶手段内の着信呼の発信者番号と着信先の前
記電話機との対応情報の登録変更を行う手段とを備え、
前記外線と接続された電話機から、前記外線との通話中
あるいは通話終了直後に、該当着信呼の発信者番号と自
電話機との対応情報の登録あるいは削除を指定する前記
制御情報を前記主装置に送出する構成を有する。
【0006】また、上記構成において、前記電話機の前
記制御情報を指定する手段として、機能ボタンを用いる
構成、あるいは、ダイヤルキーパッドを用いる構成とす
ることができる。
【0007】本発明のボタン電話装置の着信先設定方法
は、外線に接続された主装置と、この主装置に接続され
た複数の電話機とから成るボタン電話装置の前記主装置
に着信呼の発信者番号と着信先の前記電話機との対応情
報をあらかじめ登録しておき、前記外線からの着信呼が
あるとその発信者番号を検出し、検出した発信者番号で
前記対応情報を参照し対応する前記電話機に対する呼び
出しを行い、該当電話機の応答状態に応じて該当電話機
あるいは他の電話機と前記外線とを接続し、前記外線と
通話中あるいは通話終了直後の電話機から該当着信呼の
発信者番号と自電話機との対応情報の登録又は削除を指
定する制御情報を前記主装置に送出し、前記主装置に登
録された前記対応情報を変更する工程を有する。
【0008】また、上記工程において、前記電話機の機
能ボタンとして、発信者番号と自電話機との対応情報の
登録を指定する第1の機能ボタンと、発信者番号と自電
話機との対応情報の削除を指定する第2の機能ボタンと
をあらかじめ割り当てておき、前記外線と通話中に前記
第1及び第2の機能ボタンのいずれかを押下すると対応
する内容の前記制御情報を生成し前記主装置に送出する
工程、あるいは、前記電話機のダイヤル情報として、発
信者番号と自電話機との対応情報の登録を指定する第1
のダイヤル情報と、発信者番号と自電話機との対応情報
の削除を指定する第2のダイヤル情報とをあらかじめ割
り当てておき、前記外線と通話終了直後に前記第1及び
第2のダイヤル情報のいずれかをダイヤルすると対応す
る内容の前記制御情報を生成し前記主装置に送出する工
程を有することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明のボタン電話装置の実施の
形態例を示すブロック構成図である。図1において、本
例のボタン電話装置は、外線に接続された主装置10
と、主装置10に接続された複数の電話機20−1,2
0−2,…,20−nとから成る。
【0011】主装置10は、装置全体の制御を司る中央
制御部11と、外線との通話手順および通話を行う局線
インタフェース部12と、外線着信時、電話会社から送
られる発信者番号情報を検出するモデム信号受信部13
と、各電話機20−1〜20−nとの通信制御を行う電
話機インタフェース部14とを有する。
【0012】中央制御部11は、主制御部であるプログ
ラム制御のMPU111と、MPU111の動作プログ
ラムや各種システムデータ等を記憶する記憶部112
と、局線インタフェース部12,モデム信号受信部1
3,及び電話機インタフェース部14間の通話路の切り
替えを行う時分割スイッチ113と、着信時間等を計測
するための時計114とを有する。
【0013】各電話機20−1〜20−nは同一の構成
であり(電話機20−1,20−2内のみ図示)、それ
ぞれ、主装置10と通知を含む各種制御情報を送受信し
自電話機の制御を行う制御部21と、機能を使用する時
に押下する機能ボタン22と、発信時等のダイヤル情報
を入力するためのダイヤルキーパッド23と、通話を行
うための回路等(図示せず)とを有する。
【0014】機能ボタン22は複数設けられており、通
常の通話用のボタンの他に、発信者番号対応の着信先と
して自電話機を登録するための登録ボタンと、その登録
を削除するための削除ボタンとがある。
【0015】ダイヤル情報としては、発信相手先のダイ
ヤル番号の他に、発信者番号対応の着信先として自電話
機を登録するための特番と、その登録を削除するための
特番とがあらかじめ決められている。
【0016】次に、図1とともに、外線着信から通話終
了までの動作フローを示す図2を参照して、本実施の形
態例の動作について詳細に説明する。
【0017】ボタン電話装置の主装置10では、着信が
入った旨を局線インタフェース部12が検出すると、中
央制御部11に対し、着信通知を行う(図2のステップ
S201)。同時に、モデム信号受信部13で受信し
た、発信者番号もまた中央制御部11に送られる(ステ
ップS202)。中央制御部11のMPU111は、記
憶部112をアクセスし、該当発信者番号に対応する着
信先が指定されているかどうかのチェックを行う(ステ
ップS203)。
【0018】着信先(電話機20−1,20−2,…,
20−n)が指定されている場合には、着信先の状態が
空きであり着信可能かどうかを電話機インタフェース部
14をアクセスすることで調べる(ステップS20
4)。着信先として例えば電話機20−1が指定され、
着信可能であった場合には、MPU111は時分割スイ
ッチ113を操作し、外線着信を電話機20−1に転送
する(ステップS208)。
【0019】電話機20−1が呼び出しの鳴動中、中央
制御部11のMPU111では、電話機20−1が応答
したかどうかのチェックと(ステップS209)、時計
114で着信時間を計測し予め指定した時間を超えたか
どうかのチェックを行っている(ステップS210)。
【0020】予め指定した時間内に電話機20−1(の
利用者)が応答すると、MPU111は電話機インタフ
ェース部14経由で電話機20−1の制御部21からの
信号により応答を検出し、時分割スイッチ113を操作
して通話パスを成立させる(ステップS221)。
【0021】一方、電話機20−1の応答がなく着信呼
び出し時間が予め指定した時間を越えた場合(ステップ
S210のYES側)、または、ステップS204の着
信先状態チェック処理において着信不可であった場合に
は、MPU21は、記憶部112をアクセスし、該当発
信者番号に対して指定された他の着信先があるかどうか
のチェックを行う(ステップS205)。他の指定着信
先(例えば、電話機20−n)がある場合には、前述の
電話機20−1に対する状態チェック(ステップS20
4)以降の処理と同様の処理を行う。
【0022】ステップS205の処理において、他の指
定着信先が無い場合には、MPU111は、該当外線に
対して一般着信指定されている電話機、例えば電話機2
0−1を記憶部112からみつけ、時分割スイッチ11
3を操作して、該当電話機20−1に着信を行う(ステ
ップS206)。この時MPU111は、電話機20−
2が応答したかどうかのチェックを行い(ステップS2
07)、電話機20−2が応答したことを、電話機20
−2の制御部21から電話機インタフェース部14経由
で検出すると、時分割スイッチ113を操作して通話パ
スを成立させる(ステップS221)。
【0023】該当発信者番号対応着信先として指定され
た電話機、あるいは該当外線対応一般着信先として指定
された電話機のいずれの電話機(20−m:m=1〜
n)においても、通話状態に入ると、該当電話機20−
mの制御部21は、発信者番号対応の着信先指定用にア
サインされた機能ボタン22が利用者により押下された
かどうかのチェックを行い、押下された場合には主装置
10のMPU111に通知する(ステップS222)。
MPU111は、得られた機能ボタン情報が、発信者番
号対応の着信先として登録するためのものか、着信先か
ら削除するものかどうかのチェックを行う(ステップS
223)。登録ボタンであった場合には、記憶部112
の該当発信者番号の着信先として、該当電話機20−m
の番号を登録する(ステップS224)。一方、削除ボ
タンであった場合には、記憶部112の該当発信者番号
の着信先データから該当電話機20−mの番号を削除す
る(ステップS225)。
【0024】電話機20−mの終話通知を、該当電話機
の制御部21から電話機インタフェース部14経由でM
PU111が受信すると(ステップS226)、記憶部
112をアクセスし、あらかじめ設定された、着信先指
定登録変更の確認を行うかどうかの指定を得る(ステッ
プS227)。
【0025】確認有りの場合、電話機20−mからのダ
イヤル入力待ち状態に入る(ステップS231)。利用
者によりダイヤルキーパッド23から入力があると(ス
テップS232のYes側)、ダイヤルデータは、制御
部21から電話機インタフェース部14経由でMPU1
11に送られる。MPU21は、入力されたダイヤルが
発信者番号対応の着信先として登録するためのものであ
るか、着信先から削除するためのものであるのかを、記
憶部112を参照し判断する(ステップS233)。
【0026】ダイヤルが、着信先として登録するための
ものであった場合には、記憶部112の該当発信者番号
の着信先として該当電話機20−mの番号を登録する
(ステップS234)。ダイヤルが削除のためのもので
あった場合には、記憶部112の該当発信者番号の着信
先データから、該当電話機20−mの番号を削除する
(ステップS235)。
【0027】終話後のダイヤル入力待ち中に、一定時間
を経過したことをMPU111が時計114を読み込む
ことで検出した場合には処理を終了する(ステップS2
36)。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
線着信時、同時に受信した電話会社からの発信者番号に
あらかじめ対応付けられた指定着信先(電話機)が応答
しない場合や、指定着信先がない場合に、呼を任意の空
きの電話機に転送し、該当電話機側で次も該当発信者か
らの着信への応答を希望する場合、通話中の機能ボタン
の押下または、通話終了後に特番をダイヤルキーパッド
から入力することで、個別着信指定先として該当電話機
を登録することができるので(登録削除も同様手順で可
能)、電話会社から送られる発信者番号により着信先を
ダイナミックに変更することができ、利用者(発信者及
び着信者双方)へのサービス向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボタン電話装置の一実施の形態を示す
ブロック構成図である。
【図2】本発明の着信先設定方法の一実施の形態を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 主装置 11 中央制御部 12 局線インタフェース部 13 モデム信号受信部 14 電話機インタフェース部 20−1,20−2,…,20−n 電話機 21 制御部 22 機能ボタン 23 ダイヤルキーパッド 111 MPU 112 記憶部 113 時分割スイッチ 114 時計

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線に接続された主装置と、この主装置
    に接続された複数の電話機とから成るボタン電話装置に
    おいて、 前記主装置に、着信呼の発信者番号と着信先の前記電話
    機との対応情報を記憶する記憶手段と、前記外線からの
    着信呼の発信者番号を検出する手段と、検出した発信者
    番号により前記記憶手段を参照し対応する前記電話機に
    対する呼び出しを行い応答状態に応じて該当電話機ある
    いは他の電話機と前記外線との接続を行う手段と、前記
    電話機からの制御情報に応じて前記記憶手段内の着信呼
    の発信者番号と着信先の前記電話機との対応情報の登録
    変更を行う手段とを備え、 前記外線と接続された電話機から、前記外線との通話中
    あるいは通話終了直後に、該当着信呼の発信者番号と自
    電話機との対応情報の登録あるいは削除を指定する前記
    制御情報を前記主装置に送出することにより、発信者番
    号に対応する着信先のダイナミックな設定を可能とした
    ことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 前記電話機が、前記制御情報を指定する
    手段として機能ボタンを用いることを特徴とする請求項
    1記載のボタン電話装置。
  3. 【請求項3】 前記電話機が、前記制御情報を指定する
    手段としてダイヤル情報を入力するためのダイヤルキー
    パッドを用いることを特徴とする請求項1記載のボタン
    電話装置。
  4. 【請求項4】 外線に接続された主装置と、この主装置
    に接続された複数の電話機とから成るボタン電話装置の
    着信先設定方法において、 前記主装置に着信呼の発信者番号と着信先の前記電話機
    との対応情報をあらかじめ登録しておき、前記外線から
    の着信呼があるとその発信者番号を検出し、検出した発
    信者番号で前記対応情報を参照し対応する前記電話機に
    対する呼び出しを行い、該当電話機の応答状態に応じて
    該当電話機あるいは他の電話機と前記外線とを接続し、
    前記外線と通話中あるいは通話終了直後の電話機から該
    当着信呼の発信者番号と自電話機との対応情報の登録又
    は削除を指定する制御情報を前記主装置に送出し、前記
    主装置に登録された前記対応情報を変更することによ
    り、発信者番号に対応する着信先のダイナミックな設定
    を可能としたことを特徴とするボタン電話装置の着信先
    設定方法。
  5. 【請求項5】 前記電話機の機能ボタンとして、発信者
    番号と自電話機との対応情報の登録を指定する第1の機
    能ボタンと、発信者番号と自電話機との対応情報の削除
    を指定する第2の機能ボタンとをあらかじめ割り当てて
    おき、前記外線と通話中に前記第1及び第2の機能ボタ
    ンのいずれかを押下すると対応する内容の前記制御情報
    を生成し前記主装置に送出することを特徴とする請求項
    4記載のボタン電話装置の着信先設定方法。
  6. 【請求項6】 前記電話機のダイヤル情報として、発信
    者番号と自電話機との対応情報の登録を指定する第1の
    ダイヤル情報と、発信者番号と自電話機との対応情報の
    削除を指定する第2のダイヤル情報とをあらかじめ割り
    当てておき、前記外線と通話終了直後に前記第1及び第
    2のダイヤル情報のいずれかをダイヤルすると対応する
    内容の前記制御情報を生成し前記主装置に送出すること
    を特徴とする請求項4記載のボタン電話装置の着信先設
    定方法。
JP31995597A 1997-11-20 1997-11-20 ボタン電話装置及びその着信先設定方法 Pending JPH11155160A (ja)

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Effective date: 20001121