JPH0488741A - 電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電話回線に接続された親機と、この親機に接続
され、各々留守番電話部を有する複数の子機とよりなる
電話装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、電話回線に接続された親機と、この親機に接続さ
れる複数の子機とよりなる電話装置は公知である。

此種電話装置では、電話回線を介して外部から着信があ
った際、交換機能を有する親機にてこの着信に応答し、
通話相手先と通話した後、相手先が希望する内線使用者
に転送する形式での利用が大半である。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の電話装置では、外部からの着信を内線に転送する
場合、当該内線の使用者が在席しているか否か確認する
必要があり、不在の場合には用件を聞いたり、他の内線
にさらに転送したりする必要が生じ、煩わしいものであ
った。

このような問題を解決する為に、子機として留守番電話
機能を有する電話機を用いれば、親機で応答した人は内
線使用者の在席を確認する必要がなくなり、また不在の
内線使用者もメツセージを確認することが出来、簡便に
なる。

然し乍ら、不在のとき、自動的に留守番電話への録音状
態に移行するため、例えば他の内線の使用者へ連絡した
い場合、再度電話を掛は直さなければならず、発呼先に
とって甚だ不便なものとなる。

（ニ）課題を解決するための手段 上記の点に鑑み、本発明は電話回線に接続された親機と
、この親機に接続され、各々留守番電話部を有する複数
の子機とよりなる電話装置であって、前記子機の留守番
電話部の状態を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶さ
れた内容に応じた音声を発生する音声合成部と、前記各
部の動作を制御する制御部とを親機に設け、転送時に、
転送先に関して前記記憶部に記憶された情報を検出し、
当該情報が動作可能状態を示す状態である場合、音声合
成部からの音声にて転送先の状態並びに転送可能な子機
情報を相手先に報知するようにしたことを特徴とする。

（ホ）作用 本発明によれば、転送時、転送先の子機の留守番電話部
が動作可能状態にあれば、転送先の子機の使用者が不在
であること並びに記憶部に記憶された内容から転送可能
な内線番号を音声にて通話相手先に報知する。

また、親機に電話回線を介して供給される制御信号を解
析する解析部を設ければ、解析された制御信号に基づき
他の子機への転送若しくは留守番電話部への接続が選択
できる。

（へ）実施例 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
１図において、（１）は電話回線、（２）は電話回線（
１）に接続された親機、（３）は後述する子機の留守番
電話部の使用状態（動作可能状１りを示す情報を記憶す
る第１記憶部で、子機の留守番電話部が動作可能状態に
設定されたとき、当該子機に対応する領域にフラグがセ
ットされるものとする。（４）は接続される子機の内線
番号を記憶する第２記憶部、（５）は内線番号に対応し
て当該内線の使用者の名前を記憶する第３記憶部、（６
）は内線転送動作を行う転送部、（７）は電話回線（１
）を介して供給される制御信号（ＤＴＭＦ信号）を解析
する解析部、（８）は親機（２）の動作をＩＩＩ御する
制御部、（９）は第１〜第３記憶部の記憶内容がら送出
すべきメツセージを作成するメツセージ作成部、（１０
）はメツセージ作成部（９）にて作成されたメツセージ
に対応する音声信号を出力する音声合成部、（１１）は
ハンドセット、（１２）（１３）（１４）は親機（２）
に接続された子機、（１５）は子機（１２）に設けられ
た留守番電話部、（１６）は留守番電話機能を動作状態
に設定する際、操作される操作キー、（エフ）は操作キ
ー（１６）の操作に応じて留守番電話部（１５）を動作
可能状態に設定する制御信号を供給するとともに、親機
（２）の制御部（８）にインターフェイス（１８）（１
９）を介して制御信号を供給する信号供給部である。な
お、子機（１３）（１４）は、子機（１２）と同じ構成
を有しているものとする。

次に、動作について第２図の７０−チャートを参照して
説明する。

今、子機（１２）（内線番号１０１）を使用する鈴木さ
んが外出する際、操イヤキー（１６）を操作したとする
と、信号供給部（１７）はこの操作キー（１６）の操作
に応じて留守番電話部（工５）を動作可能状態に設定す
るとともに、インターフェイス（１８）（１９）を介し
て制御部（８）に制御信号を供給する。制御部（８）は
この制御信号を受は取ると、第１記憶部（４）の該当す
る領域に７ラグをセットする。

斯る状態において、電話回線（１）から着信があると、
親機（２）の制御部（８）は、親機（２）に設けられた
リンガ−回路（図示せず）を駆動し、着信を報知する（
ステップＳ−１，２）。

この着信に応じて親機（２）がオフフック操作されると
、親機（２）が電話回線（１）を介して通話相手先と接
続され、通話可能状態になる（ステップ５−３）。

そして、通話相手先が鈴木さんとの通話を望む場合、親
機（２）にて応対した人は、鈴木さんが使用する内線へ
の転送動作を行う（ステップ５−４）。

斯様に転送動作が行われると、制御部（８）は当該内線
番号に対応する第１記憶部（３）の領域をアクセスし、
第１記憶部（３）に記憶された内容を検出する。

この時、前述したように子機（１２）の留守番電話部（
１５）が動作可能状態になっているため、子機（１２）
に対応する第１記憶部（３）の領域には、フラグ”１”
がセットされており、制御部（８）はこのフラグ′１”
の判定に基づき第１記憶部（３）、第２記憶部（４）及
び第３記憶部（５）の内容をアクセスして送出されるメ
ツセージを作成するため、各記憶部の内容をメツセージ
作成部（９）に供給する。

音声合成部（１０）は、このメツセージ作成部（９）に
て作成されたメツセージを音声信号に変換して電話回線
（１）に送出する（ステップＳ−５−７）。

斯るメツセージとしては、例えば「鈴木は、席を外して
います。在席者の氏名及び内線番号は、１００番、佐藤
、１０２番、田中です。

転送を希望される場合には、該当する内線番号を、鈴木
への伝言を希望される場合には、０番を入力ください。

０番を入力された場合には、留守番電話にメツセージを
記憶します。」が送出される。

斯るメツセージに応答して通話相手先が他の内線番号を
入力すると、この内線番号を示すＤＴＭＦ信号が解析部
（７）にて解析されて制御部（８）に供給され、制御部
（８）は入力された内線番号に転送するように転送部（
６）を制御する（ステップＳ−８、１２，１３）。

転送後は、オンフックの検出を行い、オンフックされる
と、オンフッタ処理を行った後、メインルーチンに復帰
する。

一方、通話相手先が留守番電話部（１５）への録音を選
択した場合には、前記０番を示すＤＴＭＦ信号の検出に
基づき制御部（８）はインターフェイス（１８）（１９
）を介して留守番電話部（１５）にスタート信号を供給
する。そして、通話相手方がメツセージの送出を終了し
、オンフックすると、制御部（８）はオンフック処理を
行った後、メインルーチンへ復帰する（ステップＳ−８
，９，１０，１１）。

なお、前述したメツセージの退出から一定時間の間に通
話相手先からＤＴＭＦ信号が供給されない場合には、強
制的にオンフック処理を行い、メインルーチンに復帰す
る（ステップＳ−８，１２，１５）。

また、転送先が在席してる場合には［即ち、第１記憶部
（３）にフラグ１”がセットされていない場合には］、
制御部（８）は転送部（６）を制御して直ちに転送動作
を行う（ステップＳ−５，１６，１７，１８）。

さらに、親機（２）の通話の場合には、親機（２）のオ
フフック検出を行い、オフフックされると、オフフック
処理を行った後、メインルーチンに復帰する（ステップ
Ｓ−４，１９，２０，２１）。

斯して、本発明の動作は達成されるが、通話者に送出さ
れるメツセージとしては、転送先が不在であること並び
に通話可能な内線のみでも良く、また内線からの着信に
対しても同様に行われることはいうまでもない。

（ト）発明の効果 本発明によれば、前記子機の留守番電話部の状態を記憶
する記憶部と、この記憶部に記憶された内容に応じた音
声を発生する音声合成部と、前記各部の動作を制御する
制御部とを親機に設け、転送時に、転送先に関して前記
記憶部に記憶された情報を検出し、当該情報が動作可能
状態を示す状態である場合、音声合成部からの音声にて
転送先の状態並びに転送可能な子機情報を相手先に報知
するようにしたので、通話を希望する相手先の状況を確
実に把握出来、しかも他の子機の状況も知ることが出来
、簡便である。

また、親機に、電話回線を介して供給される制御信号を
解析する解析部を設け、解析された制御信号に基づき他
の子機への転送若しくは留守番電話部への接続を選択す
るようすれば、用件に応じて機能を選択することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
その要部動作を示すフローチャートである。 （２）・・・親機、（３）・・・第１記憶部、（４）・
・・ＩＩ２記憶部、（５）・・・第３記憶部、（６）・
・・転送部、（７）・・・解析部、（８）・・・制御部
、（１０）・・・音声合成部、（１２）（１３）（１４
）・・・子機、（１５）・・・留守番電話部、（１６）
・・・操作キー、（１７）・・・信号供給部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話回線に接続された親機と、この親機に接続さ
   れ、各々留守番電話部を有する複数の子機とよりなる電
   話装置であって、 前記子機の留守番電話部の状態を記憶する記憶部と、こ
   の記憶部に記憶された内容に応じた音声を発生する音声
   合成部と、前記各部の動作を制御する制御部とを親機に
   設け、 転送時に、転送先に関して前記記憶部に記憶された情報
   を検出し、当該情報が動作可能状態を示す状態である場
   合、音声合成部からの音声にて転送先の状態並びに転送
   可能な子機情報を相手先に報知するようにしたことを特
   徴とする電話装置。
2. （２）前記親機が、電話回線を介して供給される制御信
   号を解析する解析部を有しており、解析された制御信号
   に基づき他の子機への転送若しくは留守番電話部への接
   続を選択するようになされていることを特徴とする請求
   項１記載の電話装置。