JP3796649B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、留守番機能を有するボタン電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のボタン電話装置で留守番機能を実現する場合は、ボイスメールと呼ばれる大型の録音再生制御装置を主装置に接続し、主装置は録音再生制御装置への発呼側の用件メッセージの録音及び前記用件メッセージの再生を各子機毎に制御するようにしている。また、規模が小さいボタン電話装置の場合は小規模の録音再生装置を装置に設けて留守番機能を実現している。
【0003】
ボイスメールを用いて留守番機能を実現するようなボタン電話装置は、システムが大規模であることから、各子機毎に留守番機能の設定を行うことができ、また各子機毎に留守録のセット及び留守録の解除が可能である。また、小規模のボタン電話装置では、留守番機能は指定子機にのみ設定され、その指定子機により留守録のセットや留守録の解除が可能になっている。
【0004】
一方、このようなボタン電話装置の利用方法として、1つのボタン電話装置を店舗用と家庭用に分けて使用する方法や、1つのボタン電話装置を異なる事務所で使用する方法がある。1つのボタン電話装置を店舗用と家庭用に分けて使用する方法の場合は、公(店舗)と私(家庭)の通話の混在を回避するために、使用する外線や子機を店舗用と家庭用の2つのグループに分け、互いに他のグループにはアクセスできないようにしている。また、1つのボタン電話装置を異なる事務所で使用する方法の場合も、同様に使用する外線や子機をそれぞれ第1及び第2の事務用の各グループに分け、互いに他のグループにはアクセスできないようにしている。これにより、例えば第1の事務所宛の着信が第2の事務所に着信するようなことが防止され、また、第1の事務所における発信通話の料金が第2の事務所に課金されるようなことが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のボタン電話装置では、使用する外線や子機がグループ分けされている場合、互いに他のグループに対してアクセスできないことから、他のグループに到来した着信に対し自グループから応答することが不可能であるとともに、自グループの子機から他のグループに対する設定等を行うことができず、したがって他のグループの着信応答や前記他のグループに関する設定は、前記他のグループに属する指定子機のみからしか行うことができなかった。
したがって、本発明は、使用する外線及び子機が複数のグループにグループ分けされている場合、他のグループへのアクセスを可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明は、複数の子機及び外線を収容するとともに、録音再生部を備え、かつ外線を介する発呼者のメッセージを録音再生部に録音するとともに、録音再生部のメッセージを再生して子機へ送出する留守番機能を有するボタン電話装置において、複数の子機を各外線に対応してグループ分けするとともに、各グループ毎にそれぞれ固有の留守番機能を割り当て、かつグループ分けされた第1のグループに属するとともに第1のグループに割り当てられた留守番機能の制御が可能な指定子機の特定操作を検出する検出手段と、検出手段により特定操作が検出されると、第1のグループとは異なる第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御する制御手段とを設け、留守番機能は、発呼者のメッセージの録音を可能にする留守録モードの設定機能と、メッセージの再生を可能にする再生モードの設定機能と、メッセージの消去を可能にする消去モードの設定機能とを含み、制御手段は、検出手段により指定子機の特定操作が検出された後にこの指定子機の所定操作を検出すると、第2のグループの各モード設定のうち前記所定操作に応じたモードを設定するようにしたものである。
【0007】
また、制御手段は、検出手段により指定子機の特定操作が検出された後、所定時間この指定子機の無操作が検出されると特定操作を無効にするものである。
また、制御手段は、検出手段が第1のグループに属する指定子機の特定操作を検出したときに、第2のグループに属し第2のグループの留守番機能を制御する指定子機が空き状態の場合に第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御するものである。
また、制御手段は、第2のグループに属し第2のグループの留守番機能を制御する指定子機の特定操作に基づいて第1のグループの留守番機能の制御が可能であるとともに、第2のグループの指定子機の特定操作に基づく第1のグループの留守番機能の制御と、第1のグループの指定子機の特定操作に基づく第2のグループの留守番機能の制御とを同時に行わないようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るボタン電話装置の構成を示すブロック図である。同図において、1は主装置であり、主装置1には複数の外線31 〜3n が接続されると共に、複数のボタン電話機(以下、子機)51 〜5m が各線路41 〜4m を介して接続されている。
【0009】
ここで、主装置1は次のように構成されている。即ち、111 〜11n は各外線31 〜3n とのインタフェースである外線インタフェース、12は通話路スイッチ、131 〜13m は各子機51 〜5m とのインタフェースである電話機インタフェース、14は主装置1の制御を行うCPU、15はCPU14の実行するプログラムを格納するROM、16はデータを格納するRAMである。また、17は外線保留時に保留メロディを当該外線へ送出する保留IC、18は外線からのPB信号を外線インタフェース111 〜11n 及び通話路スイッチ12を介して受信するPBレシーバ、19は外線を介する発呼者からの各子機51 〜5m の利用者宛の用件メッセージを録音するとともに前記メッセージの再生が可能な録音再生部である。
【0010】
一方、子機5は、主装置1からの通話線51に接続される通話回路53、主装置1からの伝送線52に接続され主装置1とデータ伝送を行う伝送回路54、子機5の制御を行う制御部55、LCD56、ランプ57、ダイヤルキー58A,代理キー58B,録音セットキー58C,再生キー58D,消去キー58E等からなる操作部58から構成されている。なお、通話回路53にはスピーカSP及びマイクMICが接続される。
【0011】
ここで、子機5でオフフック操作が行われると、制御部55はフックスイッチHSの状態からオフフックを検出しオフフック情報を伝送回路54へ送出して伝送回路54から主装置1へ送信させるとともに、続いて操作部58の図示しない外線キーの操作を検出するとこの操作情報を伝送回路54から主装置1へ送信させる。主装置1のCPU14は、電話機インタフェース13を介しオフフック情報及び外線キー操作情報を受信すると、この外線キーに対応する外線インタフェース11を制御し該当外線3を捕捉する。
【0012】
その後、子機5の操作部58のダイヤルキー58Aが操作されこの操作情報が主装置1へ送信されると、主装置1のCPU14では外線インタフェース11へダイヤル操作情報を送出して捕捉外線3からダイヤル信号として送出させる。このダイヤル信号の送出により相手の呼出が行われ、相手が呼出に応答すると通話路スイッチ12を制御して該当外線3と該当子機5との間の通話路を閉結する。これにより、子機5の外線発信通話が開始される。
【0013】
また、外線3に着信が到来すると、CPU14は外線インタフェース11を介してその着信を検出し、電話機インタフェース13から各子機へ着信データを送信させる。これにより、各子機では図示しないブザーが着信鳴動するとともに、ランプ57中の該当外線ランプが着信表示する。ここで、着信表示中の外線ランプに応じた外線キーが押下されると、この外線キー操作情報が同様に主装置1へ送信され、主装置1のCPU14は、該当外線インタフェース11を制御して着信中の外線3を捕捉させるとともに、通話路スイッチ12を制御して該当外線3と応答した子機5との間の通話路を閉結する。これにより、子機5の着信応答通話が行われる。
【0014】
このようなボタン電話装置は、外線31 〜3n 及び子機51 〜5m を複数のグループにグループ分けし、各グループに割り当てられた外線を同一グループの子機で使用するようなことが可能である。また、録音再生部19の各エリアを各グループ毎に独立に使用することも可能である。即ち、こうしたボタン電話装置を例えば店舗併用住宅に配設した場合、第1及び第2のグループの2つに分け、第1のグループを店舗用とし、第2のグループを家庭用としてそれぞれ使用することが可能である。
【0015】
ここで、説明を簡略化するために、主装置1に収容される外線を、外線31 と3n とし、子機を子機51 と5m とする。このようにした場合、例えば店舗用として外線31 と子機51 とを割り当てたとすると、外線3n と子機5m とが家庭用に割り当てられる。この場合、主装置1のCPU14は、店舗用の子機51 の外線発信時には外線31 のみが使用可能に制御し、家庭用の子機5m の外線発信時には外線3n のみが使用可能に制御する。また、発呼者が店舗用に割り当てられた電話番号を発呼した場合にはその発呼に基づく着信は店舗の外線31 に到来し、この場合、CPU14は店舗の子機51 のみを呼出すように制御するとともに、発呼者が家庭用に割り当てられた電話番号を発呼した場合にはその発呼に基づく着信は家庭の外線3n に到来し、この場合CPU14は家庭の子機5m のみを呼出すように制御する。
【0016】
さらに、主装置1のCPU14は、録音再生部19を利用した留守番機能を店舗と家庭とに割り当てる場合、子機51 を店舗の留守番機能の制御が可能な子機(以下、留守A指定子機)として設定するとともに、子機5m を家庭の留守番機能の制御が可能な子機(以下、留守B指定子機)として設定する。そして、留守A指定子機51 が留守録セットを行うと留守A指定子機51 が留守録モードに設定される。こうした状況において、発呼者が店舗用に割り当てられた電話番号を発呼することにより店舗の外線31 に着信が到来すると、CPU14は外線インタフェース111 を制御して外線31 を捕捉し着信に応答するとともに、通話路スイッチ12を制御して録音再生部19と外線31 間の通話路を閉結し、かつ録音再生部19を制御して録音再生部19から外線31 を介し発呼者側へ応答メッセージを送出させる。そしてその応答メッセージの送出後に録音再生部19を制御し発呼者の用件メッセージを録音再生部19内の店舗用エリアに録音させる。
【0017】
その後、留守A指定子機51 において、再生操作が行われると、CPU14は、通話路スイッチ12を制御して留守A指定子機51 と録音再生部19間の通話路を閉結し、かつ録音再生部19を制御して店舗用のエリアに録音されている用件メッセージ(即ち、留守A指定子機51 向けの用件メッセージ)を再生させ、留守A指定子機51 へ送出させてスピーカSPから放出させる。
【0018】
一方、留守B指定子機5m が留守録セットを行うと、留守B指定子機5m が留守録モードに設定される。このような状況において、発呼者が家庭用に割り当てられた電話番号を発呼することにより、家庭の外線3n に着信が到来すると、CPU14は外線インタフェース11n を制御して外線3n を捕捉し着信に応答するとともに、通話路スイッチ12を制御して録音再生部19と外線3n 間の通話路を閉結し、かつ録音再生部19を制御して録音再生部19から外線3n を介して発呼者側へ応答メッセージを送出させる。そして、その応答メッセージの送出後に録音再生部19を制御し発呼者の用件メッセージを録音再生部19内の家庭に割り当てられたエリアに録音させる。
【0019】
その後、留守B指定子機5m において、再生操作が行われると、CPU14は、通話路スイッチ12を制御して留守B指定子機5m と録音再生部19間の通話路を閉結し、かつ録音再生部19を制御して家庭に割り当てられたエリアに録音されている用件メッセージ(即ち、留守B指定子機5m 向けの用件メッセージ)を再生させ留守B指定子機5m へ送出させてスピーカSPから放出させる。
【0020】
主装置1のCPU14は、各外線及び各子機がそれぞれ店舗と家庭とにグループ分けされ、かつ留守番機能が店舗と家庭とに割り当てられている場合、以上のような録音再生制御を行う他に、例えば店舗用として設定された留守A指定子機51 による前述の留守番機能を、家庭用として設定された留守B指定子機5m により代理させるように制御することも可能である。
【0021】
図2及び図3は主装置1のCPU14の動作を示すフローチャートであり、家庭の留守B指定子機5m が店舗の留守A指定子機51 の留守番機能を代理する場合の動作を示すものである。
まず、図2のフローチャートに示す動作から説明する。
家庭の留守B指定子機5m において、操作部58の代理キー58Bが操作されると、このキー操作情報が主装置側へ伝送される。主装置1のCPU14はステップS1の代理キー入力チェック処理においてこれを検出し、ステップS2の「代理キー入力あり」が「Y」となる。
【0022】
この場合、CPU14は代理キー58Bを操作した子機が家庭の留守B指定子機5m か否かをステップS3で判断し、他の子機の場合はステップS1へ戻り、留守B指定子機5m の場合はステップS4へ移行する。ステップS4では店舗の留守A指定子機51 が空き状態か否かを判断し、空き状態ではない場合はステップS1へ戻り、空き状態の場合はステップS5で留守B指定子機5m へランプ点灯データを送信してランプ57内の代理キーに相当するランプを点灯させる。
その後、ステップS6で留守B指定子機5m のLCD56に「ルスロク」等を表示させ、かつステップS7でタイマ14A(無操作タイマ;20秒タイマ)をスタートさせた後、留守B指定子機5m を代理モードに設定する。
【0023】
なお、代理キー58Bが操作されずにステップS2の判定が「N」となる場合は、例えば録音セットキー58Cのような通常の録音に係るキーが操作されたか否かをステップS8で判断し、録音セットキー58Cが操作された場合はステップS9で留守B指定子機5m を通常録音モード(留守録モード)とした後、処理を終了する。また、上記以外の他のキーが操作された場合はステップS10でその他の処理を行った後、処理を終了する。
【0024】
以上のようにして、代理モードに設定された留守B指定子機5m において、タイマ14Aのタイムアップ以内に操作部58のキー等が操作されると、主装置1のCPU14は図3のステップS12の「イベントあり」を「Y」と判定する。この場合、CPU14は、操作されたキーが録音セットキー58Cか否かをステップS13で判断し、録音セットキー58Cの場合はステップS14で留守A指定子機51 が留守録セット中か否かを判断する。そして、留守録セット中であれば、ステップS16で留守A指定子機51 の留守録モードを解除する一方、留守録セット中でなければ、ステップS15で留守A指定子機51 の留守録セットを行い留守録モードに設定する。その後、ステップS17で無操作タイマ14Aをスタートさせ、ステップS11へ戻る。
【0025】
このように、家庭用としての留守B指定子機5m に、店舗用の留守A指定子機51 の留守番機能を代理させる代理モードの設定を可能にするとともに、代理モードの留守B指定子機5m により留守A指定子機51 の留守録セット及びその解除を行わせるようにしたことにより、例えば店舗での仕事が終了して帰宅した時に店舗の子機51 の留守録セットのし忘れに気づいたような場合は、家庭の子機5m により留守録セットを行うことができる。このため、再び店舗へ戻って店舗の子機51 による留守録セットを行うようなことが回避され、使い勝手が向上する。
【0026】
こうして、代理モードの留守B指定子機5m により留守A指定子機51 の留守録セットが行われた後に、発呼者が店舗に割り当てられた電話番号を発呼することにより、店舗の外線31 に着信が到来すると、CPU14は前述したように外線着信に自動応答し、発呼者側の用件メッセージを録音再生部19の店舗用エリアに録音する。ここで、代理モードの留守B指定子機5m において再生キー58Dが操作されると、ステップS18の「再生キー」の判定が「Y」となる。この場合、CPU14はステップS19で録音再生部19に留守A指定子機51 向けの用件メッセージが録音されているか否かを判断する。
【0027】
ここで、録音再生部19の店舗用エリアに用件メッセージが録音されていれば、CPU14は留守A指定子機51 向けの用件メッセージが録音されていると判断して再生モードを設定し、ステップS20で通話路スイッチ12を制御して、留守B指定子機5m と録音再生部19間の通話路を閉結するとともに、録音再生部19を制御して店舗用エリアに録音されている用件メッセージ(即ち、留守A指定子機51 向けの用件メッセージ)を再生させ、留守B指定子機5m へ送出させる再生処理を開始する。そして、全ての用件メッセージの再生が終了するとステップS21の再生終了となり、ステップS17へ移行して無操作タイマ14Aをスタートさせた後、ステップS11へ戻る。なお、代理モードの留守B指定子機5m において再生キー58Dが操作されたときに、録音再生部19に留守A指定子機51 向けの用件メッセージが録音されていない場合は、ステップS17で無操作タイマ14Aをスタートさせた後、ステップS11へ戻る。
このように、店舗が休日などの時に、発呼者から店舗の留守A指定子機51 宛へ通知された用件メッセージを家庭の留守B指定子機5m で聞くことができる。
【0028】
次に、代理モードの留守B指定子機5m において消去キー58Eが操作されると、ステップS22の「消去キー」の判定が「Y」となり、この場合、CPU14は、ステップS23で録音再生部19に留守A指定子機51 向けの用件メッセージが録音されているか否かを同様に判断する。そして、留守A指定子機51 向けの用件メッセージが録音されていれば消去モードを設定しステップS24でこの用件メッセージを消去するとともに、ステップS17へ移行して無操作タイマ14Aをスタートさせた後、ステップS11へ戻る。なお、代理モードの留守B指定子機5m において消去キー58Eが操作されたときに、録音再生部19に留守A指定子機51 向けの用件メッセージが録音されていない場合は、ステップS17で無操作タイマ14Aをスタートさせた後、ステップS11へ戻る。
【0029】
このように、代理モードに設定された家庭の留守B指定子機5m は、店舗の留守A指定子機51 と同様の操作で、店舗の留守A指定子機51 の留守録セット,留守録解除,用件メッセージの再生及び消去を行うことができる。
ここで、代理モードの留守B指定子機5m に対して内線着信や外線着信があり、ステップS25の判定が「Y」となる場合は、主装置1のCPU14は、留守B指定子機5m により着信応答操作が行われたとしてもステップS26でこうした応答操作を無視し、ステップS11へ戻る。
【0030】
また、代理モードの留守B指定子機5m において、操作されたキーが上記のキー何れでもないと判断されたときには、この操作キーは代理キー58Bであると判定され(ステップS27)、この場合は、留守B指定子機5m の代理モードが解除される。即ち、ステップS28で、留守B指定子機5m のランプ57内の代理キーに相当するランプを消灯し、ステップS29で代理モードを解除するとともに、留守B指定子機5m のLCD56に表示されている「ルスロク」等の表示をステップS30で消去する。また、ステップS31で無操作タイマ14Aをストップさせる。これにより、留守B指定子機5m の代理モードは終了となる。
なお、代理モードに設定された留守B指定子機5m において、20秒間何の操作も行われない場合は無操作タイマ14AがタイムアップしステップS11の判定が「Y」となる。この場合は、前述したステップS28以降の処理を行って、留守B指定子機5m の代理モードを解除する。
【0031】
本実施の形態では、説明を簡単にするために、店舗用として外線31 と子機51 とを割り当て、家庭用として外線3n と子機5m とを割り当てた例について説明したが、店舗及び家庭にそれぞれ複数の子機を割り当てるとともに、店舗に割り当てられた各子機の1つを留守A指定子機として設定し、家庭に割り当てられた各子機の1つを留守B指定子機として設定しても良い。この場合、留守A指定子機及び留守B指定子機にのみそれぞれ代理キー58Bを割り付け、他の子機には代理キーを割り付けしないようにする。そして、家庭の留守B指定子機が代理キーを操作することにより代理モードになり、店舗の留守A指定子機の留守番機能の制御を代理で実行することができる。また、店舗の留守A指定子機が代理キーを操作することにより代理モードになり、家庭の留守B指定子機の留守番機能の制御を代理で実行することも可能である。しかし、留守A指定子機及び留守B指定子機が同時に代理モードになることはできない。
【0032】
また、本実施の形態では、代理モード中の留守B指定子機5m の20秒間の無操作及び代理キーの押下により留守B指定子機5m の代理モードを解除しているが、この他に、留守A指定子機51 の留守録セット操作等により留守B指定子機5m の代理モードを解除する。また、店舗用の外線31 の着信に自動応答したときに留守B指定子機5m の代理モードを解除する。
また、留守B指定子機5m の代理モードを解除する場合、1操作単位で解除することにより代理状態を保持し続けることを防止することができる。即ち、留守B指定子機5m が代理キーを操作することにより代理モードになった後、例えば録音セットキーを操作して留守A指定子機51 に留守録セットを行った後に、留守B指定子機5m の代理モードを解除することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の子機及び外線を収容するとともに、留守番機能を有するボタン電話装置において、複数の子機を各外線に対応してグループ分けするとともに、各グループ毎にそれぞれ固有の留守番機能を割り当て、かつグループ分けされた第1のグループに属し第1のグループの留守番機能の制御が可能な指定子機の特定操作を検出すると、第2のグループの留守番機能を制御するようにしたので、使用する外線及び子機が複数のグループにグループ分けされている場合、他のグループに割り当てられている留守番機能をアクセスして制御することができる。
また、留守番機能として、発呼者のメッセージの録音を可能にする留守録モードの設定機能と、メッセージの再生を可能にする再生モードの設定機能と、メッセージの消去を可能にする消去モードの設定機能とを設け、第1のグループの指定子機の特定操作が検出された後にこの指定子機の所定操作を検出すると、第2のグループの各モード設定のうち前記所定操作に応じたモードを設定するようにしたので、複数の外線及び子機が例えば店舗用と家庭用とにグループ分けされている場合、店舗での仕事が終了して帰宅した時に店舗の子機の留守録モード設定のし忘れに気づいたような場合は、家庭の子機により店舗の子機を留守録モードに設定することができる。このため、再び店舗へ戻って店舗の子機の操作に基づく留守録モードを行うようなことが回避され、使い勝手が向上する。
【0034】
また、指定子機の特定操作が検出された後、所定時間この指定子機の無操作が検出されると前記指定子機の特定操作を無効にするようにしたので、他のグループに対する永続的なアクセスを防止できる。
また、第1のグループに属する指定子機の特定操作を検出した場合は、第2のグループに属する指定子機が空き状態のときにのみ第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御するようにしたので、グループの異なる各指定子機が同一グループの留守番機能を同時に制御することに起因する混乱を防止できる。また、第2のグループの指定子機の特定操作に基づく第1のグループの留守番機能の制御と、第1のグループの指定子機の特定操作に基づく第2のグループの留守番機能の制御とを同時に行わないようにしたので、グループの異なる各指定子機が互いに他のグループの留守番機能を同時にアクセスして制御することによる混乱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 ボタン電話装置の要部動作を示すフローチャートである。
【図3】 ボタン電話装置の要部動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主装置、31 〜3n …外線、51 〜5m …ボタン電話機(子機)、111 〜11n …外線インタフェース、12…通話路スイッチ、131 〜13m …電話機インタフェース、14…CPU、14A…タイマ、19…録音再生部、53…通話回路、54…伝送回路、55…制御部、56…LCD、57…ランプ、58…操作部、58A…ダイヤルキー、58B…代理キー、58C…録音セットキー、58D…再生キー、58E…消去キー。

Claims (4)

  1. 複数の子機及び外線を収容するとともに、録音再生部を備え、かつ外線を介する発呼者のメッセージを録音再生部に録音するとともに、録音再生部のメッセージを再生して子機へ送出する留守番機能を有するボタン電話装置において、
    前記複数の子機は各外線に対応してグループ分けされているとともに、各グループ毎にそれぞれ固有の留守番機能が割り当てられ、
    グループ分けされた第1のグループに属するとともに前記第1のグループに割り当てられた留守番機能の制御が可能に設定された指定子機の特定操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記特定操作が検出されると、前記第1のグループとは異なる第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御する制御手段と
    を備え、前記留守番機能は、発呼者のメッセージの録音を可能にする留守録モードの設定機能と、前記メッセージの再生を可能にする再生モードの設定機能と、前記メッセージの消去を可能にする消去モードの設定機能とを含み、
    前記制御手段は、前記検出手段により前記指定子機の特定操作が検出された後に前記指定子機の所定操作を検出すると、第2のグループの各モード設定のうち前記所定操作に応じたモードを設定することを特徴とするボタン電話装置。
  2. 請求項1において
    記制御手段は、前記検出手段により前記指定子機の特定操作が検出された後、所定時間この指定子機の操作検出されると前記特定操作を無効にすることを特徴とするボタン電話装置。
  3. 複数の子機及び外線を収容するとともに、録音再生部を備え、かつ外線を介する発呼者のメッセージを録音再生部に録音するとともに、録音再生部のメッセージを再生して子機へ送出する留守番機能を有するボタン電話装置において、
    前記複数の子機は各外線に対応してグループ分けされているとともに、各グループ毎にそれぞれ固有の留守番機能が割り当てられ、
    グループ分けされた第1のグループに属するとともに前記第1のグループに割り当てられた留守番機能の制御が可能に設定された指定子機の特定操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記特定操作が検出されると、前記第1のグループとは異なる第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御する制御手段と
    を備え、前記制御手段は、前記検出手段が第1のグループに属する前記指定子機の前記特定操作を検出したときに、第2のグループに属し第2のグループの留守番機能の制御が可能な指定子機が空き状態の場合に第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御することを特徴とするボタン電話装置。
  4. 複数の子機及び外線を収容するとともに、録音再生部を備え、かつ外線を介する発呼者のメッセージを録音再生部に録音するとともに、録音再生部のメッセージを再生して子機へ送出する留守番機能を有するボタン電話装置において、
    前記複数の子機は各外線に対応してグループ分けされているとともに、各グループ毎にそれぞれ固有の留守番機能が割り当てられ、
    グループ分けされた第1のグループに属するとともに前記第1のグループに割り当てられた留守番機能の制御が可能に設定された指定子機の特定操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記特定操作が検出されると、前記第1のグループとは異なる第2のグループに割り当てられている留守番機能を制御する制御手段と
    を備え、前記制御手段は、第2のグループに属し第2のグループの留守番機能の制御が可能な指定子機の特定操作に基づき第1のグループの留守番機能の制御が可能であるとともに、第2のグループの指定子機の特定操作に基づく第1のグループの留守番機能の制御と、第1のグループの指定子機の特定操作に基づく第2のグループの留守番機能の制御とを同時に行わないことを特徴とするボタン電話装置。
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