JPH11154974A - 電子メール装置 - Google Patents

電子メール装置

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JPH11154974A
JPH11154974A JP9337702A JP33770297A JPH11154974A JP H11154974 A JPH11154974 A JP H11154974A JP 9337702 A JP9337702 A JP 9337702A JP 33770297 A JP33770297 A JP 33770297A JP H11154974 A JPH11154974 A JP H11154974A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不在時にメールを受信した場合、そのメール
の内容に対応させた不在通知を自動的に送信元へ返信す
ることができる電子メール装置を実現する。 【解決手段】 不在通知を返信するための各種条件と、
これら条件にそれぞれ対応した内容の不在通知となる定
形メールとを予め記憶しておき、不在状態でメールを受
信したら、その受信メールの属性がどの返信条件に合致
するかを判別し、合致した返信条件に対応した種類の定
形メールを不在通知として自動的に差出人宛へ返信する
ので、予め指定した差出人からのメールにだけ不在通知
を出すことができ、しかも返信する不在通知(定形メー
ル)の内容も、差出人に必要な情報に限定すれば良く、
結果、受信したメールの内容に対応させた不在通知を出
すことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信あるいは
有線通信によりネットワークに接続されるPDA(携帯
情報端末機器)等に用いて好適な電子メール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットおよびイント
ラネットを介して電子メールを送受信する電子メール装
置が知られており、特に近年では、PHS端末と電子メ
ール装置とを組合せ、無線通信によりネットワークと接
続してメール授受するものも実用化されている。
【0003】このような電子メール装置は、ネットワー
クを構成するメールサーバーコンピュータ(以下、サー
バーと略称する)にダイアルアップ接続する場合、まず
新着メールの有無をサーバー側に問い合せ、新着メール
がある時にはサーバー側から自己アドレス宛の新着メー
ルを配信してもらい、自己の受信メールボックスに格納
してからメール開封する。一方、専用回線接続する場合
には、サーバーがメール到着毎にそのメールを電子メー
ル装置の受信メールボックスに直接配信する形態となっ
ている。
【0004】また、近年では、サーバーから配信されて
くるメールを受信する側のユーザーが不在である場合、
それを送信元(差出人)に知らせる不在通知機能を有す
る電子メール装置も知られている。この機能は、不在通
知となる定形メールを予め用意しておき、不在状態でメ
ールを受信したら、この定形メールを一意的に送信元
(差出人)へ自動返信するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした不
在通知機能を具備する従来の電子メール装置では、着信
メール(受信したメール)の内容やその差出人を問わ
ず、一意的に不在である旨の通知を返信するだけなの
で、差出人の意図を汲んだ内容の不在通知を出すことが
できなかったり、不在通知を送る必要の無い宛先にも送
ってしまう、という問題がある。
【0006】そこで本発明は、このような事情に鑑みて
なされたもので、不在時にメールを受信した場合、その
メールの内容に対応させた不在通知を自動的に送信元へ
返信することができる電子メール装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、メールを受信するメー
ル受信手段と、装置動作を不在状態に設定する不在設定
手段と、予め複数種の定形メールを記憶する定形メール
記憶手段と、前記不在設定手段により設定される不在状
態において、前記メール受信手段がメールを受信した場
合、当該受信したメールの属性を判別するメール判別手
段と、このメール判別手段により判別された属性に対応
する定形メールを、前記定形メール記憶手段に記憶され
た複数種の定形メールから選択するメール選択手段と、
このメール選択手段によって選択された定形メールを、
前記受信したメールの差出人宛に自動返信する自動返信
手段とを具備することを特徴としている。
【0008】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
電子メール装置によれば、前記メール判別手段は、受信
メールの送信者アドレスが予め登録したアドレスと一致
するか否を判別し、一致した場合には前記メール選択手
段がこの送信者アドレスに対応した定形メールを前記定
形メール記憶手段から選択することを特徴とする。
【0009】また、上記請求項1に従属する請求項3に
記載の電子メール装置によれば、前記メール判別手段
は、受信メール内に、予め定められたパスワードが含ま
れるか否かを判別し、含まれている場合には前記メール
選択手段がそのパスワードに対応した定形メールを前記
定形メール記憶手段から選択することを特徴とする。
【0010】さらに、上記請求項1に従属する請求項4
に記載の電子メール装置によれば、前記メール判別手段
は、受信メールの送信者アドレスが予め登録したアドレ
スと一致するか否を判別し、一致した場合には当該受信
メール内に、予め定められたパスワードが含まれるか否
かを判別し、含まれている場合には前記メール選択手段
がそのパスワードに対応した定形メールを前記定形メー
ル記憶手段から選択することを特徴とする請求項1記載
の電子メール装置。
【0011】また、上記請求項1に従属する請求項5に
記載の電子メール装置によれば、前記メール判別手段
は、受信メール内に、予め定められたパスワードが含ま
れるか否かを判別し、含まれている場合には当該受信メ
ールの送信者アドレスが予め登録したアドレスと一致す
るか否を判別し、一致した場合には前記メール選択手段
がそのアドレスに対応した定形メールを前記定形メール
記憶手段から選択することを特徴とする請求項1記載の
電子メール装置。
【0012】請求項6に記載の電子メール装置では、メ
ールを受信するメール受信手段と、装置動作を不在状態
に設定する不在設定手段と、不在通知を出すか否かを判
定するための複数の返信条件およびこれら返信条件に各
々対応した内容の不在通知を作成する不在通知作成手段
と、この不在通知作成手段によって予め作成される前記
複数の返信条件およびそれら返信条件に各々対応した不
在通知となる複数の定形メールを記憶する定形メール記
憶手段と、前記不在設定手段によって設定される不在状
態において、前記メール受信手段がメールを受信した場
合、その受信したメールの属性が前記定形メール記憶手
段に記憶される複数の返信条件のいずれに合致するかを
判別するメール属性判別手段と、このメール属性判別手
段が受信したメールの属性に合致する返信条件を見出し
た場合、その合致した返信条件に対応した内容の定形メ
ールを選択して前記定形メール記憶手段から読み出し、
これを不在通知として受信したメールの差出人宛へ自動
的に返信する不在通知返信手段とを具備することを特徴
としている。
【0013】本発明では、不在通知を返信するための各
種条件と、これら条件にそれぞれ対応した内容の不在通
知となる定形メールとを予め記憶しておき、不在状態で
メールを受信したら、その受信メールの属性がどの返信
条件に合致するかを判別し、合致した返信条件に対応し
た種類の定形メールを不在通知として自動的に差出人宛
へ返信するので、予め指定した差出人からのメールにだ
け不在通知を出すことができ、しかも返信する不在通知
(定形メール)の内容も、差出人に必要な情報に限定す
れば良く、結果、受信したメールの内容に対応させた不
在通知を出すことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による電子メール装置は、
無線通信あるいは有線通信によりネットワークと接続す
るPDA(携帯情報端末機器)の他、ネットワークを構
成するサーバーコンピュータにも適用され得る。以下で
は、本発明の実施の形態である電子メール装置を実施例
として図面を参照して説明する。
【0015】A.実施例の構成 (1)全体構成 図1は、本発明の一実施例による電子メール装置が適用
されるメールシステムの構成を示すブロック図である。
この図において、1はネットワークNTに接続されるサ
ーバーコンピュータ(以下、サーバーと略称する)であ
り、自己ドメイン配下にあるメールアドレス毎のメール
授受を管理する。本実施例の場合、このサーバー1で
は、受信したメールを宛先アドレスに対応したフォルダ
に一旦格納してから、その受信したメールを宛先アドレ
スの端末2側へメール到着を報知する。
【0016】2−1〜2−Nは、本発明による電子メー
ル装置が適用される携帯情報端末(以下、PDAと略称
する)であり、LAN等の専用回線網LCを介してネッ
トワーク上のサーバー1に接続される。このPDA2−
1〜2−Nは、周知の電子手帳のように、スケジューラ
機能や計時(カレンダ)機能等、複数の独立した処理機
能を具備しており、その内の電子メール機能を選択実行
した場合に、サーバー1側からのメール到着の報知に応
じてメール受信したり、あるいは作成したメールを送信
する。
【0017】PDA2−1〜2−Nは、要素2a〜2g
から構成される。2aは装置各部を制御するCPUであ
り、その特徴的な動作については後述する。2bはCP
U2aにロードされる各種制御プログラムや、メール授
受に関わる各種表示画面を形成する画面データを記憶す
るROMである。なお、ROM2bに記憶される各種画
面データの幾つかは後述するRAM2cに転送されるよ
うになっている。
【0018】RAM2cはCPU2aのワークエリアと
して使用される一方、メール作成エリア等のメール送受
信に用いられる各種記憶エリアを備え、受信したメール
や複数の宛先アドレス等、メール送受信に必要なデータ
を記憶しており、その主要なメモリ構成については追っ
て述べる。
【0019】2dはLCDパネル等から構成される表示
部であり、CPU2aから供給される表示制御信号に基
づき、メール送受信に係わる画面(後述する)を表示す
る。2eはキー入力用のキーボード、2fは各種アイコ
ンをクリックするためのマウスである。2gはCPU2
aの指示の下に、所定のプロトコルに従ってサーバー1
側とのメール送受信を制御する通信制御部である。
【0020】(2)RAM2aのメモリ構成 次に、図2を参照してRAM2aのメモリ構成について
説明する。図2において、MSはメール作成に必要な各
種データ、すなわち、宛先アドレスAAD、送信者アド
レスSAD、件名KMおよび本文HBが格納されるメー
ル作成エリアである。また、このメール作成エリアMS
には、後述のメール作成画面を形成する画面データを格
納しておくエリアの他、メール作成に際して使用される
メールバッファも備える。
【0021】ADはアドレスエリアであり、各個人毎の
アドレス(1)〜(N)が記憶される。このアドレスエ
リアADから所望のメールアドレスを選択して上記の宛
先アドレスAADとして登録する際に参照される。各ア
ドレス(1)〜(N)は、それぞれデータNAME、デ
ータADDRESSおよびデータTYPEから構成され
る。ここで、データNAMEには個人名あるいはハンド
ル名が、データADDRESSには電子メールアドレス
が、データTYPEには送信メールの属性(文字コード
タイプ、添付ファイルの有無など)を表わす情報がそれ
ぞれ記憶される。
【0022】JMはメールボックスに相当する受信メー
ルストアエリアであり、サーバ1より受領した受信メー
ルMAIL(1)〜(N)を格納する。各メールMAI
L(1)〜(N)は、それぞれ送信者アドレスSAD
(個人名あるいはハンドル名含む)、件名KM、本文H
B、受信時刻を表わすTIME、開封・未開封を識別す
る開封フラグKAIFUFおよびパスワードPWDから
なる。なお、開封フラグKAIFUFは、メール開封さ
れると「0」、未開封では「1」となるフラグである。
【0023】TMA〜TMDは、それぞれ定形メールA
〜Dを記憶する定形メールエリアである。定形メールA
エリアTMAは、図3(イ)に図示する通り、送信者ア
ドレスSAD、宛先アドレスAAD、件名KMおよび本
文HBからなるメールデータを記憶する。また、定形メ
ールBエリアTMBは、図3(ロ)に図示する通り、複
数の登録アドレス(1)〜(L)と、送信者アドレスS
AD、宛先アドレスAAD、件名KMおよび本文HBか
らなるメールデータとを記憶する。なお、各登録アドレ
ス(1)〜(L)は、上述したように、データNAM
E,ADDRESSおよびTYPEから構成される。
【0024】定形メールCエリアTMCは、図4に示す
ように、複数のパスワードPWD(1)〜PWD(L)
と、これらパスワードPWD(1)〜PWD(L)に対
応するメールデータ(1)〜(L)からなる。メールデ
ータ(1)〜(L)は、それぞれ送信者アドレスSA
D、宛先アドレスAAD、件名KMおよび本文HBから
形成される。定形メールDエリアTMDには、図5に示
す通り、パスワードPWD、送信者アドレスSAD、宛
先アドレスAAD、件名KMおよび本文HBから形成さ
れるメールデータ(1)〜(L)が格納される。
【0025】これらエリアTMA〜TMDにそれぞれ格
納される定形メールA〜Dは、不在時に差出人に対して
不在通知として返信するメールとして用いられる。すな
わち、PDA2を不在状態に設定した時にメールを受信
すると、この受信したメールの属性(例えば、送信者ア
ドレスSADやパスワードPWD)を勘案し、それに応
答すべき返信するメールを、これら4種の定形メールA
〜Dのうちから選択し、選択した定形メールを差出人宛
へ自動返信する。これにより、受信したメールの内容に
対応した不在通知を自動的に返信し得るようなり、こう
した本発明の要旨にかかわる技術については追って詳述
する。
【0026】B.実施例の動作 次に、上記構成による実施例が具現する各種動作につい
て述べる。なお、以下では、サーバー1は宛先アドレス
のPDA2側へメール到着を報知したり、PDA2側か
らの送信メールを宛先アドレスへ送出する機能を有する
ものとしている。したがって、ここではサーバー1の処
理動作の詳細については言及せず、PDA2の特徴的な
動作についてのみ説明して行く。
【0027】(1)動作概要 前述した通り、PDA2は周知の電子手帳のように、ス
ケジューラ機能や計時(カレンダ)機能等、複数の独立
した各種の処理機能を具備している。例えば、計時(カ
レンダ)機能は、タイマインタラプトによって常時タイ
マクロックをカウントして現在時刻(年月日を含む)を
歩進させており、装置電源の投入に応じてその現在時刻
(年月日を含む)を表示部2dに表示させている。こう
した計時(カレンダ)機能は、後述する電子メール機能
を実行した時にも並列的に動作しており、具体的には電
子メールを送受信した時刻を計時するようになってい
る。
【0028】さて、電子メール機能が実行される場合、
すなわち、図示されていない起動メニュー画面が表示部
2dに画面表示されている状態において、マウス2fを
用いてメールアイコン(図示略)をポインティングして
からクリックすると、PDA2では電子メール機能を具
現する「受信処理」および「メインルーチン」が実行さ
れる。
【0029】「受信処理」は、一定時間毎に割込み実行
される処理であって、サーバー1側からのメール到着報
知を受けると、RAM2cの受信メールストアエリア
(メールボックス)JMの格納状態を判別し、当該エリ
アJMに空きがあれば、受信メールをそのまま格納し、
当該エリアJMが満杯の時には保存している受信メール
の内で最も古いものを消去してから新たに受信したメー
ルを格納する。この時、PDA2側において不在設定
(後述する)されていると、予め設定しておいた複数の
返信条件の内、受信メールの属性がいずれかに合致する
かどうかを判定し、合致した返信条件があれば、それに
対応する定形メールA〜Dのいずれかを不在通知とし
て、受信したメールの差出人に対して自動返信する。
【0030】一方、「メインルーチン」では、上述の
「受信処理」にて受信されたメールを開封して表示する
機能や、メール削除、メール作成、あるいは不在通知と
して返送する定形メールA〜Dの作成、または不在通知
を出す際の基準となる返信条件を設定する不在設定等を
行う一連の「受信表示処理」をコールする。
【0031】(2)具体的動作 次に、図6〜図45を参照し、上述した電子メール機能
を具現する一連の処理動作について説明する。以下で
は、最初に、割込み実行される「受信処理ルーチン」に
ついて述べた後、「メインルーチン」について言及し、
これに続いて「メインルーチン」からコールされる「受
信表示処理ルーチン」を形成する一連の処理動作につい
て順次説明して行く。
【0032】a.受信処理ルーチンの動作 PDA2がネットワークNTを介してサーバー1にアク
セスした状態になると、CPU2aは図6に示す受信処
理ルーチンを一定時間毎に割込み実行する。本ルーチン
が実行されると、CPU2aはステップSa1に処理を
進め、サーバー1側からメール到着の報知の有無を判断
する。
【0033】いま例えば、サーバー1がアクセス中のP
DA2について、そのメールアドレスに対応する新着メ
ールの有無を調べ、新着メールがあったとする。そうす
ると、サーバー1はメール到着の旨を表わす応答をPD
A2側へ送出し、これに応じてPDA2側では上記ステ
ップSa1の判断結果が「YES」となり、次のステッ
プSa2に処理を進める。一方、メール到着の旨を表わ
す応答が無い場合には、ここでの判断結果は「NO」と
なり、この場合、本ルーチンを一旦、完了して後述する
メインルーチンに処理を戻す。
【0034】(イ)受信メールの格納 メール受信が開始されると、CPU2aはステップSa
2に処理を進め、ポインタレジスタnの値を初期値
「1」にセットし、続くステップSa3では、このポイ
ンタレジスタnの値に対応した受信メールストアエリア
JM(図2参照)中のメールエリアMAIL(n)が空
いているか否かを判断する。
【0035】メールエリアMAIL(n)に空きがあ
る場合 メールエリアMAIL(n)に空きがあると、上記ステ
ップSa3の判断結果が「YES」となり、次のステッ
プSa4に処理を進め、ポインタレジスタnの値に対応
した受信メールストアエリアJM(図2参照)中のメー
ルエリアMAIL(n)に、サーバー1側から受領した
受信メールをストアする。
【0036】次いで、ステップSa5に進むと、CPU
2aはメールエリアMAIL(n)の開封フラグKAI
FUF(n)に、未開封状態を表わすべく「0」をセッ
トする。続いて、ステップSa6ではメールエリアMA
IL(n)のレジスタTIME(n)に受信時刻(年月
日を含む)をストアし、後述するステップSa7に処理
を進める。
【0037】メールエリアMAIL(n)に空きが無
い場合 一方、メールエリアMAIL(n)に空きが無いと、上
述したステップSa3の判断結果が「NO」となり、ス
テップSa8に処理を進めてポインタレジスタnの値を
1インクリメントして歩進させ、続くステップSa9で
は受信メールストアエリアJMに格納され得る最大メー
ル数を超えたか否かを判断する。ここで、最大メール数
を超えていない場合には、判断結果が「NO」となり、
前述のステップSa3に処理を戻し、再度メールエリア
MAIL(n)の空きの有無を判断する。
【0038】これに対し、全てのメールエリアMAIL
に受信したメールが格納され、受信メールストアエリア
JM(メールボックス)が満杯となっていると、上記ス
テップSa9の判断結果が「YES」となり、ステップ
Sa10に処理を進める。ステップSa10では、受信
メールストアエリアJM(メールボックス)に格納され
るメール群の内、受信時刻TIMEが最も古いメール
(以下、これを最古メールと称する)を検索する。そし
て、ステップSa11では、検索した最古メールを消去
する一方、消去した最古メールの番号をポインタレジス
タnにセットする。この後、上述したステップSa4に
処理を戻し、消去した最古メールのエリアに、新たに受
信したメールをストアする。
【0039】(ロ)不在設定時の処理 以上のようにして、受信メールストアエリアJM(メー
ルボックス)に受信メールを格納する処理が完了する
と、CPU2aはステップSa7に処理を進め、不在設
定されているか否かを表わすフラグKAKUTEIが
「1」、つまり、不在状態にあるかどうかを判断する。
【0040】ここで、ユーザー操作によってPDA2が
不在状態に設定されている場合には、後述する不在設定
処理ルーチン(図25参照)によりフラグKAKUTE
Iが「1」となる為、判断結果が「YES」となり、C
PU2aは図7に示すステップSa12以降に処理を進
めるが、不在設定されていない時には、判断結果が「N
O」となり、本ルーチンを一旦、完了させる。
【0041】さて、ユーザー操作によってPDA2が不
在設定され、図7に示すステップSa12以降に処理を
進めると、CPU2aは、不在設定された返信条件(後
述する)に基づき、受信したメールの属性に合致する定
形メールA〜Dのいずれかを選択して自動返信させる。
以下、定形メールA〜Dを自動返信するケース毎に説明
する。なお、ここでは説明の都合上、定形メールA〜D
の詳細については言及せず、それについては後述の定形
メールA〜Dの各作成処理の説明に譲る。
【0042】定形メールBの返信 ステップSa12では、ポインタレジスタLの値を
「1」にセットし、続くステップSa13では、ポイン
タレジスタLの値に対応して定形メールBエリアTMB
(図3(ロ)参照)から読み出される登録アドレス
(L)に一致する送信者アドレスSADが受信メールに
含まれているか否かを判断する。ここで、受信メールの
送信者アドレスSADが登録アドレス(L)と一致しな
い場合には、上記ステップSa13の判断結果が「N
O」となり、次のステップSa14に処理を進め、ポイ
ンタレジスタLの値を1インクリメントして歩進させ
る。
【0043】次いで、ステップSa15では、この歩進
されたポインタレジスタLの値が、定形メールBエリア
TMBに登録されるアドレス数を超えたか否か、つま
り、全ての登録アドレス(1)〜(L)を参照したアド
レス判定を行ったかどうかを判断する。アドレス判定の
途中であれば、判断結果は「NO」となり、上記ステッ
プSa13に処理を戻してアドレス判定を継続する。そ
して、このアドレス判定において、受信メール中に登録
アドレス(L)と同じ送信者アドレスSADが含まれて
いる判定されると、上記ステップSa13の判断結果が
「YES」となり、次のステップSa16に処理を進め
る。
【0044】ステップSa16では、アドレス判定によ
り検索された登録アドレス(L)を、定形メールBの宛
先アドレスAADにストアし、続くステップSa17,
Sa18では、この定形メールBの送信が終了するまで
待機し、送信終了と同時に本ルーチンを完了させる。
【0045】このように、不在通知が必要なメールアド
レスを定形メールBエリアTMBに登録しておき、不在
状態で受信したメールの送信者アドレスSADがそれと
一致すると、自動的に定形メールBが差出人宛へ返送さ
れるようになっている。したがって、ユーザーは予め指
定した差出人からのメールにだけ不在通知を出すことに
なるので、返信する定形メールBの内容も、それら差出
人に必要な情報に限定すれば良く、これ故、受信したメ
ールの内容に対応させた不在通知を出すことが可能にな
る訳である。なお、こうして返信される定形メールBの
詳細については後述の定形メールB作成ルーチン(図3
2参照)の動作説明にて言及する。
【0046】定形メールCの返信 アドレス判定によって、受信したメールの属性が定形メ
ールBの返信条件に合致しないものと判断された時に
は、上述のステップSa15の判断結果が「YES」と
なり、ステップSa19以降に処理を進め、定形メール
Cの返信条件についてその適否を判断する。
【0047】すなわち、先ずステップSa19に進み、
ポインタレジスタLの値を「1」にリセットし、続くス
テップSa20では、受信メールストアエリアJMのメ
ールエリアMAIL(n)に格納したメールの件名KM
や本文HBに、ポインタレジスタLの値に対応して定形
メールCエリアTMC(図4参照)から読み出されるパ
スワードPWD(L)が含まれているか否かを判断す
る。
【0048】ここで、受信メール中にパスワードPWD
(L)が含まれていないと、上記ステップSa20の判
断結果が「NO」となり、次のステップSa21に処理
を進め、ポインタレジスタLの値を1インクリメントし
て歩進させる。次いで、ステップSa22では、この歩
進されたポインタレジスタLの値が、定形メールCエリ
アTMCに登録されるパスワードの数を超えたか否か、
つまり、全てのパスワードPWD(1)〜(L)を参照
したパスワード判定を行ったかどうかを判断する。
【0049】パスワード判定の途中であれば、判断結果
は「NO」となり、上記ステップSa20に処理を戻
し、歩進されたポインタレジスタLの値に基づいてパス
ワード判定を繰り返す。そして、このパスワード判定に
おいて、受信メール中にパスワードPWD(L)が含ま
れていると、上記ステップSa20の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSa23に処理を進める。ス
テップSa23では、パスワード判定により検索された
パスワードPWD(L)に対応するメール(L)を、定
形メールCエリアTMC(図4参照)から読み出し、こ
のメール(L)の宛先アドレスAADに、メールエリア
MAIL(n)の送信者アドレスSADをストアする。
【0050】次いで、ステップSa24では、受信メー
ルMAIL(n)の送信者アドレスSADが宛先アドレ
スAADとして置き換えられた定形メールC(メール
(L))を送信する。そして、ステップSa25では、
この定形メールC(メール(L))の送信が終了するま
で待機し、送信終了と同時に判断結果が「YES」とな
り、本ルーチンを完了させる。
【0051】このように、複数のパスワードPWD
(1)〜(L)と、これらパスワードPWD(1)〜
(L)にそれぞれ対応させた定形メールC(1)〜
(L)とを定形メールCエリアTMCに登録しておき、
不在状態で受信したメールの件名KMおよび本文HB中
に、上記パスワードPWD(1)〜(L)のいずれかが
含まれているかどうか検索し、合致したパスワードPW
Dがあれば、それに対応した定形メールCを自動的に差
出人宛へ返送するので、返信する定形メールCの内容は
差出人に必要な情報に限定でき、結果、受信したメール
の内容に対応させた不在通知を出すことが可能になって
いる。なお、以上のようにして返信される定形メールC
の詳細は、後述する定形メールC作成ルーチン(図38
〜図39参照)の動作説明において述べる。
【0052】定形メールDの送信 上述のパスワード判定によって、受信したメールの属性
が定形メールCの返信条件に合致しないものと判断され
た時には、前述したステップSa22の判断結果が「Y
ES」となり、図8に示すステップSa26以降に処理
を進め、定形メールDについて返信の適否を判断する。
【0053】すなわち、ステップSa26に進み、ポイ
ンタレジスタLの値を「1」にリセットし、続くステッ
プSa27では、受信メールストアエリアJMのメール
エリアMAIL(n)に格納したメールの件名KMや本
文HBに、ポインタレジスタLの値に対応して定形メー
ルDエリアTMD(図5参照)から読み出されるメール
(L)のパスワードPWDが含まれているか否かを判断
する。
【0054】ここで、受信メール中にパスワードPWD
が含まれていないと、上記ステップSa27の判断結果
が「NO」となり、次のステップSa28に処理を進
め、ポインタレジスタLの値を1インクリメントして歩
進させる。次いで、ステップSa29では、この歩進さ
れたポインタレジスタLの値が、定形メールDエリアT
MDに登録されるメール数を超えたか否か、つまり、各
メール(1)〜(L)のパスワードPWDをそれぞれ参
照したパスワード判定をし終えたかどうかを判断する。
【0055】パスワード判定の途中であれば、判断結果
は「NO」となり、上記ステップSa27に処理を戻
し、歩進されたポインタレジスタLの値に基づいてパス
ワード判定を繰り返す。そして、このパスワード判定に
おいて、受信メール中の件名KMあるいは本文HBに、
メール(L)のパスワードPWDが含まれていると、上
記ステップSa27の判断結果が「YES」となり、次
のステップSa30に処理を進める。
【0056】ステップSa30では、パスワード判定に
より検索されたメール(L)の宛先アドレスAADが、
受信メール(即ち、メールエリアMAIL(n))の送
信者アドレスSADと一致するか否かを判断する。ここ
で、メール(L)の宛先アドレスAADが受信メールの
送信者アドレスSADと一致しなければ、定形メールD
の返信条件に合致しないので、判断結果が「NO」とな
り、上述のステップSa28に処理を戻し、ポインタレ
ジスタLの値を歩進させてパスワード判定を行う。
【0057】一方、メール(L)の宛先アドレスAAD
と受信メールの送信者アドレスSADとが一致した場合
には、定形メールDの返信条件に合致するので、判断結
果が「YES」となり、次のステップSa31に処理を
進め、定形メールDの返信条件に合致した、定形メール
DエリアTMDのメール(L)を定形メールDとして送
信する。この後、ステップSa32では、この定形メー
ルDの送信が終了するまで待機し、送信終了と同時に判
断結果が「YES」となり、本ルーチンを完了させる。
なお、こうして送信される定形メールDの詳細について
は後述の定形メールD作成ルーチンの動作説明において
述べる。
【0058】このように、予め設定しておいたパスワー
ドPWDを含み、かつ受信メールの送信者アドレスSA
Dと一致する宛先アドレスを有する定形メールDを、定
形メールDエリアTMDにて検索し、その条件に合致す
る定形メールDがあれば、それを自動的に差出人宛へ返
送するので、返信する定形メールDの内容は差出人に必
要な情報に限定でき、しかして、受信したメールの内容
に対応させた不在通知を出すことが可能になる訳であ
る。なお、以上のようにして返信される定形メールDの
詳細は、後述する定形メールD作成ルーチン(図42〜
図44参照)の動作説明において述べる。
【0059】定形メールAの送信 さて、以上説明した定形メールB,CおよびDの各返信
条件のいずれにも該当しない属性を持つ受信メールの場
合には、上述のステップSa29の判断結果が「NO」
となり、ステップSa33に処理を進める。ステップS
a33では、定形メールAエリアTMA(図3(イ)参
照)から読み出した定形メールAの宛先アドレスAAD
に、受信メール(即ち、メールエリアMAIL(n))
の送信者アドレスSADをストアし、続くステップSa
34ではこれを定形メールAとして送信する。この後、
ステップSa35では、この定形メールAの送信が終了
するまで待機し、送信終了と同時に判断結果が「YE
S」となり、本ルーチンを完了させる。
【0060】このように、定形メールB,CおよびDの
各返信条件のいずれにも該当しない属性を持つ受信メー
ルを不在状態で受信した時には、一意的に定形メールA
を不在通知として差出人へ自動返信するようになってい
る。なお、こうして送信される定形メールAの詳細につ
いては後述の定形メールA作成ルーチン(図27〜図3
1参照)の動作説明において述べる。
【0061】以上説明したように、受信処理ルーチンで
は、メールボックス(受信メールストアエリアJM)に
空きがあれば、空いているメールエリアMAIL(n)
に受信メールをストアしてから、当該メールのフラグK
AIFUFを未開封状態を表わすべく「1」にセットす
る共に、受信時刻をTIMEにセットして格納完了する
が、メールボックスが満杯である時には、メールボック
ス中で受信時刻が最も古い最古メールを消去してから新
たな受信メールを格納する。
【0062】そして、受信メールを格納した時に、不在
状態に設定されていると、受信したメールの属性が、予
め設定される定形メールA〜Dの各返信条件のいずれに
合致するかを判別し、合致した条件の定形メールを自動
的に返信するようになっている。これにより、不在時に
メールを受信した場合でも、受信したメールの内容に対
応させた不在通知を自動的に送信元へ返信することが可
能になっている。
【0063】b.メインルーチンの動作 次に、図9を参照してメインルーチンの動作について説
明する。まず、PDA2に電源が投入されると、CPU
2aはROM2bに格納される所定の制御プログラムを
ロードして図9に示すメインルーチンを実行し、ステッ
プSb1に処理を進めてRAM2cに設けられる各種レ
ジスタ・フラグをゼロリセットしたり、初期値セットし
た後、図示されていない起動メニューを表示部2dに画
面表示させる。
【0064】起動メニューが画面表示されている状態に
おいて、ステップSb2に進むと、レジスタONFに格
納されるオンフラグが「1」にセットされているか否、
すなわち、メールアイコン(図示略)がクリック等の操
作により選択実行され、電子メール機能を実行している
状態にあるかどうかを判断する。電子メール機能が実行
されていない場合、オンフラグは「0」なので、ステッ
プSb2の判断結果は「NO」となり、ステップSb3
に処理を進め、”その他の処理”を実行する。なお、こ
こで言う”その他の処理”とは、PDA2において実行
される各種処理を指し、例えば、スケジューラ機能や住
所録管理機能等が挙げられる。
【0065】そして、”その他の処理”が完了し、CP
U2aの処理がステップSb4に進むと、起動メニュー
画面中のメールアイコン(図示略)がクリック等の操作
により選択実行されたか否かを判断する。ここで、メー
ルアイコン以外の他の処理を選択実行させるアイコンが
クリックされた時には、判断結果が「NO」となり、ス
テップSb5に処理を進めて、選択実行された”その他
の処理”を行うが、メールアイコンがクリックされた時
には、判断結果が「YES」となり、ステップSb6に
処理を進め、レジスタONFに格納されるオンフラグを
「1」にセットする。
【0066】これにより、上述したステップSb2の判
断結果が「YES」となり、ステップSb7に進み、受
信表示処理ルーチンを実行する。この受信表示処理ルー
チンは、前述の受信処理ルーチン(図6〜図8参照)に
よって受信メールストアエリアJM(メールボックス)
に格納された受信メールを開封して表示する機能や、メ
ール削除、メール作成、あるいは不在通知として返送す
る定形メールA〜Dの作成、または不在通知を出す際の
基準となる返信条件を設定する不在設定処理等を行う一
連の処理ルーチンをコールする。
【0067】このように、メインルーチンでは、メール
アイコンのクリックに応じて電子メール機能を実現する
受信表示処理ルーチンを実行させるようになっており、
電子メール機能を起動させた場合には、前述した受信処
理ルーチンがインタラプト処理される他、現在時刻(年
月日を含む)を計時する計時処理も並列的にタイマイン
タラプト処理されるようになっている。
【0068】c.受信表示処理ルーチンの動作 次に、図10〜図12を参照して受信表示処理ルーチン
の動作について説明する。図示されていない起動メニュ
ー画面中のメールアイコン(図示略)がクリック等の操
作により選択実行されると、CPU2aはメインルーチ
ンのステップSb7(図9参照)を介して図10に示す
受信表示処理ルーチンを実行し、ステップSc1に処理
を進め、受信画面RMDを表示する。
【0069】ここで、図12に図示される一例を参照し
て受信画面RMDの構成について述べておく。表示部2
dに画面表示される受信画面RMDは、画面上部に描画
される機能選択用のアイコン群と、受信メールを一覧表
示する表示欄LISTとからなる。機能選択用のアイコ
ン群は、所望の受信メールを指定して開封する際にクリ
ックされる開封アイコンKF、新規メールを作成する際
にクリックされるメール作成アイコンME、アドレス入
力する際にクリックされるアドレス入力アイコンAI、
メール削除の際にクリックされる削除アイコンDELお
よび受信画面RMDを表示クリアする為のキャンセルア
イコンCANからなる。
【0070】表示欄LISTでは、欄中の各行がメール
リストアイコンMLとして機能する一方、各行には表示
エリアKFM,NAME,SUBおよびRTが設けらて
いる。メールリストアイコンMLは、対応する行の受信
メールを指定する際に使用され、クリックに応じてその
行の表示態様が変化(例えば、表示ドットを反転させる
反転表示)して指定状態を示すようになっている。
【0071】表示エリアKFMには、受信メールに含ま
れる開封フラグKAIFUFが「0」の場合に未開封状
態を示すマークが表示される。表示エリアNAMEに
は、受信メールに含まれる送信者アドレスSADに基づ
き、送信者氏名もしくは送信元アドレスが表示される。
表示エリアSUBでは、受信メールに含まれる件名KM
がメールタイトルとして表示される。表示エリアRTで
は、受信メールに含まれる受信時刻TIMEに基づき、
メール受信時刻(年月日を含む)が表示される。
【0072】さて、こうした受信画面RMDが表示され
ると、CPU2aは次のステップSc2に処理を進め、
ポインタレジスタnの値を「1」にセットし、続くステ
ップSc3では、このポインタレジスタnの値に対応し
て受信メールストアエリアJM(メールボックス)から
受信メールMAIL(n)を読み出し、当該受信メール
中の送信者アドレスSAD,件名KMおよびTIME
を、それぞれ上述の表示エリアNAME,SUBおよび
RTに表示する。
【0073】次いで、ステップSc4では、受信メール
MAILの開封フラグKAIFUF(n)が「0」、つ
まり、未開封状態であるか否かを判断する。ここで、未
開封状態であれば、判断結果が「YES」となり、次の
ステップSc5に処理を進める。ステップSc5では、
未開封マークを表示エリアKFMに表示し、次のステッ
プSc6に進む。一方、既に開封されたメールである時
には、上記ステップSc4の判断結果が「NO」とな
り、ステップSc6に進む。
【0074】ステップSc6では、次の受信メールをリ
スト表示させるべく、ポインタレジスタnの値を1イン
クリメントして歩進させ、続くステップSc7では、こ
の歩進されたポインタレジスタnの値に応じて読み出さ
れる受信メールMAIL(n)が空状態にあるか否かを
判断する。ここで、空状態であると、判断結果が「YE
S」となり、この場合、これ以降の受信メールを読み出
す必要がないので、後述するステップSc9に処理を進
める。
【0075】これに対し、読み出した受信メールMAI
L(n)が空状態でない場合には、判断結果が「NO」
となり、ステップSc8に処理を進め、全ての受信メー
ルを読み出したかどうかを判断する。そして、読み出し
の最中であれば、判断結果が「NO」となり、上述のス
テップSc3に処理を戻して受信メールの読み出しを進
める。
【0076】一方、全ての受信メールを読み出し終えた
時には、判断結果が「YES」となり、ステップSc9
に処理を進める。ステップSc9に進むと、CPU2a
は表示欄LISTにおける表示行をカウントするカウン
タレジスタAの値を「1」にセットし、続くステップS
c10では、このカウンタレジスタAの値に対応したメ
ール番号(A)の表示エリアを反転表示する。
【0077】そして、ステップSc11では、受信画面
RMD上にマウス2fに対応したカーソルを表示させ、
続くステップSc12〜Sc13ではマウス2fのポイ
ンティング操作に応じて受信画面RMD上でカーソルの
表示位置を移動させる。この後、ステップSc14に処
理を進め、上述した機能選択用のアイコン群のいずれか
がクリックされる迄は、上記ステップSc12〜Sc1
3を繰り返し、カーソルの表示位置を移動させる。一
方、マウス2fがクリックされた場合には、クリックさ
れたアイコンに対応した機能を処理すべくステップSc
15以降に処理を進める。以下では、クリックされたア
イコンの種別毎に場合分けしてその動作を説明して行
く。
【0078】メールリストアイコンMLをクリックし
た場合 いま、例えば、表示欄LIST中において、2行目に表
示されているメールを選択すべく、その行にカーソルを
ポインティングさせてからクリックしたとする。そうす
ると、ステップSc15の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSc16に処理を進め、ポインティン
グされたカーソル位置のメール番号(A)をカウンタレ
ジスタAにストアする。
【0079】次いで、ステップSc17では、カウンタ
レジスタAの値に対応したメールMAIL(A)の各表
示エリアKF,NAME,SUBおよびRTの表示態様
を変更(例えば、反転表示)させ、続くステップSc1
8では、ポインティングされたメールリストML以外の
他のメールリストMLについては通常表示させ、この後
に上述したステップSc12に処理を戻す。これによ
り、2行目の各表示エリアだけが反転表示され、その行
のメールが選択された状態であることを一目瞭然にす
る。
【0080】開封アイコンKFをクリックした場合 メールリストアイコンMLのクリックにより選択された
メールを、開封させる為、カーソルを開封アイコンKF
上にポインティングさせてクリックすると、上述のステ
ップSc15の判断結果が「NO」となり、図11に示
すステップSc19に処理を進め、ここでの判断結果が
「YES」となる。そして、CPU2aはステップSc
20に処理を進め、後述するメール表示処理ルーチンを
実行してメール内容を画面表示させた後、上述したステ
ップSc12(図10参照)に処理を戻す。
【0081】メール作成アイコンMEをクリックした
場合 さて、送信メールを新規作成する場合には、カーソルを
メール作成アイコンME上にポインティングさせてクリ
ックする。そうすると、上述のステップSc15および
ステップSc19の各判断結果が「NO」となり、ステ
ップSc21に処理を進め、ここでの判断結果が「YE
S」となる。そして、ステップSc22に進み、後述す
るメール作成処理ルーチンを実行して送信メールを作成
した後、上述したステップSc12に処理を戻す。
【0082】不在アイコンFZをクリックした場合 次に、不在通知を出す際の返信条件を設定すべく、カー
ソルを不在アイコンFZ上にポインティングさせてクリ
ックすると、上述のステップSc15,Sc19および
Sc21の各判断結果が「NO」となり、ステップSc
23に処理を進め、ここでの判断結果が「YES」とな
る。そして、ステップSc24に処理を進め、後述する
不在設定処理ルーチンを実行し、定形メールA〜Dを不
在通知として差出人へ自動返信させる際に返信条件を設
定した後、上述したステップSc12に処理を戻す。
【0083】アドレス入力アイコンAIをクリックし
た場合 次に、新規アドレスを登録させるべく、カーソルをアド
レスリストアイコンAL上にポインティングさせてクリ
ックすると、上述のステップSc15,Sc19,Sc
21およびSc23の各判断結果がいずれも「NO」と
なり、ステップSc25に処理を進め、ここでの判断結
果が「YES」となる。そして、次のステップSc26
に処理を進め、後述するアドレス入力処理ルーチンを実
行して新規アドレス登録を行った後、上述したステップ
Sc12に処理を戻す。
【0084】削除アイコンDELをクリックした場合 次に、受信画面RMD(図12参照)に表示される受信
メールリスト中で選択したメールを削除すべく、カーソ
ルを削除アイコンDEL上にポインティングさせてクリ
ックすると、上述のステップSc15,Sc19,Sc
21,Sc23およびSc25の各判断結果がいずれも
「NO」となり、ステップSc27に処理を進め、ここ
での判断結果が「YES」となる。
【0085】そして、次のステップSc28に処理を進
め、選択中のメールMAIL(A)を受信メールストア
エリアJM(メールボックス)から削除(消去)し、続
くステップSc29では受信メールストアエリアJM
(メールボックス)に残る他のメール群について受信時
刻TIME順にソーティングする。この後、CPU2a
は前述のステップSc12に処理を戻す。
【0086】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 次に、受信画面RMD(図12参照)をクローズさせて
受信表示処理を完了させるべく、カーソルをキャンセル
アイコンCAN上にポインティングさせてクリックする
と、上述のステップSc15,Sc19,Sc21,S
c23,Sc25およびSc27の各判断結果がいずれ
も「NO」となり、ステップSc30に処理を進め、こ
こでの判断結果が「YES」となる。
【0087】そして、次のステップSc31に処理を進
め、表示クリアして受信画面RMDをクローズさせ、続
くステップSc32に進み、オンフラグONFをゼロリ
セットして受信表示処理ルーチンを完了させ、前述のメ
インルーチン(図9参照)に処理を復帰させる。
【0088】d.メール表示処理(メール開封)の動作 次に、図13〜図14を参照してメール表示処理ルーチ
ンの動作について説明する。受信画面RMD(図12参
照)において選択されたメールを開封すべく開封アイコ
ンKFがクリックされると、前述のステップSc20を
介して図13に示すメール表示処理ルーチンが実行さ
れ、ステップSd1に処理を進める。ステップSd1に
進むと、CPU2aは先ずメール表示画面MDDを表示
する。メール表示画面MDDは、図14に図示する一例
のように、送信者アドレス(または氏名)、宛先アドレ
ス(または氏名)、件名および本文をそれぞれ表示する
エリアDE1〜DE4から形成される。
【0089】そして、次のステップSd2では、上述し
たメールリストアイコンMLのクリックにより選択され
たメールMAIL(A)の送信者アドレスSAD(また
は氏名)をエリアDE1に、宛先アドレス(または氏
名)をエリアDE2にそれぞれ表示し、続くステップS
d3では件名KMをエリアDE3に表示する。次いで、
ステップSd4では本文エリアDE4にメールMAIL
(A)の本文データを表示する。この後、CPU2aは
ステップSd5に処理を進めてメールMAIL(A)に
含まれる開封フラグKAIFUF(A)を、開封状態を
表わすべく「1」にセットする。
【0090】次いで、ステップSd6ではマウス2fに
対応したカーソルを表示し、ステップSd7,Sd8で
はマウス2fのポインティング操作に応じてカーソルを
移動表示させ、続くステップSd9ではマウス2fがク
リックされたか否かを判断する。クリックされた時に
は、次のステップSd10に処理を進め、そのクリック
された位置がキャンセルアイコンCAN上であるかどう
かを判断する。キャンセルアイコンCAN上でなけれ
ば、判断結果が「NO」となり、上記ステップSd7に
処理を戻すが、キャンセルアイコンCAN上である時に
は、判断結果が「YES」となり、次のステップSd1
1に進み、メール表示画面MDDをクリアして本ルーチ
ンを完了させる。
【0091】e.メール作成処理の動作 次に、図15〜図18を参照してメール作成処理ルーチ
ンの動作について説明する。受信画面RMD(図12参
照)においてメール作成アイコンMEがクリックされた
場合、前述のステップSc22を介して図15に示すメ
ール作成処理ルーチンが実行され、ステップSe1に処
理を進める。ステップSe1に進むと、CPU2aはメ
ール作成エリアMSから読み出したメール作成画面デー
タに基づき、メール作成画面MEDを表示部2dに表示
する。
【0092】メール作成画面MEDは、図18に図示す
る一例のように、送信者アドレス(氏名を含む)が自動
的に入力設定されるエリアSIEと、宛先アドレス(氏
名を含む)を個別入力するアドレス入力エリアAIE
と、件名を個別入力する件名入力エリアKIEと、本文
を入力する本文入力エリアHIEとを有する。また、メ
ール表示画面MEDには、宛先アドレスをアドレスリス
トから指定する際にクリックされるアドレスリストアイ
コンAL、メール送信時にクリックされる送信アイコン
TMおよびキャンセルアイコンCANが設けられてい
る。
【0093】さて、メール作成画面MEDが表示される
と、CPU2aはステップSe2に処理を進め、文字カ
ーソルをアドレス入力エリアAIEに表示させ、続くス
テップSe3では、マウス2fに対応したカーソルを画
面表示する。次いで、ステップSe4〜Se5では、マ
ウス2fのポインティング操作に応じてカーソルを移動
表示させ、ステップSe6にてクリックの有無を判断す
る。そして、クリックされると、ここでの判断結果が
「YES」となり、ステップSe7以降に処理を進め、
クリックされた画面上の位置に応じた処理を実行する。
以下、その処理について場合分けして説明して行く。
【0094】アドレス入力エリアAIEをクリックし
た場合 宛先アドレスを入力すべくアドレス入力エリアAIEを
クリックすると、ステップSe7の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSe8に処理を進め、文字カ
ーソルをアドレス入力エリアAIEに移動させ、アドレ
ス入力待ちの状態に設定する。
【0095】そして、アドレス入力待ちの状態でキー入
力(データ入力)が行われると、図17に示すステップ
Se22を介してステップSe23に処理を進め、文字
カーソルの位置がアドレス入力エリアAIEであるか否
かを判断する。この場合、アドレス入力エリアAIEで
の入力待ちなので、判断結果が「YES」となり、次の
ステップSe24〜Se26を経て、アドレス入力エリ
アAIEにキー入力されたデータ(文字・数字・記号)
を表示する一方、キー入力されたデータをメール作成エ
リアMS(図2参照)の宛先アドレスAADにストアし
つつ、キー入力に応じて文字カーソルを移動表示する。
こうして、宛先アドレスの入力が完了すると、CPU2
aは上述のステップSe4に処理を戻す。
【0096】件名入力エリアKIEをクリックした場
合 件名を入力すべく件名入力エリアKIEがクリックされ
た場合には、上記ステップSe7を介してステップSe
9に処理を進める。そして、この場合、ステップSe9
の判断結果は「YES」となり、次のステップSe10
に処理を進め、文字カーソルを件名入力エリアKIEに
移動させ、件名入力待ちの状態に設定する。
【0097】件名入力待ちの状態でキー入力(データ入
力)が行われると、図17に示すステップSe22,S
e23を介してステップSe27に処理を進め、文字カ
ーソルの位置が件名入力エリアKIEであるか否かを判
断する。この場合、件名入力エリアKIEでの入力待ち
なので、判断結果が「YES」となり、次のステップS
e28〜Se30を経て、件名入力エリアKIEにキー
入力されたデータを表示する一方、当該データをメール
作成エリアMS(図2参照)の件名KMにストアしつ
つ、キー入力に応じて文字カーソルを移動表示する。こ
うして、件名の入力が完了すると、CPU2aは上述の
ステップSe4に処理を戻す。
【0098】本文入力エリアHIEをクリックした場
合 メール本文を入力すべく本文入力エリアHIEがクリッ
クされると、上記ステップSe7,Se9を介してステ
ップSe11に処理を進める。そして、この場合、ステ
ップSe11の判断結果が「YES」となり、次のステ
ップSe12に処理を進め、文字カーソルを本文入力エ
リアHIEに移動させ、本文入力待ちの状態に設定す
る。
【0099】本文入力待ちの状態でキー入力(データ入
力)が行われると、図17に示すステップSe22,S
e23およびSe27を介してステップSe31に処理
を進め、文字カーソルの位置が本文入力エリアHIEで
あるか否かを判断する。この場合、本文入力エリアHI
Eでの入力待ちなので、判断結果が「YES」となり、
次のステップSe32〜Se34を経て、本文入力エリ
アHIEにキー入力されたデータを表示する一方、当該
データをメール作成エリアMS(図2参照)の本文HB
にストアしつつ、キー入力に応じて文字カーソルを移動
表示する。こうして、件名の入力が完了すると、CPU
2aは上述のステップSe4に処理を戻す。
【0100】アドレスリストアイコンALをクリック
した場合 次に、メール作成画面MEDに表示されるアドレスリス
トアイコンALがクリックされると、上記ステップSe
7,Se9およびSe11を介して図16に示すステッ
プSe13に処理を進める。そして、この場合、ステッ
プSe13の判断結果が「YES」となり、次のステッ
プSe14に処理を進め、RAM2cのアドレスエリア
ADに記憶されている各アドレス(1)〜(N)を一覧
表示したり、新規アドレスをアドレスエリアADに登録
するアドレスリスト表示処理ルーチンを実行する。な
お、このアドレスリスト表示処理ルーチンの詳細につい
ては追って述べる。
【0101】送信アイコンTMをクリックした場合 メール作成画面MED(図18参照)における各入力エ
リアAIE,KIEおよびHIEにそれぞれ必要事項が
入力された状態で送信アイコンTMをクリックすると、
上記ステップSe7,Se9,Se11およびSe13
を介してステップSe15に処理を進める。
【0102】そして、この場合、ステップSe15の判
断結果が「YES」となり、次のステップSe16に処
理を進め、メール作成エリアMSの送信者アドレスSA
Dに自己アドレス(含む氏名)をストアする。この後、
ステップSe17,Se18を経て、作成メールをサー
バー1側に送信し終えるまで待機し、送信完了と共にス
テップSe19に処理を進めてメール作成画面の表示を
クリアして本ルーチンを完了させる。
【0103】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 キャンセルアイコンCANがクリックされると、上記ス
テップSe7,Se9,Se11,Se13およびSe
15を介してステップSe20に処理を進める。そし
て、この場合、ステップSe20の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSe21に処理を進め、メー
ル作成エリアMS中のメールバッファをクリアした後、
ステップSe19を経てメール作成画面MEDの表示を
クリアして本ルーチンを完了させる。
【0104】f.アドレスリスト表示処理の動作 次に、図19〜図21を参照してアドレスリスト表示処
理ルーチンの動作について説明する。メール作成画面M
ED(図18参照)においてアドレスリストアイコンA
Lがクリックされた場合、前述のステップSe14(図
16参照)を介して図19に示すアドレスリスト表示処
理ルーチンが実行され、ステップSf1に処理を進め
る。ステップSf1に進むと、CPU2aは先ずアドレ
スリスト表示画面ALDを表示部2dに表示する。
【0105】アドレスリスト表示画面ALDは、図21
に図示する一例のように、RAM2cのアドレスエリア
ADに登録されるアドレス(1)〜(N)をスクロール
表示する為の表示欄ALISTと、画面上部に配置され
る新規入力アイコンNI、削除アイコンDEL、確認ア
イコンOKおよびキャンセルアイコンCANとから形成
されている。
【0106】表示欄ALISTは、欄中の各行がアドレ
スリストアイコンALとして機能する一方、各行には表
示エリアNAMEおよびADDRESSが設けらてい
る。アドレスリストアイコンALは、対応する行のアド
レスを選択指定する際に使用され、クリックに応じてそ
の行の表示態様が変化(例えば、表示ドットを反転させ
る反転表示等)するようになっている。なお、表示エリ
アNAMEおよびADDRESSには、各アドレス
(1)〜(N)に対応した個人名あるいはハンドル名、
電子メールアドレスがそれぞれ表示される。
【0107】さて、このようなアドレスリスト表示画面
ALDが表示されると、CPU2aはステップSf2に
処理を進め、ポインタレジスタmに初期値「1」をセッ
トし、続くステップSf3では、このポインタレジスタ
mの値に応じてアドレスエリアADからアドレス(m)
を読み出し、当該アドレス(m)を形成するNAMEお
よびADDRESSを、表示欄ALISTの先頭行にお
ける表示エリアNAMEおよびADDRESSに表示す
る。
【0108】次いで、ステップSf4に進むと、ポイン
タレジスタmの値を1インクリメントして歩進させ、ス
テップSf5ではこの歩進されたポインタレジスタmの
値が最大数より大きいか否か、つまり、全てのアドレス
(m)についての読み出しが完了したかどうかを判断
し、未完であれば、判断結果が「NO」となり、上記ス
テップSf3に処理を戻して読み出しを進め、完了した
時には判断結果が「YES」となり、次のステップSf
6に処理を進める。
【0109】そして、ステップSf6では表示欄ALI
ST中の表示行をカウントするカウンタレジスタAに
「1」をセットし、続くステップSf7ではカウンタレ
ジスタAの値に対応して表示欄ALIST中の先頭行の
表示エリアNAMEおよびADDRESSの描画ビット
を反転して表示する反転表示を行う。この後、ステップ
Sf8に処理を進め、アドレスリスト表示画面ALD上
にカーソルを表示する。
【0110】次いで、ステップSf9〜Sf10では、
マウス2fのポインティング操作に応じて、そのカーソ
ルを移動表示させ、ステップSf11にてクリックの有
無を判断する。そして、クリックされると、ここでの判
断結果が「YES」となり、図20に示すステップSf
12以降に処理を進め、クリックされた画面上の位置に
応じた処理を実行する。以下、その処理について場合分
けして説明して行く。
【0111】アドレスリストアイコンALをクリック
した場合 表示欄ALIST中の各行に対応したアドレスリストア
イコンALのいずれかをポインティングしてクリックす
ると、ステップSf12の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSf13に処理を進め、クリックされ
た行のアドレス番号をカウンタレジスタAにセットす
る。そして、ステップSf14ではこのカウンタレジス
タAの値に対応した表示エリアNAMEおよびADDR
ESSを反転表示する。
【0112】続いて、ステップSf15では、ポインテ
ィングされたアドレスリストAL以外の他のアドレスリ
ストALについては通常表示させ、この後に上述したス
テップSf9に処理を戻す。これにより、クリックした
行の表示エリアNAMEおよびADDRESSが反転表
示され、その行に表示される氏名およびアドレスが選択
された状態であることを表わす。
【0113】新規入力アイコンNIをクリックした場
合 アドレスを新規登録すべく新規入力アイコンNIをクリ
ックした時には、上記ステップSf12を介してステッ
プSf16に進み、ここでの判断結果が「YES」とな
り、次のステップSf17に処理を進める。ステップS
f17に進むと、CPU2aは後述するアドレス入力処
理ルーチンを実行してアドレスエリアADに新規アドレ
スを登録し、この後、上述のステップSf1に処理を戻
し、新規登録されたアドレスを含めてリスト表示する。
【0114】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 キャンセルアイコンCANをクリックした時には、上記
ステップSf16を介してステップSf18に進み、こ
こでの判断結果が「YES」となり、次のステップSf
19に処理を進め、アドレスリスト表示画面ALDをク
リアして本ルーチンを完了させる。
【0115】削除アイコンDELをクリックした場合 削除アイコンDELがクリックされた場合には、上記ス
テップSf18を介してステップSf20に進み、ここ
での判断結果が「YES」となり、次のステップSf2
1に処理を進める。ステップSf21では、現在選択中
のアドレス、すなわち、上述のステップSf14におい
て反転表示されたアドレス番号(A)に対応したアドレ
スをアドレスエリアADから削除し、続くステップSf
22では、削除後の残りのアドレスについてソーティン
グして並び替える。この後、上述のステップSf1に処
理を戻し、削除後の並び替えられた各アドレスを再度リ
スト表示する。
【0116】確認アイコンOKをクリックした場合 さて、表示欄ALIST中において、上述のステップS
f14にて反転表示されたアドレス番号(A)を作成メ
ールの宛先アドレスとして指定する際には確認アイコン
OKをクリックする。確認アイコンOKがクリックされ
と、上記ステップSf20を介してステップSf23に
進み、ここでの判断結果が「YES」となり、次のステ
ップSf24に処理を進める。ステップSf24では、
メールバッファにアドレス番号(A)のデータをセット
する。
【0117】これにより、前述したメール作成画面ME
D(図18参照)のアドレス入力エリアAIEに、反転
表示されたアドレス番号(A)のアドレスデータがセッ
トされると共に表示される。この後、ステップSf25
に進み、アドレスリスト表示画面ALDをクリアして本
ルーチンを完了させる。
【0118】g.アドレス入力処理の動作 次に、図22〜図24を参照してアドレス入力処理ルー
チンの動作について説明する。アドレスリスト表示画面
ALD(図21参照)において新規入力アイコンNIが
クリックされた場合、前述のステップSf17(図20
参照)を介して図22に示すアドレス入力処理ルーチン
が実行され、ステップSg1に処理を進める。ステップ
Sg1に進むと、CPU2aは先ずポインタレジスタm
に初期値「1」をセットし、続くステップSg2では、
このポインタレジスタmの値に対応したアドレス(m)
が空でないか否かを判断する。
【0119】(イ)アドレスエリアADに空きが無い場
合 アドレス(m)が空でないと、上記ステップSg2の判
断結果は「YES」となり、次のステップSg3に処理
を進め、ポインタレジスタmの値を1インクリメントし
て歩進させる。そして、ステップSg4では、この歩進
されたポインタレジスタmの値が最大数より大きいか否
か、つまり、アドレスエリアADに格納される全てのア
ドレス(1)〜(m)について空きの有無を検索し終え
たか否かを判断する。
【0120】そして、全てのアドレス(1)〜(m)に
ついて空きの有無を検索し終えた場合、つまり、アドレ
スエリアADに空きが無い場合には、判断結果が「YE
S」となり、次のステップSg5に処理を進め、ユーザ
ーに対して、アドレスエリアADに空きが無く、新規ア
ドレスの登録が出来ない旨を一定時間警告表示してから
本ルーチンを完了させる。
【0121】(ロ)アドレスエリアADに空きが有る場
合 一方、アドレスエリアADに空きが有ると、アドレス
(1)〜(m)について空きの有無を検索して行く過程
で、上記ステップSg2の判断結果が「NO」となり、
ステップSg6に進み、アドレス入力画面AIDを表示
部2dに画面表示する。
【0122】このアドレス入力画面AIDとは、図24
に図示するように、アドレスを形成するデータNAM
E,データADDRESSおよびデータTYPEをそれ
ぞれ入力する入力エリアName,address,t
ypeの他、入力確定する為の確認アイコンOKおよび
入力を中止させる為のキャンセルアイコンCANが設け
られている。
【0123】このようなアドレス入力画面AIDが表示
されると、CPU2aは次のステップSg7に処理を進
めてカーソル表示を行い、続くステップSg8では文字
カーソルを入力エリアNameにセットする。次いで、
ステップSg9〜Sg10では、マウス2fのポインテ
ィング操作に応じてカーソルを移動表示させ、ステップ
Sg11にてクリックの有無を判断する。そして、クリ
ックされると、ここでの判断結果が「YES」となり、
ステップSg12以降に処理を進め、クリックされた画
面上の位置に応じた処理を実行する。以下、その処理に
ついて場合分けして説明して行く。
【0124】入力エリアName上をクリックした場
合 新規アドレスにおける”氏名”を入力すべく、アドレス
入力画面AID上の入力エリアNameをクリックする
と、CPU2aはステップSg12,Sg14を介して
図23に示すステップSg16に処理を進め、ここでの
判断結果が「YES」となり、ステップSg17に進
み、文字カーソルを入力エリアNameに移動させる。
【0125】そして、この状態でキー入力(データ入
力)されると、ステップSg22の判断結果が「YE
S」となり、ステップSg23に処理を進める。ステッ
プSg23では、文字カーソルが入力エリアNameに
あるか否かを判断し、この場合、当該エリアでのキー入
力なので、判断結果は「YES」となり、ステップSg
24に進む。
【0126】ステップSg24では、キー入力されたデ
ータを入力エリアNameに表示し、続くステップSg
25ではこのキー入力されたデータを、アドレス(m)
のデータNAMEにストアする。そして、ステップSg
26に処理を進め、キー入力に応じて入力エリアNam
eで文字カーソルを移動表示させてから上述したステッ
プSg9に処理を戻す。
【0127】入力エリアaddress上でクリック
された場合 上記項と同様、新規アドレスの”メールアドレス”を
入力すべく、入力エリアaddresをクリックする
と、CPU2aはステップSg12,Sg14およびS
g16を介して図23に示すステップSg18に処理を
進め、ここでの判断結果が「YES」となり、ステップ
Sg19に進み、文字カーソルを入力エリアaddre
ssに移動させる。
【0128】そして、この状態でキー入力(データ入
力)されると、ステップSg22の判断結果が「YE
S」となり、ステップSg23を経てステップSg27
に処理を進める。ステップSg27では、文字カーソル
が入力エリアAddressにあるか否かを判断し、こ
の場合、当該エリアでのキー入力なので、判断結果は
「YES」となり、次のステップSg28に進む。
【0129】ステップSg28では、キー入力されたデ
ータを入力エリアaddressに表示し、続くステッ
プSg29ではこのキー入力されたデータを、アドレス
(m)のデータADDRESSにストアする。この後、
ステップSg26を経て文字カーソルを移動表示させて
から上述のステップSg9に処理を戻す。
【0130】入力エリアtype上でクリックされた
場合 新規アドレスの”タイプ(メール属性)”を入力すべ
く、入力エリアtypeをクリックすると、CPU2a
はステップSg12,Sg14,Sg16およびSg1
8を介して図23に示すステップSg20に処理を進
め、ここでの判断結果が「YES」となり、ステップS
g21に進み、文字カーソルを入力エリアtypeに移
動させる。
【0131】そして、この状態でキー入力(データ入
力)されると、ステップSg22の判断結果が「YE
S」となり、ステップSg23,Sg27を経てステッ
プSg30に処理を進める。ステップSg30では、文
字カーソルが入力エリアtypeにあるか否かを判断
し、この場合、当該エリアでのキー入力なので、判断結
果は「YES」となり、次のステップSg31に進む。
ステップSg31では、キー入力されたデータを入力エ
リアtypeに表示し、続くステップSg32ではこの
キー入力されたデータを、アドレス(m)のデータTY
PEにストアする。この後、ステップSg26を経て文
字カーソルを移動表示させてから上述したステップSg
9に処理を戻す。
【0132】確認アイコンOKをクリックした場合 以上のようにして、アドレス入力画面AIDにおいて、
新規アドレスの登録が完了してから確認アイコンOKを
クリックすると、図22に示すステップSg12の判断
結果が「YES」となり、次のステップSg13に進
み、アドレス入力画面AIDを表示クリアして本ルーチ
ンを完了させ、前述のアドレスリスト表示処理ルーチン
(図19参照)へ処理を戻す。
【0133】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 一方、新規アドレス登録を中断する際にはキャンセルア
イコンCANがクリックされ、この場合、図22に示す
ステップSg14の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSg15に進む。ステップSg15では、アド
レス(m)のデータNAME,データADDRESSお
よびデータTYPEの各内容をクリアした後、ステップ
Sg13を介してアドレス入力画面AIDの表示をクリ
アし、本ルーチンを完了させてからアドレスリスト表示
処理ルーチン(図19参照)へ処理を戻す。
【0134】h.不在設定処理の動作 次に、図25〜図26を参照して不在設定処理ルーチン
の動作について説明する。受信表示画面RMD(図12
参照)において、PDA2を不在状態に設定すべく、不
在アイコンFZをクリックすると、前述のステップSc
24(図11参照)を介して図25に示す不在設定処理
ルーチンが実行され、ステップSh1に処理を進める。
【0135】先ずステップSh1では、不在設定画面F
SDを表示部2dに画面表示する。不在設定画面FSD
とは、図26に示すように、不在通知の種類を指定する
メール作成アイコンMA〜MDと、その指定を確定する
際にクリックされる確認アイコンOKと、指定を中断さ
せる時にクリックされるキャンセルアイコンCANとか
ら形成される。
【0136】メールA作成アイコンMAは、受信メール
の属性を指定せず、不在状態下で着信した全ての受信メ
ールについて一意的に返信する定形メールA(後述す
る)を作成する際にクリックされる。メールB作成アイ
コンMBは、不在状態において、指定アドレスからのメ
ールを受信した時に返信する定形メールB(後述する)
を作成する際にクリックされる。
【0137】メールC作成アイコンMCは、不在状態に
おいて、指定したパスワードを含むメールを受信した時
に返信する定形メールCを作成する際にクリックされ
る。メールD作成アイコンMDは、不在状態において、
指定アドレスからのメールであって、しかも指定したパ
スワードを含むメールを受信した時にのみ返信する定形
メールD(後述する)を作成する際にクリックされる。
【0138】さて、このような不在設定画面FSDが表
示されると、CPU2aは次のステップSh2に処理を
進め、マウス2fに対応したカーソルを表示する。次い
で、ステップSh3〜Sh4では、マウス2fのポイン
ティング操作に応じてカーソルを移動表示させ、ステッ
プSh5にてクリックの有無を判断する。そして、クリ
ックされると、ここでの判断結果が「YES」となり、
ステップSh6以降に処理を進め、クリックされた位置
に応じた処理を実行する。以下、その処理について場合
分けして説明する。
【0139】メールA作成アイコンMAをクリックし
た場合 この場合、ステップSh6の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSh7に処理を進め、後述する定形メ
ールA作成処理ルーチンを実行させる。
【0140】メールB作成アイコンMBをクリックし
た場合 この場合、上記ステップSh6を経てステップSh8に
進み、ここでの判断結果が「YES」となり、次のステ
ップSh9に処理を進め、後述する定形メールB作成処
理ルーチンを実行させる。
【0141】メールC作成アイコンMCをクリックし
た場合 この場合、上記ステップSh6,Sh8を経てステップ
Sh10に進み、ここでの判断結果が「YES」とな
り、次のステップSh11に処理を進め、後述する定形
メールC作成処理ルーチンを実行させる。
【0142】メールD作成アイコンMDをクリックし
た場合 この場合、上記ステップSh6,Sh8,Sh10を経
てステップSh12に進み、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSh13に処理を進め、後述
する定形メールD作成処理ルーチンを実行させる。
【0143】確認アイコンOKをクリックした場合 上述のアイコンMA〜MDのいずれかがクリックされて
作成すべき不在通知の種類が指定された状態において、
それを確定すべく確認アイコンOKをクリックすると、
ステップSh14の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSh15に処理を進め、レジスタKAKUTE
Iに格納されるフラグKAKUTEIFを「1」にセッ
トする。これにより、PDA2が「不在状態」に設定さ
れる。そして、この後、本ルーチンを完了させて前述の
受信表示処理ルーチン(図10参照)に処理を復帰させ
る。
【0144】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 不在設定を中断させるべく、キャンセルアイコンCAN
をクリックした時には、ステップSh16の判断結果が
「YES」となり、次のステップSh17に処理を進
め、入力データエリアをクリアする。この入力データと
は、上述のアイコンMA〜MDのいずれかのクリックに
対応してテンポラリレジスタに一時記憶されるデータ、
つまり、不在通知の種類を表わすデータを指す。したが
って、キャンセルアイコンCANのクリックに応じて、
テンポラリレジスタに一時記憶される、不在通知の種類
を表わすデータがクリアされる。そして、この後、ステ
ップSh18に進み、不在設定画面FSDの画面表示を
クリアすると共に、フラグKAKUTEIFをゼロセッ
トした後、本ルーチンを完了させて前述の受信表示処理
ルーチン(図10参照)に処理を復帰させる。
【0145】i.定形メールA作成処理の動作 次に、図27を参照して定形メールA作成処理ルーチン
の動作について説明する。不在設定画面FZD(図26
参照)において、メールA作成アイコンMAをクリック
すると、上述したステップSh7(図25参照)を介し
て図27に示す定形メールA作成処理ルーチンが実行さ
れ、ステップSi1に処理を進め、メール作成エリアM
Sのメールバッファをクリアする。
【0146】次いで、ステップSi2に進み、後述する
定形メール作成処理ルーチンをコールして不在通知とな
る定形メールAを、メール作成エリアMS内のメールバ
ッファにおいて作成した後、ステップSi3に処理を進
める。ステップSi3では、メール作成エリアMS内に
て作成した定形メールAを、定形メールAエリアTMA
(図3(イ)参照)にコピーして本ルーチンを完了さ
せ、この後に上述の不在設定処理ルーチン(図25参
照)に処理を復帰させる。
【0147】j.定形メール作成処理の動作 次に、図28〜図31を参照し、上述の定形メールA作
成処理ルーチンおよび後述の定形メールB作成処理ルー
チンからコールされる定形メール作成処理ルーチンの動
作について説明する。上述したステップSi2(図27
参照)あるいは後述のステップSk3(図32参照)を
介して本ルーチンが実行されると、CPU2aは図28
に示すステップSj1に処理を進める。
【0148】ステップSj1に進むと、CPU2aはメ
ール作成エリアMSから読み出したメール作成画面デー
タに基づき、メール作成画面MEDを表示部2dに表示
する。例えば、定形メールAを作成する場合には、図3
1に示す定形メールA作成画面TMADが画面表示され
る。この定形メールA作成画面TMADは、送信元アド
レス(氏名を含む)がセットされるエリアSIEと、宛
先アドレス(氏名を含む)がセットされるエリアAIE
と、件名を個別入力する件名入力エリアKIEと、本文
を入力する本文入力エリアHIEとを有する。また、定
形メールA作成画面TMADには、入力確定する際にク
リックされる確認アイコンOKや、作成を中止する際に
クリックされるキャンセルアイコンCANが設けられて
いる。
【0149】さて、いま例えば、定形メールAを作成す
る場合を想定する。その場合、CPU2aは上記ステッ
プSj1において定形メールA作成画面TMADを画面
表示し、続いて、ステップSj2に処理を進め、送信者
(差出人)アドレスとしてエリアSIEに自己アドレス
をセットする。次いで、ステップSj3では、画面上に
マウスカーソルを表示させ、続くステップSj4では、
文字カーソルを件名入力エリアKIEにセットする。こ
の後、ステップSj5〜Sj6では、マウス2fのポイ
ンティング操作に応じてカーソルを移動表示する。
【0150】そして、ステップSj7では、クリックの
有無を判断し、クリックされれば、ここでの判断結果が
「YES」となり、ステップSj8以降に処理を進め、
クリックされた画面上の位置に応じた処理を実行する。
以下、その処理について場合分けして説明して行く。
【0151】件名入力エリアKIEをクリックした場
合 件名を入力すべく件名入力エリアKIEをクリックした
場合には、上記ステップSj7を介してステップSj8
に処理を進める。そして、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSj9に処理を進め、文字カ
ーソルを件名入力エリアKIEに移動させ、件名入力待
ちの状態に設定する。
【0152】そして、この状態でキー入力(データ入
力)が行われると、図30に示すステップSj17を介
してステップSj18に処理を進め、文字カーソルの位
置が件名入力エリアKIEであるか否かを判断する。こ
の場合、件名入力エリアKIEでの入力待ちなので、判
断結果が「YES」となり、次のステップSj19〜S
j21を経て、件名入力エリアKIEにキー入力された
データを表示する一方、当該データをメール作成エリア
MS(図2参照)の件名KMにストアしつつ、キー入力
に応じて文字カーソルを移動表示する。こうして、件名
の入力が完了すると、CPU2aは上述のステップSj
5に処理を戻す。
【0153】本文入力エリアHIEをクリックした場
合 メール本文を入力すべく本文入力エリアHIEがクリッ
クされると、上記ステップSj8を介してステップSj
10に処理を進める。そして、この場合、ステップSj
10の判断結果は「YES」となり、次のステップSj
11に処理を進め、文字カーソルを本文入力エリアHI
Eに移動させ、本文入力待ちの状態に設定する。
【0154】この状態でキー入力(データ入力)が行わ
れると、図30に示すステップSj17およびSj18
を介してステップSj22に処理を進め、文字カーソル
の位置が本文入力エリアHIEであるか否かを判断す
る。この場合、本文入力エリアHIEでの入力待ちなの
で、判断結果が「YES」となり、次のステップSj2
3〜Sj24および上記ステップSj21を経て、本文
入力エリアHIEにキー入力されたデータを表示する一
方、当該データをメール作成エリアMS(図2参照)の
本文HBにストアしつつ、キー入力に応じて文字カーソ
ルを移動表示する。こうして、本文の入力が完了する
と、CPU2aは上述のステップSj5に処理を戻す。
【0155】確認アイコンOKをクリックした場合 定形メールA作成画面TMAD(図31参照)における
各入力エリアKIEおよびHIEにそれぞれ必要事項が
入力された状態で確認アイコンOKをクリックすると、
上記ステップSj8およびSj10を介して図29に示
すステップSj12に処理を進める。そして、ここでの
判断結果が「YES」となり、次のステップSj13に
処理を進め、画面表示をクリアして本ルーチンを完了さ
せる。
【0156】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 キャンセルアイコンCANをクリックした場合には、上
記ステップSj8,Sj10およびSj12を介してス
テップSj14に処理を進める。そして、この場合、ス
テップSj14の判断結果が「YES」となり、次のス
テップSj15に処理を進め、メール作成エリアMSを
クリアした後、ステップSj16を経て画面表示をクリ
アして本ルーチンを完了させる。
【0157】k.定形メールB作成処理の動作 次に、図32〜図33を参照して定形メールB作成処理
ルーチンの動作について説明する。不在設定画面FZD
(図26参照)において、メールB作成アイコンMBを
クリックすると、前述したステップSh9(図25参
照)を介して図32に示す定形メールB作成処理ルーチ
ンが実行され、ステップSk1に処理を進め、アドレス
指定処理ルーチンを実行する。このアドレス指定処理ル
ーチンでは、定形メールBを不在通知として返信するた
めの条件として、メールアドレスを指定するものであ
り、その詳細については追って述べる。
【0158】アドレス指定処理ルーチンにて返信条件と
なるアドレス指定が完了すると、CPU2aはステップ
Sk2に処理を進め、メール作成エリアMS(図2参
照)をクリアする。次いで、ステップSk3に進むと、
上述した定形メール作成処理ルーチンをコールして不在
通知となる定形メールBを、メール作成エリアMS内で
作成する。この場合、図33に例示する定形メールB作
成画面TMBDが画面表示される。
【0159】定形メールB作成画面TMBDは、上述し
た定形メールA作成画面TMAD(図31参照)と同
様、送信者アドレス(氏名を含む)がセットされるエリ
アSIEと、宛先アドレス(氏名を含む)がセットされ
るエリアAIEと、件名を個別入力する件名入力エリア
KIEと、本文を入力する本文入力エリアHIEと、入
力確定する際にクリックされる確認アイコンOKと、キ
ャンセルアイコンCANとを備える。
【0160】こうした定形メールB作成画面TMBD上
で定形メールBを作成した後、CPU2aはステップS
k4に処理を進め、メール作成エリアMS内にて作成し
た定形メールBを、定形メールBエリアTMB(図3
(ロ)参照)にコピーして本ルーチンを完了させ、この
後、前述の不在設定処理ルーチン(図25参照)に処理
を復帰させる。
【0161】m.アドレス指定処理の動作 次に、図34〜図37を参照してアドレス指定処理ルー
チンの動作について説明する。さて、上述の定形メール
B作成処理ルーチンのステップSk1を介してアドレス
指定処理ルーチンを実行すると、CPU2aは図34に
示すステップSm1に処理を進め、先ずアドレスリスト
画面TBALDを表示部2dに表示する。
【0162】アドレスリスト画面TBALDは、図37
に図示する一例のように、RAM2cのアドレスエリア
ADに登録されるアドレス(1)〜(N)をスクロール
表示する為の表示欄ALISTと、画面上部に配置され
る確認アイコンOKおよびキャンセルアイコンCANと
から形成されている。
【0163】表示欄ALISTは、欄中の各行がアドレ
スリストアイコンALとして機能する一方、各行には表
示エリアNAMEおよびADDRESSが設けらてい
る。アドレスリストアイコンALは、対応する行のアド
レスを選択指定する際に使用され、クリックに応じてそ
の行の表示態様が変化(例えば、表示ドットを反転させ
る反転表示等)するようになっている。なお、表示エリ
アNAMEおよびADDRESSには、各アドレス
(1)〜(N)に対応した個人名あるいはハンドル名、
電子メールアドレスがそれぞれ表示される。
【0164】さて、このような画面TBALDが表示さ
れると、CPU2aはステップSm2に処理を進め、ポ
インタレジスタmに初期値「1」をセットし、続くステ
ップSm3では、このポインタレジスタmの値に応じて
アドレスエリアADからアドレス(m)を読み出し、当
該アドレス(m)を形成するNAMEおよびADDRE
SSを、表示欄ALISTの先頭行における表示エリア
NAMEおよびADDRESSに表示する。
【0165】次いで、ステップSm4に進むと、ポイン
タレジスタmの値を1インクリメントして歩進させ、ス
テップSm5ではこの歩進されたポインタレジスタmの
値が最大数より大きいか否か、つまり、全てのアドレス
(m)についての読み出しが完了したかどうかを判断
し、未完であれば、判断結果が「NO」となり、上記ス
テップSm3に処理を戻して読み出しを進め、完了した
時には判断結果が「YES」となり、次のステップSm
6に処理を進める。
【0166】そして、ステップSm6では、ポインタレ
ジスタLに「1」をセットし、続くステップSm7では
表示欄ALIST中の表示行をカウントするカウンタレ
ジスタAに「1」をセットする。次いで、ステップSm
8ではアドレスリスト画面TBALD上にカーソルを表
示する。この後、ステップSm9〜Sm10では、マウ
ス2fのポインティング操作に応じて、そのカーソルを
移動表示させ、ステップSm11にてクリックの有無を
判断する。そして、クリックされると、ここでの判断結
果が「YES」となり、図35に示すステップSm12
以降に処理を進め、クリックされた画面上の位置に応じ
た処理を実行する。以下、その処理について場合分けし
て説明して行く。
【0167】アドレスリストアイコンALをクリック
した場合 表示欄ALIST中の各行に対応したアドレスリストア
イコンALのいずれかをポインティングしてクリックす
ると、ステップSm12の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSm13に処理を進め、クリックされ
た行のアドレス番号をカウンタレジスタAにセットす
る。そして、ステップSm14ではこのカウンタレジス
タAの値に対応した表示エリアNAMEおよびADDR
ESSを反転表示する。これにより、アドレス指定がな
されたことを示す。
【0168】続いて、ステップSm15では、ポインタ
レジスタLの値が最大数より大きいか否か、つまり、定
形メールBエリアTMB(図3(ロ)参照)に格納でき
る登録アドレス数を超えたかどうかを判断する。ここ
で、登録アドレス数を超えた時には、判断結果が「YE
S」となり、次のステップSm16に処理を進め、新規
登録が出来ない旨を一定時間警告表示し、続くステップ
Sm17では、上記ステップSm14にて反転表示した
表示エリアNAMEおよびADDRESSを、通常の表
示形態に戻す。こうして、アドレス指定を解除した後
は、上述のステップSm9に処理を戻す。
【0169】一方、ポインタレジスタLの値が最大数を
超えず、新規登録が可能な状態であれば、上記ステップ
Sm15の判断結果は「NO」となり、ステップSm1
8に進む。ステップSm18では、上記ステップSm1
4において指定されたアドレス(A)を、ポインタレジ
スタLの値に応じて定形メールBエリアTMBの登録ア
ドレス(L)として格納する。これにより、アドレスリ
スト中から選んだ所望のアドレスが、定形メールBを不
在通知として返信するための条件として設定される訳で
ある。そして、以後、ステップSm19に進み、ポイン
タレジスタLの値を1インクリメントして歩進させてか
ら上述のステップSm9に処理を戻す。
【0170】確認アイコンOKをクリックした場合 この場合、上述のステップSm12を介して図36に示
すステップSm20に進み、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSm21に処理を進めてアド
レスリスト画面TBALDの表示をクリアして本ルーチ
ンを完了させ、この後に前述の定形メールB作成処理ル
ーチンへ処理を戻す。
【0171】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 キャンセルアイコンCANをクリックした時には、上記
ステップSm20を介してステップSm22に進み、こ
こでの判断結果が「YES」となり、次のステップSm
23に処理を進め、ポインタレジスタLの値に応じて定
形メールBエリアTMBにストアした登録アドレス
(L)をクリアし、続くステップSm24ではアドレス
リスト画面TBALDをクリアして本ルーチンを完了さ
せる。
【0172】n.定形メールC作成処理の動作 次に、図38〜図41を参照して定形メールC作成処理
ルーチンの動作について説明する。不在設定画面FZD
(図26参照)において、メールC作成アイコンMCを
クリックすると、前述したステップSh11(図25参
照)を介して図38に示す定形メールC作成処理ルーチ
ンが実行され、ステップSn1に処理を進め、パスワー
ド入力画面PDDを表示部2dに画面表示する。
【0173】パスワード入力画面PDDには、図40に
図示するように、RAM2cの定形メールCエリアTM
C(図4参照)に登録される複数のパスワード群PWD
(1)〜PWD(L)をスクロール表示する為の表示欄
PLISTが設けられると共に、定形メール作成アイコ
ンTCE、確認アイコンOK、クリアアイコンCLRお
よびキャンセルアイコンCANを有する。
【0174】表示欄PLISTは、欄中の各行がパスワ
ードリストアイコンPLとして機能すると共に、パスワ
ードをキー入力し得るようになっている。パスワードリ
ストアイコンPLは、対応する行のパスワードを選択指
定する際に使用され、クリックに応じてその行の表示態
様が変化(例えば、表示ドットを反転させる反転表示
等)するようになっている。
【0175】さて、このようなパスワード入力画面PD
Dが表示されると、CPU2aはステップSn2に処理
を進め、ポインタレジスタLに初期値「1」をセット
し、続くステップSn3では、このポインタレジスタL
の値に応じて定形メールCエリアTMCから読み出した
パスワード(L)を、表示欄PLISTの先頭行に表示
する。
【0176】次いで、ステップSn4では、ポインタレ
ジスタLの値を1インクリメントして歩進させ、ステッ
プSn5ではこの歩進されたポインタレジスタLの値が
最大数より大きいか否か、つまり、全てのパスワードを
読み出し終えたか否か判断し、読み出し最中であれば、
判断結果が「NO」となり、上記ステップSn3に処理
を戻して読み出しを継続させるが、読み出し終えた時に
は判断結果が「YES」となり、次のステップSn6に
処理を進める。
【0177】ステップSn6では、パスワード入力画面
PDD上にマウス2fに対応したカーソルを表示させ、
続くステップSn7では、表示欄PLIST中の指定行
をカウントするカウンタレジスタAに「1」をセットす
る。この後、ステップSn8に処理を進め、カウンタレ
ジスタAの値に対応して表示欄PLIST中の先頭行、
つまり、パスワードリスト(A)に文字カーソルをセッ
トしておく。
【0178】次いで、ステップSn9〜Sn10では、
マウス2fのポインティング操作に応じてカーソルを移
動表示させ、ステップSn11にてクリックの有無を判
断する。そして、クリックされると、ここでの判断結果
が「YES」となり、図39に示すステップSn12以
降に処理を進め、クリックされた画面上の位置に応じた
処理を実行する。以下、その処理について場合分けして
説明して行く。
【0179】パスワードリストアイコンPLをクリッ
クした場合 表示欄PLIST中の各行に対応したパスワードリスト
アイコンPLのいずれかをクリックすると、図39に示
すステップSn12の判断結果が「YES」となり、次
のステップSn13に処理を進め、クリックされた行の
パスワードリスト番号をカウンタレジスタAにセットす
る。続いて、ステップSn14ではこのカウンタレジス
タAの値に対応したパスワードリスト(A)の行に文字
カーソルを移動する。
【0180】そして、この状態においてキー入力(パス
ワード入力)が行われたとする。そうすると、ステップ
Sn11(図38参照)の判断結果が「NO」となり、
図39に示すステップSn27の判断結果が「YES」
となり、ステップSn28に処理を進める。ステップS
n28では、パスワードリスト(A)にキー入力(パス
ワード入力)し、続くステップSn29では、このキー
入力に応じた記号表示を行う。この記号表示とは、キー
入力されるパスワードをそのまま表示するのではなく、
「*」等の記号に置換して表示する処理を指している。
次いで、ステップSn30ではこのキー入力されたパス
ワードを、定形メールCエリアTMCに登録する一方、
キー入力に応じて文字カーソルを移動表示する。この
後、CPU2aは上述したステップSn9に処理を戻
す。
【0181】メール作成アイコンTCEをクリックし
た場合 以上のようにして、定形メールCを不在通知として返信
するための条件となるパスワード登録が完了し、定形メ
ールCの作成に移行すべくメール作成アイコンTCEを
クリックすると、上記ステップSn12を介してステッ
プSn15に進み、ここでの判断結果が「YES」とな
り、次のステップSn16に処理を進める。
【0182】ステップSn16では、前述した定形メー
ル作成処理ルーチン(図28〜図30参照)を実行して
不在通知となる定形メールCを、メール作成エリアMS
内で作成する。この場合、図41に例示する定形メール
C作成画面TMCDが画面表示される。次いで、ステッ
プSn17では、メール作成エリアMS内にて作成した
定形メールCを、定形メールCエリアTMC(図4参
照)のメール(A)エリアにストアする。
【0183】確認アイコンOKをクリックした場合 定形メールCの作成が完了して確認アイコンOKをクリ
ックすると、上記ステップSn12,Sn15を介して
ステップSn18に進み、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSn19に処理を進め、パス
ワード入力画面PDDを表示クリアして本ルーチンを完
了させ、前述の不在設定処理ルーチン(図25参照)に
復帰する。
【0184】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 さて、パスワード入力を中断する際にはキャンセルアイ
コンCANがクリックされ、この場合、上記ステップS
n12,Sn15およびSn18を介してステップSn
20に進み、ここでの判断結果が「YES」となり、次
のステップSn21に処理を進め、キー入力されたパス
ワードをクリアしてから本ルーチンを完了し、前述の不
在設定処理ルーチンに処理を戻す。
【0185】クリアアイコンCLRをクリックした場
合 この場合、上記ステップSn12,Sn15,Sn18
およびSn20を介してステップSn23に進み、ここ
での判断結果が「YES」となり、次のステップSn2
4に処理を進め、現在選択されているパスワード、すな
わち、定形メールCエリアTMCに格納されるパスワー
ド(A)をクリアし、続くステップSn25ではこれに
対応して定形メールCエリアTMCに格納されるメール
(A)も併せてクリアする。この後、ステップSn26
に進み、パスワード入力画面PDD上で選択中のパスワ
ードリスト(A)の表示もクリアする。
【0186】o.定形メールD作成処理の動作 次に、図42〜図45を参照して定形メールD作成処理
ルーチンの動作について説明する。不在設定画面FZD
(図26参照)において、メールD作成アイコンMDを
クリックすると、前述したステップSh13(図25参
照)を介して図42に示す定形メールD作成処理ルーチ
ンが実行され、ステップSo1に処理を進め、ポインタ
レジスタLに初期値「1」をセットする。
【0187】次いで、ステップSo2では、定形メール
D作成画面TMDDを表示部2dに画面表示する。定形
メールD作成画面TMDDは、図45に図示する一例の
ように、パスワードが入力されるパスワード入力エリア
PIEと、送信者アドレス(氏名を含む)がセットされ
るエリアSIEと、宛先アドレス(氏名を含む)がセッ
トされるエリアAIEと、件名が入力される件名入力エ
リアKIEと、メール本文が入力される本文入力エリア
HIEとを備える一方、アドレスリストアイコンAL、
次メールアイコンNM、確認アイコンOKおよびキャン
セルアイコンCANが設けられている。なお、エリアS
IEは、自己アドレスが送信者アドレス(氏名を含む)
として自動的にセットされるようになっている。
【0188】さて、このような定形メールD作成画面T
MDDが表示されると、CPU2aはステップSo3に
処理を進め、文字カーソルをパスワード入力エリアPI
Eにセットし、続くステップSo4では、定形メールD
作成画面TMDD上にカーソル表示する。
【0189】次いで、ステップSo5〜So6では、マ
ウス2fのポインティング操作に応じてそのカーソルを
移動表示させ、次のステップSo7にてクリックの有無
を判断する。そして、クリックされると、ここでの判断
結果が「YES」となり、図43に示すステップSo8
以降に処理を進め、クリックされた画面上の位置に応じ
た処理を実行する。以下、その処理について場合分けし
て説明して行く。
【0190】パスワード入力エリアPIEをクリック
した場合 この場合、図44に示すステップSo21の判断結果が
「YES」となり、次のステップSo22に進み、パス
ワード入力エリアPIE,件名入力エリアKIEおよび
本文入力エリアHBのいずれの入力エリアであるかを判
断する。そして、パスワード入力エリアPIEである時
には、ステップSo23に進み、当該エリアPIEに文
字カーソルをセットしてパスワード入力待ちの状態にす
る。
【0191】そして、この状態においてキー入力(パス
ワード入力)が行われると、ステップSo26の判断結
果が「YES」となり、ステップSo27に処理を進
め、キー入力されるエリアを判別する。パスワード入力
エリアPIEでのキー入力が行われると、ステップSo
28に処理を進め、このキー入力されたパスワードを当
該エリアPIEに表示する一方、メール作成エリアMS
にストアする。続いて、ステップSo31ではキー入力
に応じて文字カーソルを当該エリアPIE中で移動表示
する。この後、CPU2aは上述したステップSo5に
処理を戻す。
【0192】件名入力エリアKIEをクリックした場
合 この場合、図44に示すステップSo21の判断結果が
「YES」となり、次のステップSo22に進み、パス
ワード入力エリアPIE,件名入力エリアKIEおよび
本文入力エリアHBのいずれの入力エリアであるかを判
断する。そして、件名入力エリアKIEであると、ステ
ップSo24に進み、当該エリアKIEに文字カーソル
をセットして件名入力待ちの状態にする。
【0193】そして、この状態においてキー入力される
と、ステップSo26の判断結果が「YES」となり、
ステップSo27に処理を進め、キー入力されるエリア
を判別する。件名入力エリアKIEでのキー入力の場合
には、ステップSo29に処理を進め、このキー入力さ
れた件名を当該エリアKIEに表示すると共に、メール
作成エリアMSにストアする。続いて、ステップSo3
1ではキー入力に応じて文字カーソルを当該エリアKI
E中で移動表示する。この後、CPU2aは上述したス
テップSo5に処理を戻す。
【0194】本文入力エリアHBをクリックした場合 この場合、図44に示すステップSo21の判断結果が
「YES」となり、次のステップSo22に進み、パス
ワード入力エリアPIE,件名入力エリアKIEおよび
本文入力エリアHBのいずれの入力エリアであるかを判
断する。そして、本文入力エリアHBの時には、ステッ
プSo25に進み、当該エリアHBに文字カーソルをセ
ットしてメール本文の入力待ち状態にする。
【0195】そして、この状態においてキー入力される
と、ステップSo26の判断結果が「YES」となり、
ステップSo27に処理を進め、キー入力されるエリア
を判別する。本文入力エリアHBでのキー入力である
と、ステップSo30に処理を進め、このキー入力され
た本文を当該エリアHBに表示すると共に、メール作成
エリアMSにストアする。続いて、ステップSo31で
はキー入力に応じて文字カーソルを当該エリアHB中で
移動表示する。この後、CPU2aは上述したステップ
So5に処理を戻す。
【0196】アドレスリストアイコンALをクリック
した場合 以上のようにして、定形メールDを形成するメールデー
タの内、パスワードPWD、件名KMおよび本文HBの
入力が完了すると、定形メールD(不在通知)の宛先に
するメールアドレスを指定すべく、アドレスリストアイ
コンALをクリックする。
【0197】そうすると、図43に示すステップSo8
の判断結果が「YES」となり、次のステップSo9に
処理を進め、前述したアドレス指定処理ルーチン(図3
4〜図36参照)を実行し、定形メールDを不在通知と
して返信するための条件の一つとして、着信メールのア
ドレスを指定する。この指定されたアドレスは、宛先ア
ドレスAADとしてメール作成エリアMSにストアされ
る一方、定形メールD作成画面TMDD(図45参照)
のエリアAIEに表示される。
【0198】次メールアイコンNMをクリックした場
合 上記項〜項の処理を経て、メール作成エリアMSに
1通分の定形メールDが作成された状態で、更に内容の
異なる定形メールDを作成しようとする時には、次メー
ルアイコンNMをクリックする。そうすると、図43に
示すステップSo10の判断結果が「YES」となり、
ステップSo11に処理を進め、メール作成エリアMS
に保持されている定形メールD、つまり、既に作成され
た定形メールDを定形メールDエリアTMD(図5参
照)のメール(L)として格納する。
【0199】次いで、ステップSo12では、ポインタ
レジスタLの値を1インクリメントして歩進させ、続く
ステップSo13ではこの歩進されたポインタレジスタ
Lの値が最大数より大きいか否か、つまり、定形メール
DエリアTMDに格納し切れるメール数を超えたかどう
かを判断する。ここで、定形メールDエリアTMDに格
納し切れるメール数を超えていなければ、判断結果が
「NO」となり、上述したステップSo2(図42参
照)に処理を戻して定形メールDの新規作成に移行す
る。
【0200】これに対し、定形メールDエリアTMDに
格納し切れるメール数を超えている時には、上記ステッ
プSo13の判断結果は「YES」となり、次のステッ
プSo14に処理を進め、新規の定形メールDを登録す
ることが出来ない旨を一定時間警告表示する。この後、
ステップSo15に進み、メール作成エリアMSをクリ
アする。
【0201】確認アイコンOKをクリックした場合 定形メールDの作成が完了し、確認アイコンOKをクリ
ックすると、上記ステップSo8,So10を介してス
テップSo16に進み、ここでの判断結果が「YES」
となり、次のステップSo17に処理を進め、定形メー
ルD作成画面TMDDを表示クリアして本ルーチンを完
了させ、この後に前述の不在設定処理ルーチン(図25
参照)に復帰する。
【0202】キャンセルアイコンCANをクリックし
た場合 定形メールDの作成を中断すべく、キャンセルアイコン
CANをクリックすると、上記ステップSo8,So1
0およびSo16を介してステップSo18に進み、こ
こでの判断結果が「YES」となり、次のステップSo
19に処理を進め、定形メールDエリアTMDに格納し
たメール(L)をクリアして本ルーチンを完了させ、こ
の後に前述の不在設定処理ルーチン(図25参照)に復
帰する。
【0203】以上説明したように、本実施例によれば、
不在通知を返信するための各種条件と、これら条件にそ
れぞれ対応した内容の不在通知となる定形メールとを予
め記憶しておき、不在状態でメールを受信したら、その
受信メールの属性がどの返信条件に合致するかを判別
し、合致した返信条件に対応した種類の定形メールを不
在通知として自動的に差出人宛へ返信するので、予め指
定した差出人からのメールにだけ不在通知を出すことが
でき、しかも返信する不在通知(定形メール)の内容
も、差出人に必要な情報に限定すれば良く、結果、受信
したメールの内容に対応させた不在通知を出すことが可
能になっている。
【0204】なお、この実施例においては、不在状態に
設定されている時に受信したメールを返信対象とした
が、これに限らず、例えば、受信したメールを開封する
のを忘れてしまい、受信時刻から一定期間以上経っても
未開封のまま放置された受信メールがあったら、そのメ
ールの差出人に対して放置状態である旨の通知を自動返
信する態様とすることもできる。
【0205】また、本実施例では、メールアドレスやパ
スワード、あるいは両者の組合せでメールの属性を形成
させたが、これに加えて、例えば、緊急度あるいは重要
度を表わす他の属性を持たせ、所定の緊急度あるいは重
要度のメールについてのみ不在通知を自動返信させるこ
とも可能である。
【0206】加えて、上述した実施例では、サーバー1
側とアクセスするPDA2側に本発明の要旨を適用する
形態としたが、これに替えて、サーバー1側に本発明の
要旨を適用することも可能である。さらに、本実施例で
は、有線通信について適用した場合について例示した
が、これに限らず、勿論、無線通信する携帯端末につい
ても適用可能であることは言うまでもない。
【0207】
【発明の効果】本発明によれば、不在通知を返信するた
めの各種条件と、これら条件にそれぞれ対応した内容の
不在通知となる定形メールとを予め記憶しておき、不在
状態でメールを受信したら、その受信メールの属性がど
の返信条件に合致するかを判別し、合致した返信条件に
対応した種類の定形メールを不在通知として自動的に差
出人宛へ返信するので、予め指定した差出人からのメー
ルにだけ不在通知を出すことができ、しかも返信する不
在通知(定形メール)の内容も、差出人に必要な情報に
限定すれば良く、結果、受信したメールの内容に対応さ
せた不在通知を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子メール装置が適用
されるメールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】PDA2を構成するRAM2cの主要メモリ構
成を説明するためのメモリマップである。
【図3】定形メールAエリアTMAおよび定形メールB
エリアTMBの構成を示すメモリマップである。
【図4】定形メールCエリアTMCの構成を示すメモリ
マップである。
【図5】定形メールDエリアTMDの構成を示すメモリ
マップである。
【図6】受信処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
【図7】受信処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
【図8】受信処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
【図9】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】受信表示処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】受信表示処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】受信表示画面RMDの一例を示す図である。
【図13】メール表示処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図14】メール表示画面MDDの一例を示す図であ
る。
【図15】メール作成処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図16】メール作成処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図17】メール作成処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図18】メール作成画面MEDの一例を示す図であ
る。
【図19】アドレスリスト表示処理ルーチンの動作を示
すフローチャートである。
【図20】アドレスリスト表示処理ルーチンの動作を示
すフローチャートである。
【図21】アドレスリスト表示画面ALDの一例を示す
図である。
【図22】アドレス入力処理ルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図23】アドレス入力処理ルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図24】アドレス入力画面AIDの一例を示す図であ
る。
【図25】不在設定処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図26】不在設定画面FSDの一例を示す図である。
【図27】定形メールA作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図28】定形メール作成処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図29】定形メール作成処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図30】定形メール作成処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図31】定形メールA作成画面TMADの一例を示す
図である。
【図32】定形メールB作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図33】定形メールB作成画面TMBDの一例を示す
図である。
【図34】アドレス指定処理ルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図35】アドレス指定処理ルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図36】アドレス指定処理ルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図37】アドレスリスト画面TBALDの一例を示す
図である。
【図38】定形メールC作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図39】定形メールC作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図40】パスワード入力画面PDDの一例を示す図で
ある。
【図41】定形メールC作成画面TMCDの一例を示す
図である。
【図42】定形メールD作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図43】定形メールD作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図44】定形メールD作成処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図45】定形メールD作成画面TMDDの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 サーバーコンピュータ 2 携帯情報端末(PDA) 2a CPU 2b ROM 2c RAM 2d 表示部 2e キーボード 2f マウス 2g 通信制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールを受信するメール受信手段と、 装置動作を不在状態に設定する不在設定手段と、 予め複数種の定形メールを記憶する定形メール記憶手段
    と、 前記不在設定手段により設定される不在状態において、
    前記メール受信手段がメールを受信した場合、当該受信
    したメールの属性を判別するメール判別手段と、 このメール判別手段により判別された属性に対応する定
    形メールを、前記定形メール記憶手段に記憶された複数
    種の定形メールから選択するメール選択手段と、 このメール選択手段によって選択された定形メールを、
    前記受信したメールの差出人宛に自動返信する自動返信
    手段とを具備することを特徴とする電子メール装置。
  2. 【請求項2】 前記メール判別手段は、受信メールの送
    信者アドレスが予め登録したアドレスと一致するか否を
    判別し、一致した場合には前記メール選択手段がこの送
    信者アドレスに対応した定形メールを前記定形メール記
    憶手段から選択することを特徴とする請求項1記載の電
    子メール装置。
  3. 【請求項3】 前記メール判別手段は、受信メール内
    に、予め定められたパスワードが含まれるか否かを判別
    し、含まれている場合には前記メール選択手段がそのパ
    スワードに対応した定形メールを前記定形メール記憶手
    段から選択することを特徴とする請求項1記載の電子メ
    ール装置。
  4. 【請求項4】 前記メール判別手段は、受信メールの送
    信者アドレスが予め登録したアドレスと一致するか否を
    判別し、一致した場合には当該受信メール内に、予め定
    められたパスワードが含まれるか否かを判別し、含まれ
    ている場合には前記メール選択手段がそのパスワードに
    対応した定形メールを前記定形メール記憶手段から選択
    することを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。
  5. 【請求項5】 前記メール判別手段は、受信メール内
    に、予め定められたパスワードが含まれるか否かを判別
    し、含まれている場合には当該受信メールの送信者アド
    レスが予め登録したアドレスと一致するか否を判別し、
    一致した場合には前記メール選択手段がそのアドレスに
    対応した定形メールを前記定形メール記憶手段から選択
    することを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。
  6. 【請求項6】 メールを受信するメール受信手段と、 装置動作を不在状態に設定する不在設定手段と、 不在通知を出すか否かを判定するための複数の返信条件
    およびこれら返信条件に各々対応した内容の不在通知を
    作成する不在通知作成手段と、 この不在通知作成手段によって予め作成される前記複数
    の返信条件およびそれら返信条件に各々対応した不在通
    知となる複数の定形メールを記憶する定形メール記憶手
    段と、 前記不在設定手段によって設定される不在状態におい
    て、前記メール受信手段がメールを受信した場合、その
    受信したメールの属性が前記定形メール記憶手段に記憶
    される複数の返信条件のいずれに合致するかを判別する
    メール属性判別手段と、 このメール属性判別手段が受信したメールの属性に合致
    する返信条件を見出した場合、その合致した返信条件に
    対応した内容の定形メールを選択して前記定形メール記
    憶手段から読み出し、これを不在通知として受信したメ
    ールの差出人宛へ自動的に返信する不在通知返信手段と
    を具備することを特徴とする電子メール装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014061260A1 (ja) * 2012-10-17 2014-04-24 日本電気株式会社 電子メール送受信装置、電子メール送受信方法、及び電子メール送受信制御プログラム記憶媒体

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