JPH11154125A - 電子メール装置及び電子メール処理のプログラムを記録した 記録媒体 - Google Patents

電子メール装置及び電子メール処理のプログラムを記録した 記録媒体

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JPH11154125A
JPH11154125A JP10261022A JP26102298A JPH11154125A JP H11154125 A JPH11154125 A JP H11154125A JP 10261022 A JP10261022 A JP 10261022A JP 26102298 A JP26102298 A JP 26102298A JP H11154125 A JPH11154125 A JP H11154125A
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JP
Japan
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mail
address
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determined whether
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JP10261022A
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Yoshito Yamaguchi
善登 山口
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不在期間中に受信した電子メールについて、
その受信者が希望する送信者とだけ連絡をとり、プライ
バシー等の点で不都合な事態が頻発するのを回避する。 【解決手段】 RAM3は、不在の旨の定形メールA及
び緊急連絡先を明示した定形メールBを記憶する。端末
装置100のCPU1は、通信制御部7を制御して専用
回線200に接続し、サーバー300から電子メールを
受信して表示部5に表示し、受信した電子メールの送信
アドレスが指定アドレスでない場合には、定形メールA
をその送信アドレスに対して自動送信し、指定アドレス
である場合には、定形メールBをその送信アドレスに対
して自動送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メールを送
受信する電子メール装置及び電子メール処理のプログラ
ムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやパソコン通信によって
電子メールの利用が急速に増加し、電子メールを送受信
するための電子メール装置も広く普及している。従来の
電子メール装置の中には、受信者が不在のときに電子メ
ールを受信した場合は、その受信の直後に、予め作成し
ておいた不在の旨を示す定形メールを、受信した電子メ
ールの送信者に対して自動的に送信するものがある。し
たがって、送信者は受信者が不在であることが分かる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子メール装置においては、送信者は受信者が不在
であることは分かるものの、受信者と連絡をとらねばな
らない場合もある。この対策として、定形メールに受信
者の緊急連絡先を記載しておく方法が考えられる。とこ
ろがこの場合、受信したすべての電子メールの各送信者
に対して緊急連絡先が知られることになるため、プライ
バシーやその他の点で不都合な事態が頻発する場合があ
る。
【0004】本発明の第1の課題は、不在期間中に受信
した電子メールのうち、その受信者が希望する送信者と
だけ連絡をとり、プライバシーやその他の点で不都合な
事態が頻発するのを回避できるようにすることである。
【0005】本発明の第2の課題は、不在期間中に受信
した電子メールのうち、その受信メールが緊急を要する
場合のみ外出先の受信者と連絡をとり、プライバシーや
その他の点で不都合な事態が頻発するのを回避できるよ
うにすることである。
【0006】本発明の第3の課題は、不在期間中に受信
した電子メールのうち、その受信者が希望する送信者か
らの電子メールだけを指定したアドレスに転送して、プ
ライバシーやその他の点で不都合な事態が頻発するのを
回避できるようにすることである。
【0007】本発明の第4の課題は、不在期間中に受信
した電子メールのうち、緊急を要するものだけを指定し
たアドレスに転送して、プライバシーやその他の点で不
都合な事態が頻発するのを回避できるようにすることで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る電子メール装置は、あらかじめ用意された複数の定形
メールを記憶するメール記憶手段と、電子メールを受信
するメール受信手段と、特定の相手先のアドレスを指定
するアドレス指定手段と、前記メール受信手段により電
子メールが受信されたことを検知したときに、当該受信
した電子メールの送信アドレスが前記アドレス指定手段
によって指定されているアドレスであるか否かを判別す
るメール判別手段と、このメール判別手段の判別結果に
応じて異なる定形メールを前記メール記憶手段から選択
するメール選択手段と、このメール選択手段によって選
択された定形メールを当該受信した電子メールの送信ア
ドレスの宛先に対して自動送信するメール送信手段と、
を備えた構成になっている。
【0009】請求項2に係る発明による電子メール装置
は、あらかじめ用意された複数の定形メールを記憶する
メール記憶手段と、電子メールを受信するメール受信手
段と、前記メール受信手段により電子メールが受信され
たことを検知したときに、当該電子メールに緊急を示す
識別情報が含まれているか否かを判別するメール判別手
段と、前記メール判別手段の判別結果に応じて異なる定
形メールを前記メール記憶手段から選択するメール選択
手段と、このメール選択手段で選択された定形メール
を、当該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に対
して自動送信するメール送信手段と、を備えた構成にな
っている。
【0010】請求項4に係る発明による電子メール装置
は、電子メールを受信するメール受信手段と、特定の相
手先のアドレスを指定するアドレス指定手段と、前記メ
ール受信手段により電子メールが受信されたことを検知
したときに、当該受信した電子メールの送信アドレスが
前記アドレス指定手段によって指定されているアドレス
であるか否かを判別するメール判別手段と、前記メール
判別手段の判別結果が前記指定されているアドレスでな
い場合には、あらかじめ用意された定形メールを当該受
信した電子メールの送信アドレスの宛先に自動送信する
メール送信手段と、前記メール判別手段の判別結果が前
記指定されているアドレスである場合には、当該受信し
た電子メールをあらかじめ指定された宛先に自動転送す
るメール転送手段と、を備えた構成になっている。
【0011】請求項5に係る発明による電子メール装置
は、電子メールを受信するメール受信手段と、前記メー
ル受信手段により電子メールが受信されたことを検知し
たときに、当該電子メールに緊急を示す識別情報が含ま
れているか否かを判別するメール判別手段と、前記メー
ル判別手段が前記識別情報が含まれていないと判別した
場合には、あらかじめ用意された定形メールを当該受信
した電子メールの送信アドレスの宛先に対して自動送信
するメール送信手段と、前記メール判別手段が前記識別
情報が含まれていると判別した場合には、当該受信した
電子メールをあらかじめ指定された宛先に対して自動転
送するメール転送手段と、を備えた構成になっている。
【0012】請求項7に係る発明による記録媒体は、あ
らかじめ用意された複数の定形メールを記憶する手順A
と、電子メールを受信する手順Bと、特定の相手先のア
ドレスを指定する手順Cと、前記手順Bにより電子メー
ルが受信されたことを検知したときに、当該受信した電
子メールの送信アドレスが前記手順Cによって指定され
ているアドレスであるか否かを判別する手順Dと、この
手順Dの判別結果に応じて異なる定形メールを前記手順
Aによって記憶された前記複数の定形メールの中から選
択する手順Eと、この手順Eによって選択された定形メ
ールを当該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に
対して自動送信する手順Fと、を実行する電子メール処
理のプログラムを記録している。
【0013】請求項8に係る発明による記録媒体は、あ
らかじめ用意された複数の定形メールを記憶する手順A
と、電子メールを受信する手順Bと、前記手順Bにより
電子メールが受信されたことを検知したときに、当該受
信した電子メールに緊急を示す識別情報が含まれている
か否かを判別する手順Cと、この手順Cの判別結果に応
じて異なる定形メールを前記手順Aによって記憶された
前記複数の定形メールの中から選択する手順Dと、この
手順Dで選択された定形メールを、当該受信した電子メ
ールの送信アドレスの宛先に対して自動送信する手順E
と、を実行する電子メール処理のプログラムを記録して
いる。
【0014】請求項9に係る発明による記録媒体は、電
子メールを受信する手順Aと、特定の相手先のアドレス
を指定する手順Bと、前記手順Aにより電子メールが受
信されたことを検知したときに、当該受信した電子メー
ルの送信アドレスが前記アドレス指定手段によって指定
されているアドレスであるか否かを判別する手順Cと、
この手順Cの判別結果が前記指定されているアドレスで
ない場合には、あらかじめ用意された定形メールを当該
受信した電子メールの送信アドレスの宛先に自動送信す
る手順Dと、前記手順Cの判別結果が前記指定されてい
るアドレスである場合には、当該受信した電子メールを
あらかじめ指定された宛先に自動転送する手順Eと、を
実行する電子メール処理のプログラムを記録している。
【0015】請求項10に係る発明による記録媒体は、
電子メールを受信する手順Aと、前記手順Aにより電子
メールが受信されたことを検知したときに、当該電子メ
ールに緊急を示す識別情報が含まれているか否かを判別
する手順Bと、前記手順Bが前記識別情報が含まれてい
ないと判別した場合には、あらかじめ用意された定形メ
ールを当該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に
対して自動送信する手順Cと、前記手順Bが前記識別情
報が含まれていると判別した場合には、当該受信した電
子メールをあらかじめ指定された宛先に対して自動転送
する手順Dと、を実行する電子メール処理のプログラム
を記録している。
【0016】請求項1又は請求項7に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールの送信アドレスがあらかじめ指定されているアド
レスであるか否かを判別し、指定されていないアドレス
の場合にはその送信アドレスに対して不在の旨の定形メ
ールを自動送信し、指定されたアドレスの場合にはその
送信アドレスに対して緊急連絡先を明示した定形メール
を自動送信する。
【0017】請求項2又は請求項8に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールに緊急を示す識別情報が含まれているか否かを判
別し、識別情報が含まれていない場合にはその送信アド
レスに対して不在の旨の定形メールを自動送信し、識別
情報が含まれている場合にはその送信アドレスに対して
緊急連絡先を明示した定形メールを自動送信する。
【0018】請求項4又は請求項9に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールの送信アドレスがあらかじめ指定されているアド
レスであるか否かを判別し、指定されていないアドレス
の場合にはその送信アドレスに対して不在の旨の定形メ
ールを自動送信し、指定されたアドレスの場合には別の
指定された宛先に対して受信メールを転送する。
【0019】請求項5又は請求項10に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールに緊急を示す識別情報が含まれているか否かを判
別し、識別情報が含まれていない場合にはその送信アド
レスに対して不在の旨の定形メールを自動送信し、識別
情報が含まれている場合には別の指定された宛先に対し
て受信メールを転送する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態から
第4実施形態について、図1〜図51を参照して説明す
る。図1は、本発明の各実施形態における電子メール装
置の構成を示すブロック図である。各実施形態の構成
は、もちろん異なるのであるが、その構成の違いは各実
施形態の項において説明することとし、ブロック図につ
いては共通に用いる。電子メールの送受信が可能な複数
の端末装置100の各々は、専用回線200を介してサ
ーバー300に常時接続されている。そして、各端末装
置100は、一定時間ごとに発生するタイマインタラプ
トに応じてサーバー300にアクセスし、自分宛の電子
メールが届いているかを問い合わせ、届いている場合に
はその電子メールをサーバー300から受信する。
【0021】各実施形態において、「受信メール」は受
信した電子メール、「返信メール」は受信メールに応答
した電子メール、「転送メール」は受信メールを指定さ
れた宛先に転送する場合の電子メール、「定形メール」
と一定の形式で作成された返信メールを示している。
【0022】各端末装置100において、CPU1は、
内部システムバスを介して、ROM2、RAM3、キー
ボード4、表示部5、マウス6、及び通信制御部7に接
続されている。そして、通信制御部7を介して、専用回
線200に接続されている。CPU1はこの端末装置1
00の中核であり、内部システムバスに接続されたRO
M2、キーボード4、マウス6等の上記各部と共同し
て、各実施形態におけるメール受信手段、メール送信手
段、メール転送手段、その他を構成する。ROM2は、
CPU1が実行するプログラムやイニシャライズ処理に
おける初期データを記憶している。RAM3は、キーボ
ード4から入力された送信の電子メールのデータ、サー
バー300から受信した電子メールのデータを記憶する
メール記憶手段を構成する。
【0023】キーボード4は、各種スイッチ(図示せ
ず)を備えている。メールスイッチは、電子メール処理
に移行するスイッチである。文字入力スイッチ及びテン
キースイッチは、電子メールのアドレスや送信文を入力
するためのスイッチである。表示部5は、送信する電子
メール、受信した電子メールを表示する。マウス6は、
表示部5の画面内のカーソルを操作に応じて移動し、キ
ーボード4の文字入力の位置を指定する。カーソルで指
定した位置でマウス6をクリックすることにより種々の
選択を行う。
【0024】図2は、第1実施形態におけるRAM3の
データエリア、すなわちメモリマップを示している。メ
ール作成エリアは、送信メールのデータであるアドレ
ス、件名、本文をストアするエリアである。その各アド
レスは、宛先アドレス及び送信アドレス(自己アドレ
ス)で構成されている。アドレスエリアは、送信先であ
る他の複数の端末装置100のアドレス(1)〜アドレ
ス(M)の複数のアドレスが登録される。各アドレス
は、相手の名前(Name)、相手のアドレス、メール
タイプ(TYPE)で構成されている。受信メールスト
アエリアには、受信メール(1)〜受信メール(N)エ
リアがあり、複数の受信メールをストアすることができ
る。各受信メール(1)〜(N)エリアのデータは、送
信者アドレス(送信アドレス)、件名、本文、並びに受
信日時を示すTIME、及び開封フラグKAIFUFの
データで構成される。KAIFUFは、受信メールが開
封されると「1」にセットされ、未開封のとき「0」に
セットされるフラグである。
【0025】また、RAM3には、自動送信する2種類
の定形メールA及びBの文書をストアするエリアが設け
られている。また、アドレスエリアのすべてのアドレス
を指定するフラグALLF、個々に指定するアドレスを
セットするレジスタA、電子メール処理のとき「1」に
セットされるオンフラグONF、不在期間の開始日時、
終了日時、及び不在設定の確定で「1」にセットされる
確定フラグKAKUTEIFが設けられている。
【0026】次に、CPU1によって実行されるフロー
チャート及び表示部5に表示された画面を参照して、第
1実施形態の動作について説明する。図3は、CPU1
のメインルーチンのフローチャートである。このフロー
において、電子メールの処理を表すオンフラグONFが
1(電子メール処理)であるか否かを判別する(ステッ
プS1)。このフラグが1である場合は、電子メールの
受信表示処理を行い(ステップS2)、このフラグが0
である場合は、電子メール処理以外のその他の処理を行
う(ステップS3)。
【0027】ステップS2又はS3の処理の後、キーボ
ード4を走査して、スイッチがオンされたか否かを判別
する(ステップS4)。オンされた場合には、オンされ
たスイッチがメールスイッチであるか否かを判別する
(ステップS5)。メールスイッチがオンされたとき
は、ONFを1にセットする(ステップS6)。ONF
のセットの後、又はステップS4においていずれのスイ
ッチもオンされない場合、若しくはステップS5におい
てオンされたスイッチがメールスイッチでない場合に
は、ステップS1に移行して、上記した処理を繰り返し
実行する。
【0028】図4及び図5は、図3のステップS2にお
ける受信表示処理のルーチンを示すフローチャートであ
る。また、図6は、受信メールリスト表示画面を示す図
である。この画面には、受信メールリストの他、マウス
6のクリックによってオンになるアイコンスイッチであ
る不在スイッチ、削除スイッチ、メール作成スイッチ、
アドレス入力スイッチ、開封スイッチ、及び取消スイッ
チが表示される。図4において、受信メール枠画面を表
示し(ステップS10)、RAM3の受信メールストア
エリアの受信メールエリアの番号を指定するポインタn
を1にセットし(ステップS11)、nをインクリメン
トしながらステップS12からステップS17までのル
ープ処理を実行して、図6に示すような、送信者の名
前、件名、受信日時等を表示する。
【0029】すなわち、RAM3の受信メールストアエ
リアにおいて、nで指定した受信メール(n)及びその
受信日時TIME(n)を画面に表示する(ステップS
12)。そして、表示された受信メール(n)の開封フ
ラグKAIFUF(n)が0であるか否かを判別する
(ステップS13)。このフラグが0である場合は、そ
の受信メールが未開封であるので、図6の受信メールリ
スト表示画面の受信メールリストの名前の左横欄に未開
封マーク「◎」を表示する(ステップS14)。ステッ
プS13において、このフラグが1である場合は、すで
にその受信メールは開封されているので、未開封マーク
は表示しない。
【0030】次に、nをインクリメントして(ステップ
S15)、nが最大数以下であるか否かを判別する(ス
テップS16)。nが最大数以下である場合には、受信
メール(n)エリアが空きであるか否かを判別する(ス
テップS17)。空きでない場合は、ステップS12に
移行して、受信メール(n)を画面に表示する。そし
て、nをインクリメントしながら、受信メール(n)の
エリアが空きになるまでステップS12〜ステップS1
7のループを繰り返して、受信メールを順に表示してい
く。
【0031】ステップS16においてポインタnが最大
数より大きくなった場合、又はステップS17において
nで指定した受信メール(n)のエリアが空きであった
場合は、反転表示をする受信メールを指定するレジスタ
Aに1をセットして(ステップS18)、図6の画面に
おいて、受信メール(A)及びTIME(A)を反転表
示する(ステップS19)。したがって、最初は受信メ
ールリストの一番先頭の受信メールの名前及び受信日時
を反転表示する。
【0032】次に、画面内にカーソル表示をして(ステ
ップS20)、マウス6の移動を判別する(ステップS
21)。マウス6が移動された場合は、その移動に応じ
てカーソル位置を移動する(ステップS22)。そし
て、マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステ
ップS23)。クリックされない場合は、ステップS2
1に移行してマウス6の移動を判別する。マウス6がク
リックされたときは、そのときのカーソル位置が受信メ
ールリストの画面上の位置であるか否かを判別する(ス
テップS24)。いずれかの受信メールの位置である場
合には、カーソル位置のメール番号をポインタAにセッ
トする(ステップS25)。そして、受信メール(A)
及びTIME(A)を反転表示する(ステップS2
6)。また、それ以外の反転表示されている受信メール
リストを通常表示にする(ステップS27)。この後、
ステップS21に移行して、マウス6の移動を判別す
る。
【0033】ステップS24において、カーソル位置が
受信メールリストの画面上にない場合には、図5のフロ
ーに移行して、カーソル位置が図6の画面の上部にある
アイコンスイッチのうち、不在スイッチ、削除スイッ
チ、メール作成スイッチ、アドレス入力スイッチ、開封
スイッチ、取消スイッチのいずれかのスイッチの位置に
あるか否かを判別する。
【0034】図5のフローにおいて、カーソル位置が開
封スイッチの位置にあるか否かを判別し(ステップS2
8)、この位置にある場合にはメール表示処理を実行す
る(ステップS29)。メール表示処理については後述
する。開封スイッチの位置にない場合には、カーソル位
置がメール作成スイッチの位置にあるか否かを判別し
(ステップS30)、この位置にある場合にはメール作
成処理を実行する(ステップS31)。メール作成処理
については後述する。メール作成スイッチの位置にもな
い場合には、カーソル位置が不在スイッチの位置にある
か否かを判別し(ステップS32)、この位置にある場
合には不在設定処理を実行する(ステップS33)。不
在設定処理については後述する。
【0035】不在スイッチの位置にもない場合には、カ
ーソル位置がアドレス入力スイッチの位置にあるか否か
を判別し(ステップS34)、この位置にある場合には
アドレス入力処理を実行する(ステップS35)。アド
レス入力処理については後述する。アドレス入力スイッ
チの位置にもない場合には、カーソル位置が削除スイッ
チの位置にあるか否かを判別し(ステップS36)、こ
の位置にある場合にはRAM3から受信メール(A)、
TIME(A)を削除し(ステップS37)、KAIF
UF(A)を0にリセットする(ステップS38)。さ
らに、時間順に受信メールをソートする(ステップS3
9)。この後、図4のステップS10に移行して、削除
した受信メールを除くすべての受信メールを表示する処
理を行う。
【0036】図5のステップS36において、カーソル
位置が削除スイッチの位置にもない場合には、カーソル
位置が取消スイッチの位置にあるか否かを判別し(ステ
ップS40)、この位置にある場合には受信メール表示
をクリアして(ステップS41)、フラグONFを0に
リセットする(ステップS42)。この後、図3のメイ
ンルーチンに戻る。ステップS40において、カーソル
位置が取消スイッチの位置にもない場合、すなわち図6
の画面上部のいずれのアイコンスイッチの位置にもない
場合は、マウス6のクリックが無効であるので、図4の
ステップS21に移行してマウス6の移動を判別する。
【0037】図7は、図5のステップS29のメール表
示処理のフローであり、図8は、図6の画面において反
転表示によって指定した受信メールの表示画面である。
この画面には、送信アドレス入力エリア(From)す
なわち自己アドレス入力エリア、宛先アドレス入力エリ
ア(To)、件名入力エリア、本文入力エリアの他、マ
ウス6のクリックによってオンとなる取消スイッチが表
示される。図7において、まず、メール表示枠画面を表
示する(ステップS50)。そして、この表示枠内にお
いて、宛先アドレス入力エリアに受信メール(A)の送
信アドレスを表示し(ステップS51)、件名入力エリ
アに受信メール(A)の件名データを表示し(ステップ
S52)、本文入力エリアに受信メール(A)の本文デ
ータを表示する(ステップS53)。また、この開封指
示に応じて、KAIFUF(A)を1にセットする(ス
テップS54)。
【0038】次に、図8の表示画面にカーソルを表示し
(ステップS56)、マウス6が移動されか否かを判別
する(ステップS57)。移動された場合は、その移動
に応じてカーソル位置を移動する(ステップS58)。
そして、マウス6がクリックされたか否かを判別する
(ステップS59)。クリックされた場合は、カーソル
位置が取消スイッチの位置であるか否かを判別し(ステ
ップS60)、この位置である場合には、メール表示画
面をクリアして(ステップS61)、図4のステップS
10に移行して図6の受信メール表示画面に戻る。ステ
ップS59においてクリックがされなかった場合、又は
ステップS60においてカーソル位置が取消スイッチの
位置でない場合には、ステップS57に移行してマウス
6の移動を判別する。
【0039】図9及び図10は、図5のステップS31
のメール作成処理のフローであり、図11はメール作成
画面である。この画面には、アドレス入力エリアである
送信アドレスエリア(From)すなわち自己アドレス
エリア、送信する宛先アドレスエリア(To)、件名入
力エリア、本文入力エリア、並びに、マウス6のクリッ
クによってオンとなる、アドレスリストスイッチ、送信
スイッチ、及び取消スイッチが表示される。図9におい
て、RAM3のメール作成エリアのデータをクリアする
とともに、メール作成枠画面を表示する(ステップS7
0)。また、図11の画面にマウス6用のカーソルを表
示し(ステップS71)、文字カーソルをアドレスエリ
アに表示する(ステップS72)。
【0040】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS73)、移動された場合には、その移動
に応じて画面のカーソル位置を移動する(ステップS7
4)。そして、マウス6がクリックされたか否かを判別
し(ステップS75)、クリックされたときは、図11
のメール作成画面におけるカーソル位置に応じて処理を
行う。
【0041】カーソル位置がアドレス入力エリアの位置
であるか否かを判別し(ステップS76)、この位置で
ある場合には文字カーソルをアドレス入力エリアに移動
する(ステップS77)。カーソル位置がアドレス入力
エリアの位置でない場合には、カーソル位置が件名入力
エリアの位置であるか否かを判別し(ステップS7
8)、この位置である場合には文字カーソルを件名入力
エリアに移動する(ステップS79)。カーソル位置が
件名入力エリアの位置でもない場合には、カーソル位置
が本文入力エリアの位置であるか否かを判別し(ステッ
プS80)、この位置である場合にはを文字カーソルを
本文入力エリアに移動する(ステップS81)。
【0042】カーソル位置が本文入力エリアでもない場
合には、カーソル位置がアドレスリストスイッチの位置
であるか否かを判別し(ステップS82)、この位置で
ある場合にはアドレスリスト表示処理を行う(ステップ
S83)。アドレスリスト表示処理については後述す
る。カーソル位置がアドレスリストスイッチの位置でも
ない場合には、カーソル位置が送信スイッチの位置であ
るか否かを判別し(ステップS84)、この位置である
場合にはRAM3のメール作成エリアの送信アドレスに
自己のアドレスをストアして(ステップS85)、送信
処理を行う(ステップS86)。このとき、画面の送信
のアイコンスイッチを反転表示して、送信中であること
を知らせるようにしてもよい。次に、送信処理が終了し
たか否かを判別する(ステップS87)。終了していな
い場合には、ステップS86の送信処理を続行する。送
信処理が終了したときは、メール作成画面の表示をクリ
アして(ステップS88)、図4のステップS10に移
行して図6の受信表示画面を表示する。
【0043】図9のステップS84において、カーソル
位置が送信スイッチの位置でない場合には、取消スイッ
チの位置であるか否かを判別し(ステップS89A)、
この位置である場合にはメールバッファの内容をクリア
して(ステップS89B)、このフローを終了して、図
4のステップS10に移行して図6の受信メールリスト
表示画面を表示する。
【0044】ステップS75において、マウス6のクリ
ックがされなかった場合には、図10のフローにおい
て、キーボード4からデータ入力があるか否かを判別す
る(ステップS90)。データ入力がない場合には、図
9のステップS73に移行してマウス6の移動を判別す
る。データ入力がされた場合には、文字カーソル位置が
アドレス入力エリアの位置であるか否かを判別する(ス
テップS91)。この位置である場合には、アドレス入
力エリアに入力データを表示し(ステップS92)、R
AM3のメール作成バッファのアドレスエリアに入力デ
ータをストアする(ステップS93)。そして、文字カ
ーソルを次の文字入力位置に移動する(ステップS9
4)。
【0045】ステップS91において、文字カーソル位
置がアドレス入力エリアの位置ではない場合には、文字
カーソル位置が件名入力エリアの位置であるか否かを判
別する(ステップS95)。この位置である場合には、
件名入力エリアに入力データを表示し(ステップS9
6)、RAM3のメール作成バッファの件名エリアにそ
の入力データをストアする(ステップS97)。そし
て、文字カーソルを次の文字入力位置に移動する(ステ
ップS98)。
【0046】ステップS95において、文字カーソル位
置が件名入力エリアの位置ではない場合には、文字カー
ソル位置が本文入力エリアの位置であるか否かを判別す
る(ステップS99)。この位置である場合には、本文
入力エリアに入力データを表示し(ステップS10
0)、RAM3のメール作成バッファの本文エリアにそ
の入力データをストアする(ステップS101)。そし
て、文字カーソルを次の文字入力位置に移動する(ステ
ップS102)。
【0047】ステップS94、ステップS98、又はス
テップS102において、文字カーソルを移動した後
は、図9のステップS73に移行して、マウス6の移動
を判別する。
【0048】図12は、図9のステップS83における
アドレスリスト表示処理のフローであり、図13は、ア
ドレスリスト表示画面である。この画面には、アドレス
リストの他、マウス6のクリックによってオンとなる、
新規入力スイッチ、削除スイッチ、OKスイッチ、及び
取消スイッチ、が表示される。図12において、まず、
アドレスリストの枠画面を表示する(ステップS11
0)。次に、アドレス番号を示すポインタmを1にセッ
トし(ステップS111)、mで指定したアドレス
(m)のデータを表示する(ステップS112)。次
に、mをインクリメントし(ステップS113)、mが
最大数を超えたか否かを判別する(ステップS11
4)。mが最大数以下である場合には、ステップS11
2に移行してアドレス(m)のデータを表示する。そし
て、mをインクリメントしながら、mが最大数を超える
まで、ステップS112、113、114のループを繰
り返す。
【0049】ステップS114において、mが最大数を
超えたときは、レジスタAに1をセットし(ステップS
115)、アドレスリストの一番先頭のアドレス(A)
を反転表示する(ステップS116)。次に、画面にカ
ーソルを表示し(ステップS117)、マウス6が移動
されたか否かを判別する(ステップS118)。移動さ
れた場合には、その移動に応じてカーソル位置を移動す
る(ステップS119)。次に、マウス6がクリックさ
れたか否かを判別し(ステップS120)、クリックさ
れない場合は、ステップS118に移行してマウス6の
移動を判別する。
【0050】マウス6がクリックされた場合は、カーソ
ル位置が図13の画面のアドレスリストの位置であるか
否かを判別する(ステップS121)。この位置である
場合には、カーソル位置のアドレスの番号をAにセット
する(ステップS122)。そして、アドレス(A)を
反転表示し(ステップS123)、他のアドレスを通常
表示にする(ステップS124)。そして、ステップS
118に移行してマウス6の移動を判別する。
【0051】ステップS121において、カーソル位置
がアドレスリストの位置でない場合は、カーソル位置が
図13の画面の新規入力スイッチの位置であるか否かを
判別する(ステップS125)。この位置である場合に
は、アドレス入力処理を実行する(ステップS12
6)。アドレス入力処理については後述する。アドレス
入力処理の終了後はステップS110に移行して、新規
に入力されたアドレスを含めたアドレスリストの画面を
表示する。
【0052】ステップS125において、カーソル位置
が新規入力スイッチの位置でない場合は、カーソル位置
が画面の取消スイッチの位置であるか否かを判別する
(ステップS127)。この位置である場合は、図13
のアドレスリスト画面の表示をクリアして(ステップS
128)、このフローを終了して、図9のステップS7
3に移行して、図11のメール作成画面においてマウス
6の移動を判別する。
【0053】図12のステップS127において、カー
ソル位置が取消スイッチの位置でない場合には、図13
の画面の削除スイッチの位置であるか否かを判別する
(ステップS129)。この位置である場合には、アド
レス(A)をRAM3のアドレスエリアから削除し(ス
テップS130)、アドレスデータを順番にソートする
(ステップS131)。そして、ステップS118に移
行してマウス6の移動を判別する。
【0054】ステップS129において、カーソル位置
が削除スイッチの位置でない場合には、図13の画面の
OKスイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S132)。この位置である場合には、メール作成バッ
ファにアドレス(A)のデータをストアして(ステップ
S133)、図11のメール作成画面のアドレスエリア
にそのアドレスを表示する(ステップS134)。そし
て、図13のアドレスリスト画面の表示をクリアして
(ステップS135)、図9のステップS73に移行し
て、図11のメール作成画面においてマウス6の移動を
判別する。
【0055】図14及び図15は、図5のステップS3
5及び図12のステップS126におけるアドレス入力
処理のフローであり、図16は、アドレス入力画面を示
す図である。この画面には、Name入力エリア、アド
レス入力エリア、タイプ入力エリア、並びに、マウス6
のクリックによってオンとなるOKスイッチ及び取消ス
イッチが表示されている。アドレス入力処理は、図6の
画面においてアドレス入力スイッチの位置にカーソルが
あるときにマウス6がクリックされた場合、又は図13
の画面において新規入力スイッチの位置にカーソルがあ
るときマウス6がクリックされた場合に実行される。
【0056】図14において、アドレス番号を示すポイ
ンタmを1にセットし(ステップS140)、アドレス
(m)のエリアが空きでないか否かを判別する(ステッ
プS141)。このエリアが空きでない場合は、mをイ
ンクリメントして(ステップS142)、mが最大数を
超えたか否かを判別する(ステップS143)。mが最
大数以下である場合には、ステップS141に移行して
アドレス(m)のエリアが空きであるか否かを判別す
る。そして、mをインクリメントしながら、ステップS
141、142、143のループを繰り返して、アドレ
スエリアの空きを捜す。ステップS143において、m
が最大数を超えたときは、空きエリアが1つもないの
で、一定時間警告表示を行う(ステップS144)。そ
して、図6の画面のアドレス入力スイッチのオンによっ
てこのアドレス入力処理に移行した場合には、図4のス
テップS10に移行して、図6の受信メールリスト表示
画面に戻る。一方、図13の画面の新規入力スイッチの
オンによってこのアドレス入力処理に移行した場合に
は、図12のステップS110に移行して、図13の受
信アドレスリスト画面に戻る。
【0057】ステップS141において、空きエリアの
アドレス(m)があった場合は、図16に示すアドレス
入力画面を表示する(ステップS145)。また、この
画面にマウス6用のカーソルを表示するとともに(ステ
ップS146)、文字カーソルをName入力エリアに
表示する(ステップS147)。
【0058】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS148)、移動されたときはその移動に
応じてカーソルを移動する(ステップS149)。次
に、マウス6がクリックされたか否かを判別し(ステッ
プS150)、クリックされたときはカーソル位置が図
16の画面のOKスイッチの位置であるか否かを判別す
る(ステップS151)。この位置である場合は、アド
レス入力画面をクリアする(ステップS152)。そし
て、図6の画面のアドレス入力スイッチのオンによって
このアドレス入力処理に移行した場合には、図4のステ
ップS10に移行して、図6の受信メールリスト表示画
面に戻る。一方、図13の画面の新規入力スイッチのオ
ンによってこのアドレス入力処理に移行した場合には、
図12のステップS110に移行して、図13の受信ア
ドレスリスト画面に戻る。
【0059】図14のステップS151において、クリ
ックした位置がOKスイッチの位置でない場合は、カー
ソル位置が図16の画面の取消スイッチの位置であるか
否かを判別する(ステップS153)。この位置である
場合は、アドレス(m)の内容をクリアし(ステップS
154)、ステップS152においてアドレス入力画面
をクリアして、図12のステップS110に移行して、
図13のアドレスリスト表示画面を表示する。
【0060】図14のステップS153において、カー
ソル位置が取消スイッチの位置でない場合は、カーソル
位置がName入力エリアの位置であるか否かを判別す
る(ステップS155)。この位置である場合は、文字
カーソルをName入力エリアに移動する(ステップS
156)。そして、ステップS148に移行してマウス
6の移動を判別する。ステップS155において、カー
ソル位置がName入力エリアの位置でない場合には、
カーソル位置がアドレス入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS157)。この位置である場合
は、文字カーソルをアドレス入力エリアに移動する(ス
テップS158)。そして、ステップS148に移行し
てマウス6の移動を判別する。
【0061】ステップS157において、カーソル位置
がアドレス入力エリアの位置でない場合は、カーソル位
置がタイプ入力エリアの位置であるか否かを判別する
(ステップS159)。この位置である場合は、文字カ
ーソルをタイプ入力エリアに移動する(ステップS16
0)。そして、ステップS148に移行してマウス6の
移動を判別する。マウス6がクリックされたときのカー
ソル位置が上記いずれの位置でもない場合は、クリック
は無効であり、ステップS148に移行してマウス6の
移動を判別する。
【0062】ステップS150において、マウス6がク
リックされない場合は、図15のフローに移行して、デ
ータ入力であるか否かを判別する(ステップS16
1)。データ入力の場合には、文字カーソル位置がNa
me入力エリアの位置であるか否かを判別する(ステッ
プS162)。この位置である場合は、Name入力エ
リアに入力されたデータを表示し(ステップS16
3)、RAM3のアドレス(A)のNameエリアに入
力されたデータをストアする(ステップS164)。そ
して、文字カーソル位置を移動する(ステップS16
5)。
【0063】ステップS162において、文字カーソル
位置がName入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置がアドレス入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS166)。この位置である場合
は、アドレス入力エリアに入力されたデータを表示し
(ステップS167)、RAM3のアドレス(A)のア
ドレスエリアに入力されたデータをストアする(ステッ
プS168)。そして、文字カーソル位置を移動する
(ステップS165)。
【0064】ステップS166において、文字カーソル
位置がアドレス入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置がタイプ入力エリアの位置であるか否かを
判別する(ステップS169)。この位置である場合
は、タイプ入力エリアに入力されたデータを表示し(ス
テップS170)、RAM3のタイプエリアに入力され
たデータをストアする(ステップS171)。そして、
文字カーソル位置を移動する(ステップS165)。
【0065】ステップS165において文字カーソルを
移動した後、又は、文字カーソル位置が上記のName
入力エリア、アドレス入力エリア、及びタイプ入力エリ
アのいずれの位置でもない場合、又は、ステップS16
1においてデータ入力でない場合は、図14のステップ
S148に移動して、マウス6の移動を判別する。
【0066】図17及び図18は、図5のステップS3
3における不在設定処理のフローであり、図19は不在
設定処理画面である。この画面には、不在設定の開始日
時エリア及び終了日時エリアからなる時間設定画面、並
びに、マウス6のクリックによってオンとなるアドレス
指定スイッチ、メールA作成スイッチ、メールB作成ス
イッチ、OKスイッチ、取消スイッチが表示されてい
る。図17において、図19の不在設定処理画面に時間
設定画面を表示し(ステップS180)、文字カーソル
を開始日時エリアに移動する(ステップS181)。ま
た、マウス6用のカーソルを表示する(ステップS18
2)。そして、マウス6が移動されたか否かを判別し
(ステップS183)、移動されたときはその移動に応
じてカーソル位置を移動する(ステップS184)。次
に、マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステ
ップS185)。クリックされたときは、カーソル位置
が開始日時入力エリアであるか否かを判別する(ステッ
プS186)。この位置である場合は、文字カーソルの
位置を開始日時入力エリアに移動する(ステップS18
7)。
【0067】カーソル位置が開始日時入力エリアでない
場合には、カーソル位置が終了日時入力エリアであるか
否かを判別する(ステップS188)。この位置である
場合は、文字カーソルの位置を終了日時入力エリアに移
動する(ステップS189)。カーソル位置が終了日時
エリアでない場合には、カーソル位置が図19の画面の
メールA作成スイッチの位置であるか否かを判別する
(ステップS190)。この位置である場合は、定形メ
ール作成処理を行う(ステップS191)。定形メール
作成処理については後述する。次に、メールバッファの
内容をRAM3の定形メールAのエリアにストアする
(ステップS192)。
【0068】ステップS190において、カーソル位置
がメールA作成スイッチの位置でない場合には、カーソ
ル位置が図19の画面のメールB作成スイッチの位置で
あるか否かを判別する(ステップS193)。この位置
である場合は、ステップS191と同じ定形メール作成
処理を行う(ステップS194)。そして、メールバッ
ファの内容をRAM3の定形メールBのエリアにストア
する(ステップS195)。
【0069】ステップS193において、カーソル位置
がメールB作成スイッチの位置でない場合には、カーソ
ル位置がOKスイッチの位置であるか否かを判別する
(ステップS196)。この位置である場合は、図19
の不在設定処理画面をクリアして、確定フラグKAKU
TEIFを1にセットする(ステップS197)。この
後、図4のステップS10に移行して、図6の受信メー
ル画面を表示する。
【0070】ステップS196において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
取消スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S198)。この位置である場合は、定形メールA、定
形メールB、日時エリアのデータをクリアし(ステップ
S199)、図19の不在設定処理画面をクリアして、
確定フラグKAKUTEIFを0にリセットする(ステ
ップS200)。この後、図4のステップS10に移行
して、図6の受信メール画面を表示する。
【0071】ステップS198において、カーソル位置
が取消スイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
図19の画面のアドレス指定スイッチの位置であるか否
かを判別する(ステップS201)。この位置である場
合は、アドレス指定処理を実行する(ステップS20
2)。アドレス指定処理については後述する。
【0072】カーソル位置が上記したいずれの位置にも
ない場合、又はカーソル位置に応じた処理の後は、ステ
ップS183に移行してマウス6の移動を判別する。
【0073】ステップS185において、マウス6がク
リックされなかった場合には、図18のフローに移行し
て、キーボード4からデータ入力がされたか否かを判別
する(ステップS203A)。データ入力がされた場合
は、文字カーソル位置が開始日時入力エリアであるか否
かを判別する(ステップS203B)。この位置である
場合は、開始日時入力エリアに入力された開始日時のデ
ータを表示し(ステップS204)、その開始日時デー
タをRAM3にストアする(ステップS205)。そし
て、文字カーソルを移動する(ステップS206)。
【0074】ステップS203Bにおいて、文字カーソ
ル位置が開始日時入力エリアの位置でない場合には、文
字カーソル位置が終了日時入力エリアの位置であるか否
かを判別する(ステップS207)。この位置である場
合は、終了日時入力エリアに入力された終了日時のデー
タを表示し(ステップS208)、その終了日時データ
をRAM3にストアして(ステップS209)、文字カ
ーソルを移動する(ステップS206)。
【0075】ステップS206において文字カーソルを
移動した後、又は、ステップS203Aにおいてデータ
入力がない場合、若しく文字カーソル位置が開始日時入
力エリア及び終了日時入力エリアのいずれの位置にもな
い場合には、図17のステップS183に移行してマウ
ス6の移動を判別する。
【0076】図20は、図17のステップS202にお
けるアドレス指定処理のフローであり、図21はそのア
ドレス指定処理のアドレスリスト表示画面である。この
画面には、アドレスリスト、並びに、マウス6のクリッ
クによってオンとなるOKスイッチ、ALLスイッチ、
及び取消スイッチが表示される。図20において、RA
M3のアドレスエリアの各アドレスのADDF(1)〜
(M)をすべて0にして(ステップS210)、アドレ
スリスト枠の画面を表示する(ステップS211)。次
に、アドレス番号を示すポインタmを1にセットし(ス
テップS212)、mで指定したアドレス(m)のデー
タを表示する(ステップS213)。次に、mをインク
リメントし(ステップS214)、mが最大数を超えた
か否かを判別する(ステップS215)。mが最大数以
下である場合には、ステップS213に移行してアドレ
ス(m)のデータを表示する。そして、mをインクリメ
ントしながら、mが最大数を超えるまで、ステップS2
13、214、215のループを繰り返す。そして、す
べてのアドレスのデータ表示をする。
【0077】ステップS215において、mが最大数を
超えたときは、画面にカーソルを表示し(ステップS2
16A)、マウス6が移動されたか否かを判別する(ス
テップS216B)。移動された場合には、その移動に
応じてカーソル位置を移動する(ステップS217)。
次に、マウス6がクリックされたか否かを判別し(ステ
ップS218)、クリックされない場合は、ステップS
216Bに移行してマウス6の移動を判別する。
【0078】マウス6がクリックされた場合は、カーソ
ル位置が図21の画面のアドレスリストの位置であるか
否かを判別する(ステップS219)。この位置である
場合には、カーソル位置のアドレスの番号をAにセット
する(ステップS220)。そして、アドレス(A)を
反転表示し(ステップS221)、ADDF(A)を反
転する(ステップS222)。そして、ステップS21
6Bに移行してマウス6の移動を判別する。
【0079】ステップS219において、カーソル位置
がアドレスリストの位置でない場合は、カーソル位置が
図21の画面のOKスイッチの位置であるか否かを判別
する(ステップS223)。この位置である場合には、
図21の画面をクリアして(ステップS224)、図1
9の画面においてマウス6の移動を判別する(図17の
ステップS183)。
【0080】ステップS223において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合は、カーソル位置が画
面の取消スイッチの位置であるか否かを判別する(ステ
ップS225)。この位置である場合は、ADDF
(1)〜ADDF(M)をすべて0にリセットして(ス
テップS226)、図21の画面をクリアして(ステッ
プS224)、図19の画面においてマウス6の移動を
判別する(図17のステップS183)。
【0081】ステップS225において、カーソル位置
が取消スイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
図21の画面のALLスイッチの位置であるか否かを判
別する(ステップS227)。この位置である場合には
RAM3のフラグALLFを反転する(ステップS22
8)。
【0082】マウス6がクリックされたときのカーソル
位置が上記のいずれの位置でもない場合、又は各カーソ
ル位置に応じた処理の後は、ステップS216Bに移行
してマウス6の移動を判別する。
【0083】図22は、図17のステップS191にお
ける定形メールA作成処理及びステップS194におけ
る定形メールB作成処理のフローであり、図23(1)
は、不在期間のみを明示した定形メールAの画面であ
り、図23(2)は、不在期間を明示するとともに、不
在期間における緊急連絡先を明示した定形メールBの画
面である。各定形メール画面には、自己アドレスが表示
された送信アドレスエリア(From)、送信する宛先
アドレス入力エリア(To)、件名入力エリア、本文入
力エリア、並びに、マウス6のクリックによってオンと
なるOKスイッチ、取消スイッチが表示される。
【0084】図22において、定形メール作成枠画面を
表示する(ステップS229)。また、マウス6用のカ
ーソルを表示し(ステップS230)、文字カーソルを
件名エリアに表示する(ステップS231)。
【0085】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS232)、移動された場合にはその移動
に応じて画面のカーソル位置を移動する(ステップS2
33)。そして、マウス6がクリックされたか否かを判
別し(ステップS234)、クリックされたときは、図
23(1)の定形メールA画面又は図23(2)の定形
メールB画面におけるカーソル位置に応じて処理を行
う。
【0086】カーソル位置が件名入力エリアの位置であ
るか否かを判別し(ステップS235)、この位置であ
る場合には文字カーソルを件名入力エリアに移動する
(ステップS236)。カーソル位置が件名入力エリア
の位置でない場合には、カーソル位置が本文入力エリア
の位置であるか否かを判別し(ステップS237)、こ
の位置である場合には文字カーソルを本文入力エリアに
移動する(ステップS238)。カーソル位置が本文入
力エリアの位置でもない場合には、カーソル位置が画面
のOKスイッチの位置であるか否かを判別し(ステップ
S239)、この位置である場合には定形メール画面を
クリアして(ステップS240)、図17のフローに戻
る。
【0087】カーソル位置がOKスイッチの位置でない
場合には、カーソル位置が取消スイッチの位置であるか
否かを判別し(ステップS241)、この位置である場
合には定形メール作成エリアのデータをクリアするとと
もに、定形メール画面をクリアする(ステップS24
2)。そして、図17のフローに戻る。
【0088】カーソル位置がOKスイッチの位置でない
場合には、カーソル位置が取消スイッチの位置であるか
否かを判別し(ステップS241)、この位置である場
合には定形メール作成エリアのデータをクリアするとと
もに、定形メール画面をクリアする(ステップS24
2)。そして、このフローを終了して図17のフローに
戻る。
【0089】図22のステップS234において、マウ
ス6がクリックされない場合は、キーボード4からデー
タ入力がされたか否かを判別する(ステップS24
3)。データが入力された場合は、文字カーソル位置が
件名入力エリアであるか否かを判別する(ステップS2
44)。この位置である場合は、件名入力エリアに入力
されたデータを表示し(ステップS245)、RAM3
のバッファの件名エリアにそのデータをストアする(ス
テップS246)。そして、文字カーソルを移動する
(ステップS247)。
【0090】ステップS244において文字カーソル位
置が件名入力エリアでない場合には、文字カーソル位置
が本文入力エリアであるか否かを判別する(ステップS
248)。この位置である場合には、本文入力エリアに
入力されたデータを表示し(ステップS249)、RA
M3のバッファの本文エリアにそのデータをストアする
(ステップS250)。そして、文字カーソルを移動す
る(ステップS247)。
【0091】ステップS241においてカーソル位置が
取消スイッチの位置でない場合、ステップS243にお
いてデータ入力がない場合、ステップS248において
文字カーソル位置が本文エリアでない場合、又は、ステ
ップS247において文字カーソルを移動した後は、ス
テップS232に移行してマウス6の移動を判別する。
【0092】図24及び図25は、タイマインタラプト
処理のフローチャートである。一定時間ごとのタイマイ
ンタラプトが入ると、図1に示したサーバー300に対
して端末装置100のCPU1からアクセスする。図2
4において、サーバー300のメールボックスに受信メ
ールがあるか否かを判別する(ステップS260)。受
信メールがない場合には、直ちにこのフローを終了す
る。受信メールがあった場合には、RAM3の受信メー
ルエリアの番号を示すポインタnを1にセットする(ス
テップS261)。そして、nで指定した受信メール
(n)エリアが空きか否かを判別する(ステップS26
2)。
【0093】指定したエリアが空きでない場合は、nを
インクリメントして(ステップS263)、nが最大数
を超えたか否かを判別する(ステップS264)。最大
数を超えていない場合は、ステップS262に移行して
受信メール(n)のエリアが空きか否かを判別する。そ
して、nをインクリメントしながら、ステップS26
2、263、264のループを繰り返し、受信メール
(n)のエリアの空きを捜す。ステップS264におい
てnが最大数を超えた場合、すなわちRAM3の受信メ
ールストアエリアのすべてのエリアが空きでない場合に
は、一番古い受信日時の受信メールを捜す(ステップS
265)。そして、そのメール番号をポインタnにセッ
トする(ステップS266)。
【0094】ステップS262において、指定した受信
メール(n)のエリアが空きである場合、又はステップ
S266において、一番古い受信日時のメール番号をn
にセットした場合は、その受信メール(n)のエリアに
サーバー300から取り込んだ受信メールをストアする
(ステップS267)。次に、開封フラグKAIFUF
(n)を0にリセットして未開封とし(ステップS26
8)、TIME(n)に受信日時をセットする(ステッ
プS269)。
【0095】次に、図17の不在設定処理において設定
した確定フラグKAKUTEIFが1であるか否かを判
別する(ステップS270)。このフラグが0である場
合は、不在設定ではないので、このフローを終了する。
このフラグが1である場合は、不在設定がされているの
で、TIME(n)にセットした受信日時が開始日時か
ら終了日時までの範囲内にあるか否かを判別する(ステ
ップS271)。この範囲内にない場合にはこのフロー
を終了するが、この範囲内にある場合には、フラグAL
LFが1であるか否か、すなわちRAM3のアドレスエ
リアにおいて、全てのアドレスが指定されているか否か
を判別する(ステップS272)。
【0096】全てのアドレスが指定されている場合は、
アドレスエリアのアドレス番号を示すポインタmを1に
セットする(ステップS273)。そして、受信メール
(n)の送信アドレスとmで指定したアドレス(m)と
が一致するか否かを判別する(ステップS274)。一
致しない場合は、mをインクリメントして(ステップS
275)、mが最大数を超えたか否かを判別する(ステ
ップS276)。最大数を超えていない場合には、ステ
ップS274に移行して、受信メール(n)の送信アド
レスとアドレスエリアの指定したアドレス(m)とが一
致するか否かを判別する。そして、mをインクリメント
しながら、ステップS274、275、276のループ
を繰り返し、一致するアドレスを捜す。
【0097】ステップS272において、ALLFが0
である場合には、図25のフローにおいて、ポインタm
を1にセットして(ステップS277)、指定フラグA
DDF(m)が1であるか否か、すなわち指定したアド
レスであるか否かを判別する(ステップS278)。こ
のフラグが0である場合は、mをインクリメントして次
のアドレスを指定し(ステップS279)、mが最大数
を超えた否かを判別する(ステップS280)。最大数
を超えない場合は、ステップS278に移行して、AD
DF(m)が1であるか否かを判別する。そして、mを
インクリメントしながら、ステップS278、279、
280のループを繰り返し、ADDF(m)が1のアド
レスを捜す。
【0098】ステップS278において、ADDF
(m)が1である場合は、受信メール(n)の送信アド
レスとアドレス(m)とが一致するか否かを判別する
(ステップS281)。一致しない場合は、mをインク
リメントしながら、ステップS281、279、28
0、278のループを繰り返し、一致するアドレス
(m)を捜す。ステップS281において、受信メール
(n)の送信アドレスと一致するアドレス(m)があっ
た場合は、受信メール(n)の送信アドレスを定形メー
ルBの宛先アドレスに設定し(ステップS282)、緊
急連絡先を明示した定形メールBを送信する(ステップ
S283)。
【0099】また、図24のステップS274におい
て、全て指定されているアドレス中に受信メール(n)
の送信アドレスと一致するアドレス(m)がある場合
は、図25のステップS282に移行して、受信メール
(n)の送信アドレスを定形メールBの宛先アドレスに
設定し、緊急連絡先を明示した定形メールBを送信する
(ステップS283)。
【0100】図25のステップS278においてADD
F(m)が1でない場合、又はステップS281におい
て受信メール(n)の送信アドレスとアドレス(m)と
が一致しない場合に、mをインクリメントしていった結
果、ステップS280においてmが最大数を超えた場合
は、受信メール(n)の送信アドレスを定形メールAの
宛先アドレスに設定し(ステップS284)、不在のみ
を明示した定形メールAを送信する(ステップS28
5)。
【0101】また、図24のステップS274におい
て、全て指定されているアドレス中に受信メール(n)
の送信アドレスと一致するアドレス(m)がない場合
に、mをインクリメントしていった結果、ステップS2
80においてmが最大数を超えた場合は、図25のステ
ップS284に移行して、受信メール(n)の送信アド
レスを定形メールAの宛先アドレスに設定し、不在のみ
を明示した定形メールAを送信する(ステップS28
5)。
【0102】このように、上記第1実施形態によれば、
図1の端末装置100は、あらかじめ用意された複数の
定形メールを記憶するメール記憶手段と、電子メールを
受信するメール受信手段と、特定の相手先のアドレスを
指定するアドレス指定手段と、前記メール受信手段によ
り電子メールが受信されたことを検知したときに、当該
受信した電子メールの送信アドレスが前記アドレス指定
手段によって指定されているアドレスであるか否かを判
別するメール判別手段と、このメール判別手段の判別結
果に応じて異なる定形メールを前記メール記憶手段から
選択するメール選択手段と、このメール選択手段によっ
て選択された定形メールを当該受信した電子メールの送
信アドレスの宛先に対して自動送信するメール送信手段
と、を構成する。
【0103】そして、不在期間に受信メールを受けた場
合には、その受信メールの送信アドレスがあらかじめ指
定されているアドレスであるか否かを判別し、指定され
ていないアドレスの場合にはその送信アドレスに対して
不在のみを明示した定形メールを自動送信し、指定され
たアドレスの場合にはその送信アドレスに対して緊急連
絡先を明示した定形メールを自動送信する。
【0104】したがって、電子メールの受信者が不在の
場合に、その受信者が希望する送信者とだけ連絡をとる
ことができ、プライバシーやその他の点で不都合な事態
が頻発するのを回避できる。
【0105】また、この場合において、端末装置100
におけるメール判別手段、メール選択手段、及びメール
送信手段の機能は、予め設定された時間帯のみ動作する
構成になっている。したがって、受信者が指定した不在
時間帯のみ希望する送信者とだけ連絡をとることがで
き、受信者が在室しているにもかかわらず緊急連絡先に
誤って連絡が入ることがない。
【0106】また、上記第1実施形態においては、RO
M2内に電子メールを送受信するプログラムを格納した
専用の電子メール装置について説明したが、フロッピー
ディスクやCD等の記録媒体に、電子メール処理のプロ
グラムを記録し、この記録媒体のプログラムを汎用のパ
ソコンやワープロ等の装置に実行させる構成にしてもよ
い。すなわち、あらかじめ用意された複数の定形メール
を記憶する手順Aと、電子メールを受信する手順Bと、
特定の相手先のアドレスを指定する手順Cと、前記手順
Bにより電子メールが受信されたことを検知したとき
に、当該受信した電子メールの送信アドレスが前記手順
Cによって指定されているアドレスであるか否かを判別
する手順Dと、この手順Dの判別結果に応じて異なる定
形メールを前記手順Aによって記憶された前記複数の定
形メールの中から選択する手順Eと、この手順Eによっ
て選択された定形メールを当該受信した電子メールの送
信アドレスの宛先に対して自動送信する手順Fと、を実
行する電子メール処理のプログラムを汎用のパソコンや
ワープロに実行させる。
【0107】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。第2実施形態における電子メール装置のシステム
のブロック図は、図1に示した第1実施形態と同じであ
る。図26は、第2実施形態におけるRAM3のメモリ
マップである。第1実施形態と異なり、アドレスエリア
の各ADDRESS(1)〜(M)には、定形メールを
送信するアドレスを指定するためのフラグADDFが設
けられていない。また、定形メールを送信するすべての
アドレスを一括指定するフラグALLFも設けられてい
ない。一方、受信メールストアエリアの各MAIL
(1)〜(N)に緊急フラグEMF(1)〜(N)が設
けられている。その他は、図2に示した第1実施形態の
メモリマップと同じである。EMFは、電子メールの内
容が緊急の場合に1にセットされるフラグであり、緊急
を示す識別情報である。
【0108】図27及び図28は、メール作成処理のフ
ローであり、図29は、メール作成画面を示している。
この画面には、アドレス入力エリア、件名入力エリア、
及び本文入力エリア、並びに、マウス6のクリックによ
ってオンとなるアドレスリストスイッチ、送信スイッ
チ、緊急スイッチ、及び取消スイッチが表示されてい
る。図27において、RAM3のメール作成エリアのデ
ータをクリアするとともに、メール作成枠画面を表示す
る(ステップS300)。また、図29の画面にマウス
6用のカーソルを表示し(ステップS301)、文字カ
ーソルをアドレス入力エリアに表示する(ステップS3
02)。
【0109】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS303)、移動された場合には、その移
動に応じて画面のカーソル位置を移動する(ステップS
304)。そして、マウス6がクリックされたか否かを
判別し(ステップS305)、クリックされたときは、
図29のメール作成画面におけるカーソル位置に応じて
処理を行う。
【0110】カーソル位置がアドレス入力エリアの位置
であるか否かを判別し(ステップS306)、この位置
である場合には文字カーソルをアドレス入力エリアに移
動する(ステップS307)。カーソル位置がアドレス
入力エリアの位置でない場合には、カーソル位置が件名
入力エリアの位置であるか否かを判別し(ステップS3
08)、この位置である場合には文字カーソルを件名入
力エリアに移動する(ステップS309)。カーソル位
置が件名入力エリアの位置でもない場合には、カーソル
位置が本文入力エリアの位置であるか否かを判別し(ス
テップS310)、この位置である場合にはを文字カー
ソルを本文入力エリアに移動する(ステップS31
1)。
【0111】カーソル位置が本文入力エリアでもない場
合には、カーソル位置がアドレスリストスイッチの位置
であるか否かを判別し(ステップS312)、この位置
である場合にはアドレスリスト表示処理を行う(ステッ
プS313)。アドレスリスト表示処理は、図12に示
した第1実施形態のフローと同じ処理である。アドレス
リスト表示処理が終了すると、ステップS303に移行
してマウス6の移動を判別する。カーソル位置がアドレ
スリストスイッチの位置でもない場合には、カーソル位
置が送信スイッチの位置であるか否かを判別し(ステッ
プS314)、この位置である場合にはRAM3のメー
ル作成エリアの送信アドレスに自己のアドレスをストア
して(ステップS315)、送信処理を行う(ステップ
S316)。次に、送信処理が終了したか否かを判別す
る(ステップS317)。終了していない場合には、ス
テップS316の送信処理を続行する。送信処理が終了
したときは、メール作成画面の表示をクリアして(ステ
ップS318)、このフローを終了する。
【0112】図27のステップS314において、カー
ソル位置が送信スイッチの位置でない場合には、取消ス
イッチの位置であるか否かを判別し(ステップS31
9)、この位置である場合にはメールバッファの内容を
クリアして(ステップS320)、表示をクリアして
(ステップS318)、このフローを終了する。ステッ
プS319において、カーソル位置が取消スイッチの位
置でない場合には、カーソル位置が緊急スイッチの位置
であるか否かを判別する(ステップS321)。この位
置である場合には、緊急フラグEMFを反転する(ステ
ップS322)。すなわち、緊急スイッチは、クリック
ごとにEMFが反転するが、緊急(EMF=1)の場合
には、緊急スイッチの表示を反転させるか、件名入力エ
リアに「緊急」の文字を表示させて、現在のモードが緊
急か否かを明示する。EMFを反転した後、又はカーソ
ル位置が緊急スイッチの位置でもない場合には、ステッ
プS303に移行してマウス6の移動を判別する。
【0113】ステップS305において、マウス6のク
リックがされなかった場合には、図28のフローにおい
て、キーボード4からデータ入力があるか否かを判別す
る(ステップS323)。データ入力がない場合には、
図27のステップS303に移行してマウス6の移動を
判別する。データ入力がされた場合には、文字カーソル
位置がアドレス入力エリアの位置であるか否かを判別す
る(ステップS324)。この位置である場合には、ア
ドレス入力エリアに入力データを表示し(ステップS3
25)、RAM3のメール作成バッファのアドレスエリ
アに入力データをストアする(ステップS326)。そ
して、文字カーソルを次の文字入力位置に移動する(ス
テップS327)。
【0114】ステップS324において、文字カーソル
位置がアドレス入力エリアの位置ではない場合には、件
名入力エリアの位置であるか否かを判別する(ステップ
S328)。この位置である場合には、件名入力エリア
に入力データを表示し(ステップS329)、RAM3
のメール作成バッファの件名エリアにその入力データを
ストアする(ステップS330)。そして、文字カーソ
ルを次の文字入力位置に移動する(ステップS33
1)。
【0115】ステップS328において、文字カーソル
位置が件名入力エリアの位置ではない場合には、本文入
力エリアの位置であるか否かを判別する(ステップS3
32)。この位置である場合には、本文入力エリアに入
力データを表示し(ステップS333)、RAM3のメ
ール作成バッファの本文エリアにその入力データをスト
アする(ステップS334)。そして、文字カーソルを
次の文字入力位置に移動する(ステップS335)。
【0116】ステップS327、ステップS331、又
はステップS335において、文字カーソルを移動した
後は、図27のステップS303に移行して、マウス6
の移動を判別する。
【0117】図30及び図31は、不在設定処理のフロ
ーであり、図32は不在設定処理画面である。この画面
には、不在期間の開始日時入力エリア及び終了日時入力
エリアからなる時間設定画面、並びに、マウス6のクリ
ックによってオンとなるメールA作成スイッチ、メール
B作成スイッチ、OKスイッチ、取消スイッチが表示さ
れる。図30において、図32の不在設定処理画面に時
間設定画面を表示し(ステップS336)、文字カーソ
ルを開始日時エリアに移動する(ステップS337)。
また、マウス6用のカーソルを表示する(ステップS3
38)。そして、マウス6が移動されたか否かを判別し
(ステップS339)、移動されたときはその移動に応
じてカーソルを移動する(ステップS340)。次に、
マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステップ
S341)。クリックされたときは、カーソル位置が開
始日時入力エリアであるか否かを判別する(ステップS
342)。この位置である場合は、文字カーソルの位置
を開始日時入力エリアに移動する(ステップS34
3)。
【0118】カーソル位置が開始日時入力エリアでない
場合には、カーソル位置が終了日時入力エリアであるか
否かを判別する(ステップS344)。この位置である
場合は、文字カーソルの位置を終了日時入力エリアに移
動する(ステップS345)。カーソル位置が終了日時
入力エリアでない場合には、カーソル位置が図32の画
面のメールA作成スイッチの位置であるか否かを判別す
る(ステップS346)。この位置である場合は、定形
メール作成処理を行う(ステップS347)。定形メー
ル作成処理は、図22に示した第1実施形態のフローと
同じ処理である。次に、メールバッファの内容をRAM
3の定形メールAのエリアにストアする(ステップS3
48)。
【0119】ステップS346において、カーソル位置
がメールA作成スイッチの位置でない場合には、カーソ
ル位置が図31の画面のメールB作成スイッチの位置で
あるか否かを判別する(ステップS349)。この位置
である場合は、定形メール作成処理を行う(ステップS
350)。この定形メール作成処理も図22に示した第
1実施形態のフローと同じである。次に、メールバッフ
ァの内容をRAM3の定形メールBのエリアにストアす
る(ステップS351)。
【0120】ステップS349において、カーソル位置
がメールB作成スイッチの位置でない場合には、カーソ
ル位置がOKスイッチの位置であるか否かを判別する
(ステップS352)。この位置である場合は、図32
の不在設定処理画面をクリアして、確定フラグKAKU
TEIFを1(不在設定)にセットする(ステップS3
53)。そして、このフローを終了する。
【0121】ステップS352において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
取消スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S354)。この位置である場合は、定形メールA、定
形メールB、日時エリアのデータをクリアし(ステップ
S355)、図32の不在設定処理画面をクリアして、
確定フラグKAKUTEIFを0(不在設定取消)にリ
セットする(ステップS356)。
【0122】ステップS341において、マウス6がク
リックされない場合には、図32のフローにおいて、キ
ーボード4からデータ入力がされたか否かを判別する
(ステップS357)。データ入力がされた場合は、文
字カーソル位置が開始日時入力エリアであるか否かを判
別する(ステップS358)。この位置である場合は、
開始日時入力エリアに入力された開始日時のデータを表
示し(ステップS359)、その開始日時データをRA
M3にストアする(ステップS360)。そして、文字
カーソルを移動する(ステップS361)。
【0123】ステップS358において、文字カーソル
位置が開始日時入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置が終了日時入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS362)。この位置である場合
は、終了日時入力エリアに入力された終了日時のデータ
を表示し(ステップS363)、その終了日時データを
RAM3にストアする(ステップS364)。そして文
字カーソルを移動する(ステップS361)。
【0124】ステップS361において文字カーソルを
移動した後、又は、ステップS357においてデータ入
力がない場合、若しく文字カーソル位置が開始日時及び
終了日時のいずれの位置にもない場合には、図30のス
テップS339に移行してマウス6の移動を判別する。
【0125】図33及び図34は、タイマインタラプト
処理のフローである。一定時間ごとのタイマインタラプ
トが入ると、図1に示したサーバー300に対して端末
装置100のCPU1からアクセスする。図33におい
て、サーバー300のメールボックスに受信メールがあ
るか否かを判別する(ステップS365)。受信メール
がない場合には、直ちにこのフローを終了する。受信メ
ールがあった場合には、RAM3の受信メールストアエ
リアの受信メールエリアの番号を示すポインタnを1に
セットする(ステップS366)。そして、nで指定し
た受信メール(n)エリアが空きか否かを判別する(ス
テップS367)。
【0126】指定したエリアが空きでない場合は、nを
インクリメントして(ステップS368)、nが最大数
を超えたか否かを判別する(ステップS369)。最大
数を超えていない場合は、ステップS367に移行して
受信メール(n)のエリアが空きか否かを判別する。そ
して、nをインクリメントしながら、ステップS36
7、368、369のループを繰り返し、受信メール
(n)のエリアの空きを捜す。ステップS369におい
てnが最大数を超えた場合、すなわちRAM3の受信メ
ールストアエリアのすべてのエリアが空きでない場合に
は、一番古い受信日時の受信メールを捜す(ステップS
370)。そして、そのメール番号をポインタnにセッ
トする(ステップS371)。
【0127】ステップS367において、指定した受信
メール(n)のエリアが空きである場合、又はステップ
S371において、一番古い受信日時のメール番号をn
にセットした場合は、その受信メール(n)のエリアに
サーバー300から取り込んだ受信メールをストアする
(ステップS372)。次に、開封フラグKAIFUF
(n)を0にリセットして未開封とし(ステップS37
3)、TIME(n)に受信日時をセットする(ステッ
プS374)。
【0128】次に、図30の不在設定処理において設定
した確定フラグKAKUTEIFが1であるか否かを判
別する(ステップS375)。このフラグが0である場
合は、不在設定ではないので、このフローを終了する。
このフラグが1である場合は、不在設定がされているの
で、TIME(n)にセットした受信日時が開始日時か
ら終了日時までの範囲内にあるか否かを判別する(ステ
ップS376)。この範囲内にない場合にはこのフロー
を終了するが、この範囲内にある場合には、図34にお
いて、受信メール(n)の緊急フラグEMFが1である
か否かを判別する(ステップS377)。
【0129】EMF(n)が1である場合には、受信メ
ール(n)の内容が緊急であることを示している。この
場合には、受信メール(n)の送信アドレスを定形メー
ルBの宛先アドレスに設定し(ステップS378)、緊
急連絡先を明示した定形メールBを送信する(ステップ
S379)。一方、EMF(n)が0である場合には、
受信メール(n)の内容が緊急ではなく通常の電子メー
ルであることを示している。この場合には、受信メール
(n)の送信アドレスを定形メールAの宛先アドレスに
設定し(ステップS380)、不在のみを明示した定形
メールAを送信する(ステップS381)。定形メール
A又は定形メールBを送信した後は、このフローを終了
する。
【0130】このように、上記第2実施形態によれば、
図1の端末装置100は、あらかじめ用意された複数の
定形メールを記憶するメール記憶手段と、電子メールを
受信するメール受信手段と、前記メール受信手段により
電子メールが受信されたことを検知したときに、当該電
子メールに緊急を示す識別情報が含まれているか否かを
判別するメール判別手段と、前記メール判別手段の判別
結果に応じて異なる定形メールを前記メール記憶手段か
ら選択するメール選択手段と、このメール選択手段で選
択された定形メールを、当該受信した電子メールの送信
アドレスの宛先に対して自動送信するメール送信手段
と、を構成する。
【0131】そして、不在期間に受信メールを受けた場
合には、その受信メールに緊急を示す識別情報が含まれ
ているか否かを判別し、識別情報が含まれていない場合
には、その受信メールを送信した相手先に対して不在の
みを明示した定形メールを自動送信し、識別情報が含ま
れている場合にはその相手先に対して緊急連絡先を明示
した定形メールを自動送信する。
【0132】したがって、電子メールの受信者が不在の
場合に、その受信メールが緊急を要する場合のみ外出先
の受信者と連絡をとることができ、プライバシーやその
他の点で不都合な事態が頻発するのを回避できる。
【0133】また、上記第2実施形態においては、RO
M2内に電子メールを送受信するプログラムを格納した
専用の電子メール装置について説明したが、フロッピー
ディスクやCD等の記録媒体に、電子メール処理のプロ
グラムを記録し、この記録媒体のプログラムを汎用のパ
ソコンやワープロ等の装置に実行させる構成にしてもよ
い。
【0134】すなわち、あらかじめ用意された複数の定
形メールを記憶する手順Aと、電子メールを受信する手
順Bと、前記手順Bにより電子メールが受信されたこと
を検知したときに、当該受信した電子メールに緊急を示
す識別情報が含まれているか否かを判別する手順Cと、
この手順Cの判別結果に応じて異なる定形メールを前記
手順Aによって記憶された前記複数の定形メールの中か
ら選択する手順Dと、この手順Dで選択された定形メー
ルを、当該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に
対して自動送信する手順Eと、を実行する電子メール処
理のプログラムを汎用のパソコンやワープロに実行させ
る。
【0135】次に、第3実施形態について説明する。図
35は、第3実施形態におけるRAM3のメモリマップ
である。この図で明らかなように、定形メールのエリア
は1種類であり、図23(1)に示した第1実施形態に
おける不在を明示した定形メールと同じものがストアさ
れるエリアだけが設けられている。また、受信メールを
転送するための転送先アドレスのエリアが設けられてい
る。その他は、図2に示した第1実施形態のメモリマッ
プと同じである。
【0136】図36及び図37は不在設定処理のフロー
であり、図38は不在設定画面を示す図である。この画
面には、不在期間の開始日時入力エリア及び終了日時入
力エリアからなる時間設定画面、並びに、マウス6のク
リックによってオンとなるアドレス指定スイッチ、転送
先アドレス入力スイッチ、メール作成スイッチ、OKス
イッチ、及び取消スイッチが表示される。
【0137】図36において、不在設定画面に時間設定
画面を表示し(ステップS400)、文字カーソルを開
始日時入力エリアに移動する(ステップS401)。ま
た、マウス6用のカーソルを表示する(ステップS40
2)。そして、マウス6が移動されたか否かを判別し
(ステップS403)、移動されたときはその移動に応
じてカーソルを移動する(ステップS404)。次に、
マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステップ
405)。クリックされたときは、カーソル位置が開始
日時入力エリアであるか否かを判別する(ステップS4
06)。この位置である場合は、文字カーソルの位置を
開始日時入力エリアに移動する(ステップS407)。
【0138】カーソル位置が開始日時入力エリアでない
場合には、カーソル位置が終了日時入力エリアであるか
否かを判別する(ステップS408)。この位置である
場合は、文字カーソルの位置を終了日時入力エリアに移
動する(ステップ409)。カーソル位置が終了日時入
力エリアでない場合には、カーソル位置がメール作成ス
イッチの位置であるか否かを判別する(ステップS41
0)。この位置である場合は、定形メール作成処理を行
う(ステップS411)。定形メール作成処理は、図2
2に示した第1実施形態のフローと同じ処理である。次
に、メールバッファの内容をRAM3の定形メールのエ
リアにストアする(ステップS412)。
【0139】ステップS410において、カーソル位置
がメール作成スイッチの位置でない場合には、カーソル
位置が転送先アドレス入力スイッチの位置であるか否か
を判別する(ステップS413)。この位置である場合
は、転送先アドレス入力処理を行う(ステップS41
4)。転送先アドレス入力処理については後述する。ス
テップS413において、カーソル位置が転送先アドレ
ス入力スイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
OKスイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S416)。この位置である場合は、不在設定画面をク
リアして、確定フラグKAKUTEIFを1(不在設
定)にセットする(ステップS417)。そして、この
フローを終了する。
【0140】ステップS416において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
取消スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S418)。この位置である場合は、定形メールの日時
エリアのデータをクリアし(ステップS419)、不在
設定処理画面をクリアして、確定フラグKAKUTEI
Fを0(不在設定取消)にリセットする(ステップS4
20)。そして、このフローを終了する。ステップS4
18において、カーソル位置が取消スイッチの位置でな
い場合には、カーソル位置がアドレス指定スイッチの位
置であるか否かを判別する(ステップS421)。この
位置である場合には、アドレス指定処理を行う(ステッ
プS422)。アドレス指定処理は、図20に示した第
1実施形態のフローと同じである。カーソル位置が上記
したいずれの位置にもない場合、又はカーソル位置に応
じた処理の後は、ステップ403に移行してマウス6の
移動を判別する。
【0141】ステップS405において、マウス6がク
リックされなかった場合には、図37のフローに移行し
て、キーボード4からデータ入力がされたか否かを判別
する(ステップS423)。データ入力がされた場合
は、文字カーソル位置が開始日時入力エリアであるか否
かを判別する(ステップS424)。この位置である場
合は、開始日時入力エリアに入力された開始日時のデー
タを表示し(ステップS425)、その開始日時データ
をRAM3にストアする(ステップS426)。そし
て、文字カーソルを移動する(ステップS427)。
【0142】ステップS424において、文字カーソル
位置が開始日時入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置が終了日時入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS428)。この位置である場合
は、終了日時入力エリアに入力された終了日時のデータ
を表示し(ステップS429)、その終了日時データを
RAM3にストアする(ステップS430)。そして、
文字カーソルを移動する(ステップS427)。文字カ
ーソルを移動した後、又は、ステップS423において
データ入力がない場合、若しく文字カーソル位置が開始
日時入力エリア及び終了日時入力エリアのいずれの位置
にもない場合には、図36のステップS403に移行し
てマウス6の移動を判別する。
【0143】図39〜図41は、図36のステップS4
14の転送先アドレス入力処理のフローであり、図42
は、転送アドレス入力画面である。この画面には、送信
アドレスのアドレス入力エリア、タイプ入力エリア、並
びに、マウス6のクリックによってオンとなるOKスイ
ッチ及び取消スイッチが表示されている。図39におい
て、図42の転送アドレス入力画面を表示して(ステッ
プS431)、カーソルを表示する(ステップS43
2)。また、文字カーソルをアドレス入力エリアに表示
する(ステップS433)。そして、マウス6の移動を
判別する(ステップS434)。
【0144】マウス6が移動されたときは、カーソル位
置を移動する(ステップS435)。次に、マウス6が
クリックされたか否かを判別する(ステップS43
6)。クリックされたときは、そのときのカーソル位置
を判別する。カーソル位置がOKスイッチであるか否か
を判別し(ステップS437)、この位置である場合に
は、画面に入力されたアドレスをRAM3の転送先アド
レスエリアにストアする(ステップS438)。そし
て、表示をクリアし(ステップS439)、このフロー
を終了する。ステップS437において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
取消スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S440)。この位置である場合には、表示をクリアし
(ステップS439)、このフローを終了する。
【0145】ステップS440において、カーソル位置
が取消スイッチの位置でない場合には、図40のフロー
において、カーソル位置がアドレス入力エリアの位置で
あるか否かを判別する(ステップS441)。この位置
である場合には、文字カーソルをアドレス入力エリアへ
移動する(ステップS442)。ステップS441にお
いて、カーソル位置がアドレス入力エリアの位置でない
場合には、カーソル位置がタイプ入力エリアの位置であ
るか否かを判別する(ステップS443)。この位置で
ある場合は、文字カーソルをタイプ入力エリアへ移動す
る(ステップS444)。文字カーソルを移動した後
は、図39のステップS434に移行して、マウス6の
移動を判別する。
【0146】図39のステップS436において、マウ
ス6がクリックされない場合には、図41のフローにお
いて、キーボード4からデータ入力があるか否かを判別
する(ステップS445)。データ入力があったとき
は、文字カーソル位置がアドレス入力エリアの位置にあ
るか否かを判別する(ステップS446)。アドレス入
力位置にある場合には、アドレス入力エリアに入力され
たデータを表示する(ステップS447)。そして、次
のデータ入力のために文字カーソルを移動する(ステッ
プS448)。
【0147】ステップS446において、文字カーソル
位置がアドレス入力位置でない場合には、文字カーソル
位置がタイプ入力エリアの位置にあるか否かを判別する
(ステップS449)。タイプ入力エリアの位置にある
場合には、タイプ入力エリアに入力されたデータを表示
する(ステップS450)。そして、次のデータ入力の
ために文字カーソルを移動する(ステップ448)。文
字カーソルを移動した後、又は文字カーソル位置がアド
レス入力エリアにもタイプ入力エリアにもない場合に
は、図39のステップS434に移行して、マウス6の
移動を判別する。
【0148】図43〜図45は、タイマインタラプト処
理のフローである。一定時間ごとのタイマインタラプト
が入ると、図1に示したサーバー300に対して端末装
置100のCPU1からアクセスする。図43におい
て、サーバー300のメールボックスに受信メールがあ
るか否かを判別する(ステップS451)。受信メール
がない場合には、直ちにこのフローを終了する。受信メ
ールがあった場合には、RAM3の受信メールストアエ
リアの受信メール(n)のエリアの番号を示すポインタ
nを1にセットする(ステップS452)。そして、n
で指定した受信メール(n)のエリアが空きか否かを判
別する(ステップS453)。
【0149】指定したエリアが空きでない場合は、nを
インクリメントして(ステップS454)、nが最大数
を超えたか否かを判別する(ステップS455)。最大
数を超えていない場合は、ステップS453に移行して
受信メール(n)のエリアが空きか否かを判別する。そ
して、nをインクリメントしながら、ステップS45
3、454、455のループを繰り返し、受信メール
(n)のエリアの空きを捜す。ステップS455におい
てnが最大数を超えた場合、すなわちRAM3の受信メ
ール(1)〜(N)のすべてのエリアが空きでない場合
には、一番古い受信日時の受信メールを捜す(ステップ
S456)。そして、そのメール番号をポインタnにセ
ットする(ステップS457)。
【0150】ステップS453において、指定した受信
メール(n)のエリアが空きである場合、又はステップ
S457において、一番古い受信日時のメール番号をn
にセットした場合は、その受信メール(n)のエリアに
サーバー300から取り込んだ受信メールをストアする
(ステップS458)。次に、開封フラグKAIFUF
(n)を0にリセットして未開封とし(ステップS45
9)、TIME(n)に受信日時をセットする(ステッ
プS460)。
【0151】次に、図36の不在設定処理において設定
した確定フラグKAKUTEIFが1であるか否かを判
別する(ステップS461)。このフラグが0である場
合は、不在設定がされていないので、このフローを終了
する。このフラグが1である場合は、不在設定がされて
いるので、TIME(n)にセットした受信日時が不在
の開始日時から終了日時までの範囲内にあるか否かを判
別する(ステップS462)。この範囲内にない場合に
はこのフローを終了する。
【0152】TIME(n)にセットした受信日時が、
この範囲内にある場合には、不在期間に受信メールを受
けたことになる。この場合は、フラグALLFが1であ
るか否か、すなわちRAM3のアドレスエリアにおい
て、全てのアドレスが指定されているか否かを判別する
(ステップS463)。全てのアドレスが指定されてい
る場合は、アドレスエリアのアドレス番号を示すポイン
タmを1にセットする(ステップS464)。
【0153】そして、受信メール(n)の送信アドレス
とポインタmで指定したアドレス(m)とが一致するか
否かを判別する(ステップS465)。一致しない場合
は、mをインクリメントして(ステップS466)、m
が最大数を超えたか否かを判別する(ステップS46
7)。最大数を超えていない場合には、ステップS46
5に移行して、受信メール(n)の送信アドレスとアド
レスエリアの指定したアドレス(m)とが一致するか否
かを判別する。そして、mをインクリメントしながら、
ステップS465、466、467のループを繰り返
し、一致するアドレスを捜す。
【0154】ステップS463において、ALLFが0
である場合には、図44のフローにおいて、ポインタm
を1にセットして(ステップS468)、指定フラグA
DDF(m)が1であるか否か、すなわち指定したアド
レスであるか否かを判別する(ステップS469)。こ
のフラグが0である場合は、指定したアドレスではない
ので、mをインクリメントして次のアドレスを指定し
(ステップS470)、mが最大数を超えた否かを判別
する(ステップS471)。最大数を超えない場合は、
ステップS469に移行して、ADDF(m)が1であ
るか否かを判別する。そして、mをインクリメントしな
がら、ステップS469、470、471のループを繰
り返し、ADDF(m)が1の指定したアドレスを捜
す。
【0155】ステップS469において、ADDF
(m)が1である場合は、受信メール(n)の送信アド
レスとアドレス(m)とが一致するか否かを判別する
(ステップS472)。一致しない場合は、mをインク
リメントしながら、ステップS473、470、47
1、469のループを繰り返し、一致するアドレスを捜
す。ステップS472において、受信メール(n)の送
信アドレスと一致するアドレス(m)があった場合は、
受信メールを転送する転送メール作成処理を行う(ステ
ップS473)。そして、その転送メールを指定された
宛先に送信する(ステップS474)。転送メール作成
処理については後述する。
【0156】また、図43のステップS465におい
て、全て指定されているアドレス中に受信メール(n)
の送信アドレスと一致するアドレス(m)がある場合
は、図44のステップS473に移行して転送メールを
作成し、その転送メールを送信する(ステップS47
4)。
【0157】図44のステップS469においてADD
F(m)が1でない場合、又はステップS472におい
て受信メール(n)の送信アドレスとアドレス(m)と
が一致しない場合に、mをインクリメントしていった結
果、ステップS471においてmが最大数を超えた場合
は、受信メール(n)の送信アドレスを定形メールの宛
先アドレスに設定し(ステップS475)、その定形メ
ールを送信する(ステップS476)。
【0158】また、図43のステップS465におい
て、全て指定されているアドレス中に受信メール(n)
の送信アドレスと一致するアドレス(m)がない場合
に、mをインクリメントしていった結果、ステップS4
67においてmが最大数を超えた場合は、図44のステ
ップS475に移行して、受信メール(n)の送信アド
レスを定形メールの宛先アドレスに設定し、定形メール
を送信する(ステップS476)。
【0159】図45は、図43のタイマインタラプト処
理のステップS473における転送メール作成処理のフ
ローである。この処理では、メール作成エリアの送信ア
ドレスエリアに、指定されている転送先メールアドレス
をストアし(ステップS477)、メール作成エリアの
件名入力エリアに受信メール(n)の件名をストアし
(ステップS478)、メール作成エリアの本文エリア
に受信メール(n)の本文をストアする(ステップS4
79)。そして、このフローを終了して図44のステッ
プS474に移行する。
【0160】このように、上記第3実施形態によれば、
図1の端末装置100は、電子メールを受信するメール
受信手段と、特定の相手先のアドレスを指定するアドレ
ス指定手段と、前記メール受信手段により電子メールが
受信されたことを検知したときに、当該受信した電子メ
ールの送信アドレスが前記アドレス指定手段によって指
定されているアドレスであるか否かを判別するメール判
別手段と、前記メール判別手段の判別結果が前記指定さ
れているアドレスでない場合には、あらかじめ用意され
た定形メールを当該受信した電子メールの送信アドレス
の宛先に自動送信するメール送信手段と、前記メール判
別手段の判別結果が前記指定されているアドレスである
場合には、当該受信した電子メールをあらかじめ指定さ
れた宛先に自動転送するメール転送手段と、を構成す
る。
【0161】そして、不在期間中に電子メールを受信し
たときは、その電子メールの送信アドレスがあらかじめ
指定したアドレスであるか否かを判別し、指定したアド
レスでない場合には不在のみを明示した定形メールを自
動送信し、指定したアドレスである場合には受信した電
子メールを指定した宛先に自動転送する。
【0162】したがって、不在期間中に受信した電子メ
ールのうち、その受信者が希望する送信者からの電子メ
ールだけを指定したアドレスに転送することができ、プ
ライバシーやその他の点で不都合な事態が頻発するのを
回避できる。指定したアドレスとしては、例えば、外出
先で所有する携帯端末や自宅で使用するパソコンのアド
レス等が考えられる。
【0163】なお、上記第3実施形態においては、RO
M2内に電子メールを送受信するプログラムを格納した
専用の電子メール装置について説明したが、フロッピー
ディスクやCD等の記録媒体に、電子メール処理のプロ
グラムを記録し、このプログラムを汎用のパソコンやワ
ープロ等の装置に実行させる構成にしてもよい。
【0164】すなわち、電子メールを受信する手順A
と、特定の相手先のアドレスを指定する手順Bと、前記
手順Aにより電子メールが受信されたことを検知したと
きに、当該受信した電子メールの送信アドレスが前記ア
ドレス指定手段によって指定されているアドレスである
か否かを判別する手順Cと、この手順Cの判別結果が前
記指定されているアドレスでない場合には、あらかじめ
用意された定形メールを当該受信した電子メールの送信
アドレスの宛先に自動送信する手順Dと、前記手順Cの
判別結果が前記指定されているアドレスである場合に
は、当該受信した電子メールをあらかじめ指定された宛
先に自動転送する手順Eと、を実行する電子メール処理
のプログラムを汎用のパソコンやワープロに実行させ
る。
【0165】次に、第4実施形態について説明する。図
46は、第4実施形態におけるRAM3のメモリマップ
である。この図で明らかなように、定形メールのエリア
は1種類であり、図23(1)に示した第1実施形態に
おける不在を明示した定形メールと同じものがストアさ
れるエリアが設けられている。また、受信メールを転送
するための転送先アドレスのエリアが設けられている。
その他は、図26に示した第2実施形態のメモリマップ
と同じである。
【0166】図47及び図48は、不在設定処理のフロ
ーであり、図49は不在設定画面の図である。この画面
には、不在期間の開始日時エリア及び終了日時エリアか
らなる時間設定画面、並びに、マウス6のクリックによ
ってオンとなる転送先アドレス入力スイッチ、メール作
成スイッチ、OKスイッチ、及び取消スイッチが表示さ
れている。
【0167】図47において、不在設定画面に時間設定
画面を表示し(ステップS500)、文字カーソルを開
始日時入力エリアに移動する(ステップS501)。ま
た、マウス6用のカーソルを表示する(ステップS50
2)。そして、マウス6が移動されたか否かを判別し
(ステップS503)、移動されたときはその移動に応
じてカーソルを移動する(ステップS504)。次に、
マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステップ
S505)。クリックされたときは、カーソル位置が開
始日時入力エリアであるか否かを判別する(ステップS
506)。この位置である場合は、文字カーソルの位置
を開始日時入力エリアに移動する(ステップS50
7)。
【0168】カーソル位置が開始日時入力エリアでない
場合には、カーソル位置が終了日時入力エリアであるか
否かを判別する(ステップS508)。この位置である
場合は、文字カーソルの位置を終了日時入力エリアに移
動する(ステップS509)。カーソル位置が終了日時
入力エリアでない場合には、カーソル位置が不在設定画
面のメール作成スイッチの位置であるか否かを判別する
(ステップS510)。この位置である場合は、定形メ
ール作成処理を行う(ステップS511)。定形メール
作成処理は、図22に示した第1実施形態のフローと同
じ処理である。次に、メールバッファの内容をRAM3
の定形メールのエリアにストアする(ステップS51
2)。
【0169】ステップS510において、カーソル位置
がメール作成スイッチの位置でない場合には、カーソル
位置が画面の転送先アドレス入力スイッチの位置である
か否かを判別する(ステップS513)。この位置であ
る場合は、転送先アドレス入力処理を行う(ステップS
514)。転送先アドレス入力処理は、図39〜図41
に示した第3実施形態のフローと同じ処理である。
【0170】ステップS513において、カーソル位置
が転送先アドレス入力スイッチの位置でない場合には、
カーソル位置がOKスイッチの位置であるか否かを判別
する(ステップS515)。この位置である場合は、不
在設定画面をクリアして、確定フラグKAKUTEIF
を1(不在設定)にセットする(ステップS516)。
そして、このフローを終了する。
【0171】ステップS515において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
取消スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S517)。この位置である場合は、定形メールの日時
エリアのデータをクリアし(ステップS518)、不在
設定処理画面をクリアして、確定フラグKAKUTEI
Fを0(不在設定取消)にリセットする(ステップS5
19)。そして、このフローを終了する。
【0172】ステップS517においてカーソル位置が
取消スイッチの位置でない場合、すなわち、カーソル位
置が上記したいずれの位置にもない場合、又はカーソル
位置に応じた処理の後は、ステップS503に移行して
マウス6の移動を判別する。
【0173】ステップS505において、マウス6がク
リックされなかった場合には、図48のフローに移行し
て、キーボード4からデータ入力がされたか否かを判別
する(ステップS520)。データ入力がされた場合
は、文字カーソル位置が開始日時入力エリアであるか否
かを判別する(ステップS521)。この位置である場
合は、開始日時入力エリアに入力された開始日時のデー
タを表示し(ステップS522)、その開始日時データ
をRAM3にストアする(ステップS523)。そし
て、文字カーソルを移動する(ステップS524)。
【0174】ステップS521において、文字カーソル
位置が開始日時入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置が終了日時入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS525)。この位置である場合
は、終了日時入力エリアに入力された終了日時のデータ
を表示し(ステップS526)、その終了日時データを
RAM3にストアして(ステップS527)、文字カー
ソルを移動する(ステップS524)。
【0175】ステップS524において文字カーソルを
移動した後、又は、ステップS520においてデータ入
力がない場合、若しくは文字カーソル位置が開始日時入
力エリア及び終了日時入力エリアのいずれの位置にもな
い場合には、図47のステップS503に移行してマウ
ス6の移動を判別する。
【0176】図50及び図51は、タイマインタラプト
処理のフローである。一定時間ごとのタイマインタラプ
トが入ると、図1に示したサーバー300に対して端末
100のCPU1からアクセスする。図49において、
サーバー300のメールボックスに受信メールがあるか
否かを判別する(ステップS528)。受信メールがな
い場合には、直ちにこのフローを終了する。受信メール
があった場合には、RAM3の受信メールストアエリア
の受信メール(n)のエリアの番号を示すポインタnを
1にセットする(ステップS529)。そして、nで指
定したM受信メール(n)のエリアが空きか否かを判別
する(ステップS530)。
【0177】指定したエリアが空きでない場合は、nを
インクリメントして(ステップS531)、nが最大数
を超えたか否かを判別する(ステップS532)。最大
数を超えていない場合は、ステップS530に移行して
受信メール(n)のエリアが空きか否かを判別する。そ
して、nをインクリメントしながら、ステップS53
0、531、532のループを繰り返し、受信メール
(n)のエリアの空きを捜す。ステップS532におい
てnが最大数を超えた場合、すなわちRAM3の受信メ
ールストアエリアの受信メール(1)〜(N)のエリア
のすべてが空きでない場合には、一番古い受信日時のメ
ールを捜す(ステップS533)。そして、そのメール
番号をポインタnにセットする(ステップS534)。
【0178】ステップS530において、指定した受信
メール(n)のエリアが空きである場合、又はステップ
S534において、一番古い受信日時のメール番号をn
にセットした場合は、その受信メール(n)のエリアに
サーバー300から取り込んだ受信メールをストアする
(ステップS535)。次に、開封フラグKAIFUF
(n)を0にリセットして未開封とし(ステップS53
6)、TIME(n)に受信日時をセットする(ステッ
プS537)。
【0179】次に、図47の不在設定処理において設定
した確定フラグKAKUTEIFが1であるか否かを判
別する(ステップS538)。このフラグが0である場
合は、不在設定がされていないのでこのフローを終了す
る。このフラグが1である場合は、不在設定がされてい
るので、TIME(n)にセットした受信日時が不在の
開始日時から終了日時までの範囲内にあるか否かを判別
する(ステップS539)。この範囲内にない場合には
このフローを終了する。
【0180】TIME(n)にセットした受信日時が、
この範囲内にある場合には、図51のフローにおいて、
受信メール(n)の緊急フラグEMF(n)が1である
か否かを判別する(ステップS540)。EMF(n)
が1(緊急)である場合は、転送メール作成処理を行う
(ステップS541)。転送メール作成処理は、図45
に示した第3実施形態のフローと同じ処理である。次
に、作成した転送メールを指定した宛先に送信する(ス
テップS542)。ステップS540において、EMF
(n)が0である(緊急でない)場合は、受信メール
(n)の送信アドレスを定形メールの宛先アドレスに設
定し(ステップS543)、図23(1)に示した第1
実施形態の場合と同じの不在のみを通知する定形メール
をその宛先に送信する(ステップS544)。転送メー
ル又は定形メールを送信した後は、このフローを終了す
る。
【0181】このように、上記第4実施形態によれば、
図1の端末装置100は、電子メールを受信するメール
受信手段と、前記メール受信手段により電子メールが受
信されたことを検知したときに、当該電子メールに緊急
を示す識別情報が含まれているか否かを判別するメール
判別手段と、前記メール判別手段が前記識別情報が含ま
れていないと判別した場合には、あらかじめ用意された
定形メールを当該受信した電子メールの送信アドレスの
宛先に対して自動送信するメール送信手段と、前記メー
ル判別手段が前記識別情報が含れていると判別した場合
には、当該受信した電子メールをあらかじめ指定された
宛先に対して自動転送するメール転送手段と、を構成す
る。
【0182】そして、不在期間中に電子メールを受信し
たときは、その電子メールに緊急を示す識別情報が含ま
れている否かを判別し、識別情報が含まれていない場合
には不在のみを明示した定形メールを自動送信し、識別
情報が含まれている場合には受信した電子メールを指定
した宛先に自動転送する。
【0183】したがって、不在期間中に受信した電子メ
ールのうち緊急を要するものだけを指定したアドレスに
転送することができ、プライバシーやその他の点で不都
合な事態が頻発するのを回避できる。指定したアドレス
としては、例えば、外出先で所有する携帯端末や自宅で
使用するパソコンのアドレスが考えられる。
【0184】なお、上記第4実施形態においては、RO
M2内に電子メールを送受信するプログラムを格納した
専用の電子メール装置について説明したが、フロッピー
ディスクやCD等の記録媒体に、電子メール処理のプロ
グラムを記録し、このプログラムを汎用のパソコンやワ
ープロ等の装置に実行させる構成にしてもよい。
【0185】すなわち、電子メールを受信する手順A
と、前記メール受信手段により電子メールが受信された
ことを検知したときに、当該電子メールに緊急を示す識
別情報が含まれているか否かを判別する手順Bと、前記
手順Bが前記識別情報が含まれていないと判別した場合
には、あらかじめ用意された定形メールを当該受信した
電子メールの送信アドレスの宛先に対して自動送信する
手順Cと、前記手順Bが前記識別情報が含まれていると
判別した場合には、当該受信した電子メールをあらかじ
め指定された宛先に対して自動転送する手順Dと、を実
行する電子メール処理のプログラムを汎用のパソコンや
ワープロに実行させる。
【0186】
【発明の効果】請求項1又は請求項7に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールの送信アドレスがあらかじめ指定されているアド
レスであるか否かを判別し、指定されていないアドレス
の場合にはその送信アドレスに対して不在の旨の定形メ
ールを自動送信し、指定されたアドレスの場合にはその
送信アドレスに対して緊急連絡先を明示した定形メール
を自動送信する。したがって、不在期間中に受信した電
子メールのうち、その受信者が希望する送信者とだけ連
絡をとることができ、プライバシーやその他の点で不都
合な事態が頻発するのを回避できる。
【0187】請求項2又は請求項8に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールに緊急を示す識別情報が含まれているか否かを判
別し、識別情報が含まれていない場合にはその送信アド
レスに対して不在の旨の定形メールを自動送信し、識別
情報が含まれている場合にはその送信アドレスに対して
緊急連絡先を明示した定形メールを自動送信する。した
がって、不在期間中に受信した電子メールのうち、その
受信メールが緊急を要する場合のみ外出先の受信者と連
絡をとることができ、プライバシーやその他の点で不都
合な事態が頻発するのを回避できる。
【0188】請求項4又は請求項9に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールの送信アドレスがあらかじめ指定されているアド
レスであるか否かを判別し、指定されていないアドレス
の場合にはその送信アドレスに対して不在の旨の定形メ
ールを自動送信し、指定されたアドレスの場合には別の
指定された宛先に対して受信メールを転送する。したが
って、不在期間中に受信した電子メールのうち、その受
信者が希望する送信者からの電子メールだけを指定した
アドレスに転送することができ、プライバシーやその他
の点で不都合な事態が頻発するのを回避できる。
【0189】請求項5又は請求項10に係る発明によれ
ば、不在期間に受信メールを受けた場合には、その受信
メールに緊急を示す識別情報が含まれているか否かを判
別し、識別情報が含まれていない場合にはその送信アド
レスに対して不在の旨の定形メールを自動送信し、識別
情報が含まれている場合には別の指定された宛先に対し
て受信メールを転送する。したがって、不在期間中に受
信した電子メールのうち、緊急を要するものだけを指定
したアドレスに転送することができ、プライバシーやそ
の他の点で不都合な事態が頻発するのを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子メール装置
のシステムのブロック図。
【図2】第1実施形態におけるRAMのデータエリアを
示す図。
【図3】図1におけるCPUのメインルーチンのフロー
チャート。
【図4】第1実施形態における受信表示処理のフローチ
ャート。
【図5】図4に続く受信表示処理のフローチャート。
【図6】第1実施形態における受信表示画面を示す図。
【図7】第1実施形態におけるメール表示処理のフロー
チャート。
【図8】第1実施形態における受信メール表示画面を示
す図。
【図9】第1実施形態におけるメール作成処理のフロー
チャート。
【図10】図9に続くメール作成処理のフローチャー
ト。
【図11】第1実施形態におけるメール作成画面を示す
図。
【図12】第1実施形態におけるアドレスリスト表示処
理のフローチャート。
【図13】第1実施形態におけるアドレスリスト表示画
面を示す図。
【図14】第1実施形態におけるアドレス入力処理のフ
ローチャート。
【図15】図14に続くアドレス入力処理のフローチャ
ート。
【図16】第1実施形態におけるアドレス入力画面を示
す図。
【図17】第1実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図18】図17に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図19】第1実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図20】第1実施形態におけるアドレス指定処理のフ
ローチャート。
【図21】第1実施形態におけるアドレスリスト表示画
面を示す図。
【図22】第1実施形態における定形メール作成処理の
フローチャート。
【図23】第1実施形態における定形メールの画面であ
り、(1)は不在の旨の定形メールA、(2)は緊急連
絡先を明示した定形メールB。
【図24】第1実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図25】図24に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図26】第2実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図27】第2実施形態におけるメール作成処理のフロ
ーチャート。
【図28】第2実施形態におけるメール作成画面を示す
図。
【図29】第2実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図31】図30に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図32】第2実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図33】第2実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図34】図33に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図35】第3実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図36】第3実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図37】図36に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図38】第3実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図39】第3実施形態における転送アドレス入力処理
のフローチャート。
【図40】図39に続く転送アドレス入力処理のフロー
チャート。
【図41】図39に続く転送アドレス入力処理のフロー
チャート。
【図42】第3実施形態における転送アドレス入力画面
を示す図。
【図43】第3実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図44】図43に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図45】第3実施形態における転送メール作成処理の
フローチャート。
【図46】第4実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図47】第4実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図48】図47に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図49】第4実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図50】第4実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図51】図50に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード 5 表示部 6 マウス 7 通信制御部 100 端末装置 200 専用回線 300 サーバー
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子メール装置
のシステムのブロック図。
【図2】第1実施形態におけるRAMのデータエリアを
示す図。
【図3】図1におけるCPUのメインルーチンのフロー
チャート。
【図4】第1実施形態における受信表示処理のフローチ
ャート。
【図5】図4に続く受信表示処理のフローチャート。
【図6】第1実施形態における受信表示画面を示す図。
【図7】第1実施形態におけるメール表示処理のフロー
チャート。
【図8】第1実施形態における受信メール表示画面を示
す図。
【図9】第1実施形態におけるメール作成処理のフロー
チャート。
【図10】図9に続くメール作成処理のフローチャー
ト。
【図11】第1実施形態におけるメール作成画面を示す
図。
【図12】第1実施形態におけるアドレスリスト表示処
理のフローチャート。
【図13】第1実施形態におけるアドレスリスト表示画
面を示す図。
【図14】第1実施形態におけるアドレス入力処理のフ
ローチャート。
【図15】図14に続くアドレス入力処理のフローチャ
ート。
【図16】第1実施形態におけるアドレス入力画面を示
す図。
【図17】第1実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図18】図17に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図19】第1実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図20】第1実施形態におけるアドレス指定処理のフ
ローチャート。
【図21】第1実施形態におけるアドレスリスト表示画
面を示す図。
【図22】第1実施形態における定形メール作成処理の
フローチャート。
【図23】第1実施形態における定形メールの画面であ
り、(1)は不在の旨の定形メールA、(2)は緊急連
絡先を明示した定形メールB。
【図24】第1実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図25】図24に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図26】第2実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図27】第2実施形態におけるメール作成処理のフロ
ーチャート。
【図28】図27に続くメール作成処理のフローチャー
ト。
【図29】第2実施形態におけるメール作成画面を示す
図。
【図30】第2実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図31】図30に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図32】第2実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図33】第2実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図34】図33に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図35】第3実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図36】第3実施形態における不在設定処理のフロー
チャート。
【図37】図36に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図38】第3実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図39】第3実施形態における転送アドレス入力処理
のフローチャート。
【図40】図39に続く転送アドレス入力処理のフロー
チャート。
【図41】図39に続く転送アドレス入力処理のフロー
チャート。
【図42】第3実施形態における転送アドレス入力画面
を示す図。
【図43】第3実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図44】図43に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図45】第3実施形態における転送メール作成処理の
フローチャート。
【図46】第4実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図47】第4実施形態における不在設定処理のフロー
チャート
【図48】図47に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図49】第4実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図50】第4実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図51】図50に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【符号の説明】 1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード 5 表示部 6 マウス 7 通信制御部 100 端末装置 200 専用回線 300 サーバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ用意された複数の定形メール
    を記憶するメール記憶手段と、 電子メールを受信するメール受信手段と、 特定の相手先のアドレスを指定するアドレス指定手段
    と、 前記メール受信手段により電子メールが受信されたこと
    を検知したときに、当該受信した電子メールの送信アド
    レスが前記アドレス指定手段によって指定されているア
    ドレスであるか否かを判別するメール判別手段と、 このメール判別手段の判別結果に応じて異なる定形メー
    ルを前記メール記憶手段から選択するメール選択手段
    と、 このメール選択手段によって選択された定形メールを当
    該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に対して自
    動送信するメール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  2. 【請求項2】 あらかじめ用意された複数の定形メール
    を記憶するメール記憶手段と、 電子メールを受信するメール受信手段と、 前記メール受信手段により電子メールが受信されたこと
    を検知したときに、当該電子メールに緊急を示す識別情
    報が含まれているか否かを判別するメール判別手段と、 前記メール判別手段の判別結果に応じて異なる定形メー
    ルを前記メール記憶手段から選択するメール選択手段
    と、 このメール選択手段で選択された定形メールを、当該受
    信した電子メールの送信アドレスの宛先に対して自動送
    信するメール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  3. 【請求項3】 前記メール判別手段、前記メール選択手
    段及び前記メール送信手段は、あらかじめ設定された時
    間帯のみ動作することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の電子メール装置。
  4. 【請求項4】 電子メールを受信するメール受信手段
    と、 特定の相手先のアドレスを指定するアドレス指定手段
    と、 前記メール受信手段により電子メールが受信されたこと
    を検知したときに、当該受信した電子メールの送信アド
    レスが前記アドレス指定手段によって指定されているア
    ドレスであるか否かを判別するメール判別手段と、 前記メール判別手段の判別結果が前記指定されているア
    ドレスでない場合には、あらかじめ用意された定形メー
    ルを当該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に自
    動送信するメール送信手段と、 前記メール判別手段の判別結果が前記指定されているア
    ドレスである場合には、当該受信した電子メールをあら
    かじめ指定された宛先に自動転送するメール転送手段
    と、 を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  5. 【請求項5】 電子メールを受信するメール受信手段
    と、 前記メール受信手段により電子メールが受信されたこと
    を検知したときに、当該電子メールに緊急を示す識別情
    報が含まれているか否かを判別するメール判別手段と、 前記メール判別手段が前記識別情報が含まれていないと
    判別した場合には、あらかじめ用意された定形メールを
    当該受信した電子メールの送信アドレスの宛先に対して
    自動送信するメール送信手段と、 前記メール判別手段が前記識別情報が含まれていると判
    別した場合には、当該受信した電子メールをあらかじめ
    指定された宛先に対して自動転送するメール転送手段
    と、 を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレス指定手段は、すべてのアド
    レスを一括して指定する全アドレス指定手段を含むこと
    を特徴とする請求項1又は4に記載の電子メール装置。
  7. 【請求項7】 あらかじめ用意された複数の定形メール
    を記憶する手順Aと、 電子メールを受信する手順Bと、 特定の相手先のアドレスを指定する手順Cと、 前記手順Bにより電子メールが受信されたことを検知し
    たときに、当該受信した電子メールの送信アドレスが前
    記手順Cによって指定されているアドレスであるか否か
    を判別する手順Dと、 この手順Dの判別結果に応じて異なる定形メールを前記
    手順Aによって記憶された前記複数の定形メールの中か
    ら選択する手順Eと、 この手順Eによって選択された定形メールを当該受信し
    た電子メールの送信アドレスの宛先に対して自動送信す
    る手順Fと、 を実行する電子メール処理のプログラムが記録された記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 あらかじめ用意された複数の定形メール
    を記憶する手順Aと、 電子メールを受信する手順Bと、 前記手順Bにより電子メールが受信されたことを検知し
    たときに、当該受信した電子メールに緊急を示す識別情
    報が含まれているか否かを判別する手順Cと、 この手順Cの判別結果に応じて異なる定形メールを前記
    手順Aによって記憶された前記複数の定形メールの中か
    ら選択する手順Dと、 この手順Dで選択された定形メールを、当該受信した電
    子メールの送信アドレスの宛先に対して自動送信する手
    順Eと、 を実行する電子メール処理のプログラムが記録された記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 電子メールを受信する手順Aと、 特定の相手先のアドレスを指定する手順Bと、 前記手順Aにより電子メールが受信されたことを検知し
    たときに、当該受信した電子メールの送信アドレスが前
    記アドレス指定手段によって指定されているアドレスで
    あるか否かを判別する手順Cと、 この手順Cの判別結果が前記指定されているアドレスで
    ない場合には、あらかじめ用意された定形メールを当該
    受信した電子メールの送信アドレスの宛先に自動送信す
    る手順Dと、 前記手順Cの判別結果が前記指定されているアドレスで
    ある場合には、当該受信した電子メールをあらかじめ指
    定された宛先に自動転送する手順Eと、 を実行する電子メール処理のプログラムが記録された記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 電子メールを受信する手順Aと、 前記手順Aにより電子メールが受信されたことを検知し
    たときに、当該電子メールに緊急を示す識別情報が含ま
    れているか否かを判別する手順Bと、 前記手順Bが前記識別情報が含まれていないと判別した
    場合には、あらかじめ用意された定形メールを当該受信
    した電子メールの送信アドレスの宛先に対して自動送信
    する手順Cと、 前記手順Bが前記識別情報が含まれていると判別した場
    合には、当該受信した電子メールをあらかじめ指定され
    た宛先に対して自動転送する手順Dと、 を実行する電子メール処理のプログラムが記録された記
    録媒体。
JP10261022A 1997-09-22 1998-09-01 電子メール装置及び電子メール処理のプログラムを記録した 記録媒体 Pending JPH11154125A (ja)

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JP9-273350 1997-09-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11154974A (ja) * 1997-11-22 1999-06-08 Casio Comput Co Ltd 電子メール装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11154974A (ja) * 1997-11-22 1999-06-08 Casio Comput Co Ltd 電子メール装置

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