JPH11175433A - 電子メール装置及び電子メール処理のプログラムを記録した 記録媒体 - Google Patents

電子メール装置及び電子メール処理のプログラムを記録した 記録媒体

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JPH11175433A
JPH11175433A JP10265822A JP26582298A JPH11175433A JP H11175433 A JPH11175433 A JP H11175433A JP 10265822 A JP10265822 A JP 10265822A JP 26582298 A JP26582298 A JP 26582298A JP H11175433 A JPH11175433 A JP H11175433A
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JP10265822A
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Yoshito Yamaguchi
善登 山口
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの受信者が不在した期間等のよう
に、受信者が応答できない特定の期間内に返信日時を指
定した電子メールを受信した場合には、送信者にその返
信日時を変更できるか否かを問い合わせて、その回答に
応じて適切な対応ができるようにする。 【解決手段】 キーボード4は、電子メールの受信者の
不在期間等の特定の日時期間を設定する。CPU1は、
ROM2のプログラムにしたがって、一定時間ごとに通
信制御部7及び専用回線200を介してサーバー300
にアクセスし、特定の期間内に返信日時を指定した電子
メールを受信した場合には、その返信日時を特定の日時
期間外の別の返信日時に変更することを要求する返信メ
ールを自動送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メールを送
受信する電子メール装置及び電子メール処理のプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやパソコン通信によって
電子メールの利用が急速に増加し、電子メールを送受信
するための電子メール装置も広く普及している。従来の
電子メール装置の中には、受信者(オペレータ)が不在
のときに電子メールを受信した場合は、その受信の直後
に、予め作成しておいた不在の旨を示す定形メールを、
受信した電子メールの送信者に対して自動的に送信する
ものがある。したがって、送信者は受信者が不在である
ことが分かる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、受信される
電子メールの内容には返信を要するものがあり、しかも
返信日時を指定する場合が多い。ところが受信した時も
返信日時もともに不在期間である場合には、応答するこ
とができない。この対策として、不在時に来た電子メー
ル全てに対して緊急連絡先等を記載した定形メールを自
動送信する方法が考えられる。しかしながら、全ての送
信者に対して緊急連絡先等が知られることになるため、
プライバシーやその他の点で不都合な事態が頻発する場
合がある。本発明の課題は、電子メールの受信者が不在
した期間等のように、受信者が応答できない特定の期間
内に返信日時を指定した電子メールを受信した場合に
は、送信者にその返信日時を変更できるか否かを問い合
わせて、その回答に応じて適切な対応ができるようにす
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電子メー
ル装置は、電子メールを受信するメール受信手段と、特
定の日時期間を設定する日時設定手段と、メール受信手
段が特定の日時期間内に電子メールを受信したか否かを
判別する受信日時判別手段と、この受信日時判別手段に
よって特定の日時期間内に受信したと判別された電子メ
ールが、返信日時を指定した返信日時指定メールである
か否かを判別するメール判別手段と、このメール判別手
段によって返信日時指定メールと判別された場合には、
返信日時が前記の日時期間内であるか否かを判別する返
信日時判別手段と、この返信日時判別によって判別され
た返信日時が特定の日時期間内である場合には、返信日
時を前記の日時期間外の別の返信日時に変更することを
要求する返信メールを自動送信するメール送信手段と、
を備えた構成になっている。
【0005】請求項6に係る電子メール装置は、電子メ
ールを受信するメール受信手段と、特定の日時期間を設
定する日時設定手段と、前記メール受信手段が前記特定
の日時期間内に電子メールを受信したか否かを判別する
受信日時判別手段と、この受信日時判別手段によって前
記特定の日時期間内に受信したと判別された前記電子メ
ールが、返信日時を指定した返信日時指定メールである
か否かを判別するメール判別手段と、このメール判別手
段によって前記返信日時指定メールと判別された場合に
は、当該返信日時が前記特定の日時期間内であるか否か
を判別する返信日時判別手段と、この返信日時判別手段
によって判別された前記返信日時が前記特定の日時期間
内である場合には、当該返信日時を前記特定の日時期間
外の別の返信日時に変更することを要求する変更要求メ
ールを自動送信するメール送信手段と、このメール送信
手段によって前記変更要求メールを送信した後に、前記
メール受信手段が当該変更要求を受諾する旨の返信メー
ルを受信した場合には、前記返信日時指定メールの返信
日時を変更する日時変更手段と、前記メール送信手段に
よって前記変更要求メールを送信した後に、前記メール
受信手段が当該変更要求を拒否する旨の返信メールを受
信した場合には、前記返信日時指定メールをあらかじめ
指定された宛先に自動転送するメール転送手段と、を備
えた構成になっている。
【0006】請求項11に係る記録媒体は、電子メール
を受信する手順Aと、特定の日時期間を設定する手順B
と、特定の日時期間内に電子メールを受信したか否かを
判別する手順Cと、特定の日時期間内に受信された電子
メールが、返信日時を指定した返信日時指定メールであ
るか否かを判別する手順Dと、返信日時指定メールで指
定された返信日時が特定の日時期間内であるか否かを判
別する手順Eと、返信日時が特定の日時期間内である場
合には、返信日時を特定の日時期間外の別の返信日時に
変更することを要求する返信メールを自動送信する手順
Fと、を実行する電子メール処理のプログラムを記録し
ている。
【0007】請求項12に係る記録媒体は、電子メール
を受信する手順Aと、特定の日時期間を設定する手順B
と、手順Aが特定の日時期間内に電子メールを受信した
か否かを判別する手順Cと、手順Cによって特定の日時
期間内に受信したと判別された電子メールが、返信日時
を指定した返信日時指定メールであるか否かを判別する
手順Dと、手順Dによって返信日時指定メールと判別さ
れた場合には、返信日時が特定の日時期間内であるか否
かを判別する手順Eと、手順Eによって判別された返信
日時が特定の日時期間内である場合には、返信日時を特
定の日時期間外の別の返信日時に変更することを要求す
る変更要求メールを自動送信する手順Fと、手順Fによ
って変更要求メールを送信した後に、手順Aが変更要求
を受諾する旨の返信メールを受信した場合には、返信日
時指定メールの返信日時を変更する手順Gと、手順Fに
よって変更要求メールを送信した後に、手順Aが当該変
更要求を拒否する旨の返信メールを受信した場合には、
返信日時指定メールをあらかじめ指定された宛先に自動
転送する手順Hと、を実行する電子メール処理のプログ
ラムを記録している。
【0008】請求項1又は請求項11に記載の発明によ
れば、受信した電子メールが返信日時を指定するメール
で、その指定された返信日時が、受信者の不在期間等の
ような特定の日時期間内である場合には、指定された返
信日時を特定の日時期間外の応答できる別の返信日時に
変更することを要求する返信メールを自動送信する。こ
の場合において、請求項2に記載の発明のように、返信
日時の変更ができない場合には、緊急連絡先等のような
別の受信アドレス情報を含めた返信メールを自動送信す
る。
【0009】請求項6又は請求項12に記載の発明によ
れば、受信した電子メールが返信日時を指定するメール
で、その指定された返信日時が、受信者の不在期間等の
ような特定の日時期間内である場合には、指定された返
信日時を特定の日時期間外の応答できる別の返信日時に
変更することを要求し、その要求が受け入れられない場
合には、返信日時指定メールをあらかじめ指定された宛
先に自動転送する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態及び
第2実施形態について、図1〜図50を参照して説明す
る。図1は、本発明の各実施形態における電子メール装
置の構成を示すブロック図である。電子メールの送受信
が可能な複数の端末装置100の各々は、専用回線20
0を介してサーバー300に常時接続されている。そし
て、各端末装置100は、一定時間ごとに発生するタイ
マインタラプトに応じてサーバー300にアクセスし、
自分宛の電子メールが届いているかを問い合わせ、届い
ている場合にはその電子メールをサーバー300から受
信する。各実施形態において、「受信メール」は受信し
た電子メール、「返信メール」は受信メールに応答する
電子メール、「転送メール」は受信メールを指定された
宛先に転送する場合の電子メール、「定形メール」は一
定の形式で作成された電子メールを示している。
【0011】各端末装置100において、CPU1は、
内部システムバスを介して、ROM2、RAM3、キー
ボード4、表示部5、マウス6、及び通信制御部7に接
続されている。そして、通信制御部7を介して、専用回
線200に接続されている。CPU1はこの端末装置1
00の中核であり、内部システムバスに接続されたRO
M2、キーボード4、マウス6等の上記各部と共同し
て、各実施形態におけるメール受信手段、メール送信手
段、メール転送手段、その他を構成する。ROM2は、
CPU1が実行するプログラムやイニシャライズ処理に
おける初期データを記憶している。RAM3は、キーボ
ード4から入力された送信の電子メールのデータ、サー
バー300から受信した電子メールのデータを記憶する
メール記憶手段を構成する。
【0012】キーボード4は、各種スイッチ(図示せ
ず)を備えている。メールスイッチは、電子メール処理
に移行するスイッチである。文字入力スイッチ及びテン
キースイッチは、電子メールのアドレスや送信文を入力
するためのスイッチである。表示部5は、送信する電子
メール、受信した電子メールを表示する。マウス6は、
表示部5の画面内のカーソルを操作に応じて移動し、キ
ーボード4の文字入力の位置を指定する。カーソルで指
定した位置でマウス6をクリックすることにより種々の
選択を行う。
【0013】図2は、第1実施形態におけるRAM3の
データエリア、すなわちメモリマップを示している。メ
ール作成エリアは、送信する電子メールのデータを格納
するエリアであり、送信先のアドレス、件名、本文、返
信日時を指定するメールであること示す返信フラグHE
NSINF、返信日時のデータで構成される。アドレス
エリアは、送信先である他の複数の端末装置100のア
ドレス(1)〜アドレス(M)のM個のアドレスが登録
される。各アドレスは、相手の名前(Name)、相手
のアドレス、メールタイプ(TYPE)で構成されてい
る。受信メールストアエリアには、受信メール(1)〜
受信メール(N)のエリアがあり、N個分の受信メール
をストアすることができる。各受信メール(1)〜
(N)のエリアのデータは、送信者アドレス、件名、本
文、受信日時をストアするレジスタTIME、開封され
たか否かを示す開封フラグKAIFUF、返信日時を指
定しているか否かを示す返信フラグHENSINF、返
信日時のデータで構成される。KAIFUFは、受信し
た電子メールが開封されると「1」、未開封のとき
「0」となる。HENSINFは、返信日時を指定した
電子メールの場合には「1」、返信日時を指定しない電
子メールの場合には「0」となる。
【0014】その他、RAM3には、自動送信する2種
類の定形メールA及び定形メールBの文書をストアする
エリア、返信日時変更願メールのエリア、返信メールに
対する応答の電子メールを待つ相手先の待ちアドレス
(1)〜(L)のエリア及びその待ちメール番号(1)
〜(L)のエリア、返信日時変更を了承するか否かを示
すパスワードのエリア及びパスワードに対応するフラグ
PASFのエリア、不在期間等の特定の日時期間の開始
日時及び終了日時のエリアが設けられている。
【0015】また、不在設定の際の不在期間の開始日時
及び終了日時をストアするエリア、不在設定の確定で
「1」にセットされ、不在設定の取消で「0」にリセッ
トされるフラグKAKUTEIF、受信メールエリアの
受信メールを指定するレジスタA、電子メール処理のモ
ードのときに「1」にセットされ、電子メール処理以外
のモードのときに「0」にリセットされるフラグONF
が設けられている。
【0016】次に、CPU1によって実行されるフロー
チャート及び表示部5に表示された画面を参照して、第
1実施形態の動作について説明する。図3は、CPU1
のメインルーチンのフローチャートである。このフロー
において、電子メールの処理を表すオンフラグONFが
1(電子メール処理)であるか否かを判別する(ステッ
プS1)。このフラグが1である場合は、電子メールの
受信表示処理を行い(ステップS2)、このフラグが0
である場合は、電子メール処理以外のその他の処理を行
う(ステップS3)。
【0017】ステップS2又はS3の処理の後、キーボ
ード4を走査して、スイッチがオンされたか否かを判別
する(ステップS4)。オンされた場合には、オンされ
たスイッチがメールスイッチであるか否かを判別する
(ステップS5)。メールスイッチがオンされたとき
は、ONFを1にセットする(ステップS6)。ONF
のセットの後、又はステップS4においていずれのスイ
ッチもオンされない場合、若しくはステップS5におい
てオンされたスイッチがメールスイッチでない場合に
は、ステップS1に移行して、上記した処理を繰り返し
実行する。
【0018】図4及び図5は、図3のステップS2にお
ける受信表示処理のルーチンを示すフローチャートであ
る。また、図6は、受信表示画面を示す図である。この
画面には、受信メールリストの他、マウス6のクリック
でオンとなる不在スイッチ、削除スイッチ、通常メール
作成スイッチ、返信日時指定メール作成スイッチ、アド
レス入力スイッチ、開封スイッチ、及び取消スイッチが
表示されている。図4において、受信メール枠の画面を
表示し(ステップS10)、RAM3の受信メールスト
アエリアの受信メール(1)〜(N)の番号を指定する
ポインタnを1にセットし(ステップS11)、nをイ
ンクリメントしながらステップS12からステップS1
9までのループ処理を実行して、図6に示すような、送
信者の名前、件名、受信日時等を表示する。
【0019】すなわち、RAM3の受信メールストアエ
リアにおいて、nで指定した受信メール(n)及びその
受信日時TIME(n)を画面に表示する(ステップS
12)。そして、表示された受信メールのフラグKAI
FUF(n)が0であるか否かを判別する(ステップS
13)。このフラグが0である場合は、その受信メール
が未開封であるので、図6の受信メールリストの名前の
左横欄に未開封マーク◎を表示する(ステップS1
4)。ステップS13において、このフラグが1である
場合は、すでにその受信メールは開封されているので、
未開封マークは表示しない。
【0020】次に、受信メールの返信日時指定フラグH
ENSINF(n)が1であるか否かを判別し(ステッ
プS15)、このフラグが1である場合には、図6の画
面における受信日時の横に返信日時指定マーク(感嘆符
!)を表示する(ステップS16)。このフラグが0で
ある場合には、返信日時指定マークは表示しない。次
に、nをインクリメントして(ステップS17)、nが
最大数以下であるか否かを判別する(ステップS1
8)。nが最大数以下である場合には、受信メール
(n)のエリアが空きであるか否かを判別する(ステッ
プS19)。空きでない場合は、ステップS12に移行
して、受信メール(n)を画面に表示する。そして、n
をインクリメントしながら、受信メール(n)のエリア
が空きになるまでステップS12〜ステップS19のル
ープを繰り返して、受信メールのリストを順に表示して
ゆく。
【0021】ステップS18においてポインタnが最大
数より大きくなった場合、又はステップS19において
nで指定した受信メール(n)のエリアが空きであった
場合は、反転表示をする受信メールを指定するレジスタ
Aに1をセットして(ステップS20)、図6の画面に
おいて、受信メール(A)リストを反転表示する(ステ
ップS21)。したがって、最初は受信メールリストの
一番先頭の受信メールの名前及び受信日時を反転表示す
る。
【0022】次に、画面内にカーソル表示をして(ステ
ップS22)、マウス6の移動を判別する(ステップS
23)。マウス6が移動された場合は、その移動に応じ
てカーソル表示を移動する(ステップS24)。そし
て、マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステ
ップS25)。クリックされない場合は、ステップS2
3に移行してマウス6の移動を判別する。マウス6がク
リックされたときは、そのときのカーソル位置が受信メ
ールリストの画面上の位置であるか否かを判別する(ス
テップS26)。いずれかの受信メールの位置である場
合には、カーソル位置のメール番号をレジスタAにセッ
トする(ステップS27)。そして、受信メール(A)
リストを反転表示する(ステップS28)。また、それ
以外の反転表示されている受信メールリストを通常表示
にする(ステップS29)。この後、ステップS23に
移行して、マウス6の移動を判別する。
【0023】ステップS26において、カーソル位置が
受信メールリストの画面上にない場合には、図5のフロ
ーに移行して、カーソル位置が図6の画面の上部にある
アイコンスイッチのうち、不在スイッチ、削除スイッ
チ、通常メール作成スイッチ、返信日時指定メール作成
スイッチ、アドレス入力スイッチ、開封スイッチ、取消
スイッチのいずれかのスイッチの位置にあるかを判別す
る。
【0024】カーソル位置が開封スイッチの位置にある
か否かを判別し(ステップS30)、この位置にある場
合にはメール表示処理を実行する(ステップS31)。
メール表示処理については後述する。開封スイッチの位
置にない場合には、カーソル位置が通常メール作成スイ
ッチの位置にあるか否かを判別し(ステップS32)、
この位置にある場合には通常メール作成処理を実行する
(ステップS33)。通常メール作成処理については後
述する。カーソル位置が通常メール作成スイッチの位置
にない場合には、カーソル位置が返信日時指定メール作
成スイッチの位置にあるか否かを判別し(ステップS3
4)、この位置にある場合には返信日時指定メール作成
処理を実行する(ステップS35)。返信日時指定メー
ル作成処理については後述する。カーソル位置が返信日
時指定メール作成スイッチの位置にない場合には、カー
ソル位置が不在スイッチの位置にあるか否かを判別し
(ステップS36)、この位置にある場合には不在設定
処理を実行する(ステップS37)。不在設定処理につ
いては後述する。
【0025】カーソル位置が不在スイッチの位置にない
場合には、カーソル位置がアドレス入力スイッチの位置
にあるか否かを判別し(ステップS38)、この位置に
ある場合にはアドレス入力処理を実行する(ステップS
39)。アドレス入力処理については後述する。カーソ
ル位置がアドレス入力スイッチの位置にない場合には、
カーソル位置が削除スイッチの位置にあるか否かを判別
し(ステップS40)、この位置にある場合にはRAM
3から受信メール(A)を削除し(ステップS41)、
残っている受信メールを受信時間順にソートする(ステ
ップS42)。この後、図4のステップS10に移行し
て受信メール枠画面を表示する。
【0026】カーソル位置が削除スイッチの位置にない
場合には、カーソル位置が取消スイッチの位置にあるか
否かを判別し(ステップS43)、この位置にある場合
には受信メール表示をクリアして(ステップS44)、
フラグONFを0にリセットする(ステップS45)。
この後、図3のメインルーチンに戻る。カーソル位置が
図6の画面上部のいずれのアイコンスイッチの位置にも
ない場合、又は、ステップS31のメール表示処理、ス
テップS33の通常メール処理、ステップS35の返信
指定メール作成処理、ステップS37の不在設定処理、
ステップS39のアドレス入力処理の終了後は、図4の
ステップS23に移行して図6の画面においてマウス6
の移動を判別する。なお、各処理について以下に述べ
る。
【0027】図7は、図5のステップS31のメール表
示処理のフローである。また、図8は通常メールの表示
画面であり、図9は返信日時指定メールの表示画面であ
る。図7において、フラグHENSINF(A)が1で
あるか否かを判別する(ステップS50)。すなわち、
受信メール(A)が返信日時を指定する受信メールか否
かをこのフラグで判別する。HENSINFが1である
場合には、図9の返信日時指定メールの枠画面を表示す
る(ステップS51)。一方、HENSINFが0であ
る場合には、図8の通常メールの枠画面を表示する(ス
テップS52)。そして、表示した枠画面において、宛
先アドレスエリアに受信メール(A)の送信アドレスを
表示し(ステップS53)、件名エリアに受信メール
(A)の件名データを表示し(ステップS54)、本文
エリアに受信メール(A)の本文データを表示する(ス
テップS55)。また、開封指示に応じて、KAIFU
F(A)を1にセットする(ステップS54)。さら
に、HENSINF(A)が1であるか否かを判別し
(ステップS57)、このフラグが1である場合には、
図9の画面の返信日時エリアに受信メール(A)の返信
日時を表示する(ステップS58)。
【0028】次に、表示画面にカーソルを表示し(ステ
ップS59)、マウス6が移動されか否かを判別する
(ステップS60)。移動された場合は、その移動に応
じてカーソルを移動する(ステップS61)。そして、
マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステップ
S62)。クリックされた場合は、カーソル位置が取消
スイッチの位置であるか否かを判別し(ステップS6
3)、この位置である場合には、メール表示画面をクリ
アして(ステップS64)、受信メール(A)の未開封
マーク◎を消去する(ステップS65)。そして、この
フローを終了する。ステップS62においてクリックが
されなかった場合、又はステップS63においてカーソ
ル位置が取消スイッチの位置でない場合には、ステップ
S60に移行してマウス6の移動を判別する。
【0029】図10及び図11は、図5のステップS3
3の通常メール作成処理のフローであり、図12は通常
メール作成画面である。この画面には、通常メールのア
ドレス入力エリア、件名入力エリア、本文入力エリアの
他、マウス6のクリックによってオンになるアドレスリ
ストスイッチ、送信スイッチ、取消スイッチが表示され
る。図10において、RAM3のメール作成エリアのデ
ータをクリアするとともに、図12の通常メール作成の
枠画面を表示する(ステップS70)。そして、図12
の画面にマウス6用のカーソルを表示し(ステップS7
1)、文字カーソルをアドレス入力エリアに表示する
(ステップS72)。
【0030】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS73)、移動された場合には、その移動
に応じて画面のカーソル位置を移動する(ステップS7
4)。そして、マウス6がクリックされたか否かを判別
し(ステップS75)、クリックされたときは、図12
のメール作成画面におけるカーソル位置に応じて処理を
行う。
【0031】カーソル位置がアドレス入力エリアの位置
であるか否かを判別し(ステップS76)、この位置で
ある場合には文字カーソルをアドレス入力エリアに移動
する(ステップS77)。カーソル位置がアドレス入力
エリアの位置でない場合には、カーソル位置が件名入力
エリアであるか否かを判別し(ステップS78)、この
位置である場合には文字カーソルを件名入力エリアに移
動する(ステップS79)。カーソル位置が件名入力エ
リアの位置でない場合には、カーソル位置が本文入力エ
リアの位置であるか否かを判別し(ステップS80)、
この位置である場合には文字カーソルを本文入力エリア
に移動する(ステップS81)。
【0032】カーソル位置が本文入力エリアの位置でな
い場合には、カーソル位置がアドレスリストスイッチの
位置であるか否かを判別し(ステップS82)、この位
置である場合にはアドレスリスト表示処理を実行する
(ステップS83)。アドレスリスト表示処理の後は、
ステップS73に移行してマウス6の移動を判別する。
なお、アドレスリスト表示処理については後述する。カ
ーソル位置がアドレス入力スイッチの位置でない場合に
は、カーソル位置が送信スイッチの位置であるか否かを
判別し(ステップS84)、この位置である場合にはメ
ール作成エリアの送信アドレスに自己のアドレスをスト
アして(ステップS85)、送信処理を行う(ステップ
S86)。次に、送信処理が終了したか否かを判別する
(ステップS87)。終了していない場合には、ステッ
プS86の送信処理を続行する。送信処理が終了したと
きは、メール作成画面の表示をクリアする(ステップS
88)。そして、このフローを終了する。
【0033】ステップS84において、カーソル位置が
送信スイッチの位置でない場合には、取消スイッチの位
置であるか否かを判別し(ステップS89A)、この位
置である場合にはメールバッファの内容をクリアして
(ステップS89B)、メール作成画面の表示をクリア
する(ステップS88)。そして、このフローを終了す
る。ステップS89Aにおいて、カーソル位置が取消ス
イッチの位置になく、他の位置にもない場合には、ステ
ップS73に移行してマウス6の移動を判別する。
【0034】ステップS75において、マウス6のクリ
ックがされなかった場合には、図11のフローにおい
て、キーボード4からデータ入力があるか否かを判別す
る(ステップS90)。データ入力がない場合には、図
10のステップS73に移行してマウス6の移動を判別
する。データ入力がされた場合には、文字カーソル位置
がアドレス入力エリアの位置であるか否かを判別する
(ステップS91)。この位置である場合には、アドレ
ス入力エリアに入力データを表示し(ステップS9
2)、RAM3のメール作成バッファのアドレスエリア
に入力データをストアする(ステップS93)。そし
て、文字カーソルを次の文字入力位置に移動する(ステ
ップS94)。
【0035】ステップS91において、文字カーソル位
置がアドレス入力エリアの位置ではない場合には、文字
カーソル位置が件名入力エリアの位置であるか否かを判
別する(ステップS95)。この位置である場合には、
件名入力エリアに入力データを表示し(ステップS9
6)、RAM3のメール作成バッファの件名エリアにそ
の入力データをストアする(ステップS97)。そし
て、文字カーソルを次の文字入力位置に移動する(ステ
ップS98)。
【0036】ステップS95において、文字カーソル位
置が件名入力エリアの位置ではない場合には、文字カー
ソル位置が本文入力エリアの位置であるか否かを判別す
る(ステップS99)。この位置である場合には、本文
入力エリアに入力データを表示し(ステップS10
0)、RAM3のメール作成バッファの本文エリアにそ
の入力データをストアする(ステップS101)。そし
て、文字カーソルを次の文字入力位置に移動する(ステ
ップS102)。
【0037】ステップS94、ステップS98、又はス
テップS102において、文字カーソルを移動した後
は、図10のステップS73に移行して、マウス6の移
動を判別する。また、ステップS99において文字カー
ソル位置が本文入力エリアでなく、他の入力エリアにも
ない場合は、図10のステップS73に移行して、マウ
ス6の移動を判別する。
【0038】図13〜図15は、図5のステップS35
における返信日時指定メール作成処理のフローであり、
図16は、返信日時指定メール作成画面である。この画
面には、返信日時指定メールのアドレス入力エリア、件
名入力エリア、本文入力エリア、返信日時入力エリアの
他、マウス6のクリックでオンとなるアドレスリストス
イッチ、送信スイッチ、及び取消スイッチが表示されて
いる。図13において、RAM3のメール作成エリアを
クリアして(ステップS110)、返信日時指定メール
の枠画面を表示する(ステップS111)。そして、メ
ール作成エリアのフラグHENSINFを1にセットす
る(ステップS112)。次に、マウス6用のカーソル
表示をするとともに(ステップS113)、文字入力用
の文字カーソルをアドレス入力エリアに表示する(ステ
ップS114)。
【0039】そして、マウス6が移動されたか否かを判
別する(ステップS115)。移動された場合はその移
動に応じてカーソルを移動する(ステップS116)。
次に、マウス6がクリックされたか否かを判別し(ステ
ップS117)、クリックされた場合には、カーソル位
置が図16における文字を入力する入力エリアであるか
否かを判別する(ステップS118)。カーソル位置が
入力エリアである場合には、その入力エリアがアドレス
入力エリアであるか、件名入力エリアであるか、本文入
力エリアであるか、又は返信日時入力エリアであるかを
判別する(ステップS119)。
【0040】カーソル位置がアドレス入力エリアである
場合には、アドレス入力エリアに文字カーソルを移動す
る(ステップS120)。件名入力エリアである場合に
は、件名入力エリアに文字カーソルを移動する(ステッ
プS121)。本文入力エリアである場合には、本文入
力エリアに文字カーソルを移動する(ステップS12
2)。返信日時入力エリアである場合には、返信日時入
力エリアに文字カーソルを移動する(ステップS12
3)。そして、文字カーソルを移動した後は、ステップ
S115に移行してマウス6の移動を判別する。
【0041】ステップS118において、カーソル位置
が入力エリアでない場合には、図14に移行して、図1
6の画面のいずれかのアイコンスイッチ上の位置にある
か否かを判別する(ステップS124)。カーソル位置
がアイコンスイッチ上の位置にある場合には、アドレス
リストスイッチ、送信スイッチ、又は取消スイッチのい
ずれの位置にあるか否かを判別する(ステップS12
5)。
【0042】カーソル位置が送信スイッチ上である場合
には、RAM3のメール作成エリアの送信アドレスを自
己アドレスにして(ステップS126)、送信処理を行
う(ステップS127)。そして、送信が終了したか否
かを判別し(ステップS128)、送信が終了していな
い場合には、ステップS127の送信処理を続行する。
送信が終了した場合には、返信日時指定メール作成画面
の表示をクリアして(ステップS129)、このフロー
を終了する。
【0043】ステップS125において、カーソル位置
がアドレスリストスイッチ上である場合には、アドレス
リスト表示処理を行う(ステップS130)。アドレス
リスト表示処理については後述する。アドレスリスト表
示処理の後は、図13のステップS115に移行してマ
ウス6の移動を判別する。ステップS125において、
カーソル位置が取消スイッチ上である場合には、RAM
3のメール作成エリアをクリアして(ステップS13
1)、返信指定メール作成画面の表示をクリアする(ス
テップS129)。ステップS124において、カーソ
ル位置がいずれのアイコンスイッチの位置にもない場合
には、図13のステップS115に移行してマウス6の
移動を判別する。ステップS129において表示をクリ
アした後は、このフローを終了する。
【0044】図13のステップS117において、マウ
ス6がクリックされない場合は、図15に移行して、キ
ーボード4からデータ入力があるか否かを判別する(ス
テップS132)。データ入力があった場合は、文字カ
ーソル位置がアドレス入力エリアであるか、件名入力エ
リアであるか、本文入力エリアであるか、又は返信日時
入力エリアであるかを判別する(ステップS133)。
【0045】文字カーソル位置がアドレス入力エリアで
ある場合には、画面のアドレス入力エリアに入力データ
を表示し(ステップS134)、RAM3のメール作成
エリアのアドレスエリアに入力データをストアする(ス
テップS135)。文字カーソル位置が件名入力エリア
である場合には、画面の件名入力エリアに入力データを
表示し(ステップS136)、RAM3のメール作成エ
リアの件名エリアに入力データをストアする(ステップ
S137)。文字カーソル位置が本文入力エリアである
場合には、画面の本文入力エリアに入力データを表示し
(ステップS138)、RAM3のメール作成エリアの
本文エリアに入力データをストアする(ステップS13
9)。文字カーソル位置が返信日時入力エリアである場
合には、画面の返信日時入力エリアに入力データを表示
し(ステップS140)、RAM3のメール作成エリア
の返信日時エリアに入力データをストアする(ステップ
S141)。
【0046】ステップS135、137、139、又は
141において、入力データをストアした後は、文字カ
ーソルを移動する(ステップS142)。そして、文字
カーソルを移動した後、又は、ステップS132におい
て、データ入力がない場合には、図13のステップS1
15に移行してマウス6の移動を判別する。
【0047】図17は、図10のステップS83及び図
14のステップS130におけるアドレスリスト表示処
理のフローであり、図18は、アドレスリスト表示画面
である。この画面には、アドレスリストの他、マウス6
のクリックによってオンとなる新規入力スイッチ、削除
スイッチ、OKスイッチ、及び取消スイッチが表示され
る。図17において、まず、アドレスリストの枠画面を
表示する(ステップS150)。次に、アドレス番号を
示すポインタmを1にセットし(ステップS151)、
mをインクリメントしながら、mで指定したアドレス
(m)のデータを表示する(ステップS152)。すな
わち、mをインクリメントし(ステップS153)、m
が最大数を超えたか否かを判別する(ステップS15
4)。mが最大数以下である場合には、ステップS15
2に移行してアドレス(m)のデータを表示する。そし
て、mが最大数を超えるまで、ステップS152、15
3、154のループを繰り返す。
【0048】ステップS154において、mが最大数を
超えたときは、レジスタAに1をセットし(ステップS
155)、アドレスリストの一番先頭のアドレス(A)
を反転表示する(ステップS156)。次に、画面にカ
ーソルを表示し(ステップS157)、マウス6が移動
されたか否かを判別する(ステップS158)。移動さ
れた場合には、その移動に応じてカーソル位置を移動す
る(ステップS159)。次に、マウス6がクリックさ
れたか否かを判別し(ステップS160)、クリックさ
れない場合は、ステップS158に移行してマウス6の
移動を判別する。
【0049】ステップS160において、マウス6がク
リックされた場合は、カーソル位置が図18の画面のア
ドレスリストの位置であるか否かを判別する(ステップ
S161)。この位置である場合には、カーソル位置の
アドレスの番号をAにセットする(ステップS16
2)。そして、アドレス(A)を反転表示し(ステップ
S163)、その他のアドレスを通常表示にする(ステ
ップS164)。そして、ステップS158に移行して
マウス6の移動を判別する。
【0050】ステップS161において、カーソル位置
がアドレスリストの位置でない場合は、カーソル位置が
図18の画面の新規入力スイッチの位置であるか否かを
判別する(ステップS165)。この位置である場合に
は、アドレス入力処理を実行する(ステップS16
6)。アドレス入力処理については後述する。アドレス
入力処理の終了後は、ステップS150に移行して、新
規アドレスを含めたアドレスリストの画面を表示する。
【0051】ステップS165において、カーソル位置
が新規入力スイッチの位置でない場合は、カーソル位置
が図18の画面の取消スイッチの位置であるか否かを判
別する(ステップS167)。この位置である場合は、
図18のアドレスリスト画面の表示をクリアする(ステ
ップS168)。そして、このフローを終了する。
【0052】ステップS167において、カーソル位置
が取消スイッチの位置でない場合には、図18の画面の
削除スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S169)。この位置である場合には、アドレス(A)
をRAM3のアドレスエリアから削除し(ステップS1
70)、残っているアドレスデータを順番にソートする
(ステップS171)。そして、ステップS158に移
行してマウス6の移動を判別する。
【0053】ステップS169において、カーソル位置
が削除スイッチの位置でない場合には、図18の画面の
OKスイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S172)。この位置である場合には、メール作成バッ
ファにアドレス(A)のデータをストアして(ステップ
S173)、図18のアドレスリスト画面の表示をクリ
アする(ステップS174)。次に、図12の通常メー
ル作成画面のアドレスエリア、又は図16の返信指定メ
ール作成画面のアドレスエリアにそのアドレスを表示す
る(ステップS175)。そして、このフローを終了す
る。
【0054】図19及び図20は、図5のステップS3
9及び図17のステップS166におけるアドレス入力
処理のフローであり、図6の画面においてアドレス入力
スイッチの位置にカーソルがあるときにマウス6がクリ
ックされた場合、又は図18の画面において新規入力ス
イッチの位置にカーソルがあるときマウス6がクリック
された場合は、このアドレス入力処理を実行する。図2
1はアドレス入力画面である。この画面には、Name
入力エリア、アドレス入力エリア、タイプ入力エリアの
他、マウス6のクリックによってオンとなるOKスイッ
チ、取消スイッチが表示される。
【0055】図19において、アドレス番号を示すポイ
ンタmを1にセットし(ステップS180)、mをイン
クリメントしながら、アドレス(m)のエリアが空きで
ないか否かを判別する(ステップS181)。アドレス
(m)のエリアが空きでない場合は、mをインクリメン
トして(ステップS182)、mが最大数を超えたか否
かを判別する(ステップS183)。mが最大数以下で
ある場合には、ステップS181に移行してアドレス
(m)のエリアが空きを判別する。そして、ステップS
181、182、183のループを繰り返して、空きエ
リアのアドレス(m)を捜す。ステップS183におい
て、mが最大数を超えたときは、空きエリアが1つもな
いので、一定時間警告表示を行う(ステップS18
4)。そして、このフローを終了する。
【0056】ステップS181において、空きエリアの
アドレス(m)があった場合は、図21に示すアドレス
入力画面を表示する(ステップS185)。また、この
画面にマウス6用のカーソルを表示するとともに(ステ
ップS186)、文字カーソルをName入力エリアに
表示する(ステップS187)。
【0057】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS188)、移動されたときはその移動に
応じてカーソルを移動する(ステップS189)。次
に、マウス6がクリックされたか否かを判別し(ステッ
プS190)、クリックされたときはカーソル位置が図
21の画面のOKスイッチの位置であるか否かを判別す
る(ステップS191)。この位置である場合は、アド
レス入力画面の表示をクリアする(ステップS19
2)。そして、このフローを終了する。
【0058】ステップS191において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合は、カーソル位置が図
21の画面の取消スイッチの位置であるか否かを判別す
る(ステップS193)。この位置である場合は、アド
レス(m)の内容をクリアし(ステップS194)、ス
テップS192においてアドレス入力画面の表示をクリ
アする。そして、このフローを終了する。
【0059】ステップS193において、カーソル位置
が取消スイッチの位置でない場合は、図20のフローに
移行して、カーソル位置がName入力エリアの位置で
あるか否かを判別する(ステップS195)。この位置
である場合は、文字カーソルをName入力エリアに移
動する(ステップS196)。そして、図19のステッ
プS188に移行してマウス6の移動を判別する。ステ
ップS195において、カーソル位置がName入力エ
リアの位置でない場合には、カーソル位置がアドレス入
力エリアの位置であるか否かを判別する(ステップS1
97)。この位置である場合は、文字カーソルをアドレ
ス入力エリアに移動する(ステップS198)。そし
て、図19のステップS188に移行してマウス6の移
動を判別する。
【0060】ステップS197において、カーソル位置
がアドレス入力エリアの位置でない場合は、カーソル位
置がタイプ入力エリアの位置であるか否かを判別する
(ステップS199)。この位置である場合は、文字カ
ーソルをタイプ入力エリアに移動する(ステップS20
0)。そして、図19のステップS188に移行してマ
ウス6の移動を判別する。マウス6がクリックされたと
きのカーソル位置が上記いずれの位置でもない場合は、
図19のステップS188に移行してマウス6の移動を
判別する。
【0061】図19のステップS190において、マウ
ス6がクリックされない場合は、図20のフローに移行
して、データ入力であるか否かを判別する(ステップS
201)。データ入力の場合には、文字カーソル位置が
Name入力エリアの位置であるか否かを判別する(ス
テップS202)。この位置である場合は、Name入
力エリアに入力されたデータを表示し(ステップS20
3)、RAM3のアドレスエリアのアドレス(A)のN
ame入力エリアに入力されたデータをストアする(ス
テップS204)。そして、文字カーソル位置を移動す
る(ステップS205)。
【0062】ステップS202において、文字カーソル
位置がName入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置がアドレス入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS206)。この位置である場合
は、アドレス入力エリアに入力データを表示し(ステッ
プS207)、RAM3のアドレスエリアのアドレス
(A)のアドレスエリアに入力されたデータをストアす
る(ステップS208)。そして、文字カーソル位置を
移動する(ステップS205)。
【0063】ステップS206において、文字カーソル
位置がアドレス入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置がタイプ入力エリアの位置であるか否かを
判別する(ステップS209)。この位置である場合
は、タイプ入力エリアに入力されたデータを表示し(ス
テップS210)、RAM3のアドレスエリアのアドレ
ス(A)のタイプ入力エリアに入力されたデータをスト
アする(ステップS211)。そして、文字カーソル位
置を移動する(ステップS205)。
【0064】ステップS205において文字カーソルを
移動した後、又は、文字カーソル位置が上記のName
入力エリア、アドレス入力エリア、及びタイプ入力エリ
アのいずれの位置でもない場合、又は、ステップS20
1においてデータ入力でない場合は、図19のステップ
S188に移動して、マウス6の移動を判別する。
【0065】図22〜図24は、図5のステップS37
における不在設定処理のフローであり、図25は不在設
定処理画面である。この画面には、不在期間の日時入力
エリアすなわち開始日時入力エリア及び終了日時の入力
エリアの他、マウス6のクリックによってオンとなる返
信日時メール作成スイッチ、メールA作成スイッチ、メ
ールB作成スイッチ、OKスイッチ、及び取消スイッチ
が表示される。図22において、図25の不在設定処理
画面を表示し(ステップS220)、文字カーソルを開
始日時入力エリアに移動する(ステップS221)。ま
た、マウス6用のカーソルを表示する(ステップS22
2)。そして、マウス6が移動されたか否かを判別し
(ステップS223)、移動されたときはその移動に応
じてカーソルを移動する(ステップS224)。次に、
マウス6がクリックされたか否かを判別する(ステップ
S225)。クリックされたときは、カーソル位置が日
時入力エリアであるか否かを判別する(ステップS22
6)。
【0066】カーソル位置が日時入力エリアである場合
には、その日時入力エリアが開始日時入力エリアである
か又は終了日時入力エリアであるかを判別する(ステッ
プS227)。開始日時入力エリアである場合には、文
字カーソル位置を開始日時入力エリアに移動する(ステ
ップS228)。一方、カーソル位置が終了日時入力エ
リアである場合には、文字カーソルの位置を終了日時入
力エリアに移動する(ステップS229)。文字カーソ
ル位置を移動した後は、ステップS223に移行してマ
ウス6の移動を判別する。
【0067】ステップS225において、マウス6がク
リックされなかった場合には、図23のフローに移行し
て、キーボード4からデータ入力がされたか否かを判別
する(ステップS230)。データ入力がされた場合
は、文字カーソル位置が開始日時入力エリアであるか否
かを判別する(ステップS231)。この位置である場
合は、開始日時入力エリアに入力された開始日時のデー
タを表示し(ステップS232)、その開始日時データ
をRAM3にストアする(ステップS233)。そし
て、文字カーソルを移動する(ステップS234)。
【0068】ステップS231において、文字カーソル
位置が開始日時入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置が終了日時入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS235)。この位置である場合
は、終了日時入力エリアに入力された終了日時のデータ
を表示し(ステップS236)、その終了日時データを
RAM3にストアする(ステップS237)。そして、
文字カーソルを移動する(ステップS234)。
【0069】ステップS234において文字カーソルを
移動した後、又は、ステップS230においてデータ入
力がない場合、若しくはステップS231及びステップ
S235において、文字カーソル位置が開始日時入力エ
リア及び終了日時入力エリアのいずれの位置にもない場
合には、図22のステップS223に移行してマウス6
の移動を判別する。
【0070】図22のステップS226において、カー
ソル位置が日時入力エリアでない場合には、図24のフ
ローに移行して、カーソル位置が図25の画面のメール
作成スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップ
S238)。この位置である場合は、メール作成スイッ
チが定形メールA作成スイッチであるか、定形メールB
作成スイッチであるか、あるいは返信指定メール作成ス
イッチのいずれかの位置であるか判別する(ステップS
239)。
【0071】カーソル位置が定形メールA作成スイッチ
である場合には、定形メールA作成処理を行う(ステッ
プS240)。そして、メールバッファの内容をRAM
3の定形メールAのエリアにストアする(ステップS2
41)。カーソル位置がメールB作成スイッチの位置で
ある場合は、定形メールB作成処理を行う(ステップS
242)。そして、メールバッファの内容をRAM3の
定形メールBのエリアにストアする(ステップS24
3)。カーソル位置が返信メールスイッチの位置である
場合は、返信変更願メール作成処理を行う(ステップS
244)。そして、メール作成エリアの内容をRAM3
の返信日時変更願メールエリアにストアする(ステップ
S245)。ステップS241、243、又は245に
おいて、メール作成エリアの内容をストアした後は、図
22のステップS223に移行して、マウス6の移動を
判別する。
【0072】ステップS238において、カーソル位置
がいずれのメール作成スイッチの位置でもない場合に
は、カーソル位置が図25の画面その他のスイッチの位
置であるか否かを判別する(ステップS246)。カー
ソル位置がその他のスイッチの位置である場合は、OK
スイッチであるか取消スイッチであるかを判別する(ス
テップS247)。OKスイッチの位置である場合に
は、確定フラグKAKUTEIFを1にセットして(ス
テップS248)、図25の不在設定処理画面をクリア
する(ステップS249)。そして、このフローを終了
する。
【0073】ステップS247において、カーソル位置
が取消スイッチの位置である場合は、確定フラグKAK
UTEIFを0にリセットし(ステップS250)、R
AM3のメール作成エリアをクリアする(ステップS2
51)。さらに、RAM3の定形メールA、定形メール
B、及び返信日時変更願メールの各エリアをクリアし
(ステップS252)、図25の不在設定処理画面をク
リアする(ステップS249)。そして、このフローを
終了する。
【0074】ステップS246において、カーソル位置
がその他のスイッチの位置でない場合、すなわち、カー
ソル位置が上記したいずれの位置にもない場合には、図
22のステップS223に移行してマウス6の移動を判
別する。
【0075】図26は、図24のステップS240にお
ける定形メールA作成処理、及びステップS242にお
ける定形メールB作成処理のフローであり、図27は定
形メールA作成の表示画面、図28は定形メールB作成
の表示画面である。図27の定形メールAの画面は、不
在期間を明示している。一方、図28の定形メールBの
画面は、不在期間とともに緊急連絡先を明示している。
【0076】図26において、まず、送信アドレスを自
己のアドレスとする(ステップS260)。次に、定形
メール作成の枠画面すなわち図27の定形メールA又は
図28の定形メールBの枠画面を表示する(ステップS
261)。また、マウス6用のカーソルを表示し(ステ
ップS262)、文字カーソルを件名入力エリアに表示
する(ステップS263)。
【0077】次に、マウス6が移動されたか否かを判別
し(ステップS264)、移動された場合にはその移動
に応じて画面のカーソル位置を移動する(ステップS2
65)。次に、マウス6がクリックされたか否かを判別
し(ステップS266)、クリックされたときは、図2
7の定形メールA画面又は図28の定形メールB画面に
おけるカーソル位置に応じて処理を行う。
【0078】カーソル位置が件名入力エリアの位置であ
るか否かを判別し(ステップS267)、この位置であ
る場合には、文字カーソルを件名入力エリアに移動する
(ステップS268)。カーソル位置が件名入力エリア
の位置でない場合には、カーソル位置が本文入力エリア
の位置であるか否かを判別し(ステップS269)、こ
の位置である場合には文字カーソルを本文入力エリアに
移動する(ステップS270)。カーソル位置が本文入
力エリアの位置でない場合には、カーソル位置がOKス
イッチの位置であるか否かを判別し(ステップS27
1)、この位置である場合には図27の定形メールA画
面又は図28の定形メールB画面をクリアする(ステッ
プS272)。そして、このフローを終了する。
【0079】ステップS271において、カーソル位置
がOKスイッチの位置でない場合には、カーソル位置が
取消スイッチの位置であるか否かを判別し(ステップS
273)、この位置である場合にはメールバッファのデ
ータをクリアするとともに、図27の定形メールA画面
又は図28の定形メールB画面をクリアする(ステップ
S274)。そして、このフローを終了する。
【0080】ステップS266において、マウス6がク
リックされない場合は、キーボード4からデータ入力が
されたか否かを判別する(ステップS276)。データ
入力された場合は、文字カーソル位置が件名入力エリア
であるか否かを判別する(ステップS277)。この位
置である場合には、件名入力エリアに入力されたデータ
を表示し(ステップS278)、RAM3のバッファの
件名エリアにそのデータをストアする(ステップS27
9)。
【0081】ステップS277において、カーソル位置
が件名入力エリアでない場合は、文字カーソル位置が本
文入力エリアであるか否かを判別する(ステップS28
0)。この位置である場合には、本文入力エリアに入力
されたデータを表示し(ステップS281)、RAM3
のバッファの本文エリアにそのデータをストアする(ス
テップS282)。ステップS279又はステップS2
82において、データをストアした後は、文字カーソル
を移動する(ステップS283)。そして、ステップS
264に移行して、マウス6の移動を判別する。
【0082】図29〜図31は、図24のステップS2
44における返信変更願メール作成処理のフローであ
り、図32はその返信変更願メール作成画面である。こ
の画面には、アドレス入力エリア、件名入力エリア、本
文入力エリア、及び返信日時入力エリアの他、マウス6
のクリックによってオンとなるOKスイッチ、取消スイ
ッチ、パスワードスイッチが設けられている。
【0083】図29において、まず、メール作成エリア
の送信アドレスを自己のアドレスとする(ステップS2
90)。次に、返信変更願メール作成の枠画面を表示す
る(ステップS291)。また、マウス6用のカーソル
を表示し(ステップS292)、文字カーソルを件名エ
リアに表示する(ステップS293)。
【0084】そして、マウス6が移動されたか否かを判
別し(ステップS294)、移動された場合にはその移
動に応じて画面のカーソル位置を移動する(ステップS
295)。次に、マウス6がクリックされたか否かを判
別し(ステップS296)、クリックされたときは、カ
ーソル位置が図32の画面の入力エリアであるか否かを
判別する(ステップS297)。カーソル位置が入力エ
リアである場合には、さらに入力エリアのどの位置であ
るかを判別する(ステップS298)。
【0085】カーソル位置が件名入力エリアの位置であ
る場合には、文字カーソルを件名入力エリアに移動する
(ステップS299)。カーソル位置が本文入力エリア
の位置である場合には文字カーソルを本文入力エリアに
移動する(ステップS300)。カーソル位置が返信日
時入力エリアの位置である場合には、文字カーソルを返
信日時入力エリアに移動する(ステップS301)。文
字カーソルを移動した後は、ステップS294に移行し
て、マウス6の移動を判別する。
【0086】ステップS296において、マウス6がク
リックされない場合は、図30のフローに移行して、キ
ーボード4からデータ入力がされたか否かを判別する
(ステップS302)。データ入力された場合は、文字
カーソル位置が入力エリアのどの位置にあるかを判別す
る(ステップS303)。文字カーソル位置が件名入力
エリアである場合には、RAM3のメール作成エリアの
件名エリアにデータを入力し(ステップS304)、図
32の画面の件名入力エリアにそのデータを表示する
(ステップS305)。文字カーソル位置が本文入力エ
リアである場合には、RAM3のメール作成エリアの本
文エリアにそのデータを入力し(ステップS306)、
図32の画面の本文入力エリアにそのデータを表示する
(ステップS307)。文字カーソル位置が返信日時入
力エリアである場合には、RAM3のメール作成エリア
の返信日時エリアにそのデータを入力し(ステップS3
08)、図32の画面の返信日時入力エリアにそのデー
タを表示する(ステップS309)。
【0087】ステップS305における件名入力エリア
へのデータ表示の後、又はステップS307における本
文入力エリアへのデータ表示の後は、RAM3のフラグ
PASFが1であるか否かを判別する(ステップS31
0)。PASFが1である場合には、RAM3のパスワ
ードエリアにパスワードデータを入力し(ステップS3
11)、入力文字すなわちパスワードの文字を反転表示
する(ステップS312)。この反転表示の後は、文字
カーソルを移動する(ステップS313)。ステップS
310においてPASFが0である場合は、入力文字が
パスワードではないので、ステップS313に移行して
文字カーソルを移動する。ステップS303において入
力された文字が返信日時である場合には、返信日時入力
エリアに表示される文字はパスワードではないので、ス
テップS309のデータ表示の後はステップS310の
パスワードか否かのフラグ判別をすることなく、ステッ
プS313に移行して文字カーソルを移動する。文字カ
ーソル移動の後は、図29のステップS294に移行し
て、マウス6の移動を判別する。
【0088】図29のステップS297において、文字
カーソル位置が入力エリアの位置でない場合には図31
のフローに移行して、カーソル位置が図32のアイコン
スイッチの位置であるか否かを判別する(ステップS3
14)。アイコンスイッチの位置である場合には、どの
スイッチであるかを判別する(ステップS315)。カ
ーソル位置がパスワードスイッチである場合には、RA
M3のフラグPASFを反転する(ステップS31
6)。そして、図29のステップS294に移行して、
マウス6の移動を判別する。
【0089】カーソル位置が取消スイッチである場合に
は、RAM3のメール作成エリアをクリアし(ステップ
S317)、パスワードエリアをクリアする(ステップ
S318)。そして、RAM3のフラグPASFを0に
リセットし(ステップS319)、図32の画面の表示
をクリアする(ステップS320)。カーソル位置がO
Kスイッチである場合には、RAM3のフラグPASF
を0にリセットし(ステップS319)、図32の画面
の表示をクリアする(ステップS320)。ステップS
320において、表示をクリアした後は、このフローを
終了する。
【0090】図33〜図36は、タイマインタラプト処
理のフローチャートである。一定時間ごとのタイマイン
タラプトが入ると、図1に示したサーバー300に対し
て端末装置100のCPU1からアクセスする。そし
て、図33において、サーバー300のメールボックス
に受信メールがあるか否かを判別する(ステップS33
0)。受信メールがない場合には、直ちにこのフローを
終了する。受信メールがあった場合には、RAM3の受
信メールストアエリアのメール(1)〜(N)のエリア
の番号を示すポインタnを1にセットする(ステップS
331)。そして、nをインクリメントしながら、nで
指定した受信メール(n)エリアが空きか否かを判別す
る(ステップS332)。
【0091】受信メール(n)エリアが空きでない場合
は、nをインクリメントして(ステップS333)、n
が最大数を超えたか否かを判別する(ステップS33
4)。最大数を超えていない場合は、ステップS332
に移行して受信メール(n)エリアが空きか否かを判別
する。そして、ステップS332、333、334のル
ープを繰り返し、受信メール(n)エリアの空きを捜
す。ステップS334においてnが最大数を超えた場
合、すなわちRAM3の受信メールストアエリアのメー
ル(1)〜(N)のすべてのエリアが空きでない場合に
は、一番古い受信日時の受信メールを捜し、そのメール
番号をポインタnにセットする(ステップS335)。
【0092】ステップS332において、指定した受信
メール(n)エリアが空きである場合、又はステップS
335において、一番古い受信日時のメール番号をnに
セットした場合は、その受信メール(n)エリアにサー
バー300から取り込んだ受信メールをストアする(ス
テップS336)。次に、開封フラグKAIFUF
(n)を0にリセットして未開封とし(ステップS33
7)、TIME(n)に受信日時をセットする(ステッ
プS338)。次に、図24の不在設定処理において設
定した確定フラグKAKUTEIFが0であるか否かを
判別する(ステップS339)。
【0093】確定フラグKAUTEIFが0である場合
は、不在設定処理がなされていないので、このフローを
終了する。このフラグが1である場合は、不在設定処理
がなされている。この場合には、図34のフローに移行
して、TIME(n)にセットした受信日時が開始日時
から終了日時までの範囲内にあるか否かを判別する(ス
テップS340)。すなわち、受信メールが不在期間中
に受信したものであるか否かを判別する。この範囲内に
ない場合にはこのフローを終了するが、この範囲内にあ
る場合には、RAM3の受信メールストアエリアの返信
フラグHENSINFが1であるか否か、すなわち受信
メール(n)が返信指定メールであるか否かを判別する
(ステップS341)。HENSINFが1である場合
には、ポインタkを1にセットする(ステップS34
2)。ポインタkは、RAM3の待機アドレスエリアの
待ちアドレス(1)〜(L)の番号である。次に、kを
インクリメントしながら待ちアドレス(k)を検索す
る。
【0094】この検索では、待ちアドレス(k)が受信
メール(n)の送信アドレスと一致するか否かを判別す
る(ステップS343)。一致しない場合は、図35の
フローに移行して、kをインクリメントし(ステップS
344)、kが最大数を超えたか否かを判別する(ステ
ップS345)。最大数を超えていない場合には、図3
4のステップS343に移行して、待ちアドレス(k)
が受信メール(n)の送信アドレスと一致するかを判別
する。そして、ステップS343、344、345のル
ープを繰り返し、受信メール(n)の送信アドレスと一
致する待ちアドレス(k)を捜す。
【0095】図35のステップS345において、kが
最大数を超えた場合、すなわち受信メール(n)の送信
アドレスと一致する待ちアドレスがない場合には、その
受信メール(n)はまだ返信応答がなされていない受信
メールであるので、受信メール(n)の送信アドレス及
び受信メール(n)の番号はRAM3の待ちアドレスの
エリア及び待ちメール番号のエリアには登録されていな
い。この場合には、待ちアドレスの番号を示す新たなポ
インタpを1にセットし(ステップS346)、pをイ
ンクリメントしながら、RAM3に待ちアドレス(p)
のエリアが空きであるか否かを判別する(ステップS3
47)。待ちアドレス(p)のエリアが空きでない場合
には、pをインクリメントして(ステップS348)、
pが最大数を超えたか否かを判別する(ステップS34
9)。pが最大数を超えていない場合は、ステップS3
47に移行して待ちアドレス(p)のエリアが空きか否
かを判別する。そして、ステップS347、348、3
49のループを繰り返し、待ちアドレス(p)のエリア
の空きを捜す。
【0096】ステップS347において、空きエリアの
待ちアドレス(p)があった場合には、受信メール
(n)の送信アドレスを待ちアドレス(p)にセットす
る(ステップS350)。また、待ちアドレス(p)に
対応する待ちメール番号(p)にnをセットする(ステ
ップS351)。次に、受信メール(n)の送信アドレ
スを返信変更願メールの宛先アドレスとする(ステップ
S352)。この後、図32に示した返信変更願メール
を送信する(ステップS353)。そして、送信が終了
したか否かを判別し(ステップS354)、終了してい
ない場合は、ステップS353の送信処理を続行し、送
信が終了した場合はこのフローを終了する。
【0097】ステップS349においてpが最大数を超
えた場合、すなわち待ちアドレス(1)〜(L)のすべ
てのエリアが空きでない場合には、受信メール(n)の
送信アドレスを定形メールBの宛先アドレスとする(ス
テップS355)。すなわち、返信応答するための空き
エリアがないので、図28に示した緊急連絡先を明示し
た定形メールBの宛先アドレスとする。そして、定形メ
ールBを送信し(ステップS356)、送信が終了した
か否かを判別する(ステップS357)。送信が終了し
ていない場合には、ステップS356の送信処理を続行
する。送信が終了した場合には、このフローを終了す
る。
【0098】図34のステップS343において、待ち
アドレス(k)が受信メール(n)の送信アドレスと一
致する場合には、その受信メール(n)は、前に受信し
た受信メールに対する返信メールに応答した同じ相手先
からの2回目の返信日時指定メールであるので、返信指
定日時が変更されている場合も考えられる。したがっ
て、受信メール(n)の返信指定日時が不在の開始日時
と終了日時の範囲にあるか否かを判別する(ステップS
358)。この範囲でない場合には、返信可能な返信指
定日時に変更されているので、待ちメール番号(k)を
ポインタmにセットして(ステップS359A)、1回
目の受信メール(m)の返信日時を2回目の受信メール
(n)の返信指定日時に変更する(ステップS359
B)。次に、RAM3の受信メールストアエリアから2
回目の受信メール(n)を削除し(ステップS36
0)、受信メールエリアをソートする(ステップS36
1)。また、待ちアドレス(k)を削除し(ステップS
362)、待ちメール番号(k)を削除し(ステップS
363)、待ちアドレス及び待ちメール番号のエリアを
つめる(ステップS364)。そして、このフローを終
了する。
【0099】ステップS358において、2回目の受信
メール(n)の返信指定日時も不在の開始日時と終了日
時の範囲にある場合には、範囲外に返信指定日時を変更
することを相手先が拒否したことになる。このため、返
信ができないので受信メール(n)の送信アドレスを緊
急連絡先を明示した定形メールBの宛先アドレスにして
(ステップS365)、その定形メールBを送信する
(ステップS366)。そして、送信が終了したか否か
を判別し(ステップS369)、終了していない場合に
はステップS366の送信処理を続行する。送信が終了
したときはこのフローを終了する。
【0100】図34のステップS341において、HE
NSINF(n)が0である場合には、受信したメール
(n)は返信日時を指定していない通常の受信メールで
あるか、又は返信日時指定の受信メールに対して送信し
た図32に示した返信変更願メールに応答する受信メー
ルである。この場合には、図36のフローに移行して、
ポインタkを1にセットする(ステップS368)。そ
して、kをインクリメントしながら、待ちアドレス
(k)が受信メール(n)の送信アドレスと一致するか
否かを判別する(ステップS369)。一致しない場合
は、kをインクリメントし(ステップS370)、kが
最大数を超えたか否かを判別する(ステップS37
1)。最大数を超えていない場合には、ステップS36
9に移行して、待ちアドレス(k)が受信メール(n)
の送信アドレスと一致するかを判別する。そして、ステ
ップS369、370、371のループを繰り返し、一
致する待ちアドレスを捜す。
【0101】ステップS371において、kが最大数を
超えた場合、すなわち一致する待ちアドレスがない場合
には、受信メール(n)は通常の受信メールである。こ
の場合には、受信メール(n)の送信アドレスを定形メ
ールAの宛先アドレスとする(ステップS372)。す
なわち、図27に示した不在を明示した定形メールAの
宛先アドレスとする。そして、定形メールAを送信し
(ステップS373)、送信が終了したか否かを判別す
る(ステップS374)。送信が終了していない場合に
は、ステップS373の送信処理を続行する。送信が終
了した場合には、このフローを終了する。
【0102】ステップS369において、受信メール
(n)の送信アドレスと一致する待ちアドレス(k)が
あった場合には、受信メール(n)は返信変更願メール
に応答する受信メールである。この場合には、待ちメー
ル番号(k)にnをセットする(ステップS375)。
次に、受信メール(n)の件名エリア又は本文エリアに
RAM3のパスワードエリアに入力したパスワード(識
別情報)と一致するパスワード(識別情報)があるか否
かを判別する(ステップS376)。一致するパスワー
ドがある場合には、返信指定日時の変更を相手先が了承
したことになるので、最初に返信日時指定を受けた受信
メール(n)の返信指定日時を、返信変更願メールの返
信指定日時に変更する(ステップS378)。次に、受
信メール(n)を削除し(ステップS379)、RAM
3の受信メールストアエリアをソートする(ステップS
380)。また、待ちアドレス(k)を削除し(ステッ
プS381)、待ちメール番号(k)を削除する(ステ
ップS382)。そして、このフローを終了する。
【0103】ステップS376において、パスワードが
ない場合には、返信指定日時の変更を相手先が否定した
ことになるので、受信メール(n)のアドレスを緊急連
絡先を明示した定形メールBの宛先アドレスとする(ス
テップS383)。そして、定形メールBを送信し(ス
テップS384)、送信が終了したか否かを判別する
(ステップS385)。送信が終了していない場合に
は、ステップS384の送信処理を続行する。送信が終
了した場合には、受信メール(n)を削除し(ステップ
S379)、RAM3の受信メールストアエリアをソー
トする(ステップS380)。また、待ちアドレス
(k)を削除し(ステップS381)、待ちメール番号
(k)を削除する(ステップS382)。そして、この
フローを終了する。
【0104】このように、上記実施形態によれば、図1
の端末装置100は、電子メールを受信するメール受信
手段と、特定の日時期間を設定する日時設定手段と、メ
ール受信手段が特定の日時期間内に電子メールを受信し
たか否かを判別する受信日時判別手段と、受信日時判別
手段によって特定の日時期間内に受信したと判別された
電子メールが、返信日時を指定した返信日時指定メール
であるか否かを判別するメール判別手段と、メール判別
手段によって返信日時指定メールと判別された場合に
は、返信日時が特定の日時期間内であるか否かを判別す
る返信日時判別手段と、返信日時判別によって判別され
た返信日時が特定の日時期間内である場合には、返信日
時を前記特定の日時期間外の別の返信日時に変更するこ
とを要求する返信メールを自動送信するメール送信手段
と、を構成する。
【0105】このような構成により、受信者が不在期間
等の特定の日時期間に返信日時を指定した電子メールを
受信した場合には、その返信日時を特定の日時期間外の
別の返信日時に変更することを要求する返信メールを自
動送信する。したがって、電子メールの受信者が不在の
場合に、その不在期間内に返信日時を指定した電子メー
ルを受信した場合には、送信者にその返信日時を変更で
きるか否かを問い合わせて、その回答に応じて適切な対
応ができる。
【0106】この場合において、返信メールに対する応
答として、別の返信日時に変更することを了承しない電
子メールを受信した場合には、例えば、緊急連絡先等の
別の受信アドレス情報を含めた返信メールを自動送信す
る。したがって、不在期間内であっても、送信者への対
応を図ることができる。
【0107】一方、この場合において、返信メールに対
する応答として、別の返信日時に変更することを了承す
る電子メールを受信した場合には、最初に受信した電子
メールで指定した返信日時を別の返信日時に変更する。
したがって、例えば、不在期間の終了後に応答すること
ができる。さらにこの場合には、送信者からの了承する
電子メールを消去する。したがって、メモリの受信メー
ルストアエリアを用済みになった受信メールで無駄に使
用することがない。
【0108】返信メールに対する応答として、特定の日
時期間外で、かつ、受信者が希望する別の返信日時とは
異なる新たな返信日時を指定した電子メールを受信した
場合には返信が可能であるので、返信日時指定メールで
指定した返信日時を新たな返信日時に変更する。したが
って、送信者と受信者との間のトレードオフによって、
適切な対応をすることができる。さらにこの場合には、
新たな返信日時を指定した電子メールを消去する。した
がって、上記の場合と同様に、メモリの受信メールスト
アエリアを用済みになった受信メールで無駄に使用する
ことがない。あるいはこの場合、緊急連絡先等の別の受
信アドレス情報を含めた返信メールを自動送信する。し
たがって、送信者と受信者との間のトレードオフが成立
しない場合でも、不在期間内であっても、送信者への対
応を図ることができる。
【0109】返信メールに対する応答として後に受信し
た電子メールの送信者のパスワード(識別情報)が、先
に受信した返信指定メールの送信者のパスワード(識別
情報)と一致した場合に、後に受信した電子メールを有
効と認める。したがって、宛先を誤ることなく確実に相
手先と通信することができる。
【0110】なお、上記第1実施形態においては、RO
M2内に電子メールを送受信するプログラムを格納した
電子メール装置について説明したが、フロッピーディス
クやCD等の記録媒体に、電子メールを送受信するプロ
グラムを記録し、このプログラムを汎用のパソコンやワ
ープロ等の装置に実行させる構成にしてもよい。
【0111】すなわち、電子メールを受信する手順A
と、特定の日時期間を設定する手順Bと、特定の日時期
間内に電子メールを受信したか否かを判別する手順C
と、特定の日時期間内に受信された電子メールが、返信
日時を指定した返信日時指定メールであるか否かを判別
する手順Dと、返信日時指定メールで指定された返信日
時が特定の日時期間内であるか否かを判別する手順E
と、返信日時が特定の日時期間内である場合には、返信
日時を特定の日時期間外の別の返信日時に変更すること
を要求する返信メールを自動送信する手順Fと、を実行
する電子メール処理のプログラムを汎用のパソコンやワ
ープロ等の装置に実行させる。
【0112】次に、第2実施形態について説明する。図
37は、第2実施形態におけるRAM3のメモリマップ
である。この図に示すように、メール作成エリア、アド
レスエリア、受信メールストアエリア、並びに、返信日
時願メール、待ちメール番号、パスワード、フラグPA
SF、不在期間の開始日時及び終了日時の各エリアにつ
いては、図2に示した第1実施形態と同じである。ただ
し、第2実施形態における定形メールは1種類であり、
定形メールエリアにストアされる。また、複数の待ちメ
ール(1)〜(L)をストアするエリア、不在期間中の
受信メールを外出先の携帯端末等に転送するための転送
先メールアドレスのエリアが設けられている。さらに、
転送メール作成時に用いるレジスタTMのエリアが設け
られている。
【0113】次に、第2実施形態の動作について説明す
るが、メインフローにおける受信表示処理の中の不在設
定処理、及び、タイマインタラプト処理のみが第1実施
形態と異なるが、他の処理については第1実施形態と同
じであるので、図面及び説明は省略する。
【0114】図38〜図40は、不在設定処理のフロー
であり、図41は不在設定処理画面を示している。この
画面には、不在期間の日時入力エリアすなわち開始日時
入力エリア及び終了日時入力エリアの他、マウス6のク
リックによってオンとなる返信日時メール作成スイッ
チ、メール作成スイッチ、転送先アドレス入力スイッ
チ、OKスイッチ、及び取消スイッチが表示される。図
38において、図41の不在設定処理画面を表示し(ス
テップS401)、文字カーソルを開始日時入力エリア
に移動する(ステップS402)。また、マウス6用の
カーソルを表示する(ステップS403)。そして、マ
ウス6が移動されたか否かを判別し(ステップS40
4)、移動されたときはその移動に応じてカーソルを移
動する(ステップS405)。次に、マウス6がクリッ
クされたか否かを判別する(ステップS406)。クリ
ックされたときは、カーソル位置が日時入力エリアであ
るか否かを判別する(ステップS407)。
【0115】カーソル位置が日時入力エリアである場合
には、その日時入力エリアが開始日時入力エリアである
か又は終了日時入力エリアであるかを判別する(ステッ
プS408)。開始日時入力エリアである場合には、文
字カーソル位置を開始日時入力エリアに移動する(ステ
ップS409)。一方、カーソル位置が終了日時入力エ
リアである場合には、文字カーソルの位置を終了日時入
力エリアに移動する(ステップS410)。文字カーソ
ル位置を移動した後は、ステップS404に移行してマ
ウス6の移動を判別する。
【0116】ステップS406において、マウス6がク
リックされなかった場合には、図39のフローに移行し
て、キーボード4からデータ入力がされたか否かを判別
する(ステップS411)。データ入力がされた場合
は、文字カーソル位置が開始日時エリアであるか否かを
判別する(ステップS412)。この位置である場合
は、開始日時入力エリアに入力された開始日時のデータ
を表示し(ステップS413)、その開始日時データを
RAM3にストアする(ステップS414)。そして、
文字カーソルを移動する(ステップS415)。
【0117】ステップS413において、文字カーソル
位置が開始日時入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置が終了日時入力エリアの位置であるか否か
を判別する(ステップS416)。この位置である場合
は、終了日時入力エリアに入力された終了日時のデータ
を表示し(ステップS417)、その終了日時データを
RAM3にストアする(ステップS418)。そして、
文字カーソルを移動する(ステップS415)。
【0118】ステップS415において文字カーソルを
移動した後、又は、ステップS411においてデータ入
力がない場合、若しくはステップS412及びステップ
S416において、文字カーソル位置が開始日時入力エ
リア及び終了日時入力エリアのいずれの位置にもない場
合には、図38のステップスS404に移行してマウス
6の移動を判別する。
【0119】図38のステップS407において、文字
カーソル位置が日時入力エリアでない場合には、図40
のフローに移行して、文字カーソル位置が図41の画面
のメール作成スイッチにあるか否かを判別し(ステップ
S419)、この位置にある場合には、定形メール作成
処理を行う(ステップS420)。定形メール作成処理
は、図26に示した第1実施形態のフローと同じでり、
定形メール画面も図27に示した不在の旨を明示した定
形メールAの画面と同じである。定形メール作成処理の
後、RAM3のメール作成エリアの内容を定形メールエ
リアへストアする(ステップS421)。
【0120】ステップS419において、文字カーソル
位置がメール作成スイッチにない場合には、文字カーソ
ル位置が返信日時メール作成スイッチにあるか否かを判
別する(ステップS422)。この位置にある場合に
は、返信変更願メール作成処理を行う(ステップS42
3)。返信変更願メール作成処理は、図29〜図31に
示した第1実施形態のフローと同じである。返信変更願
メール作成処理の後、RAM3のメール作成エリアの内
容を返信メール指定エリアへストアする(ステップS4
24)。
【0121】ステップS422において、文字カーソル
位置が返信日時メール作成スイッチにない場合には、文
字カーソル位置が転送先アドレス入力スイッチにあるか
否かを判別する(ステップS425)。この位置にある
場合には、転送先アドレス入力処理を行う(ステップS
426)。転送先アドレス入力処理については、後述す
る。
【0122】ステップS425において、文字カーソル
位置が転送先アドレス入力スイッチにない場合には、文
字カーソル位置が画面のその他のスイッチにあるか否か
を判別する(ステップS427)。その他のスイッチに
ある場合には、そのスイッチがOKスイッチであるか否
かを判別する(ステップS428)。OKスイッチであ
る場合には、確定フラグKAKUTEIFを1にセット
し(ステップS429)、図41の不在設定処理画面の
表示をクリアする(ステップS430)。そして、この
フローを終了する。
【0123】ステップS428において、文字カーソル
位置がOKスイッチにない場合には文字カーソル位置が
取消スイッチにあるので、KAKUTEIFを0にリセ
ットし(ステップS431)、RAM3のメール作成エ
リアをクリアし(ステップS432)、定形メールエリ
アをクリアし(ステップS433)、RAM3の転送先
アドレスエリアをクリアする(ステップS434)。そ
して、このフローを終了する。
【0124】ステップS421若しくはステップS42
4において、メール作成エリアの内容を対応するエリア
にストアした後、又は、ステップS426における転送
先アドレス入力処理が終了した後、又は、ステップS4
27において、文字カーソル位置がその他のスイッチに
ない場合には、図38のステップS404に移行して、
マウス6の移動を判別する。
【0125】図42〜図44は、図40のステップS4
26における転送先アドレス入力処理のフローであり、
図45は、転送先アドレス入力画面である。この画面に
は、アドレス入力エリア、タイプ入力エリアの他、マウ
ス6のクリックによってオンとなるOKスイッチ及び取
消スイッチが表示されている。図42において、図45
の転送先アドレス入力画面を表示して(ステップS43
5)、カーソルを表示する(ステップS436)。ま
た、文字カーソルをアドレス入力エリアに表示する(ス
テップS437)。そして、マウス6の移動を判別する
(ステップS438)。
【0126】マウス6が移動されたときは、カーソル位
置を移動する(ステップS439)。次に、マウス6が
クリックされたか否かを判別する(ステップS44
0)。クリックされたときは、そのときのカーソル位置
を判別する。カーソル位置がOKスイッチであるか否か
を判別し(ステップS441)、この位置である場合に
は、入力されたアドレスをRAM3の転送先アドレスエ
リアにストアする(ステップS442)。そして、表示
をクリアし(ステップS443)、このフローを終了す
る。ステップS441において、カーソル位置がOKス
イッチの位置でない場合には、カーソル位置が取消スイ
ッチの位置であるか否かを判別する(ステップS44
4)。この位置である場合には、表示をクリアし(ステ
ップS443)、このフローを終了する。
【0127】ステップS444において、カーソル位置
が取消スイッチの位置でない場合には、図43のフロー
において、カーソル位置がアドレス入力エリアの位置で
あるか否かを判別する(ステップS445)。この位置
である場合には、文字カーソルをアドレス入力エリアへ
移動する(ステップS446)。ステップS445にお
いて、カーソル位置がアドレス入力エリアの位置でない
場合には、カーソル位置がタイプ入力エリアの位置であ
るか否かを判別する(ステップS447)。この位置で
ある場合は、文字カーソルをタイプ入力エリアへ移動す
る(ステップS448)。文字カーソルを移動した後
は、図42のステップS438に移行して、マウス6の
移動を判別する。
【0128】図42のステップS440において、マウ
ス6がクリックされない場合には、図44のフローにお
いて、キーボード4からデータ入力があるか否かを判別
する(ステップS449)。データ入力があったとき
は、文字カーソル位置がアドレス入力エリアの位置にあ
るか否かを判別する(ステップS450)。アドレス入
力エリアの位置にある場合には、アドレス入力エリアに
入力されたデータを表示する(ステップS451)。そ
して、次のデータ入力のために文字カーソルを移動する
(ステップS452)。
【0129】ステップS450において、文字カーソル
位置がアドレス入力エリアの位置でない場合には、文字
カーソル位置がタイプ入力エリアの位置にあるか否かを
判別する(ステップS453)。タイプ入力エリアの位
置にある場合には、タイプ入力エリアに入力されたデー
タを表示する(ステップS454)。そして、次のデー
タ入力のために文字カーソルを移動する(ステップS4
52)。文字カーソルを移動した後、又は文字カーソル
位置がアドレス入力エリア及びタイプ入力エリアのいず
れにもない場合には、図42のステップS438に移行し
て、マウス6の移動を判別する。
【0130】図46〜図50は、タイマインタラプト処
理のフローである。一定時間ごとのタイマインタラプト
が入ると、図1に示したサーバー300に対して端末装
置100のCPU1からアクセスする。そして、図46
において、サーバー300のメールボックスに受信メー
ルがあるか否かを判別する(ステップS455)。受信
メールがない場合には、直ちにこのフローを終了する。
受信メールがあった場合には、RAM3の受信メールス
トアエリアのメール(1)〜(N)のエリアの番号を示
すポインタnを1にセットする(ステップS456)。
そして、nをインクリメントしながら、nで指定した受
信メール(n)エリアが空きか否かを判別する(ステッ
プS457)。
【0131】すなわち、受信メール(n)エリアが空き
でない場合は、nをインクリメントして(ステップS4
58)、nが最大数を超えたか否かを判別する(ステッ
プS459)。最大数を超えていない場合は、ステップ
S457に移行して受信メール(n)エリアが空きか否
かを判別する。そして、ステップS457、458、4
59のループを繰り返し、受信メール(n)エリアの空
きを捜す。ステップS459においてnが最大数を超え
た場合、すなわちRAM3の受信メールストアエリアの
メール(1)〜(N)のすべてのエリアが空きでない場
合には、一番古い受信日時のメールを捜して、そのメー
ル番号をポインタnにセットする(ステップS46
0)。
【0132】ステップS457において、指定した受信
メール(n)エリアが空きである場合、又はステップS
460において、一番古い受信日時のメール番号をnに
セットした場合は、その受信メール(n)エリアにサー
バー300から取り込んだ受信メールをストアする(ス
テップS461)。次に、開封フラグKAIFUF
(n)を0にリセットして未開封とし(ステップS46
2)、TIME(n)に受信日時をセットする(ステッ
プS463)。次に、図40の不在設定処理において設
定した確定フラグKAKUTEIFが0であるか否かを
判別する(ステップS464)。
【0133】確定フラグKAKUTEIFが0である場
合は、不在設定処理がされていないので、このフローを
終了する。このフラグが1である場合は、不在設定処理
がされているので、図47のフローに移行して、TIM
E(n)にセットした受信日時が開始日時から終了日時
までの不在時間の範囲内にあるか否かを判別する(ステ
ップS465)。すなわち、受信メールが不在期間中に
受信したものであるか否かを判別する。この範囲内にな
い場合にはこのフローを終了するが、この範囲内にある
場合には、RAM3の受信メールストアエリアの返信フ
ラグHENSINFが1であるか否か、すなわち受信メ
ール(n)が返信指定メールであるか否かを判別する
(ステップ466)。HENSINFが1である場合に
は、ポインタkを1にセットする(ステップS46
7)。ポインタkは、RAM3の待ちメール(1)〜
(L)の番号である。次に、kをインクリメントしなが
ら待ちメール(k)を検索する。
【0134】この検索では、待ちメール(k)と受信メ
ール(n)の送信アドレスが一致するか否かを判別する
(ステップS468)。待ちメール(k)と受信メール
(n)の送信アドレスが一致しない場合は、図48のフ
ローに移行して、kをインクリメントし(ステップS4
69)、kが最大数を超えたか否かを判別する(ステッ
プS470)。最大数を超えていない場合には、図47
のステップS468に移行して、待ちメール(k)と受
信メール(n)の送信アドレスが一致するかを判別す
る。そして、ステップS468、469、470のルー
プを繰り返し、受信メール(n)の送信アドレスと一致
する送信アドレスの待ちメール(k)を捜す。
【0135】図48のステップS470において、kが
最大数を超えた場合、すなわち送信アドレス一致する待
ちメールがない場合には、その受信メール(n)はまだ
返信応答がなされていない受信メールであるので、受信
メール(n)及び受信メール(n)の番号はRAM3の
待ちメールのエリア及び待ちメール番号のエリアには登
録されていない。この場合には、RAM3に待ちメール
の番号を示す新たなポインタpを1にセットし(ステッ
プS471)、pをインクリメントしながら、待ちメー
ル(p)エリアが空きであるか否かを判別する(ステッ
プS472)。待ちメール(p)エリアが空きでない場
合には、pをインクリメントして(ステップS47
3)、pが最大数を超えたか否かを判別する(ステップ
S474)。pが最大数を超えていない場合は、ステッ
プS472に移行して待ちアドレス(p)のエリアが空
きか否かを判別する。そして、ステップS472、47
3、474のループを繰り返し、待ちアドレス(p)エ
リアの空きを捜す。
【0136】ステップS472において、待ちアドレス
(p)エリアに空きがあった場合には、受信メール
(n)を待ちメール(p)エリアにセットする(ステッ
プS475)。そして、RAM3の待ちメール番号エリ
アにおいて、待ちメール(p)に対応する待ちメール番
号(p)にnをセットする(ステップS476)。次
に、受信メール(n)の送信アドレスを返信変更願メー
ルの宛先アドレスとする(ステップS477)。この
後、図32に示した第1実施形態における返信変更願メ
ールを送信する(ステップS478)。そして、送信が
終了したか否かを判別し(ステップS479)、終了し
ていない場合は、ステップS478の送信処理を続行
し、送信が終了した場合はこのフローを終了する。
【0137】ステップS474においてpが最大数を超
えた場合、すなわち、待ちアドレス(1)〜(L)のす
べてのエリアが空きでない場合には、レジスタTMに2
をセットし(ステップS480)、転送メール作成処理
を行う(ステップS481)。転送メール作成処理につ
いては後述する。そして、転送メールを送信し(ステッ
プS482)、送信が終了したか否かを判別する(ステ
ップS483)。送信が終了していない場合には、ステ
ップS482の送信処理を続行する。送信が終了した場
合には、このフローを終了する。
【0138】図47のステップS484において、待ち
メール(k)と受信メール(n)の送信アドレスが一致
する場合には、その受信メール(n)は、前に受信した
メールに対する返信メールに応答した同じ相手先からの
2回目の返信日時指定メールであるので、返信指定日時
が変更されている場合も考えられる。したがって、受信
メール(n)の返信指定日時が不在の開始日時と終了日
時の範囲にあるか否かを判別する(ステップS48
4)。この範囲でない場合には、返信可能な返信指定日
時に変更されているので、待ちメール番号(k)をポイ
ンタmにセットして(ステップS485)、1回目に受
信した受信メール(m)の返信日時を2回目の受信メー
ル(n)の返信指定日時に変更する(ステップS48
6)。次に、RAM3の受信メールストアエリアから受
信メール(n)を削除し(ステップS487)、受信メ
ールエリアをソートする(ステップS488)。また、
待ちメール(k)を削除し(ステップS489)、待ち
メール番号(k)を削除し(ステップS490)、待ち
メール及び待ちメール番号のエリアをつめる(ステップ
S491)。そして、このフローを終了する。
【0139】ステップS484において、2回目の受信
メール(n)の返信指定日時も不在の開始日時と終了日
時の範囲にある場合には、範囲外に返信指定日時を変更
することを相手先が拒否したことになる。この場合に
は、レジスタTMに1をセットし(ステップS49
2)、後述する転送メール作成処理を行う(ステップS
493)。次に、転送メールを送信する(ステップS4
94)。そして、送信が終了したか否かを判別し(ステ
ップS495)、終了していない場合にはステップS4
94の送信処理を続行する。送信が終了したときはこの
フローを終了する。
【0140】図47のステップS466において、HE
NSINF(n)が0である場合には、受信したメール
(n)は返信日時を指定していない通常の受信メールで
あるか、又は返信日時指定メールに対して送信した返信
変更願メールに応答する受信メールである。この場合に
は、図49のフローに移行して、ポインタkを1にセッ
トする(ステップS496)。そして、kをインクリメ
ントしながら、待ちメール(k)と受信メール(n)の
送信アドレスが一致するか否かを判別する(ステップS
497)。一致しない場合は、kをインクリメントし
(ステップS498)、kが最大数を超えたか否かを判
別する(ステップS499)。最大数を超えていない場
合には、ステップS497に移行して、待ちメール
(k)と受信メール(n)の送信アドレスが一致するか
否かを判別する。そして、ステップS497、498、
499のループを繰り返し、一致する待ちメールを捜
す。
【0141】ステップS499において、kが最大数を
超えた場合、すなわち一致する待ちメールがない場合に
は、受信メール(n)は通常の受信メールである。この
場合には、受信メール(n)の送信アドレスを定形メー
ルの宛先アドレスとする(ステップS500)。すなわ
ち、図27に示した不在であることを明示した定形メー
ルの宛先アドレスとする。そして、定形メールを送信し
(ステップS501)、送信が終了したか否かを判別す
る(ステップS502)。送信が終了していない場合に
は、ステップS501の送信処理を続行する。送信が終
了した場合には、このフローを終了する。
【0142】ステップS497において、受信メール
(n)の送信アドレスと一致するアドレスの待ちメール
(k)があった場合には、受信メール(n)は返信変更
願メールに応答する受信メールである。この場合には、
待ちメール(k)に対応する待ちメール番号(k)にn
をセットする(ステップS503)。次に、受信メール
(n)の件名エリア又は本文エリアにRAM3のパスワ
ードエリアに入力したパスワード(識別情報)と一致す
るパスワード(識別情報)があるか否かを判別する(ス
テップS504)。一致するパスワードがある場合に
は、返信指定日時の変更を相手先が了承したことになる
ので、最初に返信日時指定を受けた受信メール(n)の
返信指定日時を、返信変更願メールの返信指定日時に変
更する(ステップS505)。次に、受信メール(n)
を削除し(ステップS506)、RAM3の受信メール
ストアエリアをソートする(ステップS507)。ま
た、待ちメール(k)を削除し(ステップS508)、
待ちメール番号(k)を削除する(ステップS50
9)。そして、このフローを終了する。
【0143】ステップS504において、パスワードが
ない場合には、返信指定日時の変更を相手先が否定した
ことになる。この場合には、レジスタTMに3をセット
し(ステップS510)、後述する転送メール作成処理
を行う(ステップS511)。そして、転送メールを送
信し(ステップS512)、送信が終了したか否かを判
別する(ステップS513)。送信が終了していない場
合には、ステップS512の送信処理を続行する。送信
が終了した場合には、受信メール(n)を削除し(ステ
ップS506)、RAM3の受信メールストアエリアを
ソートする(ステップS507)。また、待ちメール
(k)を削除し(ステップS508)、待ちメール番号
(k)を削除する(ステップS509)。そして、この
フローを終了する。
【0144】図50は、図47のステップS493、図
48のステップS481、及び図49のステップS51
1における転送メール作成処理のフローである。まず、
RAM3のメール作成エリアのアドレスエリアに転送先
メールアドレスをストアする(ステップS514)。次
に、TMの値を判別する(ステップS515)。
【0145】TMの値が1である場合には、メール作成
エリアの件名入力エリアに待ちメール(k)の件名をス
トアし(ステップS516)、メール作成エリアの本文
入力エリアに待ちメール(k)及び受信メール(n)の
本文をストアする(ステップS517)。TMの値が2
である場合には、メール作成エリアの件名入力エリアに
受信メール(n)の件名をストアし(ステップS51
8)、メール作成エリアの本文入力エリアに受信メール
(n)の本文をストアする(ステップS519)。TM
の値が3である場合には、メール作成エリアの件名入力
エリアに待ちメール(k)の件名をストアし(ステップ
S520)、メール作成エリアの本文入力エリアに待ち
メール(k)の本文をストアする(ステップS52
1)。
【0146】ステップS517、ステップS519、ス
テップS521において、本文をストアした後は、TM
に0をセットする(ステップS522)。そして、この
フローを終了する。
【0147】このように、上記第2実施形態によれば、
図1の端末装置100は、電子メールを受信するメール
受信手段と、特定の日時期間を設定する日時設定手段
と、メール受信手段が特定の日時期間内に電子メールを
受信したか否かを判別する受信日時判別手段と、受信日
時判別手段によって特定の日時期間内に受信したと判別
された電子メールが、返信日時を指定した返信日時指定
メールであるか否かを判別するメール判別手段と、メー
ル判別手段によって返信日時指定メールと判別された場
合には、返信日時が前記特定の日時期間内であるか否か
を判別する返信日時判別手段と、返信日時判別手段によ
って判別された返信日時が前記特定の日時期間内である
場合には、返信日時を特定の日時期間外の別の返信日時
に変更することを要求する変更要求メールを自動送信す
るメール送信手段と、メール送信手段によって変更要求
メールを送信した後に、メール受信手段が変更要求を受
諾する旨の返信メールを受信した場合には、返信日時指
定メールの返信日時を変更する日時変更手段と、メール
送信手段によって変更要求メールを送信した後に、メー
ル受信手段が変更要求を拒否する旨の返信メールを受信
した場合には、返信日時指定メールをあらかじめ指定さ
れた宛先に自動転送するメール転送手段と、を構成す
る。
【0148】このような構成により、特定の日時期間内
に、返信日時を指定した返信日時指定メールを受信した
場合に、特定の日時期間外の別の返信日時に変更するこ
とを要求する変更要求メールを自動送信した後、変更を
受諾する回答を受信したときは別の返信日時に変更し、
変更を拒否する回答を受信したときは返信日時指定メー
ルを指定された宛先に自動転送する。
【0149】したがって、不在期間等の特定の期間内に
返信日時を指定した電子メールを受信したとき、送信者
にその返信日時を変更できるか否かを問い合わせて、そ
の返信日時が不在期間以外の期間に変更できない場合に
は、その電子メールを指定したアドレスに転送すること
ができ、プライバシーやその他の点で不都合な事態が頻
発するのを回避できる。指定したアドレスとしては、例
えば、外出先で所有する携帯端末や自宅で使用するパソ
コンのアドレス等である。
【0150】この場合において、返信メールに対する応
答として、別の返信日時に変更することを了承する電子
メールを受信した場合には、最初に受信した電子メール
で指定した返信日時を別の返信日時に変更する。したが
って、例えば、不在期間の終了後に応答することができ
る。さらにこの場合には、送信者からの了承する電子メ
ールを消去する。したがって、メモリの受信メールスト
アエリアを用済みになった受信メールで無駄に使用する
ことがない。
【0151】返信メールに対する応答として、特定の日
時期間外で、かつ、受信者が希望する別の返信日時とは
異なる新たな返信日時を指定した電子メールを受信した
場合には、返信日時指定メールで指定した返信日時を新
たな返信日時に変更する。したがって、送信者と受信者
との間のトレードオフによって、適切な対応をすること
ができる。さらにこの場合には、新たな返信日時を指定
した電子メールを消去する。したがって、上記の場合と
同様に、メモリの受信メールストアエリアを用済みにな
った受信メールで無駄に使用することがない。
【0152】返信メールに対する応答として後に受信し
た電子メールの送信者のパスワード(識別情報)が、先
に受信した返信指定メールの送信者のパスワード(識別
情報)と一致した場合に、後に受信した電子メールを有
効と認める。したがって、宛先を誤ることなく確実に相
手先と通信することができる。
【0153】なお、上記第2実施形態においては、RO
M2内に電子メールを送受信するプログラムを格納した
電子メール装置について説明したが、フロッピーディス
クやCD等の媒体に、電子メールを送受信するプログラ
ムを記録し、このプログラムを汎用のパソコンやワープ
ロ等の装置に実行させる構成にしてもよい。
【0154】すなわち、電子メールを受信する手順A
と、特定の日時期間を設定する手順Bと、手順Aが特定
の日時期間内に電子メールを受信したか否かを判別する
手順Cと、手順Cによって特定の日時期間内に受信した
と判別された電子メールが、返信日時を指定した返信日
時指定メールであるか否かを判別する手順Dと、手順D
によって返信日時指定メールと判別された場合には、返
信日時が特定の日時期間内であるか否かを判別する手順
Eと、手順Eによって判別された返信日時が特定の日時
期間内である場合には、返信日時を特定の日時期間外の
別の返信日時に変更することを要求する変更要求メール
を自動送信する手順Fと、手順Fによって変更要求メー
ルを送信した後に、手順Aが変更要求を受諾する旨の返
信メールを受信した場合には、返信日時指定メールの返
信日時を変更する手順Gと、手順Fによって変更要求メ
ールを送信した後に、手順Aが当該変更要求を拒否する
旨の返信メールを受信した場合には、返信日時指定メー
ルをあらかじめ指定された宛先に自動転送する手順H
と、を実行する電子メール処理のプログラムを汎用のパ
ソコンやワープロ等の装置に実行させる。
【0155】
【発明の効果】請求項1又は請求項11の発明によれ
ば、受信者が不在期間等の特定の日時期間に返信日時を
指定した電子メールを受信した場合には、その返信日時
を特定の日時期間外の別の返信日時に変更することを要
求する返信メールを自動送信する。したがって、電子メ
ールの受信者が不在の場合に、その不在期間内に返信日
時を指定した電子メールを受信した場合には、送信者に
その返信日時を変更できるか否かを問い合わせて、その
回答に応じて適切な対応ができ、プライバシーやその他
の点で不都合な事態が頻発するのを回避できる。
【0156】請求項6又は請求項12の発明によれば、
特定の日時期間内に、返信日時を指定した返信日時指定
メールを受信した場合に、特定の日時期間外の別の返信
日時に変更することを要求する変更要求メールを自動送
信した後、変更を受諾する回答を受信したときは別の返
信日時に変更し、変更を拒否する回答を受信したときは
返信日時指定メールを指定された宛先に自動転送する。
したがって、不在期間等の特定の期間内に返信日時を指
定した電子メールを受信したとき、送信者にその返信日
時を変更できるか否かを問い合わせて、その返信日時が
不在期間以外の期間に変更できない場合には、その電子
メールを指定したアドレスに転送することができ、プラ
イバシーやその他の点で不都合な事態が頻発するのを回
避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子メール装置
のシステムのブロック図。
【図2】第1実施形態におけるRAMのデータエリアを
示す図。
【図3】図1におけるCPUのメインルーチンのフロー
チャート。
【図4】図3における受信表示処理のフローチャート。
【図5】図4に続く受信表示処理のフローチャート。
【図6】受信表示画面を示す図。
【図7】図3におけるメール表示処理のフローチャー
ト。
【図8】受信メール表示画面を示す図。
【図9】返信日時指定のメール表示画面を示す図。
【図10】図5における通常メール作成処理のフローチ
ャート。
【図11】図10に続く通常メール作成処理のフローチ
ャート。
【図12】通常メール作成画面を示す図。
【図13】図5における返信指定メール作成処理のフロ
ーチャート。
【図14】図13に続く返信指定メール作成処理のフロ
ーチャート。
【図15】図13に続く返信指定メール作成処理のフロ
ーチャート。
【図16】返信指定メール作成画面を示す図。
【図17】図10及び図14におけるアドレスリスト表
示処理のフローチャート。
【図18】アドレスリスト表示画面を示す図。
【図19】図5及び図17におけるアドレス入力処理の
フローチャート。
【図20】図19に続くアドレス入力処理のフローチャ
ート。
【図21】アドレス入力画面を示す図。
【図22】図5における第1実施形態の不在設定処理の
フローチャート。
【図23】図22に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図24】図22に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図25】第1実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図26】図24における定形メールA及びB作成処理
のフローチャート。
【図27】定形メールA作成画面を示す図。
【図28】定形メールB作成画面を示す図。
【図29】図24における返信変更願メール作成処理の
フローチャート。
【図30】図29に続く返信変更願メール作成処理のフ
ローチャート。
【図31】図29に続く返信変更願メール作成処理のフ
ローチャート。
【図32】返信変更願メール作成画面を示す図。
【図33】タイマインタラプト処理のフローチャート。
【図34】図33に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図35】図33に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図36】図33に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図37】第2実施形態におけるRAMのデータエリア
を示す図。
【図38】第2実施形態の不在設定処理のフローチャー
ト。
【図39】図38に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図40】図38に続く不在設定処理のフローチャー
ト。
【図41】第2実施形態における不在設定処理画面を示
す図。
【図42】図40における転送先アドレス入力処理のフ
ローチャート。
【図43】図42に続く転送先アドレス入力処理のフロ
ーチャート。
【図44】図42に続く転送先アドレス入力処理のフロ
ーチャート。
【図45】転送先アドレス入力画面を示す図。
【図46】第2実施形態におけるタイマインタラプト処
理のフローチャート。
【図47】図46に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図48】図47に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図49】図47に続くタイマインタラプト処理のフロ
ーチャート。
【図50】図47、図48及び図49における転送メー
ル作成処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード 5 表示部 6 マウス 7 通信制御部 100 端末装置 200 専用回線 300 サーバー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信するメール受信手段
    と、 特定の日時期間を設定する日時設定手段と、 前記メール受信手段が前記特定の日時期間内に電子メー
    ルを受信したか否かを判別する受信日時判別手段と、 この受信日時判別手段によって前記特定の日時期間内に
    受信したと判別された電子メールが、返信日時を指定し
    た返信日時指定メールであるか否かを判別するメール判
    別手段と、 このメール判別手段によって前記返信日時指定メールと
    判別された場合には、当該返信日時が前記特定の日時期
    間内であるか否かを判別する返信日時判別手段と、 この返信日時判別によって判別された前記返信日時が前
    記特定の日時期間内である場合には、当該返信日時を前
    記特定の日時期間外の別の返信日時に変更することを要
    求する返信メールを自動送信するメール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  2. 【請求項2】 前記返信メールに対する応答として、前
    記別の返信日時に変更することを了承しない電子メール
    を前記メール受信手段が受信した場合には、前記メール
    送信手段は、別の受信アドレス情報を含めた返信メール
    を自動送信することを特徴とする請求項1に記載の電子
    メール装置。
  3. 【請求項3】 前記返信メールに対する応答として、前
    記別の返信日時に変更することを了承する電子メールを
    前記メール受信手段が受信した場合に、前記返信日時指
    定メールで指定した返信日時を前記別の返信日時に変更
    する日時変更手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1に記載の電子メール装置。
  4. 【請求項4】 前記日時変更手段は、前記返信メールに
    対する応答として、前記特定の日時期間外で、かつ、前
    記別の返信日時とは異なる新たな返信日時を指定した電
    子メールを前記メール受信手段が受信した場合には、前
    記返信日時指定メールで指定した返信日時を前記新たな
    返信日時に変更することを特徴とする請求項3に記載の
    電子メール装置。
  5. 【請求項5】 前記返信メールに対する応答として、前
    記特定の日時期間内の新たな返信日時を指定した電子メ
    ールを前記メール受信手段が受信した場合には、前記メ
    ール送信手段は、別の受信アドレス情報を含めた返信メ
    ールを自動送信することを特徴とする請求項1に記載の
    電子メール装置。
  6. 【請求項6】 電子メールを受信するメール受信手段
    と、 特定の日時期間を設定する日時設定手段と、 前記メール受信手段が前記特定の日時期間内に電子メー
    ルを受信したか否かを判別する受信日時判別手段と、 この受信日時判別手段によって前記特定の日時期間内に
    受信したと判別された前記電子メールが、返信日時を指
    定した返信日時指定メールであるか否かを判別するメー
    ル判別手段と、 このメール判別手段によって前記返信日時指定メールと
    判別された場合には、当該返信日時が前記特定の日時期
    間内であるか否かを判別する返信日時判別手段と、 この返信日時判別手段によって判別された前記返信日時
    が前記特定の日時期間内である場合には、当該返信日時
    を前記特定の日時期間外の別の返信日時に変更すること
    を要求する変更要求メールを自動送信するメール送信手
    段と、 このメール送信手段によって前記変更要求メールを送信
    した後に、前記メール受信手段が当該変更要求を受諾す
    る旨の返信メールを受信した場合には、前記返信日時指
    定メールの返信日時を変更する日時変更手段と、 前記メール送信手段によって前記変更要求メールを送信
    した後に、前記メール受信手段が当該変更要求を拒否す
    る旨の返信メールを受信した場合には、前記返信日時指
    定メールをあらかじめ指定された宛先に自動転送するメ
    ール転送手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  7. 【請求項7】 前記返信メールに対する応答として、前
    記別の返信日時に変更することを了承する電子メールを
    前記メール受信手段が受信した場合に、前記返信日時指
    定メールで指定した返信日時を前記別の返信日時に変更
    する日時変更手段をさらに有することを特徴とする請求
    項6に記載の電子メール装置。
  8. 【請求項8】 前記日時変更手段は、前記返信メールに
    対する応答として、前記特定の日時期間外で、かつ、前
    記別の返信日時とは異なる新たな返信日時を指定した電
    子メールを前記メール受信手段が受信した場合には、前
    記返信日時指定メールで指定した返信日時を前記新たな
    返信日時に変更することを特徴とする請求項7に記載の
    電子メール装置。
  9. 【請求項9】 前記前記返信メールに対する応答とし
    て、前記特定の日時期間内の新たな返信日時を指定した
    電子メールを前記メール受信手段が受信した場合には、
    前記メール転送手段は、前記返信日時指定メールをあら
    かじめ指定された宛先に自動転送することを特徴とする
    請求項6に記載の電子メール装置。
  10. 【請求項10】 前記メール受信手段は、前記返信メー
    ルに対する応答として受信した電子メールの送信者の識
    別情報が、前記返信日時指定メールの送信者の識別情報
    と一致した場合に、前記返信メールに対する応答として
    受信した電子メールを有効と認めることを特徴とする請
    求項1〜9のいずれか1つに記載の電子メール装置。
  11. 【請求項11】 電子メールを受信する手順Aと、 特定の日時期間を設定する手順Bと、 前記特定の日時期間内に電子メールを受信したか否かを
    判別する手順Cと、 前記特定の日時期間内に受信された電子メールが、返信
    日時を指定した返信日時指定メールであるか否かを判別
    する手順Dと、 前記返信日時指定メールで指定された前記返信日時が前
    記特定の日時期間内であるか否かを判別する手順Eと、 前記返信日時が前記特定の日時期間内である場合には、
    当該返信日時を前記特定の日時期間外の別の返信日時に
    変更することを要求する返信メールを自動送信する手順
    Fと、 を実行するプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 電子メールを受信する手順Aと、 特定の日時期間を設定する手順Bと、 前記手順Aが前記特定の日時期間内に電子メールを受信
    したか否かを判別する手順Cと、 この手順Cによって前記特定の日時期間内に受信したと
    判別された前記電子メールが、返信日時を指定した返信
    日時指定メールであるか否かを判別する手順Dと、 この手順Dによって前記返信日時指定メールと判別され
    た場合には、当該返信日時が前記特定の日時期間内であ
    るか否かを判別する手順Eと、 この手順Eによって判別された前記返信日時が前記特定
    の日時期間内である場合には、当該返信日時を前記特定
    の日時期間外の別の返信日時に変更することを要求する
    変更要求メールを自動送信する手順Fと、 この手順Fによって前記変更要求メールを送信した後
    に、前記手順Aが当該変更要求を受諾する旨の返信メー
    ルを受信した場合には、前記返信日時指定メールの返信
    日時を変更する手順Gと、 前記手順Fによって前記変更要求メールを送信した後
    に、前記手順Aが当該変更要求を拒否する旨の返信メー
    ルを受信した場合には、前記返信日時指定メールをあら
    かじめ指定された宛先に自動転送する手順Hと、 を実行する電子メール処理のプログラムを記録した記録
    媒体。
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