JP2001202307A - ネットワークシステム、端末装置及び情報送信方法 - Google Patents

ネットワークシステム、端末装置及び情報送信方法

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JP2001202307A
JP2001202307A JP2000017838A JP2000017838A JP2001202307A JP 2001202307 A JP2001202307 A JP 2001202307A JP 2000017838 A JP2000017838 A JP 2000017838A JP 2000017838 A JP2000017838 A JP 2000017838A JP 2001202307 A JP2001202307 A JP 2001202307A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種々の通信端末装置を用いて情報の授受を行う
ことができるネットワークシステム、端末装置及び情報
送信方法を提案する。 【解決手段】ネットワーク13、55に接続された端末
装置30A、30B、52A、52Bから送信先ユーザ
が使用する他の端末装置に対して情報を送信する際に、
情報の送信先ユーザが使用可能な通信アプリケーション
を判別し、当該判別した結果に応じた通信アプリケーシ
ョンを選択して情報を送信することにより、送信先ユー
ザとの間で容易に情報の授受を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システムに関
し、複数の通信アプリケーションを使用する通信システ
ムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばインターネット等のネット
ワークを介して通信端末装置間で電子メール(E−Mail
(Electronic Mail))の授受を行うようになされた通信
システムがある。この通信システムにおいて、送信元の
通信端末装置は送信用のプロトコルを用いて電子メール
をその送信先アドレスと共にネットワーク上のメールサ
ーバに送信する。送信先である通信端末装置は受信用の
プロトコルを用いてメールサーバから自分宛ての電子メ
ールを取り出すことにより、送信元からの電子メールを
取得することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる通信
システムにおいては、同一のユーザが複数の通信端末装
置を所有している場合、各通信端末装置において同様の
プロトコルを扱うアプリケーションプログラムがインス
トールされている必要があった。
【0004】また、例えばユーザが外出先で任意の通信
端末装置を用いて電子メールの送受信を行うことができ
れば、利便性が向上すると考えられるが、この場合にお
いてもユーザが使用する端末装置ごとに必要とするアプ
リケーションプログラムがインストールされている必要
がある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、種々の通信端末装置を用いて情報の授受を行うこと
ができるネットワークシステム、端末装置及び情報送信
方法を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ネットワークに接続された端末装
置から送信先ユーザが使用する他の端末装置に対して情
報を送信する際に、情報の送信先ユーザが使用可能な通
信アプリケーションを判別し、当該判別した結果に応じ
た通信アプリケーションを選択して情報を送信すること
により、送信先ユーザとの間で容易に情報の授受を行う
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0008】図1において10は全体として通信システ
ムを示し、インターネット13に対して、会社等の内部
に設けられたLAN(Local Area Network)55及びサー
ビスプロバイダ25等が接続されている。サービスプロ
バイダ25には公衆電話回線15及びモデム等の通信イ
ンターフェイス16A、16B、……を介して複数のパ
ーソナルコンピュータ30A、30B、……が接続さ
れ、これら複数のパーソナルコンピュータ30A、30
B、……との間で情報の授受を行うようになされてい
る。
【0009】パーソナルコンピュータ30A、30B、
……はそれぞれPPP(Point-to-Point Protocol) を用
いたダイアルアップ接続により、公衆電話回線15及び
サービスプロバイダ25を介してインターネット13に
接続することができる。
【0010】また、LAN55には複数のパーソナルコ
ンピュータ52A、52B、……が接続され、各パーソ
ナルコンピュータ52A、52B、……はインターネッ
ト13を介してサービスプロバイダ25にアクセスする
ことができる。この場合、LAN55はファイアウォー
ル58を介してインターネット13に接続されているこ
とにより、外部からLAN55内に対して第三者が不正
にアクセスすることを防止している。
【0011】ここで、サービスプロバイダ25はメール
サーバ20を有し、公衆電話回線15に接続されるパー
ソナルコンピュータ30A、30B、……及びLAN5
5に接続されているパーソナルコンピュータ52A、5
2B、……を使用するユーザに対応したメールボックス
を持つことができる。従って、パーソナルコンピュータ
30A、30B、……及びパーソナルコンピュータ52
A、52B、……を使用するユーザはそれぞれメールサ
ーバ20を介して、他のパーソナルコンピュータとの間
で電子メールの授受を行うことができる。
【0012】またLAN55にもメールサーバ51が接
続されており、LAN55に接続されている各パーソナ
ルコンピュータ52A、52B、……を使用するユーザ
に対応したメールボックスを持つことができる。従っ
て、LAN55に接続されたパーソナルコンピュータ5
2A、52B、……を使用するユーザは、メールサーバ
51を介して互いに電子メールの授受を行うことができ
る。
【0013】ここで、パーソナルコンピュータ30A、
30B、……、52A、52B、……は複数のユーザが
使用し得るようになされており、インターネット13に
接続されたユーザ特定サーバ40は、パーソナルコンピ
ュータ30A、30B、……、52A、52B、……を
使用中であるユーザを特定することができる。
【0014】すなわち、パーソナルコンピュータ30
A、30B、……、52A、52B、……には、記憶手
段であるメモリカードを装着するスロットが設けられて
おり、ユーザはこれらのパーソナルコンピュータ30
A、30B、……、52A、52B、……のいずれかを
操作する際に、当該操作するパーソナルコンピュータに
対してユーザが個々に所有するメモリカード(図1にお
いてメモリカード5A、5B、5C、5D、……のいず
れか)を装着するようになされている。メモリカード5
A、5B、……は、図2に示すように、各パーソナルコ
ンピュータ30A、30B、……、52A、52B、…
…のスロットに装着するためのコネクタ7Aと、当該コ
ネクタ7Aに対してバスBUSを介して接続されたメモ
リ6Aとによって構成されている。以下、メモリカード
5Aについて説明するが、他のメモリカード5B、5
C、……もメモリカード5Aと同様の構成を有し、それ
ぞれのメモリカード5A、5B、……には当該各メモリ
カード5A、5B、……を所有するユーザに関する情報
が記憶されているものとする。
【0015】すなわち、メモリカード5Aにおいてメモ
リ6Aは、図3に示すメモリマップで指定される領域に
当該メモリカード5Aを所有するユーザ固有の各種情報
を記憶するようになされており、当該メモリ6Aの記憶
領域のうち、第1の領域AR11はメモリカード5Aを
装着するパーソナルコンピュータ(パーソナルコンピュ
ータ30A、30B、……、52A、52B、……のい
ずれか)をネットワークに接続するためのネットワーク
接続情報を記憶する領域であり、サービスプロバイダ2
5から認証を受けるためのユーザID及びパスワード並
びに、メモリカード5Aを使用するユーザが予め登録す
るユーザ識別用のパスワード等を記憶するようになされ
ている。ユーザ識別用のパスワードは、ユーザがメモリ
カード5Aをパーソナルコンピュータ(パーソナルコン
ピュータ30A、30B、……、52A、52B、……
のいずれか)に装着する毎に当該ユーザによって入力さ
れるパスワードと比較される情報であり、このときのユ
ーザがメモリカード5Aの正規のユーザであるか否かを
判断するために用いられる。
【0016】また第2の領域AR12は、メモリカード
5Aを装着したパーソナルコンピュータ(パーソナルコ
ンピュータ30A、30B、……、52A、52B、…
…のいずれか)を使用して例えばサービスプロバイダ2
5からネットワーク上で種々のサービス(コンテンツの
提供等)を享受する際にダウンロードされる付加情報を
記憶する領域である。
【0017】また第3の領域AR13は、住所録又はス
ケジュールデータ等のようなメモリカード5Aを所有す
るユーザが固有に利用する情報を記憶する領域である。
【0018】また第4の領域AR14は、メモリカード
5Aを装着する機器毎に使用可能な情報を記憶する領域
であり、例えば装着対象である機器がテレビジョン装置
である場合に使用されるテレビ番組一覧又はテレビ番組
毎にWWW(World Wide Web)上で説明を見るためのUR
L(Uniform Resource Locator)情報、メモリカード5A
の装着対象である機器がパーソナルコンピュータである
場合に読み書きされる編集中の文章又は画面若しくは開
発途中のプログラム等がそれぞれ記憶される。
【0019】また第5の領域AR15は、メモリカード
5Aを装着するパーソナルコンピュータ30A、30
B、……、52A、52B、……に対して電子メール、
チャット、メッセージング等の機能を実行させるための
アプリケーションプログラム及び当該メモリカード5A
の所有者に割り当てられているメールサーバ20、51
のメールアドレス、並びに送信しようとする電子メール
の内容や受信済の電子メールの内容等を記憶する領域で
ある。因みに、電子メールとはメールサーバ20又は5
1に設けられた各ユーザ対応のメールボックスを介して
宛て先ユーザにメールの受渡しを行うメールの送信方法
であり、また、チャット及びメッセージングとはパーソ
ナルコンピュータ等の通信端末装置間でリアルタイムで
メッセージを互いに送受信する通信方法である。
【0020】かかるメモリカード5Aのメモリ6Aに格
納されるデータは、例えば図4に示すTLV(Type Leng
th Value) 形式で格納されている。このフォーマット
は、図3について上述したメモリマップの各領域(AR
11〜AR15)に格納されているデータのフォーマッ
トであり、各領域(AR11〜AR15)ごとに、格納
されるデータの種別(TYPE)情報D11、データ長
情報(LENGTH)及び内容情報(VALUE)D1
3から構成される。
【0021】この場合、メモリ6Aの第1の領域AR1
1のデータの種別情報D11として、ネットワーク接続
情報を表すコード「00」が割り当てられ、当該第1の
領域AR11の内容情報D13として、認証ID(ユー
ザID)及びパスワード等の情報が格納される。そし
て、この内容情報D13として格納される認証IDやパ
スワードごとに、さらにTLV形式のフォーマットが形
成され、それぞれ種別情報D13A、データ長情報D1
3B及び内容情報D13Cを構成する。
【0022】また、メモリ6Aの第2の領域AR12に
おいては、データの種別情報D11として、ネットワー
ク付加情報を表すコード「01」が割り当てられ、当該
第2の領域AR12の内容情報として、サービスプロバ
イダ25からネットワーク上で種々のサービス(コンテ
ンツの提供等)を享受する際にダウンロードされる付加
情報であるグループID及びそのパスワード等の情報が
格納される。グループIDは、パーソナルコンピュータ
等の端末機器を使用する複数ユーザによって特定のグル
ープを構成する場合に使用される識別情報である。そし
て、この内容情報D13として格納されるグループID
やそのパスワードごとに、さらにTLV形式のフォーマ
ットが形成され、それぞれ種別情報D13A、データ長
情報D13B及び内容情報D13Cを構成する。
【0023】また、メモリ6Aの第3の領域AR13に
おいては、データの種別情報D11として、個人情報を
表すコード「02」が割り当てられ、当該第3の領域A
R13の内容情報として、当該メモリカード5Aを所有
するユーザが固有に使用する情報である電話帳、住所録
データ及び個人スケジュールデータ等の情報が格納され
る。そして、この内容情報D13として格納される電話
帳、住所録データ及び個人スケジュールデータごとに、
さらにTLV形式のフォーマットが形成され、それぞれ
種別情報D13A、データ長情報D13B及び内容情報
D13Cを構成する。
【0024】また、メモリ6Aの第4の領域AR14に
おいては、データの種別情報D11として、端末機器毎
の情報を表すコード「03」が割り当てられ、当該第4
の領域AR14の内容情報として、当該メモリカード5
Aが装着される対象としての端末機器毎に使用される情
報としての各種端末属性等の情報が格納される。そし
て、この内容情報D13として格納される各種端末属性
等の情報ごとに、さらにTLV形式のフォーマットが形
成され、それぞれ種別情報D13A、データ長情報D1
3B及び内容情報D13Cを構成する。
【0025】また、メモリ6Aの第5の領域AR15に
おいては、データの種別情報D11として、電子メー
ル、チャット、メッセージング等の機能をパーソナルコ
ンピュータに実行させるためのアプリケーションプログ
ラム及び、送信しようとする電子メールの内容や受信済
の電子メールの内容等の情報であることを表すコード
「04」が割り当てられ、当該第5の領域AR15の内
容情報D13として、電子メール、チャット、メッセー
ジング等のアプリケーションプログラム及びそのバージ
ョン情報と、メールの内容等が格納される。そして、こ
の内容情報D13として格納される各情報(アプリケー
ションプログラム及びメール内容)ごとに、さらにTL
V形式のフォーマットが形成され、それぞれ種別情報D
13A、データ長情報D13B及び内容情報D13Cを
構成する。
【0026】このように、メモリカード5Aには、当該
メモリカード5Aを所有するユーザを特定する固有の情
報(認証ID、パスワード等)及び当該ユーザが固有に
使用する種々の情報(個人情報、端末毎情報等)並びに
電子メール等の送受信に用いられるアプリケーションプ
ログラム及びメールの内容等が記憶される。
【0027】因みに、図5はメモリカード50Aの構成
をソフトウエア及びハードウエアに分けて示したもので
あり、インターフェイス(コネクタ7A)を有するハー
ドウエア61(メモリ6A及びコネクタ7A(図2)か
らなる)と、当該ハードウエアを動作させるためのドラ
イバソフトウエア(DRIVER) 62及びオペレーティイン
グシステム(OS)63とを有し、さらに電子メール、
チャット及びメッセージングの機能を実行させるための
アプリケーションプログラムAPを有する。
【0028】ユーザはパーソナルコンピュータ30A、
30B、……、52A、52B、……のいずれかを操作
する際に、当該操作しようとするパーソナルコンピュー
タにメモリカード5Aを装着することにより、メモリカ
ード5A内のユーザ自らを特定する固有の情報であるネ
ットワーク接続情報(認証ID、パスワード等)がパー
ソナルコンピュータ、公衆電話回線15、サービスプロ
バイダ25及びインターネット13を介してユーザ特定
サーバ40に通知され、このときユーザが操作するパー
ソナルコンピュータとユーザとの対応関係がユーザ特定
サーバ40に登録される。
【0029】すなわち、パーソナルコンピュータ30
A、30B、……、52A、52B、……は、それぞれ
同様の構成を有し、パーソナルコンピュータ30Aは図
6に示すように、種々のインターフェイス(INF)を
有するハードウエア31と、当該ハードウエアを動作さ
せるためのドライバソフトウエア(DRIVER) 32及びオ
ペレーティイングシステム(OS)33とを有する。
【0030】図7はパーソナルコンピュータ30Aのハ
ードウエア構成を示し、バスBUSにCPU131及び
メモリ132が接続され、さらにSCSI(Small Compu
terSystem Interface) 146を介してハードディスク
ドライブ(HDD)150、コンパスクディスク装置
(CD)151及びフロッピィディスクドライブ(FD
D)152が接続されている。
【0031】CPU131はハードディスクドライブ1
50によりハードディスクから読み出された動作プログ
ラムに従って種々の動作を実行するようになされてい
る。CPU131の各種処理内容はグラフィックス回路
147及びインターフェイス153を介してCRT(Cat
hode Ray Tube Display)等の表示装置(図示せず)に出
力され、可視表示される。
【0032】またバスBUSにはブルートゥース規格の
インターフェイス137及びそのインターフェイス処理
部(BT)133が接続されており、ブルートゥース規
格で情報を送受信するようになされたメモリカードとの
間で情報を無線で授受することができる。
【0033】さらに、バスBUSにはシリアルインター
フェイス138及びそのインタースェイス処理部134
と、パラレスインターフェイス139及びそのインター
フェイス処理部135と、USB(Universal Serial Bu
s)136及びそのインターフェイス140とが接続され
ており、各インターフェイス規格に対応したインターフ
ェイスを持つメモリカードとの間で情報を授受すること
ができる。
【0034】例えば、シリアルインターフェイス138
は少なくとも3本のデータ線を有し、第1のデータ線は
データ伝送時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線
はデータ伝送時に必要なステータス信号を伝送し、第3
のデータ線はシリアルインターフェイスを持つメモリカ
ード5Aに書き込み又は読み出すデータをシリアルに伝
送する。
【0035】ここで、例えばパーソナルコンピュータ3
0Aを操作するユーザが、固有に所有するメモリカード
5Aをメモリカード用のスロット(図示せず)に挿入す
ると、メモリカード5Aの検出用接点がパーソナルコン
ピュータ30Aのシリアルインターフェイス138の接
点と接続される。このとき、インターフェイス処理部1
34はメモリカード検出用の信号レベルの変化(論理
「L」レベルから論理「H」レベルへの変化)を検出
し、CPU131に対してインタラプト信号を送出する
ことにより割り込み処理を行う。これによりCPU13
1はメモリカード5Aが挿入されたことを検出する。
【0036】因みに、インターフェイス処理部134
は、メモリカード5Aに対するデータの授受においてそ
のインターフェイス仕様に則ったプロトコル処理を行う
処理ブロックである。これによりインターフェイス処理
部134は、メモリカード5Aに記憶されているユーザ
固有の情報を読み出し得る状態、又はメモリカード5A
に対して情報を書き込み得る状態となる。
【0037】CPU131は、メモリカード用のスロッ
トにメモリカード5Aが挿入されると、当該メモリカー
ド5A内の認証用のデータを読み出し、これを通信イン
ターフェイス141、公衆電話回線15(図1)、サー
ビスプロバイダ25(図1)及びインターネット13
(図1)を介してユーザ特定サーバ40に送信すること
により、ユーザ特定サーバ40に対して認証要求を行
う。
【0038】この認証要求のシーケンスを図8に示す。
図8において、パーソナルコンピュータ30Aのメモリ
カード用のスロットにメモリカード5Aが挿入される
と、CPU131はシリアルインターフェイス138を
介してメモリカード5Aの挿入状態を検出し、公衆電話
回線15を介してユーザ特定サーバ40に発信を行い、
通信路を確保する。
【0039】そして、パーソナルコンピュータ30Aの
CPU131は、PPP(Point toPoint Protocol) 処
理によるセッションの確立を行った後、ユーザ特定サー
バ40に対して認証要求を送信する。この認証要求デー
タD21はユーザ及び当該ユーザが使用する端末装置を
特定する特定情報であり、当該認証要求データD21と
して図9に示すように、CPU131はメモリカード5
Aに格納されているネットワーク接続情報(図3)のな
かのユーザID及び認証用のパスワードからなるユーザ
特定情報D2と、メモリカード5Aの第5の領域AR1
5(図3)に格納されている情報のなかの電子メールア
ドレスD7及び電子メール、チャット、メッセージング
を実行するためのアプリケーションプログラムのバージ
ョン情報D8と、メモリカード5Aが挿入されている端
末装置(パーソナルコンピュータ等)のIP(Internet
Protocol) アドレス(送信元IPアドレスD1)と、メ
モリカード5Aが挿入されている端末装置(パーソナル
コンピュータ等)のIPアドレスであってファイアウォ
ールがある場合にはファイアウォールのアドレスに書き
換えられるIPアドレスD6と、メモリカード5Aが挿
入されている端末装置の種類(パーソナルコンピュー
タ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)
等)を表す端末種類情報D3と、メモリカード5Aが挿
入されている端末装置の接続形態(ダイアルアップ接
続、LAN等)を表す接続形態情報D4と、メモリカー
ド5Aが挿入されている端末機器(パーソナルコンピュ
ータ等)が公衆電話回線15(図1)に接続される場合
にはその電話番号である接続アドレスD5とからなる。
【0040】因みに、認証要求データD21としてユー
ザ特定サーバ40に送信される特定情報のうち、端末装
置に関する情報はメモリカード5Aが挿入されている端
末装置(パーソナルコンピュータ等)に予め記憶されて
いる情報を用いる。
【0041】認証要求データD21を受け取ったユーザ
特定サーバ40は、認証要求データD21の特定情報に
表される送信元の端末装置に対して認証応答データD2
7(図8)を送信すると共に、認証要求データD21の
ユーザ特定情報D2によって特定されているユーザに宛
てられたメール等の情報(メッセージ)を認証要求デー
タD21の送信元である端末装置に送信する。
【0042】このように、ユーザがパーソナルコンピュ
ータ等の端末装置を使用する際に、ユーザが所有するユ
ーザ固有のメモリカードを端末装置のスロットに挿入す
ると、当該端末装置はメモリカード内のユーザを特定す
る情報(ユーザID等)と端末装置自身が予め持ってい
る端末装置を特定するための情報(IPアドレス、接続
情報等)とを特定情報としてユーザ特定サーバ40に送
信することにより、ユーザ特定サーバ40は各端末装置
を使用中であるユーザを常に把握する。
【0043】図10はユーザ特定サーバ40の構成を示
し、ユーザが使用する端末装置から送信される認証要求
データD21を通信部40Aにおいて受信し、当該受信
した認証要求データD21を認証部40Bに供給する。
【0044】認証部40Bは、認証要求データD21の
内容であるユーザID(認証ID)やパスワードが予め
登録されている正規ユーザのデータと一致する場合、こ
のとき入力された認証要求データD21の送信元(端末
装置)を操作しているユーザが正規のユーザであると判
断し、認証要求データD21の内容であるユーザを特定
する情報(ユーザID及びパスワード等)と、ユーザが
操作している端末装置(パーソナルコンピュータ等)を
特定する端末特定用の情報(端末種別データ、発信手段
を特定する情報、端末装置側の発信元電話番号及び各種
オプションデータ)と、当該端末装置が実行可能である
通信用アプリケーションプログラムの種類とをユーザ及
び操作端末装置の組み合わせデータD23としてデータ
ベース40Dに登録する。このときデータベース40D
は新たな組み合わせデータD23の中のユーザ及び又は
端末装置について既存の組み合わせデータが格納されて
いる場合には、当該既存の組み合わせデータに対してこ
のとき認証部40Bから供給される新しい組み合わせデ
ータD23を上書き更新する。
【0045】これにより、データベース40Dには、特
定のユーザが端末装置を変えて操作する毎に、新たに操
作する端末装置とユーザとの組み合わせが登録されるこ
とになる。
【0046】このようにして認証部40Bにおいて認証
要求に対して正規のユーザである判断がなされると、認
証部40Bは認証応答データD27を通信部40Aを介
してユーザが操作している端末装置(パーソナルコンピ
ュータ等)に返送する(図8)。
【0047】かくしてユーザ特定サーバ40において
は、現在ユーザが使用している端末装置(パーソナルコ
ンピュータ等)が当該ユーザとの組み合わせで登録され
る。ユーザ特定サーバ40のデータベース40Dに登録
された情報は、ユーザが使用する端末装置とユーザ特定
サーバ40との間の接続が切られてもデータベース40
D内に残る。
【0048】ここで、ユーザ特定サーバ40のアプリケ
ーション処理部40Cには、種々の端末装置から所望の
ユーザに対して投函された電子メールに対する開封通知
や、ユーザ間でチャット等により対話形式でメッセージ
の授受が行われる際のメッセージ内容(以下これらをメ
ッセージ情報と呼ぶ)等が必要に応じて格納されるよう
になされており、図8について上述した認証要求データ
D21に対する認証応答データD27を端末装置に返送
するとき、又はユーザが使用中である端末装置がデータ
べース40Dに登録済である状態において、当該端末装
置を操作するユーザ宛のメッセージ情報や開封通知がア
プリケーション処理部40Cに届いている場合には、ア
プリケーション処理部40Cは認証部40Bからの送信
命令によってデータベース40Dの組み合わせデータか
らユーザが使用する端末装置に関する情報(アドレス、
機種情報等)を取得し、当該ユーザ宛てのメッセージ情
報情報D25又は開封通知とその端末装置の種別データ
D3及び使用中であるアプリケーションプログラムの機
能情報(バージョン情報D8)とをメディア変換部40
Eに供給する。
【0049】メディア変換部40Eは、ユーザ宛のメッ
セージ情報D25又は開封通知を、このときユーザが使
用する端末装置の種別(パーソナルコンピュータ等)及
び使用中であるアプリケーションプログラムに応じたデ
ータ形式に変換し、これを内容データD26として通信
部22Aを介してこのときユーザが使用中である端末装
置(パーソナルコンピュータ等)に電話回線15を介し
て送信する。
【0050】これにより、ユーザが例えばパーソナルコ
ンピュータ30A(図1)にメモリカード5Aを挿入し
て当該ユーザの居所をユーザ特定サーバ40に登録した
とき、又はユーザの居所(使用端末装置)をユーザ特定
サーバ40に登録済である状態において、当該ユーザ宛
のメッセージ情報や開封通知がパーソナルコンピュータ
の表示装置に表示される。因みに、ユーザ特定サーバ4
0を介してユーザ間でメッセージ情報を授受する方法
は、例えばメッセージ情報の宛て先端末装置がファイア
ウォールによって保護されユーザから直接メッセージ情
報を送信し得ない場合に用いられる方法であり、ユーザ
特定サーバ40のアプリケーション処理部40Cは、デ
ータベース40Dにユーザの使用端末装置を登録する際
に、図9について上述したユーザから送られて来る認証
要求データのうち、送信元IPアドレスD1とIPアド
レスD6とを比較し、これらが不一致であるときファイ
アウォールによってIPアドレスD6が書き換えられた
ものとして、当該ユーザが使用中である端末装置がファ
イアウォールによって保護されているものと判断しその
旨をデータベース40Dに記録しておく。
【0051】そして当該ユーザを宛て先とした検索要求
(後述する)がいずれかの端末装置(ユーザ)から送ら
れて来ると、アプリケーション処理部40Cはデータベ
ース40Dに記録されているファイアウォール情報に基
づき、ファイアウォールが介在していない場合はユーザ
間での直接通信を指定し、これに対してファイアウォー
ルが介在する場合にはユーザ特定サーバ40を介しての
間接通信を指定する。
【0052】アプリケーション処理部40Cは、ユーザ
間での直接通信を指定すると、このとき検索要求があっ
た宛て先ユーザが使用中である端末装置のアドレスや端
末装置の種別を表す情報等を検索要求の送信元である端
末装置に返送する。これに対してアプリケーション処理
部40Cは、ユーザ特定サーバ40を介しての間接通信
を指定すると、このとき検索要求があった宛て先ユーザ
が使用中である端末装置のアドレスに代えて、ユーザ特
定サーバ40のアドレスを検索要求の送信元である端末
装置に返送する。これにより、メッセージを送信しよう
とする検索要求の送信元である端末装置においてメッセ
ージの送信先が決定する。
【0053】因みに、図8の認証シーケンスではユーザ
がパーソナルコンピュータ30A等の端末装置にメモリ
カード5Aを挿入したとき、ユーザ特定サーバ40から
当該ユーザ宛のメッセージ情報を端末装置(パーソナル
コンピュータ30A)に送信したが、これに代え、ユー
ザが端末装置の操作部を操作してメッセージ要求をユー
ザ特定サーバ40に送信することにより、ユーザ特定サ
ーバ40からユーザ宛の内容情報を端末装置に送信する
ようにしても良い。
【0054】ここで、あるユーザがパーソナルコンピュ
ータ30A等の端末装置を用いて他の端末装置を使用す
る他のユーザとの間で電子メール、チャット又はメッセ
ージングといった通信を行う方法について説明する。
【0055】図3について上述したように、メモリカー
ド5A(5B、5C、……)には、それぞれ電子メール
やチャットといった通信方法を実現するためのアプリケ
ーションプログラムが予め格納されており、ユーザが当
該メモリカード5A(5B、5C、……)をこのとき使
用する端末装置(例えばパーソナルコンピュータ30A
(図1))に挿入すると、メモリカード5Aが挿入され
たパーソナルコンピュータ30Aは、ユーザ特定サーバ
40との間の認証処理(図8)を行うことによりユーザ
及び当該ユーザが使用する端末装置をユーザ特定サーバ
40に登録すると共に、ユーザの入力操作に応じて、メ
モリカード5Aのメモリ6Aの第5の領域AR15に予
め格納されている通信を行うためのアプリケーションプ
ログラムを読み出し、これをメモリ132(図7)に格
納する。
【0056】この状態において、パーソナルコンピュー
タ30AのCPU131(図7)は、表示装置(モニ
タ)の表示画面において、メッセージを送信しようとす
る宛て先ユーザのユーザIDの入力を促す。ユーザは当
該表示画面に対してマウス等の入力手段を介して宛て先
ユーザのユーザIDを入力する。
【0057】パーソナルコンピュータ30AのCPU1
31は、ユーザが入力した宛て先ユーザのユーザIDを
ユーザ特定サーバ40に送信する。ユーザ特定サーバ4
0は、パーソナルコンピュータ30Aから受け取った宛
て先ユーザのユーザIDをデータベース40Dから検索
する。そして当該ユーザIDが登録済である場合には、
そのユーザIDによって特定されるユーザが使用中であ
る端末装置の種類やそのアドレス情報と、実行可能であ
る通信アプリケーションプログラムの種類をデータベー
ス40Dから読み出し、これらの情報をパーソナルコン
ピュータ30Aに返送する。
【0058】パーソナルコンピュータ30Aは、ユーザ
特定サーバ40から返送された宛て先ユーザが使用可能
である通信アプリケーションプログラムに対応する通信
方法のうち、このときパーソナルコンピュータ30Aに
挿入されたメモリカード5Aから読み出されたアプリケ
ーションプログラムと一致するものを選択して表示装置
に表示する。
【0059】これにより、図11に示すように、表示装
置(モニタ)MONに選択可能である通信方法がタグ1
71、172、173によって表示され、ユーザはマウ
ス等の入力装置を用いてこれら表示された複数の通信方
法の中から、所望とする通信方法を選択する。この実施
の形態の場合、メモリカード5Aには、予め3つの通信
方法(電子メール、メッセージング、チャット)を実行
するアプリケーションプログラムが格納されており、ユ
ーザ特定サーバ40から返送されて来た宛て先ユーザが
使用可能である通信方法に一致する通信アプリケーショ
ンの中からユーザが所望のアプリケーションプログラム
を選択すると、CPU131は表示装置MONに当該選
択されたアプリケーションプログラムの詳細設定及び実
行命令を入力するための画面BRを表示する。
【0060】ユーザは、この画面BRを介して所望の通
信相手のメールアドレス、ユーザIDやメッセージ文章
を入力して実行キーを操作することにより、パーソナル
コンピュータ30Aは当該入力されたメッセージ情報
を、入力されたメールアドレス及びユーザIDと共にユ
ーザ特定サーバ40又は通信方法に対応したサーバ(メ
ールサーバ等)に送信する。
【0061】例えば、ユーザが図11について上述した
表示画面上でタグ171を指定することにより電子メー
ルの送信を実行するアプリケーションプログラムを選択
すると、パーソナルコンピュータ30AのCPU131
は、電子メールの送受信を行うアプリケーションプログ
ラムを実行する。このアプリケーションプログラムで
は、送信用としてSMTP(Simple Mail Transfer Prot
ocol) を用い、受信用としてPOP3又はIMAP4を
用いる。ユーザがメッセージ文章(メッセージ情報)を
入力すると、CPU131はSMTPによりメッセージ
情報をメールサーバに送信し宛て先ユーザのメールボッ
クスに格納する。宛て先ユーザは、必要に応じてメール
サーバにアクセスし、自分宛のメールを読み出すことが
できる。
【0062】これに対して、パーソナルコンピュータ3
0Aを操作するユーザが、例えば図11に示す表示画面
上でタグ172を指定することによりメッセージングを
実行するアプリケーションプログラムを選択すると、パ
ーソナルコンピュータ30AのCPU131は、当該ア
プリケーションプログラムに従ってメッセージングを実
行する。
【0063】メッセージングとは、宛て先ユーザが使用
する端末装置に対してメッセージを直接送信する方法で
あり、図12に示すように、パーソナルコンピュータ3
0Aは特定サーバ40から受け取った宛て先ユーザが使
用中である宛て先端末装置(クライアントB)のアドレ
スに対して、ユーザにより入力されたメッセージ情報を
メッセージパケットD60で直接送信する。因みに、宛
て先ユーザの端末装置がファイアウォールによって保護
されている場合は、送信先のアドレスとしてユーザ特定
サーバ40のアドレスが指定されており、この場合には
メッセージ情報は宛て先ユーザのユーザIDと共に一旦
ユーザ特定サーバ40に送信され、ユーザ特定サーバ4
0のアプリケーション処理部40CにおいてユーザID
に基づく宛て先に対してファイアウォールを介しての送
信方法(後述する)が用いられる。
【0064】メッセージを受け取った宛て先ユーザの端
末装置は、メッセージパケットD60により送られた来
たメッセージ情報を表示装置のメッセージウインドウに
表示する。そしてこれに応答して宛て先ユーザが使用す
る端末装置は開封通知を開封通知パケットD62として
メッセージ情報の送信元であるパーソナルコンピュータ
30Aに対して直接(又はユーザ特定サーバ40を介し
て)返送する。
【0065】これに対して、パーソナルコンピュータ3
0Aを操作するユーザが、例えば図11に示す表示画面
上でタグ173を指定することによりチャットを実行す
るアプリケーションプログラムを選択すると、パーソナ
ルコンピュータ30AのCPU131は、当該アプリケ
ーションプログラムに従ってチャットを実行する。
【0066】チャットとは、ユーザ間であたかも電話の
ように連続的にコミュニケーションを行うことができる
通信方法であり、宛て先ユーザが使用する端末装置に対
してメッセージを直接送信する方法である。
【0067】このチャットによる通信を行う場合、図1
3に示すように、パーソナルコンピュータ30A(クラ
イアントA)が書いた内容がパーソナルコンピュータ3
0A及びその通信相手であるクライアントBの双方に表
示されるようになされている。この場合、まず、パーソ
ナルコンピュータ30Aは特定サーバ40から受け取っ
た宛て先ユーザが使用中である宛て先端末装置(クライ
アントB)のアドレスに対して、ユーザにより指定され
たイメージデータ(例えば日本地図データD80)を直
接送信する。このイメージデータは、例えばパーソナル
コンピュータ30AにおいてCD151から読み出され
てメモリ132に記憶されたデータである。
【0068】そして、次にパーソナルコンピュータ30
Aはユーザにより入力されたテキストデータD81をメ
モリ132に記憶すると同時にこれをクライアントBに
送信する。クライアントB(例えば他のパーソナルコン
ピュータ30B)は、パーソナルコンピュータ30Aか
ら受け取ったイメージデータD80及びテキストデータ
D81をそれぞれ内部のメモリに記憶すると共にこれを
表示装置(モニタ)に表示する。このように、パーソナ
ルコンピュータ30A(クライアントA)及びクライア
ントB間では、イメージデータ及びテキストデータを送
受信することにより、双方の表示装置(モニタ)上に例
えば日本地図のようなイメージとテキストデータを同時
に表示しながらリアルタイムでメッセージ交換を行うこ
とができる。
【0069】イメージデータ(日本地図データD80及
びテキストデータD81)を受け取ったクライアントB
は、例えば日本地図上に矢印を表示すると共に、この矢
印データD82をパーソナルコンピュータ30Aに送信
し、さらにテキストデータD83を送信する。これによ
りクライアントA(パーソナルコンピュータ30A)及
びクライアントBの双方の表示装置には、日本地図上に
矢印が表示されると共に、クライアントBからの返事
(メッセージ)が表示される。
【0070】さらにパーソナルコンピュータ30Aから
テキストデータD84がクライアントB側に送信されれ
は、当該テキストデータD84によるメッセージが双方
の表示装置に表示される。
【0071】また、これに続いて、パーソナルコンピュ
ータ30Aから新たなイメージデータ(例えば石川県デ
ータD85)がクライアントBに送信されると、双方の
表示装置にはテキストデータはそのまま残した状態でイ
メージデータのみが変更されて表示される。
【0072】このように、この実施の形態による通信方
法では、イメージデータ及びテキストデータを同時に扱
うようになされており、さらに送信側は常に全ての情報
を送信することなく、データの追加、削除、更新を決め
てデータの変化部分のみを授受することにより、データ
容量の冗長によるネットワークトラフィックの無駄を回
避することができる。
【0073】因みに、かかるチャットによる通信を行う
場合においても、メッセージングによる送信方法の場合
と同様にして、宛て先ユーザの端末装置がファイアウォ
ールによって保護されている場合は、送信先のアドレス
としてユーザ特定サーバ40のアドレスが指定され、こ
の場合にはメッセージ情報は宛て先ユーザのユーザID
と共に一旦ユーザ特定サーバ40に送信され、ユーザ特
定サーバ40のアプリケーション処理部40Cにおいて
ユーザIDに基づく宛て先に対してファイアウォールを
介しての送信方法(後述する)が用いられる。
【0074】ここで、図1との対応部分に同一符号を付
して示す図14に示すように、例えばパーソナルコンピ
ュータ30Aを操作するユーザ(クライアントA)がメ
ッセージングやチャットの送信先としてファイアウォー
ル58に保護されたパーソナルコンピュータ52Aを使
用中であるユーザ(クライアントB)を選択した場合、
ユーザ特定サーバ40は送信先であるユーザのアドレス
としてユーザ特定サーバ40のアドレスをクライアント
Aの端末装置(パーソナルコンピュータ30Aに送信す
ることにより、パーソナルコンピュータ30Aから送信
されたメッセージ情報は一旦ユーザ特定サーバ40に届
けられる。
【0075】そして、ユーザ特定サーバ40はクライア
ントAからのメッセージ情報の送信先アドレスとファイ
アウォールが介在する旨をデータベース40Dから検索
し、通信要求をファイアウォール58に送信する。クラ
イアントBの使用端末装置(パーソナルコンピュータ5
2A)は、通常約5分に1回の頻度でポーリングを行っ
ており、このポーリングによりパーソナルコンピュータ
52A宛の通信要求が検出されると、ポーリング間隔を
約30秒程度の短い間隔に変更してユーザ特定サーバ4
0からのメッセージ情報を受信する。
【0076】これにより、メッセージ情報の送信元であ
るクライアントA(パーソナルコンピュータ30A)
は、通信相手であるクライアントB(パーソナルコンピ
ュータ52A)に対して、あたかもファイアフォール5
8が介在していないかのようなほぼリアルタイムの通信
(メッセージングやチャット)を行うことができる。
【0077】因みに、ファイアウォールで保護されたク
ライアントBからファイアウォール58の外部のクライ
アントAに対してメッセージ情報を送信する場合は、メ
ッセージ情報はファイアウォール58を容易に通り抜け
られることにより、ユーザ特定サーバ40を介して、又
は直接クライアントA(パーソナルコンピュータ30
A)に届けられる。この場合、クライアントBからクラ
イアントAに対してメッセージ情報(返信)を送信する
方法としてユーザ特定サーバ40を介するようにすれ
ば、クライアントBはクライアントAの使用端末装置を
認識する必要がなく、クライアントAのユーザIDのみ
を用いてメッセージ情報の送信を行うことができる。
【0078】また、例えば送信元のユーザが、パーソナ
ルコンピュータ30Aを介して他の宛て先ユーザに対し
てメッセージ情報を電子メールとして送信すると、パー
ソナルコンピュータ30Aは当該電子メールをメールサ
ーバ20(図1)の宛て先ユーザのメールボックスに送
信する。
【0079】宛て先ユーザは、このとき使用中である端
末装置からメールサーバ20にアクセスすることによ
り、自分宛の電子メールを読み出すことができる。そし
て電子メールを受け取った宛て先ユーザが当該電子メー
ルを開封すると、当該宛て先ユーザが使用する端末装置
から送信元のユーザが使用する端末装置に対して開封通
知が送信される。
【0080】この場合、宛て先ユーザはユーザ特定サー
バ40を介して送信元のユーザが使用する端末装置に開
封通知を送信することにより、送信元ユーザが使用する
端末装置が宛て先ユーザ側で未知であっても、ユーザ特
定サーバ40のデータベース40Dにおいて送信元ユー
ザの使用端末装置が登録されていることにより、容易に
送信先を検索して送信することができる。
【0081】すなわち、図15は開封通知を送信する処
理手順を示し、送信元ユーザ(クライアントA)が宛て
先ユーザ(クライアントB)のメールボックスに電子メ
ールを送信すると、当該電子メールを確認したクライア
ントBは開封通知情報D95をクライアントAのユーザ
IDを指定してユーザ特定サーバ40に送信する。ユー
ザ特定サーバ40は、クライアントAが端末装置(例え
ばパーソナルコンピュータ30A)を使用する際にその
ユーザID及び使用端末装置に関する情報をデータベー
ス40Dに登録していることにより、クライアントBか
ら受け取った開封通知の宛て先ユーザIDに基づいてク
ライアントAの使用端末装置を検索し、当該検索された
端末装置に対して開封通知情報D95を送信する。
【0082】これにより、電子メールの送信元であるユ
ーザ(クライアントA)がいずれの端末装置を使用して
いても、その使用端末装置に関する情報がユーザ特定サ
ーバ40において検索され、開封通知が当該使用端末装
置に送信される。
【0083】開封通知情報D95を受け取ったクライア
ントAの使用端末装置(例えばパーソナルコンピュータ
30A)はその表示装置に開封通知情報を表示する。こ
の開封通知情報D95としては、メッセージID、受信
先等の情報から構成される。また、この場合、クライア
ントAが所有するメモリカード5Aに図16に示すよう
な電子メールの送信履歴を記憶しておき、当該送信履歴
の中の開封状態情報に開封通知情報D95が書き込まれ
る。これにより、電子メールの送信元ユーザであるクラ
イアントAは送信履歴情報を見ることによっても送信先
のユーザが電子メールを開封したか否かを把握すること
ができる。
【0084】以上の構成において、ユーザは個々に所有
するメモリカード5Aにメッセージ情報を送受信するた
めの種々のアプリケーションプログラムを格納してお
き、所望の端末装置を使用する際にメモリカード5Aを
当該使用する端末装置に挿入することにより、いずれの
端末装置を使用する場合であってもメモリカード5Aに
格納されている通信アプリケーションにより他のユーザ
に対してメッセージ情報を送信することができる。
【0085】このとき、メッセージ情報の宛て先ユーザ
が使用中である端末装置及びその使用可能である通信用
アプリケーションプログラムはユーザ特定サーバ40に
おいて把握されており、送信元のユーザは宛て先ユーザ
が使用可能であるアプリケーションプログラムに応じた
方法(電子メール、メッセージング、チャット等)でメ
ッセージ情報を送信することができる。
【0086】また、ユーザ特定サーバ40は宛て先ユー
ザの使用端末装置を把握していることにより、送信元の
ユーザは宛て先ユーザのユーザIDを把握するだけで良
く、宛て先ユーザが使用端末装置を代えるごとにそのア
ドレス情報を認識する必要がなくなる。従って送信元の
ユーサは宛て先ユーザが使用中である端末装置に係わら
ずメッセージ情報を送信し得る。
【0087】かくして以上の構成によれば、通信先のユ
ーザが使用する端末装置や通信アプリケーションに応じ
た通信方法を選択してメッセージ情報の送受信を行うこ
とができ、メッセージを送受信するユーザの利便性を一
段と向上し得る。
【0088】なお上述の実施の形態たおいては、ファイ
アウォール58を用いる場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えばVPN(Virtual Private Netwo
rk)のように、ファイアウォールが宛て先ユーザに成り
代わるシステムを用いるようにしても良い。
【0089】また上述の実施の形態においては、ユーザ
が使用する端末装置としてパーソナルコンピュータを用
いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばPDA(Personal Digital Assistance) や携帯電話
等、種々の端末装置を用いる場合に広く適用することが
できる。
【0090】また上述の実施の形態においては、メモリ
カードに格納されている通信用のアプリケーションプロ
グラムとして、電子メール、メッセージング及びチャッ
トを用いる場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、他の種々のプログラムを用いるようにしても良い。
【0091】また上述の実施の形態においては、ユーザ
特定サーバ40が各ユーザが使用する端末装置を把握す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユー
ザが任意の端末装置を使用する毎に、その端末装置に関
するアドレス等の情報を例えば予めグループを組んでい
る各端末装置に通知するようにしても良い。このように
すれば、各端末装置がユーザ特定サーバ40の機能を持
つことができ、グループ内において各ユーザが使用する
端末装置を把握し得る。従って、端末装置を介して他の
ユーザにメッセージ情報を送信しようとするユーザは、
使用する端末装置において宛て先ユーザの居所を検索
し、メッセージを送信することができる。
【0092】また上述の実施の形態においては、ユーザ
に関する情報や使用可能な通信アプリケーションプログ
ラム(電子メール、メッセージング、チャット等のアプ
リケーションプログラム)を記憶媒体であるメモリカー
ド5Aに格納しておく場合について述べたが、本発明は
これに限らず、スティック状の記憶媒体等、他の種々の
記録媒体を適用することができる。
【0093】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ネットワ
ークに接続された端末装置から送信先ユーザが使用する
他の端末装置に対して情報を送信する際に、情報の送信
先ユーザが使用可能な通信アプリケーションを判別し、
当該判別した結果に応じた通信アプリケーションを選択
して情報を送信することにより、送信先ユーザとの間で
容易に情報の授受を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワークシステムを適用した
通信システムの全体構成を示す略線図である。
【図2】メモリカードの構成を示すブロック図である。
【図3】メモリカードのメモリマップを示す略線図であ
る。
【図4】メモリカードのデータフォーマットを示す略線
図である。
【図5】メモリカードのソフトウエア構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】パーソナルコンピュータのソフトウエア構成を
示すブロック図である。
【図7】パーソナルコンピュータの構成を示すブロック
図である。
【図8】パーソナルコンピュータとユーザ特定サーバと
の間の認証シーケンスを示すタイミングチャートであ
る。
【図9】認証要求データの内容を示す略線図である。
【図10】ユーザ特定サーバの構成を示すブロック図で
ある。
【図11】通信アプリケーションプログラムの選択画面
表示例を示す略線図である。
【図12】メッセージングによるメッセージの送受信シ
ーケンスを示すタイミングチャートである。
【図13】チャットによる情報の送受信シーケンスを示
すタイミングチャートである。
【図14】ファイアウォールを介して情報を送受信する
際の説明に供する略線図である。
【図15】開封通知の送信シーケンスを示すタイミング
チャートである。
【図16】開封通知情報を示す略線図である。
【符号の説明】
5A、5B……メモリカード、10……通信システム、
13……インターネット、20、51……メールサー
バ、30A、30B、52A、52……パーソナルコン
ピュータ、40……ユーザ特定サーバ、40C……アプ
リケーション処理部、40D……データベース、58…
…ファイアウォール、131……CPU、132……メ
モリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58 (72)発明者 二神 基誠 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 長野 元彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5B045 AA03 BB19 BB28 BB47 GG09 JJ35 5B076 AA12 AB17 AB20 5B089 GA11 GA21 GB03 JA16 JA31 JB22 KB06 KB09 KB13 LB14 5K030 GA18 HA06 HC02 HD06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して複数の端末装置が接
    続されるネットワークシステムにおいて、 情報の送信先ユーザが使用可能な通信アプリケーション
    を判別し、当該判別した結果に応じた通信アプリケーシ
    ョンを選択して上記情報を送信する上記端末装置を具え
    ることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】上記端末装置は、上記情報の送信先ユーザ
    が任意の他の端末装置を使用する際に当該使用される端
    末装置から発信された上記使用可能な通信アプリケーシ
    ョンの情報に基づいて上記情報を送信することを特徴と
    する請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】上記端末装置は、着脱自在の記憶媒体に予
    め格納されている複数の通信アプリケーションの中か
    ら、上記判別結果に応じた通信アプリケーションを選択
    することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシ
    ステム。
  4. 【請求項4】上記情報の送信先ユーザが任意の端末装置
    を使用する際に当該使用される端末装置から発信される
    上記使用可能な通信アプリケーションの情報を受け取る
    サーバを具え、上記送信元の端末装置は上記サーバによ
    って検索された上記送信先ユーザの上記使用可能な通信
    アプリケーションに基づいて上記情報を送信することを
    特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】上記端末装置は、着脱自在の記憶媒体に予
    め格納されている複数の通信アプリケーションの中か
    ら、上記判別結果に応じた通信アプリケーションを選択
    することを特徴とする請求項4に記載のネットワークシ
    ステム。
  6. 【請求項6】ネットワークに接続される端末装置におい
    て、 情報の送信先ユーザが使用可能な通信アプリケーション
    を判別する判別手段と、 上記判別された結果に応じた通信アプリケーションを選
    択する選択手段と、 上記選択された通信アプリケーションを用いて上記情報
    を送信する送信手段とを具えることを特徴とする端末装
    置。
  7. 【請求項7】上記判別手段は、上記情報の送信先ユーザ
    が任意の他の端末装置を使用する際に当該使用される端
    末装置から発信された上記使用可能な通信アプリケーシ
    ョンの情報を判別することを特徴とする請求項6に記載
    の端末装置。
  8. 【請求項8】上記判別手段は、上記情報の送信先ユーザ
    が任意の他の端末装置を使用する際に当該使用される端
    末装置から発信された上記使用可能な通信アプリケーシ
    ョンの情報を登録するサーバに対して上記送信先ユーザ
    が使用可能である通信アプリケーションを検索すること
    を特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  9. 【請求項9】着脱自在の記憶媒体を接続する接続手段を
    具え、上記接続された記憶媒体に予め格納されている複
    数の通信アプリケーションの中から、上記判別結果に応
    じた通信アプリケーションを選択することを特徴とする
    請求項6に記載の端末装置。
  10. 【請求項10】ネットワークに接続される端末装置から
    他の端末装置に情報を送信する情報送信方法において、 情報の送信先ユーザが使用可能な通信アプリケーション
    を判別するステップと、 上記判別された結果に応じた通信アプリケーションを選
    択するステップと、 上記選択された通信アプリケーションを用いて上記情報
    を送信するステップとを具えることを特徴とする情報送
    信方法。
  11. 【請求項11】上記通信アプリケーションを判別するス
    テップでは、上記情報の送信先ユーザが任意の他の端末
    装置を使用する際に当該使用される端末装置から発信さ
    れた上記使用可能な通信アプリケーションの情報が判別
    されることを特徴とする請求項10に記載の情報送信方
    法。
  12. 【請求項12】上記通信アプリケーションを判別するス
    テップでは、上記情報の送信先ユーザが任意の他の端末
    装置を使用する際に当該使用される端末装置から発信さ
    れた上記使用可能な通信アプリケーションの情報を登録
    するサーバに対して上記送信先ユーザが使用可能である
    通信アプリケーションが検索されることを特徴とする請
    求項10に記載の情報送信方法。
  13. 【請求項13】上記通信アプリケーションを選択するス
    テップでは、着脱自在の記憶媒体に予め格納されている
    複数の通信アプリケーションの中から、上記判別結果に
    応じた通信アプリケーションが選択されることを特徴と
    する請求項10に記載の情報送信方法。
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