JPH11152969A - パッキン - Google Patents

パッキン

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JPH11152969A
JPH11152969A JP32022597A JP32022597A JPH11152969A JP H11152969 A JPH11152969 A JP H11152969A JP 32022597 A JP32022597 A JP 32022597A JP 32022597 A JP32022597 A JP 32022597A JP H11152969 A JPH11152969 A JP H11152969A
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JP
Japan
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door
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packing
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JP32022597A
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Hirokazu Tohata
弘和 東畑
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアが閉塞位置にあるときに、ドア召し合せ
部の木口方向の隙間を閉塞することができ、ドア閉塞位
置における気密性能を向上する。 【解決手段】 親子ドア10のドア召し合わせ部13,
14の上下木口にはパッキン16が固定されている。こ
のパッキン16は、長手方向に延びる本体片18と、こ
の本体片18に連設された薄片状の気密保持片19とを
備え、この気密保持片19は、長手方向に沿って薄肉部
23に複数立設される。パッキン16が子ドア12に固
定された状態では、気密保持片19の面19Cが子ドア
12の外面12Eと略平行になるとともに、子ドア12
の板厚方向に沿って配置される。これによって、親子ド
ア10の閉塞状態では、気密保持片19の復元力が働
き、親ドア11の上下木口11C,11Dに密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパッキンに係り、更
に詳しくは、ドア召し合わせ部の上下木口に固定され、
ドアを閉塞位置にしたときに、ドア召し合わせ部におけ
る木口に生じる隙間を有効に閉塞することに適したパッ
キンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から大小一対のドアからなる親子ド
アが知られており、この親子ドアには、一般的に、閉塞
位置における気密性能向上のため、召し合せ部が設けら
れている。この召し合わせ部は、長片状に形成されてお
り、親ドアの内面及び子ドアの外面における自由端縁の
上下方向に沿ってそれぞれ設けられる。ここで、親子ド
アに設けられた召し合わせ部は、親子ドアの自由端縁よ
りもそれぞれ若干突出するように位置しており、これに
よって、親子ドアを閉塞位置にしたときに、それら自由
端間に生じるドア面直交方向の隙間を閉塞可能とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな親子ドアにあっては、親子ドアを閉塞位置にしたと
きに、親子ドアの自由端間に生じるドア面直交方向の隙
間は、有効に閉塞することができるものの、ドア召し合
せ部の木口方向の隙間は閉塞することができず、ドア閉
塞位置における気密性を十分に確保することができない
という不都合がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、ドアが閉塞位置に
あるときに、ドア召し合せ部の木口方向の隙間を閉塞す
ることができ、ドア閉塞位置における気密性能を向上す
ることができるパッキンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ドア召し合わせ部の上下木口に固定され
るパッキンであって、前記木口に固定される本体片と、
この本体片に連設されるとともにドアを閉塞位置にした
ときに倒伏可能な気密保持片とを備えた、という構成を
採っている。このような構成によれば、気密保持片がド
ア召し合わせ部の上下木口からドア召し合わせ部内の隙
間に亘って位置可能となり、ドアの閉塞に伴って前記気
密保持片が倒伏することで、ドア召し合せ部の木口方向
の隙間を閉塞することができ、ドアを閉塞位置にしたと
きにおける気密性能を向上することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、本体片は段部を
介して厚肉部及び薄肉部を備えた形状に設けられ、前記
薄肉部に前記気密保持片が立設される、という構成を採
ることが好ましい。このように構成することで、本発明
のパッキンを、例えば親子ドアに適用した場合に、厚肉
部を何れか一方のドアの上下木口に固定すれば、親子ド
アの自由端側間の上下方向に若干の段差があっても、ド
アを閉塞位置にしたときに、ドア召し合せ部の木口方向
の隙間を確実に閉塞することができる。
【0007】また、前記気密保持片は、その面がドアの
面と略平行に立設されるとともに当該ドアの板厚方向に
沿って複数配置される、という構成も併せて採用するこ
とができる。これにより、ゴミ等によってドアの木口に
部分的な凹凸が生じても、その凹凸に応じて気密保持片
が倒伏可能となり、ドアを閉塞位置にしたときに、ドア
の木口に付着したゴミや挨等に影響されることなく、ド
アの気密性を略一定に保持することができる。また、気
密保持片の面はドアの面と略平行に立設されているた
め、ドアの閉塞時に気密保持片の面とドアの面とが面接
触可能となり、ドアの閉塞時における気密保持片の倒伏
による抵抗力を極力抑制することができ、スムースなる
ドアの閉塞が可能となり、且つ気密保持片の損傷も回避
できる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に係るパッキンを図面を参照し
ながら説明する。なお、以下において、ドアの外面は、
説明の便宜上、図1中手前側について用いる一方、内面
は奥行側について用いられる。
【0009】図1には、パッキンを適用した親子ドアの
概略斜視図が示されている。この図において、親子ドア
10は、図中右側を固定端側として手前側に回動可能な
親ドア11と、図中左側を固定端側として手前側に回動
可能な子ドア12と、親ドア11の外面11A及び子ド
ア12の内面12Aにおける自由端縁にそれぞれ位置す
るドア召し合わせ部13,14と、ドア召し合わせ部1
3,14の上下木口に固定されるパッキン16とを備え
て構成されている。
【0010】前記ドア召し合わせ部13,14は、長片
状に形成されており、ドア11,12の自由端縁よりも
それぞれ若干突出するように設けられている。これによ
って、親子ドア10を閉塞位置にしたときに、親ドア1
1及び子ドア12の自由端間に生じるドア面直交方向の
隙間を閉塞可能にする。
【0011】前記パッキン16は、図2に示されるよう
に、長手方向(ドアの板厚方向)に延びる本体片18
と、この本体片18に立設された薄片状の気密保持片1
9とを備えている。このパッキン16は、特に限定され
るものではないが、ゴム等の弾性素材によって形成され
ており、長手方向に沿って延びる段部21を介して厚肉
部22及び薄肉部23を備えた形状に設けられている。
この厚肉部22は、薄肉部23を基材としてこれに片部
材を重ねて形成されるが、これらは一体的に形成しても
よい。ここで本体片18の長手方向長さは、特に限定さ
れるものではないが、子ドア12の板厚よりも若干長く
なっている。
【0012】厚肉部22には、上下に貫通するスリット
穴25が図中前後方向に沿って二箇所に形成されてお
り、このスリット穴25に図示しないねじが挿通され
て、パッキン16を子ドア12の上下木口12B,12
C(図1参照)に固定するようになっている。すなわ
ち、厚肉部22の図2中上面側を木口12B,12Cに
固定し、薄肉部23側を子ドア12の自由端側の側面1
2D(図1参照)より突出させるようになっている。
【0013】前記気密保持片19は、薄肉部23の長手
方向に沿って複数立設されており、その上端を自由端と
して長手方向に倒伏可能となっている。ここで、気密保
持片19が倒伏したときには、弾性による起立方向への
復元力が気密保持片19に作用するようになっている。
また、気密保持片19の基部19Aから上端19Bまで
の高さは、前記厚肉部22の高さよりも高くなってい
る。これによって、パッキン16が子ドア12に固定さ
れた状態では、気密保持片19の面19Cが子ドア12
の外面12Eと略平行になるとともに、気密保持片19
が子ドア12の板厚方向に沿って配置され、気密保持片
19の左端19Dが子ドア12の側面12Dに対向する
ことになる。なお、その左端19D及び厚肉部22との
間には切れ目が形成され、相互に非接触に設けられてお
り、気密保持片19は若干ではあるが、本体片18の幅
方向にも倒伏可能となっている。これによって、気密保
持片19が倒伏したときに、気密保持片19間に溜まっ
たゴミや挨等を外部に排出可能となる。
【0014】次に、本実施例におけるパッキン16の子
ドア12への取付方法、並びにドア閉塞時における気密
保持片19の作用を図3をも参照しながら説明する。
【0015】先ず、パッキン16の厚肉部22を子ドア
12の上下木口12B,12Cにおける自由端近傍の端
面に図示しないねじによって固定し、気密保持片19の
左端19Dが子ドア12の側面12Dに対向するように
配置する。なお、厚肉部22と前記木口12B,12C
との固定は接着等の他の手段より行ってもよい。この状
態から、親ドア11を閉じると、親ドア11の内面11
B(図1参照)の自由端側における上下領域が手前側の
気密保持片19の面19Cに当接し、更に親ドア11を
閉じると、複数の気密保持片19が子ドア12の内面1
2A側に向って次々と倒伏する。この際、気密保持片1
9は起立方向に復元力が働くため、気密保持片19の自
由端側は、親ドア11の上下木口11C,11Dに密着
する。
【0016】従って、このような実施例によれば、親子
ドア10を閉塞位置にしたときに、従来におけるドア召
し合わせ部13によるドア面直交方向の隙間の閉塞に加
えて、ドア召し合せ部13の木口方向の隙間をも閉塞可
能となり、親子ドア10の気密性能を向上することがで
きる。
【0017】なお、前記実施例では、パッキン16を親
子ドア10に適用した場合を図示説明したが、本発明は
これに限られず、片開きタイプの一般的なドアに適用し
てもよい。
【0018】また、前記気密保持片19は、複数枚に限
らず、一枚の片で構成されていてもよい。但し、前記実
施例のように複数枚とすれば、ドアの気密性を一層向上
することができるとともに、親ドア11の開閉をスムー
スにすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
木口に固定される本体片と、この本体片に連設されると
ともにドアを閉塞位置にしたときに倒伏可能な気密保持
片とをパッキンに備えたから、ドア召し合せ部の木口方
向の隙間を閉塞することができ、ドアを閉塞位置にした
ときにおける気密性能を向上することができる。
【0020】また、前記本体片を段部を介して厚肉部及
び薄肉部を備えた形状に設け、前記薄肉部に当該気密保
持片を立設したから、本発明のパッキンを、例えば親子
ドアに適用した場合に、親子ドアの自由端側間の上下方
向に若干の段差があっても、ドア召し合せ部の木口方向
の隙間を確実に閉塞することができる。
【0021】更に、前記気密保持片を、その面がドアの
面と略平行に立設するとともに当該ドアの板厚方向に沿
って複数配置したから、ゴミ等によってドアの木口に部
分的な凹凸が生じても、その凹凸に応じた気密保持片の
倒伏が可能となり、ドアの気密性を略一定に保持するこ
とができる他、気密保持片の倒伏による抵抗力を抑制す
ることができ、スムースなるドアの閉塞が可能となり、
且つ気密保持片の損傷も回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係るパッキンを適用した親子ドアの
概略斜視図。
【図2】 パッキンの概略側面図。
【図3】 ドアを閉塞位置したときのパッキンの作用を
示す模式図。
【符号の説明】 11・・・親ドア、12・・・子ドア、12B・・・木
口、12C・・・木口13・・・ドア召し合わせ部、1
4・・・ドア召合せ部、16・・・パッキン、16・・
・本体片、18・・・本体片、19・・・気密保持片、
19C・・・面、21・・・段部、22・・・厚肉部、
23・・・薄肉部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア召し合わせ部の上下木口に固定され
    るパッキンであって、前記木口に固定される本体片と、
    この本体片に連設されるとともにドアを閉塞位置にした
    ときに倒伏可能な気密保持片とを備えたことを特徴とす
    るパッキン。
  2. 【請求項2】 前記本体片は段部を介して厚肉部及び薄
    肉部を備えた形状に設けられ、前記薄肉部に前記気密保
    持片が立設されていることを特徴とする請求項1記載の
    パッキン。
  3. 【請求項3】 前記気密保持片は、その面がドアの面と
    略平行に立設されるとともに当該ドアの板厚方向に沿っ
    て複数配置されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載のパッキン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017101429A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 三協立山株式会社 建具

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