JP2000213244A - ガラス扉用ガラス取付具及びガラス扉 - Google Patents

ガラス扉用ガラス取付具及びガラス扉

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JP2000213244A
JP2000213244A JP11016956A JP1695699A JP2000213244A JP 2000213244 A JP2000213244 A JP 2000213244A JP 11016956 A JP11016956 A JP 11016956A JP 1695699 A JP1695699 A JP 1695699A JP 2000213244 A JP2000213244 A JP 2000213244A
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JP
Japan
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glass
support
frame
door
fixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP11016956A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Nakayama
一樹 中山
Kazue Umekawa
和重 梅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】框に段差をつけて扉の内側四方をくり抜く作業
が不要であり、また、框の製造コストが高くならないガ
ラス扉用ガラス取付具の提供。 【解決手段】正面視は長尺の略台形状、平面視は長尺の
長方形、側面視は略H字状の一体成形物で、ガラス扉の
框2に噛み合う凹部Pとガラス扉のガラス6に噛み合う
凹部Qとを有し、前記凹部Pは略H字の下半分(すなわ
ち、右框支え12,左框支え11及び框下支え部から成
る部分)、前記凹部Qは略H字の上半分(すなわち、右
ガラス支え9,左ガラス支え8及びガラス下支え部から
成る部分)でそれぞれ形成され、かつ、前記凹部Qの溝
幅は前記凹部Pの溝幅よりも小さいガラス扉用ガラス取
付具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊戸棚や収納庫等
のガラス扉に用いられるガラス取付具及びその取付具を
用いたガラス扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガラス扉用ガラス取付具の一例を
図6に示した。この例では、ガラス扉用ガラス取付具
(ガラス押え)は、図6に示すように、2種類の複雑な
形状のガラス押え部品(部品A15と部品B16)を組
み合わせたもので、これにガラス6を挟み、扉の内側四
方をくり抜いた框2とガラス6とが固定される。
【0003】ガラス取付具の他の例を図7に示した。こ
の例では、図7に示すように、扉の内側四方がガラス6
を載せられるように段をつけてくり抜かれた框2にガラ
ス6を載せ、このガラス6を押さるようにして棒状ガラ
ス押え部品20を載せ、木口方面に向けてネイラー21
を数箇所に打ち込み、框2とガラス6とが固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の図6の
ようなタイプのガラス扉用ガラス取付具(ガラス押え部
品)では、ガラス押え部品A15とガラス押え部品B1
6とを確実に噛み合わせるために、複雑な形状の押え部
品を用意しなければならない。また、上記の図7のよう
なタイプのガラス押え部品(棒状ガラス押え部品)20
はシンプルで使いやすいものであるが、ガラス6を載せ
る土台となる框2に段差をつけて扉の内側四方をくり抜
く作業が必要であり、更に、扉表面18のガラス付近の
丸み部分にまで扉表面と同色のラッピングを施さなけれ
ばならないので、框2(框枠組部分)の製造コストが高
くなる。本発明の課題は、上記のような問題点を解消す
ること、すなわち、框に段差をつけて扉の内側四方をく
り抜く作業が不要であり、また、框(框枠組部分)の製
造コストが高くならないガラス扉用ガラス取付具を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明のは次の構成をとった。すなわち、本発明の
ガラス扉用ガラス取付具は、正面視は長尺の略台形状、
平面視は長尺の長方形、側面視は略H字状の一体成形物
で、ガラス扉の框2に噛み合う凹部Pとガラス扉のガラ
ス6に噛み合う凹部Qとを有し、前記凹部Pは略H字の
下半分(すなわち、右框支え12,左框支え11及び框
下支え部5から成る部分)、前記凹部Qは略H字の上半
分(すなわち、右ガラス支え9,左ガラス支え8及びガ
ラス下支え部5から成る部分)でそれぞれ形成され、か
つ、前記凹部Qの溝幅は前記凹部Pの溝幅よりも小さい
ことを特徴とする、ガラス扉用ガラス取付具である。な
お、框下支え部5とガラス下支え部5とは、表裏一体
で、実質的には同じものである。
【0006】ここで、凹部Pを形成する左框支え11及
び右框支え12は垂直に並行よりも少し内側に(垂直線
に対して約3〜4°)傾斜させる方が好ましい。框2と
ガラス取付具1とをしっかり固定するためである。
【0007】また、凹部Qを形成する左ガラス支え8及
び右ガラス支え9も垂直に並行よりは少し内側に(垂直
線に対して約3〜4°)傾斜させる方が好ましい。ガラ
ス6とガラス取付具1とをしっかり固定するためであ
る。更に、ガラスに噛み合う凹部Qの上部には、ガラス
のズレ防止のために、軟質樹脂層を固定することが好ま
しい。軟質樹脂として好ましいものは、軟質塩化ビニル
等がある。
【0008】また、正面視が略台形状の内角は、45°
(下方)及び135°(上方)とすることが好ましい。
上下左右4つの框部の接合部は通常は45°(接合した
後に不都合な間隙を生じることなく、直角を形成できる
角度)であり、それに適合するからである。
【0009】本発明は、上記ガラス扉用ガラス取付具を
用いてつくられたガラス扉にも関する。ガラス扉を組み
立てるには、開放部分が上になるように左框2b、右框
2c及び下框2dを略コ宇型に組む一方、ガラス6の右
側面、左側面、及び下面の各々にガラス取付具1を当
て、各ガラス取付具1の左框支え11と右框支え12の
部分を左右に開きながら各框(2b,2c,2d)には
め込みだ後、これを下框2d方向ヘスライドさせ、ガラ
ス6の上面にガラス取付具1を載せ、そのガラス6の上
に載せたガラス取付具1の左框支え11と右框支え12
の部分を左右に開きながら上框2aをはめ込み、最後に
框接合部を接合材で固定すればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一例のガラス
取付具の斜視図であり、図2は図1のB−B断面図であ
る。また、図3は本発明のガラス取付具をガラス扉に取
り付けた際の斜視図であり、図4はそのA−A断面図で
ある。
【0011】本発明のガラス取付具1は、図1に示した
通り、框2にはめ込んだ際に2つのガラス取付具1の接
合部が隙間を生ずることなく90°の角度となるよう
に、その両端(右端と左端、あるいは上端と下端)は4
5°の傾斜をもつようにカットされている。その材質
は、柔軟性をもつ材料、例えば、塩化ビニル樹脂製等で
つくることが好ましい。
【0012】ガラス取付具1は、図2に示されるような
断面形状をもち、肉厚は1〜2mm程度である。左ガラ
ス支え8と右ガラス支え9は内側に向かって若干の角度
(垂直線に対して3〜4°)がついており、左框支え1
1と右框支え12も内側に向かって若干の角度(垂直線
に対して4〜5°)がついている。そのため、ガラス6
をガラス取付具1に差し込んだ後に、左框支え11と右
框支え12とを外側に開き、框2にはめ込んだ際に、そ
の柔軟性のため若干反り上がり左ガラス支え8と右ガラ
ス支え9がガラス側に倒れてこれらがガラス6を挟み込
むようになっている。またの左框支え11と右框支え1
2は内側に向かって約4〜5°の傾斜をもつため、ガラ
ス扉を組んだ際にガラス取付具1と框2との間に隙間を
つくらない(図4参照)。
【0013】ガラスズレ防止材7は、ガラス取付具1本
体よりも更に柔軟な性質の材料、例えば、軟質塩化ビニ
ル等でできているものが好ましい。これは、左ガラス支
え8と右ガラス支え9がガラス6を挟み込んだ際に、ガ
ラス6に直接当たる位置に取り付けられており、ガラス
のズレやガラスはめ込み後のガタツキ等を防止する役目
を果たしている。
【0014】図5に本発明に係るガラス扉の組み方(分
解斜視図)を示す。開放部分が上になるように左框2
b、右框2c及び下框2dを略コ宇型に組み、ガラス6
の右側面、左側面、及び下面の各々にガラス取付具1を
当て、各ガラス取付具1の左框支え11と右框支え12
の部分を左右に開きながら各框(2b,2c,2d)に
はめ込み、下框2d方向ヘスライドさせ、次いでガラス
6の上面にガラス取付具1を載せ、ガラス6の上に載せ
たガラス取付具1の左框支え11と右框支え12の部分
を左右に開きながら上框2aをはめ込み、框接合部はダ
ボ等を用いて固定すればよい(でき上がりは、図3の形
となる)。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。 (1)本発明のガラス扉用ガラス取付具はシンプルで使
いやすい。 (2)本発明のガラス扉用ガラス取付具は部品点数が少
なく、タッカー等の手間のかかる作業は省ける。 (3)内側に段差加工を施した框を使用する必要がな
く、ガラス扉の製造(又は組立)コストを下げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のガラス取付具の斜視図。
【図2】図1のB−B断面図。
【図3】本発明のガラス取付具をガラス扉に取り付けた
際の斜視図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】本発明のガラス扉の組み方を示す分解斜視図。
【図6】従来の一例のガラス扉のガラス取付具部分の図
で、Aは斜視断面図、Bは矢視断面図。
【図7】従来の他の例のガラス扉のガラス取付具部分の
図で、Aは斜視断面図、Bは矢視断面図。
【符号の説明】
1:ガラス取付具 2:框 2a:上框 2b:左框 2c:右框 2d:下框 5:ガラス下支え部(框下支え部) 6:ガラス 7:ガラスズレ防止材 8:左ガラス支
え 9:右ガラス支え 10:ガラス接面 11:左框支え 12:右框支え 13:木口接面 15:ガラス押
え部品A 16:ガラス押え部品B 18:扉表面 19:扉裏面 20:棒状ガラ
ス押え部品 21:ネイラー P:框に噛み合う凹部 Q:ガラスに噛み合う凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面視は長尺の略台形状、平面視は長尺の
    長方形、側面視は略H字状の一体成形物で、ガラス扉の
    框に噛み合う凹部Pとガラス扉のガラスに噛み合う凹部
    Qとを有し、前記凹部Pは略H字の下半分、前記凹部Q
    は略H字の上半分でそれぞれ形成され、かつ、前記凹部
    Qの溝幅は前記凹部Pの溝幅よりも小さい、ガラス扉用
    ガラス取付具。
  2. 【請求項2】凹部Qの上部に軟質樹脂層が固定された、
    請求項1のガラス扉用ガラス取付具。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のガラス扉用ガラス取付具
    を用いてつくられたガラス扉。
JP11016956A 1999-01-26 1999-01-26 ガラス扉用ガラス取付具及びガラス扉 Pending JP2000213244A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030096977A (ko) * 2002-06-18 2003-12-31 강규환 유리 지지대를 구비한 문짝 및 그 제조 방법
JP2011111752A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Daiken Corp 板材の固定構造とその施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030096977A (ko) * 2002-06-18 2003-12-31 강규환 유리 지지대를 구비한 문짝 및 그 제조 방법
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