JPH0515794Y2 - - Google Patents

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JPH0515794Y2
JPH0515794Y2 JP1987097562U JP9756287U JPH0515794Y2 JP H0515794 Y2 JPH0515794 Y2 JP H0515794Y2 JP 1987097562 U JP1987097562 U JP 1987097562U JP 9756287 U JP9756287 U JP 9756287U JP H0515794 Y2 JPH0515794 Y2 JP H0515794Y2
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JP
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stool
backrest
base plate
plate
stool body
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JP1987097562U
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JPS644150U (ja
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  • Special Chairs (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Non-Flushing Toilets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鏡台やテーブル等に使用される組立て
容易で通信販売等に適したノツクダウン式のスツ
ールに関する。
(従来の技術) 従来、一側面にレザー等を纒装した板材の他面
へ、互いに噛合する切欠を二カ所に設けて、板材
の折り曲げにより箱体の両側板と前板との三面を
一体成形して、その上部に蓋を蝶着する箱体成形
の技術が提供されている。(特公昭58−10302号公
報参照) (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した箱体は、その折り曲げ
による成形にあつて、第7図に示すように、レザ
ー30貼りの板材31に形成した段付きの切欠、
すなわち、包み打付け継ぎ32,32による接合
であるため、同図において実線の位置から折曲中
心点pにおいて矢印の方向へ板材31を折り曲げ
ると、二点鎖線の位置に移動する。
しかし、これでは両者32,32が噛合不能と
なるので、同図において点線の位置へ板材31を
強制移動させるものであるが、切欠32における
rの厚さ分外装のレザー30が角度のみで伸延さ
れ、経年と共にこのレザー30の隅部に亀裂、折
損を起こして寿命を低下させる。
また、箱体は、板材により三方しか成形されな
いので、背板の取り付けの際、その工程が増加し
て面倒な上、コストダウンが計れない。
等の様々な問題点を有するものであつた。
本考案は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、基板における板材に、その四
面が成形し得る直角溝を刻設し、その直角溝によ
る板材の留め継ぎによつて、外装の化粧シートを
傷めることなく、しかも、背凭れ体付きのスツー
ルがコンパクトに梱包出来て輸送上に便利である
と共に、安価で製作容易なノツクダウン式のスツ
ールの提供を目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の手段は、 底部と天部が開放する箱状のスツール本体と、
該スツール本体の天部に取り付けられる座体と、
前記スツール本体の背部に取り付けられる背凭れ
体とよりなるスツールにおいて、 前記したスツール本体は、 箱状となる両側面と前面、背面の四面を形成す
る板材の外側面に化粧シートを貼着した基板と、
該基板における板材の内側面の三ヵ所へその頂部
を前記化粧シート面に達するまで刻設して、それ
ぞれの面を内方へ折曲した時、スツール本体の隅
部が略直角をなして留め継ぎされる直角溝と、前
記基板における一側外面に刻設して背凭れ体を嵌
着する背凭れ取付溝とからなり、 前記した座体は、 前記スツール本体の天部において開閉自在に設
ける座板取付用蝶番を設け、 前記した背凭れ体は、 平板状で前記スツール本体の背部寸法に見合う
幅に形成して、前記基板に刻設した背凭れ取付溝
に嵌合する突条を突設した、 ノツクダウン式のスツールの構成にある。
(作用) 前記のように構成される本考案は以下に述べる
作用を奏する。
まず、組み立てに際しては、基板を直角溝側に
おいて、それぞれ各四面を、略90°に屈曲させて
その直角溝を留め継ぎ状態に当接させると、外装
の化粧シートが折れ曲がつてスツール本体が箱状
に組み立てられる。
そして、この基板の一側面に刻設した背凭れ取
付溝へ、背凭れ体の突条を挿嵌して固着すると共
に、座板を蝶番によりスツール本体へ取り付ける
と、背凭れ付きのスツールが形成される。
(実施例) 次に本考案に関するノツクダウン式のスツール
を図面第1図〜第6図に基づいて説明する。
図においてAはスツールで、底部と天部が開放
する箱状のスツール本体aと、該スツール本体a
の天部に取り付けられる座体13と、前記スツー
ル本体aの背部に取り付けられける背凭れ体19
とにより基本的に構成される。
そして、前記したスツール本体aは、前記スツ
ールAの箱壁部を構成するもので、板材wとこの
板材wの外面に貼着した化粧シート2からなる基
板1により成形されるもので、このうち、板材w
は、箱状となる両側面と全面、背面の四面を形成
するものであつて、パーチクルボード等を用いて
長方形状に形成してある。
また、前記化粧シート2は、前記板材wの外側
面に塩化ビニール製等の表面材を貼着してある。
そして、前記板材wにおける内側面の三ヵ所に
は、直角溝3,4,5がそれぞれ刻設されている
ものであつて、その頂部を前記化粧シート2面に
達するまで、すなわち、化粧シート2を残して刻
設して、それぞれの面を内方へ折曲した時、スツ
ール本体aの隅部が略直角をなして留め継ぎされ
る。
更に、前記基板1における一側外面、例えば、
四面における最外側部の面に、蟻溝状の背凭れ取
付溝10を刻設してあつて、後記する背凭れ体1
9を嵌着する。
また、この板材wに一方端にだぼ6を、他方端
寄りにほぞ7を設けてある。
8,8は基板1の上端寄りに穿設した後記する
座板取付け用蝶番の取付け孔で、蝶番取付け用の
ねじ9,9が挿入し得る径の孔としてある。
10,10は基板1に設けた背凭れ取付け部
で、蟻溝によつて形成される。
また、前記したスツール本体aは、基板1を折
曲して枠体状に形成したその内側下部に底板11
を嵌め、前記だぼ6をほぞ7へ圧嵌して箱形に形
成し、更に、内側角部に、合成樹脂製で断面鈎形
の補強部材12,12,12,12を接着してあ
る。
前記した座板13は、スツール本体aの開口部
へ回動自在に取付けた座板で、板体14にクツシ
ヨン材を当て、これに合成皮革を被覆した構成で
あつて、あらかじめ、一側面に板体14に蝶番1
5の一方翼片16を取付け、他方翼片17を前記
スツール本体aの上端寄りの取付孔8,8に対応
させて、ネジ9,9及び蝶ナツト18によりスツ
ール本体aへ回動自在に取り付ける。
前記した背凭れ体19は、スツール本体aにお
ける背部に取り付けて背凭れを構成するもので、
該スツール本体aより背丈の高い板体を用いて、
その内面に前記基板1の背凭れ取付溝10,10
へ嵌挿する断面略台形の突条20,20を突設し
てあつて、該突条20,20を背凭れ取付け部1
0,10の上方より挿してスツール本体aへ取付
ける。
なお、この背凭れ体19は、第6図に示すよう
に上部にクツシヨン体21を取り付けたものを使
用する場合もある。
22,22は、あらかじめ、基板1に穿設した
透孔23へ嵌挿して前記背凭れ体19を固定する
ネジで、前記透孔23および背凭れ体19に穿設
した孔24へ嵌挿させて、これに蝶ナツト25を
螺合し背凭れ体19を固定する。
以上この実施例によるノツクダウン式のスツー
ルを組み立て使用する場合は、分解状態にある各
部材をこのスツールの購入者等が、まず、基板1
を直角溝3,4,5より折り曲げてその溝面を留
め継ぎして矩形の枠体を形成しながら、内部に底
板11を嵌める。
更に、基板1のだぼ6をほぞ7へ嵌合接着して
スツール本体aを形成した後、あらかじめ、座板
13に取り付けた蝶番15を前記取付け孔8,8
を利用し、ねじ9,9により蝶番15を固定して
座板13を開閉自在に取付ける。
また、スツール本体aの背凭れ取付溝10,1
0に背凭れ体19を嵌めてから、これをねじ22
によりスツール本体aへ固定してスツールAを組
み立てるものである。
(考案の効果) 本考案に係るノツクダウン式のスツールは前記
のように構成されているから、これを量産し輸送
する場合、各構成部材を分解した状態でコンパク
トに梱包できるので、輸送上並びに保管とか店頭
陳列等に極めて便利である。
また、三ヵ所に直角溝を施した基板を所定に屈
曲せて四面を形成し底板を嵌めて、スツール本体
を形成してから、座板を取り付け、また、背凭れ
取付溝へそのまま背凭れ体を取り付けることによ
り、スツールを簡単に組み立てることができて通
信販売等により分解した状態で販売し、これの購
入者が家庭等で容易に組み立てることができる。
特に、折曲部に直角溝を刻設することにより、
外装された化粧シートに無理な引張力が掛からな
いため、該緊張による化粧シートを損傷させるこ
とがない。
組み立て分解自在としてスツールを安価に提供
することのできる。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るノツクダウン式のスツー
ルを示す組み立てた状態の一部を縦断した側面図
である。第2図は第1図の横断平面図である。第
3図は要部の拡大断面図である。第4図は展張し
た基板の断面図である。第5図は形成したスツー
ルの斜視図である。第6図は背凭れ体の他の例を
示す要部の側面図である。第7図は従来の板材の
折曲により箱体が形成される板材の切欠部を示す
説明図である。 図において1は基板、2は化粧シート、3,
4,5は溝、8,8は取付け孔、10,10は背
凭れ取付溝、aはスツール本体、13は座板、1
5は蝶番、19は背凭れ体、20は突条、wは板
材、Aはスツール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部と天部が開放する箱状のスツール本体と、
    該スツール本体の天部に取り付けられる座体と、
    前記スツール本体の背部に取り付けられる背凭れ
    体とよりなるスツールにおいて、前記したスツー
    ル本体は、箱状となる両側面と前面、背面の四面
    を形成する板材の外側面に化粧シートを貼着した
    基板と、該基板における板材の内側面の三カ所へ
    その頂部を前記化粧シート面に達するまで刻設し
    て、それぞれの面を内方へ折曲した時、スツール
    本体の隅部が略直角をなして留め継ぎされる直角
    溝と、前記基板における一側外面に刻設して背凭
    れ体を嵌着する背凭れ取付溝とからなり、前記し
    た座体は、前記スツール本体の天部において開閉
    自在に設ける座板取付用蝶番を設け、前記した背
    凭れ体は、平板状で前記スツール本体の背部寸法
    に見合う幅に形成して、前記基板に刻設した背凭
    れ取付溝に嵌合する突条を突設したことを特徴と
    するノツクダウン式のスツール。
JP1987097562U 1987-06-25 1987-06-25 Expired - Lifetime JPH0515794Y2 (ja)

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JP1987097562U JPH0515794Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JPS644150U JPS644150U (ja) 1989-01-11
JPH0515794Y2 true JPH0515794Y2 (ja) 1993-04-26

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ID=31323112

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810302A (ja) * 1981-07-10 1983-01-20 住友金属鉱山株式会社 導電ペ−スト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810302A (ja) * 1981-07-10 1983-01-20 住友金属鉱山株式会社 導電ペ−スト

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JPS644150U (ja) 1989-01-11

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