JPH11152874A - 化粧型材及び化粧柱 - Google Patents
化粧型材及び化粧柱Info
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- JPH11152874A JPH11152874A JP31801597A JP31801597A JPH11152874A JP H11152874 A JPH11152874 A JP H11152874A JP 31801597 A JP31801597 A JP 31801597A JP 31801597 A JP31801597 A JP 31801597A JP H11152874 A JPH11152874 A JP H11152874A
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Abstract
掛け止め接合部間に遊びを設ける必要がなく、両型材の
固定が緊密で、丈夫な化粧柱を提供する。 【解決手段】二つ割りの化粧型部材の一方をうけ型材2
となし、他方をはめ型材3となし、この両型材の突き合
わされる二つの接合端部のうち、一方の接合端部4,4
0を凹凸嵌合により両型材が回動するヒンジ状係合部C
となし、他方の接合端部5,50を接合により雄と雌が
相互に掛け止め合う掛け止め接合部Dとなした。
Description
材に関するものである。特に、二つ割り化粧型部材の突
き合わせる接合部にがたつきがなく、化粧型部材のみあ
るいは心柱を挟んでの化粧型部材の接合が緊密となり、
丈夫な化粧柱を得ることができる化粧型材及び化粧柱に
関するものである。
割り化粧型部材の二つの接合端部におけるいずれの端部
にも、接合により雄と雌が相互に掛け止め合う掛け止め
接合部が設けられていた。
雌が相互に掛け止め合う掛け止め接合部は、これら雄部
材と雌部材との間に遊びを設ける必要があり、この掛け
止め接合部を掛け止めた際にこれら掛け止め接合部間に
遊びによるがたつきが生ずる問題点があった。そのた
め、二つ割り化粧型部材のみを掛け止め接合部により接
合した場合や心柱を挟んで二つ割り化粧型部材を接合し
た場合は、それぞれの掛け止め接合部にがたつきが生
じ、緊密に接合ができず、丈夫な化粧柱が得られないと
いう問題点があった。
めになされたもので、二つ割り化粧型部材の突き合わさ
れる二つの接合端部のうち、一方を凹凸嵌合により両部
材が回動するヒンジ状接合部となし、他方の接合端部を
接合により雄と雌が相互に掛け止め合う掛け止め接合部
となし、この掛け止め接合部間に遊びを設ける必要がな
い化粧型材及び化粧柱を提供することを目的とする。
に、本発明の請求項1に記載の発明は、二つ割りの化粧
型部材の一方をうけ型材となし、他方をはめ型材とな
し、この両型材の突き合わされる二つの接合端部のう
ち、一方の接合端部を凹凸嵌合により両型材が回動する
ヒンジ状接合部となし、他方の接合端部を接合により雄
と雌が相互に掛け止め合う掛け止め接合部となしたこと
を特徴とする。
突き合わされる二つ割りの化粧型部材の一方をうけ型材
となし、他方をはめ型材となし、この両型材の突き合わ
される二つの接合端部のうち、一方の接合端部を凹凸嵌
合により両型材が回動するヒンジ状接合部となし、他方
の接合端部を接合により雄と雌が相互に掛け止め合う掛
け止め接合部となし、かつ、うけ型材に心柱の対向する
二側外面に固定する取付け片を形成し、この取付け片を
用いて心柱を抱き持つように固定させたうけ型材に対し
はめ型材を突き合わせるが、はめ型材の一方の接合端部
をうけ型材のこの接合端部に凹凸嵌合させてヒンジ状接
合部となし、このヒンジ状接合部を中心にはめ型材を回
動させて他方の接合端部を接合させて雄と雌を掛け止め
合わせることにより化粧してなることを特徴とする。
の化粧型材及び化粧柱についての実施態様の一例につい
て詳細に説明する。
た化粧柱の正面図である。心柱1は、閉じた断面形状を
有する四角筒柱である。二つ割りの化粧型部材2,3
は、相互に突き合わせて心柱1の周囲に固定したり、心
柱1を使わずに二つ割りの化粧型部材2,3のみを相互
に突き合わせて用いることもある。
ち、一方の化粧型部材2をうけ型材となし、他方の化粧
型部材3をはめ型材となす。このうけ型材2は、心柱1
の閉じた断面形状を有する四角筒柱の対向する二側外面
11,11に固定する取付け片22,22を先端部に形
成した断面形状がコ字状をした内殻21を有する。そし
て、この内殻21のコ字状の開口と同方向に開口を配し
て、この内殻21をはめ入れる内殻21より大きい断面
形状がコ字状の外殻23とを有し、この内殻21と外殻
23とのコ字状の角部に配した二本ずつの足片24,2
4で連結した断面形状になされている。
状の先端部に形成した取付け片22,22が前記心柱1
を抱き持つように心柱1の対向する二側外面11,11
にはめ入れられる。この取付け片22,22は、心柱1
の対向する二側外面11,11にネジ止めにより、固定
されている。この固定方法としては、必ずしもネジ止め
にする必要はなく、溶着あるいは接着などの他の方法も
考えられる。
殻23と同様なコ字状の断面形状をした外殻33を有す
る。このはめ型材3は、外殻33のコ字状の開口部を補
強し、かつ心柱1の四角筒柱のもう一組の対向する外面
12,12のいずれかに接する支持板32が外殻33の
コ字状の開口部内に足片34,34で連結されている。
1と外殻23とを足片24,24で連結して内殻21と
外殻23の間に空間を設けている。また、はめ型材3
は、支持板32と外殻33とを足片34,34で連結し
て、支持板32と外殻33の間に空間を設けている。こ
うして、うけ型材2とはめ型材3は、ともに量感のある
化粧型部材としている。しかし、うけ型材2に内殻21
およびはめ型材3に支持板32を設けずに、うけ型材2
の外殻23に取付け片22,22のみを付設してうけ型
材2とはめ型材3は、外殻23と外殻33のみにするこ
ともでき、すらりとした化粧型部材とすることができ
る。
わされるとき、この両型材2,3の外殻23,33のそ
れぞれコ字状の前端が突き合わされるようにされてい
る。これらうけ型材2とはめ型材3とが突き合わされる
二つの接合端部4,40と5,50のうち、一方の接合
端部4,40では、うけ型材2の接合端部4に、即ち外
殻23の前端部に円弧状をした凹部41が形成されてい
る。また、はめ型材3の接合端部40に、即ち外殻33
の前端部に前記円弧状をした凹部41にはまり込む円弧
状をした凸部42が形成されている。
型材2の接合端部5に、即ち外殻23の前端部に接合に
より雄と雌が相互に掛け止め合う雌部材51が形成され
ている。この雌部材51は、外殻23の前端部に高さが
低くなるよう形成された垂直面52と、この垂直面52
の下端から前方に向けて水平に形成された凹み部53
と、この凹み部53の前端に形成された高さが高くな
る、前記垂直面52の半分程の垂直面54と、この垂直
面54の上端から前端に行く程高さが低くなる傾斜面5
5とで構成されている。そして、このはめ型材3の接合
端部50、即ち外殻33の前端部に前記雌部材51には
まり込む雄部材56が形成されている。この雄部材56
は、外殻33の前端部に高さが低くなるよう形成された
垂直面57と、この垂直面57の下端より前端に行く程
高さが高くなるよう形成された傾斜面58とで形成され
た突出部59で構成されている。
て使用するときには、うけ型材2の取付け片22,22
を用いて心柱1を抱き持つように固定したり、あるいは
心柱1を使わずに、うけ型材2にはめ型材3を直接固定
する。これら固定に当たっては、うけ型材2における一
方の接合端部4に設けた円弧状をした凹部41に、はめ
型材3の一方の接合端部40に設けた円弧状をした凸部
42をはめ込む。こうすることにより、この相互にはま
り合う円弧状をした凹部41と凸部42は、ヒンジ状に
回動し、この凹凸嵌合により両型材2,3が回動するヒ
ンジ状接合部Cとされる。
型材2に対してヒンジ状接合部Cを中心としてヒンジ状
に回動させる。すると、前記したはめ型材3の他方の接
合端部50の雄部材56がうけ型材2の他方の接合端部
5の雌部材51に接合され、突出部59と凹み部53は
掛け止め合わされる。この掛け止めに当たっては、他方
の接合端部5におけるうけ型材2の外殻23の前端に形
成した前端に行く程高さが低くなる傾斜面55に、他方
の接合端部50におけるはめ型材3の外殻33の前端部
に設けた前端に行く程高さが高くなる傾斜面58が案内
される。そして、凹み部53の前端の垂直面54に突出
部59の後端の垂直面57が掛け止められる。この凹み
部51と突出部54とを接合により雄と雌が相互に掛け
止め合う掛け止め接合部Dとされている。
て両型材2,3をヒンジ状接合部Cを中心として回動さ
せ、他方の接合端部5,50の掛け止め接合部Dにおけ
る凹み部53と突出部59とを雄部材56と雌部材51
としてが掛かり合うようにさせる。このことにより、こ
の凹み部53と突出部59間に遊びを介在しなくても掛
け止めることができ、掛け止め接合部Dが緊密に接合で
きる。
2とはめ型材3の一方の接合端部4,40には、円弧状
をした凹部41と円弧状をした凸部42が形成されてい
る。そして、これら凹部41に凸部42をはめ合わせ凹
凸嵌合により両型材2,3が回動するヒンジ接合部Cと
されているが、必ずしもこの構成にする必要はなく、ヒ
ンジとして作動するものであればどのような構造のもの
であってもよい。
て、うけ型材2の接合端部5に凹み部53と、この凹み
部53の後端に高さが高くなる垂直面52と、凹み部5
3の前端に高さが高くなる垂直面54と、この垂直面5
4の上端から前端に行く程高さが低くなる傾斜面54が
形成されている。そして、雄部材56として、はめ型材
3の他方の接合端部50に高さが低くなる垂直面57
と、この垂直面57の下端より前端に行く程高さが高く
なる傾斜面58とにより突出部59が形成されている。
そして、これら雌部材51と雄部材56とを接合により
雄と雌が掛かり合う掛け止め接合部Dとされているが、
この雌部材51と雄部材56との構成は、本実施形態に
限定されるものではなく、うけ型材2、はめ型材3の他
方の接合端部5,50が接合により雄と雌で掛け止めさ
れるものであれば、どのような構造のものであってもよ
い。
柱1に固定されたうけ型材2とはめ型材3における上端
には、うけ型材2とはめ型材3との角部を除く側面に設
けた凸部25,35と凹部26,36にはめ込む上端キ
ャップ用プレート61を介して上端キャップ6がはめ込
まれている。そして、上端キャップ用プレート61は、
うけ型材2とはめ型材3の前記側面にネジ止めされ、上
端キャップ6は前記心柱1の上端部にネジ止めされてい
る。また、うけ型材2とはめ型材3の下端は、前記心柱
1の下端部にネジ止めされた柱固定アングル7,7によ
り支持されている。
材及び化粧柱に関しての実施形態について述べたが、心
柱1を使用せずにうけ型材2とはめ型材3とを直接固定
することもできる。また、本発明は、円柱状あるいは四
角筒柱以外の角柱にも適用が可能である。さらに、本実
施形態では、うけ型材2とはめ型材3における一方の接
合端部4,40にヒンジ接合部Cを設け、うけ型材2と
はめ型材3における他方の接合端部5,50に掛け止め
接合部Dを設けたが、この接合端部5,50にヒンジ状
係合部Cを設け、接合端部4,40に掛け止め接合部D
を設けてもよい。
の二つ割り化粧型部材の接合端部の一方に凹凸嵌合によ
り両型材が回動するヒンジ状接合部を設け、他方に接合
により雄と雌が相互に掛け止め合う掛け止め接合部を設
けた。よって、うけ型材とはめ型材との接合端部の一方
に設けたヒンジ状接合部を中心として回動し、両型材を
手早く、しかも確実に接合させることができる。また、
このようなヒンジ状接合部により両型材を回動させて接
合させることができるので、位置合わせが確実となり、
両型材の接合端部の他方に設けた掛け止め接合部間には
遊びを設ける必要がない。そのため、うけ型材とはめ型
材との化粧型材のみ、或いは心柱を挟んでのうけ型材と
はめ型材との化粧型材の固定にがたつきがなくなり、こ
の固定が緊密に行われ、化粧柱を丈夫にすることができ
る。
面図である。
ジ状接合部を中心にして回動するときの図1のA−A線
と同じ位置で切断した拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 二つ割りの化粧型部材の一方をうけ型材
となし、他方をはめ型材となし、この両型材の突き合わ
される二つの接合端部のうち、一方の接合端部を凹凸嵌
合により両型材が回動するヒンジ状接合部となし、他方
の接合端部を接合により雄と雌が相互に掛け止め合う掛
け止め接合部となしたことを特徴とする化粧型材。 - 【請求項2】 心柱を挟んで突き合わされる二つ割りの
化粧型部材の一方をうけ型材となし、他方をはめ型材と
なし、この両型材の突き合わされる二つの接合端部のう
ち、一方の接合端部を凹凸嵌合により両型材が回動する
ヒンジ状接合部となし、他方の接合端部を接合により雄
と雌が相互に掛け止め合う掛け止め接合部となし、か
つ、うけ型材に心柱の対向する二側外面に固定する取付
け片を形成し、この取付け片を用いて心柱を抱き持つよ
うに固定させたうけ型材に対しはめ型材を突き合わせる
が、はめ型材の一方の接合端部をうけ型材のこの接合端
部に凹凸嵌合させてヒンジ状接合部となし、このヒンジ
状接合部を中心にはめ型材を回動させて他方の接合端部
を接合させて雄と雌を掛け止め合わせることにより化粧
してなることを特徴とする化粧柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31801597A JP3579577B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 化粧型材及び化粧柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31801597A JP3579577B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 化粧型材及び化粧柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11152874A true JPH11152874A (ja) | 1999-06-08 |
JP3579577B2 JP3579577B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=18094548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31801597A Expired - Fee Related JP3579577B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 化粧型材及び化粧柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3579577B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106049784A (zh) * | 2016-08-12 | 2016-10-26 | 深圳市科源建设集团有限公司 | 一种免工具快速安装的立柱外包结构 |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP31801597A patent/JP3579577B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106049784A (zh) * | 2016-08-12 | 2016-10-26 | 深圳市科源建设集团有限公司 | 一种免工具快速安装的立柱外包结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3579577B2 (ja) | 2004-10-20 |
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