JPH11149845A - ヒンジ付きツマミのツマミ構造 - Google Patents

ヒンジ付きツマミのツマミ構造

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JPH11149845A
JPH11149845A JP32949297A JP32949297A JPH11149845A JP H11149845 A JPH11149845 A JP H11149845A JP 32949297 A JP32949297 A JP 32949297A JP 32949297 A JP32949297 A JP 32949297A JP H11149845 A JPH11149845 A JP H11149845A
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JP
Japan
Prior art keywords
knob
main body
switch
contact
contact piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP32949297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hatsuhiko Iwasaki
初彦 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ツマミとスイッチとの衝撃音による異音の発生
を簡単な構成で防止することができるヒンジ付きツマミ
のツマミ構造を提供することにある。 【解決手段】ツマミ支持体1に薄肉ヒンジ部2を介して
ツマミ本体3が一体成形されているヒンジ付きツマミに
おいて、ツマミ本体3に板バネ状の当接片8を一体に設
け、ツマミ操作によってスイッチ6を押圧する前に当接
片8を他の部位に当接させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ツマミ支持体に薄肉ヒンジ部を
介してツマミ本体が一体成形されているヒンジ付きツマ
ミに係り、特に操作性を改良したツマミ構造に関する。
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】図3(A)、(B)は従来の一般的なヒ
ンジ付きツマミの一例を示し、合成樹脂製のツマミ支持
体11に左右の薄肉ヒンジ部12を介してツマミ本体1
3が一体成形され、ツマミ本体13の表面側にはツマミ
部14が設けられると共に裏面側には操作ボス15が突
成され、ツマミ部14の押圧操作によって操作ボス15
でプリント基板16に取り付けられたタクトスイッチ1
7を押圧操作するようになっている。
【0003】前記操作ボス15とタクトスイッチ17と
の間に0.1mm程度のクリアランスSが設けられてお
り、ツマミを強く弾くと操作ボス15とタクトスイッチ
17との衝撃音により異音が発生する。
【0004】従来は、低価格の機器製品においてはこの
ような異音の発生はやむを得ないものとして何らの対策
を施していないが、これでは製品の品質が低下する。そ
こで、その対策として、従来は、ヒンジ部12の肉圧を
厚めに設定してヒンジ作用を強くしたり、前記クリアラ
ンスSが殆どない程度に、即ち、操作ボス15が常時タ
クトスイッチ17に接触している状態になる程度に、ツ
マミをパネル等に保持させる構造にしたり、或は、左右
のヒンジ部12の幅を異ならせてヒンジ作用がアンバラ
ンスになるようにする等の対策を施していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
にヒンジ部の肉厚を厚くする手段では操作感が重くな
り、クリアランスSを可能な限り狭く設定する手段では
構造的に複雑となると共にスイッチが押しっぱなしにな
るおそれがあることから、クリアランスの設定に限界が
あり、その設定調整が極めて困難となる欠点がある。ま
た、左右のヒンジ部のヒンジ作用をアンバランスにする
手段では実効性が殆どない。
【0006】そこで、本発明の目的は、ツマミとスイッ
チとの衝撃音による異音の発生を簡単な構成で防止する
ことができるヒンジ付きツマミのツマミ構造を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のヒンジ付きツマ
ミのツマミ構造は、ツマミ支持体に薄肉ヒンジ部を介し
てツマミ本体が一体成形されているヒンジ付きツマミに
おいて、ツマミ本体に板バネ状の当接片を一体に設け、
ツマミ操作によってスイッチを押圧する前に当接片を他
の部位に当接させるように構成したことを特徴とする。
【0008】この場合、当接片がスイッチの取付面に当
接するようにしたり、ツマミ支持体に当接するように構
成することができる。
【0009】
【作用】ツマミを押圧操作するとまず当接片が先にスイ
ッチ以外の他の部位に当接するから衝撃が吸収され、ツ
マミとスイッチとの衝撃による異音の発生は防止され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(A)、(B)は本発明に係
るヒンジ付きツマミのツマミ構造の実施例を示し、合成
樹脂製のツマミ支持体1に左右の薄肉ヒンジ部2を介し
てツマミ本体3が一体成形され、ツマミ本体3の表面側
にはツマミ部4が設けられると共に裏面側には操作ボス
5が突成され、ツマミ部4の押圧操作によって操作ボス
5でプリント基板6に取り付けられたタクトスイッチ7
を押圧操作するようになっていることは、図3に示す従
来のものと同様である。
【0011】本発明においては、前記ツマミ本体3に板
バネ状の当接片8を前記ヒンジ部2とは反対側の個所に
一体成形し、ツマミ操作によって押圧ボス5でタクトス
イッチ7を押圧する前に当接片8を他の部位に当接させ
るように構成する。
【0012】例えば、図1(A)、(B)の例では、前
記当接片8は前記ヒンジ部2とは反対側の個所に2個左
右対称的に設けられ、しかも内向きに突成されていて、
その先端の折曲げ部8aがタクトスイッチ7を取り付け
たプリント基板6に当接するようになっている。
【0013】また、図2(A)、(B)においては、当
接片8はヒンジ部2の反対側の側辺中央に下方に突出す
るように1個設け、ツマミ支持体1に形成したリブ部9
に当接させるように構成している。その他、当接片8を
当接させる部材や個所等は当接片8の形状、向き等を選
択することにより適宜決定することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るヒンジ付きツマミのツマミ
構造によれば、ツマミを操作するとスイッチに当接する
よりも先に板バネ状の当接片がツマミ以外の他の部位に
当接して衝撃を吸収するからツマミとスイッチとの衝撃
による異音の発生等は生じないし、タッチ感触も極めて
良好である。また、このようなツマミ構造を簡単に構成
でき、コストを上げることなく実施できて製品の品質を
向上させることができる。しかもツマミとスイッチとの
間に適度なクリアランスを確保することができるから、
スイッチを押しっぱなしにするおそれもなく、確実なツ
マミ操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒンジ付きツマミのツマミ構造の
実施例を示し、(A)は一部除去した斜視図、(B)は
ツマミの取付状態を示す断面図。
【図2】本発明に係るヒンジ付きツマミのツマミ構造の
他の実施例を示し、(A)は斜視図、(B)はツマミの
取付状態を示す断面図。
【図3】従来のヒンジ付きツマミを示し、(A)は斜視
図、(B)はツマミの取付状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ツマミ支持体 2 ヒンジ部 3 ツマミ本体 4 ツマミ部 5 操作ボス 6 プリント基板 7 タクトスイッチ 8 当接片 8a 折曲げ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツマミ支持体に薄
肉ヒンジ部を介してツマミ本体が一体成形されているヒ
ンジ付きツマミに係り、特に操作性を改良したツマミ構
造に関する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツマミ支持体に薄肉ヒンジ部を介してツ
    マミ本体が一体成形されているヒンジ付きツマミにおい
    て、ツマミ本体に板バネ状の当接片を一体に設け、ツマ
    ミ操作によってスイッチを押圧する前に当接片を他の部
    位に当接させるように構成したことを特徴とするツマミ
    構造。
  2. 【請求項2】 当接片がスイッチの取付面に当接するよ
    うになっていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ
    付きツマミのツマミ構造。
  3. 【請求項3】 当接片がツマミ支持体に当接するように
    なっていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ付き
    ツマミのツマミ構造。
JP32949297A 1997-11-13 1997-11-13 ヒンジ付きツマミのツマミ構造 Pending JPH11149845A (ja)

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Cited By (3)

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