JPH08293226A - 瞬時復帰型押し釦スイッチ - Google Patents

瞬時復帰型押し釦スイッチ

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JPH08293226A
JPH08293226A JP9914795A JP9914795A JPH08293226A JP H08293226 A JPH08293226 A JP H08293226A JP 9914795 A JP9914795 A JP 9914795A JP 9914795 A JP9914795 A JP 9914795A JP H08293226 A JPH08293226 A JP H08293226A
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JP
Japan
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contact
spring
movable contact
leaf spring
handle
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Application number
JP9914795A
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English (en)
Inventor
Tsunehiro Kitamura
常弘 北村
Masato Kasaya
正人 傘谷
Takeshi Kandabashi
毅 神田橋
Hiroki Hata
裕樹 畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反転バネが反転する直前に、一定ストローク
間指で押すときの荷重をほぼ一定にすることができ、指
で受ける荷重が大きくならず、反転バネを確実に反転さ
せ接点を閉状態に保持させ、クリック感を生じさせる操
作を確実にできる瞬時復帰型押し釦スイッチを提供す
る。 【構成】 一端が軸支されたハンドル2を指先で押圧操
作して、自由端側に可動接点3と反転バネ4を設けた板
バネ5を押し下げて反転バネ4を反転させ、可動接点3
を本体1a内の固定接点6に接触させて接点を閉操作
し、ハンドル2は可動接点3を支持する支持突片2aを
設け、可動接点よりも軸に近い箇所にはプランジャー突
片2bを設け、押圧操作時には、支持突片2aで可動接
点3を押し下げ支持しながら、プランジャー突片2bで
板バネ5の腹部分を押し下げ反転バネ4を強制的に反転
させて可動接点3を固定接点6に接触保持させるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端が軸支されたハン
ドルを指先で押圧操作することによって、自由端側に可
動接点と反転バネを設けた板バネを押し下げて、反転バ
ネを反転させ、これによって可動接点を本体内に設けた
固定接点に接触させて接点を閉操作するようにした瞬時
復帰型の押し釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンドルを指先で押圧操作して
板バネを押し下げて、可動接点が固定接点に接したとき
に板バネを反転させ、このときの板バネの反転力によっ
て、接点を固定接点に接触保持させ、クリック感が得ら
れるようにした押し釦スイッチが開発されているが、従
来のこの種の押し釦スイッチは、ハンドルの下面に設け
られた突出部で、板バネの先端に設けられた可動接点を
直接押し下げて、そのときに反転バネを反転させる構造
となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、板バネの取
付け基部から可動接点までのストロークが長く、このス
トロークと指で押し下げるときの荷重との関係におい
て、反転バネが反転するまでは反転バネに作用する押圧
力がほぼ一次曲線を描く(図7参照)ので、操作する者
には反転バネの反転を十分に感じとることができず、操
作時の感触がよくないという問題があった。
【0004】また、反転バネに作用する押圧力が一次曲
線を描くために、操作する者が指で受ける荷重が次第に
大きくなるので、可動接点が固定接点に接触するまで、
指先の押圧操作が低速となり、このため、反転バネが反
転する前に操作完了と誤って判断して、押圧操作を停止
してしまうことがあり、確実に接点を閉じることができ
ないまま、ハンドルが板バネの弾性力によって元の状態
に復帰してしまうという問題があった。
【0005】更に、反転時の反転バネの反転量によっ
て、接点部のローリング量及び固定接点に接する可動接
点の接点圧を確保しているために、このローリング量及
び接点圧をさらに大きくしようとすると、反転バネの湾
曲部への応力が増加するために、バネ折れが生じたり、
バネのへたりが生じたりする場合があるという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであって、第1の目的は、反転バネが反転する直
前に、一定ストローク間指で押すときの荷重をほぼ一定
とすることができて、指で受ける荷重を大きくすること
がなく、反転バネを確実に反転させ接点を閉状態に保持
させ、そのときのクリック感を生じさせる操作を確実に
でき、第2の目的は、接点がオンしたときに可動接点を
固定接点に擦動して接点の通電不良を防ぐことができ、
第3の目的は、板バネを元の状態に復帰させるときに、
可動接点を固定接点より引き離して確実にオフ状態とす
ることができ、接点溶着を防ぐことができる瞬時復帰型
押し釦スイッチを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1の瞬時
復帰型押し釦スイッチは、一端が軸支されたハンドルを
指先で押圧操作することによって、自由端側に可動接点
と反転バネを設けた板バネを押し下げて、反転バネを反
転させ、これによって可動接点を本体内に設けた固定接
点に接触させて接点を閉操作するようにした瞬時復帰型
の押し釦スイッチにおいて、上記ハンドルは可動接点を
支持する支持突片を設けるとともに、可動接点よりも軸
に近い箇所にはプランジャー突片を設けており、押圧操
作時には、上記支持突片で可動接点を押し下げ支持しな
がら、上記プランジャー突片で上記板バネの腹部分を押
し下げることによって、反転バネを強制的に反転させて
可動接点を固定接点に接触保持させる構造となってい
る。
【0008】請求項2の瞬時復帰型押し釦スイッチは、
一端が軸支されたハンドルを指先で押圧操作することに
よって、自由端に可動接点と反転バネを付設した板バネ
を押し下げて、反転バネを反転させ、これによって可動
接点を本体内に設けた固定接点に接触させて接点を閉操
作するようにした瞬時復帰型の押し釦スイッチにおい
て、上記ハンドルは可動接点よりも軸から離れた箇所に
は板バネの自由端を押し下げる補助突片を設けるととも
に、可動接点よりも軸に近い箇所にはプランジャー突片
を設けており、押圧操作時には、上記補助突片で板バネ
端部を押し下げ支持しながら、上記プランジャー突片で
板バネの腹部分を押し下げることによって、反転バネを
強制的に反転させて可動接点を固定接点に接触保持さ
せ、更に上記ハンドルを押圧操作させたときには、上記
補助突片によって可動接点を固定接点に擦動させる構造
となっている。
【0009】請求項3の瞬時復帰型押し釦スイッチは、
一端が軸支されたハンドルを指先で押圧操作することに
よって、自由端に可動接点と反転バネを設けた板バネを
押し下げて、反転バネを反転させ、これによって可動接
点を本体内に設けた固定接点に接触させて接点を閉操作
するようにした瞬時復帰型の押し釦スイッチにおいて、
上記ハンドルは、板バネの自由端を係入させる係入凹所
を設けるとともに、板バネの可動接点よりも軸に近い箇
所にはプランジャー突片を設けており、押圧操作時に
は、上記プランジャー突片が板バネを押し下げることに
よって、上記反転バネを強制的に反転させて、可動接点
を固定接点に接触保持させる一方、押圧操作を解除し、
ハンドルを上記板バネの弾性力によって元の状態に復帰
させるときには、上記係入凹所に係止させた板バネの自
由端を持ち上げて可動接点と固定接点の接触を解除させ
る構造となっている。
【0010】請求項4の瞬時復帰型押し釦スイッチは、
ハンドルの押圧操作を解除したときに弾性復帰する板バ
ネの自由端を受け止めたときに、振動させて復帰音を出
す鳴動板を更に設けた構造となっている。請求項5の瞬
時復帰型押し釦スイッチは、上記反転バネは、上記プラ
ンジャー突片と可動接点との間で、その下方より上記板
バネを支持する板状バネによって形成された構造となっ
ている。
【0011】
【作用】請求項1の瞬時復帰型押し釦スイッチによれ
ば、可動接点を設けた板バネの自由端を、作動突片で押
圧操作する従来の構造に比べて、可動接点を支持突片で
支持しながら、板バネの腹部分をプランジャー突片で押
圧するので、小さい押圧力で板バネを変位させることが
できる。
【0012】また、反転バネが反転する直前には一定の
押圧力を加えるだけで板バネの変位を増大させることが
できるので、押圧時にも十分な感触が得られる。また、
プランジャー突片が板バネの腹部分を押圧保持すること
によって、反転バネが反転すれば、支持突片が板バネを
押圧しなくても、可動し、反転バネの弾性力が加わって
可動接点は固定接点に接触保持される。
【0013】請求項2の瞬時復帰型押し釦スイッチによ
れば、ハンドルの押圧操作によって、プランジャー突片
で板バネの腹部を押し下げて反転バネで可動接点を固定
接点に接触保持させた状態から、更にハンドルを押圧操
作すれば、板バネの自由端は補助突片によって可動接点
を固定接点に擦動させるので、接点溶着によって生じる
サビや酸化膜をクリーンして通電不良が防止でき、所謂
ローリング効果が得られる。
【0014】請求項3の瞬時復帰型押し釦スイッチによ
れば、ハンドルの押圧操作を解除し、ハンドルを板バネ
の弾性力によって元の状態に復帰させたとき、板バネの
自由端が持ち上げり可動接点を固定接点より引き離すこ
とができるので、接点にサビや酸化膜が生じるのを未然
に防止できる。請求項4の瞬時復帰型押し釦スイッチに
よれば、ハンドルの押圧操作を解除し、ハンドルを板バ
ネの弾性力によって元の状態に復帰させたときに当接し
て、鳴動板を振動させるので、復帰時に鳴動音を発生さ
せることができる。
【0015】請求項5の瞬時復帰型押し釦スイッチによ
れば、プランジャー突片で板バネを押し下げていくと、
反転バネが押し下げられて反転したときに、板バネに設
けられた可動接点が固定接点に押し付けられて接点が正
確に閉じられ、このとき、押し下げ時に反転バネの反転
によるクリック感が得られる。また、プランジャー突片
による板バネの押し下げを解除すると、反転バネの反転
が解除されるので、可動接点と固定接点との接触が解除
されてオフ状態となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る瞬時復帰型押し釦スイッ
チの実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1
〜図7は、第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1の
構造と操作手順及びハンドル操作による押圧力(荷重)
の変化を示すものである。
【0017】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1
は、図1〜図5に示すように、一端の軸7が閉蓋12の
下向き突片12cに軸支されたハンドル2を指先で押圧
操作することによって、自由端側に可動接点3と反転バ
ネ4を設けた板バネ5を押し下げて、反転バネ4を反転
させ、これによって可動接点3を本体1a内に設けた固
定接点6に接触させて接点を閉操作するようにしたもの
であり、ハンドル2には可動接点3を支持する支持突片
2aを設けるとともに、可動接点3よりも軸7に近い箇
所にはプランジャー突片2bを設けており、押圧操作時
には、支持突片2aで可動接点3を押し下げ支持しなが
ら、板バネ5の腹部分を押し下げることによって、反転
バネ4を強制的に反転させて可動接点3を固定接点6に
接触保持させる構造となっている。
【0018】反転バネ4は、プランジャー突片2bと可
動接点3との間で、その下方より板バネ5を支持する板
状バネによって形成されている。固定接点6は、図5に
示すように、前後両端8a,8bが本体1aに係入固定
された平面視略L字形状の固定端子板8の先端に設けら
れ、その後端部に一方の配線(図示せず)の端線を接続
するための接続用ネジ9Aが取付けられている。
【0019】板バネ5は本体1aの後端部から中央部に
向けて配設され、両端部10a,10bが本体1aに係
入固定された平面視略Z形状の可動端子板10に2本の
ビス11でその後端部5aを取付け固定され、可動端子
板10には、その後端部に他方の配線(図示略)の端線
を接続するための接続用ネジ9Bが取付けられている。
【0020】可動端子板10の前側部10cは、図1に
示すように、本体1aの中央に前後向きに形成された凹
所1b内に曲設して入り込み、その先端が上向き垂直に
起立され、その前面に設けられた凹部10dに、反転バ
ネ4の後端が押曲した状態で押し当てられている。反転
バネ4は、その先端が板バネ5に一体に連設され、後端
が可動端子板10の凹部10dに押し当てられた状態
で、下向きに強制的に曲成されている。
【0021】本体1aには、図5に示すように、壁等に
取付けるための円状貫通孔1cと長円状貫通孔1dが設
けられている。また、本体1aの中央部の両側端部に
は、閉蓋12を取付けるための係入孔1eがそれぞれ形
成された取付け用起立片1f,1fが立設されている。
また、本体1aの左右方向の略中央部には、前後に延設
され、固定端子板8と可動端子板10との接触を阻止し
て絶縁するための絶縁用起立片1gが立設されている。
【0022】閉蓋12には、図1〜図4に示すように、
前部にハンドル2の操作部2cを露出するための開口部
12aが設けられ、下面後部に、ハンドル2の軸7を枢
着するための下向き突片12cが形成され、その両側壁
12d,12eの内面に、本体1aの取付け用起立片1
f,1fに設けられた係入孔1e,1eに係入して、閉
蓋12を本体1aに係脱可能に組み付けるための係止爪
(図示略)が内向きに突設されている。
【0023】この閉蓋12は、図1〜図4に示すよう
に、本体1aに被せて、係止爪(図示略)を係入孔1
e,1eにそれぞれ係入することによって、本体1aに
組み付けられるようになっている。次に、第1実施例の
瞬時復帰型押し釦スイッチ1のハンドル操作の手順につ
いて、図6を参照しつつ説明する。
【0024】この瞬時復帰型押し釦スイッチ1は、その
本体1aの円状貫通孔1cと長円状貫通孔1dとに取付
けネジを挿入して、玄関の壁等に取付けられる。このよ
うに取付けられた状態で、閉蓋12が本体1に被せら
れ、閉蓋12の係止爪(図示略)を本体1aの取付け用
起立片1f,1fの係入孔1e,1eに係入することに
よって、閉蓋12が本体1に組み付けられる。
【0025】この状態で、図6(a),(b)に示すよ
うに、ハンドル2を指で押し下げると、プランジャー突
片2bが板バネ5の腹部分が押し下げるとともに、支持
突片2aが可動接点3を押し下げる。更に、ハンドル2
を押し下げると、図6(c)の状態から図6(d)の状
態となり、反転バネ4が下向きに反転して、板バネ5の
先端の可動接点3が固定接点6に接触して保持され、オ
ン状態となる。
【0026】ハンドル2の押し下げを解除すると、反転
バネ4が元の状態に復帰し、これとともに板バネ5の先
端側が上向きに移動し、固定接点6から可動接点3が離
れ、オフ状態となる。次に、第1実施例の瞬時復帰型押
し釦スイッチ1の作用、効果について説明する。
【0027】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1
によれば、可動接点3を設けた板バネ5の自由端を、作
動突片で押圧操作する従来の構造に比べて、可動接点3
を支持突片2aで支持しながら、板バネ5の腹部分をプ
ランジャー突片2bで押圧するので、小さい押圧力で板
バネ5を変位させることができる。また、反転バネ4が
反転する直前には一定の押圧力を加えるだけで板バネ5
を変位を増大させることができるので、押圧時の感触が
得られる。
【0028】プランジャー突片2bが板バネ5の腹部分
を押圧保持することによって、反転バネ4が反転すれ
ば、支持突片2aが板バネ5を押圧しなくても、可動
し、反転バネ4の弾性力が加わって可動接点3は固定接
点6に接触保持される。図7の図表に示すように、第1
実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1では、ハンドルを
押し下げるときに、プランジャー突片2bが板バネ5の
腹部分を押圧するとともに、支持突片2aが板バネ5を
押圧するので、一定ストローク間(図7における「HO
LD」の間)、指で押すときの押圧力(荷重)がほぼ一
定となり、指で受ける荷重を大きくすることなく、反転
バネ4を確実に反転させ接点を閉状態に保持させ、その
ときのクリック感を生じさせる操作を確実にできる。
【0029】図8〜図11は、第2実施例の瞬時復帰型
押し釦スイッチ1Aの構造と操作手順及びハンドル操作
による押圧力(荷重)の変化を示すものである。尚、上
記第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1と同一部材
については、同一符号を付してその説明を省略する。こ
の第2実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1Aでは、ハ
ンドル2Aには、可動接点3よりも軸から離れた箇所に
は板バネ5の自由端5bを押し下げる補助突片2dを設
けるとともに、可動接点3よりも軸7に近い箇所にはプ
ランジャー突片2bを設けており、押圧操作時には、補
助突片2dで板バネ5の自由端5bを押し下げ支持しな
がら、板バネ5の腹部分を押し下げることによって、反
転バネ4を強制的に反転させて可動接点3を固定接点6
に接触保持させ、更にハンドル2Aを押圧操作させたと
きには、補助突片2dによって可動接点3を固定接点6
に擦動させるようになっている。
【0030】次に、第2実施例の瞬時復帰型押し釦スイ
ッチ1Aのハンドル操作の手順について、図10を参照
しつつ説明する。ハンドル2Aを指で押し下げると、図
10(a),(b),(c)に示すように、プランジャ
ー突片2bが板バネ5の腹部分が押し下げるとともに、
補助突片2dが板バネ5の自由端5bを押し下げる。
【0031】更に、ハンドル2Aを押し下げると、図1
0(c)の状態から図6(d)の状態となり、反転バネ
4が下向きに反転して、板バネ5の先端の可動接点3が
固定接点6に接触して保持され、オン状態となる。図1
0(e),(f)に示すように、更に、ハンドル2Aを
押圧操作すると、板バネ4の自由端は可動接点3を固定
接点6に擦動させる。これにより、接点溶着によって生
じるサビや酸化膜をクリーンして通電不良が防止でき、
所謂ローリング効果が得られる。
【0032】図11の図表に示すように、第2実施例の
瞬時復帰型押し釦スイッチ1Aでは、ハンドル2Aを押
し下げるときに、プランジャー突片2bが板バネ5の腹
部分を押圧するとともに、補助突片2dが板バネ5を押
圧するので、一定ストローク間(図11における「HO
LD」の間)、指で押すときの押圧力(荷重)がほぼ一
定となり、指で受ける荷重を大きくすることなく、反転
バネ4を確実に反転させ接点を閉状態に保持させ、その
ときのクリック感を生じさせる操作を確実にできる。
【0033】図12〜図14は、第3実施例の瞬時復帰
型押し釦スイッチ1Bの構造と操作手順を示すものであ
る。尚、上記第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1
と同一部材については、同一符号を付してその説明を省
略する。この第3実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1
Bでは、ハンドル2Bには、その先端側に下向きに突設
された保持突片2eに、板バネ5の自由端5bを係入さ
せる係入凹所2fを設けるとともに、板バネ5の可動接
点3よりも軸に近い箇所にはプランジャー突片2bを設
けており、押圧操作時には、プランジャー突片2bが板
バネ5を押し下げることによって、反転バネ4を強制的
に反転させて、可動接点3を固定接点6に接触保持させ
る一方、押圧操作を解除し、ハンドル2Bを板バネ5の
弾性力によって元の状態に復帰させるときには、係入凹
所2fに係止させた板バネ5の自由端5bを持ち上げる
ようになっている。
【0034】次に、第3実施例の瞬時復帰型押し釦スイ
ッチ1Bのハンドル操作の手順について、図14を参照
しつつ説明する。ハンドル2Bを指で押し下げると、板
バネ5のプランジャー突片2bが板バネ5の腹部分が押
し下げるとともに、板バネ5の自由端5bが係入凹所2
fに係入され、係入凹所2fの上部係止面2gに係止さ
れた状態で押し下げられ、図14(a)に示すように、
可動接点3が固定接点6に接触して保持され、オン状態
となる。
【0035】次に、ハンドル2Bから指を離し、押圧状
態を解除すると、ハンドル2Bが元の状態に復帰しよう
とするが、このとき、図14(c)に示すように、板バ
ネ5の自由端5bが係入凹所2fの下部係止面2hに係
止されて、板バネ5の自由端5bが強制的に持ち上げら
れ、図14(d)に示すように、可動接点3を固定接点
6から引き離し、その接触が解除される。
【0036】この第3実施例の瞬時復帰型押し釦スイッ
チ1Bによれば、ハンドル2Bの押圧操作を解除し、ハ
ンドル2Bを板バネ5の弾性力によって元の状態に復帰
させたとき、板バネ5の自由端を持ち上げて可動接点3
を固定接点6より引き離すことができ、接点3,6にサ
ビや酸化膜が生じるのを未然に防止できる。図15〜図
17は、第4実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1Cの
構造と操作手順を示すものである。
【0037】尚、上記第1実施例の瞬時復帰型押し釦ス
イッチ1と同一部材については、同一符号を付してその
説明を省略する。この第4実施例の瞬時復帰型押し釦ス
イッチ1Cでは、ハンドル2Cの押圧操作を解除したと
きに弾性復帰する板バネ5の自由端を受け止めて、振動
させて復帰音を出す鳴動板13を設けてある。
【0038】この鳴動板13は、ハンドル2Cの前部下
端面2iにその基端部をビス14で取付け固定され、そ
の自由端に、可動接点3に当接する小円柱状の接触部材
15が取付けられている。次に、第4実施例の瞬時復帰
型押し釦スイッチ1Cのハンドル操作の手順について、
図17を参照しつつ説明する。
【0039】ハンドル2Cを指で押し下げて、図17
(a)に示すように、可動接点3が固定接点6に接触し
た0N状態から、ハンドル2Cから指を離すと、図17
(b)に示すように、ハンドル2Cは元の位置に復帰動
作する。このハンドル2Cの復帰動作に伴って、板バネ
5が元の状態に弾性復帰するが、この時、図17(d)
に示すように、板バネ5の弾性復帰によって、可動接点
3が、鳴動板13に取付けられた接触部材15に当たっ
て鳴動板13が振動する。
【0040】この鳴動板13の振動によって、復帰音が
出され、その後板バネ5の弾性復帰によって、ハンドル
2Cが図17(d)から図17(e)の状態になり、鳴
動板13が可動接点3から離れ、その当接状態が解除さ
れる。この第4実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチ1C
によれば、ハンドル2Cの押圧操作を解除し、ハンドル
2Cを板バネ5の弾性力によって元の状態に復帰させた
とき、鳴動板13を振動させて復帰時に鳴動音を発生さ
せることができる。
【0041】従って、接点3,6の接触が解除されてオ
フ状態となったときにも、鳴動音によってクリック感が
得られ、オフ状態となったことを正確に判断することが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の瞬時復
帰型押し釦スイッチでは、可動接点を設けた板バネの自
由端を、作動突片で押圧操作する従来の構造に比べて、
可動接点を支持突片で支持しながら、板バネの腹部分を
プランジャー突片で押圧するので、小さい押圧力で板バ
ネを変位させることができる。
【0043】また、反転バネが反転する直前には一定の
押圧力を加えるだけで板バネを変位を増大させることが
できるので、押圧時にも十分あクリック感が得られる。
プランジャー突片が板バネの腹部分を押圧保持すること
によって、反転バネが反転すれば、支持突片が板バネを
押圧しなくても、可動し、反転バネの弾性力が加わって
可動接点を固定接点に接触保持できる。
【0044】更に、可動接点が固定接点に接触するとき
に、反転バネが反転し、このときのクリック感を生じさ
せる確実にでき、接点のオン状態を正確に判断すること
ができる。請求項2の瞬時復帰型押し釦スイッチでは、
ハンドルの押圧操作によって反転バネで可動接点を固定
接点に接触保持させた状態から、更にハンドルを押圧操
作すれば、板バネの自由端は可動接点を固定接点に擦動
するので、通電不良を防止でき、所謂ローリング効果が
得られる。
【0045】請求項3の瞬時復帰型押し釦スイッチで
は、ハンドルの押圧操作を解除し、ハンドルを板バネの
弾性力によって元の状態に復帰させたとき、板バネの自
由端を持ち上げて可動接点を固定接点より引き離すこと
ができ、接点にサビや酸化膜が生じるのを未然に防止で
きる。請求項4の瞬時復帰型押し釦スイッチでは、ハン
ドルの押圧操作を解除し、ハンドルを板バネの弾性力に
よって元の状態に復帰させたとき、鳴動板を振動させて
復帰時に鳴動音を発生させることができる。
【0046】これにより、振動による鳴動音の発生で、
接点がオフ状態になったことを正確に判断することがで
きる。請求項5の瞬時復帰型押し釦スイッチでは、プラ
ンジャー突片で板バネを押し下げていくと、反転バネが
押し下げられて反転したときに、板バネに設けられた可
動接点が固定接点に押し付けられて接点が正確に閉じら
れ、このとき、反転バネの反転によるクリック感が得ら
れ、これにより、接点がオンされたことを正確に判断す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る瞬時復帰型押し釦スイッチの第1
実施例の内部構造を示す縦断面図である。
【図2】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの正面
図である。
【図3】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの側面
図である。
【図4】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの底面
図である。
【図5】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの本体
の平面図である。
【図6】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの動作
説明図である。
【図7】第1実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチにおけ
る反転バネに作用するハンドル位置の変移とハンドル位
置の荷重との関係を示すグラフである。
【図8】第2実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの内部
構造を示す縦断面図である。
【図9】第2実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの本体
の平面図である。
【図10】第2実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの動
作説明図である。
【図11】第2実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチにお
ける反転バネに作用するハンドル位置の変移とハンドル
位置の荷重との関係を示すグラフである。
【図12】第3実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの内
部構造を示す縦断面図である。
【図13】第3実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの本
体の平面図である。
【図14】第3実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの動
作説明図である。
【図15】第4実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの内
部構造を示す縦断面図である。
【図16】第4実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの本
体の平面図である。
【図17】第4実施例の瞬時復帰型押し釦スイッチの動
作説明図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 瞬時復帰型押し釦スイ
ッチ 1a 本体 2,2A,2B,2C ハンドル 2a 支持突片 2b プランジャー突片 2d 補助突片 2f 係入凹所 3 可動接点 4 反転バネ 5 板バネ 5b 自由端 6 固定接点 13 鳴動板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンドルを指先で押圧操作して
板バネ腹部を押し下げて、板バネを反転させ、このとき
の板バネの反転力によって、接点を固定接点に接触保持
させ、クリック感が得られるようにした押し釦スイッチ
が開発されているが、従来のこの種の押し釦スイッチ
は、ハンドルの下面に設けられた突出部のみで、板バネ
の腹部を直接押し下げて、そのときに反転バネを反転さ
せる構造となっていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、板バネの取
付け基部から可動接点までのストロークが長く、このス
トロークと指で押し下げるときの荷重との関係におい
て、反転バネが反転するまでは反転バネに作用する押圧
力がほぼ一次曲線を描く(図7参照)ので、操作する
が指で受ける荷重は次第に大きくなり、押圧操作が重く
感じられ、操作時の感触がよくないという問題があっ
た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項2の瞬時復帰型押し釦スイッチによ
れば、ハンドルの押圧操作によって、プランジャー突片
で板バネの腹部を押し下げて反転バネで可動接点を固定
接点に接触保持させた状態から、更にハンドルを押圧操
作すれば、板バネの自由端は補助突片によって可動接点
を固定接点に擦動させるので、接点溶着によって生じる
酸化膜をクリーンにして通電不良が防止でき、所謂ロー
リング効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑 裕樹 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が軸支されたハンドルを指先で押圧操
    作することによって、自由端側に可動接点と反転バネを
    設けた板バネを押し下げて、反転バネを反転させ、これ
    によって可動接点を本体内に設けた固定接点に接触させ
    て接点を閉操作するようにした瞬時復帰型の押し釦スイ
    ッチにおいて、 上記ハンドルは可動接点を支持する支持突片を設けると
    ともに、可動接点よりも軸に近い箇所にはプランジャー
    突片を設けており、押圧操作時には、上記支持突片で可
    動接点を押し下げ支持しながら、上記プランジャー突片
    で上記板バネの腹部分を押し下げることによって、反転
    バネを強制的に反転させて可動接点を固定接点に接触保
    持させる構造とした瞬時復帰型押し釦スイッチ。
  2. 【請求項2】一端が軸支されたハンドルを指先で押圧操
    作することによって、自由端に可動接点と反転バネを付
    設した板バネを押し下げて、反転バネを反転させ、これ
    によって可動接点を本体内に設けた固定接点に接触させ
    て接点を閉操作するようにした瞬時復帰型の押し釦スイ
    ッチにおいて、 上記ハンドルは可動接点よりも軸から離れた箇所には板
    バネの自由端を押し下げる補助突片を設けるとともに、
    可動接点よりも軸に近い箇所にはプランジャー突片を設
    けており、押圧操作時には、上記補助突片で板バネ端部
    を押し下げ支持しながら、上記プランジャー突片で板バ
    ネの腹部分を押し下げることによって、反転バネを強制
    的に反転させて可動接点を固定接点に接触保持させ、更
    に上記ハンドルを押圧操作させたときには、上記補助突
    片によって可動接点を固定接点に擦動させる構造とした
    瞬時復帰型押し釦スイッチ。
  3. 【請求項3】一端が軸支されたハンドルを指先で押圧操
    作することによって、自由端に可動接点と反転バネを設
    けた板バネを押し下げて、反転バネを反転させ、これに
    よって可動接点を本体内に設けた固定接点に接触させて
    接点を閉操作するようにした瞬時復帰型の押し釦スイッ
    チにおいて、 上記ハンドルは、板バネの自由端を係入させる係入凹所
    を設けるとともに、板バネの可動接点よりも軸に近い箇
    所にはプランジャー突片を設けており、押圧操作時に
    は、上記プランジャー突片が板バネを押し下げることに
    よって、上記反転バネを強制的に反転させて、可動接点
    を固定接点に接触保持させる一方、押圧操作を解除し、
    ハンドルを上記板バネの弾性力によって元の状態に復帰
    させるときには、上記係入凹所に係止させた板バネの自
    由端を持ち上げ、て可動接点で固定接点の接触を解除さ
    せる構造とした瞬時復帰型押し釦スイッチ。
  4. 【請求項4】ハンドルの押圧操作を解除したときに弾性
    復帰する板バネの自由端を受け止めたときに、振動させ
    て復帰音を出す鳴動板を更に設けた構造とした請求項1
    〜3のいずれかに記載の瞬時復帰型押し釦スイッチ。
  5. 【請求項5】上記反転バネは、上記プランジャー突片と
    可動接点との間で、その下方より上記板バネを支持する
    板状バネによって形成された構造とした請求項1〜4の
    いずれかに記載の瞬時復帰型押し釦スイッチ。
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