JPH11162292A - スイッチ装置の接点開閉機構 - Google Patents

スイッチ装置の接点開閉機構

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JPH11162292A
JPH11162292A JP32839297A JP32839297A JPH11162292A JP H11162292 A JPH11162292 A JP H11162292A JP 32839297 A JP32839297 A JP 32839297A JP 32839297 A JP32839297 A JP 32839297A JP H11162292 A JPH11162292 A JP H11162292A
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Shiori Fujiyoshi
枝折 藤好
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減少させ、組立て作業の容易化を
図る。 【解決手段】 押し込まれた操作体110を復元させる
ための付勢と、スライド駆動体111を中立位置まで戻
すための付勢とを、単一の付勢部材112により行な
う。この付勢部材112には、操作体110を復元移動
方向に常時付勢する操作体付勢ばね部112bと、スラ
イド駆動体111を両側からほぼ均等に付勢するスライ
ド駆動体付勢ばね部112cが、基板112aに一体形
成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置本体内部に
設けた固定接点に対し、可動接点部材が揺動して接触ま
たは離間する構成を備えた押しボタン式スイッチ装置や
ピアノハンドル式スイッチ装置などに好適な接点開閉機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内配線装置として室内照明の入/切な
どに用いられる押しボタン式スイッチ装置やピアノハン
ドル式スイッチ装置は、装置本体の内部に、支点を中心
として揺動自在な可動接点部材が設けてあり、この可動
接点部材が固定接点に接触または離間することによっ
て、各接点間に接続された屋内配線回路を入/切できる
構成となっている。
【0003】従来、この種のスイッチ装置として、特開
平6−111686号公報に開示されたピアノハンドル
式スイッチがある。同スイッチの接点開閉機構は、次の
ように構成されている(図6参照)。すなわち、スライ
ドカム33の両側にそれぞれ復帰用のばね片33a,3
3aが設けてあり、このばね片33a,33aにより、
スライドカム33を中立位置に復帰できるようにしてあ
る。各ばね片33a,33a間に配置したスライドカム
33の下面中央部には、一対の掛合カム体38が突設し
てある。
【0004】スライドカム33は、押釦ハンドル32の
下面部に形成されたスライドカム摺動溝内に摺動自在に
嵌め込まれている。また、ばね片33a,33aもスラ
イドカム33と一体となってスライドカム摺動溝内に嵌
め込まれている。
【0005】反転回動する反転ハンドル31の上部に
は、スライドカム33に設けた一対の掛合カム体38に
対応する一対の掛合突起34が設けてある。そして、押
釦ハンドル32の押し下げ時に、一方の掛合突起34
に、該掛合突起34に対応する方の掛合カム体38の内
面が当たり、ばね片33a,33aに抗して掛合カム体
38が摺動するとともに、該掛合カム体38により掛合
突起34が押し下げれらて反転ハンドル31を反転回動
させる。
【0006】図中37は、押釦ハンドル32の復帰ばね
であり、押釦ハンドル32に対する押込み力が解除され
ると、この復帰ばね37の付勢力により押釦ハンドル3
2は復元する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成の接点開
閉機構は、スライドカム33の復帰用ばね片33a,3
3aと、押釦ハンドル32の復帰ばね37とが別部材と
して構成され、ばね片33a,33aはスライドカム3
3に組付けられて、スライドカム摺動溝内に嵌め込まれ
る。一方、押釦ハンドル32の復帰ばね37は、装置本
体の別位置に組み込まれている。
【0008】したがって、ばね片33a,33aと復帰
ばね37という二種類のばね部材を必要とするため部品
点数が多くなり製品コストが高価格となる問題があっ
た。しかも、それらばね片33a,33aと復帰ばね3
7とを、それぞれ別個に組付けまたは組み込む必要があ
るため、組立て作業が煩雑であった。
【0009】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、部品点数が少なく、組立て作業の
容易なスイッチ装置の接点開閉機構を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は装置本体内部に設けた固定接点に対し、
可動接点部材が揺動して接触または離間する構成を備え
たスイッチ装置において、次の構成を備えた接点開閉機
構としたことを特徴とする。
【0011】(イ)所定のZ方向へ押込みおよび復元移
動自在なように装置本体に装着された操作体 (ロ)上記操作体と一体的にZ方向へ移動するととも
に、該Z方向とほぼ直行するX方向へ移動自在なように
配設されたスライド駆動体 (ハ)スライド駆動体に形成した係合凸部 (ニ)スライド駆動体における係合凸部のX方向両側方
部位に形成した第1,第2の押圧凸部 (ホ)装置本体の内部に所定の支点を中心として揺動自
在に設けられ、該支点を中心とする揺動動作に伴い可動
接点部材を揺動させる転換子 (ヘ)転換子に形成され、スライド駆動体の第1の押圧
凸部が当接可能であり、スライド駆動体の押込み移動に
伴い転換子を一方向に揺動させる第1の押圧受部 (ト)転換子に形成され、スライド駆動体の第2の押圧
凸部が当接可能であり、スライド駆動体の押込み移動に
伴い転換子を他方向に揺動させる第2の押圧受部 (チ)転換子に形成され、同転換子が他方向の揺動位置
にあるとき、スライド駆動体の押込み移動に伴い係合凸
部が摺接してスライド駆動体を所定のX方向に移動さ
せ、この移動に伴い第1の押圧凸部を第1の押圧受部に
当接させるとともに第2の押圧凸部を前記第2の押圧受
部から離間させる第1スライド案内面 (リ)転換子に形成され、同転換子が一方向の揺動位置
にあるとき、スライド駆動体の押込み移動に伴い係合凸
部が摺接してスライド駆動体を所定のX方向に移動さ
せ、この移動に伴い第2の押圧凸部を第2の押圧受部に
当接させるとともに第1の押圧凸部を第1の押圧受部か
ら離間させる第2スライド案内面 (ヌ)装置本体内に設けられ、操作体を復元移動方向に
常時付勢するとともに、スライド駆動体をX方向の両側
からほぼ均等に付勢する付勢部材
【0012】以上の構成を備えた本発明は、操作体の付
勢とスライド駆動体の付勢とを、単一の付勢部材により
行なう構成となっているので、既述した特開平6−11
1686号公報に開示された接点開閉機構に比べ、部品
点数が少なくなり、製品コストの低価格化と組立て作業
の容易化を図ることができる。
【0013】操作体が押圧操作により押し込まれると、
スライド駆動体も一体的に押込み方向へ移動する。この
とき、スライド駆動体に形成した第1の押圧凸部が転換
子の第1の押圧受部に当接すると、スライド駆動体から
の押圧力によって第1の押圧受部が押し込まれて転換子
が一方向へ揺動する。この揺動動作に伴い可動接点部材
が揺動し、固定接点との間の接離状態が切り替えられ
る。
【0014】また、この揺動動作と並行して、スライド
駆動体に形成した係合凸部が転換子の第1スライド案内
面に摺接し、同面に沿ってスライド駆動体が中立点から
X方向一方側に移動する。その結果、スライド駆動体の
第2の押圧凸部が、転換子の第2の押圧受部に当接しな
い位置に移動し、それら各部の当接が回避される。
【0015】操作体の押圧操作を終了すると、付勢部材
からの付勢力により操作体が復元移動するとともに、ス
ライド駆動体も付勢部材からの付勢力によってX方向他
方側に移動して中立点位置に戻る。
【0016】次に、操作体が押圧操作により押し込まれ
ると、スライド駆動体が一体的に押込み方向へ移動し、
スライド駆動体に形成した第2の押圧凸部が転換子の第
2の押圧受部に当接する。これにより、第2の押圧受部
が押し込まれて転換子が他方向へ揺動する。この揺動動
作に伴い可動接点部材が揺動し、固定接点との間の接離
状態が切り替えられる。
【0017】また、この揺動動作と並行して、スライド
駆動体に形成した係合凸部が転換子の第2スライド案内
面に摺接し、同面に沿ってスライド駆動体が中立点から
X方向他方側に移動する。その結果、スライド駆動体の
第1の押圧凸部が、転換子の第1の押圧受部に当接しな
い位置に移動し、それら各部の当接が回避される。
【0018】上記付勢部材は、板状の基板と、この基板
の中央部に形成され、スライド駆動体がX方向に移動自
在な状態で貫通できる切欠き部と、基板から延出し、操
作体を復元移動方向に常時付勢する操作体付勢ばね部
と、同じく基板から延出し、スライド駆動体をX方向の
両側からほぼ均等に付勢するスライド駆動体付勢ばね部
とを備えた構成とすることができる。
【0019】付勢部材をこのように構成すれば、基板、
操作体付勢ばね部、スライド駆動体付勢ばね部をプレス
加工等により一体成形することができ、加工工数を減少
させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明の
実施形態に係る接点開閉機構が組み込まれた押しボタン
式スイッチ装置の分解斜視図、図2は同スイッチ装置の
外観斜視図である。また、図3は同スイッチ装置の正面
断面図、図4は同スイッチの側面断面図である。図1お
よび図3に示すように、押しボタン式スイッチ装置の装
置本体100は、器体101および蓋体102からな
り、器体101の内部には、端子部材103、解除ボタ
ン104、固定接点部材105、可動接点支持端子10
6、同支持端子106に揺動自在に支持される可動接点
部材107が組み込まれている。
【0021】端子部材103は、いわゆる螺子無し端子
構造を構成しており、器体101の底部に形成した電線
挿入孔101aに差し込まれた屋内配線を挾持して、固
定接点部材105または可動接点支持端子106と電気
的に導通させる。解除ボタン104は、端子部材103
による屋内配線の挾持状態を解除するためのもので、器
体101に形成した解除孔101bにドライバ等の工具
を差し込み、この解除ボタン104を操作できるように
なっている。
【0022】固定接点部材105は金属板を屈曲形成し
てなり、一部に固定接点105aが設けられている。可
動接点支持端子106および可動接点部材107も金属
製であり、可動接点部材107の先端部には可動接点1
07aが設けられている。可動接点部材107の基端部
は、可動接点支持端子106に形成した可動接点支持ば
ね部106aに、揺動自在に支持されている。この可動
接点部材107の揺動に伴い、可動接点107aが固定
接点105aに接触または離間する。
【0023】可動接点部材107を揺動させる接点開閉
機構は、操作体110、スライド駆動体111、付勢部
材112、および転換子113で構成されている。操作
体110は、蓋体102の上面に形成した凹部に装着さ
れ、図3の上下方向(本明細書では、同方向をZ方向と
する)に一定長さの範囲で押込みおよび復元移動自在と
なっている。操作体110の側壁には爪片110aが形
成してあり、この爪片110aが蓋体102の内壁に形
成した段部102aに係合して操作体110の抜けが防
止されている。
【0024】操作体110の内底部には、スライド駆動
体111の摺動案内部が形成してあり、同案内部に沿っ
てスライド駆動体111が図3の左右方向(本明細書で
は、同方向をX方向とする)に移動自在となっている。
この操作体110の上部に押しボタン114が着脱自在
に取り付けられる。
【0025】付勢部材112は、図1に示すように、基
板112aと一体に操作体付勢ばね部112bおよびス
ライド駆動体付勢ばね部112cを形成した構成となっ
ている。この付勢部材112は、蓋体102の上面に形
成した凹部102b内に配置され、操作体付勢ばね部1
12bの付勢力により、操作体110を図3の上方向
(復元移動方向)に付勢している。また、スライド駆動
体付勢ばね部112cは、スライド駆動体111のX方
向両側端面に係合しており、同駆動体111をX方向の
両側からほぼ均等に付勢している。この付勢力によりス
ライド駆動体111は中立位置に戻ることができる。ま
た、基板112aの中央部には、スライド駆動体111
が貫通できる切欠き部112dが形成してある。
【0026】スライド駆動体111の底面には、図3に
示すように、中央部に係合凸部111aが形成してあ
り、さらに係合凸部111aのX方向両側方部位に第
1,第2の押圧凸部111b,111cが形成してあ
る。これら各凸部111b,111cは、付勢部材11
2の基板中央部に形成した切欠き部112dから下方に
突き出している。蓋体102の凹部102b内に位置す
る底部中央部にも切欠き部102cが形成してあり、各
凸部111b,111cは、この切欠き部102cを通
して下方に移動することができる。これら付勢部材11
2の切欠き部112d、および蓋体102の切欠き部1
02cは、それぞれスライド駆動体111のX方向の移
動を許容する大きさに形成してある。
【0027】転換子113は、上部中央部に山形の突条
113Aが形成してあり、この突条113Aの斜面は第
1,第2スライド案内面113a,113bとなってい
る。また、突条113Aの両端には支点部113c,1
13cが形成してあり、これらの支点部113c,11
3cが、蓋体102に形成した支持溝102dに揺動自
在に支持されている。この状態で、突条113Aは中立
位置にあるスライド駆動体111の係合凸部111aと
対向している。さらに、突条113AのX方向両側方部
位には、第1,第2の押圧受部113d,113eが形
成してある。第1の押圧受部113dは、中立位置にあ
るスライド駆動体111に形成した第1の押圧凸部11
1bと対向している。また、第2の押圧受部113e
は、中立位置にあるスライド駆動体111に形成した第
2の押圧凸部111cと対向している。
【0028】転換子113の下端部には、可動接点部材
107への係止部113fが形成してあり、この係止部
113fが可動接点部材107の両側上端縁に係止され
ている。これにより転換子113と可動接点部材107
はリンク機構を形成し、転換子113の揺動に連動して
可動接点部材107も揺動する。器体101の内底部に
は、図3に示すようにコイルばね115が配置してあ
り、このコイルばね115によって可動接点部材107
および転換子113が蓋体102の支持溝102d側に
付勢されている。この付勢力により、転換子113と可
動接点部材107で形成してリンク機構は、トグル機構
を構成する。
【0029】次に、図3および図5を参照して動作を説
明する。図5はスライド駆動体111と転換子113の
動作説明図である。押しボタン114と共に操作体11
0が押し込まれると、図5(a)に示すように、スライ
ド駆動体111も一体的に押込み方向(図5の矢印 I方
向)へ移動する。このとき、スライド駆動体111に形
成した第1の押圧凸部111bが転換子113の第1の
押圧受部113dに当接すると、図5(b)に示すよう
に、スライド駆動体111からの押圧力によって第1の
押圧受部113dが押し込まれ、転換子113が一方向
(図5の矢印II方向)へ揺動する。そして、転換子11
3、可動接点部材107、およびコイルばね115で構
成されるトグル機構の死点を越えると、コイルばね11
5の付勢力をもって、転換子113は同方向(図5の矢
印II方向)へ揺動しようとする。
【0030】また、この揺動動作と並行して、スライド
駆動体111に形成した係合凸部111aが転換子11
3の第1スライド案内面113aに摺接し、同面113
aに沿ってスライド駆動体111が中立点からX方向一
方側(図5の矢印 III方向)に移動する。その結果、ス
ライド駆動体111の第2の押圧凸部111cが、転換
子113の第2の押圧受部113eに当接しない位置に
移動し、それら各部111c,113eの当接が回避さ
れる。
【0031】操作体110への押圧力を解除すると、図
5(c)に示すように、付勢部材112からの付勢力に
より操作体110が図5の矢印IV方向へ復元移動すると
ともに、スライド駆動体111も付勢部材112からの
付勢力によってX方向他方側(図5の矢印 V方向)に移
動して中立点位置に戻る。転換子113は、コイルばね
115の付勢力をもって図5の矢印II方向へ揺動する。
この揺動動作に伴い可動接点107aと固定接点105
aとの間の接離状態が切り替えられる。
【0032】次に、操作体110が押圧操作により押し
込まれると、スライド駆動体111が一体的に押込み方
向へ移動し、スライド駆動体111に形成した第2の押
圧凸部111cが転換子113の第2の押圧受部113
eに当接する。これにより、第2の押圧受部113eが
押し込まれて転換子113が図5の矢印IIと逆の方向へ
揺動する。
【0033】また、この揺動動作と並行して、スライド
駆動体111に形成した係合凸部111aが転換子11
3の第2スライド案内面113bに摺接し、同面113
bに沿ってスライド駆動体111が中立点から図5の矢
印 V方向に移動する。その結果、スライド駆動体111
の第1の押圧凸部111bが、転換子113の第1の押
圧受部113dに当接しない位置に移動し、それら各部
111b,113dの当接が回避される。
【0034】操作体110への押圧力を解除すると、付
勢部材112からの付勢力により操作体110が図5の
矢印IV方向へ復元移動するとともに、スライド駆動体1
11も付勢部材112からの付勢力によって図5の矢印
III方向に移動して中立点位置に戻る。転換子113
は、コイルばね115の付勢力をもって図5の矢印IIと
逆の方向へ揺動する。この揺動動作に伴い可動接点10
7aと固定接点105aとの間の接離状態が切り替えら
れる。
【0035】なお、この発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。例えば、ピアノハンドル式スイッ
チ装置にも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の接点開
閉機構によれば、操作体の付勢とスライド駆動体の付勢
とを、単一の付勢部材により行なう構成となっているの
で、部品点数が少なく、組立て作業が容易となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る接点開閉機構が組み
込まれた押しボタン式スイッチ装置の分解斜視図であ
る。
【図2】同スイッチ装置の外観斜視図である。
【図3】同スイッチ装置の正面断面図である。
【図4】同スイッチの側面断面図である。
【図5】スライド駆動体と転換子の動作説明図である。
【図6】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
100:装置本体 101:器体 102:蓋体 102a:段部 102b:凹部 102c:切欠き部 102d:支持溝 103:端子部材 104:解除ボタン 105:固定接点部材 105a:固定接点 106:可動接点支持端子 107:可動接点部材 107a:可動接点 110:操作体 111:スライド駆動体 111a:係合凸部 111b:第1の押圧凸部 111c:第2の押圧凸部 112:付勢部材 112a:基板 112b:操作体付勢ばね部 112c:スライド駆動体付勢ばね部 112d:切欠き部 113:転換子 113A:突条 113a:第1スライド案内面 113b:第2スライド案内面 113c:支点部 113d:第1の押圧受部 113e:第2の押圧受部 113f:係止部 114:押しボタン 115:コイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内部に設けた固定接点に対し、
    可動接点部材が揺動して接触または離間する構成を備え
    たスイッチ装置において、 所定のZ方向へ押込みおよび復元移動自在なように前記
    装置本体に装着された操作体と、 この操作体と一体的にZ方向へ移動するとともに、該Z
    方向とほぼ直行するX方向へ移動自在なように配設され
    たスライド駆動体と、 このスライド駆動体に形成した係合凸部と、 前記スライド駆動体における係合凸部のX方向両側方部
    位に形成した第1,第2の押圧凸部と、 前記装置本体の内部に所定の支点を中心として揺動自在
    に設けられ、該支点を中心とする揺動動作に伴い前記可
    動接点部材を揺動させる転換子と、 この転換子に形成され、前記スライド駆動体の第1の押
    圧凸部が当接可能であり、前記スライド駆動体の押込み
    移動に伴い前記転換子を一方向に揺動させる第1の押圧
    受部と、 前記転換子に形成され、前記スライド駆動体の第2の押
    圧凸部が当接可能であり、前記スライド駆動体の押込み
    移動に伴い前記転換子を他方向に揺動させる第2の押圧
    受部と、 前記転換子に形成され、同転換子が前記他方向の揺動位
    置にあるとき、前記スライド駆動体の押込み移動に伴い
    前記係合凸部が摺接して前記スライド駆動体を所定のX
    方向に移動させ、この移動に伴い前記第1の押圧凸部を
    前記第1の押圧受部に当接させるとともに前記第2の押
    圧凸部を前記第2の押圧受部から離間させる第1スライ
    ド案内面と、 前記転換子に形成され、同転換子が前記一方向の揺動位
    置にあるとき、前記スライド駆動体の押込み移動に伴い
    前記係合凸部が摺接して前記スライド駆動体を所定のX
    方向に移動させ、この移動に伴い前記第2の押圧凸部を
    前記第2の押圧受部に当接させるとともに前記第1の押
    圧凸部を前記第1の押圧受部から離間させる第2スライ
    ド案内面と、 前記装置本体内に設けられ、前記操作体を復元移動方向
    に常時付勢するとともに、前記スライド駆動体をX方向
    の両側からほぼ均等に付勢する付勢部材とを備えたこと
    を特徴とする接点開閉機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチ装置の接点開閉
    機構において、前記付勢部材は、 板状の基板と、 この基板の中央部に形成され、前記スライド駆動体がX
    方向に移動自在な状態で貫通できる切欠き部と、 前記基板から延出し、前記操作体を復元移動方向に常時
    付勢する操作体付勢ばね部と、 前記基板から延出し、前記スライド駆動体をX方向の両
    側からほぼ均等に付勢するスライド駆動体付勢ばね部と
    を含むことを特徴とする接点開閉機構。
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