JP2003272473A - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JP2003272473A
JP2003272473A JP2002069025A JP2002069025A JP2003272473A JP 2003272473 A JP2003272473 A JP 2003272473A JP 2002069025 A JP2002069025 A JP 2002069025A JP 2002069025 A JP2002069025 A JP 2002069025A JP 2003272473 A JP2003272473 A JP 2003272473A
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俊吉 佐々木
Yasuhiro Takebayashi
泰弘 武林
Satoru Takahashi
知 高橋
Tatsushi Yonezawa
達氏 米澤
Yoshinori Sugihara
賢紀 杉原
Takakazu Hirai
孝和 平井
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点部の接点開閉に必要な接点ギャップ、す
なわち、接点部が安全に切れるための接点間の開離距離
と同じかそれ以上の移動ストロークがキートップに必要
になっており、スイッチ全体が厚くなっていた。 【解決手段】 スイッチ駆動部3は、押釦部5が押され
た際に、この押釦部5に連動して揺動支点Pを中心にし
て揺動し、且つ互いに対向配置された一対のレバー部材
34L、34Nを有し、且つ両レバー部材34L、34
Nが、その互いに対向する端部でジョイント部材44
F、44Rにより折曲可能に且つ摺動可能に連ねて構成
されるレバーリンク機構Fと、このレバーリンク機構F
が押釦部5の押込みにより揺動した際に内蔵スイッチ2
を開閉作動させるスイッチ作動部材48とを備えた構成
にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータスイッ
チ等に用いられる押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の押釦スイッチとしては、図33及
び図34に示すものがある。この押釦スイッチS−1は
ケース90を備えており、このケース90には取付部1
00が設けてあり、また、ケース90には、互いに対向
する側面部のそれぞれの裏側にそれぞれ2個の固定端子
91が取付けてあり、これらの固定端子91は、その上
面部に固定接点91aを備えている。
【0003】また、ケース90には操作軸92が移動可
能に設けてあり、この操作軸92の内端部には、固定端
子91に対向するように可動片93が取付けてあり、こ
の可動片93は、固定接点91aに対向する可動接点9
3aを備えている。また、操作軸92の外端には拡散板
95と文字板94とキートップ96とが重ねた状態で取
付けてある。
【0004】そして、操作軸92は復帰ばね部材97に
より持ち上げられていて、可動接点93aが固定接点9
1aから開離している。
【0005】ランプ98はランプホルダ99に装着して
ある。そして、ケース90内に、ランプ98及びランプ
ホルダ99を収容した状態で、ケース90を取付相手部
材(図示せず)に取付けることにより押釦スイッチS−
1が構成され、この押釦スイッチS−1は、拡散板95
と文字板94とキートップ96とからなる押釦部の直下
にランプ98を配置した直下照光方式である。
【0006】そして、押釦部のキートップ96を指で押
し込むことにより、復帰ばね部材97に抗して操作軸9
2を押し込むと、可動片93の可動接点93aが固定端
子91の固定接点91aに接触して、接点部が閉じてス
イッチオンの状態になる。
【0007】ランプ98が点灯すると、拡散板95を裏
面側から照光する。したがって、文字板94上の文字が
拡散板95を透した光によりキートップ96の外側から
視認される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の押釦スイッチS−1にあっては、キートップ9
6を押して直接可動接点93aを移動させて、可動接点
93aと固定接点91aとから構成される接点部を閉じ
てスイッチオンの状態に作動させる構成になっているた
めに、接点部の接点開閉に必要な接点ギャップ、すなわ
ち、接点部が安全に切れるための接点91a、93a間
の開離距離と同じかそれ以上の移動ストロークがキート
ップ96に必要になっており、スイッチ全体が厚くなる
という問題点があった。
【0009】本発明は上記の問題点に着目して成された
ものであって、その目的とするところは、厚さを薄くす
ることが可能になる押釦スイッチを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る押釦スイッチは、押釦部を押すこと
でスイッチ部を開閉作動させるように、押釦部とスイッ
チ部とをケースに収容するようにした押釦スイッチであ
って、押釦部が押された際に押釦部に連動して揺動支点
を中心にして揺動し、且つ互いに対向配置された一対の
レバー部材を有し、且つ両レバー部材が、その互いに対
向する対向端部で折曲可能に且つ摺動可能に連ねて構成
されるレバーリンク機構と、レバーリンク機構が押釦部
の押込みにより揺動した際にスイッチ部を開閉作動させ
るスイッチ作動部材とを有して構成している。
【0011】かかる構成により、押釦部を押すことによ
り、レバーリンク機構により押釦部を、その押込方向に
平行移動させ、レバーリンク機構が押釦部の押込みによ
り作動した際に、このレバーリンク機構を構成するレバ
ー部材を揺動支点を中心にして揺動させてスイッチ作動
部材によりスイッチ部を作動することができる。
【0012】スイッチ部の接点開閉に必要な接点ギャッ
プ、すなわち、スイッチ部が安全に切れるための接点間
の開離距離と、押釦部の移動ストロークとは異なるもの
であり、従来は、接点部が安全に切れるための接点間の
開離距離と同じかそれ以上の移動ストロークが押釦部
(キートップ)に必要になっているのに対し、押釦部の
所要の移動ストロークとスイッチ部の接点開閉に必要な
ストローク(接点ギャップ)との差をレバー部材のレバ
ー比を選択することで調整することができるために、押
釦部の小さい移動ストロークでもってスイッチ部を確実
に作動させることができる。
【0013】すなわち、スイッチ部の接点開閉に必要な
ストローク(接点ギャップ)より押釦部の移動ストロー
クを小さくしてスイッチ部を確実に作動させる場合に
は、レバー比の異なるレバー部材を使用すればよい。
【0014】このように、スイッチ部の接点開閉に必要
なストローク(接点ギャップ)より押釦部の移動ストロ
ークを小さくしてスイッチ部を確実に作動させることが
できるために、押釦スイッチの厚さを薄くすることが可
能になる。
【0015】特に、レバーリンク機構が、揺動支点を中
心にして揺動する一対のレバー部材を有し且つ両レバー
部材が、その互いに対向する端部で折曲可能に且つ摺動
可能に連ねて構成されているために、従来一般に使用さ
れている2本のリンクをそれぞれの中間部で互いに揺動
可能に連結した昇降リンクを使用する必要がなく、押釦
スイッチの厚さを薄くすることが可能になる。
【0016】ここで、押釦部とは、例えば、操作軸に拡
散板と文字板とキートップとを重ねた状態で嵌め込み、
拡散板と文字板とキートップとを操作軸に固着した構成
のものである。また、スイッチ部とは、例えば内蔵スイ
ッチとしてのタクタイルスイッチ、メカニカルスイッチ
が該当する。
【0017】また、本発明に係る押釦スイッチは、上記
した本発明に係る押釦スイッチにおいて、一対のレバー
部材はワイヤーで構成されている。
【0018】かかる構成により、一対のレバー部材が強
靭なものになり、合成樹脂製のレバー部材が衝撃に弱く
折損する場合があるのに対して、衝撃に強く折損するこ
とがなく、押釦スイッチの長期の使用に寄与することが
できる。
【0019】また、本発明に係る押釦スイッチは、上記
した本発明に係る押釦スイッチにおいて、一方のレバー
部材は、一方の腕部の対向端部で一方のジョイント部材
に固定されると共に、他方の腕部の対向端部が他方のジ
ョイント部材に摺動可能に連係されており、他方のレバ
ー部材は、一方の腕部の対向端部で他方のジョイント部
材に固定されると共に、他方の腕部の対向端部が一方の
ジョイント部材に摺動可能に連係されており、一方のレ
バー部材の他方の腕部の対向端部と他方のレバー部材の
他方の腕部の対向端部とを結ぶ直線上に、レバー折曲げ
点を形成するようにしたものである。
【0020】かかる構成により、押釦部を押すことによ
り、レバーリンク機構により押釦部を、その押込方向に
平行移動させ、レバーリンク機構が押釦部の押込みによ
り作動した際に、このレバーリンク機構を構成する一方
及び他方のレバー部材を、それぞれの揺動支点を中心に
して揺動させてレバー折曲げ点で関節運動させることが
できて、レバーリンク機構の平行移動機能を容易に発揮
することができる。
【0021】また、レバーリンク機構を簡素な構成で、
しかも、丈の低い構成にすることができて、押釦スイッ
チの厚さを薄くすることに寄与することができる。
【0022】また、本発明に係る押釦スイッチは、上記
した本発明に係る押釦スイッチにおいて、スイッチ作動
部材とスイッチ部との間に、押釦部が押し込まれた際
に、押釦部の押込方向と逆方向にばね力を発生させる消
音部材を介在させたものである。
【0023】かかる構成により、スイッチ作動部材とス
イッチ部との間に消音部材が存在するために、スイッチ
作動部材が消音部材を介してスイッチ部を押込むと、こ
の押込力に、スイッチ作動部材がスイッチ部を押す押圧
力が加わるが、消音部材のばね力が、スイッチ部の押込
方向とは逆方向に働いて、即ち、消音部材のばね力が押
圧力を打ち消すように作用するために、スイッチ部の可
動接点の固定接点への衝突速度が小さくなり、この接点
同士の衝突荷重が小さくなって、可動接点が固定接点に
接触した際に発せられる「カチ」という騒音を消すこと
ができる。
【0024】また、本発明に係る押釦スイッチは、上記
した本発明に係る押釦スイッチにおいて、ケースにスイ
ッチ作動部材を覆うようにして押釦部の前面部を照明す
る照光部を配置したものである。
【0025】かかる構成により、照光部でスイッチ作動
部材を覆い重ねることで、丈の低い構成にすることがで
きて、押釦スイッチの厚さを薄くすることに寄与するこ
とができる。
【0026】ここで、照光部とは、例えば、反射ケース
と、この反射ケースに保持される導光板と、この導光板
に光を供給する光源部であるLEDモジュールなどで構
成されたものある。
【0027】また、本発明に係る押釦スイッチは、上記
した本発明に係る押釦スイッチにおいて、ケースに、押
釦部が押し込まれた際に、押釦部が当接する弾性を有す
るストッパ部材を配置したものである。
【0028】かかる構成により、通常に押釦部を押圧し
た場合には、押釦部は、ストッパ部材に当接して、その
押圧力に対処し得て、押圧力が他の構成部品に影響を与
えることを防止することができる。
【0029】また、本発明に係る押釦スイッチは、上記
した本発明に係る押釦スイッチにおいて、ケースとこの
ケースの取付金具との間に衝撃吸収部材を設けたもので
ある。
【0030】かかる構成により、通常に押釦部を押圧し
た場合には、押釦部はストッパ部材に当接して、その押
圧力に対処することができるが、押釦部を過度の押圧力
で押した場合には、押釦部がストッパ部材に衝突して、
このストッパ部材が撓んで、押釦部がケースで受けら
れ、更に、このケースは衝撃吸収部材で受けられるため
に、過度の押圧力による押釦スイッチの破損を防止する
ことができる。
【0031】ここで、衝撃吸収部材とは、例えば、弾性
を有する板材である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る押釦スイッチ
(実施の形態)を図面を参照して説明する。
【0033】図1は本発明に係る押釦スイッチの斜視
図、図2は同押釦スイッチを取付金具に取付けた状態の
斜視図、図3は同押釦スイッチの概略的な分解状態の斜
視図、図4は図2のY−Y線に沿う断面図、図5は図2
のZ−Z線に沿う断面図である。尚、説明の便宜上、前
後方向、左右方向及び上下方向を図示のように設定す
る。
【0034】本発明に係る押釦スイッチの実施の形態
は、図1乃至図3に示すように、ケース1と、このケー
ス1に収容するスイッチ部である内蔵スイッチ2と、ケ
ース1に設けられて内蔵スイッチ2を作動するスイッチ
駆動部3と、照光部4と、押釦部5とを備えている。
【0035】図10に示すように、ケース1はケース本
体1Fを有しており、このケース本体1Fは、底面部
(下面部)1Aと、前、後面部1B、1Cと、左、右面
部1D、1Eとを有するボックス形状をしていて上面が
開放している。また、左、右面部1D、1Eには係止突
起部1aが設けてある。
【0036】そして、図6及び図10に示すように、ケ
ース本体1Fの底面部1Aの内面1A−1には、レバー
部材設置部6と、スイッチ取付部7と、消音部材設置部
75と、スイッチ作動部材取付部76と、操作軸設置部
22と、ストッパ部材設置部56と、反射ケース取付部
78とが設けてあり、また、図11に示すように、底面
部1Aの外面1A−2には基板設置部54と衝撃吸収部
材設置部77とが設けてある。
【0037】レバー部材設置部6は、一方のレバー部材
設置部である左側レバー部材設置部6Lと、他方のレバ
ー部材設置部である右側レバー部材設置部6Nとで構成
してある。
【0038】左側レバー部材設置部6Lは、図6に示す
ように底面部1Aの内面1A−1側において、左面部1
Dに沿うようにして形成されたレバー挿入用長溝部7A
と、レバー挿入用長溝部7Aの前、後部に形成された孔
部8と、図11に示すように底面部1Aの外面1A−2
側において、前、後部に形成されたレバー腕挿入溝部9
F、9Rと、底面部1Aの内面1A−1側から外面1A
−2側に抜ける孔部である前後のジョイント部材収容部
10F、10Rとで構成してある。
【0039】レバー腕挿入溝部9F、9Rは、図11に
示すように底面部1Aの外面1A−2に形成されたクラ
ンク形状の溝部11F、11Rを備えており、溝部11
F、11Rは、孔部8に連なる左右方向に沿う横溝部1
2F、12Rと、横溝部12F、12Rに連なる前後方
向に沿う縦溝部13F、13Rと、縦溝部13F、13
Rに連なり且つジョイント部材収容部10F、10Rに
連なる横溝部14F、14Rとを有しており、縦溝部1
3F、13Rには突起部15F、15Rが形成してあっ
て、前後のレバー支点支承部16F、16Rを構成して
いる。
【0040】また、右側レバー部材設置部6Nは、左側
レバー部材設置部6Lと同構成であるが、レバー腕挿入
溝部9F、9Rが逆向きにしてあり、したがって、前後
のレバー支点支承部16F、16Rが逆向きになってい
る。
【0041】また、スイッチ取付部7は、図10に示す
ように底面部1Aの内面1A−1側の中央部に形成され
た凹部17の底部に係止孔部17aを形成し、且つ凹部
17の底部の四隅に片持ち状の係止部18を突設して構
成してある。係止部18には爪部18aが設けてある。
【0042】また、ストッパ部材設置部56は、図6に
示すようにケース1の内面1A−1の四隅部に形成して
ある。
【0043】また、スイッチ作動部材取付部76は、図
10に示すようにスイッチ取付部7の凹部17を挾んだ
左、右部に孔部20と凹部21とを形成して構成してあ
り、孔部20は、左側レバー部材設置部6Lのレバー挿
入用長溝部7Aに連なっており、凹部21は、右側レバ
ー部材設置部6Nのレバー挿入用長溝部7Aに連なって
いる。
【0044】また、操作軸設置部22は、図10に示す
ようにケース本体1Fの前、後面部1B、1Cと左、右
面部1D、1Eとのそれぞれの内面に沿うように形成さ
れていて、その前、後部は溝部23になされている。そ
して、前、後面部1B、1Cの内面には一対の係止突起
部25が形成してある。また、左、右面部1D、1Eの
内面には一対のガイド突起部27が形成してある。
【0045】また、ケース本体1Fには、その底面部1
Aから左面部1Dにかけて長方形状のリード線用孔部2
9が設けてある。
【0046】内蔵スイッチ2は、図15に示すようにタ
クタイルスイッチで構成してあり、外部作動部である押
ボタン30を押すことで、内部に設けたドーム形状のば
ね材からなる可動電極(図示せず)を撓ませて、この可
動電極の可動接点を固定接点(いずれも図示せず)に接
触させてオン作動させ、押ボタン30の押圧を解除する
ことで可動電極の復帰力で、この可動電極を復元させて
オフ作動させるものである。この内蔵スイッチ2のケー
ス31の裏面には係止突起部32が突設してあり(図8
参照)、ケース31の側面部には端子リード33a、3
3bが設けてある。
【0047】そして、内蔵スイッチ2は、図8に示すよ
うに係止突起部32をスイッチ取付部7の係止孔部17
aに挿入係止し、図10に仮想線で示すようにケース3
1の肩部に係止部18の爪部18aが係止されることで
スイッチ取付部7に取り付けてある。また、ケース1の
底面部1Aの外面1A−2側に形成された基板設置部5
4には、図5に示すようにプリント回路基板55が装着
してあって、このプリント回路基板55に内蔵スイッチ
2の端子リード33a、33bが接続してある。
【0048】スイッチ駆動部3は、図3に示すように、
左右(一方及び他方)のレバー部材34L、34Nと、
レバー部材34L、34Nを互いに連結するジョイント
部材44F、44Rと、弾性材(ばね板材)よりなる可
動片状のスイッチ作動部材48と、板ばね材よりなる消
音部材51とを備えている。そして、左右のレバー部材
34L、34Nとジョイント部材44F、44Rとでレ
バーリンク機構Fを構成している(図12参照)。
【0049】左(一方)のレバー部材34Lは、図12
に示すように一本の金属製のワイヤーを屈曲して形成し
てある。即ち、レバー部材34Lは、直線状の連結軸部
35と、この連結軸部35の両端部にクランク形状に折
曲形成された一方の腕部である腕部38Fと、連結軸部
35の後端部にクランク形状に折曲形成された他方の腕
部である腕部38Rとを備えている。
【0050】そして、腕部38Fは、連結軸部35に直
交する連結部39Fと、連結部39Fに連なり且つ連結
軸部35に平行する支承部40Fと、この支承部40F
に連なり且つ連結軸部35に直交する連結部41Fと、
この連結部41Fに連なり且つ連結軸部35に平行す
る、一方のレバー側固定部であるピン部42Fとを有し
ている。
【0051】また、腕部38Rは、連結軸部35に直交
する連結部39Rと、連結部39Rに連なり且つ連結軸
部35に平行する支承部40Rと、この支承部40Rに
連なり且つ連結軸部35に直交する連結部41Rと、こ
の連結部41Rに連なり且つ連結軸部35に平行する、
一方のレバー側摺動部であるピン部42Rとを有してい
る。
【0052】また、腕部38F、38Rのそれぞれの支
承部40F、40Rは連結軸部35に平行する平行線a
上に位置しており、また、連結部41Fは連結部41R
より短くしてあって、ピン部42Fの軸線bとピン部4
2Rの軸線cとは寸法xだけずれている。
【0053】また、右(他方)のレバー部材34Nは左
(一方)のレバー部材34Lと同構成である。そして、
右のレバー部材34Nは、左のレバー部材34Lと同じ
レバー部材を水平方向に180度回転させることで、左
のレバー部材34Lとに対向させられるものであり、右
のレバー部材34Nにおいて、一方の腕部となる腕部3
8Fのピン部42Fが他方のレバー側固定部になり、他
方の腕部となる腕部38Rのピン部42Rが他方のレバ
ー側摺動部になる。なお、左のレバー部材34Lと同じ
符号を付して説明を省略する。
【0054】ジョイント部材44F、44Rは、図13
及び図14に示すようにブロック形状の部材本体44A
を有しており、この部材本体44Aの内面部44aに
は、これに対して直角方向にピン挿入孔部45が、ま
た、このピン挿入孔部45に連なるピン挿入溝部46が
形成してあり、これらでジョイント側固定部を構成して
いる。また、部材本体44Aの内面部44aに直交する
端面部44bには、ピン挿入孔部45に平行する、ジョ
イント側摺動部であるスライド溝部47が形成してあ
る。
【0055】スイッチ作動部材48は、図16に示すよ
うに、ばね板からなる短冊形状のプレート部48Aを有
しており、このプレート部48Aの中央部には突起状の
スイッチ作動部49が形成してある。また、プレート部
48Aの両端部にはレバー部材取付部であるレバー部材
引掛部50L、50Nが形成してある。
【0056】消音部材51は、図17に示すように、ば
ね板からなる短冊形状のプレート部51Aを有してお
り、このプレート部51Aの中央部はスイッチ当接部5
2にしてあり、プレート部51Aの両端部は支持部53
になされている。
【0057】そして、左(一方)のレバー部材34Lに
は、図12および図13に示すように、その腕部38F
のピン部42Fを、ジョイント部材44Fのピン挿入孔
部45に挿入して連結部41Fをピン挿入溝部46に挿
入してジョイント部材44Fが取り付けてあり、また、
同様に、右(他方)のレバー部材34Nには、その腕部
38Fのピン部42Fを、ジョイント部材44Rのピン
挿入孔部45に挿入し、連結部41Fをピン挿入溝部4
6に挿入してジョイント部材44Rが取り付けてある。
【0058】そして、左のレバー部材34Lはケース1
の左側レバー部材設置部6Lに、右のレバー部材34N
はケース1の右側レバー部材設置部6Nにそれぞれ設置
してあり、左右のレバー部材34L、34Nはジョイン
ト部材44F、44Rで互いに折曲可能に連結してあ
る。
【0059】即ち、図6に示すように、左のレバー部材
34Lは、その連結軸部35をケース1の左のレバー挿
入用長溝部7Aに挿入してあり、また、図7に示すよう
に、左のレバー部材34Lの腕部38Fはケース1のレ
バー腕挿入溝部9Fに挿入してある。この場合、腕部3
8Fの連結部39Fはレバー腕挿入溝部9Fの横溝部1
2Fに、支承部40Fはレバー支点支承部16Fに、連
結部41Fは横溝部14Fにそれぞれ挿入してある。そ
して、ジョイント部材44Fはジョイント部材収容部1
0Fに収容してある。
【0060】また、図7に示すように、左のレバー部材
34Lの腕部38Rをケース1のレバー腕挿入溝部9R
に挿入してある。この場合、腕部38Rの連結部39R
はレバー腕挿入溝部9Rの横溝部12Rに、支承部40
Rはレバー支点支承部16Rに、連結部41Rは横溝部
14Rにそれぞれ挿入してある。そして、支承部40
F、40Rは左のレバー部材34Lの揺動支点Pを構成
している。
【0061】また、図6に示すように、右のレバー部材
34Nは、その連結軸部35をケース1の右のレバー挿
入用長溝部7Aに挿入してあり、また、図7に示すよう
に、右のレバー部材34Nの腕部38Rはケース1のレ
バー腕挿入溝部9Rに挿入してある。この場合、腕部3
8Rの連結部39Rはレバー腕挿入溝部9Rの横溝部1
2Rに、支承部40Rはレバー支点支承部16Rに、連
結部41Rは横溝部14Rにそれぞれ挿入してある。そ
して、ジョイント部材44Rはジョイント部材収容部1
0Rに収容してある。
【0062】また、右のレバー部材34Nの腕部38F
はケース1のレバー腕挿入溝部9Fに挿入してある。こ
の場合、腕部38Fの連結部39Fはレバー腕挿入溝部
9Fの横溝部12Fに、支承部40Fはレバー支点支承
部16Fに、連結部41Fは横溝部14Fにそれぞれ挿
入してある。そして、支承部40F、40Rが右のレバ
ー部材43Nの揺動支点Pを形成している。
【0063】そして、左のレバー部材34Lのピン部4
2Rがジョイント部材44Rのスライド溝部47に、右
のレバー部材34Nのピン部42Rがジョイント部材4
4Rのスライド溝部47にそれぞれ摺動可能に挿入して
あって、左のレバー部材34Lのピン部42Rと右のレ
バー部材34Nのピン部42Rとを結ぶ直線上に左右の
レバー部材34L、43Nのレバー折曲げ点Qが位置し
ている(図7参照)。
【0064】また、消音部材51は、図4に示すよう
に、その中央部のスイッチ当接部52を内蔵スイッチ2
の押ボタン30に当てた状態で、その支持部53をケー
ス1の反射部材設置部75の凹部19に位置させて、こ
の反射部材設置部75に設置してある。
【0065】また、スイッチ作動部材48は、その突起
状のスイッチ作動部49を消音部材51のスイッチ当接
部52に当てた状態で、図6に示すように左のレバー部
材引掛部50Lを左のレバー部材34Lの連結軸部35
に、右のレバー部材引掛部50Nを右のレバー部材34
Nの連結軸部35にそれぞれ引っ掛けることで、スイッ
チ作動部材取付部76に位置させてある。
【0066】そして、ケース1の底面部1Aの内面1A
−1に形成されたストッパ部材設置部56には、図22
に示す弾性材からなるストッパ部材57が装着してあ
る。
【0067】照光部4は、図18に示す反射部材である
反射ケース60と、図3に示す反射部材である反射板6
0Aと、図19に示す導光部材である導光板61と、図
20に示す光源部であるLEDモジュール62とで構成
してある。
【0068】そして、LEDモジュール62は反射ケー
ス60の側端部に装着されるものである。このLEDモ
ジュール62は取付基板62Aに複数のLED62Bを
横に並べて実装して構成してあり、各LED62Bは導
光板61の側端部に対向している。そして、反射ケース
60内には導光板61が収容してある。
【0069】そして、このようにユニット化された反射
ケース60と反射板60Aと導光板61とLEDモジュ
ール62とは、図4に示すように、その反射ケース60
を下にしてケース1の反射ケース取付部78に取り付け
てある。
【0070】押釦部5は、図3に示すように透明樹脂で
製作されたキートップ64と、文字板65と、拡散板6
6と、操作軸67とで構成してある。キートップ64の
周縁部には係止部64aが形成してある。
【0071】操作軸67は、図21に示すように四角枠
状の軸本体67Aを備えており、この軸本体67Aの
左、右面部67a、67bの内面には押釦受部68が形
成してあり、また、左、右面部67a、67bの外面に
は、その上縁部から下方に向かって摺動溝部71が形成
してある。
【0072】また、軸本体67Aの左、右面部67a、
67bの下端部にはレバー当接部69が設けてある。ま
た、軸本体64Aの前、後面部64c、64dの内面の
上縁部には係止部70が設けてある。
【0073】そして、操作軸66内に拡散板66と文字
板65とを重ねて収容し、文字板65と拡散板66とを
押釦受部68で受ける。そして、キートップ64を操作
軸67内に挿入して、このキートップ64の係止部64
aに操作軸67の係止部70を係止してキートップ64
と文字板65と拡散板66とが操作軸67とがユニット
化されている。
【0074】そして、このようにユニット化された操作
軸67はケース1内に挿入されていて、この操作軸67
の左、右面部67a、67bの外面の摺動溝部71にケ
ース1の左、右面部1D、1Eのガイド突起部27が摺
動可能に挿入してあり、また、図5に示すように操作軸
67に設けたレバー当接部69が左右のレバー部材34
L、34Nの連結軸部35に回転可能に当接されてい
る。
【0075】この場合、内蔵スイッチ2のばね材からな
る可動電極の復元力が、内蔵スイッチ2の押ボタン30
を押し上げ、この押ボタン30に沿わせた消音部材51
と可動片48を押し上げ、更に、押釦部5を押し上げて
いる。
【0076】したがって、ケース1のガイド突起部27
が操作軸67の摺動溝部71の下端部71aに引っ掛か
り、操作軸67が可動電極の復元力による押し上げに対
処しており、押釦部5の押下げストロークを保持してい
る。
【0077】また、押ボタン30により消音部材51と
スイッチ作動部材48とが押し上げられているために、
図26に示すように、左のレバー部材34Lは、その揺
動支点Pを中心にして図26において時計回り方向に回
動し、また、右のレバー部材34Nは、その揺動支点P
を中心にして図26において反時計回り方向に回動して
いて、左右のレバー部材34L、34Rのレバー折曲げ
点Qは下降した状態になっている。
【0078】そして、上記のように構成された押釦スイ
ッチSには、図9に示すように、そのケース1の外面1
A−2の衝撃吸収部材設置部77に弾性材からなる板状
の衝撃吸収部材73が装着してある。
【0079】取付金具74は、図25に示すように面部
74Aに左、右側縁部に立壁部74B、74Cを立ち上
げ、左右の立壁部74B、74Cに取付部74B、74
Cを設けてなる金具本体74Fを有していて、面部74
Aには開口部79が、左右の立壁部74B、74Cには
係止孔部80がそれぞれ設けてある。
【0080】そして、図2に示すように、上記のように
構成された押釦スイッチSは、ケース1の係止突起部1
aを取付金具74の係止孔部80に係止して、取付金具
74に取り付けてある。そして、パネルUの開口部81
にそれぞれキートップ64を挿入して外方に突出させた
状態で押釦スイッチSをパネルUの裏側に沿わせ、取付
金具74の面部74Aを押釦スイッチSのケース1の外
面(裏面)1A−2側で当接させて、この取付金具74
をパネルUの裏側に当てて、取付金具74を、その取付
部74B、74Cでねじ部材(図示せず)によりパネル
Uに取付けて押釦スイッチSがパネルUに取付けられて
いる。
【0081】この場合、図28に示すように衝撃吸収部
材73が取付金具74の面部74Aに当接しており、押
釦部5が可動電極の復元力により押し上げられていて、
操作軸67の下端部はケース1に設けたストッパ部材5
7との間に隙間T1が、また、押釦部5と照光部4の導
光板61との間に隙間T2がそれぞれ存在している。そ
して、隙間T1は隙間T2より小さい寸法に設定してあ
る。
【0082】次に、上記のように構成された押釦スイッ
チSの作動を説明する。
【0083】プリント回路基板55にリード線82aを
介して接続されたコネクタ82を電源側に接続すること
により、プリント回路基板55に接続された内蔵スイッ
チ2に電源が供給される。
【0084】押釦部5のキートップ64を指で押し込む
ことにより操作軸67が押し込まれると、操作軸67に
設けたレバー当接部69が左右のレバー部材34L、3
4Nの連結軸部35を押し込む。このために、左のレバ
ー部材34Lは、その揺動支点Pを中心にして図26に
おいて反時計回り方向に回動し、また、右のレバー部材
34Nは、その揺動支点Pを中心にして図26において
時計回り方向に回動していて、左右のレバー部材34
L、34Nのレバー折曲げ点Qは、図27に示すように
持ち上げられる。このために、押釦部5は平行移動を行
う。
【0085】このように、左右のレバー部材34L、3
4Nのレバー折曲げ点Qが持ち上げられることにより、
スイッチ作動部材48が押釦部5の押込み方向に移動し
て消音部材51を介して内蔵スイッチ2の押ボタン30
を押込む。このために、可動電極が押し込まれて反転
し、この可動電極の可動接点が固定接点に接触してスイ
ッチオンの状態になる。
【0086】この場合、内蔵スイッチ2の可動電極が押
し込まれて反転し、この可動電極の可動接点が固定接点
に接触した際に発せられる「カチ」という騒音が消音部
材51により消される。
【0087】即ち、消音部材51が無く、スイッチ作動
部材48が直接に内蔵スイッチ2の押ボタン30に接触
するようにしてある場合には、スイッチ作動部材48が
直接に内蔵スイッチ2の押ボタン30を押込むと、この
押ボタン30の押込力に、スイッチ作動部材48が押ボ
タン30を押す押圧力が加わり、内蔵スイッチ2の可動
電極の可動接点の固定接点への衝突速度を大きくして、
この接点同士の衝突荷重が大きくなり、騒音を発する。
【0088】しかし、スイッチ作動部材48と内蔵スイ
ッチ2の押ボタン30との間に消音部材51が存在する
ために、スイッチ作動部材48が消音部材51を介して
内蔵スイッチ2の押ボタン30を押込むと、消音部材5
1のばね力が、押ボタン30の押込方向とが逆方向に働
いて、即ち、スイッチ作動部材48が押ボタン30を押
す押圧力を打ち消すように作用するために、内蔵スイッ
チ2の可動電極の可動電極の固定接点への衝突速度が小
さくなり、この接点同士の衝突荷重が小さくなって、騒
音が消音される。
【0089】また、LEDモジュール62のLED62
Bが発光して、光が導光板61によって拡散されて全体
に広がり、反射ケース60により反射されて拡散板66
を裏面側から照光する。したがって、文字板上65の文
字が拡散板66を透した光により、押釦部5の前面部と
なるキートップ64の外面部側から視認される。
【0090】また、押釦部5のキートップ64の押圧を
解除すると、内蔵スイッチ2のばね材からなる可動電極
の復元力が、内蔵スイッチ2の押ボタン30を押し上
げ、可動電極の可動接点が固定接点から離れてスイッチ
オフの状態になる。この場合、押ボタン30に沿わせた
消音部材51とスイッチ作動部材48を押し上げ、更に
キートップ64及び操作軸67を押し上げている。
【0091】したがって、左のレバー部材34Lは、そ
の揺動支点Pを中心にして図27において時計回り方向
に回動し、また、右のレバー部材34Nは、その揺動支
点Pを中心にして図27において反時計回り方向に回動
していて、左右のレバー部材34L、34Nのレバー折
曲げ点Qは下降して、図26に示す状態になる。
【0092】通常に押釦部5のキートップ64を押圧し
た場合には、図29に示すように、操作軸67の下端部
は、弾性を有するストッパ部材57に当接して、その押
圧力に対処するが、押釦部5のキートップ64を過度の
押圧力で押した場合には、図30に示すように、操作軸
67の下端部がストッパ部材57に衝突して、このスト
ッパ部材57が撓んで、ケース1側にある導光板61に
衝突してケース1で受けられ、更に、このケース1は衝
撃吸収部材73で受けられるために、押圧力による押釦
スイッチSの破損が防止される。
【0093】上記した本実施の形態によれば、内蔵スイ
ッチ2の接点開閉に必要な接点ギャップ、すなわち、内
蔵スイッチ2が安全に切れるための接点間の開離距離
と、押釦部5の移動ストロークとは異なるものであり、
従来は、接点部が安全に切れるための接点間の開離距離
と同じかそれ以上の移動ストロークが押釦部(キートッ
プ)に必要になっていたが、押釦部5の所要の移動スト
ロークと内蔵スイッチ2の接点開閉に必要なストローク
(接点ギャップ)との差をレバー部材34L、34Nの
レバー比を選択することで調整することができるため
に、押釦部5の所要の移動ストロークでもって内蔵スイ
ッチ2を確実に作動させることができる。
【0094】例えば、内蔵スイッチ2の接点開閉に必要
なストローク(接点ギャップ)より押釦部5の移動スト
ロークを小さくして内蔵スイッチ2を確実に作動させる
ような場合には、図12に示すように、連結軸部35上
に位置する押込力の作用点イと揺動支点Pとの間の距離
L1と、揺動支点Pとレバー折曲げ点Qとの間の距離L
2とを変えたレバー比の異なるレバー部材34L、34
Nを使用すればよい。
【0095】このように、内蔵スイッチ2の接点開閉に
必要なストローク(接点ギャップ)より押釦部5の移動
ストロークを小さくして内蔵スイッチ2を確実に作動さ
せることができるために、押釦スイッチSの厚さを薄く
することが可能になる。
【0096】また、押釦部5は、レバーリンク機構Fに
より、その押込方向に平行に移動するために、押釦部5
を偏った押し方で押しても、レバー部材34L、34N
を作動させ、スイッチ作動部材31を介して内蔵スイッ
チ2を確実に作動させることができる。
【0097】特に、レバーリンク機構Fが、揺動支点P
を中心にして揺動する左右一対のレバー部材34L、3
4Nを有し且つ両レバー部材34L、34Nが、その互
いに対向する対向端部でジョイント部材44F、44R
により折曲可能に連らねて構成されているために、従来
一般に使用されている2本のリンクをそれぞれの中間部
で互いに揺動可能に連結した昇降リンクを使用する必要
がなく、押釦スイッチSの厚さを薄くすることが可能に
なる。
【0098】また、上記した本実施の形態によれば、両
レバー部材43L、43Nは一本のワイヤーを屈曲成形
して構成してあって、連結軸部35とこの連結軸部35
の両端部に形成した腕部38F、38Rとを有してい
て、これら腕部38F、38Rの先側を対向端部にして
おり、左(一方)のレバー部材34Lには、その腕部3
8Fのピン部42Fを、ジョイント部材44Fのピン挿
入孔部45に挿入して連結部41Fをピン挿入溝部46
に挿入してジョイント部材44Fが取り付けてあり、ま
た、右(他方)のレバー部材34Nには、その腕部38
Fのピン部42Fを、ジョイント部材44Rのピン挿入
孔部45に挿入して連結部41Fをピン挿入溝部46に
挿入してジョイント部材44Rが取り付けてあり,ま
た、左のレバー部材34Lのピン部42Rがジョイント
部材44Fのスライド溝部47に、右のレバー部材34
Nのピン部42Rがジョイント部材44Rのスライド溝
部47にそれぞれ摺動可能に挿入してあって、左右のレ
バー部材34L、34Nのそれぞれのレバー側摺動部で
あるピン部42Rを結ぶ線c上に、左右のレバー部材3
4L、34Nを関節運動させるためのレバー折曲げ点Q
を形成するようにしたために、押釦部5を押すことによ
り、レバーリンク機構Fにより押釦部5を、その押込方
向に平行移動させ、レバーリンク機構Fが押釦部5の押
込みにより作動した際に、このレバーリンク機構Fを構
成する左右のレバー部材34L、34Nを、それぞれの
揺動支点Pを中心にして揺動させてレバー折曲げ点Qで
関節運動させることができて、レバーリンク機構Fの平
行移動機能を容易に発揮することができる。
【0099】また、レバーリンク機構Fを簡素な構成
で、しかも、丈の低い構成にすることができて、押釦ス
イッチSの厚さを薄くすることに寄与することができ
る。
【0100】また、上記した本実施の形態によれば、一
対のレバー部材34L、34Nが金属製のワイヤーで構
成されているために、一対のレバー部材34L、34N
が強靭なものになり、合成樹脂製のレバー部材が衝撃に
弱く折損する場合があるのに対して、衝撃に強く折損す
ることがなく、押釦スイッチSの長期の使用に寄与する
ことができる。また、安価に製作できる。
【0101】また、上記した本実施の形態によれば、ス
イッチ作動部材48は、その中間部にスイッチ作動部4
9を、その両端部にレバー部材引掛部50L、50Nを
それぞれ有していて、スイッチ作動部材48は、左のレ
バー部材引掛部50Lを左のレバー部材34Lの連結軸
部35に回転可能に取り付け、右のレバー部材引掛部5
0Nを右のレバー部材34Nの連結軸部35に回転可能
に取り付けてあって、スイッチ作動部49を内蔵スイッ
チ2の押ボタン30に対向させているために、レバーリ
ンク機構Fがスイッチ作動部材48を保持することが可
能になり、レバーリンク機構Fの作動でスイッチ作動部
材48が内蔵スイッチ2を確実に作動させることができ
る。
【0102】また、本実施の形態によれば、押釦部5
は、左右のレバー部材34L、34Nの連結軸部35に
当接していて、スイッチ作動部材48は、押釦部5の押
込方向とは反対方向に復帰用の押上げ力を受けて、左右
のレバー部材34L、34Nをレバー折曲げ点Qで押込
方向に凸になるように関節運動させると共に、押釦部5
を押し上げているために、押釦部5を押すことにより、
レバーリンク機構Fにより押釦部5を、その押込方向に
平行移動させ、レバーリンク機構Fが押釦部5の押込み
により作動した際に、このレバーリンク機構Fを構成す
る左右のレバー部材34L、34Nを揺動支点Pを中心
にして揺動させて、左右のレバー部材34L、34Nを
レバー折曲げ点Qで押込方向とは反対方向に凸になるよ
うに関節運動させてスイッチ作動部材48を押し下げる
ように働いて、内蔵スイッチ2を確実に作動することが
できるようになり、特に、レバーリンク機構Fを丈の低
い構成にすることができて、押釦スイッチSの厚さを薄
くすることに寄与することができる。
【0103】また、本実施の形態によれば、スイッチ作
動部材48と内蔵スイッチ2の押ボタン30との間に消
音部材51が存在するために、スイッチ作動部材48が
消音部材51を介して内蔵スイッチ2の押ボタン30を
押込むと、この押込力に、スイッチ作動部材48が押ボ
タン30を押す押圧力が加わるが、消音部材51のばね
力が、押ボタン30の押込方向とが逆方向に働いて、即
ち、消音部材51のばね力が押圧力を打ち消すように作
用するために、内蔵スイッチ2の可動接点の固定接点へ
の衝突速度が小さくなり、この接点同士の衝突荷重が小
さくなって、可動接点が固定接点に接触した際に発せら
れる「カチ」という騒音を消すことができる。
【0104】また、本実施の形態によれば、ケース1に
スイッチ作動部材48を覆うようにして押釦部5の前面
部を照明する照光部4を配置することで、丈の低い構成
にすることができて、押釦スイッチの厚さを薄くするこ
とに寄与することができる。
【0105】また、本実施の形態によれば、キートップ
64を過度の押圧力で押した場合には、操作軸67の端
部がストッパ部材57に衝突してこのストッパ部材57
が撓んで、押釦部5がケース1側にある照光部4に衝突
してケース1で受けられ、更に、このケース1は衝撃吸
収部材73で受けられるために、押圧力による押釦スイ
ッチSの破損を防止することができる。
【0106】また、図31及び図32に示すように操作
軸67の4隅部の下端部にばね装着孔部86を設けて、
これらのばね装着孔部86に復帰コイルばね87を装着
して、これらの復帰コイルばね87のばね力を押釦部5
の復帰に用いてもよい。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る押釦
スイッチによれば、押釦部を押すことにより、レバーリ
ンク機構により押釦部を、その押込方向に平行移動さ
せ、レバーリンク機構が押釦部の押込みにより作動した
際に、このレバーリンク機構を構成するレバー部材を揺
動支点を中心にして揺動させてスイッチ作動部材により
スイッチ部を作動することができる。
【0108】スイッチ部の接点開閉に必要な接点ギャッ
プ、すなわち、スイッチ部が安全に切れるための接点間
の開離距離と、押釦部の移動ストロークとは異なるもの
であり、従来は、接点部が安全に切れるための接点間の
開離距離と同じかそれ以上の移動ストロークが押釦部
(キートップ)に必要になっているのに対し、押釦部の
所要の移動ストロークとスイッチ部の接点開閉に必要な
ストローク(接点ギャップ)との差をレバー部材のレバ
ー比を選択することで調整することができるために、押
釦部の小さい移動ストロークでもってスイッチ部を確実
に作動させることができる。
【0109】すなわち、スイッチ部の接点開閉に必要な
ストローク(接点ギャップ)より押釦部の移動ストロー
クを小さくしてスイッチ部を確実に作動させる場合に
は、レバー比の異なるレバー部材を使用すればよい。
【0110】このように、スイッチ部の接点開閉に必要
なストローク(接点ギャップ)より押釦部の移動ストロ
ークを小さくしてスイッチ部を確実に作動させることが
できるために、押釦スイッチの厚さを薄くすることが可
能になる。
【0111】特に、レバーリンク機構が、揺動支点を中
心にして揺動する一対のレバー部材を有し且つ両レバー
部材が、その互いに対向する対向端部で折曲可能に且つ
摺動可能に連ねて構成されているために、従来一般に使
用されている2本のリンクをそれぞれの中間部で互いに
揺動可能に連結した昇降リンクを使用する必要がなく、
押釦スイッチの厚さを薄くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押釦スイッチの斜視図である。
【図2】同押釦スイッチを取付金具に取付けた状態の斜
視図である。
【図3】同押釦スイッチの概略的な分解状態の斜視図で
ある。
【図4】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図5】図2のZ−Z線に沿う断面図である。
【図6】同押釦スイッチにおいて押釦部及び照光部を除
いた状態の平面図である。
【図7】同押釦スイッチの裏面側から見た平面図であ
る。
【図8】同押釦スイッチにおいて押釦部及び照光部を除
いた状態で且つ断面した状態の斜視図である。
【図9】同押釦スイッチの裏面側に衝撃吸収部材を取付
けた状態の斜視図である。
【図10】同押釦スイッチにおけるケースの斜視図であ
る。
【図11】同ケースの裏面側からの斜視図である。
【図12】レバー部材の斜視図である。
【図13】ジョイント部材の斜視図である。
【図14】図13のG方向から見た斜視図である。
【図15】内蔵スイッチの斜視図である。
【図16】スイッチ作動部材の斜視図である。
【図17】消音部材の斜視図である。
【図18】反射ケースの斜視図である。
【図19】導光板の斜視図である。
【図20】LEDモジュールの斜視図である。
【図21】操作軸の斜視図である。
【図22】スットパ部材の斜視図である。
【図23】衝撃吸収部材の斜視図である。
【図24】プリント回路基板の斜視図である。
【図25】取付金具の斜視図である。
【図26】押釦部を押す前におけるレバー部材の挙動説
明図である。
【図27】押釦部を押した後におけるレバー部材の挙動
説明図である。
【図28】押釦部を押す前における、押釦部がストッパ
部材と開離した状態の説明図である。
【図29】通常時における、押釦部がストッパ部材に接
した状態の説明図である。
【図30】非常時における、押釦部がストッパ部材に接
した状態の説明図である。
【図31】復帰コイルばねを備えた押釦スイッチの概略
的な分解状態の斜視図である。
【図32】同押釦スイッチを取付金具に取付けた状態の
断面図である。
【図33】従来の押釦スイッチの斜視図である。
【図34】従来の押釦スイッチの断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 1A 底面部 2 内蔵スイッチ(スイッチ部) 3 スイッチ駆動部 4 照光部 5 押釦部 6 レバー部材設置部 6L 左側レバー部材設置部(一方のレバー部材設置
部) 6N 右側レバー部材設置部(他方のレバー部材設置
部) 7 スイッチ取付部 10F ジョイント部材収容部 10R ジョイント部材収容部 16F レバー支点支承部 16R レバー支点支承部 22 操作軸設置部 27 ガイド突起部 30 押ボタン(外部作動部) 34L 左(一方)のレバー部材 34N 右(他方)のレバー部材 35 連結軸部 38F 腕部(一方の腕部) 38R 腕部(他方の腕部) 40F 支承部 41F 連結部(一方のレバー側固定部) 42F ピン部(一方のレバー側固定部) 42R ピン部(一方のレバー側摺動部) 44F ジョイント部材 44R ジョイント部材 45 ピン挿入孔部(ジョイント側固定部) 46 ピン挿入溝部(ジョイント側固定部) 47 スライド溝部(ジョイント側摺動部) 48 スイッチ作動部材 49 スイッチ作動部 50L レバー部材引掛部(レバー部材取付部) 50N レバー部材引掛部(レバー部材取付部) 51 消音部材 54 基板設置部 57 ストッパ部材 60 反射ケース 60A 反射板 61 導光板 62 LEDモジュール 64 キートップ 65 文字板 66 拡散板 67 操作軸 73 衝撃吸収部材 74 取付金具 75 消音部材設置部 76 スイッチ作動部材取付部 77 衝撃吸収部材設置部 F レバーリンク機構 P 揺動支点 Q レバー折曲げ点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 知 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 米澤 達氏 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 杉原 賢紀 島根県出雲市西林木町626番地の1 オム ロン出雲株式会社内 (72)発明者 平井 孝和 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AA01 AC07 AZ09 BA01 CB01 CB02 CB05 DB01 DB02 DD11 JA01 JB03 JF01 JF21 LB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦部を押すことでスイッチ部を開閉作
    動させるように、前記押釦部と前記スイッチ部とをケー
    スに収容するようにした押釦スイッチであって、 前記押釦部が押された際に前記押釦部に連動して揺動支
    点を中心にして揺動し、且つ互いに対向配置された一対
    のレバー部材を有し、且つ前記両レバー部材が、その互
    いに対向する対向端部で折曲可能に且つ摺動可能に連ね
    て構成されるレバーリンク機構と、 前記レバーリンク機構が前記押釦部の押込みにより揺動
    した際に前記スイッチ部を開閉作動させるスイッチ作動
    部材とを有して構成していることを特徴とする押釦スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 前記一対のレバー部材はワイヤーで構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の押釦スイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 前記一方のレバー部材は、前記一方の腕
    部の前記対向端部で一方のジョイント部材に固定される
    と共に、前記他方の腕部の前記対向端部が他方のジョイ
    ント部材に摺動可能に連係されており、 前記他方のレバー部材は、前記一方の腕部の前記対向端
    部で前記他方のジョイント部材に固定されると共に、前
    記他方の腕部の前記対向端部が前記一方のジョイント部
    材に摺動可能に連係されており、 前記一方のレバー部材の前記他方の腕部の前記対向端部
    と前記他方のレバー部材の前記他方の腕部の前記対向端
    部とを結ぶ直線上に、レバー折曲げ点を形成するように
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の押
    釦スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ作動部材と前記スイッチ部
    との間に、前記押釦部が押し込まれた際に、前記押釦部
    の前記押込方向と逆方向にばね力を発生させる消音部材
    を介在させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかの一に記載の押釦スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記ケースに前記スイッチ作動部材を覆
    うようにして前記押釦部の前面部を照明する照光部を配
    置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かの一に記載の押釦スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記ケースに、前記押釦部が押し込まれ
    た際に、前記押釦部が当接する弾性を有するストッパ部
    材を配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかの一に記載の押釦スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記ケースと該ケースの取付金具との間
    に衝撃吸収部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項6のいずれかの一に記載の押釦スイッチ。
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