JPH11147079A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH11147079A
JPH11147079A JP9314100A JP31410097A JPH11147079A JP H11147079 A JPH11147079 A JP H11147079A JP 9314100 A JP9314100 A JP 9314100A JP 31410097 A JP31410097 A JP 31410097A JP H11147079 A JPH11147079 A JP H11147079A
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の洗浄装置は大型で、扱いにくく、広い
設置場所が必要であった。 【解決手段】 通孔が多数形成された穴開き材により横
向きドラム状の搬送体を形成し、その搬送体を回転自在
とし、搬送体の天頂部外側に押し具を設けて、被洗浄物
が搬送体と押し具との間に挟まれて通過するようにし、
通過中の被洗浄物に洗浄具から洗浄液を吹き付けて被洗
浄物を洗浄できるようにした。洗浄後の汚れ液や洗浄に
より除去された付着物を搬送体の外部に排出する排出路
と洗浄済の被洗浄物を外部に導出するシュータの双方又
は一方を設けた。リング状の枠体の内側に穴開き材を下
方に垂れ下がる様にたるみを持たせて取り付けて搬送体
とした。洗浄具を水平回転自在とした。搬送体の手前に
それと同期回転する案内ドラムを設けた。搬送体を船舶
に着脱可能な装着部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耳吊り養殖した帆立
貝、あこや貝、牡蠣、或は網篭に入れて海中で養殖した
貝、或は昆布等に付着している汚れを洗浄して除去する
のに使用される洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】帆立貝、あこや貝、牡蠣等の一部は耳吊
り養殖されている。この養殖は、貝の耳に開けた穴に樹
脂製のてぐすや係止具を通し、その係止具を縦ロープに
その長手方向に間隔をあけて多数差し込んで係止し、そ
の縦ロープを海中の水面近くに横向きに張った横ロープ
に係止して海中に吊下げて行う。
【0003】耳吊り養殖では貝を海中に吊しておく間
に、貝の表面にムラサキイガイとか他の貝、或は海草や
海中の塵芥、生物等が付着する。これらが付着すると貝
の成長に好ましくなく、また、出荷時には汚れて体裁が
悪いので、養殖の途中で貝を海から引上げて洗浄して汚
れや付着物を除去したりしている。
【0004】従来は図6、7に示すような洗浄装置を用
いて前記の様な洗浄を行っていた。この洗浄装置は船舶
に搭載して使用するものであり、支持脚Aにより支えら
れた投入台Bの上に海中から引上げた縦ロープCをのせ
て、その先の網製のコンベアDの上に送り込むと、貝E
が係止されている縦ロープCが貝EごとコンベアDとそ
の上の押し具Fとの間に引込まれてその間を通過し、そ
の通過中に押し具Fの上方とコンベアDの下方に配置さ
れた回転ノズルGから水を噴射して貝Eの表面を洗浄す
るようにしたものである。回転ノズルGは十字状の4本
のパイプHの夫々の先端に設けられており、その4本の
パイプHが回転軸Iを中心にして水平回転するようにし
てある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6、7の洗浄装置は
それなりに十分機能はするが、強いてあげれば大型で、
重いため、船に積みにくいとか、船から降ろしにくいと
か、設置に場所をとるといった不都合があった。
【0006】本発明の目的は、小型、軽量化が可能であ
り、それにも拘らず貝への付着物の除去や貝の洗浄力に
優れ、また、耳吊り養殖の貝だけではなく、網篭に入れ
て海中に吊して養殖した貝を網篭ごと洗浄したり、差し
網等を洗浄したり、更には海中から採取した昆布等を洗
浄することもできる多用途の洗浄装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の洗浄装置
は、被洗浄物を多数の通孔を有する搬送体と押し具との
間を通過させ、その通過中に被洗浄物に洗浄液を噴射し
て被洗浄物を洗浄する洗浄装置において、搬送体を通孔
が多数形成された穴開き材により横向きドラム状に形成
し且つ回転自在とし、その搬送体の天頂部外側に押し具
を設け、搬送体の内側に搬送体と押し具とに挟まれてそ
の間を通過する被洗浄物に洗浄液を吹き付けて被洗浄物
を洗浄する洗浄具を設けたものである。
【0008】本発明の第2の洗浄装置は、洗浄具から吹
き付けられた洗浄液により洗浄されて除去された付着物
及び汚水を搬送体の外部に排出する排出路と洗浄後の被
洗浄物を外部に導出するシュータの双方又は一方を備え
たものである。
【0009】本発明の第3の洗浄装置は、搬送体が、リ
ング状の枠体の内側に穴開き材を下方に垂れ下がる様に
たるみを持たせてドラム状に取り付けてなるものであ
る。
【0010】本発明の第4の洗浄装置は、洗浄具が水平
回転するようにしたものである。
【0011】本発明の第5の洗浄装置は、搬送体の手前
に、被洗浄物をガイドして搬送体に送り込む案内ドラム
を設け、その案内ドラムを搬送体と同期回転するように
したものである。
【0012】本発明の第6の洗浄装置は、搬送体を船舶
に着脱可能な装着部を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態1】本発明の洗浄装置の実施の形態
の一例を図1〜3に基づいて詳細に説明する。この洗浄
装置は図1に示すように貝(被洗浄物)5が取り付けら
れた縦ロープ12をガイドする横向きドラム状の搬送体
1と、縦ロープ12を搬送体1との間に被洗浄物5を挟
む押し具4と、挟まれた被洗浄物5に洗浄液を噴射して
被洗浄物5を洗浄する洗浄具6と、被洗浄物5を洗浄し
た汚水や被洗浄物5から除去された汚物等を搬送体1の
外部に排出する排出路7と、洗浄済の被洗浄物5を搬送
体1の外部に送り出すシュータ8と、海中から引上げる
被洗浄物5が取付けられた縦ロープ12をガイドして搬
送体1に送り込む案内ドラム10と、搬送体1を船舶に
着脱可能な装着部11を備えてなる。
【0014】搬送体1は図1に示す様に、円形リング状
の2つの枠体9の間に金網(穴開き材)3を下方に垂れ
下がる様にスプリング13によりたるみを持たせて横向
きドラム状に吊下げてなり、この搬送体1は図2に示す
様にローラ14、スプロケット62により回転できるよ
うに支持されており、スプロケット62をモータ等の駆
動体で回転させるようにしてある。上記穴開き材3はス
プリング13以外の手段により枠体9に吊下げても良い
し、又直接枠体9に取り付けても良い。
【0015】押し具4は図1に示す様に、横長の支持材
16の下方前方に突出するように湾曲する数本の押し爪
17が取り付けられており、その押し爪17は搬送体1
の穴開き材3の上面に接触するか、少し離れて対向する
ように配置されて、搬送体1の上に送り込まれる被洗浄
物5が押し爪17との間に挟まれながら、搬送体1の外
周面に沿って搬送されるようにしてある。
【0016】洗浄具6は搬送体1と押し具4との間に挟
まれた被洗浄物5と縦ロープ12とを洗浄するためのも
のであり、押し具4の上方と搬送体1の内部空間との間
に配置されて上下に対向させてある。この洗浄具6は回
転可能な給水パイプ18から3本の分岐パイプ19が分
岐され、夫々の分岐パイプ19の先端に噴射ノズル20
が取り付けられており、給水パイプ18が回転すると分
岐パイプ19及び噴射ノズル20が回転して、搬送体1
と押し具4との間に挟まれた被洗浄物5に万遍なく洗浄
液が噴射されるようにしてある。洗浄具6の回転機構と
しては、例えば図3に示す様に、モータMのモータプー
リー50と駆動シャフト51の端部に取り付けられてい
る下部プーリー53との間に駆動ベルト54を掛け、駆
動シャフト51の上部プーリー55と下方給水パイプ1
8に取り付けられている下方受動プーリー56との間に
下方伝達ベルト57を掛け、駆動シャフト51の他端に
取り付けられている上方プーリー58と上方給水パイプ
18に取り付けられている上方受動プーリー59との間
に上方伝達ベルト60を掛けて、モータプーリー50が
回転すると上下の給水パイプ18が同時に回転するよう
にする。
【0017】排出路7は上方開口の樋状に形成し、それ
が横向き筒状の搬送体1の内部に外側下り傾斜に配置さ
れて、被洗浄物5を洗浄した汚水や洗浄時に被洗浄物5
から除去された付着物を受けて、搬送体1の外部に滑落
させて排出できるようにしてある。
【0018】シュータ8も上方開口の樋状に形成されて
おり、それを搬送体1の上方から先方に下り傾斜に配置
して、洗浄具6から噴射される洗浄液により洗浄された
被洗浄物5が自動的に送り込まれて外部に送り出される
ようにしてある。
【0019】案内ドラム10は円筒状の胴30の軸方向
両側に胴30よりも径の大きな2枚の鍔31が対向して
設けられており、これは図2に示す様に、回転軸32を
モータ等の駆動体で回転させるようにしてあり、且つ取
外し可能である。この場合、案内ドラム10を搬送体1
と同期回転させて、その回転により海中から引上げた縦
ロープ12が案内ドラム10にスムースに送り込まれる
ようにしてある。ちなみに、案内ドラム10と搬送体1
との回転が同期せずに、案内ドラム10の回転が搬送体
1の回転よりも速過ぎると縦ロープ12の送り込み量が
多くなって同ロープ12が搬送体1の手前に溜って絡ま
ったりし、逆に案内ドラム10の回転が搬送体1の回転
よりも遅過ぎると搬送体1による縦ロープ12の引込み
が速過ぎて縦ロープ12が切れる虞れがある。搬送体1
と案内ドラム10とを同期回転させるためには、例えば
図3に示すように搬送体1の外周にチェーン61を取り
付け、同チェーン61の外周にスプロケット62を噛ま
せても良いし、搬送体1の内周にチェーン61を取り付
け、同チェーン61の内周にスプロケット62を噛ませ
ても良い。又、モータmの内側プーリー64とアイドラ
スプロケット65との間に駆動チェーン66を掛け、同
チェーン66の外周に上記スプロケット62を噛ませて
搬送体1の回転方向がモータmの回転方向とは逆になる
様にする。更に、モータmの外側プーリー67と案内ド
ラム10の受動プーリー68との間に伝達ベルト69を
掛けて、内側プーリー64及び外側プーリー67が回転
すると搬送体1及び案内ドラム10が同期回転するよう
にする。
【0020】装着部11は搬送体1と案内ドラム10と
を船舶に装着するためのものであり、図2に示す様に船
舶の縁33に被せることができるように下向きのコ字型
に形成された取り付け具40と伸縮可能で船舶の床34
に固定することができる支持具41とからなる。取り付
け具40は船舶の縁33に被せてボルト42とナット4
3とにより船舶の縁33に固定できるようにしてあり、
支持具41は伸縮部44を伸縮させて船舶の縁33と床
34との距離に合わせた後、ナット45を締付けると円
板状の押し付け具46が船舶の床34に押し付けられて
搬送体1と案内ドラム10とを支持できるようにしてあ
る。
【0021】
【発明の実施の形態2】本発明の洗浄装置の第2の実施
の形態を図4に示す。この洗浄装置は搬送体1と案内ド
ラム10と洗浄具6の三者を一つのモータMで回転させ
るようにしたものであり、モータMのモータプーリー7
0が回転するとギアボックス71内のギアを介して受動
プーリー72が回転し、動力伝達ベルト73を介して案
内ドラム10の受動プーリー68が回転し、同ドラム1
0が回転する。このとき、その回転と同期して図示され
ていないスプロケットから、同スプロケットにその外周
が噛み合っているチェーン61へとモータMの回転が伝
達されて搬送体1が回転し、更に、モータプーリー70
の回転により下部プーリー53−上部プーリー55−駆
動シャフト51−上方プーリー58が回転する。その回
転に伴って駆動ベルト54−下方伝達ベルト57−下方
受動プーリー56が回転して下方給水パイプ18が回転
し、同時に、上方伝達ベルト60−上方受動プーリー5
9が回転して上方給水パイプ18が回転するようにして
ある。
【0022】
【発明の実施の形態3】本発明の洗浄装置の第3の実施
の形態を図5に示す。この洗浄装置は、搬送体1が筐体
80内に収納され、案内ドラム10が、筐体80と一体
に形成されて、同筐体80の手前方側面81から外側に
向って突殺された2枚の支持片82の間に、回転軸32
を渡すことにより回転可能に取り付けられたものであ
る。筐体80の右側面83の下部からは排出路7が突出
し、後方側面からはシュータ8(図5においては後方側
面、シュータ8は共に隠れて見えない)が突出する様に
なっている。前記筐体80の右側面83は、外側に向っ
て開放され、その開放部が縦ロープ挿入口84を形成す
る様になっている。又、搬送体1の縦ロープ挿入口84
側の枠体9及び案内ドラム10の縦ロープ挿入口84側
の鍔31を渡す様にしかもそれらの枠体9及び鍔31に
密着しない様にして、取外し可能に案内バー85が取り
付けられており、縦ロープ12を縦ロープ挿入口84か
ら案内バー85の上を通して筐体80内に挿入する様に
すれば、縦ロープ12が搬送体1と案内ドラム10との
間に落ち込むことが無く、縦ロープ12を搬送体1の外
周面上部に容易に送り込むことができる。ちなみに案内
バー85には例えば直径10〜12mm程度の金属製の
棒を用いるのが良い。又、洗浄装置の駆動方法、船舶へ
の装着方法は、上記実施の形態1、2と同様のもので差
し支えないが、別の方法を採っても構わない。
【0023】
【使用例】図1〜図5に示す本発明の洗浄装置を用い
て、耳吊り養殖貝を洗浄するには例えば次の様にする。 .本発明の洗浄装置の装着部11を利用して船舶に取
り付ける。 .多数の帆立貝5が係止されている縦ロープ12を海
中から引上げ、その縦ロープ12を帆立貝5が係止され
たまま案内ドラム10の外周に掛けて搬送体1の外周面
上部に送り込む。 .搬送体1に送られた縦ロープ12及び帆立貝5は、
搬送体1と押し具4との間に挟まれる。この状態で搬送
体1と案内ドラム10とを同期回転させると、帆立貝5
が係止されている縦ロープ12が海中から連続的に引上
げられる。このとき、引上げられた縦ロープ12が案内
ドラム10に案内されて搬送体1にスムースに送り込ま
れる。 .その通過中に、上下の洗浄具6から洗浄液を噴射し
て帆立貝5及び縦ロープ12を上下から洗浄する。この
とき、帆立貝5に付着しているムラサキイガイとか他の
生物、或は塵芥等をも除去する。この場合、穴開き材3
が下方に垂れ下がる様にたるみを持って枠体9に取り付
けられているため、搬送体1の外周面の天頂部がやや平
面状になり、その上の帆立貝5及び縦ロープ12が安定
する。また、搬送体1の外周面が真円の場合よりも帆立
貝5及び縦ロープ12の走行距離が多少伸びるため、洗
浄具6から噴射された洗浄液が帆立貝5及び縦ロープ1
2に均等に当り易くなり、汚れが落ち易くなる。 .洗浄されて奇麗になった帆立貝5及び縦ロープ12
は、シュータ8の上を通過して海中に戻されたり、船内
に回収される。 .洗浄により除去された付着物及び洗浄後の汚水は、
排出路7に収受されて搬送体1の外部に排出され、船内
の図示されていない回収容器等に回収され、その後は図
示されていないフィルタで濾過する等して処理される。
【0024】
【発明の効果】本発明の第1の洗浄装置は、搬送体を横
向きドラム状に形成したので小型、軽量化が可能であ
る。また、被洗浄物が搬送体と押し具との間を通過する
ので、被洗浄物に洗浄液を噴射しても被洗浄物が安定
し、被洗浄物の汚れが落ち易くなり、付着物が除去され
易くなる。
【0025】本発明の第2の洗浄装置は排出路とシュー
タの双方又は一方を設けたので、排出路により洗浄済の
汚水を所望箇所に回収することができ、海水や船内を汚
すことが無い。又、シュータにより洗浄済の被洗浄物を
案内して海中に戻したり、船内の所望箇所に収容したり
するのに都合が良い、という効果もある。
【0026】本発明の第3の洗浄装置は、枠体に穴開き
材を下方に垂れ下がる様にたるみを持たせて取り付けて
ドラム状の搬送体としたので、搬送体と押し具との間に
被洗浄物を挟み易くなり、被洗浄物が安定し、洗浄液が
当っても被洗浄物の位置がずれたり、被洗浄物が裏返し
になったりすることがなく、被洗浄物に確実に当るので
被洗浄物の汚れが落ち易くなる、という効果もある。
【0027】本発明の第4の洗浄装置は、洗浄具が水平
回転するので、洗浄具から噴射される洗浄液が被洗浄物
の全般に当って汚れがより一層落ち易くなる、という効
果もある。
【0028】本発明の第5の洗浄装置は、案内ドラムを
設けたので被洗浄物を海中から引上げ易くなり、また、
引上げた被洗浄物を搬送体に送り込み易くなる。また、
案内ドラムが搬送体と同期回転する様にしたので、案内
ドラムによる搬送体への被洗浄物の送り込み量が安定
し、被洗浄物の送り込み量が多すぎて被洗浄物が搬送体
と押し具との間に詰まったり、絡まったりすることがな
く、送り込みが安定し、円滑に洗浄することができる、
という効果もある。
【0029】本発明の第6の洗浄装置は、搬送体を船舶
に着脱可能な装着部を設けたので、洗浄装置を船上で使
用するのに便利である、という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の一例を示す斜視図。
【図2】本発明の洗浄装置の船舶への取り付け例を示す
斜視図。
【図3】本発明の洗浄装置の搬送体と案内ドラムと洗浄
具の回転機構の一例の説明図。
【図4】本発明の洗浄装置の搬送体と案内ドラムと洗浄
具の回転機構の他例の説明図。
【図5】本発明の洗浄装置の第3の実施形態を示す斜視
図。
【図6】従来の洗浄装置の側面説明図。
【図7】従来の洗浄装置の平面説明図。
【符号の説明】
1は搬送体 2は通孔 3は穴開き材 4は押し具 5は被洗浄物 6は洗浄具 7は排出路 8はシュータ 9は枠体 10は案内ドラム 11は装着部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄物を多数の通孔を有する搬送体と押
    し具との間を通過させ、その通過中に被洗浄物に液体を
    噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄装置において、前記搬
    送体(1)を通孔(2)が多数形成された穴開き材
    (3)により横向きドラム状に形成し且つ回転自在と
    し、その搬送体(1)の天頂部外側に押し具(4)を設
    け、搬送体(1)の内側に搬送体(1)と押し具(4)
    とに挟まれてその間を通過する被洗浄物(5)に洗浄液
    を吹き付けて被洗浄物(5)を洗浄する洗浄具(6)を
    設けたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の洗浄装置において、洗浄具
    (6)から吹き付けられた洗浄液により洗浄されて除去
    された付着物及び汚水を搬送体(1)の外部に排出する
    排出路(7)と洗浄後の被洗浄物(5)を外部に導出す
    るシュータ(8)の双方又は一方を備えたことを特徴と
    する洗浄装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の洗浄装置にお
    いて、搬送体(1)が、リング状の枠体(9)の内側に
    穴開き材(3)を下方に垂れ下がる様にたるみを持たせ
    てドラム状に取り付けてなることを特徴とする洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3記載の夫々の洗浄装
    置において、洗浄具(6)が水平回転することを特徴と
    する洗浄装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4記載の夫々の洗浄装
    置において、搬送体(1)の手前に被洗浄物(5)をガ
    イドして搬送体に送り込む案内ドラム(10)を設け、
    案内ドラム(10)が搬送体(1)と同期回転すること
    を特徴とする洗浄装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項4記載の夫々の洗浄装
    置において、搬送体(1)を船舶に着脱可能な装着部
    (11)を備えたことを特徴とする洗浄装置。
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