JP3457242B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP3457242B2
JP3457242B2 JP2000002003A JP2000002003A JP3457242B2 JP 3457242 B2 JP3457242 B2 JP 3457242B2 JP 2000002003 A JP2000002003 A JP 2000002003A JP 2000002003 A JP2000002003 A JP 2000002003A JP 3457242 B2 JP3457242 B2 JP 3457242B2
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弘昭 杉山
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弘昭 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロープに吊下げて耳
吊り養殖した帆立貝、あこや貝、牡蠣、或は網篭に入れ
て海中で養殖した貝や昆布、海中に吊したロープや網等
に付着している汚れ等々を液体で洗浄除去するのに使用
される洗浄装置に関するものであり、陸上で使用できる
のは勿論のこと、船に搭載して船上で洗浄するのに特に
適するものである。
【0002】
【従来の技術】帆立貝、あこや貝、牡蠣等の一部は耳吊
り養殖されている。養殖は貝の耳に開けた穴に樹脂製の
てぐすや係止ピンを通し、そのてぐすや係止ピンを縦ロ
ープに間隔をあけて差し込んで係止し、その縦ロープを
海中の水面近くに横向きに張った横ロープに係止して海
中に吊下げて行なわれる。
【0003】耳吊り養殖では貝を海中に吊しておく間
に、貝の表面にムラサキイガイとか他の貝、或は海草や
海中の塵芥、生物等が付着する。これらが付着すると貝
の成長に好ましくなく、また、出荷時には汚れて体裁が
悪いので、養殖の途中で貝を海から引上げて洗浄して汚
れや付着物を除去している。貝を網篭に入れて海中で養
殖する場合も、その網篭や貝に前記のような塵芥、生物
等が付着するため、海から引上げて洗浄している。
【0004】耳吊り養殖中の貝を洗浄する場合、従来は
図13、14に示すような洗浄装置が使用されていた。
図13の洗浄装置は船舶に搭載して使用するものであ
り、貝Aが係止されている縦ロープBを海中Cから回転
案内体Dに添って引上げ、その縦ロープBを貝Aが付い
たまま網製の搬送コンベアEの上に送り込むと、縦ロー
プB及び貝Aが搬送コンベアEとその上の櫛状の押し具
Fとの間に挟まれて図の右側に搬送され、その間に搬送
コンベアEの内側に配置された回転ノズルGから高圧洗
浄液(例えば海水)が噴射されて、縦ロープB及び貝A
の表面が洗浄されるようにしてある。
【0005】図14の洗浄装置も船舶に搭載して使用す
るものであり、図13の場合と同様に貝Aが係止されて
いる縦ロープBを海中Cから回転案内体Dに添って引上
げ、その縦ロープBを貝Aがついたまま網製の搬送コン
ベアEとその上の網製の押しコンベアHとの間に送り込
むと、縦ロープB及び貝Aが両コンベアE、H間に挟ま
れて図の右側に搬送され、その間に夫々のコンベアE、
Hの内側に配置された回転ノズルGから高圧洗浄液が噴
射されて、縦ロープB及び貝Aの表面が洗浄されるよう
にしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13、14の洗浄装
置は大型で、重いため、船に積みにくいとか、船から降
ろしにくいとか、設置に場所をとるといった不都合があ
った。また、海中から引上げた貝が洗浄中にロープから
外れたり、欠けたり、割れたりすることがあった。
【0007】本発明の目的は小型、軽量化が可能であ
り、貝への付着物の除去や貝の洗浄力に優れ、耳吊り養
殖の貝だけでなく、網篭に入れて海中に吊して養殖した
貝を網篭ごと洗浄したり、差し網等を洗浄したり、海中
から採取した昆布等を洗浄したり、海中に吊したロープ
や網等を洗浄したりすることができる多用途の洗浄装置
を提供することにある。本発明の他の目的は洗浄中に被
洗浄物が損傷したり、ロープから脱落したり、網篭から
飛出したりすることもなく、仮に、外れたり、飛出した
りしてもそれらを回収でき、洗浄済の被洗浄物を海中に
円滑且つ自動的に投入することができるようにした洗浄
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄装置は搬送
体と押し具とを上下に対向して配置して、両者間に被洗
浄物が通過可能な通路を形成し、その通路の近くに同通
路を通過中の被洗浄物に洗浄液を噴射して被洗浄物を洗
浄する洗浄具を設け、搬送体と押し具の夫々は搬送体駆
動機構、駆動体駆動機構の外周に多数の通孔のある走行
体を回転可能に設けた無端コンベア状であり、搬送体と
押し具の双方又は一方の走行体が、細長板による波形の
走行部材を回動可能に多数連結して網状としたものであ
る。
【0009】前記洗浄装置は更に次のようにもしてあ
る。 1.押し具を搬送体との間を通過する被洗浄物の厚さに
追随して上下に昇降可能とした。 2.押し具は上向きに起き上がる導入部の搬送方向先方
に、搬送体と対向する押し部を回動自在に連結した導入
部の搬送方向先方に押し部を回動自在に連結してその連
結箇所を上下に屈曲自在とし、導入部の入口側を上向き
にした。 3.押し具の導入側先端部を搬送体先端部と同じ位置
か、搬送体先端部よりも搬送方向先方にずれた位置に配
置した。 4.押し具及び搬送体の出口より外側に被洗浄物を外部
に排出するシュータを設け、出口とシュータとの間、又
はシュータに、網篭、ロープ等から落下する被洗浄物を
受けて外部に送り出す回収部を設け、シュータ又はその
近くに出口から送り出される被洗浄物を搬送方向先方に
案内する出口側案内体を設けた。 5.搬送体の手前に被洗浄物をガイドして搬送体と押し
具との入口に送り込む回転案内体を設け、この回転案内
体が搬送体の走行回転と同期回転するようにした。 6.搬送体及び押し具を筐体内に設け、筐体は被洗浄物
を洗浄した汚れ液及び被洗浄物から洗い落された汚物を
回収する回収容器を兼ね、筐体から外側に、筐体内に回
収された汚れ液及び汚物を外部に排出する排出路を設け
た。 7.搬送体及び押し具を筐体内に設け、筐体に被洗浄物
が導入される入口と被洗浄物が送り出される出口とを形
成し、入口と出口との間の側面に被洗浄物を出し入れ可
能な側面導入口を入口と出口に連通して形成した。 8.側面導入口に洗浄液飛散防止カーテンを設けた。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の洗浄装置
の第1の実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。
この実施形態は図1に示すように被洗浄物3が耳吊り養
殖用の縦ロープ20に帆立貝21が取り付けられたもの
の場合である。この洗浄装置は被洗浄物3を搬送する無
端コンベア状の搬送体1の上方に無端コンベア状の押し
具2が対向して配置されて、両者の間に通路95が形成
され、搬送体1の下方と押し具2の上方とに洗浄具4が
設けられ、その洗浄具4から通路95を通過する被洗浄
物3に高圧の洗浄液を噴射して被洗浄物3を洗浄するも
のである。
【0016】搬送体1は図6に示す搬送体駆動機構22
の外周に、図7に示す金属製の網状の走行体23を図
3、図5に示す様に巻き付けて回転可能としてある。こ
の搬送体駆動機構22は駆動軸24の軸方向両端寄りと
中央に駆動スプロケット25が固定された駆動回転体2
6と、従動軸27の軸方向両端寄りと中央に従動スプロ
ケット28が回転可能に取り付けられた従動回転体29
と、駆動回転体26と従動回転体29との間に配置され
た走行体ガイド30とから構成されている。従動スプロ
ケット28の径は駆動スプロケット25の径よりも小さ
くしてある。走行体ガイド30は底板のない長方形の箱
状であり、上板31の中央部に開口部32が開口されて
いる。
【0017】網状の走行体23は図7(a)(b)に示
すように、細長板により同じ大きさの矩形の波形に形成
された金属製の走行部材34を多数本用意し、二つの走
行部材34の波の山部35を波の空間部36の内側に嵌
合させ、嵌合した二つの走行部材34に図7(b)に示
す様に開けられている通孔37に連結軸38を貫通させ
て嵌合部39を回動可能に連結し、この連結の繰り返し
により多数本連結して網状にしてある。前記通孔37は
横長であり、それに連結軸38を差込んで連結しても走
行部材34は連結軸38を軸にして回動したり、横方向
にスライドしたりできるようにしてある。一本の走行部
材34の山部35の数は図示した数より多くても少なく
てもよく、多い場合は網状の走行体23の幅が広くな
り、少ない場合は走行体23の幅が狭くなる。また、連
結する走行部材34の本数も図示した本数より多くても
少なくてもよく、多い場合は走行体23の長さが長くな
り、少ない場合は走行体23の長さが短くなる。
【0018】図7に示す走行体23は図6の駆動スプロ
ケット25と走行体ガイド30と従動スプロケット28
の外周に図3、図5の様に巻いて被せ、走行体23の波
の空間部33内にそれらスプロケット25、28の爪
(歯)を嵌入させ、走行体23の両端部を連結して無端
コンベア状の搬送体1としてある。
【0019】前記走行体23の下には図5に示す様にロ
ーラ状の底面支持具40を配置して走行体23の底面を
上方に押し上げて走行体23に張りをもたせる(テンシ
ョンを付与する)と共に当該底面が下方へ垂れ下がるの
を防止してある。
【0020】図5の搬送体1は駆動軸24をモーター等
の駆動源により回転させると駆動軸24と共に駆動スプ
ロケット25も回転し、その回転に伴って走行体23が
回転し、更に、従動スプロケット28が回転して、走行
体23が駆動スプロケット25と走行体ガイド30と従
動スプロケット28の外周を走行回転するようにしてあ
る。
【0021】搬送体1は図1、図2に示す様に筐体14
内に収容されている。この場合、図5の駆動軸24を筐
体14内の下部前方に回転可能に取り付け、従動軸27
を同筐体14内の下部後方に固定する。走行体ガイド3
0は図2に仮想線で示す様に筐体14内の下部で且つ前
記駆動軸24と従動軸27との間にビスとかボルト・ナ
ット等の留め具41により固定されている。
【0025】押し具2は図8(a)に示す押し具駆動機
構50の外周に図7に示す走行体23を図3、図4に示
すように巻き付けてなる。
【0026】図8(a)に示す押し具駆動機構50は後
方従動軸54に後方従動スプロケット55が回転可能に
取り付けられた後方従動回転体56と、前方従動軸57
に前方従動スプロケット58が回転可能に取り付けられ
た前方従動回転体59が二枚の平行な先板61間に固定
され、駆動軸51に駆動スプロケット52が固定された
駆動回転体53が二枚の平行な前板63間に回転可能に
取り付けられている。二枚の平行な先板61間には細長
板状の先方補強材62が渡され、二枚の平行な前板63
間には前方補強材66が渡されている。
【0027】後方従動軸54は図8(a)(b)の様に
先板61の後端寄りに開口されている横長孔67に差し
込まれて前後にスライド自在としてある。先板61の後
端寄り外面には、内面にねじ孔が形成されたブラケット
69が取り付けられており、そのブラケット69にボル
ト70がねじ込まれてボルト70の先端面が横長孔67
から外側に突出した後方従動軸54の突出端部に突き当
てられている。このボルト70をねじ込んで図8(b)
の右側に移動させると後方従動軸54が同方向に押され
て横長孔67に添って先方にスライドし、図4の様に被
せられている走行体23の先端部が先方に押されて走行
体23に張り(テンション)が付与され、ボルト70を
逆回転させて後退させると後方従動軸54へのボルト7
0の押し付けが緩み、走行体23の張りが緩む様にして
ある。
【0028】前記前方従動軸57の両端部は先板60の
前端寄りに開口されている丸孔に差し込んで固定してあ
る。
【0029】前記駆動軸51は前板63の前端に開口さ
れている丸孔に回転可能に込まれていある。前板63の
後端部は先板61の前端部外側に回動可能に配置され、
その後端部に開口されている丸孔(図示されていない)
に、先板61よりも外側に突出した前方従動軸57の突
出端部が差し込まれている。
【0030】図8(a)に示す様に前板63の後端部両
外側には支持アーム71が上方に突出するように取り付
けられている。この場合、支持アーム71はその下端部
に開口されている丸孔(図示されていない)に、前板6
3の外側に突出した前方従動軸57の両端部が差し込ま
れて支持され、支持アーム71から外側に突出した前方
従動軸57の両端部にナット64を螺合して、重合され
た先板61の前端部と前板63の後端部と支持アーム7
1の下端部とを一緒に止めて、それら三者が図8(a)
の矢印A−A方向に回動して、前板63が上方に起き上
がってく字状に曲がったり、左に倒れたりするようにし
てある。
【0031】対向する二つの支持アーム71間には、押
えスプロケット73が回転自在に取り付けられた押え軸
72が取り付けられて、図8(a)の押し具駆動機構5
0の外周に巻かれた走行体23が二つの押えスプロケッ
ト73により上から下に押し付けられるようにしてあ
る。
【0032】図8(a)に示す様に、二枚の支持アーム
71の上端と、二枚の前板63の先端に設けた係止リン
グ75との間にスプリング76を張ってある。また、二
枚の前板63の外側下端寄りにはL字形のブラケット7
7が取り付けられ、そのブラケット77と筐体14(図
1)との間にスプリング79が張られ、そのスプリング
79により二枚の前板63の下端寄りが下方に引かれて
押し具駆動機構50の屈曲部94の浮き上がりが阻止さ
れ、その屈曲部94が搬送体1側に引き寄せられてその
下を通過する被洗浄物3に圧接するようにしてある。
【0033】図8(a)の押し具駆動機構50の外周に
巻き付ける走行体23は図7に示すものであり、搬送体
1に使用された走行体23と同じものである。この走行
体23は図8(a)の押し具駆動機構50の駆動回転体
53と前方従動回転体59と後方従動回転体56の外周
に巻き付けて、駆動スプロケット52、後方従動スプロ
ケット55、前方従動スプロケット58の爪(歯)を走
行体23の空間部内に嵌入させ、走行体23の両端部を
連結して無端コンベア状の押し具2を形成してある。
【0034】この押し具2は駆動軸51がモータ等の駆
動源により回転させられると駆動スプロケット52が回
転し、その回転により走行体23が回転し、それにつれ
て先方従動スプロケット55及び前方従動スプロケット
58が回転し、走行体23が連続回転可能としてある。
【0035】押し具2は図1に示す様に筐体14内に収
容されている。この場合、図5の駆動軸24を筐体14
内の下部前方に回転可能に取り付け、それ以外は筐体1
4に固定せずにフリーの状態にしてある。この場合、そ
のままでは押し具2の出口側が降下して搬送体1の上に
接触してしまう。この接触を防止するために図10、図
11に示すように出口側下限調節機構80を設けてあ
る。この出口側下限調節機構80は図10のように押し
具2の出口側側面に設けたガイド板61から外側に係止
突子81を突設し、この突子81を筐体フレーム82か
ら内側に突設されたL字状のストッパー83により支持
して、ガイド板61(押し具2の出口側)がそれより下
がらないようにしてある。前記ストッパー83は図1
0、図11に示す筐体フレーム82の縦長穴84に昇降
スライド可能に取付けて、ナット86の螺合を緩めると
ボルト85が縦長穴84に沿って上下にスライドして高
さ調節できるようにしてある。
【0036】押し具2の駆動軸51は図11に示す様に
軸受87の内部に挿入されて円滑に回転できるようにし
てあるが、駆動軸51と軸受87との間の摺動面に塵芥
が噛み込まれて滑りが悪くなると、駆動軸51が図11
の矢印X方向に回転するときに屈曲部94が上方に浮き
上がることがある。また、何らかの原因により屈曲部9
4が上方に押し上げられることがある、この場合、屈曲
部94が上昇し過ぎると図3の様に押し具2の上方に配
置されているノズル4に押し具2が接触するおそれがあ
る。また、押し具2の入口側が上昇し過ぎて搬送体1と
の間の間隔が広くなり過ぎてしまい、押し具2の押し部
6による被洗浄物3の押えが緩くなったり、押えがきか
なくなったりすることがある。この上昇し過ぎを防止す
るために図11に示す様に上動規制調節機構88を設け
てある。
【0037】前記上動規制調節機構88は押し具2の支
持アーム71から上方に細長の係止材89を突設し、そ
の係止材89の上端部に取付けた引きバネ90を右下方
(矢印Y方向)に引き下げて、押し具2の屈曲部94が
浮き上がり過ぎるのを防止できる様にしてある。また、
図11の係止材89が引きバネ90により矢印Y方向に
強く引かれ過ぎないようにするために引き下げ規制調節
機構91をも設けてある。この引き下げ規制調節機構9
1は筐体フレーム82にボルト92を貫通させ、そのボ
ルト92の先にナット93をダブルに螺合し、その先に
緩衝スプリング94を被せてある。このような構造とす
ることにより引きバネ90により矢印Y方向に引き下げ
られた係止材89がボルト92の先端に当ると、係止材
89がそれ以上は引き下げられず、押し具2の屈曲部9
4が必要以上に降下しないようにしてある。
【0038】図1に示す押し具2は導入部5を上方に起
き上がらせてあり、また、導入部5の先端部7を搬送体
1の先端部(搬送体先端部)8よりも搬送方向先方(図
の右側)に位置をずらしてある。導入部5の側先端部7
は搬送体先端部8と同じ位置にすることもできる。
【0039】搬送体1により搬送されてくる被洗浄物3
が図1の押し具2との間を通過する場合、押し具2の動
作は図9(a)〜(c)のようになる。 1.図9(a)の押し具2の屈曲部94と出口側の双方
の下をほぼ同じ厚さの被洗浄物3が通過するときは、押
し具2の押し部6がほぼ水平になる。 2.図9(b)の様に搬送体1と押し具2との間の間隔
よりも厚い被洗浄物3が押し具2の屈曲部94の下を通
過すると、屈曲部94が押し上げられて押し具2の導入
部5と押し部6とがやや右下がりの緩い傾斜になる。 3.前記の厚い被洗浄物3が図9(c)のように押し具
2の出口側の下に差し掛かって出口側が入口側よりも上
方まで押し上げられると、押し具2は略く字状に屈曲す
る。 4.前記1〜3のいずれの場合も押し具2の屈折部上面
は押えスプロケット73により押し下げられて、走行体
23に常に張力(テンション)が付与される。
【0050】図1、図3の洗浄具4は搬送体1と押し具
2との間の通路95を通過する被洗浄物3に高圧洗浄液
を噴射して洗浄するためのものであり、搬送体1の外側
上方と押し具2の外側下方とに対向させて配置してあ
る。この洗浄具4は図3に示す様に回転可能な給水パイ
プ96から4本の分岐パイプ97が分岐され、その先端
に噴射ノズルが取り付けられており、給水パイプ96が
回転すると分岐パイプ97及び噴射ノズルが回転して、
被洗浄物3に万遍なく洗浄液が高圧で噴射されるように
してある。この洗浄具4も筐体14内に回転可能に取り
付けられている。
【0051】図1、図2の筐体14内の搬送体1、押し
具2、洗浄具4等は筐体14で被覆されている。筐体1
4の下半分は筐体14内で被洗浄物3を洗浄した汚水や
洗浄により被洗浄物3から落下した付着物等を回収する
回収容器を兼ねており、筐体14の底からは排水路18
を外部に突設し、それに排水用のホースを接続して、前
記汚水や付着物がその排水路18から排水ホース内を通
って外部に排出されるようにしてある。
【0052】また、筐体14内には被洗浄物3を導入す
るための入口15と被洗浄物3を送り出す出口16とが
開口されており(図2)、更に、筐体14の側面には被
洗浄物3を横から搬送体1と押し具2との間に出し入れ
するための側面導入口17(図2)が開口され、それが
入口15と出口16に連通させてある。この側面導入口
17があると貝が取付けられている長い縦ロープ20を
洗浄作業の前に側面導入口17から搬送体1と押し具2
との間に出し入れすることができ、一々入口15から出
口16に通す必要が無いため、洗浄作業開始前の被洗浄
物3のセッティングが容易になる。側面導入口17の外
側には多数本の繊維状のカーテン材を縦に配列した洗浄
液飛散防止カーテン19を設けて、高圧噴射される洗浄
液が側面導入口17から外側に飛散しないようにしてあ
る。
【0053】搬送体1と押し具2の間の通路95の出口
よりも外側には、出口から送り出される被洗浄物3を案
内する出口側案内体12が配置されている。この出口側
案内体12はポール状の横案内体98とポール状の縦案
内体99とからなり、縦案内体99は樋状のシュータ1
0の上に立設されている。この縦案内体99はシュータ
10に回転可能に取り付けてもよく回転しない様に固定
してもよい。シュータ10は先端側を下り傾斜にしてあ
る。搬送体1の出口9とシュータ10との間には回収受
け具11を配置してある、この回収受け具11は洗浄中
に縦ロープ20から外れた帆立貝21が搬送体1の出口
9から落下する位置に配置して、その帆立貝21を回収
できるようにしてある。この回収受け具11も樋状であ
り、先端に向けて下り傾斜にして、回収された帆立貝2
1が自重で自動的に先端方向に落下して、その先に配置
してある回収篭に落下して回収されるようにしてある。
これらの出口側案内体12、シュータ10、回収受け具
11も筐体フレーム82に取り付けられている。この場
合、出口側案内体12、シュータ10、回収受け具11
は図1、2に示す筐体14の出口16よりも外側先方に
取り付けて、本発明の洗浄装置を船上に搭載固定したと
きに、シュータ10の出口が海上に突出するようにして
ある。出口側案内体12は横案内体98と縦案内体99
のいずれか一方だけであってもよい。横案内体98、縦
案内体99の取り付け箇所は、それらの機能が発揮され
る任意の位置に取り付けることができる。
【0054】図3の出口側案内体12は図12に示す様
にすることもできる。この出口側案内体12は下端部に
丸テーブル42が取付けられポール43を、樋状のシュ
ータ10の上に立設固定してある。このポール43は上
端部外周面に溝44が設けられており、この溝44に丸
ベルト45を掛けてモータ等の駆動体からの動力により
回転させることができるようにしてある。シュータ10
にはその底板を下方に折り曲げて回収口46を形成し
て、洗浄中に縦ロープ20から外れた帆立貝21はこの
回収口46から自重で落下し、その下に配置してある回
収篭に回収されるようにしてある。出口側案内体12、
シュータ10も筐体14に取付けられている。この場
合、出口側案内体12、シュータ10は図1、2に示す
筐体14の出口16よりも外側に取り付けて、本発明の
洗浄装置を船上に搭載固定したときに、シュータ10の
出口が海上に突出するようにしてある。
【0055】図1、図3に示す様に搬送体1の手前外側
には回転案内体13が回転可能に設けられている。回転
案内体13は海中から引上げられる被洗浄物3を案内し
て、通路95の入口にスムースに導入するためのもので
あり、円筒状の胴47の軸方向両側に胴47よりも径の
大きな2枚の鍔48を対向して設けてある。回転案内体
13もモータ等の駆動体で回転させる。この場合、回転
案内体13の回転速度を搬送体1の走行回転速度と同期
させて、回転案内体13の回転により海中から引上げら
れる被洗浄物3が搬送体1の入口にスムースに送り込ま
れるようにしてある。ちなみに、回転案内体13と搬送
体1との回転が同期せずに、回転案内体13の回転速度
が搬送体1の走行回転速度よりも速過ぎると、被洗浄物
3がロープの場合はその送り込み量が多くなってロープ
が搬送体1の手前に溜って絡まり、逆に回転案内体13
の回転速度が搬送体1の走行回転速度よりも遅過ぎる
と、搬送体1によるロープの引込みが速くなり過ぎてロ
ープが切れる虞れがある。搬送体1と回転案内体13と
を同期回転させるためには共通の駆動源で回転させるよ
うにすればよい。この回転案内体13も搬送体1、押し
具2等が取り付けられている筐体フレームに取り付けら
れている。この場合、図1の様に筐体14の入口15よ
りも手前外側に取り付けて、本発明の洗浄装置を船上に
搭載固定したときに海上に突出するようにしてある。
【0056】(使用例)図示した実施形態の洗浄装置を
用いて耳吊り養殖用の縦ロープに帆立貝が係止されてい
る被洗浄物を洗浄するには例えば次の様にする。 1.本発明の洗浄装置を船舶に搭載して固定する。 2.帆立貝21が係止されている縦ロープ20を海中か
ら引上げて回転案内体13の外周に掛ける。 3.回転案内体13の外周に掛けた縦ロープ20を筐体
14の側面に開口された側面導入口17から搬送体1と
押し具2との間に押込んでセットする。 4.モータの駆動により回転案内体13、搬送体1、押
し具2を同期回転させて、搬送体1と押し具2との間に
挟まれている縦ロープ20及び帆立貝21を出口16側
に搬送する。 5.前記搬送中に、上下の洗浄具4から洗浄液を高圧で
噴射して帆立貝21及び縦ロープ20を上下から洗浄す
る。このとき、帆立貝21に付着しているムラサキイガ
イとか他の生物、或は塵芥等も除去される。 6.洗浄されて奇麗になった帆立貝21及び縦ロープ2
0は搬送体1と押し具2の出口から送り出され、出口側
案内体12によりシュータ10の上にガイドされ、帆立
貝21のついた縦ロープ20がシュータ10から海中に
投入される。 7.前記搬送中或は洗浄中に縦ロープ20から外れた帆
立貝21は、シュータ10の底面に設けられた回収口4
6から落下して回収され、回収口46の先に配置された
回収容器に回収される。 8.洗浄により除去された付着物及び洗浄後の汚水は筐
体14内にれ落下して自動的に回収され、筐体14の底
の排出路18から筐体14の外部に排出され、図示され
ていないフィルターで濾過する等して処理される。
【0057】前記使用例において、押し具2は図9
(a)に示す搬送体1と押し具2との間の通路95を被
洗浄物3が通過しないとき(通常時)とか、ほぼ同じ厚
さの被洗浄物3が押し具2の屈曲部94と出口側との両
方を同時に通過するときは、押し具2の押し部6は略水
平になっているが、図9(b)の様に通路95の間隔
(上下の間隔)よりも厚い被洗浄物3が押し具2の屈曲
部94の下を通過すると、屈曲部94が押し上げられて
被洗浄物3は屈曲部94の下を円滑に通過する。このと
き屈曲部94が押し上げられて伸びた分だけ押し具2の
押し部6が先方(図の右側)にスライドするため被洗浄
物3は屈曲部94の下を円滑に通過する。被洗浄物3が
押し具2の出口側に来ると図9(c)の様に出口側が押
し上げられて被洗浄物3がその下を円滑に通過する。搬
送体1と押し具2の回転走行速度が同じ場合は両者の間
を通過する被洗浄物3が円滑に走行するが、両者の回転
走行速度を多少異なると両者の間を通過する被洗浄物3
に加わる抵抗が大きくなって、被洗浄物3の汚れが落ち
易くなる場合もあるので、搬送体1と押し具2の走行速
度は任意に選択するのがよい。
【0060】
【発明の効果】本発明の第1の洗浄装置は、搬送体と押
し具の走行体の双方又は一方を細長板による波形の走行
部材を回動可能に多数連結して網状としたので次のよう
な効果がある。 1.走行体が細長板であるため強度が向上し、捩れた
り、変形したり、損傷したりしにくくなり、被洗浄体の
送りが確実になり、寿命も長くなる。 2.走行体が細長板であるため、搬送体と押し具との間
の通路を通過する被洗浄物が滑りにくくなり、被洗浄物
の送りがスムースになる。ちなみに、断面形状が丸の線
材を網状に形成した走行体では、通路を通過する被洗浄
物がスリップし易く、被洗浄物の送りが不十分となるた
め、作業員が常時洗浄装置の側についていて手で被洗浄
物を送らなければならず、作業性が悪く、人手も多く必
要となるが、本件洗浄装置では作業員が専属に側につい
ている必要がないので、より少ない人手で作業でき、省
力化と作業効率の向上が図られる。
【0061】本発明の第2の洗浄装置は、押し具が搬送
体との間を通過する被洗浄物の厚さや通過位置に追随し
て上下に昇降可能としたので、被洗浄物が押し具により
必要以上に強く押されることがない。このため被洗浄物
が搬送体と押し具の間を通過する間に欠けたり、割れた
りしにくくなり、また、貝がロープから外れたりするこ
ともない。
【0062】本発明の第3の洗浄装置は、押し具の導入
部が上向きに配置され、導入部の搬送方向先方に押し部
が装着軸により上下に回動自在に連結されてなるので、
搬送体と押し具の間に被洗浄物が入り易くなる。
【0063】本発明の第4の洗浄装置は、押し具の前端
部が搬送体の前端部よりも先方に位置をずらして上向き
に配置されてなるので、搬送体と押し具との間に被洗浄
物が入り易くなる。
【0064】本発明の第5の洗浄装置は、ロープから外
れた被洗浄物を回収して外部に送り出す回収口を設けた
ので、ロープから落下した被洗浄物が確実に回収されて
被洗浄物の無駄がない。また、被洗浄物を先方に案内す
る出口側案内体を設けたので、出口から送り出される被
洗浄物が出口の先で絡まったりすることがない。シュー
タを設けたので被洗浄物がシュータから確実に海中に送
り出される。
【0065】本発明の第6の洗浄装置は、搬送体の手前
に回転案内体を設けたので、被洗浄物が搬送体と押し具
との間に確実に送り込まれる。また、回転案内体が搬送
体の走行回転と同期回転するので、被洗浄物が搬送体の
入口に確実且つ円滑に送り込まれる。
【0066】本発明の第7の洗浄装置は、搬送体及び押
し具を収納するケースが回収容器を兼ねているので、ケ
ース内で被洗浄物を洗浄した汚れ洗浄液や被洗浄物から
洗い落された汚物がそのケース内に確実に回収され、ケ
ースに設けた排出路から外部に排出されるので作業場が
汚れにくくなる。
【0067】本発明の第8の洗浄装置は、搬送体及び押
し具がケースに収納され、ケースにその横から被洗浄物
を出し入れ可能な側面導入口が形成されてなので、被洗
浄物が貝付きロープの様に長い物の場合に、その先端部
を洗浄作業に先立って手作業により、側面導入口から横
にスライドさせて搬送体と押し具の間に導入してセット
することができる。このため、被洗浄物を手作業により
搬送体と押し具の入口から差し込んで搬送体と押し具の
間を通して出口から引き出す必要がなく、洗浄作業開始
前の準備が容易になる。
【0068】本発明の第9の洗浄装置は、側面導入口に
多数本の繊維状のカーテン材を縦に配列した洗浄液飛散
防止カーテンを設けたので、洗浄時の洗浄液や被洗浄体
から洗い落された汚物が側面導入口から外に飛散するこ
とがなく、作業者は勿論、洗浄装置、作業場等が汚れな
い。また、繊維状のカーテン材を使用してあるのでカー
テンが柔らかくなり、被洗浄物を側面導入口から搬送体
と押し具との間に導入するときにカーテンが邪魔になる
こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の一例を示す縦断側面図。
【図2】本発明の洗浄装置の外観斜視図。
【図3】本発明の洗浄装置の分解説明図。
【図4】本発明における押し具の一部切欠きの斜視図。
【図5】本発明における搬送体の斜視図。
【図6】本発明における搬送体駆動機構の分解説明図。
【図7】(a)は本発明における走行体の平面図、
(b)は(a)の斜視図。
【図8】(a)は本発明における押し具駆動機構の斜視
図、(b)は後方従動回転体のスライド機構の説明図。
【図9】(a)〜(c)は本発明の洗浄装置の使用時の
異なる状態の説明図。
【図10】本発明における出口側下限調節機構の正面説
明図。
【図11】本発明における上動規制調節機構と引き下げ
規制調節機構の側面概略図。
【図12】出口側案内体の異なる例を示す斜視図。
【図13】従来の洗浄装置の説明図。
【図14】従来の洗浄装置の他例の説明図。
【符号の説明】
1は搬送体 2は押し具 3は被洗浄物 4は洗浄具 5は導入部 6は押し部 7は導入側先端部 8は搬送体先端部 9は出口 10はシュータ 11は回収受け具 12は出口側案内体 13は回転案内体 14は筐体 15は筐体入口 16は筐体出口 17は側面導入口 18は排出路 19は被洗浄物飛散防止カーテン 22は搬送体駆動機構 23は走行体 34は走行部材 50は駆動体駆動機構 95は通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−117791(JP,A) 特開 平7−327907(JP,A) 特開 平11−147079(JP,A) 特開 平6−30692(JP,A) 実開 平1−90357(JP,U) 実開 昭61−150472(JP,U) 実開 平6−78322(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送体(1)と押し具(2)とを上下に対
    向して配置して、両者間に被洗浄物(3)が通過可能な
    通路(95)を形成し、その通路(95)の近くに同通
    路(95)を通過中の被洗浄物(3)に洗浄液を噴射し
    て被洗浄物(3)を洗浄する洗浄具(4)を設け、搬送
    体(1)と押し具(2)とは搬送体駆動機構(22)、
    駆動体駆動機構(50)の外周に多数の通孔のある走行
    体(23)を回転可能に設けた無端コンベア状であり、
    搬送体(1)と押し具(2)の双方又は一方の走行体
    (23)が、細長板による波形の走行部材(34)を回
    動可能に多数連結して網状としたものであることを特徴
    とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の洗浄装置において、押し具
    (2)が搬送体(1)との間を通過する被洗浄物(3)
    の厚さに追随して上下に昇降可能であることを特徴とす
    る洗浄装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の洗浄装置にお
    いて、押し具(2)は上向きに起き上がる導入部(5)
    の搬送方向先方に、搬送体(1)と対向する押し部
    (6)を回動自在に連結したものであることを特徴とす
    る洗浄装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3記載のいずれかの洗
    浄装置において、押し具(2)の導入側先端部(7)が
    搬送体先端部(8)と同じ位置か、搬送体先端部(8)
    よりも搬送方向先方にずれた位置に配置されたことを特
    徴とする洗浄装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4記載のいずれかの洗
    浄装置において、押し具(2)及び搬送体(1)の出口
    (9)より外側に被洗浄物(3)を外部に排出するシュ
    ータ(10)を設け、出口(9)とシュータ(10)と
    の間、又はシュータ(10)に、網篭、ロープ等から落
    下する被洗浄物(3)を受けて外部に送り出す回収受け
    具(11)を設け、シュータ(10)又はその近くに、
    出口(9)から送り出される被洗浄物(3)を搬送方向
    先方に案内する出口側案内体(12)を設けたことを特
    徴とする洗浄装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5記載のいずれかの洗
    浄装置において、搬送体(1)の手前に被洗浄物(3)
    をガイドして搬送体(1)と押し具(2)との入口に送
    り込む回転案内体(13)を設け、この回転案内体(1
    3)が搬送体(1)の走行回転と同期回転することを特
    徴とする洗浄装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6記載のいずれかの洗
    浄装置において、搬送体(1)及び押し具(2)が筐体
    (14)内に設けられ、筐体(14)は被洗浄物(3)
    を洗浄した汚れ液及び被洗浄物(3)から洗い落された
    汚物を回収する回収容器を兼ね、筐体(14)から外側
    に、回収された汚れ洗浄液及び汚物を外部に排出する排
    出路(18)を設けたことを特徴とする洗浄装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7記載のいずれかの洗
    浄装置において、搬送体(1)及び押し具(2)が筐体
    (14)内に設けられ、筐体(14)は被洗浄物(3)
    が導入される入口(15)と被洗浄物(3)が送り出さ
    れる出口(16)とが形成され、入口(15)と出口
    (16)との間の側面に被洗浄物(3)を出し入れ可能
    な側面導入口(17)が入口(15)と出口(16)に
    連通して形成されたことを特徴とする洗浄装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の洗浄装置において、側面導
    入口(17)に洗浄液飛散防止カーテン(19)を設け
    たことを特徴とする洗浄装置。
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