JP2000023591A - 貝付きロープの案内装置 - Google Patents

貝付きロープの案内装置

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JP2000023591A
JP2000023591A JP10192188A JP19218898A JP2000023591A JP 2000023591 A JP2000023591 A JP 2000023591A JP 10192188 A JP10192188 A JP 10192188A JP 19218898 A JP19218898 A JP 19218898A JP 2000023591 A JP2000023591 A JP 2000023591A
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guide
shell
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sea
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Masato Takebayashi
政人 竹林
Takashi Sakai
隆 坂井
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 海中から引上げる貝付縦ロープが船の縁に当
ったり、洗浄装置から送り出された貝付ロープが絡まっ
たり、海中に送り込むときに船の縁に当ったりして、貝
が縦ロープから外れたり、外れかかったりすることがあ
った。 【解決手段】 貝が係止された貝付きロープ12の引き
込み箇所に、当該貝付きロープ12をガイドする引き込
み案内体21を回転自在に設けた。貝付きロープ12の
送り出し箇所に、当該貝付きロープ12をガイドする送
り出し案内体23を回転自在に設けた。引き込み案内体
21と送り出し案内体23との両者を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貝付きロープの案内
装置に関するものであり、例えば、耳吊り養殖のために
帆立貝、あこや貝、牡蠣等の貝類を吊したロープ(貝付
きロープ)を海から引上げたり、海へ送り込んだりする
ときに使用するのに適するものである。
【0002】
【従来の技術】帆立貝、あこや貝、牡蠣等の一部は耳吊
り養殖されている。耳吊り養殖は貝の耳に開けた穴に樹
脂製のてぐすや係止具を通し、その係止具を縦ロープ
に、その長手方向に間隔を開けて多数差し込んで貝を縦
ロープに係止し、その縦ロープを海中の水面近くに横向
きに張った横ロープに係止して海中に吊下げて行う。
【0003】耳吊り養殖では貝を海中に吊しておく間
に、貝の表面にムラサキイガイとか他の貝、或は海草や
海中の塵芥、生物等が付着する。これらが付着すると貝
の成長に好ましくなく、また出荷時には汚れて体裁が悪
いので、養殖の途中で貝を海から引上げて洗浄して汚れ
や付着物を除去している。
【0004】従来の洗浄装置の一例として図11に示す
ものがあった。この洗浄装置は船舶に搭載して使用する
ものであり、支持具Aにより支えられた投入台Bの上に
海中から引上げた縦ロープCをのせて、その先の網製の
コンベアDの上に送り込むと、貝Eが係止されている縦
ロープCが貝EごとコンベアDとその上の押し具Fとの
間に引込まれてその間を通過し、その通過中に押し具F
の上方とコンベアDの下方に配置された回転ノズルGか
ら水を噴射して貝Eの表面を洗浄するようにしたもので
ある。回転ノズルGは4本のパイプHの夫々の先端に設
けられており、その4本のパイプHが回転軸Iを中心に
して水平回転する。洗浄が済んだ貝Eは縦ロープCに付
けたまま海中に送り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、海中から引上
げる貝が船の縁に当ったり、洗浄装置から送り出された
貝付の縦ロープが絡まったり、海中に送り込むときに貝
が船の縁に当ったりして、貝が縦ロープから外れたり、
外れかかったりすることがあった。貝が縦ロープから外
れると貝を縦ロープに付け戻さなければならず、貝が外
れかかったまま海中に送り込まれると、貝が海中でロー
プから外れて海中に落下してしまい、養殖の歩留まりが
低下する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は前記の課
題を解決することにあり、貝付きのロープをスムースに
海中から引き上げることも、海中にスムースに送り込む
こともでき、ロープからの貝の外れや落下を防止するこ
とができる貝付きロープの案内装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の第1の貝付きロープの案内装置
は、貝が係止された貝付きロープの引き込み箇所に、当
該貝付きロープをガイドする引き込み案内体を回転自在
に設けたものである。
【0008】本発明の第2の貝付きロープの案内装置
は、貝が係止された貝付きロープの送り出し箇所に、当
該貝付きロープをガイドする送り出し案内体を回転自在
に設けたものである。
【0009】本発明の第3の貝付きロープの案内装置
は、前記引き込み案内体と、送り出し案内体との双方を
設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の貝付きロ
ープの案内装置の実施形態の一例を図1〜図7に基づい
て詳細に説明する。この実施形態は船舶の縁33に搭載
した洗浄装置70の入口側に引き込み案内体21を横向
きに回転可能に取り付け、同洗浄装置70の出口側に送
り出し案内体23を縦向きに回転可能に取り付けたもの
である。
【0011】洗浄装置70は海中から引上げる貝付きロ
ープ12を横向きの引き込み案内体21により案内して
案内ドラム10に引上げ、当該ドラム10から横向きド
ラム状の搬送体1に送り込むようにしてある。洗浄装置
70は案内ドラム10と、搬送体1と、その上に設けて
搬送体1との間に貝付きロープ12を挟む押し具4と、
挟まれた貝付きロープ12に洗浄液を噴射して洗浄する
洗浄具6と、洗浄済の貝付きロープ12を搬送体1の外
部に排出する案内板22と、案内板22から貝付きロー
プ12を送り出すシュータ8と、搬送体1を船舶に着脱
可能な装着部11を備えてなる。
【0012】横向き引き込み案内体21はこの船舶の縁
33のうち、洗浄装置70の入口側の側面から外側(海
上)に突出するように取り付けてあり、縦向きの送り出
し案内体23は洗浄装置70の出口側の案内板22の上
に上方に突出するように取り付けてある。図1〜図3の
引き込み案内体21、送り出し案内体23は細長い丸パ
イプであるが、形状や構造はそれ以外であってもよく、
例えば、細長い丸棒とか、径の大きな円形ドラム状とし
たり、或は図4に示すように長手方向中央部の径が細く
なる形状にしたりすることもできる。
【0013】案内ドラム10は円筒状の胴30の縦方向
両側に胴30よりも直径の大きな2枚の鍔31が対向し
て設けられており、これは図2に示す様に、回転軸32
をモータ等の駆動体で回転させる様にしてあり、且つ取
外し可能である。この場合、案内ドラム10を搬送体1
と同期回転させて、その回転により海中から引上げた貝
付きロープ12が案内ドラム10にスムースに送り込ま
れる様にしてある。ちなみに、案内ドラム10と搬送体
1との回転が同期せずに、案内ドラム10の回転が搬送
体1の回転よりも速すぎると貝付きロープ12の送り込
み量が多くなって同ロープ12が搬送体1の手前に溜っ
て絡まったりし、逆に案内ドラム10の回転よりも遅す
ぎると搬送体1による貝付きロープ12の引込みが速す
ぎて貝付きロープ12が切れる虞れがある。搬送体1と
案内ドラム10とを同期回転させるためには、例えば図
5に示す様に搬送体1の外周にチェーン61を取り付
け、同チェーン61の外周にスプロケット62を噛ませ
ても良いし、搬送体1の内周にチェーン61を取り付
け、同チェーン61の内周にスプロケット62を噛ませ
ても良い。又、モータmの内側プーリー64とアイドラ
スプロケット65との間に駆動チェーン66を掛け、同
チェーン66の外周に上記スプロケット62を噛ませて
搬送体1の回転方向がモータmの回転方向とは逆になる
様にする。更に、モータmの外側プーリー67と案内ド
ラム10の受動プーリー68との間に伝達ベルト69を
掛けて、内側プーリー64及び外側プーリー67が回転
すると搬送体1及び案内ドラム10が同期回転する様に
する。
【0014】搬送体1は図1に示す様に円形リング状の
2つの枠体9の間に金網(穴開き材)3を下方に垂れ下
がる様にスプリング13によりたるみを持たせて吊下げ
て横向きドラム状にしてなる。この搬送体1は図2に示
す様にローラ14、スプロケット62により回転できる
様に支持されており、スプロケット62をモータ等の駆
動体で回転させる様にしてある。上記穴開き材3はスプ
リング13以外の手段により枠体9に吊下げても良い
し、又直接枠体9に取り付けても良い。
【0015】押し具4は図1に示す様に、横長の支持材
16の下方前方に突出する様に湾曲する数本の押し爪1
7が取り付けられており、その押し爪17は搬送体1の
穴開き材3の上面に接触するか、少し離れて対向する様
に配置されて、搬送体1の上に送り込まれる貝付ロープ
が押し爪17との間に挟まれながら、搬送体1の外周面
に沿って搬送される様にしてある。
【0016】洗浄具6は搬送体1と押し具4との間に挟
まれた貝5とロープ12とを洗浄するためのものであ
り、押し具4の上方と搬送体1の内部空間との間に配置
されて上下に対向させてある。この洗浄具6は回転可能
な給水パイプ18から3本の分岐パイプ19が分岐さ
れ、夫々の分岐パイプ19の先端に噴射ノズル20が取
り付けられており、給水パイプ18が回転すると分岐パ
イプ19及び噴射ノズル20が回転して搬送体1と押し
具4との間に挟まれた貝5とロープ12に万遍なく洗浄
液が噴射される様にしてある。洗浄具6の回転機構とし
ては、例えば図5に示す様に、モータMのモータプーリ
ー50と駆動シャフト51の端部に取り付けられている
下部プーリー53との間に駆動ベルト54を掛け、駆動
シャフト51の上部プーリー55と下方給水パイプ18
に取り付けられている下方受動プーリー56との間に下
方伝達ベルト57を掛け、駆動シャフト51の他端に取
り付けられている上方プーリー58と上方給水パイプ1
8に取り付けられている上方受動プーリー59との間に
上方伝達ベルト60を掛けて、モータプーリー5が回転
すると上下の給水パイプ18が同時に回転する様にす
る。
【0017】案内板22は幅の広い上方開口の樋状に形
成されており、搬送体1の出口側に搬送体1とほぼ平行
に設け、しかも、送り出し方向先方を下り傾斜にして、
搬送体1から送り出されてくる洗浄済の貝付きロープ1
2がシュータ8にスムースに送られるようにしてある。
【0018】案内板22の上に設けられた縦向きの送り
出し案内体23は案内板22の上に送り出されてくる貝
付きロープ12をガイドすると共に、シュータ8に円滑
に送り出すためのものである。
【0019】シュータ8は幅の広い樋状であり、案内板
22の出口の下から先方に下り傾斜に配置して、送り出
し案内体23により案内されて送り出される洗浄済の貝
付きロープ12を海中に円滑に滑落させるためのもので
ある。
【0020】装着部11は搬送体1と案内ドラム10と
を船舶に装着するためのものであり、図2に示す様に船
舶の縁33に被せることができる様に下向きのコ字型に
形成された取り付け具40と伸縮可能で船舶の床34に
固定することができる支持具41とからなる。取り付け
具40は船舶の縁33に被せてボルト42とナット43
とにより船舶の縁33に固定できる様にしてあり、支持
具41は伸縮部44を伸縮させて船舶の縁33と床34
との距離に合わせた後、ナット45を締付けると、円板
状の押し付け具46が船舶の床34に押し付けられて搬
送体1と案内ドラム10とを支持できる様にしてある。
【0030】洗浄装置70は図6に示す様なものであっ
てもよい。この洗浄装置70は搬送体1と案内ドラム1
0と洗浄具6の三者を一つのモータMで回転させる様に
したものである。モータMのモータプーリー70が回転
するとギヤボックス71内のギヤを介して受動プーリー
72が回転し、同ドラム10が回転する。このとき、そ
の回転と同期して図示されていないスプロケットから、
同スプロケットにその外周が噛み合っているチェーン6
1へとモータMの回転が伝達されて搬送体1が回転し、
更に、モータプーリー70の回転により下部プーリー5
3−上部プーリー55−駆動シャフト51−上方プーリ
ー58が回転する。その回転に伴って駆動ベルト54−
下方伝達ベルト57−下方受動プーリー56が回転して
下方給水パイプ18が回転し、同時に、上方伝達ベルト
60−上方受動プーリー59が回転して上方給水パイプ
18が回転する様にしてある。
【0031】洗浄装置70は図7に示す様なものであっ
てもよい。この洗浄装置は搬送体1が筐体80内に収納
され、搬送体1の先に引き込み案内体21が設けられ
(引き込み案内体21は陰に隠れて見えない)、案内ド
ラム10が、筐体80と一体に形成されて、同筐体80
の手前方側面81から外側に向かって突設された2枚の
支持片82の間に、回転軸32を渡すことにより回転可
能に取り付けられたものである。筐体80の左側面83
の下部からは排出路7が突出し、後方側面からはシュー
タ8(図7においては後方側面、シュータ8は共に隠れ
て見えない)が突出する様になっている。前記筐体80
の左側面83は、外側に向かって開放され、その開放部
が貝付きロープ挿入口84を形成する様になっている。
又、搬送体1の貝付きロープ挿入口84間の枠体9及び
案内ドラム10の縦ロープ挿入口84側の鍔31を渡す
様にしかもそれらの枠体9及び鍔31に密着しない様に
して、取外し可能に案内バー85が取り付けてあり、貝
付きロープ12を貝付きロープ挿入口84から案内バー
85の上を通して筐体80内に挿入する様にすれば、貝
付きロープ12が搬送体1と案内ドラム10との間に落
ち込むことがなく、貝付きロープ12を搬送体1の外周
面上部に容易に送り込むことができる。ちなみに案内バ
ー85には例えば直径10〜12mm程度の金属製の棒
を用いるのが良い。
【0032】本発明の引き込み案内体21、送り出し案
内体23を組み合わせる洗浄装置は図示した以外のいず
れの形状、構造のものであってもよい。
【0033】(実施形態2)本発明の貝付きロープの案
内装置における送り出し案内体23は図8、図9に示す
ようなものであってもよい。この送り出し案内体23は
縦長のポールの軸方向両端部の径を太くしたものであ
る。この送り出し案内体23はシュータ8の上に垂直に
立ててあるが、シュータ8の出口側に傾斜させること
も、貝付きロープ12の送り出し方向に傾斜させること
も、更には、シュータ8の出口側と貝付きロープ12の
送り出し方向との双方に傾斜させることもできる。
【0034】図8、図9では搬送体1の出口外側に横向
き案内体24が配置されている。この横向き案内体24
は搬送体1から送り出されてくる貝付きロープ12をシ
ュータ8に送るためのガイドである。図8の横向き案内
体24はポール状であるが、図9の横向き案内体24は
ポールの軸方両端にポールよりも径の大きな鍔25を設
けたものである。前記の送り出し案内体23もポールの
軸方向両端に鍔を設けることができる。
【0035】図8、図9では搬送体1と横向き案内体2
4との間に回収受け具26を配置してある。この回収受
け具26は搬送体1から送り出されてくるロープ12か
ら外れて、搬送体1の出口から落下する貝5を回収する
ためのものであり、上方開口の樋状に形成されている。
【0036】(実施形態3)本発明の貝付きロープの案
内装置における送り出し案内体23は図10に示すよう
なものであってもよい。この送り出し案内体23は半割
ドラムの軸方向両端に鍔27を設けたものであり、それ
を回収受け具26とシュータ8との間に横向きに配置し
たものである。
【0037】(使用例)図1〜図7に示す洗浄装置を用
いて耳吊り養殖貝を洗浄するには例えば次の様にする。 .洗浄装置の装着部11を利用して搬送体1を船舶に
取り付ける。 .多数の帆立貝5が係止されているロープ(貝付きロ
ープ)12を海中から引上げ、引き込み案内体21によ
りガイドして、案内ドラム10の外周に掛け、搬送体1
の外周面上部に送り込む。 .搬送体1に送られた貝付きロープ12は、搬送体1
と押し具4との間に挟まれる。この状態で搬送体1と案
内ドラム10とを同期回転させると、貝付きロープ12
が海中から連続的に引上げられる。引上げられた貝付き
ロープ12は案内ドラム10に案内されて搬送体1にス
ムースに送り込まれる。 .搬送体1を通過中に、上下の洗浄具6から洗浄液を
噴射して貝付きロープ12を上下から洗浄する。このと
き、帆立貝5に付着しているムラサキイガイとか他の生
物、或は塵芥等をも除去する。この場合、穴開き材3が
下方に垂れ下がる様にたるみを持って枠体9に取り付け
られているため、搬送体1の外周面の天頂部がやや平面
状になり、その上の帆立貝5及び貝付きロープ12が安
定する。また、搬送体1の外周面が真円の場合よりも帆
立貝5及び貝付きロープ12の走行距離が多少伸びるた
め、洗浄具6から噴射された洗浄液が帆立貝5及び貝付
きロープ12に均等に当り易くなり、汚れが落ち易くな
る。 .洗浄されて奇麗になった貝付きロープ12は、引き
込み案内体21にガイドされてシュータ8に導入され、
シュータ8の上を通過して海中に戻されたり、船内に回
収されたりする。 .洗浄により除去された付着物及び洗浄後の汚水は、
排出路7に収受されて搬送体1の外部に排出され、船内
の図示されていない回収容器等に回収され、その後は図
示されていないフィルタで濾過する等して処理される。
【0038】引き込み案内体21を設けないと、搬送体
1から外部に送り出される洗浄済の貝付きロープ12が
搬送体1の出口に溜って、スムースに送り出されないと
か、シュータ8にスムースに送られずに、案内板22か
ら直接海中に落ち、そのとき貝5が船舶の縁33に擦れ
て貝付きロープ12から外れて海中に落下する等の不都
合が起きることがままあるが、引き込み案内体21を設
けることによりその様な不都合が殆ど生じなくなる。
【0039】
【発明の効果】本発明の第1の貝付きロープの案内装置
は、引き込み案内体を設けたので、海中から引上げた貝
付きロープを洗浄装置の搬送体に引込むときに、貝付き
ロープの貝が船の縁に当りにくくなり、貝付きロープが
搬送体に円滑に引込まれ、貝がロープから外れにくくな
り、貝がロープから外れて海中に落下することが少なく
なり、養殖の歩留まりが向上する。
【0040】本発明の第2の貝付きロープの案内装置
は、送り出し案内体を設けたので、洗浄装置出口等から
送り出される貝付きロープがシュータに円滑に送り出さ
れ、貝がロープから外れにくくなり、貝がロープから外
れて海中に落下することが少なくなり、養殖の歩留まり
が向上する。
【0041】本発明の第2の貝付きロープの案内装置
は、引き込み案内体と送り出し案内体とを設けたので、
貝付きロープを海中から引上げるときも、貝付きロープ
をシュータに送り出すときも、貝がロープから外れにく
くなり、養殖の歩留まりがより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貝付きロープの案内装置の一例を示す
斜視図。
【図2】本発明の貝付きロープの案内装置の船舶への取
り付け例を示す斜視図。
【図3】本発明の貝付きロープの案内装置の送り出し案
内体の一例を示す斜視図。
【図4】本発明の貝付きロープの案内装置の送り出し案
内体の他例を示す斜視図。
【図5】本発明の貝付きロープの案内装置を取り付けた
洗浄装置の搬送体と案内ドラムと洗浄具の回転機構の一
例の説明図。
【図6】洗浄装置の搬送体と案内ドラムと洗浄具の回転
機構の他例の説明図。
【図7】洗浄装置の他の例を示す斜視図。
【図8】本発明の貝付きロープの案内装置の他例を示す
説明図。
【図9】本発明の貝付きロープの案内装置の更に他例を
示す説明図。
【図10】本発明の貝付きロープの案内装置の更に他例
を示す説明図。
【図11】従来の洗浄装置の側面説明図。
【符号の説明】
5 貝 12 貝付きロープ 21 引き込み案内体 23 送り出し案内体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貝(5)が係止された貝付きロープ(1
    2)の引き込み箇所に、当該貝付きロープ(12)をガ
    イドする引き込み案内体(21)を回転自在に設けたこ
    とを特徴とする貝付きロープの案内装置。
  2. 【請求項2】貝(5)が係止された貝付きロープ(1
    2)の送り出し箇所に、当該貝付きロープ(12)をガ
    イドする送り出し案内体(23)を回転自在に設けたこ
    とを特徴とする貝付きロープの案内装置。
  3. 【請求項3】貝(5)が係止された貝付きロープ(1
    2)の引き込み箇所に当該貝付きロープ(12)をガイ
    ドする引き込み案内体(21)を、送り出し箇所に当該
    貝付きロープ(12)をガイドする送り出し案内体(2
    3)を回転自在に設けたことを特徴とする貝付きロープ
    の案内装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2254007A1 (es) * 2004-09-23 2006-06-01 Andres Quinta Cortiñas Disposicion para manipular cuerdas de cultivo en estructuras flotantes.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2254007A1 (es) * 2004-09-23 2006-06-01 Andres Quinta Cortiñas Disposicion para manipular cuerdas de cultivo en estructuras flotantes.

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