JP3723961B2 - 養殖貝用洗浄選別装置 - Google Patents

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【0001】
【発明の目的】
この発明は、収穫の際に養殖貝を吊り綱から分離し、貝表面の汚れや付着生物を洗浄する自動洗浄装置に関するものであって、特に、船舶への搭載が可能である上、小人数による運搬、組み立ておよび撤去が可能で、しかも洗浄と同時に成育寸法を基準とする選別作業を並行して行うことができる新規な構造からなる養殖貝用洗浄選別装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
我が国における帆立貝の養殖は、稚貝の時期に所定数量毎を養殖籠に収容し、海中に吊るして一年間程度育成した後に、2個の帆立貝の耳と呼ばれる部分の夫々に孔を空けてピンや天蚕糸等で結び合わせ、15m程度の吊り綱に約12cm置き毎に繋着したものを、300〜480m程度の幹綱に、約30cm間隔で結び付けて海中に吊り下げる所謂、耳吊り養殖を二年間程行って出荷可能な大きさまで育成させるのが一般的な養殖法となっている。
【0003】
耳吊り養殖によって成長した帆立貝は、その表面にムラサキイガイや群体ボヤ等の海中生物が付着してしまうことが多く、そのままでは帆立貝商品にならないことから、海中から引き上げた後、例えば特開2001−161217号公報に開示されているような船舶に搭載可能なホタテ洗浄装置を使用し、帆立貝養殖場である海上において吊り綱から帆立貝を分離した上、充分に洗浄しながら収穫するのが作業効率や経費の面からも秀れているとされている。
【0004】
このように養殖帆立の収穫を効率的に行うことのできるホタテ洗浄装置は、船舶の甲板に設置する際に、クレーンによる積込み作業が必要となる上、駆動源となる機関室に近接させて設置し、しかも船体の側方から吊り綱を引き上げるので装置本体の全長方向を船体幅方向に向けて設置しなければならず、一旦船上に設置してしまうと取り外しや移動に多大な労力を要するものとなっていた。
【0005】
養殖帆立の収穫は、例年6〜9月の期間に行われるので、それ以外の約8ヵ月間はホタテ洗浄装置を使用しないこととなるが、上記したとおり、その構造上の理由から撤去や移動が困難なために、それらの期間中も設置したままで船舶をその他の漁に利用せざるを得なくなってしまっているが、ホタテ洗浄装置の船体左右側に開口する貝の投入口や送出口には、収穫作業を効率化する投入用ホッパや送出用ホッパが突出した構造となっていて、帆立収穫以外の漁の最中、船上を頻繁に移動する漁師の船上作業を妨げてしまう外、他の漁具を破損したり、装置そのものを変形、破損する等といった不都合が付きまとい、帆立養殖に従事する漁師からは、さらなる改良が望まれてきた。
【0006】
この発明は、以上のように、従前から採用されてきている船上設置型のホタテ洗浄装置が、船上への撤去や移動等の取扱い作業性や、船上における配置上等の点で問題を抱えながら、それら課題がこれまで長期に渡って解決されないままとなってきている事情に疑問を抱き、漁業用具に係わるものの一人として、それら従前からの課題を解決し、帆立収穫作業のみならずそれ以外の漁の作業についても、その効率化と安全性の向上とを実現することはできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の養殖貝用洗浄選別装置を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
【0007】
【発明の構成】
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明に包含される養殖貝用洗浄選別装置は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向けて螺旋状の搬送用ブレードが突設されてなる円筒状の洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に投入用ホッパが配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けてなる下部枠本体に対し、外部駆動源によって水平軸心回りに回転駆動可能且つ脱着自在に横設する一方、当該下部枠本体の上部には、横設した洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、当該洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを付設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなるようにした構成を要旨とする養殖貝用洗浄選別装置である。
【0008】
この基本的な構成からなる養殖貝用洗浄選別装置を、他の表現で示せば、一端側を投入端、他端側を送出端とする所定直径の円筒状であって、その周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向けて連続するか、あるいは一部不連続にするかした螺旋状の搬送用ブレードが当該円筒形の中心に向けて突設されてなる洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に投入用ホッパが配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けてなる下部枠本体に対し、外部駆動源によって水平軸心回りに回転駆動可能且つ脱着自在に横設する一方、当該下部枠本体の上部には、洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを横設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなる構成の養殖貝用洗浄選別装置ということができる。
【0009】
この発明に包含される養殖貝用洗浄選別装置を、より具体的な表現のものとして示すならば、一端側を投入端、他端側を送出端とする所定直径の円筒状であって、その周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向けて連続するか、あるいは一部不連続にするかした螺旋状の搬送用ブレードが当該円筒形の中心に向けて突設されてなる洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に、吊り綱から養殖貝を離脱する分離金具、および吊り綱を巻き取る巻取り機構を有する投入用ホッパが脱着自在に配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けてなる下部枠本体に対し、外部駆動源からの駆動力を適所に巻掛けたベルトによって水平軸心回りに回転駆動可能とし、且つ脱着自在になるようにして横設する一方、当該下部枠本体の上部には、洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを横設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなる構成とした養殖貝用洗浄選別装置であるということになる。
【0010】
更に具体的には、一端側を投入端、他端側を送出端とする直径が720mm(720mm前後を含む。)の円筒状であって、その周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向け、一部不連続とした螺旋状配置の搬送用ブレードが当該円筒形の中心に向けて突設されてなる全長1200mm(1200mm程度を含む。)の洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に、吊り綱から養殖貝を離脱する分離金具、および吊り綱を巻き取る巻取り機構を有する投入用ホッパが脱着自在に配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けると共に、船舶甲板上に左右横長状に設置可能とするようにした下部枠本体に対し外部駆動源からの駆動力を適所に巻掛けたベルトによって水平軸心回りに回転駆動可能とし、且つ脱着自在になるようにして横設する一方、当該下部枠本体の上部には、洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを横設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなるようにした養殖貝用洗浄選別装置であるということができる。
【0011】
洗浄ドラムは、一端側の投入端から投入される多数個の養殖貝を、自らが水平軸心回りに回転運動しながら連続的に収容し、外部から供給される洗浄水を肉厚方向に通過可能として揉み洗い状の洗浄を加えると共に、洗浄を終えた養殖貝を他端側の送出端から順次、連続的に送出する機能を発揮するものであり、周壁面の略全面に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定した多数の選別孔を穿孔したものとしなければならず、帆立貝の収穫基準となる58mm、65mm、70mmの夫々の選別孔開口寸法に設定した3機の洗浄ドラムを準備して、養殖貝の成育状況に応じて選択、使用できるようにすることも可能である外、選別孔の開口寸法が、投入端側で58mm未満、その中間付近で65mm(65mm前後を含む。)、送出端側で70mm(70mm程度を含む。)と、投入端側から送出端側に至る筒体全長を区分して、送出端側の区分帯程その開口寸法を拡大するよう規制して形成されてなるものとすることもできる。
【0012】
また、洗浄ドラムは、直径が720mm(720mm前後を含む。)、全長1200mm(1200mm程度を含む。)の円筒形状に形成して、二人の作業員で容易に運搬可能な程度の寸法および重量に設定するのが望ましく、外周面あるいは両端側縁部等に運搬用の把手を設けることも可能であり、内周壁面には、投入端から送出端に向けて連続するか、あるいは一部不連続にするかした螺旋状の搬送用ブレードを、円筒形の中心に向けて突設し、回転運動を養殖貝の搬送力に変換し得るだけではなく、その搬送過程において多数の養殖貝相互が密集状となって擦れ合い、芋荒い状になって表面に付着した海中生物やゴミ等をできる限り除去してしまうようにした構成のものとしなければならない。
【0013】
そのため、螺旋ピッチを投入端側から送出端側まで一定に設定したり、投入端側で狭く、送出端側で広くなるよう寸法設定して、投入直後に多数の養殖貝が密集状となって擦れ合い、送出端側へ向かうに従って疎らに送出されるよう形成したり、逆に螺旋ピッチを投入端側で広く寸法設定した上、養殖貝投入量を加減して投入端側における養殖貝の回転滞留時間が長くなるようにし、その間に付着物の除去が集中的に進行するようにしたものとすることが可能である外、螺旋形状の一部を養殖貝の多くが通過可能な程度の間隔を隔てて不連続状に形成し、養殖貝がドラム内に長く留まって、反復的に洗浄が加えられるようにしたりすることも可能であり、さらに望ましくは、搬送用ブレードが、洗浄ドラム投入端付近の突出高さを最も高く設定し、送出端側に向かうに従って次第に低くなり、送出端付近では、最も高い部分の高さ寸法の1/2(凡そ1/2程度を含む。)の突出高さとなるよう規制した上、螺旋ピッチも前記したように工夫を凝らしたものとすることにより、ドラム内における養殖貝滞留時間を長くし、より効果的な反復洗浄が実施されるようにしたものとすべきである。
【0014】
下部枠本体は、洗浄ドラムを所定高さ位置に水平軸心回りに回転自在、且つ脱着自在に横設可能とする機能を果たすものであっり、洗浄ドラムの投入端に対応する位置には投入用ホッパを、同洗浄ドラムの送出端に対応する位置には開閉蓋を有する送出口を設けたものとしなければならず、二人の作業員が容易に運搬できる程度の寸法および重量に設定すべきであって、適所に運搬用の把手を設けたり、接地部分にキャスターを設けることが可能であり、作業性を考慮した高さ調節機能を有する脚部を設けたものとするのが望ましく、船舶の甲板上に設置した際に、投入用ホッパや送出口の外側に装着した送出用ホッパを、船上での移動に邪魔にならないように脱着可能に装着してなるものとすることができる。
【0015】
投入用ホッパは、水中から引き上げられた多数の養殖貝を、洗浄ドラムの投入端へ向けて、取り零すことのないよう供給可能とする機能を果たすものであって、回転駆動されている洗浄ドラムの下側内周面上に、滑落状に供給可能とするよう下り勾配をもった漏斗状や樋状に形成し、ボルト、蝶ネジ等による取付け構造や、嵌合状の挿込み構造等によって下部枠本体に脱着可能に設けたり、あるいは折畳み可能な構造とすることができる。
【0016】
分離金具は、吊り養殖された養殖貝を吊り綱から自動的に分離する機能を果たすものであって、養殖貝を吊り綱に繋ぐピンや天蚕糸を自動的に切断してしまうものであり、養殖貝が通過しない程度の寸法に設定された隙間に吊り綱を通して牽引し、養殖貝が隙間に塞き止められることによってピンや天蚕糸を引張り破断させるものとするのが望ましく、吊り綱から外れた養殖貝が、投入用ホッパに落下するよう配置すべきであって、隣接する位置には、電動モータに吊り綱を巻き取るプーリを設けたり、あるいは船舶の機関室から延伸された出力軸に吊り綱巻取り用のプーリを設けた巻取り機構を設置するのが望ましい。
【0017】
送出口は、洗浄ドラムから搬出される洗浄後の養殖貝を、送出および塞き止め可能とする機能を果たすものであり、洗浄ドラム送出端の少なくとも下側半径部分に対峙するよう形成しなければならず、閉鎖して養殖貝を洗浄ドラム内に留め、開放して洗浄後の養殖貝を洗浄ドラム外に放出可能とする開閉蓋を設けたものとすべきであり、一旦洗浄ドラム外に送出された養殖貝を、逆送しない水平樋状あるいは該側に向けて下り勾配となる傾斜樋状の送出用ホッパを、前記投入用ホッパと同様にボルト、蝶ネジ等による取付け構造や、嵌合状の挿込み構造等によって下部枠本体に脱着可能に連結したり、あるいは折畳み可能な構造とすることができる。
【0018】
上部カバー枠は、下部枠本体に装着された洗浄ドラムの、露出状となっている上側部を包囲すると共に、洗浄ドラム内に向けて洗浄水を供給する送水パイプを支持する機能を果たすものであり、下部枠本体に対してボルト、蝶ネジ等による取付け構造や、嵌合状の挿込み構造等によって脱着可能に連結したり、あるいは折畳み可能な構造とすることが可能であり、洗浄ドラムの回転運動を妨げない型枠形状としなければならず、洗浄ドラムの投入端および送出端の夫々対峙する部分には閉鎖用の壁面を形成し、同洗浄ドラムの外周壁面に対峙する壁面を開口して軽量化し、二人の作業員によって容易に運搬可能な寸法および重量に設定した上、適所に運搬用の把手を設けたものとするのが望ましい。
【0019】
送水パイプは、回転する洗浄ドラムの外周側上方から、洗浄ドラム内へ向けて海水、浄水あるいは洗浄液等の液体を連続的に供給する機能を果たすものであって、洗浄ドラムの上側に平行状に横設され、浄水や汲み上げた海水を洗浄ドラムの多数の選別孔を通して自然落下状に供給するものとしたり、洗浄ドラムに対峙する周壁面の所定角度位置に多数の噴水ノズルまたは噴水孔を設けたものとして、浄水や汲み上げた海水等を所定の噴出圧力で、選別孔を通じて噴射するものとすることが可能であり、さらに、周壁面の所定角度位置に沿って複数の噴水孔が穿孔され、洗浄ドラムに対する噴水孔の洗浄水放出角度を任意に変更可能とするよう、当該パイプ周方向に回動、調節可能とする噴水角度調節機構が設けられてなるものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
【0020】
【実施例】
図1の分解された養殖貝用洗浄選別装置の斜視図、図2の洗浄ドラムの斜視図、図3の組み立てられた養殖貝用洗浄選別装置の斜視図、図4の船上に搭載された養殖貝用洗浄選別装置の平面図、図5の養殖貝用洗浄選別装置の側面図、および図6の洗浄選別作業中の養殖貝用洗浄選別装置の斜視図に示される事例は、洗浄ドラムの回転軸端部に船舶の機関室から延伸された出力軸のベルトを巻き掛け可能なプーリを設けて船上での養殖貝の洗浄、選別作業を可能とした上、投入用ホッパを脱着可能に装着した基本的構成からなるこの発明に包含される養殖貝用洗浄選別装置における代表的な一実施例を示すものである。
【0021】
当該養殖貝用洗浄選別装置は、直径が720mm(720mm前後を含む。)、長さが1200mm(1200mm程度を含む。)の円筒形に形成され、その中心に同心状に配置された、長さ1400mm(1400mm前後を含む。)の回転軸15を、同回転軸15の適所から遠心状に延びる複数本の連結杆を介して一体化して、送出端12から露出状に延伸された端部に従動用プーリ16を設けたものとし、さらに、円筒形周壁面の略全面に渡って直径が65mmの円形の選別孔13,13,……を多数個(380〜400個程度)穿設した上、投入端11から送出端12に向けて3〜5回転程度の螺旋状であって、中途部の複数適所を分断して不連続状に形成した上、投入端11側を最も高い150mmとし、送出端12側へ向かう程次第に低くなり、送出端部12付近では、最高部位の凡そ1/2の60〜70mm程度の高さとなるよう寸法設定した搬送用ブレード14,14,……を、該回転軸15に向けて立設、一体化したものに形成した洗浄ドラム1を有している。
【0022】
そして、該洗浄ドラム1の下側半分を包囲可能な矩形枠状に組み立てられ、平面四角部の夫々に脚部22,22,……を設けてなり、洗浄ドラム1の回転軸15両端側の対応箇所に、同回転軸15両端側を回転自在に軸支可能、且つ上側部をU型に開放し脱着可能とした軸受21,21を設け、洗浄ドラム1を横設状に支持可能とし、該洗浄ドラム投入端11および送出端12の夫々に対峙する側面のみに壁面を設けて隠蔽状となし、洗浄ドラム投入端11に対応する範囲を開口すると共に、投入用ホッパ23を図示しない複数の蝶ネジによって脱着自在に装着し、その上側には2枚の板を近接、配置して吊り綱61のみが通過可能な程度の隙間を形成してなる分離金具24を設けた上、該分離金具24に隣接する外側には電動モータの駆動軸に吊り綱61を巻き取り可能とするプーリを装着した巻取り機構25を設けたものとする。
【0023】
一方、洗浄ドラム送出端12に対応する範囲に、開閉蓋27を有する送出口26を形成し、該送出口26には送出用ホッパ29を蝶ネジによって脱着自在に装着したものとし、図5中に示すように開閉蓋27を閉鎖状態に仮固定する止め金具ピン28を、送出用ホッパ29の肉厚部分に下向き貫通状に装着可能としてなる下部枠本体2を設け、さらに、該下部枠本体2上には、下部枠本体2に横設された洗浄ドラム1の上側露出部分を包囲可能な骨格枠状に組み立てられ、同洗浄ドラム1の投入端11および送出端12に対峙する側面のみを壁面で覆い、洗浄ドラム1の上側外周壁面に対峙する上側隅には、その軸心方向に沿った所定角度位置に等間隔配置となるよう多数の噴水孔32,32,……が穿孔された送水パイプ31が、該洗浄ドラム1の全長に渡って平行状に横設され、その軸心回りに回動可能として噴水角度調節機構33を形成した、上部カバー枠3を組合せて、適宜複数箇所を蝶ネジ、またはその外の連結金具を用いる等して前記下部枠本体2に一体的に取り付け可能としたものである。
【0024】
【作用】
以上のとおりの構成からなるこの発明の養殖貝用洗浄選別装置は、図4中に示すように、船舶4の機関室42付近の甲板41上に、組み立て設置することが可能であり、その際には、図1に示したように、所定位置に下部枠本体2を設置し、同下部枠本体2の軸受21,21間に掛け渡し状となるよう洗浄ドラム1を横設すると共に、上部カバー枠3で洗浄ドラム1上側を覆うように装着して、蝶ネジや各種金具等を用いて下部枠本体2と上部カバー枠3とを一体化した上、該下部枠本体2の洗浄ドラム投入端11に対応する箇所には、投入用ホッパ23を、また、送出端12に対応する送出口26には送出用ホッパ29を、夫々蝶ネジを用いて装着して図3に示すように組み立てられるものであり、これら洗浄ドラム1、下部枠本体2、上部カバー枠3の何れもが、二人の作業員によって容易に運搬して組み立て作業することが可能な寸法および重量となっている。
【0025】
船舶甲板41上に設置された養殖貝用洗浄選別装置は、図4および図5に示すように、洗浄ドラム1回転軸15の従動用プーリ16に対して、機関室42内の外部駆動源としてのエンジン5から延伸された出力軸プーリ51に巻き掛けられたベルト52を巻き掛けて、洗浄ドラム1が毎分50〜60回転程度の速度で回転駆動されるよう回転数を制御しながら運転を行い、送水パイプ31に汲み上げた海水を圧送しながら、海上に引き上げられた吊り綱61を図4および図6に示すように投入用ホッパ23上に引き寄せて、分離金具24を通過させるようにして巻取り機構25の回転するプーリに巻き掛けながら手繰り寄せれば、吊り綱61が分離金具24を通過する際に、養殖貝6を繋いでいるピンや天蚕糸等が破断し、分離された養殖貝6,6,……が、投入用ホッパ23に落下、供給される。
【0026】
投入用ホッパ23に投入された養殖貝6,6,……は、図2に示す洗浄ドラム1内の投入端11側搬送用ブレード14に掻き寄せられ、回転する洗浄ドラム1の内周壁面や選別孔13,13,……の開口縁部、搬送用ブレード14,14,……、および養殖貝6,6,……同士で擦れ合い、養殖貝6,6,……表面の汚れやムラサキイガイ、郡体ボヤ等の付着生物等が強制的に剥がし取られて、送水パイプ31の噴水孔32,32,……から噴射、供給される海水によって洗い流されることとなり、複数箇所が分断された搬送用ブレード14,14,……が形成する隙間部分が、養殖貝6,6,……の速やかな送出を妨げて、充分に洗浄されるまで洗浄ドラム1内に停滞させるものとなり、攪拌状に洗浄が繰り返されている間に、収穫寸法の70mm(70mm前後を含む。)に満たない65mm未満の養殖貝(半生貝)6,6,……は、図6に示すように、選別孔13,13,……を通過して洗浄ドラム1下方に排出される。
【0027】
養殖貝6,6,……は搬送を遅延されながらも、搬送用ブレード14,14,……によって次第に送出端12に向けて移送され、図5中の止め金具ピン28を抜き取って開閉蓋27を開放すると、図示しない洗浄後の養殖貝6,6,……が送出用ホッパ29上に放出されるものとなる。
【0028】
また、図4に示すように、船舶4の甲板41上に横置き設置された養殖貝用洗浄選別装置から、投入用ホッパ23ならびに送出用ホッパ29を取り外せば、作業員の通路を広く確保することが可能となり、さらに、前記洗浄ドラム1の外に、選別孔13,13,……の開口径を58mmに設定したものと、70mmに設定したものとの合計3機の洗浄ドラム1,1,1を準備すれば、養殖帆立貝の成育状況に応じて適宜交換して、開口径58mmのもので半生貝のみを排除し、65mmのもので半生貝および新貝を排除し、70mmのもので古貝のみを選別するのに夫々使用することが可能となる。
【0029】
【効果】
以上のとおり、この発明の養殖貝用洗浄選別装置によれば、装置全体を下部枠本体、洗浄ドラム、上部カバー枠の複数の主要部品に分解および組み立て可能としたことにより、船舶への搬入や設置および撤去移動等の作業を小人数の作業員で行うことができるようになるので、クレーン作業を不要として養殖貝の収穫期間にのみ甲板上に設置し、その期間が過ぎれば容易に移動、撤去可能なものとなり、従前まで養殖貝の収穫期以外は、甲板上での作業の邪魔ものとなっていたが、こうした問題を解決して船上作業の効率化と安全性の向上を図ることができる上、船体左右側に配置された投入用ホッパや送出用ホッパを脱着可能とすれば、収穫期に甲板上に設置した際にも作業員の船上移動を円滑にすることができるので、大幅な経費削減と作業効率のアップを実現することができるという秀れた特徴が得られるものである。
【0030】
特に、実施例に説明した養殖貝用洗浄選別装置は、上記した特徴に加え、洗浄ドラム1の直径を720mm(720mm前後を含む。)、全長を1200mm(1200mm前後を含む。)に設定したから、洗浄ドラム1、下部枠本体2、上部カバー枠3の夫々に分解すれば、最少二人の作業員によって容易に運搬できるものとなり、洗浄ドラム1内に設けられた螺旋状の搬送用ブレード14,14,……を複数に分断したものとすることにより、洗浄ドラム1内での養殖貝6,6,……の滞留時間を遅延させて、寸法的には比較的短いドラム長であっても充分な洗浄時間を確保できると共に、養殖貝6,6,……が選別孔13,13,……に接する頻度を高めて、より正確な選別を実現し、搬送用ブレード14,14,……の突出寸法を、投入端11側で最も高く、送出端12側で最も低くするよう寸法設定すれば、洗浄ドラム1に投入された初期段階において大量の養殖貝6,6,……を洗浄ドラム1内に誘導することができる上、送出端12側へ向かうに従い搬送量が減少されて、充分な洗浄、選別を実現可能とするものとなり、さらにまた、送水パイプ31に噴水角度調節機構33を設けたことにより、洗浄水の供給量や養殖貝6,6,……の投入量および洗浄ドラム1の回転速度等の各種条件に応じて噴水角度を最適な状態に調節することが可能となり、さらに高い洗浄性能を得ることができる。
【0031】
さらにまた、洗浄ドラム1の選別孔13,13,……の開口寸法を、投入端11側で58mm未満、中間付近で65mm(65mm前後を含む。)、送出端12側で70mm(70mm程度を含む。)とすることにより、洗浄ドラム1の搬送過程中に、帆立貝の成長度合いに応じた選別が可能となる外、選別孔13,13,……の開口寸法が58mm、65mm、70mmの夫々に設定された3機の洗浄ドラム1を準備して、養殖帆立の成育状況に応じて選択した洗浄ドラム1を組み込んで使用できるようにすれば、従前までの構造では不可能とされてきた木目細かな選別を実現、可能とすることができるという秀れた効果を発揮する。
【0032】
叙述の如く、この発明の養殖貝用洗浄選別装置は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの養殖貝洗浄装置と略同等の価格で提供可能である上、設置や移動、撤去作業を容易にして養殖貝の収穫作業以外での船舶の実用範囲を広げることができることから、遥かに経済的なものとすることができる上、船上での作業員の移動を円滑にして作業効率自体を大幅に高めることができることとなって、費用の削減と安全性の向上とを確実に達成可能にするものであり、経費節減と収益の向上が強く求められる養殖漁業およびそれに関連する水産業界において高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の養殖貝用洗浄選別装置の技術的思想を具現化した代表的な実施例を示すものである。
【図1】 養殖貝用洗浄選別装置の組み立て作業を示す斜視図である。
【図2】 洗浄ドラムの構造を示す斜視図である。
【図3】 養殖貝用洗浄選別装置を示す斜視図である。
【図4】 船舶に搭載した養殖貝用洗浄選別装置を示す平面図である。
【図5】 船舶に搭載した養殖貝用洗浄選別装置を示す側面図である。
【図6】 洗浄選別作業を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄ドラム
11 同 投入端
12 同 送出端
13 同 選別孔
14 同 搬送用ブレード
15 同 回転軸
16 同 従動用プーリ
2 下部枠本体
21 同 軸受
22 同 脚部
23 同 投入用ホッパ
24 同 分離金具
25 同 巻取り機構
26 同 送出口
27 同 開閉蓋
28 同 止め金具ピン
29 同 送出用ホッパ
3 上部カバー枠
31 同 送水パイプ
32 同 噴水孔
33 同 噴水角度調節機構
4 船舶
41 同 甲板
42 同 機関室
5 外部駆動源
51 同 出力軸プーリ
52 同 ベルト
6 養殖貝
61 同 吊り綱

Claims (8)

  1. 周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向けて螺旋状の搬送用ブレードが突設されてなる円筒状の洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に投入用ホッパが配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けてなる下部枠本体に対し、外部駆動源によって水平軸心回りに回転駆動可能且つ脱着自在に横設する一方、当該下部枠本体の上部には、横設した洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、当該洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを付設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなるものとしたことを特徴とする養殖貝用洗浄選別装置。
  2. 一端側を投入端、他端側を送出端とする所定直径の円筒状であって、その周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向けて連続するか、あるいは一部不連続にするかした螺旋状の搬送用ブレードが当該円筒形の中心に向けて突設されてなる洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に投入用ホッパが配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けてなる下部枠本体に対し、外部駆動源によって水平軸心回りに回転駆動可能且つ脱着自在に横設する一方、当該下部枠本体の上部には、洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを横設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなるものとしたことを特徴とする養殖貝用洗浄選別装置。
  3. 一端側を投入端、他端側を送出端とする所定直径の円筒状であって、その周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向けて連続するか、あるいは一部不連続にするかした螺旋状の搬送用ブレードが当該円筒形の中心に向けて突設されてなる洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に、吊り綱から養殖貝を離脱する分離金具、および吊り綱を巻き取る巻取り機構を有する投入用ホッパが脱着自在に配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けてなる下部枠本体に対し、外部駆動源からの駆動力を適所に巻掛けたベルトによって水平軸心回りに回転駆動可能とし、且つ脱着自在になるようにして横設する一方、当該下部枠本体の上部には、洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを横設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなるものとしたことを特徴とする養殖貝用洗浄選別装置。
  4. 一端側を投入端、他端側を送出端とする直径が720mmの円筒状であって、その周壁面の略全面に肉厚方向に収穫寸法未満の養殖貝を通過可能な開口寸法に設定された多数の選別孔を穿孔し、その内周壁面には、投入端から送出端に向け、一部不連続とした螺旋状配置の搬送用ブレードが当該円筒形の中心に向けて突設されてなる全長1200mmの洗浄ドラムを、その投入端の対応箇所に、吊り綱から養殖貝を離脱する分離金具、および吊り綱を巻き取る巻取り機構を有する投入用ホッパが脱着自在に配され、同送出端に対応する箇所に開閉蓋を有する送出口を設けると共に、船舶甲板上に左右横長状に設置可能とするようにした下部枠本体に対し外部駆動源からの駆動力を適所に巻掛けたベルトによって水平軸心回りに回転駆動可能とし、且つ脱着自在になるようにして横設する一方、当該下部枠本体の上部には、洗浄ドラムの上方を包囲すると共に、洗浄ドラムの略全長に渡り、上側斜め方向から洗浄水を放出可能とする送水パイプを横設した上部カバー枠が脱着自在に装着されてなるものとしたことを特徴とする養殖貝用洗浄選別装置。
  5. 搬送用ブレードが、洗浄ドラム投入端付近の突出高さを最も高く設定し、送出端側に向かうに従って次第に低くなり、送出端付近では、最も高い寸法の1/2の突出高さとなるよう規制されてなるものとした、請求項1ないし4何れか記載の養殖貝用洗浄選別装置。
  6. 下部枠本体が、送出口の外側に送出用ホッパを脱着可能に装着してなるものとした、請求項1ないし5何れか記載の養殖貝用洗浄選別装置。
  7. 送水パイプは、周壁面の所定角度位置に沿って複数の噴水孔が穿孔され、洗浄ドラムに対する噴水孔の洗浄水放出角度を任意に変更可能とするよう、当該パイプ周方向に回動、調節可能とする噴水角度調節機構が設けられてなるものとした、請求項1ないし6何れか記載の養殖貝用洗浄選別装置。
  8. 洗浄ドラムは、選別孔の開口寸法が、投入端側で58mm未満、その中間付近で65mm、送出端側で70mmと、投入端側から送出端側に至る筒体全長を区分して、送出端側の区分帯程その開口寸法を拡大するよう規制して形成されてなるものとした、請求項1ないし7何れか記載の養殖貝用洗浄選別装置。
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